JPWO2011158419A1 - 解像度判定装置、画像処理装置、及び画像表示装置 - Google Patents

解像度判定装置、画像処理装置、及び画像表示装置 Download PDF

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Abstract

入力画像が、比較的解像度が低い画像がアップコンバートされて得られた画像であるか否かを、1フレームの画像に基づいて判定する。解像度判定装置であって、入力画像に含まれる複数の画素のそれぞれについて、画素の輝度とこれに隣接する画素の輝度とに基づいてエッジ強度を求めるエッジ強度計算部と、前記入力画像が所定の解像度以下の画像からアップコンバートされた画像であるか否かを前記エッジ強度の度数分布に基づいて判定し、判定結果を出力する解像度判定部とを有する。

Description

本開示は、画像を高解像度化するための技術に関する。
近年、テレビ受像器等の画像表示装置では、HD(high definition)画像を表示することが一般的になってきており、例えばデジタル放送では、多くの場合、HD画像信号が送信されている。HD画像の中には、従来から用いられているSD(standard definition)画像をHD画像の画素数を持つようにアップコンバートした画像が含まれている場合がある。このような画像を高解像度化するための技術が、例えば特許文献1に記載されている。
特開2009−015025号公報
機器が自らアップコンバートをする場合には、元の画像の解像度がわかっているので、アップコンバート後の画像に対して高解像度化するための処理を適切に行うことができる。しかし、既にアップコンバートされた画像を受信する場合には、元の画像の解像度の情報は受信されないという問題がある。また、特許文献1では、アップコンバート後の画像を高解像度化するが、複数のフレームの画像を使用しないと処理することができない。
本発明は、入力画像が、SD画像のように比較的解像度が低い画像がアップコンバートされて得られた画像であるか否かを、1フレームの画像に基づいて判定することを目的とする。
本発明の実施形態による解像度判定装置は、入力画像に含まれる複数の画素のそれぞれについて、画素の輝度とこれに隣接する画素の輝度とに基づいてエッジ強度を求めるエッジ強度計算部と、前記入力画像が所定の解像度以下の画像からアップコンバートされた画像であるか否かを前記エッジ強度の度数分布に基づいて判定し、判定結果を出力する解像度判定部とを有する。
本発明の実施形態による画像処理装置は、入力画像に含まれる複数の画素のそれぞれについて、画素の輝度とこれに隣接する画素の輝度とに基づいてエッジ強度を求めるエッジ強度計算部と、前記入力画像が所定の解像度以下の画像からアップコンバートされた画像であるか否かを前記エッジ強度の度数分布に基づいて判定し、判定結果を出力する解像度判定部と、前記解像度判定部による前記判定結果に基づいて、前記入力画像に高解像度化処理を行って出力する高解像度化処理部とを有する。
本発明の実施形態による画像表示装置は、前記画像処理装置と、前記画像処理装置で高解像度化処理された画像を表示する表示器とを有する。
本発明の実施形態によれば、入力画像が所定の解像度以下の画像からアップコンバートされた画像であるか否かを知ることができる。したがって、画像の元の解像度に応じて適切な高解像度化処理を行うことができ、特に、SD画像のように比較的解像度が低い画像がアップコンバートされて得られた画像を高画質化することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る画像表示装置の構成例を示すブロック図である。 図2は、入力画像における画素の配置の例を示す説明図である。 図3は、入力画像VIにおけるエッジ強度の度数分布の例を示すグラフである。 図4は、図3に対応するヒストグラムである。 図5(a)は、図1の補正係数生成部における入力値FTと出力値CF1との間の関係の例を示すグラフである。図5(b)は、入力値FTと出力値CF1との間の関係の他の例を示すグラフである。 図6(a)は、入力画像VIのエッジにおける輝度の例を示す図である。図6(b)は、図1の高域成分抽出部の出力における図6(a)に対応する輝度を示す図である。図6(c)は、図1の加算器の出力における図6(a)に対応する輝度を示す図である。図6(d)は、図1のリミッタの出力における図6(a)に対応する輝度を示す図である。 図7は、本発明の実施形態に係る画像表示装置の他の構成例を示すブロック図である。 図8は、図7の解像度判定部における処理を模式的に示す図である。 図9は、図1及び図7のエッジ強度計算部においてエッジ強度が求められる画素及びその周辺の画素を示す説明図である。 図10は、本発明の実施形態に係る画像表示装置の他の構成例を示すブロック図である。 図11(a)は、図10の輝度分布計算部が求める輝度分布値PDIの例を示す図である。図11(b)は、図10の輝度分布計算部が求める輝度分布値PDIの他の例を示す図である。 図12は、本発明の実施形態に係る画像表示装置の他の構成例を示すブロック図である。 図13(a)は、エッジ強度が求められるべき領域の例を示す図である。図13(b)は、エッジ強度が求められるべき領域の他の例を示す図である。 図14は、図12の重み付きエッジ強度計算部においてエッジ強度が求められる画素及びその周辺の画素を示す説明図である。 図15(a)は、入力画像VIにおけるエッジ強度の度数分布の例を示すヒストグラムである。図15(b)は、入力画像VIにおけるエッジ強度の度数分布の他の例を示すヒストグラムである。 図16(a)は、図15(a)の場合における図12の比較部の閾値の例を示す図である。図16(b)は、図15(b)の場合における図12の比較部の閾値の例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図面において下2桁が同じ参照番号で示された構成要素は、互いに対応しており、同一の又は類似の構成要素である。
図1は、本発明の実施形態に係る画像表示装置の構成例を示すブロック図である。図1の画像表示装置は、画像処理装置100と、表示器62とを有する。画像処理装置100は、エッジ強度計算部12と、解像度判定部20と、高解像度化処理部40とを有する。エッジ強度計算部12と、解像度判定部20とは、解像度判定装置として動作する。
解像度判定部20は、カウンタ22A,22B,…と、セレクタ24と、フィルタ26と、補正係数生成部28とを有する。高解像度化処理部40は、高域成分抽出部42と、乗算器44と、加算器46と、特徴量抽出部48と、リミッタ52とを有する。
入力画像VIは、HD画像(例えば1080p:有効走査線数が1080のプログレッシブ画像)である。ただし、入力画像VIは、元からHD画像である場合もあるし、元のSD画像(例えば480p)がアップコンバートされて得られたHD画像である場合もある。アップコンバートとは、比較的解像度が低い画像(例えばSD画像)を、より画素数の多い画像(例えばHD画像)と同じ画素数を有するように変換することをいう。
図2は、入力画像VIにおける画素の配置の例を示す説明図である。エッジ強度計算部12は、入力画像VIのある画素の輝度とこれに隣接する画素の輝度との差に基づいてエッジ強度を求め、カウンタ22A,22B,…に出力する。エッジ強度計算部12は、例えば、図2の輝度Yの画素について、輝度Yとその右隣の画素の輝度YN+1との差の絶対値、すなわち、|YN+1−Y|をエッジ強度EGとして求める。エッジ強度計算部12は、入力画像VIに含まれる複数の画素のそれぞれについて、例えば入力画像VIの1フレームの全画素について、同様にエッジ強度EGを求め、順に出力する。
解像度判定部20は、入力画像VIが所定の解像度以下の画像からアップコンバートされた画像であるか否かを、エッジ強度EGの度数分布(言い換えると、各エッジ強度についての、エッジ強度とそれに該当する画素の数との関係)に基づいて判定し、判定結果を出力する。以下では例として、入力画像VIがSD画像以下の解像度の画像がアップコンバートされた画像であるか否かを、解像度判定部20が判定する場合について説明する。
図3は、入力画像VIにおけるエッジ強度の度数分布の例を示すグラフである。図3に示されているように、元からHD画像である画像(HD)と、元のSD画像がアップコンバートされて得られた画像(SD)とでは、エッジ強度EGの度数分布が異なっている。例えばエッジ強度EGが11〜20の範囲内では、元からHD画像である画像の方が該当する画素の数NPが多い。
カウンタ22Aは、そのエッジ強度EGが予め定められた範囲内にある画素の数をカウントし、カウント値CTAをセレクタ24に出力する。カウンタ22B,…も同様に、そのエッジ強度EGが各カウンタについて予め定められた範囲内にある画素の数をカウントし、カウント値CTB,…をセレクタ24に出力する。ここでは例として、カウンタ22Aは、エッジ強度EGが11〜20の範囲内にある画素の数をカウントし、カウンタ22Bは、エッジ強度EGが21〜30の範囲内にある画素の数をカウントする。解像度判定部20は、より多くのカウンタを有していてもよく、これらのカウンタは、エッジ強度EGがより大きな所定の範囲内にある画素の数をそれぞれカウントする。
各カウンタのカウント対象となる画素のエッジ強度EGの範囲は、画素の値の取り得る範囲を考慮して設定すればよい。例えば、エッジ強度EGの値128〜1023の範囲を8等分した場合に、これらの分割された範囲に該当する画素の数をそれぞれカウントする8個のカウンタを、解像度判定部20が有してもよい。
図4は、図3に対応するヒストグラムである。図4では、例えば図3のHDについて、エッジ強度EGの区間毎に画素の数NPが示されている。左から順に、エッジ強度EGが11〜20の範囲の画素の数(カウント値CTA)、エッジ強度EGが21〜30の範囲の画素の数(カウント値CTB)、エッジ強度EGが31〜40の範囲の画素の数(カウント値CTC)等について画素の数NPが示されている。
セレクタ24は、解像度判定部20の外部から入力されたパラメータPSに基づいて、カウンタ22A,22B,…のいずれかから出力された1つのカウント値を選択し、カウント値CTとしてフィルタ26に出力する。ここでは簡単のため、パラメータPSは一定であって、セレクタ24は、カウンタ22Aを選択するものとする。
フィルタ26は、セレクタ24で選択されたカウント値を時間軸方向で平滑化し、平滑化されたカウント値FTを補正係数生成部28に出力する。フィルタ26の入力をS1(n)、出力をS2(n)とすると、
S2(n)=αS1(n)+(1−α)S2(n−1)
の関係がある(αは実数係数、nは自然数、(n)はn番目の画素についての信号であることを示す)。フィルタ26は、例えばIIR(infinite impulse response)フィルタであるが、これに代えて、入力値を時間軸方向で平滑化する他のフィルタを用いるようにしてもよい。この点は、以下で説明する他のフィルタについても同様である。
図5(a)は、図1の補正係数生成部28における入力値FTと出力値CF1との間の関係の例を示すグラフである。補正係数生成部28は、例えば図5(a)の関係に従って、カウント値FTに基づいて補正係数CF1を生成し、これを判定結果として乗算器44に出力する。この場合、補正係数CF1が1より大きいときには、入力画像VIはSD画像以下の解像度の画像がアップコンバートされた画像であり、補正係数CF1が1以下であるときには、入力画像VIはSD画像より高い解像度の画像に基づいた画像であると判定されたことを示している。
図5(b)は、入力値FTと出力値CF1との間の関係の他の例を示すグラフである。補正係数生成部28は、図5(a)のグラフに代えて図5(b)のグラフの関係を用いてもよい。
高解像度化処理部40は、補正係数CF1に基づいて、入力画像VIに高解像度化処理を行って、処理後の画像VPを表示器62に出力する。高解像度化処理は、例えばエッジ強調処理であり、以下のように行われる。
図6(a)は、入力画像VIのエッジにおける輝度の例を示す図である。図6(a)〜図6(d)においては、横軸は画素の位置、縦軸は輝度を示す。図6(b)は、図1の高域成分抽出部42の出力における図6(a)に対応する輝度を示す図である。図6(c)は、図1の加算器46の出力における図6(a)に対応する輝度を示す図である。図6(d)は、図1のリミッタ52の出力における図6(a)に対応する輝度を示す図である。
高域成分抽出部42は、入力画像VIから高域成分を抽出し、出力する。高域成分抽出部42は、例えば、輝度Yの画素に関して、−YN−1+2Y−YN+1を出力する。高域成分抽出部42の出力における輝度は、図6(b)のようになる。乗算器44は、高域成分抽出部42の出力に補正係数CF1を乗算して、加算器46に出力する。加算器46は、入力画像VIに乗算器44の出力を加算して出力する。加算器46の出力における輝度は、図6(c)のようになる。
特徴量抽出部48は、輝度Yの画素に関して特徴量を求めて出力する。特徴量抽出部48は、例えば、輝度Yの画素及びこれに隣接する8個の画素のうち、最大の輝度LMAXと最小の輝度LMINとを特徴量として求める。リミッタ52は、以上の高解像度化処理によって得られた画像の輝度を、入力画像VIに基づいて求められた範囲の値に制限して出力する。具体的には、リミッタ52は、加算器46の出力のうち、輝度LMAXを越える部分を輝度LMAXにし、輝度LMINを下回る部分を輝度LMINにして出力する。リミッタ52から出力される高解像度化処理された画像VPは、図6(d)のようになる。表示器62は、表示パネル等を有し、高解像度化処理された画像VPを表示する。
高解像度化処理は、エッジ強調処理には限らない。例えば入力画像VIでパターン検出を行い、その結果に応じて適切な画像に置き換える処理を行ってもよい。入力画像VIが、SD画像以下の解像度の画像がアップコンバートされた画像であると判定された場合(例えば補正係数CF1が1より大きい場合)には、高解像度化処理部40は、入力画像VIよりも階調の数が多い画像を生成して出力してもよい。
以上では、パラメータPSが一定であるとして説明したが、パラメータPSは適宜変更されてもよい。パラメータPSは、例えば入力画像VIを出力した機器の種類を示す。パラメータPSが、光ディスクレコーダを示している場合には、元の画像が低解像度であることがあるので、エッジ強度EGが比較的低い範囲内にある画素の数を用いて判定するために、セレクタ24はカウンタ22Aを選択する。パラメータPSが、放送信号を受信するチューナを示している場合には、元の画像が高解像度画像であることが多いので、エッジ強度EGが比較的高い範囲内にある画素の数を用いて判定するために、セレクタ24はカウンタ22Bを選択する。
図7は、本発明の実施形態に係る画像表示装置の他の構成例を示すブロック図である。図7の画像表示装置は、画像処理装置200と、表示器62とを有する。画像処理装置200は、エッジ強度計算部12と、解像度判定部220と、高解像度化処理部240とを有する。エッジ強度計算部12と、解像度判定部220とは、解像度判定装置として動作する。図8は、図7の解像度判定部220における処理を模式的に示す図である。
解像度判定部220は、カウンタ22A,22B,…と、フィルタ226と、比較部232と、合計計算部234と、分布形状判定部236とを有する。高解像度化処理部240は、セレクタ254を更に有する点の他は、図1の高解像度化処理部40と同様である。エッジ強度計算部12及びカウンタ22A,22B,…については、図1の画像表示装置と同様であるので説明を省略する。
フィルタ226は、フィルタ26と同様に、カウント値CTAを時間軸方向で平滑化し、平滑化されたカウント値FAを比較部232に出力する。また、これと同様に、フィルタ226は、カウント値CTBを時間軸方向で平滑化し、平滑化されたカウント値FBを比較部232に出力する。他のカウンタのカウント値についても同様である。
図8に示されているように、比較部232は、カウント値FAを、これに対応する閾値THFAと比較し、例えばカウント値FAの方が大きい場合には1を、その他の場合は0を、比較結果を示す値CAとして合計計算部234に出力する。同様に、比較部232は、カウント値FBを、これに対応する閾値THFBと比較し、カウント値FBの方が大きい場合には1を、その他の場合は0を、比較結果を示す値CBとして合計計算部234に出力する。比較部232は、同様に、他のカウント値FC等も、対応する閾値THFC等と比較し、比較結果を示す値CC,CD,CE,CF,CG,CH等を出力する。
合計計算部234は、比較結果を示す値CA,CB,…の合計CSを求め、分布形状判定部236に出力する。図8の場合、合計CSは2である。分布形状判定部236は、図8のように、求められた合計CSと所定の閾値THCSとを比較し、例えば合計CSの方が大きい場合には1を、その他の場合には0を、判定結果DDとして出力する。判定結果DDが0であるときには、入力画像VIはSD画像以下の解像度の画像がアップコンバートされた画像であり、判定結果DDが1であるときには、入力画像VIはSD画像より高い解像度の画像に基づいた画像であると判定されたことを示している。
セレクタ254は、入力されたパラメータPR1又はPR2を、判定結果DDに基づいて選択して、補正係数CF2として出力する。例えば、パラメータPR1及びPR2の値はそれぞれ1.0及び1.5であり、セレクタ254は、判定結果DDが0であるときにはパラメータPR2を、判定結果DDが1であるときにはパラメータPR1を選択する。高解像度化処理部240のセレクタ254以外の要素については、乗算器44が高域成分抽出部42の出力に補正係数CF2を乗算する点の他は図1の高解像度化処理部40と同様であるので、説明を省略する。
入力画像VIがSD画像以下の解像度の画像がアップコンバートされた画像であるか否かを判定する場合について説明したが、入力画像VIが他の解像度以下の画像がアップコンバートされた画像であるか否かを判定することも、同様に可能である。そのためには、例えば、カウンタ22A等がカウントの対象とする輝度値の範囲、セレクタが選択するカウンタ、比較部232の閾値、分布形状判定部236の閾値を、適切な値に変更すればよい。
以上のように、図1及び図7の画像表示装置によると、入力画像VIが所定の解像度以下の画像からアップコンバートされた画像であるか否かを、1フレームの画像に基づいて判定することができる。この判定結果に基づいて入力画像VIを高解像度化するので、画像に適した処理を行うことができ、高画質な画像を求めて表示することができる。1フレームの画像に基づいて判定するので、回路規模を抑え、判定結果を早く得ることもできる。
図9は、図1及び図7のエッジ強度計算部12においてエッジ強度が求められる画素及びその周辺の画素を示す説明図である。以上の実施形態では、エッジ強度計算部12は、図9の画素Aと画素Fとの間で輝度の差の絶対値をエッジ強度EGとして求めたが、画素Aの輝度とこれに隣接する他の画素の輝度との差に基づいてエッジ強度を求めてもよい。
エッジ強度計算部12は、例えば、画素Aと画素Eとの間で同様にエッジ強度EGを求めてもよいし、上下方向に並んだ画素Aと画素Cとの間や、画素Aと画素Hとの間で同様にエッジ強度EGを求めてもよい。エッジ強度計算部12は、斜め方向に並んだ画素Aと画素Bとの間、画素Aと画素Dとの間、画素Aと画素Gとの間、又は画素Aと画素Iとの間で同様にエッジ強度EGを求めてもよい。また、エッジ強度計算部12は、画素Aの周囲の画素B〜Iのそれぞれの輝度と画素Aの輝度との間の差の絶対値を求め、そのうちの最大値をエッジ強度EGとして求めてもよい。
図10は、本発明の実施形態に係る画像表示装置の他の構成例を示すブロック図である。図10の画像表示装置は、画像処理装置300と、表示器62とを有する。画像処理装置300は、エッジ強度計算部12と、解像度判定部320と、高解像度化処理部40と、輝度特徴量計算部70とを有する。輝度特徴量計算部70は、輝度分布計算部72と、輝度変化量計算部74とを有する。解像度判定部320は、フィルタ26に代えてフィルタ326を有する点の他は、図1の解像度判定部20と同様に構成されている。エッジ強度計算部12と、解像度判定部320と、輝度特徴量計算部70とは、解像度判定装置として動作する。
輝度特徴量計算部70は、入力画像VIのフレームについての輝度の特徴量を求める。輝度の特徴量には、輝度分布値PDI及び輝度変化量PCHが含まれる。解像度判定部320は、エッジ強度の度数分布だけではなく、輝度の特徴量にも基づいて判定を行う。輝度特徴量計算部70は、輝度分布計算部72及び輝度変化量計算部74のうちの一方のみを有していてもよい。
図11(a)は、図10の輝度分布計算部72が求める輝度分布値PDIの例を示す図である。輝度分布計算部72は、入力画像VIのフレームにおける画素の輝度分布の幅に対応する輝度分布値PDIを求める。輝度分布計算部72は、例えば図11(a)のように、輝度分布値PDIを、
PDI=(1フレーム内の最高輝度)−(1フレーム内の最低輝度)
によって求め、セレクタ24に出力する。
図11(b)は、図10の輝度分布計算部72が求める輝度分布値PDIの他の例を示す図である。輝度分布計算部72は、例えば図11(b)のように、フレームにおける画素の輝度が集中する範囲の幅を輝度分布値PDIとして求めてもよい。この場合、輝度分布計算部72は、例えば、図11(b)のヒストグラムの各区間に対応するカウンタを有し、各カウンタは、対応する区間に該当する輝度を有する、入力画像VIの1フレーム内の画素の数をカウントする。例えば、カウンタの数は16個であり、各カウンタに対応する区間の幅はいずれも、輝度として取り得る最大値の1/16である。輝度分布計算部72は、カウント数が所定の閾値THHIST以上であるカウンタの数を輝度分布値PDIとして求め、セレクタ24に出力する。
セレクタ24は、輝度分布値PDIをパラメータPSとして受け取り、カウンタ22A,22B,…から出力されたカウント値CTA,CTB,…のいずれか1つを輝度分布値PDIに基づいて選択し、カウント値CTとしてフィルタ326に出力する。例えば、セレクタ24は、輝度分布値PDIが閾値THDI未満である場合にはカウント値CTAを選択し、輝度分布値PDIが閾値THDI以上である場合にはカウント値CTBを選択する。
輝度変化量計算部74は、入力画像VIの異なるフレームの間の平均輝度の差である輝度変化量PCHを求める。例えば、輝度変化量計算部74は、輝度変化量PCHを、
PCH=|(対象フレームの平均輝度)−(前フレームの平均輝度)|
によって求め、フィルタ326に出力する。
フィルタ326は、フィルタ26と同様に、カウント値CTを時間軸方向で平滑化する。フィルタ326は、輝度変化量PCHが所定の閾値THCH未満である場合には、平滑化されたカウント値FTを補正係数生成部28に出力する。フィルタ326は、輝度変化量PCHが所定の閾値THCH以上である場合には、カウント値CTを平滑化せずに補正係数生成部28に出力する。この場合には、最新のカウント値CTがそのままフィルタ326から出力される。
映像のシーンが切り替わった場合等には輝度変化量PCHが大きくなるが、このような場合にフィルタ326による遅れを抑えることができる。このため、補正係数生成部28から出力される補正係数CF1(判定結果)の応答速度を高くすることができる。
図12は、本発明の実施形態に係る画像表示装置の他の構成例を示すブロック図である。図12の画像表示装置は、画像処理装置400と、表示器62とを有する。画像処理装置400は、重み付きエッジ強度計算部412と、領域判定部414と、解像度判定部420と、高解像度化処理部440と、輝度特徴量計算部70とを有する。重み付きエッジ強度計算部412と、領域判定部414と、解像度判定部420と、輝度特徴量計算部70とは、解像度判定装置として動作する。
解像度判定部420は、カウンタ22A,22B,…と、セレクタ424と、フィルタ426,438と、比較部432と、重み付き合計計算部434と、分布形状判定部436とを有する。高解像度化処理部440は、補正係数計算部456を更に有する点の他は、図1の高解像度化処理部40と同様である。カウンタ22A,22B,…については、図1の画像表示装置と同様であるので説明を省略する。
図13(a)は、エッジ強度が求められるべき領域の例を示す図である。図13(b)は、エッジ強度が求められるべき領域の他の例を示す図である。領域判定部414は、基本的には入力画像VIの全体(例えば1920×1080画素)について、エッジ強度が求められるべき領域であることを示す領域判定結果RDを出力する。エッジ強度が求められるべき領域が指定されたときには、領域判定部414は次のように動作する。
例えば、エッジ強度が求められるべき領域として図13(a)のような領域WA1が指定された場合には、領域判定部414は、入力画像VIの画素が領域WA1内の画素であるか否かを判定し、領域判定結果RDをエッジ強度計算部412に出力する。領域判定部414は、例えば、画素が領域WA1内の画素である場合には1を、その他の場合には0を、領域判定結果RDとして出力する。図13(b)のような領域WB1及びWB2が指定された場合には、領域判定部414は、入力画像VIの画素が、領域WB1又はWB2のいずれかの中の画素であるか否かを判定する。
図14は、図12の重み付きエッジ強度計算部412においてエッジ強度が求められる画素及びその周辺の画素を示す説明図である。画素A,B,C,D,E,F,G,H,及びIについては、係数KA,KB,KC,KD,KE,KF,KG,KH,及びHIがそれぞれ対応する。係数KA,KB,…,KIは、エッジ強度が求められる画素Aに対する相対的な位置に対応している。
エッジ強度計算部412は、入力画像VIのある画素の輝度とこれに隣接する画素の輝度とに基づいてエッジ強度EGを求め、求められたエッジ強度EGを、領域判定部414の領域判定結果RDに基づいてカウンタ22A,22B,…に出力する。エッジ強度計算部412は、入力画像VIの画素が、エッジ強度が求められるべき領域内の画素であることを、領域判定結果RDが示している場合(例えばRD=1の場合)には、求められたエッジ強度EGを出力し、その他の場合にはエッジ強度EGとして0を出力する。
エッジ強度計算部412は、例えば、図14の画素Aについてのエッジ強度を求める際に、画素A及びこれに隣接する画素B〜Iの値を、各画素について重み付けをしてから加算する。画素A,B,C,D,E,F,G,H,及びIが輝度値YA,YB,YC,YD,YE,YF,YG,YH,及びYIをそれぞれ有するとすると、エッジ強度計算部412は、エッジ強度EGを、
EG=|KA・YA+KB・YB+KC・YC+KD・YD+KE・YE+KF・YF+KG・YG+KH・YH+KI・YI|
によって求める。
例えば、KA=2,KE=KF=−1,KB=KC=KD=KG=KH=KI=0にすると、EG=|−YE+2YA−YF|となる。この場合には、ハイパスフィルタとしての効果が得られるので、入力画像VIの、より周波数が高い成分について、エッジ強度を安定して得ることができる。
領域判定部414が判定を行い、エッジ強度計算部412が領域判定結果RDを用いるので、画像の左右の余白であるサイドパネル、レターボックスフォーマットの画像場合の余白部分、複数の画像を合成するときに生じる境界等、解像度判定の対象から除外すべき部分の影響を除去することができる。
セレクタ424は、カウンタ22A,22B,…から出力されたカウント値CTA,CTB,…のうち、所定の数のカウント値を輝度分布値PDIに基づいて選択し、選択された値をカウント値SA,SB,…としてフィルタ426に出力する。例えば、セレクタ424は、輝度分布値PDIが閾値THDI未満である場合には8個のカウント値CTA,CTB,…を選択し、輝度分布値PDIが閾値THDI以上である場合には8個のカウント値CTB,CTC,…を選択する。セレクタ424は、全てのカウンタ22A,22B,…のカウント値を選択してもよい。
フィルタ426は、入力されたカウント値SA,SB,…を時間軸方向で平滑化する。フィルタ426は、輝度変化量PCHが所定の閾値THCH未満である場合には、平滑化されたカウント値FA,FB,…を比較部432に出力する。フィルタ426は、輝度変化量PCHが所定の閾値THCH以上である場合には、入力されたカウント値SA,SB,…を平滑化せずに比較部432に出力する。この場合には、最新のカウント値がそのままフィルタ426から出力される。
図8と同様に、比較部432は、カウント値FAを、これに対応する閾値THFAと比較し、例えばカウント値FAの方が大きい場合には1を、その他の場合は0を、比較結果を示す値CAとして合計計算部434に出力する。同様に、比較部432は、カウント値FBを、これに対応する閾値THFBと比較し、カウント値FBの方が大きい場合には1を、その他の場合は0を、比較結果を示す値CBとして合計計算部434に出力する。比較部432は、同様に、他のカウント値も、それぞれに対応する閾値と比較し、各比較結果を示す値を出力する。ただし、比較部432は、輝度分布値PDIに基づいて、閾値THFA,THFB,THFC,…を制御する。
図15(a)は、入力画像VIにおけるエッジ強度の度数分布の例を示すヒストグラムである。図15(b)は、入力画像VIにおけるエッジ強度の度数分布の他の例を示すヒストグラムである。図15(a)は、入力画像VIが比較的暗く、輝度分布の範囲が狭い(輝度分布値PDIが小さい)場合、図15(b)は、入力画像VIが比較的明るく、輝度分布の範囲が広い(輝度分布値PDIが大きい)場合を示している。図16(a)は、図15(a)の場合における図12の比較部432の閾値の例を示す図である。図16(b)は、図15(b)の場合における図12の比較部432の閾値の例を示す図である。
図15(a)の場合には、比較部432は、輝度分布値PDIに基づいて、比較的小さなエッジ強度に対応する閾値を高くし、比較的大きなエッジ強度に対応する閾値を低くする(図16(a))。図15(b)の場合には、比較部432は、輝度分布値PDIに基づいて、比較的小さなエッジ強度に対応する閾値を低くし、比較的大きなエッジ強度に対応する閾値を高くする(図16(b))。このように、輝度分布値PDIに基づいて閾値を制御するので、比較部432によると、輝度の変化に依存しない安定した比較を行うことができる。
合計計算部434は、比較結果を示す値CA,CB,…を、各値について重み付けをしてから加算し、加算結果を分布形状判定部436に出力する。具体的には、合計計算部434は、各値CA,CB,…に、それぞれに対応する係数を乗算し、乗算結果の合計CSを求める。合計計算部434は、例えば、より大きなエッジ強度に対応する比較結果に対しては、より大きな値を乗じることにより、この比較結果が他の比較結果より重視されるようにする。このように重み付けをすることにより、分布形状の判定に役立つ値の影響を大きくすることができる。合計計算部434は、各値CA,CB,…に対応する係数を全て1にしてもよい。
分布形状判定部436は、輝度分布値PDIが所定の閾値THJU以上である場合には、合計計算部434で求められた合計CSと所定の閾値THCSとを比較し、例えば、合計CSの方が大きい場合には1を、その他の場合には0を、判定結果DDとして出力する。図7の場合と同様に、判定結果DDが0であるときには、入力画像VIはSD画像以下の解像度の画像がアップコンバートされた画像であり、判定結果DDが1であるときには、入力画像VIはSD画像より高い解像度の画像に基づいた画像であると判定されたことを示している。分布形状判定部436は、輝度分布値PDIが所定の閾値THJU未満である場合には、判定を行わず、前回求められた判定結果DDを出力する。図11(b)のように、16個のカウンタのうち条件を満たすカウンタの数を輝度分布値PDIとする場合には、閾値THJUを例えば8に設定する。
フィルタ438は、分布形状判定部436から出力された判定結果DDを時間軸方向で平滑化する。フィルタ438は、輝度変化量PCHが所定の閾値THCH2未満である場合には、平滑化された判定結果DDFを補正係数計算部456に出力する。フィルタ438は、輝度変化量PCHが所定の閾値THCH2以上である場合には、入力された判定結果DDFを平滑化せずに補正係数計算部456に出力する。この場合には、最新の判定結果DDFがそのままフィルタ438から出力される。
補正係数計算部456は、判定結果DDFに基づいて補正係数CF2を求め、乗算器44に出力する。補正係数計算部456は、具体的には例えば、
CF2=(1−β)・PR1+β・PR2
によって補正係数CF2を求める(β=DDF)。補正係数計算部456によると、補正係数CF2をパラメータPR1とPR2との間で連続的に変化させることができるので、パラメータが切り替わることによる画像のちらつきを減らすことができる。
本明細書における各機能ブロックは、典型的にはハードウェアで実現され得る。例えば各機能ブロックは、IC(集積回路)の一部として半導体基板上に形成され得る。ここでICは、LSI(large-scale integrated circuit)、ASIC(application-specific integrated circuit)、ゲートアレイ、FPGA(field programmable gate array)等を含む。代替としては各機能ブロックの一部又は全ては、ソフトウェアで実現され得る。例えばそのような機能ブロックは、プロセッサ上で実行されるプログラムによって実現され得る。換言すれば、本明細書で説明される各機能ブロックは、ハードウェアで実現されてもよいし、ソフトウェアで実現されてもよいし、ハードウェアとソフトウェアとの任意の組合せで実現され得る。
以上説明したように、本発明の実施形態によれば、入力画像が所定の解像度以下の画像からアップコンバートされた画像であるか否かを知ることができるので、本発明は、解像度判定装置、画像処理装置、及び画像表示装置等について有用である。
12 エッジ強度計算部
20,220,320,420 解像度判定部
22A,22B,… カウンタ
24,424 セレクタ
26,226,326,426 フィルタ
28 補正係数生成部
40,240,440 高解像度化処理部
62 表示器
70 輝度特徴量計算部
72 輝度分布計算部
74 輝度変化量計算部
100,200,300,400 画像処理装置
232,432 比較部
234 合計計算部
236,436 分布形状判定部
434 重み付き合計計算部
438 フィルタ

Claims (20)

  1. 入力画像に含まれる複数の画素のそれぞれについて、画素の輝度とこれに隣接する画素の輝度とに基づいてエッジ強度を求めるエッジ強度計算部と、
    前記入力画像が所定の解像度以下の画像からアップコンバートされた画像であるか否かを前記エッジ強度の度数分布に基づいて判定し、判定結果を出力する解像度判定部とを備える
    解像度判定装置。
  2. 請求項1に記載の解像度判定装置において、
    前記解像度判定部は、
    前記エッジ強度が所定の範囲内にある画素の数をカウントするカウンタと、
    前記カウンタのカウント値に基づいて補正係数を生成し、前記判定結果として出力する補正係数生成部とを有する
    解像度判定装置。
  3. 請求項2に記載の解像度判定装置において、
    前記解像度判定部は、前記カウンタのカウント値を時間軸方向で平滑化するフィルタを更に有し、
    前記補正係数生成部は、前記フィルタで平滑化されたカウント値に基づいて前記補正係数を生成する
    解像度判定装置。
  4. 請求項1に記載の解像度判定装置において、
    前記解像度判定部は、
    前記エッジ強度が第1の範囲内にある画素の数をカウントする第1カウンタと、
    前記エッジ強度が第2の範囲内にある画素の数をカウントする第2カウンタと、
    入力パラメータに基づいて、前記第1カウンタ又は前記第2カウンタのカウント値を選択して出力するセレクタと、
    前記セレクタで選択されたカウント値に基づいて補正係数を生成し、前記判定結果として出力する補正係数生成部とを有する
    解像度判定装置。
  5. 請求項1に記載の解像度判定装置において、
    前記解像度判定部は、
    前記エッジ強度がそれぞれについて予め定められた範囲内にある画素の数をカウントする複数のカウンタと、
    前記複数のカウンタのそれぞれのカウント値を、それぞれについての閾値と比較し、各比較結果を示す値を出力する比較部と、
    前記各比較結果を示す値の合計を求める合計計算部と、
    前記合計と所定の閾値とを比較し、比較結果を前記判定結果として出力するように構成された分布形状判定部とを有する
    解像度判定装置。
  6. 請求項5に記載の解像度判定装置において、
    前記解像度判定部は、
    前記複数のカウンタのそれぞれのカウント値を時間軸方向で平滑化するフィルタを更に有し、
    前記比較部は、前記フィルタで平滑化された前記複数のカウンタのそれぞれのカウント値を、それぞれについての閾値と比較する
    解像度判定装置。
  7. 請求項5に記載の解像度判定装置において、
    前記解像度判定部は、前記分布形状判定部による前記比較結果を時間軸方向で平滑化し、平滑化された比較結果を前記判定結果として出力するフィルタを更に有する
    解像度判定装置。
  8. 請求項1に記載の解像度判定装置において、
    前記入力画像のフレームについての輝度の特徴量を求める輝度特徴量計算部を更に備え、
    前記解像度判定部は、前記輝度の特徴量にも基づいて前記判定を行う
    解像度判定装置。
  9. 請求項8に記載の解像度判定装置において、
    前記輝度特徴量計算部は、前記入力画像の異なるフレームの間の平均輝度の差である輝度変化量を前記特徴量として求める輝度変化量計算部を有し、
    前記解像度判定部は、
    前記エッジ強度が所定の範囲内にある画素の数をカウントするカウンタと、
    前記カウンタのカウント値を時間軸方向で平滑化し、平滑化されたカウント値を出力するように構成されたフィルタと、
    前記フィルタの出力に基づいて補正係数を生成し、前記判定結果として出力する補正係数生成部とを有し、
    前記フィルタは、前記輝度変化量が所定値未満である場合には、前記平滑化されたカウント値を出力し、前記輝度変化量が所定値以上である場合には、前記カウンタのカウント値を平滑化せずに出力する
    解像度判定装置。
  10. 請求項8に記載の解像度判定装置において、
    前記輝度特徴量計算部は、前記入力画像の異なるフレームの間の平均輝度の差である輝度変化量を前記特徴量として求める輝度変化量計算部を有し、
    前記解像度判定部は、
    前記エッジ強度がそれぞれについて予め定められた範囲内にある画素の数をカウントする複数のカウンタと、
    前記複数のカウンタのそれぞれのカウント値を時間軸方向で平滑化し、複数の平滑化されたカウント値を出力するように構成されたフィルタと、
    前記フィルタの複数の出力値を、それぞれについての閾値と比較し、各比較結果を示す値を出力する比較部と、
    前記各比較結果を示す値、又は重み付けられた前記各比較結果を示す値の合計を求める合計計算部と、
    前記合計と所定の閾値とを比較し、比較結果を前記判定結果として出力する分布形状判定部とを有し、
    前記フィルタは、前記輝度変化量が所定値未満である場合には、前記複数の平滑化されたカウント値を出力し、前記輝度変化量が所定値以上である場合には、前記複数のカウンタのカウント値を平滑化せずに出力する
    解像度判定装置。
  11. 請求項8に記載の解像度判定装置において、
    前記輝度特徴量計算部は、前記入力画像のフレームにおける画素の輝度分布の幅に対応する輝度分布値を前記特徴量として求める輝度分布計算部を有し、
    前記解像度判定部は、
    前記エッジ強度が第1の範囲内にある画素の数をカウントする第1カウンタと、
    前記エッジ強度が第2の範囲内にある画素の数をカウントする第2カウンタと、
    前記輝度分布値が所定値未満である場合には、前記第1カウンタのカウント値を選択して出力し、前記輝度分布値が所定値以上である場合には、前記第2カウンタのカウント値を選択して出力するセレクタと、
    前記セレクタで選択されたカウント値に基づいて補正係数を生成し、前記判定結果として出力する補正係数生成部とを有し、
    前記第1の範囲の最大値は、前記第2の範囲の最小値以下である
    解像度判定装置。
  12. 請求項8に記載の解像度判定装置において、
    前記輝度特徴量計算部は、前記入力画像のフレームにおける画素の輝度分布の幅に対応する輝度分布値を前記特徴量として求める輝度分布計算部を有し、
    前記解像度判定部は、
    前記エッジ強度がそれぞれについて予め定められた範囲内にある画素の数をカウントする複数のカウンタと、
    前記複数のカウンタのそれぞれのカウント値を、それぞれについての閾値と比較し、各比較結果を示す値を出力する比較部と、
    前記各比較結果を示す値、又は重み付けられた前記各比較結果を示す値の合計を求める合計計算部と、
    前記合計と所定の閾値とを比較し、比較結果を前記判定結果として出力する分布形状判定部とを有し、
    前記比較部は、前記輝度分布値に基づいて、前記複数の区間の閾値を設定する
    解像度判定装置。
  13. 請求項8に記載の解像度判定装置において、
    前記輝度特徴量計算部は、前記入力画像のフレームにおける画素の輝度分布の幅に対応する輝度分布値を前記特徴量として求める輝度分布計算部を有し、
    前記解像度判定部は、
    前記エッジ強度がそれぞれについて予め定められた範囲内にある画素の数をカウントする複数のカウンタと、
    前記複数のカウンタのそれぞれのカウント値を、それぞれについての閾値と比較し、各比較結果を示す値を出力する比較部と、
    前記各比較結果を示す値、又は重み付けられた前記各比較結果を示す値の合計を求める合計計算部と、
    前記輝度分布値が所定値以上である場合には、前記合計と所定の閾値とを比較し、比較結果を前記判定結果として出力し、前記輝度分布値が所定値未満である場合には、前回求められた比較結果を前記判定結果として出力する分布形状判定部とを有する
    解像度判定装置。
  14. 請求項1に記載の解像度判定装置において、
    前記エッジ強度計算部は、前記入力画像の所定の領域内の画素について、前記エッジ強度を求める
    解像度判定装置。
  15. 請求項1に記載の解像度判定装置において、
    前記エッジ強度計算部は、前記入力画像に含まれる前記複数の画素のそれぞれについて、画素の輝度とこれに隣接する画素の輝度との差に基づいて前記エッジ強度を求める
    解像度判定装置。
  16. 入力画像に含まれる複数の画素のそれぞれについて、画素の輝度とこれに隣接する画素の輝度とに基づいてエッジ強度を求めるエッジ強度計算部と、
    前記入力画像が所定の解像度以下の画像からアップコンバートされた画像であるか否かを前記エッジ強度の度数分布に基づいて判定し、判定結果を出力する解像度判定部と、
    前記解像度判定部による前記判定結果に基づいて、前記入力画像に高解像度化処理を行って出力する高解像度化処理部とを備える
    画像処理装置。
  17. 請求項16に記載の画像処理装置において、
    前記高解像度化処理部は、高解像度化処理によって得られた画像の輝度を、前記入力画像に基づいて求められた範囲の値に制限して出力するリミッタを有する
    画像処理装置。
  18. 請求項16に記載の画像処理装置において、
    前記高解像度化処理部は、前記入力画像が所定の解像度以下の画像からアップコンバートされた画像であると判定された場合には、前記入力画像よりも階調の数が多い画像を出力する
    画像処理装置。
  19. 請求項16に記載の画像処理装置において、
    前記解像度判定部は、
    前記エッジ強度がそれぞれについて予め定められた範囲内にある画素の数をカウントする複数のカウンタと、
    前記複数のカウンタのそれぞれのカウント値を、それぞれについての閾値と比較し、各比較結果を示す値を出力する比較部と、
    前記各比較結果を示す値の合計を求める合計計算部と、
    前記合計と所定の閾値とを比較し、比較結果を出力する分布形状判定部と、
    前記分布形状判定部による前記比較結果を時間軸方向で平滑化し、平滑化された比較結果を前記判定結果として出力するフィルタとを有する
    画像処理装置。
  20. 請求項16に記載の画像処理装置と、
    前記画像処理装置で高解像度化処理された画像を表示する表示器とを備える
    画像表示装置。
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