JPWO2010116968A1 - ネットワーク端末、ネットワークシステム、時刻同期方法、および時刻同期プログラム - Google Patents

ネットワーク端末、ネットワークシステム、時刻同期方法、および時刻同期プログラム Download PDF

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Abstract

システム規模の増大が抑えられ、且つアドホック型のシステムであっても適用可能であるとともに、他のセンサノード(1)との間で計時している時刻の同期を可能にする。各センサノード(1)は、ネットワーク上に存在しているセンサノード(1)間で繰り返し転送した時刻系列データを用いて、ネットワーク上に存在する他のセンサノード(1)のタイマ(14)が計時している平均時刻を算出し、自センサノード(1)のタイマ(14)の時刻をこの平均時刻に合わせる。

Description

この発明は、ネットワークを介して他のネットワーク端末と通信可能に接続されるネットワーク端末と、ネットワークを介して複数のネットワーク端末を通信可能に接続したネットワークシステムと、このネットワークシステムを構成するネットワーク端末間の時刻を同期させる時刻同期方法、および時刻同期プログラムと、に関する。
従来、複数のセンサノードがネットワークを介して相互に通信できるセンサネットワークシステムが、海洋観測、地震観測等に利用されている。センサノードは、観測地点毎に設けられる。センサノードは、観測する事象を計測するセンサ機能や、他のセンサノードと通信する通信機能を有する端末である。そして、各センサノードの計測データを集計処理することにより、対象の観測を行っている。
このセンサネットワークシステムでは、センサノード間における観測事象の計測データを時間的に整合させるために、各センサノードの時刻を合わせる必要がある。各センサノードの時刻を合わせる時刻同期の技術としては、非特許文献1等に記載されている、RBS(Reference Broadcast Synchronization)がある。RBSは、時刻同期サーバが「参照パケット」と呼ばれるパケットを定期的にブロードキャスト送信し、クライアント(センサノード)が受信した参照パケットの情報をもとにタイマの時刻を合わせることで、センサノード間の時刻を同期させる技術である。
安藤 繁・田村 陽介・戸部 義人・南 正輝 編著、「センサネットワーク技術」、東京電機大学出版局、2005年5月20日出版、(第3章 センサネットワークのプロトコル、3.1 基礎技術、3.1.1 時刻同期、3.1.2 RBS 95頁〜99頁)
しかしながら、RBSでは、「参照パケット」を定期的にブロードキャスト送信する時刻同期サーバが必要になることから、システム規模が大きくなる。
また、センサノードを直接接続して構成するアドホック型のセンサネットワークシステムでは、RBSによる時刻同期が適用できない。
この発明の目的は、システム規模の増大が抑えられ、且つアドホック型のシステムであっても、他のネットワーク端末との間で計時している時刻を同期させることができるネットワーク端末、時刻同期方法、および時刻同期プログラムを提供することにある。
また、この発明は、上記ネットワーク端末を適用したネットワークシステムを提供することを目的とする。
この発明のネットワーク端末は、上記目的を達するために、以下のように構成している。
このネットワーク端末では、通信手段がネットワークを介して接続されている他のネットワーク端末と通信する。また、時刻系列データ作成手段が、予め定められたタイミングになると、自端末の識別番号と、自端末のタイマが計時している現在時刻とを対応付けた時刻情報を作成し、これを登録した時刻系列データを作成する。この時刻系列データを作成するタイミングは、例えば、毎日午前0時や、毎正時である。また、通信手段が他のネットワーク端末から送信されてきた時刻系列データを受信したときには、追加登録手段が今回受信した時刻系列データに対して、自端末の識別番号と、自端末のタイマが計時している現在時刻とを対応付けた時刻情報を作成し、これを追加登録する。転送先決定手段が、時刻系列データ作成手段が作成した時刻系列データ、および追加登録手段が時刻情報を追加登録した時刻系列データ毎に、転送先にするネットワーク端末を決定する。時刻系列データは、転送手段により、転送先決定手段が決定した転送先に転送される。
したがって、時刻系列データは、転送される毎に、転送されたネットワーク端末において、時刻情報が追加登録される。
また、判定手段において、追加登録手段が時刻情報を追加登録した時刻系列データが、設定されている時刻合せ条件を満足しているかどうかが判定される。判定手段は、時刻情報を複数回登録しているネットワーク端末の台数が予め定めた閾値台数を超えているかどうかによって、時刻合せ条件を満足しているかどうかを判定する。そして、判定手段が時刻合せ条件を満足していると判定したとき、時刻合せ手段が、この時刻系列データに登録されている時刻情報に基づいて、自端末のタイマが計時している時刻を補正する。
このように、時刻合せ手段は、ネットワーク上に存在する他のネットワーク端末の時刻情報に基づいて、自端末のタイマが計時している時刻を補正する。すなわち、各ネットワーク端末が、ネットワーク上に存在する他のネットワーク端末の時刻情報に基づいて、自端末のタイマが計時している時刻を補正する。したがって、各ネットワーク端末のタイマが計時している時刻を同期させることができる。
例えば、時刻情報を複数回登録しているネットワーク端末であれば、そのネットワーク端末が最初に登録した時刻情報と、最後に登録した時刻情報と、における時間差、およびこの間の転送回数に基づき、任意の2つのネットワーク端末間での時刻系列データの転送に要する平均転送処理時間を算出することができる。この平均転送処理時間は、時刻情報を複数回登録しているネットワーク端末の台数が多くなるほど、その精度も高くなる。一方、時刻情報を複数回登録しているネットワーク端末の台数を多くすると、時刻系列データが作成されてから、時刻合せ条件が満足する状態になるまでに要する時間が長くなる。したがって、時刻合せ条件は、各ネットワーク端末のタイマが計時している時刻を同期させる精度と、この同期処理にかけられる時間等を考慮して設定するのが好ましい。
また、時刻情報を複数回登録しているネットワーク端末毎に、先に算出した平均転送処理時間を用いることで、タイマが特定のタイミングに計時していた時刻(原点時刻)を算出し、これらの平均を平均原点時刻として算出できる。この平均原点時刻は、ネットワーク上に存在する複数のネットワーク端末のタイマが特定のタイミングに計時していた時刻の平均とみなすことができる。
なお、この平均原点時刻の算出精度は、上述した平均転送処理時間の算出精度の影響を受ける。
そして、時刻合せ手段は、ここで算出した平均転送処理時間、および平均原点時刻により自端末のタイマが計時している時刻を補正する補正時間を算出する。この補正時間は、自端末の原点時刻と、平均原点時刻と、の差とすればよい。自端末の原点時刻は、上述した平均転送処理時間を用いて算出できる。
また、時刻合せ条件は、時刻系列データにおいて、時刻情報を複数回登録しており、且つ、最初に登録した時刻情報と、最後に登録した時刻情報との間の転送回数が予め定めた転送閾値回数を超えているネットワーク端末の台数が予め定めた閾値台数を超えている、としてもよい。このようにすれば、平均転送処理時間の算出精度を向上できる。
また、転送先決定手段は、ネットワークを介して接続されているネットワーク端末の中で、今回転送する時刻系列データにおける時刻情報の登録数が最小であるネットワーク端末を送信先に設定し、ここで送信先にしたネットワーク端末が直接通信できないネットワーク端末であれば、このネットワーク端末との通信経路上に位置し、且つ直接通信可能な別のネットワーク端末を転送先に決定する構成としてもよい。このよう構成すれば、時刻系列情報が転送されるネットワーク端末の偏りが抑えられる。その結果、時刻系列情報が時刻合せ条件を満足するまでの時間の増大が抑えられる。
この場合、通信手段が受信した他のネットワーク端末から送信されてきた時刻系列データに設定されている送信先が自端末以外であれば、この時刻系列データに対して送信先を設定しない、すなわち送信先を変更しない、構成とすればよい。
この発明は、システム規模の増大が抑えられ、且つアドホック型のシステムであっても、他のネットワーク端末との間で計時している時刻を同期させることができる。
図1はセンサネットワークシステムを示す図である。 図2はセンサノードの主要部の構成を示す図である。 図3は時刻同期処理を示すフローチャートである。 図4は時刻同期処理を示すフローチャートである。 図5は時刻系列データ、およびノード状態テーブルを示す図である。 図6は時刻系列データを示す図である。 図7は時刻同期処理を説明する図である。 図8は時刻同期処理を説明する図である。 図9は時刻同期処理を説明する図である。 図10は時刻同期処理を説明する図である。 図11は時刻同期処理を説明する図である。 図12は時刻同期処理を説明する図である。 図13は時刻同期処理を説明する図である。 図14は時刻同期処理を説明する図である。 図15は時刻同期処理を説明する図である。 図16は時刻同期処理を説明する図である。 図17は時刻同期処理を説明する図である。 図18は時刻同期処理を説明する図である。 図19は時刻同期処理を説明する図である。 図20は時刻同期処理を説明する図である。 図21は時刻同期処理を説明する図である。
以下、この発明の実施形態について説明する。
図1は、センサネットワークシステムを示す図である。このセンサネットワークシステムは、複数のセンサノード1(1A〜1H)を、ネットワーク介して通信可能に接続している。図1において、センサノード1間を結ぶ線は、リンクである。このセンサノード1が、この発明で言うネットワーク端末に相当する。センサノード1間の通信は、直接、または別のセンサノード1を介して行われる。ここでは、直接通信できるセンサノード1を隣接するセンサノード1と言い、直接通信できないセンサノード1(別のセンサノード1を介して通信するセンサノード1)を隣接していないセンサノード1と言うこともある。センサノード1間の通信は、無線であってもよいし、有線であってもよい。
このセンサネットワークシステムは、海洋観測、地震観測等の観測システムとして利用できる。センサノード1は、観測地点毎に設置される。
図2は、センサノードの主要部の構成を示す図である。センサノード1は、制御部11と、センサ部12と、記憶部13と、タイマ14と、通信部15と、を備えている。制御部11は、本体各部の動作を制御する。センサ部12は、観測する事象を計測し、計測結果を処理する。センサ部12は、観測する事象に応じた光センサ、加速度センサ、画像センサ等を有し、これらのセンサで観測する事象を計測する。また、センサ部12は、センサの出力を処理する処理機能を有している。記憶部13は、装置本体を動作させる動作プログラムや、動作時に利用する設定データ等を記憶している。この設定データは、このセンサネットワークシステムのネットワークトポロジや、後述する同期処理開始タイミング、さらには時刻合せ条件等である。また、記憶部13は、動作時に発生した処理データ等を一時的に記憶するワーキングエリアを有している。タイマ14は、現在時刻を計時する。通信部15は、ネットワーク上に存在する他のセンサノード1との通信を行う。
以下、センサノード1における時刻同期処理について説明する。
各センサノード1は、この時刻同期処理の開始タイミングが設定されている。この時刻同期処理の開始タイミングは、毎日午前0時や、毎正時等である。図3、および図4は、この時刻同期処理を示すフローチャートである。図1に示すネットワーク上に存在するそれぞれのセンサノード1が、この時刻同期処理を実行する。
センサノード1は、タイマ14で計時している時刻が設定されている時刻同期処理の開始タイミングになると(S1)、時刻系列データ、およびノード状態テーブルを作成する(S2)。時刻系列データは、図5(A)に示すように、転送ステップ番号、経由ノード番号、時刻を対応付けた時刻情報が蓄積的に登録されるデータである。転送ステップ番号は、シリアルな番号である。経由ノード番号は、この時刻情報を登録したセンサノード1を識別する番号(ここでは、1A〜1H)である。時刻は、この時刻情報を登録するときにタイマ14が計時していた時刻である。S2で作成された時刻系列データは、この時刻系列データを作成したセンサノード1による時刻情報のみが登録されている。図5(A)は、センサノード1Eが作成した時刻系列データを例示している。
また、ノード状態テーブルは、図5(B)に示すように、ノード毎に、ノード番号、通信可否フラグ、時刻合せ完了フラグ、経由回数を対応付けたノード情報を登録したテーブルである。ノード番号は、センサノード1を識別する番号(ここでは、1A〜1H)である。通信可否フラグは、対応するセンサノード1について通信可否の状態を示すフラグである。時刻合せ完了フラグは、対応するセンサノード1について、今回の時刻同期処理で時刻合せが完了したかどうかを示すフラグである。経由回数は、対応するセンサノード1について、対になる時刻系列データが経由した回数を示す。S2で作成されたノード状態テーブルでは、各センサノード1の通信可否フラグは「1」(通信可)にセットされ、時刻合せ完了フラグは「0」(時刻合せ未完了)にセットされる。また、経由回数は、このノード状態テーブルを作成したセンサノード1については「1」にセットされ、その他のセンサノードについては「0」にセットされる。
この時刻同期処理では、S2で作成した時刻系列データ、およびノード状態テーブルを対にして、ネットワーク上に存在するセンサノード1間で繰り返し転送する。
センサノード1は、S2で作成した時刻系列データ、およびノード状態テーブルの送信先(ディスティネーション)に設定するセンサノード1を選択する(S3)。また、S3で選択した送信先のセンサノード1に応じて、時刻系列データ、およびノード状態テーブルの転送先にするセンサノード1を決定する(S4)。S3では、ノード状態テーブルに登録されている他のセンサノード1の中から、送信先をランダムに選択する。また、S4では、今回選択した送信先が直接通信できる(隣接している)センサノード1であるかどうかを判定し、直接通信できるセンサノード1であれば、送信先として選択したセンサノード1を転送先に決定する。一方、今回選択した送信先が直接通信できない(隣接していない)センサノード1であれば、送信先として選択したセンサノード1との通信経路が最短(経由するセンサノード1の台数が最小になる経路)になり、且つ直接通信できるセンサノード1を転送先に決定する。センサノード1は、記憶部13に記憶しているネットワークトポロジを用いて転送先を決定する。
センサノード1は、通信部15において、時刻系列データ、およびノード状態テーブルを対にして転送先に送信する(S5)。S5では、送信する時刻系列データ、およびノード状態テーブルに、今回選択した送信先、および今回決定した転送先を示す情報を関連付けている。また、今回の時刻同期処理がどのラウンド(ラウンドは、開始タイミングによって決まる。)にかかるものであるかを示すラウンド情報も関連付けている。ラウンド情報は、例えば、今回の時刻同期処理の開始日時を示す情報とすればよい。
また、センサノード1は、他のセンサノード1から転送されてきた時刻系列データ、およびノード状態テーブルを通信部15で受信すると(S6)、今回の時刻同期処理において、すでに時刻合せを完了しているかどうかを判定する(S7)。センサノード1は、今回の時刻同期処理において、タイマ14の時刻合せを完了したかどうかを示すフラグを記憶部13に記憶している。センサノード1は、時刻合せが完了していなければ、時刻情報を作成し、これを今回受信した時刻系列データに追加登録する(S8)。S8で追加登録する時刻情報は、このタイミングで作成される。具体的には、転送ステップ番号は、受信した時点で登録されている転送ステップ番号を1カウントアップした値にする。経由ノード番号は、自センサノード1を識別する番号にする。時刻は、この時点でタイマ14が計時している時刻とする。
また、センサノード1は、時刻合せが完了している場合も、時刻情報を作成し、これを今回受信した時刻系列データに追加登録する(S9)。S8、とS9とは、ほぼ同じ処理であるが、作成する時刻情報の時刻が異なる。S8では、作成する時刻情報の時刻をタイマ14がその時点で計時している時刻にする。一方、S9では、作成する時刻情報の時刻をタイマ14がその時点で計時している時刻を、後述する時刻合せ処理で補正した補正時間だけ戻した時刻にする。すなわち、作成する時刻情報の時刻を、時刻合せを行う前の時刻にする。
なお、センサノード1は、時刻合せ処理を行ったときに、このときの補正時間を記憶部13に記憶している。詳細については、後述する。
センサノード1は、S8で時刻情報を追加登録した時刻系列データが、予め設定されている時刻合せ条件を満足しているかどうかを判定する(S10)。この時刻合せ条件は、時刻系列データがタイマ14の時刻合せを行うのに適しているかどうかを判定する条件であり、詳細については、後述する。
センサノード1は、S10で時刻合せ条件を満足していないと判定した場合、およびS9で時刻情報を追加登録した場合、ノード状態テーブルにおける自センサノード1の経由回数を1カウントアップするノード状態テーブルの更新を行う(S11)。また、S11では、今回の時刻同期処理において、すでに時刻合せを完了していれば、ノード状態テーブルにおける自センサノード1の時刻合せ完了フラグを「1」にセットする。
センサノード1は、今回受信した時刻系列データ、およびノード状態テーブルに関連付けられている送信先が、自センサノード1であるか、他のセンサノード1であるかを判定する(S12)。センサノード1は、送信先が自センサノード1であると判定すると、今回更新した時刻系列データ、およびノード状態テーブルの送信先に設定するセンサノード1を選択する(S13)。S13では、ノード状態テーブルにおいて、通信可否フラグが「0」(通信不可)でなく、且つ、経由回数が最小である他のセンサノード1の中から、送信先をランダムに選択する。通信可否フラグが「0」であるセンサノード1は、何らかの原因で、通信できない状態にある。この通信可否フラグが、「0」に設定される処理については後述する。S13は、通信できない状態であるセンサノード1を送信先として選択しない処理である。
センサノード1は、S12で送信先が自センサノード1でないと判定した場合には、S13にかかる処理を行わない。すなわち、送信先を変更しない。センサノード1は、この時点で選択されている送信先に応じて、転送先とするセンサノード1を決定し(S14)、S5で時刻系列データ、およびノード状態テーブルを対にして転送先に送信する。このときも、送信する時刻系列データ、およびノード状態テーブルに、今回選択した送信先、および決定した転送先を示す情報を関連付けている。
センサノード1は、S5にかかる時刻系列データ、およびノード状態テーブルの転送に成功すると(S15)、S1に戻る。一方、S5にかかる時刻系列データ、およびノード状態テーブルの転送に失敗すると、今回転送先としたセンサノード1について、ノード状態テーブルの通信可否フラグをリセットする(「0」にする。)(S16)。すなわち、通信不可をセットする。センサノード1は、今回転送に失敗した時刻系列データを作成したセンサノード1に対して、時刻系列データの再作成を指示する通知を行い(S17)、S1に戻る。S17では、S16で更新したノード状態テーブルも通知し、この時点で分かっている通信不可のセンサノード1を通知する。また、この時刻系列データを作成したセンサノード1は、当該時刻系列データの最初に登録されている時刻情報により判断できる。
センサノード1は、時刻系列データの再作成が指示されると、時刻系列データ、およびノード状態テーブルを再作成し(S18、S19)、S3以降の処理を行う。S19は、S2にかかる処理と同じであるが、この時点で分かっている通信不可のセンサノード1については、通信不可フラグを「0」にセットしたノード状態テーブルを作成する。
このように、時刻系列データ、およびノード状態テーブルは、センサノード1間で繰り返し転送され、転送される毎に、時刻情報が時刻系列データに追加登録される。
次に、S10にかかる時刻合せ条件を満足しているかどうかの判定について説明する。S10では、時刻系列データにおいて、時刻情報を複数回登録しており、且つ、最初に登録した時刻情報と、最後に登録した時刻情報との間の転送回数が予め定めた転送閾値回数を超えているセンサノード1の台数が予め定めた閾値台数を超えていれば、この時刻系列データは、時刻合せ条件を満足していると判定する。
この時刻合せ条件は、以下に示す平均転送処理時間、および平均原点時刻を、ある程度の精度で算出できる条件に設定すればよい。平均転送処理時間とは、ネットワーク上に存在する隣接するセンサノード1間での、時刻系列データ、およびノード状態テーブルの転送にかかる平均時間である。また、平均原点時刻とは、特定のタイミングにおいて、ネットワーク上に存在している各センサノード1のタイマが計時していた時刻の平均時刻である。
このため、転送閾値回数や、閾値台数を大きくするにつれて、算出される平均転送処理時間、およびこの平均転送処理時間を用いて算出する平均原点時刻の精度は向上する。また、各センサノード1は、タイマ14を、この平均原点時刻に合わせることから、平均原点時刻の算出精度が向上するにつれて、センサノード1間における時刻同期精度も向上する。一方、転送閾値回数や、閾値台数を大きくするにつれて、時刻系列データが時刻合せ条件を満足するまでの転送回数が増加する。すなわち、この時刻同期処理の処理時間が長くなる。したがって、転送閾値回数や、閾値台数は、システムに要求される時刻同期の精度に応じて設定すればよい。また、転送閾値回数や、閾値台数は、ネットワーク上に存在するセンサノード1の全台数も考慮して設定するのが好ましい。
ここでは、図1に示すセンサネットワークシステムにおいて、転送閾値回数を2、閾値台数を3に設定した場合を例にしながら説明する。すなわち、センサノード1は、時刻情報を複数回登録しているセンサノード1であって、且つ、このセンサノード1が最初に登録した時刻情報と、最後に登録した時刻情報と、の間に3つ以上の時刻情報が登録されているセンサノード1の台数が4台以上であれば、時刻合せ条件を満足していると判定する。
センサノード1は、S10で時刻合せ条件を満足していると判定すると、平均転送処理時間を算出する(S21)。S21では、転送閾値回数を超えている時刻情報を登録しているセンサノード1毎に、最後の時刻情報の時刻と、最初の時刻情報の時刻との差(すなわち、最初の時刻情報を登録してから最後の時刻情報を登録するまでの経過時間)を求め、これらの合計時間を算出する。また、転送閾値回数を超えている時刻情報を登録しているセンサノード1毎に、最後の時刻情報のステップ番号と、最初の時刻情報のステップ番号との差(すなわち、最初の時刻情報を登録してから最後の時刻情報を登録するまでの時刻系列データの転送回数)を求め、これらの合計回数を算出する。そして、ここで算出した合計時間を、ここで算出した合計回数で除した値を、平均転送処理時間として算出する。
例えば、図6に示す時刻系列データを受信し、S10で時刻合せ条件を満足していると判定した場合、転送閾値回数を超えている時刻情報を登録しているセンサノード1B、1C、1E、1F毎の、最初の時刻情報を登録してから最後の時刻情報を登録するまでの経過時間を合計した合計時間は、
(195−124)+(169−81)+(158−96)+(178−111)
=288[ms]
となる。
また、これらのセンサノード1B、1C、1E、1Fの、最初の時刻情報を登録してから最後の時刻情報を登録するまでの時刻系列データの転送回数を合計した合計回数は、 (11−5)+(10−2)+(7−1)+(9−3)=26[step]
となる。
したがって、算出される平均転送処理時間は、
288/26=11.08[ms/step]
となる。
次に、センサノード1は、今回平均転送処理時間の算出に用いたセンサノード1B、1C、1E、1F毎に、仮想的に設定した、転送ステップ番号が「0」であるタイミングにおけるタイマ14の計時時刻(以下、原点時刻と言う。)を算出する(S22)。この原点時刻の算出には、S21で算出した平均転送処理時間を用いる。具体的には、センサノード1毎に、最後に登録した時刻情報の時刻から、平均転送処理時間とステップ数との積にかかる時間を引いた時刻を算出する。
例えば、図6に示す例では、センサノード1B、1C、1E、1Fの原点時刻は、それぞれ、
センサノード1B:19:00:00:195-11.08×11=19:00:00:073.12
センサノード1C:19:00:00:169-11.08×10=19:00:00:058.20
センサノード1E:19:00:00:158-11.08× 7=19:00:00:075.40
センサノード1F:19:00:00:195-11.08× 9=19:00:00:078.28
になる。
そして、センサノード1は、平均原点時刻を算出する(S23)。S23では、S22で算出したセンサノード1B、1C、1E、1Fの原点時刻の平均を平均原点時刻として算出する。この図6に示す例では、
平均原点時刻は、19:00:00:071.25
になる。
さらに、センサノード1は、S21で算出した平均転送処理時間、およびS23で算出した平均原点時刻を用いて、最後の時刻情報が登録された時点の平均時刻を算出する(S24)。最後の時刻情報を登録したセンサノード1は、自センサノード1である。センサノード1は、S24で算出した平均時刻と、最後に登録されている時刻情報の時刻と、の差を、自センサノード1のタイマ14に対する補正時間として算出する(S25)。図6に示す例では、補正時間は、1.87[ms]になる。
なお、図6に示す例では、自センサノード1が最後に登録した時刻情報が、S21以降の処理で利用されているので、S23で算出した自センサノード1の原点時刻と、S24で算出した平均原点時刻と、の差を自センサノード1のタイマ14に対する補正時間として算出しても同じである。しかし、上述したS7で、自センサノード1の時刻合せが完了していると判定し、この時点で時刻合せ条件が満足している時刻系列データであった場合、これが転送されたセンサノード1が最後に登録した時刻情報をS21以降の処理で利用する。この場合には、自センサノード1について、原点時刻を算出しないので、上述したS24、S25にかかる処理で、補正時間を算出する。
センサノード1は、S25で算出した補正時間により、タイマ14の時刻を補正する(S26)。また、センサノード1は、この補正時間を記憶部13に記憶する。センサノード1は、この記憶した補正時間を用いて、S9にかかる処理を行う。
センサノード1は、S26でタイマ14の時刻を補正すると、今回の処理に用いた時刻系列データを他のセンサノード1に転送することなく、S1に戻る。したがって、いずれかセンサノード1が作成した時刻系列データは、いずれかのセンサノード1がタイマ14の時刻補正に使用したときに、このセンサネットワーク上から消滅する。通常、時刻系列データを作成したセンサノード1の台数と、時刻合せを行うセンサノード1の台数と、は同じであるので、全てのセンサノード1が時刻合せを完了した時点で、全ての時刻系列データはネットワーク上から消滅する。この時点で、時刻同期処理が完了する。
しかし、時刻系列データを作成した後に、通信できなくなったセンサノード1が発生することもある。このため、各センサノード1は、ノード状態テーブルにおいて、全てのセンサノード1に対して、時刻合せが完了、または通信不可のいずれかが設定されていると判定したときに、その時刻系列データの転送を禁止する(転送しない)構成とするのが好ましい。この処理は、S11の手前で行えばよい。これにより、時刻系列データを作成した後に、通信できなくなったセンサノード1が発生しても、時刻系列データがセンサネットワーク上で、いつまでも転送されつづけるという事態が防止できる。
次に、上述した図3、および図4に示したフローチャートの動作を、具体例を示しながら説明する。図7〜図21は、時刻同期処理の具体例を示す図である。図7〜図21の(A)図はセンサネットワーク上における時刻系列データの転送を示し、(B)図は時刻系列データを示し、(C)図はノード状態テーブルを示している。
図7では、図5と同様に、センサノード1Eが、図7(B)、および(C)に示す時刻系列データ、およびノード状態テーブルを作成した例である。センサノード1Eは、S3で時刻系列データおよびノード状態テーブルの送信先として、経由回数が0回であるセンサノード1Hを選択する。センサノード1Eは、センサノード1Hが隣接しているので、S4でセンサノード1Hを転送先に決定し、時刻系列データ、およびノード状態テーブルを送信する。
時刻系列データ、およびノード状態テーブルを受信したセンサノード1Hは、S8で時刻系列データに時刻情報を追加登録する(図8(B)参照)。また、S11で、ノード状態テーブルを更新する(図8(C)参照)。S11では、自センサノード1Hに対応する経由回数を1カウントアップする。また、センサノード1Hは、自センサノード1Hが送信先に設定されているので、新たな送信先として、S13で経由回数が0回であるセンサノード1Bを選択する。センサノード1Hは、センサノード1Bが隣接しているので、S14で、センサノード1Bを転送先に決定し、時刻系列データ、およびノード状態テーブルを送信する。
時刻系列データ、およびノード状態テーブルを受信したセンサノード1Bは、S8で時刻系列データに時刻情報を追加登録する(図9(B)参照)。また、S11で、ノード状態テーブルを更新する(図9(C)参照)。S11では、自センサノード1Bに対応する経由回数を1カウントアップする。また、センサノード1Bは、自センサノード1Bが送信先に設定されているので、新たな送信先として、S13で経由回数が0回であるセンサノード1Gを選択する。センサノード1Bは、センサノード1Gが隣接しているので、S14で、センサノード1Gを転送先に決定し、時刻系列データ、およびノード状態テーブルを送信する。
センサノード1Bは、センサノード1Gが通信不可の状態であったため、時刻系列データ、およびノード状態テーブルの転送に失敗する。センサノード1Bは、S16で、ノード状態テーブルを更新する(図10(C)参照)。S16では、センサノード1Gの通信可否フラグを通信不可にセットする。そして、センサノード1Bは、この時刻系列データを作成したセンサノード1Eに対して、S17で時刻系列データの再作成を指示する。このとき、センサノード1Bは、時刻系列データ、およびノード状態テーブルをセンサノード1Eへ送信してもよいし、ノード状態テーブルのみをセンサノード1Eへ送信してもよい。また、この時刻系列データの再作成の指示は、センサノード1Hを介してセンサノード1Eに送信される。
センサノード1Eは、時刻系列データの再作成が指示されたことにより、S19で、図11(B)、および(C)に示す時刻系列データ、およびノード状態テーブルを作成する。ここで作成されるノード状態テーブルには、センサノード1Gが通信不可であることが登録される。また、センサノード1Eは、S3で時刻系列データおよびノード状態テーブルの送信先として、経由回数が0回であるセンサノード1Cを選択する。センサノード1Eは、センサノード1Cが隣接しているので、S4でセンサノード1Cを転送先に決定し、時刻系列データ、およびノード状態テーブルを送信する。
時刻系列データ、およびノード状態テーブルを受信したセンサノード1Cは、S8で時刻系列データに時刻情報を追加登録する(図12(B)参照)。また、S11で、ノード状態テーブルを更新する(図12(C)参照)。S11では、自センサノード1Cに対応する経由回数を1カウントアップする。また、センサノード1Cは、自センサノード1Bが送信先に設定されているので、新たな送信先として、S13で経由回数が0回であるセンサノード1Fを選択する。このとき、センサノード1Cは、通信不可であるセンサノード1Gを送信先の選択から除外している。センサノード1Cは、センサノード1Fが隣接しているので、S14で、センサノード1Fを転送先に決定し、時刻系列データ、およびノード状態テーブルを送信する。
時刻系列データ、およびノード状態テーブルを受信したセンサノード1Fは、S8で時刻系列データに時刻情報を追加登録する(図13(B)参照)。また、S11で、ノード状態テーブルを更新する(図13(C)参照)。S11では、自センサノード1Fに対応する経由回数を1カウントアップする。また、センサノード1Fは、自センサノード1Fが送信先に設定されているので、新たな送信先として、S13で経由回数が0回であるセンサノード1Aを選択する。このとき、センサノード1Fは、通信不可であるセンサノード1Gを送信先の選択から除外している。センサノード1Fは、センサノード1Aが隣接しているので、S14で、センサノード1Aを転送先に決定し、時刻系列データ、およびノード状態テーブルを送信する。
時刻系列データ、およびノード状態テーブルを受信したセンサノード1Aは、この時点ですでに時刻合せ完了済である。センサノード1Aは、S9で時刻系列データに時刻情報を追加登録する(図14(B)参照)。また、センサノード1Aは、S11で、ノード状態テーブルを更新する(図14(C)参照)。S11では、自センサノード1Aに対応する経由回数を1カウントアップするとともに、自センサノードに対応する時刻合せ完了フラグをセットする。
なお、センサノード1Aは、センサノード1E以外のセンサノード1が作成した時刻系列データにより、時刻合せを完了している。
また、センサノード1Aは、自センサノード1Aが送信先に設定されているので、新たな送信先として、S13で経由回数が0回であるセンサノード1Bを選択する。このとき、センサノード1Aは、通信不可であるセンサノード1Gを送信先の選択から除外している。センサノード1Aは、センサノード1Bが隣接しているので、S14で、センサノード1Bを転送先に決定し、時刻系列データ、およびノード状態テーブルを送信する。
時刻系列データ、およびノード状態テーブルを受信したセンサノード1Bは、S8で時刻系列データに時刻情報を追加登録する(図15(B)参照)。また、S11で、ノード状態テーブルを更新する(図15(C)参照)。S11では、自センサノード1Bに対応する経由回数を1カウントアップする。また、センサノード1Bは、自センサノード1Bが送信先に設定されているので、新たな送信先として、S13で経由回数が0回であるセンサノード1Hを選択する。このとき、センサノード1Bは、通信不可であるセンサノード1Gを送信先の選択から除外している。センサノード1Bは、センサノード1Hが隣接しているので、S14で、センサノード1Hを転送先に決定し、時刻系列データ、およびノード状態テーブルを送信する。
時刻系列データ、およびノード状態テーブルを受信したセンサノード1Hは、S8で時刻系列データに時刻情報を追加登録する(図16(B)参照)。また、S11で、ノード状態テーブルを更新する(図16(C)参照)。S11では、自センサノード1Hに対応する経由回数を1カウントアップする。また、センサノード1Hは、自センサノード1Hが送信先に設定されているので、新たな送信先として、S13で経由回数が0回であるセンサノード1Dを選択する。このとき、センサノード1Hは、通信不可であるセンサノード1Gを送信先の選択から除外している。センサノード1Hは、センサノード1Dが隣接していないので、S14で、センサノード1Eを転送先に決定し、時刻系列データ、およびノード状態テーブルを送信する。
時刻系列データ、およびノード状態テーブルを受信したセンサノード1Eは、S8で時刻系列データに時刻情報を追加登録する(図17(B)参照)。また、S11で、ノード状態テーブルを更新する(図17(C)参照)。S17では、自センサノード1Eに対応する経由回数を1カウントアップする。また、センサノード1Eは、自センサノード1Eが送信先に設定されていないので、S13で送信先を選択しない。センサノード1Eは、送信先に設定されているセンサノード1Dが隣接しているので、S14で、センサノード1Dを転送先に決定し、時刻系列データ、およびノード状態テーブルを送信する。
時刻系列データ、およびノード状態テーブルを受信したセンサノード1Dは、S8で時刻系列データに時刻情報を追加登録する(図18(B)参照)。また、S11で、ノード状態テーブルを更新する(図18(C)参照)。S11では、自センサノード1Dに対応する経由回数を1カウントアップする。また、センサノード1Dは、自センサノード1Dが送信先に設定されているので、新たな送信先として、S13で経由回数が1回であるセンサノード1Fを選択する。このとき、センサノード1Dは、通信不可であるセンサノード1Gを送信先の選択から除外している。センサノード1Dは、センサノード1Fが隣接しているので、S14で、センサノード1Fを転送先に決定し、時刻系列データ、およびノード状態テーブルを送信する。
時刻系列データ、およびノード状態テーブルを受信したセンサノード1Fは、S8で時刻系列データに時刻情報を追加登録する(図19(B)参照)。また、S11で、ノード状態テーブルを更新する(図19(C)参照)。S11では、自センサノード1Fに対応する経由回数を1カウントアップする。また、センサノード1Fは、自センサノード1Fが送信先に設定されているので、新たな送信先として、S13で経由回数が1回であるセンサノード1Cを選択する。このとき、センサノード1Fは、通信不可であるセンサノード1Gを送信先の選択から除外している。センサノード1Fは、センサノード1Cが隣接しているので、S14で、センサノード1Cを転送先に決定し、時刻系列データ、およびノード状態テーブルを送信する。
時刻系列データ、およびノード状態テーブルを受信したセンサノード1Cは、S8で時刻系列データに時刻情報を追加登録する(図20(B)参照)。また、S11で、ノード状態テーブルを更新する(図20(C)参照)。S11では、自センサノード1Cに対応する経由回数を1カウントアップする。また、センサノード1Cは、自センサノード1Cが送信先に設定されているので、新たな送信先として、S13で経由回数が1回であるセンサノード1Bを選択する。このとき、センサノード1Cは、通信不可であるセンサノード1Gを送信先の選択から除外している。センサノード1Cは、センサノード1Bが隣接しているので、S14で、センサノード1Cを転送先に決定し、時刻系列データ、およびノード状態テーブルを送信する。
時刻系列データ、およびノード状態テーブルを受信したセンサノード1Bは、S8で時刻系列データに時刻情報を追加登録する(図21(B)参照)。また、S10で、時刻系列データが時刻合せ条件を満足していると判定し、上述したS21〜S26の処理を行う。これにより、センサノード1Bは、今回の時刻同期処理における、タイマ14の時刻合せを完了する。
このように、各センサノード1が、ネットワーク上に存在するセンサノード1のタイマ14が計時している平均時刻に、自センサノード1のタイマ14の時刻を合わせる。したがって、ネットワーク上に存在している各センサノード1のタイマ14の時刻を同期させることができる。また、時刻同期サーバを必要としないのでシステム規模が抑えられるとともに、アドホック型のネットワークシステムにも適用できる。
また、ノード状態テーブルにおいて、各センサノード1の通信可否の状態を設定し、通信不可であるセンサノード1については、時刻系列データ、およびノード状態テーブルの送信先や、転送先に設定しない構成としているので、無駄な通信が抑えられる。
また、各センサノード1の記憶部13に、通信不可であるセンサノード1を記憶する記憶領域を設け、実際に通信に失敗したときだけでなく、受信したノード状態テーブルを転送するときに、通信不可であることを記憶しているセンサノード1をノード状態テーブルに設定する構成としてもよい。すなわち、記憶部13に記憶している通信不可であるセンサノード1が、転送されてきたノード状態テーブルにおいて通信可に設定されていれば、これを通信不可に設定する構成としてもよい。また、この場合には、転送されてきたノード状態テーブルにおいて通信不可に設定されていて、記憶部13に通信不可であることを記憶していないセンサノード1があれば、そのセンサノード1を記憶部13に追加記憶する構成とするのが、より好ましい。これにより、通信不可であるセンサノード1に対する、時刻系列データ、およびノード状態テーブルの転送が一層確実に防止できる。
1(1A〜1H) センサノード
11 制御部
12 センサ部
13 記憶部
14 タイマ
15 通信部

Claims (13)

  1. ネットワークを介して接続されている他のネットワーク端末と通信する通信手段と、
    予め定められたタイミングになると、自端末の識別番号と、自端末のタイマが計時している現在時刻とを対応付けた時刻情報を作成し、この時刻情報を登録した時刻系列データを作成する時刻系列データ作成手段と、
    前記通信手段が他のネットワーク端末から送信されてきた前記時刻系列データを受信したとき、自端末の識別番号と、自端末のタイマが計時している現在時刻とを対応付けた時刻情報を作成し、この時刻情報を今回受信した時刻系列データに追加登録する追加登録手段と、
    前記時刻系列データ作成手段が作成した時刻系列データ、および前記追加登録手段が時刻情報を追加登録した時刻系列データ毎に、転送先にするネットワーク端末を決定する転送先決定手段と、
    前記転送先決定手段が前記時刻系列データの転送先を決定する毎に、この時刻系列データを前記通信手段により転送する転送手段と、
    前記追加登録手段が前記時刻情報を追加登録した時刻系列データにおいて、前記時刻情報を複数回登録しているネットワーク端末の台数が予め定めた閾値台数を超えていれば、時刻合せ条件を満足していると判定する判定手段と、
    前記判定手段が前記時刻合せ条件を満足していると判定したとき、この時刻系列データに登録されている時刻情報に基づいて、自端末のタイマが計時している時刻を補正する時刻合せを行う時刻合せ手段と、を備え、
    前記判定手段は、前記時刻系列データにおいて、前記時刻情報を複数回登録しているネットワーク端末の台数が予め定めた閾値台数を超えていれば、前記時刻合せ条件を満足していると判定する、ネットワーク端末。
  2. 前記時刻合せ手段は、前記時刻情報を複数回登録しているネットワーク端末毎に、そのネットワーク端末が最初に登録した時刻情報と、最後に登録した時刻情報と、における時間差、およびこの間の転送回数に基づき、任意の2つのネットワーク端末間での前記時刻系列データの転送に要する平均転送処理時間を算出するとともに、
    前記時刻情報を複数回登録しているネットワーク端末毎に、先に算出した平均転送処理時間を用いて、タイマが特定のタイミングに計時していた時刻の平均である平均原点時刻を算出し、
    さらに、ここで算出した平均転送処理時間、および平均原点時刻により自端末のタイマが計時している時刻を補正する補正時間を算出する、請求項1に記載のネットワーク端末。
  3. 前記判定手段は、前記時刻系列データにおいて、前記時刻情報を複数回登録しており、且つ、最初に登録した時刻情報と、最後に登録した時刻情報との間の転送回数が予め定めた転送閾値回数を超えているネットワーク端末の台数が予め定めた閾値台数を超えていれば、前記時刻合せ条件を満足していると判定する、請求項1、または2に記載のネットワーク端末。
  4. 前記転送先決定手段は、前記ネットワークを介して接続されているネットワーク端末の中で、今回転送する前記時刻系列データにおける時刻情報の登録数が最小であるネットワーク端末を送信先に設定し、この送信先にしたネットワーク端末が直接通信できないネットワーク端末であれば、このネットワーク端末との通信経路上に位置し、且つ直接通信可能な別のネットワーク端末を転送先に決定する、請求項1〜3のいずれかに記載のネットワーク端末。
  5. 前記転送先決定手段は、前記通信手段が受信した他のネットワーク端末から送信されてきた前記時刻系列データに設定されている送信先が自端末以外であれば、この時刻系列データに対して送信先を設定しない、請求項4に記載のネットワーク端末。
  6. 前記時刻合せ手段が自端末のタイマの時刻合せに用いた時刻系列情報を他のネットワーク端末に転送するのを禁止する第1の転送禁止手段を備えた請求項1〜5のいずれかに記載のネットワーク端末。
  7. 前記追加登録手段は、前記時刻合せ手段による前記タイマの時刻合せの完了後に、前記通信手段が他のネットワーク端末から送信されてきた前記時刻系列データを受信したとき、前記時刻合せ手段による時刻合せ前の前記タイマの計時時刻に基づく前記時刻情報を作成し、この時刻情報を今回受信した時刻系列データに追加登録する、請求項1〜6のいずれかに記載のネットワーク端末。
  8. 前記転送手段が前記時刻系列データを転送できなかったとき、該当する時刻系列データを作成したネットワーク端末に対して、前記時刻系列データの再作成を指示する通知を行う再作成指示手段を備えた、請求項1〜7のいずれかに記載のネットワーク端末。
  9. 前記転送手段は、ネットワークを介して接続されているネットワーク端末毎に、通信可否の状態を登録した状態テーブルを、前記時刻系列データとともに転送する、請求項1〜8のいずれかに記載のネットワーク端末。
  10. 前記状態テーブルは、ネットワークを介して接続されているネットワーク端末毎に、通信可否の状態と、前記時刻合せ手段による前記タイマの時刻合せ完了/未完了を示す状態と、を登録したテーブルであり、
    さらに、前記状態テーブルに登録されている全てのネットワーク端末の状態が、通信否、または前記タイマの時刻合せ完了のどちらかであれば、この状態テーブルおよび該当する時刻系列情報の転送を禁止する第2の転送禁止手段を備えた請求項9に記載のネットワーク端末。
  11. ネットワークを介して、複数のネットワーク端末を通信可能に接続したネットワークシステムにおいて、
    各ネットワーク端末は、
    前記ネットワークを介して接続されている他のネットワーク端末と通信する通信手段と、
    予め定められたタイミングになると、自端末の識別番号と、自端末のタイマが計時している現在時刻とを対応付けた時刻情報を作成し、この時刻情報を登録した時刻系列データを作成する時刻系列データ作成手段と、
    前記通信手段が他のネットワーク端末から送信されてきた前記時刻系列データを受信したとき、自端末の識別番号と、自端末のタイマが計時している現在時刻とを対応付けた時刻情報を作成し、この時刻情報を今回受信した時刻系列データに追加登録する追加登録手段と、
    前記時刻系列データ作成手段が作成した時刻系列データ、および前記追加登録手段が時刻情報を追加登録した時刻系列データ毎に、転送先にするネットワーク端末を決定する転送先決定手段と、
    前記転送先決定手段が前記時刻系列データの転送先を決定する毎に、この時刻系列データを前記通信手段により転送する転送手段と、
    前記追加登録手段が前記時刻情報を追加登録した時刻系列データが、設定されている時刻合せ条件を満足しているかどうかを判定する判定手段と、
    前記判定手段が前記時刻合せ条件を満足していると判定したとき、この時刻系列データに登録されている時刻情報に基づいて、自端末のタイマが計時している時刻を補正する時刻合せを行う時刻合せ手段と、を備え、
    前記判定手段は、前記時刻系列データにおいて、前記時刻情報を複数回登録しているネットワーク端末の台数が予め定めた閾値台数を超えていれば、前記時刻合せ条件を満足していると判定する、
    ネットワークシステム。
  12. ネットワークを介して、複数のネットワーク端末を通信可能に接続したネットワークシステムにおける端末間の時刻同期方法であって、
    各ネットワーク端末が、
    予め定められたタイミングになると、自端末の識別番号と、自端末のタイマが計時している現在時刻とを対応付けた時刻情報を作成し、この時刻情報を登録した時刻系列データを作成し、
    また、通信手段が他のネットワーク端末から送信されてきた前記時刻系列データを受信したときには、自端末の識別番号と、自端末のタイマが計時している現在時刻とを対応付けた時刻情報を作成し、この時刻情報を今回受信した時刻系列データに追加登録し、
    自端末で、作成した時刻系列データ、および自端末で時刻情報を追加登録した時刻系列データ毎に、転送先にするネットワーク端末を決定し、
    前記時刻系列データの転送先を決定する毎に、この時刻系列データを前記通信手段により転送するとともに、
    自端末が前記時刻情報を追加登録した時刻系列データにおいて、前記時刻情報を複数回登録しているネットワーク端末の台数が予め定めた閾値台数を超えていれば、時刻合せ条件を満足していると判定し、
    この時刻合せ条件を満足していると判定したとき、この時刻系列データに登録されている時刻情報に基づいて、自端末のタイマが計時している時刻を補正する時刻合せを行う、
    時刻同期方法。
  13. ネットワークを介して接続されている他のネットワーク端末と通信する通信手段を備えたネットワーク端末を、
    予め定められたタイミングになると、自端末の識別番号と、自端末のタイマが計時している現在時刻とを対応付けた時刻情報を作成し、この時刻情報を登録した時刻系列データを作成する時刻系列データ作成手段と、
    前記通信手段が他のネットワーク端末から送信されてきた前記時刻系列データを受信したとき、自端末の識別番号と、自端末のタイマが計時している現在時刻とを対応付けた時刻情報を作成し、この時刻情報を今回受信した時刻系列データに追加登録する追加登録手段と、
    前記時刻系列データ作成手段が作成した時刻系列データ、および前記追加登録手段が時刻情報を追加登録した時刻系列データ毎に、転送先にするネットワーク端末を決定する転送先決定手段と、
    前記転送先決定手段が前記時刻系列データの転送先を決定する毎に、この時刻系列データを前記通信手段により転送する転送手段と、
    前記追加登録手段が前記時刻情報を追加登録した時刻系列データにおいて、前記時刻情報を複数回登録しているネットワーク端末の台数が予め定めた閾値台数を超えていれば、時刻合せ条件を満足していると判定する判定手段と、
    前記判定手段が前記時刻合せ条件を満足していると判定したとき、この時刻系列データに登録されている時刻情報に基づいて、自端末のタイマが計時している時刻を補正する時刻合せを行う時刻合せ手段と、して機能させる時刻同期プログラム。
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