JPWO2010143241A1 - デジタルpll回路、半導体集積回路、表示装置 - Google Patents

デジタルpll回路、半導体集積回路、表示装置 Download PDF

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Abstract

位相比較回路(111)は、基準クロック(CKR1)および発振クロック(CKV1)のそれぞれの遷移回数をカウントし、基準クロックの遷移回数が基準カウント値(RR1)に到達するまでの期間を位相比較期間として設定するとともに、基準クロック(CKR1)の周波数に対する所望の発振周波数の倍率値(DD1)と基準カウント値(RR1)とに応じた目標カウント値(C103)と位相比較期間における発振クロックの遷移回数(発振カウント値(C102))との差を位相誤差値(PP1)として検出する。平滑化回路(12)は、位相誤差値(PP1)を平滑化する。デジタル制御発振回路(13)は、平滑化回路によって平滑化された位相誤差値に応じて発振クロック(CKV1)の周波数を制御する。

Description

この発明は、所望の発振周波数を有する発振クロックを生成するデジタルPLL回路に関する。
従来より、デジタル化されたPLL回路が知られている(例えば、特許文献1など)。
特許文献1のデジタルPLL回路は、リファレンスクロックに同期して周波数制御語(frequency control word)を累積加算することによって積算値を取得するとともに、出力クロックに同期して位相値をインクリメントする。そして、このデジタルPLL回路は、積算値と位相値との差を位相誤差値として算出し、その位相誤差値に応じて出力クロックの周波数を制御する。このようにして、リファレンスクロックの周波数に対する出力クロックの周波数の倍率が周波数制御語に示された値に一致するように、出力クロックの周波数が制御される。例えば、100MHzのリファレンスクロックに基づいて225MHzの出力クロックを生成する場合、周波数制御語は“2.25”に設定される。
さらに、特許文献1のデジタルPLL回路は、リファレンスクロックと出力クロックとの微小位相誤差(出力クロックの1周期よりも小さい位相誤差)を検出するために、時間デジタル変換器(Time to Digital Converter)を備えている。時間デジタル変換器は、縦続接続された複数のインバータからなる遅延回路と、リファレンスクロックの立ち上がりエッジに同期して複数のインバータの出力をそれぞれ保持する複数のレジスタと、複数のレジスタの出力に基づいてリファレンスクロックの立ち上がりエッジと出力クロックの立ち上がりエッジとの時間差を検出するエッジ検出器とを含む。この時間デジタル変換器により、各インバータの遅延時間を最小単位として微小位相誤差を検出している。
特開2002−76886号公報
しかしながら、特許文献1のデジタルPLL回路では、時間デジタル変換器によって微小位相誤差を検出するためには、遅延回路の総遅延時間(各インバータの遅延時間の総和)を出力クロックの1周期よりも長くしなければならないので、デジタルPLL回路の回路面積および消費電力を低減することが困難であった。また、各インバータの出力を時間的に等間隔にするために各インバータ間の配線長を等しくしなければならないため、デジタルPLL回路の設計難易度が高かった。また、アナログ素子で構成されるインバータには素子ばらつきがあるため、全て同じ遅延量にすることが困難であった。
そこで、この発明は、従来よりも小面積および低消費電力で微小位相誤差を検出できるデジタルPLL回路を提供することを目的とする。
この発明の1つの局面に従うと、デジタルPLL回路は、所望の発振周波数を有する発振クロックを生成する回路であって、基準クロックおよび上記発振クロックのそれぞれの遷移回数をカウントし、上記基準クロックの遷移回数が予め設定された基準カウント値に到達するまでの期間を位相比較期間として設定するとともに、上記基準クロックの周波数に対する上記所望の発振周波数の倍率値と上記基準カウント値とに応じた目標カウント値と上記位相比較期間における上記発振クロックの遷移回数との差を位相誤差値として検出する位相比較回路と、上記位相比較回路によって検出された位相誤差値を平滑化する平滑化回路と、上記平滑化回路によって平滑化された位相誤差値に応じて上記発振クロックの周波数を制御するデジタル制御発振回路とを備える。このように構成することにより、従来よりも小面積および低消費電力で、基準クロックと発振クロックとの微小位相誤差(発振クロックの1周期よりも短い位相誤差)を検出でき、発振クロックの周波数を正確に調整できる。
上記位相比較回路は、上記基準クロックの遷移回数のカウントを開始し、上記基準クロックの遷移回数が上記基準カウント値に到達したことを検出する期間設定部と、上記期間設定部によるカウント開始に応答して上記発振クロックの遷移回数のカウントを開始し、上記期間設定部による到達検出に応答して上記発振クロックの遷移回数のカウント値を発振カウント値として出力する発振計数部と、上記基準カウント値に上記倍率値を乗算して得られる値を上記目標カウント値として設定する目標設定部と、上記発振計数部からの発振カウント値と上記目標設定部によって設定された目標カウント値との差を上記位相誤差値として出力する誤差算出部とを含んでいても良い。
この発明のもう1つの局面に従うと、デジタルPLL回路は、所望の発振周波数を有する発振クロックを生成する回路であって、複数の基準クロックにそれぞれ対応し、自己に対応する基準クロックおよび上記発振クロックのそれぞれの遷移回数をカウントし、自己に対応する基準クロックの遷移回数が予め設定された基準カウント値に到達するまでの期間を位相比較期間として設定するとともに、自己に対応する基準クロックの周波数に対する上記所望の発振周波数の倍率値と上記基準カウント値とに応じた目標カウント値と上記位相比較期間における上記発振クロックの遷移回数との差を位相誤差値として検出する複数の位相比較回路と、上記複数の位相比較回路のそれぞれによって検出された位相誤差値の合計値を平滑化する平滑化回路と、上記平滑化回路によって平滑化された位相誤差値の合計値に応じて上記発振クロックの周波数を制御するデジタル制御発振回路とを備える。このように構成することにより、従来よりも小面積および低消費電力で基準クロックと発振クロックとの微小位相誤差を検出でき、発振クロックの周波数を正確に調整できる。
以上のように、従来よりも小面積および低消費電力で、基準クロックと発振クロックとの微小位相誤差を検出でき、発振クロックの周波数を正確に調整できる。
図1は、実施形態1によるデジタルPLL回路の構成例を示す図である。 図2は、図1に示した位相比較回路の動作について説明するための図である。 図3は、実施形態2によるデジタルPLL回路の構成例を示す図である。 図4は、実施形態3によるデジタルPLL回路の構成例を示す図である。 図5は、実施形態4によるデジタルPLL回路の構成例を示す図である。 図6は、実施形態4の変形例について説明するための図である。 図7は、ゲイン調整回路について説明するための図である。 図8は、図1に示したデジタルPLL回路を備える半導体集積回路について説明するための図である。 図9は、図8に示した半導体集積回路を備える表示装置について説明するための図である。
以下、実施の形態を図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一または相当部分には同一の符号を付しその説明は繰り返さない。
(実施形態1)
図1は、実施形態1によるデジタルPLL回路1の構成例を示す。デジタルPLL回路1は、所望の発振周波数を有する発振クロックCKV1を生成するものであって、位相比較回路111と、平滑化フィルタ12(平滑化回路)と、デジタル制御発振回路13とを備える。
位相比較回路111は、発振器10からの基準クロックCKR1および発振クロックCKV1のそれぞれの遷移回数をカウントする。また、位相比較回路111は、基準クロックCKR1の遷移回数が予め設定された基準カウント値RR1に到達するまでの期間を位相比較期間として設定するとともに、倍率値DD1と基準カウント値RR1とに応じた目標カウント値C103と発振カウント値C102(位相比較期間における発振クロックCKV1の遷移回数)との差を位相誤差値PP1として検出する。なお、倍率値DD1は、基準クロックCKR1の周波数に対する所望の発振周波数の倍率値に相当する。
平滑化フィルタ12は、位相比較回路111によって検出された位相誤差値PP1を平滑化する。デジタル制御発振回路13は、平滑化フィルタ12によって平滑化された位相誤差値に応じて発振クロックCKV1の周波数を制御する。例えば、デジタル制御発振回路13は、発振クロックCKV1を生成するクロック生成器131と、位相誤差値が小さくなるほど発振クロックCKV1の周波数が高くなるようにクロック生成器131を制御する制御部132とを含む。
〔位相比較回路の構成例〕
次に、図1に示した位相比較回路111について詳しく説明する。例えば、位相比較回路111は、トリガー生成器101と、可変位相累積器102と、ターゲット生成器103と、誤差値生成器104と、誤差平均フィルタ105とを含む。
トリガー生成器101(期間設定部)は、基準クロックCKR1の遷移回数のカウント開始するとともに最初のトリガー信号S101を出力する。また、トリガー生成器101のカウント値が基準カウント値RR1に到達すると、トリガー生成器101は、次のトリガー信号S101を出力するとともに、自己のカウント値をリセットして基準クロックCKR1の遷移回数をカウントを再開する。
可変位相累積器102(発振計数部)は、最初のトリガー信号S101の出力に応答して発振クロックCKV1の遷移回数のカウントを開始する。また、可変位相累積器102は、次のトリガー信号の出力に応答して自己のカウント値を発振カウント値C102として出力するとともに、自己のカウント値をリセットして発振クロックCKV1の遷移回数のカウントを再開する。
ターゲット生成器103(目標設定部)は、基準カウント値RR1に倍率値DD1を乗算して得られる値を目標カウント値C103として設定する。すなわち、目標カウント値C103は、発振クロックCKV1の周波数が所望の発振周波数と等しい場合に可変位相累積器102から出力される発振カウント値C102に相当する。
誤差値生成器104(誤差算出部)は、可変位相累積器102からの発振カウント値C102とターゲット生成器103によって設定された目標カウント値C103との差を位相誤差値として出力する。誤差平均フィルタ105は、誤差値生成器104からの位相誤差値に対して平均化処理を施し、平均化処理によって得られた結果を位相誤差値PP1として出力する。なお、誤差平均フィルタ105を介さずに、誤差値生成器104によって得られた位相誤差値を位相誤差値PP1として出力しても良い。
〔位相比較回路の動作〕
ここで、図2を参照して、図1に示した位相比較回路111による動作について説明する。なお、ここでは、基準クロックCKR1の周波数を“100MHz”とし、所望の発振周波数を“225MHz”とし、倍率値DD1を“2.25(=225/100)”とする。また、基準カウント値RR1を“4”とし、目標カウント値C102を“9(=4×2.25)”とする。
まず、トリガー生成器101は、基準クロックCKR1の遷移回数(ここでは、立ち上がりエッジの発生回数)のカウントを開始するとともに、トリガー信号S101を出力する。可変位相累積器102は、トリガー信号S101の出力に応答して発振クロックCKV1の遷移回数のカウントを開始する。次に、トリガー生成器101のカウント値が「4」に到達すると、トリガー生成器101は、トリガー信号S101を出力する。さらに、トリガー生成器101は、トリガー信号S101の出力とともに自己のカウント値をリセットして基準クロックCKR1の遷移回数のカウントを再開する。一方、可変位相累積器102は、トリガー信号S101の出力に応答してカウント値「9」を発振カウント値C102として出力する。さらに、可変位相累積器102は、発振カウント値C102の出力とともに自己のカウント値をリセットして発振クロックCKV1の遷移回数のカウントを再開する。このようにして、トリガー信号S101の出力から次のトリガー信号S101の出力までの期間(位相比較期間)における発振クロックCKV1の遷移回数が発振カウント値C102として出力される。
図2のように、発振クロックCKV1の周波数が所望の発振周波数と等しい(または、ほぼ等しい)場合、発振カウント値C102は、目標カウント値「9」と等しくなる。一方、発振クロックCKV1の周波数が所望の発振周波数よりも大きい場合、発振カウント値C102は、目標カウント値C103よりも大きく、位相誤差値PP1は、正の値を示す。また、発振クロックCKV1の周波数が所望の発振周波数よりも小さい場合、発振カウント値C102は目標カウント値C103よりも小さく、位相誤差値PP1は、負の値を示す。さらに、発振クロックCKV1の周波数と所望の発振周波数との差が大きくなるほど、発振カウント値C102と目標カウント値C103との差も大きくなる。
以上のように、発振カウント値C102と目標カウント値C103との差を位相誤差値として検出することにより、基準クロックCKR1と発振クロックCKV1との微小位相誤差(発振クロックCKV1の1周期よりも小さい位相誤差)を検出できる。これにより、時間デジタル変換器を利用することなく微小位相誤差を検出できるので、従来よりも小面積および低消費電力で微小位相誤差を検出でき、発振クロックCKV1の周波数を正確に調整できる。
(実施形態2)
図3は、実施形態2によるデジタルPLL回路2の構成例を示す。デジタルPLL回路2は、図1に示したPLL回路1の構成に加えて、セレクタ201,202,203と、スケジューラ204とを備える。
セレクタ201(基準クロック選択部)は、スケジューラ204による制御に応答して、n個(nは2以上の整数)の基準クロックCKR1,CKR2,…,CKRnのうちいずれか1つを選択して位相比較回路111に供給する。基準クロックCKR1,CKR2,…,CKRnは、それぞれ異なる周波数を有する。
セレクタ202(倍率値選択部)は、スケジューラ204による制御に応答して、n個の倍率値DD1,DD2,…,DDnのうちいずれか1つを選択して位相比較回路111に供給する。倍率値DD1,DD2,…,DDnは、それぞれ、基準クロックCKR1,CKR2,…,CKRnに対応する。例えば、基準クロックCKR1,CKR2,CKR3が、それぞれ“100MHz”,“10MHz”,“1MHz”である場合、倍率値DD1,DD2,DD3は、それぞれ“2.25”,“22.5”,“225”を示していても良い。
セレクタ203(基準カウント値選択部)は、スケジューラ204による制御に応答して、n個の基準カウント値RR1,RR2,…,RRnのうちいずれか1つを選択して位相比較回路111に供給する。基準カウント値RR1,RR2,…,RRnは、それぞれ、基準クロックCKR1,CKR2,…,CKRnに対応する。例えば、基準クロックCKR1,CKR2,CKR3が、それぞれ“100MHz”,“10MHz”,“1MHz”である場合、基準カウント値RR1,RR2,RR3は、それぞれ“4”,“2”,“1”を示していても良い。
スケジューラ204は、位相誤差値PP1(または、誤差値生成器104によって得られた位相誤差値)の大きさに応じて、セレクタ201,202,203を制御する。例えば、スケジューラ204は、セレクタ201,202,203に基準クロック,倍率値,基準カウント値を選択させた後、所定時間内に位相誤差値PP1が所定範囲(例えば、位相ロック状態とみなせる範囲)の中に収まらない場合には、セレクタ201,202,203に基準クロック,倍率値,基準カウント値を再度選択させる。このようにして、位相誤差値PP1が所定範囲の中に収まるまで、基準クロック,倍率値,基準カウント値の組合せが、予め定められた順番で切り替えられる。例えば、基準クロックCKR1,倍率値DD1,基準カウント値RR1の組合せ、基準クロックCKR2,倍率値DD2,基準カウント値RR2の組合せ、…、基準クロックCKRn,倍率値DDn,基準カウント値RRnの組合せの順番で選択される。
以上のように、基準クロック,倍率値,基準カウント値の最適な組合せを探索するために基準クロック,倍率値,基準カウント値の組合せを順次切り替えることにより、周波数引き込み特性を最適化することができる。
なお、デジタルPLL回路2は、発振クロックCKV1の周波数が所望の発振周波数(例えば、ユーザによって指定された放送局の周波数)に一致していることを検出するロック検知回路をさらに備えていても良い。この場合、スケジューラ204は、ロック検知回路によって発振クロックCKV1の周波数が所望の発振周波数に一致することが検出されるまで、基準クロック,倍率値,基準カウント値の組合せを切り替えても良い。
(実施形態3)
図4は、実施形態3によるデジタルPLL回路3の構成例を示す。デジタルPLL回路3は、図1に示したPLL回路1の構成に加えて、(n−1)個の位相比較回路112,…,11nを備える。位相比較回路112,…,11nは、図1に示した位相比較回路111と同様の構成を有する。
位相比較回路111,112,…,11nは、それぞれ、発振クロックCKV1と、基準クロックCKR1,CKR2,…,CKRnとを受ける。また、位相比較回路111,112,…,11nには、それぞれ、基準カウント値RR1,RR2,…,RRnおよび倍率値DD1,DD2,…,DDnが設定される。基準クロックCKR1,CKR2,…,CKRnは、それぞれ異なる周波数を有する。基準カウント値RR1,RR2,…,RRnは、それぞれ、基準クロックCKR1,CKR2,…,CKRnに対応する。すなわち、位相比較回路111,112,…,11は、それぞれ異なるタイミングで、位相誤差値PP1,PP2,…,PPnを検出する。
平滑化フィルタ12は、位相比較回路111,112,…,11nによってそれぞれ検出された位相誤差値PP1,PP2,…,PPnの合計値を平滑化する。デジタル制御発振回路13は、平滑化フィルタ12によって平滑化された位相誤差値PP1,PP2,…,PPnの合計値に応じて発振クロックCKV1の周波数を制御する。例えば、デジタル制御発振回路13は、平滑化フィルタ12の出力が小さくなるほど発振クロックCKV1の周波数が高くなるように制御する。
以上のように構成することにより、周波数応答特性を早くすることができる。
(実施形態4)
図5は、実施形態4によるデジタルPLL回路4の構成例を示す。デジタルPLL回路4は、図4に示したPLL回路3の構成に加えて、遅延回路41を備える。遅延回路41は、基準クロックCKR1を順次遅延させることにより、それぞれ異なる位相を有する基準クロックCKR2,…,CKRnを出力する。例えば、遅延回路41は、縦続接続された(n−1)個の遅延素子401,401,…を含む。なお、遅延回路41の遅延時間(遅延素子401,401,…の遅延時間の総和)は、発振クロックCKV1の1周期よりも小さいかもしくは等しいことが好ましい。
位相比較回路111,112,…,11nは、それぞれ、基準クロックCKR1および遅延回路41からの基準クロックCKR2,…,CKRn(遅延素子401,401,…の出力)を受ける。また、位相比較回路111,112,…,11nには、それぞれ、発振クロックCKV1が供給され、同一の基準カウント値RR1および同一の倍率値DD1が設定される。すなわち、位相比較回路111,112,…,11nは、それぞれ異なるタイミングで位相誤差値PP1,PP2,…,PPnを検出する。
以上のように構成することにより、精度良く位相誤差を検出できる。
(実施形態4の変形例)
なお、図6のように、デジタルPLL回路4は、図5に示した遅延回路41に代えて、遅延回路42を備えていても良い。遅延回路42は、発振クロックCKV1を順次遅延させることにより、発振クロックCKV2,…,CKVnを出力する。例えば、遅延回路42は、縦続接続された(n−1)個の遅延素子402,402,…を含む。なお、遅延回路42の遅延時間(遅延素子402,402,…の遅延時間の総和)は、発振クロックCKV1の1周期よりも小さいかもしくは等しいことが好ましい。
位相比較回路111,112,…,11nは、それぞれ、発振クロックCKV1および遅延回路42からの発振クロックCKV2,…,CKVn(遅延素子402,402,…の出力)を受ける。また、位相比較回路111,112,…,11nには、それぞれ、同一の基準クロックCKR1が供給され、同一の基準カウント値RR1および同一の倍率値DD1が設定される。
以上のように構成することにより、複数の発振器を使用しなくても良くなる。
(ゲイン調整回路)
デジタルPLL回路1,2,3,4は、図7に示したゲイン調整回路51をさらに備えていても良い。例えば、ゲイン調整回路51は、符号判定部501と、ゲイン制御部502と、乗算器503とを含む。符号判定部501は、位相誤差値PP1が更新される毎に位相誤差値PP1の符号が正であるのか負であるのかを判定する。ゲイン制御部502は、符号判定部501による判定結果に基づいてゲイン値G502を出力する。例えば、ゲイン制御部502は、同一の判定結果の連続回数が所定回数よりも多くなるほど(すなわち、位相ロック状態に近くなるほど)に、ゲイン値G502を減少させる。また、ゲイン制御部502は、リセット信号RESETが供給されると、“1”を示すゲイン値G502を出力する。例えば、リセット信号RESETは、PLL回路を搭載するシステムが安定状態(例えば、位相ロック状態になってクロックが安定している状態、位相誤差値がほぼ0である状態、電波が乱れることなく受信できている状態など)になった場合に供給される。乗算器503は、位相誤差値PP1にゲイン値G502を乗算し、その乗算結果を位相誤差値PPP1として平滑化フィルタ12に出力する。
以上のように、ゲイン調整回路51は、位相誤差値PP1に対して符号判定処理を繰り返し実行し、同一の判定結果の連続回数に応じて位相誤差値PP1を増減させる。これにより、非位相ロック状態から位相ロック状態への遷移時間を短縮できるとともに位相ロック状態から非位相ロック状態への遷移を抑制できる。
また、ゲイン調整回路51は、リセット信号RESETが供給された場合に、位相誤差値PP1を増減させずにそのまま位相誤差値PPP1として出力する。これにより、不要なゲイン制御による消費電力の増大を抑制できる。
なお、図4,図5,図6に示したデジタルPLL回路にゲイン調整回路51に適用する場合,ゲイン調整回路51は、位相誤差値PP1,PP2,…,PPnの合計値に対して上述のゲイン制御を実行しても良い。
(半導体集積回路,表示装置)
また、図8のように、デジタルPLL回路1,2,3,4は、半導体集積回路に搭載されていても良い。図8に示した半導体集積回路60は、デジタルPLL回路1の他に、信号処理回路601を備える。信号処理回路601は、デジタルPLL回路1からの発振クロックCKV1に同期して、入力信号Sinを処理して出力信号Soutを出力する。なお、入力信号Sinは、無線通信路を介して供給されるものであっても良いし、有線通信路(例えば、光ファイバ,同軸ケーブル,電力線路など)を介して供給されるものであっても良い。
さらに、図9のように、半導体集積回路60は、表示装置(例えば、プラズマテレビ,液晶テレビ,携帯電話など)や通信装置(例えば、ラジオなど)に搭載されていても良い。図9に示した表示装置70は、半導体集積回路60の他に、画像再生回路701(例えば、ディスプレイ)を備える。画像再生回路701は、半導体集積回路60からの出力信号Sout(画像信号)から画像を再生する。
以上のように、上述のデジタルPLL回路は、小面積および低消費電力で微小位相誤差を検出できるので、表示装置や通信装置などに搭載されるクロック生成回路として有用である。
1,2,3,4 デジタルPLL回路
111,112,…,11n 位相比較回路
12 平滑化フィルタ
13 デジタル制御発振回路
101 トリガー生成器(期間設定部)
102 可変位相累積器(発振計数部)
103 ターゲット生成器(目標設定部)
104 誤差値生成器(誤差算出部)
105 誤差平均フィルタ
201 セレクタ(基準クロック選択部)
202 セレクタ(倍率値選択部)
203 セレクタ(基準カウント値)
204 スケジューラ
41,42 遅延回路
51 ゲイン調整回路
60 半導体集積回路
601 信号処理回路
70 表示装置
701 画像再生回路

Claims (12)

  1. 所望の発振周波数を有する発振クロックを生成する回路であって、
    基準クロックおよび前記発振クロックのそれぞれの遷移回数をカウントし、前記基準クロックの遷移回数が予め設定された基準カウント値に到達するまでの期間を位相比較期間として設定するとともに、前記基準クロックの周波数に対する前記所望の発振周波数の倍率値と前記基準カウント値とに応じた目標カウント値と前記位相比較期間における前記発振クロックの遷移回数との差を位相誤差値として検出する位相比較回路と、
    前記位相比較回路によって検出された位相誤差値を平滑化する平滑化回路と、
    前記平滑化回路によって平滑化された位相誤差値に応じて前記発振クロックの周波数を制御するデジタル制御発振回路とを備える
    ことを特徴とするデジタルPLL回路。
  2. 請求項1において、
    前記位相比較回路は、
    前記基準クロックの遷移回数のカウントを開始し、前記基準クロックの遷移回数が前記基準カウント値に到達したことを検出する期間設定部と、
    前記期間設定部によるカウント開始に応答して前記発振クロックの遷移回数のカウントを開始し、前記期間設定部による到達検出に応答して前記発振クロックの遷移回数のカウント値を発振カウント値として出力する発振計数部と、
    前記基準カウント値に前記倍率値を乗算して得られる値を前記目標カウント値として設定する目標設定部と、
    前記発振計数部からの発振カウント値と前記目標設定部によって設定された目標カウント値との差を前記位相誤差値として出力する誤差算出部とを含む
    ことを特徴とするデジタルPLL回路。
  3. 請求項1において、
    それぞれ異なる周波数を有する複数の基準クロックのうちいずれか1つを選択して前記位相比較回路に供給する基準クロック選択部と、
    前記複数の基準クロックにそれぞれ対応する複数の倍率値のうちいずれか1つを選択して前記位相比較回路に供給する倍率値選択部と、
    前記複数の基準クロックにそれぞれ対応する複数の基準カウント値のうちいずれか1つを選択して前記位相比較回路に供給する基準カウント値選択部とをさらに備える
    ことを特徴とするデジタルPLL回路。
  4. 請求項1において、
    前記位相比較回路によって検出された位相誤差値を増減させて前記平滑化回路に供給するゲイン調整回路をさらに備える
    ことを特徴とするデジタルPLL回路。
  5. 請求項4において、
    前記ゲイン調整回路は、前記位相比較回路によって検出された位相誤差値の符号が正であるのか負であるのかを判定する処理を繰り返し実行し、同一の判定結果の連続回数に応じて前記位相誤差値を増減させて前記平滑化回路に供給する
    ことを特徴とするデジタルPLL回路。
  6. 請求項4において、
    前記ゲイン調整回路は、リセット信号が供給された場合に、前記位相比較回路によって位相誤差値を増減させることなくそのまま前記平滑化回路に供給する
    ことを特徴とするデジタルPLL回路。
  7. 所望の発振周波数を有する発振クロックを生成する回路であって、
    複数の基準クロックにそれぞれ対応し、自己に対応する基準クロックおよび前記発振クロックのそれぞれの遷移回数をカウントし、自己に対応する基準クロックの遷移回数が予め設定された基準カウント値に到達するまでの期間を位相比較期間として設定するとともに、自己に対応する基準クロックの周波数に対する前記所望の発振周波数の倍率値と前記基準カウント値とに応じた目標カウント値と前記位相比較期間における前記発振クロックの遷移回数との差を位相誤差値として検出する複数の位相比較回路と、
    前記複数の位相比較回路のそれぞれによって検出された位相誤差値の合計値を平滑化する平滑化回路と、
    前記平滑化回路によって平滑化された位相誤差値の合計値に応じて前記発振クロックの周波数を制御するデジタル制御発振回路とを備える
    ことを特徴とするデジタルPLL回路。
  8. 請求項7において、
    前記複数の基準クロックは、それぞれ異なる周波数を有する
    ことを特徴とするデジタルPLL回路。
  9. 請求項7において、
    前記複数の基準クロックは、それぞれ異なる位相を有する
    ことを特徴とするデジタルPLL回路。
  10. 請求項7において、
    前記デジタル制御発振回路からの発振クロックを順次遅延させることによって複数の遅延発振クロックを生成する遅延回路をさらに備え、
    前記複数の位相比較回路の各々は、前記デジタル制御発振回路からの発振クロックまたは前記複数の遅延発振クロックのいずれか1つに対応する
    ことを特徴とするデジタルPLL回路。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載のデジタルPLL回路と、
    前記デジタルPLL回路からの発振クロックに同期して信号を処理する信号処理回路とを備える
    ことを特徴とする半導体集積回路。
  12. 請求項11に記載の半導体集積回路と、
    前記半導体集積回路によって処理された信号から画像を再生する画像再生回路とを備える
    ことを特徴とする表示装置。
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