JPWO2009116163A1 - アプリケーション開発支援装置、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

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Abstract

リンク経由でユーザインタフェース(UI)画面を呼び出す際に、ウェブサービスへ引き渡す処理パラメータを与えることが可能なUIを有するアプリケーション・プログラムの開発を、コーディング作業を行うことなく実現する。プラットフォームプログラムは、処理パラメータ付きのリンク情報が埋め込まれたリンクからUI画面が呼び出されると、処理パラメータを取得して対応する格納領域に格納する(120)ように構成され、開発者によってUI画面内に配置された無条件起動ボタンに予め付加されている呼出プログラムにより、格納領域内の処理パラメータを引数としてウェブサービスを起動する(122)と共に、ウェブサービスの出力変数を対応する格納領域に格納する(124)処理が行われた後に、呼び出されたUI画面を生成・配信する処理が行われる(126)。

Description

本発明はアプリケーション開発支援装置、プログラム及び記録媒体に係り、特に、複数種のツールを用いて行われるアプリケーション・プログラムの開発を支援するアプリケーション開発支援装置、コンピュータを前記アプリケーション開発支援装置として機能させるためのアプリケーション開発支援プログラム、及び、前記アプリケーション開発支援プログラムが記録された記録媒体に関する。
最近、ビジネスプロセスをワークフローとして記述可能な規格(言語)としてBPEL(Business Process Execution Language)が普及してきている。BPELに関しては、互いに異なる処理に対応する複数種の部品の中から所望の部品を選択して組み合わせる操作を行うことで所望のワークフローを視覚的に記述可能で、かつ作成されたワークフローからBPELに準拠したプログラムを自動的に生成可能なツールが用意されており、当該ツールによって自動生成されたプログラムをコンピュータによって実行させる実行環境も構築可能とされている。このため、上記ツールを利用することで、所望のウェブサービスを提供するワークフローをコンピュータによって実現させるプログラムの開発を、プログラミング言語に関する知識が必要なコーディング作業を行うことなく容易かつ短時間で行うことができる。
一方、ウェブアプリケーション向けのユーザインタフェースを構築するための規格としてJSF(Java(登録商標) Server Faces) が知られている。このJSFに関しても、ユーザインタフェース画面の構成要素として使用可能な複数種のシンボルの中から所望のシンボルを選択・配置する等の操作を行うことで、ユーザインタフェース画面の設計やユーザインタフェース画面の遷移の定義等のユーザインタフェースの構築が可能で、構築されたユーザインタフェースを実現するプログラムを自動的に生成可能なツールが用意されており、このツールを利用することで、所望のユーザインタフェースを実現するプログラムを、コーディング作業を行うことなく容易かつ短時間で得ることができる。このため、ウェブアプリケーションの開発にあたり、当該ウェブアプリケーションのうち、ユーザインタフェースの部分のプログラムをJSFのツールを用いて自動生成すると共に、ウェブサービスを提供する部分のプログラムをBPELのツールを用いて自動生成するようにすれば、一切のコーディング作業が不要となることで開発期間の大幅な短縮を実現できるものと期待される。
しかしながら、JSFの規格は、JSFを用いて自動生成したプログラム(ユーザインタフェースを実現するプログラム)をBPELを用いて自動生成したプログラム(ワークフローを実現するプログラム)と連動させることが考慮されておらず(他のプログラムを呼び出す処理が規格として定義されていない)、一例として、リンク(例えば任意の文書に貼り付けられたハイパーリンクやインターネット・ショートカット等)が選択されることで直接呼び出され、特定のウェブサービスの実行結果を表示する特定のユーザインタフェース画面を含むユーザインタフェースを構築するためには、前記特定のウェブサービスを提供する特定プログラムを起動するプログラムをコーディング作業によって別途作成し、前記特定のユーザインタフェース画面に付加する必要がある。従って、開発対象のウェブアプリケーションのうち、ユーザインタフェースの部分のプログラムをJSFのツールを用いて自動生成すると共に、ウェブサービスを提供する部分のプログラムをBPELのツールを用いて自動生成したとしても、結局はコーディング作業が必要になるために開発期間を大幅に短縮することは困難であった。
上記に関連して特許文献1には、クライアントとのインタフェースを行う第1の仮想マシンと、各種ビジネスオブジェクトを実行する第2の仮想マシンを有するアプリケーションサーバにおいて、ビジネスオブジェクトの処理に必要なデータの識別名を各ビジネスオブジェクト毎に格納しておき、第1の仮想マシンは、クライアントに任意の画面を表示させて任意のデータ入力を行わせ、フォームデータを含むリクエストを受け取り、受け取ったリクエストに応じたビジネスオブジェクトを呼び出す際に、呼び出すビジネスオブジェクトが必要とする各データの識別名を取得し、フォームデータに含まれる各データのうち識別名が前記取得した識別名と一致するデータのみを第2の仮想マシンへ転送することで、第2の仮想マシン側で必要なデータを抽出する処理のためのコーディングを不要とする技術が開示されている。
特開2006−268121号公報
ところで、ウェブサイトを構成する個々のウェブページは、任意のウェブページのアドレス情報を含むリンク情報が埋め込まれたリンクを選択することで、直接呼び出して表示させることも可能であり、リンクに埋め込まれたリンク情報にクエリストリング等の形態で情報を付加することで、リンク情報に付加した情報を呼び出したウェブページへ受け渡すことも可能である。このため、JSFのツールを用いてユーザインタフェースの部分のプログラムを自動生成すると共に、BPELのツールを用いてウェブサービスを提供する部分のプログラムを自動生成し、両者を連携させることで構築したウェブアプリケーションに対しても、ウェブサービスへ引き渡す処理パラメータをリンク情報に付加しておくことで、前記リンク情報が埋め込まれたリンクを選択すれば、特定のユーザインタフェース画面が呼び出されると同時に処理パラメータがウェブサービスへ自動的に引き渡され、引き渡された処理パラメータに応じた処理がウェブサービスによって行われるようにしたい、というニーズが存在している。
これに対して特許文献1に記載の技術は、上記のように、リンクが選択されることでユーザインタフェース画面が呼び出された際に、リンク情報に付加された処理パラメータを同時にウェブサービスへ引き渡すことについては考慮されていない。従って、特許文献1に記載の技術を適用したとしても、上記のようなユーザインタフェースを構築する場合にはコーディング作業を行う必要がある。プログラムの開発にあたって多少なりともコーディング作業が必要とされる場合、開発担当者がプログラミング言語に関する知識を有している人に限られると共に、コーディング作業で作成したプログラムに対してはデバッグ作業も必要となるので、コーディング作業を省略できる場合と比較して開発期間が大幅に長期化するという問題がある。
本発明は上記事実を考慮して成されたもので、リンク経由でユーザインタフェース画面を呼び出す際に、ウェブサービスへ引き渡す処理パラメータを与えることが可能なユーザインタフェースを有するアプリケーション・プログラムの開発を、コーディング作業を行うことなく実現できるアプリケーション開発支援装置、アプリケーション開発支援プログラム及び記録媒体を得ることが目的である。
上記目的を達成するために請求項1記載の発明に係るアプリケーション開発支援装置は、ユーザインタフェース画面の構成要素として使用可能な複数種のシンボルを表示画面に表示させると共に、開発者により、前記複数種のシンボルのうちの所望のシンボルを画面内の所望の位置に配置することでユーザインタフェース画面を設計する第1の操作が少なくとも行われることで構築対象のユーザインタフェースが規定されると、前記ユーザインタフェースを実現するための第1プログラムを生成する第1のツール、及び、所望のウェブサービスを提供する処理を規定するフローチャートが開発者によって作成されると、作成されたフローチャートが表す処理を実行するための第2プログラムを生成する第2のツールを用いて行われる、前記第1プログラム及び前記第2プログラムを含むアプリケーション・プログラムの開発を支援するアプリケーション開発支援装置であって、前記第1のツールに対して前記第1の操作が行われる前に、前記第2のツールを用いて生成された前記第2プログラムによって実行可能な処理における入力変数及び出力変数を各々定義する変数定義情報に基づき、前記変数定義情報に定義されている各変数の格納領域が各々設けられた変数格納領域を生成する変数格納領域生成手段と、前記第1のツールに対して前記第1の操作が行われる前に、前記ユーザインタフェース画面の構成要素として使用可能なシンボルとして、前記第2プログラムを呼び出して所定のウェブサービスを提供する処理を行わせるための起動シンボルを生成するシンボル生成手段と、稼働時に、前記シンボル生成手段によって生成された前記起動シンボルが配置されているユーザインターフェース画面が呼び出されるか、又は、ユーザインターフェース画面内に配置されている前記起動シンボルが選択された場合に、前記変数格納領域のうち、前記起動シンボルに対応する処理における入力変数に対応する変数の格納領域に格納されているデータを引数として、前記第2プログラムを起動させて前記対応する処理を実行させる起動・変数授受処理を行う第3プログラムを生成し、生成した第3プログラムを前記起動シンボルに付加するプログラム付加手段と、稼働時に、特定のユーザインタフェース画面のアドレス情報及び処理パラメータを含むリンク情報が埋め込まれたリンクが選択されることで、前記特定のユーザインタフェース画面が前記リンクから直接呼び出された場合に、前記リンクに埋め込まれた処理パラメータを取得し、前記取得した処理パラメータを前記変数格納領域内の対応する格納領域に格納させる格納手段と、を備えている。
請求項1記載の発明において、第1のツールは、ユーザインタフェース画面の構成要素として使用可能な複数種のシンボルを表示画面に表示させると共に、開発者により、複数種のシンボルのうちの所望のシンボルを画面内の所望の位置に配置することでユーザインタフェース画面を設計する第1の操作が少なくとも行われることで構築対象のユーザインタフェースが規定されると、前記ユーザインタフェースを実現するための第1プログラムを生成する。なお、第1のツールは、より詳しくは、例えば請求項4に記載したように、開発者により、第1の操作に加えて、第1の操作によって設計したユーザインタフェース画面内に配置した個々の情報入力/表示欄を、変数格納領域内に格納領域が設けられている複数の変数のうち対応する変数の格納領域と各々関連付ける第2の操作、及び、設計した複数のユーザインタフェース画面の遷移を規定する第3の操作が行われることで構築対象のユーザインタフェースが規定されると第1プログラムを生成するツールであってもよい。また、請求項7に記載したように、第1のツールとしては第1の規格に準拠したツールを適用することができ、より詳しくは、例えば請求項8に記載したように、第1の規格としてはJSFを適用することができる。
また、請求項1記載の発明において、第2のツールは、所望のウェブサービスを提供する処理を規定するフローチャートが開発者によって作成されると、作成されたフローチャートが表す処理を実行するための第2プログラムを生成する。なお、第2のツールとしては第2の規格(第1のツールと異なる規格)に準拠したツールを適用することができ、より詳しくは、例えば請求項8に記載したように、第2の規格としてはBPELを適用することができる。
ここで、請求項1記載の発明に係るアプリケーション開発支援装置は、上記の第1のツール及び第2のツールを用いて行われる、第1プログラム及び第2プログラムを含むアプリケーション・プログラムの開発を支援する装置であり、変数格納領域生成手段は、第1のツールに対して第1の操作が行われる前に、第2のツールを用いて生成された第2プログラムによって実行可能な処理における入力変数及び出力変数を各々定義する変数定義情報に基づき、変数定義情報に定義されている各変数の格納領域が各々設けられた変数格納領域を生成し、第1のツールに対して第1の操作が行われる前に、ユーザインタフェース画面の構成要素として使用可能なシンボルとして、第2プログラムを呼び出して所定のウェブサービスを提供する処理を行わせるための起動シンボルを生成する。
また、請求項1記載の発明において、プログラム付加手段は、稼働時に、シンボル生成手段によって生成された起動シンボルが配置されているユーザインターフェース画面が呼び出されるか、又は、ユーザインターフェース画面内に配置されている前記起動シンボルが選択された場合に、変数格納領域のうち、選択された起動シンボルに対応する処理における入力変数に対応する変数の格納領域に格納されているデータを引数として、第2プログラムを起動させて前記対応する処理を実行させる起動・変数授受処理を行う第3プログラムを生成し、生成した第3プログラムを前記起動シンボルに付加する。
更に、請求項1記載の発明では、稼働時に、特定のユーザインタフェース画面のアドレス情報及び処理パラメータを含むリンク情報が埋め込まれたリンクが選択されることで、特定のユーザインタフェース画面がリンクから直接呼び出された場合に、前記リンクに埋め込まれた処理パラメータを取得し、取得した処理パラメータを変数格納領域内の対応する格納領域に格納させる格納手段が設けられている。なお、第1プログラムが、第1プログラムを実行するためのプラットフォームとして機能するプラットフォーム・プログラムを実行しているコンピュータ上で実行される場合、格納手段は、例えば請求項6に記載したように、前記プラットフォーム・プログラムによって実現することができる。
これにより、開発者が第1のツールを用いて第1の操作を行うことで構築対象のユーザインタフェースを規定する作業を行う際には、シンボル生成手段によって生成された起動シンボルも、第1のツールにより、ユーザインタフェース画面の構成要素として使用可能なシンボルとして表示画面に表示され、第1の操作を行うことで、表示されている起動シンボルを、設計中のユーザインタフェース画面内に配置することが可能となる。また、稼働時に、特定のユーザインタフェース画面のアドレス情報及び処理パラメータを含むリンク情報が埋め込まれたリンクが選択されることで、特定のユーザインタフェース画面がリンクから直接呼び出されると、格納手段により、前記リンクに埋め込まれた処理パラメータが取得され、取得された処理パラメータが変数格納領域内の対応する格納領域に格納される。
また、前記リンクが選択されることで呼び出された特定のユーザインタフェース画面が、開発者によって前記起動シンボルが画面内に配置された画面であり、前記起動シンボルに付加されている第3プログラムが、ユーザインターフェース画面が呼び出されると起動・変数授受処理を行う構成である場合には、前記リンクが選択されることで特定のユーザインタフェース画面が呼び出されると、変数格納領域のうち、前記起動シンボルに対応する処理における入力変数に対応する変数の格納領域に格納されているデータを引数として、第2プログラムを起動させて前記対応する処理を実行させる起動・変数授受処理が行われ、これに伴い、格納手段によって取得されて変数格納領域内の対応する格納領域に格納された処理パラメータも引数として第2プログラムに引き渡され、前記起動シンボルに対応する処理として、前記処理パラメータに応じた処理が第2プログラムによって行われることになる。
また、前記リンクが選択されることで呼び出された特定のユーザインタフェース画面が、開発者によって前記起動シンボルが画面内に配置された画面であり、前記起動シンボルに付加されている第3プログラムが、ユーザインターフェース画面内に配置されている前記起動シンボルが選択されると起動・変数授受処理を行う構成である場合には、前記リンクが選択されることで特定のユーザインタフェース画面が呼び出され、呼び出された特定のユーザインタフェース画面が表示された後に、表示された特定のユーザインタフェース画面内の前記起動シンボルが選択されると、変数格納領域のうち、前記起動シンボルに対応する処理における入力変数に対応する変数の格納領域に格納されているデータを引数として、第2プログラムを起動させて前記対応する処理を実行させる起動・変数授受処理が行われる。そして、これに伴い、格納手段によって取得されて変数格納領域内の対応する格納領域に格納された処理パラメータも引数として第2プログラムに引き渡され、前記起動シンボルに対応する処理として、前記処理パラメータに応じた処理が第2プログラムによって行われることになる。
このように、請求項1記載の発明では、第1のツールに対して第1の操作が行われる前に、プログラム付加手段により、起動・変数授受処理を行う第3プログラムが生成されて起動シンボルに付加されると共に、稼働時に、特定のユーザインタフェース画面がリンクから直接呼び出された場合に、リンクに埋め込まれた処理パラメータを取得して変数格納領域内の対応する格納領域に格納させる格納手段が設けられているので、開発者は、第1のツールによって表示画面に表示されている起動シンボルを画面内の所望の位置に配置する第1の操作を行うのみで、ウェブサービスへ引き渡す処理パラメータ付きでリンクから呼び出され、前記処理パラメータを引き渡して第2プログラム(ウェブサービス)を起動することが可能なユーザインタフェース画面を設計することができ、コーディング作業を行う必要が無くなる。
従って、請求項1記載の発明によれば、リンク経由でユーザインタフェース画面を呼び出す際に、ウェブサービスへ引き渡す処理パラメータを与えることが可能なユーザインタフェースを有するアプリケーション・プログラムの開発を、コーディング作業を行うことなく実現することができ、構築対象のユーザインタフェースを規定する作業に要する期間、ひいてはアプリケーション・プログラムの開発期間を短縮することが可能となる。
なお、請求項1記載の発明において、プログラム付加手段は、例えば請求項2に記載したように、第3プログラムとして、ユーザインターフェース画面内に配置されている前記起動シンボルが選択された場合に前記起動・変数授受処理を行うプログラムを生成し、前記起動シンボルに付加すると共に、前記起動シンボルに対して無条件起動化が指示された場合に、前記起動シンボルに付加した第3プログラムを、前記起動シンボルが配置されているユーザインターフェース画面が呼び出されると前記起動・変数授受処理を無条件に行うプログラムへ変更するように構成することが好ましい。
これにより、リンクが選択されることで呼び出されるユーザインタフェース画面を、画面内の起動シンボルが選択されるとウェブサービスが起動されるように構成したい場合、開発者は、ユーザインタフェース画面内の所望の位置に起動シンボルを配置する操作を行うのみで済み、リンクが選択されることで呼び出されるユーザインタフェース画面を、当該ユーザインターフェース画面が呼び出されるとウェブサービスが起動されるように構成したい場合にも、上記の操作を行った後、画面内に配置した起動シンボルに対して無条件起動化を指示する操作を行うのみで済む。従って、ウェブサービスの起動タイミングを起動シンボルの選択時とするかユーザインターフェース画面の呼び出し時とするかを開発者が選択することも、簡単な操作によって実現することができる。
また、本発明に係る起動シンボルは、稼働時に、配置されたユーザインタフェース画面上で可視表示されるシンボルであってもよいが、請求項2記載の発明において、シンボル生成手段は、例えば請求項3に記載したように、無条件起動化が指示された起動シンボルに対し、稼働時に、配置されたユーザインタフェース画面上で非可視表示されるように属性情報の変更設定を行うことが好ましい。これにより、本発明に係る起動シンボルを配置したユーザインタフェース画面が繁雑となることを回避することができる。
また、請求項1記載の発明において、第1のツールは、開発者により、第1の操作に加えて、第1の操作によって設計したユーザインタフェース画面内に配置した個々の情報入力/表示欄を、変数格納領域内に格納領域が設けられている複数の変数のうち対応する変数の格納領域と各々関連付ける第2の操作、及び、設計した複数のユーザインタフェース画面の遷移を規定する第3の操作が行われることで構築対象のユーザインタフェースが規定されると、ユーザインタフェースを実現するための第1プログラムを生成するツールであってもよく、この場合、例えば請求項4に記載したように、変数格納領域生成手段は、第2のツールを用いて生成されたn種類の第2プログラムによって実行可能なm(m≧n)種類の処理における入力変数及び出力変数を各々定義する変数定義情報に基づき、変数格納領域として、変数定義情報に定義されている各変数の格納領域が各々設けられ、かつ変数定義情報に重複定義されている変数の格納領域が共通化された変数格納領域を生成し、シンボル生成手段は、起動シンボルとして、n種類の第2プログラムのうちの何れかを呼び出してm種類の処理のうちの互いに異なる処理を行わせるためのm種類の起動シンボルを各々生成し、プログラム付加手段は、第3プログラムとして、稼働時に、シンボル生成手段によって生成された特定の起動シンボルが配置されているユーザインターフェース画面が呼び出されるか、又は、ユーザインターフェース画面内に配置されている特定の起動シンボルが選択された場合に、変数格納領域内の各格納領域のうち、特定の起動シンボルに対応する処理における入力変数に対応する変数の格納領域に格納されているデータを引数として、n種類の第2プログラムのうち前記対応する処理を実行可能な特定の第2プログラムを起動させて前記対応する処理を実行させる処理に加えて、特定の第2プログラムによる前記対応する処理の実行が完了すると、特定の第2プログラムから引き渡された出力変数を、変数格納領域内の各格納領域のうち前記引き渡された出力変数に対応する変数の格納領域に格納する起動・変数授受処理を行うプログラムを生成し、生成した第3プログラムを特定の起動シンボルに付加することを、m種類の起動シンボルに対して各々行うように構成してもよい。
これにより、リンクが選択されることで呼び出された特定のユーザインタフェース画面が、開発者によって起動シンボルが画面内に配置された画面である場合、前記特定のユーザインターフェース画面が呼び出されるか、又は、前記特定のユーザインターフェース画面内に配置されている前記起動シンボルが選択されると、変数格納領域内の各格納領域のうち、前記起動シンボルに対応する処理における入力変数に対応する変数の格納領域に格納されているデータを引数として、n種類の第2プログラムのうち前記対応する処理を実行可能な特定の第2プログラムを起動させて前記対応する処理を実行させると共に、特定の第2プログラムによる前記対応する処理の実行が完了すると、特定の第2プログラムから引き渡された出力変数を、変数格納領域内の各格納領域のうち前記引き渡された出力変数に対応する変数の格納領域に格納する起動・変数授受処理が行われる。また、他のユーザインタフェース画面からの遷移等によって起動シンボルが配置されたユーザインタフェース画面が呼び出され、当該ユーザインタフェース画面内の起動シンボルが選択された場合にも、上記の起動・変数授受処理が行われることになる。
請求項4記載の発明は、変数格納領域生成手段により、変数定義情報に定義されている各変数の格納領域が各々設けられ、かつ変数定義情報に重複定義されている変数の格納領域が共通化された変数格納領域が生成されるので、一例として、第2プログラムによって実行される第1処理の出力変数をユーザインタフェース画面内の特定の情報入力/表示欄に表示させると共に、特定の情報入力/表示欄に表示されたデータ(第1処理の出力変数)に対し、必要に応じて利用者による変更設定を行わせ、必要に応じて変更設定が行われた特定の情報入力/表示欄内のデータを第2プログラムによって第2処理の入力変数として用いるユーザインタフェースを構築する等の場合にも、上記の特定の情報入力/表示欄と関連付ける必要の有る変数格納領域内の格納領域の数は1個で済む。これにより、第1のツールにおいて、個々の情報入力/表示欄と関連付けることが可能な変数格納領域内の格納領域の数が各々1個に制限されている場合にも、上記のようなユーザインタフェースを構築することが可能となり、第1プログラムによって実現されるユーザインタフェースの設計の自由度を向上させることができる。
なお、請求項1記載の発明において、第1のツールによって生成される第1プログラムとしては、例えば請求項5に記載したように、第1プログラムを実行するためのプラットフォームとして機能するプラットフォーム・プログラムを実行しているコンピュータ上で実行され、当該コンピュータによる第1プログラムの実行時には、プラットフォーム・プログラムにより、表示画面内に表示されているユーザインタフェース画面内に配置され情報の入力が可能な特定の情報入力/表示欄内に新たに情報が入力された場合には、入力された情報を、変数格納領域内の各格納領域のうち特定の情報入力/表示欄と関連付けられた特定の格納領域にも格納し、変数格納領域内の特定の格納領域に新たに情報が格納された場合には、格納された情報を、表示画面内に表示されているユーザインタフェース画面内に配置され特定の格納領域と関連付けられかつ情報の表示が可能な特定の情報入力/表示欄内にも表示させる同期処理が行われるプログラムが好適である。
請求項9記載の発明に係るアプリケーション開発支援プログラムは、コンピュータを、ユーザインタフェース画面の構成要素として使用可能な複数種のシンボルを表示画面に表示させると共に、開発者により、前記複数種のシンボルのうちの所望のシンボルを画面内の所望の位置に配置することでユーザインタフェース画面を設計する第1の操作が少なくとも行われることで構築対象のユーザインタフェースが規定されると、前記ユーザインタフェースを実現するための第1プログラムを生成する第1のツール、及び、所望のウェブサービスを提供する処理を規定するフローチャートが開発者によって作成されると、作成されたフローチャートが表す処理を実行するための第2プログラムを生成する第2のツールを用いて行われる、前記第1プログラム及び前記第2プログラムを含むアプリケーション・プログラムの開発を支援するアプリケーション開発支援装置として機能させるためのアプリケーション開発支援プログラムであって、少なくとも前記第1のツールが動作する第1コンピュータを、前記第1のツールに対して前記第1の操作が行われる前に、前記第2のツールを用いて生成された前記第2プログラムによって実行可能な処理における入力変数及び出力変数を各々定義する変数定義情報に基づき、前記変数定義情報に定義されている各変数の格納領域が各々設けられた変数格納領域を生成する変数格納領域生成手段、前記第1のツールに対して前記第1の操作が行われる前に、前記ユーザインタフェース画面の構成要素として使用可能なシンボルとして、前記第2プログラムを呼び出して所定のウェブサービスを提供する処理を行わせるための起動シンボルを生成するシンボル生成手段、及び、稼働時に、前記シンボル生成手段によって生成された前記起動シンボルが配置されているユーザインターフェース画面が呼び出されるか、又は、ユーザインターフェース画面内に配置されている前記起動シンボルが選択された場合に、前記変数格納領域のうち、前記起動シンボルに対応する処理における入力変数に対応する変数の格納領域に格納されているデータを引数として、前記第2プログラムを起動させて前記対応する処理を実行させる起動・変数授受処理を行う第3プログラムを生成し、生成した第3プログラムを前記起動シンボルに付加するプログラム付加手段として機能させると共に、少なくとも前記第1プログラムを実行する第2コンピュータを、稼働時に、特定のユーザインタフェース画面のアドレス情報及び処理パラメータを含むリンク情報が埋め込まれたリンクが選択されることで、前記特定のユーザインタフェース画面が前記リンクから直接呼び出された場合に、前記リンクに埋め込まれた処理パラメータを取得し、前記取得した処理パラメータを前記変数格納領域内の対応する格納領域に格納させる格納手段として機能させる。
請求項9記載の発明に係るアプリケーション開発支援プログラムは、少なくとも第1のツールが動作する第1コンピュータを、上記の変数格納領域生成手段、シンボル生成手段及びプログラム付加手段として機能させると共に、少なくとも第1プログラムを実行する第2コンピュータを上記の格納手段として機能させるためのプログラムであるので、上記の第1コンピュータ及び第2コンピュータが請求項9記載の発明に係るアプリケーション開発支援プログラムを実行することで、上記の第1コンピュータ及び第2コンピュータが請求項1に記載のアプリケーション開発支援装置として機能することになり、請求項1記載の発明と同様に、リンク経由でユーザインタフェース画面を呼び出す際に、ウェブサービスへ引き渡す処理パラメータを与えることが可能なユーザインタフェースを有するアプリケーション・プログラムの開発を、コーディング作業を行うことなく実現することができる。
請求項10記載の発明に係る記録媒体は、コンピュータを、ユーザインタフェース画面の構成要素として使用可能な複数種のシンボルを表示画面に表示させると共に、開発者により、前記複数種のシンボルのうちの所望のシンボルを画面内の所望の位置に配置することでユーザインタフェース画面を設計する第1の操作が少なくとも行われることで構築対象のユーザインタフェースが規定されると、前記ユーザインタフェースを実現するための第1プログラムを生成する第1のツール、及び、所望のウェブサービスを提供する処理を規定するフローチャートが開発者によって作成されると、作成されたフローチャートが表す処理を実行するための第2プログラムを生成する第2のツールを用いて行われる、前記第1プログラム及び前記第2プログラムを含むアプリケーション・プログラムの開発を支援するアプリケーション開発支援装置として機能させるためのアプリケーション開発支援プログラムが記録された記録媒体であって、前記アプリケーション開発支援プログラムは、少なくとも前記第1のツールが動作する第1コンピュータを、前記第1のツールに対して前記第1の操作が行われる前に、前記第2のツールを用いて生成された前記第2プログラムによって実行可能な処理における入力変数及び出力変数を各々定義する変数定義情報に基づき、前記変数定義情報に定義されている各変数の格納領域が各々設けられた変数格納領域を生成する変数格納領域生成手段、前記第1のツールに対して前記第1の操作が行われる前に、前記ユーザインタフェース画面の構成要素として使用可能なシンボルとして、前記第2プログラムを呼び出して所定のウェブサービスを提供する処理を行わせるための起動シンボルを生成するシンボル生成手段、及び、稼働時に、前記シンボル生成手段によって生成された前記起動シンボルが配置されているユーザインターフェース画面が呼び出されるか、又は、ユーザインターフェース画面内に配置されている前記起動シンボルが選択された場合に、前記変数格納領域のうち、前記起動シンボルに対応する処理における入力変数に対応する変数の格納領域に格納されているデータを引数として、前記第2プログラムを起動させて前記対応する処理を実行させる起動・変数授受処理を行う第3プログラムを生成し、生成した第3プログラムを前記起動シンボルに付加するプログラム付加手段として機能させると共に、少なくとも前記第1プログラムを実行する第2コンピュータを、稼働時に、特定のユーザインタフェース画面のアドレス情報及び処理パラメータを含むリンク情報が埋め込まれたリンクが選択されることで、前記特定のユーザインタフェース画面が前記リンクから直接呼び出された場合に、前記リンクに埋め込まれた処理パラメータを取得し、前記取得した処理パラメータを前記変数格納領域内の対応する格納領域に格納させる格納手段として機能させる。
請求項10記載の発明に係る記録媒体は、請求項9記載の発明に係るアプリケーション開発支援プログラム、すなわち、少なくとも第1のツールが動作する第1コンピュータを、上記の変数格納領域生成手段、シンボル生成手段及びプログラム付加手段として機能させると共に、少なくとも第1プログラムを実行する第2コンピュータを上記の格納手段として機能させるためのプログラムが記録されているので、請求項10記載の発明に係る記録媒体から読み出されたアプリケーション開発支援プログラムが上記の第1コンピュータ及び第2コンピュータによって実行されることで、上記の第1コンピュータ及び第2コンピュータが請求項1に記載のアプリケーション開発支援装置として機能することになり、請求項1記載の発明と同様に、リンク経由でユーザインタフェース画面を呼び出す際に、ウェブサービスへ引き渡す処理パラメータを与えることが可能なユーザインタフェースを有するアプリケーション・プログラムの開発を、コーディング作業を行うことなく実現することができる。
以上説明したように本発明は、所望のウェブサービスを提供する処理を規定するフローチャートが表す処理を実行するための第2プログラムによって実行可能な処理における入力変数及び出力変数を各々定義する変数定義情報に基づき、各変数の格納領域が各々設けられた変数格納領域を生成する変数格納領域生成手段、ユーザインタフェース画面の構成要素として使用可能なシンボルとして、記第2プログラムを呼び出して所定のウェブサービスを提供する処理を行わせるための起動シンボルを生成するシンボル生成手段、稼働時に、起動シンボルが配置されているユーザインターフェース画面が呼び出されるか、又は、ユーザインターフェース画面内に配置されている起動シンボルが選択された場合に、変数格納領域のうち起動シンボルに対応する処理における入力変数に対応する変数の格納領域に格納されているデータを引数として、第2プログラムを起動させて対応する処理を実行させる起動・変数授受処理を行う第3プログラムを生成し、生成した第3プログラムを起動シンボルに付加するプログラム付加手段、及び、稼働時に、特定のユーザインタフェース画面のアドレス情報及び処理パラメータを含むリンク情報が埋め込まれたリンクが選択されることで、特定のユーザインタフェース画面がリンクから直接呼び出された場合に、リンクに埋め込まれた処理パラメータを取得して変数格納領域内の対応する格納領域に格納させる格納手段を備えているので、リンク経由でユーザインタフェース画面を呼び出す際に、ウェブサービスへ引き渡す処理パラメータを与えることが可能なユーザインタフェースを有するアプリケーション・プログラムの開発を、コーディング作業を行うことなく実現できる、という優れた効果を有する。
本実施形態においてアプリケーション・プログラムの開発環境としての第1のコンピュータ・システムの概略構成を示すブロック図である。 (A)はウェブサービス作成ツールの作成画面の一例、(B)は当該ツールを用いて作成画面上で作成されたフローの一例を各々示すイメージ図である。 条件起動ボタン生成処理の内容を示すフローチャートである。 無条件起動ボタン生成処理の内容を示すフローチャートである。 UI構築ツールの作成画面の一例を示すイメージ図である。 (A)は変数定義情報からの変数格納領域の生成、(B)は画面内の情報入力/表示欄と格納領域のバインド、稼働時のデータ(変数)の代入を説明する概念図である。 従来方式で図6(B)と同一処理を行う場合の問題点を示す概念図である。 アプリケーション・プログラムの実行環境としての第2のコンピュータ・システムの概略構成を示すブロック図である。 リンクからウェブサービス(入力変数無し)を利用した場合の処理の流れの一例を示す概念図である。 リンクからウェブサービス(入力変数有り)を利用した場合の処理の流れの一例を示す概念図である。 リンクからウェブサービス(入力変数有り)を利用した場合の処理の流れの他の例を示す概念図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態の一例を詳細に説明する。図1には本実施形態に係る第1のコンピュータ・システム10が示されている。本実施形態に係る第1のコンピュータ・システム10は、所定のウェブサイトにアクセスした利用者に対して所定のサービス(ウェブサービス)を提供するためのアプリケーション・プログラムを開発する際に使用されるコンピュータ・システムであり、サーバ・コンピュータ12がイントラネット14を介して多数台のクライアント端末16と各々接続されて構成されている。個々のクライアント端末16は、上記のアプリケーション・プログラムを開発する開発者によって操作される端末であり、例えばパーソナル・コンピュータ(PC)等から成り、CPU16A、RAM等から成るメモリ16B、HDD(Hard Disk Drive)等から成る記憶部16C、ネットワークインタフェース(I/F)部16Dを備えている。個々のクライアント端末16には、表示手段としてのディスプレイ18、入力手段としてのキーボード20及びマウス22が各々接続されており、ネットワークI/F部16Dを介してイントラネット14に接続されている。
また、上記のアプリケーション・プログラムは、所定のウェブサイトにおけるユーザインタフェース(UI)の部分を実現するための画面制御プログラム(本発明における第1プログラム)と、利用者に所定のウェブサービスを提供するためのウェブサービス提供プログラム(本発明における第2プログラム)に大別される。クライアント端末16の記憶部16Cには、上記の画面制御プログラムを開発するためのUI構築ツールのプログラムと、上記のウェブサービス提供プログラムを開発するためのウェブサービス作成ツールのプログラムが各々インストールされており、更に、クライアント端末16で後述する条件起動ボタン生成処理を行うための条件起動ボタン生成プログラム及び無条件起動ボタン生成処理を行うための無条件起動ボタン生成プログラムもインストールされている。
クライアント端末16は請求項9,10に記載の第1コンピュータに対応しており、条件起動ボタン生成プログラム及び無条件起動ボタン生成プログラムは、請求項9,10に記載のアプリケーション開発支援プログラムのうち、第1コンピュータを変数格納領域生成手段、シンボル生成手段及びプログラム付加手段として機能させるプログラムに対応している。クライアント端末16は、CPU16Aが上記の条件起動ボタン生成プログラム及び無条件起動ボタン生成プログラムを実行することで、後述するウェブサイト運営システム32のアプリケーション・サーバ34と共に、本発明に係るアプリケーション開発支援装置として機能する。
なお、UI構築ツールは本発明に係る第1のツールに、ウェブサービス作成ツールは本発明に係る第2のツールに各々対応している。UI構築ツールとしてはJSF(Java(登録商標) Server Faces)の規格に準拠したツールが好適であるが、他の規格に準拠したツールであってもよい。また、ウェブサービス作成ツールとしてはBPEL(Business Process Execution Language)の規格に準拠したツールが好適であるが、他の規格に準拠したツールであってもよい。
一方、サーバ・コンピュータ12は、CPU12A、RAM等から成るメモリ12B、HDD等から成る記憶部12C、ネットワークI/F部12Dを備えており、ネットワークI/F部12Dを介してイントラネット14に接続されている。前述のウェブサービス作成ツールを用いたウェブサービス提供プログラムの開発では、個々のウェブサービス(例えば、後述する「書籍検索」や「書籍購入」等)を単位としてプログラムが開発されるが、開発されたウェブサービス提供プログラムは、他のウェブサイトにおける同一ウェブサービスの提供にも利用可能である。このため、サーバ・コンピュータ12の記憶部12Cには、開発されたウェブサービス提供プログラムを登録するためのウェブサービス・ライブラリが記憶されており、このウェブサービス・ライブラリに登録されたウェブサービス提供プログラムは、互いに異なるクライアント端末16を操作する複数の開発者が各々使用可能とされている。
次に図8を参照し、第1のコンピュータ・システム10によって開発されたアプリケーション・プログラムの実行環境としての第2のコンピュータ・システム30の構成について説明する。第2のコンピュータ・システム30は特定ウェブサイトを運営するためのウェブサイト運営システム32を備えている。ウェブサイト運営システム32は、アプリケーション・サーバ34、ウェブサービス提供サーバ36及びDB(データベース)サーバ38を備え、ウェブサービス提供サーバ36及びDBサーバ38が通信回線を介してアプリケーション・サーバ34に各々接続されて構成されている。
アプリケーション・サーバ34は、CPU34A、RAM等から成るメモリ34B、HDD等から成る記憶部34C、ネットワークI/F部34Dを備えており、記憶部34Cには、先に説明した第1のコンピュータ・システム10を利用して開発されたアプリケーション・プログラムのうち前述の画面制御プログラムと、当該画面制御プログラムを実行するためのプラットフォームとして機能するプラットフォーム・プログラムが各々インストールされている。例えばUI構築ツールがJSFの規格に準拠している場合、プラットフォーム・プログラムとしてはJSFエンジンと称されるプラットフォームを提供するプログラムが用いられ、UI構築ツールによって生成された画面制御プログラムは前記プラットフォーム(JSFエンジン)上で実行される。
なお、アプリケーション・サーバ34は請求項9,10に記載の第2コンピュータに対応しており、アプリケーション・サーバ34の記憶部34Cにインストールされているプラットフォーム・プログラムは、請求項9,10に記載のアプリケーション開発支援プログラムのうち第2コンピュータを格納手段として機能させるプログラムに対応している。アプリケーション・サーバ34は、CPU34Aが上記のプラットフォーム・プログラムを実行することで、先に説明したクライアント端末16と共に、本発明に係るアプリケーション開発支援装置として機能する。
アプリケーション・サーバ34のネットワークI/F部34Dは、多数台のウェブサーバが通信回線を介して相互に接続されて成るコンピュータ・ネットワーク(インターネット)40に接続されており、インターネット40には、CPU42A、RAM等から成るメモリ42B、HDD等から成る記憶部42C、ネットワークI/F部42Dを備え、記憶部34Cにブラウザ(ウェブ閲覧ソフト)のプログラムがインストールされていると共に、表示手段としてのディスプレイ44、入力手段としてのキーボード46及びマウス48が各々接続されたクライアント端末42が多数台接続されている。
また、ウェブサービス提供サーバ36はCPU36A、RAM等から成るメモリ36B、HDD等から成る記憶部36C、ネットワークI/F部36Dを備えており、HDD36Cには、先に説明した第1のコンピュータ・システム10を利用して開発されたアプリケーション・プログラムのうち前述のウェブサービス提供プログラムと、当該ウェブサービス提供プログラムを実行するためのプラットフォームとして機能するプラットフォーム・プログラムが各々インストールされている。例えばウェブサービス作成ツールがBPELの規格に準拠している場合、プラットフォーム・プログラムとしてはBPELエンジンと称されるプラットフォームを提供するプログラムが用いられ、ウェブサービス作成ツールによって生成されたウェブサービス提供プログラムは前記プラットフォーム(BPELエンジン)上で実行される。
次に本実施形態の作用として、まず、ウェブサービス作成ツールを用いて行われるウェブサービス提供プログラムの開発について説明する。ウェブサービス提供プログラムを開発するために、開発者がクライアント端末16上でウェブサービス作成ツールのプログラムを起動すると、クライアント端末16のディスプレイ18には、例として図2(A)に示すような作成画面が表示される。ウェブサービス作成ツールは、提供対象のウェブサービスを実現する処理を規定するフローチャートが開発者によって作成されると、作成されたフローチャートが表す処理を実行するためのウェブサービス提供プログラムを生成する機能を備えたツールであり、図2(A)に示す作成画面には、開発者がフローチャートを作成するための作業領域と、フローチャートの作成に利用可能で互いに異なる処理を表す複数種の部品(シンボル)が表示されたパレットが設けられている。
上記の作成画面が表示されると、開発者は、マウス22やキーボード20を介し、パレット内に表示されている複数の部品の中から所望の部品を選択して作業領域に配置し、必要に応じて、配置した部品が表す処理の内容を規定する情報を入力すると共に、配置した部品と作業領域に既に配置した部品との接続関係(各部品が表す処理の実行順序)を規定する操作を繰り返すことで、例として図2(B)に示すように、提供対象のウェブサービスを実現する処理を規定するフローチャートを作成する。フローチャートの作成が完了すると、開発者は、作成したフローチャートに対応するプログラムの生成を指示する操作を行う。パレット内に表示されている個々の部品には、個々の部品が表す処理を実現するためのプログラムが付加されており、ウェブサービス作成ツールは、プログラムの生成が指示されると、作成されたフローチャートを構成する個々の部品に付加されているプログラムを、開発者によって入力された処理内容を規定する情報に基づいて修正し、作成されたフローチャートにおける個々の部品の接続関係に応じて並べ替える等の処理を行うことで、作成されたフローチャートが表す処理を実行するためのプログラム(ウェブサービス提供プログラム)を生成する。これにより開発者は、コーディング作業を行うことなく、所望のウェブサービスを提供するウェブサービス提供プログラムを得ることができる。
また、ウェブサービス作成ツールは、生成したウェブサービス提供プログラムを実行する際の入力変数及び出力変数の名称等を記述した変数定義情報も生成する。この変数定義情報は、より詳しくはウェブサービス提供プログラムによって実現されるウェブサービスを単位として生成され、例えば個々のウェブサービスを実現するための処理に共通部分が多い等の理由で、複数種のウェブサービスを実現するフローチャートが作成され、当該フローチャートに基づいて複数種のウェブサービスを実現するウェブサービス提供プログラムが生成された場合、ウェブサービス作成ツールにより、前記複数種のウェブサービスのうちの互いに異なるウェブサービスに対応する複数の変数定義情報が各々生成される。
複数種のウェブサービスを実現するウェブサービス提供プログラムが生成された場合、ウェブサービス提供プログラムの種類数nは提供可能なウェブサービスの種類数mよりも少なくなる(n<m)が、個々のウェブサービス提供プログラムが各々単一のウェブサービスを実現するプログラムである場合は、ウェブサービス提供プログラムの種類数nは提供可能なウェブサービスの種類数mと同数(n=m)となる。なお、上記の変数定義情報は、例えばBPELの規格ではWSDL(Web Service Description Language)と称される。また本実施形態では「個々の変数に一定の名称を用いる」という開発ルールが存在しており、同一の変数を用いるウェブサービスは、当該ウェブサービスの内容に拘わらず、対応する変数定義情報に規定されている前記変数の名称が同一とされている。
上記のようにしてウェブサービス作成ツールによるウェブサービス提供プログラム及び変数定義情報の生成が完了すると、開発者は、生成されたウェブサービス提供プログラム及び変数定義情報をクライアント端末16からサーバ・コンピュータ12へアップロードさせる。サーバ・コンピュータ12へアップロードされたウェブサービス提供プログラム及び変数定義情報はウェブサービス・ライブラリに登録され、他の開発者が使用することが可能となる。
次に、UI構築ツールを用いて画面制御プログラムの開発を行うに先立って開発者が行う準備作業について説明する。UI構築ツールを用いて画面制御プログラムの開発を行う場合、開発者は、これから開発する画面制御プログラムによって実現されるUIを通じて利用者への提供を予定しているウェブサービスを全てリストアップし、リストアップした個々のウェブサービスに対応するウェブサービス提供プログラム及び変数定義情報を、例えばサーバ・コンピュータ12のウェブサービス・ライブラリからダウンロードしたり、必要に応じてウェブサービス作成ツールを起動し、前述のフローチャート作成作業を行った後にウェブサービス作成ツールによってウェブサービス提供プログラム及び変数定義情報を生成させる等によって取得する(メモリ16A又は記憶部16Aに記憶させる)。そして、利用者への提供を予定している全てのウェブサービスについて、対応するウェブサービス提供プログラム及び変数定義情報を取得すると、クライアント端末16上で条件起動ボタン生成プログラムを起動させる。
以下、起動された条件起動ボタン生成プログラムがCPU16Aによって実行されることでクライアント端末16によって行われる条件起動ボタン生成処理について、図3を参照して説明する。条件起動ボタン生成処理では、まずステップ50において、メモリ16A又は記憶部16Aに記憶されている、利用者への提供を予定している個々のウェブサービスに対応する変数定義情報(例えばBPELの規格ではWSDL)を各々参照し、個々の変数定義情報に記述されている入力変数及び出力変数を全て抽出する。例えば利用者への提供を予定しているウェブサービスの種類数がmである場合、m個の変数定義情報から入力変数及び出力変数が各々抽出される。次のステップ52では、ステップ50で抽出した入力変数及び出力変数のうち重複している変数(名称が同一、すなわち同一の変数)を1つに纏め、各変数の格納領域が設けられた変数格納領域(例えばJSFの規格ではマネージドビーン)を生成する。
例として図6(A)に示すように、利用者への提供を予定しているウェブサービスが「書籍検索サービス」及び「書籍購入サービス」であり、「書籍検索サービス」の入力変数が「書籍名」、出力変数が「書籍ID」であり、「書籍購入サービス」の入力変数が「書籍ID」及び「購入者」、出力変数が「結果」である場合、重複している「書籍ID」が1つに纏められることで、「書籍名」「書籍ID」「購入者」及び「結果」の各変数の格納領域が1個ずつ設けられた変数格納領域が生成されることになる。なお、ステップ50,52は本発明に係る変数格納領域生成手段(より詳しくは請求項4に記載の変数格納領域生成手段)に対応している。
ステップ54では利用者への提供を予定しているウェブサービスの中から単一のウェブサービスを処理対象として選択し、次のステップ56では、稼働時にUI画面上に可視表示され、選択することで処理対象のウェブサービスをウェブページ上で呼び出すことが可能な条件起動ボタン(の情報)を生成する。詳細は後述するが、UI構築ツールでは、UI画面の構成要素として使用可能な情報入力/表示欄や各種のボタン等のシンボルが作成画面(図5も参照)のパレット内に表示され、開発者により、所望のシンボルを選択して所望の位置に配置する操作が繰り返されることでUI画面の設計が行われる。ステップ56では、稼働時にUI画面上に可視表示され、選択することで処理対象のウェブサービスをウェブページ上で呼び出すことが可能な条件起動ボタンとして、UI構築ツールと同一の規格(例えばJSF)に準拠した条件起動ボタン(の情報)を生成する。これにより、生成した条件起動ボタンはUI構築ツールの作成画面のパレット内に表示することが可能となる。なお、ステップ56は本発明に係るシンボル生成手段に対応している。
次のステップ58以降の処理は本発明に係るプログラム付加手段(より詳しくは、請求項4に記載のプログラム付加手段のうち、ユーザインターフェース画面内に配置されている起動シンボルが選択された場合に起動・変数授受処理を行うプログラムを生成して起動シンボルに付加するプログラム付加手段)に対応しており、まずステップ58では、処理対象のウェブサービスに対応する変数定義情報に記述されてる入力変数及び出力変数の中から単一の変数を選択し、次のステップ60では、ステップ52で生成した変数格納領域をステップ58で選択した変数の名称をキーとして検索することで、ステップ58で選択した変数に対応する格納領域を変数格納領域から抽出する。ステップ62では、ステップ58で選択した変数が入力変数か否か判定する。判定が肯定された場合はステップ64へ移行し、変数格納領域からステップ60で抽出した格納領域に格納されているデータを、ステップ58で選択した変数(入力変数)として処理対象のウェブサービスへ引き渡す代入文(プログラム)を作成する。また、ステップ58で選択した変数が出力変数であれば、ステップ62の判定が否定されてステップ66へ移行し、処理対象のウェブサービスによる処理終了時に処理対象のウェブサービスから引き渡される出力変数のうち、ステップ58で選択した出力変数を、変数格納領域からステップ60で抽出した格納領域内に格納させる代入文(プログラム)を作成する。
次のステップ68では、処理対象のウェブサービスに対応する変数定義情報に記述されてる全ての変数に対して上記の処理を行ったか否か判定する。判定が否定された場合はステップ58に戻り、ステップ68の判定が肯定される迄ステップ58〜ステップ68を繰り返す。これにより、処理対象のウェブサービス(を提供するプログラム)の起動時には、処理対象のウェブサービスにおける入力変数に対応するデータを変数格納領域から処理対象のウェブサービスへ入力変数として引き渡す処理を行い(例として図6(B)に破線で示す右向きの矢印を参照)、処理対象のウェブサービス(を提供するプログラム)の終了時には、処理対象のウェブサービスから引き渡された出力変数を変数格納領域に格納する処理を行う(例として図6(B)に破線で示す左向きの矢印を参照)プログラムが自動的に生成されることになる。
ステップ68の判定が肯定されるとステップ70へ移行し、処理対象のウェブサービスを呼び出す呼出文(プログラム)を作成する。そしてステップ72では、上述した処理で作成した呼出プログラム(ステップ64、66で作成した代入文とステップ70で作成した呼出文を含むプログラム:本発明に係る第3プログラム(より詳しくは、請求項2に記載の「ユーザインターフェース画面内に配置されている起動シンボルが選択された場合に起動・変数授受処理を行うプログラム」)に相当)を、先のステップ56で生成した処理対象のウェブサービスに対応するボタン(の情報)に付加し、メモリ16B又は記憶部16Cの所定の記憶領域に記憶させる。次のステップ74では、利用者への提供を予定している全てのウェブサービスに対して上記の処理を行ったか否か判定する。判定が否定された場合はステップ54に戻り、ステップ74の判定が肯定される迄ステップ54〜ステップ74を繰り返す。これにより、利用者への提供を予定している全てのウェブサービスについて、上記の呼出プログラムが付加されたボタン(の情報)が各々生成される。そしてステップ74の判定が肯定されると条件起動ボタン生成処理を終了する。
続いて開発者は、クライアント端末16上でUI構築ツールのプログラムを起動する。これにより、クライアント端末16のディスプレイ18には、例として図5に示すような作成画面が表示される。UI構築ツールは、UIを構築するための操作を開発者に行わせ、開発者による操作が完了すると、構築されたUIを実現する画面制御プログラムを生成する機能を備えたツールであり、図5に示す作成画面には、開発者がUI画面(ウェブページ)を作成するためのUI画面作成領域と、UI画面の構成要素として使用可能な情報入力/表示欄や各種のボタン等のシンボルが表示されたパレットと、UI画面作成領域で作成された複数のUI画面の間の遷移を定義するための画面遷移定義領域が各々設けられている。本実施形態では、UI構築ツールの起動に先立って前述の条件起動ボタン生成処理が実行されるので、UI構築ツールの起動時には、条件起動ボタン生成処理によって生成されて所定の記憶領域に記憶されている条件起動ボタンの情報も読み込まれ、例として図5に示すように、条件起動ボタン生成処理によって生成された条件起動ボタン(利用者への提供を予定している個々のウェブサービスを呼び出すためのボタン)もUI画面の作成に使用可能なシンボルの1つとしてパレット内に表示される。
上記のようにして準備作業が完了すると、続いて開発者は、構築対象のUIを規定するための操作を行うことで、ウェブサービスを提供する所定のウェブサイトにおけるUIの構築(画面制御プログラムの開発)を行う。すなわち開発者は、マウス22やキーボード20を介し、パレット内に表示されている複数のシンボルの中から所望のシンボルを選択してUI画面作成領域内の所望の位置に配置し、必要に応じて、UI画面内に表示すべきテキスト情報を入力する操作(第1の操作)を繰り返すことで、所定のウェブサイトを構成する複数のUI画面(ウェブページ)を順に作成(設計)する。なお、個々のUI画面の作成において、作成しているUI画面が、利用者へ特定のウェブサービスを提供する契機となる画面である場合、開発者は、パレット内に表示されているシンボルの中から特定のウェブサービスを呼び出すための条件起動ボタンも選択し、当該ボタンもUI画面内に配置する操作を行う。
ところで、構築対象のUIの中に、特定のウェブサービスの処理結果を表示する画面内容で、かつリンク情報が埋め込まれたリンクが選択されることで当該リンクから直接呼び出される可能性の有る特定のUI画面(以下、この画面を「リンク呼出UI画面」と称する)が含まれている場合、開発者は、リンク呼出UI画面の作成時に、作成中のUI画面内に一旦配置した条件起動ボタンの無条件起動化(無条件起動ボタンへの変更)を指示する操作を行う。
この操作は、例えば先の条件起動ボタン生成処理によって生成されて作成画面のパレット内に表示されている複数の条件起動ボタンのうち、リンク呼出UI画面で処理結果が表示される特定のウェブサービスに対応する特定の条件起動ボタンを選択し、選択した特定の条件起動ボタンを作成中のUI画面内の所望の位置に一旦配置する操作を行った後に、作成中のUI画面内に配置した特定の条件起動ボタンのプロパティ(属性情報)を表示させる操作を行い、次に、表示された特定の条件起動ボタンの属性情報のうち、UI画面が呼び出されると呼出プログラムを無条件に実行させる機能(本実施形態ではこの機能を「SubmitOnLoad機能」と称している)をオンにする操作を行うことによって成される。これにより、クライアント端末16上で無条件起動ボタン生成プログラムが起動され、起動された条件起動ボタン生成プログラムがCPU16Aによって実行されることで、図4に示す無条件起動ボタン生成処理が実行される。
この無条件起動ボタン生成処理では、まずステップ80において、リンク呼出UI画面内に配置された特定の条件起動ボタン(SubmitOnLoad機能のオンが指示された条件起動ボタン)の情報をメモリ16B又は記憶部16Cから読み出し、無条件起動化後のボタンがリンク呼出UI画面上で非可視化されるように、前記読み出したボタンの情報のうちボタンの属性情報(詳しくはボタンの表示色を規定する情報)を変更(透明に)する。なお、このステップ80は請求項3に記載のシンボル生成手段に対応している。
また、ステップ82では、前記読み出したボタンの情報から、先の条件起動ボタン生成処理によって生成された呼出プログラムを抽出する。ステップ82で抽出した呼出プログラムは、稼働時(開発されたアプリケーション・プログラムの実行時)に、対応する条件起動ボタンが配置されたUI画面がクライアント端末42から呼び出されてクライアント端末42のディスプレイ44に表示され、更に、表示されたUI画面内に可視表示されている前記条件起動ボタンが選択された場合に実行され、対応するウェブサービスの呼び出し等の処理を行うものであるが、次のステップ84では、リンクが選択される等によって無条件起動ボタンが配置されたUI画面(リンク呼出UI画面)が呼び出されると、前記呼出プログラムが無条件で(ボタン選択の操作を経ることなく)実行されるように、ステップ82で抽出した呼出プログラムを変更し、無条件起動ボタン生成処理を終了する。
なお、ステップ84の処理は、例えば呼出プログラムのうち、ボタン選択の操作が行われたか否かを判定する判定文(プログラム)を削除する等によって行うことができる。また、上記のステップ82,84も本発明に係るプログラム付加手段に対応しており、より詳しくは、請求項2に記載の「起動シンボルに対して無条件起動化が指示された場合に、第3プログラムを、起動シンボルが配置されているユーザインターフェース画面が呼び出されると記起動・変数授受処理を無条件に行うプログラムへ変更する」処理を行うプログラム付加手段に対応している。
上記の無条件起動ボタン生成処理が完了すると、作成中のUI画面内に配置されていた条件起動ボタンが無条件起動化され(無条件起動ボタンへ変更され)、先のステップ80における属性情報の変更に伴い、作成中のUI画面内における表示も可視表示から非可視表示に変化する(透明化される)。また、作成中のUI画面内に配置されていた条件起動ボタンが無条件起動ボタンへ変更されたことに伴い、作成中のUI画面は、当該UI画面がリンクから直接呼び出されると、画面内の無条件起動ボタンに付加されている呼出プログラムがアプリケーション・サーバ34で無条件に実行されることで、特定のウェブサービスが呼び出され、特定のウェブサービスに相当する処理が終了すると、特定のウェブサービスの処理結果を表示するUI画面、すなわちリンク呼出UI画面へ変更されることになる。
このように、開発者は、作成中のUI画面内に条件起動ボタンを配置し、配置した条件起動ボタンのプロパティを表示させてSubmitOnLoad機能のオンを指示する、というごく簡単な操作により、コーディング作業を行うことなく、無条件起動ボタンの生成(作成中のUI画面のリンク呼出UI画面への変更)を行うことができる。なお、上述した無条件起動ボタン生成処理を経た呼出プログラムも本発明に係る第3プログラムに対応している。
また、作成したUI画面が、利用者による情報の入力又は情報の表示を行うための情報入力/表示欄が設けられている画面である場合、開発者は、画面内の個々の情報入力/表示欄を、先のボタン生成処理によって生成された変数格納領域のうち、情報入力/表示欄を介して入力される情報又は情報入力/表示欄に表示する情報に対応する格納領域と関連付ける(UIバインドともいう)操作(第2の操作)を行う。更に、ウェブサイトを構成する全てのUI画面(ウェブページ)を作成すると、開発者は、作成した各UI画面の遷移を画面遷移定義領域内で規定する操作(第3の操作)を行う。
開発者による操作について具体例を挙げて説明すると、図6(B)に示すように、開発対象のウェブサイトを通じて利用者への提供を予定しているウェブサービスのプログラムとして、書籍検索サービス及び書籍購入サービスのプログラムが既に開発されており、上記ウェブサイトのUIとして、利用者が検索対象の書籍名を入力して検索を指示するための書籍検索画面、上記検索によって抽出された書籍IDを利用者が確認し、必要に応じて書籍IDを変更した後、購入者情報を入力して購入を指示するための書籍購入画面、及び、利用者が購入処理の結果を確認するための結果表示画面へ順に遷移するUIを構築する場合、開発者は、書籍検索画面については、書籍名を入力するための情報入力/表示欄及び書籍検索サービスを呼び出すための条件起動ボタンを画面内に各々配置する操作を行うことで書籍検索画面を作成し、当該書籍検索画面内の情報入力/表示欄を、変数格納領域のうち書籍名の格納領域と関連付ける操作を行う。
また開発者は、書籍購入画面については、書籍IDの表示及び入力を行うための情報入力/表示欄、購入者の情報を入力するための情報入力/表示欄及び書籍購入サービスを呼び出すための条件起動ボタンを画面内に各々配置する操作を行うことで書籍購入画面を作成し、当該書籍購入画面内のうち書籍IDの表示及び入力を行うための情報入力/表示欄を、変数格納領域のうち書籍IDの格納領域と関連付けると共に、購入者情報を入力するための情報入力/表示欄を、変数格納領域のうち購入者情報の格納領域と関連付ける操作を行う。また開発者は、結果表示画面については、結果情報を表示するための情報入力/表示欄及び画面の消去を指示するためのボタン(図6(B)に示す「OK」と表記したボタン)を画面内に各々配置する操作を行うことで結果表示画面を作成し、当該結果表示画面内の情報入力/表示欄を、変数格納領域のうち結果情報の格納領域と関連付ける操作を行う。
更に開発者は、書籍検索画面が表示されている状態で当該画面内の条件起動ボタンが選択されると書籍検索画面から書籍購入画面へ遷移し、書籍購入画面が表示されている状態で当該画面内の条件起動ボタンが選択されると書籍購入画面から結果表示画面へ遷移するように、各画面の遷移を規定する操作を行う。以上の操作により図6(B)に示すUIを規定することができる。
なお、利用者への提供を予定している個々のウェブサービスを単位として変数格納領域を設ける従来方式で上記のUIを構築しようとした場合、例として図7に示すように、書籍購入画面内に設けられ書籍IDの表示及び入力を行うための情報入力/表示欄を、書籍検索サービスに対応する変数格納領域内の書籍IDの格納領域、及び、書籍購入サービスに対応する変数格納領域内の書籍IDの格納領域と各々関連付ける必要がある。しかしながら、UI構築ツールが準拠しているJSF等の規格では、個々の情報入力/表示欄と関連付けることが可能な変数格納領域内の格納領域の数が各々1個に制限されており、上記のように書籍IDの表示及び入力のための書籍購入画面内の情報入力/表示欄を複数の格納領域と関連付けることができないので、図6(B)に示すようなUIは構築できない。これに対して本実施形態では、先に説明した条件起動ボタン生成処理において、変数定義情報に重複定義されている変数の格納領域を共通化した変数格納領域を生成しているので、図6(B)に示すように、書籍IDの表示及び入力のための書籍購入画面内の情報入力/表示欄を単一の格納領域と関連付けるのみで図6(B)に示すUIを構築することができ、実現可能なUIの設計の自由度を向上させることができる。
また、上記は条件起動ボタンが配置される通常のUI画面を含むUIの構築についての説明であるが、リンク呼出UI画面についても、ウェブサービスの処理結果を表示するための情報入力/表示欄を設け、設けた情報入力/表示欄をウェブサービスの処理結果が格納される格納領域と関連付ける操作(第2の操作)が少なくとも行われる。また、リンク呼出UI画面には無条件起動ボタンに加え、第1の操作を行うことで条件起動ボタンを更に配置してもよく、リンク呼出UI画面に配置した条件起動ボタンが選択されたことを契機として他のUI画面へ遷移させる場合には、リンク呼出UI画面からの遷移を画面遷移定義領域内で規定する操作(第3の操作)も行われる。
UIを規定する操作が完了すると、開発者はUI構築ツールに対し、前記UIを実現するプログラムの生成を指示する。これによりUI構築ツールは、開発者によって構築されたUIを実現する(クライアント端末42(図8参照)からの要求に応じて、クライアント端末42のディスプレイ44に各UI画面を順に表示させる)画面制御プログラムを生成する。この画面制御プログラムは、個々のUI画面を規定するデータと、利用者により個々のUI画面を介して各種の操作が行われた場合の処理を規定するプログラムを含んで構成されるが、各種のウェブサービスを呼び出すための条件起動ボタンが設けられたUI画面については、先に説明した条件起動ボタン生成処理によって生成されて前記条件起動ボタンに付加されている呼出プログラムが読み出され、読み出された呼出プログラムが、前記条件起動ボタンが利用者によって選択された場合の処理を規定するプログラムとして用いられる(画面制御プログラムに組み込まれる)。また、無条件起動ボタンが設けられたリンク呼出UI画面については、先に説明した無条件起動ボタン生成処理によって変更されて無条件起動ボタンに付加されている呼出プログラムが、リンクからリンク呼出UI画面が呼び出された際に無条件に行う処理を規定するプログラムとして用いられる(画面制御プログラムに組み込まれる)。
以上の操作・処理により、画面制御プログラム及びウェブサービス提供プログラムを含むアプリケーション・プログラムの開発が完了する。このように、本実施形態では、ウェブサービス提供プログラムについては、ウェブサービス作成ツールを利用することでコーディング作業を行うことなく開発することができ、画面制御プログラムについても、事前に条件起動ボタン生成処理を行い、利用者への提供を予定している個々のウェブサービスの変数定義情報に重複定義されている変数の格納領域を共通化した変数格納領域を生成しておくと共に、利用者への提供を予定している個々のウェブサービスを呼び出す呼出プログラムを付加した条件起動ボタンを生成しておくことで、開発者は、UI構築ツールを利用し、UI構築ツールの作成画面のパレット内に表示される前記条件起動ボタンを画面内に配置する操作を含む各種の操作を行うことで、コーディング作業を行うことなく所望のUIの構築(画面制御プログラムの開発)を行うことができる。
また、構築対象のUIの中にリンク呼出UI画面が含まれている場合にも、開発者が、リンク呼出UI画面で処理結果が表示される特定のウェブサービスに対応する特定の条件起動ボタンを選択し、選択した条件起動ボタンを作成中のUI画面内に配置し、作成中のUI画面内に配置した条件起動ボタンを「SubmitOnLoad機能」をオンにする操作を行えば、作成中のUI画面内に配置した条件起動ボタンが無条件起動ボタンに変更され、作成中のUI画面がリンク呼出UI画面になるので、リンク呼出UI画面を含むUIの構築についてもコーディング作業を行うことなく実現することができる。従って、画面制御プログラム及びウェブサービス提供プログラムを含むアプリケーション・プログラムを非常に短い期間で開発することが可能となる。
次に、アプリケーション・プログラムの実行時(ウェブサイトの稼働時)の動作について説明する。アプリケーション・プログラムの実行時には、図8に示すように、開発したアプリケーション・プログラムのうち、画面制御プログラムがアプリケーション・サーバ34の記憶部34Cにインストールされ、ウェブサービス提供プログラムがウェブサービス提供サーバ36の記憶部36Cにインストールされる。
アプリケーション・サーバ34上(詳しくはプラットフォーム・プログラムによって提供されるプラットフォーム上)で実行される画面制御プログラムは、クライアント端末42を介して利用者からUI画面の配信が要求される毎に、配信が要求されたUI画面のデータを要求元のクライアント端末42へ送信することで、配信が要求されたUI画面を要求元のクライアント端末42のディスプレイ44に表示させる。また、利用者がキーボード46等を操作することでディスプレイ44に表示されたUI画面内の情報入力/表示欄内に入力された情報は、クライアント端末42のメモリ42B等に一旦記憶された後に、所定のタイミング(例えば次のUI画面への遷移のトリガとなる条件起動ボタンが選択された等のタイミング)でアプリケーション・サーバ34へ転送される。
アプリケーション・サーバ34上で動作しているプラットフォーム・プログラムは、利用者によってUI画面内の情報入力/表示欄内に入力された情報をアプリケーション・サーバ34がクライアント端末42から受信すると、受信した情報を、アプリケーション・サーバ34のメモリ34B上に設けられた変数格納領域のうち、情報が入力された情報入力/表示欄と予め関連付けされた格納領域に格納させる(図6(B)に「バインドによる自動代入」と表記した実線の矢印のうち右向きの矢印に相当する処理:請求項5に記載の同期処理に相当)。
また、UI画面内のうち任意のウェブサービスを呼び出すための条件起動ボタンが利用者によって選択された場合には、選択された条件起動ボタンに付加されている呼出プログラムにより、対応するウェブサービスのプログラムがウェブサービス提供サーバ36上(詳しくはプラットフォーム・プログラムによって提供されるプラットフォーム上)で起動されると共に、変数格納領域のうち起動されたプログラムにおける入力変数に対応する格納領域(予め設定された格納領域)内のデータが変数格納領域から読み出され、読み出されたデータが起動されたプログラムへ入力変数として引き渡される(図6(B)に「呼出プログラムによる代入」と表記した破線の矢印のうち右向きの矢印に相当する処理)。これにより、利用者によって選択された条件起動ボタンに対応するウェブサービスを実現するための処理がウェブサービス提供サーバ36上で実行される。なお、ウェブサービスを実現するための処理がDBへのアクセスを含んでいる場合、アプリケーション・サーバ34経由でウェブサービス提供サーバ36からDBサーバ38へDBへのアクセスが指示されることでDBへのアクセスが実現される。
また、ウェブサービス提供サーバ36上で起動されたプログラムによる処理が終了すると、ウェブサービス提供サーバ36からアプリケーション・サーバ34へ出力変数に相当するデータが引き渡され、呼出プログラムにより、引き渡されたデータを変数格納領域のうちの出力変数に対応する格納領域(予め設定された格納領域)内に格納する処理(図6(B)に「呼出プログラムによる代入」と表記した破線の矢印のうち左向きの矢印に相当する処理)がアプリケーション・サーバ34上で行われる。また、上記処理によって新たにデータが格納された格納領域が何れかのUI画面内の情報入力/表示欄と関連付けられている場合には、アプリケーション・サーバ34上で動作しているプラットフォーム・プログラムにより、上記格納領域に新たに格納されたデータをUI画面内の関連付けられた情報入力/表示欄に表示させる処理が行われる(図6(B)に「バインドによる自動代入」と表記した実線の矢印のうち左向きの矢印に相当する処理:請求項6に記載の同期処理に相当)。これにより、ウェブサイトを通じて各種のウェブサービスが利用者に提供されることになる。
一例として、図6(B)に示す各UI画面から成るウェブサイトが利用者によってアクセスされた場合、まず利用者が操作しているクライアント端末42のディスプレイ44に書籍検索画面が表示される。また、利用者が書籍検索画面内の書籍名の入力/表示欄内に検索対象の書籍名を入力した後に、「検索」と表記された条件起動ボタン(書籍検索サービスを呼び出すためのボタン)を選択すると、書籍名の入力/表示欄内に入力された書籍名は、プラットフォーム・プログラムによって変数格納領域の書籍名の格納領域に一旦格納された後に、呼出プログラムによって起動された書籍検索サービスのプログラムに入力変数として引き渡される。また、クライアント端末42のディスプレイ44に表示されているUI画面は、「検索」と表記された条件起動ボタンが選択されたことに伴って書籍購入画面に切り替わるが、書籍検索サービスの出力変数としての書籍IDは呼出プログラムによって変数格納領域の書籍IDの格納領域に一旦格納された後に、プラットフォーム・プログラムによって書籍購入画面内の書籍IDの入力/表示欄に表示される。
また利用者は、ディスプレイ44に書籍購入画面が表示されると、当該画面内の書籍IDの入力/表示欄に表示された書籍IDを確認し、必要に応じて書籍IDを上書き入力すると共に、購入者情報の入力/表示欄内に購入者情報を入力した後に、「購入」と表記された条件起動ボタン(書籍購入サービスを呼び出すためのボタン)を選択する。これにより、購入者情報の入力/表示欄内に入力された購入者情報は、プラットフォーム・プログラムによって変数格納領域の購入者情報の格納領域に格納され(利用者によって書籍IDの上書き入力が行われた場合は、上書き入力後の書籍IDも対応する格納領域に格納される)、その後、変数格納領域内に格納されている書籍ID及び購入者情報は、呼出プログラムによって起動された書籍購入サービスのプログラムに入力変数として引き渡される。更に、クライアント端末42のディスプレイ44に表示されているUI画面は、「購入」と表記された条件起動ボタンが選択されたことに伴って結果表示画面に切り替わるが、書籍購入サービスの出力変数としての結果情報は呼出プログラムによって変数格納領域の結果情報の格納領域に一旦格納された後に、プラットフォーム・プログラムによって結果表示画面内の結果情報の情報入力/表示欄に表示される。
次に、リンク呼出UI画面のアドレス情報(URL)を含むリンク情報が埋め込まれているリンクが付加されている任意の文書がクライアント端末42のディスプレイ44に表示されている状態で、上記のリンクが選択されることでリンク呼出UI画面が直接呼び出された場合の動作について説明する。なお、上記の任意の文書は、リンクを付加可能な文書であればよく、例えばテキスト文書やスプレッドシート、プレゼンテーション文書、電子メール文書、ウェブページ等、各種のアプリケーションの何れかによって表示可能な各種文書の何れであってもよい。
リンクが選択されることでリンク呼出UI画面が直接呼び出されると、アプリケーション・サーバ34上でプラットフォーム・プログラムが起動されるが、呼び出されたリンク呼出UI画面に処理結果が表示される特定のウェブサービスが、入力変数無しのウェブサービス(例えば一覧情報を取得するウェブサービス等)である場合は、図9に示すように、選択されたリンクに埋め込まれているリンク情報がリンク呼出UI画面のアドレス情報(URL)のみから構成され、処理パラメータは付加されていないので、起動されたプラットフォーム・プログラムにより、呼び出されたリンク呼出UI画面の情報を読み込み、前記リンク呼出UI画面の配信用の情報を生成する処理が直ちに行われる。
ここで、呼び出されたリンク呼出UI画面内には無条件起動ボタンが配置されているので、リンク呼出UI画面の配信用の情報を生成する処理では、まず無条件起動ボタンに付加されている呼出プログラムがアプリケーション・サーバ34で無条件に実行される。そしてこの呼出プログラムにより、対応するウェブサービスのプログラムをウェブサービス提供サーバ36上で起動する処理が行われ(図9のステップ110)。対応するウェブサービスを実現するための処理がウェブサービス提供サーバ36上で実行される(図9のステップ116)。
また、ウェブサービス提供サーバ36上で起動されたプログラムによる処理(例えば一覧取得処理)が終了すると、ウェブサービス提供サーバ36からアプリケーション・サーバ34へ処理結果に相当する情報(出力変数)が引き渡され、呼出プログラムにより、引き渡されたデータを変数格納領域のうちの出力変数に対応する格納領域内に格納する処理(図9のステップ110、図9に「格納」と表記した破線の矢印も参照)が行われる。また、上記処理によって新たにデータが格納された格納領域は、UI構築時に開発者によって行われた第2の操作によってリンク呼出UI画面と関連付けられており、アプリケーション・サーバ34上で動作しているプラットフォーム・プログラムにより、上記格納領域に新たに格納されたデータをリンク呼出UI画面内の関連付けられた情報入力/表示欄に表示させる処理が行われる(図9に「バインドによる自動代入」と表記した実線の矢印も参照)。
そして、ウェブサービスによる処理結果が表示されたリンク呼出UI画面がクライアント端末42へ配信され(図9のステップ114)、クライアント端末42のディスプレイ44に表示されることになる。なお、このときディスプレイ44に表示されるリンク呼出UI画面上では、リンク呼出UI画面に配置されている無条件起動ボタンが、無条件起動ボタン生成処理で変更されたボタンの属性情報に従い、非可視表示(透明なボタンとして表示)される(図9に薄く示した「一覧取得」のボタンも参照)。
続いて、リンクが選択されることで呼び出されたリンク呼出UI画面に処理結果が表示される特定のウェブサービスが、入力変数有りのウェブサービス(例えば入力変数として与えられた書籍IDに合致する書籍を注文する書籍注文処理を行うウェブサービス等)である場合について説明する。
リンクが選択されることでリンク呼出UI画面が直接呼び出されると、前述のようにアプリケーション・サーバ34上でプラットフォーム・プログラムが起動されるが、呼び出されたリンク呼出UI画面に処理結果が表示される特定のウェブサービスが入力変数有りのウェブサービスである場合、選択されたリンクに埋め込まれているリンク情報は、例として図10に示すように、リンク呼出UI画面のアドレス情報(URL)に処理パラメータ(図10に示す"book=yyyy"の例では、変数(処理パラメータ)名が"book"、変数の値が"yyyy"となっている)が付加されて構成される。起動されたプラットフォーム・プログラムは、選択されたリンクに埋め込まれているリンク情報に処理パラメータが付加されていた場合、リンク情報に付加されている処理パラメータ(変数名及び変数の値)を取得し、取得した変数名をキーにして変数格納領域を検索することで対応する格納領域を検索し、検索によって抽出された格納領域に先に取得した変数の値を格納する処理を行う(図10のステップ120も参照)。
次に、プラットフォーム・プログラムにより、呼び出されたリンク呼出UI画面(図10の例では結果表示画面)の情報を読み込み、前記リンク呼出UI画面の配信用の情報を生成する処理が行われるが、呼び出されたリンク呼出UI画面内には無条件起動ボタンが配置されているので、リンク呼出UI画面の配信用の情報を生成する処理では、まず無条件起動ボタンに付加されている呼出プログラムがアプリケーション・サーバ34で無条件に実行され、この呼出プログラムにより、プラットフォーム・プログラムによって対応する格納領域に一旦格納された処理パラメータを入力変数(引数)として、対応するウェブサービスのプログラムをウェブサービス提供サーバ36上で起動させる処理が行われる(図10のステップ122も参照)。これにより、プラットフォーム・プログラムによって対応する格納領域に一旦格納された処理パラメータが、ウェブサービス提供サーバ36上で起動されたウェブサービスのプログラムに入力変数(引数)として引き渡され、ウェブサービス提供サーバ36では、入力変数(引数)として引き渡された処理パラメータに従い、対応するウェブサービスを実現するための処理(例えば図10の例では、書籍ID("book")が入力変数として引き渡された値に一致する書籍を注文する書籍注文処理)が実行される(図10のステップ128も参照)。
また、ウェブサービス提供サーバ36上で起動されたプログラムによる処理(例えば書籍注文処理)が終了すると、ウェブサービス提供サーバ36からアプリケーション・サーバ34へ処理結果に相当する情報(出力変数)が引き渡され、呼出プログラムにより、引き渡されたデータを変数格納領域のうちの出力変数に対応する格納領域内に格納する処理(図10のステップ124、図10に「格納」と表記した破線の矢印も参照)がアプリケーション・サーバ34上で行われる。また、上記処理によって格納領域に新たに格納されたデータは、アプリケーション・サーバ34上で動作しているプラットフォーム・プログラムにより、格納領域に関連付けられたリンク呼出UI画面内の情報入力/表示欄に表示される(図10に「バインドによる自動代入」と表記した実線の矢印も参照)。
そして、プラットフォーム・プログラムにより、ウェブサービスによる処理結果が表示されたリンク呼出UI画面が生成されてクライアント端末42へ配信され(図10のステップ126も参照)、生成されたリンク呼出UI画面がクライアント端末42のディスプレイ44に表示されることになる。なお、このときディスプレイ44に表示されるリンク呼出UI画面についても、当該リンク呼出UI画面に配置されている無条件起動ボタンが、非可視表示(透明なボタンとして表示)される(図10に薄く示した「注文」のボタンも参照)。上述した処理により、リンクを選択することでリンク呼出UI画面を呼び出した利用者に対しても各種のウェブサービスが提供されることになる。
なお、上記ではリンクが選択されることで呼び出されるリンク呼出UI画面に、入力変数有りのウェブサービスを起動するための起動ボタンとして無条件起動ボタンが配置されている態様を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、上記の無条件起動ボタンに代えて、条件起動ボタン(UI画面内に配置されている起動シンボルが選択された場合に起動・変数授受処理を行うプログラムが付加された起動シンボル)が配置されていてもよい。以下、リンクが選択されることで、入力変数有りのウェブサービスを起動するための起動ボタンとして条件起動ボタンが配置されたリンク呼出UI画面が呼び出された場合の動作を説明する。
例として図11に示すように、リンク呼出UI画面のアドレス情報(URL)に処理パラメータ(例えば書籍ID)が付加されたリンク情報が埋め込まれたリンクが選択されることで、リンク呼出UI画面が直接呼び出されると、前述のようにアプリケーション・サーバ34上でプラットフォーム・プログラムが起動され、起動されたプラットフォーム・プログラムは、リンク情報に付加されている処理パラメータ(変数名及び変数の値)を取得し、取得した変数名をキーにして変数格納領域を検索することで対応する格納領域を検索し、検索によって抽出された格納領域に先に取得した変数の値を格納する処理を行う(図11のステップ120も参照)。
続いて、プラットフォーム・プログラムにより、呼び出されたリンク呼出UI画面(図11の例では書籍注文画面)の情報を読み込み、前記リンク呼出UI画面の配信用の情報を生成する処理が行われるが、図11に示す例では、呼び出されたリンク呼出UI画面内に条件起動ボタン(図11に「注文」と表記して示すボタン)が配置されているので、この段階では条件起動ボタンに付加されている呼出プログラムは実行されず、対応するウェブサービスのプログラムが起動されることで処理が中断されることなく、リンク呼出UI画面の配信用の情報が生成されてクライアント端末42へ配信され(図11のステップ130)、クライアント端末42のディスプレイ44にリンク呼出UI画面が表示される。
図11の例では、リンク呼出UI画面としての書籍注文画面に注文数量の情報入力/表示欄が設けられており、利用者が、ディスプレイ44に表示され書籍注文画面の注文数量の情報入力/表示欄内に注文数量を入力した後に、「注文」と表記された条件起動ボタン(書籍注文サービスを呼び出すためのボタン)を選択する操作を行うと(図11のステップ132の判定が肯定されると)、注文数量の情報入力/表示欄内に入力された注文数量は、プラットフォーム・プログラムによって変数格納領域の注文数量の格納領域に格納される。また、条件起動ボタンが選択されたことに伴い、条件起動ボタンに付加されている呼出プログラムがアプリケーション・サーバ34で実行され、この呼出プログラムにより、プラットフォーム・プログラムによって対応する格納領域に一旦格納された処理パラメータ(リンク呼出UI画面のアドレス情報に付加されていた処理パラメータ(例えば書籍ID)及び利用者によって入力された注文数量)を入力変数(引数)として、対応するウェブサービスのプログラムをウェブサービス提供サーバ36上で起動させる処理が行われる(図11のステップ134も参照)。
これにより、プラットフォーム・プログラムによって対応する格納領域に一旦格納された処理パラメータが、ウェブサービス提供サーバ36上で起動されたウェブサービスのプログラムに入力変数(引数)として引き渡され、ウェブサービス提供サーバ36では、入力変数(引数)として引き渡された処理パラメータに従い、対応するウェブサービスを実現するための処理(例えば図11の例では、書籍ID("book")が入力変数として引き渡された値に一致する書籍を、入力変数として引き渡された注文数量と同数だけ注文する書籍注文処理)が実行される(図11のステップ140も参照)。
また、ウェブサービス提供サーバ36上で起動されたプログラムによる処理(例えば書籍注文処理)が終了すると、ウェブサービス提供サーバ36からアプリケーション・サーバ34へ処理結果に相当する情報(出力変数)が引き渡され、呼出プログラムにより、引き渡されたデータを変数格納領域のうちの出力変数に対応する格納領域内に格納する処理(図11のステップ136、図11に「格納」と表記した破線の矢印も参照)がアプリケーション・サーバ34上で行われる。また、プラットフォーム・プログラムにより、ウェブサービスによる処理結果を表示するUI画面(例えば図11に示す結果表示画面)の配信用の情報が生成され、呼出プログラムによって格納領域内に格納されたデータ(出力変数)は、前記UI画面内の情報入力/表示欄に表示される(図11に「バインドによる自動代入」と表記した実線の矢印も参照)。そして、生成されたUI画面はプラットフォーム・プログラムによってクライアント端末42へ配信され(図11のステップ138も参照)、クライアント端末42のディスプレイ44に表示される。
また、上記では本発明に係る第1プログラムに相当する画面制御プログラムと、本発明に係る第2プログラムに相当するウェブサービス提供プログラムが、異なるコンピュータ(アプリケーション・サーバ34及びウェブサービス提供サーバ36)で実行される態様を説明したが、これに限定されるものではなく、第1プログラム及び第2プログラムを同一のコンピュータで実行させるようにしてもよい。
また、上記では条件起動ボタンを一旦生成した後に、生成した条件起動ボタンのうちSubmitOnLoad機能をオンする操作が行われた条件起動ボタンの情報を変更することで、同一のウェブサービスを無条件に(リンク呼出UI画面が呼び出されると)起動する無条件起動ボタンを生成する態様を説明したが、これに限定されるものではなく、条件起動ボタンの生成と独立して無条件起動ボタンの生成を行うようにしてもよい。
更に、上記ではインターネット40を通じてウェブサイト(アプリケーション・サーバ34)へアクセスした利用者に対して所定のウェブサービスを提供する態様を説明したが、これに限定されるものではなく、インターネット40に代えてイントラネットを用い、当該イントラネットに接続可能な利用者(例えば特定企業の従業員)に所定のウェブサービスを提供する等の態様にも適用可能である。
更に、上記では本発明に係るアプリケーション開発支援プログラムに対応する条件起動ボタン生成プログラム及び無条件起動ボタン生成プログラムがクライアント端末16の記憶部16Cに予め記憶(インストール)され、同じくアプリケーション開発支援プログラムに対応するプラットフォーム・プログラムがアプリケーション・サーバ34の記憶部34Cに予め記憶(インストール)されている態様を説明したが、本発明に係るアプリケーション開発支援プログラムは、CD−ROMやDVD−ROM等の記録媒体に記録されている形態で提供することも可能である。この態様における記録媒体は請求項10に記載の記録媒体に対応している。
符号の説明
10 コンピュータ・システム
12 サーバ・コンピュータ
16 クライアント端末
30 コンピュータ・システム
34 アプリケーション・サーバ
36 ウェブサービス提供サーバ
42 クライアント端末
【0004】
支援プログラム及び記録媒体を得ることが目的である。
課題を解決するための手段
[0009]
上記目的を達成するために請求項1記載の発明に係るアプリケーション開発支援装置は、ユーザインタフェース画面の構成要素として使用可能な複数種のシンボルをコンピュータによって表示画面に表示させると共に、開発者により、前記複数種のシンボルのうちの所望のシンボルを画面内の所望の位置に配置することでユーザインタフェース画面を設計する第1の操作、前記第1の操作によって設計したユーザインタフェース画面内に配置した個々の情報入力/表示欄を、変数格納領域内に格納領域が設けられている複数の変数のうち対応する変数の格納領域と各々関連付ける第2の操作、及び、設計した複数のユーザインタフェース画面の遷移を規定する第3の操作が行われることで構築対象のユーザインタフェースが規定されると、前記ユーザインタフェースを実現するための第1プログラムをコンピュータによって生成させる第1のツール、及び、所望のウェブサービスを提供する処理を規定するフローチャートが開発者によって作成されると、作成されたフローチャートが表す処理を実行するための第2プログラムをコンピュータによって生成させる第2のツールを用いて行われる、前記第1プログラム及び前記第2プログラムを含むアプリケーション・プログラムの開発を支援するアプリケーション開発支援装置であって、前記第1のツールに対して前記第1の操作が行われる前に、前記第2のツールを用いて生成されたn種類の前記第2プログラムによって実行可能なm(m≧n)種類の処理における入力変数及び出力変数を各々定義する変数定義情報に基づき、前記変数定義情報に定義されている各変数の格納領域が各々設けられ、かつ前記変数定義情報に重複定義されている変数の格納領域が共通化された変数格納領域を生成する変数格納領域生成手段と、前記第1のツールに対して前記第1の操作が行われる前に、前記ユーザインタフェース画面の構成要素として使用可能なシンボルとして、前記n種類の前記第2プログラムのうちの何れかを呼び出して前記m種類の処理のうちの互いに異なる処理を行わせるためのm種類の起動シンボルの情報を各々生成するシンボル生成手段と、稼働時に、前記シンボル生成手段によって生成された特定の起動シンボルが配置されているユーザインターフェース画面が呼び出されるか、又は、ユーザインターフェース画面内に配置されている前記特定の起動シンボルが選択された場合に、前記変数格納領域内の各格納領域のうち、前記特定の起動シンボルに対応する処理における入力変数に対応する変数の格納領域に格納されているデータを引数として、前記n種類の前記第2プログラムのうち前記対応する処理を実行可能な特定の第2プログラムを起動させて前記対応する処理をコンピュータによって実行させると共に、前記特定の第2プログラムによる前記対応する処理の実行が完了すると、前記特定の第2プログラムから引き渡された出力変数を、前記変数格納領域内の各格納領域のうち前記引き渡された出力変数に対応する変数の格納領域に格納する起動・変数授受処理をコンピュータによって行わせる第3プログラムを生成し、生成した第3プログラムを前記特定の起動シンボルの情報に付加することを、前記m種類の起動シンボルに対して各々行うプログラム付加手段と、稼働時に、特定のユーザインタフェース画面のアドレス情報及び処理パラメータを含むリンク情報が埋め込ま
【0005】
れたリンクが選択されることで、前記特定のユーザインタフェース画面が前記リンクから直接呼び出された場合に、前記リンクに埋め込まれた処理パラメータを取得し、前記取得した処理パラメータを前記変数格納領域内の対応する格納領域に格納させる格納手段と、を備えている。
[0010]
請求項1記載の発明において、第1のツールは、ユーザインタフェース画面の構成要素として使用可能な複数種のシンボルをコンピュータによって表示画面に表示させると共に、開発者により、複数種のシンボルのうちの所望のシンボルを画面内の所望の位置に配置することでユーザインタフェース画面を設計する第1の操作、前記第1の操作によって設計したユーザインタフェース画面内に配置した個々の情報入力/表示欄を、変数格納領域内に格納領域が設けられている複数の変数のうち対応する変数の格納領域と各々関連付ける第2の操作、及び、設計した複数のユーザインタフェース画面の遷移を規定する第3の操作が行われることで構築対象のユーザインタフェースが規定されると、前記ユーザインタフェースを実現するための第1プログラムをコンピュータによって生成させる。なお、請求項7に記載したように、第1のツールとしては第1の規格に準拠したツールを適用することができ、より詳しくは、例えば請求項8に記載したように、第1の規格としてはJSFを適用することができる。
[0011]
また、請求項1記載の発明において、第2のツールは、所望のウェブサービスを提供する処理を規定するフローチャートが開発者によって作成されると、作成されたフローチャートが表す処理を実行するための第2プログラムをコンピュータによって生成させる。なお、第2のツールとしては第2の規格(第1のツールと異なる規格)に準拠したツールを適用することができ、より詳しくは、例えば請求項8に記載したように、第2の規格としてはBPELを適用することができる。
[0012]
ここで、請求項1記載の発明に係るアプリケーション開発支援装置は、上記の第1のツール及び第2のツールを用いて行われる、第1プログラム及び第2プログラムを含むアプリケーション・プログラムの開発を支援する装置であり、変数格納領域生成手段
【0006】
は、第1のツールに対して第1の操作が行われる前に、第2のツールを用いて生成されたn種類の第2プログラムによって実行可能なm(m≧n)種類の処理における入力変数及び出力変数を各々定義する変数定義情報に基づき、変数定義情報に定義されている各変数の格納領域が各々設けられ、かつ変数定義情報に重複定義されている変数の格納領域が共通化された変数格納領域を生成し、シンボル生成手段は、第1のツールに対して第1の操作が行われる前に、ユーザインタフェース画面の構成要素として使用可能なシンボルとして、n種類の第2プログラムのうちの何れかを呼び出してm種類の処理のうちの互いに異なる処理を行わせるためのm種類の起動シンボルの情報を各々生成する。
[0013]
また、請求項1記載の発明において、プログラム付加手段は、稼働時に、シンボル生成手段によって生成された特定の起動シンボルが配置されているユーザインターフェース画面が呼び出されるか、又は、ユーザインターフェース画面内に配置されている特定の起動シンボルが選択された場合に、変数格納領域内の各格納領域のうち、特定の起動シンボルに対応する処理における入力変数に対応する変数の格納領域に格納されているデータを引数として、n種類の第2プログラムのうち対応する処理を実行可能な特定の第2プログラムを起動させて前記対応する処理をコンピュータによって実行させると共に、特定の第2プログラムによる前記対応する処理の実行が完了すると、特定の第2プログラムから引き渡された出力変数を、変数格納領域内の各格納領域のうち引き渡された出力変数に対応する変数の格納領域に格納する起動・変数授受処理をコンピュータによって行わせる第3プログラムを生成し、生成した第3プログラムを特定の起動シンボルの情報に付加することを、m種類の起動シンボルに対して各々行う。
[0014]
更に、請求項1記載の発明では、稼働時に、特定のユーザインタフェース画面のアドレス情報及び処理パラメータを含むリンク情報が埋め込まれたリンクが選択されることで、特定のユーザインタフェース画面がリンクから直接呼び出された場合に、前記リンクに埋め込まれた処理パラメータを取得し、取得した処理パラメータを変数格納領域内の対応する格納領域に格納させる格納手段が設けられている。なお、第1プログラムが、第1プログラムを実行するためのプラットフォームとして機能するプラットフォーム・プログラムを実行しているコンピュータ上で実行される場合、格納手段は、例えば請求項6に記載したように、前記プラットフォーム・プログラムによって実現することができる。
[0015]
これにより、開発者が第1のツールを用いて第1の操作を行うことで構築対象のユーザインタフェースを規定する作業を行う際には、シンボル生成手段によって情報が生成されたm種類の起動シンボルも、第1のツールにより、ユーザインタフェース画面の構成要素として使用可能なシンボルとして表示画面に各々表示され、第1の操作を行うことで、表示され
【0007】
ている起動シンボルを、設計中のユーザインタフェース画面内に配置することが可能となる。また、稼働時に、特定のユーザインタフェース画面のアドレス情報及び処理パラメータを含むリンク情報が埋め込まれたリンクが選択されることで、特定のユーザインタフェース画面がリンクから直接呼び出されると、格納手段により、前記リンクに埋め込まれた処理パラメータが取得され、取得された処理パラメータが変数格納領域内の対応する格納領域に格納される。
[0016]
また、前記リンクが選択されることで呼び出された特定のユーザインタフェース画面が、開発者によって特定の起動シンボルが画面内に配置された画面であり、前記特定の起動シンボルに付加されている第3プログラムが、ユーザインターフェース画面が呼び出されると起動・変数授受処理をコンピュータによって行わせる構成である場合には、前記リンクが選択されることで特定のユーザインタフェース画面が呼び出されると、変数格納領域内の各格納領域のうち、前記特定の起動シンボルに対応する処理における入力変数に対応する変数の格納領域に格納されているデータを引数として、n種類の第2プログラムのうち前記対応する処理を実行可能な特定の第2プログラムが起動されるが、この際、格納手段によって取得されて変数格納領域内の対応する格納領域に格納された処理パラメータも引数として特定の第2プログラムに引き渡されることで、前記対応する処理として、前記処理パラメータに応じた処理がコンピュータによって実行されることになる。また、特定の第2プログラムによる前記対応する処理の実行が完了すると、特定の第2プログラムから引き渡された出力変数が、変数格納領域内の各格納領域のうち前記引き渡された出力変数に対応する変数の格納領域に対応する処理がコンピュータによって行われる。
[0017]
また、前記リンクが選択されることで呼び出された特定のユーザインタフェース画面が、開発者によって前記起動シンボルが画面内に配置された画面であり、前記起動シンボルに付加されている第3プログラムが、ユーザインターフェース画面内に配置されている前記起動シンボルが選択されると起動・変数授受処理を行う構成である場合には、前記リンクが選択されることで特定のユーザインタフェース画面が呼び出され、呼び出された特定のユーザインタフェース画面が表示された後に、表示された特定のユーザインタフェース画面内の前記起動シンボルが選択されると、変数格納領域内の各格納領域のうち、前記特定の起動シンボルに対応する処理における入力変数に対応する変数の格納領域に格納されているデータを引数として、n種類の第2プログラムのうち前記対応する処理を実行可能な特定の第2プログラムが起動されるが、この際、格納手段によって取得されて変数格納領域内の対応する格納領域に格納された処理パラメ
【0008】
ータも引数として特定の第2プログラムに引き渡されることで、前記対応する処理として、前記処理パラメータに応じた処理がコンピュータによって実行されることになる。また、特定の第2プログラムによる前記対応する処理の実行が完了すると、特定の第2プログラムから引き渡された出力変数が、変数格納領域内の各格納領域のうち前記引き渡された出力変数に対応する変数の格納領域に格納する処理がコンピュータによって行われる。なお、上記の起動・変数授受処理は、他のユーザインタフェース画面からの遷移等によって起動シンボルが配置されたユーザインタフェース画面が呼び出され、当該ユーザインタフェース画面内の起動シンボルが選択された場合にも行われる。
[0018]
このように、請求項1記載の発明では、第1のツールに対して第1の操作が行われる前に、プログラム付加手段により、起動・変数授受処理をコンピュータによって行わせる第3プログラムが生成されて起動シンボルの情報に付加されると共に、稼働時に、特定のユーザインタフェース画面がリンクから直接呼び出された場合に、リンクに埋め込まれた処理パラメータを取得して変数格納領域内の対応する格納領域に格納させる格納手段が設けられているので、開発者は、第1のツールによって表示画面に表示されている起動シンボルを画面内の所望の位置に配置する第1の操作を行うのみで、ウェブサービスへ引き渡す処理パラメータ付きでリンクから呼び出され、前記処理パラメータを引き渡して第2プログラム(ウェブサービス)を起動することが可能なユーザインタフェース画面を設計することができ、コーディング作業を行う必要が無くなる。
[0019]
従って、請求項1記載の発明によれば、リンク経由でユーザインタフェース画面を呼び出す際に、ウェブサービスへ引き渡す処理パラメータを与えることが可能なユーザインタフェースを有するアプリケーション・プログラムの開発を、コーディング作業を行うことなく実現することができ、構築対象のユーザインタフェースを規定する作業に要する期間、ひいてはアプリケーション・プログラムの開発期間を短縮することが可能となる。
また、請求項1記載の発明では、変数格納領域生成手段により、変数定義情報に定義されている各変数の格納領域が各々設けられ、かつ変数定義情報に重複定義されている変数の格納領域が共通化された変数格納領域が生成されるので、一例として、第2プログラムによって実行される第1処理の出力変数をユーザインタフェース画面内の特定の情報入力/表示欄に表示させると共に、特定の情報入力/表示欄に表示されたデータ(第1処理の出力変数)に対し、必要に応じて利用者による変更設定を行わせ、必要に応じて変更設定が行われた特定の情報入力/表示欄内のデータを第2プログラムによって第2処理の入力変数として用いるユーザインタフェースを構築する等の場合にも、上記の特定の情報入力/表示欄と関連付ける必要の有る変数格納領域内の格納領域の数は1個で済む。これにより、第1のツールにおいて、個々の情報入力/表示欄と関連付けることが可能な変数格納領域内の格納領域の数が各々1個に制限されている場合にも、上記のようなユーザインタフェースを構築することが可能となり、第1プログラムによって実現されるユーザインタフェースの設計の自由度を向上させることができる。
[0020]
なお、請求項1記載の発明において、プログラム付加手段は、例えば請求項2に記載したように、第3プログラムとして、ユーザインターフェース画面内に配置されている前記起動シンボルが選択された場合に前記起動・変数授受処理をコンピュータによって行わせるプログラムを生成し、前記起動シンボルの情報に付加すると共に、前記起動シンボルに対して無条件起動化が指示された場合に、前記起動シンボルの情報に付加した第3プログラムを、前記起動シンボルが配置されているユーザインターフェース画面が呼び出されると前記起動・変数授受処理をコンピュータによって行わせるプログラムへ変更するように構成することが好ましい。
[0021]
これにより、リンクが選択されることで呼び出されるユーザインタフェース画面を、画面内の起動シンボルが選択されるとウェブサービスが起動されるように構成したい場合、開発者は、ユーザインタフェース画面内の所望の位置に起動シンボルを配置す
【0009】
る操作を行うのみで済み、リンクが選択されることで呼び出されるユーザインタフェース画面を、当該ユーザインターフェース画面が呼び出されるとウェブサービスが起動されるように構成したい場合にも、上記の操作を行った後、画面内に配置した起動シンボルに対して無条件起動化を指示する操作を行うのみで済む。従って、ウェブサービスの起動タイミングを起動シンボルの選択時とするかユーザインターフェース画面の呼び出し時とするかを開発者が選択することも、簡単な操作によって実現することができる。
[0022]
また、本発明に係る起動シンボルは、稼働時に、配置されたユーザインタフェース画面上で可視表示されるシンボルであってもよいが、請求項2記載の発明において、シンボル生成手段は、例えば請求項3に記載したように、無条件起動化が指示された起動シンボルに対し、稼働時に、配置されたユーザインタフェース画面上で非可視表示されるように属性情報の変更設定を行うことが好ましい。これにより、本発明に係る起動シンボルを配置したユーザインタフェース画面が繁雑となることを回避することができる。
[0023]
[0024]
[0025]
【0011】
[0026]
なお、請求項1記載の発明において、第1のツールによって生成される第1プログラムとしては、例えば請求項5に記載したように、第1プログラムを実行するためのプラットフォームとして機能するプラットフォーム・プログラムを実行しているコンピュータ上で実行され、当該コンピュータによる第1プログラムの実行時には、プラットフォーム・プログラムにより、表示画面内に表示されているユーザインタフェース画面内に配置され情報の入力が可能な特定の情報入力/表示欄内に新たに情報が入力された場合には、入力された情報を、変数格納領域内の各格納領域のうち特定の情報入力/表示欄と関連付けられた特定の格納領域にも格納し、変数格納領域内の特定の格納領域に新たに情報が格納された場合には、格納された情報を、表示画面内に表示されているユーザインタフェース画面内に配置され特定の格納領域と関連付けられかつ情報の表示が可能な特定の情報入力/表示欄内にも表示させる同期処理が行われるプログラムが好適である。
[0027]
請求項9記載の発明に係るアプリケーション開発支援プログラムは、コンピュータを、ユーザインタフェース画面の構成要素として使用可能な複数種のシンボルをコンピュータによって表示画面に表示させると共に、開発者により、前記複数種のシンボルのうちの所望のシンボルを画面内の所望の位置に配置することでユーザインタフェース画面を設計する
【0012】
第1の操作、前記第1の操作によって設計したユーザインタフェース画面内に配置した個々の情報入力/表示欄を、変数格納領域内に格納領域が設けられている複数の変数のうち対応する変数の格納領域と各々関連付ける第2の操作、及び、設計した複数のユーザインタフェース画面の遷移を規定する第3の操作が行われることで構築対象のユーザインタフェースが規定されると、前記ユーザインタフェースを実現するための第1プログラムをコンピュータによって生成させる第1のツール、及び、所望のウェブサービスを提供する処理を規定するフローチャートが開発者によって作成されると、作成されたフローチャートが表す処理を実行するための第2プログラムをコンピュータによって生成させる第2のツールを用いて行われる、前記第1プログラム及び前記第2プログラムを含むアプリケーション・プログラムの開発を支援するアプリケーション開発支援装置として機能させるためのアプリケーション開発支援プログラムであって、少なくとも前記第1のツールが動作する第1コンピュータを、前記第1のツールに対して前記第1の操作が行われる前に、前記第2のツールを用いて生成されたn種類の前記第2プログラムによって実行可能なm(m≧n)種類の処理における入力変数及び出力変数を各々定義する変数定義情報に基づき、前記変数定義情報に定義されている各変数の格納領域が各々設けられ、かつ前記変数定義情報に重複定義されている変数の格納領域が共通化された変数格納領域を生成する変数格納領域生成手段、前記第1のツールに対して前記第1の操作が行われる前に、前記ユーザインタフェース画面の構成要素として使用可能なシンボルとして、前記n種類の前記第2プログラムのうちの何れかを呼び出して前記m種類の処理のうちの互いに異なる処理を行わせるためのm種類の起動シンボルの情報を各々生成するシンボル生成手段、及び、稼働時に、前記シンボル生成手段によって生成された特定の起動シンボルが配置されているユーザインターフェース画面が呼び出されるか、又は、ユーザインターフェース画面内に配置されている前記特定の起動シンボルが選択された場合に、前記変数格納領域内の各格納領域のうち、前記特定の起動シンボルに対応する処理における入力変数に対応する変数の格納領域に格納されているデータを引数として、前記n種類の前記第2プログラムのうち前記対応する処理を実行可能な特定の第2プログラムを起動させて前記対応する処理をコンピュータによって実行させると共に、前記特定の第2プログラムによる前記対応する処理の実行が完了すると、前記特定の第2プログラムから引き渡された出力変数を、前記変数格納領域内の各格納領域のうち前記引き渡された出力変数に対応する変数の格納領域に格納する起動・変数授受処理をコンピュータによって行わせる第3プログラムを生成し、生成した第3プログラムを前記特定の起動シンボルの情報に付加することを、前記m種類の起動シンボルに対して各々行うプログラム付加手段として機能させると共に、少なくとも前記第1プログラムを実行する第2コンピュータを、稼働時に、特定のユーザインタフェース画面のアドレス情報及び処理パラメータを含むリンク情報が埋め込まれたリンクが選択されることで、前記特定のユーザインタフェース画面が前記リンクから直接呼び出された場合に、前記リンクに埋め込まれた処理パラメータを取得し、前記取得した処理パラメータを前記変数格納領域内の対応する格納領域に格納させる格納手段として機能させる。
【0013】
[0028]
請求項9記載の発明に係るアプリケーション開発支援プログラムは、少なくとも第1のツールが動作する第1コンピュータを、上記の変数格納領域生成手段、シンボル生成手段及びプログラム付加手段として機能させると共に、少なくとも第1プログラムを実行する第2コンピュータを上記の格納手段として機能させるためのプログラムであるので、上記の第1コンピュータ及び第2コンピュータが請求項9記載の発明に係るアプリケーション開発支援プログラムを実行することで、上記の第1コンピュータ及び第2コンピュータが請求項1に記載のアプリケーション開発支援装置として機能することになり、請求項1記載の発明と同様に、リンク経由でユーザインタフェース画面を呼び出す際に、ウェブサービスへ引き渡す処理パラメータを与えることが可能なユーザインタフェースを有するアプリケーション・プログラムの開発を、コーディング作業を行うことなく実現することができる。
[0029]
請求項10記載の発明に係る記録媒体は、コンピュータを、ユーザインタフェース画面の構成要素として使用可能な複数種のシンボルをコンピュータによって表示画面に表示させると共に、開発者により、前記複数種のシンボルのうちの所望のシンボルを画面内の所望の位置に配置することでユーザインタフェース画面を設計する第1の操作、前記第1の操作によって設計したユーザインタフェース画面内に配置した個々の情報入力/表示欄を、変数格納領域内に格納領域が設けられている複数の変数のうち対応する変数の格納領域と各々関連付ける第2の操作、及び、設計した複数のユーザインタフェース画面の遷移を規定する第3の操作が行われることで構築対象のユーザインタフェースが規定されると、前記ユーザインタフェースを実現するための第4プログラムをコンピュータによって生成させる第1のツール、及び、所望のウェブサービスを提供する処理を規定するフローチャートが開発者によって作成されると、作成されたフローチャートが表す処理を実行するための第2プログラムをコンピュータによって生成させる第2のツールを用いて行われる、前記第1プログラム及び前記第2プログラムを含むアプリケーション・プログラムの開発を支援するアプリケーション開発支援装置として機能させるためのアプリケーション開発支援プログラムが記録された記録媒体であって、前記アプリケーション開発支援プログラムは、少なくとも前記第1のツールが動作する第1コンピュータを、前記第1のツールに対して前記第1の操作が行われる前に、前記第2のツールを用いて生成されたn種類の前記第2プログラムによって実行可能なm(m≧n)種類の処理における入力変数及び出力変数を各々定義する変数定義情報に基づき、前記変数定義情報に定義されている各変数の格納領域が各々設けられ、かつ前記変数定義情報に重複定義されている変数の格納領域が共通化された変数格納領域を生成する変数格納領域生成手段、前記第1のツールに対して前記第1の操作が行われる前に
【0014】
、前記ユーザインタフェース画面の構成要素として使用可能なシンボルとして、前記n種類の前記第2プログラムのうちの何れかを呼び出して前記m種類の処理のうちの互いに異なる処理を行わせるためのm種類の起動シンボルの情報が各々生成するシンボル生成手段、及び、稼働時に、前記シンボル生成手段によって生成された特定の起動シンボルが配置されているユーザインターフェース画面が呼び出されるか、又は、ユーザインターフェース画面内に配置されている前記特定の起動シンボルが選択された場合に、前記変数格納領域内の各格納領域のうち、前記特定の起動シンボルに対応する処理における入力変数に対応する変数の格納領域に格納されているデータを引数として、前記n種類の前記第2プログラムのうち前記対応する処理を実行可能な特定の第2プログラムを起動させて前記対応する処理をコンピュータによって実行させると共に、前記特定の第2プログラムによる前記対応する処理の実行が完了すると、前記特定の第2プログラムから引き渡された出力変数を、前記変数格納領域内の各格納領域のうち前記引き渡された出力変数に対応する変数の格納領域に格納する起動・変数授受処理をコンピュータによって行わせる第3プログラムを生成し、生成した第3プログラムを前記特定の起動シンボルの情報に付加することを、前記m種類の起動シンボルに対して各々行うプログラム付加手段として機能させると共に、少なくとも前記第1プログラムを実行する第2コンピュータを、稼働時に、特定のユーザインタフェース画面のアドレス情報及び処理パラメータを含むリンク情報が埋め込まれたリンクが選択されることで、前記特定のユーザインタフェース画面が前記リンクから直接呼び出された場合に、前記リンクに埋め込まれた処理パラメータを取得し、前記取得した処理パラメータを前記変数格納領域内の対応する格納領域に格納させる格納手段として機能させる。
[0030]
請求項10記載の発明に係る記録媒体は、請求項9記載の発明に係るアプリケーション開発支援プログラム、すなわち、少なくとも第1のツールが動作する第1コンピュータを、上記の変数格納領域生成手段、シンボル生成手段及びプログラム付加手段として機能させると共に、少なくとも第1プログラムを実行する第2コンピュータを上記の格納手段として機能させるためのプログラムが記録されているので、請求項10記載の発明に係る記録媒体から読み出されたアプリケーション開発支援プログラムが上記の第1コンピュータ及び第2コンピュータによって実行されることで、上記の第1コンピュータ及び第2コンピュータが請求項1に記載のアプリケーション開発支援装置として機能することになり、請求項1記載の発明と同様に、リンク経由でユーザインタフェース画面を呼び出す際に、ウェブサービスへ引き渡す処理パラメータを与えることが可能なユーザインタフェースを有するアプリケーション・プログラムの開発を、コーディング作業を行うことなく実現することができる。
【0015】
発明の効果
[0031]
以上説明したように本発明は、所望のウェブサービスを提供する処理を規定するフローチャートが表す処理を実行するための第2プログラムによって実行可能なm(m≧n)種類の処理における入力変数及び出力変数を各々定義する変数定義情報に基づき、各変数の格納領域が各々設けられ、前記変数定義情報に重複定義されている変数の格納領域が共通化された変数格納領域を生成する変数格納領域生成手段、ユーザインタフェース画面の構成要素として使用可能なシンボルとして、n種類の第2プログラムのうちの何れかを呼び出してm種類の処理のうちの互いに異なる処理を行わせるためのm種類の起動シンボルの情報を各々生成するシンボル生成手段、稼働時に、特定の起動シンボルが配置されているユーザインターフェース画面が呼び出されるか、又は、ユーザインターフェース画面内に配置されている特定の起動シンボルが選択された場合に、変数格納領域内の各格納領域のうち特定の起動シンボルに対応する処理における入力変数に対応する変数の格納領域に格納されているデータを引数として、n種類の第2プログラムのうち対応する処理を実行可能な特定の第2プログラムを起動させて対応する処理をコンピュータによって実行させると共に、特定の第2プログラムによる前記対応する処理の実行が完了すると、特定の第2プログラムから引き渡された出力変数を、変数格納領域内の各格納領域のうち引き渡された出力変数に対応する変数の格納領域に格納する起動・変数授受処理をコンピュータによって行わせる第3プログラムを生成し、生成した第3プログラムを特定の起動シンボルの情報に付加することを、m種類の起動シンボルに対して各々行うプログラム付加手段、及び、稼働時に、特定のユーザインタフェース画面のアドレス情報及び処理パラメータを含むリンク情報が埋め込まれたリンクが選択されることで、特定のユーザインタフェース画面がリンクから直接呼び出された場合に、リンクに埋め込まれた処理パラメータを取得して変数格納領域内の対応する格納領域に格納させる格納手段を備えているので、リンク経由でユーザインタフェース画面を呼び出す際に、ウェブサービスへ引き渡す処理パラメータを与えることが可能なユーザインタフェースを有するアプリケーション・プログラムの開発を、コーディング作業を行うことなく実現できる、という優れた効果を有する。
図面の簡単な説明
[0032]
[図1]本実施形態においてアプリケーション・プログラムの開発環境としての第1のコンピュータ・システムの概略構成を示すブロック図である。
[図2](A)はウェブサービス作成ツールの作成画面の一例、(B)は当該ツールを用いて作成.画面上で作成されたフローの一例を各々示すイメージ図である。
[図3]条件起動ボタン生成処理の内容を示すフローチャートである。
[図4]無条件起動ボタン生成処理の内容を示すフローチャートである。
【0022】
参照して説明する。条件起動ボタン生成処理では、まずステップ50において、メモリ16A又は記憶部16Aに記憶されている、利用者への提供を予定している個々のウェブサービスに対応する変数定義情報(例えばBPELの規格ではWSDL)を各々参照し、個々の変数定義情報に記述されている入力変数及び出力変数を全て抽出する。例えば利用者への提供を予定しているウェブサービスの種類数がmである場合、m個の変数定義情報から入力変数及び出力変数が各々抽出される。次のステップ52では、ステップ50で抽出した入力変数及び出力変数のうち重複している変数(名称が同一、すなわち同一の変数)を1つに纏め、各変数の格納領域が設けられた変数格納領域(例えばJSFの規格ではマネージドビーン)を生成する。
[0050]
例として図6(A)に示すように、利用者への提供を予定しているウェブサービスが「書籍検索サービス」及び「書籍購入サービス」であり、「書籍検索サービス」の入力変数が「書籍名」、出力変数が「書籍ID」であり、「書籍購入サービス」の入力変数が「書籍ID」及び「購入者」、出力変数が「結果」である場合、重複している「書籍ID」が1つに纏められることで、「書籍名」「書籍ID」「購入者」及び「結果」の各変数の格納領域が1個ずつ設けられた変数格納領域が生成されることになる。なお、ステップ50,52は本発明に係る変数格納領域生成手段に対応している。
[0051]
ステップ54では利用者への提供を予定しているウェブサービスの中から単一のウェブサービスを処理対象として選択し、次のステップ56では、稼働時にUI画面上に可視表示され、選択することで処理対象のウェブサービスをウェブページ上で呼び出すことが可能な条件起動ボタン(の情報)を生成する。詳細は後述するが、UI構築ツールでは、UI画面の構成要素として使用可能な情報入力/表示欄や各種のボタン等のシンボルが作成画面(図5も参照)のパレット内に表示され、開発者により、所望のシンボルを選択して所望の位置に配置する操作が繰り返されることでUI画面の設計が行われる。ステップ56では、稼働時にUI画面上に可視表示され、選択することで処理対象のウェブサービスをウェブページ上で呼び出すことが可能な条件起動ボタンとして、UI構築ツールと同一の規格(例えばJSF)に準拠した条件起動ボタン(の情報)を生成する。これにより、生成した条件起動ボタンはUI構築ツールの作成画面の

Claims (10)

  1. ユーザインタフェース画面の構成要素として使用可能な複数種のシンボルを表示画面に表示させると共に、開発者により、前記複数種のシンボルのうちの所望のシンボルを画面内の所望の位置に配置することでユーザインタフェース画面を設計する第1の操作が少なくとも行われることで構築対象のユーザインタフェースが規定されると、前記ユーザインタフェースを実現するための第1プログラムを生成する第1のツール、及び、所望のウェブサービスを提供する処理を規定するフローチャートが開発者によって作成されると、作成されたフローチャートが表す処理を実行するための第2プログラムを生成する第2のツールを用いて行われる、前記第1プログラム及び前記第2プログラムを含むアプリケーション・プログラムの開発を支援するアプリケーション開発支援装置であって、
    前記第1のツールに対して前記第1の操作が行われる前に、前記第2のツールを用いて生成された前記第2プログラムによって実行可能な処理における入力変数及び出力変数を各々定義する変数定義情報に基づき、前記変数定義情報に定義されている各変数の格納領域が各々設けられた変数格納領域を生成する変数格納領域生成手段と、
    前記第1のツールに対して前記第1の操作が行われる前に、前記ユーザインタフェース画面の構成要素として使用可能なシンボルとして、前記第2プログラムを呼び出して所定のウェブサービスを提供する処理を行わせるための起動シンボルを生成するシンボル生成手段と、
    稼働時に、前記シンボル生成手段によって生成された前記起動シンボルが配置されているユーザインターフェース画面が呼び出されるか、又は、ユーザインターフェース画面内に配置されている前記起動シンボルが選択された場合に、前記変数格納領域のうち、前記起動シンボルに対応する処理における入力変数に対応する変数の格納領域に格納されているデータを引数として、前記第2プログラムを起動させて前記対応する処理を実行させる起動・変数授受処理を行う第3プログラムを生成し、生成した第3プログラムを前記起動シンボルに付加するプログラム付加手段と、
    稼働時に、特定のユーザインタフェース画面のアドレス情報及び処理パラメータを含むリンク情報が埋め込まれたリンクが選択されることで、前記特定のユーザインタフェース画面が前記リンクから直接呼び出された場合に、前記リンクに埋め込まれた処理パラメータを取得し、前記取得した処理パラメータを前記変数格納領域内の対応する格納領域に格納させる格納手段と、
    を備えたアプリケーション開発支援装置。
  2. 前記プログラム付加手段は、前記第3プログラムとして、ユーザインターフェース画面内に配置されている前記起動シンボルが選択された場合に前記起動・変数授受処理を行うプログラムを生成し、前記起動シンボルに付加すると共に、前記起動シンボルに対して無条件起動化が指示された場合に、前記起動シンボルに付加した前記第3プログラムを、前記起動シンボルが配置されているユーザインターフェース画面が呼び出されると前記起動・変数授受処理を無条件に行うプログラムへ変更する請求項1記載のアプリケーション開発支援装置。
  3. 前記シンボル生成手段は、無条件起動化が指示された前記起動シンボルに対し、稼働時に、配置されたユーザインタフェース画面上で非可視表示されるように属性情報の変更設定を行う請求項2記載のアプリケーション開発支援装置。
  4. 前記第1のツールは、開発者により、前記第1の操作に加えて、前記第1の操作によって設計したユーザインタフェース画面内に配置した個々の情報入力/表示欄を、変数格納領域内に格納領域が設けられている複数の変数のうち対応する変数の格納領域と各々関連付ける第2の操作、及び、設計した複数のユーザインタフェース画面の遷移を規定する第3の操作が行われることで構築対象のユーザインタフェースが規定されると、前記ユーザインタフェースを実現するための第1プログラムを生成するツールであり、
    前記変数格納領域生成手段は、前記第2のツールを用いて生成されたn種類の前記第2プログラムによって実行可能なm(m≧n)種類の処理における入力変数及び出力変数を各々定義する変数定義情報に基づき、前記変数格納領域として、前記変数定義情報に定義されている各変数の格納領域が各々設けられ、かつ前記変数定義情報に重複定義されている変数の格納領域が共通化された変数格納領域を生成し、
    前記シンボル生成手段は、前記起動シンボルとして、前記n種類の前記第2プログラムのうちの何れかを呼び出して前記m種類の処理のうちの互いに異なる処理を行わせるためのm種類の起動シンボルを各々生成し、
    前記プログラム付加手段は、前記第3プログラムとして、稼働時に、前記シンボル生成手段によって生成された特定の起動シンボルが配置されているユーザインターフェース画面が呼び出されるか、又は、ユーザインターフェース画面内に配置されている前記特定の起動シンボルが選択された場合に、前記変数格納領域内の各格納領域のうち、前記特定の起動シンボルに対応する処理における入力変数に対応する変数の格納領域に格納されているデータを引数として、前記n種類の前記第2プログラムのうち前記対応する処理を実行可能な特定の第2プログラムを起動させて前記対応する処理を実行させる処理に加えて、前記特定の第2プログラムによる前記対応する処理の実行が完了すると、前記特定の第2プログラムから引き渡された出力変数を、前記変数格納領域内の各格納領域のうち前記引き渡された出力変数に対応する変数の格納領域に格納する起動・変数授受処理を行うプログラムを生成し、生成した第3プログラムを前記特定の起動シンボルに付加することを、前記m種類の起動シンボルに対して各々行う請求項1記載のアプリケーション開発支援装置。
  5. 前記第1プログラムは、前記第1プログラムを実行するためのプラットフォームとして機能するプラットフォーム・プログラムを実行しているコンピュータ上で実行され、当該コンピュータによる前記第1プログラムの実行時には、前記プラットフォーム・プログラムにより、表示画面内に表示されているユーザインタフェース画面内に配置され情報の入力が可能な特定の情報入力/表示欄内に新たに情報が入力された場合には、入力された情報を、前記変数格納領域内の各格納領域のうち前記特定の情報入力/表示欄と関連付けられた特定の格納領域にも格納し、前記変数格納領域内の特定の格納領域に新たに情報が格納された場合には、格納された情報を、表示画面内に表示されているユーザインタフェース画面内に配置され前記特定の格納領域と関連付けられかつ情報の表示が可能な特定の情報入力/表示欄内にも表示させる同期処理が行われる請求項1記載のアプリケーション開発支援装置。
  6. 前記第1プログラムは、前記第1プログラムを実行するためのプラットフォームとして機能するプラットフォーム・プログラムを実行しているコンピュータ上で実行され、前記格納手段は前記プラットフォーム・プログラムによって実現される請求項1記載のアプリケーション開発支援装置。
  7. 前記第1のツールは第1の規格に準拠したツールであり、前記第2のツールは、第2の規格に準拠し所望のウェブサービスを提供する処理を規定するフローチャートが開発者によって作成されると、作成されたフローチャートが表す処理を実行するための第2プログラムを生成するツールである請求項1記載のアプリケーション開発支援装置。
  8. 前記第1の規格はJSFであり、前記第2の規格はBPELである請求項7記載のアプリケーション開発支援装置。
  9. コンピュータを、ユーザインタフェース画面の構成要素として使用可能な複数種のシンボルを表示画面に表示させると共に、開発者により、前記複数種のシンボルのうちの所望のシンボルを画面内の所望の位置に配置することでユーザインタフェース画面を設計する第1の操作が少なくとも行われることで構築対象のユーザインタフェースが規定されると、前記ユーザインタフェースを実現するための第1プログラムを生成する第1のツール、及び、所望のウェブサービスを提供する処理を規定するフローチャートが開発者によって作成されると、作成されたフローチャートが表す処理を実行するための第2プログラムを生成する第2のツールを用いて行われる、前記第1プログラム及び前記第2プログラムを含むアプリケーション・プログラムの開発を支援するアプリケーション開発支援装置として機能させるためのアプリケーション開発支援プログラムであって、
    少なくとも前記第1のツールが動作する第1コンピュータを、
    前記第1のツールに対して前記第1の操作が行われる前に、前記第2のツールを用いて生成された前記第2プログラムによって実行可能な処理における入力変数及び出力変数を各々定義する変数定義情報に基づき、前記変数定義情報に定義されている各変数の格納領域が各々設けられた変数格納領域を生成する変数格納領域生成手段、
    前記第1のツールに対して前記第1の操作が行われる前に、前記ユーザインタフェース画面の構成要素として使用可能なシンボルとして、前記第2プログラムを呼び出して所定のウェブサービスを提供する処理を行わせるための起動シンボルを生成するシンボル生成手段、
    及び、稼働時に、前記シンボル生成手段によって生成された前記起動シンボルが配置されているユーザインターフェース画面が呼び出されるか、又は、ユーザインターフェース画面内に配置されている前記起動シンボルが選択された場合に、前記変数格納領域のうち、前記起動シンボルに対応する処理における入力変数に対応する変数の格納領域に格納されているデータを引数として、前記第2プログラムを起動させて前記対応する処理を実行させる起動・変数授受処理を行う第3プログラムを生成し、生成した第3プログラムを前記起動シンボルに付加するプログラム付加手段として機能させると共に、
    少なくとも前記第1プログラムを実行する第2コンピュータを、
    稼働時に、特定のユーザインタフェース画面のアドレス情報及び処理パラメータを含むリンク情報が埋め込まれたリンクが選択されることで、前記特定のユーザインタフェース画面が前記リンクから直接呼び出された場合に、前記リンクに埋め込まれた処理パラメータを取得し、前記取得した処理パラメータを前記変数格納領域内の対応する格納領域に格納させる格納手段として機能させるアプリケーション開発支援プログラム。
  10. コンピュータを、ユーザインタフェース画面の構成要素として使用可能な複数種のシンボルを表示画面に表示させると共に、開発者により、前記複数種のシンボルのうちの所望のシンボルを画面内の所望の位置に配置することでユーザインタフェース画面を設計する第1の操作が少なくとも行われることで構築対象のユーザインタフェースが規定されると、前記ユーザインタフェースを実現するための第1プログラムを生成する第1のツール、及び、所望のウェブサービスを提供する処理を規定するフローチャートが開発者によって作成されると、作成されたフローチャートが表す処理を実行するための第2プログラムを生成する第2のツールを用いて行われる、前記第1プログラム及び前記第2プログラムを含むアプリケーション・プログラムの開発を支援するアプリケーション開発支援装置として機能させるためのアプリケーション開発支援プログラムが記録された記録媒体であって、
    前記アプリケーション開発支援プログラムは、
    少なくとも前記第1のツールが動作する第1コンピュータを、
    前記第1のツールに対して前記第1の操作が行われる前に、前記第2のツールを用いて生成された前記第2プログラムによって実行可能な処理における入力変数及び出力変数を各々定義する変数定義情報に基づき、前記変数定義情報に定義されている各変数の格納領域が各々設けられた変数格納領域を生成する変数格納領域生成手段、
    前記第1のツールに対して前記第1の操作が行われる前に、前記ユーザインタフェース画面の構成要素として使用可能なシンボルとして、前記第2プログラムを呼び出して所定のウェブサービスを提供する処理を行わせるための起動シンボルを生成するシンボル生成手段、
    及び、稼働時に、前記シンボル生成手段によって生成された前記起動シンボルが配置されているユーザインターフェース画面が呼び出されるか、又は、ユーザインターフェース画面内に配置されている前記起動シンボルが選択された場合に、前記変数格納領域のうち、前記起動シンボルに対応する処理における入力変数に対応する変数の格納領域に格納されているデータを引数として、前記第2プログラムを起動させて前記対応する処理を実行させる起動・変数授受処理を行う第3プログラムを生成し、生成した第3プログラムを前記起動シンボルに付加するプログラム付加手段として機能させると共に、
    少なくとも前記第1プログラムを実行する第2コンピュータを、
    稼働時に、特定のユーザインタフェース画面のアドレス情報及び処理パラメータを含むリンク情報が埋め込まれたリンクが選択されることで、前記特定のユーザインタフェース画面が前記リンクから直接呼び出された場合に、前記リンクに埋め込まれた処理パラメータを取得し、前記取得した処理パラメータを前記変数格納領域内の対応する格納領域に格納させる格納手段として機能させる記録媒体。
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