JPWO2011027479A1 - 画像送信装置及び画像受信装置 - Google Patents

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Abstract

画像送信装置(100)は、複数の映像処理のいずれか1つを所定単位の画像に適用し、映像データを生成する映像処理部(102)と、所定単位の画像のフレーム番号と、所定単位の画像の座標情報と、映像データのサブサンプル/非サブサンプルを識別する情報と、映像データにサブサンプル処理が行われている場合における映像データの画素位相情報と、映像データの圧縮/非圧縮を識別する情報と、映像データのサイズ情報と、映像データとを含む伝送データを出力する出力部(103)とを具備する。

Description

本発明は、画像の送信及び受信に関する。
無線などの限られた伝送帯域において高精細な映像データを高品質実時間伝送するためには、伝送速度の変動に対する追随性及び伝送エラーに対する耐性を備える低遅延な画像圧縮/画像伸張技術が必要となる。
特許文献1記載の映像データ処理装置は、画像を画素位相に従ってサブサンプルして複数のサブサンプル画像に分離し、各サブサンプル画像を圧縮する。この映像データ処理装置によれば、複数のサブサンプル画像のうち一部がエラーにより欠落したとしても、残りの正常なサブサンプル画像に基づいてエラー隠蔽できる。
特許文献2記載の画像通信方法は、画像をブロック単位で可変長圧縮し、各ブロックの圧縮データに当該圧縮データのサイズを付加して送信する。この画像通信方法によれば、各ブロックの圧縮データの位置が受信側にとって既知となるため、ランダムアクセスが可能となる。即ち、この画像通信方法によれば、伝送エラーの伝播範囲がブロックレベルに抑えられる。
特開平6−22288号公報 特開平11−18086号公報
特許文献1記載の映像データ処理装置は、映像データの無線伝送を想定していない。映像データを無線伝送する場合に、伝送エラー率などの伝送環境は時々刻々と変化する。一般に、サブサンプル処理は、画像の空間的相関を低下させるため、空間方向予測を利用した画像圧縮の効率を低下させる。故に、サブサンプル処理は、伝送エラー率が高い伝送環境において好適であるが、伝送エラー率が低い伝送環境において必ずしも好適でない。この映像データ処理装置は伝送エラー率が低い場合にもサブサンプル処理を行うため、高効率な画像圧縮に不向きである。また、サブサンプル処理に基づくエラー隠蔽は、伝送エラー率が著しく高い(複数のサブサンプル画像が殆ど欠落するような)伝送環境では機能しない。
特許文献2記載の画像通信方法は、ブロック毎の圧縮データサイズを送信データに格納する。故に、圧縮データサイズを表現するために大きな情報量が必要となる。また、この圧縮データサイズを表現する領域にエラーが生じると、ブロックの圧縮データへのランダムアクセスが破綻し、エラーがブロックレベルを超えて伝播するおそれがある。
従って、本発明は、伝送環境の変動に対して安定的に高品質な映像を伝送するための画像送信/画像受信の技術を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る画像送信装置は、入力画像を所定単位の画像に分割する分割部と、(a)前記所定単位の画像を映像データとして生成する第1の映像処理と、(b)前記所定の単位の画像を圧縮して映像データを生成する第2の映像処理と、(c)前記所定単位の画像を画素位相に従って複数のサブサンプル画像に画素分離するサブサンプル処理を行って、各サブサンプル画像を映像データとして生成する第3の映像処理と、(d)前記所定単位の画像を画素位相に従って複数のサブサンプル画像に分離するサブサンプル処理を行って、各サブサンプル画像を圧縮して映像データを生成する第4の映像処理とのうちいずれか1つを前記所定単位の画像に適用し、前記映像データを生成する映像処理部と、前記所定単位の画像のフレーム番号と、前記所定単位の画像の座標情報と、前記映像データのサブサンプル/非サブサンプルを識別する情報と、前記映像データにサブサンプル処理が行われている場合における当該映像データの画素位相情報と、前記映像データの圧縮/非圧縮を識別する情報と、前記映像データのサイズ情報と、前記映像データとを含む伝送データを出力する出力部とを具備する。
本発明の他の態様に係る画像受信装置は、所定単位の画像のフレーム番号と、前記所定単位の画像の座標情報と、映像データのサブサンプル/非サブサンプルを識別する情報と、前記映像データにサブサンプル処理が行われている場合における当該映像データの画素位相情報と、前記映像データの圧縮/非圧縮を識別する情報と、前記映像データのサイズ情報と、前記映像データとを含む伝送データを入力する入力部と、前記映像データのサイズ情報に従って、前記伝送データから前記映像データを抽出する抽出部と、前記映像データの圧縮/非圧縮を識別する情報が当該映像データに圧縮処理が行われていることを示すならば当該映像データを伸張する伸張部と前記映像データのサブサンプル/非サブサンプルを識別する情報が当該映像データにサブサンプル処理が行われていることを示すならば、前記画素位相情報に従って前記映像データに逆サブサンプル処理を行って、前記所定単位の画像を再構成する逆サブサンプル部と、前記所定単位の画像の座標情報に基づいて、前記所定単位の画像の表示領域を決定する表示領域決定部と、前記所定単位の画像のフレーム番号に基づいて、前記所定単位の画像の表示フレームを決定する表示順序決定部とを具備する。
本発明の他の態様に係る画像送信装置は、入力画像を分割した所定単位の画像を入力する画像入力部と、水平方向の縮小変換を前記所定単位の画像の信号コンポーネント毎に行うフォーマット変換部と、前記縮小変換が施された所定単位の画像に対して、水平方向の画素分離を行う画素分離部と、前記画素分離が施された所定単位の画像を、分離された画素位相毎に独立して圧縮し、画像圧縮データを得る圧縮部と、前記画像圧縮データをパケット化するパケット化部と、前記パケット化された画像圧縮データを送信する送信部とを具備し、(1)前記画像圧縮データと、(2)前記入力画像の色空間の情報と、前記画像圧縮データに関する(3)水平方向の縮小率の情報と、(4)画素分離タイプの情報と、(5)画素分離位相の情報とを伝送する。
本発明の他の態様に係る画像受信装置は、入力画像を分割した所定単位の画像または前記所定単位の画像を水平方向に画素分離した画像の(1)画像圧縮データと、(2)前記入力画像の色空間の情報と、前記画像圧縮データに関する(3)水平方向の縮小率の情報と、(4)画素分離タイプの情報と、(5)画素分離位相の情報とを含む複数のパケットを受信する受信部と、前記パケットから前記(1)乃至(5)の情報を抽出するデパケット部と、前記画像圧縮データを伸張する伸張部と、前記画素分離タイプの情報及び前記画素分離位相の情報に応じて、伸張した画像の水平方向の画素結合を行う画素結合部と、前記水平方向の縮小率の情報に応じて、前記画素結合した画像を信号コンポーネント毎に水平方向に拡大するフォーマット変換部と、フォーマット変換が行われた画像を出力する画像出力部とを具備する。
本発明の他の態様に係る画像送信装置は、入力画像フレームをスライス単位に分割する分割部と、前記スライス単位に閉じた圧縮を行って圧縮画像データを生成する圧縮部と、パケット化されたデータ信号を生成するために、(1)前記圧縮画像データ、(2)前記入力画像フレームの色空間がRGB、YCbCr422およびYCbCr444のうちのどの色空間であるかを示す色空間情報、(3)前記入力画像フレームのフレームサイズ情報、(4)前記スライスが前記入力画像フレームの所定単位の画像であるか、又は、前記所定単位の画像を2つのパーティションに分離したうちの一方の画像であるか、を示す分離情報、(5)前記スライスが属するフレーム番号を示すフレーム番号情報、(6)前記スライスがフレーム内で表示されるべき位置を示す表示位置情報、(7)前記スライスが、(A)前記所定単位の画像を偶数列の画素と奇数列の画素とに分離する画素分離モード、(B)前記所定単位の画像をチェッカーボードパターンの第1位相の画素と第2位相の画素とに分離する画素分離モード、および、(C)前記所定単位の画像を左半分の画像と右半分の画像とに分離する画素分離モード、のうちの、どの画素分離モードに基づくパーティションであるかを示す画素分離タイプ情報、(8)前記スライスが前記2つのパーティションのうちのどちらであるかを示すパーティション番号情報、および、(9)前記所定単位の画像の各信号コンポーネントの水平サブサンプリング率を示す水平サブサンプリング率情報、をパケット化するパケット化部と、前記パケット化されたデータ信号をOFDM変調して57GHzから66GHzまでの周波数範囲内の無線伝送チャンネルで送信する送信部と、を具備する。
本発明の他の態様に係る画像受信装置は、57GHzから66GHzまでの周波数範囲内の無線伝送チャンネルで受信された信号をOFDM復調することにより、複数のパケットデータを受信する受信部と、前記複数のパケットデータから(1)スライス単位で圧縮された画像データ、(2)前記画像データのフレームの色空間が、RGB、YCbCr422およびYCbCr444のうちの、どの色空間であるかを示す色空間情報、(3)前記フレームのフレームサイズ情報、(4)前記スライスが前記フレームの所定単位の画像であるか、又は、前記所定単位の画像を2つのパーティションに分離したうちの一方の画像であるか、を示す分離情報、(5)前記スライスが属する前記フレームの番号を示すフレーム番号情報、(6)前記スライスが前記フレーム内で表示されるべき位置を示す表示位置情報、(7)前記スライスが、(A)前記所定単位の画像を偶数列の画素と奇数列の画素とに分離する画素分離モード、(B)前記所定単位の画像をチェッカーボードパターンの第1位相の画素と第2位相の画素とに分離する画素分離モード、および、(C)前記所定単位の画像を左半分の画像と右半分の画像とに分離する画素分離モード、のうちの、どの画素分離モードに基づくパーティションであるかを示す画素分離タイプ情報、(8)前記スライスが前記2つのパーティションのうちのどちらであるか示すパーティション番号情報、および、(9)前記所定単位の画像の各信号コンポーネントの水平サブサンプリング率を示す水平サブサンプリング率情報、をデパケット化するデパケット化部と、前記(1)から(9)の情報に基づいて、前記画像データを伸張するとともに前記所定単位の画像を再構成する再構成部と、を備える。
本発明によれば、伝送環境の変動に対して安定的に高品質な映像を伝送するための画像送信/画像受信の技術を提供できる。
第1の実施形態に係る画像送信装置を示すブロック図。 図1における映像処理部102の詳細を示すブロック図。 第1の実施形態に係る画像受信装置を示すブロック図。 第2の実施形態に係る画像送信装置を示すブロック図。 第2の実施形態に係る画像受信装置を示すブロック図。 第3の実施形態に係る画像送信装置を示すブロック図。 第3の実施形態に係る画像受信装置を示すブロック図。 第1の実施形態における所定単位の画像の説明図。 第3の映像処理部203及び第4の映像処理部204が行うサブサンプル処理の説明図。 第3の映像処理部203及び第4の映像処理部204が行うサブサンプル処理の説明図。 第1の実施形態における伝送データの一例を示す図。 逆サブサンプル部304が行う逆サブサンプル処理の説明図。 逆サブサンプル部304が行う逆サブサンプル処理の説明図。 第2の実施形態における伝送データの一例を示す図。 第3の実施形態における伝送データの一例を示す図。 第4の実施形態における伝送データの一例を示す図。 第5の実施形態に係る画像送信装置のブロック図。 第5の実施形態に係る画像受信装置のブロック図。 第5の実施形態に係る伝送データ構造の例を示す図。 第5の実施形態に係るスライスヘッダの例を示す図。 第5の実施形態に係る画素分離タイプの情報の例を示す図。 第5の実施形態に係る縮小率の情報の例を示す図。 第5の実施形態に係る画素分離の例を示す図。 第5の実施形態に係る画素分離の例を示す図。 第5の実施形態に係る画素分離の例を示す図。 第5の実施形態に係るスライス識別子の例を示す図。 第5の実施形態に係る伝送画像フォーマットの情報の例を示す図。 第5の実施形態に係る色空間の情報の例を示す図。 第5の実施形態に係る画素分離の有効/無効を示す情報の例を示す図。 第5の実施形態に係る圧縮データの色空間の例を示す図。 第5の実施形態に係る圧縮データのブロック数係数の例を示す図。 画素結合部25の一例を示すブロック図。 第5の実施形態に係る画素分離の効果を説明する図。 第5の実施形態に係る画素分離の効果を説明する図。 第5の実施形態に係る画素分離の効果を説明する図。 第5の実施形態に係る縮小変換の効果を説明する図。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。尚、本願明細書における「画像圧縮/画像伸張」という用語は、「画像符号化/画像復号化」という用語に置き換えて理解されてもよい。
(第1の実施形態)
図1に示すように、本発明の第1の実施形態に係る画像送信装置100は、分割部101、映像処理部102及び出力部103を有する。画像送信装置100は、入力画像104から伝送データ105を生成する。
分割部101は、入力画像104を所定単位の画像に分割する。ここで、入力画像104は、例えば伝送対象となる映像に含まれる1フレーム分の画像である。分割部101は、この入力画像104を空間的に分割する。分割部101は、例えば図8に示すように、入力画像104を複数の所定単位の画像に分割する。図8において、所定単位の画像は、幅が1フレームの半分であって高さが16画素の領域内の画素集合である。尚、所定単位の画像は、図8に示すものに限られない。分割部101は、所定単位の画像と、当該所定単位の画像のフレーム番号と、当該所定の画像の座標情報とを映像処理部102に入力する。フレーム番号は所定単位の画像の属するフレーム(時間的位置)を識別し、座標情報はフレーム内で所定単位の画像が占める領域(空間的位置)を識別するために利用される。
映像処理部102は、所定単位の画像に対して後述する第1乃至第4の映像処理のいずれかを適用し、映像データを生成する。映像処理部102は、伝送速度及び伝送エラー率に応じて上記第1乃至第4の映像処理を選択し、所定単位の画像に適用する。映像処理部102における映像処理の選択は、第1乃至第4の映像処理の適用前になされてもよいし、第1乃至第4の映像処理の適用後になされてもよい。伝送速度及び伝送エラー率は、任意の既存の手法を利用して取得できる。
映像処理部102は、図2に示すように、第1の映像処理部201、第2の映像処理部202、第3の映像処理部203及び第4の映像処理部204を有する。
第1の映像処理部201は、所定単位の画像205に対して第1の映像処理を行う。第1の映像処理は、所定単位の画像205に対する圧縮及びサブサンプル処理を含まない。即ち、第1の映像処理部201は、所定単位の画像205をそのまま映像データ208として生成する。第1の映像処理によって生成される映像データ208は、データ量が大きくエラー耐性が低い。故に、第1の映像処理は、伝送速度206が高く、伝送エラー率207が低い伝送環境において好適である。
第2の映像処理部202は、所定単位の画像205に対して第2の映像処理を行う。第2の映像処理部202は、所定単位の画像205に対して圧縮処理を行って、映像データ208を生成する。尚、第2の映像処理は、サブサンプル処理を含まない。第2の映像処理における圧縮方式、圧縮率などは任意である。第2の映像処理によって生成される映像データ208は、データ量が小さくエラー耐性が低い。故に、第2の映像処理は、伝送速度206及び伝送エラー率207が低い伝送環境において好適である。
第3の映像処理部203は、所定単位の画像205に対して第3の映像処理を行う。第3の映像処理は、所定単位の画像205に対するサブサンプル処理を含む。即ち、第3の映像処理部203は、所定単位の画像205を画素位相に従って複数のサブサンプル画像に画素分離し、各サブサンプル画像を映像データ208として生成する。尚、第3の映像処理は、圧縮処理を含まない。第3の映像処理におけるサブサンプル処理の方式は任意である。第3の映像処理によって生成される映像データ208は、データ量が大きくエラー耐性が高い。故に、第3の映像処理は、伝送速度206及び伝送エラー率207が高い伝送環境において好適である。
第4の映像処理部204は、所定単位の画像205に対して第4の映像処理を行う。第4の映像処理は、所定単位の画像205に対するサブサンプル処理及び圧縮処理を含む。即ち、第4の映像処理部204は、所定単位の画像205を画素位相に従って複数のサブサンプル画像に画素分離し、サブサンプル画像毎に圧縮処理を行って映像データ208を生成する。第4の映像処理におけるサブサンプル処理の方式、圧縮方式、圧縮率などは任意である。第4の映像処理によって生成される映像データ208は、データ量が小さくエラー耐性が高い。故に、第4の映像処理は、伝送速度206が低く伝送エラー率207が高い伝送環境において好適である。
尚、伝送エラー率207が高い伝送環境においてサブサンプル処理が好適であると述べたが、伝送エラー率207が著しく高い場合には受信側においてサブサンプル処理に基づくエラー隠蔽が機能しないおそれがある。このような場合には、映像処理部102はデータ再送を想定した映像処理を適用してもよい。例えば、映像処理部102は、第2または第4の映像処理を通常よりも高い圧縮率で実行して映像データ208を生成し、図示しないバッファなどに再送のために一時保存しておいてもよい。
以下、第3及び第4の映像処理におけるサブサンプル処理の具体例を説明する。尚、第3の映像処理部203及び第4の映像処理部204は、いずれか1つのサブサンプル処理を固定的に適用してもよいし、複数のサブサンプル処理から1つを適応的に選択して適用してもよい。複数のサブサンプル処理を切り替え可能とする場合には、適用されたサブサンプル処理を識別する情報を後述する伝送データ105に格納させてもよい。
例えば、図9A及び図9Bに示すように、サブサンプル処理において、所定単位の画像内の画素を水平方向及び垂直方向で偶奇的に分離することにより4つのサブサンプル画像が生成されてよい。換言すれば、所定単位の画像内の奇数番目の水平方向ライン及び奇数番目の垂直方向ラインの交点画素で構成されるサブサンプル画像と、奇数番目の水平方向ライン及び偶数番目の垂直方向ラインの交点画素で構成されるサブサンプル画像と、偶数番目の水平方向ライン及び奇数番目の垂直方向ラインの交点画素で構成されるサブサンプル画像と、偶数番目の水平方向ライン及び偶数番目の垂直方向ラインの交点画素で構成されるサブサンプル画像とが生成されてよい。また、このサブサンプル処理は、2×2画素ブロック単位での相対的な位置に応じて画素を分離して、4つのサブサンプル画像を生成しているとみなすこともできる。図9Aは、このサブサンプル処理前の所定単位の画像を示している。図9Aにおいて、奇数番目の水平方向ライン及び奇数番目の垂直方向ラインの交点画素は三角印、奇数番目の水平方向ライン及び偶数番目の垂直方向ラインの交点画素は菱形印、偶数番目の水平方向ライン及び奇数番目の垂直方向ラインの交点画素は正方形印、偶数番目の水平方向ライン及び偶数番目の垂直方向ラインの交点画素は丸印で夫々示されている。尚、図9Aにおいて画素0の座標は(0,0)、画素31の座標は(7,3)であるものとする。図9Aに示す所定単位の画像を、前述の規則に従ってサブサンプルすると、図9Bに示す4つのサブサンプル画像が生成される。尚、図9A及び図9Bにおいて同一画素には同一符号が付されている。
また、サブサンプル処理において、所定単位の画像内の画素を水平方向、垂直方向または斜め方向(チェッカーボード型)で偶奇的に分離することにより2つのサブサンプル画像が生成されてよい。
映像処理部102は、第1乃至第4の映像処理の適用によって得られた映像データ208と共に、所定単位の画像のフレーム番号、所定単位の画像の座標情報、サブサンプル/非サブサンプルを識別する情報、画素位相情報、圧縮/非圧縮を識別する情報、映像データ208のサイズ情報を出力部103に入力する。サブサンプル/非サブサンプルを識別する情報は、映像データ208を生成するためにサブサンプル処理が行われているか否かを示す。また、複数のサブサンプル処理の切り替えを行う場合は、サブサンプル/非サブサンプルを識別する情報に各サブサンプル処理の識別情報も含まれる。画素位相情報は、サブサンプル処理が行われている場合に映像データ208が表現するサブサンプル画像を示す。圧縮/非圧縮を識別する情報は、映像データ208を生成するために圧縮処理が行われているか否かを示す。映像データ208のサイズ情報は、例えば映像データ208の総サイズなどを示す。
出力部103は、映像処理部102からのデータの形式を整えて伝送データ105を生成し、出力する。伝送データ105は、伝送速度及び伝送エラー率が時間変化する伝送路(例えば、無線伝送路)を介して画像受信装置に伝送される。伝送データ105のフォーマットは、例えば図10に示す通りである。尚、図10のフォーマットにおいて、各フィールドの位置は適宜変更されてよいし、図示されていない情報が追加されてもよい。
以上説明したように、本実施形態に係る画像送信装置は、時間変化する伝送速度及び伝送エラー率に基づいて圧縮処理、サブサンプル処理などの映像処理の適用/非適用を切り替えている。従って、本実施形態に係る画像送信装置によれば、伝送速度または伝送エラー率の変動に対して安定的に高品質な映像を伝送できる。
図3に示すように、本実施形態に係る画像受信装置300は、入力部301、映像データ抽出部302、伸張部303、逆サブサンプル部304、表示領域決定部305及び表示順序決定部306を有する。画像受信装置300は、伝送データ105から出力映像307を生成する。伝送データ105は、図1の画像送信装置100などから例えば無線伝送路を介して伝送される。
入力部301は、伝送データ105を映像データ抽出部302に入力する。尚、入力部301は、伝送データ105においてエラーを検出した場合には、当該伝送データ105の一部または全部を再送するように送信側(画像送信装置100など)に要求してもよい。尚、エラーを検出するためには、例えば既存の誤り訂正符号を利用すればよい。
映像データ抽出部302は、伝送データ105に含まれる映像データのサイズ情報に従って、伝送データ105から映像データ208を抽出する。伝送データ105中の圧縮/非圧縮を識別する情報が映像データ208に圧縮処理が行われていることを示すならば、当該映像データ208は伸張部303に入力される。伝送データ105中の圧縮/非圧縮を識別する情報が映像データ208に圧縮処理が行われていないことを示し、かつ、サブサンプル/非サブサンプルを識別する情報が当該映像データ208にサブサンプル処理が行われていることを示すならば、当該映像データ208は逆サブサンプル部304に入力される。伝送データ105中の圧縮/非圧縮を識別する情報が映像データ208に圧縮処理が行われていないことを示し、かつ、サブサンプル/非サブサンプルを識別する情報が当該映像データ208にサブサンプル処理が行われていないことを示すならば、当該映像データ208は所定単位の画像として表示領域決定部305に入力される。
伸張部303は、入力された映像データを伸張する。尚、伸張部303が行う伸張処理は、送信側(画像送信装置100など)において適用された圧縮処理に対応する。伝送データ105中のサブサンプル/非サブサンプルを識別する情報が当該映像データ208にサブサンプル処理が行われていることを示すならば伸張された映像データは逆サブサンプル部304に入力され、そうでなければ伸張された映像データは所定単位の画像として表示領域決定部305に入力される。
逆サブサンプル部304には、所定単位の画像を画素分離したサブサンプル画像に相当する映像データが入力される。逆サブサンプル部304は、伝送データ105中の画素位相情報に従って複数の映像データに逆サブサンプル処理(画素統合)を行って所定単位の画像を再構成する。尚、エラーによって一部のサブサンプル画像が欠落している場合には、逆サブサンプル部304は欠落した画素を(空間的にまたは時間的に)近隣の正常な画素に基づいて補間してもよい。尚、逆サブサンプル部304が行う逆サブサンプル処理は、送信側(画像送信装置100など)において適用されたサブサンプル処理に対応する。例えば、送信側において図9A及び図9Bに示すようなサブサンプル処理が行われているならば、逆サブサンプル部304は図11Aに示すサブサンプル画像から図11Bに示す所定単位の画像を再構成すればよい。また、送信側にて複数のサブサンプル処理の切り替えが行われる場合には、サブサンプル/非サブサンプルを識別する情報に含まれるサブサンプル処理の識別情報に従い逆サブサンプル処理の内容を決定する。逆サブサンプル部304は、再構成した所定単位の画像を表示領域決定部305に入力する。
表示領域決定部305は、伝送データ105中の所定単位の画像の座標情報に従って、所定単位の画像の表示領域(空間的位置)を決定する(例えば、図8を参照)。表示順序決定部306は、伝送データ105中の所定単位の画像のフレーム番号に従って、所定単位の画像の表示フレームを決定し、出力映像307を生成する。出力映像307は、テレビなどのディスプレイ装置へ出力される。
以上説明したように、本実施形態に係る画像受信装置は、本実施形態に係る画像送信装置に対応している。従って、本実施形態に係る画像受信装置によれば、伝送速度または伝送エラー率の変動に対して安定的に高品質な映像を出力することが可能となる。
(第2の実施形態)
図4に示すように、本発明の第2の実施形態に係る画像送信装置400は、ブロック分割部401、圧縮部402及び出力部403を有する。画像送信装置400は、所定単位の画像404に圧縮処理を行って、伝送データ406を生成する。尚、画像送信装置400は、図1の画像送信装置100における第2の映像処理部202または第4の映像処理部204の一部として適宜組み込まれてもよい。
ブロック分割部401は、所定単位の画像404を分割し、複数の画像ブロックを生成する。尚、画像ブロックの形状及びサイズは限定されない。ブロック分割部401は、複数の画像ブロックを圧縮部402に入力する。
圧縮部402は、所定サイズ405に従って画像ブロックを圧縮する。所定サイズ405は、各画像ブロックの圧縮後のデータ量を指定するパラメータである。即ち、圧縮部402は、所定サイズ405を上回らないように画像ブロックを圧縮する。所定サイズ405は、可変値であってもよいし、固定値であってもよい。所定サイズ405が可変値であるならば、伝送速度の変動に追随するように変化させてもよい。圧縮部402は、画像ブロックの圧縮データ(以下、単にブロック圧縮データと称する)を出力部403に入力する。
出力部403は、図12に示すように、所定単位の画像404に対応する複数のブロック圧縮データのまとまりと上記所定サイズ情報とを含む映像データと、この映像データの総サイズ情報を伝送データ406として生成する。所定サイズ情報は、所定サイズ405を示す情報である。尚、所定サイズ情報は映像データの一部でなく映像データのサイズ情報の一部として扱われてもよい。総サイズ情報は、映像データの総サイズに関する情報である。伝送データ406は、例えば無線伝送路を介して画像受信装置に伝送される。画像受信装置は、この所定サイズ情報及び総サイズ情報に基づいて、任意のブロック圧縮データにアクセス(ランダムアクセス)できる。具体的には、画像受信装置は、総サイズ情報に基づいて複数のブロック圧縮データのまとまりを抽出し、所定サイズ情報に基づいて個々のブロック圧縮データを抽出できる。
以上説明したように、本実施形態に係る画像送信装置は、所定単位の画像を分割した複数の画像ブロックを所定サイズに従って圧縮し、所定サイズ情報及び総サイズ情報と共に伝送する。従って、本実施形態に係る画像送信装置によれば、個々のブロック圧縮データへのランダムアクセスが可能となるため、エラーの伝播範囲がブロックレベルに抑えられる。即ち、伝送エラー率が一時的に上昇したとしても安定的に高品質な画像を伝送できる。
図5に示すように、本実施形態に係る画像受信装置500は、入力部501、分離部502及び伸張部503を有する。画像受信装置500は、伝送データ406から出力画像504を生成する。伝送データ406は、図4の画像送信装置400などから例えば無線伝送路を介して伝送される。尚、画像受信装置500は、図3の画像受信装置300における伸張部303の一部として適宜組み込まれてもよい。
入力部501は、伝送データ406を分離部502に入力する。尚、入力部501は、伝送データ406においてエラーを検出した場合には、当該伝送データ406の一部または全部を再送するように送信側(画像送信装置400)に要求してもよい。
分離部502は、伝送データ406中の総サイズ情報に基づいて、所定サイズ情報と、ブロック圧縮データのまとまりとを分離する。分離部502は、所定サイズ情報及びブロック圧縮データのまとまりを伸張部503に入力する。
伸張部503は、所定サイズ情報に基づいて、ブロック圧縮データのまとまりにおける個々のブロック圧縮データの位置(例えば開始位置)を判定する。各ブロック圧縮データには所定サイズが割り当てられているため、伸張部503は個々のブロック圧縮データの位置を一意に識別できる。伸張部503は、個々のブロック圧縮データを伸張し、出力画像504を生成する。尚、伸張部503が行う伸張処理は、送信側(画像送信装置400など)において適用された圧縮処理に対応する。
伸張部503は、一部のブロック圧縮データにおいてエラーを検出した場合には、当該ブロック圧縮データを破棄し、対応する画像ブロックを(空間的または時間的に)近隣の正常な画像ブロックに基づいて補間してもよい。また、伸張部503は、一部のブロック圧縮データにおいてエラーを検出した場合には、当該ブロック圧縮データを破棄し、当該ブロック圧縮データの再送を送信側に要求して、再送されたブロック圧縮データを伸張してもよい。これら2種類の処理は、例えば伝送速度に基づいて切り替えられてもよい。即ち、伸張部503は、伝送速度が低ければ画像ブロックの補間を行い、伝送速度が高ければ再送要求を行うようにしてもよい。
以上説明したように、本実施形態に係る画像受信装置は、本実施形態に係る画像送信装置に対応している。従って、本実施形態に係る画像受信装置によれば、個々のブロック圧縮データへのランダムアクセスが可能となるため、エラーの伝播範囲がブロックレベルに抑えられる。即ち、伝送エラー率が一時的に上昇したとしても安定的に高品質な画像を出力できる。
(第3の実施形態)
図6に示すように、本発明の第3の実施形態に係る画像送信装置600は、ブロック分割部601、圧縮部610及び出力部603を有する。画像送信装置600は、所定単位の画像604に圧縮処理を行って、伝送データ606を生成する。尚、画像送信装置600は、図1の画像送信装置100における第2の映像処理部202または第4の映像処理部204の一部として適宜組み込まれてもよい。
ブロック分割部601は、所定単位の画像604を分割し、複数の画像ブロックを生成する。尚、画像ブロックの形状及びサイズは限定されない。ブロック分割部601は、複数の画像ブロックを圧縮部610に入力する。
圧縮部610は、所定サイズ605に従って画像ブロックを圧縮する。所定サイズ605は、各画像ブロックの圧縮後のデータ量を指定するパラメータである。即ち、圧縮部602は、所定サイズ605を上回らないように画像ブロックを圧縮する。所定サイズ605は、可変値であってもよいし、固定値であってもよい。所定サイズ605が可変値であるならば、伝送速度の変動に追随するように変化させてもよい。圧縮部610は、複数の圧縮方式からいずれか1つをブロック単位で選択して適用できる。例えば図6に示すように、圧縮部610は、例えば第1の圧縮部611、第2の圧縮部612及び第3の圧縮部613を有している。
第1の圧縮部611は、画素間差分を圧縮するDPCM(Differential Pulse Code Modulation)などの第1の圧縮処理(可逆圧縮)を画像ブロックに適用する。第2の圧縮部612は、離散コサイン変換(DCT)などの直交変換に伴う低周波領域へのエネルギー集中を利用する第2の圧縮処理(非可逆圧縮)を画像ブロックに適用する。第3の圧縮部613は、いわゆるカラーパレット方式の第3の圧縮処理(固定長の画素単位圧縮)を画像ブロックに適用する。カラーパレット方式によって生成されるブロック圧縮データは、画素値及びインデックス番号の対応表(カラーパレット)と、ブロック内の各画素に与えられたインデックス番号とを含む。
圧縮部610は、画像ブロックの性質に応じて圧縮方式を選択してもよい。例えば、一般的に、自然画像には第3の圧縮処理に比べて第2の圧縮処理が好適であるし、人工画像(例えば、コンピュータグラフィックス)には第2の圧縮処理に比べて第3の圧縮処理が好適である。また、圧縮部610は、第1乃至第3の圧縮処理を試験的に適用し、圧縮歪の最も小さくなる圧縮処理を選択してもよい。圧縮部610は、図13に示すように、画像ブロックに圧縮処理を行って得られる圧縮データに圧縮方式の識別子を付加してブロック圧縮データとして出力部603に入力する。
出力部603は、図13に示すように、所定単位の画像604に対応する複数のブロック圧縮データのまとまりと上記所定サイズ情報とを含む映像データと、この映像データの総サイズ情報を伝送データ606として生成する。所定サイズ情報は、所定サイズ605を示す情報である。尚、所定サイズ情報は映像データの一部でなく映像データのサイズ情報の一部として理解されてもよい。総サイズ情報は、映像データの総サイズに関する情報である。伝送データ606は、例えば無線伝送路を介して画像受信装置に伝送される。画像受信装置は、この所定サイズ情報及び総サイズ情報に基づいて、任意のブロック圧縮データにアクセス(ランダムアクセス)できる。具体的には、画像受信装置は、総サイズ情報に基づいて複数のブロック圧縮データのまとまりを抽出し、所定サイズ情報に基づいて個々のブロック圧縮データを抽出できる。
以上説明したように、本実施形態に係る画像送信装置は、所定単位の画像を分割した複数の画像ブロックを所定サイズに従って圧縮し、所定サイズ情報及び総サイズ情報と共に伝送する。従って、本実施形態に係る画像送信装置によれば、個々のブロック圧縮データへのランダムアクセスが可能となるため、エラーの伝播範囲がブロックレベルに抑えられる。即ち、伝送エラー率が一時的に上昇したとしても安定的に高品質な画像を伝送できる。また、本実施形態に係る画像送信装置は、複数の圧縮方式をブロック単位で切り替え可能である。従って、本実施形態に係る画像送信装置によれば、個々の画像ブロックの性質に適した圧縮処理を適用できる。
図7に示すように、本実施形態に係る画像受信装置700は、入力部701、分離部702及び伸張部710を有する。画像受信装置700は、伝送データ606から出力画像604を生成する。伝送データ606は、図6の画像送信装置600などから例えば無線伝送路を介して伝送される。尚、画像受信装置700は、図3の画像受信装置300における伸張部303の一部として適宜組み込まれてもよい。
入力部701は、伝送データ606を分離部702に入力する。尚、入力部701は、伝送データ606においてエラーを検出した場合には、当該伝送データ606の一部または全部を再送するように送信側(画像送信装置600)に要求してもよい。
分離部702は、伝送データ606中の総サイズ情報に基づいて、所定サイズ情報と、ブロック圧縮データのまとまりとを分離する。分離部702は、所定サイズ情報及びブロック圧縮データのまとまりを伸張部710に入力する。
伸張部710は、所定サイズ情報に基づいて、ブロック圧縮データのまとまりにおける個々のブロック圧縮データの位置(例えば開始位置)を判定する。各ブロック圧縮データには所定サイズが割り当てられている、伸張部710は個々のブロック圧縮データの位置を一意に識別できる。伸張部710は、圧縮方式の識別子に従って個々のブロック圧縮データを伸張し、出力画像704を生成する。尚、伸張部710が行う伸張処理は、送信側(画像送信装置600など)において適用された圧縮処理に対応する。例えば図7に示すように、伸張部710は、第1の伸張部711、第2の伸張部712及び第3の伸張部713を有している。
第1の伸張部711は、図6の第1の圧縮部611に対応する。即ち、第1の伸張部711は、第1の圧縮処理に対応する第1の伸張処理をブロック圧縮データに適用し、出力画像704を生成する。第2の伸張部712は、図6の第2の圧縮部612に対応する。即ち、第2の伸張部712は、第2の圧縮処理に対応する第2の伸張処理をブロック圧縮データに適用し、出力画像704を生成する。第3の伸張部713は、図6の第3の圧縮部613に対応する。即ち、第3の伸張部713は、第3の圧縮処理に対応する第3の伸張処理をブロック圧縮データに適用し、出力画像704を生成する。
伸張部710は、一部のブロック圧縮データにおいてエラーを検出した場合には、当該ブロック圧縮データを破棄し、対応する画像ブロックを(空間的または時間的に)近隣の正常な画像ブロックに基づいて補間してもよい。また、伸張部710は、一部のブロック圧縮データにおいてエラーを検出した場合には、当該ブロック圧縮データを破棄し、当該ブロック圧縮データの再送を送信側に要求して、再送されたブロック圧縮データを伸張してもよい。これら2種類の処理は、例えば伝送速度に基づいて切り替えられてもよい。即ち、伸張部710は、伝送速度が低ければ画像ブロックの補間を行い、伝送速度が高ければ再送要求を行うようにしてもよい。
以上説明したように、本実施形態に係る画像受信装置は、本実施形態に係る画像送信装置に対応している。従って、本実施形態に係る画像受信装置によれば、個々のブロック圧縮データへのランダムアクセスが可能となるため、エラーの伝播範囲がブロックレベルに抑えられる。即ち、伝送エラー率が一時的に上昇したとしても安定的に高品質な画像を出力できる。また、本実施形態に係る画像受信装置は、圧縮方式の識別子に従って複数の伸張方式をブロック単位で切り替えて適用する。従って、本実施形態に係る画像受信装置によれば、個々の画像ブロックの性質に適合した高品質な画像を出力できる。
(第4の実施形態)
本発明の第4の実施形態に係る画像送信装置800は、図4の画像送信装置400において圧縮部402を別の圧縮部810に置き換えた構成に相当する。以下の説明では、圧縮部810と圧縮部402との間で異なる部分を中心に説明する。尚、画像送信装置800は、図1の画像送信装置100における第2の映像処理部202または第4の映像処理部204の一部として適宜組み込まれてもよい。
圧縮部810は、圧縮部402と同じ圧縮処理を行う。即ち、所定サイズ405を上回らないように画像ブロックを圧縮する。このとき、ブロック圧縮データのサイズは必ずしも所定サイズ405に一致せず、残余領域(パディング領域)が生じることがある。この残余領域は、通常、意味の無いパディングビットで満たされる。圧縮部810は、図14に示すように、この残余領域に所定のビットパターンを格納させる。この所定のビットパターンは、任意であるが、例えば「0」の羅列または「1」の羅列であってもよいし、所定単位の画像のフレーム番号、所定単位の画像の座標情報などの特徴量の一部(上位ビット、下位ビットなど)であってもよい。但し、この所定のビットパターンは、送信側(画像送信装置)と受信側(画像受信装置)との間で共通の規則に従って生成されるものとする。
以上説明したように、本実施形態に係る画像送信装置は、各ブロック圧縮データにおいて所定サイズに満たない残余領域に共通の規則に従って生成したビットパターンを格納させる。従って、本実施形態に係る画像送信装置によれば、送受間でのビットパターンの一致/不一致によりエラーを判定できる。即ち、伝送エラー率が一時的に上昇したとしても安定的に高品質な画像を伝送できる。
本実施形態に係る画像受信装置900は、図5の画像受信装置500において伸張部503を別の伸張部910に置き換えた構成に相当する。以下の説明では、伸張部910と圧縮部503との間で異なる部分を中心に説明する。
伸張部910は、伸張部503と同じ伸張処理を行う。更に、伸張部910は、画像ブロックの伸張データが所定サイズに満たなければ、画像送信装置800との共通規則に従ってビットパターンを生成する。伸張部910は、生成したビットパターンと、ブロック圧縮データに格納されているビットパターンとを照合する。伸張部910は、両者が不一致であれば、ブロック圧縮データのエラーを検出する。また、伸張部910は、画像ブロックの伸張データが所定サイズを超える場合にも、ブロック圧縮データのエラーを検出する。尚、伸張部910は、ブロック圧縮データのエラーを検出した場合には、伸張部503と同様に画像ブロックの補間、再送要求などを実行する。
以上説明したように、本実施形態に係る画像受信装置は、本実施形態に係る画像送信装置に対応している。従って、本実施形態に係る画像受信装置によれば、送受間でのビットパターンの一致/不一致によりエラーを判定できる。即ち、伝送エラー率が一時的に上昇したとしても安定的に高品質な画像を出力できる。
(第5の実施形態)
図15は、本発明の第5の実施形態に係る画像送信装置のブロック図である。入力画像11は、画像入力部12に入力される。画像入力部11は、入力画像11を所定単位の画像(例えば、連続する所定ライン数の画像領域)毎に、フォーマット変換部13に入力する。フォーマット変換部13は、水平方向の縮小変換を所定単位の画像の信号コンポーネント毎に行う。尚、フォーマット変換部13は、色空間の変換(例えば、RGBからYCbCrへの変換)を更に行ってもよい。水平方向の縮小変換が施された所定単位の画像は、画素分離部14により水平方向の複数の位相の画素に分離される。圧縮部15は、分離された画素位相毎に独立して所定単位の画像に対する圧縮処理(例えば、DCT(離散コサイン変換)を用いた圧縮)を行う。圧縮されたデータは、パケット化部16によりパケット化される。パケット化されたデータは、送信部17により例えばOFDM変調されて伝送データ18として60GHz帯のミリ波の無線で伝送される。送信部17は、例えば、57GHzから66GHzまでの周波数範囲内の伝送チャンネルを用いて伝送データ18を送信する。フォーマット変換部13、画素分離部14及び圧縮部15は、それぞれ未処理(バイパスの処理)を含む複数のモードを備え、所定単位の画像毎にそれぞれのモードを変更できる。伝送データ18は、フォーマット変換部13における縮小率の情報19、画素分離部14における画素分離タイプ及び画素分離位相の情報20、および、圧縮部15の圧縮モードの情報を含む。
図16は、本実施形態に係る画像受信装置のブロック図である。図16に示す画像受信装置は、図15の画像送信装置によって圧縮された画像圧縮データを含む伝送データ21を受信して、画像圧縮データの伸張を行う。伝送データ21は、例えばOFDM変調された60GHz帯のミリ波の無線信号である。伝送データ21は、例えば、57GHzから66GHzまでの周波数範囲内の伝送チャンネルを用いて送信される。受信部22は伝送データ21を受信する。受信部22は、受信された伝送データ21に対して復調処理を行う。デパケット化部23は、復調された伝送データ21から、画像圧縮データ、縮小率の情報29、画素分離タイプ及び画素分離位相の情報30を抽出する。縮小率の情報29、画素分離タイプ及び画素分離位相情報30は、所定単位の画像圧縮データ毎に指定されている。伸張部24は、受信した画像圧縮データの伸張処理を所定単位の画像圧縮データ毎に行う。伸張部24は、上記縮小率の情報29に加えて、後述する入力画像の色空間の情報、画像フレームの横幅の情報及び画素分離の有効/無効を示す情報を、所定単位の画像圧縮データ毎に用いて伸張処理を行う。画素結合部25は、画素分離タイプ及び画素分離位相の情報30を用いて、伸張された画像の画素結合処理を行う。フォーマット変換部26は、縮小率の情報29を用いて、水平方向の拡大処理を画素結合された画像の信号コンポーネント毎に行う。尚、フォーマット変換部13は、色空間の変換(例えば、YCbCrからRGBへの変換)を更に行ってもよい。画像出力部27は、フォーマット変換された画像を、ライン単位の再生画像28として出力する。
図17は、第5の実施形態に係る伝送データ構造の例を示す図である。所定単位の画像は、分離された画素位相毎に独立して圧縮される。ここでは、独立して圧縮された圧縮データをスライスと呼ぶ。各スライスは、固定のブロックサイズ(例えば8x8画素)の複数のブロックに分割されてブロック単位で圧縮される。各スライスには、固定ビット長のスライスヘッダが付与され、スライスヘッダとスライスとの組を、圧縮スライスデータユニットと呼ぶ。圧縮スライスデータユニットは、パケット化部16によって、複数のデータに分割され、分割されたデータごとにヘッダが付与されてパケット化される。
図18は、第5の実施形態に係るスライスヘッダの例を示す図である。スライスヘッダには、画素分離タイプを示す2ビットのpartition_typeと水平縮小率を示す2ビットのh_subsamplingのデータフィールドが含まれる。
図19は、第5の実施形態に係る画素分離タイプの情報partition_typeを説明する図である。partition_type=0は、水平方向に画像ラインを左右2分割する画素分離タイプを示す。また、後述するPartitionEnableが0(画素分離オフ)の場合には、partition_typeは必ず0がセットされ画素分離無しを意味する。図21に、水平左右分割の例を示す。この水平左右分割では、連続する8ラインを所定単位の画像とし、画像フレームの左半分をパーティション0(画素分離位相1)、右半分をパーティション1(画素分離位相2)として2つの領域に分割し、分離されたパーティション(画素位相)毎に独立して圧縮が行われる。partition_type=1は、水平方向に偶数画素と奇数画素で画素を分離する画素分離タイプを示す。図22に、水平偶数奇数画素分離の例を示す。この水平偶数奇数画素分離では、連続する8ラインを所定単位の画像とし、水平方向偶数番目の画素をパーティション0(画素分離位相1)、奇数番目の画素をパーティション1(画素分離位相2)として分離して、分離されたパーティション(画素位相)毎に独立して圧縮が行われる。partition_type=2は、チェッカーボード状に画素を分離するケースを示す。図23に、チェッカーボード画素分離の例を示す。このチェッカーボード画素分離では、連続する8ラインを所定単位の画像とし、偶数ラインの偶数番目の画素及び奇数ラインの奇数番目の画素をパーティション0(画素分離位相1)、偶数ラインの奇数番目の画素及び奇数ラインの偶数番目の画素をパーティション1(画素分離位相2)として水平方向に分離して、分離されたパーティション(画素位相)毎に独立して圧縮が行われる。
所定のライン数単位(ここでは8ライン)での画像圧縮において、画素分離をライン方向(垂直方向)で行うためには、画像分離前の所定単位の画像の垂直ライン数を倍増(ここでは16ライン)させる必要がある。垂直ライン数を倍増させることは、圧縮に係る遅延及び画像メモリ量の増加を招く。また、垂直ライン数が倍増すると、画像伸張においても、所定単位の画像をライン単位の出力画像にスキャン変換するための遅延量及び画像メモリ量が増大する。一方、画素分離を水平方向に限定すれば、所定単位の画像のライン数を維持したまま画素を2つの位相に分離できるので、圧縮処理及び伸張処理に係る遅延の増加や画像メモリの増加を抑えることが可能となる。
また、後述するPartitionEnableが0、すなわち画素分離オフの場合には、連続する8ラインを所定単位として圧縮してスライスを構成することにより、スライスヘッダやパケット化などのオーバーヘッドを削減できる。また、PartitionEnableが1、すなわち画素分離オンの場合には、連続する8ライン毎に、画素単位の分離は行わず左右で分離する水平左右分割、画素単位の水平偶数奇数画素分離、チェッカーボード画素分離のいずれかの画素分離タイプが選択される。1フレームよりも短い周期で時々刻々変化する伝送レートやエラーレートに応じて、エラー耐性と符号化効率とのバランスが最適となるように画素分離タイプを選択することにより、画質劣化の少ない圧縮伝送を実現することが可能となる。また、いずれの画素分離タイプが選択されても、連続する8ラインが2つのスライスとして圧縮されるため、後段のパケット化部16や送信部17は、画素分離タイプを意識せずに(画素分離タイプに関係なく)容易に動作できる。
図20は、第5の実施形態に係る水平縮小率を示すh_subsamplingを説明する図である。h_subsampling=0は、水平方向の縮小を行わずに圧縮が行われたことを示す。h_subsampling=1は、色差信号のみ水平方向に1/2縮小して圧縮が行われたこと示す。h_subsampling=2は、全ての画像信号コンポーネント(例えば、R,G,BまたはY,Cb,Crなど)に対して水平方向に1/2縮小を施して圧縮が行われたことを示す。受信側では、伸張処理及び画素結合が行われた画像に対して、h_subsampling=1の場合、色差信号の水平2倍の拡大処理が行われる。また、h_subsampling=2の場合、全ての画像信号コンポーネントに対して水平2倍の拡大処理が行われる。
所定単位の画像毎に、1フレームよりも短い周期で時々刻々変化する伝送レートや所定単位毎の画像の性質(圧縮困難度)に応じて、水平縮小無し、色差のみ縮小、全コンポーネント縮小を切り替えることにより、圧縮による歪と縮小による解像度低下のバランスを最適化させた高画質伝送が可能となる。
図24は圧縮されたスライスの識別子SliceIndexである。スライス識別子は、図17におけるパケットヘッダ又はスライスヘッダに含まれる。スライス識別子には、後述するPartitionEnableが1(画素分離オン)の場合は、上記画素分離されたパーティション(画素位相)番号(即ち、1または0)が、下位1ビットに含まれている。従って、下記の通り、各スライスのパーティション(画素位相)番号が抽出可能である。
Figure 2011027479
図25は、第5の実施形態に係る伝送画像フォーマット情報の例を示す図である。伝送画像フォーマット情報には、入力画像の色空間の情報ColorSpace、画素分離の有効/無効を示す情報PartitionEnable、画像フレームサイズの情報VideoFrameSizeInfoが含まれる。伝送画像フォーマット情報は画像圧縮データと共に伝送されるか、或いは、送信側と受信側の接続時に送信側から受信側へ伝送される。
図26は、入力画像の色空間の情報ColorSpaceを説明する図である。ColorSpaceの0、1、2は、それぞれ入力画像がRGB画像信号、YCbCr422画像信号、YCbCr444画像信号であることを示す。
図27は、画素分離の有効/無効を示す情報PartitionEnableを説明する図である。PartitionEnableの0、1は、それぞれ画素分離オフ(無効)、画素分離オン(有効)を示す。
図28は、第5の実施形態に係る圧縮データの色空間を示す図である。圧縮データの色空間は、圧縮部15に入力される画像及び伸張部24から出力される画像の色空間を示しており、(画像送信装置の)入力画像の色空間の情報ColorSpaceと水平縮小率を示すh_subsamplingによって決定される。水平縮小処理がオフ(h_subsampling=0)又は全コンポーネント1/2(h_subsampling=2)の場合、圧縮データの色空間と入力画像の色空間は一致する。一方、色差信号水平1/2(h_subsampling=1)は、入力画像の色空間がYCbCr444の場合にのみ適用可能であり、圧縮データの色空間はYCbCr422となる。図28に従って、入力画像の色空間の情報と水平縮小率の情報を用いて、圧縮データの色空間の情報が導出され、送信装置の圧縮部15、受信装置の伸張部24に対して圧縮データの色空間の情報が、スライス毎に設定される。
スライスを構成する全コンポーネントのブロック総数(ここでは8x8画素ブロック)NBは、以下のように計算される。
Figure 2011027479
ここで、NBFは圧縮データのブロック数係数であり、図29に示すように、入力画像の色空間の情報ColorSpaceと水平縮小率を示すh_subsamplingによって決定される。frame_widthは、画像フレームの横幅であり、画像フレームサイズの情報VideoFrameSizeInfoから導出できる。上式は、画素分割がされない場合(PartitionEnable=0)には連続する8ラインの画像で1スライスが構成され、画素分割が用いられる場合(PartitionEnable=1)には連続する8ラインの画像で2スライスが構成されることに対応している。ただし、各コンポーネントが8×8画素の倍数とならない画素分離及び水平縮小の組み合わせは禁止される。すなわち、圧縮データの色空間がRGBまたはYCbCr444の場合、NBは3の倍数でなければならない。また、圧縮データの色空間がYCbCr422の場合、NBは4の倍数でなければならない。上式に従って、入力画像の色空間の情報、画像フレームの横幅、画素分離の有無及び水平縮小率の情報を用いて、各スライスの圧縮データのブロック数が導出される。各スライスの圧縮データのブロック数は、送信装置の圧縮部15、受信装置の伸張部24に対してスライス毎に設定される。
図30は、画素結合部25の一例を示す。画像結合部25には、伸張部24により伸張された画像信号33と、デパケット部23からの画素分離タイプおよび画素分離位相に関する情報30aと、各位相の圧縮データに関する受信エラー情報30bとが入力される。受信エラー情報30bは、受信部22及びデパケット部23における受信エラーの検出結果に基づく情報である。選択部34は、情報30aに従って、画像信号33を画像バッファ(位相1)35または画像バッファ(位相2)38に一時保存する。補間部36は、バッファ(位相1)35の画像信号に基づいて、位相2の補間画像を生成する。補間部37は、バッファ(位相2)38の画像信号に基づいて、位相1の補間画像を生成する。選択部39は受信エラー情報30bに従って、結合部40に出力する画素を選択する。選択部39は、エラーの発生した位相に関して、補間部36または補間部37の出力を結合部40に出力する。一方、選択部39は、エラーの発生していない位相に関して、画像バッファ(位相1)35または画像バッファ(位相2)38の出力を結合部40に出力する。結合部40は、選択部39から出力された画素を結合して画像41を生成し、出力する。このように、所定単位の画像を画素分離して独立して圧縮し、受信エラーの発生した位相の画素を正常に受信された位相の画素から補間生成することにより、所定単位の画像がまとめて欠落することなく再生可能となり、伝送エラーに対して頑健な画像伝送を実現できる。
図31は、本実施形態に係る画素分離の効果を示している。画素分離は、DCTなどの隣接画素間相関を利用した圧縮方式に関して、一般に圧縮効率の低下を引き起こす。例えば、水平偶数奇数画素分離は、水平方向の画素間距離を2倍にするので水平方向の相関を低下させるものの、垂直方向の画素間相関を維持できる。一方、チェッカーボード画素分離は、垂直方向及び水平方向の画素間距離を夫々2倍にして、斜め方向の画素間距離を維持する。一般に、自然画像信号は、垂直方向及び水平方向の画素間相関が高い。水平左右分割では、画素の連続性は維持され、水平方向に2つのスライスに分割されることによる圧縮効率の低下が見込まれるものの、画素分離無しと比べて大きな性能劣化とはならない。
故に、圧縮効率は、左右水平分割又は画素分離無し、水平偶数奇数画素分離、チェッカーボード画素分離の順で低下する。また、2つの分離された位相のうち一方で受信エラーが発生した場合に、正常に受信された位相の画素から補間画素を生成することになる。水平偶数奇数画素分離された画像信号は、図32Aに示すように水平方向に1/2の帯域しか維持されていないので、補間画像は水平方向にボケてしまう。一方、チェッカーボード画素分離された画像信号は、図32Bに示すように、主観画質上重要となる水平及び垂直方向の帯域を維持できる。故に、補間画像の主観画質は、チェッカーボード画素分離の方が水平偶数奇数画素分離よりも高くなる。また、自然画像信号では、圧縮やフィルタ処理などの影響で、画像信号の斜め周波数成分が小さい場合が多いので、PSNR(Peak Signal-to-Noise Ratio)の観点からも、チェッカーボード画素分離は水平偶数奇数画素分離よりも画質が高くなる。一方、水平左右分割及び画素分離無しは、受信エラー発生時にスライスを構成する8ラインの画像領域が欠落することになり、欠落した画素が上下スライスから補間されると、主観画質およびPSNRのいずれにおいても大幅な低下を招く。即ち、画素分離タイプによる圧縮効率の低下と当該画素分離タイプのエラー耐性との間にはトレードオフの関係が成立する。従って、エラーレートに応じて適切な画素分離タイプを選択することにより、伝送画質を向上させることが可能となる。具体的には、図31に示すように、エラーレートが低い場合であれば、水平左右分割又は画素分離無しが受信画質を最も高くさせるものの、エラーレート(即ち、エラーコンシールメントの必要性)が高くなるに従って、水平偶数奇数画素分離、チェッカーボード画素分離の順で受信画質が高くなる。以上説明したように、1フレームよりも速い周期で時々刻々変化する伝送エラーレートに応じて、画素分離タイプをスライスなどの所定単位で適切に選択することにより、図31の点線で示すように、固定の画素分離タイプに比べて伝送画質を向上させることが可能となる。
図33は、本実施形態に係る縮小変換の効果を示している。入力画像がRGB信号であって、伝送レートが十分高い場合には、RGBからYCbCrへの色空間変換に伴う変換ロスを避けるため、RGB信号のまま圧縮を行うことにより、画質劣化を回避できる。一方、RGBの信号コンポーネント間には一般に強い相関があるため、YCbCrに変換して圧縮することで、RGBのまま圧縮するのに比べて、圧縮効率が向上し、圧縮歪は少なくなる。伝送レートが低下するに従って、RGBからYCbCrへの色空間変換に伴う変換ロスよりもRGBのまま圧縮を行うことのロスの方が大きくなるので、YCbCrでの圧縮が有効となる。また、伝送レートが更に低下した場合には、解像度と圧縮歪との間のトレードオフが発生するため、伝送レートが低下するに従って、色差信号、輝度信号の順でサンプル数を削減して圧縮することが有効となる。図33におけるYCbCr222は、YCbCr444の各信号コンポーネントを垂直方向に1/2に縮小して圧縮した場合を示している。また、YCbCr211は、YCbCr422の各信号コンポーネントを垂直方向に1/2に縮小して圧縮した場合を示している。以上説明したように、1フレームよりも速い周期で時々刻々変化する伝送レートに応じて、色空間や、色差信号または輝度信号の縮小率を適応的に選択することにより、図33の点線で示すように、固定の色空間、サンプル数での圧縮よりも伝送画質を向上させることが可能となる。
尚、本発明は上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また上記各実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって種々の発明を形成できる。また例えば、各実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除した構成も考えられる。さらに、異なる実施形態に記載した構成要素を適宜組み合わせてもよい。
例えば、上記した各実施形態の処理を実現するプログラムを、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体に格納して提供することも可能である。記憶媒体としては、磁気ディスク、光ディスク(CD−ROM、CD−R、DVD等)、光磁気ディスク(MO等)、半導体メモリなど、プログラムを記憶でき、かつ、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体であれば、その記憶形式は何れの形態であってもよい。
また、上記した各実施形態の処理を実現するプログラムを、インターネットなどのネットワークに接続されたコンピュータ(サーバ)上に格納し、ネットワーク経由でコンピュータ(クライアント)にダウンロードさせてもよい。
11・・・入力画像
12・・・画像入力部
13・・・フォーマット変換部
14・・・画素分離部
15・・・圧縮部
16・・・パケット化部
17・・・送信部
18,21・・・伝送データ
22・・・受信部
23・・・デパケット化部
24・・・伸張部
25・・・画素結合部
26・・・フォーマット変換部
27・・・画像出力部
28・・・再生画像
19、29・・・縮小率の情報
20,30・・・画素分離の情報
30a・・・画素分離タイプおよび画素分離位相に関する情報
30b・・・受信エラー情報
33・・・伸張された画像信号
34・・・選択部
35・・・画像バッファ(位相1)
36,37・・・補間部
38・・・画像バッファ(位相2)
39・・・選択部
40・・・結合部
41・・・画像
100・・・画像送信装置
101・・・分割部
102・・・映像処理部
103・・・出力部
104・・・入力画像
105・・・伝送データ
201・・・第1の映像処理部
202・・・第2の映像処理部
203・・・第3の映像処理部
204・・・第4の映像処理部
205・・・所定単位の画像
206・・・伝送速度
207・・・伝送エラー率
208・・・映像データ
300・・・画像受信装置
301・・・入力部
302・・・映像データ抽出部
303・・・伸張部
304・・・逆サブサンプル部
305・・・表示領域決定部
306・・・表示順序決定部
307・・・出力映像
400・・・画像送信装置
401・・・ブロック分割部
402・・・圧縮部
403・・・出力部
404・・・所定単位の画像
405・・・所定サイズ
406・・・伝送データ
500・・・画像受信装置
501・・・入力部
502・・・分離部
503・・・伸張部
504・・・出力画像
600・・・画像送信装置
601・・・ブロック分割部
603・・・出力部
604・・・所定単位の画像
605・・・所定サイズ
606・・・伝送データ
610・・・圧縮部
611・・・第1の圧縮部
612・・・第2の圧縮部
613・・・第3の圧縮部
700・・・画像受信装置
701・・・入力部
702・・・分離部
704・・・出力画像
710・・・伸張部
711・・・第1の伸張部
712・・・第2の伸張部
713・・・第3の伸張部
800・・・画像送信装置
810・・・圧縮部
900・・・画像受信装置
910・・・伸張部

Claims (12)

  1. 入力画像を所定単位の画像に分割する分割部と、
    (a)前記所定単位の画像を映像データとして生成する第1の映像処理と、(b)前記所定の単位の画像を圧縮して映像データを生成する第2の映像処理と、(c)前記所定単位の画像を画素位相に従って複数のサブサンプル画像に画素分離するサブサンプル処理を行って、各サブサンプル画像を映像データとして生成する第3の映像処理と、(d)前記所定単位の画像を画素位相に従って複数のサブサンプル画像に分離するサブサンプル処理を行って、各サブサンプル画像を圧縮して映像データを生成する第4の映像処理とのうちいずれか1つを前記所定単位の画像に適用し、前記映像データを生成する映像処理部と、
    前記所定単位の画像のフレーム番号と、前記所定単位の画像の座標情報と、前記映像データのサブサンプル/非サブサンプルを識別する情報と、前記映像データにサブサンプル処理が行われている場合における当該映像データの画素位相情報と、前記映像データの圧縮/非圧縮を識別する情報と、前記映像データのサイズ情報と、前記映像データとを含む伝送データを出力する出力部と
    を具備する画像送信装置。
  2. 前記伝送データは、前記サブサンプル処理の内容を識別するサブサンプル処理識別情報を含む
    請求項1記載の画像送信装置。
  3. 前記サブサンプル処理は、前記所定単位の画像内の画素を(1)偶数列と奇数列、または、(2)チェッカーボードパターンの第1の位相と第2の位相、に分離することにより2つのサブサンプル画像を生成する処理である請求項2記載の画像送信装置。
  4. 前記映像データは、前記第2の映像処理または前記第4の映像処理が行われた場合には、当該映像データの圧縮方式を識別する情報を更に含む請求項3記載の画像送信装置。
  5. 所定単位の画像のフレーム番号と、前記所定単位の画像の座標情報と、映像データのサブサンプル/非サブサンプルを識別する情報と、前記映像データにサブサンプル処理が行われている場合における当該映像データの画素位相情報と、前記映像データの圧縮/非圧縮を識別する情報と、前記映像データのサイズ情報と、前記映像データとを含む伝送データを入力する入力部と、
    前記映像データのサイズ情報に従って、前記伝送データから前記映像データを抽出する抽出部と、
    前記映像データの圧縮/非圧縮を識別する情報が当該映像データに圧縮処理が行われていることを示すならば当該映像データを伸張する伸張部と
    前記映像データのサブサンプル/非サブサンプルを識別する情報が当該映像データにサブサンプル処理が行われていることを示すならば、前記画素位相情報に従って前記映像データに逆サブサンプル処理を行って、前記所定単位の画像を再構成する逆サブサンプル部と、
    前記所定単位の画像の座標情報に基づいて、前記所定単位の画像の表示領域を決定する表示領域決定部と、
    前記所定単位の画像のフレーム番号に基づいて、前記所定単位の画像の表示フレームを決定する表示順序決定部と
    を具備する画像受信装置。
  6. 前記画像ブロックの圧縮データは、圧縮方式の識別子を含み、
    前記伸張部は、前記圧縮方式の識別子に従って伸張方式を選択して前記画像ブロックの圧縮データを伸張する
    請求項5記載の画像受信装置。
  7. 入力画像を分割した所定単位の画像を入力する画像入力部と、
    水平方向の縮小変換を前記所定単位の画像の信号コンポーネント毎に行うフォーマット変換部と、
    前記縮小変換が施された所定単位の画像に対して、水平方向の画素分離を行う画素分離部と、
    前記画素分離が施された所定単位の画像を、分離された画素位相毎に独立して圧縮し、画像圧縮データを得る圧縮部と、
    前記画像圧縮データをパケット化するパケット化部と、
    前記パケット化された画像圧縮データを送信する送信部と
    を具備し、
    (1)前記画像圧縮データと、(2)前記入力画像の色空間の情報と、前記画像圧縮データに関する(3)水平方向の縮小率の情報と、(4)画素分離タイプの情報と、(5)画素分離位相の情報とを伝送する画像送信装置。
  8. 前記画素分離タイプの情報が、(1)偶数画素/奇数画素への画素分離、(2)チェッカーボードパターンの第1位相/第2位相への画素分離、(3)前記所定単位の画像の左半分/右半分への分離、のいずれかであることを示す請求項7記載の画像送信装置。
  9. 入力画像を分割した所定単位の画像または前記所定単位の画像を水平方向に画素分離した画像の(1)画像圧縮データと、(2)前記入力画像の色空間の情報と、前記画像圧縮データに関する(3)水平方向の縮小率の情報と、(4)画素分離タイプの情報と、(5)画素分離位相の情報とを含む複数のパケットを受信する受信部と、
    前記パケットから前記(1)乃至(5)の情報を抽出するデパケット部と、
    前記画像圧縮データを伸張する伸張部と、
    前記画素分離タイプの情報及び前記画素分離位相の情報に応じて、伸張した画像の水平方向の画素結合を行う画素結合部と、
    前記水平方向の縮小率の情報に応じて、前記画素結合した画像を信号コンポーネント毎に水平方向に拡大するフォーマット変換部と、
    フォーマット変換が行われた画像を出力する画像出力部と
    を具備する画像受信装置。
  10. 前記画素分離タイプの情報が、(1)偶数画素/奇数画素への画素分離、(2)チェッカーボードパターンの第1位相/第2位相への画素分離、(3)前記所定単位の画像の左半分/右半分への分離、のいずれかであることを示す請求項9記載の画像受信装置。
  11. 入力画像フレームをスライス単位に分割する分割部と、
    前記スライス単位に閉じた圧縮を行って圧縮画像データを生成する圧縮部と、
    パケット化されたデータ信号を生成するために、
    (1)前記圧縮画像データ、
    (2)前記入力画像フレームの色空間がRGB、YCbCr422およびYCbCr444のうちのどの色空間であるかを示す色空間情報、
    (3)前記入力画像フレームのフレームサイズ情報、
    (4)前記スライスが前記入力画像フレームの所定単位の画像であるか、又は、前記所定単位の画像を2つのパーティションに分離したうちの一方の画像であるか、を示す分離情報、
    (5)前記スライスが属するフレーム番号を示すフレーム番号情報、
    (6)前記スライスがフレーム内で表示されるべき位置を示す表示位置情報、
    (7)前記スライスが、
    (A)前記所定単位の画像を偶数列の画素と奇数列の画素とに分離する画素分離モード、
    (B)前記所定単位の画像をチェッカーボードパターンの第1位相の画素と第2位相の画素とに分離する画素分離モード、および、
    (C)前記所定単位の画像を左半分の画像と右半分の画像とに分離する画素分離モード、
    のうちの、どの画素分離モードに基づくパーティションであるかを示す画素分離タイプ情報、
    (8)前記スライスが前記2つのパーティションのうちのどちらであるかを示すパーティション番号情報、および、
    (9)前記所定単位の画像の各信号コンポーネントの水平サブサンプリング率を示す水平サブサンプリング率情報、
    をパケット化するパケット化部と、
    前記パケット化されたデータ信号をOFDM変調して57GHzから66GHzまでの周波数範囲内の無線伝送チャンネルで送信する送信部と、
    を具備する画像送信装置。
  12. 57GHzから66GHzまでの周波数範囲内の無線伝送チャンネルで受信された信号をOFDM復調することにより、複数のパケットデータを受信する受信部と、
    前記複数のパケットデータから
    (1)スライス単位で圧縮された画像データ、
    (2)前記画像データのフレームの色空間が、RGB、YCbCr422およびYCbCr444のうちの、どの色空間であるかを示す色空間情報、
    (3)前記フレームのフレームサイズ情報、
    (4)前記スライスが前記フレームの所定単位の画像であるか、又は、前記所定単位の画像を2つのパーティションに分離したうちの一方の画像であるか、を示す分離情報、
    (5)前記スライスが属する前記フレームの番号を示すフレーム番号情報、
    (6)前記スライスが前記フレーム内で表示されるべき位置を示す表示位置情報、
    (7)前記スライスが、
    (A)前記所定単位の画像を偶数列の画素と奇数列の画素とに分離する画素分離モード、
    (B)前記所定単位の画像をチェッカーボードパターンの第1位相の画素と第2位相の画素とに分離する画素分離モード、および、
    (C)前記所定単位の画像を左半分の画像と右半分の画像とに分離する画素分離モード、
    のうちの、どの画素分離モードに基づくパーティションであるかを示す画素分離タイプ情報、
    (8)前記スライスが前記2つのパーティションのうちのどちらであるか示すパーティション番号情報、および、
    (9)前記所定単位の画像の各信号コンポーネントの水平サブサンプリング率を示す水平サブサンプリング率情報、
    をデパケット化するデパケット化部と、
    前記(1)から(9)の情報に基づいて、前記画像データを伸張するとともに前記所定単位の画像を再構成する再構成部と、
    を備える画像受信装置。
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