JPWO2010101227A1 - 物体位置推定用情報作成装置、物体位置推定用情報作成方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、本発明の第1の実施形態の物体位置推定用情報作成装置の例を示すブロック図である。第1の実施形態の物体位置推定用情報作成装置は、第1から第nまでの画像取得手段1a〜1nと、データ処理装置4と、情報を記憶する記憶装置5とを備える。
中井宏章、「事後確率を用いた移動物体検出手法」、情処研報、SIG−CV90−1、社団法人情報処理学会、1994年
具体的には、視界状態判定手段43は、点が物体である場合のスコアの確率密度関数として、スコア値が1に近づくほど関数値が大きくなり、スコア値が0に近づくほど関数値が小さくなり、確率密度関数全体の積分値が1となる関数(図6(a)参照)を定める。ただし、スコア取得手段42が求めたスコア値が大きいほど変化幅R1が大きな確率密度関数を決定し、スコア値が小さいほど変化幅R1が小さな確率密度関数を決定する。同様に、点が物体でない場合のスコアの確率密度関数として、スコア値が1に近づくほど関数値が小さくなり、スコア値が0に近づくほど関数値が大きくなり、確率密度関数全体の積分値が1となる関数(図6(b)参照)を定める。ただし、スコア取得手段42が求めたスコア値が大きいほど変化幅R2が大きな確率密度関数を決定し、スコア値が小さいほど変化幅R2が小さな確率密度関数を決定する。スコア値に応じた各種変化幅の確率密度関数は予め視界状態判定手段43に保持させておき、視界状態判定手段43が保持している確率密度関数の中からスコア値に応じた確率密度関数を選択してもよい。また、あるいは、学習によりスコア値に応じた確率密度関数を決定してもよい。
幅は特に限定されない。既に説明したように学習により推定した確率密度関数を用いても
よく、予め定めておいた確率密度関数を用いてもよい。
、あるいはスコアを積極的に利用しないようにしているということである。そして、スコアを利用しない実空間内の点については、物体/非物体の判断を、他の画像取得手段から得る情報に基づいて行うことになる。
図7は、本発明の処理経過の例を示すフローチャートである。第1の画像取得手段1aから第nの画像取得手段1nまでの各画像取得手段は、それぞれ異なる方向から実空間の動画像を撮影し、動画像から一つ一つの画像を取得する。各画像取得手段1a〜1nが取得する画像は同じ時点における画像である。すなわち、同期されている。物体領域取得手段41は、各画像取得手段1a〜1nから、同期された各画像を取得する(ステップS1)。例えば、物体領域取得手段41は、各画像取得手段1a〜1nから画像を入力される。次に、物体領域取得手段41は、各画像取得手段1a〜1nから取得した画像から、物体領域画像を作成する(ステップS2)。既に説明したように、物体領域取得手段41は、例えば、背景差分法、フレーム差分法、あるいは、前述の参考文献に記載された方法で物体領域画像を作成すればよい。あるいは、他の方法で物体領域画像を作成してもよい。
図11は、本発明の第2の実施形態の物体位置推定用情報作成装置の例を示すブロック図である。第1の実施形態と同一の構成要素は、図1と同一の符号を付し、説明を省略する。第2の実施形態の物体位置推定用情報作成装置は、第1から第nまでの画像取得手段1a〜1nと、データ処理装置4と、情報を記憶する記憶装置5とを備える。
本実施形態においても、視界状態の判定結果に応じて、点が物体である場合、および非物体である場合のスコアの確率密度関数を決定するということは、画像取得手段1cから実空間の点への視界を確実に確保できるならばスコアを信頼して積極的に利用し、視界を確保できない場合には、物体/非物体の判断を、他の画像取得手段から得る情報に基づいて行うことになる。
本実施形態の物体位置推定用情報作成装置も、図7に示すステップS1〜S6の処理を行う。ただし、ステップS4の処理経過が第1の実施形態と異なる。ステップS1〜S3およびステップS5,S6の動作は、第1の実施形態と同様であり、説明を省略する。
び、対象物体でない場合のスコアの確率密度関数として、一様分布となる関数を定める(ステップS465)。
(付記1)複数の画像取得部がそれぞれ取得した各画像から、前記画像内で対象物体を表した領域を示す物体領域画像を作成する物体領域画像作成部と、
複数の画像取得部がそれぞれ取得した各画像内で実空間内の点がどの程度位置推定の対象となる対象物体らしく表されているかを示すスコアを、物体領域画像を参照することによって、画像取得部と実空間内の点との組み合わせ毎に定めるスコア決定部と、
画像取得部に対して対象物体を隠す非対象物体がどこに存在するかを示す非対象物体存在情報を用いて、各画像取得部から実空間内の各点までの視界状態を判定し、視界状態の判定結果に応じて、画像取得部と実空間内の点との組み合わせ毎の、点が対象物体である場合および対象物体でない場合のスコアの確率密度関数を決定する視界状態判定部と、
画像取得部から実空間内の点までの視界状態の判定結果に応じた前記確率密度関数を統合して実空間内の点に対象物体が存在している存在確率を求める存在確率算出部と、
存在確率算出部が実空間内の各点について求めた存在確率に基づいて、実空間内の所定平面に対して所定の高さに配置されていることが既知である対象物体が前記所定平面のどの位置に存在するかを推定するための位置推定用情報を、前記所定平面の各点毎に作成する推定用情報作成部とを備える
ことを特徴とする物体位置推定用情報作成装置。
付記1に記載の物体位置推定用情報作成装置。
実空間内の点を画像取得部に対応する二次元座標に変換し、
変換後の座標が非対象物体二値画像の範囲外である場合、前記画像取得部から実空間内の前記点に対する視界状態が良好でないと判定し、
変換後の座標が非対象物体二値画像の範囲内のうち非対象物体以外の領域に該当する場合、前記画像取得部から実空間内の前記点に対する視界状態が良好であると判定し、
変換後の座標が非対象物体二値画像の範囲内のうち非対象物体の領域に該当し、前記画像取得部と実空間内の前記点との組み合わせにおけるスコアが閾値以上である場合、前記画像取得部から実空間内の前記点に対する視界状態が良好であると判定し、
変換後の座標が非対象物体二値画像の範囲内のうち非対象物体の領域に該当し、前記画像取得部と実空間内の前記点との組み合わせにおけるスコアが閾値未満である場合、前記画像取得部から実空間内の前記点に対する視界状態が不明であると判定する
付記2に記載の物体位置推定用情報作成装置。
スコア決定部は、前記物体領域画像を参照して0〜1の範囲のスコアを決定し、
視界状態判定部は、
画像取得部から実空間内の点に対する視界状態が良好であると判定した場合、当該画像取得部と実空間内の当該点との組み合わせに関して、前記点が対象物体である場合のスコアの確率密度関数として、スコアが1に近づくほど関数値が大きくなる確率密度関数を決定し、前記点が対象物体でない場合のスコアの確率密度関数として、スコアが0に近づくほど関数値が大きくなる確率密度関数を決定し、
画像取得部から実空間内の点に対する視界状態が良好でないと判定した場合または視界状態が不明であると判定した場合に、前記点が対象物体である場合および対象物体でない場合のスコアの確率密度関数として、一様分布となる関数を決定する
付記3に記載の物体位置推定用情報作成装置。
付記1に記載の物体位置推定用情報作成装置。
実空間内の点を画像取得部に対応する二次元座標に変換し、
変換後の座標が画像取得部に対応する物体領域画像の範囲外である場合、前記画像取得部から実空間内の前記点に対する視界状態が良好でないと判定し、
変換後の座標が画像取得部に対応する物体領域画像の範囲内であり、前記画像取得部と実空間内の前記点との間に非対象物体が存在しない場合、前記画像取得部から実空間内の前記点に対する視界状態が良好であると判定し、
変換後の座標が画像取得部に対応する物体領域画像の範囲内であり、前記画像取得部と実空間内の前記点との間に非対象物体が存在する場合、前記画像取得部から実空間内の前記点に対する視界状態が良好でないと判定する
付記5に記載の物体位置推定用情報作成装置。
スコア決定部は、前記物体領域画像を参照して0〜1の範囲のスコアを決定し、
視界状態判定部は、
画像取得部から実空間内の点に対する視界状態が良好であると判定した場合、当該画像取得部と実空間内の当該点との組み合わせに関して、前記点が対象物体である場合のスコアの確率密度関数として、スコアが1に近づくほど関数値が大きくなる確率密度関数を決定し、前記点が対象物体でない場合のスコアの確率密度関数として、スコアが0に近づくほど関数値が大きくなる確率密度関数を決定し、
画像取得部から実空間内の点に対する視界状態が良好でないと判定した場合に、前記点が対象物体である場合および対象物体でない場合のスコアの確率密度関数として、一様分布となる関数を決定する
付記6に記載の物体位置推定用情報作成装置。
スコア決定部は、前記物体領域画像を参照して0〜1の範囲のスコアを決定し、
視界状態判定部は、
実空間内の点を画像取得部に対応する二次元座標に変換し、
変換後の座標が非対象物体二値画像の範囲外である場合、前記画像取得部と実空間内の前記点との組み合わせに関して、前記点が対象物体である場合および対象物体でない場合のスコアの確率密度関数として、一様分布となる関数を決定し、
変換後の座標が非対象物体二値画像の範囲内のうち非対象物体以外の領域に該当する場合、前記画像取得部と実空間内の前記点との組み合わせに関して、前記点が対象物体である場合のスコアの確率密度関数として、スコアが1に近づくほど関数値が大きくなる確率密度関数を決定し、前記点が対象物体でない場合のスコアの確率密度関数として、スコアが0に近づくほど関数値が大きくなる確率密度関数を決定し、
変換後の座標が非対象物体二値画像の範囲内のうち非対象物体の領域に該当する場合、
前記画像取得部と実空間内の前記点との組み合わせに関して、前記点が対象物体である場合のスコアの確率密度関数として、関数値の変化幅がスコア決定部に決定されたスコアに応じた変化幅でありスコアが1に近づくほど関数値が大きくなる確率密度関数を決定し、前記点が対象物体でない場合のスコアの確率密度関数として、関数値の変化幅がスコア決定部に決定されたスコアに応じた変化幅でありスコアが0に近づくほど関数値が大きくなる確率密度関数を決定する
付記2に記載の物体位置推定用情報作成装置。
推定用情報作成部は、存在確率算出部が計算した事後確率を用いて位置推定用情報を作成する
付記8に記載の物体位置推定用情報作成装置。
実空間内の点毎に、対象物体が存在する事後確率と対象物体が存在しない事後確率とを比較し、対象物体が存在する事後確率の方が大きいという条件を満たしていれば、実空間内の点における対象物体の有無判定結果を示す物体情報として物体ありを意味する所定値を定め、前記条件を満たしていなければ物体情報として0を定め、
実空間内の所定平面の点毎に、当該点に対象物体が位置する場合における当該対象物体が占める領域と特定し、当該領域内の各点の物体情報を加算することにより位置推定用情報を作成する
付記9に記載の物体位置推定用情報作成装置。
付記1に記載の物体位置推定用情報作成装置。
付記1に記載の物体位置推定用情報作成装置。
付記1に記載の物体位置推定用情報作成装置。
複数の画像取得部がそれぞれ取得した各画像内で実空間内の点がどの程度位置推定の対象となる対象物体らしく表されているかを示すスコアを、物体領域画像を参照することによって、画像取得部と実空間内の点との組み合わせ毎に定め、
画像取得部に対して対象物体を隠す非対象物体がどこに存在するかを示す非対象物体存在情報を用いて、各画像取得部から実空間内の各点までの視界状態を判定し、視界状態の判定結果に応じて、画像取得部と実空間内の点との組み合わせ毎の、点が対象物体である場合および対象物体でない場合のスコアの確率密度関数を決定し、
画像取得部から実空間内の点までの視界状態の判定結果に応じた前記確率密度関数を統合して実空間内の点に対象物体が存在している存在確率を求め、
実空間内の各点について求めた存在確率に基づいて、実空間内の所定平面に対して所定の高さに配置されていることが既知である対象物体が前記所定平面のどの位置に存在するかを推定するための位置推定用情報を、前記所定平面の各点毎に作成する
ことを特徴とする物体位置推定用情報作成方法。
付記14に記載の物体位置推定用情報作成方法。
実空間内の点を画像取得部に対応する二次元座標に変換し、
変換後の座標が非対象物体二値画像の範囲外である場合、前記画像取得部から実空間内の前記点に対する視界状態が良好でないと判定し、
変換後の座標が非対象物体二値画像の範囲内のうち非対象物体以外の領域に該当する場合、前記画像取得部から実空間内の前記点に対する視界状態が良好であると判定し、
変換後の座標が非対象物体二値画像の範囲内のうち非対象物体の領域に該当し、前記画像取得部と実空間内の前記点との組み合わせにおけるスコアが閾値以上である場合、前記画像取得部から実空間内の前記点に対する視界状態が良好であると判定し、
変換後の座標が非対象物体二値画像の範囲内のうち非対象物体の領域に該当し、前記画像取得部と実空間内の前記点との組み合わせにおけるスコアが閾値未満である場合、前記画像取得部から実空間内の前記点に対する視界状態が不明であると判定する
付記15に記載の物体位置推定用情報作成方法。
前記物体領域画像を参照して0〜1の範囲のスコアを決定し、
画像取得部から実空間内の点に対する視界状態が良好であると判定した場合、当該画像取得部と実空間内の当該点との組み合わせに関して、前記点が対象物体である場合のスコアの確率密度関数として、スコアが1に近づくほど関数値が大きくなる確率密度関数を決定し、前記点が対象物体でない場合のスコアの確率密度関数として、スコアが0に近づくほど関数値が大きくなる確率密度関数を決定し、
画像取得部から実空間内の点に対する視界状態が良好でないと判定した場合または視界状態が不明であると判定した場合に、前記点が対象物体である場合および対象物体でない場合のスコアの確率密度関数として、一様分布となる関数を決定する
付記16に記載の物体位置推定用情報作成方法。
付記14に記載の物体位置推定用情報作成方法。
実空間内の点を画像取得部に対応する二次元座標に変換し、
変換後の座標が画像取得部に対応する物体領域画像の範囲外である場合、前記画像取得部から実空間内の前記点に対する視界状態が良好でないと判定し、
変換後の座標が画像取得部に対応する物体領域画像の範囲内であり、前記画像取得部と実空間内の前記点との間に非対象物体が存在しない場合、前記画像取得部から実空間内の前記点に対する視界状態が良好であると判定し、
変換後の座標が画像取得部に対応する物体領域画像の範囲内であり、前記画像取得部と実空間内の前記点との間に非対象物体が存在する場合、前記画像取得部から実空間内の前記点に対する視界状態が良好でないと判定する
付記18に記載の物体位置推定用情報作成方法。
前記物体領域画像を参照して0〜1の範囲のスコアを決定し、
画像取得部から実空間内の点に対する視界状態が良好であると判定した場合、当該画像取得部と実空間内の当該点との組み合わせに関して、前記点が対象物体である場合のスコアの確率密度関数として、スコアが1に近づくほど関数値が大きくなる確率密度関数を決定し、前記点が対象物体でない場合のスコアの確率密度関数として、スコアが0に近づくほど関数値が大きくなる確率密度関数を決定し、
画像取得部から実空間内の点に対する視界状態が良好でないと判定した場合に、前記点が対象物体である場合および対象物体でない場合のスコアの確率密度関数として、一様分布となる関数を決定する
付記19に記載の物体位置推定用情報作成方法。
前記物体領域画像を参照して0〜1の範囲のスコアを決定し、
実空間内の点を画像取得部に対応する二次元座標に変換し、
変換後の座標が非対象物体二値画像の範囲外である場合、前記画像取得部と実空間内の前記点との組み合わせに関して、前記点が対象物体である場合および対象物体でない場合のスコアの確率密度関数として、一様分布となる関数を決定し、
変換後の座標が非対象物体二値画像の範囲内のうち非対象物体以外の領域に該当する場合、前記画像取得部と実空間内の前記点との組み合わせに関して、前記点が対象物体である場合のスコアの確率密度関数として、スコアが1に近づくほど関数値が大きくなる確率密度関数を決定し、前記点が対象物体でない場合のスコアの確率密度関数として、スコアが0に近づくほど関数値が大きくなる確率密度関数を決定し、
変換後の座標が非対象物体二値画像の範囲内のうち非対象物体の領域に該当する場合、
前記画像取得部と実空間内の前記点との組み合わせに関して、前記点が対象物体である場合のスコアの確率密度関数として、関数値の変化幅が決定したスコアに応じた変化幅でありスコアが1に近づくほど関数値が大きくなる確率密度関数を決定し、前記点が対象物体でない場合のスコアの確率密度関数として、関数値の変化幅が決定したスコアに応じた変化幅でありスコアが0に近づくほど関数値が大きくなる確率密度関数を決定する
付記15に記載の物体位置推定用情報作成方法。
画像取得部と実空間内の点との組み合わせ毎に決定されたスコアと、点に対象物体が存在する場合のスコアの確率密度関数と、点に対象物体が存在しない場合のスコアの確率密度関数とから、実空間内の点毎に、対象物体が存在する事後確率と、対象物体が存在しない事後確率とを計算し、
対象物体が存在する事後確率と対象物体が存在しない事後確率とを用いて位置推定用情報を作成する
付記21に記載の物体位置推定用情報作成方法。
実空間内の所定平面の点毎に、当該点に対象物体が位置する場合における当該対象物体が占める領域と特定し、当該領域内の各点の物体情報を加算することにより位置推定用情報を作成する
付記22に記載の物体位置推定用情報作成方法。
付記14に記載の物体位置推定用情報作成方法。
付記14に記載の物体位置推定用情報作成方法。
付記14に記載の物体位置推定用情報作成方法。
複数の画像取得部がそれぞれ取得した各画像から、前記画像内で対象物体を表した領域を示す物体領域画像を作成する物体領域画像作成処理、
複数の画像取得部がそれぞれ取得した各画像内で実空間内の点がどの程度位置推定の対象となる対象物体らしく表されているかを示すスコアを、物体領域画像を参照することによって、画像取得部と実空間内の点との組み合わせ毎に定めるスコア決定処理、
画像取得部に対して対象物体を隠す非対象物体がどこに存在するかを示す非対象物体存在情報を用いて、各画像取得部から実空間内の各点までの視界状態を判定し、視界状態の判定結果に応じて、画像取得部と実空間内の点との組み合わせ毎の、点が対象物体である場合および対象物体でない場合のスコアの確率密度関数を決定する視界状態判定処理、
画像取得部から実空間内の点までの視界状態の判定結果に応じた前記確率密度関数を統合して実空間内の点に対象物体が存在している存在確率を求める存在確率算出処理、および、
存在確率算出処理で実空間内の各点について求めた存在確率に基づいて、実空間内の所定平面に対して所定の高さに配置されていることが既知である対象物体が前記所定平面のどの位置に存在するかを推定するための位置推定用情報を、前記所定平面の各点毎に作成する推定用情報作成処理
を実行させるための物体位置推定用情報作成プログラム。
視界状態判定処理で、画像取得部が取得する画像内で非対象物体を表す領域の画素値が第1の画素値とされ、前記領域以外の領域の画素値が第2の画素値とされた二値画像である非対象物体二値画像を非対象物体存在情報として用いて、各画像取得部から実空間内の各点までの視界状態を判定させる
付記27に記載の物体位置推定用情報作成プログラム。
視界状態判定処理で、
実空間内の点を画像取得部に対応する二次元座標に変換させ、
変換後の座標が非対象物体二値画像の範囲外である場合、前記画像取得部から実空間内の前記点に対する視界状態が良好でないと判定させ、
変換後の座標が非対象物体二値画像の範囲内のうち非対象物体以外の領域に該当する場合、前記画像取得部から実空間内の前記点をに対する視界状態が良好であると判定させ、
変換後の座標が非対象物体二値画像の範囲内のうち非対象物体の領域に該当し、前記画像取得部と実空間内の前記点との組み合わせにおけるスコアが閾値以上である場合、前記画像取得部から実空間内の前記点に対する視界状態が良好であると判定させ、
変換後の座標が非対象物体二値画像の範囲内のうち非対象物体の領域に該当し、前記画像取得部と実空間内の前記点との組み合わせにおけるスコアが閾値未満である場合、前記画像取得部から実空間内の前記点に対する視界状態が不明であると判定させる
付記28に記載の物体位置推定用情報作成プログラム。
物体領域画像作成処理で、各画素に0〜1の範囲の画素値が定められた物体領域画像を作成させ、
スコア決定処理で、前記物体領域画像を参照して0〜1の範囲のスコアを決定させ、
視界状態判定処理で、
画像取得部から実空間内の点に対する視界状態が良好であると判定した場合、当該画像取得部と実空間内の当該点との組み合わせに関して、前記点が対象物体である場合のスコアの確率密度関数として、スコアが1に近づくほど関数値が大きくなる確率密度関数を決定させ、前記点が対象物体でない場合のスコアの確率密度関数として、スコアが0に近づくほど関数値が大きくなる確率密度関数を決定させ、
画像取得部から実空間内の点に対する視界状態が良好でないと判定した場合または視界状態が不明であると判定した場合に、前記点が対象物体である場合および対象物体でない場合のスコアの確率密度関数として、一様分布となる関数を決定させる
付記29に記載の物体位置推定用情報作成プログラム。
視界状態判定処理で、実空間内で非対象物体が占める三次元領域の情報を非対象物体存在情報として用いて、各画像取得部から実空間内の各点までの視界状態を判定させる
付記27に記載の物体位置推定用情報作成プログラム。
視界状態判定処理で、
実空間内の点を画像取得部に対応する二次元座標に変換させ、
変換後の座標が画像取得部に対応する物体領域画像の範囲外である場合、前記画像取得部から実空間内の前記点に対する視界状態が良好でないと判定させ、
変換後の座標が画像取得部に対応する物体領域画像の範囲内であり、前記画像取得部と実空間内の前記点との間に非対象物体が存在しない場合、前記画像取得部から実空間内の前記点に対する視界状態が良好であると判定させ、
変換後の座標が画像取得部に対応する物体領域画像の範囲内であり、前記画像取得部と実空間内の前記点との間に非対象物体が存在する場合、前記画像取得部から実空間内の前記点に対する視界状態が良好でないと判定させる
付記31に記載の物体位置推定用情報作成プログラム。
物体領域画像作成処理で、各画素に0〜1の範囲の画素値が定められた物体領域画像を作成させ、
スコア決定処理で、前記物体領域画像を参照して0〜1の範囲のスコアを決定させ、
視界状態判定処理で、
画像取得部から実空間内の点に対する視界状態が良好であると判定した場合、当該画像取得部と実空間内の当該点との組み合わせに関して、前記点が対象物体である場合のスコアの確率密度関数として、スコアが1に近づくほど関数値が大きくなる確率密度関数を決定させ、前記点が対象物体でない場合のスコアの確率密度関数として、スコアが0に近づくほど関数値が大きくなる確率密度関数を決定させ、
画像取得部から実空間内の点に対する視界状態が良好でないと判定した場合に、前記点が対象物体である場合および対象物体でない場合のスコアの確率密度関数として、一様分布となる関数を決定させる
付記32に記載の物体位置推定用情報作成プログラム。
物体領域画像作成処理で、各画素に0〜1の範囲の画素値が定められた物体領域画像を作成させ、
スコア決定処理で、前記物体領域画像を参照して0〜1の範囲のスコアを決定させ、
視界状態判定処理で、
実空間内の点を画像取得部に対応する二次元座標に変換させ、
変換後の座標が非対象物体二値画像の範囲外である場合、前記画像取得部と実空間内の前記点との組み合わせに関して、前記点が対象物体である場合および対象物体でない場合のスコアの確率密度関数として、一様分布となる関数を決定させ、
変換後の座標が非対象物体二値画像の範囲内のうち非対象物体以外の領域に該当する場合、前記画像取得部と実空間内の前記点との組み合わせに関して、前記点が対象物体である場合のスコアの確率密度関数として、スコアが1に近づくほど関数値が大きくなる確率密度関数を決定させ、前記点が対象物体でない場合のスコアの確率密度関数として、スコアが0に近づくほど関数値が大きくなる確率密度関数を決定させ、
変換後の座標が非対象物体二値画像の範囲内のうち非対象物体の領域に該当する場合、前記画像取得部と実空間内の前記点との組み合わせに関して、前記点が対象物体である場合のスコアの確率密度関数として、関数値の変化幅がスコア決定処理で決定したスコアに応じた変化幅でありスコアが1に近づくほど関数値が大きくなる確率密度関数を決定させ、前記点が対象物体でない場合のスコアの確率密度関数として、関数値の変化幅がスコア決定処理で決定したスコアに応じた変化幅でありスコアが0に近づくほど関数値が大きくなる確率密度関数を決定させる
付記28に記載の物体位置推定用情報作成プログラム。
存在確率算出処理で、画像取得部と実空間内の点との組み合わせ毎に決定されたスコアと、点に対象物体が存在する場合のスコアの確率密度関数と、点に対象物体が存在しない場合のスコアの確率密度関数とから、実空間内の点毎に、対象物体が存在する事後確率と、対象物体が存在しない事後確率とを計算させ、
推定用情報作成処理で、存在確率算出処理で計算した事後確率を用いて位置推定用情報を作成させる
付記34に記載の物体位置推定用情報作成プログラム。
推定用情報作成処理で、
実空間内の点毎に、対象物体が存在する事後確率と対象物体が存在しない事後確率とを比較させ、対象物体が存在する事後確率の方が大きいという条件を満たしていれば、実空間内の点における対象物体の有無判定結果を示す物体情報として物体ありを意味する所定値を定めさせ、前記条件を満たしていなければ物体情報として0を定めさせ、
実空間内の所定平面の点毎に、当該点に対象物体が位置する場合における当該対象物体が占める領域と特定し、当該領域内の各点の物体情報を加算することにより位置推定用情報を作成させる
付記35に記載の物体位置推定用情報作成プログラム。
物体領域画像作成処理で、画像取得部が取得した画像の画素に物体が存在する確率を0〜1の範囲で計算させ、画像取得部が取得した画像の各画素に対応する物体領域画像の各画素の画素値を前記確率の値と定めることにより物体領域画像を作成させる
付記27に記載の物体位置推定用情報作成プログラム。
スコア決定処理で、実空間内の点を画像取得部に対応する二次元座標に変換させ、変換後の座標が物体領域画像の範囲内に該当する場合、当該変換後の座標が示す物体領域画像の画素の画素値を、実空間内の前記点および前記画像取得部の組み合わせにおけるスコアと定めさせ、変換後の座標が物体領域画像の範囲外に該当する場合、実空間内の点が画像取得部の視野外であることを示す固定値を、実空間内の前記点および前記画像取得部の組み合わせにおけるスコアと定めさせる
付記27に記載の物体位置推定用情報作成プログラム。
実空間内の所定平面の各点毎に作成された位置推定用情報を用いて、対象物体が前記所定平面のどの位置に存在するかを推定する位置推定処理を実行させる
付記27に記載の物体位置推定用情報作成プロ
グラム。
4 記憶装置
5 データ処理装置
41 物体領域取得手段
42 スコア取得手段
43 視界状態判定手段
44 存在確率算出手段
45 推定用情報作成手段
51 カメラパラメータ記憶手段
52 隠れ情報記憶手段
53 実空間記憶手段
54 物体モデル記憶手段
Claims (39)
- 複数の画像取得手段がそれぞれ取得した各画像から、前記画像内で対象物体を表した領域を示す物体領域画像を作成する物体領域画像作成手段と、
複数の画像取得手段がそれぞれ取得した各画像内で実空間内の点がどの程度位置推定の対象となる対象物体らしく表されているかを示すスコアを、物体領域画像を参照することによって、画像取得手段と実空間内の点との組み合わせ毎に定めるスコア決定手段と、
画像取得手段に対して対象物体を隠す非対象物体がどこに存在するかを示す非対象物体存在情報を用いて、各画像取得手段から実空間内の各点までの視界状態を判定し、視界状態の判定結果に応じて、画像取得手段と実空間内の点との組み合わせ毎の、点が対象物体である場合および対象物体でない場合のスコアの確率密度関数を決定する視界状態判定手段と、
画像取得手段から実空間内の点までの視界状態の判定結果に応じた前記確率密度関数を統合して実空間内の点に対象物体が存在している存在確率を求める存在確率算出手段と、
存在確率算出手段が実空間内の各点について求めた存在確率に基づいて、実空間内の所定平面に対して所定の高さに配置されていることが既知である対象物体が前記所定平面のどの位置に存在するかを推定するための位置推定用情報を、前記所定平面の各点毎に作成する推定用情報作成手段とを備える
ことを特徴とする物体位置推定用情報作成装置。 - 視界状態判定手段は、画像取得手段が取得する画像内で非対象物体を表す領域の画素値が第1の画素値とされ、前記領域以外の領域の画素値が第2の画素値とされた二値画像である非対象物体二値画像を非対象物体存在情報として用いて、各画像取得手段から実空間内の各点までの視界状態を判定する
請求項1に記載の物体位置推定用情報作成装置。 - 視界状態判定手段は、
実空間内の点を画像取得手段に対応する二次元座標に変換し、
変換後の座標が非対象物体二値画像の範囲外である場合、前記画像取得手段から実空間内の前記点に対する視界状態が良好でないと判定し、
変換後の座標が非対象物体二値画像の範囲内のうち非対象物体以外の領域に該当する場合、前記画像取得手段から実空間内の前記点に対する視界状態が良好であると判定し、
変換後の座標が非対象物体二値画像の範囲内のうち非対象物体の領域に該当し、前記画像取得手段と実空間内の前記点との組み合わせにおけるスコアが閾値以上である場合、前記画像取得手段から実空間内の前記点に対する視界状態が良好であると判定し、
変換後の座標が非対象物体二値画像の範囲内のうち非対象物体の領域に該当し、前記画像取得手段と実空間内の前記点との組み合わせにおけるスコアが閾値未満である場合、前記画像取得手段から実空間内の前記点に対する視界状態が不明であると判定する
請求項2に記載の物体位置推定用情報作成装置。 - 物体領域画像作成手段は、各画素に0〜1の範囲の画素値が定められた物体領域画像を作成し、
スコア決定手段は、前記物体領域画像を参照して0〜1の範囲のスコアを決定し、
視界状態判定手段は、
画像取得手段から実空間内の点に対する視界状態が良好であると判定した場合、当該画像取得手段と実空間内の当該点との組み合わせに関して、前記点が対象物体である場合のスコアの確率密度関数として、スコアが1に近づくほど関数値が大きくなる確率密度関数を決定し、前記点が対象物体でない場合のスコアの確率密度関数として、スコアが0に近づくほど関数値が大きくなる確率密度関数を決定し、
画像取得手段から実空間内の点に対する視界状態が良好でないと判定した場合または視界状態が不明であると判定した場合に、前記点が対象物体である場合および対象物体でない場合のスコアの確率密度関数として、一様分布となる関数を決定する
請求項3に記載の物体位置推定用情報作成装置。 - 視界状態判定手段は、実空間内で非対象物体が占める三次元領域の情報を非対象物体存在情報として用いて、各画像取得手段から実空間内の各点までの視界状態を判定する
請求項1に記載の物体位置推定用情報作成装置。 - 視界状態判定手段は、
実空間内の点を画像取得手段に対応する二次元座標に変換し、
変換後の座標が画像取得手段に対応する物体領域画像の範囲外である場合、前記画像取得手段から実空間内の前記点に対する視界状態が良好でないと判定し、
変換後の座標が画像取得手段に対応する物体領域画像の範囲内であり、前記画像取得手段と実空間内の前記点との間に非対象物体が存在しない場合、前記画像取得手段から実空間内の前記点に対する視界状態が良好であると判定し、
変換後の座標が画像取得手段に対応する物体領域画像の範囲内であり、前記画像取得手段と実空間内の前記点との間に非対象物体が存在する場合、前記画像取得手段から実空間内の前記点に対する視界状態が良好でないと判定する
請求項5に記載の物体位置推定用情報作成装置。 - 物体領域画像作成手段は、各画素に0〜1の範囲の画素値が定められた物体領域画像を作成し、
スコア決定手段は、前記物体領域画像を参照して0〜1の範囲のスコアを決定し、
視界状態判定手段は、
画像取得手段から実空間内の点に対する視界状態が良好であると判定した場合、当該画像取得手段と実空間内の当該点との組み合わせに関して、前記点が対象物体である場合のスコアの確率密度関数として、スコアが1に近づくほど関数値が大きくなる確率密度関数を決定し、前記点が対象物体でない場合のスコアの確率密度関数として、スコアが0に近づくほど関数値が大きくなる確率密度関数を決定し、
画像取得手段から実空間内の点に対する視界状態が良好でないと判定した場合に、前記点が対象物体である場合および対象物体でない場合のスコアの確率密度関数として、一様分布となる関数を決定する
請求項6に記載の物体位置推定用情報作成装置。 - 物体領域画像作成手段は、各画素に0〜1の範囲の画素値が定められた物体領域画像を作成し、
スコア決定手段は、前記物体領域画像を参照して0〜1の範囲のスコアを決定し、
視界状態判定手段は、
実空間内の点を画像取得手段に対応する二次元座標に変換し、
変換後の座標が非対象物体二値画像の範囲外である場合、前記画像取得手段と実空間内の前記点との組み合わせに関して、前記点が対象物体である場合および対象物体でない場合のスコアの確率密度関数として、一様分布となる関数を決定し、
変換後の座標が非対象物体二値画像の範囲内のうち非対象物体以外の領域に該当する場合、前記画像取得手段と実空間内の前記点との組み合わせに関して、前記点が対象物体である場合のスコアの確率密度関数として、スコアが1に近づくほど関数値が大きくなる確率密度関数を決定し、前記点が対象物体でない場合のスコアの確率密度関数として、スコアが0に近づくほど関数値が大きくなる確率密度関数を決定し、
変換後の座標が非対象物体二値画像の範囲内のうち非対象物体の領域に該当する場合、
前記画像取得手段と実空間内の前記点との組み合わせに関して、前記点が対象物体である場合のスコアの確率密度関数として、関数値の変化幅がスコア決定手段に決定されたスコアに応じた変化幅でありスコアが1に近づくほど関数値が大きくなる確率密度関数を決定し、前記点が対象物体でない場合のスコアの確率密度関数として、関数値の変化幅がスコア決定手段に決定されたスコアに応じた変化幅でありスコアが0に近づくほど関数値が大きくなる確率密度関数を決定する
請求項2に記載の物体位置推定用情報作成装置。 - 存在確率算出手段は、画像取得手段と実空間内の点との組み合わせ毎に決定されたスコアと、点に対象物体が存在する場合のスコアの確率密度関数と、点に対象物体が存在しない場合のスコアの確率密度関数とから、実空間内の点毎に、対象物体が存在する事後確率と、対象物体が存在しない事後確率とを計算し、
推定用情報作成手段は、存在確率算出手段が計算した事後確率を用いて位置推定用情報を作成する
請求項4、請求項7または請求項8に記載の物体位置推定用情報作成装置。 - 推定用情報作成手段は、
実空間内の点毎に、対象物体が存在する事後確率と対象物体が存在しない事後確率とを比較し、対象物体が存在する事後確率の方が大きいという条件を満たしていれば、実空間内の点における対象物体の有無判定結果を示す物体情報として物体ありを意味する所定値を定め、前記条件を満たしていなければ物体情報として0を定め、
実空間内の所定平面の点毎に、当該点に対象物体が位置する場合における当該対象物体が占める領域と特定し、当該領域内の各点の物体情報を加算することにより位置推定用情報を作成する
請求項9に記載の物体位置推定用情報作成装置。 - 物体領域画像作成手段は、画像取得手段が取得した画像の画素に物体が存在する確率を0〜1の範囲で計算し、画像取得手段が取得した画像の各画素に対応する物体領域画像の各画素の画素値を前記確率の値と定めることにより物体領域画像を作成する
請求項1から請求項10のうちのいずれか1項に記載の物体位置推定用情報作成装置。 - スコア決定手段は、実空間内の点を画像取得手段に対応する二次元座標に変換し、変換後の座標が物体領域画像の範囲内に該当する場合、当該変換後の座標が示す物体領域画像の画素の画素値を、実空間内の前記点および前記画像取得手段の組み合わせにおけるスコアと定め、変換後の座標が物体領域画像の範囲外に該当する場合、実空間内の点が画像取得手段の視野外であることを示す固定値を、実空間内の前記点および前記画像取得手段の組み合わせにおけるスコアと定める
請求項1から請求項11のうちのいずれか1項に記載の物体位置推定用情報作成装置。 - 実空間内の所定平面の各点毎に作成された位置推定用情報を用いて、対象物体が前記所定平面のどの位置に存在するかを推定する位置推定手段を備える
請求項1から請求項12のうちのいずれか1項に記載の物体位置推定用情報作成装置。 - 複数の画像取得手段がそれぞれ取得した各画像から、前記画像内で対象物体を表した領域を示す物体領域画像を作成し、
複数の画像取得手段がそれぞれ取得した各画像内で実空間内の点がどの程度位置推定の対象となる対象物体らしく表されているかを示すスコアを、物体領域画像を参照することによって、画像取得手段と実空間内の点との組み合わせ毎に定め、
画像取得手段に対して対象物体を隠す非対象物体がどこに存在するかを示す非対象物体存在情報を用いて、各画像取得手段から実空間内の各点までの視界状態を判定し、視界状態の判定結果に応じて、画像取得手段と実空間内の点との組み合わせ毎の、点が対象物体である場合および対象物体でない場合のスコアの確率密度関数を決定し、
画像取得手段から実空間内の点までの視界状態の判定結果に応じた前記確率密度関数を統合して実空間内の点に対象物体が存在している存在確率を求め、
実空間内の各点について求めた存在確率に基づいて、実空間内の所定平面に対して所定の高さに配置されていることが既知である対象物体が前記所定平面のどの位置に存在するかを推定するための位置推定用情報を、前記所定平面の各点毎に作成する
ことを特徴とする物体位置推定用情報作成方法。 - 画像取得手段が取得する画像内で非対象物体を表す領域の画素値が第1の画素値とされ、前記領域以外の領域の画素値が第2の画素値とされた二値画像である非対象物体二値画像を非対象物体存在情報として用いて、各画像取得手段から実空間内の各点までの視界状態を判定する
請求項14に記載の物体位置推定用情報作成方法。 - 視界状態を判定を判定するときに、
実空間内の点を画像取得手段に対応する二次元座標に変換し、
変換後の座標が非対象物体二値画像の範囲外である場合、前記画像取得手段から実空間内の前記点に対する視界状態が良好でないと判定し、
変換後の座標が非対象物体二値画像の範囲内のうち非対象物体以外の領域に該当する場合、前記画像取得手段から実空間内の前記点に対する視界状態が良好であると判定し、
変換後の座標が非対象物体二値画像の範囲内のうち非対象物体の領域に該当し、前記画像取得手段と実空間内の前記点との組み合わせにおけるスコアが閾値以上である場合、前記画像取得手段から実空間内の前記点に対する視界状態が良好であると判定し、
変換後の座標が非対象物体二値画像の範囲内のうち非対象物体の領域に該当し、前記画像取得手段と実空間内の前記点との組み合わせにおけるスコアが閾値未満である場合、前記画像取得手段から実空間内の前記点に対する視界状態が不明であると判定する
請求項15に記載の物体位置推定用情報作成方法。 - 各画素に0〜1の範囲の画素値が定められた物体領域画像を作成し、
前記物体領域画像を参照して0〜1の範囲のスコアを決定し、
画像取得手段から実空間内の点に対する視界状態が良好であると判定した場合、当該画像取得手段と実空間内の当該点との組み合わせに関して、前記点が対象物体である場合のスコアの確率密度関数として、スコアが1に近づくほど関数値が大きくなる確率密度関数を決定し、前記点が対象物体でない場合のスコアの確率密度関数として、スコアが0に近づくほど関数値が大きくなる確率密度関数を決定し、
画像取得手段から実空間内の点に対する視界状態が良好でないと判定した場合または視界状態が不明であると判定した場合に、前記点が対象物体である場合および対象物体でない場合のスコアの確率密度関数として、一様分布となる関数を決定する
請求項16に記載の物体位置推定用情報作成方法。 - 実空間内で非対象物体が占める三次元領域の情報を非対象物体存在情報として用いて、各画像取得手段から実空間内の各点までの視界状態を判定する
請求項14に記載の物体位置推定用情報作成方法。 - 視界状態を判定を判定するときに、
実空間内の点を画像取得手段に対応する二次元座標に変換し、
変換後の座標が画像取得手段に対応する物体領域画像の範囲外である場合、前記画像取得手段から実空間内の前記点に対する視界状態が良好でないと判定し、
変換後の座標が画像取得手段に対応する物体領域画像の範囲内であり、前記画像取得手段と実空間内の前記点との間に非対象物体が存在しない場合、前記画像取得手段から実空間内の前記点に対する視界状態が良好であると判定し、
変換後の座標が画像取得手段に対応する物体領域画像の範囲内であり、前記画像取得手段と実空間内の前記点との間に非対象物体が存在する場合、前記画像取得手段から実空間内の前記点に対する視界状態が良好でないと判定する
請求項18に記載の物体位置推定用情報作成方法。 - 各画素に0〜1の範囲の画素値が定められた物体領域画像を作成し、
前記物体領域画像を参照して0〜1の範囲のスコアを決定し、
画像取得手段から実空間内の点に対する視界状態が良好であると判定した場合、当該画像取得手段と実空間内の当該点との組み合わせに関して、前記点が対象物体である場合のスコアの確率密度関数として、スコアが1に近づくほど関数値が大きくなる確率密度関数を決定し、前記点が対象物体でない場合のスコアの確率密度関数として、スコアが0に近づくほど関数値が大きくなる確率密度関数を決定し、
画像取得手段から実空間内の点に対する視界状態が良好でないと判定した場合に、前記点が対象物体である場合および対象物体でない場合のスコアの確率密度関数として、一様分布となる関数を決定する
請求項19に記載の物体位置推定用情報作成方法。 - 各画素に0〜1の範囲の画素値が定められた物体領域画像を作成し、
前記物体領域画像を参照して0〜1の範囲のスコアを決定し、
実空間内の点を画像取得手段に対応する二次元座標に変換し、
変換後の座標が非対象物体二値画像の範囲外である場合、前記画像取得手段と実空間内の前記点との組み合わせに関して、前記点が対象物体である場合および対象物体でない場合のスコアの確率密度関数として、一様分布となる関数を決定し、
変換後の座標が非対象物体二値画像の範囲内のうち非対象物体以外の領域に該当する場合、前記画像取得手段と実空間内の前記点との組み合わせに関して、前記点が対象物体である場合のスコアの確率密度関数として、スコアが1に近づくほど関数値が大きくなる確率密度関数を決定し、前記点が対象物体でない場合のスコアの確率密度関数として、スコアが0に近づくほど関数値が大きくなる確率密度関数を決定し、
変換後の座標が非対象物体二値画像の範囲内のうち非対象物体の領域に該当する場合、
前記画像取得手段と実空間内の前記点との組み合わせに関して、前記点が対象物体である場合のスコアの確率密度関数として、関数値の変化幅が決定したスコアに応じた変化幅でありスコアが1に近づくほど関数値が大きくなる確率密度関数を決定し、前記点が対象物体でない場合のスコアの確率密度関数として、関数値の変化幅が決定したスコアに応じた変化幅でありスコアが0に近づくほど関数値が大きくなる確率密度関数を決定する
請求項15に記載の物体位置推定用情報作成方法。 - 実空間内の点に対象物体が存在している存在確率を求めるときに、
画像取得手段と実空間内の点との組み合わせ毎に決定されたスコアと、点に対象物体が存在する場合のスコアの確率密度関数と、点に対象物体が存在しない場合のスコアの確率密度関数とから、実空間内の点毎に、対象物体が存在する事後確率と、対象物体が存在しない事後確率とを計算し、
対象物体が存在する事後確率と対象物体が存在しない事後確率とを用いて位置推定用情報を作成する
請求項17、請求項20または請求項21に記載の物体位置推定用情報作成方法。 - 実空間内の点毎に、対象物体が存在する事後確率と対象物体が存在しない事後確率とを比較し、対象物体が存在する事後確率の方が大きいという条件を満たしていれば、実空間内の点における対象物体の有無判定結果を示す物体情報として物体ありを意味する所定値を定め、前記条件を満たしていなければ物体情報として0を定め、
実空間内の所定平面の点毎に、当該点に対象物体が位置する場合における当該対象物体が占める領域と特定し、当該領域内の各点の物体情報を加算することにより位置推定用情報を作成する
請求項22に記載の物体位置推定用情報作成方法。 - 画像取得手段が取得した画像の画素に物体が存在する確率を0〜1の範囲で計算し、画像取得手段が取得した画像の各画素に対応する物体領域画像の各画素の画素値を前記確率の値と定めることにより物体領域画像を作成する
請求項14から請求項23のうちのいずれか1項に記載の物体位置推定用情報作成方法。 - 実空間内の点を画像取得手段に対応する二次元座標に変換し、変換後の座標が物体領域画像の範囲内に該当する場合、当該変換後の座標が示す物体領域画像の画素の画素値を、実空間内の前記点および前記画像取得手段の組み合わせにおけるスコアと定め、変換後の座標が物体領域画像の範囲外に該当する場合、実空間内の点が画像取得手段の視野外であることを示す固定値を、実空間内の前記点および前記画像取得手段の組み合わせにおけるスコアと定める
請求項14から請求項24のうちのいずれか1項に記載の物体位置推定用情報作成方法。 - 実空間内の所定平面の各点毎に作成された位置推定用情報を用いて、対象物体が前記所定平面のどの位置に存在するかを推定する
請求項14から請求項25のうちのいずれか1項に記載の物体位置推定用情報作成方法。 - コンピュータに、
複数の画像取得手段がそれぞれ取得した各画像から、前記画像内で対象物体を表した領域を示す物体領域画像を作成する物体領域画像作成処理、
複数の画像取得手段がそれぞれ取得した各画像内で実空間内の点がどの程度位置推定の対象となる対象物体らしく表されているかを示すスコアを、物体領域画像を参照することによって、画像取得手段と実空間内の点との組み合わせ毎に定めるスコア決定処理、
画像取得手段に対して対象物体を隠す非対象物体がどこに存在するかを示す非対象物体存在情報を用いて、各画像取得手段から実空間内の各点までの視界状態を判定し、視界状態の判定結果に応じて、画像取得手段と実空間内の点との組み合わせ毎の、点が対象物体である場合および対象物体でない場合のスコアの確率密度関数を決定する視界状態判定処理、
画像取得手段から実空間内の点までの視界状態の判定結果に応じた前記確率密度関数を統合して実空間内の点に対象物体が存在している存在確率を求める存在確率算出処理、および、
存在確率算出処理で実空間内の各点について求めた存在確率に基づいて、実空間内の所定平面に対して所定の高さに配置されていることが既知である対象物体が前記所定平面のどの位置に存在するかを推定するための位置推定用情報を、前記所定平面の各点毎に作成する推定用情報作成処理
を実行させるための物体位置推定用情報作成プログラム。 - コンピュータに、
視界状態判定処理で、画像取得手段が取得する画像内で非対象物体を表す領域の画素値が第1の画素値とされ、前記領域以外の領域の画素値が第2の画素値とされた二値画像である非対象物体二値画像を非対象物体存在情報として用いて、各画像取得手段から実空間内の各点までの視界状態を判定させる
請求項27に記載の物体位置推定用情報作成プログラム。 - コンピュータに、
視界状態判定処理で、
実空間内の点を画像取得手段に対応する二次元座標に変換させ、
変換後の座標が非対象物体二値画像の範囲外である場合、前記画像取得手段から実空間内の前記点に対する視界状態が良好でないと判定させ、
変換後の座標が非対象物体二値画像の範囲内のうち非対象物体以外の領域に該当する場合、前記画像取得手段から実空間内の前記点をに対する視界状態が良好であると判定させ、
変換後の座標が非対象物体二値画像の範囲内のうち非対象物体の領域に該当し、前記画像取得手段と実空間内の前記点との組み合わせにおけるスコアが閾値以上である場合、前記画像取得手段から実空間内の前記点に対する視界状態が良好であると判定させ、
変換後の座標が非対象物体二値画像の範囲内のうち非対象物体の領域に該当し、前記画像取得手段と実空間内の前記点との組み合わせにおけるスコアが閾値未満である場合、前記画像取得手段から実空間内の前記点に対する視界状態が不明であると判定させる
請求項28に記載の物体位置推定用情報作成プログラム。 - コンピュータに、
物体領域画像作成処理で、各画素に0〜1の範囲の画素値が定められた物体領域画像を作成させ、
スコア決定処理で、前記物体領域画像を参照して0〜1の範囲のスコアを決定させ、
視界状態判定処理で、
画像取得手段から実空間内の点に対する視界状態が良好であると判定した場合、当該画像取得手段と実空間内の当該点との組み合わせに関して、前記点が対象物体である場合のスコアの確率密度関数として、スコアが1に近づくほど関数値が大きくなる確率密度関数を決定させ、前記点が対象物体でない場合のスコアの確率密度関数として、スコアが0に近づくほど関数値が大きくなる確率密度関数を決定させ、
画像取得手段から実空間内の点に対する視界状態が良好でないと判定した場合または視界状態が不明であると判定した場合に、前記点が対象物体である場合および対象物体でない場合のスコアの確率密度関数として、一様分布となる関数を決定させる
請求項29に記載の物体位置推定用情報作成プログラム。 - コンピュータに、
視界状態判定処理で、実空間内で非対象物体が占める三次元領域の情報を非対象物体存在情報として用いて、各画像取得手段から実空間内の各点までの視界状態を判定させる
請求項27に記載の物体位置推定用情報作成プログラム。 - コンピュータに、
視界状態判定処理で、
実空間内の点を画像取得手段に対応する二次元座標に変換させ、
変換後の座標が画像取得手段に対応する物体領域画像の範囲外である場合、前記画像取得手段から実空間内の前記点に対する視界状態が良好でないと判定させ、
変換後の座標が画像取得手段に対応する物体領域画像の範囲内であり、前記画像取得手段と実空間内の前記点との間に非対象物体が存在しない場合、前記画像取得手段から実空間内の前記点に対する視界状態が良好であると判定させ、
変換後の座標が画像取得手段に対応する物体領域画像の範囲内であり、前記画像取得手段と実空間内の前記点との間に非対象物体が存在する場合、前記画像取得手段から実空間内の前記点に対する視界状態が良好でないと判定させる
請求項31に記載の物体位置推定用情報作成プログラム。 - コンピュータに、
物体領域画像作成処理で、各画素に0〜1の範囲の画素値が定められた物体領域画像を作成させ、
スコア決定処理で、前記物体領域画像を参照して0〜1の範囲のスコアを決定させ、
視界状態判定処理で、
画像取得手段から実空間内の点に対する視界状態が良好であると判定した場合、当該画像取得手段と実空間内の当該点との組み合わせに関して、前記点が対象物体である場合のスコアの確率密度関数として、スコアが1に近づくほど関数値が大きくなる確率密度関数を決定させ、前記点が対象物体でない場合のスコアの確率密度関数として、スコアが0に近づくほど関数値が大きくなる確率密度関数を決定させ、
画像取得手段から実空間内の点に対する視界状態が良好でないと判定した場合に、前記点が対象物体である場合および対象物体でない場合のスコアの確率密度関数として、一様分布となる関数を決定させる
請求項32に記載の物体位置推定用情報作成プログラム。 - コンピュータに、
物体領域画像作成処理で、各画素に0〜1の範囲の画素値が定められた物体領域画像を作成させ、
スコア決定処理で、前記物体領域画像を参照して0〜1の範囲のスコアを決定させ、
視界状態判定処理で、
実空間内の点を画像取得手段に対応する二次元座標に変換させ、
変換後の座標が非対象物体二値画像の範囲外である場合、前記画像取得手段と実空間内の前記点との組み合わせに関して、前記点が対象物体である場合および対象物体でない場合のスコアの確率密度関数として、一様分布となる関数を決定させ、
変換後の座標が非対象物体二値画像の範囲内のうち非対象物体以外の領域に該当する場合、前記画像取得手段と実空間内の前記点との組み合わせに関して、前記点が対象物体である場合のスコアの確率密度関数として、スコアが1に近づくほど関数値が大きくなる確率密度関数を決定させ、前記点が対象物体でない場合のスコアの確率密度関数として、スコアが0に近づくほど関数値が大きくなる確率密度関数を決定させ、
変換後の座標が非対象物体二値画像の範囲内のうち非対象物体の領域に該当する場合、前記画像取得手段と実空間内の前記点との組み合わせに関して、前記点が対象物体である場合のスコアの確率密度関数として、関数値の変化幅がスコア決定処理で決定したスコアに応じた変化幅でありスコアが1に近づくほど関数値が大きくなる確率密度関数を決定させ、前記点が対象物体でない場合のスコアの確率密度関数として、関数値の変化幅がスコア決定処理で決定したスコアに応じた変化幅でありスコアが0に近づくほど関数値が大きくなる確率密度関数を決定させる
請求項28に記載の物体位置推定用情報作成プログラム。 - コンピュータに、
存在確率算出処理で、画像取得手段と実空間内の点との組み合わせ毎に決定されたスコアと、点に対象物体が存在する場合のスコアの確率密度関数と、点に対象物体が存在しない場合のスコアの確率密度関数とから、実空間内の点毎に、対象物体が存在する事後確率と、対象物体が存在しない事後確率とを計算させ、
推定用情報作成処理で、存在確率算出処理で計算した事後確率を用いて位置推定用情報を作成させる
請求項30、請求項33または請求項34に記載の物体位置推定用情報作成プログラム。 - コンピュータに、
推定用情報作成処理で、
実空間内の点毎に、対象物体が存在する事後確率と対象物体が存在しない事後確率とを比較させ、対象物体が存在する事後確率の方が大きいという条件を満たしていれば、実空間内の点における対象物体の有無判定結果を示す物体情報として物体ありを意味する所定値を定めさせ、前記条件を満たしていなければ物体情報として0を定めさせ、
実空間内の所定平面の点毎に、当該点に対象物体が位置する場合における当該対象物体が占める領域と特定し、当該領域内の各点の物体情報を加算することにより位置推定用情報を作成させる
請求項35に記載の物体位置推定用情報作成プログラム。 - コンピュータに、
物体領域画像作成処理で、画像取得手段が取得した画像の画素に物体が存在する確率を0〜1の範囲で計算させ、画像取得手段が取得した画像の各画素に対応する物体領域画像の各画素の画素値を前記確率の値と定めることにより物体領域画像を作成させる
請求項27から請求項36のうちのいずれか1項に記載の物体位置推定用情報作成プログラム。 - コンピュータに、
スコア決定処理で、実空間内の点を画像取得手段に対応する二次元座標に変換させ、変換後の座標が物体領域画像の範囲内に該当する場合、当該変換後の座標が示す物体領域画像の画素の画素値を、実空間内の前記点および前記画像取得手段の組み合わせにおけるスコアと定めさせ、変換後の座標が物体領域画像の範囲外に該当する場合、実空間内の点が画像取得手段の視野外であることを示す固定値を、実空間内の前記点および前記画像取得手段の組み合わせにおけるスコアと定めさせる
請求項27から請求項37のうちのいずれか1項に記載の物体位置推定用情報作成プログラム。 - コンピュータに、
実空間内の所定平面の各点毎に作成された位置推定用情報を用いて、対象物体が前記所定平面のどの位置に存在するかを推定する位置推定処理を実行させる
請求項27から請求項38のうちのいずれか1項に記載の物体位置推定用情報作成プロ
グラム。
Priority Applications (1)
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