JPWO2011151893A1 - 経路探索装置 - Google Patents
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Abstract
本発明は、飛行体の経路を探索する経路探索装置(1)であって、外乱情報としての風情報を取得する風情報取得部(12)と、飛行体の飛行能力情報を取得する飛行能力情報取得部(14)と、風情報取得部(12)の取得した風情報に基づいて、飛行体に加わる最大抵抗力を算出する最大抵抗力予測部(15)と、飛行能力情報取得部(14)の取得した飛行能力情報と最大抵抗力予測部(15)の予測した最大抵抗力とに基づいて、飛行体の余剰飛行能力を算出する余剰飛行能力算出部(16)と、余剰飛行能力算出部(16)の算出した余剰飛行能力に基づいて、飛行体の経路を探索する経路探索部(17)と、を備える。
Description
本発明は、飛行体の経路を探索する経路探索装置に関する。
従来、このような分野に係る技術文献として、特開2006−139460号公報が知られている。この公報には、航空機の現在位置における風情報に基づいて、航空機の旋回経路を生成する旋回経路生成装置が開示されている。
しかしながら、前述した従来の装置においては、航空機の将来の位置における風について適切に対応できていないという課題があった。このため、現在位置における風情報からでは予測できない突発的な風にも対応可能な安全性の高い経路を生成することは難しかった。
そこで、本発明は、飛行空域内で飛行体に加わる最大抵抗力を予測し、この最大抵抗力から算出された余剰飛行能力に基づいて飛行体の経路を探索することで、安全性の高い経路を探索することができる経路探索装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、飛行体の経路を探索する経路探索装置であって、外乱情報を取得する外乱情報取得ユニットと、飛行体の飛行能力情報を取得する飛行能力情報取得ユニットと、外乱情報取得ユニットの取得した外乱情報に基づいて、飛行体に加わる最大抵抗力を算出する最大抵抗力予測ユニットと、飛行能力情報取得ユニットの取得した飛行能力情報と最大抵抗力予測ユニットの予測した最大抵抗力とに基づいて、飛行体の余剰飛行能力を算出する余剰飛行能力算出ユニットと、余剰飛行能力算出ユニットの算出した余剰飛行能力に基づいて、飛行体の経路を探索する経路探索ユニットと、を備えることを特徴とする。
本発明に係る経路探索装置によれば、外乱情報に基づいて所定の飛行空域内で風などにより飛行体に加えられる最大抵抗力を予測し、この最大抵抗力と飛行体の飛行能力情報とに基づいて飛行体の余剰飛行能力を算出することができる。余剰飛行能力とは、飛行体の飛行能力から飛行体が最大抵抗力に対抗するために確保すべき能力を制限した余剰の飛行能力である。従って、この経路探索装置によれば、算出した余剰飛行能力に基づいて経路を探索することで、飛行空域内で生じるほぼ全ての風に対応可能な安全性の高い経路を探索することができる。
本発明に係る経路探索装置においては、外乱情報取得ユニットは、外乱情報として風情報を用いることが好ましい。本発明に係る経路探索装置によれば、飛行体の飛行に最も影響を与える外乱である風の情報を外乱情報として用いることで、信頼性の高い最大抵抗力の予測を実現できる。
本発明に係る経路探索装置においては、最大抵抗力予測ユニットは、外乱情報に基づいて飛行体の前後方向に加わる最大前後抵抗力を予測し、余剰飛行能力算出ユニットは、最大前後抵抗力及び飛行能力情報に基づいて飛行体の余剰推進力範囲を算出することが好ましい。
本発明に係る経路探索装置によれば、飛行体の前後方向に加わる最大前後抵抗力及び飛行能力情報に基づいて、飛行体の推進力の運用範囲から最大前後抵抗力に対抗するために確保すべき範囲を制限した余剰推進力範囲を余剰飛行能力として算出することが可能になる。従って、この経路探索装置によれば、余剰推進力範囲に基づいて経路を探索することで、前後方向で飛行体が受けるほぼ全ての外乱に対応可能な経路を探索が可能になる。
本発明に係る経路探索装置においては、最大抵抗力予測ユニットは、外乱情報に基づいて飛行体の左右方向に加わる最大左右抵抗力を予測し、余剰飛行能力算出ユニットは、左右抵抗力及び飛行能力情報に基づいて飛行体の余剰バンク角範囲を算出することが好ましい。
本発明に係る経路探索装置によれば、飛行体の左右方向に加わる最大左右抵抗力及び飛行能力情報に基づいて、飛行体のバンク角の運用範囲から最大左右抵抗力に対抗するために確保すべき範囲を制限した余剰バンク角範囲を余剰飛行能力として算出することが可能になる。従って、この経路探索装置によれば、余剰バンク角範囲に基づいて経路を探索することで、左右方向で飛行体が受けるほぼ全ての外乱に対応可能な安全性の高い経路を探索することができる。
本発明に係る経路探索装置においては、最大抵抗力予測ユニットは、外乱情報に基づいて、飛行体の上下方向に加わる上下抵抗力を予測し、余剰飛行能力算出ユニットは、最大上下抵抗力及び飛行能力情報に基づいて、飛行体の余剰迎角範囲を算出することが好ましい。
本発明に係る経路探索装置によれば、飛行体の上下方向に加わる最大上下抵抗力及び飛行能力情報に基づいて、飛行体の迎角の運用範囲から最大上下抵抗力に対抗するために確保すべき範囲を制限した余剰迎角範囲を余剰飛行能力として算出することが可能になる。従って、この経路探索装置によれば、余剰迎角範囲に基づいて経路を探索することで、上下方向で飛行体が受けるほぼ全ての外乱に対応可能な安全性の高い経路を探索することができる。
本発明によれば、安全性の高い経路を探索することができる。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図において同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1に示されるように、本実施形態に係る経路探索装置1は、飛行機Aに備えられ、飛行機Aの経路を探索するものである。経路探索装置1は、飛行機Aの統括的な制御を行う演算装置2を備えている。演算装置2は、GPS[Global Positioning System]受信部3、慣性航法装置4、地形情報データベース5、風情報データベース6、機体情報データベース7、及び操縦支援装置8と電気的に接続されている。
GPS受信部3は、複数のGPS衛星からの信号を受信することで、飛行機Aの現在の位置を検出する。GPS受信部3は、検出した飛行機Aの現在の位置情報を演算装置2に送信する。
慣性航法装置4は、飛行機Aの速度、加速度、及び進行方向などを検出する。慣性航法装置4は、ジャイロスコープや加速度計などから構成されている。慣性航法装置4は、検出した進行方向などの進行方向情報を演算装置2に送信する。
地形情報データベース5は、地形に関する地形情報を記憶するデータベースである。地形情報には、建物などの障害物に関する情報も含まれる。地形情報データベース5は、演算装置2からの要求に応じて地形情報を演算装置2に送信する。
風情報データベース6は、風に関する情報を記憶するデータベースである。風情報データベース6は、予め区分された飛行空域ごとに風情報を記憶している。風情報は、飛行機Aの飛行に影響を与える外乱に関する外乱情報として用いられる。風情報には、飛行空域で過去に発生した風の風向き情報及び最大風速情報が含まれる。風情報は、例えば飛行機に備えられた風観測用センサーや地上に設置された風観測装置から得られる観測情報を統計的にまとめて生成される。風情報データベース6は、演算装置2からの要求に応じて風情報を演算装置2に送信する。
機体情報データベース7は、飛行機Aの機体情報を記憶するデータベースである。機体情報には、飛行機Aの空力特性情報が含まれる。空力特性情報とは、飛行機Aに対する風向きや風速から飛行機Aに発生する抵抗力を特定するための情報である。空力特性情報には、飛行機Aに関する抵抗係数、揚力係数、及び横力係数などの情報が含まれる。また、機体情報には、飛行機Aの飛行能力情報が含まれる。飛行能力情報とは、飛行機Aの飛行能力に関する情報である。飛行能力情報には、機体性能に基づいて予め設定された飛行機Aの推進力の運用範囲に関する情報が含まれる。また、飛行能力情報には、飛行機Aのバンク角、揚力、迎角、横力、及び横滑り角の運用範囲に関する情報が含まれる。
操縦支援装置8は、飛行機Aの操縦者の操縦を支援する装置である。操縦支援装置8は、例えば映像や音声で操縦者に各種情報を伝達するHMI[Human Machine Interface]やエレベータやラダーなどの操舵面を制御するための操舵面アクチュエータを有している。操縦支援装置8は、演算装置2からの要求に応じて、操縦者に対する情報伝達や飛行制御などの操縦支援を実行する。
演算装置2は、地形情報取得部11、風情報取得部12、空力特性情報取得部13、及び最大抵抗力予測部14を有している。また、演算装置2は、飛行能力情報取得部15、余剰飛行能力算出部16、及び経路探索部17を有している。
地形情報取得部11は、GPS受信部3及び慣性航法装置4からの送信に基づいて飛行機Aの現在の位置情報及び進行方向情報を取得する。地形情報取得部11は、取得した飛行機Aの現在の位置情報及び進行方向情報に基づいて、飛行機Aの現在位置の周辺の地形情報を地形情報データベース5に要求する。地形情報取得部11は、地形情報データベース5からの送信により飛行機Aの周辺の地形情報を取得する。
風情報取得部12は、地形情報取得部11が地形情報を取得した場合、当該地形情報に対応する飛行空域の風情報を風情報データベース6に要求する。風情報取得部12は、風情報データベース6からの送信により、飛行空域の外乱情報としての風情報を取得する。風情報取得部12は、請求の範囲に記載した外乱情報取得ユニットとして機能する。
空力特性情報取得部13は、風情報取得部12が風情報を取得した場合、飛行機Aの空力特性情報を機体情報データベース7に要求する。空力特性情報取得部13は、機体情報データベース7からの送信により、飛行機Aの空力特性情報を取得する。
最大抵抗力予測部14は、風情報取得部12の取得した飛行空域の風情報と空力特性情報取得部13の取得した空力特性情報とに基づいて、当該飛行空域で風により飛行機Aに加えられる最大の抵抗力である最大抵抗力を予測する。最大抵抗力は、飛行機Aの前後方向に加わる最大前後抵抗力、飛行機Aの左右方向に加わる最大左右抵抗力、及び飛行機Aの上下方向に加わる最大上下抵抗力に分類される。また、最大前後抵抗力は、最大前方向抵抗力及び最大後方向抵抗力に分類される。同様に、最大左右抵抗力は、最大左方向抵抗力及び最大右方向抵抗力に分類される。最大上下抵抗力は、最大上方向抵抗力及び最大下方向抵抗力に分類される。
最大抵抗力予測部14は、例えば風情報に含まれる最大風速情報と飛行機Aの空力特性とに基づいて、最大抵抗力を予測する。具体的には、最大抵抗力予測部14は、最大風速情報と飛行機Aの空力特性とに基づいて、飛行機Aの前方向から最大風速の風が吹き付けたときに飛行機Aに加わる抵抗力を最大前方向抵抗力として予測する。同様にして、最大抵抗力予測部14は、最大後方向抵抗力、最大左方向抵抗力、最大右方向抵抗力、最大上方向抵抗力、及び最大下方向抵抗力を予測する。この場合、最大抵抗力予測部14は、最大抵抗力の予測の際に飛行空域で生じる風向きの情報を必要としない。最大抵抗力予測部14は、請求の範囲に記載した最大抵抗力予測ユニットとして機能する。
飛行能力情報取得部15は、最大抵抗力予測部14が最大抵抗力を予測した場合、飛行機Aの飛行能力情報を機体情報データベース7に要求する。飛行能力情報取得部15は、機体情報データベース7からの送信により飛行機Aの飛行能力情報を取得する。飛行能力情報取得部15は、請求の範囲に記載した飛行能力情報取得ユニットとして機能する。
余剰飛行能力算出部16は、最大抵抗力予測部14の予測した最大抵抗力と飛行能力情報取得部15の取得した飛行能力情報とに基づいて、飛行機Aの余剰飛行能力を算出する。余剰飛行能力とは、飛行機Aの飛行能力から飛行機Aが最大抵抗力に対抗するために確保すべき能力を制限した余剰の飛行能力である。この余剰飛行能力内で飛行する飛行機Aは、風向きに関わらず当該飛行空域における最大抵抗力に対抗することが可能になる。余剰飛行能力には、余剰推進力範囲、余剰バンク角範囲、余剰揚力範囲、余剰迎角範囲、余剰横力範囲、及び余剰横滑り角範囲が含まれる。以下、これらの範囲について図面を参照して説明する。
図2は、余剰推進力範囲を説明するための図である。余剰推進力範囲とは、飛行機Aの推進力の運用範囲から飛行機Aが最大前後抵抗力に対抗するために確保すべき範囲を制限した余剰の範囲である。
図2において、矢印P1は、飛行機Aの推進力の運用範囲を示している。矢印P2は、飛行機Aの余剰推進力範囲を示している。また、矢印RFは、風により飛行機Aに加えられる可能性のある最大前方向抵抗力を示している。矢印RBは、風により飛行機Aに加えられる可能性のある最大後方向抵抗力を示している。
図2に示されるように、余剰推進力範囲P2は、飛行機Aの推進力の運用範囲P1から最大前方向抵抗力RF及び最大後方向抵抗力RBを差し引いた範囲として表される。この余剰推進力範囲P2で飛行する飛行機Aは、前後方向について飛行空域で生じるほぼ全ての風に対して経路を維持することが可能になる。
図3は、余剰バンク角範囲を説明するための図である。余剰バンク角範囲とは、飛行機Aのバンク角の運用範囲から飛行機Aが最大左右抵抗力に対抗するために確保すべき範囲を制限した余剰の範囲である。
図3において、矢印W1は、飛行機Aのバンク角の運用範囲を示している。このバンク角の運用範囲W1は、最大揚力時における運用範囲である。なお、この場合の最大揚力は、操縦者により設定された迎角の運用範囲などに応じて定められる。また、矢印W2は、飛行機Aの余剰バンク角範囲を示している。矢印RRは、風により飛行機Aに加えられる可能性のある最大右方向抵抗力を示している。矢印RLは、風により飛行機Aに加えられる可能性のある最大左方向抵抗力を示している。
図3に示されるように、余剰バンク角範囲W2は、飛行機Aのバンク角の運用範囲W1から最大右方向抵抗力RRに対応する範囲及び最大左方向抵抗力RLに対応する範囲を差し引いた範囲として表される。最大右方向抵抗力RRに対応する範囲とは、飛行機Aが最大右方向抵抗力RRに対抗するために確保すべきバンク角の範囲である。最大右方向抵抗力RRに対応する範囲は、バンク角の運用範囲W1、最大右方向抵抗力RRの大きさ、及び運用範囲W1における最大のバンク角W1maxに基づいて、図3に示す幾何学的関係から求めることができる。最大左方向抵抗力RLに対応する範囲も同様である。この余剰バンク角範囲W2で飛行する飛行機Aは、左右方向について飛行空域で生じるほぼ全ての風に対して経路を維持することが可能になる。
また、図3において、矢印L1は、飛行機Aの飛行能力のうち揚力の運用範囲を示している。矢印L2は、飛行機Aの余剰揚力範囲を示している。余剰揚力範囲とは、飛行機Aの揚力の運用範囲から飛行機Aが最大上下抵抗力に対抗するために確保すべき範囲を制限した余剰の範囲である。矢印RTは、風により飛行機Aに加えられる可能性のある最大上方向抵抗力を示している。矢印RUは、風により飛行機Aに加えられる可能性のある最大下方向抵抗力を示している。
図3に示されるように、余剰揚力範囲L2は、飛行機Aの揚力の運用範囲L1から最大上方向抵抗力RT及び最大下方向抵抗力RUを差し引いた範囲として表される。この余剰揚力範囲L2で飛行する飛行機Aは、上下方向について飛行空域で生じるほぼ全ての風に対して経路を維持することが可能になる。この余剰揚力範囲L2における飛行機Aの飛行は、飛行機Aの迎角を制御することで実現される。
図4は、余剰迎角範囲を説明するための図である。余剰迎角範囲とは、飛行機Aの迎角の運用範囲から飛行機Aが最大上下抵抗力に対抗するために確保すべき範囲を制限した余剰の範囲である。図4に、揚力と迎角の関係を表すグラフNを示す。グラフNを表す縦軸は揚力であり、横軸は迎角である。また、図4において、矢印G1は、飛行機Aの飛行能力のうち迎角の運用範囲を示している。矢印G2は、飛行機Aの余剰迎角範囲を示している。
図4に示されるように、余剰迎角範囲G2は、飛行機Aの迎角の運用範囲G1から最大上方向抵抗力RTに対応する範囲及び最大下方向抵抗力RUに対応する範囲を差し引いた範囲として表される。最大上方向抵抗力RTに対応する範囲は、図4に示すグラフNと最大上方向抵抗力RTとの対応関係から求められる。最大下方向抵抗力RUに対応する範囲も同様である。この余剰迎角範囲G2で飛行する飛行機Aは、余剰揚力範囲L2における飛行を実現できる。すなわち、余剰迎角範囲G2で飛行する飛行機Aは、上下方向について飛行空域で生じるほぼ全ての風に対して経路を維持することが可能になる。
図5は、飛行機Aの余剰横力範囲を説明するための図である。余剰横力範囲とは、飛行機Aの横力の運用範囲から飛行機Aが最大左右抵抗力及び最大前後抵抗力に対抗するために確保すべき範囲を制限した余剰の範囲である。
図5において、矢印Vは、飛行機Aの速度ベクトルを示している。矢印Jは、飛行機Aの横滑り角を示している。矢印K1は、飛行機Aの飛行能力のうち横滑り角Jにおける横力の運用範囲を示している。矢印K2は、横滑り角Jにおける飛行機Aの余剰横力範囲を示している。矢印RJは、横滑り角Jで横滑りする飛行機Aに対して最大前方向抵抗力及び最大左方向抵抗力が同時に加わった場合の抵抗力を示している。
図5に示されるように、余剰横力範囲K2は、飛行機Aの迎角の運用範囲K1から抵抗力RJを差し引いた範囲として表される。余剰横力範囲K2で飛行する飛行機Aは、横滑り角Jで横滑りする場合、前方向及び左方向について飛行空域で生じるほぼ全ての風に対して経路を維持することが可能になる。同様にして、各方向に対応する余剰横力範囲も求められる。
図6は、余剰横滑り角範囲を説明するための図である。余剰横滑り角範囲とは、飛行機Aの横滑り角の運用範囲から飛行機Aが最大左右抵抗力及び最大上下抵抗力に対抗するために確保すべき範囲を制限した余剰の範囲である。
図6に、横力と横滑り角の関係を表すグラフMを示す。グラフMを表す縦軸は横力であり、横軸は横滑り角である。また、図6において、矢印J1は、飛行機Aの飛行能力のうち横滑り角の運用範囲を示している。矢印J2は、飛行機Aの余剰横滑り角範囲を示している。
図6に示されるように、余剰横滑り角範囲J2は、飛行機Aの横滑り角の運用範囲J1から最大左方向抵抗力RLに対応する範囲及び最大下方向抵抗力RUに対応する範囲を差し引いた範囲として表される。最大左方向抵抗力RLに対応する範囲は、最大左方向抵抗力RLを横力成分としてグラフMに対応させることで求められる。最大下方向抵抗力RUに対応する範囲も同様である。この余剰横滑り角範囲J2で飛行する飛行機Aは、左方向や下方向について飛行空域で生じるほぼ全ての風に対して経路を維持することが可能になる。同様にして、各方向に対応する余剰横力範囲も求められる。
余剰飛行能力算出部16は、余剰飛行能力として余剰推進力範囲、余剰バンク角範囲、余剰揚力範囲、余剰迎角範囲、余剰横力範囲、及び余剰横滑り角範囲を算出する。また、余剰飛行能力算出部16は、余裕を見込んで余剰飛行能力を算出する。これは、風の急激な変化により一時的に経路から外れた飛行機Aを戻すためである。余裕は、飛行機Aの飛行能力や最大抵抗力の大きさなどの種々の条件に基づいて適切に設定される。余剰飛行能力算出部16は、請求の範囲に記載した余剰飛行能力算出ユニットとして機能する。
経路探索部17は、余剰飛行能力算出部16が飛行機Aの余剰飛行能力を算出した場合、余剰飛行能力と地形情報取得部11の取得した地形情報とに基づいて飛行機Aの経路探索を実行する。経路探索部17は、飛行機Aが余剰飛行能力内で飛行可能な経路の探索を行う。経路探索部17では、余剰飛行能力が大きいほど、自由度の高い経路探索が行われる。経路探索部17は、探索した経路に関する経路情報を操縦支援装置8に送信する。経路探索部17は、請求の範囲に記載した経路探索ユニットとして機能する。
次に、上述した経路探索装置1の処理の流れについて説明する。
図7に示されるように、経路探索装置1の地形情報取得部11は、GPS受信部3及び慣性航法装置4から送信された飛行機Aの位置情報及び進行方向情報に基づいて、地形情報データベース5から飛行機Aの周辺の地形情報を取得する地形情報取得処理を行う(S1)。
次に、風情報取得部12は、地形情報取得部11が取得した地形情報に対応する飛行空域の風情報を風情報データベース6から取得する風情報取得処理を行う(S2)。風情報取得部12が風情報を取得した場合、空力特性情報取得部13は、機体情報データベース7からの送信により飛行機Aの空力特性情報を取得する空力特性情報取得処理を行う(S3)。
続いて、最大抵抗力予測部14は、風情報取得部12の取得した飛行空域の風情報と空力特性情報取得部13の取得した空力特性情報とに基づいて、当該飛行空域の最大抵抗力を予測する最大抵抗力予測処理を行う(S4)。最大抵抗力予測部14が最大抵抗力を予測した場合、飛行能力情報取得部15は、機体情報データベース7からの送信により飛行機Aの飛行能力情報を取得する飛行能力情報取得処理を行う(S5)。
次に、余剰飛行能力算出部16は、最大抵抗力予測部14の予測した最大抵抗力と飛行能力情報取得部15の取得した飛行能力情報とに基づいて、飛行機Aの余剰飛行能力を算出する余剰飛行能力処理を行う(S6)。その後、経路探索部17は、余剰飛行能力算出部16の算出した余剰飛行能力と地形情報取得部11の取得した地形情報とに基づいて、飛行機Aの経路を探索する経路探索処理を行う(S7)。経路探索部17は、探索した経路に関する経路情報を操縦支援装置8に送信する。操縦支援装置8は、操縦者に対する経路情報の伝達など経路情報に応じた操縦支援処理を行う(S8)。
続いて、上述した経路探索装置1の作用効果について説明する。
本実施形態に係る経路探索装置1によれば、風情報に基づいて所定の飛行空域内で風により飛行機Aに加えられる最大抵抗力を予測し、この最大抵抗力と飛行機Aの飛行能力情報とに基づいて飛行機Aの余剰飛行能力を算出することができる。従って、この経路探索装置1によれば、算出した余剰飛行能力に基づいて経路を探索することで、飛行空域内で生じるほぼ全ての風に対応可能な安全性の高い経路を探索することができる。
より具体的には、この経路探索装置1によれば、飛行機Aの前後方向に加わる最大前後抵抗力及び飛行能力情報に基づいて、飛行機Aの推進力の運用範囲から最大前後抵抗力に対抗するために確保すべき範囲を制限した余剰推進力範囲を算出することが可能になる。従って、この経路探索装置1によれば、余剰推進力範囲に基づいて、前後方向で飛行機Aが受けるほぼ全ての風に対応可能な経路を探索が可能になる。
また、この経路探索装置1によれば、飛行機Aの左右方向に加わる最大左右抵抗力及び飛行能力情報に基づいて、飛行機Aのバンク角の運用範囲から最大左右抵抗力に対抗するために確保すべき範囲を制限した余剰バンク角範囲を算出することが可能になる。従って、この経路探索装置1によれば、余剰バンク角範囲に基づいて、左右方向で飛行機Aが受けるほぼ全ての風に対応可能な安全性の高い経路を探索することができる。
更に、この経路探索装置1によれば、飛行機Aの上下方向に加わる最大上下抵抗力及び飛行能力情報に基づいて、飛行機Aの迎角の運用範囲から最大上下抵抗力に対抗するために確保すべき範囲を制限した余剰迎角範囲を算出することが可能になる。従って、この経路探索装置1によれば、余剰迎角範囲に基づいて、上下方向で飛行機Aが受けるほぼ全ての風に対応可能な安全性の高い経路を探索することができる。
また、この経路探索装置1によれば、最大左右抵抗力、最大上下抵抗力、及び飛行能力情報に基づいて、飛行機Aの横滑り角の運用範囲から最大左右抵抗力及び最大上下抵抗力に対抗するために確保すべき範囲を制限した余剰横滑り角範囲を算出することが可能になる。従って、この経路探索装置1によれば、余剰横滑り角範囲に基づいて、左右方向及び上下方向で飛行機Aが受けるほぼ全ての風に対応可能な安全性の高い経路を探索することができる。
しかも、この経路探索装置1によれば、飛行空域の最大風速情報及び飛行機Aの空力特性情報から最大抵抗力を予測できるので、飛行空域における風向きの情報を用いる必要がない。このため、風向きが不確定な飛行空域においても、適切に最大抵抗力を予測して余剰飛行能力を算出することが可能となり、安全性の高い経路を探索することができる。
また、この経路探索装置1によれば、飛行機Aの飛行に最も影響を与える外乱である風の情報を外乱情報として用いることで、信頼性の高い最大抵抗力の予測を実現できる。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。
例えば、本発明は、飛行機以外の飛行体に対しても適用することができる。また、本発明に係る経路探索装置1は、飛行空域の統計的な風情報の他に、現在の気象情報や現時点の風情報などを利用することで、より正確に飛行空域で受ける最大抵抗力を予測する態様であっても良い。経路探索装置1は、より正確に最大抵抗力を予測するために、飛行空域の風向き情報や飛行機の搭載センサーが検出する現在位置の風情報など様々な情報を利用することができる。経路探索装置1は、予測される最大風速が小さくなることで、算出される余剰飛行能力が大きくなり、幅の広い経路探索を行うことができる。
また、経路探索装置1は、必ずしもバンク角や横滑り角などの全ての項目を制御する必要はなく、上下方向、前後方向、及び左右方向の風への対応が可能な構成であればよい。例えば、経路探索装置1は、左右方向の風への対応としてバンク角の運用範囲の制限を行わず、迎角の運用範囲の制限により左右方向及び上下方向の風への対応を実現する態様であっても良い。また、経路探索装置1は、必ずしも横力及び横滑り角の運用範囲の制限を行う必要はない。
また、本発明に係る経路探索装置1は、必ずしも飛行体に備える必要はない。例えば地上の情報センターに設けられていても良い。この場合、情報センターは、飛行体から無線送信された位置情報や飛行体の飛行空域、及び飛行体の飛行性能に基づいて、経路の探索を行う。情報センターは、探索した経路に関する情報を飛行体に送信する。また、外乱情報は、風情報に限られず、雨や砂などの情報を含める態様であっても良い。
本発明は飛行体の経路を探索する経路探索装置に利用可能である。
1…経路探索装置 2…演算装置 3…GPS受信部 4…慣性航法装置 5…地形情データベース 6…風情報データベース 7…機体情報データベース 8…操縦支援装置 11…地形情報取得部(地形情報取得ユニット) 12…風情報取得部 13…空力特性情報取得部 14…最大抵抗力予測部(最大抵抗力予測ユニット) 15…飛行能力情報取得部(飛行能力情報取得ユニット) 16…余剰飛行能力算出部(余剰飛行能力算出ユニット) 17…経路探索部(経路探索ユニット)
Claims (5)
- 飛行体の経路を探索する経路探索装置において、
外乱情報を取得する外乱情報取得ユニットと、
前記飛行体の飛行能力情報を取得する飛行能力情報取得ユニットと、
前記外乱情報取得ユニットの取得した前記外乱情報に基づいて、前記飛行体に加わる最大抵抗力を予測する最大抵抗力予測ユニットと、
前記飛行能力情報取得ユニットの取得した前記飛行能力情報と前記最大抵抗力予測ユニットの予測した前記最大抵抗力とに基づいて、前記飛行体の余剰飛行能力を算出する余剰飛行能力算出ユニットと、
前記余剰飛行能力算出ユニットの算出した前記余剰飛行能力に基づいて、前記飛行体の経路を探索する経路探索ユニットと、
を備えることを特徴とする経路探索装置。 - 前記外乱情報取得ユニットは、前記外乱情報として風情報を用いることを特徴とする請求項1記載の経路探索装置。
- 前記最大抵抗力予測ユニットは、前記外乱情報に基づいて、前記飛行体の前後方向に加わる最大前後抵抗力を予測し、
前記余剰飛行能力算出ユニットは、前記最大前後抵抗力及び前記飛行能力情報に基づいて、前記飛行体の余剰推進力範囲を算出することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の経路探索装置。 - 前記最大抵抗力予測ユニットは、前記外乱情報に基づいて、前記飛行体の左右方向に加わる最大左右抵抗力を予測し、
前記余剰飛行能力算出ユニットは、前記最大左右抵抗力及び前記飛行能力情報に基づいて、前記飛行体の余剰バンク角範囲を算出することを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の経路探索装置。 - 前記最大抵抗力予測ユニットは、前記外乱情報に基づいて、前記飛行体の上下方向に加わる最大上下抵抗力を予測し、
前記余剰飛行能力算出ユニットは、前記最大上下抵抗力及び前記飛行能力情報に基づいて、前記飛行体の余剰迎角範囲を算出することを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか一項に記載の経路探索装置。
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