JPWO2010109538A1 - 磁気ディスク、磁気ディスクの製造方法及び磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク、磁気ディスクの製造方法及び磁気ディスク装置 Download PDF

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Abstract

磁気ヘッドを有するスライダを、磁気ディスクにロード・アンロードする機構を有する磁気ディスク装置において、磁気ディスクの外周部に、磁気ディスクの回転方向に、開口する形状の溝を、磁気ディスクの円周方向に多数個形成したロードゾーンを設けた。このため、ロードゾーンにおいて、スライダと磁気ディスクの最狭間隔部で、正圧を発生でき、ロード時のスライダと磁気ディスクとの接触を防止できる。

Description

本発明は、磁気ヘッドのロード・アンロード機構を備えた磁気ディスク装置に利用される磁気ディスク、磁気ディスクの製造方法及び磁気ディスク装置に関する。
ロード・アンロード方式の磁気ディスク装置は、磁気ヘッドを、磁気ディスクから離して、ランプ上のパーキング位置にパークしておき、リード・ライト時に、磁気ヘッドをランプから、磁気ディスクに、ロードする。このロード・アンロード方式を用いることによって、磁気ディスク装置が、外部から衝撃を受けても、磁気ヘッドや、磁気ディスクの損傷を防止でき、且つ磁気ヘッドが、パーキング位置にパークしている時は、アクチュエータに電力を供給する必要がないため、磁気ディスク装置の省電力化が可能となる。
図20は、従来のロード・アンロード機構を備えた磁気ディスク装置の説明図である。図20に示すように、磁気ディスク100が回転し、磁気ヘッド(リード素子及びライト素子)を備えたスライダ120が、磁気ディスク100の回転による空気流で、磁気ディスク100から浮上している。
磁気ヘッドを搭載するスライダ120が、パークするランプ110は、磁気ディスク100の外周端面101の近傍に設けられている。スライダ120を支えるサスペンションの先端には、リフトタブ130が設けられている。リフトタブ130が、ランプ110に沿って移動し、スライダ120のロード・アンロードを行う。
ランプ110は、平坦部110−2と、傾斜部110−1とを有し、傾斜部110−1は、磁気ディスク100側に設けられている。ロード動作は、リフトタブ130が、ランプ110の平坦部110−2に位置している状態(パーク状態という)から、リフトタブ130を含むサスペンション、アームを、磁気ディスク100方向に、移動する。これにより、リフトタブ130が、ランプ110の平坦部110−2から、図の左方向(矢印方向)に移動し、ランプ110の傾斜部110−1を滑り降りる。
このリフトタブ130の移動に従い、スライダ120も、図の左方向に移動し、スライダ120が、磁気ディスク100の外周端面101の外側から、磁気ディスク100の外周端面101の内側に移動する。
一方、アンロード動作は、この動作の逆の動作であり、磁気ディスク100上で、浮上している磁気ヘッドを含むスライダ120を搭載するアーム、サスペンションを、図の右方向に移動する。これにより、リフトタブ130が、ランプ110の傾斜部110−1を、登り、ランプ110の平坦部110−2で停止する。このリフトタブ130の移動に従い、スライダ120も、図の右方向に移動し、スライダ120が、磁気ディスク100の外周端面101の内側から、磁気ディスク100の外周端面101の外側に移動する。
このスライダ120を、ディスク100上に、ロードした際に、スライダ120が、ディスク100に接触する場合がある。スライダ120が、ディスク100に接触することにより、ディスク100に記録されている情報が失われたり、最悪の場合、ヘッドクラッシュに至る重大な問題となる。
一方、CSS(Contact Start Stop)方式の磁気ディスク装置においては、ディスクの外周部に、半径方向に延びる溝を設け、磁気ヘッドを、磁気ディスクに接触させ、溝により、磁気ヘッドの浮上面に付着している塵埃を除去する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
又、CSS方式の磁気ディスク装置では、磁気ディスクのCSSゾーンに、突起を設け、磁気ヘッドの浮上を迅速に行う方法が提案されている(例えば、特許文献2,3参照)。
特開平7−093728号公報 特開平5−151733号公報 特開平5−189758号公報
近年の磁気ディスク装置の記録密度の向上の要求により、磁気ヘッドの浮上量を低下することが、要求されている。磁気ヘッドの浮上量を低下する(例えば、10nm)ことにより、記録磁界の隣接するトラックへの影響を低減でき、記録密度の向上が図れる。
このような低浮上量を達成するため、前述のロード・アンロード方式において、ロードした際の磁気ヘッドの浮上量も低下するため、スライダの取り付けの精度、ランプの配置の精度や、磁気ディスク自体の面振れにより、スライダが、磁気ディスクに接触しやすくなる。
前述のディスク面を加工する方法では、接触型のCSSを前提としているため、ロード時のスライダの接触を防止することは、困難である。
従って、本発明の目的は、スライダの浮上量が低下しても、ロード時のスライダと磁気ディスクの接触を防止するための磁気ディスク、磁気ディスクの製造方法及び磁気ディスク装置を提供することにある。
この目的の達成のため、磁気ディスクは、磁気ヘッドを搭載するスライダを、ロード及びアンロードする磁気ディスク装置に使用される磁気ディスクにおいて、前記磁気ディスクの外周部に、前記磁気ディスクの回転方向に、開口する形状の溝を、前記磁気ディスクの円周方向に多数個形成したロードゾーンを有する。
又、磁気ディスク装置は、回転する磁気ディスクと、前記磁気ディスクのデータを少なくともリードする磁気ヘッドを搭載するスライダと、前記スライダを前記磁気ディスクの半径方向に移動するアクチュエータと、前記スライダを、前記磁気ディスクの外周より外で、パークしておくためのランプ機構とを有し、前記磁気ディスクの外周部に、前記磁気ディスクの回転方向に、開口する形状の溝を、前記磁気ディスクの円周方向に多数個形成したロードゾーンを有する。
更に、磁気ディスク装置の製造方法は、磁気ヘッドを搭載するスライダを、ロード及びアンロードする磁気ディスク装置に使用される磁気ディスクの製造方法において、スタンパにより、前記磁気ディスク基板の磁性層の外周部に、前記磁気ディスクの回転方向に、開口する形状の溝を、前記磁気ディスクの円周方向に多数個形成したロードゾーンと、データを記録するためのディスクリート・トラック又はビット・パターンからなるデータゾーンを一括して形成するためのレジストパターンを形成する工程と、前記レジストパターンを、マスクとして、前記磁性層に、磁性層の外周部に、前記溝を、前記磁気ディスクの円周方向に多数個形成したロードゾーンと、前記ディスクリート・トラック又はビット・パターンからなるデータゾーンとを形成する工程と、前記データゾーンの前記磁性層の間に、非磁性材料を埋め込む工程とを有する。
磁気ディスクの外周部に、磁気ディスクの回転方向に、開口する形状の溝を、磁気ディスクの円周方向に多数個形成したロードゾーンを設けたため、ロードゾーンにおいて、スライダと磁気ディスクの最狭間隔部で、正圧を発生でき、ロード時のスライダと磁気ディスクとの接触を防止できる。
本発明の磁気ディスク装置の一実施の形態の外観図である。 図1のランプ機構の正面図である。 図1のランプ機構の側面図である。 本発明の磁気ディスクの一実施の形態の上面図である。 図4の形状の溝による発生圧力分布図である。 図4の形状の溝による圧力発生メカニズムの説明図である。 比較例の突起による発生圧力分布図である。 図7の比較例の突起による圧力発生メカニズムの説明図である。 他の比較例の直線形状の溝による発生圧力分布図である。 本発明の磁気ディスクの他の実施の形態の上面図である。 本発明の一実施の形態の磁気ディスク製造方法のレジストパターン形成工程の説明図である。 本発明の一実施の形態の磁気ディスク製造方法の磁性層パターン形成工程の説明図である。 本発明の一実施の形態の磁気ディスク製造方法のデータゾーン形成工程の説明図である。 本発明の第2の実施の形態の溝形状の説明図である。 本発明の第3の実施の形態の溝形状の説明図である。 本発明の第4の実施の形態の溝形状の説明図である。 本発明の第5の実施の形態の溝形状の説明図である。 本発明の第6の実施の形態の溝形状の説明図である。 本発明の第7の実施の形態の溝形状の説明図である。 従来のロード動作の説明図である。
符号の説明
1 ディスクエンクロージャ
3 磁気ディスク
3−1 外周端面
3−2 ロードゾーン
3−3 遷移ゾーン
3−4 データゾーン
4 スピンドルモータ
5 アクチュエータ(VCM)
30 微細溝
52 サスペンション
53 リフトタブ
54 ランプ
55 スライダ
以下、本発明の実施の形態を、磁気ディスク装置、磁気ディスクの一実施の形態、磁気ディスクの他の実施の形態及び磁気ディスクの製造方法、磁気ディスクの更に他の実施の形態、他の実施の形態の順で説明する。しかしながら、本発明は、この実施の形態に限られない。
(磁気ディスク装置)
図1は、本発明の磁気ディスク装置の一実施の形態の外観図、図2は、図1のランプ機構の正面図、図3は、図1のランプ機構の側面図である。図1は、磁気ディスク装置として、ハードディスクドライブを例に示す。
図1に示すように、ディスクエンクロージャ(DEという)1は、磁気ディスク装置の各構成要素を収容する。DE1内では、磁気記録媒体である磁気ディスク3が、スピンドルモータ4の回転軸に設けられている。
DE1に取り付けられたスピンドルモータ4は、磁気ディスク3を回転する。アクチュエータ(VCMという)5は、アーム(サスペンションを含む)52を回転する。アームのサスペンションの先端には、磁気ヘッドを含むスライダ55が設けられている。従って、VCM5は、磁気ヘッドを含むスライダ55を磁気ディスク3の半径方向に移動する。
アクチュエータ5は、回転軸を中心に回転するボイスコイルモータ(VCM)で構成される。図1では、磁気ディスク装置に、1枚の磁気ディスク3が搭載され、2つの磁気ヘッドを含むスライダ55が、同一のアクチュエータ5で同時に駆動される。
磁気ディスク3の外側には、スライダ55を磁気ディスク3から退避し、パーキングするためのランプ機構54が設けられる。サスペンションの先端には、このランプ機構54に係合するリフトタブ53が設けられる。
図2に示すように、スライダ55は、リード素子55−1と、ライト素子55−2とを有する。スライダ55は、スライダ本体に、磁気抵抗(MR)素子を含むリード素子55−1を積層し、その上にライトコイルを含むライト素子55−2を積層して、構成される。スライダ55の最下部は、空気軸受け面55−3を形成する。
磁気ヘッドを搭載するスライダ55は、サスペンション52の下部に設けられ、サスペンション52の先端には、リフトタブ53が設けられる。リフトタブ53のみが、ランプ54に接触し、ランプ54に沿って移動する。
図3に示すように、ランプ54は、平坦部54−2と、傾斜部54−1とを有し、傾斜部54−1は、磁気ディスク3側に設けられている。ロード動作は、リフトタブ53が、ランプ54の平坦部54−2に位置している状態(パーク状態という)から、リフトタブ53を含むサスペンション、アーム52を、磁気ディスク3方向に、移動する。これにより、リフトタブ53が、ランプ54の平坦部54−2から、図の左方向(矢印方向)に移動し、ランプ54の傾斜部54−1を滑り降りる。
このリフトタブ53の移動に従い、スライダ55も、図の左方向に移動し、スライダ55が、磁気ディスク3の外周端面3−1の外側から、磁気ディスク3の外周端面3−1の内側に移動する。
一方、アンロード動作は、この動作の逆の動作であり、磁気ディスク3上で、浮上している磁気ヘッドを含むスライダ55を搭載するアーム、サスペンション52を、図の右方向に移動する。これにより、リフトタブ53が、ランプ54の傾斜部54−1を、登り、ランプ54の平坦部54−2で停止する。このリフトタブ53の移動に従い、スライダ55も、図の右方向に移動し、スライダ55が、磁気ディスク3の外周端面3−1の内側から、磁気ディスク3の外周端面3−1の外側に移動する。
この磁気ディスク3の外周端面3−1のエッジに隣接して設けられた磁気デイスク3の領域を、ロードゾーン3−2という。又、磁気ディスク3のロードゾーン3−2と、データゾーンの間を、遷移ゾーン3−3という。
尚、図1のDE1の下部には、プリント回路アッセンブリ(制御回路部)が設けられ、プリント回路アッセンブリには、ハードディスクコントローラ(HDC)、マイクロコントローラ(MCU)、リード/ライトチャネル回路(RDC)、サーボコントロール回路、データバッファ(RAM)、ROM(リードオンリーメモリ)が設けられる。
この磁気ディスク3としては、以下で説明するディスクリートトラック媒体や、ビットパターンド媒体を用いても良く、磁気ヘッドは、垂直記録ヘッドで構成しても良い。
(磁気ディスクの一実施の形態)
図4は、本発明の磁気ディスクの一実施の形態の上面図、図5は、図4のV字形状の溝による圧力分布図、図6は、図5の側面図である。
図4に示すように、図3で説明した磁気ディスク3のロードゾーン3−2に、多数の略V字型の微細溝30を設ける。これらのV字型微細溝30は、磁気ディスク3の走行方向に、開口するように構成する。このV字型に溝30は、磁気ディスク3の円周方向の列に、多数設け、且つ半径方向に複数列設ける。
後述するように、この構成を用いることにより、スライダ55が、V字溝30の上を浮上した場合、磁気ディスク3の回転方向と反対方向に、V字溝30の幅が狭まる構造をしているため,磁気ディスク3の回転により、回転方向と反対の方向に流れる空気が圧縮され、正の空気圧力が生じる。
したがって、このように、磁気ディスク3にV字溝30を設けることにより,スライダ55を、磁気ディスク3上にロードした際、磁気ディスク3と接触しそうになっても、磁気ディスク3側に、正圧が発生し、スライダ55と磁気ディスク3を引き離そうとする力が加わり、接触を回避または接触力を低減することができる。
さらに、ロードゾーン3−2の内周側の隣接領域に、遷移ゾーン3−3を、設けている。遷移ゾーン3−3の内周部のV字型溝列30の円周方向の数密度を、遷移ゾーン3−3の外周部の数密度に比べて小さくなるように、配置する。
このように、遷移ゾーン3−3を構成することによって、ロードゾーン3−2とデータゾーン3−4の間での発生正圧力に大きな不連続を防止でき、遷移ゾーン3−3で、徐々に正圧力が変化する。この結果,当該部分で、スライダ55の浮上量や姿勢が滑らかに変化し、安定した浮上特性を得ることができる。
図5は、前記V字溝30を、磁気ディスク3に設けた場合の圧力分布の解析結果を示す。図5において、黒で表されている場所は、空気の圧力が高く、白で表されている場所は、空気の圧力が低いことを示す。この溝形状30では、V字溝30の先端部分より、下流側領域(図の上方向)のディスク3とスライダ55の間隔が最も狭い最小隙間面3−5で、主に空気の正圧が発生している。
したがって、ロード・アンロード中に、スライダ55が、ディスク3に近づいた際に、最も接触しやすい最小浮上面3−5で、正の圧力が発生するため,当該部分により、スライダ55を、ディスク3から遠ざけるように空気の力が働き、スライダ55とディスク3の接触を確実に防ぐことができる。
図6の側面図で説明する。図6の左側から空気流が流れて来る。この空気流が、溝部30(広い隙間面3−6)内で、一旦膨張したあとに、再度隙間が狭い領域に、突入することによって、空気が圧縮され、空気の圧力が高い領域が生じる。
ここで、この高圧空気は、スライダ55とディスク3の最小隙間面3−5で発生している。
図7、図8は、本発明の比較例の説明図である。図7は、V字形状であるが、突起300を設けた場合の圧力分布図、図8は、その断面図である。
図7において、黒で表されている場所は、空気の圧力が高く、白で表されている場所は空気の圧力が低いことを示す。図7の突起形状の場合、空気の正圧は、ディスク3とスライダ55の隙間が広い広隙間面300−2で主に発生している。一方,ディスク3とスライダ55の隙間が最も狭い最小隙間面300−1である突起300の表面では、ほとんど正圧が発生していない。
したがって、ロード・アンロード中に、スライダ55がディスク3に近づいた際に、最も接触しやすい突起表面300−1で、正の圧力が十分に発生せず、スライダ55とディスク3の接触が起こりやすい。
図8の比較例の突起300による圧力発生のメカニズムの説明図を用いて説明する。図8の左側から、空気流が流れて来る。この空気流が、ディスク3表面に設けられた突起300に衝突することによって、突起300よりも、空気の上流側の領域で、空気が圧縮されて高圧空気部302が生じる。
即ち、比較例の突起300では、突起部分300で、流れをせき止めるため、そのせき止めた部分よりも上流側に、高圧部302ができる。図7でも、突起300により、せき止められた部分よりも、上流側で高圧部302が形成されていることが、分かる。
前述した通り、この高圧空気が生じる場所は、最小隙間面300−1でなく、スライダ55とディスク3が接触する際に、重要な最小浮上面300−1では、十分な圧力が生じず、スライダ55とディスク3は、接触しやすくなってしまう。
このように、突起形状では、空気をせき止める効果により、隙間が広いところで、空気の圧力が発生するのに対して、本実施の形態の溝形状では、空気が膨張したあとに、再圧縮されることにより、隙間の狭い部分で、空気の圧力が発生する。
このため、圧力発生のメカニズムが異なり、その結果,本実施の形態では、スライダ55とディスク3の接触を防ぐために重要な最小隙間部で、確実に正圧力が発生し、スライダ55とディスク3の接触を、確実に防ぐことができる。
図9は、他の比較例の圧力分布図である。図9は、溝形状であるが、半径方向に、直線形状の溝310を設けた比較例である。即ち、この溝310の形状は、図5のV字溝のように、磁気ディスク3の走行方向に向かって開口する形状ではない。
図9において、黒で表されている場所は、空気の圧力が高く、白で表されている場所は、空気の圧力が低いことを示す。この溝形状310では、直線溝310の先端部分より、下流側領域(図の上方向)のディスク3とスライダ55の間隔が最も狭い最小隙間面3−5で、主に空気の正圧が発生している。
図6の側面図でも説明する。空気流が、溝部310内で、一旦膨張したあとに、再度隙間が狭い領域に、突入するが、図9では、直線形状のため、空気圧が分散され、スライダ55とディスク3の最小隙間面3−5で発生する空気圧は、低圧である。
このため、図9の比較例では、ロード・アンロード中に、スライダ55がディスク3に近づいた際に、最も接触しやすい突起表面300−1で、正の圧力が十分に発生せず、スライダ55とディスク3の接触が起こりやすい。
本実施の形態のV字型溝30では、例えば、溝30が、1mm角当たりで、スライダ55の押し付け荷重(2.5gf程度)に匹敵する、2gf以上の正味正圧力を生じさせることが可能である。このため、ロード時に接触しやすく、面積が大きい、スライダ55の流入パッドで、十分な浮上力を発生させることが可能である。
さらに、本実施の形態の遷移ゾーン3−3により、ロードゾーン3−2とデータゾーン3−4の間での発生圧力の大きな不連続が解消され、安定した浮上特性が得られる。
このように、スライダ55の空気膜剛性も高くなり、また、ダンピング特性も向上し,より安定したロード特性を実現することができる。又、正圧の発生、ダンピングの向上により、アンロード特性の向上にも寄与する。
したがって、安定したロード・アンロード特性を有する信頼性の高い磁気ディスク及び磁気ディスク装置を提供できる。
(磁気ディスクの他の実施の形態及び磁気ディスクの製造方法)
図10は、本発明の磁気ディスクの他の実施の形態の上面図である。図10において、図4で説明したものと、同一のものは、同一の記号で示している。図10に示すように、磁気ディスク3は、最外周側から、V字溝列30を有するロードゾーン3−2、遷移ゾーン3−3、データゾーン3−4が設けられている。このデータゾーン3−4は、ディスクリート・トラックで構成されている。
ディスクリート・トラックは、磁気記録層で形成されたトラックが、非磁気記録層で分離された構成を有する。このため、トラック間の干渉を少なくでき、トラック密度を向上できる。この構成を採用することにより、磁気ディスク製造時に、ディスクリート・トラックを形成するのと同時に、V字溝列30を有するロードゾーン3−2、遷移ゾーン3−3を形成することができる。
即ち、ロードゾーン3−2、遷移ゾーン3−3を形成するための付加工程を設ける必要がなく、より安価に製造することができる。
図11乃至図13は、この構成の磁気ディスクの製造方法の工程説明図である。
ディスクリート・トラックの形成方法として種々の方法が考えられる。以下では,電子線リソグラフィー、ナノインプリントリソグラフィー、ドライエッチングなどを用いたディスクリート・トラック形成方法に基づき、製造方法の手順を説明する。
図11に示すように、電子線リソグラフィー法を用いて、原盤となるスタンパ6を製作する。このとき、スタンパ6には、ディスクリート・トラックのパターン6−2と同時に、ロードゾーン,遷移ゾーンのパターン(V字溝列)6−1を形成する。
一方、磁気ディスク基板3として、基板40に、軟磁性膜42、磁性層43を積層したものを、形成しておく。そして、磁気ディスク基板3の磁性層43上にレジスト樹脂(膜)44を設けた後、このスタンパ6を用いて、ナノインプリントリソグラフィー法により、磁気ディスク上のレジスト樹脂44に、パターンを転写する。
次に、図12に示すように、転写された樹脂パターン44を、マスク材として、ドライエッチング手法で、磁気ディスク3の表面(磁性層43)に、溝を加工、形成する。図12は、樹脂パターン44を、マスク材として、ドライエッチング法で、溝を形成した後、樹脂パターン44を除去した状態を示す。
更に、図13に示すように、データ領域(データゾーン3−4)については、スライダ55の浮上特性を確保するために、一旦形成した溝に、再び、非磁性材料を埋め込み平坦化を行う。必要に応じて、さらに,データゾーン3−4には、保護膜、潤滑膜を形成する。
以上のように、新たな工程を追加することなく、ディスクリートトラック媒体に、本実施の形態のV字溝30を設けたロードゾーン3−2,遷移ゾーン3−3を形成することができる。また、上記では、ディスクリート・トラックを例に説明したが、ディスクリート・トラックだけでなく、ビットパターン媒体でも、同様の工程で、実現できる。
(磁気ディスクの更に他の実施の形態)
前述の実施の形態は、ロードゾーン3−2、遷移ゾーン3−3に設けた溝30を、V字型で説明した。しかしながら、図5の圧力発生メカニズム等で説明したように、本発明の形態は、溝形状であり、且つ磁気ディスク3の走行方向に向かって開口するように構成する形状であれば、良い。
図14乃至図19は、本発明の他の実施の形態の溝形状の正面図である。尚、図14乃至図19において、矢印方向が、磁気ディスクの回転方向である。図14は、ロードゾーンおよび遷移ゾーンの微細溝の形状を、円周方向にハの字型の溝30Aで形成した例である。
又、図15は、ロードゾーンおよび遷移ゾーンの微細溝の形状を、円周方向に円形の溝30Bで形成した例である。図16は、ロードゾーンおよび遷移ゾーンの微細溝の形状を、円周方向に、三角型に溝30Cで形成した例である。
図17は、ロードゾーンおよび遷移ゾーンの微細溝の形状を、円周方向に、コの字形状の溝30Dで形成した例である。図18は、ロードゾーンおよび遷移ゾーンの微細溝の形状を、円周方向に、半円形型の溝30Eで形成した例である。図19は、ロードゾーンおよび遷移ゾーンの微細溝の形状を、円周方向に、逆U字形状の溝30Fで形成した例である。
図14乃至図19の溝形状は、いずれも、磁気ディスク3の走行方向に向かって開口するように構成する形状の溝である。又、これらの例の他に、台形型、三日月形等を適用できる。
これら何れの形状でも、ディスク回転に伴う空気流が圧縮される効果を有し、その結果、空気の正圧力が、最狭間隔部で、発生する。したがって、これらの構成を用いることによって,安定したロード・アンロード特性を実現することができる。
これらの溝30、30A〜30Dは、スライダ55の空気膜の共振周波数に対応する波長と異なるピッチ(円周方向の間隔)で、ロードゾーンおよび遷移ゾーンに形成することが望ましい。
即ち、スライダ55の空気膜の共振周波数と異なるピッチで、溝を、形成することによって、スライダ55の振動原因となる空気膜共振を励起せず、安定した浮上特性を実現することができる。
(他の実施の形態)
上述の実施の形態では、磁気ディスク装置として、ディスクリート・トラック媒体、ビットパターンド媒体を用いた磁気ディスク装置で説明したが、他の磁気ディスク媒体にも適用できる。又、必要に応じて、ロードゾーンと遷移ゾーンを一体に形成しても良く、ロードゾーンのみを設けても良い。
以上、本発明の実施の形態により説明したが、本発明は、上述の実施の形態に限られず、本発明の趣旨の範囲において、種々の変形が可能であり、これらを、本発明の範囲から排除するものではない。
磁気ディスクの外周部に、磁気ディスクの回転方向に、開口する形状の溝を、磁気ディスクの円周方向に多数個形成したロードゾーンを設けたため、ロードゾーンにおいて、スライダと磁気ディスクの最狭間隔部で、正圧を発生でき、ロード時のスライダと磁気ディスクとの接触を防止できる。

Claims (20)

  1. 磁気ヘッドを搭載するスライダを、ロード及びアンロードする磁気ディスク装置に使用される磁気ディスクにおいて、
    前記磁気ディスクの外周部に、前記磁気ディスクの回転方向に、開口する形状の溝を、前記磁気ディスクの円周方向に多数個形成したロードゾーンを有する
    ことを特徴とする磁気ディスク。
  2. 前記ロードゾーンは、前記円周方向に多数個の溝を形成した列が、前記磁気ディスクの半径方向に複数配置された
    ことを特徴とする請求項1の磁気ディスク。
  3. 前記ロードゾーンと、データを記録するためのデータゾーンとの間に設けられ、前記円周方向に多数個の溝を形成した列が、前記磁気ディスクの半径方向に複数配置された遷移ゾーンを更に有し、
    前記遷移ゾーンの内周部の前記円周方向の溝の数密度が、前記遷移ゾーンの外周部の前記円周方向の溝の数密度に比し、低い
    ことを特徴とする請求項1の磁気ディスク。
  4. 前記ロードゾーンの内側に、ディスクリート・トラック又は、ビット・パターンで形成されたデータゾーンを有する
    ことを特徴とする請求項1の磁気ディスク。
  5. 前記円周方向に多数個設けられた溝の間隔が、前記スライダの空気膜の共振周波数に対応する波長と異なる間隔である
    ことを特徴とする請求項1の磁気ディスク。
  6. 前記円周方向に多数個設けられた溝の形状が、前記溝部分より、下流側領域で、正圧を発生する形状である
    ことを特徴とする請求項1の磁気ディスク。
  7. 前記円周方向に多数個設けられた溝の形状が、前記溝部分より、下流側領域で、且つ磁気ディスクとスライダの間隔が最も狭い最小隙間面で、正圧を発生する形状である
    ことを特徴とする請求項6の磁気ディスク。
  8. 前記円周方向に多数個設けられた溝の形状が、V字形状である
    ことを特徴とする請求項7の磁気ディスク。
  9. 前記円周方向に多数個設けられた溝の形状が、前記磁気ディスクの回転方向に対し、開口する形状を持つハの字形状、三角形状、台形形状、半月形状、三日月形状、丸型形状、コの字形状、U字形状のいずれか1つの形状である
    ことを特徴とする請求項7の磁気ディスク。
  10. 回転する磁気ディスクと、
    前記磁気ディスクのデータを少なくともリードする磁気ヘッドを搭載するスライダと、
    前記スライダを前記磁気ディスクの半径方向に移動するアクチュエータと、
    前記スライダを、前記磁気ディスクの外周より外で、パークしておくためのランプ機構とを有し、
    前記磁気ディスクの外周部に、前記磁気ディスクの回転方向に対し、開口する形状の溝を、前記磁気ディスクの円周方向に多数個形成したロードゾーンを有する
    ことを特徴とする磁気ディスク装置。
  11. 前記ロードゾーンは、前記円周方向に多数個の溝を形成した列が、前記磁気ディスクの半径方向に複数配置された
    ことを特徴とする請求項10の磁気ディスク装置。
  12. 前記ロードゾーンと、データを記録するためのデータゾーンとの間に設けられ、前記円周方向に多数個の溝を形成した列が、前記磁気ディスクの半径方向に複数配置された遷移ゾーンを更に有し、
    前記遷移ゾーンの内周部の前記円周方向の溝の数密度が、前記遷移ゾーンの外周部の前記円周方向の溝の数密度に比し、低い
    ことを特徴とする請求項10の磁気ディスク装置。
  13. 前記ロードゾーンの内側に、ディスクリート・トラック又は、ビット・パターンで形成されたデータゾーンを有する
    ことを特徴とする請求項10の磁気ディスク装置。
  14. 前記円周方向に多数個設けられた溝の間隔が、前記スライダの空気膜の共振周波数に対応する波長と異なる間隔である
    ことを特徴とする請求項10の磁気ディスク装置。
  15. 前記円周方向に多数個設けられた溝の形状が、前記溝の先端部分より、下流側領域で、正圧を発生する形状である
    ことを特徴とする請求項10の磁気ディスク装置。
  16. 前記円周方向に多数個設けられた溝の形状が、前記溝の先端部分より、下流側領域で、且つ磁気ディスクとスライダの間隔が最も狭い最小隙間面で、正圧を発生する形状である
    ことを特徴とする請求項15の磁気ディスク装置。
  17. 前記円周方向に多数個設けられた溝の形状が、V字形状である
    ことを特徴とする請求項16の磁気ディスク装置。
  18. 前記円周方向に多数個設けられた溝の形状が、前記磁気ディスクの回転方向に対し、開口する形状を持つハの字形状、三角形状、台形形状、半月形状、三日月形状、丸型形状、コの字形状、U字形状のいずれか1つの形状である
    ことを特徴とする請求項16の磁気ディスク装置。
  19. 磁気ヘッドを搭載するスライダを、ロード及びアンロードする磁気ディスク装置に使用される磁気ディスクの製造方法において、
    前記磁気ディスク基板の磁性層の外周部に、前記磁気ディスクの回転方向に、開口する形状の溝を、前記磁気ディスクの円周方向に多数個形成したロードゾーンと、データを記録するためのディスクリート・トラック又はビット・パターンからなるデータゾーンを一括して形成する工程を有する
    ことを特徴とする磁気ディスクの製造方法。
  20. 前記形成工程は、
    スタンパにより、前記磁気ディスク基板の磁性層の外周部に、前記磁気ディスクの回転方向に対し、開口する形状の溝を、前記磁気ディスクの円周方向に多数個形成したロードゾーンと、データを記録するためのディスクリート・トラック又はビット・パターンからなるデータゾーンを形成するためのレジストパターンを形成する工程と、
    前記レジストパターンを、マスクとして、前記磁性層に、磁性層の外周部に、前記溝を、前記磁気ディスクの円周方向に多数個形成したロードゾーンと、前記ディスクリート・トラック又はビット・パターンからなるデータゾーンとを形成する工程と、
    前記データゾーンの前記磁性層の間に、非磁性材料を埋め込む工程とを有する
    ことを特徴とする請求項19の磁気ディスクの製造方法。
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