JPWO2009001828A1 - 端末、機能起動方法及び端末用プログラム - Google Patents

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Abstract

本発明により、文字入力を伴う機能の実行中であっても、手間をかけることなく他の機能を起動することができる。端末は、表示部と、文字を入力可能な状態において、入力された文字に関連する機能を認識し、認識された機能を起動するために前記表示部に表示される記号に変換し、出力する文字変換部と、を含んでいる。そして前記端末は、さらに、前記表示部に表示される前記記号に対応する前記機能を起動する制御部を含んでいる(図1)。

Description

(関連出願についての記載)
本願は、先の日本特許出願2007−167239号(2007年6月26日出願)の優先権を主張するものであり、前記先の出願の全記載内容は、本書に引用をもって繰込み記載されているものとみなされる。
本発明は、端末、機能起動方法及び端末用プログラムに関し、特に、文字入力を伴う機能の実行中であっても、手間をかけることなく他の機能を起動することを可能とする携帯端末、機能起動方法及び端末用プログラムに関する。
近年、携帯電話やPHS(Personal Handyphone System:パーソナルハンディホンシステム)端末、或いは、PDA(Personal Digital Assistants:携帯情報端末)などに代表される携帯端末の機能は、著しく増大してきている。例えば、通話機能や電子メール機能だけでなく、インターネット接続機能、スケジュール機能、アドレス帳機能、カメラ機能、地上波デジタル放送のワンセグ視聴機能など、多種多様な機能が携帯端末に搭載されるようになってきている。
従って、携帯端末のユーザが、希望する機能を起動しようとする場合には、当該携帯端末の機能起動手順を覚えておいて、その手順に従った操作を行わなければならないようになっている。また、機能起動手順を覚えていない場合には、当該携帯端末の取扱説明書を参照しなければならず、ユーザにとっては、手間のかかる状況になってきている。このような事情は、各種周辺装置や情報家電においても同様に発生している。
例えば、携帯端末のユーザが、電子メール機能やアドレス帳機能等のアプリケーションを使用して文字入力を行っている際に、他の機能(例えば、カメラ機能)を起動しようとしたとする。このときユーザは、先ず機能メニューを開く。そして、メニューの機能一覧の中からユーザ所望の機能(例えば、カメラ機能)を選択する等の操作を行うことにより、所望の機能が起動される。このように、ユーザにとっては手間の多い手順が必要となっている。
しかし、携帯端末のユーザからは、上述したような手間をかけることなく簡便に希望の機能を起動できることが望まれてきている。そこで、簡便に希望の機能を起動できる手段を提供しようとする関連技術が提案されるようになってきている(例えば、特許文献1参照。)。
上述の特許文献1「アプリケーション起動方法及び該方法を用いる携帯端末」には、以下のような機能の起動方法が記載されている。すなわち、携帯端末は、起動させたいアプリケーションの名前の一部を文字で入力することにより、該当するアプリケーション名の候補を全アプリケーション名の中から検索する。そして、その検索結果を起動頻度に応じて並び替えて表示画面に表示する。ユーザが、表示画面に表示された候補の一覧から所望のアプリケーションの名前を選択すれば、その名前が示すアプリケーションが起動される。このことにより、ユーザは新たな操作方法を覚える必要が無く、文字入力により検索が行われ、検索結果一覧から携帯端末の所望のアプリケーションを起動することができる、としている。
また、希望する機能を実行するための操作方法をわざわざ記憶しなくても、利用者がその機能を簡単に選択して実行することを可能とする機能検索実行装置を提案している関連技術もある(例えば、特許文献2参照。)。
上述の特許文献2「機能検索実行装置」には、以下のような機能の起動方法が記載されている。すなわち、機能検索実行装置は検索手段と内部辞書を含んでいる。利用者が機能に関するキーワードを入力すると、検索手段は該キーワードを内部辞書内で検索し、該キーワードと機能候補名を表示手段に表示する。利用者がその機能候補名の中から特定の機能候補名を選択すると、その特定の機能が実行される。
特開2005−258524号公報(第5−9頁、図1−4) 特開平8−152987号公報(第3−5頁、図1−5)
なお、上記の特許文献各開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。
本発明に関連する上述の特許文献1に記載のアプリケーション起動方法は、携帯端末内の検索プログラムを先ず実行させた後、起動させたいアプリケーションの名前の一部を文字で入力するようになっている。従って、携帯端末のユーザは、検索プログラムを実行させる、という余分な操作を行わなければならない、という問題を有している。
また、上述の特許文献2に記載の機能検索実行装置は、ある機能の実行中に、他の機能を実行させる場合、利用者は先ず検索手段を起動させる必要がある。従って、利用者は、検索手段を起動させるという余分な操作を行わなければならない、という問題を有している。
本発明は上述した問題を解消するためになされたものである。従って、本発明の目的は、文字入力を伴う機能の実行中であっても、手間をかけることなく他の機能を起動することを可能とする端末、機能起動方法及び端末用プログラムを提供することにある。
本発明の第1の視点によれば、表示部と、文字を入力可能な状態において、入力された文字に関連する機能を認識し、認識された機能を起動するために前記表示部に表示される記号に変換し、出力する文字変換部と、を含んでいる端末が提供される。そして前記端末は、さらに、前記表示部に表示される前記記号に対応する前記機能を起動する制御部を含んでいる。
また、本発明の第2の視点によれば、文字を入力可能な状態において、入力された文字に関連する機能を認識し、認識された機能を起動するための記号に変換する変換ステップと、変換された記号を表示部に表示する表示ステップとを含んでいる機能起動方法が提供される。そして前記機能起動方法は、さらに、前記表示部に表示される前記記号に対応する前記機能を起動する起動ステップを含んでいる。
また、本発明の第3の視点によれば、文字を入力可能な状態において、入力された文字に関連する機能を認識し、認識された機能を起動するための記号に変換する変換処理と、変換された前記記号を表示部に表示する表示処理と、前記表示部に表示される前記記号に対応する前記機能を起動する起動処理と、を端末に実行させるプログラムが提供される。
本発明によれば、文字入力を伴う機能の実行中であっても、手間をかけることなく他の機能を起動することが可能となる。
本発明の携帯端末の実施の形態を示すブロック図である。 本発明の携帯端末の第1の実施例を示すブロック図である。 文字変換部の一例を示す詳細ブロック図である。 機能名称辞書の一例を示す詳細構成図である。 本実施例の動作を説明するフローチャートである。 本実施例の動作の表示画面例を示す図である。 本発明の携帯端末の第2の実施例を示すブロック図である。 第2の実施例の文字変換部の一例を示す詳細ブロック図である。 第2の実施例の動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
10 制御部
11 文字変換部
12 入力文字変換部
13 機能名称検索部
14 記号出力部
11−1 文字変換部
12−1 入力文字変換部
13−1 機能名称検索部
14−1 記号出力部
20 記憶部
21 文字変換辞書
22 機能名称辞書
30 表示部
40 操作部
50 カメラ
100 携帯端末
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の携帯端末の実施の形態を示すブロック図である。
図1に示す携帯端末1は、表示部2と、文字変換部3と、制御部4とを有する。文字変換部3は、メール機能、データ入力機能実行中など文字を入力可能な状態において、入力された文字に関連する機能を認識する。さらに、文字変換部3は、入力された文字を、認識された機能を起動するために表示部2に表示される記号に変換し、出力する。制御部4は、表示部2に表示された記号に対応する機能を起動する。
ここで、機能とは、たとえば、携帯端末1に備わっているカメラ機能、スケジュール機能など、携帯端末1に備わっている機能であり、一般的な機能メニュー表示画面からの操作でも実行可能な機能である。
また、記号とは、機能を分かりやすく表示するアイコンの情報、文字列の情報、あるいは絵文字の情報である。
文字変換部3は、図1においては、制御部4の中に組み込まれているが、これは、制御部4がCPUによるプログラム制御に基づいて動作するものであり、文字変換部3もCPUの制御に連動して動作するからである。ただし、本発明の実施の形態における文字変換部3は、制御部4と独立しても良い。
図1の携帯端末1のユーザは、携帯端末1が文字入力可能な状態、たとえば、文字入力を伴う機能実行中であれば、メニュー画面を表示して操作することなしに、機能を認識可能な文字を入力すればよい。これにより、文字変換部3は、入力された文字に関連する機能を認識し、その機能に対応する記号が表示部2に表示され、制御部4はその機能を起動する。
従って、本実施の形態によれば、文字入力を伴う機能の実行中であっても、手間をかけることなく他の機能を起動することが可能となる。
また、記号が表示部2に表示されるので、ユーザは、文字入力したときに、関連する機能を起動できることを記号表示から確認できる。
なお、本実施の形態では、制御部4は機能を起動する場合に、表示部2に表示される記号を操作あるいは指示してから、起動することが望ましい。この指示、操作は、ユーザにとって手間がかからない動作であり、負担にはならない。
次に、図1に示す実施の形態を、文字の認識のための辞書テーブルを利用してさらに具体化した本発明による第1の実施例について説明する。
図2は、本発明の携帯端末の第1の実施例を示すブロック図である。
図2に示す携帯端末100は、携帯端末100全体の動作制御を行う制御部10と、辞書等を記憶する記憶部20とを含んでいる。さらに携帯端末100は、制御部10から出力される情報を表示する表示部30と、制御部10に指示やデータを入力する操作部40と、画像を撮影するカメラ50とを含んでいる。
ここで、本実施例の携帯端末100は、例えば、携帯電話、PHS端末、或いは、PDAなどの携帯可能な移動体端末である。従って、図2の携帯端末100は、更に、移動体通信網に接続するための無線部やアンテナ、或いは、音声通話のための音声入力部や音声出力部、電話着信音やアラーム音などを出力するスピーカなどを含むものであってもよい。
制御部10は、図示しないCPU(Central Processing Unit:中央処理装置)を含んでおり、CPUが記憶部20などに記憶されているソフトウェアを実行することにより、携帯端末100の動作制御が行われるようになっている。
そして、制御部10は、携帯端末100が備える各種の機能、例えば、電話発着信機能、通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能、スケジュール機能、アドレス帳機能、カメラ機能、電話帳機能、等々を実行する。更に、制御部10は、文字変換機能を実行する。
文字変換機能は、制御部10の文字変換部11によって実現されるようになっている。そして、文字変換部11は、電子メールの作成時やスケジュールデータの入力時に、操作部40から入力される仮名やローマ字の入力文字情報を、漢字や記号などのデータに変換する。
記憶部20は、携帯端末100の各種の機能を実行するためのソフトウェアや、各種の機能が扱う数値データや文字データ、或いは、画像データなどを記憶する。更に、記憶部20は、文字変換部11が文字変換機能を実行する際に参照する文字変換辞書テーブル(以降、単に、文字変換辞書と記載する)21と、携帯端末100が実行可能な全ての機能の名称を記憶する機能名称辞書テーブル(以降、単に、機能名称辞書と記載する)22とを含んでいる。
文字変換辞書21は、仮名やローマ字の入力文字情報を漢字等のデータに変換する所謂カナ漢字変換を行うための基本辞書である。文字変換辞書21は、ユーザが仮名やローマ字を数文字入力する場合に、その先の文字や文章を予測して変換候補を出力する予測辞書などから構成されるものであってもよい。また、文字変換辞書21は、変換候補となる文字の情報を、過去の変換実績から学習して辞書内に登録し、蓄積するような機能を有する辞書であってもよい。
機能名称辞書22は、携帯端末100が備える全ての機能の名称の文字データを蓄積する辞書テーブルである。例えば、携帯端末100がカメラ機能を備えているものとすると、機能名称辞書22には、「カメラ」というカメラ機能を表現する機能名称の文字データが蓄積されている。また、携帯端末100がスケジュール機能を備えているものとすると、機能名称辞書22には、「スケジュール」というスケジュール機能を表現する機能名称の文字データが蓄積されている。
表示部30は、文字変換部11を含む制御部10から出力される各種の情報、例えば、文字情報、記号情報、画像情報などを表示する。表示部30は又、制御部10の文字変換部11が変換した漢字などの文字や、変換候補文字、或いは、アイコン(icon)や特定の文字列からなる記号なども表示する。
操作部40は、テンキーや十字キー、或いは、電話発信や電話帳参照等々の各種機能を実行させる機能キーなど、携帯端末100の操作に必要な各種キーを備えており、制御部10に対して指示やデータなどを入力する。
次に、図3を参照して、図2に示した文字変換部11の詳細構成について説明する。
図3は、文字変換部の一例を示す詳細ブロック図である。なお、図3において図2に示す構成要素に対応するものは同一の参照数字または符号を付し、その説明を省略する。
図3に示す文字変換部11は、例えば、入力文字変換部12と、機能名称検索部13と、記号出力部14とを含んでいる。
入力文字変換部12は、操作部40から入力された仮名やローマ字で構成される入力文字情報を受け取り、文字変換辞書21を参照することによって、入力文字を漢字やカタカナ、或いは、平仮名などを示すデータに変換する。そして、入力文字変換部12は、変換後の文字データを機能名称検索部13に送出する。
機能名称検索部13は、入力文字変換部12から送出された変換後の文字データを受け取り、その変換後の文字データが機能名称辞書22に単語として蓄積されているかを検索する。変換後の文字データが機能名称辞書22に蓄積されている場合、機能名称検索部13は変換後の文字データに対応する機能名称の文字データを記号出力部14に送出する。変換後の文字データが機能名称辞書22に蓄積されていない場合、機能名称検索部13は、入力文字変換部12から受け取った変換後の文字データを、そのまま表示部30に送出する。
記号出力部14は、機能名称検索部13から機能名称の文字データを受け取る。そして、機能名称辞書22を参照して、機能名称の文字データに対応する機能を起動するための記号情報を選択し、選択した記号情報を表示部30に送出する。ここで、記号情報とは、該当する機能を起動するためのアイコン、或いは、文字列などを示す情報とする。
次に、図4を参照して、図2に示した機能名称辞書22の詳細構成について説明する。
図4は、機能名称辞書の一例を示す詳細構成図である。
図4に示す機能名称辞書22は、前述したように、携帯端末100が備える全ての機能の名称の文字データとそれに関連するデータや情報を蓄積する辞書テーブルである。
そして、機能名称辞書22は、図4の2211行に示すように、機能名称の欄(図4の2201列)と、機能対応文字の欄(2202列)と、記号の欄(2203列)とを含んでいる。なお、ここで欄とは、記憶領域を示すものとする。
機能名称の欄(2201列)には、携帯端末100が備える全ての機能の名称の文字データが格納されている。図4においては、カメラ機能に関連するデータ(図4の2212行)、スケジュール機能に関連するデータ(2213行)、文字種切替機能に関連するデータ(2214行)などを例示している。カメラ機能とは、携帯端末100が備えるカメラで撮影を行う、或いは、撮影済みの画像データを閲覧する、などの機能である。スケジュール機能とは、携帯端末100に保持しているスケジュール表に、実行予定を記載する、或いは、スケジュール表の内容を閲覧する、などの機能である。文字種切替機能とは、電子メール作成など携帯端末100に文字入力を行っている際に、入力する文字の種類を切り替える機能である。文字の種類は、例えば、カナ漢字、絵文字、顔文字、英数字、などがある。これらの機能は、制御部10により起動および実行される。
機能対応文字の欄(2202列)は、機能名称の欄(2201列)に格納されている機能名称に対応する機能を起動させるためのキーワードを保持している。これにより、例えば、携帯端末100のカメラ機能を起動させたい場合、「カメラ」というキーワード(2202列と2212行の交点の欄)が入力されると、図3の文字変換部11の機能名称検索部13は、そのキーワードから機能名称辞書22を検索する。そして、機能名称検索部13は、図4の機能対応文字の欄(2202列)から「カメラ」の文字データがあることを認識すれば、カメラ機能を起動したいものと判断する。加えて、機能名称検索部13は、「かめら」(2202列と2212−2行の交点の欄)というキーワードによってもカメラ機能を起動したいものと判断する。同様に、機能名称検索部13は、「撮影」(2202列と2212−3行の交点の欄)、或いは、「撮像」(2202列と2212−4行の交点の欄)というキーワードによっても、カメラ機能を起動したいものと判断する。
また、他の例として、携帯端末100への文字入力の実行中に、入力文字種の切り替えを行いたい場合、「絵」というキーワード(2202列と2214行の交点の欄)が入力されると、文字種切替機能を起動させ、かつ、文字種を絵文字に切り替えたいものと判断する。また、「顔」というキーワード(2202列と2214−2行の交点の欄)が入力されると、文字種を顔文字に切り替えたいものと判断する。
記号の欄(2203列)は、機能名称の欄(2201列)に記載されている機能を起動させるための記号を記号情報として保持している。例えば、携帯端末100のカメラ機能を起動させるための記号として、カメラの外形を表すアイコン(2203列と2212行の交点の欄)を保持している。或いは、携帯端末100のカメラ機能を起動させるための他の記号として、「カメラ起動」という文字列(2203−2列と2212行の交点の欄)を保持するようにしてもよい。
また、他の例として、携帯端末100への文字入力の実行中に、入力文字種を絵文字に切り替えるための記号として、絵文字を表現するアイコン(2203列と2214行の交点の欄)を保持している。或いは、入力文字種を絵文字に切り替えるための他の記号として、「絵文字切替」という文字列(2203−2列と2214行の交点の欄)を保持するようにしてもよい。
つまり、携帯端末100の機能を起動させるための記号としては、アイコン(2203列)を使用するようにしてもよいし、他の記号として文字列(2203−2列)を使用するようにしてもよい。何れの記号を使用するかは、携帯端末100のユーザが選択出来るようになっている。
次に、図5を参照して、本実施例の動作について詳細に説明する。
図5は、本実施例の動作を説明するフローチャートである。
先ず、携帯端末100に対する文字入力が開始される。例えば、電子メール機能を使用して、電子メールの本文を入力する場合などである。
文字入力が開始されると、操作部40から入力された入力文字情報を、文字変換部11の入力文字変換部12が受け取る。入力文字変換部12は、文字変換辞書21を用いて、入力文字情報を例えば漢字、カタカナ、平仮名などの文字データに変換する(図5のステップS1)。そして、入力文字変換部12は、変換後の文字データを機能名称検索部13に送出する。
機能名称検索部13は、入力文字変換部12から送出された変換後の文字データを受け取り、その変換後の文字データが機能名称辞書22に単語として蓄積されているかを検索する(ステップS2)。ここでの検索は、変換後の文字データが、機能名称辞書22の機能対応文字の欄(図4の2202列)に存在するか否かを検索することによって行われる。
変換後の文字データが機能名称辞書22内に存在しない場合(ステップS2でNo)、機能名称検索部13は、変換後の文字データをそのまま表示部30に送出する(ステップS10)。そして、ステップS7に進む。
変換後の文字データが機能名称辞書22内にキーワードとして存在する場合(ステップS2でYes)、機能名称検索部13は変換後の文字データに対応する機能名称の文字データを取得する。そして、取得した機能名称の文字データを記号出力部14に送出する。機能名称の文字データの取得は、機能名称辞書22の機能対応文字の欄(すなわち、変換後の文字と一致する文字)に対応する機能名称の欄(図4の2201列)から取得することによって行われる。例えば、変換後の文字データが「カメラ」である場合、「カメラ」に対応する機能名称の文字データは、図4の機能名称辞書22の2212行に示すように、「カメラ」である。また、変換後の文字データが「撮影」である場合であっても、対応する機能名称の文字データは、図4の2212−3行に示すように「カメラ」である。
記号出力部14は、機能名称検索部13から機能名称の文字データを受け取ると、機能名称辞書22を参照して、機能名称の文字データに対応する機能を起動するための記号の記号情報を取得する(ステップS3)。そして、記号出力部14は、取得した記号情報を表示部30に送出する(ステップS4)。記号情報の取得は、機能名称辞書22の記号の欄(図4の2203列、或いは、図4の2203−2列)から機能名称に対応する記号情報を取得することによって行われる。例えば、機能名称が「カメラ」であり、記号としてはアイコンを使用するものと携帯端末100のユーザが選択している場合、図4の2212行と2203列の交点に示す、カメラの外形を表わすアイコンの記号情報を取得する。また、機能名称が「カメラ」であり、記号としては文字列を使用するものと携帯端末100のユーザが選択している場合、図4の2212行と2203−2列の交点に示す、「カメラ起動」という文字列を記号情報として取得する。
そして、文字変換部11は、表示部30に表示された記号が選択・決定されたかを判定する(ステップS5)。表示部30の記号を選択・決定する動作は、例えば、操作部40により行われる。すなわち、その動作は、表示部30に表示された記号にカーソルを合わせ、決定キーを押下する、などの操作によって行われる。
記号が選択・決定された場合(ステップS5でYes)、文字変換部11は、携帯端末100の制御部10に携帯端末100の制御権を戻す。制御部10は、記号に対応する機能を起動し、当該機能の実行が終了すると(ステップS6)、携帯端末100の制御権を文字変換部11に戻す。すなわち、文字変換部11が文字入力の動作を継続する状態に復帰する。なお、図5におけるステップS6の動作は、文字変換部11ではなく、制御部10が実行する動作である。
文字変換部11は、次の入力文字情報が入力されたかを判定する(ステップS7)。
次の入力文字情報が入力された場合(ステップS7でYes)、ステップS1に戻り、文字変換部11が入力文字の変換動作を再度行うようになる。
ステップS5で、表示部30の記号が選択・決定されず、例えば、消去された場合(ステップS5でNo)、文字変換部11はステップS7に進み、次の入力文字が入力されたかを判定する動作を行う。
次に、図6を参照して、図5で説明した本実施例の動作の具体例について説明する。
図6は、本実施例の動作の表示画面例を示す図である。
図5で説明したように、携帯端末100の電子メール機能を使用して、電子メールの本文を入力しているものとする。また、携帯端末100の機能を起動するための記号としては、アイコンを使用する、と携帯端末100のユーザが選択しているものとする。
図6(A)に示すように、電子メール本文の内の(1)の部分が入力済みであり、いま、(2)に示す「さつえい」という入力文字が入力されたものとする。
文字変換部11の入力文字変換部12は、文字変換辞書21を参照し、入力文字「さつえい」を「撮影」という漢字の文字データに変換する(図5のステップS1)。そして、変換後の文字データを機能名称検索部13に送出する。
機能名称検索部13は、変換後の文字データ「撮影」が機能名称辞書22に単語として蓄積されているかを検索する(図5のステップS2)。
変換後の文字データ「撮影」は、機能名称辞書22の機能対応文字の欄(2202列)に蓄積されている(図4の2212−3行)。そこで、機能名称検索部13は「撮影」に対応する機能名称の文字データとして「カメラ」を取得し(図4の2212−3行)、これを記号出力部14に送出する。
記号出力部14は、機能名称辞書22を参照して、機能名称「カメラ」に対応する記号情報として、カメラの外形を示すアイコンを取得し(図5のステップS3)、これを表示部30に送出する(図5のステップS4)。表示部30には、図6(B)の(3)に示すように、カメラの外形を示すアイコンが表示される。
図6(B)で(3)のアイコンが選択・決定されると(図5のステップS5でYes)、図6(C)の(4)で示すように、携帯端末100のカメラ機能が起動される(図5のステップS6)。
図6(C)(4)で起動されたカメラ機能が終了すると、再度、文字変換部11が動作を開始する。そして、図6(D)の(5)に示すように、次の入力文字が入力されると(図5のステップS7でYes)、カメラ機能が起動される前に行っていた電子メール本文の入力動作が再開される。
なお、図6(A)の(2)に示す入力文字「さつえい」を変換して「撮影」という漢字の文字データを得、変換後の文字データ「撮影」が機能名称辞書22内に蓄積されていない場合には、文字変換部11は以下のように動作する。すなわち、文字変換部11の機能名称検索部13は、変換後の「撮影」の文字データを、そのまま表示部30に送出する(図5のステップS10)。つまり、変換後の文字データ「撮影」は、図6(E)の(6)に示すように電子メール本文の一部として表示される。
以上説明した実施例においては、起動する機能として、カメラ機能、スケジュール機能、文字種切替機能、などを例示している。しかし、その他の機能であっても機能名称辞書に登録・蓄積することにより、同様に起動させることが可能である。例えば、電子メールに添付ファイルを挿入する機能、メール本文に定型文を挿入する機能、テンプレート(template:定型書式)を呼出す機能、等々様々な機能を起動させることが可能である。
以上、本発明の携帯端末の一実施例について説明した。
本実施例の携帯端末は、制御部と、表示部と、文字変換部と、文字に関連する機能に対応するデータを格納する辞書テーブルとを含んでいる。そして、その文字変換部は、入力された文字に関連する機能に対応するデータが辞書テーブル内に存在する場合、その機能に対応する記号を出力する。その記号は表示部に表示される。
詳述すると、本実施例の携帯端末が、文字入力を伴う機能の実行中であっても、起動させたい他の機能に関する入力文字情報を入力することにより、文字変換部は、文字が辞書テーブル内に蓄積されているか検索する。文字が辞書テーブル内に蓄積されている場合には、文字に関連する機能を起動するための記号(アイコン或いは文字列)に変換し、それを表示部に表示するようにしている。この表示の後、例えば、表示された記号が選択・決定されると、制御部により当該記号に対応する機能が起動される。
従って、わざわざ機能メニューを開き、機能メニューから所望の機能を選択する、などといった手間をかけることなく、容易に所望の機能を起動させることが可能となる、という効果を奏する。
また、起動させたい機能に関する入力文字情報を入力するだけで、所望の機能が起動されるため、小型化してきている携帯端末上に、新たな機能キーなどを搭載する必要がない、という効果を奏する。
次に、図7〜9を参照して、本発明の第2の実施例について説明する。
第2の実施例は、図2から図6に示した第1の実施例と、以下の点でのみ異なっている。
すなわち、第2の実施例の携帯端末100は、第1の実施例の制御部10の文字変換部11の内部機能のみが異なっている。従って、第2の実施例においては、文字変換部の符号を11−1としている。
そして、文字変換部11−1においては、変換後の文字データが機能名称辞書22内に蓄積されている場合、変換後の文字データに対応する機能を起動するための記号情報とともに、変換後の文字データも併せて表示部に送出する、という点でのみ異なっている。
以下、第2の実施例について、第1の実施例と異なる点についてのみ説明する。
図7は、本発明の携帯端末の第2の実施例を示すブロック図である。なお、図7において図2に示す構成要素に対応するものは同一の参照数字または符号を付し、その説明を省略するものとする。
図7に示す携帯端末100は、携帯端末100全体の動作制御を行う制御部10と、辞書等を記憶する記憶部20とを含んでいる。さらに携帯端末100は、制御部10から出力される情報を表示する表示部30と、制御部10に指示やデータを入力する操作部40と、画像を撮影するカメラ50とを含んでいる。
制御部10は、図示しないCPUを含んでおり、CPUが記憶部20などに記憶されているソフトウェアを実行することにより、携帯端末100の動作制御が行われるようになっている。
そして、制御部10は、携帯端末100が備える各種の機能、例えば、電話発着信機能、通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能、スケジュール機能、アドレス帳機能、カメラ機能、電話帳機能、等々を実行する。更に、制御部10は、文字変換機能を実行する。
文字変換機能は、制御部10の文字変換部11−1によって実現されるようになっている。そして、文字変換部11−1は、電子メールの作成時やスケジュールデータの入力時に、操作部40から入力される仮名やローマ字の入力文字情報を、漢字や記号などのデータに変換する。
図7に示すその他の構成要素は第1の実施例と同じであるため、図7に関するこれ以上の説明は省略する。
次に、図8を参照して、図7に示した文字変換部11−1の詳細構成について説明する。
図8は、第2の実施例の文字変換部の一例を示す詳細ブロック図である。なお、図8において図3に示す構成要素に対応するものは同一の参照数字または符号を付し、その説明を省略するものとする。
図8に示す文字変換部11−1は、例えば、入力文字変換部12−1と、機能名称検索部13−1と、記号出力部14−1とを含んでいる。
入力文字変換部12−1は、操作部40から入力された仮名やローマ字で構成される入力文字情報を受け取り、文字変換辞書21を参照することによって、入力文字を漢字やカタカナ、或いは、平仮名などを示すデータに変換する。そして、入力文字変換部12−1は、変換後の文字データを機能名称検索部13−1に送出する。
機能名称検索部13−1は、入力文字変換部12−1から送出された変換後の文字データを受け取り、その変換後の文字データが機能名称辞書22に単語として蓄積されているかを検索する。変換後の文字データが機能名称辞書22に蓄積されている場合、機能名称検索部13−1は、変換後の文字データに対応する機能名称の文字データと共に、変換後の文字データも併せて記号出力部14−1に送出する。
変換後の文字データが機能名称辞書22に蓄積されていない場合、機能名称検索部13−1は、入力文字変換部12−1から受け取った変換後の文字データを、そのまま表示部30に送出する。
記号出力部14−1は、機能名称検索部13−1から機能名称の文字データと共に、変換後の文字データを受け取る。そして、機能名称辞書22を参照して、機能名称の文字データに対応する機能を起動するための記号情報を選択し、選択した記号情報と共に変換後の文字データも併せて表示部30に送出する。
次に、図9を参照して、第2の実施例の動作について詳細に説明する。
図9は、第2の実施例の動作を説明するフローチャートである。なお、図9において図5に示す構成要素に対応するものは同一の参照数字または符号を付し、その説明を極力省略するものとする。
先ず、携帯端末100に対する文字入力が開始されると、操作部40から入力された入力文字情報を、文字変換部11−1の入力文字変換部12−1が受け取る。入力文字変換部12−1は、文字変換辞書21を用いて、入力文字情報を例えば漢字、カタカナ、平仮名などの文字データに変換する(図9のステップS1)。そして、入力文字変換部12−1は、変換後の文字データを機能名称検索部13−1に送出する。
機能名称検索部13−1は、入力文字変換部12−1から送出された変換後の文字データを受け取り、その変換後の文字データが機能名称辞書22に単語として蓄積されているかを検索する(ステップS2)。
変換後の文字データが機能名称辞書22内に存在しない場合(ステップS2でNo)、機能名称検索部13−1は、変換後の文字データをそのまま表示部30に送出する(ステップS10)。そして、ステップS7に進む。
変換後の文字データが機能名称辞書22内にキーワードとして存在する場合(ステップS2でYes)、機能名称検索部13−1は変換後の文字データに対応する機能名称の文字データを取得する。そして、取得した機能名称の文字データと共に、変換後の文字データも併せて記号出力部14−1に送出する。
記号出力部14−1は、機能名称検索部13−1から機能名称の文字データと変換後の文字データを受け取る。そして、記号出力部14−1は機能名称辞書22を参照して、機能名称の文字データに対応する機能を起動するための記号の記号情報を取得する(ステップS3)。次に、記号出力部14−1は、取得した記号情報と共に、変換後の文字データも併せて表示部30に送出する(ステップS4−1)。
次に、文字変換部11−1は、表示部30に表示された記号が選択・決定されたかを判定する(ステップS5−1)。
記号が選択・決定された場合(ステップS5−1でYes)、文字変換部11−1は、携帯端末100の制御部10に携帯端末100の制御権を戻す。制御部10は、記号に対応する機能を起動し、当該機能の実行が終了すると(ステップS6)、携帯端末100の制御権を文字変換部11−1に戻す。すなわち、文字変換部11−1が文字入力の動作を継続する状態に復帰する。
文字変換部11−1は、次の入力文字情報が入力されたかを判定する(ステップS7)。
次の入力文字情報が入力された場合(ステップS7でYes)、ステップS1に戻り、文字変換部11−1が入力文字の変換動作を再度行うようになる。
ステップS5−1で、表示部30の記号が選択・決定されず、例えば、変換後の文字データが選択・決定された場合(ステップS5−1でNo)、文字変換部11−1は文字入力動作が継続されているものと判断してステップS7に進む。そして、次の入力文字情報が入力されたかを判定する動作を行う。
以上、本発明の携帯端末の第2の実施例について説明した。
本実施例の携帯端末は、制御部と、表示部と、文字変換部と、文字に関連する機能に対応するデータを格納する辞書テーブルとを含んでいる。そして、その文字変換部は、入力された文字に関連する機能に対応するデータが辞書テーブル内に存在する場合、その機能に対応する記号に加え、入力された文字を変換した変換後の文字を出力する。その記号と変換後の文字は表示部に表示される。
詳述すると、第2の実施例の携帯端末が、文字入力を伴う機能の実行中であっても、起動させたい他の機能に関する入力文字情報を入力することにより、文字変換部は、文字が辞書テーブル内に蓄積されているか検索する。文字が辞書テーブル内に蓄積されている場合には、文字に関連する機能を起動するための記号(アイコン或いは文字列)に変換する。そして記号に加え、入力文字情報を変換した変換後の文字を表示部に表示するようにしている。この表示の後、例えば、表示された記号が選択・決定されると、制御部により当該記号に対応する機能が起動される。或いは、表示された変換後の文字が選択・決定されると、そのまま文字入力の動作を継続する。
従って、わざわざ機能メニューを開き、機能メニューから所望の機能を選択する、などといった手間をかけることなく、容易に所望の機能を起動させることが可能となる、という効果を奏する。
また、記号を選択・決定しなければ、文字入力動作が継続されるため、文字入力機能の利便性が更に向上する、という効果を奏する。
本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素の多様な組み合わせないし選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
例えば、上記した実施形態及び実施例では、携帯端末に適用した例を挙げて説明したが、本発明の原理を適用可能であり、その効果が表れる限りにおいて、パーソナルコンピュータ、その周辺機器、情報家電等その他の情報処理装置(端末)全般に適用することが可能である。

Claims (18)

  1. 表示部と、
    文字を入力可能な状態において、入力された文字に関連する機能を認識し、認識された機能を起動するために前記表示部に表示される記号に変換し、出力する文字変換部と、
    前記表示部に表示される前記記号に対応する前記機能を起動する制御部と、
    を含む端末。
  2. さらに、文字に関連する機能に対応するデータを格納する辞書テーブルを含み、
    前記文字変換部は、入力された文字に関連する機能に対応するデータが前記辞書テーブル内に存在する場合、前記機能に対応する前記記号を出力することを特徴とする請求項1に記載の端末。
  3. 前記文字変換部は、文字変換辞書を用いて前記入力された文字を変換し、変換後の文字を生成する入力文字変換部と、
    前記入力文字変換部から送出される前記変換後の文字が前記辞書テーブル内に存在するかを検索し、存在する場合に前記変換後の文字に対応する機能名称を取得する機能名称検索部と、
    前記機能名称検索部から送出される前記機能名称に対応する機能を起動するための記号を取得して前記表示部に送出する記号出力部と、
    を含むことを特徴とする請求項2に記載の端末。
  4. 前記機能名称検索部は、前記入力文字変換部から送出される前記変換後の文字が前記辞書テーブル内に存在しない場合、前記変換後の文字を前記表示部に送出する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の端末。
  5. 前記文字変換部は、前記入力された文字に関連する機能に対応するデータが前記辞書テーブル内に存在する場合、前記機能に対応する前記記号に加え、前記入力された文字を変換した変換後の文字を出力する、
    ことを特徴とする請求項2から請求項3の何れかに記載の端末。
  6. 前記記号は、アイコン或いは文字列で構成される、
    ことを特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載の端末。
  7. 文字を入力可能な状態において、入力された文字に関連する機能を認識し、認識された機能を起動するための記号に変換する変換ステップと、
    変換された前記記号を表示部に表示する表示ステップと、
    前記表示部に表示される前記記号に対応する前記機能を起動する起動ステップと、
    を含む機能起動方法。
  8. 前記変換ステップにおいて、前記入力された文字に関連する機能に対応するデータが、文字に関連する機能に対応するデータを格納する辞書テーブル内に存在する場合、前記機能に対応する前記記号を出力する、ことを特徴とする請求項7に記載の機能起動方法。
  9. 前記変換ステップは、文字変換辞書を用いて前記入力された文字を変換し、変換後の文字を生成する生成ステップと、
    前記生成ステップで生成された前記変換後の文字が前記辞書テーブル内に存在するかを検索し、存在する場合に前記変換後の文字に対応する機能名称を取得する取得ステップと、前記取得ステップで取得した前記機能名称に対応する機能を起動するための記号を取得して前記表示部に送出する記号出力ステップと、
    を含むことを特徴とする請求項8に記載の機能起動方法。
  10. 前記取得ステップにおいて、前記変換後の文字が前記辞書テーブル内に存在しない場合、前記変換後の文字を前記表示部に送出する、
    ことを特徴とする請求項9に記載の機能起動方法。
  11. 前記表示ステップは、前記入力された文字に関連する機能に対応するデータが前記辞書テーブル内に存在する場合、
    前記機能に対応する前記記号に加え、前記入力された文字を変換した変換後の文字を出力する、
    ことを特徴とする請求項8に記載の機能起動方法。
  12. 前記記号は、アイコン或いは文字列で構成される、
    ことを特徴とする請求項7から請求項11の何れかに記載の機能起動方法。
  13. 文字を入力可能な状態において、入力された文字に関連する機能を認識し、認識された機能を起動するための記号に変換する変換処理と、
    変換された前記記号を表示部に表示する表示処理と、
    前記表示部に表示される前記記号に対応する前記機能を起動する起動処理と、
    を端末に実行させるプログラム。
  14. 前記変換処理において、前記入力された文字に関連する機能に対応するデータが、文字に関連する機能に対応するデータを格納する辞書テーブル内に存在する場合、前記機能に対応する前記記号を出力する、ことを特徴とする請求項13に記載のプログラム。
  15. 前記変換処理は、文字変換辞書を用いて前記入力された文字を変換し、変換後の文字を生成する生成処理と、
    前記生成処理で生成された前記変換後の文字が前記辞書テーブル内に存在するかを検索し、存在する場合に前記変換後の文字に対応する機能名称を取得する取得処理と、
    前記取得処理で取得した前記機能名称に対応する機能を起動するための記号を取得して前記表示部に送出する記号出力処理と、
    を含むことを特徴とする請求項14に記載のプログラム。
  16. 前記取得処理において、前記変換後の文字が前記辞書テーブル内に存在しない場合、前記変換後の文字を前記表示部に送出する、
    ことを特徴とする請求項15に記載のプログラム。
  17. 前記表示処理において、前記入力された文字に関連する機能に対応するデータが前記辞書テーブル内に存在する場合、前記機能に対応する前記記号に加え、前記入力された文字を変換した変換後の文字を出力する、
    ことを特徴とする請求項14に記載のプログラム。
  18. アイコン或いは文字列で構成される記号を表示する請求項13から請求項17の何れかに記載のプログラム。
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