JPWO2009011380A1 - センシング装置、システム、制御方法、及び制御プログラム - Google Patents

センシング装置、システム、制御方法、及び制御プログラム Download PDF

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Abstract

現地の状況をセンシングした現地状況情報を取得する状況取得部11と、状況取得部11のセンシング範囲を変更するセンシング範囲変更部12と、状況取得部11の位置を同定する位置同定部15cと、現地状況情報から送信禁止対象である禁止内容を検出し、禁止内容を検出できた場合に位置同定部15cからの同定位置情報に基づいて禁止内容の位置を算出し、算出された禁止内容の位置を含む禁止位置情報に基づいてセンシング範囲に禁止内容の位置を含まないようにセンシング範囲変更部12を制御するセンシング行動制御部15bと、を備える。禁止内容検出部15aは、禁止内容を検出できない場合に、状況取得部11からの所定の現地状況情報を操作端末20に向けて出力する。

Description

[関連出願の記載]
本発明は、日本国特許出願:特願2007−188286号(2007年7月19日出願)の優先権主張に基づくものであり、同出願の全記載内容は引用をもって本書に組み込み記載されているものとする。
本発明は、現地でセンシングした映像及び音声の一方又は両方を遠隔地へ伝送するセンシング装置、システム、制御方法、及び制御プログラムに関する。
近年、団塊世代の大量退職、少子高齢化等の要因により労働者不足が予想され、労働力の一部をロボットに代替させる動きが加速している。しかしながら、現状のロボットは周囲の環境や物体の認識能力や音声認識能力が十分でないので、家庭内や職場で完全自律的にこなせる作業には限界がある。そこで、遠隔地にいる人間がインターネット等のネットワークを通じてロボットを操作することが考えられる。ロボットを遠隔操作可能にすることで、ユーザの声を聞き分けて命令どおりに動作したり、物体の認識が必要な各種作業や障害物を回避して目的地へ移動するなど、これまでできなかったような知的で多様なサービスをロボットが提供することが考えられる。このような考え方を利用して、例えば、ロボットのユーザが、自分がして欲しい仕事をロボットを操作することで実行してくれる人をインターネット上で募集し、それに応募した人がロボットの遠隔操作を行い、何らかの対価を得るなどの仕組みが考えられる。
このようにロボットの遠隔操作での運用を考えたとき、遠隔操作のためにはロボットの周囲の映像や音声などを、操作を行う人間に伝送する必要がある。しかしながら、ロボットを利用しようとしているのが家庭内や職場である場合、そこには他人には見られたくないものや聞かれたくない音が存在する。また、場合によってはロボットが活動している場所がどこなのかや、誰のところでロボットが動作しているのかを遠隔操作している人間には知られたくないという状況もありうる。つまり、ロボットを遠隔操作で運用する場合、このようなプライバシーの問題を解決する技術が必要である。
そこで、プライバシーの問題を解決する従来技術として、例えば、特許文献1には周囲の状況を撮像するための撮像手段と、上記撮像手段の出力に基づく画像情報を上記操作装置に送信する送信手段と、上記送信手段が上記画像情報を上記操作装置に送信しているときに、外部に向けて所定の第1の警告を発する第1の警告手段とを備えるロボット装置が開示されている。また、特許文献2には画像を撮像するカメラと、前記カメラの視線方向と所定の基準方向とがなす視線角度を検出する検出手段と、前記検出手段により検出された視線角度が一定角度以上である場合に、このとき前記カメラにより撮像された画像を画像処理することに基づいてロボットの視野を制御する視野制御手段と、を具備することを特徴とする視覚機能を備えたロボットが開示されている。
特開2002−331482号公報 特開2003−291084号公報 黄瀬浩一、外3名、「カメラを用いた文字認識・文書画像解析の現状と課題」、電子情報通信学会パターン認識・メディア理解研究会、2005年3月
なお、上記特許文献1及び2並びに非特許文献1の全開示内容はその引用をもって本書に繰込み記載する。以下の分析は、本発明によって与えられたものである。
従来技術では、伝送する映像/音声を過剰に制約せず、見られたくないところや聞かれたくない音が、見られたり聞かれたりしているのではないかという不安感を、ロボットと一緒にいるユーザに抱かせないことようにすることができないおそれがある。その理由を以下に説明する。
特許文献2には、ロボットの首が上を向かないようにすることで下からのぞくような映像を取得しない第1の方法と、見られてもよい部分を映像中より検出しその部分以外の映像を加工して判別不能にしてしまう第2の方法が開示されている。しかしながら、第1の方法では、ロボットのカメラがユーザが見てほしくない方向を向かないので映像が伝送されていないと直感的に理解でき安心感があるが、一律に上向きの映像が取得できなくなってしまい、撮影しても問題のない映像まで伝送ができなくなるため、伝送先の操作者に情報が十分伝達できないおそれがある。また、第2の方法では、たとえ必要以外の情報を削除されることはわかっていても、例えば、ロボットのカメラなどのセンサがユーザが見てほしくない方向を向いているとユーザはもしかしたら見られているのではないかという不安を感じてしまうというおそれがある。
本発明の主な課題は、ロボットと共にいるユーザが遠隔地の操作者に見られたり聞かれたくない情報を精度良く検出し、ロボットの操作者には伝達しないようにすることである。
本発明の第1の視点においては、現地でセンシングした映像及び音声の一方又は両方を遠隔地へ伝送するセンシング装置であって、現地の状況をセンシングした少なくとも映像及び音声の一方又は両方を含む現地状況情報を取得する状況取得部と、前記状況取得部で前記現地状況情報が取得可能なセンシング範囲を変更するセンシング範囲変更部と、現地の周囲環境に対する前記状況取得部の位置を同定する位置同定部と、前記状況取得部で取得した前記現地状況情報から送信禁止対象である禁止内容を検出するとともに、前記禁止内容を検出できた場合に前記位置同定部からの同定位置情報に基づいて現地の周囲環境における前記禁止内容の位置を算出し、算出された現地の周囲環境における前記禁止内容の位置を含む禁止位置情報を記憶部に書込む禁止内容検出部と、前記記憶部に記憶された前記禁止位置情報に基づいて、前記センシング範囲に前記禁止内容の位置を含まないように前記センシング範囲変更部を制御するセンシング行動制御部と、を備え、前記禁止内容検出部は、前記禁止内容を検出できない場合に、前記状況取得部からの所定の前記現地状況情報を操作端末に向けて出力することを特徴とする。
本発明の第2の視点においては、現地でセンシングした映像及び音声の一方又は両方を遠隔地へ伝送するシステムであって、前記センシング装置と、前記センシング装置でセンシングした前記現地状況情報を出力する出力部を有する操作端末と、を備えることを特徴とする。
本発明の第3の視点においては、現地でセンシングした映像及び音声の一方又は両方を遠隔地へ伝送するように制御する制御方法であって、センシング装置にて、現地の状況をセンシングした少なくとも映像及び音声の一方又は両方を含む現地状況情報を取得する工程と、前記センシング装置にて、現地の周囲環境に対する自己の位置を同定する工程と、前記センシング装置にて、前記現地状況情報から送信禁止対象である禁止内容を検出するとともに、前記禁止内容を検出できた場合に同定された同定位置情報に基づいて現地の周囲環境における前記禁止内容の位置を算出し、算出された現地の周囲環境における前記禁止内容の位置を含む禁止位置情報を記憶する工程と、前記センシング装置にて、記憶された前記禁止位置情報に基づいて、前記センシング範囲に前記禁止内容の位置を含まないように前記センシング範囲を制御する工程と、前記センシング装置にて、前記禁止内容を検出できない場合に、取得した所定の前記現地状況情報を操作端末に向けて出力する工程と、を含むことを特徴とする。
本発明の第4の視点においては、現地でセンシングした映像及び音声の一方又は両方を遠隔地へ伝送するようにセンシング装置に実行させる制御プログラムであって、現地の状況をセンシングした少なくとも映像及び音声の一方又は両方を含む現地状況情報を取得するステップと、現地の周囲環境に対する自己の位置を同定するステップと、前記現地状況情報から送信禁止対象である禁止内容を検出するとともに、前記禁止内容を検出できた場合に同定された同定位置情報に基づいて現地の周囲環境における前記禁止内容の位置を算出し、算出された現地の周囲環境における前記禁止内容の位置を含む禁止位置情報を記憶するステップと、記憶された前記禁止位置情報に基づいて、前記センシング範囲に前記禁止内容の位置を含まないように前記センシング範囲を制御するステップと、前記禁止内容を検出できない場合に、取得した所定の前記現地状況情報を操作端末に向けて出力するステップと、をセンシング装置にて実行させることを特徴とする。
本発明によれば、伝送する映像/音声を過剰に制約せず、センシング装置と一緒にいるユーザに見られたくないところを見られているのではないかという不安感を抱かせずに映像/音声を伝送できる。つまり、禁止内容を操作端末に伝送しないようにするとともに見られたくないものや聞かれたくないことをセンシング装置が取得していないことをユーザに明示的に知らせることができる。
本発明の実施例1に係るセンシング装置の構成を模式的に示したブロック図である。 本発明の実施例1に係るセンシング装置における禁止内容検出部の構成を模式的に示したブロック図である。 本発明の実施例1に係るセンシング装置の動作を模式的に示したフローチャート図である。 本発明の実施例2に係るセンシング装置の動作を模式的に示したフローチャート図である。 本発明の実施例3に係るセンシング装置の動作を模式的に示したフローチャート図である。
符号の説明
10 センシング装置
11 状況取得部
12 センシング範囲変更部
13 記憶部
14 通信部
15 情報処理部
15a 禁止内容検出部
15b センシング行動制御部
15c 位置同定部
20 操作端末
21 出力部
22 入力部
23 通信部
24 記憶部
25 制御部
30 ネットワーク
41 文字認識部
42 禁止語句保持部
43 文字列照合部
本発明の前記センシング装置において、前記状況取得部は、センシング可能範囲の異なる複数のセンサからなり、前記禁止内容検出部は、前記状況取得部のセンサのうち前記操作端末に送信されないセンサの現地状況情報からも禁止内容を検出することが好ましい。
本発明の前記センシング装置において、前記センシング行動制御部は、操作端末からの操作コマンドを含む遠隔操作情報を受信したときに、その時点での前記位置同定部からの同定位置情報と、前記記憶部に記憶された禁止位置情報とを勘案して、前記遠隔操作情報における操作コマンドを実行した場合に前記禁止内容が前記センシング範囲に入るか否かを計算し、前記禁止内容が前記センシング範囲に入らない場合、前記操作コマンドに基づいて前記センシング範囲変更部を制御することが好ましい。
本発明の前記センシング装置において、前記センシング行動制御部は、前記禁止内容が前記センシング範囲に入る場合、前記操作コマンドに基づいて前記センシング範囲変更部を制御しないことが好ましい。
本発明の前記センシング装置において、前記センシング行動制御部は、前記禁止内容が前記センシング範囲に入る場合、前記禁止内容が前記センシング範囲に入らないような移動経路を含む安全経路情報を生成し、前記安全経路情報を生成できた場合に前記安全経路情報に基づいてセンシング範囲変更部を制御することが好ましい。
本発明の前記センシング装置において、前記センシング行動制御部は、前記安全経路情報を生成できない場合に前記操作コマンドに基づいて前記センシング範囲変更部を制御しないことが好ましい。
本発明の前記システムにおいて、前記操作端末は、遠隔操作情報を入力する入力部を有することが好ましい。
次に、本発明の実施例1に係るセンシング装置について図面を用いて説明する。図1は、本発明の実施例1に係るセンシング装置の構成を模式的に示したブロック図である。図2は、本発明の実施例1に係るセンシング装置における禁止内容検出部の構成を模式的に示したブロック図である。
センシング装置10は、現地でセンシングした映像及び音声の一方又は両方を遠隔地へ伝送する装置、システムである。センシング装置10は、例えば、カメラやマイクを備えるロボットに適用でき、この他にもカメラやマイクを備えるテレビ電話、Webカメラ、映像監視システム、監視ロボットなどといったカメラやマイクでセンシングした現地の状況を遠隔地へ伝送する装置、システムにも適用できる。センシング装置10は、ネットワーク30を介して操作端末20と通信可能に接続されている。センシング装置10は、状況取得部11と、センシング範囲変更部12と、記憶部13と、通信部14と、情報処理部15と、を有する。
状況取得部11は、現地の状況をセンシングした現地状況情報(少なくとも映像及び音声の一方又は両方)を取得する部分である。状況取得部11は、取得した現地状況情報を情報処理部15に向けて出力する。状況取得部11は、センシング可能な態様が異なる複数のセンサからなり、例えば、CCD、CMOS等のカメラやマイクなどを用いることができる。状況取得部11は、映像のみ取得する構成でもよいし、音声のみ取得する構成でもよい。状況取得部11は、現地状況の全ての方向の情報(映像、音声)を取得するのではなく、制限された指向性を有する情報(映像、音声)を取得する。状況取得部11は、例えば、前方のみ視野をもつ第1のカメラと、側方や後方に視野を持つ第2のカメラで構成される場合、情報処理部15には全てのカメラからの映像を送り、操作端末20には第1のカメラの映像のみを送るという構成がありうる。この場合、情報処理部15(禁止内容検出部15a)では操作端末20へ伝送する第1のカメラの映像以外の映像からも禁止内容を検出することが可能となる。
センシング範囲変更部12は、状況取得部11(カメラ、マイク)のセンシング範囲(方向、ズーム等)を変更する部分である。センシング範囲変更部12は、状況取得部11の向きを変える機能を有するもので、例えば、カメラやマイクを乗せた台と、その台をロボット本体に対して移動・回転させるモータと、から構成される。この他にも、ロボット本体全体(状況取得部11を含む)を移動・回転させるような足または車輪等の移動のための装置で構成してもよい。
記憶部13は、所定のデータ、プログラム等の情報を記憶する部分である。記憶部13は、情報処理部15の禁止内容検出部15aで検出された禁止内容の周囲環境における位置情報を記憶する。記憶部13は、ロボット周囲のマップを持ち、禁止内容の対象物をそのマップに配置する形式で保存する方法を用いることができる。
通信部14は、所定の情報を送受信する部分である。通信部14は、ネットワーク30に直接接続してもよく、コンピュータで中継してネットワーク30に接続してもよい。
情報処理部15は、プログラムに基づいて所定の情報処理を行う部分である。情報処理部15は、プログラムに基づいて実現される主な動作部として、禁止内容検出部15aと、センシング行動制御部15bと、位置同定部15cと、を有する。
禁止内容検出部15aは、状況取得部11で取得した現地状況情報(映像や音声)における、送信の禁止対象である禁止内容を検出する部分である。禁止内容検出部15aは、状況取得部11で取得された現地状況情報(映像や音声)が入力され、入力された現地状況情報から、あらかじめ登録された禁止内容が検出できるか否かを判定する。禁止内容検出部15aは、禁止内容を検出できない場合に、入力された現地状況情報のうち操作端末20に送信可能としているものを通信部14に向けて出力する。禁止内容検出部15aは、禁止内容を検出できた場合に、位置同定部15cからの同定位置情報に基づいて現地の周囲環境における禁止内容の位置(禁止位置)を算出し、算出された現地の周囲環境における禁止内容の位置を含む禁止位置情報を記憶部13に書込む。なお、現地の周囲環境における禁止内容の位置の検出では、操作端末20に送る画像上の位置に加えて、複数のカメラによるステレオ視やモーションステレオやレーザーレンジファインダなどの方法を用いて禁止内容とカメラの間の距離を求め、その距離と画像上の位置からカメラに対する禁止内容の相対位置を算出する方法を用いることができる。
ここで、禁止内容について、禁止内容とするものが映像であれば、例えば、特定の人の顔、特定の文字列、特定の物体、特定の領域などであり、音声であれば、特定の発話内容、特定の話者の発話、特定の会話、特定の背景音などである。
禁止内容検出部15aは、例えば、禁止内容が映像で特定の文字列である場合の構成として、文字認識部41と、禁止語句保持部42と、文字列照合部43と、を有する(図2参照)。文字認識部41は、状況取得部11からの現地状況情報に係る映像から文字領域を検出し、検出した文字領域における文字列を認識する。文字認識部41は、非特許文献1等に開示されている光学的文字読み取り技術を用いることで実現される。禁止語句保持部42は、現地のユーザが送信されたくない禁止語句となる文字列を保持する。禁止語句保持部42には、現地ユーザが開示したくない文字列、例えば、個人名、電話番号、メールアドレス、暗証番号などを登録しておくことができる。文字列照合部43は、文字認識部41で認識した文字列と、禁止語句保持部42に保持された文字列と、を照合し、一致する場合は、同定位置情報(位置同定部15cからの情報)に基づいて、文字列のサイズと、画像上での文字列の位置を算出して出力する。
センシング行動制御部15bは、記憶部13に記憶された全ての禁止位置情報に基づいて、状況取得部11のセンシング範囲に、現地の周囲環境における禁止内容の位置を含まないように、センシング範囲変更部12のセンシング範囲を制御する部分である。センシング行動制御部15bは、禁止内容検出部15aで禁止内容を検出したとき、その禁止内容がセンシング範囲外になるようにセンシング範囲変更部12を制御する。例えば、センシング行動制御部15bは、禁止内容検出部15aで禁止内容である顔や文字列などが現地状況情報に係る映像中に検出された場合、その画像上の位置とカメラ固有のパラメータである画角や解像度などからカメラを何度動かせばカメラ画角の範囲外にその対象が出るかを算出する。例えば、画角が縦θy度であり横θx度である場合、取得される現地状況情報に係る映像がデジタル画像であり画素数が縦Syピクセル横Sxピクセルであり、レンズ歪みが小さいと仮定できるのであれば、禁止内容の領域が画像上の座標(x,y)(画像中心を原点とする座標系)を中心とする縦Lxピクセル横Lyピクセルの画像上の領域に存在する場合を考える。この場合、禁止内容の方位は横方向((2θx)x/Sx)度、縦方向((2θy)y/Sy)度であるので、さらに禁止内容の大きさを考慮してカメラを横方向((2θx)(x+(Lx/2)/Sx)度動かすことで画角の外に禁止内容を出すことができる。このように禁止した禁止内容の領域全体がカメラ画角の外に出るようにカメラを回転させるような制御を行う。もちろん、回転だけではなく、カメラ自体もしくはロボット全体を移動させることでカメラに映らないようにしてもよい。また、画像上の位置だけではなく複数のカメラによるステレオ視やモーションステレオやレーザーレンジファインダなどの方法を用いて禁止内容とカメラの間の距離を求め、その距離と画像上の位置からカメラに対する禁止内容の相対位置を算出し、さらにカメラ画角を勘案して画像に映らないようにカメラの位置や向きを変えてもよい。また、状況取得部11でセンシング範囲が異なる複数のセンサを使いその一部のセンサの情報のみを操作端末20へ送信する構成の場合は、操作端末20へ送信しないセンサからの情報から禁止内容を検出し、さらに相対位置を算出し、その位置が、操作端末20へ送信するセンサの情報のセンシング範囲に含まれないようにセンシング範囲変更部12を制御するような構成でもよい。
位置同定部15cは、現地の周囲環境に対するセンシング装置10及び状況取得部11の位置を同定(算出)する部分である。位置同定部15cは、同定したセンシング装置10及び状況取得部11の位置、方位を含む同定位置情報を禁止内容検出部15aに向けて出力する。例えば、移動ロボット(センシング装置10)にセンサ(状況取得部11)を取り付け、そのロボット上でセンサが所望の位置や方向へ動くことができるような場合を考えると、この位置同定部15cは、現地の周囲環境に対するロボットの位置、方位を同定し、同定したロボットの同定位置情報から現地の周囲環境に対するセンサの位置や方位を同定するという構成が考えられる。この場合、現地の周囲環境に対するロボットの位置、方位を同定する方法としては、車輪で移動するロボットの車輪回転量をエンコーダで取得して積分する方法や、あらかじめ現地の周囲環境に配置されたランドマークをカメラ等で観測し事前に計測したランドマーク配置と比較することで位置を求める方法などがある。
操作端末20は、操作者が使用するコンピュータ端末であり、出力部21と、入力部22と、通信部23と、記憶部24と、制御部25と、を有する。出力部21は、映像や音声を出力する表示部(例えば、LCD、CRTその他のディスプレイ)や音声出力部(例えば、スピーカー、ヘッドホン)である。入力部22は、キーボードやマウスなどの入力手段により所定の情報を入力する部分である。通信部23は、所定の情報を送受信する部分である。記憶部24は、データ、プログラム等の情報を記憶する部分である。制御部25は、各構成部を制御する部分であり、プログラムに基づいて所定の動作を行う。操作端末20は、通信部23で受信した現地状況情報を出力部21で出力(表示出力、音声出力)する。
ネットワーク30は、センシング装置10と操作端末20とを有線、無線等の伝送手段により接続する情報通信網である。なお、センシング装置10と操作端末20を直接有線又は無線で接続する場合は、ネットワーク30を省略することができる。
次に、本発明の実施例1に係るセンシング装置の動作について図面を用いて説明する。図3は、本発明の実施例1に係るセンシング装置の動作を模式的に示したフローチャート図である。なお、センシング装置の各構成部については、図1を参照されたい。
まず、状況取得部11は、現地状況情報(少なくとも映像及び音声の一方又は両方)を取得する(ステップA1)。次に、禁止内容検出部15aは、状況取得部11で取得した現地状況情報から、あらかじめ登録された禁止内容が検出できるか否かを判定する(ステップA2)。
禁止内容を検出できない場合(ステップA2のNO)、禁止内容検出部15aは、入力された現地状況情報のうち送信可能としているものを通信部14を介して操作端末20に送信する(ステップA3)。ステップA3の後、操作端末20は、現地状況情報を受信することにより、現地状況情報を出力部21で出力(表示出力、音声出力)し(ステップA4)、終了する。
禁止内容を検出できた場合(ステップA2のYES)、禁止内容検出部15aは、位置同定部15cの同定位置情報に基づいて、現地の周囲環境における禁止内容の位置(禁止位置)を算出し、算出された現地の周囲環境における禁止内容の位置を含む禁止位置情報を記憶部13に書込む(ステップA5)。ステップA5の後、センシング行動制御部15bは、記憶部13に記憶された全ての禁止位置情報に基づいて、状況取得部11のセンシング範囲に、現地の周囲環境における禁止内容の位置を含まないように、センシング範囲変更部12のセンシング範囲を制御し(ステップA6)、再びステップA1に戻る。
実施例1によれば、禁止内容を操作端末20に送信しないようにすることができ、見られたくないものや聞かれたくないことをセンシング装置10が取得していないことをユーザに明示的に知らせることができるので、ユーザに不安感を抱かせずに映像/音声を送信できる。例えば、カメラ(状況取得部11)そのものを禁止内容からそむけるように動作させることで、センシング装置10とともにいるユーザはカメラに禁止内容が映像として映っていないことを明示的に確認することができる。
次に、本発明の実施例2に係るセンシング装置について説明する。
実施例2に係るセンシング装置は、操作者が操作端末(図1の20)の入力部(図1の22)を操作することによって、センシング装置(図1の10)のセンシング行動制御部(図1の15b)の制御によりセンシング範囲変更部(図1の12)のセンシング範囲の変更を可能にしたものである。その他の構成は、実施例1と同様である。
センシング行動制御部(図1の15b)は、操作端末(図1の20)からの遠隔操作情報をネットワーク(図1の30)及び通信部(図1の14)を通じて受信することにより、その時点での位置同定部(図1の15c)の同定位置情報(状況取得部(図1の11)の位置や方位)と、記憶部(図1の13)に記憶された禁止位置情報の位置と、を勘案して、遠隔操作情報における操作コマンドを実行したらいずれの禁止内容が状況取得部(図1の11)のセンシング範囲に入るか否かを計算する。その結果、センシング行動制御部(図1の15b)は、センシング範囲に入らないと判断した場合は、遠隔操作情報における操作コマンドに基づいてセンシング範囲変更部(図1の12)を制御し、センシング範囲に入る場合は、遠隔操作情報における操作コマンドをセンシング範囲変更部12へ送らない。
また、センシング行動制御部(図1の15b)の構成としては、操作コマンドよりセンシング装置(図1の10)の移動先の目的地や、カメラを向けたい方向などの情報が送られた場合には、その移動先の目的地へ至る過程やカメラをその方向へ向けるのに至る過程でカメラの視野に入る領域に記憶部(図1の13)に記憶されている禁止内容が入らないような、目的地へ至るセンシング装置(図1の10)の経路やカメラを向けるときのカメラの経路を算出する構成であってもよい。
操作端末(図1の20)の入力部(図1の22)は、具体的には状況取得部(図1の11)がカメラやマイクで構成される場合は、そのカメラやマイクの位置や方向・感度などを制御するためのヒューマンインタフェースを有する。入力部(図1の22)は、操作者に操作されることで、操作コマンドを含む遠隔操作情報を通信部(図1の23)を通じてセンシング装置(図1の10)に送信する。これにより、遠隔地にいる操作者はセンシング装置(図1の10)上でのセンサの位置や方位、またはセンシング装置(図1の10)自体の位置や方位を制御することができる。
なお、実施例2は、遠隔地から出力部(図1の21)を通じて状況を把握しつつセンシング装置(図1の10)となるロボットを制御するようなアプリケーションで利用されるものを含む。例えば、遠隔地にいる操作者がロボットを操作してロボットとともにいるユーザにサービスを提供するような状況での利用も想定できる。
次に、本発明の実施例2に係るセンシング装置の動作について図面を用いて説明する。図4は、本発明の実施例2に係るセンシング装置の動作を模式的に示したフローチャート図である。
まず、センシング行動制御部(図1の15b)は、操作端末からの遠隔操作情報を待ち、遠隔操作情報があれば遠隔操作可能な状態へ遷移する(ステップB1)。次に、センシング行動制御部(図1の15b)は、センシング範囲変更部(図1の12)が遠隔操作情報における操作コマンドによる動きを実現した場合にその移動経路上で記憶部(図1の13)に記憶されている禁止位置情報の禁止位置が状況取得部(図1の11)のセンシング範囲に入るか否かを判定する(ステップB2)。
センシング範囲に入らない場合(ステップB2のNO)、センシング行動制御部(図1の15b)は、状況取得部(図1の11)での現地状況情報を取得する(ステップB3)。次に、禁止内容検出部(図1の15a)は、取得された現地状況情報のうち送信可能としているものを通信部(図1の14)を介して操作端末(図1の20)に送信する(ステップB4)。ステップB4の後、操作端末(図1の20)は、現地状況情報を受信することにより、現地状況情報を出力部(図1の21)で出力(表示出力、音声出力)する(ステップB5)。次に、センシング行動制御部(図1の15b)は、遠隔操作情報に基づいてセンシング範囲変更部(図1の12)を制御し(ステップB6)、その後、ステップB1に戻る。
センシング範囲に入る場合(ステップB2のYES)、ステップB1に戻る。
実施例2によれば、遠隔操作する場合にも実施例1と同様な効果を奏する。また、センシング装置(図1の10)を遠隔操作する場合にも、実施例1と同様な効果を奏する。また、実施例2によれば、ユーザが操作者に送信したくない内容を検出し問題がある場合のみセンシング装置(図1の10)の動きを制約するので、一律にセンシング装置(図1の10)の動きを制約するのに比べより多くの映像/音声を送ることができる。
次に、本発明の実施例3に係るセンシング装置について説明する。
実施例3に係るセンシング装置は、遠隔操作の際、センシング行動制御部(図1の15b)にて、禁止位置情報の位置が状況取得部(図1の11)のセンシング範囲に入らないような移動経路を含む安全経路情報を生成し、生成できた場合に安全経路情報に基づいてセンシング範囲変更部(図1の12)を制御可能にしたものである。その他の構成は、実施例2と同様である。
次に、本発明の実施例3に係るセンシング装置の動作について図面を用いて説明する。図5は、本発明の実施例3に係るセンシング装置の動作を模式的に示したフローチャート図である。
まず、センシング行動制御部(図1の15b)は、操作端末からの遠隔操作情報を待ち、遠隔操作情報があれば操作可能な状態へ遷移する(ステップB1)。次に、センシング行動制御部(図1の15b)は、センシング範囲変更部(図1の12)が遠隔操作情報における操作コマンドによる動きを実現した場合にその移動経路上で記憶部(図1の13)に記憶されている禁止位置情報の禁止位置が状況取得部(図1の11)のセンシング範囲に入るか否かを判定する(ステップB2)。
センシング範囲に入らない場合(ステップB2のNO)、センシング行動制御部(図1の15b)は、状況取得部(図1の11)での現地状況情報を取得する(ステップB3)。次に、禁止内容検出部(図1の15a)は、取得された現地状況情報のうち送信可能としているものを通信部(図1の14)を介して操作端末(図1の20)に送信する(ステップB4)。ステップB4の後、操作端末(図1の20)は、現地状況情報を受信することにより、現地状況情報を出力部(図1の21)で出力(表示出力、音声出力)する(ステップB5)。次に、センシング行動制御部(図1の15b)は、遠隔操作情報に基づいてセンシング範囲変更部(図1の12)を制御し(ステップB6)、その後、ステップB1に戻る。
センシング範囲に入る場合(ステップB2のYES)、センシング行動制御部(図1の15b)は、記憶部(図1の13)に記憶されている全ての禁止位置情報の位置が状況取得部(図1の11)のセンシング範囲に入らないような移動経路を含む安全経路情報を生成する(ステップB7)。次に、センシング行動制御部(図1の15b)は、安全経路情報が生成できたか否かを判定する(ステップB8)。
安全経路情報が生成できない場合(ステップB8のNO)、センシング行動制御部(図1の15b)は、遠隔操作情報によるセンシング範囲変更部(図1の12)の制御を実行せず、ステップB1に戻る。
安全経路情報が生成できた場合(ステップB8のYES)、センシング行動制御部(図1の15b)は、状況取得部(図1の11)での現地状況情報を取得する(ステップB9)。次に、禁止内容検出部(図1の15a)は、取得された現地状況情報のうち送信可能としているものを通信部(図1の14)を介して操作端末(図1の20)に送信する(ステップB10)。ステップB10の後、操作端末(図1の20)は、現地状況情報を受信することにより、現地状況情報を出力部(図1の21)で出力(表示出力、音声出力)する(ステップB11)。次に、センシング行動制御部(図1の15b)は、安全経路情報に基づいてセンシング範囲変更部(図1の12)を制御し(ステップB12)、その後、ステップB1に戻る。
実施例3によれば、遠隔操作情報における操作コマンドによる動きを実現した場合にその移動経路上で禁止位置が状況取得部(図1の11)のセンシング範囲に入る場合においても、直ちに遠隔操作を禁止せず、禁止位置がセンシング範囲に入らないような移動経路を含む安全経路情報を生成してセンシング範囲変更部(図1の12)を制御するので、実施例2よりも多くの映像/音声を操作端末(図1の20)に送ることができる。
以上の記載は、実施例に基づいて行ったが、本発明は、上記実施例に限定されるものではない。
本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、更にその基本的技術思想に基づいて、実施態様ないし実施例の変更・調整が可能である。また本発明の請求の範囲(クレーム)の枠内において、種々開示要素の多様な組合せ・置換ないし選択が可能である。
本発明の更なる課題・目的及び展開形態は、クレームを含む本発明の全開示事項からも、明らかにされる。

Claims (10)

  1. 現地の状況をセンシングした少なくとも映像及び音声の一方又は両方を含む現地状況情報を取得する状況取得部と、
    前記状況取得部で前記現地状況情報が取得可能なセンシング範囲を変更するセンシング範囲変更部と、
    現地の周囲環境に対する前記状況取得部の位置を同定する位置同定部と、
    前記状況取得部で取得した前記現地状況情報から送信禁止対象である禁止内容を検出するとともに、前記禁止内容を検出できた場合に前記位置同定部からの同定位置情報に基づいて現地の周囲環境における前記禁止内容の位置を算出し、算出された現地の周囲環境における前記禁止内容の位置を含む禁止位置情報を記憶部に書込む禁止内容検出部と、
    前記記憶部に記憶された前記禁止位置情報に基づいて、前記センシング範囲に前記禁止内容の位置を含まないように前記センシング範囲変更部を制御するセンシング行動制御部と、
    を備え、
    前記禁止内容検出部は、前記禁止内容を検出できない場合に、前記状況取得部からの所定の前記現地状況情報を操作端末に向けて出力することを特徴とするセンシング装置。
  2. 前記状況取得部は、センシング可能範囲の異なる複数のセンサからなり、
    前記禁止内容検出部は、前記状況取得部のセンサのうち前記操作端末に送信されないセンサの現地状況情報からも禁止内容を検出することを特徴とする請求項1記載のセンシング装置。
  3. 前記センシング行動制御部は、操作端末からの操作コマンドを含む遠隔操作情報を受信したときに、その時点での前記位置同定部からの同定位置情報と、前記記憶部に記憶された禁止位置情報とを勘案して、前記遠隔操作情報における操作コマンドを実行した場合に前記禁止内容が前記センシング範囲に入るか否かを計算し、前記禁止内容が前記センシング範囲に入らない場合、前記操作コマンドに基づいて前記センシング範囲変更部を制御することを特徴とする請求項1又は2記載のセンシング装置。
  4. 前記センシング行動制御部は、前記禁止内容が前記センシング範囲に入る場合、前記操作コマンドに基づいて前記センシング範囲変更部を制御しないことを特徴とする請求項3記載のセンシング装置。
  5. 前記センシング行動制御部は、前記禁止内容が前記センシング範囲に入る場合、前記禁止内容が前記センシング範囲に入らないような移動経路を含む安全経路情報を生成し、前記安全経路情報を生成できた場合に前記安全経路情報に基づいてセンシング範囲変更部を制御することを特徴とする請求項3記載のセンシング装置。
  6. 前記センシング行動制御部は、前記安全経路情報を生成できない場合に前記操作コマンドに基づいて前記センシング範囲変更部を制御しないことを特徴とする請求項5記載のセンシング装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一に記載のセンシング装置と、
    前記センシング装置でセンシングした前記現地状況情報を出力する出力部を有する操作端末と、
    を備えることを特徴とするシステム。
  8. 前記操作端末は、遠隔操作情報を入力する入力部を有することを特徴とする請求項7記載のシステム。
  9. センシング装置にて、現地の状況をセンシングした少なくとも映像及び音声の一方又は両方を含む現地状況情報を取得する工程と、
    前記センシング装置にて、現地の周囲環境に対する自己の位置を同定する工程と、
    前記センシング装置にて、前記現地状況情報から送信禁止対象である禁止内容を検出するとともに、前記禁止内容を検出できた場合に同定された同定位置情報に基づいて現地の周囲環境における前記禁止内容の位置を算出し、算出された現地の周囲環境における前記禁止内容の位置を含む禁止位置情報を記憶する工程と、
    前記センシング装置にて、記憶された前記禁止位置情報に基づいて、前記センシング範囲に前記禁止内容の位置を含まないように前記センシング範囲を制御する工程と、
    前記センシング装置にて、前記禁止内容を検出できない場合に、取得した所定の前記現地状況情報を操作端末に向けて出力する工程と、
    を含むことを特徴とする制御方法。
  10. 現地の状況をセンシングした少なくとも映像及び音声の一方又は両方を含む現地状況情報を取得するステップと、
    現地の周囲環境に対する自己の位置を同定するステップと、
    前記現地状況情報から送信禁止対象である禁止内容を検出するとともに、前記禁止内容を検出できた場合に同定された同定位置情報に基づいて現地の周囲環境における前記禁止内容の位置を算出し、算出された現地の周囲環境における前記禁止内容の位置を含む禁止位置情報を記憶するステップと、
    記憶された前記禁止位置情報に基づいて、前記センシング範囲に前記禁止内容の位置を含まないように前記センシング範囲を制御するステップと、
    前記禁止内容を検出できない場合に、取得した所定の前記現地状況情報を操作端末に向けて出力するステップと、
    をセンシング装置にて実行させることを特徴とする制御プログラム。
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