JPWO2011111602A1 - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

本空気調和機は、室内側熱交換器が除湿運転時に凝縮部となる第1の熱交換器部と、除湿運転時に蒸発部となる第2の熱交換器部と、第1の熱交換器部と第2の熱交換器部間に設けられ除湿運転時に絞り作用をする絞り手段を有し、室内側熱交換器は所定間隔を存して並設される複数枚のフィンと、これらフィンに貫通し熱交換空気の流通方向に沿って複数列設けられる伝熱管を有し、除湿運転時の第2の熱交換器部の冷媒入口部が風下側の列に設けられ、冷媒出口部が風上側列に設けられる。

Description

本発明は空気調和機に係り、特に冷媒として非共沸混合冷媒を使用した空気調和機に関する。
一般に、非共沸混合冷媒を用いたヒートポンプ式空気調和機の室内側および室外側熱交換器として、所定のフィンピッチを存して並設される複数枚の板状フィンに冷媒流路を形成する伝熱管を貫通させたフィンチューブ型熱交換器を使用した場合、冷房運転時あるいは暖房運転時において両熱交換器における冷媒出口側温度と空気温度との温度差が小さくなり、熱交換性能が低下する。
そこで、フィンチューブ型熱交換器において、伝熱管の冷媒出口部を風上側に位置させて、冷房運転時あるいは暖房運転時のいずれにおいても出口側における冷媒温度と空気温度との温度差を大きくした空気調和機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、再熱除湿運転ができる空気調和機において、第1の熱交換器と第2の熱交換器との接続配管に、除湿運転時に絞りとして使用する絞り手段を設け、冷房運転時及び除湿運転時、第1の熱交換器から第2の熱交換器に冷媒が通流し、除湿運転時の冷媒流路における第1の熱交換器の上流に接続され、かつ、第1の熱交換器若しくは第2の熱交換器の風上に配置され、冷媒流路を一系統とした補助熱交換器を備えた空気調和機が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平11−264629号公報 特開2004−239606号公報
しかしながら、特許文献1に記載の空気調和機は、通常の冷房運転及び暖房運転時の性能向上を図ったものであり、除湿時の性能向上は達成できないという問題がある。
また、特許文献2に記載の空気調和機は、共沸冷媒を使用した場合に好適な配置であり、非共沸混合冷媒では温度傾斜が生じるため、冷媒を風上側から風下側へ流すようにした場合、除湿部における冷媒の流れる方向と空気の流通方向が平行流となり除湿性能が低下する問題がある。
本発明は上述した事情を考慮してなされたもので、冷媒として非共沸混合冷媒を用いても、除湿性能を向上させることができる空気調和機を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するため、本発明の好適な実施例に係る空気調和機は、密閉型圧縮機と、四方弁と、室外側熱交換器と、膨張装置と、室内側熱交換器とを冷媒配管で連通してなり、前記室内側熱交換器が除湿運転時に凝縮部となる第1の熱交換器部と、除湿運転時に蒸発部となる第2の熱交換器部と、前記第1の熱交換器部と第2の熱交換器部間に設けられ除湿運転時に絞り作用をする絞り手段を有し、冷媒として非共沸混合冷媒を用いる空気調和機であって、前記室内側熱交換器は所定間隔を存して並設される複数枚のフィンと、これらフィンに貫通し熱交換空気の流通方向に沿って複数列設けられる伝熱管を有し、再熱除湿運転時の前記第2の熱交換器部の冷媒入口部が風下側の列に設けられ、冷媒出口部が風上側列に設けられることを特徴とする。
本発明の好適な実施例に係る空気調和機によれば、冷媒として非共沸混合冷媒を用いても、除湿性能を向上させることができる。
本発明に係る空気調和機の第1実施形態に用いる冷凍サイクルの概念図。 本発明に係る空気調和機の第1実施形態に用いる室内側熱交換器の側面を示す概念図。 本発明に係る空気調和機の第1実施形態に用いる室内側熱交換器の蒸発部における空気温度と冷媒温度の説明図。 本発明に係る空気調和機の第1実施形態に用いる室内側熱交換器の凝縮部における空気温度と冷媒温度の説明図。 本発明に係る空気調和機の第2実施形態に用いる室内側熱交換器の側面を示す概念図。 本発明に係る空気調和機の第3実施形態に用いる室内側熱交換器の側面を示す概念図。 本発明に係る空気調和機の第4実施形態に用いる室内側熱交換器の側面を示す概念図。 本発明に係る空気調和機の第5実施形態に用いる室内側熱交換器の側面を示す概念図。 本発明に係る空気調和機の第5実施形態に用いる室内側熱交換器の凝縮部における空気温度と冷媒温度の暖房運転時の説明図。
本発明に係る空気調和機の実施形態について図面を参照して説明する。
図1に示すように、本第1実施例に係る空気調和機は冷凍サイクル1を備え、この冷凍サイクル1は、密閉型圧縮機2と、四方弁3と、室外側熱交換器4と、膨張装置5と、室内側熱交換器6とを冷媒配管Pで連通してなる。
そして、室内側熱交換器6は、再熱除湿(以下、単に除湿という。)運転時に凝縮部となる第1の熱交換器部61と、除湿運転時に蒸発部となる第2の熱交換器部62とから構成され、さらに、第1の熱交換器部61と第2の熱交換器部62間には除湿用絞り手段7が設けられ、除湿運転時に絞り作用をする。
このような構成をなす冷凍サイクル1は、暖房モード運転においては、破線矢印で示すように、密閉型圧縮機2→四方弁3→室内側熱交換器6の第2の熱交換器部62→除湿用絞り手段7→室内側熱交換器6の第1の熱交換器部61→膨張装置5→室外側熱交換器4→四方弁3→密閉型圧縮機2の経路で冷媒を循環させる。
これに対して、冷房あるいは除湿モード運転においては、実線矢印で示すように、密閉型圧縮機2→四方弁3→室外側熱交換器4→膨張装置5→室内側熱交換器6の第1の熱交換器部61→除湿用絞り手段7→室内側熱交換器6の第2の熱交換器部62→四方弁3→密閉型圧縮機2の経路で冷媒を循環させる。
そして、暖房モード運転時あるいは冷房モード運転時には、除湿用絞り手段7を全開にして膨張装置5の開度を調整し、除湿運転時には、膨張装置5を全開にして除湿用絞り手段7の開度を調整する。
このように、除湿運転を可能にする冷凍サイクル1が再熱除湿回路と呼ばれている。
ここで、再熱除湿とは、室内側熱交換器を室内空気より温度の低い部分、すなわち蒸発部と、室内空気より温度の高い部分、すなわち凝縮部とに分かれるようにするもので、本第1実施例では、除湿用絞り手段7を境にして室内側熱交換器6の第1の熱交換器部61が凝縮部を形成し、第2の熱交換器部62が蒸発部を形成する。そして、蒸発部で空気を冷却して空気中の水蒸気を結露させて除湿を行い、凝縮部で空気に熱を伝達することにより、室内温度の変化を抑制しながら除湿を行う方式である。
この第2の熱交換器部62で冷却され除湿された室内空気を第1の熱交換器部61で加熱して、あるいは、第2の熱交換器部62で冷却され除湿された室内空気と第1の熱交換器部61で加熱された室内空気を混合して吹出し、室内の温度を低下させずに除湿を行う。
図2に示すように、室内側熱交換器6は、複数枚のフィンfと、これらフィンfに貫通し熱交換空気の流通方向に沿って複数列(図2では2列)設けられる伝熱管p〜pからなるフィンチューブ型熱交換器で、垂直部6aと、この垂直部6aに連なり、前下りに傾斜する前側傾斜部6bと、この前側傾斜部6bに頂部で連なり後下りに傾斜する後側傾斜部6cから構成されて側面視略逆釣り針状(逆V字形状)をなし、垂直部6aと前側傾斜部6bには、図2中、太線矢印で示すように、左側及び上側から空気が流入し、後側傾斜部6cには上側から空気が流入する。
従って、垂直部6a、前側傾斜部6b及び後側傾斜部6cの外面側が風上(空気吸込)側になり、内面側が風下(空気吹出)側になる。
室内側熱交換器6において、第1の熱交換器部61は、後側傾斜部6cに設けた伝熱管pと前側傾斜部6bの風下側に設けた伝熱管pからなり、伝熱管pは風上側列の外上端p1aで外部の冷媒配管Pに連なり、内上端p1bで伝熱管pの内上端p2aに連なり、伝熱管pは内下端p2bで除湿用絞り手段7に連なる。
一方、第2の熱交換器部62は、垂直部6aに設けた伝熱管pと前側傾斜部6bの風上側に設けた伝熱管pからなり、伝熱管pは風下側列の上端p3aで除湿用絞り手段7に連なり、伝熱管pは上端p4aで外部の冷媒配管Pに連なる。
したがって、除湿運転時の第2の熱交換器部(蒸発部)62の冷媒入口部p3aが風下側の列に設けられ、冷媒出口部p4aが風上側の列に設けられている。また、除湿運転時における第1の熱交換器部(凝縮部)61の冷媒の出口(内下端p2b)は、第2の熱交換器部(蒸発部)62の風下に配置される。
なお、主な蒸発部である垂直部6aが凝縮部である前側傾斜部6b(一部)及び後側傾斜部6cより下方に配置されるので、除湿時に生成されるドレン水が機外に飛散するのを防止できる。
次に、本第1実施例に係る空気調和機の再熱除湿モード運転について説明する。
図1及び図2により、最初に冷房モード運転を説明する。図1中実線矢印で示すように、冷媒は圧縮機2で圧縮され、高温高圧になった冷媒は、四方弁3を通って凝縮器としての室外側熱交換器4に送出され、ここで外気との熱交換により凝縮液化されて高温高圧の液冷媒とされる。
この高温高圧の液冷媒は、主絞り機構である膨張装置5で絞られ、低温低圧の液冷媒となって第1の熱交換器部61に送られ、さらに、全開の除湿用絞り手段7を通り第2の熱交換器部62に送られる。
蒸発器として機能する2個の第1の熱交換器部61、第2の熱交換器部62に送られた低温低圧の液冷媒は、この両熱交換器部61、62で室内空気と熱交換を行って気化し、低温低圧の気体状冷媒となる。室内空気はこのときの蒸発冷媒との熱交換により熱を奪われ、室温が低下することになる。
第2の熱交換器部62からの気体状冷媒は、再度四方弁3を通って圧縮機2の吸入側に送られ、この圧縮機2で圧縮されて上記と同様の過程を繰り返す。
次に、再熱除湿モード運転を説明する。膨張装置5は開放され、除湿用絞り手段7は絞られ、第1の熱交換器部61は凝縮器として機能し、また、第2の熱交換器部62は蒸発器として機能し、この第2の熱交換器部62で冷却され除湿された室内空気を第1の熱交換器部61で加熱して、あるいは、第2の熱交換器部62で冷却され除湿された室内空気と第1の熱交換器部61で加熱された室内空気を混合して吹出し、室内の温度を緩やかに上昇させる。
図3に示すように、一般に除湿モード運転過程において、共沸冷媒の温度は蒸発部内では略一定である(図中細実線で示す)が、本発明に用いる非共沸混合冷媒の温度は蒸発部内では冷媒の入口から出口にかけて温度上昇する(図中太実線で示す)。
これに対して、空気温度は、空気が蒸発部を通過する前(風上)では比較的高く、蒸発部を通過する途中(風上側列の伝熱管を通過後の風下)では比較的低くなる((図中破線で示す)。
そこで、本第1実施形態では、図2に示すように、再熱除湿運転時、第2の熱交換器部(蒸発部)62の冷媒入口部(p3a)が風下側の列に設けられ、冷媒出口部(p4a)が風上側列に設けられることで、第2の熱交換器部62の冷媒入口部(p3a)及び冷媒出口部(p4a)それぞれにおいて、そこを通過する空気との大きな温度差Δt、Δtを確保して、風上空気中の水蒸気を除去する。
このような空気温度と冷媒温度との対応関係により空気中の水蒸気を十分に除去することができ、冷媒として非共沸混合冷媒を用いても、除湿性能を向上させることができる。また、除湿運転時における第1の熱交換器部(凝縮部)61の冷媒出口部(内下端p2b)は、第2の熱交換器部(蒸発部)62の風下に配置されている。図4に示すように、一般に除湿モード運転過程において、共沸冷媒の温度は凝縮部内では略一定である(図中細実線で示す)が、本発明に用いる非共沸冷媒の温度は第1の熱交換器部(凝縮部)61内で冷媒の入口から出口にかけて温度低下する(図中太実線で示す)。
本第1実施例によれば、第1の熱交換器部(凝縮部)61の最も温度の低い出口部分を除湿部(前側傾斜部6bの風上側)の風下に配置したので、除湿時の温度低下を抑制することができる。
本第1実施例によれば、冷媒として非共沸混合冷媒を用いても、除湿性能を向上させることができる空気調和機が実現される。
次に、本発明の第2実施例について説明する。
本第2実施例は、第1実施例に用いる室内側熱交換器において、第1の熱交換器部の伝熱管と、第2の熱交換器部の伝熱管が空気の流通方向に隣接する列間に位置するフィンの部位に、切断部または切起しが設けられる。
例えば、図5に示すように、本第2実施例に用いる室内側熱交換器6の第1の熱交換器部61の伝熱管pと、第2の熱交換器部62の伝熱管pが隣接する列間に位置するフィンfの部位に、切断部11または切起しを設ける。
これにより、除湿時に生成するドレン水を円滑に排水すると共に、凝縮部と蒸発部の列間の熱移動を防止することで除湿性能を向上させることができる。
なお、他の構成は図2に示す室内側熱交換器と異ならないので、同一符号を付して説明を省略する。
本発明の第3実施例について説明する。
本第3実施例は、第1実施例に用いる室内側熱交換器の第1の熱交換器部の伝熱管と、第2の熱交換器部の伝熱管が空気の流通方向に隣接する部分において、第2の熱交換器部のフィンを独立させる。
例えば、図6に示すように、室内側熱交換器6において、第1の熱交換器部61に隣接する第2の熱交換器部62のフィンの一部62Aを独立させる。
これにより、除湿時に生成するドレン水を円滑に排水すると共に、凝縮部と蒸発部の列間の移動を防止することで除湿性能を向上させることができる。
さらに、本発明の第4実施例について説明する。
本第4実施例は、第2実施例に用いる室内側熱交換器において、さらに、絞り手段前後の第1の熱交換器部および第2の熱交換器部の伝熱管が配置される付近の前記フィンの一部に切断部または切起しを設ける。
例えば、図7に示すように、第4実施例に用いる室内側熱交換器6において、絞り手段7前後の第1の熱交換器部61および第2の熱交換器部62の伝熱管p、pが配置される付近のフィンfの一部に切断部12または切起しを設ける。
これにより、凝縮部と蒸発部の列間の移動を防止することで除湿性能を向上させることができる。
さらにまた、本発明の第5実施例について説明する。
本第5実施例は、第1実施例に用いる室内側熱交換器において、第2の熱交換器部(蒸発部)62の冷媒流路数を、第1の熱交換器部(蒸発部)61の冷媒流路数よりも多くしたものである。
例えば、図8に示すように、第4実施例に用いる室内側熱交換器6の第1の熱交換器部61において、伝熱管pの外下端p1cは冷媒配管Pに接続され、伝熱管pの外上端p1aまで1流路で延び、この外上端p1aで、後側傾斜部6cに設けた伝熱管p11と、前側傾斜部6bに設けた伝熱管pに分岐して2流路となり、除湿用絞り手段7で合流する。後側傾斜部6cの冷媒入口部(暖房時出口)p1cが風上に位置している。
さらに、除湿用絞り手段7からの伝熱管は、第2の熱交換器部62において、垂直部6aに設けた伝熱管p、p31及び前側傾斜部6bに設けた伝熱管pが並列になるように3流路に分岐し、各々冷媒配管Pで連なる。
これにより、除湿運転時は蒸発部の圧損が高いが、蒸発部のパス数が凝縮部のパス数より多くなり、冷媒の循環量を増加させ除湿性能を向上させることができる。
さらに、図8に示すように、除湿運転時の凝縮部入口(暖房運転時の室内側熱交換器6の出口)p1cを風上に配置すると共に、後側傾斜部6cの風上(外側)側の冷媒流路を1流路と少なくすることで、図9に示すように、暖房運転時、比較的温度の低い風上側の空気により、過冷却を確保でき、かつ性能を向上させることができる。
上記のように、各実施例の空気調和機によれば、冷媒として非共沸混合冷媒を用いても、除湿性能を向上させることができる空気調和機が実現される。
更に、本発明は上述の実施例に限られる事なく、請求項の記載の技術及びその精神を逸脱しない限り、他の変更、修正を含む実施形態も可能であることは言うまでもない。
1…冷凍サイクル、2…密閉型圧縮機、3…四方弁、4…室外側熱交換器、5…膨張装置、6…室内側熱交換器、61…第1の熱交換器部、62…第2の熱交換器部、6a…垂直部、6b…前側傾斜部、6c…後側傾斜部、7…除湿用絞り手段、P…冷媒配管P〜p…伝熱管、p1a…外上端、p1b,p2a…内上端、p2b…内下端、p3a,p4a…上端。

Claims (5)

  1. 密閉型圧縮機と、四方弁と、室外側熱交換器と、膨張装置と、室内側熱交換器とを冷媒配管で連通してなり、前記室内側熱交換器が除湿運転時に凝縮部となる第1の熱交換器部と、除湿運転時に蒸発部となる第2の熱交換器部と、前記第1の熱交換器部と第2の熱交換器部間に設けられ除湿運転時に絞り作用をする絞り手段を有し、冷媒として非共沸混合冷媒を用いる空気調和機であって、
    前記室内側熱交換器は所定間隔を存して並設される複数枚のフィンと、これらフィンに貫通し熱交換空気の流通方向に沿って複数列設けられる伝熱管を有し、除湿運転時の前記第2の熱交換器部の冷媒入口部が風下側の列に設けられ、冷媒出口部が風上側列に設けられることを特徴とする空気調和機。
  2. 前記第1の熱交換器部における除湿運転時の冷媒の出口を第2の熱交換器部の風下に配置したことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記第1の熱交換器部の伝熱管と、前記第2の熱交換器部の伝熱管が空気の流通する方向に隣接する列間に位置するフィンの部位に、切断部または切起しを設けることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  4. 前記第1の熱交換器部に隣接する前記第2の熱交換器部のフィンの一部を独立させたことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  5. 前記絞り手段前後の前記第1の熱交換器部および前記第2の熱交換器部の前記伝熱管が配置される付近の前記フィンの一部に、切断部または切起しを設けることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
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