JPWO2011092751A1 - 送風機及びこの送風機を搭載した空気調和装置 - Google Patents

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Abstract

送風性能を維持しつつ薄型化することが可能な送風機を得る。送風機は、回転中心となるボス1及びこのボス1の外周面に設けられた複数の主羽根3を有する羽根車5を備えた送風機において、主羽根3及び主羽根3に設けられた部材のうち少なくとも一方に支持され副羽根4を有する。

Description

本発明は送風機及びこの送風機を搭載した空気調和装置に関し、特に薄型化を可能にした送風機及びこの送風機を搭載した空気調和装置に関するものである。
軸流送風機や斜流送風機は、回転中心となるボス及びこのボスの外周面に設けられた複数の羽根を有する羽根車を備えており、従来より種々の構成の送風機が提案されている。例えば、このような送風機としては、「円筒状のボス部と、このボス部に放射状に取付けられた複数の羽根とを有したプロペラファンであって、ファン回転軸を軸心とするうす肉円筒状のエアガイダを、前記羽根の外周端部に線状に密着させてこの羽根と一体に形成したことを特徴とするプロペラファン」(例えば特許文献1参照)というものが提案されている。特許文献1に記載のプロペラファンは、ファン回転軸を軸心とするうす肉円筒状のエアガイダを羽根の外周端部に線状に密着させてこの羽根と一体に形成し、羽根の外周端に生じる漏れ流れを抑制し、低騒音化を図っている。
実開昭62−152098号公報(実用新案登録請求の範囲、第1図)
従来の送風機の羽根は、一般的に、外周側の高さが内周側(ボス側)の高さよりも高くなっている。このため、このような軸流送風機や斜流送風機を薄型化しようとした場合、羽根の高さ(特に外周側の羽根の高さ)を低くする必要がる。このとき、送風機の送風性能(風量、昇圧量等)を維持しようとすると、羽根枚数の増加や羽根の取付け角の変更が必要となる。しかしながら、羽根枚数を増加させることはボスに支持される羽根の枚数を増加させることとなり、ボス周辺の風量低下や羽根の取付強度不足等を招くという問題点があった。また、羽根枚数を増加させずに送風機を薄型化するために羽根の取付け角を変更すると、最適動作風量が変化してしまうという問題点があった。つまり、従来は、送風機の送風性能を維持しつつ、軸流送風機や斜流送風機等を大幅に薄型化することが困難であるという問題点があった。
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、送風機の送風性能を維持しつつ薄型化することが可能な送風機を得ることを目的としている。
本発明に係る送風機は、回転中心となるボス及びこのボスの外周面に設けられた複数の第1の羽根を有する羽根車を備えた送風機において、前記第1の羽根及び前記第1の羽根に設けられた部材のうち少なくとも一方に支持される第2の羽根を有するものである。
また、本発明に係る空気調和装置は、上述の送風機を搭載したものである。
本発明によれば、ボス以外の箇所で支持される第2の羽根を有するので、ボス周辺部の風量低下を招かずに、送風機の羽根枚数(第1の羽根の枚数+第2の羽根の枚数)を部分的に増加させることができる。このため、第2の羽根が設けられた付近の第1の羽根の高さを抑制することができる。したがって、送風機の送風性能を維持しつつ、軸流送風機や斜流送風機等を薄型化することが可能となる。
本発明の実施の形態1に係る送風機の一例を示す正面図である。 羽根の設置構成(設置姿勢や設置枚数等)と空力性能との関係を説明する説明図である。 本発明の実施の形態1に係る送風機の別の一例を示す正面図である。 本発明の実施の形態1に係る送風機のさらに別の一例を示す正面図である。 本発明の実施の形態2に係る送風機の一例を示す縦断面図である。 本発明の実施の形態3に係る送風機の一例を示す正面図である。 本発明の実施の形態3に係る送風機の別の一例を示す正面図である。 本発明の実施の形態4に係る送風機の一例を示す正面図である。 本発明の実施の形態4に係る送風機の別の一例を示す正面図である。 本発明の実施の形態5に係る送風機の一例を示す縦断面図である。 本発明の実施の形態6に係る空気調和装置の一例を示す縦断面図である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る送風機の一例を示す正面図である。
本実施の形態1に係る送風機100は、回転中心となるボスの外周面に複数の羽根が設けられた、軸流送風機や斜流送風機等である。この送風機100は、羽根車5及び筐体6を備えている。
羽根車5は、回転中心となるボス1、ボス1の外周面に支持された複数の主羽根3、及び主羽根3の外周側に設けられたリング状部材2を備えている。また、本実施の形態1に係る羽根車5は、内周側(ボス1側)に向かってリング状部材2に支持された複数の副羽根4を備えている。これら副羽根4は、ボス1の外周面に支持されていない。これにより、送風機100に設けられた羽の枚数(主羽根3の枚数+副羽根4の枚数)を増加させている。
ここで、主羽根3が本発明における第1の羽根に相当し、副羽根4が本発明における第2の羽根に相当する。
この羽根車5の外周側には、羽根車5の外周部と所定の空隙を介して、筐体6が設けられている。つまり、羽根車5は筐体6に収められている。
羽根車5のボス1はモーター(図示せず)と接続されており、このモーターの駆動力によって羽根車5が回転する。
ここで、本実施の形態1に示す構成によって送風機100の羽根枚数を増やすことの効果を説明する。
図2は、羽根の設置構成(設置姿勢や設置枚数等)と空力性能との関係を説明する説明図である。なお、図2(a)は、軸流送風機や斜流送風機に用いられる一般的な羽根車を示す正面図である。また、図2(b)は、図2(a)に一点鎖線で示した位置の円筒断面を平面展開した翼列の断面図である。
翼列の空力性能は、翼弦長L及び隣合う羽根の間隔tにより定義される弦節比σ=L/tで関係付けられる。ここで、翼弦長Lは、羽根303の前縁と後縁とを結んだ直線の長さである。一般的に、弦節比σが一定である相似形の翼列は、ほぼ等しい空力性能が得られることがわかっている。つまり、翼弦長Lの短い羽根(高さを抑制した羽根)で翼弦長Lの長い羽根(高さの高い羽根)と等しい空力性能を得るには、羽根の枚数を増やせば良いことがわかる。
しかしながら、従来の構成で羽根の枚数を増加させることは、ボス301の外周面に支持される羽根303の枚数が増加することを意味する。羽根肉厚の薄型化には製造上、強度上の制約と限界があるため、羽根303の枚数を増やすことにより、ボス301周辺部の風路を塞いでしまうこととなる。このため、従来の構成で羽根303の枚数を増加させた場合、ボス301周辺部の風量が低下してしまう。
また、羽根303の枚数を増加させずに翼弦長Lを短くする(羽根の高さを抑制する)構成としては、羽根303の取付け角を変更するという構成も考えられる。しかしながら、羽根303の取付け角を変更すると、気流と羽根303の迎角が変わる。このため、送風機は、効率の高い動作風量が変化してしまい、従来送風機との互換性が損なわれてしまう。
一方、本実施の形態1に示す構成によって送風機100(羽根車5)の羽根枚数を増やす場合、ボス1に支持される羽根の枚数を増加させる必要がない。副羽根4は、リング状部材2、つまりボス1以外に接続されているからである。このため、ボス1周辺部の風量が低下することなく、翼弦長Lを短くする(羽根5の高さを抑制する)ことができる。また、主羽根3及び副羽根4は、迎角を変更する必要もない。
以上、このように構成された送風機100においては、送風機100の送風性能を維持しつつ、副羽根4が配置された範囲における主羽根3の翼弦長Lを短くすることができる。このため、送風機100は、送風機100の送風性能を維持しつつ、薄型化(羽根車5の回転軸方向の寸法を低減させること)が可能となる。
なお、副羽根4の支持構成は、図1の構成に限定されるものではない。
図3は、本発明の実施の形態1に係る送風機の別の一例を示す正面図である。
図3に示す送風機101は、主羽根3の外周部に突片9が設けられている。そして、副羽根4は、内周側(ボス1側)に向かってこの突片9に支持されている。つまり、送風機101は、送風機100のリング状部材2を複数に分断した構成となっている。
図4は、本発明の実施の形態1に係る送風機のさらに別の一例を示す正面図である。
送風機100及び送風機101は、主羽根3に設けられた部材(リング状部材2、突片9)によって支持されていた。一方、図4に示す送風機102は、主羽根3に副羽根4が直接支持されている。
つまり、副羽根4は、ボス1以外に支持されていればよいということである。副羽根4がボス1以外に支持されていれば、送風機の送風性能を維持しつつ、副羽根4が配置された範囲における主羽根3の翼弦長Lを短くすることができる。このため、送風機は、送風性能を維持しつつ、薄型化(羽根車5の回転軸方向の寸法を低減させること)が可能となる。
実施の形態2.
実施の形態1で示したように、副羽根4を支持する構成には、種々の構成を採用することができる。この中でも、リング状部材2で副羽根4を支持する構成は、以下のような効果を得ることもできる。なお、本実施の形態2において、特に記述しない項目については実施の形態1と同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
図5は、本発明の実施の形態2に係る送風機の一例を示す縦断面図である。本実施の形態2に係る送風機103は、実施の形態1で示した送風機101と同様に、リング状部材2によって副羽根4を支持している。つまり、各主羽根3の外周部は、リング状部材2によって連結されている。換言すると、各主羽根3は、ボス1に加え、リング状部材2によっても支持されている。
ボス1に支持される主羽根3は、羽根車5の回転によって遠心力が作用するため、ボス1との接合部分の強度対策が必要になる。このため、内周側(ボス1側)の翼肉厚を厚くして翼弦長を長くする必要性や、主羽根3の外周側(筐体6側)の重量を小さくする設計制約が生じる。
しかしながら、本実施の形態2に係る送風機103においては、羽根車5の回転によって主羽根3に作用する遠心力は、リング状部材2によっても支持される。このため、主羽根3のボス1との接合部分における翼肉厚や翼弦長等、主羽根3の設計自由度を高くすることができる。
なお、図5では、主羽根3と副羽根4の形状が異なっているが、主羽根3と副羽根4の形状(より詳しくは接合箇所を除く形状)を等しくてもよい。
実施の形態3.
例えば、副羽根4を以下のように支持することも可能である。なお、本実施の形態3において、特に記述しない項目については実施の形態1又は実施の形態2と同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
図6は、本発明の実施の形態3に係る送風機の一例を示す正面図である。本実施の形態3に係る送風機104は、実施の形態1で示した送風機100に、リング状部材10が追加されている。リング状部材10は、各主羽根3の略中央部を接続するように設けられている。そして、副羽根4は、主羽根3の外周部に設けられたリング状部材2に加え、このリング状部材10にも支持されている。
このように構成された送風機104においては、副羽根4を2箇所で支持することができるため、副羽根4の振動を抑制し、副羽根4の強度を向上することができる。
なお、副羽根4の支持構成は、図6の構成に限定されるものではない。
図7は、本発明の実施の形態3に係る送風機の別の一例を示す正面図である。
図7に示す送風機105は、実施の形態1で示した送風機100に、突片11が追加されている。突片11は、各主羽根3の略中央部に設けられている。そして、副羽根4は、主羽根3の外周部に設けられたリング状部材2に加え、この突片11にも支持されている。つまり、送風機105は、送風機104のリング状部材10を複数に分断した構成となっている。
また例えば、実施の形態1で示した送風機101にリング状部材10や突片11を設け、副羽根4を2箇所で支持する構成としてもよい。
また例えば、実施の形態1で示した送風機102に実施の形態1で示したリング状部材2や突片9を設け、副羽根4を2箇所で支持する構成としてもよい。
また例えば、本実施の形態3で示した送風機104や送風機105の副羽根4を、隣接する主羽根3に直接支持させてもよい。このように構成することにより、副羽根4を2箇所以上で支持することができる。
つまり、副羽根4が複数の箇所で支持されていればよいということである。副羽根4が複数の箇所で支持されていれば、副羽根4の振動を抑制し、副羽根4の強度を向上することができる。
実施の形態4.
実施の形態1〜実施の形態3までは、主羽根3と副羽根4の枚数を同数とし、回転方向においてこれらを交互に配置していた。これに限らず、主羽根3及び副羽根4は、例えば以下のように配置することができる。なお、本実施の形態4において、特に記述しない項目については実施の形態1〜実施の形態3と同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
図8は、本発明の実施の形態4に係る送風機の一例を示す正面図である。
図8に示す送風機106は、副羽根4が3枚であるのに対し、主羽根3が6枚設けられている。そして、羽根車5の回転方向に見た場合、主羽根3が2枚設けられた後に副羽根4が1枚設けられている。これら主羽根3及び副羽根4は、隣接する羽根の間隔(周方向間隔)がほぼ均一となっている。
図9は、本発明の実施の形態4に係る送風機の別の一例を示す正面図である。
図9に示す送風機107は、副羽根4が6枚であるのに対し、主羽根3が3枚設けられている。そして、羽根車5の回転方向に見た場合、主羽根3が1枚設けられた後に副羽根4が2枚設けられている。これら主羽根3及び副羽根4は、隣接する羽根の間隔(周方向間隔)がほぼ均一となっている。
このように副羽根4の枚数を主羽根3の枚数の約数又は倍数とし、主羽根3及び副羽根4の間隔(周方向間隔)をほぼ均一に構成することで、種々の設計仕様の羽根車において、回転時も動バランスを保ち、安定した動作が可能な羽根車を得ることができる。
実施の形態5.
実施の形態1〜実施の形態4においては、外部駆動のモーターをボス1に接続し、羽根車5を回転させていた。これに限らず、例えば以下のような構成のモーターによって羽根車5を回転させてもよい。なお、本実施の形態5において、特に記述しない項目については実施の形態1〜実施の形態4と同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。また、以下の説明では、実施の形態2で示した送風機103に本実施の形態5に係るモーターを採用した場合について説明する。
図10は、本発明の実施の形態5に係る送風機の一例を示す縦断面図である。
本実施の形態5に係る送風機108は、以下の点が実施の形態2で示した送風機103と異なる。まず、本実施の形態5に係る送風機108は、実施の形態2の送風機103に設けられていた外部駆動のモーター(ボス1と接続されていたモーター)が設けられていない。そして、外部駆動のモーターに換えて、回転子7と固定子8を備えたモーター12が設けられている。
より詳しくは、回転子7は羽根車5の外周部に設けられている。本実施の形態5に係る送風機108はその外周部にリング状部材2が設けられているので、回転子7をリング状部材2の外周部に設けている。また、固定子8は、回転子7と対向するように筐体6に設けられている(配置されている)。そして、これら回転子7及び固定子8を備えたモーター12の駆動力で、羽根車5が回転する。
このように構成された送風機108においては、外部駆動のモーターを設置するペースが不要となる。このため、送風機108をより薄型化することが可能となる。また、径の大きな箇所でモーター12を構成することができるので、同等の磁気吸引力の発生(等しいモーター消費電力)でも大きなトルクの生成が容易となる。このため、同等コストでの高効率化が可能で、又は同等性能のモーターを安価な磁石や電機子で構成することが可能になることにより、小型で安価な送風機108を得ることもできる。
なお、本実施の形態5では送風機103に本実施の形態5に係るモーター12を採用した例について説明したが、送風機100〜102,104〜107に本実施の形態5に係るモーター12を採用しても勿論よい。
実施の形態6.
図11は、本発明の実施の形態6に係る空気調和装置の一例を示す縦断面図である。この図11は、実施の形態1に係る送風機100を、空気調和装置の室内機200に用いた例を示している。また、図11は、図の左側を室内機200の前面側として示している。図11に基づいて、室内機200の構成について説明する。
なお、室内機200の送風機として、送風機101〜108を用いても勿論よい。
室内機200は、冷媒を循環させる冷凍サイクルを利用することで室内等の空調対象域に空調空気を供給するものである。この室内機200は、主に、室内空気を内部に吸い込むための吸込口111及び空調空気を空調対象域に供給するための吹出口115が形成されている筐体110と、この筐体110内に収納され、吸込口111から室内空気を吸い込み、吹出口115から空調空気を吹き出す送風機100と、吸込口111から送風機100までの風路に配設され、冷媒と室内空気とで熱交換することで空調空気を作り出す熱交換器114と、を有している。
吸込口111は、筐体110の上部に開口形成されている。吹出口115は、筐体110の下部(より詳しくは、筐体110の前面部下側)に開口形成されている。送風機100は、吸込口111の下流側でかつ、熱交換器114の上流側に配設されている。また、送風機100は、紙面直交方向に例えば3つ並べられている。なお、送風機100の設置数は、あくまでも一例である。要求される風量等に応じて、送風機100の設置数を適宜変更すればよい。
熱交換器114は、送風機100の風下側に配置されている。この熱交換器114は、筐体110の前面側に配置された前面側熱交換器114aと、筐体110の背面側に配置された背面側熱交換器114bと、から構成されている。この熱交換器114には、例えばフィンチューブ型熱交換器等を用いるとよい。また、吸込口111には、グリル112やフィルター113が設けられている。さらに、吹出口115には、気流の吹出し方向を制御する機構、例えば図示省略のベーン等が設けられている。
ここで、室内機200内における空気の流れについて簡単に説明する。
まず、室内空気は、送風機100によって筐体110の上部に形成されている吸込口111から室内機200内に流れ込む。このとき、フィルター113によって空気に含まれている塵埃が除去される。この室内空気は、熱交換器114を通過する際、熱交換器114内を流れる冷媒によって加熱又は冷却されて空調空気となる。そして、空調空気は、筐体110の下部に形成されている吹出口115から室内機200の外部、つまり空調対象域に吹き出されるようになっている。
このように構成された室内機200(空気調和装置)においては、小形化(薄型化)及び低コスト化が可能な送風機100を用いている。このため、本実施の形態6に係る室内機200は、小型化(薄型化)することが可能となる。また、室内機200を低コスト化することが可能となる。
また、このように構成された室内機200(空気調和装置)においては、送風性能を維持しつつ小型化(薄型化)を図った送風機100を用いている。このため、同サイズで室内機を製作した場合、従来の室内機よりも風量の大きな室内機を得ることができる。
1 ボス、2 リング状部材、3 主羽根、4 副羽根、5 羽根車、6 筐体、7 回転子、8 固定子、9 突片、10 リング状部材、11 突片、12 モーター、100〜108 送風機、110 筐体、111 吸込口、112 グリル、113 フィルター、114 熱交換器、114a 前面側熱交換器、114b 背面側熱交換器、115 吹出口、200 室内機(空気調和装置)、301 ボス(従来)、303 ボス(従来)。

Claims (6)

  1. 回転中心となるボス及び該ボスの外周面に設けられた複数の第1の羽根を有する羽根車を備えた送風機において、
    前記第1の羽根及び前記第1の羽根に設けられた部材のうち少なくとも一方に支持される第2の羽根を有することを特徴とする送風機。
  2. 前記第1の羽根の外周部には、これら第1の羽根の外周部を連結するリング状部材が設けられ、
    前記第2の羽根は、該リング状部材に支持されていることを特徴とする請求項1に記載の送風機。
  3. 前記第2の羽根は、複数の箇所で支持されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の送風機。
  4. 前記第2の羽根の数は、前記第1の羽根の数の約数又は倍数であり、
    前記第2の羽根及び前記第1の羽根は、それぞれの間隔がほぼ均一となるように配置されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の送風機。
  5. 前記羽根車を回転させるモーターと、
    前記羽根車の外周側に所定の空隙を介して設けられた筐体と、
    を備え、
    前記モーターの回転子は、前記羽根車の外周部に設けられ、
    前記モーターの固定子は、前記回転子と対向するように前記筐体に設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の送風機。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の送風機を搭載したことを特徴とする空気調和装置。
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