JPWO2009090761A1 - スピーカ用振動板、およびスピーカ装置 - Google Patents

スピーカ用振動板、およびスピーカ装置 Download PDF

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一春 川田
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Abstract

比較的簡単な構造で、分割共振などの不要な振動を低減すること、分割共振等による周波数特性に現れるピーク・ディップをより低減すること等。スピーカ装置10の振動板4は、高密度部41と低密度部42とを備えており、高密度部41は、振動板4の面に略直交する方向に突起した形状に形成されている。また、高密度部41は、高密度部41と低密度部42との境界に形成された段部43により囲まれている。

Description

本発明は、スピーカ用振動板、およびスピーカ装置に関する。
スピーカ用振動板は、軽量で厚みが薄いものが高能率である。しかし、振動板の厚みが比較的薄い場合、分割共振により再生音の歪みが大きくなる。
例えば、パルプを主体とした紙を素材とし、全面ほぼ均一な厚みに成形されており、部分的に堆積秤量が異なるように形成されたスピーカ用振動板が知られている(例えば、特許文献1参照)。上記スピーカ用振動板では、高密度部により振動板を補強している。
特公平6−81353号公報(第1図)
しかし、上記スピーカ用振動板は、振動板の周方向に沿って、低密度領域、中密度部、高密度領域と段階的に密度が異なるように形成され、振動板の厚みがほぼ均一になるように形成されており、この構成では分割共振を十分に低減することができない場合がある。このため、分割共振等の不要な振動を、より低減することができる振動板が望まれている。
また、上記スピーカ用振動板では、分割共振等による周波数特性に現れるピーク・ディップを十分に低減することが困難である。
ところで、スピーカ装置は様々な環境で用いられており、例えば所定方向に指向性のある再生音を放射することが望まれている場合がある。
本発明は、このような問題に対処することを課題の一例とするものである。すなわち、比較的簡単な構造で、分割共振などの不要な振動を低減すること、分割共振等による周波数特性に現れるピーク・ディップを低減すること、比較的簡単な構造で所定方向に指向性のある再生音を放射すること、等が本発明の目的である。
このような目的を達成するために、本発明は、以下の独立請求項に係る構成を少なくとも具備するものである。
本発明に係るスピーカ用振動板は、高密度部と低密度部とを備え、前記高密度部は、振動板の面に略直交する方向に突起した形状に形成され、該高密度部と前記低密度部との境界に形成された段部によって囲まれていることを特徴とする。
また、本発明に係るスピーカ装置は、高密度部と低密度部とを備えたスピーカ用振動板を有し、前記高密度部は、振動板の面に略直交する方向に突起した形状に形成され、該高密度部と前記低密度部との境界に形成された段部によって囲まれていることを特徴とする。
本発明の一実施形態に係るスピーカ用振動板を採用したスピーカ装置を説明するための図であり、詳細には(A)はスピーカ装置および振動板の半断面図であり、(B)は(A)に示した振動板の高密度部および低密度部付近を拡大した図であり、(C),(D)は(A)に示した振動板の変形例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るスピーカ用振動板を説明するための図であり、詳細には、(A)はスピーカ用振動板の斜視図であり、(B)は(A)に示した振動板のA−B線またはC−D線での密度(ρ)を示す図であり、(C)は(A)に示した振動板のA−B線またはC−D線での厚み(t)を示す図である。 (A)〜(F)は本発明の第1具体例に係るスピーカ用振動板の製造方法を説明するための図である。 (A)〜(F)は本発明の第2具体例に係るスピーカ用振動板の製造方法を説明するための図である。 (A)〜(F)は本発明の第3具体例に係るスピーカ用振動板の製造方法を説明するための図である。 (A),(B)は本発明の一具体例に係るスピーカ用振動板の製造方法の乾燥方法を説明するための図である。 (A)〜(E)は本発明の他の実施形態に係るスピーカ用振動板を説明するための図である。 本発明の他の実施形態に係るスピーカ用振動板を説明するための図であり、(A)は本発明の他の実施形態に係る振動板のA−B線またはC−D線での面密度(S)を示す図であり、(B)は振動板のA−B線またはC−D線での密度(ρ)を示す図であり、(C)は振動板のA−B線またはC−D線での厚み(t)を示す図である。 (A)は比較例に係る抄紙振動板を採用したスピーカ装置(JJ)の音響周波数特性を説明するための図であり、(B)は本発明の実施形態に係る振動板を採用したスピーカ装置(PP)の音響周波数特性を説明するための図である。
本発明の一実施形態に係るスピーカ用振動板は、高密度部と低密度部とを備え、高密度部は、振動板の面に略直交する方向に突起した形状に形成され、該高密度部と低密度部との境界に形成された段部によって囲まれていることを特徴とする。
上記スピーカ用振動板は、例えば低密度部と高密度部とが形成され、高密度部が振動板の面に略直交する方向に突起した形状に形成されており、高密度部が、該高密度部と低密度部との境界に形成された段部によって囲まれているので、低密度部と高密度部それぞれで密度,剛性,ヤング率などが異なり、分割振動などの不要な振動を低減することができる。詳細には、高密度部が、該高密度部と低密度部との境界に形成された段部によって囲まれた所定形状のエリア内に形成されているので、所望の音響特性の音を発することができる。
詳細には、例えば振動板の周方向に沿って、低密度領域、中密度部、高密度領域と段階的に密度が異なるように形成され、振動板の厚みがほぼ均一になるように形成された一般的な振動板と比較して、本発明に係るスピーカ用振動板は、高密度部と低密度部との境界に立体的な段部が形成されて、高密度部が低密度部に対して突出した形状に形成されており、高密度部が段部により囲まれているので、低密度部と高密度部とで剛性が明確に異なり、分割共振などの不要な振動をより低減することができる。
また、上述したように本発明に係るスピーカ用振動板では、上記分割共振などの不要な振動を低減することができるので、そのスピーカ用振動板を採用したスピーカ装置は、再生音の周波数特性に現れるピーク・ディップを低減することができる。
また、一般的な振動板では、分割振動などにより周波数特性に見られる高域共振周波数でピークが現れるが、一方、本発明に係るスピーカ用振動板では、そのピークが可聴域より高周波数側に現れるという特性があり、再生音が比較的高音質である。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態に係るスピーカ用振動板、およびスピーカ装置を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るスピーカ用振動板を採用したスピーカ装置を説明するための図である。詳細には、図1(A)はスピーカ装置および振動板の半断面図であり、図1(B)は図1(A)に示した振動板の高密度部および低密度部付近を拡大した図である。
図2は、本発明の一実施形態に係るスピーカ用振動板を説明するための図である。詳細には図2(A)はスピーカ用振動板の斜視図であり、図2(B)は図2(A)に示した振動板のA−B線またはC−D線での密度(ρ)を示す図であり、図2(C)は図2(A)に示した振動板のA−B線またはC−D線での厚み(t)を示す図である。
本実施形態に係るスピーカ用振動板4を採用したスピーカ装置10は、図1(A)に示すように、例えば磁石1A,プレート1B,ヨーク1Cにより構成される磁気回路1と、磁気回路1の磁気ギャップ内に配置され、ボイスコイルボビン2に巻回されたボイスコイル3と、中心部がボイスコイルボビン2に接合されたスピーカ用振動板4を有する。スピーカ用振動板4(以下、振動板4と呼称)は、外周縁部がエッジ5およびガスケット6により、スピーカフレーム7に振動自在に固定されている。ボイスコイルボビン2は、ダンパ8を介してスピーカフレーム7に固定されている。ボイスコイルボビン2の開口部は、センターキャップ9により覆われている。
上記構成のスピーカ装置10では、磁気回路1の磁気ギャップ中に配置されたボイスコイル3に音声信号が入力されると、ボイスコイル3にローレンツ力(駆動力)が生じ、その駆動力がボイスコイルボビン2を介して振動板4に伝達され、振動板4が振動する。
振動板4は、例えば、コーン形状、平板形状、円形状などの規定形状に形成されている。本実施形態に係る振動板4は、コーン形状に形成されている。
振動板4の形成材料としては、繊維、樹脂、セラミックス、金属などが挙げられる。本実施形態に係る振動板4の形成材料としては、繊維40を採用する。繊維としては、例えば、木材パルプ繊維、非木材パルプ繊維、化学繊維、合成繊維、動物繊維、植物繊維、有機繊維、無機繊維、ガラス繊維、炭素繊維、セラミック繊維などが挙げられる。
図1〜図2に示すように、本実施形態に係る振動板4は、高密度部41、低密度部42、段部43、内周部45、外周部46、および外周段部(段部)48を有する。
高密度部41は本発明に係る高密度部の一実施形態に相当する。低密度部42は本発明に係る低密度部の一実施形態に相当する。段部43は本発明に係る段部の一実施形態に相当する。
振動板4の胴体部には、高密度部41、および略平坦な低密度部42が形成されている。本実施形態では、胴体部に複数の高密度部41が形成されている。以下、高密度部41および低密度部42について詳細に説明する。
高密度部41は、低密度部42と比べて、振動板の形成材料によって高い密度となるように形成されている。具体的には高密度部41は、振動板の形成材料である繊維を他の領域(低密度部42)より高密度に配置することで形成されている。
また、高密度部41は、図1,2に示すように、振動板4の面に略直交する方向に突起した形状に形成されている。この高密度部41の突起状部は、音響放射側(SD)の表面側、裏面側の両方、またはいずれか一方に形成されている。本実施形態に係る高密度部41は、音響放射側(SD)の表面に直交する方向に突起した形状に形成されている。
詳細には、振動板4は、図1,2に示すように、高密度部41と低密度部42との境界に段部43が形成されている。また、高密度部41は、高密度部41と低密度部42との境界に形成された段部43によって囲まれている。つまり高密度部41は、振動板4全体のうち、低密度部42との境界に形成された段部43により囲まれたエリアに形成されている。詳細には、高密度部41は、低密度部42との境界部で段部43が形成されるように、明確に突起した形状に形成されている。また、高密度部41と低密度部42の境界部で、密度変化率が、他の部分と比較して大きくなるように、振動板4が形成されている。
このように、振動板4は、高密度部41と低密度部42とが明確に区分されており、高密度部41が段部43により囲まれており、高密度部41と低密度部42とで、密度、剛性値,ヤング率などが明確に異なるので、分割共振などの不要な振動を低減することができる。
また、高密度部41は、低密度部42より厚く形成されている。このため、高密度部41と低密度部42とで剛性値、ヤング率などが明確に異なるので、分割共振などの不要な振動を、より低減することができる。
また、高密度部41は、図1,2に示すように、高密度部41の段部43にて囲まれる平坦部44が設けられている。詳細には、高密度部41の平坦部44は、図1(A)〜図1(D),図2(1)に示すように、径方向に沿って厚みが均一(平坦)であり、周方向には振動板の曲面に沿って厚みが均一となるように形成されている。この平坦部44が形成されているので、平坦部44から発せられる音波に位相差が生じることを抑止することができる。また、この平坦部44が形成されているので、高密度部41と低密度部42から発せられる音波との間に大きな位相差が生じることを抑止することができ、高音質の再生音を提供することができる。さらに振動板42の表面側において、段部43の段部(厚み:大きさ)を、例えばスピーカ用エッジ5の厚みよりも小さくすることで、段部43による音波の位相差を比較的小さくでき、高音質の再生音を提供することができる。
また、高密度部41は、段部43により囲まれているエリアが平坦に形成されている形態に限られるものではない。例えば、高密度部41は、段部43により囲まれているエリアが音響放射方向に凸形状、凹形状、波型形状などの曲面形状に形成されていてもよく、この形状の高密度部41は、より高い剛性を有する。
また、図1(C),図1(D)に示されるように、段部43の段差(厚み)がエッジ5の厚みよりも小さく、又は低密度部42の厚みよりも小さく形成されていてもよく、この構成の振動板を採用したスピーカ装置では、振動板やエッジを含む振動体全体から発せられる音波間の位相差を比較的小さくすることができ、高音質の再生音を提供することができる。
次に、振動板4の密度ρ(g/cm3 )と、厚みt(mm)について説明する。
図2(A),2(B)に示すように、本実施形態に係る振動板4は、低密度部42の密度ρ42より、高密度部41の密度ρ41が高くなるように形成されている。また、図2(A),2(C)に示すように、本実施形態に係る振動板4は、低密度部42の厚みt42より、高密度部41の厚みt41が厚くなるように形成されている。
本願発明者は、例えば原料として、NUKP(針葉樹未晒しクラフトパルプ)に叩解を施し、叩解度20°SR(ショッパーリグラー)に調整した紙料を用いて、抄造方法により、口径φ60mmの振動板4を作製した。その振動板4の低密度部42は、面厚が0.22mm、密度が0.626g/cm3 、ヤング率が2.45×1010 dyne/cm2 であり、高密度部41は、面厚が0.260mm、密度が0.727g/cm3 、ヤング率が2.99×1010 dyne/cm2である。
また、本実施形態に係る高密度部41は、振動板4の内周部45から外周部46にかけて径方向に沿って延在して形成されている。また、本実施形態に係る高密度部41は、例えば平面形状が楕円形状、矩形状、などの規定形状に形成されており、振動板4に放射状に複数形成されている。本実施形態では、振動板4は、4つの楕円形状の高密度部41が放射状に形成されている。
上述した高密度部41が形成された振動板4は、振動板全体が高剛性を有するので、分割共振などの不要な振動を抑止することができる。
また、本実施形態に係る振動板4は、図2(A)に示すように、外周部46に、周方向に沿って外周段部48が形成されている。この外周段部48を振動板4に形成することで、振動板4の撓みなどを抑止することができる。本実施形態では、この外周段部48は、スピ―カ用エッジ5の取り付け部となる。また、必要に応じ、外周段部48を切断等し後に、スピーカ用エッジ5を取り付けても構わない。
[製造方法]
次に、本発明の一実施形態に係る振動板4の製造方法を、図面を参照しながら説明する。
[第1具体例]
図3(A)〜図3(F)は、本発明の第1具体例に係るスピーカ用振動板の製造方法を説明するための図である。
本具体例に係る振動板4は、例えば木材パルプなどを主体とする原料を抄造することにより形成される。
図3(A),3(B)に示すように、先ず、製造装置20の抄造タンク201内に、振動板4の形状に対応した形状に形成された金網22を配置する。そして、抄造タンク201内に、例えば振動板4の原材料である繊維40と水などが混合された液401を投入して、抄造タンク201の金網22の下部側をポンプで減圧しながら、抄造を行う。
次に、図3(C),3(D)に示すように、高密度部41に対応する位置に孔部231が形成された金型23を、上記抄造が行われた金網22上に配置して、再度抄造を行う。
そして、図3(E),3(F)に示すように、抄造後、金型23を取り除き、金網22を引き上げて、振動板4を取り出す。その振動板4を乾燥させる。
上記振動板の製造方法では、孔部231が形成された金型23を用いて抄造を行うことにより、高密度部41と低密度部42が形成された振動板4を簡単に作製することができる。
[第2具体例]
図4(A)〜図4(F)は、本発明の第2具体例に係るスピーカ用振動板の製造方法を説明するための図である。
図4(A),4(B)に示すように、本具体例に係る振動板4の製造方法では、先ず、製造装置20の抄造タンク201内に金網22を配置し、その金網22の上部に、孔部231が形成された金型23を配置する。そして、抄造タンク201内に、振動板4の原材料である繊維40と水などが混合された液401を投入して、抄造タンク201の金網22の下部側をポンプで減圧しながら、抄造を行う。金網22上には振動板4の高密度部41に対応する部分が形成される。
次に、図4(C),4(D)に示すように、金型23を取り除いた後、再度抄造を行う。
そして、図4(E),4(F)に示すように、抄造後、金型23を取り除き、金網22を引き上げて、振動板4を取り出す。それの振動板4を乾燥させる。
上記振動板の製造方法では、孔部231が形成された金型23を用いて抄造を行うことにより、先ず、高密度部41に対応する部分を形成した後、再度、抄造を行うことにより、より簡単に本発明に係る振動板4を簡単に作製することができる。
[第3具体例]
図5(A)〜図5(H)は、本発明の第3具体例に係るスピーカ用振動板の製造方法を説明するための図である。
本具体例に係る振動板の製造方法では3回の抄造工程を行うことにより、振動板4の高密度部41が3層構造を有する。
具体的には、図5(A),5(B)に示すように、先ず、製造装置20の抄造タンク201内に、振動板4の形状に対応した形状に形成された金網22を配置する。そして、抄造タンク201内に、例えば振動板4の原材料である繊維40と水などが混合された液401を投入して、抄造タンク201の金網22の下部側をポンプで減圧しながら、抄造を行う。
次に、図5(C),5(D)に示すように、高密度部41に対応する位置に孔部231が形成された金型23を、上記抄造が行われた金網22上に配置して、再度抄造を行う。金網22上には振動板4の高密度部41に対応する部分が形成される。
次に、図5(E),5(F)に示すように、金型23を取り除いた後、再度抄造を行う。
そして、図5(G),5(H)に示すように、抄造後、金型23を取り除き、金網22を引き上げて、振動板4を取り出す。その振動板4を乾燥させる。
上記振動板の製造方法では、3回の抄造工程を行うことにより、振動板4の高密度部41が3層構造を有する。このため振動板4は、3層構造の高剛性の高密度部41と低密度部42とが形成されるとともに、振動板全体が高剛性となる。このように、高密度部41は、異なる密度の複数の層から形成されていてもよい。
図6(A),図6(B)は、本発明の一具体例に係るスピーカ用振動板の製造方法の乾燥方法を説明するための図である。
次に、上記抄造により形成された振動板を乾燥する方法の一具体例を説明する。
図6(A),(B)に示すように、乾燥装置30は、釜(オーブン)31の上部に加熱部32、および遮蔽板33が配置されている。乾燥装置30の下部には、振動板4が固定部34により固定され、振動板4の下部側は、吸引部35により減圧されている。
上記乾燥装置30では、例えば、加熱部32からガスなどを燃焼させて、下部の吸引部35により脱水吸引することにより、振動板4を熱風により乾燥する。上記乾燥装置30により、高密度部41と低密度部42が形成された振動板4を簡単に作製することができる。
また、熱風乾燥により、振動板の全体の密度を低密度化した上で、任意の部分のみ密度を高めることが可能である。
また、上記製造方法では、抄造後、熱風乾燥を行ったが、この形態に限られるものではなく、例えば抄造後、その振動板にプレス処理を施すことにより本発明に係るスピーカ用振動板を作製してもよい。
[他の実施形態]
図7(A)〜(E)は、本発明の他の実施形態に係るスピーカ用振動板を説明するための図である。上記実施形態と同じ構成については説明を省略する。
振動板4Bは、図7(A)に示すように、高密度部41Bの裏面側に凹部が形成されていてもよい。詳細には、振動板4Bは、高密度部41Bの突起状部が形成された面に対向する面側に、凹部が形成されている。この高密度部41Bの凹部と低密度部42の境界部には、段部43が形成されている。
振動板4Cは、図7(B)に示すように、高密度部41Cの裏面側にも凸部(突起部)が形成されていてもよい。詳細には、振動板4Cは、高密度部41Cの突起状部が形成された面に対向する面側に、凸部が形成されている。この高密度部41Bの凸部と低密度部42の境界部には、段部43が形成されている。
振動板4Dは、図7(C)に示すように、音響放射方向(SD)の表面側は、高密度部41Dと低密度部42との境界部が平坦で、高密度部41Dの裏面側に凸部(突起部)が形成されている。この高密度部41Dの凸部と低密度部42の境界部には、段部43が形成されている。
振動板4Eは、図7(D)に示すように、椀形状に形成されており、振動板4の底部に高密度部41Eが形成され、その他の部分には低密度部42Eが形成されている。振動板の底部に高密度部41Eが形成されているので、振動板4が高剛性を有する。
また、振動板4Fは、図7(E)に示すように、振動板4に環状に高密度部41Fが形成され、それ以外の部分に低密度部42Fが形成されている。詳細には、高密度部41Fは、周方向に沿って形成されている。この構成の振動板4Fでは、分割振動をより低減することができる。
図8(A)は本発明の他の実施形態に係るスピーカ用振動板4Gの面密度(S(g/cm2 ))を説明するための図であり、図8(B)は振動板4Gの密度(体積密度ρ(g/cm3 ))を説明するための図であり、図8(C)は振動板4Gの厚みt(mm)を説明するための図である。スピーカ用振動板4Gは図2(A)に示される振動板4と略同様であり図示及び説明を省略する。また、上記実施形態と同じ構成については説明を省略する。
図8(A)に示すように、本実施形態に係る振動板4Gは、低密度部の面密度42の面密度S42より、高密度部41の面密度S41が高くなるように形成されている。また、図8(B)に示すように、低密度部42の密度ρ42より、高密度部41の密度ρ41が低くなるように形成されている。また、図8(C)に示すように、本実施形態に係る振動板4Gは、低密度部42の厚みt42より、高密度部41の厚みt41が厚くなるように形成されている。
スピーカ用振動板4Gは、例えば上記第3具体例に係るスピーカ用振動板の製造方法と略同様の製造方法により作製することができる。詳細には、例えば、抄造後にスピーカ用振動板4Gの低密度部42のみプレス処理を施すことにより、振動板4Gの高密度部41の面密度を低密度部42の面密度よりも大きく、高密度部41の密度を低密度部42の密度よりも小さく形成することができる。また上記プレス処理を調整し、高密度部41の密度を低密度部42の密度と略同じにしても構わない。また高密度部41の密度が低密度部42の密度に対し略同じ又は小さくなるよう、プレス処理を低密度部42及び高密度部41にも施しても構わない。
上述したようにスピーカ用振動板4Gは、高密度部41の面密度が低密度部42の面密度よりも大きく形成されているので、高密度部41の剛性が比較的大きい。また、高密度部41の密度を低密度部42に対し略同一又は小さく形成することで、高密度部41の内部損失を比較的大きくすることができ、分割振動等の不要な振動を低減することができる。
[実施例]
図9(A)は比較例に係る抄紙振動板を採用したスピーカ装置(JJ)の音響周波数特性を説明するための図であり、図9(B)は本発明の実施形態に係る振動板を採用したスピーカ装置(PP)の音響周波数特性を説明するための図である。横軸は周波数(Hz)を示し、縦軸は音圧(SPL:Sound pressure level)(dB(デシベル))を示す。
本発明に係る振動板の効果を確認するため、一般的な抄紙による比較例の振動板、詳細には高密度部および低密度部がなく均一な厚みおよび均一な密度の振動板を採用したスピーカ装置(JJ)の音響特性、および図1(A),図1(B)に示した本発明の実施形態に係る振動板を採用したスピーカ装置(PP)の音響特性を測定した。
上記測定の結果、図9(A),図9(B)に示すように、本発明に係る振動板では、高密度部が比較的高いヤング率を有し、振動板全体の剛性が比較的高いので、本発明に係る振動板を採用したスピーカ装置によれば、特に中音域で、高音質の再生を行うことができる。
また、図9(A),図9(B)に示すように、本発明に係る振動板を採用したスピーカ装置(PP)によれば、2kHz付近での周波数特性が比較的平坦化されており、この周波数領域で、高音質の再生を行うことができる。
また、図9(A),図9(B)に示すように、本発明に係る振動板を採用したスピーカ装置(PP)によれば、低音域から中音域(約300〜1kHz)にかけて、音圧が比較例と比べて大きい、詳細には約1dB高い。
このため、本発明に係る振動板を採用したスピーカ装置(PP)は、比較的高音圧で高音質の再生を行うことができる。
以上、説明したように、本発明に係る振動板4は、高密度部41と低密度部42とを備え、高密度部41は、振動板4の面に略直交する方向に突起した形状に形成され、該高密度部41と低密度部42との境界に段部43が形成されているので、低密度部42と高密度部41それぞれで密度,剛性,ヤング率などが異なり、分割振動などの不要な振動を低減することができる。
また、上述したように本発明に係る振動板4では、上記分割共振などの不要な振動を低減することができるので、そのスピーカ用振動板を採用したスピーカ装置は、再生音の周波数特性に現れるピーク・ディップを低減することができる。
また、上記本発明の一実施形態に係るスピーカ用振動板4では、分割振動などによる周波数特性の高音ピークが可聴域より高周波数側に現れるという特性があり、再生音が比較的高音質である。
また、振動板4の高密度部41は、平坦な形状の低密度部42と比べて、振動板の面に直交する方向に突起した形状に形成されており、内周部から外周部にかけて径方向に沿って楕円形状などの形状に形成されているので、所定方向に指向性のある再生音を放射することができる。
また、振動板4は、高密度部41と低密度部42とで剛性が異なるので、高密度部41と低密度部42それぞれの粗密波の速度が異なり、境界部に段部43が形成されているので、振動板全体の周波数特性のディップが比較的少なくなり、平坦化するので、再生音が高音質である。
本発明は、上述した実施形態に限られるものではない。
例えば、本実施形態では、例えば木材パルプ等の繊維からなる単一の原料で形成したが、この形態に限られるものではない。例えば、ケブラー繊維などの化学繊維やカーボン繊維、ガラス繊維などの無機繊維との混合抄造でも同様の効果が期待できる。また、網の径や深さ、抄造時間などを調整することにより、高密度部41と低密度部42とで大きな密度差を設けることができる。
また、振動板に高密度部41と低密度部42とを設けたが、この形態に限られるものではなく、例えばセンターキャップに本発明に係る構成要素の高密度部41と低密度部42とを設けてもよい。
【0002】
課題を解決するための手段
[0007]
このような目的を達成するために、本発明は、以下の独立請求項に係る構成を少なくとも具備するものである。本発明に係るスピーカ用振動板は、繊維を含む形成材料で構成される振動板であって、前記振動板の一部に周囲の低密度部に対して密度が高く全周が前記低密度部に囲まれた高密度部を形成し、前記高密度部及び前記低密度部は、実質的に同じ前記形成材料で構成されており、前記高密度部は、前記低密度部の表面に対して略直交する方向に突起した形状に形成され、前記低密度部との境界に形成された段部によって囲まれていることを特徴とする。
図面の簡単な説明
[0008]
[図1]本発明の一実施形態に係るスピーカ用振動板を採用したスピーカ装置を説明するための図であり、詳細には(A)はスピーカ装置および振動板の半断面図であり、(B)は(A)に示した振動板の高密度部および低密度部付近を拡大した図であり、(C),(D)は(A)に示した振動板の変形例を示す図である。
[図2]本発明の一実施形態に係るスピーカ用振動板を説明するための図であり、詳細には、(A)はスピーカ用振動板の斜視図であり、(B)は(A)に示した振動板のA−B線またはC−D線での密度(ρ)を示す図であり、(C)は(A)に示した振動板のA−B線またはC−D線での厚み(t)を示す図である。
[図3](A)〜(F)は本発明の第1具体例に係るスピーカ用振動板の製造方法を説明するための図である。
[図4](A)〜(F)は本発明の第2具体例に係るスピーカ用振動板の製造方法を説明するための図である。
[図5](A)〜(F)は本発明の第3具体例に係るスピーカ用振動板の製造方法を説明するための図である。
[図6]A),(B)は本発明の一具体例に係るスピーカ用振動板の製造方法の乾燥方法を説明するための図である。
[図7](A)〜(E)は本発明の他の実施形態に係るスピーカ用振動板を説明するため

Claims (18)

  1. 高密度部と低密度部とを備え、
    前記高密度部は、振動板の面に略直交する方向に突起した形状に形成され、該高密度部と前記低密度部との境界に形成された段部によって囲まれていることを特徴とする
    スピーカ用振動板。
  2. 前記高密度部は、前記段部により囲まれる平坦部を有することを特徴とする請求項1に記載のスピーカ用振動板。
  3. 前記高密度部および前記低密度部は、繊維により形成されていることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ用振動板。
  4. 前記高密度部は、該スピーカ用振動板の内周部から外周部にかけて延在していることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ用振動板。
  5. 前記高密度部は、周方向に沿って形成されていることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ用振動板。
  6. 前記高密度部は、前記低密度部より厚く形成されていることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ用振動板。
  7. 前記突起した形状の高密度部が形成された面に対向する面側に、凹部が形成されていることを特徴とする請求項5に記載のスピーカ用振動板。
  8. 該スピーカ用振動板の外周部に周方向に沿って段部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ用振動板。
  9. 前記高密度部は、複数形成されていることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ用振動板。
  10. 前記高密度部の突起部は表面側または裏面側に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ用振動板。
  11. 前記高密度部の突起部は、平面形状が略楕円形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ用振動板。
  12. 前記高密度部は、異なる密度の複数の層からなることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ用振動板。
  13. 前記高密度部は、3層構造を有することを特徴とする請求項12に記載のスピーカ用振動板。
  14. 前記高密度部は、該スピーカ用振動板の底部に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ用振動板。
  15. 前記段部の段差は、前記低密度部の厚みよりも小さいことを特徴とする請求項1に記載されるスピーカ用振動板。
  16. 前記高密度部の面密度が前記低密度部の面密度よりも大きく、
    前記高密度部の密度が前記低密度部の密度に対し略同一又は小さいことを特徴とする請求項1に記載されるスピーカ用振動板。
  17. 高密度部と低密度部とを備えたスピーカ用振動板を有し、
    前記高密度部は、振動板の面に略直交する方向に突起した形状に形成され、該高密度部と前記低密度部との境界に形成された段部によって囲まれていることを特徴とする
    スピーカ装置。
  18. 振動板、エッジ、前記振動板を支持するフレームと、磁気回路とを備え、
    前記振動板は、前記エッジを介して前記フレームに支持されており、
    前記振動板は、高密度部と低密度部とを備え、
    前記高密度部は、振動板の面に略直交する方向に突起した形状に形成され、該高密度部と前記段部にて囲まれる平坦部が形成されており、
    前記段部の段差が、前記エッジの厚みよりも小さいことを特徴とする
    請求項17に記載されるスピーカ装置。
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