JPWO2011007656A1 - ガラス板の製造方法及び製造装置 - Google Patents

ガラス板の製造方法及び製造装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、成形体の両側面に沿って溶融ガラスを流下させること、前記成形体の下縁部直下で合流させて一体化させること、および当該一体化した板状のガラスリボンの幅方向端部をローラ対で挟持して下方に送り出すことによって前記ガラスリボンを下方に引き延ばし、前記ガラスリボンの幅方向中央部の平均厚さを0.3mm以下に成形すること、を含むガラス板の製造方法において、前記ローラ対のローラにより前記ガラスリボンの幅方向端部に作用する挟持力F(単位:N)と成形後の前記ガラスリボンの幅方向中央部の平均厚さT(単位:mm)との比F/Tが下記式(1)で表される関係を満足する範囲で前記挟持力を調節するガラス板の製造方法に関する。10(N/mm)≦F/T≦300(N/mm)・・・(1)

Description

本発明は、ガラス板の製造方法及び製造装置に関する。
高品質なガラス板の製造方法として、従来から、フュージョン法と称される方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。フュージョン法は、下方に向けて収斂する断面くさび形状の成形体の両側面に沿って溶融ガラスを流下させるとともに、これらの溶融ガラスを成形体の下縁部直下で合流させて一体化し、一体化した板状のガラスリボンを冷却しながら下方に引っ張ることにより所定の厚さに成形する方法である。成形後のガラスリボンは、その幅方向両端部が切り捨てられ、残りの幅方向中央部が製品であるガラス板として供される。
通常、成形体の下方には、少なくとも一対のローラが設置されている。一対のローラは、モータ等の駆動装置によって回転駆動され、ガラスリボンの幅方向端部を挟持して下方に送り出す。ガラスリボンは、成形体の下縁部直下では所定の厚さよりも厚く、下方に引っ張る力によって薄く引き延ばされる。ガラスリボンを下方に引っ張る力としては、一対のローラからガラスリボンに作用する回転トルクの他、ガラスリボンの自重を利用できる。
特許文献1では、ガラスリボンの裁断等によってガラスリボンの自重が定常的に変化する場合に、ガラスリボンを下方に引っ張る力を一定に維持するため、ガラスリボンから各ローラに作用する負荷を検出し、検出結果に基づいて各ローラの回転速度を制御することが提案されている。
日本国特表2008−501605号公報(段落[0029])
ところで、一対のローラ(以下、ローラ対という。)によりガラスリボンの幅方向端部に作用する挟持力が弱過ぎると、ローラ対がガラスリボンに対してスリップするため、ガラスリボンを均等に引き延ばすことが困難となる。また、挟持力が強過ぎると、過度な負荷がガラスリボンの幅方向端部にかかるので、ガラスリボンが割れることがある。
また、挟持力の適切な範囲は、成形条件に応じて変わる傾向がある。この傾向は、ガラス板の厚さが薄くなるほど顕著であり、特に、ガラス板の厚さが0.3mm以下の場合にガラス板の剛性が著しく低くなるので顕著である。
ここで、成形条件とは、ガラス板を成形する条件をいい、例えばガラス板の組成や厚さ、ガラスリボンを下方に引っ張る力、ガラスリボンの搬送速度や温度分布や幅方向両端部の厚さ等の他、ガラス板の製造装置を構成する成形体及び成形炉壁の材料、大きさ、配置や製造装置運転中の装置内の温度分布等を含む。また、成形炉内を昇温するための発熱体の配置、発熱量、制御方法等も含む。
しかしながら、従来の製造方法では、ローラ対の間の間隔が固定されており、挟持力を調節することが困難であったため、成形条件の変化に対応することが困難であった。そのため、平均厚さ0.3mm以下のガラス板を連続的に成形することが困難であった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、成形条件の変化に容易に対応することができ、平均厚さ0.3mm以下のガラス板を連続的に成形することができるガラス板の製造方法及び製造装置を提供することを目的とする。
上記目的を解決するため、本発明は、
成形体の両側面に沿って溶融ガラスを流下させること、前記成形体の下縁部直下で合流させて一体化させること、および当該一体化した板状のガラスリボンの幅方向端部をローラ対で挟持して下方に送り出すことによって前記ガラスリボンを下方に引き延ばし、前記ガラスリボンの幅方向中央部の平均厚さを0.3mm以下に成形すること、を含むガラス板の製造方法において、
前記ローラ対のローラにより前記ガラスリボンの幅方向端部に作用する挟持力F(単位:N)と成形後の前記ガラスリボンの幅方向中央部の平均厚さT(単位:mm)との比F/Tが下記式(1)で表される関係を満足する範囲で前記挟持力を調節する。
10(N/mm)≦F/T≦300(N/mm)・・・(1)
また、本発明は、
下縁部直下で両側面に沿って流下した溶融ガラスを合流させ一体化させる成形体と、当該成形体により一体化した板状のガラスリボンの幅方向端部を挟持して下方に送り出すローラ対とを有し、前記ガラスリボンを下方に引き延ばし、前記ガラスリボンの幅方向中央部の平均厚さを0.3mm以下に成形するガラス板の製造装置において、
前記ローラ対のローラにより前記ガラスリボンの幅方向端部に作用する挟持力F(単位:N)と成形後の前記ガラスリボンの幅方向中央部の平均厚さT(単位:mm)との比F/Tが下記式(1)で表される関係を満足する範囲で前記挟持力を調節する調節ユニットを有する。
10(N/mm)≦F/T≦300(N/mm)・・・(1)
本発明によれば、成形条件の変化に容易に対応することができ、平均厚さ0.3mm以下のガラス板を連続的に成形することができるガラス板の製造方法及び製造装置を提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態によるガラス板の製造装置を示す一部断面側面図である。 図2は、図1のガラス板の製造装置を示す正面図である。 図3は、調節ユニット31の一例を示す側面図である。 図4は、図3の変形例を示す側面図である。 図5は、各ローラ対20の駆動制御系を示すブロック図である。 図6は、図2の変形例を示す正面図である。
以下、図面を参照し、本発明を実施するための形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態によるガラス板の製造装置を示す一部断面側面図である。図2は、図1のガラス板の製造装置を示す正面図である。図1及び図2に示すように、ガラス板の製造装置は、成形体11と、第1ローラ21aと第2ローラ22a、第1ローラ21bと第2ローラ22b、第1ローラ21cと第2ローラ22c、第1ローラ21dと第2ローラ22dの各ローラ対とを備える。図1及び図2においては、ガラスリボン12Aの幅方向片端部に4組のローラ対、つまり、ガラスリボン12Aの幅方向両端部に合計8組のローラ対を備えた例を示すが、5組以上備えることもでき、ローラ対の組数に制限はない。
成形体11は、例えばアルミナ質やジルコニア質等の耐火物で構成されている。成形体11は、下方に向けて収斂する断面くさび状の形状を有する。成形体11の上部には、凹部13が形成されている。
成形体11の凹部13には、溶融ガラス供給管(図示せず)が接続されている。この溶融ガラス供給管から凹部13内に供給された溶融ガラス12は、凹部13の上縁(即ち、成形体11の上縁)14から溢れ、成形体11の両側面に沿って流下し、成形体11の下縁部15直下で合流し一体化する。一体化した溶融ガラス12は、板状のガラスリボン12Aとなる。成形体11の下方には、ローラ対20が設置されている。
図1及び図2に示す例では、ガラスリボン12Aの幅方向片端部において、図2における左右両側表面側と裏面側の両側にローラが1つずつ配置されており、更に、図1及び2における上下方向に4つ配置されている。前記ローラはガラスリボン12Aの幅方向両端部に配置されているため、全体として16個のローラ、言い換えると8組のローラ対20が配置されていることになる。8組のローラ対20は、それぞれ、ガラスリボン12Aの幅方向端部を挟持して下方に送り出す。これにより、ガラスリボン12Aを下方に引き延ばして成形する。
成形後のガラスリボン12Aは、その幅方向両端部が切り捨てられ、残りの幅方向中央部が製品であるガラス板として供される。
ローラ対20は、モータ等の駆動装置によって回転駆動され、ガラスリボン12Aの幅方向端部を挟持して下方に送り出す。ガラスリボン12Aは、成形体11の下縁部15直下では所定の厚さよりも厚く、下方に引っ張る力によって薄く引き延ばされる。ガラスリボン12Aを下方に引っ張る力としては、ローラ対20によりガラスリボン12Aに作用する回転トルクの他、ガラスリボン12Aの自重を利用できる。
ローラ対20とガラスリボン12Aとの静摩擦係数は、0.05〜0.5が好ましい。静摩擦係数が0.05よりも小さいと、ローラ対20がガラスリボン12Aに対してスリップして、ガラスリボン12Aを均等に引き延ばすことが困難となる。一方、静摩擦係数が0.5よりも大きいと、ローラ対20がガラスリボン12Aを送り出す方向と、ガラスリボン12Aの搬送方向との間にずれがある場合に、過度な負荷がガラスリボン12Aにかかる可能性がある。
ローラ対20のガラスリボン12Aと接触する部分は、セラミック繊維や金属で形成される。金属で形成される場合、セラミック繊維で形成される場合に比較して、表面が緻密なので、カレット等の異物が付着し難い。このため、ローラ対20とガラスリボン12Aとの間に異物が噛み込むのを抑制することができる。また、金属で形成される場合、セラミックス繊維で形成される場合に比較して、表面が緻密なので、粉塵が発生し難い。このため、発生した粉塵がガラスリボン12Aに付着し欠点となることを抑制することができる。
ローラ対20のローラ21a〜21h、22a〜22h(ただし、22e〜22hは図示せず)によりガラスリボン12Aの幅方向端部に作用する挟持力Fは、ガラスリボン12Aの主面に対して直交する方向に作用する。ここで、挟持力Fとは、各ローラ21a〜21h、22a〜22hによりガラスリボン12Aの幅方向端部に作用する押圧力F1、F2(図3参照)の各々の大きさのことをいう。作用反作用の法則により、押圧力F1の大きさFと押圧力F2の大きさFとは等しい。尚、挟持力Fは、各ローラ毎に異なる値に設定されてもよいし、同一の値に設定されてもよい。
ところで、挟持力Fが弱過ぎると、ローラ対20がガラスリボン12Aに対してスリップするため、ガラスリボン12Aを均等に引き延ばすことが困難となる。また、挟持力Fが強過ぎると、過度な負荷がガラスリボン12Aにかかるので、ガラスリボン12Aが割れることがある。
また、挟持力Fの適切な範囲は、成形条件に応じて変化する傾向がある。この傾向は、ガラス板の平均厚さが薄くなるほど顕著であり、特に、ガラス板の平均厚さが0.3mm以下の場合にガラス板の剛性が低くなるので顕著である。
ここで、成形条件とは、ガラス板を成形する条件をいい、例えばガラス板の組成や厚さ、ガラスリボン12Aを下方に引っ張る力、ガラスリボン12Aの搬送速度や温度分布や幅方向端部の厚さ等の他、ガラス板の製造装置を構成する構成部品(成形体11、炉壁、発熱体等)の状態を含んでいる。
これに対し、本実施形態のガラス板の製造装置は、ローラ対20によりガラスリボン12Aの幅方向端部に作用する挟持力Fを調節する調節ユニット31を有する。尚、調節ユニット31は、各ローラに1つずつ設置されている。調節ユニット31は、ガラス板の平均厚さTが0.3mm以下の場合、挟持力F(単位:N)とガラス板の平均厚さT(単位:mm)との比F/Tが下記式(1)で表される関係を満足する範囲で挟持力Fを調節する。これにより、成形条件の変化に容易に対応することができ、平均厚さTが0.3mm以下のガラス板を連続的に成形することができる。
10(N/mm)≦F/T≦300(N/mm)・・・(1)
比F/Tが10N/mmよりも小さいと、挟持力Fが平均厚さTに比較して弱過ぎるので、ローラ対20がガラスリボン12Aに対してスリップするため、ガラスリボン12Aを均等に引き延ばすことが困難となる。その結果、ガラスリボン12Aの流れが断絶することがある。
一方、比F/Tが300N/mmよりも大きいと、挟持力Fが平均厚さTに比較して強過ぎるので、ガラスリボン12Aが割れることがある。
尚、比F/Tの最適値は、10N/mm〜300N/mmの範囲内で成形条件(例えば、成形体11や成形体11の周囲に配置された発熱体(図示せず)の劣化等)に応じて変動する場合がある。この場合、調節ユニット31により比F/Tを最適化することができる。
次に、調節ユニット31の構成について図3を参照して説明する。
図3は、調節ユニット31の一例を示す側面図である。
図3に示す例では、各調節ユニット31は、第1軸受33、第2軸受34、第1可動壁35、第2可動壁36、第1弾性部材37、第2弾性部材38等により構成される。
第1軸受33は、第1ローラ21の第1回転軸23を回転可能に軸支するものである。第2軸受34は、第2ローラ22の第2回転軸24を回転可能に軸支するものである。第1軸受33、第2軸受34は、それぞれ、例えばボールベアリング等で構成される。第1軸受33、第2軸受34の外輪は、それぞれ、ガラスリボン12A(言い換えると、成形体11の下縁を含む鉛直面16)に接近、離間する方向に移動自在に支持台(図示せず)に支持されている。即ち、第1軸受33、第2軸受34の外輪は、互いに接近、離間する方向に移動自在に支持台に支持されている。
第1可動壁35、第2可動壁36は、それぞれ、ガラスリボン12A(言い換えると、鉛直面16)に接近、離間する方向に移動可能に上記支持台に支持されている。即ち、第1可動壁35、第2可動壁36は、互いに接近、離間する方向に移動可能に上記支持台に支持されている。第1可動壁35、第2可動壁36は、その材料に特に制限はないが、例えばステンレス鋼等の金属材料で形成される。
第1弾性部材37は、第1軸受33の外輪と第1可動壁35との間に介装されている。第1弾性部材37は、例えばコイルバネ等で構成され、第1軸受33の外輪と第1可動壁35との間に圧縮状態で介装されている。
第2弾性部材38は、第2軸受34の外輪と第2可動壁36との間に介装されている。第2弾性部材38は、例えばコイルバネ等で構成され、第2軸受34の外輪と第2可動壁36との間に圧縮状態で介装されている。
第1弾性部材37は、第1軸受33を介して、第1ローラ21をガラスリボン12A(言い換えると、鉛直面16)に接近する方向に弾性付勢する。即ち、第1弾性部材37は、第1ローラ21を第2ローラ22に接近する方向に弾性付勢する。
第2弾性部材38は、第2軸受34を介して、第2ローラ22をガラスリボン12A(言い換えると、鉛直面16)に接近する方向に弾性付勢する。即ち、第2弾性部材38は、第2ローラ22を第1ローラ21に接近する方向に弾性付勢する。
第1弾性部材37の弾性付勢力は、第1弾性部材37の弾性係数K1、自然状態からの縮み量ΔX1(図示せず)等により定まる。第2弾性部材38の弾性付勢力は、第2弾性部材38の弾性係数K2、自然状態からの縮み量ΔX2(図示せず)等により定まる。弾性係数K1と弾性係数K2とは、同一であってもよいし、異なっていてもよい。
本実施形態では、第1弾性部材37の弾性付勢力が第1ローラ21によりガラスリボン12Aの幅方向端部に作用する押圧力F1となり、第2弾性部材38の弾性付勢力が第2ローラ22によりガラスリボン12Aの幅方向端部に作用する押圧力F2となる。作用反作用の法則により、押圧力F1の大きさFと押圧力F2の大きさFとは等しい。
次に、調節ユニット31の動作について図3を参照して説明する。
手動又はエアシリンダ等の第1駆動装置39、第2駆動装置40によって、第1可動壁35、第2可動壁36を互いに接近又は離間する方向に移動した後に鉛直面16に対して固定すると、自然状態からの縮み量ΔX1、ΔX2が変化する。その結果、第1弾性部材37、第2弾性部材38の弾性付勢力が変化し、挟持力Fが変化する。これにより、成形条件の変化に容易に対応することができる。
また、第1可動壁35、第2可動壁36を鉛直面16に対して固定すると、ガラスリボン12Aの幅方向端部の厚さの変動に応じて、自然状態からの縮み量ΔX1、ΔX2が変化する。その結果、第1弾性部材37、第2弾性部材38の弾性付勢力が変化し、挟持力Fが変化する。より詳細には、ガラスリボン12Aの幅方向端部が厚くなると、自然状態からの縮み量ΔX1、ΔX2が大きくなるので、弾性付勢力の大きさが大きくなり、挟持力Fが大きくなる。また、ガラスリボン12Aの幅方向端部が薄くなると、自然状態からの縮み量ΔX1、ΔX2が小さくなるので、弾性付勢力の大きさが小さくなり、挟持力Fが小さくなる。これにより、ガラスリボン12Aの幅方向端部に過剰な挟持力Fが加わるのを抑制することができる。
図4は、図3の変形例を示す側面図である。
図4に示す例では、調節ユニット31Aは、第1軸受33、第2軸受34Aと、第1可動壁35と、第1弾性部材37等により構成される。以下、調節ユニット31Aの構成、動作について説明するが、図3と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
図3に示す例では、第2軸受34の外輪は、第1軸受33の外輪に対して接近、離間する方向に移動自在に支持台に支持されているとした。
これに対し、図4に示す例では、第2軸受34Aの外輪は、上記支持台に対して固定されている。
次に、調節ユニット31Aの動作について図4を参照して説明する。
手動又はエアシリンダ等の第1駆動装置39によって、第1可動壁35をガラスリボン12A(言い換えると、鉛直面16)に接近又は離間する方向に移動した後に鉛直面16に対して固定すると、自然状態からの縮み量ΔX1が変化する。その結果、第1弾性部材37の弾性付勢力が変化し、挟持力Fが変化する。従って、この場合も、成形条件の変化に容易に対応することができる。
また、第1可動壁35を鉛直面16に対して固定すると、ガラスリボン12Aの幅方向端部の厚さの変動に応じて、自然状態からの縮み量ΔX1が変化する。その結果、第1弾性部材37の弾性付勢力が変化し、挟持力Fが変化する。従って、この場合も、ガラスリボン12Aの幅方向端部に過剰な挟持力Fが加わるのを抑制することができる。
尚、図3、図4に示す例では、挟持力Fを調節するため、第1弾性部材37、第2弾性部材38の弾性付勢力を利用したが、本発明はこれに限定されない。例えば、挟持力Fを調節するため、エアシリンダや油圧シリンダ等の圧力を利用してもよいし、錘等の重力を利用してもよい。
次に、ローラ対20の駆動制御系について図5を参照して説明する。
図5は、ローラ対20の駆動制御系を示すブロック図である。
図5に示す例では、ローラ対20において、第1ローラ21、第2ローラ22の第1回転軸23、第2回転軸24は、ギヤ(図示せず)を介して、1つの第3駆動装置42に接続されている。
第3駆動装置42は、例えばモータ等で構成され、制御装置43による制御下で、第1回転軸23、第2回転軸24を互いに逆方向に回転駆動する。これにより、第1ローラ21、第2ローラ22が互いに逆方向に回転し、ガラスリボン12Aを挟持して下方に送り出す。
第3駆動装置42は、複数のローラ対20a〜20hに1つずつ設置されている。複数の第3駆動装置42は、一の制御装置43に接続されている。
制御装置43は、複数の第3駆動装置42を制御して、複数のローラ対20a〜20hの各々の回転速度を互いに対応付けて制御するので、各複数のローラ対20a〜20hによりガラスリボン12Aに加わる応力分布を容易に最適化することができる。
例えば、制御装置43は、複数のローラ対20a〜20hの各々の回転速度を変更する場合に、複数のローラ対20a〜20hの回転速度比を一定とすることができる。これにより、例えば、溶融ガラス供給量の変動に応じて複数のローラ対20a〜20hの各々の回転速度を変更する際に、ガラスリボン12Aに加わる応力分布を最適化することができ、ガラス板の平均厚さTを一定に維持することが容易にできる。
尚、図5に示す例では、第1回転軸23、第2回転軸24は、ギヤを介して1つの第3駆動装置42に接続されているとしたが、本発明はこれに限定されない。例えば、第1回転軸23、第2回転軸24は、それぞれ、互いに異なる第3駆動装置42に直接に接続されていてもよい。
次に、ローラ対20の角度、位置の調節について図1及び図2を再度参照して説明する。
図1に2点鎖線で示すように、手動又はエアシリンダ等の駆動装置によって、上記支持台を移動して、又は、第1可動壁35、第2可動壁36を上記支持台に対して移動して、ローラ対20をその間隙を保ちつつ鉛直面16に対して直交する方向に移動すると、ガラスリボン12Aの幅方向端部の位置が変化する。
これにより、ガラスリボン12Aに加わる応力分布が変化するので、ガラスリボン12Aの反りを抑制できる場合がある。
また、これにより、成形条件に応じて、ローラ対20を適切な位置に移動することができる。
図2に2点鎖線で示すように、手動又はエアシリンダ等の駆動装置によって、上記支持台を移動して、ローラ対20の第1回転軸23、第2回転軸24を鉛直方向に回動すると、第1回転軸23、第2回転軸24と水平面との角度θが変化する。
これにより、各ローラ対20がガラスリボン12Aを送り出す方向と、ガラスリボン12Aの搬送方向とを調節することができる。その結果、ガラスリボン12Aの反りを抑制できる場合がある。
また、これにより、成形条件に応じて、各ローラ対20を適切な位置に移動することができる。
図1に点線で示すように、手動又はエアシリンダ等の駆動装置によって、上記支持台を移動して、又は、第1可動壁35、第2可動壁36を上記支持台に対して移動して、ローラ対20を鉛直面16に対して離間する方向に移動すると、ローラ対20がガラスリボン12Aから離間する。これにより、複数のローラ対20a〜20hを選択的に使用することができ、ガラスリボン12Aに加わる応力分布を調節することができる。
図2に点線で示すように、手動又はエアシリンダ等の駆動装置によって、上記支持台を移動して、不使用のローラ対20をガラスリボン12Aの幅方向外側に移動すると、ガラスリボン12Aの流れが乱れた場合に、不使用のローラ対20が損傷するのを防止することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、ガラス板の平均厚さTが0.3mm以下の場合、ローラ対20のローラによりガラスリボンの幅方向端部に作用する挟持力F(単位:N)とガラス板の平均厚さT(単位:mm)との比F/Tが下記式(1)で表される関係を満足する範囲で挟持力Fを調節するので、成形条件の変化に容易に対応することができ、平均厚さ0.3mm以下のガラス板を連続的に成形することができる。
10(N/mm)≦F/T≦300(N/mm)・・・(1)
また、本実施形態によれば、ガラスリボン12Aの幅方向端部の厚さの変動に応じて挟持力Fを変化させるので、ガラスリボン12Aの幅方向端部に過剰な挟持力Fが加わるのを抑制することができる。
また、本実施形態によれば、ローラ対20の第1回転軸23、第2回転軸24と水平面との角度θを調節するので、ガラスリボン12Aの反りを防止できる場合がある。また、成形条件に応じて、ローラ対20を適切な位置に移動することができる。
また、本実施形態によれば、複数のローラ対20a〜20hを選択的に使用することができ、ガラスリボン12Aに加わる応力分布を調節することができる。
また、本実施形態によれば、不使用のローラ対20をガラスリボン12Aの幅方向外側に移動するので、ガラスリボン12Aの流れが乱れた場合に不使用のローラ対20が損傷するのを防止することができる。
また、本実施形態によれば、複数のローラ対20a〜20hの各々の回転速度を互いに対応付けて一の制御装置43により制御するので、ローラ対20によりガラスリボン12Aに加わる応力分布を容易に最適化することができる。
例えば、複数のローラ対20a〜20hの各々の回転速度を変更する場合に、複数のローラ対20a〜20hの回転速度比を一定とすることができる。これにより、例えば、溶融ガラス供給量の変動に応じて複数のローラ対20a〜20hの各々の回転速度を変更する際に、ガラスリボン12Aに加わる応力分布を最適化することができ、ガラス板の平均厚さTを一定に維持することが容易にできる。
また、本実施形態によれば、ローラ対20のガラスリボン12Aと接触する部分が金属で形成されているので、セラミックス繊維で形成されている場合に比較して、カレット等の異物の付着を抑制することができる。これにより、ローラ対20とガラスリボン12Aとの間に異物が噛み込むのを抑制することができる。また、ローラ対20のガラスリボン12Aと接触する部分が金属で形成されているので、セラミックス繊維で形成される場合に比較して、粉塵の発生を抑制することができ、発生した粉塵がガラスリボン12Aに付着し欠点となることを抑制することができる。
また、本実施形態によれば、ローラ対20とガラスリボン12Aとの静摩擦係数が0.05〜0.5であるので、ガラスリボン12Aを均等に引き延ばすことができると共に、過度な負荷がガラスリボン12Aにかかるのを抑制することができる。
以上、本発明の実施形態について詳説したが、本発明は、上述した実施形態に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施形態に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、上述した実施形態では、図2に示すように、左右のローラ21a〜21d、21e〜21hは、独立に回転可能な構成としたが、図6に示すように、左右のローラ21a〜21d、21e〜21hを連結する連結棒51a〜51dを同軸的に設け、左右のローラ21a〜21d、21e〜21hの回転を同期させてもよい。同様に、上記左右ローラと対向する別の左右のローラ22a〜22d(図示せず)、22e〜22h(図示せず)を連結する連結棒(図示せず)を同軸的に設け、左右のローラ22a〜22d、22e〜22hの回転を同期させてもよい。
以下に、実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明は以下の実施例によって限定されるものではない。
(実施例1〜12、比較例1〜12)
実施例1〜12、比較例1〜12では、図1乃至図3に示すガラス板の製造装置を用いて、無アルカリガラス板を製造し、下記判定基準によりガラス板の成形性を評価した。評価結果を、ガラス板の平均厚さT、ローラ対20のローラによる挟持力F、及びその比F/Tと共に表1に示す。
<判定基準>
○・・・5時間以上、ガラスリボン12Aを連続して成形することができた。
×・・・5時間以下の間に、ガラスリボン12Aの流れが断絶した。
Figure 2011007656
表1により、比F/Tが300N/mmを超えた場合、及び、比F/Tが10N/mmよりも小さい場合、ガラスリボン12Aの流れが断絶することが分かる。また、表1により、成形条件に応じて比F/Tを10N/mm〜300N/mmの範囲で調節することにより、ガラス板を連続安定成形できることが分かる。
本発明を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは、当業者にとって明らかである。
本出願は、2009年7月13日出願の日本特許出願2009−164346に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。
本発明によれば、成形条件の変化に容易に対応することができ、平均厚さ0.3mm以下のガラス板を連続的に成形することができるガラス板の製造方法及び製造装置を提供することができる。
11 成形体
12 溶融ガラス
12A ガラスリボン
14 上縁
15 下縁部
20 ローラ対
21 第1ローラ
22 第2ローラ
23 第1回転軸
24 第2回転軸
31 調節ユニット
43 制御装置

Claims (11)

  1. 成形体の両側面に沿って溶融ガラスを流下させること、
    前記成形体の下縁部直下で合流させて一体化させること、および
    当該一体化した板状のガラスリボンの幅方向端部をローラ対で挟持して下方に送り出すことによって前記ガラスリボンを下方に引き延ばし、前記ガラスリボンの幅方向中央部の平均厚さを0.3mm以下に成形すること、
    を含むガラス板の製造方法において、
    前記ローラ対のローラにより前記ガラスリボンの幅方向端部に作用する挟持力F(単位:N)と成形後の前記ガラスリボンの幅方向中央部の平均厚さT(単位:mm)との比F/Tが下記式(1)で表される関係を満足する範囲で前記挟持力を調節するガラス板の製造方法。
    10(N/mm)≦F/T≦300(N/mm)・・・(1)
  2. 前記ローラ対の間を通過する前記ガラスリボンの幅方向端部の厚さの変動に応じて前記挟持力を変化させる請求項1記載のガラス板の製造方法。
  3. 前記ローラ対の回転軸と水平面との角度を調節する請求項1又は2記載のガラス板の製造方法。
  4. 前記ローラ対は複数であって、
    前記複数のローラ対を選択的に使用する請求項1〜3いずれか一項記載のガラス板の製造方法。
  5. 不使用の前記ローラ対を前記ガラスリボンの幅方向外側に移動する請求項4記載のガラス板の製造方法。
  6. 前記ローラ対は複数であって、
    前記複数のローラ対の各々の回転速度を互いに対応付けて一の制御装置により制御する請求項1〜5いずれか一項記載のガラス板の製造方法。
  7. 前記複数のローラ対の回転速度比を一定とする請求項6記載のガラス板の製造方法。
  8. 前記各ローラ対の前記ガラスリボンと接触する部分が金属で形成されている請求項1〜7いずれか一項記載のガラス板の製造方法。
  9. 前記各ローラ対と前記ガラスリボンとの静摩擦係数が0.05〜0.5である請求項1〜8いずれか一項記載のガラス板の製造方法。
  10. 下縁部直下で両側面に沿って流下した溶融ガラスを合流させ一体化させる成形体と、当該成形体により一体化した板状のガラスリボンの幅方向端部を挟持して下方に送り出すローラ対とを有し、前記ガラスリボンを下方に引き延ばし、前記ガラスリボンの幅方向中央部の平均厚さを0.3mm以下に成形するガラス板の製造装置において、
    前記ローラ対のローラにより前記ガラスリボンの幅方向端部に作用する挟持力F(単位:N)と成形後の前記ガラスリボンの幅方向中央部の平均厚さT(単位:mm)との比F/Tが下記式(1)で表される関係を満足する範囲で前記挟持力を調節する調節ユニットを有するガラス板の製造装置。
    10(N/mm)≦F/T≦300(N/mm)・・・(1)
  11. 前記調節ユニットは、前記ローラ対の間を通過する前記ガラスリボンの幅方向端部の厚さの変動に応じて前記挟持力を変化させる請求項10記載のガラス板の製造装置。
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