JPWO2011083802A1 - 無線通信システム、無線端末、無線ネットワーク、無線通信方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

本発明は、無線ネットワークが指定する測定条件に基づき無線端末が測定し、測定結果を報告する無線端末であって、無線端末の測位精度を算出する測位精度算出手段と、測位精度の条件に関する所要測位精度を保持する所要測位精度保持手段と、前記所要測位精度と前記算出された測位精度とを比較し、無線端末による測定及び前記測定結果の無線ネットワークへの報告の少なくともいずれか一方の実行を制御する測定報告制御手段とを有する無線端末である。

Description

本発明は、無線通信システム、無線端末、無線ネットワーク、無線通信方法及びプログラムに関する。
一般に、携帯電話網を代表する無線通信網では、エリア内の無線特性(無線基地局から到来する電波の受信品質、受信誤りやアクセス失敗などのイベント)の調査を目的に、専用の測定器を搭載した車両でエリア内を測定する走行試験(Drive-test)が行われる。
3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、オペレータによる走行試験(Drive-test)にかかるオペレーションコスト(OPEX)を削減するため、従来Drive-testで収集していた情報あるいはそれに類似した情報を一般の無線端末に測定・報告させることが検討されている(非特許文献1)。この検討の最終目的は、走行試験の実行を最小化すること(Minimization of Drive-Tests: MDT)である。MDTの検討において、どのように無線端末に測定させ、測定した結果あるいは過去の測定結果のログをどのように報告させるかが議論されており、現在、周期的な方式とイベントトリガの方式の2通りが規定されている。なお、ここで言う無線端末による「測定」には、ある状況を「検出」する動作も含む。
周期的な方式は、無線ネットワーク(例えば、無線基地局)が予め測定周期、および/又は報告周期を無線端末に通知しておき、無線端末はそれらに応じて測定、および/又は報告を行う。ここで、周期的な測定としては、例えば、周期的な下りパイロット信号の受信品質測定(Periodical downlink pilot measurements)などがある。
非特許文献1の技術では、無線端末が周期的にサービングセルの下りパイロット信号の受信品質測定(Periodical downlink pilot measurements)を行い、周期的に測定結果を報告する。ここで、パイロット信号の受信品質測定とは、RSRP(Reference Signal Received Power)、RSRQ(Reference Signal Received Quality)、CPICH RSCP(Common Pilot Channel Received Signal Code Power)、CPICH Ec/No(Ec:received energy per chip, No: Noise power density)、などの無線特性を測定することに相当する。
さらに、測位機能を有する無線端末には、周期的に測位(位置の測定)も行わせ、上記の無線特性の測定結果とともに、位置情報を報告させる。
非特許文献1の詳細を3GPP LTE(Long Term Evolution)を例に図15を参照して説明する。
無線端末(UE: User Equipment)は、無線基地局(eNB: enhanced Node B)に自身がサポートしている機能を通知する(UE capability report)。例えば、自身がサポートしている測位機能、例えば、GPS(Global Positioning System)やOTDOA(Observed Time Difference Of Arrival)などが利用可能であるか否かを通知する。
無線ネットワーク(EPC: Evolved Packet Core、例えば NM: Network Manager)はeNBに測定方針(Measurement policy)を通知し(Policy indication)、eNBは該測定方針に従いUEに測定および報告の指示を出す(Measurement, logging and reporting configuration)。ここでは、周期T1で測定を、周期T2で報告を行うものとする。
UEは該指示に従い周期T1で下りパイロット信号の受信品質測定(例えば、RSRP)と測位を行い、その結果を測定ログとして保持する(Measurement and logging)。そして、周期T2で該測定ログをeNBに報告する(Measurement log report)。eNBはUEからの報告を、さらに上位のNWへ報告する(Log report)。
以降、同様に、測定〜ログ〜報告の一連の動作を繰り返す。
ここで、周期T1/T2の経過判定には、例えばタイマーを用いる。また、UEは予めeNBから通知された期間あるいは報告回数を満足した場合、又はeNBから指示された場合、該一連の動作を終了する。
尚、サービングセルだけでなく周辺セルについても、周期的に下りパイロット信号の受信品質測定を行わせる場合もある。
一方、イベントトリガの方式は、無線ネットワーク(例えば、無線基地局)が予め測定、および/又は、報告のトリガとなる条件を無線端末に通知しておき、無線端末はその条件を満たした場合に測定、および/又は報告を行う。ここで、トリガとなる条件としては、例えば報知チャネル受信誤り(Broadcast Channel Failure)、ページングチャネル受信誤り(Paging Channel Failure) 、サービングセルの受信品質が所定閾値よりも劣化(Serving Cell becomes worse than threshold)、ランダムアクセスの失敗(Random access failure)などの無線特性がある(非特許文献2)。なお、無線端末は、トリガがかかった時刻の情報も合わせて報告する。
さらに、測位機能を有する無線端末には、トリガがかかった時点で測位も行わせ、位置情報も合わせて報告させる。
非特許文献2の技術では、無線端末がイベントトリガで測定を行い、測定の結果を測定ログとして保持し、イベントトリガで報告を行う。例えば、測定のトリガとなる条件を、ページングチャネル受信誤り(Paging Channel Failure)とし、該条件を満たしたときに無線端末はサービングセルの下りパイロット信号の受信品質測定と測位を行う。また、報告のトリガとなる条件を、例えば、測定ログが所定量溜まった時点とし、該条件を満たしたときに無線端末は無線ネットワークに測定ログを報告する。
非特許文献2の技術の詳細を3GPP LTEを例に図16を参照して説明する。
UEは、eNBに自身がサポートしている機能を通知する(UE capability report)。例えば、自身がサポートしている測位機能、例えば、GPS(Global Positioning System)やOTDOA(Observed Time Difference Of Arrival)などが利用可能であるか否かを通知する。
EPC(例えば NM)は、eNBに測定方針(Measurement policy)を通知し(Policy indication)、eNBは該測定方針に従いUEに測定および報告の指示を出す(Measurement, logging and reporting configuration)。ここでは、一例として、測定のトリガとなる条件をページングチャネル受信誤りとし、報告のトリガとなる条件を測定ログの量(測定ログに使用している端末のメモリ量)が所定値に到達した時点とする。
UEは周期的にページングチャネルを受信しており、ページングチャネル受信誤り(Paging failure)が発生すると、該指示に従いサービングセルの下りパイロット信号の受信品質測定(例えば、RSRP)と測位を行い、その結果をページングチャネル受信誤り発生の時刻と共に測定ログとして保持する(Measurement and logging)。そして、測定ログの量が所定値に達した場合、該測定ログをeNBに報告する(Measurement log report)。eNBはUEからの報告を、さらに上位のNWへ報告する(Log report)。
以降、同様に、測定〜ログ〜報告の一連の動作を繰り返す。
ここで、UEはeNBから指示された場合、該一連の動作を終了する。
なお、測定のトリガ発生時にサービングセルだけでなく周辺セルについても、下りパイロット信号の受信品質測定を行わせる場合もある。
また、測位の方法としては、地球上空を周回する人工衛星を用いて測位を行うGPS(Global Positioning System)や無線基地局から到達する電波の遅延時間に基づき測位を行うOTDOA(Observed Time Difference Of Arrival)などが検討されている。
3GPP TR36.805v1.2.0(インターネット<http://www.3gpp.org/ftp/Specs/html-info/36805.htm>) 3GPP R2-094291(インターネット<http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG2_RL2/TSGR2_67/Docs/R2-094191.zip>)
無線端末が測定した情報をDrive-testの代替として用いる場合、下りパイロット信号の受信品質などの無線特性の測定値に加えて、当該測定を実施した位置が重要な情報となる。
ところで、一般に、GPS等を用いて測位を行う場合、測位する場所および時間によって測位精度にばらつきが生じる。例えば、GPSの場合、建物によるGPS衛星の遮蔽や電離層遅延の影響などによって、測位精度にばらつきが生じることが知られている。測位精度の低い位置情報および当該位置情報に関連付けられた無線特性等の付加情報は、エリア内の無線特性の把握を目的としたDrive-testの代替としては利用価値が低い。
一方、MDTのための測定・報告は、基本的に無線ネットワーク(オペレータ)が無線端末に期待するサポート機能であり、ユーザから見れば余分な動作となる。そのため、上記のような利用価値の低い情報に係わる測定・報告は極力抑制し、無線端末にかかる負荷を軽減することが望ましい。
そこで、本発明は上記課題に鑑みて発明されたものであって、その目的は、測定、および/又は、報告により生じる端末負荷の軽減、および/又は、必要性の低い情報の報告の削減をしつつ、無線ネットワーク側で必要な情報を収集することができる無線通信システム、無線端末、無線ネットワーク、無線通信方法及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決する本発明は、無線ネットワークが指定する測定条件に基づき無線端末が測定し、測定結果を報告する無線端末であって、無線端末の測位精度を算出する測位精度算出手段と、測位精度の条件に関する所要測位精度を保持する所要測位精度保持手段と、前記所要測位精度と前記算出された測位精度とを比較し、無線端末による測定及び前記測定結果の無線ネットワークへの報告の少なくともいずれか一方の実行を制御する測定報告制御手段とを有する無線端末である。
上記課題を解決する本発明は、無線ネットワークが指定する測定条件に基づき無線端末が測定し、測定結果を報告する無線端末であって、無線端末の測位精度を算出する測位精度算出手段と、前記算出された測位精度に基づいて、無線端末による測定及び前記測定結果の無線ネットワークへの報告の少なくともいずれか一方の実行を制御する測定報告制御手段とを有する無線端末である。
上記課題を解決する本発明は、無線ネットワークが指定する測定条件に基づき無線端末が測定し、測定結果を報告する無線通信システムにおける無線ネットワークであって、無線端末による測定及び前記測定結果の無線ネットワークへの報告の少なくともいずれか一方の実行を制御する条件となる無線端末の測位精度に関する所要測位精度を無線端末に通知する所要測位精度通知手段を有する無線ネットワークである。
上記課題を解決する本発明は、無線ネットワークが指定する測定条件に基づき無線端末が測定し、測定結果を報告する無線通信システムであって、無線ネットワークは、無線端末による測定及び前記測定結果の無線ネットワークへの報告の少なくともいずれか一方の実行を制御する測位精度の条件に関する所要測位精度を無線端末に通知する所要測位精度通知手段を有し、無線端末は、無線端末の測位精度を算出する測位精度算出手段と、前記所要測位精度と前記算出された測位精度とを比較し、無線端末による測定及び前記測定結果の無線ネットワークへの報告の少なくともいずれか一方の実行を制御する測定報告制御手段とを有する無線通信システムである。
上記課題を解決する本発明は、無線ネットワークが指定する測定条件に基づき無線端末が測定し、測定結果を報告する無線通信システムであって、無線端末の測位精度を算出する測位精度算出手段と、前記算出された測位精度に基づいて、無線端末による測定及び前記測定結果の無線ネットワークへの報告の少なくともいずれか一方の実行を制御する測定報告制御手段とを有する無線通信システムである。
上記課題を解決する本発明は、無線ネットワークが指定する測定条件に基づき無線端末が測定し、測定結果を報告する無線通信方法であって、無線ネットワークは、測位精度の条件に関する所要測位精度を無線端末に通知し、無線端末は、無線端末の測位精度を算出し、前記無線ネットワークから通知された前記所要測位精度と前記算出された測位精度とを比較し、無線端末による測定及び前記測定結果の無線ネットワークへの報告の少なくともいずれか一方の実行を制御する無線通信方法である。
上記課題を解決する本発明は、無線ネットワークが指定する測定条件に基づき無線端末が測定し、測定結果を報告する無線通信方法であって、無線端末の測位精度を算出し、前記算出された測位精度に基づいて、無線端末による測定及び前記測定結果の無線ネットワークへの報告の少なくともいずれか一方の実行を制御する無線通信方法である。
上記課題を解決する本発明は、無線ネットワークが指定する測定条件に基づき無線端末が測定し、測定結果を報告する無線端末のプログラムであって、無線端末の測位精度を算出する処理と、測位精度の条件に関する所要測位精度と、前記算出された測位精度とを比較し、無線端末による測定及び前記測定結果の無線ネットワークへの報告の少なくともいずれか一方の実行を制御する処理とを無線端末に実行させるプログラムである。
上記課題を解決する本発明は、無線ネットワークが指定する測定条件に基づき無線端末が測定し、測定結果を報告する無線通信システムにおける情報処理装置のプログラムであって、無線端末による測定及び前記測定結果の無線ネットワークへの報告の少なくともいずれか一方の実行を制御する条件となる無線端末の測位精度に関する所要測位精度を無線端末に通知する処理を前記情報処理装置に実行させるプログラムである。
本発明によれば、測定、および/又は、報告により生じる端末負荷の軽減、および/又は、必要性の低い情報の報告の削減をしつつ、無線ネットワーク側で必要な情報を収集することができる。
図1は本実施の形態における無線通信システムの概略図である。 図2は本実施の形態における無線通信システムのシーケンス図である。 図3は他の本実施の形態における無線通信システムの概略図である。 図4は他の本実施の形態における無線通信システムのシーケンス図である。 図5は第1の実施の形態における無線通信システムの構成図である。 図6は無線端末(UE)30のブロック図である。 図7は無線基地局(eNB)31のブロック図である。 図8はNM32のブロック図である。 図9は第1の実施の形態の具体的な動作を説明する為のシーケンス図である。 図10は無線端末(UE)30の動作フローチャートである。 図11は無線端末(UE)30のブロック図である。 図12は無線端末(UE)30の動作フローチャートである。 図13は無線端末(UE)30の動作フローチャートである。 図14は無線端末(UE)30の他の動作の一例を示す動作フローチャートである。 図15は関連する技術を説明する為の図である。 図16は関連する技術を説明する為の図である。
本発明の実施の形態を説明する。
本実施の形態において、無線端末は、測位を実行して測位精度を算出し、当該測位精度が所要測位精度(Positioning accuracy requirement)を満たすか判定し、無線端末による測定および/又は測定結果の記録(測定ログ)の報告(Measurement log report)を制御する。
図1は本実施の形態における無線通信システムの概略図である。
本実施の形態における無線通信システムは、無線端末1と無線基地局2とを有する。
無線端末1は、測位を実行して測位精度を算出する測位部11と、所要測位精度を保持し、その所要測位精度と測位部11で算出された測位精度とを比較し、無線端末1による測定及び測定結果の記録(測定ログ)の報告(Measurement log report)の少なくともいずれか一方の実行を制御する測定報告制御部12と、無線基地局2に測定ログを送信する送信部13とを有する。
また、無線基地局2は、無線端末1からの測定ログ等を受信する受信部21を有する。
上述した所要測位精度の例であるが、一般的なGPSの場合、無線端末から見たGPS衛星の幾何学的な配置を指標化した精度劣化率(Dilution Of Precision; DOP)を用いることができる。DOPは、数値が大きいほど測位精度が低く、数値が小さいほど測位精度が高いことをあらわす。DOPには、その定義の仕方によって様々な指標が存在する。例えば、3次元的な測位精度の劣化率を表すPDOP(Position DOP)、水平方向の測位精度の劣化率を表すHDOP(Horizontal DOP)、垂直方向の測位精度の劣化率を表すVDOP(Vertical DOP)などがある。
また、以下の関係式を用いて、DOPから測位精度を算出することもできる。
測位精度 = DOP × 測距精度
ここで、測距精度とは、受信機が、該受信機とGPS衛星との間の距離を測定する際の測定精度である。例えば、水平方向の測位精度は、水平方向の測位精度の劣化率(HDOP)に測距精度を乗じた値として概算でき、HDOPが4、測距精度が2の場合には測位精度は8mと求まる。
所要測位精度は、例えば、HDOPを用いる場合には、4以下、1以下など、水平方向の測位精度を用いる場合には、10m以下、5m以下などと設定することができる。また、その他にも、受信機における捕捉GPS衛星数やGPS電波の受信強度等を用いても良い。
また、測位方式としては、上述したGPSの場合に限らず、OTDOA(Observed Time Difference Of Arrival)等も考えられる。OTDOAの場合、無線端末が検出している(所定値以上の強度で電波が到達している)無線基地局の数や当該無線基地局の位置、各無線基地局から到達する電波の受信電界強度、信号対雑音比などに基づき所要測位精度を推定する。なお、無線端末が測位の度に測位精度を算出する代わりに、レイトレーシング法などの解析手法を用いて、事前にエリア内の任意の地点における測位精度を求めておき、それらの結果を無線端末に持たせておいても良い。
無線端末1は、図2に示すように測位を実行して測位精度を算出する(Perform positioning)。そして、当該測位精度が所要測位精度を満たすか否かを判定し(Positioning accuracy judgment)、無線端末1による測定および/又は測定結果の記録(測定ログ)の報告(Measurement log report)を制御する。図2では、測定した位置情報を測定ログとして報告する例を示すが、位置情報以外の情報(例えば、無線特性)に関する報告が制御されてもよい。
尚、所要測位精度(Positioning accuracy requirement)は、無線基地局から通知される形態でもよい。
図3は、所要測位精度(Positioning accuracy requirement)が無線基地局から通知される形態の概略図である。図3に示す如く、無線基地局2は、無線端末1に所要測位精度を通知する所要測位精度通知部22を有する。無線端末1は、無線基地局2から通知された所要測位精度を受信し、測定報告制御部12が保持する。
そして、図4に示されるように無線基地局2から所要測位精度(Positioning accuracy requirement)が通知され、この通知された所要測位精度を無線端末1が保持する。無線端末1は、測位を実行して測位精度を算出する(Perform positioning)。そして、当該測位精度が所要測位精度を満たすか否かを判定し(Positioning accuracy judgment)、無線端末1による測定および/又は測定結果の記録(測定ログ)の報告(Measurement log report)を制御する。図4では、測定した位置情報を測定ログとして報告する例を示すが、位置情報以外の情報(例えば、無線特性)に関する報告が制御されてもよい。
無線ネットワークへの報告の制御であるが、以下のような例がある。
・当該測位精度が所要測位精度を満たす場合には位置を少なくとも含む情報(例えば、位置のみ、あるいは位置および無線特性)を無線基地局へと送信し、満たさない場合には送信しない。
・当該測位精度が所要測位精度を満たす場合には測定ログの報告周期を短くし、満たさない場合には報告周期を長くする。報告周期の変更方法の例として、報告周期の最大値と最小値と変更間隔を設定しておき、最大値と最小値の範囲内で変更間隔ごとに変更する方法や、所要測位精度を満たした場合に設定する報告周期と満たさなかった場合に設定する報告周期を各々設定しておく方法、所要測位精度を所定時間に所定回数以上満たした場合(満たさなかった場合)に報告周期を変更する方法などが考えられる。
また、無線端末による測定の制御であるが、以下のような例がある。
・当該測位精度が所要測位精度を満たす場合には無線特性などの付加情報を測定し、満たさない場合には測定しない。
・当該測位精度が所要測位精度を満たす場合には測定周期を短くし、満たさない場合には測定周期を長くする。測定周期の変更方法の例として、測定周期の最大値と最小値と変更間隔を設定しておき、最大値と最小値の範囲内で変更間隔ごとに変更する方法や、所要測位精度を満たした場合に設定する測定周期と満たさなかった場合に設定する測定周期を各々設定しておく方法、所要測位精度を所定時間に所定回数以上満たした場合(満たさなかった場合)に測定周期を変更する方法などが考えられる。
更に、所要測位精度についてもいくつかの設定方法が考えられる。
・無線端末からの報告状況(報告数、測定された位置の分布)に応じて、所要測位精度を設定する。例えば、最初は所要測位精度を高めな値に設定しておき、無線端末から十分な報告数が集まらない場合(あるいは測定された位置が一部の領域に集中している場合)に所要測位精度を徐々に低くする。
・デジタル地図データに基づき、場所(例えば、重要顧客が存在するエリアとそれ以外のエリア)や地理属性(例えば、無線基地局の設置場所が都市部か郊外か)に応じて所要測位精度を設定する。例えば、都市部では高層ビルの影響により測位精度が劣化しやすいため、都市部の所要測位精度を郊外よりも低めな値に設定する。
・位置情報とともに報告させる付加情報の種別によって、所要測位精度を設定する。例えば、サービングセルの下りパイロット信号の受信品質を報告させる場合には所要測位精度を高くし、隣接セルのIDを報告させる場合には所要測位精度を低くする。
・無線端末の能力や状態に応じて設定する。例えば、高速に移動している無線端末に対しては所要測位精度を低めな値に設定し、停止あるいは低速に移動している無線端末に対しては所要測位精度を高めな値に設定する。また、GPSを有する無線端末には、OTDOAのみを有する無線端末よりも所要測位精度を高めな値に設定する。
尚、無線端末が測定(あるいは検出)する対象は、下りパイロット信号の受信品質や、報知チャネル受信誤り(Broadcast Channel Failure)、ページングチャネル受信誤り(Paging Channel Failure)、サービングセルの受信品質が所定の閾値よりも劣化したこと(Serving Cell becomes worse than threshold)、ランダムアクセスの失敗(Random access (RA) failure)、無線リンク切断(Radio Link Failure: RLF)などの無線特性がある。また、報知チャネル受信誤り(Broadcast Channel Failure)、ページングチャネル受信誤り(Paging Channel Failure)、サービングセルの受信品質が所定の閾値よりも劣化したこと(Serving Cell becomes worse than threshold)、ランダムアクセスの失敗(RA failure)、無線リンク切断(RLF)の場合には、自セル(Serving cell)および/又は隣接セル(Neighboring cell(s))の無線特性(例えば、RSRP, RSRQ, CPICH RSCP, CPICH Ec/No)を取得することも考えられる。さらに、無線端末による測定(あるいは検出)するすべて(或いは一部)の項目に対して、該測定(あるいは検出)を行った位置の情報、当該位置の測定に係わる精度(測位精度)、時刻の情報も一緒に記録することも考えられる。なお、これらはあくまで例であり、本発明の適用対象はこれらに限定されない。
また、無線端末が測定ログを報告するトリガとしては、絶対時刻(Absolute time based)、無線ネットワーク(例えば、無線基地局)からの要求時(オンデマンド)(On demand)、周期的なタイマー満了(Periodical timer based)、端末メモリ使用量(ログの量)(UE memory usage based)、端末の位置(Location based)、上記の組み合わせ(Combined triggers)、などがあるが、これらに限定されない。
なお、以下では、特に詳しく説明する場合を除き、情報の取得あるいは検出に係わる動作、およびそれらに準ずる動作をまとめて「測定」と記載(定義)する。また、無線端末が、該広義の「測定」によって取得あるいは検出し、保有している情報である測定情報を「測定ログ」と定義する。
また、該広義の「測定」に含まれ、位置、および/又は測位精度を対象とした測定を「測位」と記載する。
これにより、測定、および/又は、報告により生じる端末負荷の軽減、および/又は、必要性の低い情報の報告の削減をしつつ、無線ネットワーク側で必要な情報を収集することができる。
以下、具体的な実施の形態を説明する。
<第1の実施の形態>
第1の実施の形態を説明する。第1の実施の形態では、3GPP LTE (Long Term Evolution)のシステムを想定した場合について説明する。
図5は、第1の実施の形態における無線通信システムの構成図である。
NM(Network Manager)32は、無線基地局(eNB)31に、無線端末(UE)30による測定、測定結果の記録、該記録の報告の方針を通知する(Policy indication)。この通知情報に加え(または一部として)、上述した所要測位精度(Positioning accuracy requirement)も無線基地局(eNB)31に通知する。この方針のターゲットとしては、例えば、走行試験の最小化(MDT: Minimization of Drive Test。あるいは走行試験の代替(Drive Test Substitution)とも呼ばれる)などが考えられる。
無線基地局(eNB)31は、NM(Network Manager)32からの測定、測定結果の記録、該記録の報告の方針の通知(Policy indication)に基づいて、無線端末(UE)30に、測定、記録、報告方法(Measurement, logging and reporting configuration)と、所要測位精度(Positioning accuracy requirement)とを通知する。
無線端末(UE)30は、測定結果の記録(測定ログ)を無線基地局(eNB)31に報告する(Measurement log report)。
無線基地局(eNB)31は、無線端末(UE)30から報告された測定ログを、上位のNM32に報告する(Log report)。
次に、無線端末(UE)30の構成を説明する。図6は無線端末(UE)30のブロック図である。
受信器301又は送信器302は、無線基地局31との間の信号の送受信を行う。
信号処理部303は、送信信号の生成・受信信号の復調を行う。
測定部304は、定められた周期ごと又はトリガとなる条件を満たした場合、無線基地局から指定された対象を測定あるいは検出する。なお、位置の測定(測位)については、測位部309で実行するものとする。
測位部309は、無線端末の位置の測定および測位精度の算出を行う。ここで、測位の方法としては、GPSやOTDOAだけでなく、無線端末が存在するエリア情報(Cell, TA(Tracking Area)等)の読み出し、屋外か屋内かの情報の取得、無線LAN(Local Area Network)測位なども含まれる。なお、位置を測定せずに測位精度のみを算出可能な場合には、測位精度のみを算出しても良い。
通信制御部305は、信号処理部303への送信信号生成や情報復元などの指示を行う。
報告制御部306は、測位部309によって算出された測位精度が無線基地局31から通知された所要測位精度を満たすか否かに基づき、測定ログの無線基地局への送信を制御する。
記憶部307は、測定部304および測位部309で測定あるいは検出された情報を記憶しておき、必要に応じて読み出される。
端末能力記憶部308は、該端末の測定や報告に関わる能力などについて記憶している部分で、必要に応じて適宜読み出される。例えば、GPS(Global Positioning System)やOTDOA等の測位機能を有しているか否かといった情報などを記憶する。無線基地局31から通知された所要測位精度(Positioning accuracy requirement)は端末能力記憶部308に保持してもよいし、記憶部307や報告制御部306等に保持しても良い。
続いて、無線基地局(eNB)31の構成を説明する。図7は無線基地局(eNB)31のブロック図である。
受信器401又は送信器402は、無線端末30との間の信号の送受信を行う。
信号処理部403は、送信信号の生成・受信信号の復調を行う。
端末報告記憶部404は、無線端末30から報告された測定ログなどを保存しておく部分で、保存された測定ログなどは、必要に応じて上位局NM32へインタフェース406を介して報告される。
通信制御部405は、信号処理部への送信信号生成や情報復元などの指示を行う。
インタフェース406は、上位局NM32との間で情報の送受信を行う。
端末管理部407は、複数の無線端末それぞれの状態を個別に管理する。
続いて、NM32の構成を説明する。図8はNM32のブロック図である。
OAM管理部501は、無線ネットワーク全体のオペレーション・アドミニストレーション・メンテナンスを行う。
通信制御部502は、インタフェース503を介した他の無線ネットワークノード、例えば無線基地局31との情報の送受信の制御を行う。
端末測定管理部504は、収集が必要な情報の決定、および該収集のためのポリシーを決定し、インタフェース503を介して無線基地局31へと通知する。ここでのポリシーには、無線端末による測定、測定結果の記録、該記録の報告の方針、例えば、測定する情報、測定周期や報告周期、測定や報告のトリガとなる条件などの情報が含まれる。
端末報告記憶部505は、無線端末から報告された測定ログなどを記憶しておき、必要に応じて読み出される。読み出された測定ログなどは無線ネットワークの最適化などに使用される。
所要測位精度設定部506は、所要測位精度を決定し、インタフェース503を介して無線基地局31へと通知する。
次に、上述のように構成された無線システムの動作を説明する。
図9は第1の実施の形態の具体的な動作を説明する為のシーケンス図である。
尚、以下の説明では、無線基地局(eNB)31が所要測位精度を無線端末(UE)30へと通知し、無線端末(UE)30の保持する測定ログのうち、測位精度が通知された所要測位精度を満たす測定ログを報告する場合について説明する。また、本例では、無線端末(UE)30による測定、報告が無線基地局(eNB)31から通知されるタイマー値に基づいて周期的に行われるものとする。
まず、無線端末(UE)30は、無線基地局(eNB)31に自身がサポートしている機能を通知する(UE capability report)(Step 100)。例えば、自身が持つ測位機能(例えば、GPSやOTDOAなど)を無線基地局(eNB)31に通知する。
NM32は、無線基地局(eNB)31に測定方針(Measurement policy)を通知する(Policy indication)。また、本実施の形態では、所要測位精度(Positioning accuracy requirement)も上記測定方針の一部あるいは個別のメッセージとして無線基地局(eNB)31に通知する(Step 101)。
無線基地局(eNB)31は、測定方針(Measurement policy)に基づき、無線端末(UE)30の測定周期のタイマー値(T1)と、測定ログを報告する報告周期のタイマー値(T2)とを送る(Measurement, reporting and logging configuration)。また、無線端末(UE)30が用いる所要測位精度(Positioning accuracy requirement)も無線端末(UE)30に送信する(Step 102)。所要測位精度の通知は、測定周期のタイマー値(T1)および報告周期のタイマー値(T2)の通知と同一のタイミングに(または、同一のメッセージとして)実施しても良いし、別のタイミングに(または、別のメッセージとして)実施しても良い。
無線端末(UE)30は、指示された測定方法に従い、通知されたタイマー値に基づく測定周期で、無線特性の測定及び測位(位置の測定および測位精度の算出)を実行し、ひとまとまりの測定ログとして記録する(Measurement and logging)(Step 103)。
続いて、無線端末(UE)30は、報告周期のタイマーが終了すると(Step 104)、記録された測定ログ毎に当該測定ログの測位精度が所要測位精度を満たすか否かを判定する(Positioning accuracy judgment)(Step 105)。測位精度が所要測位精度を満たす測定ログについては、無線回線を介して無線基地局(eNB)31に測定ログを報告する(Measurement log report)(Step 106)。そして、無線基地局(eNB)31は、受信した測定ログを、NM32に送信する(Log report)(Step 107)。一方、測位精度が所要測位精度を満たさない測定ログについては、測定ログの報告処理は行わない。
これにより、無線端末の負荷を大きく(過剰に)することなく、報告を行わせることができる。
次に、無線端末(UE)30の動作を説明する。
図10は無線端末(UE)30の動作フローチャートである。
まず、無線端末(UE)30は、測定方法および報告方法の設定(Measurement, logging and reporting configuration)を受信する(Step 200)。また、無線端末(UE)30は、所要測位精度(Positioning accuracy requirement)を受信する(Step 201)。
無線端末(UE)30は、通知された測定用タイマー値と報告用タイマー値とを用いて、測定用タイマーと報告用タイマーをスタートさせる(Start measurement timer and reporting timer)(Step 202)。
測定用のタイマーが終了した場合(Measurement timer expired?)(Step 203)、無線特性の測定及び測位(位置の測定および測位精度の算出)を実行し、測定ログとして記録する(Perform measurement and logging)。そして、再び測定用タイマーをスタートさせる(Restart measurement timer)(Step 204)。
続いて、無線端末(UE)30は、報告用のタイマーが終了した場合(Reporting timer expired?)(Step 205)、記録された測定ログ毎に当該測定ログの測位精度が所要測位精度を満たすか否かを判定する(Perform positioning accuracy judgment)(Step 206)。
測位精度が所要測位精度を満たす測定ログは報告し(Perform measurement log report)(Step 207)、測位精度が所要測位精度を満たさない測定ログは報告しない。なお、報告が完了した測定ログや測位精度が所要測位精度を満たさない測定ログは、無線端末の記録領域(メモリ)から削除しても良い。
続いて、報告用タイマーをリスタートさせる(Restart reporting timer)(Step 208)。そして、更なる測定の処理が必要な場合にはStep 203に進み、更なる測定の必要がない場合には処理を終了する(Step 209)。
尚、上述の説明では、無線端末(UE)30が無線特性の測定及び測位(位置の測定および測位精度の算出)の結果を測定ログとして全て記録しておき、報告を行う時点で所要測位精度を満たす測定ログのみを選択して報告する場合を説明したが、これに限らない。
例えば、無線特性の測定及び測位(位置の測定および測位精度の算出)の結果を記録するときに、所要測位精度を満たす測定ログのみを記録しても良い。この場合、記録された測定ログは全て所要測位精度を満たすことになるため、いずれの測定ログも報告対象とすることができる。
また、無線端末が測定対象とする情報が複数存在する場合には、測位精度が所要測位精度を満たすか否かに応じて、報告する情報を取捨選択しても良い。一例として、無線端末に下りパイロット信号の受信品質とアプリケーションの使用回数を測定させる場合を考える。このとき、測位精度が所要測位精度を満たす場合には、測位結果とともに下りパイロット信号の受信品質とアプリケーションの使用回数の両方を報告する。一方、測位精度が所要測位精度を満たさない場合には、アプリケーションの使用回数のみを報告させる。これにより、測位精度が低い場合に、位置との関連性が低い情報のみを収集することができる。
更に、測位精度が所要測位精度を満たすか否かに応じて測定ログを報告するか否かを判定する代わりに(あるいは、それに加えて)、報告周期を変更しても良い。
例えば、値の異なる報告用タイマー値を少なくとも二以上用意し、当該測位精度が所要測位精度を満たす場合にはより短いタイマー値を設定し、満たさない場合にはより長いタイマー値を設定する方法を用いても良い。
また、報告用タイマー値の最大値と最小値と変更間隔を設定しておき、当該測位精度が所要測位精度を満たすか否かに応じて、最大値と最小値の範囲内で変更間隔ごとに変更する方法でも良い。
また、所要測位精度を満たした場合に設定する報告用タイマー値と、満たさなかった場合に設定する報告用タイマー値とを各々設定しておく方法でも良い。
また、所要測位精度を所定時間に所定回数以上満たした場合(満たさなかった場合)に報告周期を変更する方法でも良い。
更に、上述の説明では、測定ログの報告が周期的な例を説明したが、これに限られず、例えば、無線基地局から報告のトリガとなる条件を送信し、無線端末は受信した条件を満たした際に測位精度が所要測位精度を満たすか否かを判定し、所要測位精度を満たす測定ログのみを報告する方法でも良い。
また、上述した例では、無線基地局が通知する所要測位精度が固定値の例を説明したが、無線基地局が送信する所要測位精度を、いくつかの条件によって変更することもできる。
所要測位精度の変更の例としては以下の方法が考えられる。
・無線端末からの報告状況(報告数、測定された位置の分布)に応じて、所要測位精度を変更する。例えば、最初は所要測位精度を高めな値に設定しておき、無線端末から十分な報告数が集まらない場合(あるいは測定された位置が一部の領域に集中している場合)に所要測位精度を徐々に低くする。
・デジタル地図データに基づき、場所(例えば、重要顧客が存在するエリアとそれ以外のエリア)や、地理属性(例えば、無線基地局の設置場所が都市部か郊外か)に応じて、所要測位精度を設定する。例えば、都市部では高層ビルの影響により測位精度が劣化しやすいため、都市部の所要測位精度を郊外よりも低めな値に設定する。
・位置情報とともに報告させる付加情報の種別によって、所要測位精度を変更する。例えば、サービングセルの下りパイロット信号の受信品質を報告させる場合には所要測位精度を高くし、隣接セルのIDを報告させる場合には所要測位精度を低くする。
なお、本実施の形態では無線基地局から無線端末に対して所要測位精度(Positioning accuracy requirement)を通知するとしたが、これに限定されるものではなく、無線端末が予め保持するという形態でもよい。
以上の第1の実施の形態によれば、無線端末の負荷を大きく(過剰に)することなく、測定ログの報告を行わせることができる。
<第2の実施の形態>
第2の実施の形態を説明する。
第2の実施の形態では、無線端末における測位精度が所要測位精度を満たすか否かに応じて、当該無線端末における測定に関する条件を制御する。ここでは、無線端末において算出された測位精度が無線基地局から通知された所要測位精度を満たすか否かに応じて測定周期を制御する例を説明する。尚、無線端末、無線基地局、NMは同様な構成なので、異なる所を中心に説明する。
図11は無線端末(UE)30のブロック図である。上述した第1の実施の形態の無線端末(UE)30と異なる所は、測定制御部310を有することである。測定制御部310は、測位部309によって算出された測位精度が無線基地局31から通知された所要測位精度を満たすか否かに基づき、測定部304および測位部309の測定周期を制御する。
次に、無線端末(UE)30の動作を説明する。
図12は無線端末(UE)30の動作フローチャートである。上述した第1の実施の形態の無線端末(UE)30の動作と異なる所は、所要測位精度を満たす測定ログを報告した(Step 207)後に、測定制御部310が測定周期の更新(Update measurement interval)(Step 300)を実行する点である。
例えば、無線基地局31からの測定および報告の指示(Measurement, logging and reporting configuration)によって、第1の測定用タイマー値と第1のタイマー値より時間が長い第2の測定用タイマー値を無線端末(UE)30に通知しておく。無線端末(UE)30は、測定ログの報告(Perform measurement log report)(Step 207)が終了した後に、所要測位精度を満たさない測定ログが所定数以上存在したか否かを判定し、所要測位精度を満たさない測定ログが所定数以上存在した場合には第2の測定用タイマー値に切り替える。
これにより、無線端末の負荷を大きく(過剰に)することなく、測定および報告を行わせることができる。
尚、上述の説明では、所要測位精度を満たす測定ログを報告した後に測定周期を更新する場合について説明したが、これに限らない。
例えば、無線特性の測定及び測位(位置の測定および測位精度の算出)の実行後、あるいは当該測定結果の記録後(Step 204)に、測位精度が所要測位精度を満たすか否かに応じて測定周期を更新しても良い。
更に、測定周期の変更方法も上記の方法に限られない。
例えば、測定用タイマー値の最大値と最小値と変更間隔を設定しておき、最大値と最小値の範囲内で変更間隔ごとに変更する方法でも良い。
また、所要測位精度を所定時間に所定回数以上満たした場合(満たさなかった場合)に測定周期を変更する方法でも良い。
なお、本実施の形態では無線基地局から無線端末に対して所要測位精度(Positioning accuracy requirement)を通知するとしたが、これに限定されるものではなく、無線端末が予め保持するという形態でもよい。
<第3の実施の形態>
上述した第2の実施の形態では、測位精度に基づいて測定周期を制御したが、測位精度に基づき、位置(および/又は測位精度)以外の付加情報、例えば、無線特性などの測定の実行を制御することもできる。そこで、第3の実施の形態では、測位精度に基づいて、位置(および/又は測位精度)以外の付加情報の測定の実行を制御する例を説明する。尚、無線端末、無線基地局、NMは同様な構成なので、異なる所を中心に説明する。
無線端末(UE)30の測定制御部310は、測位部309によって算出された測位精度が、無線基地局から通知された所要測位精度を満たす場合には、測定部304に測定(例えば、下りパイロット信号の受信品質の測定)を指示し、満たさない場合には指示しない。
次に、無線端末(UE)30の動作を説明する。
図13は無線端末(UE)30の動作フローチャートである。尚、以下の説明では、測定および報告が周期的な場合を例に、第1の実施の形態とは異なる所を中心に説明する。
無線端末(UE)30は、測定用のタイマーが終了した場合(Measurement timer expired?)(Step 203)、測位(位置の測定および測位精度の算出)を実行する(Perform positioning)(Step 400)。そして、測位精度が無線基地局から通知された所要測位精度を満たすか否かを判定する(Step 401)。測位精度が所要測位精度を満たす場合には下りパイロット信号の受信品質などの無線特性の測定を実行し、測位結果とともに測定ログとして記録する(Perform measurement and logging)(Step 402)。その後、再び測定用タイマーをスタートさせる(Restart measurement timer)(Step 403)。一方、測位精度が所要測位精度を満たさなかった場合には下りパイロット信号の受信品質などの無線特性の測定は行わずに、再び測定用タイマーをスタートさせる(Restart measurement timer)(Step 403)。
なお、位置を測定することなく測位精度のみを算出可能な場合には、まず測位精度の算出を行い、測位精度が所要測位精度を満たす場合にのみ位置の測定を行うようにしても良い。
また、無線端末が測定対象とする情報が複数存在する場合には、測位精度が所要測位精度を満たすか否かに応じて、測定する情報を取捨選択しても良い。一例として、無線端末に下りパイロット信号の受信品質とバッテリー残量を測定させる場合を考える。このとき、測位精度が所要測位精度を満たす場合には、下りパイロット信号の受信品質とバッテリー残量の両方を測定する。一方、測位精度が所要測位精度を満たさない場合には、バッテリー残量のみを測定させる。これにより、測位精度が低い場合に、位置との関連性が低い情報のみを測定させることができる。
続いて、無線端末(UE)30は、報告用のタイマーが終了した場合(Reporting timer expired?)(Step 205)、記録された測定ログを報告し(Perform measurement log report)(Step 207)、報告用タイマーをリスタートさせる(Restart reporting timer)(Step 208)。
無線端末(UE)30の他の動作の一例を説明する。
図14は無線端末(UE)30の他の動作の一例を示す動作フローチャートである。尚、以下の説明では、測定および報告がイベントトリガで行われる場合を例に、測定および報告が周期的な場合(図13)とは異なる点を中心に説明する。
無線端末(UE)30は測定のトリガとなる条件を満たしたか否かを判定し(Step 500)、測位(位置の測定および測位精度の算出)を実行する(Perform positioning)(Step 400)。測定のトリガとなる条件としては、上述の通り、報知チャネル受信誤り(Broadcast Channel Failure)、ページングチャネル受信誤り(Paging Channel Failure)、サービングセルの受信品質が所定の閾値よりも劣化したこと(Serving Cell becomes worse than threshold)、ランダムアクセスの失敗(Random access (RA) failure)、無線リンク切断(Radio Link Failure: RLF)などがある。
続いて、無線端末(UE)30は、測位精度が無線基地局から通知された所要測位精度を満たすか否かを判定し(Step 401)、測位精度が所要測位精度を満たす場合には下りパイロット信号の受信品質などの無線特性の測定を実行し、測位結果とともに測定ログとして記録する(Perform measurement and logging)(Step 402)。
続いて、無線端末(UE)30は、報告のトリガとなる条件を満たしたか否かを判定し(Step 501)、報告のトリガとなる条件を満たした場合には記録された測定ログを報告する(Perform measurement log report)(Step 207)。報告のトリガとなる条件としては、上述の通り、絶対時刻(Absolute time based)、無線ネットワーク(例えば、無線基地局)からの要求時(オンデマンド)(On demand)、周期的なタイマー満了(Periodical timer based)、端末メモリ使用量(ログの量)(UE memory usage based)、端末の位置(Location based)、上記の組み合わせ(Combined triggers)、などがある。
なお、本実施の形態では無線基地局から無線端末に対して所要測位精度(Positioning accuracy requirement)を通知するとしたが、これに限定されるものではなく、無線端末が予め保持するという形態でもよい。
上述の実施の形態はすべて、測定および報告の方針が上位ネットワークノード(NM)から無線基地局(eNB)に通知されていたが、これに限定されるものではない。例えば、無線基地局(eNB)が自身で決定して設定してもよいし、NMから通知されたものを考慮しつつ、それを変更してもよい。
また、上述の実施の形態はすべて、測定方法および報告方法の設定の通知を行った無線基地局の配下(セル)で、無線端末が実際に測定および報告を行う場合の例を示したが、本発明の適用範囲は、これに限られるものではない。例えば、測定方法および報告方法の設定を通知した無線基地局のセルから、他の無線基地局のセルに移動した後でも、当該設定が有効である限り、無線端末は上述の実施例のような動作を行うことが可能である。
また、上述の実施の形態では、測位精度に基づく測定や報告の制御の一例を記載したが、本発明の適用範囲は、これに限られるものではない。例えば、測定周期、報告周期、測定実行の制御の向きを反対にしても良い。例えば、所要測位精度を満たした場合に測定周期および/又は報告周期を長くする代わりに、測定周期および/又は報告周期を短くしても良い。
更に、上述の実施の形態では、基本的に3GPP LTEを想定していたが、本発明の適用対象はこれに限定されない。例えば、WCDMA(Wideband Code Division Multiple Access)に代表されるUMTS(Universal Mobile Telecommunication System)、WiMAX(Worldwide interoperability for Microwave Access)、無線LAN(Local Area Network)などにも適用可能である。
また、上述した実施の形態では、各部をハードウェアで構成したが、上述した動作の処理を情報処理装置(CPU)に行わせるプログラムによっても構成できる。
以上好ましい実施の形態をあげて本発明を説明したが、本発明は必ずしも上記実施の形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内において様々に変形し実施することが出来る。
以下に、付記を記載する。
[付記1] 無線ネットワークが指定する測定条件に基づき無線端末が測定し、測定結果を報告する無線端末であって、
無線端末の測位精度を算出する測位精度算出手段と、
測位精度の条件に関する所要測位精度を保持する所要測位精度保持手段と、
前記所要測位精度と前記算出された測位精度とを比較し、無線端末による測定及び前記測定結果の無線ネットワークへの報告の少なくともいずれか一方の実行を制御する測定報告制御手段と
を有する無線端末。
[付記2] 前記測定報告制御手段は、前記算出された測位精度が前記所要測位精度を満たさない場合、前記測定結果の少なくとも一部を無線ネットワークに報告しない
付記1に記載の無線端末。
[付記3] 前記測定報告制御手段は、前記算出された測位精度が前記所要測位精度を満たさない場合、前記測定結果の無線ネットワークへの報告周期を変更する
付記1又は付記2に記載の無線端末。
[付記4] 前記測定報告制御手段は、前記算出された測位精度が前記所要測位精度を満たさない場合、前記測定結果の無線ネットワークへの報告周期を長くする
付記3に記載の無線端末。
[付記5] 前記測定報告制御手段は、前記算出された測位精度が前記所要測位精度を満たさない場合、少なくとも一部の情報を測定しない
付記1から付記4のいずれかに記載の無線端末。
[付記6] 前記測定報告制御手段は、前記算出された測位精度が前記所要測位精度を満たさない場合、情報の測定周期を変更する
付記1から付記5のいずれかに記載の無線端末。
[付記7] 前記測定報告制御手段は、前記算出された測位精度が前記所要測位精度を満たさない場合、情報の測定周期を長くする
付記6に記載の無線端末。
[付記8] 前記無線端末は測位手段としてGPS(Global Positioning System)を有し、前記所要測位精度を、無線端末から見たGPS衛星の幾何学的な配置、捕捉GPS衛星数、GPS電波の受信強度の少なくともいずれかを用いて算出する
付記1から付記7のいずれかに記載の無線端末。
[付記9] 前記無線端末は測位手段としてOTDOA(Observed Time Difference Of Arrival)を有し、前記所要測位精度を、前記無線端末が検出している無線基地局の数、前記無線端末が検出している無線基地局の位置、前記無線端末が検出している無線基地局から到達する電波の受信電界強度、前記無線端末が検出している無線基地局から到達する電波の信号対雑音比の少なくともいずれかを用いて算出する
付記1から付記7のいずれかに記載の無線端末。
[付記10] 無線ネットワークが指定する測定条件に基づき無線端末が測定し、測定結果を報告する無線端末であって、
無線端末の測位精度を算出する測位精度算出手段と、
前記算出された測位精度に基づいて、無線端末による測定及び前記測定結果の無線ネットワークへの報告の少なくともいずれか一方の実行を制御する測定報告制御手段と
を有する無線端末。
[付記11] 無線ネットワークが指定する測定条件に基づき無線端末が測定し、測定結果を報告する無線通信システムにおける無線ネットワークであって、
無線端末による測定及び前記測定結果の無線ネットワークへの報告の少なくともいずれか一方の実行を制御する条件となる無線端末の測位精度に関する所要測位精度を無線端末に通知する所要測位精度通知手段を
有する無線ネットワーク。
[付記12] 前記所要測位精度通知手段は、無線端末からの報告状況、地理的な要因、及び無線端末が測定する対象の少なくともいずれかに応じて、所要測位精度を変更する
付記11に記載の無線ネットワーク。
[付記13] 前記所要測位精度通知手段は、無線端末からの報告数の減少に応じて、所要測位精度を高い精度から低い精度へと変更する
付記12に記載の無線ネットワーク。
[付記14] 前記所要測位精度通知手段は、無線端末又は無線基地局が存在する場所又は地理属性に基づいて、所要測位精度を設定する
付記12又は付記13に記載の無線ネットワーク。
[付記15] 前記所要測位精度が、
無線端末から見たGPS衛星の幾何学的な配置、捕捉GPS衛星数、GPS電波の受信強度の少なくともいずれかを用いて算出された所要測位精度、又は、
前記無線端末が検出している無線基地局の数、前記無線端末が検出している無線基地局の位置、前記無線端末が検出している無線基地局から到達する電波の受信電界強度、前記無線端末が検出している無線基地局から到達する電波の信号対雑音比の少なくともいずれかを用いて算出された所要測位精度の少なくともいずれかである
付記11から付記14のいずれかに記載の無線ネットワーク。
[付記16] 無線ネットワークが指定する測定条件に基づき無線端末が測定し、測定結果を報告する無線通信システムであって、
無線ネットワークは、
無線端末による測定及び前記測定結果の無線ネットワークへの報告の少なくともいずれか一方の実行を制御する測位精度の条件に関する所要測位精度を無線端末に通知する所要測位精度通知手段を有し、
無線端末は、
無線端末の測位精度を算出する測位精度算出手段と、
前記所要測位精度と前記算出された測位精度とを比較し、無線端末による測定及び前記測定結果の無線ネットワークへの報告の少なくともいずれか一方の実行を制御する測定報告制御手段と
を有する無線通信システム。
[付記17] 無線ネットワークが指定する測定条件に基づき無線端末が測定し、測定結果を報告する無線通信システムであって、
無線端末の測位精度を算出する測位精度算出手段と、
前記算出された測位精度に基づいて、無線端末による測定及び前記測定結果の無線ネットワークへの報告の少なくともいずれか一方の実行を制御する測定報告制御手段と
を有する無線通信システム。
[付記18] 無線ネットワークが指定する測定条件に基づき無線端末が測定し、測定結果を報告する無線通信方法であって、
無線ネットワークは、測位精度の条件に関する所要測位精度を無線端末に通知し、
無線端末は、無線端末の測位精度を算出し、前記無線ネットワークから通知された前記所要測位精度と前記算出された測位精度とを比較し、無線端末による測定及び前記測定結果の無線ネットワークへの報告の少なくともいずれか一方の実行を制御する
無線通信方法。
[付記19] 前記無線端末は、前記算出された測位精度が前記所要測位精度を満たさない場合、前記測定結果の少なくとも一部を無線ネットワークに報告しない
付記18に記載の無線通信方法。
[付記20] 前記無線端末は、前記算出された測位精度が前記所要測位精度を満たさない場合、前記測定結果の無線ネットワークへの報告周期を変更する
付記18又は付記19に記載の無線通信方法。
[付記21] 前記無線端末は、前記算出された測位精度が前記所要測位精度を満たさない場合、前記測定結果の無線ネットワークへの報告周期を長くする
付記20に記載の無線通信方法。
[付記22] 前記無線端末は、前記算出された測位精度が前記所要測位精度を満たさない場合、少なくとも一部の情報を測定しない
付記18から付記21のいずれかに記載の無線通信方法。
[付記23] 前記無線端末は、前記算出された測位精度が前記所要測位精度を満たさない場合、情報の測定周期を変更する
付記18から付記22のいずれかに記載の無線通信方法。
[付記24] 前記無線端末は、前記算出された測位精度が前記所要測位精度を満たさない場合、情報の測定周期を長くする
付記23に記載の無線通信方法。
[付記25] 前記無線端末は、測位手段としてGPS(Global Positioning System)を有し、前記所要測位精度を、無線端末から見たGPS衛星の幾何学的な配置、捕捉GPS衛星数、GPS電波の受信強度の少なくともいずれかを用いて算出する
付記18から付記24のいずれかに記載の無線通信方法。
[付記26] 前記無線端末は、測位手段としてOTDOA(Observed Time Difference Of Arrival)を有し、前記所要測位精度を、前記無線端末が検出している無線基地局の数、前記無線端末が検出している無線基地局の位置、前記無線端末が検出している無線基地局から到達する電波の受信電界強度、前記無線端末が検出している無線基地局から到達する電波の信号対雑音比の少なくともいずれかを用いて算出する付記18から付記24のいずれかに記載の無線通信方法。
[付記27] 前記無線ネットワークは、無線端末からの報告状況、地理的な要因、及び無線端末が測定する対象の少なくともいずれかに応じて、所要測位精度を変更する
付記18から付記26のいずれかに記載の無線通信方法。
[付記28] 前記無線ネットワークは、無線端末からの報告数の減少に応じて、所要測位精度を高い精度から低い精度へと変更する
付記27に記載の無線通信方法。
[付記29] 前記無線ネットワークは、無線端末又は無線基地局が存在する場所又は地理属性に基づいて、所要測位精度を設定する
付記27又は付記28に記載の無線方法。
[付記30] 無線ネットワークが指定する測定条件に基づき無線端末が測定し、測定結果を報告する無線通信方法であって、
無線端末の測位精度を算出し、
前記算出された測位精度に基づいて、無線端末による測定及び前記測定結果の無線ネットワークへの報告の少なくともいずれか一方の実行を制御する
無線通信方法。
[付記31] 無線ネットワークが指定する測定条件に基づき無線端末が測定し、測定結果を報告する無線端末のプログラムであって、
無線端末の測位精度を算出する処理と、
測位精度の条件に関する所要測位精度と、前記算出された測位精度とを比較し、無線端末による測定及び前記測定結果の無線ネットワークへの報告の少なくともいずれか一方の実行を制御する処理と
を無線端末に実行させるプログラム。
[付記32] 無線ネットワークが指定する測定条件に基づき無線端末が測定し、測定結果を報告する無線通信システムにおける情報処理装置のプログラムであって、
無線端末による測定及び前記測定結果の無線ネットワークへの報告の少なくともいずれか一方の実行を制御する条件となる無線端末の測位精度に関する所要測位精度を無線端末に通知する処理を
前記情報処理装置に実行させるプログラム。
本出願は、2010年1月7日に出願された日本出願特願2010−002367号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
1 無線端末
2 無線基地局
11 測位部
12 測定報告制御部
13 送信部
21 受信部
22 所要測位精度通知部
30 無線端末(UE)
31 無線基地局(eNB)
32 NM(Network Manager)

Claims (21)

  1. 無線ネットワークが指定する測定条件に基づき無線端末が測定し、測定結果を報告する無線端末であって、
    無線端末の測位精度を算出する測位精度算出手段と、
    測位精度の条件に関する所要測位精度を保持する所要測位精度保持手段と、
    前記所要測位精度と前記算出された測位精度とを比較し、無線端末による測定及び前記測定結果の無線ネットワークへの報告の少なくともいずれか一方の実行を制御する測定報告制御手段と
    を有する無線端末。
  2. 前記測定報告制御手段は、前記算出された測位精度が前記所要測位精度を満たさない場合、前記測定結果の少なくとも一部を無線ネットワークに報告しない
    請求項1に記載の無線端末。
  3. 前記測定報告制御手段は、前記算出された測位精度が前記所要測位精度を満たさない場合、前記測定結果の無線ネットワークへの報告周期を変更する
    請求項1又は請求項2に記載の無線端末。
  4. 前記測定報告制御手段は、前記算出された測位精度が前記所要測位精度を満たさない場合、前記測定結果の無線ネットワークへの報告周期を長くする
    請求項3に記載の無線端末。
  5. 前記測定報告制御手段は、前記算出された測位精度が前記所要測位精度を満たさない場合、少なくとも一部の情報を測定しない
    請求項1から請求項4のいずれかに記載の無線端末。
  6. 前記測定報告制御手段は、前記算出された測位精度が前記所要測位精度を満たさない場合、情報の測定周期を変更する
    請求項1から請求項5のいずれかに記載の無線端末。
  7. 前記測定報告制御手段は、前記算出された測位精度が前記所要測位精度を満たさない場合、情報の測定周期を長くする
    請求項6に記載の無線端末。
  8. 前記無線端末は測位手段としてGPS(Global Positioning System)を有し、前記所要測位精度を、無線端末から見たGPS衛星の幾何学的な配置、捕捉GPS衛星数、GPS電波の受信強度の少なくともいずれかを用いて算出する
    請求項1から請求項7のいずれかに記載の無線端末。
  9. 前記無線端末は測位手段としてOTDOA(Observed Time Difference Of Arrival)を有し、前記所要測位精度を、前記無線端末が検出している無線基地局の数、前記無線端末が検出している無線基地局の位置、前記無線端末が検出している無線基地局から到達する電波の受信電界強度、前記無線端末が検出している無線基地局から到達する電波の信号対雑音比の少なくともいずれかを用いて算出する
    請求項1から請求項7のいずれかに記載の無線端末。
  10. 無線ネットワークが指定する測定条件に基づき無線端末が測定し、測定結果を報告する無線端末であって、
    無線端末の測位精度を算出する測位精度算出手段と、
    前記算出された測位精度に基づいて、無線端末による測定及び前記測定結果の無線ネットワークへの報告の少なくともいずれか一方の実行を制御する測定報告制御手段と
    を有する無線端末。
  11. 無線ネットワークが指定する測定条件に基づき無線端末が測定し、測定結果を報告する無線通信システムにおける無線ネットワークであって、
    無線端末による測定及び前記測定結果の無線ネットワークへの報告の少なくともいずれか一方の実行を制御する条件となる無線端末の測位精度に関する所要測位精度を無線端末に通知する所要測位精度通知手段を
    有する無線ネットワーク。
  12. 前記所要測位精度通知手段は、無線端末からの報告状況、地理的な要因、及び無線端末が測定する対象の少なくともいずれかに応じて、所要測位精度を変更する
    請求項11に記載の無線ネットワーク。
  13. 前記所要測位精度通知手段は、無線端末からの報告数の減少に応じて、所要測位精度を高い精度から低い精度へと変更する
    請求項12に記載の無線ネットワーク。
  14. 前記所要測位精度通知手段は、無線端末又は無線基地局が存在する場所又は地理属性に基づいて、所要測位精度を設定する
    請求項12又は請求項13に記載の無線ネットワーク。
  15. 前記所要測位精度が、
    無線端末から見たGPS衛星の幾何学的な配置、捕捉GPS衛星数、GPS電波の受信強度の少なくともいずれかを用いて算出された所要測位精度、又は、
    前記無線端末が検出している無線基地局の数、前記無線端末が検出している無線基地局の位置、前記無線端末が検出している無線基地局から到達する電波の受信電界強度、前記無線端末が検出している無線基地局から到達する電波の信号対雑音比の少なくともいずれかを用いて算出された所要測位精度の少なくともいずれかである
    請求項11から請求項14のいずれかに記載の無線ネットワーク。
  16. 無線ネットワークが指定する測定条件に基づき無線端末が測定し、測定結果を報告する無線通信システムであって、
    無線ネットワークは、
    無線端末による測定及び前記測定結果の無線ネットワークへの報告の少なくともいずれか一方の実行を制御する測位精度の条件に関する所要測位精度を無線端末に通知する所要測位精度通知手段を有し、
    無線端末は、
    無線端末の測位精度を算出する測位精度算出手段と、
    前記所要測位精度と前記算出された測位精度とを比較し、無線端末による測定及び前記測定結果の無線ネットワークへの報告の少なくともいずれか一方の実行を制御する測定報告制御手段と
    を有する無線通信システム。
  17. 無線ネットワークが指定する測定条件に基づき無線端末が測定し、測定結果を報告する無線通信システムであって、
    無線端末の測位精度を算出する測位精度算出手段と、
    前記算出された測位精度に基づいて、無線端末による測定及び前記測定結果の無線ネットワークへの報告の少なくともいずれか一方の実行を制御する測定報告制御手段と
    を有する無線通信システム。
  18. 無線ネットワークが指定する測定条件に基づき無線端末が測定し、測定結果を報告する無線通信方法であって、
    無線ネットワークは、測位精度の条件に関する所要測位精度を無線端末に通知し、
    無線端末は、無線端末の測位精度を算出し、前記無線ネットワークから通知された前記所要測位精度と前記算出された測位精度とを比較し、無線端末による測定及び前記測定結果の無線ネットワークへの報告の少なくともいずれか一方の実行を制御する
    無線通信方法。
  19. 無線ネットワークが指定する測定条件に基づき無線端末が測定し、測定結果を報告する無線通信方法であって、
    無線端末の測位精度を算出し、
    前記算出された測位精度に基づいて、無線端末による測定及び前記測定結果の無線ネットワークへの報告の少なくともいずれか一方の実行を制御する
    無線通信方法。
  20. 無線ネットワークが指定する測定条件に基づき無線端末が測定し、測定結果を報告する無線端末のプログラムであって、
    無線端末の測位精度を算出する処理と、
    測位精度の条件に関する所要測位精度と、前記算出された測位精度とを比較し、無線端末による測定及び前記測定結果の無線ネットワークへの報告の少なくともいずれか一方の実行を制御する処理と
    を無線端末に実行させるプログラム。
  21. 無線ネットワークが指定する測定条件に基づき無線端末が測定し、測定結果を報告する無線通信システムにおける情報処理装置のプログラムであって、
    無線端末による測定及び前記測定結果の無線ネットワークへの報告の少なくともいずれか一方の実行を制御する条件となる無線端末の測位精度に関する所要測位精度を無線端末に通知する処理を
    前記情報処理装置に実行させるプログラム。
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