JPWO2009008482A1 - 通信管理システム、通信管理端末、通信管理方法、及び通信管理プログラム - Google Patents
通信管理システム、通信管理端末、通信管理方法、及び通信管理プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2009008482A1 JPWO2009008482A1 JP2009522673A JP2009522673A JPWO2009008482A1 JP WO2009008482 A1 JPWO2009008482 A1 JP WO2009008482A1 JP 2009522673 A JP2009522673 A JP 2009522673A JP 2009522673 A JP2009522673 A JP 2009522673A JP WO2009008482 A1 JPWO2009008482 A1 JP WO2009008482A1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- communication
- list
- user
- call
- history information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M3/00—Automatic or semi-automatic exchanges
- H04M3/42—Systems providing special services or facilities to subscribers
- H04M3/436—Arrangements for screening incoming calls, i.e. evaluating the characteristics of a call before deciding whether to answer it
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L51/00—User-to-user messaging in packet-switching networks, transmitted according to store-and-forward or real-time protocols, e.g. e-mail
- H04L51/21—Monitoring or handling of messages
- H04L51/212—Monitoring or handling of messages using filtering or selective blocking
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L65/00—Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
- H04L65/1066—Session management
- H04L65/1076—Screening of IP real time communications, e.g. spam over Internet telephony [SPIT]
- H04L65/1079—Screening of IP real time communications, e.g. spam over Internet telephony [SPIT] of unsolicited session attempts, e.g. SPIT
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M1/00—Substation equipment, e.g. for use by subscribers
- H04M1/66—Substation equipment, e.g. for use by subscribers with means for preventing unauthorised or fraudulent calling
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M3/00—Automatic or semi-automatic exchanges
- H04M3/38—Graded-service arrangements, i.e. some subscribers prevented from establishing certain connections
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M2203/00—Aspects of automatic or semi-automatic exchanges
- H04M2203/55—Aspects of automatic or semi-automatic exchanges related to network data storage and management
- H04M2203/551—Call history
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Business, Economics & Management (AREA)
- General Business, Economics & Management (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Computer Security & Cryptography (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
- Telephone Function (AREA)
- Computer And Data Communications (AREA)
Abstract
Description
このようなケースへの対策としては、これまで、電気通信事業者に対して特定の端末や通信相手からの着信を拒否するように申し込みを行うことにより、着信を拒否するサービスや、インターネット接続事業者によって提供され、特定のメール等を受信拒否できるような迷惑メール対応サービス等が利用されている。
又、第2の問題点は、いったんホワイトリストに追加された利用者については、手動で削除しない限り、そのホワイトリストに存在し続けることとなるため、ホワイトリストの有用性や信頼性を維持するためには、不断のメンテナンスが必要となる点であり、こうした面においても利用者に手間がかかるというという不都合が生じる。
本発明は、上記のような不都合を改善し、不特定多数の通信相手に通信ネットワークを介して接続された通信手段が、前記通信相手から当該通信手段への通信および通信アクセスが行われるに際し、前記通信手段に対する通信が許容されていない通信相手からの通信および通信アクセスを排除することを目的とする。
前記通話・通信の履歴情報を通話・通信の相手方利用者毎に記憶する通信履歴情報記憶手段と、
通話・通信の信頼関係を判断する基準となる信頼ルールを記憶する条件情報記憶手段と、
前記通信履歴情報記憶手段に記憶された通話・通信の履歴情報と、前記条件情報記憶手段に記憶された信頼ルールとに基づいて、相手方利用者が信頼に足るか否かを判断し、有効期限を付けてリストを生成する通信許容リスト生成手段と、
前記通信許容リスト生成手段が生成したリストを記憶し、相手方利用者に対する通話・通信を行う際の問い合わせに対して前記リストを提供する通信許容リスト記憶手段とを含むことを特徴とする。
コンピュータに、
前記通話・通信の履歴情報を通話・通信の相手方利用者毎にデータベースとして管理させる機能と、
通話・通信の信頼関係を判断する基準となる信頼ルールをデータベースとして管理させる機能と、
前記通話・通信の履歴情報と前記信頼ルールとに基づいて、相手方利用者が信頼に足るか否かを判断し、有効期限を付けてリストを生成する機能と、
前記リストを管理し、相手方利用者に対する通話・通信を行う際の問い合わせに対して前記リストを提供する機能とを実行させることを特徴とする。
前記通話・通信の履歴情報を通話・通信の相手方利用者毎にデータベースとして管理し、
通話・通信の信頼関係を判断する基準となる信頼ルールをデータベースとして管理し、
前記通話・通信の履歴情報と前記信頼ルールとに基づいて、相手方利用者が信頼に足るか否かを判断し、有効期限を付けてリストを生成し、
前記リストを管理し、相手方利用者に対する通話・通信を行う際の問い合わせに対して前記リストを提供することを特徴とする。
本発明の通信管理システムに係る実施形態1は、本発明の実施形態に係る通信管理システムを、図1に示す通信ネットワークに接続された通信端末10に適用し、通信端末10による通話・通信を管理するようにしたものである。図1に示すように、通信端末10は、通信ネットワークに接続された通信相手との通信を行う通信手段11を備えている。
更に、この通信手段11により行なわれた通信の履歴を示す通信履歴情報を生成すると共に、この通信履歴情報を通信履歴情報記憶手段12に格納する履歴情報格納機能を有する。ここで、上記通信履歴情報は、通信相手を特定する情報、通信回数、および通信量を含んでもよい。
これにより、一方的な通信(又は通信要求)や通信セッションが確立されなかった通信には、通信許容期間が割り当てられないようにすることができ、又、一方的な通信(又は通信要求)に基づいて、通信許容リストにリスト化された通信相手に対して、新たに通信許容期間が割り当てられる(発行される)のを回避することができる。
尚、上記のように、一方的な通信(又は通信要求)や通信セッションが確立されなかった場合に、通信セッションが確立されなかった旨を示す情報を記録する設定としてもよい。
この場合も、一方的な通信(又は通信要求)や通信セッションが確立されなかった通信には、通信許容期間が割り当てられないようにすることができ、更には、一方的な通信(又は通信要求)のあった通信相手をリスト化して管理することができる。
ここで、上記信頼ルールは、通信相手の利用者が信頼できるかどうかを判断するために用いられる情報であり、前記通信履歴情報から通信許容期間(又は通信許容期限)を算出するに際して、算出処理に用いる対象となる通信履歴情報の期間(以下「対象期間」という)、およびこの対象期間における、信頼するに足ると判断される通話や通信の回数、時間、量等(の基準値)の基準値を含む。
ここで、上記通信相手を信頼するか否かを判断する際の基準とする対象期間をBaseTime、この対象期間に対して通話時間により信頼するか否かを判断するための情報をConfTalkTime、通話回数により信頼するか否かを判断するための情報をConfTalkCount、通信回数により信頼するか否かを判断するための情報をConfTransCount、および与える有効期限の長さを決定する時間をExtensionTimeとする。
又、上記信頼ルールは、ユーザが、キーボードなど通信端末10に通常具備される入力手段を用いて入力、設定できる構成としてもよい。
ここで、上記通信履歴情報としては、通話・通信時間の合計TalkTimeToX、通話回数TalkCountToX、通信回数TransCountToXを取得する。処理対象期間LogLengthは、通信端末10の利用者がキーボードなどの入力手段を用いて設定してもよいし、通信端末10がデフォルトの固定の設定を持っていてもよい。尚、処理対象期間LogLengthの設定方法は、これに限らない。
ここで、上記通信許容期間は、下記の式によって求める。
尚、各信頼ルールの重み付けの変数については、通信端末10の利用者がキーボードなどの入力手段を介して設定してもよいし、通信端末10がデフォルトの設定を予め有していてもよい。また、これらの変数の設定方法は、これに限らない。
更に、通信履歴情報から取得した上記通信時間、通信回数、通信量といった定量的な値が規定する値に達しないものには有効期限を発行しないようにしてもよい。
尚、新たに算出された有効期限が、登録された通信許容期間内、つまり有効期限以前である場合は有効期限の更新を行わない。
ここで、作成された通信許容リストは、通信の相手利用者(通信相手)とこの通信相手に対応する通信許容期間(有効期限)とを一単位とするエントリ情報からなるテーブル情報である。
次に、上記実施形態1における通信管理システムの動作について説明する。
次に、通信許容リスト生成手段14が、条件情報記憶手段13から許容期間設定条件を取得する(設定条件取得工程)と共に、この許容期間設定条件および前記通信履歴情報に基づいて前記通信許容期間を設定する(通信許容期間設定工程)。通信手段11は、この通信履歴情報に基づいて前記通信手段との通信が許容される通信相手を選別する(通信許容相手選別工程)。
次いで、通信許容リスト生成手段14は、通信手段11により行われた通信の通信相手について、過去一定期間(以下「処理対象期間」という:LogLength)における通信履歴情報を取得する(ステップS102)。次いで、通信許容リスト生成手段14は条件情報記憶手段13から、通信許容期間の設定条件である信頼ルールを取得する(ステップS103)。
尚、通信手段11は、通信相手との間で通信を行うに際し、常にこの通信許容リストを参照し、この通信許容リストにリスト化され、且つ通信許容期間が有効である通信相手との間でのみ通信セッションの確立を行う。
このため、いたずら電話や迷惑メールなど相手側からの一方的な通信を有効に回避することができる。
ここで、当該エントリが存在しない場合は、当該通信相手は信頼できない通信相手とみなされるので、通信は行われない。
通信相手のエントリが通信許容リストに含まれる場合、当該エントリの有効期限と現在時刻とを比較し(ステップS113)、有効期限が現在時刻以降であるか、つまり、通信許容期間が有効であるか、判定を行う(ステップS114)。
通信許容期間が有効な場合、通信手段11は、通信相手を信頼できるとみなし、通信相手との通信セッションを確立し通信を開始する(ステップS115:通信呼確立制御機能)。
一方、通信許容期間が有効でない、つまり、有効期限が切れている場合は、通信手段は、当該通信相手は信頼できないとみなして、通信セッションの確立を行わない(ステップS116)。
又、通信履歴情報に基づいて、自動的に通信許容リストの生成および更新を行うことができるため、通信端末の利用者が、手動で通信許容リスト(ホワイトリスト)を維持管理する煩わしさを軽減できる。
又、ホワイトリストへの登録状態を維持するには、一定の期間でその相手と通話や通信を一定量以上行う必要があるため、ホワイトリストに登録された悪意のあるユーザ(通信相手)を有効に排除することができる。
次に、本発明の通信管理システムに係る実施形態2について説明する。本発明における通信管理システムの実施形態2は、本発明の実施形態に係る通信管理システムを図4に示すサーバ(通信制御サーバ23,通信許容リスト管理サーバ22)に適用したものである。前記サーバは、本発明の実施形態に係る通信管理システムに基づいて、通信ネットワークを介して行われる通信端末同士の通話・通信を管理することとなる。
通信端末20の通信手段201は、通信ネットワークに接続された通信インターフェイスを備え、電話や電子メールなどを用いて通信ネットワークを介して通信相手(他の通信端末)との通信を実行する。
ここで、本実施形態では、通信手段201は、後述する通信制御サーバ23の通信制御手段231と通信回線を介して接続され、この通信制御手段231による通信制御に従い通信相手との間で通信を行う。
これにより、通信端末20のユーザは通信許容リストの作成に係る条件設定を、通信状況や通信相手に合わせてより柔軟に且つ容易に行うことができる。
尚、通信許容リスト管理サーバ22が、条件情報設定手段202に対して通信許容リストの作成に係る条件設定を行う機能を有してもよい。
通信制御手段231は、通信端末20の通信手段201が行う通信および通信セッションの制御を行う通信制御機能を有し、これにより、通信端末20は、通信ネットワークを介して他の利用者(通信相手)との間で音声、データ、もしくはマルチメディアによる通信を行うことができる。
又、この通信制御機能を、通信端末20に通信回線を介して接続された通信制御サーバ23が有することにより、複数の異なる通信端末の通信を同時に制御することができ、更には、通信端末20それぞれにおける機能的負荷を軽減することができる。
更に、通信制御手段231は、通信手段201により行なわれた通信の履歴を示す通信履歴情報を、通信履歴情報記憶手段232に格納する履歴情報格納機能を有する。ここで、上記通信履歴情報は、通信相手を特定する情報、通信回数、および通信量の合計などを含んでもよい。
又、通信制御手段231は、通信手段201が通信行うのに伴い、通信手段201の通信履歴情報を取得すると共に、この通信履歴情報を通信履歴情報記憶手段232に格納する通信履歴情報格納機能を有する。又、通信制御手段231は、通信手段201の行う通信に基づき通信履歴情報記憶手段232に格納された通信履歴情報の更新を行う履歴情報更新機能を備えている。
又、この通信履歴情報には、上述のように、通信端末20が通信手段201を介して行った通信の通信相手に係る情報、通信開始時刻、通信終了時刻、通信時間、および通信データ量などが含まれる。
尚、本実施形態では、通信履歴情報記憶手段232は、通信端末20を含める複数の異なる通信端末の通信履歴情報を記憶保持する。
ここで、通信手段201が通信行うのに伴い、通信制御手段231が上記通信履歴情報の内容の更新を行うため、通信履歴情報記憶手段232は、通信手段201の最新の通信履歴情報が格納された状態を維持することができる。
又、条件情報記憶手段223は、条件情報設定手段202から送り込まれる信頼ルールを格納する条件情報取得機能を備えている。
尚、上記信頼ルールは、通信相手の利用者が信頼できるかどうかを判断するために用いられる情報であり、前記通信履歴情報から通信許容期間(又は通信許容期限)を算出するに際して、算出処理に用いる対象となる通信履歴情報の期間(以下「対象期間」という)、およびこの対象期間における、信頼するに足ると判断される通話や通信の回数、時間、量等(の基準値)の基準値を含む。
又、上記信頼ルールは、ユーザが、キーボードなど通信端末10に通常具備される入力手段を用いて入力、設定できる構成としてもよい。
又、当該通信履歴情報に含まれる発信者および着信者(送信者と受信者)の組み合わせを送受信組み合わせエントリとして設定し、当該送受信組み合わせエントリからなる送受信組み合わせリストを生成する送受信組み合わせリスト生成機能を有する。
ここで、通信許容リスト生成手段224は、上記設定された送受信組み合わせエントリそれぞれについて、上記実施形態1の通信許容リスト生成手段14と同様にして、予め設定された過去一定期間の対象期間(LogLength)における通信相手の通信履歴情報を、前記通信履歴情報記憶手段232から取得する履歴情報取得機能を有する。
又、上記通信履歴情報としては、通話・通信時間の合計TalkTimeXandY、通話回数TalkCountXandY、通信回数TransCountXandYを取得する。処理対象期間LogLengthは、端末の利用者がキーボードなどの入力手段を用いて設定してもよいし、端末がデフォルトの固定の設定を持っていてもよい。尚、処理対象期間LogLengthの設定方法は、これに限らない。
ここで、上記通信許容期間は、下記の式によって求める。
尚、各信頼ルールの重み付けの変数については、通信端末20の利用者が条件情報設定手段202を介して設定してもよいし、条件情報記憶手段223がデフォルトの設定を予め有していてもよい。また、これらの変数の設定方法は、これに限らない。
通信履歴履歴情報に含まれる通信時間、通信回数、通信量といった定量的な値が規定する値に達しないものには有効期限を発行しないようにしてもよい。
尚、新たに算出された有効期限が、登録された通信許容期間内、つまり有効期限以前である場合は有効期限の更新を行わない。
ここで、作成された通信許容リストは、通信の相手利用者(通信相手)とこの通信相手に対応する通信許容期間(有効期限)とを一単位とするエントリ情報からなるテーブル情報である。
次に、上記実施形態2における通信管理システムの動作について説明する。
次に、通信許容リスト生成手段224が条件情報記憶手段223から許容期間設定条件を取得する(設定条件取得工程)と共に、この許容期間設定条件および前記通信履歴情報に基づいて前記通信許容期間を設定する(通信許容期間設定工程)。そして、通信許容リスト生成手段224は、この通信許容期間および前記通信履歴情報に基づいて前記通信手段との通信が許容される通信相手のリスト化を行う(通信許容リスト生成工程)。
次いで、通信端末20の条件情報設定手段202で入力された信頼ルールが通信許容リスト管理サーバ22の条件情報記憶手段223に送り込まれる(ステップS202)。
次いで、取得された通信履歴情報に含まれる発信者および着信者(送信者と受信者)の組み合わせ(以下「送受信組み合わせエントリ」という)を設定する(ステップS204)。
次に、通信許容リスト生成手段224は、送受信組み合わせエントリを1つ選出すると共に、当該選出された送受信組み合わせエントリ(以下「選出エントリ」という)の有効期限を前記信頼ルール及び通信履歴情報に基づいて算出する(ステップS205)。
通信許容リストに上記選出エントリが予め登録されていると判別された場合、算出された有効期限と予め登録された有効期限とを比較し、新たに算出された有効期限が、予め登録された有効期限以降であるか否かの判定を行う(ステップS207)。
一方、ステップS206で、上記選出エントリが通信許容リストに登録されていないと判定された場合、この選出エントリおよび算出された有効期限を、通信許容リストに登録する(ステップS209)。
次いで、通信許容リスト生成手段224は、上述の送受信組み合わせエントリ全てについて有効期限更新処理を行ったか否かの確認判定を行う(ステップS210)。ここで、有効期限更新処理が完了していない場合は、当該処理が行われていない送受信組み合わせエントリについてステップS205からの処理を行い、完了している場合、通信許容リスト生成更新処理を終了する。
これにより、通信許容リストの更新処理に係り、通信許容リスト管理サーバ22に対する負担を軽減することができる。
又、通信履歴情報に基づいて、自動的に通信許容リストの生成および更新を行うことができるため、通信端末の利用者が、手動で通信許容リスト(ホワイトリスト)を維持管理する煩わしさを軽減できる。
更に、通話および通信量が多い通信相手や他の利用者との通信許容期間をより長く設定することにより、より頻繁に通信を行う、関係の親密な通信相手との通信が長い期間許容することができる。更に、疎遠になり通信しなくなった通信相手との通信を自動的に許容しなくなる。
更に、複数人のホワイトリストを組み合わせて利用するセキュリティの高いサービスを提供することができる。
次に、本発明の通信管理システムに係る実施形態3について説明する。
ここで、前述した実施形態2と同一の部分については、同一の符号を付するものとする。
本実施形態は、通信ネットワークを介して通信相手および他の通信端末に接続された通信端末20と、この通信端末20の行う通信動作を制御する通信制御サーバ23とを備え、上記通信端末20は、通信相手および他の通信端末との通信を実行する通信手段201と、通信を許容する通信相手を選別するに際し適用される条件情報の設定入力を行う条件情報設定手段202とを有し、上記通信制御サーバ23は、上記通信端末20を含め1又は複数の通信端末に接続され、当該各通信端末の行う通信動作を制御する通信制御手段231と、上記各通信端末の行う通信の通信履歴情報を記憶する通信履歴情報記憶手段232とを備えている。
以下これを詳述する。
ここで、本実施形態では、通信手段201は、後述する通信制御サーバ23の通信制御手段231と通信回線を介して接続され、この通信制御手段231による通信制御に従い通信相手との間で通信を行う。
又、通信手段201は、後述するデータ共有サービスサーバ34の共有データスペース342に対して通信アクセスを行う通信アクセス実行機能を有する。
これにより、通信端末20のユーザは通信許容リストの作成に係る条件設定を、通信状況や通信相手に合わせてより柔軟に且つ容易に行うことができる。
尚、通信許容リスト管理サーバ22が、条件情報設定手段202に対して通信許容リストの作成に係る条件設定を行う機能を有してもよい。
通信制御手段231は、実施形態2と同様に、通信端末20の通信手段201が行う通信および通信セッションの制御を行う通信制御機能を有し、これにより、通信端末20は、通信ネットワークを介して他の利用者(通信相手)との間で音声、データ、もしくはマルチメディアによる通信を行うことができる。
又、この通信制御機能を、通信端末20に通信回線を介して接続された通信制御サーバ23が有することにより、複数の異なる通信端末の通信を同時に制御することができ、更には、通信端末20それぞれにおける機能的負荷を軽減することができる。
更に、通信制御手段231は、通信手段201により行なわれた通信の履歴を示す通信履歴情報を、通信履歴情報記憶手段232に格納する履歴情報格納機能を有する。ここで、上記通信履歴情報は、通信相手を特定する情報、通信回数、および通信量の合計などを含んでもよい。
尚、本実施形態では、通信制御手段231は、通信端末20の通信手段201を通信制御の対象とする例を示すが、他の異なる通信端末の通信手段に対しても同様に通信制御を行うものとする。
又、この通信履歴情報には、上述のように、通信端末20が通信手段201を介して行った通信の通信相手に係る情報、通信開始時刻、通信終了時刻、通信時間、および通信データ量などが含まれる。
尚、本実施形態では、通信履歴情報記憶手段232は、通信端末20を含める複数の異なる通信端末の通信履歴情報を記憶保持する。
ここで、通信手段201が通信行うのに伴い、通信制御手段231が上記通信履歴情報の内容の更新を行うため、通信履歴情報記憶手段232は、通信手段201の最新の通信履歴情報が格納された状態を維持することができる。
条件情報記憶手段223および通信許容リスト生成手段224は、それぞれ上述実施形態2と同様の機能を有する。
これにより、複数の異なる通信端末に対応する通信許容リストを、各通信端末の通信動作を制御する通信制御手段231に対して適切に提供することができる。
ここで、グループリスト検索取得手段321は、上記グループメンバリストの取得に際して、「通信許容リストに登録されている通信相手の通信許容リストにリスト化された通信相手とは同じグループに所属する」というルールに基づいて、通信許容リスト記憶手段325に格納された通信許容リストを階層的に辿り検索を行い、グループメンバリストを取得する。
グループリスト検索取得手段321によって行われるグループメンバリストを取得する処理は、通信許容リスト記憶手段225において、図8に示すように、起点として設定された通信相手の通信許容リストを出発点として、登録されている通信相手の通信許容リストに対して多分木検索を行うと共に、検知された通信相手をグループメンバリストとして取得する。
尚、上記アクセス要求は、特定のデータに対するアクセスを要求する信号であって、ここでは特定の通信端末又はグループにより利用される共有データスペース342の対象データに対するアクセスを要求する信号である。
尚、このグループメンバリスト取得要求には、例えば「検索起点から多分木構造における3段下層の通信相手まで」といった検索対象およびその範囲を限定する値が含まれていてもよい。
又、このグループメンバリスト取得要求には、検索の起点として設定された通信相手を特定する情報が含まれていてもよい。
又、共有データスペース342は、アクセス制御手段341を介して行われる前記共有データへのアクセスに対して当該共有データの提供を行う共有データ提供機能を備えていてもよい。
本実施形態の通信管理システムの動作について説明する。
ここで、本実施形態の通信許容リスト記憶手段225に通信許容リストを記憶する動作については実施形態2(図5)と同様である。
ここで、検索の起点として設定される通信相手は、要求元であるアクセス制御手段341から送り込まれるグループメンバリスト取得要求に含まれているものとする。尚、このグループメンバリスト取得要求には、上述のように、例えば「検索起点から多分木構造における3段下層の通信相手まで」といった検索範囲を限定する値が含まれていても良い。
ここでは、通信相手Aを起点として設定されたグループメンバリスト生成処理について説明する。又、ここでは、メンバリスト取得の条件を、起点とされる通信相手から2階層下までという条件でグループメンバリスト生成処理を行う例を示す。
次に、選出された通信相手(B)が、予めグループリスト検索取得手段321に保持されたグループメンバリストに既に登録されているか否かの判定を行う(ステップS313)。ここで、既に登録されていた場合、上記選出された通信相手に対してはグループメンバリスト生成の処理を行われない(ステップS317へ)。
次いで、グループリスト検索取得手段321は、上記グループメンバリストをメンバ追加の対象として、選出された通信相手(B)を起点として、上述のステップS311〜S315のステップで示されたグループメンバリスト生成処理を再帰的に実行する。
次いで、起点に設定された下層の通信相手(ここではB)の通信許容リストに登録されている各通信相手(例えばA又はD)全てに対してグループメンバリスト生成処理を行ったかどうかを判定する(ステップS317)。
下層の通信相手を起点としたグループメンバリスト生成処理が終了した場合は、上層の通信相手(A)の通信許容リストに登録されている各通信相手(B又はC)全てに対して同様のグループメンバリスト生成処理を行ったかどうかを判定する(ステップS318)。
完了していない場合はまだ処理を行っていない通信相手を対象として同様の処理を行う。
下層の通信相手B〜Gを起点とした処理が全て完了した場合は、通信相手(A)を起点としたグループメンバリスト生成処理を終了する。
次いで、アクセス制御手段341は、前記アクセス要求を受信すると共に、グループリスト検索取得手段321に対して、グループメンバリスト取得要求を送信する(ステップS322)。
グループメンバリストに通信端末20が含まれていた場合には、アクセス制御手段341は、通信端末20が、特定のユーザが保有する共有データスペース342内のアクセス対象データにアクセスすることを許可する(ステップS324)。
一方、グループメンバリストに通信端末20が含まれていない場合、アクセス制御手段341は、通信端末20が共有データスペース342のアクセス対象データへのアクセスを拒否する(ステップS325)。
また、通信履歴に基づいた高信頼のグループおよびデータ共有サービスサーバの実現が可能となる。
更に、通話・通信量の多いユーザ多い利用者ほど有効期限が長く設定されるため、普段から連絡を取り合う人同士は意識せずともホワイトリストに登録される。このため、信頼性の高いメンバからなるグループを維持することができる。
更に、例え、悪意のあるユーザが、ターゲットとする人のグループに入ろうとしても、又、データ共有サービスサーバの共有データスペースにアクセスしようとしても、グループのメンバは外部からは認識できないことに加えて、ターゲットとする相手のホワイトリストに登録されていない限り、誰かのホワイトリストが変化することによりターゲットとする相手と同じグループメンバでなくなる可能性があり、グループメンバであることを維持するためには同じグループのメンバと連絡を取り続けることが必要になる。このため、悪意のあるユーザがデータ共有サービスに参加し続けるのが困難なシステムを実現することができる。
次に、本発明の通信管理システムに係る実施形態4について説明する。
ここで、上述した実施形態2および3と同一の部分については、同一の符号を付するものとする。
アクセス制御手段441は、複数の異なる通信端末の通信手段(例えば通信手段201)から送り込まれたアクセス要求に対して、アクセスの可否を判断すると共に当該アクセスを許容するか否かの制御を行うアクセス制御機能を備えている。
ここで、上記アクセス要求は、コミュニティスペース442に格納され、特定の通信端末ユーザ又はコミュニティにより利用される対象データに対してのアクセス要求信号である。
又、アクセス制御手段441は、コミュニティ生成管理手段443に対して、前記アクセス要求の発信元ユーザが、前記アクセス要求先であるコミュニティスペースを所持するコミュニティのメンバであるか否かを問い合わせるアクセス問合せ機能と、前記問合せに対する返答に基づいて前記アクセス要求の通信アクセスを許容するか否かの判定制御を行う通信アクセス判定制御機能とを備えている。
又、このグループメンバリスト取得要求には、検索の起点として設定された通信相手を特定する情報が含まれていてもよい。
更に、コミュニティ生成管理手段443は、グループリスト検索取得手段321から通知されたグループメンバリストに基づいて、当該リストに含まれるユーザをメンバとするコミュニティを設定するコミュニティ設定生成機能を有する。
又、設定されたコミュニティのメンバを前記グループメンバリストに基づいて更新設定するコミュニティメンバ更新設定機能を有する。
又、コミュニティ生成管理手段443は、後述する図12に示すステップによってコミュニティとコミュニティに所属するメンバが保持されており、この情報は定期的に更新される。
次に、本実施形態の通信管理システムの動作について説明する。
本実施形態の通信許容リスト記憶手段225に通信許容リストを記憶する動作については実施形態2(図5)および3と同様である。
又、本実施形態のグループリスト検索取得手段321がグループメンバリストを生成する動作については、実施形態3におけるアクセス制御手段341から送り込まれるグループメンバリスト取得要求に代えて、本実施形態のコミュニティ生成管理手段443から定期的に送り込まれるグループ検索要求に対応して行われ、その他については実施形態3(図7B)と同様である。
通信端末20からコミュニティスペース442へのアクセスを許容するか否かを制御する動作について図11のフローチャートに基づいて説明する。
アクセス制御手段441は、コミュニティ生成管理手段443に対して、通信端末20ユーザが、前記データスペースを所持するコミュニティのメンバであるか否かを問い合わせる(ステップS402)。
ここで、通信端末20ユーザが前記コミュニティのメンバであった場合には、アクセス制御手段441は、通信端末20利用ユーザがコミュニティスペースへアクセスすることを許容する(ステップS404)。
又、通信端末20ユーザが前記コミュニティのメンバではない場合に、アクセス制御手段441は、通信端末20ユーザがコミュニティへのアクセスすることを許可しない(ステップS405)。
次に、コミュニティ生成管理手段443は、グループリスト検索取得手段321に対して、選出されたユーザを起点として設定されたグループメンバリスト取得要求を送信する(ステップS413)。
コミュニティリストの全ユーザに対してステップS413〜414の処理が完了した場合は、コミュニティの更新を終了する。
又は、ステップS413〜414の処理が未完了のユーザがいる場合にはステップS412〜414の処理を行う。
又、悪意のあるユーザがターゲットとするユーザの所属するコミュニティにアクセスしようとする場合でも、コミュニティメンバが外部から認識できず、更には、コミュニティメンバであることを維持するために他のコミュニティメンバと連絡を取り続けることが必要となるため、悪意のあるユーザの侵入が困難なコミュニティサーバおよびサービスを実現できる。
又、通信履歴情報から作成されるホワイトリストに基づくコミュニティが生成されるため、メンバー間における信頼性の高いコミュニティを生成できる。
更に、通信履歴の量により自動的にメンバの再構成が行われるので、通信履歴によるつながりが疎になったユーザが自動的にコミュニティから追放され、悪意のあるユーザの侵入が困難なコミュニティ、グループを生成することができ、更にはそのコミュニティを容易に維持、管理することができる。
11、201 通信手段
12、232 通信履歴情報記憶手段
13、223 条件情報記憶手段
14、224 通信許容リスト生成手段
15、225 通信許容リスト記憶手段
22 通信許容リスト管理サーバ
23 通信制御サーバ
34 共有データ管理サーバ
44 コミュニティ管理サーバ
202 条件情報設定手段
231 通信制御手段
341、441 アクセス制御手段
342 共有データスペース
321 グループリスト検索取得手段
442 コミュニティスペース
443 コミュニティ生成管理手段
Claims (29)
- 通信ネットワークを介して行われる通話・通信を管理する通信管理システムであって、
前記通話・通信の履歴情報を通話・通信の相手方利用者毎に記憶する通信履歴情報記憶手段と、
通話・通信の信頼関係を判断する基準となる信頼ルールを記憶する条件情報記憶手段と、
前記通信履歴情報記憶手段に記憶された通話・通信の履歴情報と、前記条件情報記憶手段に記憶された信頼ルールとに基づいて、相手方利用者が信頼に足るか否かを判断し、有効期限を付けてリストを生成する通信許容リスト生成手段と、
前記通信許容リスト生成手段が生成したリストを記憶し、相手方利用者に対する通話・通信を行う際の問い合わせに対して前記リストを提供する通信許容リスト記憶手段とを含むことを特徴とする通信管理システム。 - 前記通信許容リスト生成手段は、前記履歴情報から有効期限を算出し、その有効期限情報を、通話・通信の対象となる利用者の情報とともにリストする請求項1に記載の通信管理システム。
- 前記通信許容リスト生成手段は、前記履歴情報に設定された基準値と通話・通信の履歴とを比較して前記有効期限の長短を設定する請求項1に記載の通信管理システム。
- 前記履歴情報として、通信回数の合計、通信頻度又は通信情報容量のいずれか一つ或いは二以上の組み合わせを用いる請求項2又は3に記載の通信管理システム。
- 前記通信許容リスト生成手段は、通話・通信の利用者からの明示的な指示に基づいて、削除した通話・通信の対象となる利用者のリストを復活する請求項1に記載の通信管理システム。
- 通信ネットワークを介して行われる通話・通信を行う通信端末であって、
前記通話・通信の履歴情報を通話・通信の相手方利用者毎に記憶する通信履歴情報記憶手段と、
通話・通信の信頼関係を判断する基準となる信頼ルールを記憶する条件情報記憶手段と、
前記通信履歴情報記憶手段に通話・通信の相手方利用者毎に記憶された通話・通信の履歴情報と、前記条件情報記憶手段に記憶された信頼ルールとに基づいて、相手方利用者が信頼に足るか否かを判断し、有効期限を付けてリストを生成する通信許容リスト生成手段と、
前記通信許容リスト生成手段が生成したリストを記憶し、相手方利用者に対する通話・通信を行う際の問い合わせに対して前記リストを提供する通信許容リスト記憶手段と、
前記通信許容リスト記憶手段にアクセスして、通話・通信を行う相手方利用者のリストを検索し、その検索結果に基づいて、相手方利用者の信頼性を判断して通話・通信を制御する通信手段とを含むことを特徴とする通信端末。 - 前記条件情報記憶手段に記憶させる前記信頼ルールの設定を行う条件情報設定手段を含む請求項6に記載の通信端末。
- 通信ネットワークを介して通話・通信を行う通信端末による通話・通信を制御するサーバであって、
前記通話・通信の履歴情報を通話・通信の相手方利用者毎に記憶する通信履歴情報記憶手段と、
通話・通信の信頼関係を判断する基準となる信頼ルールを記憶する条件情報記憶手段と、
前記通信履歴情報記憶手段に記憶された通話・通信の履歴情報と、前記条件情報記憶手段に記憶された信頼ルールとに基づいて、相手方利用者が信頼に足るか否かを判断し、有効期限を付けてリストを生成する通信許容リスト生成手段と、
前記通信許容リスト生成手段が生成したリストを記憶し、相手方利用者に対する通話・通信を行う際の問い合わせに対して前記リストを提供する通信許容リスト記憶手段と、
前記通信許容リスト記憶手段にアクセスして、前記通話・通信を行う相手方利用者のリストを検索し、その検索結果に基づいて、相手方利用者の信頼性を判断して前記通信端末による通話・通信を制御する通信制御手段とを含むことを特徴とするサーバ。 - 前記条件情報記憶手段は、前記通信端末から発信される信頼ルールの設定情報を受信して記憶する請求項8に記載のサーバ。
- 利用者が共有するデータを記憶する共有データベースと、
検索の起点となる利用者を決定し、その利用者に関連するグループのリストを前記通信許容リスト記憶手段のリストから検索して、グループメンバリストを生成するグループリスト検索取得手段と、
通信端末から前記共有データベースへのアクセス要求を受けて、前記グループリスト検索手段のグループメンバリストに基づいて前記アクセス要求の許可・不許可の判定を行うアクセス制御手段とを含む請求項8に記載のサーバ。 - 利用者が共有利用する情報を記憶するコミュニティスペースと、
検索の起点となる利用者を決定し、その利用者に関連するグループのリストを前記通信許容リスト記憶手段のリストから検索して、グループメンバリストを生成するグループリスト検索取得手段と、
前記グループリスト検索取得手段から取得した前記グループリストから一人の利用者を抽出し、その利用者をメンバとするコミュニティを生成するコミュニティ生成管理手段と、
通信端末から前記コミュニティスペースへのアクセス要求を受けて、前記通信端末の利用者が前記コミュニティ生成管理手段で生成した前記コミュニティのメンバであるか否かに基づいて前記アクセス要求の許可・不許可の判定を行うアクセス制御手段とを含む請求項8に記載のサーバ。 - 通信ネットワークを介して行われる通話・通信の管理を制御する通信管理プログラムであって、
コンピュータに、
前記通話・通信の履歴情報を通話・通信の相手方利用者毎にデータベースとして管理させる機能と、
通話・通信の信頼関係を判断する基準となる信頼ルールをデータベースとして管理させる機能と、
前記通話・通信の履歴情報と前記信頼ルールとに基づいて、相手方利用者が信頼に足るか否かを判断し、有効期限を付けてリストを生成する機能と、
前記リストを管理し、相手方利用者に対する通話・通信を行う際の問い合わせに対して前記リストを提供する機能とを実行させることを特徴とする通信管理プログラム。 - 前記コンピュータに、
前記履歴情報から有効期限を算出し、その有効期限情報を、通話・通信の対象となる利用者の情報とともにリストする機能を実行させる請求項12に記載の通信管理プログラム。 - 前記コンピュータに、
前記履歴情報の設定された基準値と通話・通信の履歴とを比較して前記有効期限の長短を設定する機能を実行させる請求項12に記載の通信管理プログラム。 - 前記履歴情報として、通信回数の合計、通信頻度又は通信情報容量のいずれか一つ或いは二以上の組み合わせを用いる請求項13又は14に記載の通信管理プログラム。
- 前記コンピュータに、
通話・通信の利用者からの明示的な指示に基づいて、削除した通話・通信の対象となる利用者のリストを復活する機能を実行させる請求項12に記載の通信管理プログラム。 - 通信ネットワークを介して行われる通話・通信を行う通信端末用プログラムであって、
コンピュータに、
前記通話・通信の履歴情報を通話・通信の相手方利用者毎にデータベースとして管理する機能と、
通話・通信の信頼関係を判断する基準となる信頼ルールをデータベースとして管理する機能と、
前記通話・通信の相手方利用者毎に記憶された通話・通信の履歴情報と、前記信頼ルールとに基づいて、相手方利用者が信頼に足るか否かを判断し、有効期限を付けてリストを生成する機能と、
前記リストを記憶し、相手方利用者に対する通話・通信を行う際の問い合わせに対して前記リストを提供する機能と、
前記リストを検索し、その検索結果に基づいて、相手方利用者の信頼性を判断して通話・通信を制御する機能とを実行させることを特徴とする通信端末用プログラム。 - 通信ネットワークを介して行われる通信端末による通話・通信を制御するサーバ用プログラムであって、
コンピュータに、
前記通話・通信の履歴情報を通話・通信の相手方利用者毎にデータベースとして管理する機能と、
通話・通信の信頼関係を判断する基準となる信頼ルールをデータベースとして管理する機能と、
前記通話・通信の相手方利用者毎に管理された通話・通信の履歴情報と、前記信頼ルールとに基づいて、相手方利用者が信頼に足るか否かを判断し、有効期限を付けてリストを生成する機能と、
前記リストを管理し、相手方利用者に対する通話・通信を行う際の問い合わせに対して前記リストを提供する機能と、
前記リストを検索し、その検索結果に基づいて、相手方利用者の信頼性を判断して前記通信端末による通話・通信を制御する機能とを実行させることを特徴とするサーバ用プログラム。 - 前記コンピュータに、
利用者が共有するデータを共有データベースとして管理する機能と、
検索の起点となる利用者を決定し、その利用者に関連するグループのリストを前記通信許容リスト記憶手段のリストから検索して、グループメンバリストを生成する機能と、
通信端末から前記共有データベースへのアクセス要求を受けて、前記グループメンバリストに基づいて前記アクセス要求の許可・不許可の判定を行う機能とを実行させる請求項18に記載のサーバ用プログラム。 - 前記コンピュータに、
利用者が共有利用する情報をコミュニティ情報として管理する機能と、
検索の起点となる利用者を決定し、その利用者に関連するグループリストを前記リストから検索して、グループメンバリストを生成する機能と、
前記グループリストから一人の利用者を抽出し、その利用者をメンバとするコミュニティを生成する機能と、
通信端末から前記コミュニティ情報へのアクセス要求を受けて、前記通信端末の利用者が前記コミュニティのメンバであるか否かに基づいて前記アクセス要求の許可・不許可の判定を行う機能とを実行させる請求項18に記載のサーバ用プログラム。 - 通信ネットワークを介して行われる通話・通信の管理を制御する通信管理方法であって、
前記通話・通信の履歴情報を通話・通信の相手方利用者毎にデータベースとして管理し、
通話・通信の信頼関係を判断する基準となる信頼ルールをデータベースとして管理し、
前記通話・通信の履歴情報と前記信頼ルールとに基づいて、相手方利用者が信頼に足るか否かを判断し、有効期限を付けてリストを生成し、
前記リストを管理し、相手方利用者に対する通話・通信を行う際の問い合わせに対して前記リストを提供することを特徴とする通信管理方法。 - 前記履歴情報から有効期限を算出し、その有効期限情報を、通話・通信の対象となる利用者の情報とともにリストする請求項21に記載の通信管理方法。
- 前記履歴情報の設定された基準値と通話・通信の履歴とを比較して前記有効期限の長短を設定する請求項21に記載の通信管理方法。
- 前記履歴情報として、通信回数の合計、通信頻度又は通信情報容量のいずれか一つ或いは二以上の組み合わせを用いる請求項22又は23に記載の通信管理方法。
- 通話・通信の利用者からの明示的な指示に基づいて、削除した通話・通信の対象となる利用者のリストを復活する請求項21に記載の通信管理方法。
- 通信ネットワークを介して行われる通話・通信を行う通信端末管理方法であって、
前記通話・通信の履歴情報を通話・通信の相手方利用者毎に管理し、
通話・通信の信頼関係を判断する基準となる信頼ルールを管理し、
前記通話・通信の相手方利用者毎に記憶された通話・通信の履歴情報と、前記信頼ルールとに基づいて、相手方利用者が信頼に足るか否かを判断し、有効期限を付けてリストを生成し、
前記リストを記憶し、相手方利用者に対する通話・通信を行う際の問い合わせに対して前記リストを提供し、
前記リストを検索し、その検索結果に基づいて、相手方利用者の信頼性を判断して通話・通信を制御することを特徴とする通信端末管理方法。 - 通信ネットワークを介して行われる通信端末による通話・通信を制御するサーバ管理方法であって、
前記通話・通信の履歴情報を通話・通信の相手方利用者毎にデータベースとして管理し、
通話・通信の信頼関係を判断する基準となる信頼ルールをデータベースとして管理し、
前記通話・通信の相手方利用者毎に管理された通話・通信の履歴情報と、前記信頼ルールとに基づいて、相手方利用者が信頼に足るか否かを判断し、有効期限を付けてリストを生成し、
前記リストを管理し、相手方利用者に対する通話・通信を行う際の問い合わせに対して前記リストを提供し、
前記リストを検索し、その検索結果に基づいて、相手方利用者の信頼性を判断して前記通信端末による通話・通信を制御することを特徴とするサーバ管理方法。 - 利用者が共有するデータを共有データベースとして管理し、
検索の起点となる利用者を決定し、その利用者に関連するグループのリストを前記通信許容リスト記憶手段のリストから検索して、グループメンバリストを生成し、
通信端末から前記共有データベースへのアクセス要求を受けて、前記グループメンバリストに基づいて前記アクセス要求の許可・不許可の判定を行う請求項27に記載のサーバ管理方法。 - 利用者が共有利用する情報をコミュニティ情報として管理し、
検索の起点となる利用者を決定し、その利用者に関連するグループリストを前記リストから検索して、グループメンバリストを生成し、
前記グループリストから一人の利用者を抽出し、その利用者をメンバとするコミュニティを生成し、
通信端末から前記コミュニティ情報へのアクセス要求を受けて、前記通信端末の利用者が前記コミュニティのメンバであるか否かに基づいて前記アクセス要求の許可・不許可の判定を行う請求項27に記載のサーバ管理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009522673A JP5418225B2 (ja) | 2007-07-10 | 2008-07-10 | 通信管理システム、通信管理端末、通信管理方法、及び通信管理プログラム |
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007181425 | 2007-07-10 | ||
JP2007181425 | 2007-07-10 | ||
PCT/JP2008/062510 WO2009008482A1 (ja) | 2007-07-10 | 2008-07-10 | 通信管理システム、通信管理端末、通信管理方法、及び通信管理プログラム |
JP2009522673A JP5418225B2 (ja) | 2007-07-10 | 2008-07-10 | 通信管理システム、通信管理端末、通信管理方法、及び通信管理プログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2009008482A1 true JPWO2009008482A1 (ja) | 2010-09-09 |
JP5418225B2 JP5418225B2 (ja) | 2014-02-19 |
Family
ID=40228653
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009522673A Active JP5418225B2 (ja) | 2007-07-10 | 2008-07-10 | 通信管理システム、通信管理端末、通信管理方法、及び通信管理プログラム |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US8428556B2 (ja) |
JP (1) | JP5418225B2 (ja) |
WO (1) | WO2009008482A1 (ja) |
Families Citing this family (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6794484B2 (en) | 2002-06-28 | 2004-09-21 | Ethicon, Inc. | Crystallizable polylactone copolymers prepared from mono- and di-functional polymerization initiators |
US8428556B2 (en) * | 2007-07-10 | 2013-04-23 | Nec Corporation | Communication management system, communication management terminal device, communication management method and communication management program |
JP5163614B2 (ja) * | 2009-09-02 | 2013-03-13 | 株式会社ナカヨ通信機 | 発信者番号対応サイレントモードを有する電話装置 |
JP5588781B2 (ja) * | 2010-08-10 | 2014-09-10 | 富士通株式会社 | セキュアモジュールおよび情報処理装置 |
JP5633926B2 (ja) * | 2010-09-24 | 2014-12-03 | Necプラットフォームズ株式会社 | 迷惑電話防止装置及び迷惑電話防止方法 |
US8913994B2 (en) * | 2012-11-02 | 2014-12-16 | Lookout, Inc. | System and method for call blocking and SMS blocking |
AU2014251011B2 (en) | 2013-04-10 | 2016-03-10 | Illumio, Inc. | Distributed network management using a logical multi-dimensional label-based policy model |
US9882919B2 (en) | 2013-04-10 | 2018-01-30 | Illumio, Inc. | Distributed network security using a logical multi-dimensional label-based policy model |
JP6149508B2 (ja) * | 2013-05-20 | 2017-06-21 | 富士通株式会社 | メールチェックプログラム、メールチェック装置及びメールチェックシステム |
US10904201B1 (en) * | 2013-10-11 | 2021-01-26 | Cisco Technology, Inc. | Updating distributed caches in network devices in the event of virtual machine changes in a virtualized network environment |
WO2015066369A1 (en) | 2013-11-04 | 2015-05-07 | Illumio, Inc. | Automated generation of label-based access control rules. |
KR102151233B1 (ko) * | 2014-05-08 | 2020-09-02 | 현대모비스 주식회사 | 데이터 통합형 avn 장치 및 이를 구비하는 데이터 통합형 avn 시스템 |
US10374819B2 (en) * | 2014-09-19 | 2019-08-06 | Xiaomi Inc. | Methods and devices of accessing wireless network |
JP6315596B2 (ja) * | 2015-01-14 | 2018-04-25 | 日本電信電話株式会社 | アクセス制御装置及びアクセス制御方法 |
US10462637B1 (en) * | 2015-06-02 | 2019-10-29 | David Lifschultz | Information exchanging system |
CN105100366B (zh) | 2015-07-13 | 2018-03-20 | 小米科技有限责任公司 | 骚扰电话号码确定方法、装置和系统 |
CN105391855B (zh) * | 2015-10-29 | 2018-11-30 | 小米科技有限责任公司 | 来电处理方法及装置 |
US10554811B2 (en) | 2018-05-29 | 2020-02-04 | International Business Machines Corporation | Predicting ‘usefullness’ of a call by analysing digital footprint of a person |
US11012310B2 (en) | 2018-06-05 | 2021-05-18 | Illumio, Inc. | Managing containers based on pairing keys in a segmented network environment |
US11050650B1 (en) * | 2019-05-23 | 2021-06-29 | Juniper Networks, Inc. | Preventing traffic outages during address resolution protocol (ARP) storms |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000196771A (ja) | 1998-12-24 | 2000-07-14 | Nec Corp | 電話帳管理システム |
US6721059B1 (en) | 1999-07-30 | 2004-04-13 | Hewlett-Packard Develpoment Company, L.P. | Method and apparatus for automatically handling faxes |
JP2004523012A (ja) | 1999-09-01 | 2004-07-29 | ピーター, エル. カツィカス, | 権限が与えられていない電子メールを排除するシステム |
JP3994033B2 (ja) | 2002-01-17 | 2007-10-17 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ | 移動機、発呼制御方法、及び、着呼制御方法 |
JP2003289375A (ja) | 2002-03-28 | 2003-10-10 | Ricoh Co Ltd | 通信装置 |
JP2005275988A (ja) | 2004-03-25 | 2005-10-06 | Nec Software Chubu Ltd | セキュリティ維持装置 |
WO2006046439A1 (ja) * | 2004-10-26 | 2006-05-04 | Vodafone K.K. | 電子メール配信システム及び電子メール配信方法 |
JP4437494B2 (ja) | 2007-02-01 | 2010-03-24 | ソフトバンクモバイル株式会社 | 携帯通信機器 |
US8428556B2 (en) * | 2007-07-10 | 2013-04-23 | Nec Corporation | Communication management system, communication management terminal device, communication management method and communication management program |
-
2008
- 2008-07-10 US US12/668,573 patent/US8428556B2/en active Active
- 2008-07-10 JP JP2009522673A patent/JP5418225B2/ja active Active
- 2008-07-10 WO PCT/JP2008/062510 patent/WO2009008482A1/ja active Application Filing
-
2013
- 2013-03-18 US US13/845,251 patent/US8849250B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US8428556B2 (en) | 2013-04-23 |
US20130235995A1 (en) | 2013-09-12 |
WO2009008482A1 (ja) | 2009-01-15 |
US8849250B2 (en) | 2014-09-30 |
JP5418225B2 (ja) | 2014-02-19 |
US20100197275A1 (en) | 2010-08-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5418225B2 (ja) | 通信管理システム、通信管理端末、通信管理方法、及び通信管理プログラム | |
US8195137B2 (en) | Updating contact information for mobile traffic | |
US9094519B1 (en) | Enhancing reachability in internet protocol communications | |
US20080013712A1 (en) | Unified Communication Directory Service | |
US8755794B2 (en) | System and method of sharing information between wireless devices | |
US20170124175A1 (en) | Network-based processing of data requests for contact information | |
JP5464211B2 (ja) | 匿名通信システム、匿名通信方法、通信制御装置、端末装置、及び通信制御用プログラム | |
CA2431154A1 (en) | Technique for providing personalized information and communications services | |
CN101631311A (zh) | 用于共享权限启用的移动简档的简档服务 | |
RU2721825C2 (ru) | Система и способ установления связи по множеству платформ связи | |
JP3902574B2 (ja) | 個人情報管理システム、個人情報管理方法及びそのプログラム | |
KR100775567B1 (ko) | 주소록 관리 서비스 방법 및 이를 위한 장치 | |
EP1531641A2 (en) | A server apparatus | |
JP2008507172A (ja) | ユーザのid処理方法および処理システム | |
US7774823B2 (en) | System and method for managing electronic communications | |
KR101095232B1 (ko) | 이동통신 단말기의 선택적 스팸 전화 차단 방법 | |
JP2008054076A (ja) | 通話システム及び通話方法 | |
JPWO2011061889A1 (ja) | 匿名通信方法 | |
CN100456786C (zh) | 一种利用移动通信终端加入用户实名的信息检索方法 | |
KR100554638B1 (ko) | 다중 비밀번호 체계가 적용된 인터넷 서버와 그 제어방법 | |
KR101748321B1 (ko) | 개인정보 서비스 서버 및 그를 포함한 개인정보 서비스 시스템 및 방법 | |
KR20090061432A (ko) | 인증서를 이용한 발신정보 표시 서비스 시스템 및 방법 | |
EP1770932A1 (en) | Method and apparatus for message forwarding | |
JP2019185093A (ja) | メール監視装置および方法 | |
JP4008237B2 (ja) | 情報共有システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110613 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130226 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130412 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131022 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131104 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5418225 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |