JPWO2010134159A1 - 情報処理装置、装置検索方法、装置検索支援方法および記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、装置検索方法、装置検索支援方法および記録媒体 Download PDF

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Abstract

簡単に通信相手を探し出すことが可能な情報処理装置を提供する。記憶装置110は、個人を特定するための基準情報を記憶する。検索制御部170は、検索指示が入力されると、記憶装置110内の基準情報を、端末200に送信し、その後、端末200から、基準情報と、端末200の識別情報と、を受信した場合、その識別情報を、予め定められた追加情報と共に、表示装置130に表示する。

Description

本発明は、情報処理装置、装置検索方法、装置検索支援方法および記録媒体に関する。
情報の送信側となるPC(Personal Computer)と、情報の受信側となるプリンタおよびプロジェクタが、LAN(Local Area Network)等のネットワークに接続されて使用される場合がある。この場合、例えば、複数のプリンタがネットワークに接続されていると、PCのユーザは、複数のプリンタの中から、印刷に使用されるプリンタを、通信相手として指定する必要がある。
ネットワークに接続されている複数の機器を探し出し、その複数の機器の中から、PCの通信相手となる機器を指定するための手法として、例えば、M-search等の機器検索コマンドを用いた手法が知られている。以下、機器検索コマンドを用いた手法を簡単に説明する。
PCは、ユーザからの指示に従って、機器検索コマンドをネットワークにブロードキャストで送信する。その後、PCは、機器検索コマンドを受信した機器のそれぞれから、機器名等を示す応答を受信する。PCは、応答に示された機器名を用いて機器の一覧表を作成し表示する。PCのユーザは、複数の機器を示した一覧表から、PCの通信相手となる機器を選択する。
特許文献1には、複数の機器の中からPCの通信相手となる機器を選択する具体的な技術として、通信相手指定方法が記載されている。
この通信相手指定方法では、通信相手候補が、通信元の情報端末に、予め登録され、各通信相手候補に対応する画像を表す通信相手選択画面が、通信元の情報端末で表示される。通信相手選択画面から、ある画像が選択されると、その選択された画像に対応する情報端末が、通信元の情報端末の通信相手として指定され、通信元の情報端末と通信相手の情報端末との間で、通信が行われる。
特開2002−328871号公報
機器検索コマンドを用いた手法では、機器検索コマンドを送信した機器(以下「送信機器」と称する)は、送信機器からの距離に関係なく、機器検索コマンドを受信した機器(以下「受信機器」と称する)から、応答を受信する。
このため、例えば、ネットワークが複数のフロアにわたって設置されている場合、送信機器は、送信機器が設置されたフロアと異なるフロアに設置された受信機器(例えば、プリンタ)から、応答を受信する可能性がある。よって、必要以上に多くの受信機器が、一覧表に、同じように表示され、一覧表から送信機器の通信相手となる機器を探し出すために時間や手間がかかったり、送信機器のユーザが通信相手を誤って指定してしまうという課題があった。
特許文献1に記載の通信相手指定方法では、通信相手候補を通信元の情報端末に予め登録するという煩わしい作業が必要となるという課題があった。
本発明の目的は、上記課題を解決可能な情報処理装置、装置検索方法および記録媒体を提供することである。
本発明の情報処理装置は、ネットワークを介して受信側装置と通信可能な情報処理装置であって、個人を特定するための基準情報を記憶する記憶手段と、表示手段と、検索指示が入力されると、前記記憶手段内の基準情報を、前記受信側装置に送信し、その後、前記受信側装置から、前記基準情報と、前記受信側装置を示す識別情報と、を受信した場合、当該識別情報を、予め定められた追加情報と共に、前記表示手段に表示する検索制御手段と、を含む。
本発明の情報処理装置は、ネットワークを介して送信側装置と通信可能な情報処理装置であって、自装置を示す識別情報を記憶する記憶手段と、撮像手段と、前記撮像手段が、個人を特定するための個人特定用映像と、該個人特定用映像を登録することを促す予め定められたジェスチャまたは形状を示す登録用映像と、を撮像すると、前記個人特定用映像に応じた特定情報を生成し、当該特定情報を、前記記憶手段に追加記憶し、前記送信側装置から基準情報を受信すると、当該基準情報と前記記憶手段内の特定情報との一致度が、予め定められた閾値以上である場合に、当該基準情報と、前記記憶手段内の識別情報と、を当該送信側装置に送信する応答制御手段と、を含む。
本発明の装置検索方法は、ネットワークを介して受信側装置と通信可能な情報処理装置での装置検索方法であって、個人を特定するための基準情報を記憶手段に記憶し、検索指示が入力されると、前記記憶手段内の基準情報を、前記受信側装置に送信し、その後、前記受信側装置から、前記基準情報と、前記受信側装置を示す識別情報と、を受信した場合、当該識別情報を、予め定められた追加情報と共に、前記表示手段に表示する。
本発明の装置検索支援方法は、ネットワークを介して送信側装置と通信可能な情報処理装置での装置検索支援方法あって、自装置を示す識別情報を記憶手段に記憶し、撮像手段が、個人を特定するための個人特定用映像と、該個人特定用映像を登録することを促す予め定められたジェスチャまたは形状を示す登録用映像と、を撮像すると、前記個人特定用映像に応じた特定情報を生成し、当該特定情報を、前記記憶手段に追加記憶し、前記送信側装置から基準情報を受信すると、当該基準情報と前記記憶手段内の特定情報との一致度が、予め定められた閾値以上である場合に、当該基準情報と、前記記憶手段内の識別情報と、を当該送信側装置に送信する。
本発明の記録媒体は、ネットワークを介して受信側装置と通信可能なコンピュータに、個人を特定するための基準情報を記憶手段に記憶する記憶手順と、検索指示が入力されると、前記記憶手段内の基準情報を、前記受信側装置に送信し、その後、前記受信側装置から、前記基準情報と、前記受信側装置を示す識別情報と、を受信した場合、当該識別情報を、予め定められた追加情報と共に、前記表示手段に表示する検索制御手順と、を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
本発明の記録媒体は、ネットワークを介して送信側装置と通信可能なコンピュータに、自装置を示す識別情報を記憶手段に記憶する記憶手順と、撮像手段が、個人を特定するための個人特定用映像と、該個人特定用映像を登録することを促す予め定められたジェスチャまたは形状を示す登録用映像と、を撮像すると、前記個人特定用映像に応じた特定情報を生成し、当該特定情報を、前記記憶手段に追加記憶し、前記送信側装置から基準情報を受信すると、当該基準情報と前記記憶手段内の特定情報との一致度が、予め定められた閾値以上である場合に、当該基準情報と、前記記憶手段内の識別情報と、を当該送信側装置に送信する応答制御手順と、を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
本発明によれば、通信相手候補の事前登録を行うことなく、簡単に通信相手を探し出すことが可能になる。
本発明の第1実施形態の情報処理装置を示したブロック図である。 機器選択画面300の一例を示した図である。 撮影画面400の一例を示した図である。 特定情報(特定顔識別値)の記憶例を示した図である。 撮像情報(基準情報)を記憶装置110に取り込む処理を示したフローチャートである。 端末100が機器検索コマンドを送信する処理を示したフローチャートである。 機器検索コマンドの一例を示した図である。 端末200が機器検索コマンドを受信してから機器検索応答コマンドを送信する処理を示したフローチャートである。 機器検索コマンド履歴の一例を示した図である。 機器検索応答コマンドの一例を示した図である。 端末100が機器検索応答コマンドを受信してから機器検索リスト310を更新する処理を示したフローチャートである。 機器検索応答コマンド履歴の一例を示した図である。 端末200が顔識別値を機器検索応答コマンドに付加して送信する処理を示したフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態の情報処理装置を用いた通信システムを示したブロック図である。
図1において、通信システムは、端末100と端末200を含む。端末100と端末200は、LAN等のネットワーク10を介して、相互に通信可能である。
本実施形態では、端末100は、機器検索(装置検索)を行う送信側装置として用いられ、端末200は、機器検索される受信側装置として用いられる。なお、端末200が、機器検索を行う送信側装置として用いられ、端末100が、機器検索される受信側装置として用いられてもよい。機器検索される受信側装置は、複数存在してもよい。
端末100は、例えばPCであり、一般的に情報処理装置と呼ぶことができる。端末100は、記憶装置110と、映像入力装置120と、表示装置130と、入力装置140と、通信装置150と、CPU160と、を含む。CPU160は、処理部161と、管理部162と、制御部163と、を含む。入力装置140と通信装置150とCPU160とは、検索制御部170に含まれる。
端末200は、例えば、PC、プロジェクタまたはプリンタであり、一般的に情報処理装置と呼ぶことができる。端末200は、記憶装置210と、映像入力装置220と、表示装置230と、入力装置240と、通信装置250と、CPU260と、を含む。CPU260は、処理部261と、管理部262と、制御部263と、を含む。入力装置240と通信装置250とCPU260とは、応答制御部270に含まれる。
なお、図1では、端末100と端末200とに共通する構成要素が示されており、端末100と端末200とに共通しない構成要素は示されていない。例えば、端末100がPCであり、端末200がプロジェクタである場合、端末200が備える投写部等は、図1には示されていない。
まず、端末100について説明する。
記憶装置110は、一般的に、記憶手段、または、コンピュータにて読み取り可能な記録媒体と呼ぶことができる。
記憶装置110は、CPU160が実行するソフトウェア(プログラム)、と、CPU160が処理した情報と、端末100を示す識別情報(例えば、端末100をユニークに識別できる機器識別子、または、端末100の機器名)と、人間の特定部位の映像に応じた基準情報と、を記憶する。なお、基準情報は、個人を特定するためのであり、特定部位の特徴を数値で示した情報である。
本実施形態では、人間の特定部位として、人間の顔が用いられる。このため、基準情報としては、顔の特徴を数値で示した情報が用いられる。なお、顔の特徴を数値化する技術は公知技術である。人間の特定部位は、顔に限らず適宜変更可能であり、例えば指紋でもよい。人間の特定部位として指紋が用いられた場合、基準情報としては、指紋の特徴を数値で示した情報が用いられる。
映像入力装置120は、一般的に撮像手段と呼ぶことができる。映像入力装置120は、撮影された映像を表す映像情報を生成する。
表示装置130は、一般的に表示手段と呼ぶことができる。表示装置130は、種々の情報を表示する。
入力装置140は、一般的に入力手段と呼ぶことができる。入力装置140は、ユーザから入力された情報、例えば、検索指示と、撮影指示と、を受け付ける。
通信装置150は、一般的に通信手段と呼ぶことができる。通信装置150は、他の情報処理装置である端末200と通信可能である。
CPU160は、記憶装置110に記録されたソフトウェアを読み取り実行することによって、処理部161、管理部162および制御部163として機能する。
処理部161は、一般的に処理手段と呼ぶことができる。
処理部161は、映像入力装置120が、人間の顔(特定部位)の映像と、予め定められたジェスチャの映像または形状と、の両方を表す映像情報(以下「指定映像情報」と称する)を生成すると、その指定映像情報にて表される顔の映像に応じた特定情報を生成する。処理部161は、その特定情報を、記憶装置110に追加記憶する。
特定情報は、特定部位の特徴を数値で示した情報である。本実施形態では、特定情報として、指定映像情報にて表された顔の特徴を数値で示した情報(以下「特定顔識別値」と称する)が用いられる。なお、人間の特定部位として指紋が用いられた場合、特定情報としては、指紋の特徴を数値で示した情報が用いられる。
また、本実施形態では、予め定められたジェスチャとして、人間が端末100を指で指し示すジェスチャ(以下「指差しジェスチャ」と称する)が用いられる。なお、予め定められたジェスチャは、指差しジェスチャに限らず、適宜変更可能である。
また、予め定められたジェスチャの代わりに、予め定められた形状が用いられた場合、その形状としては、例えば、指を2本立てた手の形状が用いられる。なお、この形状も指を2本立てた手の形状に限らず適宜変更可能である。
また、処理部161は、入力装置140が撮影指示を受け付けると、その撮影指示の受付時に映像入力装置120が生成した映像情報が、特定部位(顔)の映像を表す場合、その映像情報にて表される特定部位(顔)の映像に応じた撮像情報を生成する。処理部161は、その撮像情報を、基準情報として記憶装置110に記憶する。本実施形態では、基準情報(撮像情報)として、顔の特徴を数値で示した情報(以下「基準顔識別値」とも称する)が用いられる。
管理部162は、一般的に管理手段と呼ぶことができる。
管理部162は、通信装置150が、端末200(他の情報処理装置)から、記憶装置210内の基準情報(基準顔識別値)を含む機器検索コマンドを受信すると、機器検索コマンド内の基準情報(基準顔識別値)と、記憶装置110内の特定情報(特定顔識別値)と、の一致度を算出する。
管理部162は、一致度が予め定められた閾値(例えば、90%)以上である場合に、機器検索コマンド内の基準情報(基準顔識別値)と、記憶装置110内の識別情報と、を含む機器検索応答コマンドを、通信装置150から、端末200に送信する。なお、閾値は、90%に限らず適宜変更可能である。
制御部163は、一般的に制御手段と呼ぶことができる。
制御部163は、入力装置140が検索指示を受け付けると、記憶装置110内の基準情報(基準顔識別値)を含む機器検索コマンドを、通信装置150から、端末200に送信する。制御部163は、その後、通信装置150が、端末200から、記憶装置110内の基準情報(基準顔識別値)と記憶装置210内の識別情報とを含む機器検索応答コマンドを受信した場合、機器検索応答コマンド内の識別情報を、予め定められた追加情報と共に、表示装置130に表示する。
なお、制御部163は、通信装置150が、端末200から、記憶装置110内の基準情報(基準顔識別値)と記憶装置210内の識別情報とを含む機器検索応答コマンドを受信した場合、通信装置150を用いて、端末200とユニキャストで通信してもよい。
また、本実施形態では、特定情報(特定顔識別値)が記憶装置110に追加記憶されると、通信装置150は、記憶装置110内の識別情報および特定情報(特定顔識別値)を含む機器検索応答コマンドを、ブロードキャストで送信する。
制御部163は、通信装置150が、端末200からブロードキャストで送信された機器検索応答コマンドを受信すると、機器検索応答コマンド内の特定情報(特定顔識別値)と記憶装置110内の基準情報(基準顔識別値)との一致度が閾値以上である場合、機器検索応答コマンド内の識別情報を追加情報と共に、表示装置130に表示する。
また、制御部163は、通信装置150が、機器検索応答コマンドをブロードキャストで送信した後に、通信装置150が、端末200からブロードキャストで送信された機器検索応答コマンドを受信すると、受信した機器検索応答コマンド内の特定情報(特定顔識別値)と、記憶装置110内の特定情報(特定顔識別値)と、の一致度が、閾値以上である場合、受信した機器検索応答コマンドを送信した端末200と、通信装置150を用いて、ユニキャストで通信する。
検索制御部170は、一般的に検索制御手段と呼ぶことができる。検索制御部170は、入力装置140、通信装置150およびCPU160のそれぞれが有する機能を有する。
例えば、検索制御部170は、検索指示が入力されると、記憶装置110内の基準情報(基準顔識別値)を、端末200に送信し、その後、端末200から、記憶装置110内の基準情報(基準顔識別値)と、端末200の識別情報と、を受信した場合、その識別情報を追加情報と共に、表示装置130に表示する。
続いて、端末200について説明する。
端末200についての説明は、端末100についての説明のうち、各符号の最上位の「1」を「2」に読み替えることによって行うことができる。
なお、応答制御部270は、一般的に応答制御手段と呼ぶことができる。応答制御部270は、入力装置240、通信装置250およびCPU260のそれぞれが有する機能を有する。
例えば、応答制御部270は、映像入力装置220が、人間の特定部位の映像(個人特定用映像)と、予め定められたジェスチャまたは形状を示す登録用映像と、を一度に撮像すると、特定部位の映像(個人特定用映像)に応じた特定情報を生成し、その特定情報を、記憶装置210に追加記憶する。また、応答制御部270は、端末100から基準情報を受信すると、その基準情報と記憶装置210内の特定情報との一致度が閾値以上である場合に、その基準情報と、記憶装置210内の識別情報と、を端末100に送信する。
本実施形態では、検索制御部170は応答制御部270の機能を有し、応答制御部270は検索制御部170の機能を有する。
次に、動作を説明する。
以下では、表示装置130は、機器選択画面と撮影画面とを表示しているとする。
図2は、ユーザインターフェースである機器選択画面300の一例を示した図である。
図2において、機器選択画面300では、機器検索リスト310と、検索ボタン320と、接続ボタン330とが、表示される。
機器検索リスト310には、端末100が機器検索を行って見つけたネットワーク機器の名称(識別情報)の一覧が表示される。なお、図2では、機器検索リスト310上の名称の中には、付加情報としての強調マーク340と共に表示されている名称「PROJECTOR-A」もある。
検索ボタン320が押下されると、通信装置150は、機器検索コマンドを、ネットワーク10にブロードキャストで送信する。接続ボタン330が押下されると、通信装置150は、ユーザが入力装置140を用いて機器検索リスト310内で選択したネットワーク機器と接続し通信を開始する。
図3は、ユーザインターフェースである撮影画面400の一例を示した図である。撮影画面400には、撮影ボタン410が設けられている。撮影画面400には、映像入力装置120からの映像情報に応じた映像が表示される。
図4は、記憶装置110に追加記憶される特定情報(特定顔識別値)の記憶例を示した図である。
図4において、指差し履歴500には、処理部161が過去に生成した特定顔識別値ごとに、指差し情報510が示されている。指差し情報510は、特定顔識別値520と、指差し日時530と、を含む。特定顔識別値520は、処理部161が過去に生成した特定顔識別値である。指差し日時530は、特定顔識別値520が生成された日時を示す。
図5は、端末100のユーザ(以下、単に「ユーザ」と称する)の顔の特徴を示す撮像情報(基準顔識別値)を記憶装置110に取り込むまでの処理の流れ表したフローチャートである。
ユーザが、映像入力装置120に顔を近づけると、映像入力装置120は、ユーザの顔を表す映像情報を生成する。映像入力装置120は、その映像情報を処理部161に出力する。
処理部161は、映像入力装置120から映像情報を受け付けると、その映像情報に応じた映像(ユーザの顔を表す映像)を表す撮影画面400を、表示装置130に表示する(図3参照)。
撮影画面400にユーザの顔が表示されている状況で、撮影ボタン410が押下されるように、ユーザが入力装置140を操作すると(ステップA1)、処理部161は、映像入力装置120から映像情報を取り込む(ステップA2)。
続いて、処理部161は、その映像情報にて表される映像から、人間の顔と認識される部分を抽出し(ステップA3)、抽出した顔の映像から、その顔の特徴を数値化する(ステップA4)。
続いて、処理部161は、その数値化された顔の特徴(基準顔識別値)を、基準情報として、記憶装置110に記憶する(ステップA5)。
続いて、ユーザは、入力装置140と、表示装置130に表示された機器選択画面300と、を用いて、ネットワーク機器の検索を行う。
図6は、端末100が機器検索コマンドを通信装置150から送信するまでの処理の流れを表したフローチャートである。
図2に示した検索ボタン320が押下されるように、ユーザが入力装置140を操作すると(ステップB1)、制御部163は、機器検索コマンドに、記憶装置110に記憶された基準顔識別値を付加する(ステップB2)。
続いて、制御部163は、基準顔識別値が付加された機器検索コマンドを、通信装置150から、ブロードキャストでネットワーク10に送信する(ステップB3)。
図7は、機器検索コマンドの一例を示した図である。図7において、機器検索コマンド600は、端末100をユニークに識別できる機器識別子610と、基準顔識別値620と、を含む。
図8は、端末200が、端末100からの機器検索コマンドを受信してから、機器検索応答コマンドを送信するまでの流れを表したフローチャートである。
端末200では、管理部262は、通信装置250を用いて、機器検索コマンドの受信を待機する(ステップC1)。なお、記憶装置210には、機器検索コマンド履歴が記憶されている。
図9は、機器検索コマンド履歴の一例を示した図である。
図9において、機器検索コマンド履歴700には、通信装置250が過去に受信した機器検索コマンドごとに、機器検索コマンド情報710が示されている。機器検索コマンド情報710は、機器検索コマンド720と、コマンド受信日時730と、を含む。機器検索コマンド720は、通信装置250が過去に受信した機器検索コマンドである。コマンド受信日時730は、機器検索コマンド720が通信装置250にて受信された日時を示す。
通信装置250が、機器検索コマンドを受信すると、管理部262は、新たな機器検索コマンド情報710を作成する。なお、この段階では、新たな機器検索コマンド情報710には、機器検索コマンド720とコマンド受信日時730とは含まれていない。
管理部262は、新たな機器検索コマンド情報710を作成すると、新たな機器検索コマンド情報710に、受信された機器検索コマンドと、その機器検索コマンドの受信日時と、を書き込む。
続いて、管理部262は、新たな機器検索コマンド情報710を、機器検索コマンド履歴700にマージ(結合)する(ステップC2)。
管理部262は、新たな機器検索コマンド情報710を、機器検索コマンド履歴700にマージすると、受信した機器検索コマンドに、基準顔識別値が含まれているかを判定する(ステップC3)。
機器検索コマンドに基準顔識別値が含まれていない場合は、管理部262は、基準顔識別値を含まない機器検索応答コマンドを、機器検索コマンドの送信元(端末100)に、通信装置250を用いてユニキャストで送信し(ステップC4)、その後、処理をステップC1に戻す。
図10は、端末200から送信される機器検索応答コマンドの一例を示した図である。図10において、機器検索応答コマンド800は、機器検索リスト310に表示するための端末200の名称(応答機器名)810、端末200をユニークに識別できる機器識別子820、端末200を指差した人物の顔識別値830を含む。
機器検索コマンドに基準顔識別値が含まれている場合、管理部262は、記憶装置110内の指差し履歴500の中に、受信した機器検索コマンド内の基準顔識別値にて特定される人物の指差し情報510があるかを判定する(ステップC5)。
本実施形態では、管理部262は、指差し履歴500の中に、受信した機器検索コマンド内の基準顔識別値との一致度が閾値以上である特定顔識別値が存在する場合、受信した機器検索コマンド内の基準顔識別値にて特定される人物の指差し情報510があると判定する。
一方、指差し履歴500の中に、受信した機器検索コマンド内の基準顔識別値との一致度が閾値以上である特定顔識別値が存在しない場合、管理部262は、受信した機器検索コマンド内の基準顔識別値にて特定される人物の指差し情報510がないと判定する。
指差し履歴500の中に、受信した機器検索コマンド内の基準顔識別値にて特定される人物の指差し情報510がなかった場合、管理部262は、顔識別値を含まない機器検索応答コマンドを、機器検索コマンドの送信元(端末100)に、通信装置250を用いてユニキャストで送信し、その後、処理をステップC1に戻す(ステップC6)。
指差し履歴500の中に、受信した機器検索コマンド内の基準顔識別値にて特定される人物の指差し情報510があった場合、管理部262は、受信した機器検索コマンド内の基準顔識別値を、顔識別値830として、機器検索応答コマンドに格納し、機器検索応答コマンドを、機器検索コマンドの送信元(端末100)に、通信装置250を用いてユニキャストで送信し、その後、処理をステップC1に戻す(ステップC7)。
図11は、端末100が端末200から送られてきた機器検索応答コマンドを受信してから、端末200を指差した人物が端末100のユーザと同一人物かどうかを判定し、機器検索リスト310を更新するまでの処理の流れを表したフローチャートである。
端末100では、制御部163は、通信装置150を用いて、機器検索応答コマンドの受信を待機する(ステップD1)。なお、記憶装置110には、機器検索応答コマンド履歴が記憶されている。
図12は、機器検索応答コマンド履歴の一例を示した図である。
図12において、機器検索応答コマンド履歴900には、通信装置250が過去に受信した機器検索応答コマンドごとに、機器検索応答コマンド情報910が示されている。機器検索応答コマンド情報910は、機器検索応答コマンド920と、強調フラグ930と、を含む。機器検索応答コマンド920は、通信装置150が過去に受信した機器検索応答コマンドである。強調フラグ930は、機器検索応答コマンド920内の応答機器名を機器選択画面300上で強調表示するかどうかを表す。
通信装置150が、機器検索応答コマンドを受信すると、制御部163は、新たな機器検索応答コマンド情報910を作成する。なお、この段階では、新たな機器検索応答コマンド情報910には、機器検索応答コマンド920は含まれておらず、また、強調フラグ930はオフ(強調表示せず)となっている。
制御部163は、新たな機器検索応答コマンド情報910を作成すると、新たな機器検索応答コマンド情報910に、受信された機器検索応答コマンドを書き込む。
続いて、制御部163は、新たな機器検索応答コマンド情報910を、機器検索応答コマンド履歴900にマージ(結合)する(ステップD2)。
制御部163は、新たな機器検索応答コマンド情報910を、機器検索応答コマンド履歴900にマージすると、受信した機器検索応答コマンドに顔識別値があるかを判定する(ステップD3)。
受信した機器検索応答コマンドに顔識別値がないと、制御部163は、受信した機器検索応答コマンド内の応答機器名を、機器検索リスト310に追加表示する(ステップD6)。この場合、強調フラグ930がオフのままなので、機器検索リスト310に追加表示された応答機器名に対して、追加情報である強調マーク340は表示されない。
受信した機器検索応答コマンドに顔識別値があると、制御部163は、記憶装置110内の基準顔識別値が、受信した機器検索応答コマンドにあるかを判定する。
記憶装置110内の基準顔識別値が、受信した機器検索応答コマンドにある場合、制御部163は、端末100のユーザと端末200を指差した人物とは同一人物であると判定する。一方、記憶装置110内の基準顔識別値が、受信した機器検索応答コマンドにない場合、制御部163は、端末100のユーザと端末200を指差した人物とは同一人物でないと判定する(ステップD4)。
記憶装置110内の基準顔識別値が、受信した機器検索応答コマンドにないと、制御部163は、受信した機器検索応答コマンド内の応答機器名を、機器検索リスト310に追加表示する(ステップD6)。この場合も、強調フラグ930がオフのままなので、機器検索リスト310に追加表示された応答機器名に対して、強調マーク340は表示されない。
記憶装置110内の基準顔識別値が、受信した機器検索応答コマンドにあると、制御部163は、受信した機器検索応答コマンドを含む機器検索応答コマンド情報910内の強調フラグ930をオンにする(ステップD5)。
続いて、制御部163は、受信した機器検索応答コマンド内の応答機器名を、機器検索リスト310に追加表示する(ステップD6)。この場合、強調フラグ930がオンであるので、機器検索リスト310に追加表示された応答機器名と共に、その応答機器名を強調するための強調マーク340が表示される。
図13は、端末200が、端末200を指差している人物を認識してから、その人物の顔識別値を機器検索応答コマンドに付加して通信装置250から送信するまでの処理の流れを表したフローチャートである。
処理部261は、映像入力装置220を用いて、例えば定期的に、端末200の周囲の映像を取り込み(ステップE1)、その映像から、端末200を指差している人物がいるかどうかを、画像処理により認識する(ステップE2)。
本実施形態では、処理部261は、映像入力装置220からの映像信号が、人間の顔の映像と、指差しジェスチャの映像と、の両方を表す場合、端末200を指差している人物がいると認識する。また、映像入力装置220からの映像信号が、人間の顔の映像と、指差しジェスチャの映像と、の両方を表さない場合、処理部261は、端末200を指差している人物がいないと認識する。
処理部261は、端末200を指差している人物がいないと認識すると、処理をステップE1に戻す。
処理部261は、端末200を指差している人物がいると認識した場合、映像入力装置220からの映像信号から、端末200を指差している人物の顔の部分を抽出し(ステップE3)、抽出した顔の特徴を数値化する(ステップE4)。
続いて、処理部261は、新たな指差し情報510を作成し、新たな指差し情報510に、数値化した顔識別値(特定顔識別値)と、指差しが行われた日時と、を書き込む。
続いて、処理部261は、新たな指差し情報510を、指差し履歴500にマージする(ステップE5)。
新たな指差し情報510が、指差し履歴500にマージされると、制御部263は、新たな指差し情報510内の顔識別値(特定顔識別値)と、端末200の名称(応答機器名)と、端末200の機器識別子と、を含む機器検索応答コマンドを、通信装置250から、ブロードキャストで送信する(ステップE6)。
制御部163は、通信装置150が、端末200からブロードキャストで送信された機器検索応答コマンドを受信すると、機器検索応答コマンド内の顔識別値(特定顔識別値)と記憶装置110内の基準顔識別値との一致度が閾値以上である場合、機器検索応答コマンド内の端末200の名称と共に、その名称を強調するための強調マーク340を、機器選択画面300に表示する。
これにより、機器検索コマンドを端末100が送信する前に、端末100のユーザが端末200を指差した場合も、制御部163は、端末100のユーザによって端末200が指差されたことを知ることができる。
続いて、制御部263は、機器検索コマンド履歴700の中に、今回数値化した顔識別値(特定顔識別値)と同一の基準顔識別値を含む機器検索コマンド情報710があるかを判定する(ステップE7)。
なお、本実施形態では、今回数値化した顔識別値(特定顔識別値)との一致度が閾値以上である基準顔識別値を含む機器検索コマンド情報710がある場合、制御部263は、今回数値化した顔識別値(特定顔識別値)と同一の基準顔識別値を含む機器検索コマンド情報710があると判定する。
機器検索コマンド履歴700の中に、今回数値化した顔識別値と同一の基準顔識別値を含む機器検索コマンド情報710がなかった場合、制御部263は、処理をステップE1に戻す。
一方、機器検索コマンド履歴700の中に、今回数値化した顔識別値と同一の基準顔識別値を含む機器検索コマンド情報710があった場合、制御部263は、その機器検索コマンド情報710内の基準顔識別値を、機器検索応答コマンドに書き込み、その機器検索応答コマンドを、今回数値化した顔識別値と同一の基準顔識別値を含む機器検索コマンド情報710内の機器検索コマンドの送信元(端末100)に、通信装置250を用いてユニキャスト送信し(ステップE8)、その後、処理をステップE1に戻す。
次に、本実施形態の効果を説明する。
本実施形態によれば、ネットワーク通信機器端末において、機器検索コマンドを送信した後に、接続したい別のネットワーク通信機器端末を指差すことにより、その機器が機器選択リスト内で強調表示されるようになり、通信相手の機器を選ぶ際の手間や間違いを低減することが可能になる。
また、ネットワーク通信機器端末において、接続したい別のネットワーク通信機器端末を指差した後に、機器検索コマンドを送信すると、指差した機器が機器選択リスト内で強調表示されるようになり、通信相手の機器を選ぶ際の手間や間違いを低減することが可能になる。
本実施形態によれば、応答制御部270は、映像入力装置220が、人間の顔の映像と指差しジェスチャの映像との両方を表す指定映像情報を生成すると、その指定映像情報から、顔の映像に応じた特定顔識別値を生成する。応答制御部270は、特定顔識別値を、記憶装置210に追加記憶する。
検索制御部170は、検索指示が入力されると、記憶装置110内の基準顔識別値を含む機器検索コマンドを、端末200に送信する。
応答制御部270は、端末100から、記憶装置110内の基準顔識別値を含む機器検索コマンドを受信すると、その機器検索コマンド内の基準顔識別値と、記憶装置210内の特定顔識別値と、の一致度を算出する。
応答制御部270は、一致度が閾値以上である場合に、受信された基準顔識別値と記憶装置210内の応答機器名とを含む機器検索応答コマンドを、端末100に送信する。
検索制御部170は、端末200から、記憶装置110内の基準顔識別値と記憶装置210内の応答機器名とを含む機器検索応答コマンドを受信した場合、機器検索応答コマンド内の応答機器名を、強調表示マークと共に、表示装置130に表示する。
このため、指差しジェスチャが行われた端末の応答機器名が、強調表示マークと共に表示され、通信相手の機器を選ぶ際の手間や間違いを低減することが可能になる。
なお、この作用効果は、端末100が、記憶装置110と表示装置130と検索制御部170とからなり、端末200が、記憶装置210と映像入力装置220と応答制御部270とからなる場合であっても奏することができる。
なお、本実施形態では、処理部161は、撮影指示が入力されると、その撮影指示の受付時に映像入力装置120が生成した映像情報が、人の顔の映像を表す場合、その映像情報から、その顔の映像に応じた顔識別値を生成する。処理部161は、その顔識別値を、基準顔識別値として記憶装置110に記憶する。
この場合、基準顔識別値を容易に設定することが可能になる。
本実施形態では、通信装置250は、特定顔識別値が記憶装置210に追加記憶されると、記憶装置210の応答機器名および特定顔識別値を含む機器検索応答コマンドをブロードキャストで送信する。
制御部163は、通信装置150が、端末200からブロードキャストで送信された機器検索応答コマンドを受信すると、機器検索応答コマンド内の顔識別値(特定顔識別値)と記憶装置110内の基準顔識別値との一致度が閾値以上である場合、機器検索応答コマンド内の端末200の名称と共に強調マーク340を、機器選択画面300に表示する。
この場合、機器検索コマンドを端末100が送信する前に、端末100のユーザが端末200を指差した場合も、制御部163は、端末100のユーザによって端末200が指差されたことを知ることができる。
なお、制御部163は、ユーザが指を差している端末が認識できた時点で、接続ボタン330が押されなくても、その端末に接続して通信を開始してもよい。例えば、制御部163は、通信装置150が、端末200から、記憶装置110内の基準顔識別値と記憶装置210内の応答機器名とを含む機器検索応答コマンドを受信した場合、通信装置150を用いて、端末200とユニキャストで通信する。
また、記憶装置110は、映像入力装置120と異なる映像入力装置で予め撮影されたユーザの顔の画像から生成された顔識別値を、基準顔識別値として記憶してもよい。
制御部263は、指を差した人物が使用している機器からの接続のみを許可するようにすることで、遠隔地からの不正な利用を防止することが可能になる。
また、端末200と同じ構成の端末200Aが存在し、ブロードキャストで送信されたデータをお互いに受け取れる状態にあるとする。指を差された端末は、ステップE6で機器検索応答コマンドをブロードキャスト送信する。
このため、ユーザが端末200を指差した後、すぐに、端末200Aを指差した場合、端末200は、端末200Aから、端末200Aが指差されたことによる機器検索応答コマンドを受け取ることができる。その機器検索応答コマンドには顔識別値があるため、制御部263は、端末200と端末200Aが連続で指を差されたことが分かる。このとき、制御部263が、端末200を端末200Aへ接続し通信する処理を行うことで、連続で指差した端末同士を接続させることが可能になる。
例えば、制御部263は、通信装置250が、記憶装置210内の応答機器名および特定顔識別値を含む機器検索応答コマンドをブロードキャストで送信した後に、通信装置250が、端末200Aからブロードキャストで送信された、応答機器名および特定顔識別値を含む機器検索応答コマンドを受信すると、その受信した特定顔識別値と、記憶装置210内の特定顔識別値と、の一致度が、閾値以上である場合、端末200Aと、通信装置250を用いて、ユニキャストで通信する。
また、制御部263が、通信装置250を用いてステップE6で機器検索応答コマンドをブロードキャストで送信する代わりに、機器管理を行うサーバに対して、ステップE6での機器検索応答コマンドをユニキャストで送信するようにし、サーバが、サーバが管理している機器(例えば、端末100)に対して、その機器検索応答コマンドを転送するようにしてもよい。この場合、ネットワークセグメントを越えた機器同士でも指差しによる検索や接続を行うことが可能になる。なお、サーバが、ブロードキャストで送信されたコマンドを受信できる場合、制御部263は、通信装置250を用いてステップE6で機器検索応答コマンドをブロードキャストでサーバにも送信してもよい。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
100、200 端末
110、210 記憶装置
120、220 映像入力装置
130、230 表示装置
140、240 入力装置
150、250 通信装置
160、260 CPU
161、261 処理部
162、262 管理部
163、263 制御部

Claims (18)

  1. ネットワークを介して受信側装置と通信可能な情報処理装置であって、
    個人を特定するための基準情報を記憶する記憶手段と、
    表示手段と、
    検索指示が入力されると、前記記憶手段内の基準情報を、前記受信側装置に送信し、その後、前記受信側装置から、前記基準情報と、前記受信側装置を示す識別情報と、を受信した場合、当該識別情報を、予め定められた追加情報と共に、前記表示手段に表示する検索制御手段と、を含む情報処理装置。
  2. 前記検索制御手段は、前記記憶手段内の基準情報を、前記受信側装置にブロードキャストで送信し、その後、前記受信側装置から、前記基準情報と、前記受信側装置を示す識別情報と、を受信した場合、前記受信側装置とユニキャストで通信する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 撮像手段をさらに含み、
    前記検索制御手段は、さらに、撮影指示の受付時に前記撮像手段が前記個人特定用映像を撮像すると、当該個人特定用映像に応じた撮像情報を生成し、当該撮像情報を、前記基準情報として前記記憶手段に記憶する、請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記検索制御手段は、さらに、前記撮像手段が、前記個人特定用映像と前記登録用映像とを撮像すると、前記個人特定用映像に応じた特定情報を生成し、当該特定情報を、前記記憶手段に追加記憶し、また、他の情報処理装置から、当該他の情報処理装置の記憶手段内の基準情報を受信すると、当該基準情報と自装置の記憶手段内の特定情報との一致度が、予め定められた閾値以上である場合に、当該基準情報と、自装置の記憶手段内の識別情報と、を当該他の情報処理装置に送信する、請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記検索制御手段は、さらに、前記特定情報が前記記憶手段に追加記憶されると、前記記憶手段内の識別情報および特定情報をブロードキャストで送信し、また、他の情報処理装置からブロードキャストで送信された識別情報および特定情報を受信すると、当該受信された特定情報と前記記憶手段内の基準情報との一致度が前記閾値以上である場合、当該受信された識別情報を前記追加情報と共に前記表示手段に表示する、請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記検索制御手段は、さらに、前記特定情報が前記記憶手段に追加記憶されると、前記記憶手段内の識別情報および特定情報をブロードキャストで送信し、また、前記記憶手段内の識別情報および特定情報をブロードキャストで送信した後に、他の情報処理装置からブロードキャストで送信された識別情報および特定情報を受信すると、当該受信された特定情報と前記記憶手段内の特定情報との一致度が前記閾値以上である場合、当該受信された特定情報の送信元である情報処理装置と、ユニキャストで通信する、請求項4または5に記載の情報処理装置。
  7. 前記検索制御手段は、さらに、前記特定情報が前記記憶手段に追加記憶されると、受信した情報を前記他の情報処理装置に転送するサーバに、前記記憶手段内の識別情報および特定情報を送信し、また、前記サーバから転送された他の情報処理装置からの識別情報および特定情報を受信すると、当該受信された特定情報と前記記憶手段内の基準情報との一致度が前記閾値以上である場合、当該受信された識別情報を前記追加情報と共に前記表示手段に表示する、請求項4から6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記検索制御手段は、さらに、前記特定情報が前記記憶手段に追加記憶されると、受信した情報を前記他の情報処理装置に転送するサーバに、前記記憶手段内の識別情報および特定情報を送信し、また、前記記憶手段内の識別情報および特定情報を前記サーバに送信した後に、前記サーバから転送された他の情報処理装置からの識別情報および特定情報を受信すると、当該受信された特定情報と前記記憶手段内の特定情報との一致度が前記閾値以上である場合、当該受信された特定情報の送信元である情報処理装置と、ユニキャストで通信する、請求項4から7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. ネットワークを介して送信側装置と通信可能な情報処理装置であって、
    自装置を示す識別情報を記憶する記憶手段と、
    撮像手段と、
    前記撮像手段が、個人を特定するための個人特定用映像と、該個人特定用映像を登録することを促す予め定められたジェスチャまたは形状を示す登録用映像と、を撮像すると、前記個人特定用映像に応じた特定情報を生成し、当該特定情報を、前記記憶手段に追加記憶し、前記送信側装置から基準情報を受信すると、当該基準情報と前記記憶手段内の特定情報との一致度が、予め定められた閾値以上である場合に、当該基準情報と、前記記憶手段内の識別情報と、を当該送信側装置に送信する応答制御手段と、を含む受信側情報処理装置。
  10. 前記特定部位は、顔である、請求項1から9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. ネットワークを介して受信側装置と通信可能な情報処理装置での装置検索方法であって、
    個人を特定するための基準情報を記憶手段に記憶し、
    検索指示が入力されると、前記記憶手段内の基準情報を、前記受信側装置に送信し、その後、前記受信側装置から、前記基準情報と、前記受信側装置を示す識別情報と、を受信した場合、当該識別情報を、予め定められた追加情報と共に、前記表示手段に表示する、装置検索方法。
  12. さらに、前記記憶手段内の基準情報を、前記受信側装置にブロードキャストで送信し、その後、前記受信側装置から、前記基準情報と、前記受信側装置を示す識別情報と、を受信した場合、前記受信側装置とユニキャストで通信する、請求項11に記載の装置検索方法。
  13. さらに、撮影指示の受付時に撮像手段が前記個人特定用映像を撮像すると、当該個人特定用映像に応じた撮像情報を生成し、当該撮像情報を、前記基準情報として前記記憶手段に記憶する、請求項11または12に記載の情報処理装置。
  14. ネットワークを介して送信側装置と通信可能な情報処理装置での装置検索支援方法あって、
    自装置を示す識別情報を記憶手段に記憶し、
    撮像手段が、個人を特定するための個人特定用映像と、該個人特定用映像を登録することを促す予め定められたジェスチャまたは形状を示す登録用映像と、を撮像すると、前記個人特定用映像に応じた特定情報を生成し、当該特定情報を、前記記憶手段に追加記憶し、前記送信側装置から基準情報を受信すると、当該基準情報と前記記憶手段内の特定情報との一致度が、予め定められた閾値以上である場合に、当該基準情報と、前記記憶手段内の識別情報と、を当該送信側装置に送信する、装置検索支援方法。
  15. ネットワークを介して受信側装置と通信可能なコンピュータに、
    個人を特定するための基準情報を記憶手段に記憶する記憶手順と、
    検索指示が入力されると、前記記憶手段内の基準情報を、前記受信側装置に送信し、その後、前記受信側装置から、前記基準情報と、前記受信側装置を示す識別情報と、を受信した場合、当該識別情報を、予め定められた追加情報と共に、前記表示手段に表示する検索制御手順と、を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  16. 前記プログラムは、前記コンピュータに、さらに、
    前記記憶手段内の基準情報を、前記受信側装置にブロードキャストで送信し、その後、前記受信側装置から、前記基準情報と、前記受信側装置の識別情報と、を受信した場合、前記受信側装置とユニキャストで通信する通信手順を実行させる、請求項15に記載の記録媒体。
  17. 前記プログラムは、前記コンピュータに、さらに、
    撮影指示が入力されると、当該撮影指示の受付時に撮像手段が生成した映像情報が、前記特定部位の映像を表す場合、当該映像情報にて表される特定部位の映像に応じた撮像情報を生成し、当該撮像情報を、前記基準情報として前記記憶手段に記憶する、請求項15または16に記載の記録媒体。
  18. ネットワークを介して送信側装置と通信可能なコンピュータに、
    自装置を示す識別情報を記憶手段に記憶する記憶手順と、
    撮像手段が、個人を特定するための個人特定用映像と、該個人特定用映像を登録することを促す予め定められたジェスチャまたは形状を示す登録用映像と、を撮像すると、前記個人特定用映像に応じた特定情報を生成し、当該特定情報を、前記記憶手段に追加記憶し、前記送信側装置から基準情報を受信すると、当該基準情報と前記記憶手段内の特定情報との一致度が、予め定められた閾値以上である場合に、当該基準情報と、前記記憶手段内の識別情報と、を当該送信側装置に送信する応答制御手順と、を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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