JPWO2010023745A1 - エレベータ用調速機 - Google Patents

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Abstract

簡潔な構成であって組立調整作業を容易に行うことができるとともに、フライウェイト、過速スイッチ及びロープ掴み機構の配置やフライウェイトの設定質量に関する自由度が高く、第1及び第2の過速検出速度のそれぞれに特化してフライウェイト等の配置やフライウェイトの質量等を決定することができ、第1及び第2の過速検出速度のそれぞれを精度良く検出することが可能であるエレベータ用調速機を得る。このため、乗りかごを停止させるために、乗りかごの移動速度が第1及び第2の過速検出速度となったことを検出する調速機において、乗りかごが第1の過速検出速度となったことを検出する第1の過速検出機構と、第1の過速検出機構とは別体に設けられ、乗りかごが第2の過速検出速度となったことを検出する第2の過速検出機構と、を備え、第1の過速検出機構と第2の過速検出機構とは、それぞれが互いに独立して動作する構成とする。

Description

この発明は、エレベータ用調速機に関するものである。
従来におけるエレベータ用調速機においては、図6に示すように、綱車軸8aを介して回転自在に支持された綱車8と、この綱車8と昇降路の下部に回転自在に設けられた張車との間に無端状に巻き掛けられ、エレベータの乗りかごと同期して周回する調速機ロープ10と、前記綱車8の側面に回動自在に設けられた一対のフライウェイト14と、これら一対のフライウェイト14を連結するリンク棒25と、前記綱車8の回転に伴い前記フライウェイト14に働く遠心力に逆らう方向に前記フライウェイト14を付勢する平衡バネ15と、前記乗りかご5の移動速度が第1の過速検出速度となったときに、前記フライウェイト14に操作されてエレベータの駆動機を停止させる過速スイッチ19と、前記乗りかご5の移動速度が前記第1の過速検出速度より大きい第2の過速検出速度となったときに前記フライウェイト14が当接する位置に配置され、通常時においてロープキャッチ22と係合してこれを吊持するフック21と、前記フック21との係合が外れたときに下方に落下する前記ロープキャッチ22とともに前記調速機ロープ10を挟持して制動する固定シュー23と、を備えたものが知られている。
また、従来におけるエレベータ用調速機においては、スタンドと、このスタンドに回転自在に支持され、かつ調速機ロープが巻かれ、乗りかごの昇降速度に応じて回転する綱車と、この綱車に回動自在に取り付けられ、前記綱車の回転による遠心力により回動する一対のフライウェイトと、前記遠心力に逆らう方向へ前記フライウェイトを常時付勢し、前記乗りかごの第1の過速検出速度を設定検出するための第1の平衡バネと、前記乗りかごの速度が前記第1の過速検出速度以上のときのみに、前記遠心力に逆らう方向へ前記フライウェイトを付勢し、前記乗りかごの第1の過速検出速度よりも高い第2の過速検出速度を設定検出するための第2の平衡バネと、前記乗りかごの速度が前記第1の過速検出速度となったときに、前記フライウェイトにより操作されて前記乗りかごの駆動装置を停止させるかご停止用スイッチ(過速スイッチ)と、前記かごの速度が前記第2の過速検出速度となったときに、前記フライウェイトにより操作されて前記調速機ロープを制動するロープ掴み機構と、を備えたものも知られている(例えば、特許文献1参照)。
日本特開平08−119555号公報
しかしながら、特許文献1に示された従来におけるエレベータ用調速機においては、第2の平衡バネが、乗りかごの速度が第1の過速検出速度以上のときのみに遠心力に逆らう方向へフライウェイトを付勢するようにするために、具体的には、第2の平衡バネを、両端部にフライウェイトが回動自在に連結されたロッドに通し、このロッドの第2の平衡バネの一端側にバネ力調整用ナットを螺着するとともに、第2の平衡バネの他端側には、当て板を通した上でこの当て板に当接するカラーをロッドに固定し、当て板と綱車の側面部に固着された止め板との間に所定の間隔が形成されるように構成されている。
この当て板と止め板との間に形成される所定の間隔は、乗りかごの速度が第1の過速検出速度以上第2の過速検出速度以下のときに当て板と止め板とが当接するように調節されるが、これは、乗りかごの速度が第1の過速検出速度以上第2の過速検出速度以下のときにおけるフライウェイトの変位量、すなわち、第1の平衡バネのバネ力の調整度合いによっても影響される。
従って、当該調速機の組立調整においては、過速スイッチ及びロープ掴み機構の操作に係るフライウェイトの変位量、第1の平衡バネ及び第2の平衡バネそれぞれのバネ力や第2の平衡バネが通されたロッドにおける当て板と止め板との間隔といった要素が相互に関係し、調整箇所が多くなるために組立調整作業が煩雑かつ困難となり手数が掛かるという課題や、調速機の構成が複雑化してしまうという課題がある。
また、図6及び特許文献1に示された従来におけるエレベータ用調速機のいずれにおいても、1つのリンク系を構成する一対のフライウェイトの変位量により第1の過速検出速度及び第2の過速検出速度の2つの異なる過速検出速度を検出する構成としているため、過速スイッチ及びロープ掴み機構の操作に係るフライウェイトの変位量すなわちフライウェイト並びに過速スイッチ及びロープ掴み機構の配置やフライウェイトの設定質量に関する自由度が低いという課題や、第1の過速検出速度及び第2の過速検出速度のそれぞれに特化してフライウェイト並びに過速スイッチ及びロープ掴み機構の配置、フライウェイトの質量や平衡バネの仕様を決定することができないという課題がある。
この発明は、前述のような課題を解決するためになされたもので、簡潔な構成であって組立調整作業を容易に行うことができるとともに、フライウェイト並びに過速スイッチ及びロープ掴み機構の配置やフライウェイトの設定質量に関する自由度が高く、第1の過速検出速度及び第2の過速検出速度のそれぞれに特化してフライウェイト並びに過速スイッチ及びロープ掴み機構の配置、フライウェイトの質量や平衡バネの仕様を決定することができ、第1の過速検出速度及び第2の過速検出速度のそれぞれを精度良く検出することが可能であるエレベータ用調速機を得るものである。
この発明に係るエレベータ用調速機については、エレベータの乗りかごを停止させるために、前記乗りかごの移動速度が定格速度より大きい第1の過速検出速度及び前記第1の過速検出速度より大きい第2の過速検出速度となったことを検出する調速機において、前記乗りかごの移動速度が前記第1の過速検出速度となったことを検出する第1の過速検出機構と、前記第1の過速検出機構とは別体に設けられ、前記乗りかごの移動速度が前記第2の過速検出速度となったことを検出する第2の過速検出機構と、を備え、前記第1の過速検出機構と前記第2の過速検出機構とは、それぞれが互いに独立して動作する構成とする。
この発明はエレベータ用調速機に関し、エレベータの乗りかごを停止させるために、前記乗りかごの移動速度が定格速度より大きい第1の過速検出速度及び前記第1の過速検出速度より大きい第2の過速検出速度となったことを検出する調速機において、前記乗りかごの移動速度が前記第1の過速検出速度となったことを検出する第1の過速検出機構と、前記第1の過速検出機構とは別体に設けられ、前記乗りかごの移動速度が前記第2の過速検出速度となったことを検出する第2の過速検出機構と、を備え、前記第1の過速検出機構と前記第2の過速検出機構とは、それぞれが互いに独立して動作する構成としたことで、簡潔な構成であって組立調整作業を容易に行うことができるとともに、フライウェイト並びに過速スイッチ及びロープ掴み機構の配置やフライウェイトの設定質量に関する自由度が高く、第1の過速検出速度及び第2の過速検出速度のそれぞれに特化してフライウェイト並びに過速スイッチ及びロープ掴み機構の配置、フライウェイトの質量や平衡バネの仕様を決定することができ、第1の過速検出速度及び第2の過速検出速度のそれぞれを精度良く検出することが可能であるという効果を奏する。
この発明の実施の形態1におけるエレベータ用調速機の正面図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの全体構成の概要を示す概略構成図である。 この発明の実施の形態2におけるエレベータ用調速機の正面図である。 この発明の実施の形態3におけるエレベータ用調速機の正面図である。 この発明の実施の形態4におけるエレベータ用調速機の要部断面図である。 従来におけるエレベータ用調速機の正面図である。
符号の説明
1 昇降路
2 機械室
3 駆動機
4 主索
5 乗りかご
5a アーム部
6 釣合い重り
7 調速機
8 綱車
8a 綱車軸
9 張車
10 調速機ロープ
11a 第1の軸受固定部
11b 第2の軸受固定部
12a 第1の直線運動用軸受
12b 第2の直線運動用軸受
13a 第1のロッド
13b 第2のロッド
14 フライウェイト
14a 第1のフライウェイト
14b 第2のフライウェイト
15 平衡バネ
15a 第1の平衡バネ
15b 第2の平衡バネ
16a 第1の当て板
16b 第2の当て板
17a 第1のバネ力調整用ナット
17b 第2のバネ力調整用ナット
18a 第1の過速検出機構
18b 第2の過速検出機構
19 過速スイッチ
20 作動カム
21 フック
21a ピン
22 ロープキャッチ
23 固定シュー
24 回転体
25 リンク棒
この発明を添付の図面に従い説明する。各図を通じて同符号は同一部分又は相当部分を示しており、その重複説明は適宜に簡略化又は省略する。
実施の形態1.
図1及び図2は、この発明の実施の形態1に関するもので、図1はエレベータ用調速機の正面図、図2はエレベータの全体構成の概要を示す概略構成図である。
図において1はエレベータの昇降路であり、この昇降路1の上端には機械室2が設けられている。この機械室2内には当該エレベータを電動駆動する駆動機3が設置されており、この駆動機3の駆動シーブには主索4が巻き掛けられている。そして、この主索4の一端には前記昇降路1内に昇降自在に配置された乗りかご5が連結されており、前記主索4の他端には前記乗りかご5の重量を補償する目的で前記昇降路1内に昇降自在に配置された釣合い重り6が連結されている。
前記機械室2内には、前記駆動機3に隣接して調速機7が設置されており、この調速機7には綱車8が回転自在に設けられている。この綱車8は、綱車8の中心に設けられた綱車軸8aにより回転自在に支持されている。
前記綱車8と前記昇降路1の下部に回転自在に設けられた張車9との間には調速機ロープ10が無端状に巻き掛けられている。この調速機ロープ10はアーム部5aを介して前記乗りかご5に係止されており、前記乗りかご5が移動すると前記調速機ロープ10が周回して前記綱車8が回転する。そして、前記綱車8の回転速度は前記乗りかご5の移動速度に応じて決まり、すなわち、前記乗りかご5の移動速度が速くなれば前記綱車8の回転速度も速くなり、前記乗りかご5の移動速度が遅くなれば前記綱車8の回転速度も遅くなる。
前記綱車8の軸部から放射状に設けられたスポーク部の側面には、第1の軸受固定部11a及び第2の軸受固定部11bが設けられており、これら第1の軸受固定部11a及び第2の軸受固定部11bは、前記綱車8の回転中心を通る直線すなわち直径に沿うようにして前記回転中心に対して対称に配置されている。
前記第1の軸受固定部11aには第1の直線運動用軸受12aが固定されており、この第1の直線運動用軸受12aにより第1のロッド13aが前記綱車8の半径方向摺動自在に取付されている。
前記第1のロッド13aの前記第1の直線運動用軸受12aに対して半径方向外側の端部には第1のフライウェイト14aが取付されており、前記第1のロッド13aの前記第1の直線運動用軸受12aに対する半径方向中心側は、第1の平衡バネ15a、第1の当て板16aの順で通された上で、前記第1のロッド13aの半径方向中心側端部に第1のバネ力調整用ナット17aが螺合されている。
前記第1の平衡バネ15aの半径方向外側端部は前記第1の直線運動用軸受12aに当接するとともに、前記第1の平衡バネ15aの半径方向中心側端部は、前記第1の平衡バネ15aと前記第1のバネ力調整用ナット17aとの間に挿入された前記第1の当て板16aに当接しており、前記第1の平衡バネ15aは前記第1のフライウェイト14aを中心方向へと移動させる向きに付勢している。そして、初期位置においては、前記第1のフライウェイト14aの半径方向中心側端部が前記第1の直線運動用軸受12aの半径方向外側端部に当接した状態となるように前記第1の平衡バネ15aにより与圧されている。
また、前記第2の軸受固定部11bには第2の直線運動用軸受12bが固定されており、この第2の直線運動用軸受12bにより第2のロッド13bが前記綱車8の半径方向摺動自在に取付されている。
前記第2のロッド13bの前記第2の直線運動用軸受12bに対して半径方向外側の端部には第2のフライウェイト14bが取付されており、前記第2のロッド13bの前記第2の直線運動用軸受12bに対する半径方向中心側は、第2の平衡バネ15b、第2の当て板16bの順で通された上で、前記第2のロッド13bの半径方向中心側端部に第2のバネ力調整用ナット17bが螺合されている。
前記第2の平衡バネ15bの半径方向外側端部は前記第2の直線運動用軸受12bに当接するとともに、前記第2の平衡バネ15bの半径方向中心側端部は、前記第2の平衡バネ15bと前記第2のバネ力調整用ナット17bとの間に挿入された前記第2の当て板16bに当接しており、前記第2の平衡バネ15bは前記第2のフライウェイト14bを中心方向へと移動させる向きに付勢している。そして、初期位置においては、前記第2のフライウェイト14bの半径方向中心側端部が前記第2の直線運動用軸受12bの半径方向外側端部に当接した状態となるように前記第2の平衡バネ15bにより与圧されている。
なお、ここで、前記第1の直線運動用軸受12a及び前記第2の直線運動用軸受12bは、すべり摩擦を利用したすべり軸受を用いても良いし、球やコロの転がり摩擦を利用した転がり軸受を用いても良い。
このようにして前記綱車8の前記第1の軸受固定部11a及び前記第2の軸受固定部11bに取付された前記第1のフライウェイト14a及び前記第2のフライウェイト14bは、前記綱車8が回転すると、その回転速度に応じた遠心力を回転中心である前記綱車軸8aから外側へと向かう方向に受ける。前記第1のフライウェイト14a及び前記第2のフライウェイト14bの移動軌跡の延長線上に前記綱車8の回転中心が位置するように配置されていることから、前記第1のフライウェイト14a及び前記第2のフライウェイト14bの移動方向は前記遠心力の作用線上にあると言い換えることもできる。
そして、例えば前記第1のフライウェイト14aについて、前記綱車8の回転によりかかる前記遠心力が前記第1の平衡バネ15aにより付勢される弾性力を上回ると、前記第1のフライウェイト14aは半径方向外側へと移動する。
前記第1のフライウェイト14aが半径方向外側へと移動すると、この移動量に応じて前記第1の平衡バネ15aが圧縮されて前記第1のフライウェイト14aを付勢する前記弾性力が増加し、前記第1のフライウェイト14aの半径方向外側への移動は、前記遠心力と前記弾性力とが釣合うところで止まることになる。従って、前記第1のフライウェイト14aの移動量は、前記遠心力すなわち前記綱車8の回転速度と前記第1の平衡バネ15aの前記弾性力とで決まる。
そして、前述のごとく、前記綱車8の回転速度は前記乗りかご5の移動速度に対応しているため、前記乗りかご5のある移動速度における前記第1のフライウェイト14aの移動位置は前記第1の平衡バネ15aの前記弾性力により決まり、この弾性力は前記第1のバネ力調整用ナット17aの螺合位置を変化させることにより適宜調整できる。従って、前記第1のバネ力調整用ナット17aにより前記第1の平衡バネ15aの前記弾性力を調整することにより、前記乗りかご5のある移動速度における前記第1のフライウェイト14aの移動位置を調整することができる。
また、逆に、前記第1のバネ力調整用ナット17aにより前記第1の平衡バネ15aの前記弾性力を調整することにより、前記乗りかご5の移動速度をある移動速度から異なる移動速度へと変化させた場合において、移動速度の変化前後において前記第1のフライウェイト14aの移動位置が同一の移動位置を維持するように調整することもできる。
この事情は前記第2のフライウェイト14bにおいても同様である。
前記乗りかご5の移動速度が第1の過速検出速度(例えば定格速度の1.3倍程度)となったときにおける移動位置にある前記第1のフライウェイト14aが当接する位置には、作動することにより前記駆動機3及び図示しないブレーキへの電力の供給を停止する過速スイッチ19の作動カム20が配設されている。
また、前記乗りかご5の移動速度が前記第1の過速検出速度より大きい速度である第2の過速検出速度(例えば定格速度の1.4倍程度)となったときにおける移動位置にある前記第2のフライウェイト14bが当接する位置には、ピン21aにより回動自在に取付されたフック21の一端が配置されている。
このフック21の他端は、通常時においてロープキャッチ22を吊持するように係合しており、前記第2のフライウェイト14bが前記フック21の一端に当接して前記フック21が回動すると、前記フック21の他端と前記ロープキャッチ22との係合が外れて前記ロープキャッチ22が重力により下方に落下し、この落下した前記ロープキャッチ22と固定シュー23との間に前記調速機ロープ10が挟持される。こうして前記調速機ロープ10が制動されると、前記乗りかご5に設けられた図示しない非常止め装置が作動して前記乗りかご5が停止する。
このようにして、前記第1の軸受固定部11aに取付された前記第1の直線運動用軸受12a、前記第1のロッド13a、前記第1のフライウェイト14a、前記第1の平衡バネ15a、前記第1の当て板16a及び前記第1のバネ力調整用ナット17aにより、前記第1の過速検出速度を検出する第1の過速検出機構18aが構成され、前記第2の軸受固定部11bに取付された前記第2の直線運動用軸受12b、前記第2のロッド13b、前記第2のフライウェイト14b、前記第2の平衡バネ15b、前記第2の当て板16b及び前記第2のバネ力調整用ナット17bにより、前記第2の過速検出速度を検出する第2の過速検出機構18bが構成される。
エレベータが運転されて前記乗りかご5が移動すると前記調速機ロープ10を介して前記乗りかご5の移動速度に応じた回転速度で前記調速機7の前記綱車8が回転し、前記綱車8の回転に伴い前記第1のフライウェイト14a及び前記第2のフライウェイト14bも回転するため、これらのフライウェイトには遠心力が働く。
しかし、前記第1のフライウェイト14a及び前記第2のフライウェイト14bには、それぞれ前記第1の平衡バネ15a及び前記第2の平衡バネ15bにより、前記綱車8の回転中心に向けた方向すなわち前記遠心力に逆らう方向に与圧されており、前記乗りかご5の移動速度が例えば定格速度を超えるまでは前記与圧が前記遠心力を上回るため、前記第1のフライウェイト14a及び前記第2のフライウェイト14bが前記綱車8の半径方向外側へと動き出すことはない。
前記乗りかご5の移動速度が増加して定格速度を超えると、前記与圧より前記遠心力が上回るようになり、前記第1のフライウェイト14a及び前記第2のフライウェイト14bが半径方向外側へと動き出す。
そして、前記乗りかご5の移動速度がさらに増加して前記第1の過速検出速度に達すると、前記第1のフライウェイト14aが前記過速スイッチ19の前記作動カム20に当接する位置まで移動し、この前記第1のフライウェイト14aの前記作動カム20への当接により前記過速スイッチ19が作動して前記駆動機3及び前記ブレーキへの電力の供給を停止され、前記乗りかご5の緊急停止が試みられる。
前記乗りかご5の移動速度が前記第1の過速検出速度に達した段階では、前記第2のフライウェイト14bは前記フック21の一端に当接する位置まで移動していないが、この前記過速スイッチ19の作動によっても前記乗りかご5が停止しない場合(例えば前記主索4が破断した場合等が考えられる)、さらに前記乗りかご5の移動速度が前記第2の過速検出速度にまで達すると、前記第2のフライウェイト14bは前記フック21の一端に当接する位置まで移動する。
そして、この前記第2のフライウェイト14bの前記フック21の一端への当接により、前記フック21が回動して前記フック21の他端と前記ロープキャッチ22との係合が外れて前記ロープキャッチ22が重力により下方に落下し、この落下した前記ロープキャッチ22と固定シュー23との間に前記調速機ロープ10が挟持される。このように挟持されて前記調速機ロープ10が制動されると、この制動に連動して前記乗りかご5に設けられた前記非常止め装置が作動し前記乗りかご5が非常停止する。
以上のように構成されたエレベータ用調速機においては、乗りかごの移動速度が第1の過速検出速度となったことを検出する第1の過速検出機構と、乗りかごの移動速度が第2の過速検出速度となったことを検出する第2の過速検出機構と、を備え、これらの第1の過速検出機構と第2の過速検出機構とは、別体に設けられ、かつ、それぞれが互いに独立して動作するため、第1の過速検出速度及び第2の過速検出速度のそれぞれに特化してフライウェイト並びに過速スイッチ及びロープ掴み機構の配置、フライウェイトの質量や平衡バネの仕様を決定することができ、第1の過速検出速度及び第2の過速検出速度のそれぞれを精度良く検出することができる。
また、第1の過速検出機構と第2の過速検出機構とを別体に設けることにより、それぞれの過速検出機構において、フライウェイトを直線運動用軸受により直線的に摺動可能に取付する構成とすることができるため、簡潔な構成であって組立調整作業を容易に行うことが可能であるとともに、フライウェイト並びに過速スイッチ及びロープ掴み機構の配置やフライウェイトの設定質量に関する自由度が高くなる。
実施の形態2.
図3は、この発明の実施の形態2に関するもので、エレベータ用調速機の正面図である。
前述した実施の形態1においては、第1のフライウェイト及び第2のフライウェイトの移動軌跡の延長線上に綱車の回転中心が位置するように、換言すれば、第1のフライウェイト及び第2のフライウェイトの移動方向が綱車の直径上となるように配置されていたが、ここで説明する実施の形態2は、第1のフライウェイト及び第2のフライウェイトの移動軌跡の延長線上に綱車の回転中心が位置しないように、換言すれば、第1のフライウェイト及び第2のフライウェイトの移動方向が綱車の直径上とならないように配置したものである。
すなわち、前記綱車8の前記スポーク部においては、中心角が略直角の扇状形を呈する第1の軸受固定部11aが形成されており、この第1の軸受固定部11aに第1の直線運動用軸受12aが固定されている。そして、前述した実施の形態1と同様にして、第1のロッド13a、第1のフライウェイト14a、第1の平衡バネ15a、第1の当て板16a及び第1のバネ力調整用ナット17aが設けられて、前記第1の過速検出速度を検出する第1の過速検出機構18aが構成されている。
そして、前述したように、前記第1のフライウェイト14aの移動軌跡の延長線上に前記綱車8の回転中心が位置しないように、かつ、前記第1のフライウェイト14aの移動方向が前記綱車8の接線方向に対して平行とならないようにして前記第1の過速検出機構18aは配置されている。
また、前記綱車8の前記スポーク部における、前記綱車8の回転中心に対して前記第1の軸受固定部11aと点対称となる位置には、中心角が略直角の扇状形を呈する第2の軸受固定部11bが形成されており、この第2の軸受固定部11bには、前記第1の過速検出機構18aと同様にして、すなわち、前述した実施の形態1と同様にして、第2の直線運動用軸受12b、第2のロッド13b、第2のフライウェイト14b、第2の平衡バネ15b、第2の当て板16b及び第2のバネ力調整用ナット17bが設けられて、前記第2の過速検出速度を検出する第2の過速検出機構18bが構成されている。
そして、前記第2のフライウェイト14bの移動方向は、前記第1のフライウェイト14aの移動方向と平行かつ逆向きとなるようにされ、つまり、前記第2のフライウェイト14bの移動軌跡の延長線上に前記綱車8の回転中心が位置しないようにして前記第2の過速検出機構18bは配置される。
なお、他の構成は前述した実施の形態1と同様である。
このように構成された前記調速機7において、前記綱車8がある一定の速度で回転している際における前記第1のフライウェイト14a及び前記第2のフライウェイト14bの前記綱車8半径方向について最も外側に位置する点の描く軌跡を考えると、前記綱車8の回転中心を中心とする同心円となることが判る。これは、前述した実施の形態1と同様であって何ら変わるところはないことから、このように構成された前記調速機7の動作については、前記作動カム20及び前記フック21の配置位置の調整や前記第1のバネ力調整用ナット17a及び前記第2のバネ力調整用ナット17bによる前記第1の平衡バネ15a及び前記第2の平衡バネ15bの弾性力の調整を適宜行うことで、前述した実施の形態1と同様とすることができる。
以上のように構成されたエレベータ用調速機においては、実施の形態1と同様の効果を奏することができるのに加えて、フライウェイト並びに過速スイッチ及びロープ掴み機構の配置に関する柔軟性が増し、例えば、綱車の直径が小さい調速機に本発明を適用することが可能となる。
実施の形態3.
図4は、この発明の実施の形態3に関するもので、エレベータ用調速機の正面図である。
ここで説明する実施の形態3は、前述した実施の形態2において、前記第1の直線運動用軸受12a及び前記第2の直線運動用軸受12bをそれぞれ複数設けたものである。
すなわち、図4に示すごとく、前記第1の軸受固定部11aには、複数(ここでは2つ)の前記第1の直線運動用軸受12aが固定されている。なお、これに伴って前記第1のロッド13aの長さ寸法は実施の形態3と比べて長くなっている。また、同様にして、前記第2の軸受固定部11bには、複数(ここでは2つ)の前記第2の直線運動用軸受12bが固定されており、これに伴って前記第2のロッド13bの長さ寸法は実施の形態3と比べて長くなっている。
なお、他の構成及び動作については、実施の形態2と同様である。
実施の形態2においては、第1のフライウェイト及び第2のフライウェイトの移動方向が綱車の直径上とならないように配置したことにより、これらのフライウェイトの移動方向が、回転によりこれらのフライウェイトに働く遠心力の作用方向とは異なる方向となっている。このため、これらのフライウェイトに働く遠心力により、これらを摺動自在に支持する直線運動用軸受を中心にこれらのフライウェイトを回転させようとするモーメントが発生し、直線運動用軸受に対してはこのモーメントに抗するための負荷がかかる。
これに対し、以上のように構成された実施の形態3のエレベータ用調速機においては、実施の形態2と同様の効果を奏しつつ、複数の直線運動用軸受によりモーメントに抗するための負荷を分散することで、より円滑にフライウェイトを摺動変位させることができるため、乗りかごの過速を検出する精度をさらに向上させることが可能である。
実施の形態4.
図5は、この発明の実施の形態4に関するもので、エレベータ用調速機の要部断面図である。
前述した実施の形態1、実施の形態2又は実施の形態3においては、第1の過速検出機構及び第2の過速検出機構を綱車のスポーク部の側面に直接取付したが、ここで説明する実施の形態4は、綱車と一体となって回転するように綱車の中心に固定された綱車軸に、これら綱車及び綱車軸とともに回転する綱車とは別体の回転体を固定し、この回転体に第1の過速検出機構及び第2の過速検出機構を取付するようにしたものである。
すなわち、前記綱車8の中心には前記綱車8と一体となって回転する前記綱車軸8aが固定されており、前記綱車軸8aには、前記綱車8の側方において前記綱車8と平行になるように配置された円盤状又は平板状の回転体24が固定されている。そして、この前記回転体24には第1の軸受固定部11a及び第2の軸受固定部11bが設けられており、これらの軸受固定部に対して、前述の実施の形態1、実施の形態2又は実施の形態3と同様にして前記第1の過速検出機構18a及び前記第2の過速検出機構18bが取付される。
このようにして第1の過速検出機構及び第2の過速検出機構を、綱車とともに回転する綱車とは別体の回転体に取付するようにした点を除く他の構成及び調速機の動作については実施の形態1、実施の形態2又は実施の形態3と同様である。
以上のように構成されたエレベータ用調速機においては、実施の形態1、実施の形態2又は実施の形態3と同様の効果を奏することができるのに加えて、第1の過速検出機構及び第2の過速検出機構を回転体上に適宜に配置することができるため、配置の自由度が高くなり、多様な形態、形状の調速機に対して本発明を適用することが可能となる。
この発明は、エレベータの乗りかごを停止させるために、乗りかごの移動速度が定格速度より大きい第1の過速検出速度及び第1の過速検出速度より大きい第2の過速検出速度となったことを検出する調速機に利用できる。

Claims (7)

  1. エレベータの乗りかごを停止させるために、前記乗りかごの移動速度が定格速度より大きい第1の過速検出速度及び前記第1の過速検出速度より大きい第2の過速検出速度となったことを検出する調速機において、
    前記乗りかごの移動速度が前記第1の過速検出速度となったことを検出する第1の過速検出機構と、
    前記第1の過速検出機構とは別体に設けられ、前記乗りかごの移動速度が前記第2の過速検出速度となったことを検出する第2の過速検出機構と、を備え、
    前記第1の過速検出機構と前記第2の過速検出機構とは、それぞれが互いに独立して動作することを特徴とするエレベータ用調速機。
  2. 前記乗りかごの移動速度に応じて回転する綱車を備え、
    前記第1の過速検出機構は、
    前記綱車とともに回転し、この回転により働く遠心力を受けて、この回転の半径方向外側へと移動する第1のフライウェイトと、
    前記第1のフライウェイトを、前記第1のフライウェイトが前記遠心力を受けて移動する方向とは反対の方向に付勢し、前記乗りかごの前記第1の過速検出速度を設定検出するための第1の平衡バネと、を有し、
    前記第2の過速検出機構は、
    前記綱車とともに回転し、この回転により働く遠心力を受けて、この回転の半径方向外側へと移動する第2のフライウェイトと、
    前記第2のフライウェイトを、前記第2のフライウェイトが前記遠心力を受けて移動する方向とは反対の方向に付勢し、前記乗りかごの前記第2の過速検出速度を設定検出するための第2の平衡バネと、を有することを特徴とする請求項1に記載のエレベータ用調速機。
  3. 前記第1のフライウェイト及び前記第2のフライウェイトは直線的に摺動可能に設けられ、
    前記第1の過速検出機構及び前記第2の過速検出機構は、前記第1のフライウェイト及び前記第2のフライウェイトの回転の中心に対して点対称に配置され、かつ、前記第1のフライウェイト及び前記第2のフライウェイトの摺動可能な方向の延長線上に前記中心が位置するようにして配置されることを特徴とする請求項2に記載のエレベータ用調速機。
  4. 前記第1のフライウェイト及び前記第2のフライウェイトは直線的に摺動可能に設けられ、
    前記第1の過速検出機構及び前記第2の過速検出機構は、前記第1のフライウェイト及び前記第2のフライウェイトの回転の中心に対して点対称に配置され、かつ、前記第1のフライウェイト及び前記第2のフライウェイトの摺動可能な方向の延長線上に前記中心が位置しないようにして配置されることを特徴とする請求項2に記載のエレベータ用調速機。
  5. 前記第1の過速検出機構は、前記第1のフライウェイトを摺動自在に取付する複数の第1の直線運動用軸受を備え、
    前記第2の過速検出機構は、前記第2のフライウェイトを摺動自在に取付する複数の第2の直線運動用軸受を備えたことを特徴とする請求項4に記載のエレベータ用調速機。
  6. 前記第1の過速検出機構及び前記第2の過速検出機構は、前記綱車の側面に取付されたことを特徴とする請求項2から請求項5のいずれかに記載のエレベータ用調速機。
  7. 前記綱車とは別体に設けられ、前記綱車とともに回転する回転体を備え、
    前記第1の過速検出機構及び前記第2の過速検出機構は、前記回転体に取付されたことを特徴とする請求項2から請求項5のいずれかに記載のエレベータ用調速機。
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