JPWO2010050051A1 - 記録媒体再生装置、記録媒体再生方法、記録媒体再生プログラムおよび記録媒体再生プログラムを格納した記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】コンテンツのデータと、該データに関するバイトコードとが記録された記録媒体の再生再開時に追加部品などが不要で待ち時間にユーザを退屈させることがない記録媒体再生装置、記録媒体再生方法、記録媒体再生プログラムおよび記録媒体再生プログラムを格納した記録媒体を提供する。【解決手段】光ディスク17がコンテンツのデータと、該データに関するバイトコードとが記録されたディスクである場合、再生が中断された際にはその中断した位置をマイクロコンピュータ13内に記憶して、再生が再開した際には、まず、メモリ10に再生中断した位置よりも1分程度前の位置のデータを格納し、その後、バイトコードをコンパイルしたアプリケーションプログラムのロードとリジューム位置へのサーチを行うとともにメモリ10に格納したデータを再生する。【選択図】図1
Description
本発明は、コンテンツのデータと、該データに関するバイトコードとが記録された記録媒体を再生する記録媒体再生装置、記録媒体再生方法、記録媒体再生プログラムおよび記録媒体再生プログラムを格納した記録媒体に関する。
従来、光ディスクなどの記録媒体に記録された音楽や映画などのコンテンツを、再生装置で再生中に一旦再生を中断して、その後再生を再開する際には中断した位置から再生を再開させる所謂リジューム機能が搭載されている再生装置が多い。この種のリジューム機能は、例えば、再生を中断した位置の記録媒体中のアドレスなどを記憶して、再生が再開した際にはそのアドレスを直接読み出すことで実現されている。
近年、例えば、ブルーレイディスク規格に定められたBD−Jなどのように、記録媒体にコンテンツのデータと、該データに関するバイトコードとが記録され、バイトコードをプログラムに変換して、そのプログラムによって再生を制御して対話型のコンテンツにも対応させた光ディスクのフォーマットが提案されており、また特許文献1にそのような光ディスクに対応した再生装置が記載されている。
上述したBD−Jなどのような、コンテンツのデータと、該データに関するバイトコードとが記録された記録媒体は、バイトコードを変換したプログラムで再生が制御されるので、従来のように再生装置が記録媒体のアドレスを直接指定してコンテンツのデータを直接読み出すことが困難であり、再生再開するためにまずバイトコード読み込んでからプログラムに変換して、その後、中断した位置までチャプタスキップや早送りなどを行ってサーチする必要があった。つまり、コンテンツのデータと、該データに関するバイトコードとが記録された記録媒体においては従来行われていたようなリジューム機能を実現するのは困難であった。
上述したバイトコードをプログラムに変換した後のチャプタスキップや早送りなどを行うサーチは従来ユーザが手動で行っていたが、再生を中断した位置を記憶することは可能であるのでチャプタスキップや早送りなどを自動化することで再生を中断した位置から再生再開することは可能である。しかしながら、この場合、プログラムの読み込みや早送り動作等に時間がかかり、再生再開までの待ち時間が長くなってしまいユーザが退屈してしまうという問題があった。
リジューム時の待ち時間を短縮する方法としては、特許文献2に記載の読み出し装置が提案されている。特許文献2に記載の読み出し装置は、リジューム再生する位置から所定期間を予めハードディスクに格納することにより、リジューム時の待ち時間を短縮している。
特開2006−294139号公報
特開2007−193864号公報
しかしながら、特許文献2の方法を、BD−Jなどのような自身に記録されたバイトコードをプログラムに変換して再生を制御する記録媒体を再生する再生装置に適用しようとすると、コンテンツだけでなくバイトコード又はプログラムもハードディスクに格納する必要があるが、車載機器や携帯機器などの小型化や可搬性の高さが求められる機器においては、ハードディスクなどの記憶手段を設けるのが困難となることが多い。
そこで、本発明は、コンテンツのデータと、該データに関するバイトコードとが記録された記録媒体の再生再開時にコストアップを抑制しつつ待ち時間にユーザを退屈させることがない記録媒体再生装置、記録媒体再生方法、記録媒体再生プログラムおよび記録媒体再生プログラムを格納した記録媒体を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の記録媒体再生装置は、コンテンツのデータと、該データに関するバイトコードとが記録された記録媒体から前記データと前記バイトコードとを読み取り可能な読取手段と、前記バイトコードを前記データの制御プログラムに変換する変換手段と、前記制御プログラムに基づいて前記データを再生する再生手段と、を備えた記録媒体再生装置であって、前記コンテンツのデータを格納する格納手段と、前記再生手段が再生を中断する際に、前記記録媒体の再生位置を記憶する再生位置記憶手段と、前記再生位置記憶手段が記憶した位置までサーチするサーチ手段と、前記記録媒体の再生再開時に、まず、前記読取手段に前記記録媒体から前記コンテンツのデータを直接読み出させて前記格納手段に格納させて、その後、前記変換手段に前記バイトコードを前記制御プログラムに変換させて前記サーチ手段に前記再生位置記憶手段が記憶した位置までサーチさせるとともに前記格納手段に格納したデータを前記再生手段に再生させる再開制御手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項6に記載の記録媒体再生方法は、コンテンツのデータと、該データに関するバイトコードとが記録された記録媒体から前記データと前記バイトコードとを読み取って、前記バイトコードを前記データの制御プログラムに変換し、前記制御プログラムに基づいて前記データを再生する記録媒体再生方法であって、再生を中断する際に、前記記録媒体の再生位置を記憶して、前記記録媒体の再生再開時に、まず、前記記録媒体から前記コンテンツのデータを直接読み出して前記コンテンツのデータを格納して、その後、前記バイトコードを前記制御プログラムに変換して記憶した再生位置までサーチさせるとともに格納した前記コンテンツのデータを再生することを特徴としている。
請求項7に記載の記録媒体再生プログラムは、コンテンツのデータと、該データに関するバイトコードとが記録された記録媒体から前記データと前記バイトコードとを読み取り可能な読取手段と、前記バイトコードを前記データの制御プログラムに変換する変換手段と、前記制御プログラムに基づいて前記データを再生する再生手段と、してコンピュータを機能させる記録媒体再生プログラムであって、前記コンテンツのデータを格納する格納手段と、前記再生手段が再生を中断する際に、前記記録媒体の再生位置を記憶する再生位置記憶手段と、前記再生位置記憶手段が記憶した位置までサーチするサーチ手段と、前記記録媒体の再生再開時に、まず、前記読取手段に前記記録媒体から前記コンテンツのデータを直接読み出させて前記格納手段に格納させて、その後、前記変換手段に前記バイトコードを前記制御プログラムに変換させて前記サーチ手段に前記再生位置記憶手段が記憶した位置までサーチさせるとともに前記格納手段に格納したデータを前記再生手段に再生させる再開制御手段と、して前記コンピュータを機能させることを特徴としている。
1 光ディスク再生装置(記録媒体再生装置)
10 メモリ(格納手段)
13 マイクロコンピュータ(再生位置記憶手段、再開制御手段)
17 光ディスク(記録媒体)
20 再生部(読取手段、再生手段、サーチ手段)
10 メモリ(格納手段)
13 マイクロコンピュータ(再生位置記憶手段、再開制御手段)
17 光ディスク(記録媒体)
20 再生部(読取手段、再生手段、サーチ手段)
以下、本発明の一実施形態にかかる記録媒体再生装置を説明する。本発明の一実施形態にかかる記録媒体再生装置は、コンテンツのデータと、該データに関するバイトコードとが記録された記録媒体の再生中断時には再生を中断した位置を再生位置記憶手段に記憶して、中断後の再生再開時に、再開制御手段が、まず、再生手段に記録媒体に記録されているコンテンツのデータを直接読み出させて格納手段に格納させて、その後、記録媒体に記録されているバイトコードを読み込んで変換手段に制御プログラムに変換させてからサーチ手段を再生位置記憶手段が記憶した位置までサーチさせるとともに格納手段に格納されているコンテンツのデータを再生手段に再生させているので、例えば、振動などで再生が途切れないようにするためのバッファメモリなどが設けられていれば、それを格納手段として用いることで、ハードディスクの追加などのコストアップが抑えられ、再生再開までの待ち時間にコンテンツのデータを再生することができ、ユーザを退屈させることがない。
また、再開制御手段が、再生を中断した位置よりも前のコンテンツのデータを格納手段に格納してもよい。このようにすることにより、サーチ中は再生中断よりも前の内容、つまり過去に再生した内容を確認した上で再開後のコンテンツを視聴することができる。
また、再開制御手段は、前記再生位置記憶手段が記憶した位置までサーチ手段がサーチするのに要する時間を推測するとともに、再生を中断した位置より推測した時間分遡った位置から前記格納手段に格納してもよい。このようにすることにより、格納手段に格納したデータから引き続いて本来の再開位置から再生が再開される際に違和感が少なく連続して再生再開することができる。
また、再開制御手段が、再生を中断した位置以降に再生されるコンテンツのデータを格納手段に格納してもよい。このようにすることにより、これから中断された位置からの続きや、その先のコンテンツの内容を予告的に再生することができる。
また、再開制御手段が、格納手段に格納されたデータを、動画像または静止画像として再生手段に再生させてもよい。このようにすることにより、動画像を再生する以外に静止画像として、例えばスライドショー表示を行うことができる。
また、本発明の一実施形態にかかる記録媒体再生方法は、コンテンツのデータと、該データに関するバイトコードとが記録された記録媒体の再生中断時には再生を中断した位置を記憶して、中断後の再生再開時に、まず、記録媒体に記録されているコンテンツのデータを直接読み出して記憶し、記録媒体に記録されているコンテンツのデータを記憶して、その後、記録媒体に記録されているバイトコードを読み込んで制御プログラムに変換してから記憶した再生中断位置までサーチするとともに記憶したコンテンツのデータを再生しているので、例えば、振動などで再生が途切れないようにするためのバッファメモリなどが設けられていれば、それにコンテンツのデータを記憶することで、ハードディスクの追加などのコストアップが抑えられ、再生再開までの待ち時間にコンテンツのデータを再生することができ、ユーザを退屈させることがない。
また、本発明の一実施形態にかかる記録媒体再生プログラムは、コンテンツのデータと、該データに関するバイトコードとが記録された記録媒体の再生中断時には再生を中断した位置を再生位置記憶手段に記憶して、中断後の再生再開時に、再開制御手段が、まず、再生手段に記録媒体に記録されている前記コンテンツのデータを直接読み出させて格納手段に格納させて、その後、記録媒体に記録されているバイトコードを読み込んで変換手段に制御プログラムに変換させてからサーチ手段を再生位置記憶手段が記憶した位置までサーチさせるとともに格納手段に格納されているコンテンツのデータを再生手段に再生させているので、例えば、振動などで再生が途切れないようにするためのバッファメモリなどが設けられていれば、それを格納手段として用いることで、ハードディスクの追加などのコストアップが抑えられ、再生再開までの待ち時間にコンテンツのデータを再生することができ、ユーザを退屈させることがない。
また、上述した記録媒体再生プログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよい。このようにすることにより、記録媒体再生プログラムを機器に組み込む以外に単体でも流通させることができ、バージョンアップ等も容易に行える。
本発明の一実施例にかかる記録媒体再生装置としての光ディスク再生装置1を図1乃至図3を参照して説明する。光ディスク再生装置1は、図1に示すようにディスクモータ2と、光ピックアップ3と、キャリッジモータ4と、リードスクリュー5と、RFアンプ6と、サーボ信号処理部7と、ドライバ8と、音声/映像信号処理部9と、メモリ10と、DAコンバータ12と、マイクロコンピュータ13と、音声信号/映像信号出力端子14と、操作部15と、表示部16と、を備え、上述したBD−Jのようなコンテンツのデータと、該データに関するバイトコードとが記録された記録媒体と、そうでない記録媒体(例えば通常のDVD−videoやBD−videoなど)と、が再生可能となっている。
ディスクモータ2は、光ディスク再生装置1にセットされた光ディスク17を回転させるためのモータであり、スピンドルモータなどで構成されている。
光ピックアップ3は、光ディスク17に照射するレーザ光を発生させるレーザダイオードや、光ディスク17上にレーザダイオードからのレーザ光を集光するための対物レンズ、サーボ信号処理部7からの信号によりフォーカス方向やトラッキング方向に対物レンズを駆動するためのアクチュエータおよび光ディスク17から反射された反射光を受けるフォトダイオードや、レーザ光を対物レンズへ導いたり、反射光を受光器へ導く光学系などを備え、フォトダイオードの出力から光ディスク17に記録されている映像や音楽などのトラックデータを含むRF信号やフォーカスエラー信号およびトラッキングエラー信号などを生成しRFアンプ6へ出力する。
キャリッジモータ4は、後述するリードスクリュー5を通じて光ピックアップ3を光ディスク17の径方向に移動させるためのモータでありステッピングモータなどで構成されている。
リードスクリュー5は、円柱状に形成されてその外周面にネジ溝とネジ山が形成され、光ディスク17の径方向と平行に設置されている。リードスクリュー5は、キャリッジモータ4の回転軸と機械的に接続されておりキャリッジモータ4の回転に合わせて回転する。リードスクリュー5のネジ溝やネジ山は光ピックアップ3に形成された図示しないネジ山やネジ溝と噛み合っており、リードスクリュー5が回転することで光ピックアップ3が光ディスク17の径方向に沿って移動する。
RFアンプ6は、光ピックアップ3から入力される信号を所定の値に増幅し、サーボ信号処理部7へ出力する。
サーボ信号処理部7は、RFアンプ6から入力されるフォーカスエラー信号やトラッキングエラー信号などの制御信号を基に光ピックアップ3のアクチュエータを駆動させてフォーカスおよびトラッキングの制御などを行い光ディスク17に記録された情報を正確に読めるようにする。また、入力されたフォーカスエラー信号のレベルをマイクロコンピュータ13へ出力する。さらに、光ディスク17に記録された映像や音楽などを含むRF信号をアナログ/デジタル変換して音声/映像信号処理部9へ出力する。
ドライバ8は、サーボ信号処理部7から入力された信号からディスクモータ2および光ピックアップ3のアクチュエータおよびキャリッジモータ4への駆動信号を生成し出力する。
音声/映像信号処理部9は、サーボ信号処理部7から入力された信号にエラー訂正などを行った後復調やデコードを行いメモリ10へ出力する。そしてマイクロコンピュータ13からの要求に従ってメモリ10から読み出してDAコンバータ12へ出力する。
格納手段としてのメモリ10は、振動などによって再生が途切れないように所定量一時的に音声/映像信号処理部9で再生された映像や音声などのデータを格納するためのメモリであり、半導体メモリで構成される。なお、本実施例においては、後述するリジューム時の待ち時間(再生再開までの待ち時間)に光ディスク17から読み出されたコンテンツのデータが格納される。
DAコンバータ12は、メモリ10に格納されたデータが入力され、そのデジタル信号であるデータをアナログ信号に変換し音声信号/映像信号出力端子14から出力する。
変換手段、再生位置記憶手段、再開制御手段としてのマイクロコンピュータ13は、CPU(Central Processing Unit)と、RAM(Random Access Memory)と、ROM(Read Only Memory)とを内蔵し、光ディスク17の挿入や排出、再生や停止およびトラックサーチなどの各操作における光ディスク再生装置1全体の制御など行う。また、マイクロコンピュータ13は、再生中断後の再開時(リジューム時)に、光ディスク17から光ピックアップ3などに対してコンテンツのデータを読み出させてメモリ10に格納する。その後、光ディスク17から光ピックアップ3などに対してコンテンツに関するバイトコードを読み込んで制御プログラムに変換するとともに、音声/映像信号処理部9に対してメモリ10からデータを読み出すように指示して再生させる。
操作部15は、例えば光ディスク再生装置1の前面などに設けられた複数のボタンやリモコンなどで構成され、ユーザが光ディスク再生装置1に対する各種操作を行い、その操作に対応した操作コマンドをマイクロコンピュータ13へ出力する。
表示部16は、例えば液晶ディスプレイや蛍光表示管などで構成され、光ディスク再生装置1の動作状態や再生されているトラック番号などを表示する。
ここで、ディスクモータ2、光ピックアップ3、キャリッジモータ4、リードスクリュー5、RFアンプ6、サーボ信号処理部7、ドライバ8、音声/映像信号処理部9で読取手段、再生手段、サーチ手段としての再生部20を構成する。
本実施例では、光ディスク17がコンテンツのデータと、該データに関するバイトコードとが記録された記録媒体であって、ユーザが操作部15を操作して再生停止など再生を中断させた場合には、再生を中断した際の再生位置(リジューム位置)をマイクロコンピュータ13内に保存する。このリジューム位置は例えばチャプタ番号と時間などを用いる。その後リジューム動作で再生を再開させる際は、バイトコードからアプリケーションプログラムに変換する前に、すなわち、アプリケーションプログラムを用いないで再生部20に光ディスク17からコンテンツのデータを直接読み出させてメモリ10に格納し、その後、再生部20にバイトコードの読み出しと、当該チャプタまでのスキップおよび当該チャプタ内のリジューム位置(再開場所)まで早送りを行わせる(つまり再開場所までサーチさせる)とともに、再生部20の音声/映像信号処理部9にはメモリ10に格納したデータを読み出して出力するように指示をする。このようにすることで、サーチ中はメモリ10に格納されたデータが再生される。すなわち、光ディスク17の再生再開時に、まず、再生部20に光ディスク17に記録されているコンテンツのデータを直接読み出させてメモリ10に格納させて、その後、バイトコードを読み込んで変換したアプリケーションプログラムに再生部20をマイクロコンピュータ13が記憶した位置までサーチさせるとともに、メモリ10に格納したデータを再生部20に再生させている。以上の動作の詳細を図2のフローチャートに示す。図2のフローチャートはマイクロコンピュータ13のCPUで実行される。
まず、ステップS101において、光ディスク17の再生を開始してステップS102に進む。つまり、光ディスク17からバイトコードを読み出して、マイクロプロセッサ13にロードしてアプリケーションプログラムに変換してからそのアプリケーションプログラムに従ってコンテンツのデータを光ディスク17から読み出して音声/映像信号処理部9などで再生して出力する。
次に、ステップS102において、再生中断後、再生再開を示す情報(リジューム情報)が、操作部15などの操作によって入力されたか否かを判断し、リジューム情報がある場合(Yの場合)はステップS103に進み、リジューム情報が無い場合(Nの場合)はステップS114に進む。
次に、ステップS103において、光ディスク17が光ディスク17が上述したBD−Jのようなコンテンツのデータと、該データに関するバイトコードとが記録された記録媒体か否かを判断し、コンテンツのデータと、該データに関するバイトコードとが記録された記録媒体である場合(Yの場合)はステップS104に進み、そうでない場合(Nの場合)はステップS113に進む。この判別は、例えば、光ディスク17を読み込んだ際に、最初にコンテンツデータを読み出しているのか、またはバイトコードを読み出しているのかや、光ディスク17にコンテンツのデータと、該データに関するバイトコードとが記録された記録媒体であることを示す情報が記録されている場合はその情報(例えばバイトコードを格納したファイルやディレクトリの有無など)により判別すればよい。
次に、ステップS104において、映像情報(コンテンツのデータ)をサーチしてステップS105に進む。映像情報をサーチとは、例えば、リジューム時の待ち時間に再生するコンテンツのデータそのものが記録されている位置に光ピックアップ3などを移動させることであり、本実施例では例えば再生を中断した位置から1分程度前に再生されるべきデータが記録されている位置にサーチする。
ここで、光ディスク17のデータ構造について図3を参照して説明する。図3は光ディスク17のデータ構造を示した図であり、Indexと、Movie Objectと、Program Objectと、PlayListまたはPlayItemと、ClipInformationまたはClipと、で構成されている。
Indexは、光ディスク17を管理するための大元のデータであり、後述するMovie ObjectやProgram Objectとの対応関係を管理している。Movie Objectは、PlayListまたはPlayItemの情報を管理するナビゲーションコマンドなどから構成されており、このコマンドなどに従ってコンテンツが再生される。Prgram Objectは、PlayListまたはPlayItemなどの再生を制御するためのアプリケーションプログラム(制御プログラム)のバイトコードが含まれている。Movie Objectと、Program Objectとの違いは、Movie Objectは、PlayListやPlayItemなどを指定する命令文としてのナビゲーションコマンドの記述によりなされるが、Program Objectは、実行形態であるアプリケーションプログラムとプログラミング言語との中間コードであるバイトコードの記述によりなされる。そして、再生の際は、Movie Objectを用いる場合、再生装置が記録媒体から読み出したナビゲーションコマンドを解釈して再生するが、Program Objectを用いる場合、再生装置がバイトコードをコンパイルすることでアプリケーションプログラムを生成し、再生装置内のメモリに生成されるこのプラグラムに基づいてコンテンツが再生される。そのためProgram Objectを用いる場合、バイトコードをコンパイルしたアプリケーションプログラムによって従来よりもコンテンツの対話性を高めて多様な動作をさせることができる。
PlayListまたはPlayItemは、コンテンツデータの再生区間の集まりである。つまり、再生区間のClipInformationまたはClipの情報が含まれている。ClipInformationまたはClipは、コンテンツデータそのもの(つまり、映像データや音声データ)が含まれている。
通常、自身に記録されているアプリケーションプログラムによって映像などのコンテンツ再生が制御される記録媒体が再生される場合は、IndexからProgram Objectを辿って、その後はロードされたProgram Objectのアプリケーションプログラムが再生を司るが、本実施例では、再生を中断した位置の情報に基づいて、該当するPlayListまたはPlayItemを直接読み込む。したがって、ステップS104では、この該当するPlayListまたはPlayItemの位置をサーチしている。このように、アプリケーションプログラムを実行しないでPlayListまたはPlayItemを参照してコンテンツデータを再生する場合、マイクロコンピュータ13は、コンテンツデータに対する制御情報を認識できないため、ポップアップメニュの表示やインタラクティブなボタン表示などを行ったりすることはできないが、コンテンツデータを再生することは可能である。
再び図2のフローチャートに戻って、ステップS105において、映像情報をメモリ10にバッファリング(格納)してステップS106およびステップS109に進む。すなわち、再生を中断した位置よりも前のコンテンツのデータをメモリ10に格納している。ここで、再生を中断した位置よりも前のコンテンツのデータとは上述したように過去に再生されたコンテンツのデータを意味している。
次に、ステップS106において、Program ObjectをロードしてステップS107に進む。Program Objectをロードとは、光ディスク17から再生部20が読み出したProgram Objectをバイトコードからアプリケーションプログラムにコンパイルしてマイクロコンピュータ13にロードすることである。
次に、ステップS107において、Program Objectのロードが終了したか否かを判断し、終了した場合はステップS108に進み、終了していない場合は本ステップで待機する。
次に、ステップS108において、Program Objectのアプリケーションプログラムにリジューム位置(再生を中断した位置)へのサーチを指示してステップS111に進む。
一方、ステップS109においては、メモリ10に格納した再生中断前に再生された映像を再生(あらすじ再生)する旨ユーザに通知してステップS110に進む。この通知は、表示部16に表示してもよいし、音声出力14aから音声信号で主力して音声で通知してもよい。
次に、ステップS110において、メモリ10に格納した再生中断前に再生された映像の再生(あらすじ再生)を行ってステップS111に進む。
次に、ステップS111において、あらすじ再生を停止してステップS112に進む。
次に、ステップS112において、本編の再開をユーザに通知してステップS113に進む。この通知もステップS109と同様に、表示部16に表示してもよいし、音声出力14aから音声信号で主力して音声で通知してもよい。
次に、ステップS113において、リジューム再生を開始して終了する。
一方、ステップS114においては、リジューム情報が無いのでコンテンツの先頭から再生を開始して終了する。
上述したように、本実施例では、メモリ10に映像情報(コンテンツのデータ)を格納しているが、アプリケーションプログラムのロードやリジューム位置へのサーチ中にメモリ10に格納したデータが少なくなってきた場合は、アプリケーションプログラムの光ディスク17からの読み込みや、リジューム位置へのサーチ中の途中であっても、それらを一旦中断してメモリ10に格納したデータの続きを読み出してメモリ10に格納する。
本実施例によれば、光ディスク17がコンテンツのデータと、該データに関するバイトコードとが記録されたディスクである場合、再生が中断された際にはその中断した位置をマイクロコンピュータ13内に記憶して、再生が再開した際には、まず、メモリ10に再生中断した位置よりも1分程度前の位置のデータを格納し、その後、アプリケーションプログラムのロードとリジューム位置へのサーチを行うとともにメモリ10に格納したデータを再生しているので、コンテンツのデータと、該データに関するバイトコードとが記録されたディスクのように再生再開に時間がかかる記録媒体の場合に、過去に再生したデータを再生することができるので再開までの待ち時間にユーザを退屈させることがなくなる。さらに、再生再開時にアプリケーションプログラムを実行せずにデータを読み込んで再生するので、再生機能は制限されるものの迅速にデータを出力することが可能となる。また、再生再開時のために中断前に予めコンテンツデータを記憶させる必要もないので、大容量の不揮発性メモリ等を必要とせずコストアップを抑制できる。
また、光ディスク再生装置1に振動などによって再生が途切れないように元から設けられているメモリ10にコンテンツのデータを格納しているので、追加のメモリなどが必要なく、小型の携帯機器でも容易に適用することができる。
また、サーチ中は再生が中断した直前の1分前のデータを再生しているので、あらすじとして直前に視聴していた内容を確認することができる。
なお、アプリケーションプログラムのロードとリジューム位置へのサーチにかかる時間をリジューム位置などから予め算出しておき、その時間分遡った位置のデータからメモリ10に格納してもよい。例えば、あるリジューム位置では、アプリケーションプログラムの読み込みに45秒、トラックサーチに2秒、早送りに3秒かかる場合、合計の50秒が復帰時間となるので、再生中断位置から50秒前のデータを読み出す。このようにすることで、サーチの終了とともに違和感が少なく連続して再生再開することができる。
また、メモリ10に格納するコンテンツのデータは、再生中断位置よりも前、つまり、再生中断までに再生部20によって再生されたことのあるデータに限らず、再生中断位置よりも後、つまり、まだ再生部20によって再生されていないデータを格納してもよい。すなわち、再生を中断した位置以降に再生されるコンテンツのデータをメモリ10に格納してもよい。この場合、バイトコードをコンパイルしたアプリケーションプログラムによる正式な再生までの間に再生中断からの続きを予告的な位置付けで映像などを視聴することができる。
また、光ディスク17に記録されているコンテンツが複数の単位としての複数のチャプタから構成されている場合、各チャプタの先頭から所定時間分をメモリ10に格納してもよい。このようにすることで、サーチ中は各チャプタの先頭から所定時間分を順次再生することができ、サーチ中に当該ディスクの冒頭からのあらすじを確認することができる。
また、メモリ10に格納した映像情報を動画像として再生せずに所定の時間間隔で任意フレームを静止画像として表示するスライドショー表示を行ってもよい。つまり、メモリ10に格納されたデータを、静止画像として再生部20に再生させてもよい。
前述した実施例によれば、以下の光ディスク再生装置1、記録媒体再生方法および記録媒体再生プログラムが得られる。
(付記1)コンテンツのデータと、該データに関するバイトコードとが記録された光ディスク17からデータとバイトコードとを読み取り可能な再生部20と、
バイトコードをデータの制御プログラムに変換するマイクロコンピュータ13と、
制御プログラムに基づいてデータを再生する再生部20と、を備えた光ディスク再生装置であって、
コンテンツのデータを格納するメモリ10と、
再生部20が再生を中断する際に、光ディスク17の再生位置を記憶するマイクロコンピュータ13と、
マイクロコンピュータ13が記憶した位置までサーチする再生部20と、
光ディスク17の再生再開時に、まず、再生部20に光ディスク17からコンテンツのデータを直接読み出させてメモリ10に格納させて、その後、マイクロコンピュータ13にバイトコードを制御プログラムに変換させて再生部20にマイクロコンピュータ13が記憶した位置までサーチさせるとともにメモリ10に格納したデータを再生部20に再生させるマイクロコンピュータ13と、を備えたことを特徴とする光ディスク再生装置1。
バイトコードをデータの制御プログラムに変換するマイクロコンピュータ13と、
制御プログラムに基づいてデータを再生する再生部20と、を備えた光ディスク再生装置であって、
コンテンツのデータを格納するメモリ10と、
再生部20が再生を中断する際に、光ディスク17の再生位置を記憶するマイクロコンピュータ13と、
マイクロコンピュータ13が記憶した位置までサーチする再生部20と、
光ディスク17の再生再開時に、まず、再生部20に光ディスク17からコンテンツのデータを直接読み出させてメモリ10に格納させて、その後、マイクロコンピュータ13にバイトコードを制御プログラムに変換させて再生部20にマイクロコンピュータ13が記憶した位置までサーチさせるとともにメモリ10に格納したデータを再生部20に再生させるマイクロコンピュータ13と、を備えたことを特徴とする光ディスク再生装置1。
この光ディスク再生装置1によれば、例えば、振動などで再生が途切れないようにするためのバッファメモリなどが設けられていれば、それをメモリ10として用いることで、ハードディスクの追加などのコストアップが抑えられ、再生再開までの待ち時間にコンテンツのデータを再生することができ、ユーザを退屈させることがない。
(付記2)コンテンツのデータと、該データに関するバイトコードとが記録された光ディスク17からデータとバイトコードとを読み取って、バイトコードをデータの制御プログラムに変換し、制御プログラムに基づいてデータを再生する記録媒体再生方法であって、
再生を中断する際に、光ディスク17の再生位置を記憶して、光ディスク17の再生再開時に、まず、光ディスク17からコンテンツのデータを直接読み出してコンテンツのデータを格納して、その後、バイトコードを制御プログラムに変換して記憶した再生位置までサーチさせるとともに格納したコンテンツのデータを再生することを特徴とする記録媒体再生方法。
再生を中断する際に、光ディスク17の再生位置を記憶して、光ディスク17の再生再開時に、まず、光ディスク17からコンテンツのデータを直接読み出してコンテンツのデータを格納して、その後、バイトコードを制御プログラムに変換して記憶した再生位置までサーチさせるとともに格納したコンテンツのデータを再生することを特徴とする記録媒体再生方法。
この記録媒体再生方法によれば、例えば、振動などで再生が途切れないようにするためのバッファメモリなどが設けられていれば、それに格納することで、ハードディスクの追加などのコストアップが抑えられ、再生再開までの待ち時間にコンテンツのデータを再生することができ、ユーザを退屈させることがない。
(付記3)コンテンツのデータと、該データに関するバイトコードとが記録された光ディスク17からデータとバイトコードとを読み取り可能な再生部20と、
バイトコードをデータの制御プログラムに変換するマイクロコンピュータ13と、
制御プログラムに基づいてデータを再生する再生部20と、してコンピュータを機能させる光ディスク再生プログラムであって、
コンテンツのデータを格納するメモリ10と、
再生部20が再生を中断する際に、光ディスク17の再生位置を記憶するマイクロコンピュータ13と、
マイクロコンピュータ13が記憶した位置までサーチする再生部20と、
光ディスク17の再生再開時に、まず、再生部20に光ディスク17からコンテンツのデータを直接読み出させてメモリ10に格納させて、その後、マイクロコンピュータ13にバイトコードを制御プログラムに変換させて再生部20にマイクロコンピュータ13が記憶した位置までサーチさせるとともにメモリ10に格納したデータを再生部20に再生させるマイクロコンピュータ13と、して前記コンピュータを機能させることを特徴とする光ディスク再生プログラム。
バイトコードをデータの制御プログラムに変換するマイクロコンピュータ13と、
制御プログラムに基づいてデータを再生する再生部20と、してコンピュータを機能させる光ディスク再生プログラムであって、
コンテンツのデータを格納するメモリ10と、
再生部20が再生を中断する際に、光ディスク17の再生位置を記憶するマイクロコンピュータ13と、
マイクロコンピュータ13が記憶した位置までサーチする再生部20と、
光ディスク17の再生再開時に、まず、再生部20に光ディスク17からコンテンツのデータを直接読み出させてメモリ10に格納させて、その後、マイクロコンピュータ13にバイトコードを制御プログラムに変換させて再生部20にマイクロコンピュータ13が記憶した位置までサーチさせるとともにメモリ10に格納したデータを再生部20に再生させるマイクロコンピュータ13と、して前記コンピュータを機能させることを特徴とする光ディスク再生プログラム。
この記録媒体再生プログラムによれば、例えば、振動などで再生が途切れないようにするためのバッファメモリなどが設けられていれば、それをメモリ10として用いることで、ハードディスクの追加などのコストアップが抑えられ、再生再開までの待ち時間にコンテンツのデータを再生することができ、ユーザを退屈させることがない。
なお、前述した実施例は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施例に限定されるものではない。すなわち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明は、コンテンツのデータと、該データに関するバイトコードとが記録された記録媒体を再生する記録媒体再生装置、記録媒体再生方法、記録媒体再生プログラムおよび記録媒体再生プログラムを格納した記録媒体に関する。
従来、光ディスクなどの記録媒体に記録された音楽や映画などのコンテンツを、再生装置で再生中に一旦再生を中断して、その後再生を再開する際には中断した位置から再生を再開させる所謂リジューム機能が搭載されている再生装置が多い。この種のリジューム機能は、例えば、再生を中断した位置の記録媒体中のアドレスなどを記憶して、再生が再開した際にはそのアドレスを直接読み出すことで実現されている。
近年、例えば、ブルーレイディスク規格に定められたBD−Jなどのように、記録媒体にコンテンツのデータと、該データに関するバイトコードとが記録され、バイトコードをプログラムに変換して、そのプログラムによって再生を制御して対話型のコンテンツにも対応させた光ディスクのフォーマットが提案されており、また特許文献1にそのような光ディスクに対応した再生装置が記載されている。
上述したBD−Jなどのような、コンテンツのデータと、該データに関するバイトコードとが記録された記録媒体は、バイトコードを変換したプログラムで再生が制御されるので、従来のように再生装置が記録媒体のアドレスを直接指定してコンテンツのデータを直接読み出すことが困難であり、再生再開するためにまずバイトコード読み込んでからプログラムに変換して、その後、中断した位置までチャプタスキップや早送りなどを行ってサーチする必要があった。つまり、コンテンツのデータと、該データに関するバイトコードとが記録された記録媒体においては従来行われていたようなリジューム機能を実現するのは困難であった。
上述したバイトコードをプログラムに変換した後のチャプタスキップや早送りなどを行うサーチは従来ユーザが手動で行っていたが、再生を中断した位置を記憶することは可能であるのでチャプタスキップや早送りなどを自動化することで再生を中断した位置から再生再開することは可能である。しかしながら、この場合、プログラムの読み込みや早送り動作等に時間がかかり、再生再開までの待ち時間が長くなってしまいユーザが退屈してしまうという問題があった。
リジューム時の待ち時間を短縮する方法としては、特許文献2に記載の読み出し装置が提案されている。特許文献2に記載の読み出し装置は、リジューム再生する位置から所定期間を予めハードディスクに格納することにより、リジューム時の待ち時間を短縮している。
特開2006−294139号公報
特開2007−193864号公報
しかしながら、特許文献2の方法を、BD−Jなどのような自身に記録されたバイトコードをプログラムに変換して再生を制御する記録媒体を再生する再生装置に適用しようとすると、コンテンツだけでなくバイトコード又はプログラムもハードディスクに格納する必要があるが、車載機器や携帯機器などの小型化や可搬性の高さが求められる機器においては、ハードディスクなどの記憶手段を設けるのが困難となることが多い。
そこで、本発明は、コンテンツのデータと、該データに関するバイトコードとが記録された記録媒体の再生再開時にコストアップを抑制しつつ待ち時間にユーザを退屈させることがない記録媒体再生装置、記録媒体再生方法、記録媒体再生プログラムおよび記録媒体再生プログラムを格納した記録媒体を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の記録媒体再生装置は、コンテンツのデータと、該データに関するバイトコードとが記録された記録媒体から前記データと前記バイトコードとを読み取り可能な読取手段と、前記バイトコードを前記データの制御プログラムに変換する変換手段と、前記制御プログラムに基づいて前記データを再生する再生手段と、を備えた記録媒体再生装置であって、前記コンテンツのデータを格納する格納手段と、前記再生手段が再生を中断する際に、前記記録媒体の再生位置を記憶する再生位置記憶手段と、前記再生位置記憶手段が記憶した位置までサーチするサーチ手段と、前記記録媒体の再生再開時に、前記制御プログラムを用いずに前記読取手段に前記記録媒体から前記コンテンツのデータを直接読み出させて前記格納手段に格納させて、その後、前記読取手段に前記バイトコードを読み出させ、前記バイトコードを前記変換手段に前記制御プログラムに変換させてから前記サーチ手段に前記再生位置記憶手段が記憶した位置までサーチさせ、前記バイトコードの読み出し、前記制御プログラムへの変換および前記再生位置記憶手段が記憶した位置までのサーチの際に、前記格納手段に格納したデータを前記制御プログラムを用いずに前記再生手段に再生させる再開制御手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項6に記載の記録媒体再生方法は、コンテンツのデータと、該データに関するバイトコードとが記録された記録媒体から前記データと前記バイトコードとを読み取って、前記バイトコードを前記データの制御プログラムに変換し、前記制御プログラムに基づいて前記データを再生する記録媒体再生方法であって、再生を中断する際に、前記記録媒体の再生位置を記憶して、前記記録媒体の再生再開時に、前記制御プログラムを用いずに前記記録媒体から前記コンテンツのデータを直接読み出して前記コンテンツのデータを格納して、その後、前記バイトコードを読み出し、前記バイトコードを前記制御プログラムに変換してから記憶した再生位置までサーチして、前記バイトコードの読み出し、前記制御プログラムへの変換および記憶した再生位置までサーチする際に格納した前記コンテンツのデータを前記制御プログラムを用いずに再生することを特徴としている。
請求項7に記載の記録媒体再生プログラムは、コンテンツのデータと、該データに関するバイトコードとが記録された記録媒体から前記データと前記バイトコードとを読み取り可能な読取手段と、前記バイトコードを前記データの制御プログラムに変換する変換手段と、前記制御プログラムに基づいて前記データを再生する再生手段と、してコンピュータを機能させる記録媒体再生プログラムであって、前記コンテンツのデータを格納する格納手段と、前記再生手段が再生を中断する際に、前記記録媒体の再生位置を記憶する再生位置記憶手段と、前記再生位置記憶手段が記憶した位置までサーチするサーチ手段と、前記記録媒体の再生再開時に、前記制御プログラムを用いずに前記読取手段に前記記録媒体から前記コンテンツのデータを直接読み出させて前記格納手段に格納させて、その後、前記読取手段に前記バイトコードを読み出させ、前記バイトコードを前記変換手段に前記制御プログラムに変換させてから前記サーチ手段に前記再生位置記憶手段が記憶した位置までサーチ、前記バイトコードの読み出し、前記制御プログラムへの変換および前記再生位置記憶手段が記憶した位置までのサーチの際に、前記格納手段に格納したデータを前記制御プログラムを用いずに前記再生手段に再生させる再開制御手段と、して前記コンピュータを機能させることを特徴としている。
1 光ディスク再生装置(記録媒体再生装置)
10 メモリ(格納手段)
13 マイクロコンピュータ(再生位置記憶手段、再開制御手段)
17 光ディスク(記録媒体)
20 再生部(読取手段、再生手段、サーチ手段)
10 メモリ(格納手段)
13 マイクロコンピュータ(再生位置記憶手段、再開制御手段)
17 光ディスク(記録媒体)
20 再生部(読取手段、再生手段、サーチ手段)
以下、本発明の一実施形態にかかる記録媒体再生装置を説明する。本発明の一実施形態にかかる記録媒体再生装置は、コンテンツのデータと、該データに関するバイトコードとが記録された記録媒体の再生中断時には再生を中断した位置を再生位置記憶手段に記憶して、中断後の再生再開時に、再開制御手段が、制御プログラムを用いずに再生手段に記録媒体に記録されているコンテンツのデータを直接読み出させて格納手段に格納させて、その後、読取手段にバイトコードを読み出させ、バイトコードを変換手段に制御プログラムに変換させてからサーチ手段を再生位置記憶手段が記憶した位置までサーチさせ、バイトコードの読み出し、制御プログラムへの変換および再生位置記憶手段が記憶した位置までのサーチの際に、格納手段に格納されているコンテンツのデータを制御プログラムを用いずに再生手段に再生させているので、例えば、振動などで再生が途切れないようにするためのバッファメモリなどが設けられていれば、それを格納手段として用いることで、ハードディスクの追加などのコストアップが抑えられ、制御プログラム読み込みによる再生再開までの待ち時間に制御プログラムを用いずにコンテンツのデータを再生することができ、ユーザを退屈させることがない。
また、再開制御手段が、再生を中断した位置よりも前のコンテンツのデータを格納手段に格納してもよい。このようにすることにより、サーチ中は再生中断よりも前の内容、つまり過去に再生した内容を確認した上で再開後のコンテンツを視聴することができる。
また、再開制御手段は、バイトコードの読み出し、制御プログラムへの変換および再生位置記憶手段が記憶した位置までのサーチに要する時間を推測するとともに、再生を中断した位置より推測した時間分遡った位置から前記格納手段に格納してもよい。このようにすることにより、格納手段に格納したデータから引き続いて本来の再開位置から再生が再開される際に違和感が少なく連続して再生再開することができる。
また、再開制御手段が、再生を中断した位置以降に再生されるコンテンツのデータを格納手段に格納してもよい。このようにすることにより、これから中断された位置からの続きや、その先のコンテンツの内容を予告的に再生することができる。
また、再開制御手段が、格納手段に格納されたデータを、動画像または静止画像として再生手段に再生させてもよい。このようにすることにより、動画像を再生する以外に静止画像として、例えばスライドショー表示を行うことができる。
また、本発明の一実施形態にかかる記録媒体再生方法は、コンテンツのデータと、該データに関するバイトコードとが記録された記録媒体の再生中断時には再生を中断した位置を記憶して、中断後の再生再開時に、制御プログラムを用いずに記録媒体に記録されているコンテンツのデータを直接読み出して記憶し、記録媒体に記録されているコンテンツのデータを格納して、その後、バイトコードを読み出し制御プログラムに変換してから記憶した再生中断位置までサーチして、バイトコードの読み出し、制御プログラムへの変換および記憶した再生位置までサーチする際に格納したコンテンツのデータを制御プログラムを用いずに再生しているので、例えば、振動などで再生が途切れないようにするためのバッファメモリなどが設けられていれば、それにコンテンツのデータを記憶することで、ハードディスクの追加などのコストアップが抑えられ、制御プログラム読み込みによる再生再開までの待ち時間に制御プログラムを用いずにコンテンツのデータを再生することができ、ユーザを退屈させることがない。
また、本発明の一実施形態にかかる記録媒体再生プログラムは、コンテンツのデータと、該データに関するバイトコードとが記録された記録媒体の再生中断時には再生を中断した位置を再生位置記憶手段に記憶して、中断後の再生再開時に、再開制御手段が、制御プログラムを用いずに再生手段に記録媒体に記録されているコンテンツのデータを直接読み出させて格納手段に格納させて、その後、読取手段にバイトコードを読み出させ、バイトコードを変換手段に制御プログラムに変換させてからサーチ手段を再生位置記憶手段が記憶した位置までサーチさせ、バイトコードの読み出し、制御プログラムへの変換および再生位置記憶手段が記憶した位置までのサーチの際に、格納手段に格納されているコンテンツのデータを制御プログラムを用いずに再生手段に再生させているので、例えば、振動などで再生が途切れないようにするためのバッファメモリなどが設けられていれば、それを格納手段として用いることで、ハードディスクの追加などのコストアップが抑えられ、制御プログラム読み込みによる再生再開までの待ち時間に制御プログラムを用いずにコンテンツのデータを再生することができ、ユーザを退屈させることがない。
また、上述した記録媒体再生プログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよい。このようにすることにより、記録媒体再生プログラムを機器に組み込む以外に単体でも流通させることができ、バージョンアップ等も容易に行える。
本発明の一実施例にかかる記録媒体再生装置としての光ディスク再生装置1を図1乃至図3を参照して説明する。光ディスク再生装置1は、図1に示すようにディスクモータ2と、光ピックアップ3と、キャリッジモータ4と、リードスクリュー5と、RFアンプ6と、サーボ信号処理部7と、ドライバ8と、音声/映像信号処理部9と、メモリ10と、DAコンバータ12と、マイクロコンピュータ13と、音声信号/映像信号出力端子14と、操作部15と、表示部16と、を備え、上述したBD−Jのようなコンテンツのデータと、該データに関するバイトコードとが記録された記録媒体と、そうでない記録媒体(例えば通常のDVD−videoやBD−videoなど)と、が再生可能となっている。
ディスクモータ2は、光ディスク再生装置1にセットされた光ディスク17を回転させるためのモータであり、スピンドルモータなどで構成されている。
光ピックアップ3は、光ディスク17に照射するレーザ光を発生させるレーザダイオードや、光ディスク17上にレーザダイオードからのレーザ光を集光するための対物レンズ、サーボ信号処理部7からの信号によりフォーカス方向やトラッキング方向に対物レンズを駆動するためのアクチュエータおよび光ディスク17から反射された反射光を受けるフォトダイオードや、レーザ光を対物レンズへ導いたり、反射光を受光器へ導く光学系などを備え、フォトダイオードの出力から光ディスク17に記録されている映像や音楽などのトラックデータを含むRF信号やフォーカスエラー信号およびトラッキングエラー信号などを生成しRFアンプ6へ出力する。
キャリッジモータ4は、後述するリードスクリュー5を通じて光ピックアップ3を光ディスク17の径方向に移動させるためのモータでありステッピングモータなどで構成されている。
リードスクリュー5は、円柱状に形成されてその外周面にネジ溝とネジ山が形成され、光ディスク17の径方向と平行に設置されている。リードスクリュー5は、キャリッジモータ4の回転軸と機械的に接続されておりキャリッジモータ4の回転に合わせて回転する。リードスクリュー5のネジ溝やネジ山は光ピックアップ3に形成された図示しないネジ山やネジ溝と噛み合っており、リードスクリュー5が回転することで光ピックアップ3が光ディスク17の径方向に沿って移動する。
RFアンプ6は、光ピックアップ3から入力される信号を所定の値に増幅し、サーボ信号処理部7へ出力する。
サーボ信号処理部7は、RFアンプ6から入力されるフォーカスエラー信号やトラッキングエラー信号などの制御信号を基に光ピックアップ3のアクチュエータを駆動させてフォーカスおよびトラッキングの制御などを行い光ディスク17に記録された情報を正確に読めるようにする。また、入力されたフォーカスエラー信号のレベルをマイクロコンピュータ13へ出力する。さらに、光ディスク17に記録された映像や音楽などを含むRF信号をアナログ/デジタル変換して音声/映像信号処理部9へ出力する。
ドライバ8は、サーボ信号処理部7から入力された信号からディスクモータ2および光ピックアップ3のアクチュエータおよびキャリッジモータ4への駆動信号を生成し出力する。
音声/映像信号処理部9は、サーボ信号処理部7から入力された信号にエラー訂正などを行った後復調やデコードを行いメモリ10へ出力する。そしてマイクロコンピュータ13からの要求に従ってメモリ10から読み出してDAコンバータ12へ出力する。
格納手段としてのメモリ10は、振動などによって再生が途切れないように所定量一時的に音声/映像信号処理部9で再生された映像や音声などのデータを格納するためのメモリであり、半導体メモリで構成される。なお、本実施例においては、後述するリジューム時の待ち時間(再生再開までの待ち時間)に光ディスク17から読み出されたコンテンツのデータが格納される。
DAコンバータ12は、メモリ10に格納されたデータが入力され、そのデジタル信号であるデータをアナログ信号に変換し音声信号/映像信号出力端子14から出力する。
変換手段、再生位置記憶手段、再開制御手段としてのマイクロコンピュータ13は、CPU(Central Processing Unit)と、RAM(Random Access Memory)と、ROM(Read Only Memory)とを内蔵し、光ディスク17の挿入や排出、再生や停止およびトラックサーチなどの各操作における光ディスク再生装置1全体の制御など行う。また、マイクロコンピュータ13は、再生中断後の再開時(リジューム時)に、光ディスク17から光ピックアップ3などに対してコンテンツのデータを読み出させてメモリ10に格納する。その後、光ディスク17から光ピックアップ3などに対してコンテンツに関するバイトコードを読み込んで制御プログラムに変換するとともに、音声/映像信号処理部9に対してメモリ10からデータを読み出すように指示して再生させる。
操作部15は、例えば光ディスク再生装置1の前面などに設けられた複数のボタンやリモコンなどで構成され、ユーザが光ディスク再生装置1に対する各種操作を行い、その操作に対応した操作コマンドをマイクロコンピュータ13へ出力する。
表示部16は、例えば液晶ディスプレイや蛍光表示管などで構成され、光ディスク再生装置1の動作状態や再生されているトラック番号などを表示する。
ここで、ディスクモータ2、光ピックアップ3、キャリッジモータ4、リードスクリュー5、RFアンプ6、サーボ信号処理部7、ドライバ8、音声/映像信号処理部9で読取手段、再生手段、サーチ手段としての再生部20を構成する。
本実施例では、光ディスク17がコンテンツのデータと、該データに関するバイトコードとが記録された記録媒体であって、ユーザが操作部15を操作して再生停止など再生を中断させた場合には、再生を中断した際の再生位置(リジューム位置)をマイクロコンピュータ13内に保存する。このリジューム位置は例えばチャプタ番号と時間などを用いる。その後リジューム動作で再生を再開させる際は、バイトコードからアプリケーションプログラムに変換する前に、すなわち、アプリケーションプログラムを用いないで再生部20に光ディスク17からコンテンツのデータを直接読み出させてメモリ10に格納し、その後、再生部20にバイトコードの読み出しと、当該チャプタまでのスキップおよび当該チャプタ内のリジューム位置(再開場所)まで早送りを行わせる(つまり再開場所までサーチさせる)とともに、再生部20の音声/映像信号処理部9にはメモリ10に格納したデータを読み出して出力するように指示をする。このようにすることで、サーチ中はメモリ10に格納されたデータが再生される。すなわち、光ディスク17の再生再開時に、まず、再生部20に光ディスク17に記録されているコンテンツのデータを直接読み出させてメモリ10に格納させて、その後、バイトコードを読み込んで変換したアプリケーションプログラムに再生部20をマイクロコンピュータ13が記憶した位置までサーチさせるとともに、メモリ10に格納したデータを再生部20に再生させている。以上の動作の詳細を図2のフローチャートに示す。図2のフローチャートはマイクロコンピュータ13のCPUで実行される。
まず、ステップS101において、光ディスク17の再生を開始してステップS102に進む。つまり、光ディスク17からバイトコードを読み出して、マイクロプロセッサ13にロードしてアプリケーションプログラムに変換してからそのアプリケーションプログラムに従ってコンテンツのデータを光ディスク17から読み出して音声/映像信号処理部9などで再生して出力する。
次に、ステップS102において、再生中断後、再生再開を示す情報(リジューム情報)が、操作部15などの操作によって入力されたか否かを判断し、リジューム情報がある場合(Yの場合)はステップS103に進み、リジューム情報が無い場合(Nの場合)はステップS114に進む。
次に、ステップS103において、光ディスク17が光ディスク17が上述したBD−Jのようなコンテンツのデータと、該データに関するバイトコードとが記録された記録媒体か否かを判断し、コンテンツのデータと、該データに関するバイトコードとが記録された記録媒体である場合(Yの場合)はステップS104に進み、そうでない場合(Nの場合)はステップS113に進む。この判別は、例えば、光ディスク17を読み込んだ際に、最初にコンテンツデータを読み出しているのか、またはバイトコードを読み出しているのかや、光ディスク17にコンテンツのデータと、該データに関するバイトコードとが記録された記録媒体であることを示す情報が記録されている場合はその情報(例えばバイトコードを格納したファイルやディレクトリの有無など)により判別すればよい。
次に、ステップS104において、映像情報(コンテンツのデータ)をサーチしてステップS105に進む。映像情報をサーチとは、例えば、リジューム時の待ち時間に再生するコンテンツのデータそのものが記録されている位置に光ピックアップ3などを移動させることであり、本実施例では例えば再生を中断した位置から1分程度前に再生されるべきデータが記録されている位置にサーチする。
ここで、光ディスク17のデータ構造について図3を参照して説明する。図3は光ディスク17のデータ構造を示した図であり、Indexと、Movie Objectと、Program Objectと、PlayListまたはPlayItemと、ClipInformationまたはClipと、で構成されている。
Indexは、光ディスク17を管理するための大元のデータであり、後述するMovie ObjectやProgram Objectとの対応関係を管理している。Movie Objectは、PlayListまたはPlayItemの情報を管理するナビゲーションコマンドなどから構成されており、このコマンドなどに従ってコンテンツが再生される。Prgram Objectは、PlayListまたはPlayItemなどの再生を制御するためのアプリケーションプログラム(制御プログラム)のバイトコードが含まれている。Movie Objectと、Program Objectとの違いは、Movie Objectは、PlayListやPlayItemなどを指定する命令文としてのナビゲーションコマンドの記述によりなされるが、Program Objectは、実行形態であるアプリケーションプログラムとプログラミング言語との中間コードであるバイトコードの記述によりなされる。そして、再生の際は、Movie Objectを用いる場合、再生装置が記録媒体から読み出したナビゲーションコマンドを解釈して再生するが、Program Objectを用いる場合、再生装置がバイトコードをコンパイルすることでアプリケーションプログラムを生成し、再生装置内のメモリに生成されるこのプラグラムに基づいてコンテンツが再生される。そのためProgram Objectを用いる場合、バイトコードをコンパイルしたアプリケーションプログラムによって従来よりもコンテンツの対話性を高めて多様な動作をさせることができる。
PlayListまたはPlayItemは、コンテンツデータの再生区間の集まりである。つまり、再生区間のClipInformationまたはClipの情報が含まれている。ClipInformationまたはClipは、コンテンツデータそのもの(つまり、映像データや音声データ)が含まれている。
通常、自身に記録されているアプリケーションプログラムによって映像などのコンテンツ再生が制御される記録媒体が再生される場合は、IndexからProgram Objectを辿って、その後はロードされたProgram Objectのアプリケーションプログラムが再生を司るが、本実施例では、再生を中断した位置の情報に基づいて、該当するPlayListまたはPlayItemを直接読み込む。したがって、ステップS104では、この該当するPlayListまたはPlayItemの位置をサーチしている。このように、アプリケーションプログラムを実行しないでPlayListまたはPlayItemを参照してコンテンツデータを再生する場合、マイクロコンピュータ13は、コンテンツデータに対する制御情報を認識できないため、ポップアップメニュの表示やインタラクティブなボタン表示などを行ったりすることはできないが、コンテンツデータを再生することは可能である。
再び図2のフローチャートに戻って、ステップS105において、映像情報をメモリ10にバッファリング(格納)してステップS106およびステップS109に進む。すなわち、再生を中断した位置よりも前のコンテンツのデータをメモリ10に格納している。ここで、再生を中断した位置よりも前のコンテンツのデータとは上述したように過去に再生されたコンテンツのデータを意味している。
次に、ステップS106において、Program ObjectをロードしてステップS107に進む。Program Objectをロードとは、光ディスク17から再生部20が読み出したProgram Objectをバイトコードからアプリケーションプログラムにコンパイルしてマイクロコンピュータ13にロードすることである。
次に、ステップS107において、Program Objectのロードが終了したか否かを判断し、終了した場合はステップS108に進み、終了していない場合は本ステップで待機する。
次に、ステップS108において、Program Objectのアプリケーションプログラムにリジューム位置(再生を中断した位置)へのサーチを指示してステップS111に進む。
一方、ステップS109においては、メモリ10に格納した再生中断前に再生された映像を再生(あらすじ再生)する旨ユーザに通知してステップS110に進む。この通知は、表示部16に表示してもよいし、音声出力14aから音声信号で主力して音声で通知してもよい。
次に、ステップS110において、メモリ10に格納した再生中断前に再生された映像の再生(あらすじ再生)を行ってステップS111に進む。
次に、ステップS111において、あらすじ再生を停止してステップS112に進む。
次に、ステップS112において、本編の再開をユーザに通知してステップS113に進む。この通知もステップS109と同様に、表示部16に表示してもよいし、音声出力14aから音声信号で主力して音声で通知してもよい。
次に、ステップS113において、リジューム再生を開始して終了する。
一方、ステップS114においては、リジューム情報が無いのでコンテンツの先頭から再生を開始して終了する。
上述したように、本実施例では、メモリ10に映像情報(コンテンツのデータ)を格納しているが、アプリケーションプログラムのロードやリジューム位置へのサーチ中にメモリ10に格納したデータが少なくなってきた場合は、アプリケーションプログラムの光ディスク17からの読み込みや、リジューム位置へのサーチ中の途中であっても、それらを一旦中断してメモリ10に格納したデータの続きを読み出してメモリ10に格納する。
本実施例によれば、光ディスク17がコンテンツのデータと、該データに関するバイトコードとが記録されたディスクである場合、再生が中断された際にはその中断した位置をマイクロコンピュータ13内に記憶して、再生が再開した際には、まず、メモリ10に再生中断した位置よりも1分程度前の位置のデータを格納し、その後、アプリケーションプログラムのロードとリジューム位置へのサーチを行うとともにメモリ10に格納したデータを再生しているので、コンテンツのデータと、該データに関するバイトコードとが記録されたディスクのように再生再開に時間がかかる記録媒体の場合に、過去に再生したデータを再生することができるので再開までの待ち時間にユーザを退屈させることがなくなる。さらに、再生再開時にアプリケーションプログラムを実行せずにデータを読み込んで再生するので、再生機能は制限されるものの迅速にデータを出力することが可能となる。また、再生再開時のために中断前に予めコンテンツデータを記憶させる必要もないので、大容量の不揮発性メモリ等を必要とせずコストアップを抑制できる。
また、光ディスク再生装置1に振動などによって再生が途切れないように元から設けられているメモリ10にコンテンツのデータを格納しているので、追加のメモリなどが必要なく、小型の携帯機器でも容易に適用することができる。
また、サーチ中は再生が中断した直前の1分前のデータを再生しているので、あらすじとして直前に視聴していた内容を確認することができる。
なお、アプリケーションプログラムのロードとリジューム位置へのサーチにかかる時間をリジューム位置などから予め算出しておき、その時間分遡った位置のデータからメモリ10に格納してもよい。例えば、あるリジューム位置では、アプリケーションプログラムの読み込みに45秒、トラックサーチに2秒、早送りに3秒かかる場合、合計の50秒が復帰時間となるので、再生中断位置から50秒前のデータを読み出す。このようにすることで、サーチの終了とともに違和感が少なく連続して再生再開することができる。
また、メモリ10に格納するコンテンツのデータは、再生中断位置よりも前、つまり、再生中断までに再生部20によって再生されたことのあるデータに限らず、再生中断位置よりも後、つまり、まだ再生部20によって再生されていないデータを格納してもよい。すなわち、再生を中断した位置以降に再生されるコンテンツのデータをメモリ10に格納してもよい。この場合、バイトコードをコンパイルしたアプリケーションプログラムによる正式な再生までの間に再生中断からの続きを予告的な位置付けで映像などを視聴することができる。
また、光ディスク17に記録されているコンテンツが複数の単位としての複数のチャプタから構成されている場合、各チャプタの先頭から所定時間分をメモリ10に格納してもよい。このようにすることで、サーチ中は各チャプタの先頭から所定時間分を順次再生することができ、サーチ中に当該ディスクの冒頭からのあらすじを確認することができる。
また、メモリ10に格納した映像情報を動画像として再生せずに所定の時間間隔で任意フレームを静止画像として表示するスライドショー表示を行ってもよい。つまり、メモリ10に格納されたデータを、静止画像として再生部20に再生させてもよい。
前述した実施例によれば、以下の光ディスク再生装置1、記録媒体再生方法および記録媒体再生プログラムが得られる。
(付記1)コンテンツのデータと、該データに関するバイトコードとが記録された光ディスク17からデータとバイトコードとを読み取り可能な再生部20と、
バイトコードをデータの制御プログラムに変換するマイクロコンピュータ13と、
制御プログラムに基づいてデータを再生する再生部20と、を備えた光ディスク再生装置であって、
コンテンツのデータを格納するメモリ10と、
再生部20が再生を中断する際に、光ディスク17の再生位置を記憶するマイクロコンピュータ13と、
マイクロコンピュータ13が記憶した位置までサーチする再生部20と、
光ディスク17の再生再開時に、制御プログラムを用いずに再生部20に光ディスク17からコンテンツのデータを直接読み出させてメモリ10に格納させて、その後、再生部20にバイトコードを読み出させ、バイトコードをマイクロコンピュータ13に制御プログラムに変換させてから再生部20にマイクロコンピュータ13が記憶した位置までサーチさせ、バイトコードの読み出し、制御プログラムへの変換およびマイクロコンピュータ13が記憶した位置までのサーチの際に、メモリ10に格納したデータを制御プログラムを用いずに再生部20に再生させるマイクロコンピュータ13と、を備えたことを特徴とする光ディスク再生装置1。
バイトコードをデータの制御プログラムに変換するマイクロコンピュータ13と、
制御プログラムに基づいてデータを再生する再生部20と、を備えた光ディスク再生装置であって、
コンテンツのデータを格納するメモリ10と、
再生部20が再生を中断する際に、光ディスク17の再生位置を記憶するマイクロコンピュータ13と、
マイクロコンピュータ13が記憶した位置までサーチする再生部20と、
光ディスク17の再生再開時に、制御プログラムを用いずに再生部20に光ディスク17からコンテンツのデータを直接読み出させてメモリ10に格納させて、その後、再生部20にバイトコードを読み出させ、バイトコードをマイクロコンピュータ13に制御プログラムに変換させてから再生部20にマイクロコンピュータ13が記憶した位置までサーチさせ、バイトコードの読み出し、制御プログラムへの変換およびマイクロコンピュータ13が記憶した位置までのサーチの際に、メモリ10に格納したデータを制御プログラムを用いずに再生部20に再生させるマイクロコンピュータ13と、を備えたことを特徴とする光ディスク再生装置1。
この光ディスク再生装置1によれば、例えば、振動などで再生が途切れないようにするためのバッファメモリなどが設けられていれば、それをメモリ10として用いることで、ハードディスクの追加などのコストアップが抑えられ、再生再開までの待ち時間にコンテンツのデータを再生することができ、ユーザを退屈させることがない。
(付記2)コンテンツのデータと、該データに関するバイトコードとが記録された光ディスク17からデータとバイトコードとを読み取って、バイトコードをデータの制御プログラムに変換し、制御プログラムに基づいてデータを再生する記録媒体再生方法であって、
再生を中断する際に、光ディスク17の再生位置を記憶して、光ディスク17の再生再開時に、制御プログラムを用いずに光ディスク17からコンテンツのデータを直接読み出してコンテンツのデータを格納して、その後、バイトコードを読み出し、バイトコードを制御プログラムに変換してから記憶した再生位置までサーチして、バイトコードの読み出し、制御プログラムへの変換および記憶した再生位置までサーチする際に格納したコンテンツのデータを制御プログラムを用いずに再生することを特徴とする記録媒体再生方法。
再生を中断する際に、光ディスク17の再生位置を記憶して、光ディスク17の再生再開時に、制御プログラムを用いずに光ディスク17からコンテンツのデータを直接読み出してコンテンツのデータを格納して、その後、バイトコードを読み出し、バイトコードを制御プログラムに変換してから記憶した再生位置までサーチして、バイトコードの読み出し、制御プログラムへの変換および記憶した再生位置までサーチする際に格納したコンテンツのデータを制御プログラムを用いずに再生することを特徴とする記録媒体再生方法。
この記録媒体再生方法によれば、例えば、振動などで再生が途切れないようにするためのバッファメモリなどが設けられていれば、それに格納することで、ハードディスクの追加などのコストアップが抑えられ、再生再開までの待ち時間にコンテンツのデータを再生することができ、ユーザを退屈させることがない。
(付記3)コンテンツのデータと、該データに関するバイトコードとが記録された光ディスク17からデータとバイトコードとを読み取り可能な再生部20と、
バイトコードをデータの制御プログラムに変換するマイクロコンピュータ13と、
制御プログラムに基づいてデータを再生する再生部20と、してコンピュータを機能させる光ディスク再生プログラムであって、
コンテンツのデータを格納するメモリ10と、
再生部20が再生を中断する際に、光ディスク17の再生位置を記憶するマイクロコンピュータ13と、
マイクロコンピュータ13が記憶した位置までサーチする再生部20と、
光ディスク17の再生再開時に、制御プログラムを用いずに再生部20に光ディスク17からコンテンツのデータを直接読み出させてメモリ10に格納させて、その後、再生部20にバイトコードを読み出させ、バイトコードをマイクロコンピュータ13に制御プログラムに変換させてから再生部20にマイクロコンピュータ13が記憶した位置までサーチさせ、バイトコードの読み出し、制御プログラムへの変換およびマイクロコンピュータ13が記憶した位置までのサーチの際に、メモリ10に格納したデータを制御プログラムを用いずに再生部20に再生させるマイクロコンピュータ13と、して前記コンピュータを機能させることを特徴とする光ディスク再生プログラム。
バイトコードをデータの制御プログラムに変換するマイクロコンピュータ13と、
制御プログラムに基づいてデータを再生する再生部20と、してコンピュータを機能させる光ディスク再生プログラムであって、
コンテンツのデータを格納するメモリ10と、
再生部20が再生を中断する際に、光ディスク17の再生位置を記憶するマイクロコンピュータ13と、
マイクロコンピュータ13が記憶した位置までサーチする再生部20と、
光ディスク17の再生再開時に、制御プログラムを用いずに再生部20に光ディスク17からコンテンツのデータを直接読み出させてメモリ10に格納させて、その後、再生部20にバイトコードを読み出させ、バイトコードをマイクロコンピュータ13に制御プログラムに変換させてから再生部20にマイクロコンピュータ13が記憶した位置までサーチさせ、バイトコードの読み出し、制御プログラムへの変換およびマイクロコンピュータ13が記憶した位置までのサーチの際に、メモリ10に格納したデータを制御プログラムを用いずに再生部20に再生させるマイクロコンピュータ13と、して前記コンピュータを機能させることを特徴とする光ディスク再生プログラム。
この記録媒体再生プログラムによれば、例えば、振動などで再生が途切れないようにするためのバッファメモリなどが設けられていれば、それをメモリ10として用いることで、ハードディスクの追加などのコストアップが抑えられ、再生再開までの待ち時間にコンテンツのデータを再生することができ、ユーザを退屈させることがない。
なお、前述した実施例は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施例に限定されるものではない。すなわち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
Claims (8)
- コンテンツのデータと、該データに関するバイトコードとが記録された記録媒体から前記データと前記バイトコードとを読み取り可能な読取手段と、
前記バイトコードを前記データの制御プログラムに変換する変換手段と、
前記制御プログラムに基づいて前記データを再生する再生手段と、を備えた記録媒体再生装置であって、
前記コンテンツのデータを格納する格納手段と、
前記再生手段が再生を中断する際に、前記記録媒体の再生位置を記憶する再生位置記憶手段と、
前記再生位置記憶手段が記憶した位置までサーチするサーチ手段と、
前記記録媒体の再生再開時に、まず、前記読取手段に前記記録媒体から前記コンテンツのデータを直接読み出させて前記格納手段に格納させて、その後、前記変換手段に前記バイトコードを前記制御プログラムに変換させて前記サーチ手段に前記再生位置記憶手段が記憶した位置までサーチさせるとともに前記格納手段に格納したデータを前記再生手段に再生させる再開制御手段と、を備えたことを特徴とする記録媒体再生装置。 - 前記再開制御手段が、再生を中断した位置よりも前の前記コンテンツのデータを前記格納手段に格納することを特徴とする請求項1に記載の記録媒体再生装置。
- 前記再開制御手段は、前記再生位置記憶手段が記憶した位置まで前記サーチ手段がサーチするのに要する時間を推測するとともに、再生を中断した位置より前記推測した時間分遡った位置から前記格納手段に格納することを特徴とする請求項2に記載の記録媒体再生装置。
- 前記再開制御手段が、再生を中断した位置以降に再生される前記コンテンツのデータを前記格納手段に格納することを特徴とする請求項1に記載の記録媒体再生装置。
- 前記再開制御手段が、前記格納手段に格納したデータを、動画像または静止画像として前記再生手段に再生させることを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか一項に記載の記録媒体再生装置。
- コンテンツのデータと、該データに関するバイトコードとが記録された記録媒体から前記データと前記バイトコードとを読み取って、前記バイトコードを前記データの制御プログラムに変換し、前記制御プログラムに基づいて前記データを再生する記録媒体再生方法であって、
再生を中断する際に、前記記録媒体の再生位置を記憶して、前記記録媒体の再生再開時に、まず、前記記録媒体から前記コンテンツのデータを直接読み出して前記コンテンツのデータを格納して、その後、前記バイトコードを前記制御プログラムに変換して記憶した再生位置までサーチさせるとともに格納した前記コンテンツのデータを再生することを特徴とする記録媒体再生方法。 - コンテンツのデータと、該データに関するバイトコードとが記録された記録媒体から前記データと前記バイトコードとを読み取り可能な読取手段と、
前記バイトコードを前記データの制御プログラムに変換する変換手段と、
前記制御プログラムに基づいて前記データを再生する再生手段と、してコンピュータを機能させる記録媒体再生プログラムであって、
前記コンテンツのデータを格納する格納手段と、
前記再生手段が再生を中断する際に、前記記録媒体の再生位置を記憶する再生位置記憶手段と、
前記再生位置記憶手段が記憶した位置までサーチするサーチ手段と、
前記記録媒体の再生再開時に、まず、前記読取手段に前記記録媒体から前記コンテンツのデータを直接読み出させて前記格納手段に格納させて、その後、前記変換手段に前記バイトコードを前記制御プログラムに変換させて前記サーチ手段に前記再生位置記憶手段が記憶した位置までサーチさせるとともに前記格納手段に格納したデータを前記再生手段に再生させる再開制御手段と、して前記コンピュータを機能させることを特徴とする記録媒体再生プログラム。 - 請求項7に記載の記録媒体再生プログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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