JPWO2008129630A1 - 情報管理システム、プログラム、および情報管理方法 - Google Patents

情報管理システム、プログラム、および情報管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】発送または保管する情報管理のセキュリティを向上する、情報管理システム、プログラムおよび情報管理方法を提供すること。【解決手段】本発明の情報管理システム100は、ネットワーク120を介して情報管理を行ない、期限情報を含む複数のデータを管理識別値に対応づけて登録するデータベース308と、ネットワーク120を介して情報管理を要求し情報管理のために使用する開封位置指定情報を含む要求パケットを受領し、要求パケットを解析する要求解析部310と、要求解析部310による解析により処理モジュールが呼び出され、情報管理を行うための管理識別値を生成し、要求パケットから取得したデータを管理識別値に対応づけて前記データベースに登録して、期限情報により指定される管理期限が経過した時にアラームを通知するサーバ処理部306とを含み、開封位置指定情報を共有することにより不正アクセスを識別させる。【選択図】図1

Description

本発明は、紙文書などのセキュリティ管理に関し、より詳細には、企業、官公庁、または団体が発送または保管する情報管理のセキュリティを向上する、情報管理システム、プログラムおよび情報管理方法に関する。
近年、個人情報保護の観点から、企業、官公庁、または団体(以下、組織として参照する。)が業務上取得した顧客情報の管理が重要となっている。このため、組織では、ウィルスチェック・ソフトウェアやファイル暗号化などにより、管理を強化している。また、2008年に施行される日本版SOX法では、業務プロセスで利用する紙文書も対象となり、企業内における、より統合的な取り組みが必要とされる。
一方、紙文書については、パーソナルコンピュータ(以下、PCとして参照する。)が業務のために利用され、常時PCで業務を行うようになった現在でも、各部署、各課、または外部発送文書などの使用管理については充分であるとはいえない状況にある。特に、組織内で支社、支部署、地方営業所、地方事務所、または外部組織などの間で発送される、いわゆる社内便、社外便についてその情報漏洩に対する対策は、完全であるということはできない状況にあった。
図24には、従来のメール発送の業務フローを示す。メール発送は、本社などのメールボックス室2400(発送ブース)に集積される。メールボックス室2400は、通常、発送便および受入便を区別して管理する発送ブース2402と受け入れブース2404とを備えている。発送ブース2402は、複数の支店2406についての住所を管理しており、宛先ごとに仕分けされて保管されている。保管された社内便は、委託された配送業者が各支店ごとに設けられたボックスに封筒をさらに仕分けし、箱詰めにしては移送する。また、メールボックス室2400の受入ブース2404では、受入便を各部署・各課ごとに仕分けし、担当者が各部署、各課に配布している。
図24に示す従来の発送処理では、例えば本社から支店ボックス20への社内便の発送を行う場合、以下のプロセスを経ることが通常である。(1)発送者が使い回しされた社内便用の封筒に発送元および発送先を記載し、発送者の責任により封印される。このとき、封印の仕方は、発送者に委ねられる。次いで、(2)発送者が発送ブースの支店ボックス20の仕分けボックス内に社内便を置く。その後、(3)委託業者が発送先に社内便を配送し、発送先の担当者に発送物が届けられるというものである。この処理は、宛先が異なるものの、別の組織に対し、郵便などを使用して送付するいわゆる社外便についても社外便ボックスに仕分けされるなどの点を除けば同様に行われる。
これまで、発送物の管理を行うために種々のシステムが提案されており、例えば特開2002−014899号公報(特許文献1)では、ネットワークを介して差出人端末とサーバが接続され、前記差出人端末から出力されるメールデータを前記サーバより印刷するメール印刷システム及びその制御方法、コンピュータ可読メモリが開示されている。また、特開2003−256732号公報(特許文献2)では、送付元から受取先への配送依頼を受け付けてその依頼内容に応じた配送手配を行った後に、この受取先から送付元への返礼依頼を受け付けてその依頼内容に応じた配送手配を行う返礼配送サービスを実現できるようにする、配送管理装置およびプログラムが開示されている。さらに、特開2005−157923号公報(特許文献3)では、ユーザからの暑中見舞いや年賀状、各種イベント時の挨拶状等の郵便物の配達手配依頼をインターネットを介して自動的に受け付けて郵便局へ引き渡すと共に、配達時期等の郵便物情報を管理するために用いられる郵便物情報管理システム、郵便物情報管理方法及び郵便物情報管理プログラムを開示している。
これらのシステムは、それぞれ配送管理などについての効率化を可能とするものの、発送途中、または保管管理中の不正アクセスを迅速に察知し、情報漏洩に対して迅速な対応を行う点で、充分ということはできなかった。
特開2002−014899号公報 特開2003−256732号公報 特開2005−157923号公報
発送処理における発送のプロセスを分析すると、以下の問題点が有ることがわかる。問題点は、
(1)封筒の途中開封がなされなかったことがわからないこと、
(2)発送先の担当者が発送元の送付した発送物について改変、追加、または一部紛失などの不正を経ることなく、受け取ったことがわからないこと、
(3)社内便が、発送元から発送先まで配送されるまでの間に不正に開封されコピーされたか否かを判断できないこと、
である。
さらに、発送履歴や受入履歴が明確に管理されないことが多いため、誰が、何処に宛ててどのような書類を発送したのかが不明であり、遅配や紛失などの問題点が発生した場合に、無駄な時間を必要とする。また、この場合、機密漏洩が発生したのか、または単に社内のどこかに有るがその所在がわからないだけなのかが迅速に判断できないことになる。一方、社内便に問題が発生した結果、機密情報の紛失や漏洩が発生した場合、顧客などからセキュリティ管理上の過失を追求され、組織の社会的信用や予期せぬ紛争を生じさせることも想定されるという問題点もあった。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、発送物の発送管理および保管におけるセキュリティ性を改善し、情報の保管、社内便および社外便の発送途中での機密漏洩に対するセキュリティ性を改善する、情報管理システム、プログラムおよび情報管理方法を提供する。
組織が機密管理する紙文書および組織から発送される発送物は、セキュリティ性を向上した封筒に入れられ、発送先に配送される。封筒は、社内便用および社外便用で同一のものを使用することもできるし、社内便用には、易剥離性のシールを有する使い回し可能のタイプとし、社外便用には剥離困難なシールを有する使い捨てタイプの封筒を使用することができる。
社外便および社内便を含む発送物の発送管理および保管管理は、管理サーバにより一括管理される。発送者は発送物を発送しようとする場合、または紙書類などの発送物を保管しようとする場合、管理サーバに対して発送要求または保管要求を行う。管理サーバは、発送要求が発送者から送られた宛先、受領者の氏名、内容物情報、および開封位置指定情報を受領してデータベースに登録する。管理サーバは、発送要求に対応して、発送要求に含まれる情報を集約して宛名シール情報を作成し宛名シールのプリントを行う。また、保管要求の場合には、保管シールのプリントを行う。宛名シール情報および保管シール情報は、HTML、またはXMLなどの構造化文書として作成され、管理サーバまたは管理サーバから、発送者のPCまたは発送者がアクセスしやすい位置に設置されたプリンタに対してPOSTSCRIPT(登録商標)などの適切なフォーマットを使用してプリントが実行される。発送者は、委託業者の選択、書留、配達証明、配達記録返送などの配送レベルを指定して、さらにセキュリティ性を指定することができる。
また、管理サーバは、発送情報を受付け、宛名シール情報を発行すると同時に、乱数発生手段などとして構成される管理識別値発生手段を使用して管理識別値を生成し、要求パケットから開封位置指定情報を取得する。開封位置指定情報は、発送および保管のために使用されるパッケージの開封位置を指定するために管理サーバが電子メールなどにより通知するために利用される。
なお、開封位置指定情報は、過渡的にデータベースまたはバッファメモリに登録されてもよいし、情報管理が終了するまでデータベースが管理することもできる。開封位置指定情報を過渡的に登録する場合には、ハッキングや、P2P型ウィルスによる情報漏洩により開封位置指定情報が漏洩してしまう可能性を最小化することができる。また、開封位置指定情報をデータベースに情報管理が終了するまで管理する場合には、受領者が開封位置を管理サーバに通知することにより、情報管理が正常に行われたことを通知することができる。
管理サーバは、発行した管理識別値および開封位置指定情報を、オンラインで電子メールなどを使用して受領者端末に通知し、受領者側での開封位置指定情報の共有化を可能とする。また、管理識別値および開封位置指定情報は、オフラインで受領者に電話などを使用して通知して共有化することもできるし、管理サーバがボイスプロセシングシステムを含む場合、音声コールで通知することができる。
発送物の送付は、開封位置指定情報により開封位置が指定されたパッケージを使用して行われる。社外発送物を送付する場合、開封位置指定情報ごとに仕分けされたパッケージを選択し、内容物を封筒に入れて封入する。また、社内配送物の場合、開封位置指定情報に対応する封入シールを使用して内容物をパッケージに封入する。
管理サーバは、宛名シール、管理識別値および開封位置指定情報を発行した後、切手管理台帳および発送台帳を自動作成し、データベースに、発送物、発送者、内容物情報、管理識別値などと対応させて登録し、発送物の一元的な管理を可能とする。発送物の受領側で、発送物を受領した時、管理者または担当者が、宛名シールに記載された管理識別値を検索キーとして管理サーバの発送ログを検索するか、または管理サーバから通知された発送ログを検索し、検索された管理識別値が発送物を受領した側に対応しているかなどを確認して、受領日を入力した後、受領者に配布する。
受領者は、発送物を受領すると、予め送付または通知されている開封位置指定情報で指定された位置から封筒を開封し、内容物を取得することができる。封筒または封入シールは、開封位置指定情報で通知された以外の箇所では、手指の力では破ることができない補強剤で補強されており、正規な受領者以外が開封した場合には、目視で不正アクセスを知ることが可能とされている。
また、管理サーバは、紙文書などの情報保管要求を受け付けた場合、保管要求者から文書内容、保管期限、開封位置指定情報、保管場所識別値などを取得する。管理サーバは、所定情報を取得した後、乱数発生手段などを含んで構成される管理識別値発生手段を使用して管理識別値および開封位置指定情報を発行し、保管要求者に通知する。保管要求者は、開封位置指定情報に従った封筒または封入シールを選択し、文書をパッケージに封入し、指定した保管場所に保管する。なお、管理サーバは、管理識別値を参照して文書の保管場所、保管期限を管理し、保管要求者または閲覧希望者からの要求に応答して開封位置指定情報、保管場所などを通知し、紙文書などの保管情報へのアクセスを管理する。なお、情報保管を行う場合、開封位置指定情報は、バーコードまたはQRコードなどにエンコードしておき、保管情報へのアクセス許可者が機械式キャビネットまたは機械式倉庫などへのアクセスまたは管理サーバへのアクセス通知のために使用することができる。
本発明によれば、企業、官公庁、学校などの組織から発送される発送物の発送管理、受領管理を統一して管理することを可能とし、さらに受領者が当該発送物を受領したとき、直ちに不正アクセスが行われたことを識別することが可能な配送システムおよびプログラムを提供することが可能となる。
この結果、保管または送付される情報への不正アクセスがあった場合、直ちに不正アクセスを判断でき、この結果、情報漏洩の検出性およびセキュリティ性を向上することができ、不正アクセスによる損害を最小限とすることが可能な、情報管理システムおよびプログラムが提供できる。
すなわち、本発明によれば、ネットワークを介して情報管理を行う情報管理システムであって、
期限情報を含む複数のデータを管理識別値に対応づけて登録するデータベースと、
前記ネットワークを介して前記情報管理を要求し、前記情報管理のために使用する開封位置指定情報を含む要求パケットを受領し、前記要求パケットを解析する要求解析部と、
前記要求解析部による解析により処理モジュールが呼出され、前記情報管理を行うための前記管理識別値を生成し、前記要求パケットから取得したデータを前記管理識別値に対応づけて前記データベースに登録し、前記管理識別値を含む印刷情報を生成し、前記期限情報により指定される管理期限が経過した時にアラームを通知するサーバ処理部と
を含み、前記開封位置指定情報を共有することにより不正アクセスを識別する、情報管理システムが提供される。
本発明の前記要求パケットは、所定組織の組織内発送、組織外発送、または情報保管を要求する要求パケットとすることができる。
本発明の前記印刷情報は、前記管理識別値を含み、前記管理識別値は、バーコードまたはQRコードにエンコードされ、前記期限管理またはアクセス管理のために使用することができる。
本発明の前記共有された前記開封位置指定情報で指定される開封位置を有するパッケージを使用することができる。
本発明の前記パッケージは、前記開封位置指定情報で指定される前記開封位置が易剥離コーティングまたは前記開封位置以外に液体を含むチューブが配置され、前記開封位置以外で開封されたことを指示することができる。
また、本発明によれば、コンピュータをしてネットワークを介して情報管理を行う情報管理システムとして機能させるためのコンピュータ実行可能なプログラムであって、前記プログラムは前記コンピュータを、
期限情報を含む複数のデータを管理識別値に対応づけて登録するデータベース手段、
前記ネットワークを介して前記情報管理を要求し、前記情報管理のために使用するパッケージについての開封位置指定情報を含む要求パケットを受領し、前記要求パケットを解析する要求解析手段、
前記要求解析部による解析により処理モジュールが呼び出され、前記情報管理を行うための前記管理識別値を生成し、前記要求パケットから取得したデータを前記管理識別値に対応づけて前記データベースに登録し、前記管理識別値を含む印刷情報を生成し、前記期限情報により指定される管理期限が経過した時にアラームを通知するサーバ処理手段
として機能させ、前記開封位置指定情報を共有することにより不正アクセスを識別する、コンピュータ実行可能なプログラムが提供される。
本発明の前記要求パケットは、所定組織の組織内発送、組織外発送、または情報保管を要求する要求パケットとすることができる。
本発明の前記印刷情報は、前記管理識別値を含み、前記管理識別値は、バーコードまたはQRコードにエンコードされ、前記期限管理またはアクセス管理のために使用することができる。
本発明では、前記コンピュータを、前記共有された前記開封位置指定情報を、前記ネットワークを介して電子メールにより通知するメーラ手段として機能させることができる。
ネットワークを介して発送管理を行う情報管理方法であって、
上記のいずれかに記載の情報管理システムを使用して指定された開封位置を有するパッケージに、発送物をパッケージングし、前記パッケージを、前記開封位置についての情報を共有する発送者から受領者に発送し、前記受領者が前記情報管理システムに前記パッケージの受領を通知することにより前記発送物を管理する方法が提供できる。
本発明では、ネットワークを介して情報保管を行うための情報管理方法であって、
上記のいずれかに記載の情報管理システムを使用して指定された開封位置を有するパッケージに保管物をパッケージングし、前記パッケージにアクセスすることが許可されたアクセス許可者間で前記開封位置についての情報を共有することにより、不正アクセスが行われたか否かを検査する、情報保管方法が提供できる。
以下、本発明を具体的な実施形態をもって説明するが、本発明は、後述する実施形態に限定されるものではない。図1は、情報管理システム100の第1実施形態を示す。図1に示した情報管理システム100は、発送管理を行うためのシステムとして実装されている。情報管理システム100は、管理サーバ300と、発送者ドメイン112と受領者ドメイン114とがインターネット、ローカルエリア・ネットワーク(LAN)または公衆電話網などのネットワーク120を介して相互接続されて構成されている。
発送者ドメイン112は、複数のPC122および電話(図示せず)を含んで構成される。発送者ドメイン112は、発送物を、受領者ドメイン114に送付する際の管理を行っており、発送要求などを管理サーバ300へと送付する。また、受領者ドメイン114は、発送者ドメイン112から発送された発送物を受領し、受領者に渡すことで、発送物の管理を行う。受領者ドメイン114についても複数のPC124および電話(図示せず)を含んで構成されており、発送者ドメイン112とは、配送物の発送を行うか、受領を行うかを除き、同様の構成で構成することができる。
管理サーバ300は、CPUと、システムメモリと、RAMと、ハードディスク装置などを含むパーソナルコンピュータ、ワークステーション、または特定機能のため専用化されたシンサーバなどとすることができる。オペレーティング・システム(OS)としては、Windows(登録商標)XP、Windows(登録商標)Vista、Windows(登録商標)200XServer、LINUX(登録商標)、UNIX(登録商標)など、情報処理装置をサーバとして機能させることができ、C++、Java(登録商標)、Java(登録商標)Script、Java(登録商標)Applet、Perl、Rubyなどのオブジェクト指向プログラミングで記述されたサーバプログラムを実行できる限り、特に限定されるものではない。
また、ネットワーク120には、プリンタ118が接続されている。プリンタ118は、発送者ドメイン112のPC122からの発送要求に対応して管理サーバ300が作成した宛名シール情報にしたがって宛名シールをプリント出力する。なお、プリンタ118は、発送者がアクセスしやすい限り、ネットワークプリンタとして構成することもできるし、特定のPCに接続されたローカルプリンタとして構成することもできる。
図2は、保管を行うための第2実施形態での情報管理システム200を示す。図2に示した情報管理システム200は、ネットワーク120により相互接続された複数のPC202と、管理サーバ300と、プリンタ208とを含んで構成されている。PC202は、文書の保管を依頼する保管者が管理する保管者端末として機能する。また、管理サーバ300は、開封位置指定情報を保管者およびアクセス許可者との間に共有させ、アクセス権原を保有しない者による保管物へのアクセスがあった場合、不正アクセスが行われたことを最小のタイムラグで関係者に識別させ、迅速な対応を可能とする。
また、情報管理システム200には、情報保管サイト210が接続されている。情報保管サイト210は、例えば機械式倉庫、機械式キャビネットなど、ネットワークを介して保管場所を指定する機能を有していてもよい。この場合、管理サーバ300と保管サイト210との間で、保管場所の指定および開封位置指定情報、および保管期限などの情報を相互通信し、保管者端末として機能するPC202に対して各通知を行うことにより、効率的な情報保管管理を実行する。また、情報保管サイト210は、特にネットワーク120に接続されている必要はなく、情報保管サイト210は、例えば、オートロック式のキャビネットまたは書庫として構成され、管理サーバ300と保管者端末であるPC202との間で情報管理のためのトランザクションを行い、情報保管サイト210のアクセスは、保管者またはアクセス許可された閲覧者が個別的にアクセスしてもよい。プリンタ208は、情報保管を行うため、宛名シール情報と同様の処理を使用して保管シール情報を作成し、保管シールをプリントしている。
図3は、管理サーバの機能構成を示す機能ブロック図である。管理サーバ300は、インターネットまたはLANなどのネットワーク120に接続されており、発送者または保管者などからの発送要求または保管要求を受領し、発送処理または保管処理を管理するための管理識別値など管理サーバ300が生成したデータを、各端末に送信している。
管理サーバ300は、ネットワークインタフェース部302と、ウェブ処理部304と、サーバ処理部306と、ハードディスク装置などに構成されるデータベース308とを含んで構成されている。ネットワークインタフェース部302は、ネットワーク120に対して接続するためのNICなどを含んで構成され、OSI基本参照モデルにおけるデータリンク層および物理層の機能を提供している。ウェブ処理部304は、PC122、PC202などから送信される発送要求を受領し、発送要求パケットまたは保管要求パケット(以下、単に要求パケットとして参照する。)に記入された情報を取得して、サーバ処理部306に取得した情報を渡し、以後の処理を実行させている。また、サーバ処理部306は、PC122およびPC202との間の要求処理を、トランザクション識別値を付与して管理しており、要求パケットを受領すると、新たなトランザクション識別値を付与し、要求処理が成功または失敗するまで、トランザクション識別値を使用して管理する。
発送者端末として機能するPC122または保管者端末として機能するPC202は、図示した実施形態では、InternetExploler(商標)、NetscapeNavigator(商標)、Mozilla(商標)などのウェブブラウザを含んで構成されている。PC122またはPC202は、発送要求または保管要求の要求パケットを、管理サーバのURI(Uniform Resource Identifier)のポート80に宛ててHTTPプロトコルを使用して送付する。各端末のディスプレイ装置上には、管理サーバ300がHTMLまたはXMLなどの構造化文書として提供するグラフィカルユーザインタフェース(GUI)が表示される。
発送者または保管者は、それぞれが使用するPC122、PC202に表示されたGUIを使用して発送または保管に必要なデータを入力し、管理サーバ300に送信する。なお、GUIは、例えば管理サーバ300が、フォームまたはアプレットとして用意しておき、各端末からの要求により、フォームまたはアプレットを通して発送者または保管者が入力した各種データを要求元に送信し、サーバ処理部306による処理結果を、PC122、PC202のディスプレイ装置に表示させることができる。管理サーバ300は、TCP/IPプロトコルを使用して送信される要求パケットを受領すると、OSI基本参照モデルにおけるネットワーク層、トランスポート層、セッション層、アプリケーション層を通して、ポート80を介してウェブ処理部304に渡す。
ウェブ処理部304は、PC122またはPC202からの要求を受領し、要求解析部310に受領したデータを渡す処理を実行する。また、ウェブ処理部304は、サーバ処理部306の実行結果を、フォームまたはHTML、XMLなどの構造化文書としてPC122、PC202へと送信し、発送者および保管者などのユーザに対して処理結果を表示させる。ウェブ処理部304は、Java(登録商標)、Java(登録商標)Scriptなどの言語を使用して作成され、POSTメソッド、GETメソッドなどを使用して送信される要求パケットからデータを抽出している。
要求解析部310は、ウェブ処理部が抽出した要求パケットのペイロード内に記述されたデータを取得する。要求パケットに含まれるデータとしては、要求種類を特定する要求識別値、発送するために使用する各種データ、情報を保管するための各種データの他、発送物または保管物のパッケージをどの箇所から開封するかを指定するため、発送者または保管者が選択した開封位置指定情報などを挙げることができるが、特に限定されるものではない。
サーバ処理部306は、例えば、Apache、Servlet、またはCGI(Common Gateway Interface)スクリプトなどのサーバプログラムを使用して実装することができる。サーバ処理部306は、要求パケットから取得した要求識別値に対応した機能モジュールを、オブジェクト呼出し、メソッドコールなどを使用して呼出して、要求パケットから取得したデータを呼出した機能モジュールに渡し、機能モジュールによる処理を実行させる。
サーバ処理部306は、上述した機能モジュールとして、宛名シール情報作成部312と、開封位置指定情報管理部314と、情報保管データ作成部316と、管理識別値生成部318と、期限管理部320とを含んで構成されている。各機能モジュールは、上述したプログラミング言語を使用して作成されるプログラム・モジュールとして実装される。各機能モジュールの機能を以下に説明する。
宛名シール情報作成部312は、発送要求パケットから発送データとして取得した住所と、企業、支社、営業所、または事務所名等の組織名と、受領部署または受領者氏名、発送種別、送料、送料支払い区分などから、住所、組織名、受領部署または受領者氏名を抽出し、トランザクション識別値に対応させて、バッファメモリなどに一時的に格納する。開封位置指定情報管理部314は、要求パケットのペイロード内に記述され、発送者または保管者が設定された範囲内の値から任意に指定した開封位置指定情報を取得し、バッファメモリなどに格納する。
開封位置指定情報管理部314は、要求パケットから取得した開封位置指定情報を取得してバッファメモリに一時的に保管するか、または以後の処理に継続して使用するためにデータベースに登録する処理を実行する。また、他の処理モジュールからの要求に応答して開封位置指定情報を渡し、以下に説明する各種の確認処理またはセキュリティ管理処理を実行する。
また、情報保管データ作成部316は、保管要求パケットを受領した場合に呼出され、保管要求パケットから、保管者名、保管期限、内容物情報、アクセス許可を行う者または部門に対してアクセス許可を発行するために閲覧許可情報などを取得し、トランザクション識別値に対応させてバッファメモリなどに一時的に格納する。さらに、管理識別値生成部318は、発送要求パケットまたは保管要求パケットのペイロードに記述された必須データが充足されていることを、宛名シール情報作成部312または情報保管データ作成部316からプロセス間通知などによって通知されると、管理識別値生成処理を開始する。管理識別値は、PC122、PC202などとの間のトランザクション・セッションを管理する識別値ではなく、要求パケットにより指定された情報管理を固有に識別するための情報管理識別値である。
管理識別値生成部318は、必須データが充足されている通知を受け付けると、管理識別値を生成する。管理識別値の生成は、乱数発生手段などを含む管理識別値生成手段を使用してランダムに割当てることができる。また、予め割当て可能な管理識別値を用意しておき、用意した管理識別値の中から、ランダムに選択して割当てることができる。この場合すでに割当て済みの管理識別値には、割当中フラグを設定しておき、割当中フラグが設定されている管理識別値を重複選択した場合、未割当の管理識別値が取得されるまで、再度割当て処理を繰り返すことができる。さらに、他の実施形態では、要求パケットに含まれるデータを、SHA−1などの一方向ハッシュ関数を使用してハッシュ値とし、生成されたハッシュ値を、管理識別値として用いることができる。
管理識別値生成部318で生成された管理識別値は、トランザクション・セッションを指定するトランザクション識別値に対応させてバッファメモリなどに一時的に格納し、管理識別値の生成完了を、宛名シール情報作成部312または情報保管データ作成部316に通知する。宛名シール情報作成部312および情報保管データ作成部316は、管理識別値が生成されたとの通知を受領すると、トランザクション識別値に対応して登録された管理識別値を読み出し、情報管理を行うための識別値として他のデータと共にデータベースに登録する。また、宛名シール情報作成部312は、設定された種類のデータをトランザクション識別値を参照して集約し、宛名シール情報として要約し、HTML、またはXMLなどの構造化文書を作成し、バッファメモリなどにトランザクション識別値および管理識別値に対応させて登録する。一方、情報保管データ作成部316は、設定された種類のデータを、トランザクション識別値を参照して集約し、保管データを作成し、同様にHTMLまたはXMLなどの構造化文書としてバッファメモリなどにトランザクション識別値および管理識別値に対応させて登録する。
また、管理識別値生成部318は、管理識別値の生成が終了すると、要求元のPC122またはPC202へと管理識別値を通知する。PC122またはPC202にアクセスしている発送者または保管者は、送付された管理識別値を、発送要求または保管要求の設定条件が正確かどうかを確認するために再度管理サーバ300に送信する。ウェブ処理部304は、受信パケットを解析し、情報確認フォームから送信された確認パケットであると判断した場合、要求解析部310を起動し、要求解析部310に管理識別値を渡す。要求解析部310は、管理識別値を検索キーとしてデータベースを検索し、管理識別値に対応して登録された宛名シール情報または保管データを検索し、ウェブ処理部304に宛名シール情報または保管データを固有に識別する絶対パス指定のURIを渡す。
ウェブ処理部304は、確認フォームと共に取得したURIをPC122またはPC202に送信し、受信したURIにより指定される宛名シール情報または保管データをウェブブラウザにより表示させる。発送者または保管者は、ディスプレイ装置上に表示された宛名シール情報または保管データを確認し、訂正するべき箇所がないかどうかを確認し、修正するべき箇所が有れば、ウェブブラウザに配置されたボタンをクリックするなどして、修正する。また、訂正するべき箇所がない場合には、次の処理を実行させる。
一連の処理が終了すると、サーバ処理部306は、データベース308にアクセスし、管理識別値に対応するレコードを確保し、確保したレコードに管理識別値と、宛名シール情報作成部312が取得した各データをデータベース308の配送管理テーブル(図示せず)に記入し、処理を終了し、以後のアクセスがあるまで待機する。また、保管処理を実行する場合、サーバ処理部306は、情報保管データ作成部316が取得した各データを、管理識別値に対応づけて保管管理テーブル(図示せず)に記入し、処理を終了し、以後のアクセスがあるまで待機する。なお、データベース308は、管理サーバ300が直接管理することもできるが、JDBC、MySQLなど、適切なネットワークAPI(Application Program Interface)およびドライバソフトウェアを使用して、ネットワークアクセス可能に管理サーバ300に接続されていてもよい。また、データベース308は、SQL(Structured
Query Language)文による検索およびビュー作成が可能とされたリレーショナルデータベースとして構成することができる。
また、期限管理部320は、発送管理を実行する場合には、発送形態、発送形式、発送先地域などに対応して設定される期限情報と、システムの現在時刻とを定期的に検査し、期限情報を経過するまでに受領確認データがデータベース308に登録されていない場合には、発送者に対してアラームを通知する。また、保管管理処理を実行する場合には、保管期限などの期限情報とシステムの現在時刻とを比較し、期限情報で設定される時刻がシステムの現在時刻よりも過去となった場合に保管期限が経過したことを通知するアラームを保管者端末であるPC202に通知する。
なお、図3に示した管理サーバ300は、ウェブサーバおよびアプリケーションサーバの構成を有するものとして説明したが、他の実施形態では、CORBA(Common Object Request Broker Architecture)、RMI(Remote Method
Invocation)、RPC(Remote Procedure Call)、EJB(Enterprise Java(登録商標) Beans)などの分散コンピューティング基盤(以下、DCS:Distributed Computing Systemとして参照する。)を使用するクライアント−サーバシステムを使用して同様の機能を提供することも可能である。なお、Java(登録商標)を使用して構築する、ウェブ、RMI、JDBC、CORBA、EJBについてのプログラミング手法については、例えば、「Java(登録商標)クックブック」、株式会社オーム社発行、Ian F. Darwin著、2002年8月28日、Perlを使用するネットワークシステムについては、例えば、「Perlクックブック」株式会社オーム社発行、Tom Christiansen他著、2004年9月1日などに記載されるソケットベースのネットワーク構築手法を使用することができる。
図4は、管理サーバ300が実行する発送管理での処理フローの実施形態を示す。図4に示した処理は、ステップS400から開始し、ステップS401で管理サーバが発送要求パケットを受領する。ステップS402では、管理サーバ300は、要求パケットから、要求タイプ、宛先、受領者の氏名、開封位置指定情報、内容物情報、発送種別、送料、送料支払い区分などの情報を取得し、バッファメモリに格納する。ステップS403では、管理サーバ300は、管理識別値生成部を呼出して管理識別値を生成し、構造化文書として宛名シール情報を作成する。さらに、管理サーバ300は、要求パケットから取得した宛先、受領者の氏名、開封位置指定情報、内容物情報、発送種別、送料、送料支払い区分、宛名シール情報などの情報から設定された情報を選択して、データベースに格納する。なお、管理サーバ300は、データベースに登録した当該新規レコードのビューをRAMまたは適切なバッファメモリなどに作成する。そして、管理サーバ300と、PC122とのトランザクションにより各情報が修正された場合、修正をビューに反映させトランザクションが終了した段階で、データベースの対応するレコードの内容を、その時点でのビューの値で更新する。
その後、ステップS404では、管理サーバ300は、宛名シール情報から、POSTSCRIPT(登録商標)などの適切なフォーマットに変換し、ネットワークプリンタに送付し、宛名シールとして出力させる。また、他の実施形態では、宛名シール情報をネットワークを介してPC122またはPC202へと送付し、発送者または保管者が、利用しやすいネットワークプリンタまたはローカルプリンタから出力させることもできる。
ステップS405では、管理サーバ300が受領者端末にオンラインで開封位置指定情報を通知する。この通知の場合、管理サーバ300は、受領者のメールアドレスを登録した受領者アドレスリストを参照し、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)プロトコルを使用して受領者に対し、開封位置指定情報を通知する。また、他の実施形態では、受領者アドレスリストに受領者のメールアドレスが登録されていない場合、管理サーバ300は、メールによる開封通知ができないことを発送者のPC122のウェブブラウザを介して通知し、電話による開封位置指定情報の通知が必要であることを指示する。さらに他の実施形態では、管理サーバ300がボイスプロセッシングシステムを備えている場合には、受領者アドレスリストに、電話番号を登録しておき、受領者などに発呼して、音声コールで開封位置指定情報を伝えることもできる。
なお、受領者アドレスリストは、組織内での発送処理の場合、社内メールサーバに登録されたメールアドレスをコピーすることによって作成することができる。また、特定の業務により随時追加される、例えば組織外受領者については、発送要求を登録するためのウェブページに新規受領者の電子メールアドレスや電話番号を記入するフィールドを設けることにより追加することができる。
ステップS406では、管理識別値ごとに切手管理台帳、発送台帳の値を反映させ、発送管理テーブルに登録し、発送管理を行う。発送管理では、管理サーバ300は、管理識別値に対応する発送物について、受け入れ情報が登録されたか否かを検査する。当該検査は、管理サーバ300が受領者側から、管理識別値を指定した受け入れ情報を受領して、発送管理テーブルに、受け入れ情報を通知するTCPプロトコルによる通知パケットのタイムスタンプを取得して、当該タイムスタンプを記入することにより行われる。また、オフラインで発送者が受領を確認し、発送者が受け入れ情報を記入するためのウェブページまたはDCSを使用している場合には、受け入れ情報を入力するためのGUIを表示させ、発送者が受け入れ情報を通知する通知パケットを作成して管理サーバ300に通知することもできる。
その後、管理サーバ300は、ステップS407で発送管理のためのデータベース308の更新を終了し、次の発送要求パケットを待機する。
図5は、管理サーバが実行する情報保管処理の実施形態のフローチャートを示す。図5に示した処理は、ステップS500から開始し、ステップS501で管理サーバ300が保管者端末であるPC202から保管要求パケットを受領する。ステップS502では、管理サーバ300が、保管要求パケットから、保管期限、文書内容、内容物情報、開封位置指定情報を受領してバッファメモリなどに登録する。ステップS503では、管理識別値生成部318を起動して管理識別値を生成し、バッファメモリに登録された保管期限、文書内容、内容物情報、開封位置指定情報のうち設定された情報を、管理識別値に対応させて保管管理テーブルとしてデータベース308に登録する。その後、修正点がなくなるまで、管理識別値により指定されるレコードをビューとしてRAMなどに保管し、修正点がなくなった時点で、ビューの内容をデータベースの該当するレコードに書き込み、以後の管理のために利用する。
ステップS504では、管理サーバ300は、保管者が指定した閲覧指定者に対し、開封位置指定情報を電子メールなどを使用して通知する。なお、閲覧指定者が電子メール、音声コールなどによりアクセスできない場合、電話などの手段でオフライン通知してもよい。その後、ステップS505で、次の要求パケットを待機する。
図6は、図3に示した期限管理部320が実行する期限管理処理の実施形態を示すフローチャートである。図6に示した期限管理処理は、time()、clock()などの計時関数により計時される時間間隔が、設定された管理期限インターバルとなった場合に管理サーバ300が期限管理部320を呼出して処理が開始される。期限管理処理は、ステップS600で設定された時間間隔が経過した時点で開始し、ステップS601で、発送管理テーブルおよび保管管理テーブルのエントリ項目を検査し、その時点で各テーブルにエントリされている受領確認を受け付けたタイムスタンプ、受領フラグ、または保管期限について設定された期限情報と、システムの現在時刻とを比較する。ステップS602では、期限情報がシステムの現在時刻より未来であるか否かを判断し、期限情報がシステムの現在時刻より未来である場合(yes)、ステップS603ですべてのエントリ項目について検査終了したか否かを判断し、すべてのエントリが検査終了した場合(yes)、ステップS606で期限管理処理を終了する。
また、すべてのエントリ項目について検査が終了してない場合(no)、処理をステップS601に戻して更に次のエントリ項目を検査する。
発送管理テーブルについての期限管理処理は、現在時刻の段階で、受け入れ情報が登録されるかどうかを継続して判断し、受け入れ情報が登録されない場合、発送処理が終了した時点で登録される発送タイムスタンプからの時間経過が設定された期限情報を越えていないか否かを判断して行う。一方、保管管理では、管理サーバ300は、保管管理テーブルに登録された保管期限を、clock()、またはtime()関数を使用して生成される現在時刻と比較し、保管期限が現在時刻よりも未来であるか否かを、保管管理テーブルの全エントリ項目の保管期限をチェックすることにより実行する。保管管理テーブルのエントリ項目内の保管期限がシステムの現在時刻よりも未来である場合(yes)、ステップS603ですべてのエントリについて検査が終了したか否かを判断し、すべてのエントリが検査終了した場合(yes)、ステップS606で期限管理処理を終了する。一方、に次のエントリ項目を検査するため、処理をステップS601に分岐させ、さらに他のエントリ項目を検査する。
また、ステップS602で保管期限が経過したエントリ項目が見出された場合(no)、処理をステップS604に進め、発送管理期限または保管期限を越えた管理識別値により参照される発送者または保管者に対して、当該エントリ項目についての管理識別値を参照して発送者または保管者の連絡先を取得し、発送者または保管者に対して電子メールなどによる通知を行い、発送物が配送されたことが通知されていないので確認する指示を行う。また保管処理の場合には、保管者に保管物の廃棄または期限延長などを依頼する。この処理は、管理サーバ300がアラームを表示するウェブページまたはDCSを使用している場合には、アラームを表示するGUIを、発送者または可能な場合には、受領者に表示させる。
また、当該アラームは、ウェブページなどのURIを記述した電子メール、音声コールとして発送者または受領者に送信することもできる。当該アラーム表示画面で、発送者または受領者が単に受け入れ情報の登録を忘れている場合には、受け入れ確認ボタンなどをクリックすることにより、受け入れ情報を登録することができる。その後、管理サーバ300は、ステップS603に処理を進め、さらに次のエントリ項目について検査を実行させる。
なお、他の実施形態では、期限情報と比較して期限が経過してしまったエントリ項目が見出された場合、都度アラームを通知するのではなく、検出されたエントリ項目の管理識別値および通知先をアラームリストに掃き出して行き、すべてのエントリ項目の検査が終了した時点で一括してアラームを、マルチキャストにより通知することができる。この実施形態の場合、期限を経過したエントリ項目が見出されるごとにソケットをオープンし、ユニキャストせずに済むので検査処理を高速に終了させることができる。
本実施形態の情報管理システムによれば、発送物の登録から受け入れ確認まで追跡でき、さらに、パッケージをどの箇所から開封するのかについての開封位置指定情報を受領者に通知することができるので、発送手続から受け入れ手続までの間に不正アクセスが行われたことを最小のタイムラグで関係者に認識させることができるため、不正アクセスによる情報漏洩の損害を最小限に止めることが可能となる。
図7は、開封位置指定情報により開封位置を指定することができるパッケージ700およびパッケージに貼付して、通常のパッケージを開封位置指定可能とするシール712の実施形態を示す。図7(a)は、パッケージのふた部分を裏側から拡大して示した図であり、図7(b)は、パッケージに貼付して、開封位置指定を可能とするシール712の実施形態を示す。パッケージは、パッケージ700自体に開封位置指定を可能とする補強材を付することもできるし、封筒など、普通のパッケージに対してシール712を貼付けて開封位置指定を可能としてもよい。
パッケージ700は、ふた704の非接着面に、複数の領域に区分するための点線区別された数字0〜10が印刷される。非接着面とは、ふた704の、のり付けされる、または、裏紙の上端部に貼付された接着テープに貼り付けられる接着面に対して裏側となる面である。すなわち、ふた704を閉じたときに、封筒の裏側に見える面である。図7には、封筒の内側に、指定された開封箇所に対応する領域以外の領域からの手開封を不能にするための補強材702が破線で示されている。
図7(a)に示す実施形態では、指定された開封位置が数字7で示される領域とされていて、数字7に対応する部分には補強材702がなく、それ以外の数字0〜6、8〜10に対応する部分に、補強材702が設けられている。補強材702は、例えば、封筒の内側で、裏紙の上端部に塗布または貼付するなどして所定位置に予め設けておき、開封位置ごとに仕分けして保管しておくことができる。
開封位置は、上述したように発送者または保管者が設定し、電話や電子メールなどによって受領者または閲覧指定者に通知する。受領者は、通知された開封箇所の数字7で示される領域を、封筒の上端から下端に向けて手で切って容易に手開封することができる。しかしながら、開封箇所を知らない他人は、数字7で示される領域を切らない限り、補強材702の存在によって手で切ることはできない。これは、数字7で示される領域の下方以外には補強材702が存在するからである。このような構成にすることで、正当な受領者以外が内容物にアクセスすると、不正な箇所で開封されることになり、不正開封に対する抑止効果を高め、また不正開封があった場合の認識性を向上でき、セキュリティを強化することができる。
また、図7(b)に示したシール710は、通常のパッケージの開封箇所に貼付することにより開封位置を指定することを可能とする。シールは、図7(a)に示したパッケージ700と同様に数字がミシン目ラインにより区分けされて登録され、開封位置には、剥離可能な接着剤がコーティングされ、それ以外の箇所は、補強材714により手の力では開封できないように構成されている。また、補強材714には、ライン716の箇所で補強材714に隙間が開けられていて、パッケージの開封位置を提供することができるようにされている。
さらにシール710およびシール710のパッケージに面する側には、ライン716が与える補強材714の隙間に対応する箇所を除き、易剥離性ではない接着剤がコーティングされていて、パッケージを封入できる構成とされている。発送者または保管者は、パッケージにシール710を、開封箇所に中線716が重なり合うように、シール710の裏面を保護する保護シートをはがして貼付ける。正当な受領者または閲覧者は、開封位置指定情報を取得しているので、数字6の開封位置712からミシン目に沿って開封を行い中線716を越えて開封する。この段階で、パッケージの開封箇所が見えるので正当な受領者または閲覧者は、はさみ、ペーパーナイフまたはその他の開封手段を使用してパッケージの全体を開封する。
このため、正当な開封者がアクセスした場合には、開封指定位置情報に沿って開封され、開封状態を識別することにより、不正アクセスを認識することが可能となる。なお、開封位置以外に、染料などを充填したパイプなどを補強材714として使用し、正当な開封位置以外では、内容物が着色されてしまうようにすることもできる。
シール710は、何枚でも重ねて貼合わせることができる材料で構成されていて、正当な開封者が開封した後、同一の開封位置のシール710をパッケージに貼付して発送または保管などを行うことが可能とされている。なお、開封位置の指定については、図7に説明した以外にでも、開封位置が手元に有るパッケージ上で認識できる形式であればいかなる形態とされてもよい。
図8は、管理サーバ300がデータベース308内に構成する発送管理テーブル800の実施形態を示す。発送管理テーブル800は、管理識別値ごとにレコードが登録されている。所定のレコードには、管理識別値に対応して、発送者識別値、受領者識別値、発送物の内容情報、開封位置識別値、発送物を実際に発送した送付日時、受領確認識別値などがフィールドを構成している。発送者識別値および受領者識別値は、名前でも良いし、社員コードなど発送者、受領者を固有に識別することができる値とすることができる。内容情報は、発送される内容物の作成目的などを参考のために登録する。開封位置識別値は、必ずしも登録しておく必要はないものの、管理者が情報保管の状況を確認するなどのために以後の参照のために登録しておくことが好ましい。
また、送付日時は、送付者が都度端末装置から管理サーバ300に登録することもできるが、発送物を登録する場合に、宛先シール情報に管理識別値などをバーコードやQRコードなどとして出力させておくことで、バーコードまたはQRコードリーダによる読取り時刻を送付日時として登録することができる。また、同様に受領確認についても管理識別値のバーコードリーダなどによる読取り値の送信時またはフラグとすることができる。
図9は、管理サーバ300が使用する発送者アドレスおよび受領者アドレスを登録するアドレスリスト900の実施形態を示す。なお、図9に示した実施形態では、発送者識別値に対して発送者メールアドレスを対応して登録した発送者アドレスリスト902と、受領者識別値と、受領者メールアドレス、または電話番号などとを対応して登録した受領者アドレスリスト904とが一体とされたデータ構造となっている。なお、他の実施形態では、発送者アドレスリスト902と、受領者アドレスリスト904とは、別テーブルとして構成することができる。
管理サーバ300は、発送者に対してアラームを通知する場合に発送者アドレスリスト902を参照して処理を行う。また、受領者アドレスリスト904は、受領者に対して開封位置指定情報を送付する場合に参照される。なお、管理サーバ300がボイスプロセッシングシステムを有する場合、発送者または受領者のアドレスとして電話番号(内線番号)を登録しておき、管理サーバ300が電話番号に宛てて発呼を行い、それぞれ通知するべき内容のテキストメッセージをボイスプロセッシングシステムが音声読み上げしてアラームや開始位置指定情報の通知を行う。
以下、情報管理システムが実行する処理を、管理サーバ300が発送者端末であるPC122または保管端末であるPC202に表示するGUIの実施形態を使用して説明する。
図10は、発送者端末から管理サーバ300にアクセスして、情報管理処理を開始させる時に表示されるGUI1000を示す。図10に示すように、GUI1000には、社外便発送管理を指定するフィールド1002、社内便発送管理を指定するフィールド1004、および文書保管管理を指令するフィールド1006が表示されている。これらのフィールドは、フォームとして提供されていて、各フィールド1002〜1006は、表示された処理を開始するためのサーバプログラムの機能モジュールを起動させるコードを管理サーバに対して送信する。情報管理システムのユーザは、表示されたGUIを参考にして所望する処理を選択し、選択した後、次処理を指令するボタン1008をクリックする。
図11は、ユーザが社外便発送を指定して、「次画面」ボタンをクリックした場合に表示されるGUI1100を示す。GUI1100には、発送日がシステムクロック関数を使用して表示される。また、発送先登録フィールド1102が表示されていて、キーボードからの入力またはリストボックスから、送付先を選択することが可能とされている。さらに、GUI1100には、発送物の内容を説明する説明フィールド1104が構成されていて、発送物の内容を、管理サーバ300側で管理することができるようにされている。
その他、GUI1100には、書類数を入力するフィールド、発送物形式を入力するフィールド、および開封位置指定情報である開封ナンバーを指定するフィールドを含む発送物情報フィールド1106が提供されている。また、GUI1100には、発送形態を指定するフィールド1108、発送元指定フィールド1110、発送者を指定するフィールド1114、決済方法などを指定する決済フィールド1112、送付形態を指定する送付形態指定フィールド1116、入力確認を行うため、次処理を指令するためのボタン1118が提供されていて、発送者または保管者などのユーザが必須データを入力することを可能としている。図11に示した各フィールドのうち、予め設定された項目から選択すれば良いデータについては、リストボックス、ポップアップボックス、プルダウンボックスとして構成されていて、他の箇所の入力を行う場合に表示を妨げないようにされている。
図12は、図11に示したGUI1100のリストボックスを表示させた場合の実施形態を示す。図12は、例示の目的で、発送形態を指定するフィールドおよび決済フィールドについて登録されている登録項目の実施形態を示す。図12時示すように発送形態としては、図12に示した実施形態では、リストボックス1200内に、郵便、宅配便、バイク便が設定され、登録されている。図示した実施形態では、3形態が登録されているものの、その他にも国際クーリエ便などを登録しておくことができる。また、決済フィールドについて表示されているリストボックス1202内には、小口現金、立替、後納などの決済種別が指定されていて、ユーザの選択に対応して決済サーバに、管理識別値に対応して登録される。
図13は、図11に示したGUI1100の次画面ボタン1118をクリックした場合に表示されるGUI1300を示した図である。図11のGUIの次画面ボタン1118がクリックされると、管理サーバ300に対して各フィールド内のデータが送信される。管理サーバ300は、CGIプログラムなどを起動して送信データを取得し、宛名シール情報作成部312を起動して取得したデータを宛名シール情報作成部312に渡す。宛名シール情報作成部312は、データベースに新たなレコードを確保し、ビューを生成して、取得したデータをビューに取り込む。さらに、取得したデータをビューから読み込んでテキストエディタなどを使用して確認情報を作成し、HTMLまたはXMLなどの構造化文書としてバッファメモリに格納する。
構造化文書が作成されると、宛名シール情報作成部312は、ウェブ処理部304に通知する。ウェブ処理部304は、当該通知を受け付け、構造化文書を、確認用に用意したウェブページを提供する構造化文書の適切な位置に表示させるように構造化文書を、HTMLエディタなどを起動してコピーするか、またはファイルを指定するURIへのハイパーリンクを設定し、作成したウェブページをユーザに送信する。
なお、この段階でデータベース308には新たな管理識別値に対応するレコードが確保され、取得したデータが該当するフィールドに記入される。なお、この時点では、管理識別値は生成されていない。また新規レコードは、ユーザが「戻る」ボタンをクリックすると、ビューが生成され、ビューから取得したデータが、図11のGUI上に表示され、以後、ビューの内容を修正することで、都度データベース308にアクセスすることなく効率的にデータの修正を可能とする。また、図11で次処理を指令するボタン1118をクリックすると、管理サーバ300が作成したビューに当該内容が反映され、データベース308の対応するレコードが更新される。
同時に宛名シール情報作成部312は、作成した構造化文書からGIF、PNG、JPEG、JPEG2000、BMP、TIFFなど適切なフォーマットのイメージファイルを作成しておき、バッファメモリに登録しておくこともできる。<aHREF=/a>タグなどを使用して構造化文書をハイパーリンクさせて常時する場合、およびイメージファイルとしてイメージファイルのURIをウェブページに記述しておく実施形態では、都度ウェブページ自体を修正することを要しないので、表示速度を向上させることが可能となる。
また、このとき、<meta http−equiv=“fresh” content=“3;URL=*****”>などのメタ属性を使用して、図11の処理後に、作成したファイルを表示させるための、図13に示したウェブページに自動的にジャンプさせてもよい。このメタ属性を使用した場合、3秒後に図13のウェブページに自動的に移動される。なお、図13に示した確認情報1302には、ユーザが入力した全情報が記入され、ユーザに対して表示される。ユーザは、図13に示した確認情報1302を確認した後、次処理を指令するボタン1340をクリックして更に以後の処理を指令する。
図14は、図13に示したGUI1300でユーザが「次画面」ボタンをクリックした場合に表示されるGUI1400を示した図である。図14は、管理識別値を発行して、宛先シール情報を作成させ、データベース308に登録するための処理を指令するためのGUIである。図14に示したGUI1400には、当該ウェブページの処理により管理識別番号を発行することを示すタイトルフィールド1402が表示され、管理識別番号の生成を指令するためのボタンおよび処理を前ページに戻すためのボタン1404が表示されている。
図14のGUIからユーザが「OK」ボタンをクリックすると、タイトルフィールド1402に記述されてテキストコードが管理サーバ300に送信され、CGIスクリプトにより、管理識別値生成指令であると要求解析部310が判断し、管理識別値生成部が呼び出され、管理識別値が生成される。管理識別値が成功裏に生成されると、その旨がフィールド1406に表示され、生成された管理識別値がフィールド1408に表示される。このとき、管理識別値と、各種データと、確認情報とが対応づけられて、管理識別値と各種データとが、発送管理テーブル800で、確保したレコードの管理識別値のフィールドに記入される。
その後、ユーザは、表示された管理識別番号を参照してフィールド1410に、管理識別番号を入力またはコピーする。さらにその後、「確認する」のボタン1412をクリックすると、図15に示したGUI1500が表示され、その時点で作成されている確認情報1502が表示される。なお、このときの処理は、図13で説明した処理と同一の処理を使用することができる。さらに、管理サーバ300は、図15のGUI1500に形成されたボタン1504のうち、「宛名印刷」ボタンをクリックすると、宛名印刷のテキストコードが管理サーバ300に送信され、宛名印刷を行うための要約処理が開始される。なお、このとき、開封位置指定識別値、課金に関するデータ、および内容物情報は、少なくとも宛名シール情報を作成する要約処理では、選択されない。
また、管理識別値は、その値のままアラビア数字、キャラクタなどが混合した形式で宛名シール情報に含ませ出力することができる。また、他の実施形態では、管理識別値は、バーコードまたはQRコードにエンコードされ、エンコードされたフォーマットで、宛名シール情報に含ませることができる。この実施形態の場合、メールボックス室などのオペレータが管理識別値を端末コンピュータに打ち込まずに、バーコードリーダ、QRコードリーダなどにより読み込ませるだけで、図8に示した発送管理テーブルの送付日時フィールドまたは受領確認フィールドに記入するべき値を取得し、送信することができる。
要約処理が終了すると作成した宛名シール情報は、適切なネットワークプリンタまたは発送者へと送られ、出力される。発送者は、プリントされた宛名シートをパッケージに貼付し、パッケージの種類により開封位置指定用のシールを貼付して、メールボックス室に送る。メールボックス室のオペレータは、管理識別値を取得して管理サーバ300に送信した後、発送する。
図16は、発送物を発送したことを受領者に通知するため、通知メールを作成する開始画面表示を与えるGUIを示す。通知メールを作成するために、ユーザがGUI1600の入力フィールド1604からから管理識別値を入力し、ボタン1606として与えられている「OK」ボタンを入力すると、作成され、バッファリングされた宛名シール情報が読み出され、図17に示す通知メール情報が作成される。なお、この通知メールは、GIF、JPEGなどのイメージファイルとして作成することができ、通知メールの添付ファイルなどとして送付することができる。また他の実施形態では、テキストエディタを起動して当該内容の通知メールをテキストまたはHTMLとして作成し、「OK」ボタンのクリックによりメーラを起動して送信することができる。
図17に示したGUI1700には、金額および課金などに関連する情報が排除され、その他、補足入力項目を入力するためのフィールド1706が提供される。この欄には、簡単な連絡文を記入することができ、通知メールの内容に反映される。フィールド1708にメールを作成しても良いか否かの表示がなされており、ユーザがすべての項目の確認を終了すると、ボタン1710のうち、「OK」ボタンをクリックするとメーラが起動され、作成された通知メールが受領者のメールアドレスへと送信される。
以上説明した情報管理システムの発送管理モードでは、管理識別値を管理キーとして一連の発送管理を行うことができ、また発送から受領までの間のセキュリティ性を向上させることができる。さらに、管理識別値をバーコードまたはQRコードなどとして出力させることにより、メールボックス室のオペレータが効率的に発送物/受領物管理を行うことができる。
以下、さらに情報管理システムが実行する情報保管モードの処理について説明する。情報保管モードでは、管理サーバ300は、図18に示した保管管理テーブル1800を使用して保管管理処理を行う。保管管理テーブル1800は、管理識別値ごとにテーブルのレコードが形成されており、保管者識別値、アクセス許可者、内容情報、開封位置識別値、保管期限などがエントリされている。保管者は、管理サーバ300が提供するウェブページから各種データを入力し、保管管理テーブルに入力したデータを登録させる。
図19は、ユーザ(保管者)が図10に示したGUI1000から、文書保管を選択した場合に表示されるGUI1900を示す。図19に示すようにGUI1900には、保管登録を行う日付が表示され、保管先を入力するためのプルダウンリストと1902と、保管期限を設定する入力フィールド1904とが提供されている。ユーザは、プルダウンリストから、希望する保管先を選択し、設定する。その後、保管するべき情報(文書、CD−ROM、フレキシブルディスク、MO、マイクロフィルム、その他)を保管するべき保管期限を入力する。さらに、入力フィールドに書類内容・形式、開封ナンバーを入力しさらに、保管者の属する組織を示す保管元を選択するプルダウンリスト1908が提供されている。
ユーザは、プルダウンリスト1908から自己の帰属する保管元の名称を選択して、管理サーバ300に登録する。なお、保管元名称がプルダウンリストに登録されていない場合、ユーザは直接入力フィールド1908に保管元名を記入することができる。その後、ユーザは、入力フィールド1912で情報にアクセスする許可の設定を行う。このアクセス許可に指定されたグループまたはアクセス許可者は、開封ナンバーを電子メールなどにより通知する通知先を検索するために管理サーバ300に送信される。その他、GUI1900には、保管者の氏名などの保管者識別値を入力するフィールド1914、保管期限が経過したことを通知するアラーム通知の有無を選択する選択フィールド1916および「確認」ボタン1918が設けられていて、管理サーバ300に必須データを送信することが可能とされている。
図20は、ユーザが図19の「確認」ボタン1918をクリックしたときに表示されるGUI2000である。図20は、保管情報を受領した保管サーバ300が、発送管理処理を同様の処理を行い、データベース308に各種データを登録した段階で管理識別値を生成させる処理および確認処理を行うための機能が提供されている。ユーザは、ボタン2004のうち、「OK」ボタンをクリックすると、表示フィールド2002内に記述された「管理識別値を発行します」のテキストコードが管理サーバ300に送信される。要求解析部310は、管理識別値の生成コードであることを識別し、管理識別値生成部318が呼出され、管理識別値生成部318により管理識別値が発行される。管理識別値が発行されると、その旨が表示フィールド2006に表示され、さらに表示フィールド2008に管理識別値および管理識別値を忘れてしまった場合に管理サーバ300にアクセスするためのURLアドレスなどが表示される。
ユーザは、入力フィールド2010に表示フィールド2008に表示された管理識別値を入力し、「確認する」ボタン2012をクリックすると、図21に示す管理識別値に対応づけられた保管内容を確認するGUI2100が表示される。ユーザは、GUI2100に表示された「OKボタン」をクリックすることにより、正式に管理サーバ300に対して保管シールを印刷させる。この保管シールは、保管場所、保管期限、書類内容・形式、保管管理元、保管管理者、管理識別値など、開封ナンバー以外の項目を要約して構造化文書などの保管シール情報を作成した後、適切なネットワークプリンタまたはローカルプリンタを使用してプリントさせることができる。プリントされた保管シールは、バーコードまたはQRコードなどを使用してアクセスされるごとに取得され、管理サーバ300に送信されて、アクセスログとして使用することができる。
なお、保管シール方法の作成については、宛名シール情報の作成と同様の処理を用いることができる。その後、管理サーバは、管理識別値に対応した情報管理処理を開始させる。
一方、ユーザは、保管するべき文書などの情報を、パッケージに封入し、設定した開封ナンバーのパッケージまたはシールを選択し、紙文書などの情報を封入し、保存を行う。開封する場合、開封ナンバーの位置から開封することにより正規なアクセス権原を有する者がアクセスしたことが確認される。なお、開封して情報にアクセスしたアクセス許可者は、同じ開封ナンバーのパッケージまたはシールで密閉して再度指定される保管場所に返すことにより、不正アクセスが行われた場合、最小の時間遅延で、かつ最小限の被害のうちに対応を行うことが可能とされる。
図22は、管理サーバ300が提供する掲示板ユーティリティのための画面表示を示す。管理サーバ300は、図3に示した主要機能モジュールの他、ユーザ(発送者、保管者)について発送物、保管物についての各種情報の提供および登録情報の変更を可能とするユーティリティ機能部を実装する。ユーティリティ機能部は、ユーザに対しての掲示板機能、転送先登録機能、発送物通知機能などを挙げることができるが、特に限定されるものではない。なお、ユーティリティ機能部は、PC124、PC202などに初期画面として表示される図10に示したGUI1000に、追加入力フィールドとして設けることができる。また、その他、HTTPプロトコル、RMI、RPCなどにより管理サーバ300を起動して別に表示させることもでき、特に限定されるものではない。
図22に示したGUI2200は、掲示板ユーティリティ画面の実施形態である。本社メールボックス室で配送物を受領したオペレータは、配送物の宛名シールに記載された管理識別値、受領者氏名、コードなどを含むバーコードまたはQRコードをリーダを使用して読込む。読み込まれたデータは、管理サーバ300へと送付され、管理サーバ300が、管理識別値を参照して、受領確認処理を行う。図22に示した実施形態での管理サーバ300は、受領確認処理が終了すると、データベース308または登録受領者データベースを検索し、管理識別値により検索される受領者が登録されているか否かを判断する。受領者がデータベースに登録されている場合、さらに当該受領者が通知サービスまたは転送サービスを登録しているか否かをデータベース308などを検索する。
図22の実施形態は、管理サーバ300が、受領者をデータベース308または受領者データベースから検索した結果、該当する受領者が存在しないと判断した場合に表示される。なお、図22に表示される項目は、メールボックス室のオペレータが、受領時に手入力で管理サーバ300に送付することもできるし、またQRコードなどのデータに予めエンコードして宛名シール情報を構成させることができる。管理サーバ300は、受領者が発見できない場合、ついて転送情報または通知情報を登録するユーティリティデータベースを、受領者氏名またはコードを検索キーとして検索し、転送情報、通知情報が登録されているか否かを判断する。
転送情報が登録されている場合、転送情報に対応して登録されている電子メールアドレス、電話番号などを参照して、転送するべき受領物が有ること、または当該受領者が受け取るべき発送物があることを通知する。また、管理サーバ300は、転送するべき発送物であることを、オペレータにウェブブラウザを介して通知し、オペレータに対して以後の処理を指示してもよい。
一方、受領者が退職してしまった場合や、部署名が変わって旧部署名で発送された発送物などについては、管理サーバ300は、HTMLエディタ、XMLエディタを起動してQRコードなどから取得した情報を含む構造化文書を作成し、例えば、notice_managementNUM.htmlなどのファイルネームを付してバッファメモリに登録することができる。managementNUMは、管理識別値の値をそのまま記述する。なお、掲示板ユーティリティでは、掲示内容が存在する場合、その旨を通知するためのAppletを管理サーバ300が用意しておき、バッファメモリの掲示板ファイルを登録する領域の値がnullでない場合には、管理サーバ300にアクセスしてきたユーザに掲示内容が有ることを通知する実施形態を用いることができる。この場合、管理サーバ300は、当該アプレットを参照して管理サーバ300にアクセスしてきたユーザに対し、図22のGUI2200の指定された表示領域2202に当該構造化文書を表示させ、複数の構造化ファイルがある場合、管理識別値の降順または昇順などの適切な順にしたがって、順次掲示板内容を閲覧させる。
ユーザは、表示領域2202に表示された項目を参照しながら、自分宛または発送先に心当たりがある発送物の情報を取得し、発送物の管理を行う。
図23は、ユーティリティ機能部の実行する他の実施形態で表示される画面表示の実施形態を示す。図23は、転送・通知ユーティリティ処理を指令するためのGUI2300である。転送・通知ユーティリティのためのGUI2300は、転送依頼を入力する入力フィールド2302と、通知依頼を入力・設定するための入力フィールド2304と、操作入力ボタン2306とが表示されている。ユーザは、転送依頼、または通知依頼について所定の箇所に入力を行った後、「OKボタン」または「取消しボタン」クリックして入力内容を確定させ、またはキャンセルさせる。各入力フィールド2302、2304に入力された内容は、管理サーバ300にフォームなどとして送付され、要求解析部310により要求内容が解析され、データが取得された後、起動されたユーティリティ機能部に渡されて、ユーティリティデータベースなどに登録されて、以後、転送サービスまたは通知サービスのために検索される。なお、以上説明した各データベースは、データベース308に一体として構成させることもできるし、格別のデータベースとして構成し、検索空間を削減し、検索効率を向上させることができる。
図22および図23に示した実施形態では、発送物が受領者が不明であったり、メールボックス室に長期間おかれることによる不正アクセスの可能性を低減し、特に発送物管理におけるセキュリティ性を向上させることが可能となる。
さらに、他の実施形態では、開封位置指定識別値を、携帯端末または専用の表示装置にバーコードまたはQRコードなどとして表示させ、表示させたバーコードまたはQRコードを機械式キャビネットまたは機械式倉庫などの開閉制御のために使用して、保管情報へのアクセス制御を行ってもよい。
また、本発明の上記機能は、C++、Java(登録商標)、Java(登録商標)Beans、Java(登録商標)Applet、Java(登録商標)Script、Perl、Rubyなどのオブジェクト指向ブログラミング言語などで記述された装置実行可能なプログラムにより実現でき、装置可読な記録媒体に格納して頒布することができる。
これまで本発明につき、実施形態をもって説明してきたが、本発明は、実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態、追加、変更、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
以上説明したように、本発明によれば、企業、官公庁、学校などの組織から発送される発送物の発送管理、受領管理を統一して管理することを可能とし、さらに受領者が当該発送物を受領したとき、直ちに不正アクセスが行われたことを識別することが可能な配送システム、プログラムおよび情報管理方法を提供することが可能となる。
この結果、保管または送付される紙文書への不正アクセスがあった場合直ちに不正アクセスを判断でき、この結果、紙文書などの情報管理についてのセキュリティ性を向上することができ、不正アクセスによる損害を最小限とすることが可能な、情報管理システム、プログラム、および情報管理方法が提供できる。
情報管理システムの第1実施形態を示した図。 情報管理システムの第2実施形態を示した図。 管理サーバの機能構成を示す機能ブロック図。 管理サーバが実行する発送管理での処理の実施形態のフローチャートを示した図。 管理サーバが実行する情報保管処理の実施形態のフローチャートを示した図。 図3に示した期限管理部が実行する期限管理処理の実施形態を示すフローチャート。 開封位置指定情報により開封位置を指定することができるパッケージおよびパッケージに貼付して、通常のパッケージを開封位置指定可能とするシールの実施形態を示した図。 管理サーバがデータベース内に構成する発送管理テーブルの実施形態を示した図。 管理サーバが使用する発送者アドレスおよび受領者アドレスを登録するアドレスリストの実施形態を示した図。 発送者端末から管理サーバにアクセスして、情報管理処理を開始させる時に表示されるGUIを示した図。 ユーザが社外便発送を指定して、「次画面」ボタンをクリックした場合に表示されるGUIを示した図。 図11に示したGUIのリストボックスを表示させた場合の実施形態を示した図。 図11に示したGUIの次画面ボタンをクリックした場合に表示されるGUIを示した図。 図13に示したGUIでユーザが「次画面」ボタンをクリックした場合に表示されるGUIを示した図。 作成された確認情報を表示するGUIを示した図。 発送物を発送したことを受領者に通知するため、通知メールを作成する開始画面表示を与えるGUIを示した図。 バッファリングされた宛名シール情報が読み出され、通知メール情報として作成された内容を表示させるGUIを示した図。 保管管理テーブルの実施形態を示した図。 ユーザが図10に示したGUIから、文書保管を選択した場合に表示されるGUIを示した図。 ユーザが図19の「確認する」ボタンをクリックしたときに表示されるGUIを示した図。 管理識別値に対応づけられた保管内容を確認するGUIを示した図。 管理サーバが表示する掲示板ユーティリティを与えるGUIを示した図。 管理サーバが表示する転送・通知ユーティリティを与えるGUIを示した図。 従来のメール発送の業務フローを示した図。
符号の説明
100…情報管理システム、112…発送者ドメイン、114…受領者ドメイン、118…プリンタ、120…ネットワーク、122…PC(発送者端末)、124…PC(受領者端末)、200…情報管理システム、202…PC(保管者端末)、208…プリンタ、210…情報保管サイト、300…管理サーバ、302…ネットワークインタフェース部、304…ウェブ処理部、306…サーバ処理部、308…データベース、310…要求解析部、312…宛名シール情報作成部、314…開封位置指定情報管理部、316…情報保管データ作成部、318…管理識別値生成部、320…期限管理部

Claims (11)

  1. ネットワークを介して情報管理を行う情報管理システムであって、
    期限情報を含む複数のデータを管理識別値に対応づけて登録するデータベースと、
    前記ネットワークを介して前記情報管理を要求し、前記情報管理のために使用する開封位置指定情報を含む要求パケットを受領し、前記要求パケットを解析する要求解析部と、
    前記要求解析部による解析により処理モジュールが呼出され、前記情報管理を行うための前記管理識別値を生成し、前記要求パケットから取得したデータを前記管理識別値に対応づけて前記データベースに登録し、前記管理識別値を含む印刷情報を生成し、前記期限情報により指定される管理期限が経過した時にアラームを通知するサーバ処理部と
    を含み、前記開封位置指定情報を共有することにより不正アクセスを識別する、情報管理システム。
  2. 前記要求パケットは、所定組織の組織内発送、組織外発送、または情報保管を要求する要求パケットである、請求項1に記載の情報管理システム。
  3. 前記印刷情報は、前記管理識別値を含み、前記管理識別値は、バーコードまたはQRコードにエンコードされ、前記期限管理またはアクセス管理のために使用される、請求項1または2に記載の情報管理システム。
  4. 前記共有された前記開封位置指定情報で指定される開封位置を有するパッケージを使用する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報管理システム。
  5. 前記パッケージは、前記開封位置指定情報で指定される前記開封位置が易剥離コーティングまたは前記開封位置以外に液体を含むチューブが配置され、前記開封位置以外で開封されたことを指示する、請求項4に記載の情報管理システム。
  6. コンピュータをしてネットワークを介して情報管理を行う情報管理システムとして機能させるためのコンピュータ実行可能なプログラムであって、前記プログラムは前記コンピュータを、
    期限情報を含む複数のデータを管理識別値に対応づけて登録するデータベース手段、
    前記ネットワークを介して前記情報管理を要求し、前記情報管理のために使用するパッケージについての開封位置指定情報を含む要求パケットを受領し、前記要求パケットを解析する要求解析手段、
    前記要求解析部による解析により処理モジュールが呼び出され、前記情報管理を行うための前記管理識別値を生成し、前記要求パケットから取得したデータを前記管理識別値に対応づけて前記データベースに登録し、前記管理識別値を含む印刷情報を生成し、前記期限情報により指定される管理期限が経過した時にアラームを通知するサーバ処理手段
    として機能させ、前記開封位置指定情報を共有することにより不正アクセスを識別する、コンピュータ実行可能なプログラム。
  7. 前記要求パケットは、所定組織の組織内発送、組織外発送、または情報保管を要求する要求パケットである、請求項6に記載のプログラム。
  8. 前記印刷情報は、前記管理識別値を含み、前記管理識別値は、バーコードまたはQRコードにエンコードされ、前記期限管理またはアクセス管理のために使用される、請求項6または7に記載のプログラム。
  9. 前記コンピュータを、前記共有された前記開封位置指定情報を前記ネットワークを介して電子メールにより通知するメーラ手段として機能させる、請求項6〜8のいずれか1項に記載のプログラム。
  10. ネットワークを介して発送管理を行う情報管理方法であって、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の情報管理システムを使用して指定された開封位置を有するパッケージに、発送物をパッケージングし、前記パッケージを、前記開封位置についての情報を共有する発送者から受領者に発送し、前記受領者が前記情報管理システムに前記パッケージの受領を通知することにより前記発送物を管理する情報管理方法。
  11. ネットワークを介して情報保管を行うための情報管理方法であって、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の情報管理システムを使用して指定された開封位置を有するパッケージに保管物をパッケージングし、前記パッケージにアクセスすることが許可されたアクセス許可者間で前記開封位置についての情報を共有することにより、不正アクセスが行われたか否かを検査する、情報保管方法。
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