JP2001162261A - 環境配慮状況情報取得方法および環境配慮状況情報取得システムおよび環境配慮状況情報取得プログラムを記録した媒体 - Google Patents

環境配慮状況情報取得方法および環境配慮状況情報取得システムおよび環境配慮状況情報取得プログラムを記録した媒体

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JP2001162261A
JP2001162261A JP2000086384A JP2000086384A JP2001162261A JP 2001162261 A JP2001162261 A JP 2001162261A JP 2000086384 A JP2000086384 A JP 2000086384A JP 2000086384 A JP2000086384 A JP 2000086384A JP 2001162261 A JP2001162261 A JP 2001162261A
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Akinori Motomiya
明典 本宮
Kazuhito Haruki
和仁 春木
Yoshio Takahashi
美穂 高橋
Hideki Shimada
島田  秀樹
Kazuhiko Nishimura
一彦 西村
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】グリーン調達に必要なデータの収集をできるだ
け簡易に収集できるようにすること。 【解決手段】製品製造に利用する各種資材品目のデータ
からその資材品目の供給業者別にデータを抽出し、汎用
表計算ソフトウェアを用いてこれら抽出データに関して
の各種環境配慮状況情報を入力可能な構造を持つ表形式
のデータを作成すると共に、表形式のデータの当該表の
各種環境配慮状況の項目は、環境配慮状況の項目内容の
変更発生時にデータ構造変動が最小限となるよう、項目
内容の変更可能性のあるものを表の後端側に配置すべく
レイアウトして、これを各該当の供給業者に提供し、供
給業者側で当該表形式のデータに追加した前記環境配慮
状況情報を含む表形式データを用いて各種資材品目毎の
環境配慮状況情報を取得することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、環境問題を配慮し
た資材調達に関する情報調査・処理システムであるグリ
ーン調達システム等に用いる環境配慮状況情報取得方法
および環境配慮状況情報取得システムおよび環境配慮状
況情報取得プログラムを記録した媒体に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】人々による有害物質の投棄や焼却によ
り、地球環境に深刻な影を落としている。そこで、少し
でも環境汚染を緩和させるために、世に送り出す工業製
品について、有害な物質を含むものや、処理の仕方によ
っては有害物質を排出するような材料を使用しないよう
にする努力がなされている。
【0003】その一環として、ISO14000に準拠
した環境管理及び環境負荷低減活動を推進するメーカ企
業においては、製品の環境調和性能を把握し、維持・向
上させ、管理するために、資材調達の場面で環境に配慮
した資材(環境負荷影響度の小さい資材)を発注する必要
が生じる。
【0004】これに対処できるようにするための提案と
して、例えば、特開平10−312417号公報があ
る。すなわち、この公開公報には、資材側にて資材分類
毎の発注可能な資材品目データを作成して格納してお
き、設計側では資材品目毎に環境配慮性を評価して環境
配慮性評価データを格納し、資材発注時には生産側から
の要求資材データに基づいて発注可能な資材品目を選定
し、資材発注データに環境配慮性評価データを付加して
出力するようにしたシステムである。
【0005】ところが、このような調達資材の環境配慮
状況をデータとして活用する情報処理システムを構築し
て運用するためには、調達資材の環境配慮状況について
のデータを用意する必要がある。そして、調達資材の環
境配慮状況についてのデータは、資材納入業者に調査の
ための協力を仰がねばならない。
【0006】既に複数のメーカ企業によってこのような
調査は実施されてはいるが、調査にあたっては、従来は
紙に書かれたないしは印刷された調査表を資材納入業者
に渡し、回答もまた紙に書かれたないしは印刷された回
答表によってなされていた。
【0007】このため、類似した調達資材に関してもい
ちいち同じような内容を、何行にも亘って繰り返し書き
込んで貰わねばならず、回答者に多大な労力を強いるこ
とになっていた。
【0008】また、回答内容の整合性のチェックをした
り、データを加工したり再利用するためには紙に書かれ
た回答を元に電子化のために再入力せざるを得ず、ここ
でも多大な労力が強いられると共に、この段階でデータ
に過誤が生じる危険もあった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】環境に配慮した資材
(環境負荷影響度の小さい資材)を発注できるようにす
るために、例えば、資材側にて資材分類毎の発注可能な
資材品目データを作成して格納しておき、設計側では資
材品目毎に環境配慮性を評価して環境配慮性評価データ
を格納し、資材発注時には生産側からの要求資材データ
に基づいて発注可能な資材品目を選定し、資材発注デー
タに環境配慮性評価データを付加して出力するというシ
ステムが提案されている。
【0010】しかしながら、このような調達資材の環境
配慮状況をデータとして活用する情報処理システムを構
築して運用するためには、調達資材の環境配慮状況につ
いてのデータを用意する必要があり、しかも、調達資材
の環境配慮状況についてのデータ収集には、部品や原材
料の資材納入業者(部品や原材料の製造供給側)の協力
を得なければならない。
【0011】そして、このような調査にあたっては、紙
による調査表を資材納入業者(部品や原材料の製造供給
側)に渡し、その回答を紙による回答表に記入してもら
うことで得ていた。
【0012】このため、類似した調達資材に関してもい
ちいち同じような内容を、何行にも亘って繰り返し書き
込んで貰わねばならず、回答者に多大な労力を強いるこ
とになっていた。
【0013】また、回答内容の整合性のチェックをした
り、データを加工したり再利用するためには紙に書かれ
た回答を元に電子化のために再入力せざるを得ず、ここ
でも多大な労力が強いられると共に、この段階でデータ
に過誤が生じる危険もあった。
【0014】一方、汎用のパソコンが広く普及してお
り、収集データの活用は汎用のパソコンにおいて行うの
が自然であること、汎用のパソコンは身近にあり、多く
の人が利用できること等の現状を考えると、資材品目デ
ータに基づいて調査したり、調査結果の取得には例え
ば、コンピュータネットワーク上で行うようにしたり、
あるいは電子化された記憶媒体で授受できるようにした
いところである。
【0015】すなわち、調査項目を表形式に記載して回
答欄を空欄にした如きの電子データ化調査票を用意し
て、これを例えば、フレキシブルディスクやMO(光デ
ィスク)、メモリカードなどの可搬型記憶媒体に格納
し、資材納入業者に渡し、当該資材納入業者側において
その電子データ化調査票をコンピュータ、例えば、パソ
コンなどで開いて表内の調査項目に必要事項を記入回答
して貰い、その回答記入済みの電子データ化調査票を可
搬型記憶媒体に格納して貰った上で回収して、回答内容
をパソコン上に読み込み、取り込むと云った方法を採用
するのが、二重三重の手間を省いて、しかも、転記ミス
などを無くす上で有効である。あるいは、メーカ側のパ
ソコン上に用意した上述の電子データ化調査票を、コン
ピュータネットワークを介して資材納入業者側のパソコ
ンでアクセスして開いてもらい、表内の調査項目に必要
事項を記入回答して貰うことで、回答内容をパソコン上
に読み込み、取り込むと云った方法を採用するようにし
ても良い。
【0016】すなわち、電子データ化して授受できる仕
組みを構築すれば、手間暇が半減し、入力ミスもなくな
って今までの問題を大幅に解消できる。しかしながら、
このようにしたくとも、以下の理由により、単純にはい
かない。
【0017】すなわち、 [1].第1には、電子データ化したファイルを共通で
利用するための環境が整え難い面があるという点であ
る。電子データ化は基本的にはそのデータを活用するこ
ととなるメーカ企業側で行い、資材納入業者にはそのた
めの情報提供に協力して貰うと云う関係であり、資材納
入業者側では本来、用意しておいたり、活用したりする
必要がない性質の事柄である。しかも、メーカ企業側で
は多数の調達品データを管理・利用する関係で大規模な
処理システムを構築して利用することになるが、資材納
入業者側では自己の扱う資材の範囲でのデータを扱う程
度であり、データや処理の規模が資材納入業者とメーカ
企業側とで雲泥の差がある。そして、アプリケーション
として考えると、一般に、大規模なデータの処理を目的
としたものは小規模なデータの処理には不向きとなり、
小規模なデータの処理を目的としたものは大規模なデー
タの処理には不向きであると云った傾向があるから、小
規模の資材納入業者であっても容易にデータ入力するこ
とができる簡単な電子化データ処理システムとしての側
面と、メーカ企業で多数の調達品データを管理・利用す
ることができる大規模な情報処理システムとしての側面
とを併せ持つ処理システムは簡単には実現できない。
【0018】[2].第2には、調査項目を表形式に記
載して空欄として用意した回答欄に記入して貰う形式の
電子データ化調査票を用いるにしても、表のフォーマッ
トの問題がのしかかる。例えば、小規模の資材納入業者
であっても容易にデータ入力することができるようにす
るためには一般的な汎用の情報処理ソフトウェアと類似
した画面構成・入出力仕様を持つことが望ましいが、表
計算ソフトと類似させようとすると、表計算用には横長
のシートが一般的であるのに対し、近年普及の著しいイ
ンターネットのWebぺージと類似させようとするとこ
れは縦長のシートが一般的であり、長手方向が前者は横
方向、後者は縦方向であり、全く異なるから両立させる
ことができない。
【0019】[3].第3にはデータの整合性に対する
問題を抱え込み易いと云う点である。すなわち、電子化
したデータでは一部のデータを削除することも容易であ
る。そのため、調査したい調達品の一部にしか資材納入
業者から回答が寄せられない場合も生じ、空欄となった
部分が残ることによるデータの整合性と云う点において
問題を生じる懸念が払拭できない。
【0020】[4].第4には、入力作業者に多大な負
担を強いることとなると云う点である。精度を重要視す
る場合、収集しようとする情報は多岐に亙ことになる
が、多岐に亙る調査項目を表形式に表わそうとすると規
模の大きな表となる。そのため、表示領域が限られたデ
ィスプレイに表示するには表が大き過ぎるので、画面に
はその一部分しか表示できないこととなり、従って、項
目内容を埋めていくには、必然的に画面をスクロールす
る構成にならざるを得ない。そして、この場合には記入
したい部分を表示しようとしても即時的にはできず、ス
クロールして目的の欄を探し、必要項目を埋めていくと
云った作業が必要になり、これは入力作業者に多大な負
担を強いることになる。
【0021】[5].第5には、重要度の高い項目と低
い項目がわかりにくいと云う点である。多岐に亘る調査
項目の中には重要度の高い項目や低い項目があるが、電
子化して表形式に表現すると画面上での表現は一律にな
ってしまう。そのため、どこが重要度の高い項目である
かがわかりにくくなる。
【0022】[6].第6にはセキュリティの問題であ
る。電子化したデータでは一部のデータを改竄すること
も容易である。そのため、単に表形式にした場合、誰で
もデータの改竄ができることから、データに誤りがない
ことを確認した責任者の責任範囲が明らかでなくなる場
合が生じる。
【0023】このように、必要な情報収集を電子化する
ことで二重手間を省き、転記による入力ミスを避けてデ
ータの利用が可能になるが、反面、回答者の入力作業の
負担や、入力されたデータの整合性の維持、表の形式の
問題やセキュリティの問題、そして、データを管理・使
用するメーカ企業と、データ収集に協力することになる
資材納入業者の双方が利用し易いアプリケーションを如
何にして準備するかなど、解消しなければならない問題
を多々抱える。
【0024】そこでこの発明の目的とするところは、こ
れらの問題点を解決し、二重、三重の手間をかけること
なく、手軽に目的の調査項目について回答を収集し、デ
ータ収集の合理化を図ることができるようにすることに
ある。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、次のように構成する。すなわち、 (1)製品製造に利用する各種資材品目のデータからそ
の資材品目の供給業者別にデータを抽出し、汎用表計算
ソフトウェアを用いてこれら抽出データに関しての各種
環境配慮状況情報を入力可能な構造を持つ表形式のデー
タを作成すると共に、表形式のデータの当該表の各種環
境配慮状況の項目は、環境配慮状況の項目内容の変更発
生時にデータ構造変動が最小限となるよう、項目内容の
変更可能性のあるものを表の後端側に配置すべくレイア
ウトして、これを前記供給業者に提供し、前記供給業者
側で当該表形式のデータに追加した前記環境配慮状況情
報を含む表形式データを用いて各種資材品目毎の環境配
慮状況情報を取得することを特徴とする。
【0026】本発明は、調査元において、製品製造に利
用する各種資材品目のデータから資材品目の納入業者別
(供給業者別、供給メーカ別(すなわち、調査先))に
データを抽出して環境配慮状況の情報を入力可能な構造
を持つデータを作成して提供することによりメーカ企業
で多数の調達品データを管理・利用することができる大
規模な情報処理システムから小規模の資材納入業者であ
っても容易にデータ入力することができる簡単な電子化
データ処理システムヘの連続的な運用を可能にする。
【0027】特に、各種資材品目のデータからその資材
品目の供給業者別にデータを抽出し、汎用表計算ソフト
ウェアを用いてこれら抽出データに関しての各種環境配
慮状況情報を入力可能な構造を持つ表形式のデータを作
成することで、どこででもこの表形式のデータを開いて
表中に各種環境配慮状況情報を入力することが可能とな
り、一度の入力の手間で、データは再利用できるので、
紙によるアンケートのように転記したりする二重、三重
の手間を無くし、データ収集の合理化を図ることができ
る。
【0028】また、表形式のデータの当該表の各種環境
配慮状況の項目は、環境配慮状況の項目内容の変更発生
時にデータ構造変動が最小限となるよう、項目内容の変
更可能性のあるものを表の後端側に配置すべくレイアウ
トして、これを前記供給業者に提供し、前記供給業者側
で当該表形式のデータに追加した前記環境配慮状況情報
を含む表形式データを用いて各種資材品目毎の環境配慮
状況情報を取得するようにしたので、環境配慮状況の項
目内容の変更発生したとしてもデータ構造変動が表の最
期の方のみにとどまり、その他は変動の影響を受けない
ので、収集したデータについてデータベース化するに当
たってもデータの取り扱いが複雑にならないで済む。
【0029】(2)また、環境配慮状況を入力可能な構
造を持つデータは、汎用の表計算ソフトウェアの文書形
式とするようにした。
【0030】環境配慮状況を入力可能な構造を持つデー
タを汎用の表計算ソフトウェアの文書形式にすることに
より、小規模の資材納入業者であっても容易にデータ入
力することを可能にする。
【0031】(3)また、環境配慮状況を入力可能な構
造を持つデータは、Webブラウザで閲覧し、入力する
ことができるハイパーテキストドキュメント形式とし
た。
【0032】環境配慮状況を入力可能な構造を持つデー
タをWebブラウザで閲覧し入力することができるハイ
パーテキストドキュメントにすることにより、小規模の
資材納入業者であっても容易にデータ入力することを可
能にする。
【0033】(4)また、環境配慮状況を入力可能な構
造を持つデータは、汎用の表計算ソフトウェアの文書形
式と、Webブラウザで閲覧し入力することができるハ
イパーテキストドキュメントのいずれかを選択可能であ
り、汎用の表計算ソフトウェアの文書形式の場合には調
査項目が横方向に並ぶ表形式になり、Webブラウザで
閲覧し入力することができるハイパーテキストドキュメ
ントの場合には調査項目が縦方向に並ぶ表形式とする。
【0034】これにより、操作者は調査項目が多岐に亙
るにも関わらず、容易かつ迅速に環境配慮情報の入力が
できる。
【0035】(5)また、情報収集の対象となる必要事
項と返信先アドレスを記述した電子メールを情報提供元
の個人宛に送信し、受信側から前記返信先アドレスに返
送されるその電子メールにて要求される必要事項の記入
済み返信メールを受信したならば、次にこの返信メール
の記入内容と返信先アドレス情報とを前記情報提供元の
責任者個人に転送し、当該責任者個人からの内容承認済
み返信メールを受けることにより、情報提供元からの情
報を採用することを特徴としている。
【0036】この場合、調査元では返信先アドレス情報
と情報収集対象の必要事項とを情報提供元の個人に電子
メールとして送信し、これに応答した内容の返信メール
を前記返信先アドレスにて受信したならば、調査元では
情報提供元のさらに別の個人(責任者)に送信して内容
を確認してもらい、指定の返信先アドレスに返信しても
らう。
【0037】この方式は、環境配慮状況情報を取得する
に当たり、情報の収集は電子メールを利用するものであ
って、最初の送信先の個人は業者側の、すなわち取引先
の担当者であり、2回目の送信先は業者側におけるその
担当者の上司といった会社責任者とした。
【0038】電子メールでは授受するデータ内容を転記
して利用でき、しかも、個人宛にメールを送って回答を
得ることができるから、回答元と承認元を変えてメール
を送ることで、内容の確認をしてもらうことで信憑性の
高い情報を手軽に収集することができるようになる。ル
ートの異なる系統から得た返信メールでの確認の済んだ
情報をデータベースに記録することにより、調査元では
最終的には確認の済んだものを転記などの手間をかけず
に調査シートの内容として採用することができるように
なる。
【0039】しかも、回答主体(情報提供元)には電子
メールクライアントさえあれば良く、責任者の承認をも
実現できる手軽な情報収集方法として画期的である。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明を詳
細に説明する。本発明は、製品を製作する場合に、環境
負荷が小さい製品・部品・材料・原料を調達すると云う
観点からそれに必要なデータを、如何にして収集し易く
するかをテーマに、その解決策を提案する。
【0041】製品を製作する場合に、その製品を環境的
に捉えて見たとき、環境負荷が小さい製品・部品・材料
・原料を如何にして調達するかと云う課題に直面する
が、この観点で製品・部品・材料・原料の調達を図るよ
うにすることを本願発明者らはグリーン調達と定義し、
このグリーン調達するためのもとになるデータの収集を
最小限の手間で、しかも、転記などを要せずに収集して
データベースに利用可能にするデータ収集システムの実
現を図るようにする。
【0042】ここで、上述の定義に基づいたグリーン調
達を考えた場合、具体的には以下の2点に着目して調達
することに心掛ける必要がある。すなわち、一つは、
“環境保全を推進しているメーカから供給される製品・
部品・材料・原料を調達する”ことであり、もう一つ
は、“ライフサイクル(すなわち、原材料調達、製造、
流通、消費、廃棄等の各段階)における環境負荷が小さ
い製品・部品・原料・材料を調達する”ことである。
【0043】ここで、環境負荷が小さい製品・部品・原
料・材料を調達すると云うのは、省資源、省エネルギ、
長期使用可能、再使用可能、リサイクル可能、リサイク
ル材料の利用、処理処分の容易性、環境関連物質の禁止
・削減・管理等が考慮されている製品・部品・原料・材
料を調達することを意味する。
【0044】設計部門では、このような観点から使用す
る製品・部品・原料・材料を選定して製品設計を行う必
要がある。
【0045】そして、そのためには設計部門でグリーン
調達のために参照する基礎となるデータを収集してグリ
ーン調達データベースとしてデータベース化しておかな
ければならないが、そのためには製造しようとする製品
に使用する部品・材料・原料の調達先(それらの製造メ
ーカ)においてその情報を提供して貰わねばならない。
【0046】本発明では、グリーン調達のための基礎と
なる情報を調査元(製品設計してそれを製造するメーカ
企業)も調査先(製造しようとする製品に使用する部品
・材料・原料の調達先(それらの製造メーカ))もでき
るだけ、負担にならないようにして収集して調査元での
グリーン調達データベースを構築できるようにする例を
説明する。
【0047】(第1の実施例)まず、図1に本発明の第
1の実施例を示す。この例は、調査元においてフレキシ
ブルディスクや光ディスクなどのような可搬性の記録媒
体に調査内容を示した表形式の調査シートのファイルを
格納し、調査先に渡し、当該調査先においてその調査シ
ートのファイルをパソコンに読み込んで回答欄に回答内
容を記入して貰い、その回答済みの調査シートのファイ
ルを可搬性の記録媒体に格納して貰うことで調査シート
を紙で扱う従来のような製品毎に質問内容の書き起こし
や調査先での回答の記入、回答用紙に記述された内容の
調査元でのデータ入力といった二重手間を無くすことが
できるようにする例である。
【0048】詳細を説明する。図1において、11は資
材調達部門におけるデータベース(資材DB)であっ
て、ここには設計部門において設計された製品毎の構成
部品の情報が、その部品の製造メーカ情報(取引先)な
どと共にデータ登録されているデータベースである。こ
のデータベース11は資材調達部門のコンピュータ10
により管理されている。当然のことながらコンピュータ
10には可搬型の記録媒体をリード/ライトできるドラ
イブ装置や外部と通信するための通信インタフェース、
そして、マンマシンインタフェースとしてのキーボード
やポインティングデバイスおよびディスプレイ装置な
ど、標準的な装備は一通り備えており、また、データベ
ース11のデータを加工したり、編集したり、変更した
り、データを必要に応じてファイル化するための機能を
持つアプリケーションを備えて、実行できるようにして
ある。
【0049】12は電子ファイルであって、本発明で
は、調査用のアンケートを作成する基本となるデータを
収集するために、パソコン10によりデータベース11
から指定の1製品分の部品情報とその部品の製造メーカ
情報を抽出し、これをCSV形式(カンマ区切り形式)
のファイルとして可搬型の記録媒体に記録して得たもの
である。
【0050】また、21はグリーン調達データベースで
あり、コンピュータ(パソコン)22により管理されて
いる。グリーン調達データベース21は、製造しようと
する製品に使用する部品・材料・原料の名称やそれらの
環境配慮状況の情報(それぞれについての、省資源性に
関する情報、省エネルギ性に関する情報、それ自体の長
期使用可能性に関する情報、再使用の可能性に関する情
報、それ自体のリサイクル性に関する情報、リサイクル
材料の利用に関する情報、処理処分の容易性に関する情
報、環境関連物質の使用状況など)などを調達先(その
製造メーカ名)情報と共にデータベース化したものであ
り、コンピュータ22はグリーン調達データベース21
を管理したり、データベースを構築したり、保守管理し
たりするものである。
【0051】また、当然のことながらコンピュータ22
には、可搬型の記録媒体をリード/ライトできるドライ
ブ装置や外部と通信するための通信インタフェース、そ
して、マンマシンインタフェースとしてのキーボードや
ポインティングデバイスおよびディスプレイ装置など、
標準的な装備は一通り備えており、Excel(マイク
ロソフト社の供給する汎用表計算アプリケーション・ソ
フトウェア)やあるいは1−2−3(ロータス社の供給
する汎用表計算アプリケーション・ソフトウェア)と云
った汎用の表計算アプリケーションソフトがインストー
ルされており、この汎用表計算アプリケーションソフト
ウェアを利用することで、CSV形式のファイルを読み
込んでこのファイルのデータを編集したり、加工した
り、一部を抽出したりして、所要の内容を有する表形式
の調査シートを作成し、また、これをファイル31とし
て可搬型の記録媒体に記録したりすることができるよう
になっている。
【0052】また、30は取引先(製造しようとする製
品に使用する部品・材料・原料の調達先)にある汎用の
コンピュータである。このコンピュータ30は、可搬型
の記録媒体をリード/ライトできるドライブ装置や外部
と通信するための通信インタフェース、そして、マンマ
シンインタフェースとしてのキーボードやポインティン
グデバイスおよびディスプレイ装置など、標準的な装備
は一通り備えており、また、上述のような汎用の表計算
アプリケーションソフトがインストールされている極め
て一般的な身近にあるコンピュータであって、この汎用
表計算アプリケーションソフトウェアを利用すること
で、調査シートのファイル31を読み込んでこのファイ
ルのデータを編集したり、加工したり、一部を抽出した
りすることができ、所要の内容を有する表形式の調査シ
ートに対して空欄となっている回答欄に必要情報を書き
込んで環境配慮状況入力済みの調査シートを作成し、フ
ァイル32として可搬型の記録媒体に記録したりするこ
とができるものである。
【0053】次に、このような構成の本システムの作用
を図2のフローチャートを参照しながら説明する。
【0054】本実施例では、メーカ企業の資材部門が保
有するデータベース11からグリーン調達の基礎となる
製品別の使用部品、使用材料、使用原料などのデータ
と、それらの製造メーカや供給メーカなどの情報を収集
しておく。
【0055】すなわち、資材調達部門が保有するデータ
ベース11には部品や材料と云った製造部門での製品製
造に必要な資材を調達するために、設計部門が設計した
製品の製作に必要な製品別の構成部品、使用材料、使用
原料などのデータと、それらの製造メーカや供給メーカ
などの情報が保管されているので、これを基礎的なデー
タとして利用するためである。但し、資材部門は資材の
発注管理が主体であるから、これらの資材の環境負荷情
報は保有していない。
【0056】そこで、グリーン調達のための情報のデー
タベースを構築する基礎となる情報(資材名やそのメー
カ名)を資材調達部門が保有するデータベース11から
取得するために、このデータベース11を管理するコン
ピュータ10を利用して当該データベース11をアクセ
スし、製品別の資材(使用部品や使用材料、使用原料
等)とそのメーカ名と云った必要なデータを抽出してC
SV形式(カンマ区切り形式)のデータを作成し、保存
することにより、CSV形式の電子ファイル12を作成
する(図2のS1,S2)。
【0057】ここで、CSV形式とは、列をカン
マ“,”で区切り、1行(レコード)毎に改行したファ
イル形式であり、このファイル形式で保存することがで
きるファイル保存機能を備えているデータベースアプリ
ケーションや表計算アプリケーションは多い。また、C
SV形式のファイルは単純なテキストファイルであるた
め、表計算ソフトに読み込んでの当該ファイルの利用は
もとより、汎用のパソコン上で動作する多くのアプリケ
ーションで読み込んで処理可能な形式である。従って、
本発明ではデータは汎用性のあるこのCSV形式のファ
イルで授受するようにする。
【0058】資材部門が保有するデータベース11に
は、設計部門が設計した製品別に、その製品の構成要素
となる各構成部品の名称、品番、単価、製造メーカなど
の必要情報が登録されている。そして、これらのデータ
をCSV形式に変換して得たデータファイル12を可搬
型の記録媒体に格納し、これを本発明のシステムにおけ
るグリーン調達データベース21に繋がるコンピュータ
22に運んでそのドライブ装置にセットする。そして、
当該データファイル12を当該コンピュータ22に読み
込ませる。
【0059】そして、この読み込ませたデータを元に、
表計算ソフトで当該コンピュータ22により内容の編集
や加工処理を施して、アンケート用に表形式の所望内容
の調査シートを作成する(図2のS3)。
【0060】すなわち、データファイル12には1製品
を構成する部品や材料のデータとその部品や材料の供給
元のデータがCSV形式で格納されているので、このデ
ータファイル12をコンピュータ22に読み込ませ、業
者別に分類させてデータベース化する処理をさせること
により、グリーン調達データベース21にはまず、部品
業者ごとに、部品データが格納される。ユーザはこれを
元に、コンピュータ22を操作して調査項目を列挙し、
部品業者別の部品とそれに関する所望の調査項目を列挙
した調査シートを作成する。調査項目は、対象とする部
品や材料に応じて異なると考える必要があることから、
例えば、図3に符号21aを付して示すように、部品毎
に、“項目1”,“項目2”,“項目3”,“項目
4”,“項目5”,… …,“項目n”云った具合に、
最適な調査項目をユーザが予め選定して情報として入力
しておく。この部品別調査項目データは、グリーン調達
データベース21に格納しておく。
【0061】これにより、部品名や部品コードをキーと
してグリーン調達データベース21の中から該当する部
品のデータを見つけ、その部品に関する各種調査項目の
内容を検索したり、データを抽出したりすることができ
るようになる。
【0062】本発明システムでは、調査元である製品製
造するメーカ企業において調査シートを作成する。すな
わち、調査元では調査シートはグリーン調達データベー
ス21のデータを用いて所望の調査シートを作成し、調
査先である部品業者(資材供給業者;部品や原材料の供
給側)にこの調査シートを回して、空欄となっている回
答欄に回答を記入して貰うようにするが、その調査シー
トはコンピュータ22上で表計算ソフトを使用して各部
品業者用専用のものをそれぞれ作成する。
【0063】すなわち、図3に示すように、調査元ユー
ザはコンピュータ22を操作して表計算ソフトにより所
要の表を設計する。そして、次に調査元ユーザはコンピ
ュータ22を操作してグリーン調達データベース21か
ら読み出したデータから部品業者別にその業者の供給す
る部品とその各部品別の調査項目を抽出して前記設計し
た表の該当個所に埋め込むことにより、表形式の業者別
調査シート31aを作成する。
【0064】この業者別の調査シート31aを汎用の表
計算ソフトウェアの文書形式(ファイルの種類)例え
ば、CSV形式の調査ファイル31として可搬型記録媒
体に記録し、該当の部品業者に渡して回答欄の記入を依
頼する。
【0065】部品業者はこの調査ファイル31が記録さ
れた可搬型記録媒体を自社に持ち帰り、自社のコンピュ
ータ30にセットして当該コンピュータ30にインスト
ールされている表計算ソフトにてこの調査ファイル31
を開く。調査ファイル31はCSV形式のデータファイ
ルであるから、調査元(調査を要求している側;メーカ
企業側)の表計算ソフトと回答依頼を受けた業者側(部
品や材料を供給している側の企業)の表計算ソフトが同
じものでなかった場合でも、ファイルを開いて回答を記
入する処理を行うことができる。なお、調査要求元の表
計算ソフトと回答依頼を受けた業者側の表計算ソフトが
同じものである場合や、他の表計算ソフト用ファイル種
類について自表計算ソフトに変換読み込み等が可能な変
換機能(ファイルコンバート機能)を有する場合には、
その使用表計算ソフト標準のファイル種類による形式の
ファイルで授受するようにしても良い。
【0066】業者側では自社のコンピュータ30に展開
された調査シート31aを、部品毎に、“項目1”,
“項目2”,“項目3”,“項目4”,“項目5”,…
…,“項目n”と並ぶ調査項目内容に従い、回答を記
入する処理をした上で(図2のS4)、回答済みの調査
シート32をファイルCSV形式のファイルとして可搬
型の記録媒体に記録し、調査元に渡す。
【0067】調査元では、この記録媒体をコンピュータ
22にセットして読み込み、回答済みの調査シート32
の内容を取り込む(図2のS5)。そして、取り込んだ
内容をグリーン調達データベース21に反映させる(図
2のS6)。
【0068】なお、調査シートに回答を記入したものを
読み込ませるときには、部品コードをキーとしてグリー
ン調達データベース21の中から該当する部品のデータ
を見つけ、その部品データの該当する調査項目欄に回答
内容を書き込む、と云った処理をさせる。これは、表計
算ソフトやデータベースソフトのマクロ機能を使用して
処理内容をマクロ文で記述したものを準備しておき、当
該マクロを実行することで実現したり、処理プログラム
を用意して当該処理プログラムを実行することで実現す
ると云った手法が採用できる。
【0069】このように、調査元において、調査シート
に環境配慮状況に関する回答を記入したものを読み込ん
でグリーン調達データベース21に反映させることで、
実用的なグリーン調達データベースを自動的に構築でき
るようにする。但し、項目内容は法や規則の改正や、社
会的要求の変化、メーカ企業の方針の変更などにより、
変更したり、追加したり、削除したりすると云った事態
が起こり得る。従って、その要求に迅速に対応できるよ
うにしておく必要がある。
【0070】そして、例えば、既に回答を書き込んであ
る部品データに関する再調査を実施する場合には、調査
項目を列挙して調査シートを作成する際に、既に書き込
まれている前回の調査の回答についても、調査シートに
書き込む場合もある。
【0071】このような場合、調査シートのレイアウト
に変更が生じることになるがいずれにしても、調査シー
トの内容をデータベースに自動的に反映させるようにす
るためには、どの調査項目のデータを調査シートの何番
目のカラムに書き込むか、決まっていないと処理がしに
くい。
【0072】そこで、本発明では、レイアウト変更に対
してできるだけ調査シートの修正量を少なくして利用で
きるようにする工夫がなされている。その点について次
に説明する。
【0073】本発明においては、調査シートは、具体例
を示すと図4の如く、部品等の製作会社名(項目名“貴
社名”;調査シート上でのカラム位置1番目)、メーカ
企業の調達品の品番(項目名“調達品番”;調査シート
上でのカラム位置2番目)、調達品の品名(項目名“品
名”;調査シート上でのカラム位置3番目)、チェック
欄(項目名“チェック”;調査シート上でのカラム位置
4番目)、部品製造会社の部品コード(項目名“社部品
コード”;調査シート上でのカラム位置5番目)、部品
製造会社におけるその部品の設計製作責任部署名(項目
名“貴部署名”;調査シート上でのカラム位置6番
目)、部品製造会社におけるその部品に関する情報回答
者名(項目名“ご記入氏名”;調査シート上でのカラム
位置7番目)と云った基本的には変更の無いと考えられ
る固有情報部分を表の最初に置くようにレイアウトす
る。
【0074】また、収集したい本来の情報として“部品
(あるいは資材)の質量”、“リサイクルの可能性”、
“リサイクル材料の利用”、“環境関連物質”等がある
が、これらについては、どのようにレイアウトするかが
その後の状況変化に対処し易いか否かを決定付けてしま
う。
【0075】これについて説明する。
【0076】<データ構成の良い例>“環境関連物質”
の情報は法や取り決めで強く規制されているものや配慮
するのが望ましいものなど種々のランクがある。例え
ば、“アスベスト”等は使用禁止となっているものであ
るし、“シアン化合物”は環境への排出が抑制されなけ
ればならないものである。また、“炭素化合物”のよう
に現在は規制が緩やかであるが、これであっても将来的
には規制の対象になるかも知れない。
【0077】このように、“環境関連物質”は今後も変
わらない対象物が存在する反面、実施企業の環境問題へ
の取り組みの範囲が広がったり、物質の毒性や環境影響
などの新たな事実が判明したり、法規制や業界の自主規
制などの改訂があったりすれば、それに応じて増減する
可能性が高い。増減の予測できない項目である。
【0078】また、例えば、大気汚染防止法に基づいて
“アスベスト”、“カドミウムおよびその化合物”、
“クリソタイル”、“シアン化合物”、“鉛およびその
化合物”、“ひ素およびその化合物”、“フタレート
(フタル酸エステル類)”として調査を始めたとして
も、後日、例えば水質汚濁防止法に鑑みて“亜鉛化合
物”などを追加したりすることは大いにあり得る。
【0079】このような項目については本発明では、調
査シートのできるだけ末尾の方に位置するようにレイア
ウトする。
【0080】例えば、図4に示す例の如きである。図4
に示す例は“良い例”であり、当該“良い例”では、サ
ブ項目の増減が生じる可能性の高い項目である“環境関
連物質”を最後にまわし、サブ項目の増減が生じる可能
性が殆どないと考えられる“質量”、“リサイクル可
能”、“リサイクル材料の利用”を前の方にまとめた。
【0081】ここで“質量”の調査項目は調査シート上
での8番目のカラム位置に配置されるように、“リサイ
クル可能”の調査項目は調査シート上での9番目のカラ
ム位置から配置されるように、“リサイクル材料の利
用”の調査項目は調査シート上での19番目のカラム位
置から配置されるように、“環境関連物質”の調査項目
については調査シート上での29番目のカラム位置から
配置されるようにレイアウトしてある。
【0082】そして、グリーン調達データベース(D
B)21のデータを元に調査シートを作成するときに
は、上述のようなカラム配置にレイアウトした表中の該
当カラム位置から順に各調査項目を書き込むと云う具合
に、カラム位置に対応付けて順に調査項目を書き込めば
良く、回答を記入した調査シートを読み込んでグリーン
調達データベース(DB)21にデータを格納するとき
にも、同じく対応するカラムの記載内容を読み込んでD
B21に格納すればよい。
【0083】ここでもし“環境関連物質”に“亜鉛化合
物”が加わったとしても、それは最期のカラムを一つ増
やすだけのレイアウト変更で済み、“部品(あるいは資
材)の質量”、“リサイクルの可能性”、“リサイクル
材料の利用”と云った“環境関連物質”の項目より前に
登場する他の調査項目のカラム位置にはなんら変更を与
えることがない。すなわち、このような構成にすること
により、“環境関連物質”に“亜鉛化合物”が加わった
としても、図4のレイアウトから、図5のレイアウトに
なるだけで、最期のカラムを一つ増やしただけのレイア
ウト変更で済む。
【0084】従って、DB21のデータを元にした調査
シートを作るためのプログラム(あるいはマクロ)も、
回答を記入した調査シートを読み込んでDB21にデー
タを格納するためのプログラム(あるいはマクロ)も、
本質的になんら変更を加える必要がない。
【0085】“亜鉛化合物”のない従前の書式の調査シ
ートによる回答と“亜鉛化合物”の加わった新しい書式
の調査シートによる回答とが混在したとしても、全く同
一の手順でDB21に格納することができることにな
る。
【0086】<データ構成の悪い例>これに対して、例
えば、図6に示す如きの例は変更箇所が多岐に亙ること
になり、問題である。
【0087】すなわち、図6に示す如きの“悪い例”で
は、サブ項目の増減が生じる可能性の高い項目である
“環境関連物質”を前方にまわし、サブ項目の増減が生
じる可能性が殆どないと考えられる“リサイクル可
能”、“リサイクル材料の利用”をその後に配置してい
る。
【0088】つまり、“質量”の調査項目は調査シート
の第8番目のカラム位置に配置し、“環境関連物質”の
調査項目は調査シートの第9番目のカラム位置からの配
置に、“リサイクル可能”の調査項目は調査シートの第
16番目のカラム位置からの配置に、そして、“リサイ
クル材料の利用”の調査項目は調査シートの第26番目
のカラム位置からの配置にレイアウトしている。
【0089】そのため、もし“環境関連物質”に“亜鉛
化合物”が加わったとすると、図7に示すように、“環
境関連物質”の調査項目に“亜鉛化合物”の項目が追加
されるだけでなく、それ以降に連なる“リサイクル可
能”の調査項目、“リサイクル材料の利用”の調査項目
のカラム位置にずれが生じることになる。
【0090】つまり、変更のあった調査項目ばかりでな
く、他の調査項目のカラム位置にも影響が生じることに
なり、この例の場合、“リサイクル可能”の調査項目は
調査シートの第16番目のカラム位置からの配置であっ
たものが第17番目のカラム位置からの配置に、そし
て、“リサイクル材料の利用”の調査項目は調査シート
の第26番目のカラム位置からの配置が、第27番目の
カラム位置からの配置に変化してしまう。
【0091】従ってDB21のデータを元に調査シート
を作るためのプログラム(あるいはマクロ)も、回答を
記入した調査シートを読み込んでDB21にデータを格
納するためのプログラム(あるいはマクロ)も、データ
の書き込み位置、読み出し位置を変更しなければなら
ず、特にこれに配慮して特別の処理プログラム(あるい
はマクロ)を作らない限り、“亜鉛化合物”のない従前
の書式の調査シート用のプログラム(あるいはマクロ)
と“亜鉛化合物”の加わった新しい書式の調査シート用
のプログラム(あるいはマクロ)とを別に用意しなけれ
ばならず、両書式による回答が混在した場合には、それ
ぞれ対応したプログラム(あるいはマクロ)を用いて処
理しなければならない。
【0092】以上のことから、会社別、部品別調査項目
と回答内容を表形式にレイアウトした調査シートの項目
レイアウトを、内容変更や追加、削除の可能性の高いも
のを並びの最期に配置するようにすれば、グリーン調達
データベース(DB)21のデータを元に調査シートを
作成したり、上述のようなカラム配置にレイアウトした
調査シートの表中から回答内容を読み込んでグリーン調
達データベース(DB)21にデータを格納するにも、
処理が簡単で済み、内容変更や追加、削除の可能性の高
い項目に追加などが生じてもそれはレイアウトの最期の
方の変化となるので、全体への波及はなく、その項目よ
り前に登場する他の調査項目のカラム位置にはなんら変
更を与えることがないから、DB21のデータを元にし
た調査シートを作るためのプログラム(あるいはマク
ロ)も、回答を記入した調査シートを読み込んでDB2
1にデータを格納するためのプログラム(あるいはマク
ロ)も、本質的になんら変更を加える必要がないと云う
大きなメリットが得られる。
【0093】尚、この実施例においては、グリーン調達
データベースの構築にあたり、データの入力を最小限に
抑えるようにするために、製品製造のための部品や材料
調達を管理する資材調達部門などのデータベースのデー
タを利用し、グリーン調達データベース21に部品業者
ごとの部品データを格納し、これを元に、調査項目を列
挙して調査シートを作成するようにしたものである。コ
ンピュータ例えば、汎用パソコンには、購入時にワープ
ロソフトや表計算ソフトが標準添付されていて直ぐに利
用可能にしているものが多く、このようなワープロソフ
トや表計算ソフトは汎用パソコンを導入している企業あ
るいは個人であれば既に利用可能な環境が整っていると
考えて良い。そのため、調査シートは表計算ソフトを用
いるようにして、取引のいずれの部品業者でも、調査シ
ートのデータファイルを格納した可搬型記録媒体を介し
て当該調査シートに記入することができるようにした。
【0094】調査シートはアンケートであり、アンケー
トであれば質問に対する答が記入し易く、しかも、回答
を集計し易い形態とする必要がある。そして、それに最
適な形態は表形式であるから、本発明においてもアンケ
ートは表計算ソフトを使用した表形式にて作成した調査
シートを利用するようにした。
【0095】そして、表計算ソフトを使用できること
で、本発明では調査シートは、データベースに登録され
ているデータを取り込んで形成することが可能となり、
調査シートに回答を記入したものをデータベースに取り
込むにあたってもコンピュータ処理により容易に行える
ようになり、費やす人手を最小限に抑えることが可能に
なる。
【0096】また、データ授受を汎用の表計算ソフトウ
ェアのファイルあるいは、CSV形式の電子ファイルと
することで、ファイルの汎用性を高めることができるよ
うになる。
【0097】更にまた、本発明は、表計算ソフトを利用
するものであるから、小規模の資材納入業者であっても
容易にデータ入力することを可能にし、また、調査した
い調達品の全てについて資材納入業者から回答が寄せら
れない場合にも処理に不都合を生じず、回答が寄せられ
ていない回答部分についてのみ再調査することを可能に
する。また、多岐に亙る調査項目を表形式に表したため
に生じる画面のスクロールを容易にするとともに、多岐
に亙る調査項目の中の重要度の高い項目や低い項目の把
握を容易にするといった効果が得られる。
【0098】(第2の実施例)以上の第1の実施例は、
グリーン調達データベースを管理するコンピュータない
しユーティリティソフトによる操作にて、取引先別に汎
用の表計算ソフトウェアの文書形式にした環境配慮状況
を入力可能な構造を持つ調査シートのデータファイルを
作成し、これをフレキシブルディスクなどの可搬型記録
媒体に格納して、取引先に送付し、取引先では可搬型記
録媒体を自己のパソコンにセットし、汎用の表計算ソフ
トウェアを用いてこの可搬型記録媒体に格納されている
調査シートを開き、そして、そのパソコン上で環境配慮
状況に関しての必要な項目に対して回答内容を記入する
ことにより回答内容が付加された調査シートとし、これ
を可搬型記録媒体に保存して環境配慮状況を追加入力し
たデータが記録された可搬型記録媒体を得、これを調査
元であるメーカ企業側に送り返すことで、調査元である
メーカ企業側では、これを受け取って、グリーン調達デ
ータベース21を管理するコンピュータ22(ユーティ
リティソフトを持つ別コンピュータでも良い)による操
作でグリーン調達データベース21に読み込ませ、デー
タベースに回答内容を反映させることにより、最小限の
手間で調査を完了させることができるようにしたもので
あった。
【0099】そして、ここでは運搬の手間が必要ではあ
るが、確実に実施可能な手法として、フレキシブルディ
スクなどの可搬型記憶媒体によるデータ授受を例示した
が、他の電子データ媒体を用いても良いし、また、近
年、インターネットの利用が定着しているので、手間を
かけずに済む電子メールなどを応用し、電子メールの添
付ファイルとして授受する形態も当然利用できる。ま
た、FTP(File Transfer Protocol)サーバを用いて
授受する方式も利用できる。
【0100】部品メーカや材料資材メーカが海外にある
ような場合、その部品メーカの部品や材料資材メーカ環
境配慮状況の情報を得るにはインターネット利用は極め
て現実的で有効なものである。その場合、電子メールの
利用も良いが、WWW(World Wide We
b;ワールド・ワイド・ウエブ)を利用するのが最良で
ある。
【0101】そこで、第2の実施例においては、インタ
ーネットのWebを利用する例を説明する。
【0102】図8に本発明の第2の実施例を示す。図8
の構成においても、基本的には図1の構成と変わらない
ので、共通の部分は図1のものと共通の符号を付し、同
一の名称使用してその詳細は説明しない。図8の構成に
おいてはWebサーバ23設けてグリーン調達データベ
ース21を利用できるようにした点が異なる部分であ
る。また、取引先はインターネットに接続されるあるい
は接続可能な汎用コンピュータ(例えば、パソコン)3
0が設置されており、この汎用コンピュータ30はWe
bブラウザ33を有してWebサーバ23をアクセスで
きる構成である。
【0103】ここで、Webサーバ23はテキスト、静
止画、動画、音声などをHTTP(HyperText
Transfer Protocol)でクライアン
トへ提供することができるサーバである。また、Web
ブラウザ33は、Webサーバ23から受け取った情報
を表示するためのものである。World Wide
Webはクライアント・サーバ方式のサービスであり、
Webサーバ23はテキスト、静止画、動画、音声など
をHTTP(HyperText Transfer Protocol);HTTPと
は、World Wide Web(WWW)サービスにおいてWWWクライ
アントとWWWサーバの間でハイパーテキスト情報の転送
に使用するプロトコルのこと)でクライアント(Web
ブラウザ)へ提供することになる。
【0104】Webサーバ23はさまざまな情報を提供
するだけではなく、CGI(Common Gatew
ay Interface)を介してプログラムを実行
する機能も有する。
【0105】このような構成の本システムは、資材部門
が保有するデータベース11から必要なデータを抽出し
て作成し、保存してCSV(カンマ区切り形式)の電子
ファイル12を作成し、これをグリーン調達データベー
ス21に読み込ませることにより、調査対象となる取引
先および資材品目(部品品目、材料品目、原料品目な
ど)をデータベース登録する。
【0106】すなわち、資材部門が保有するデータベー
ス11からグリーン調達の基礎となる製品別の使用部
品、使用材料、使用原料などのデータと、それらの製造
メーカや供給メーカなどの情報を収集しておく。
【0107】これは、資材部門が保有するデータベース
11には部品や材料と云った製造部門での製品製造に必
要な資材を調達するために、設計部門が設計した製品の
製作に必要な製品別の構成部品、使用材料、使用原料な
どのデータと、それらの製造メーカや供給メーカなどの
情報が保管されているので、これを基礎的なデータとし
て利用するためである。但し、資材部門は資材の発注管
理が主体であるから、これらの資材の環境負荷情報は保
有していない。
【0108】そこで、グリーン調達のための情報のデー
タベースを構築する基礎となる情報(資材名やそのメー
カ名)を資材調達部門が保有するデータベース11から
取得するために、このデータベース11を管理するコン
ピュータ10を利用して当該データベース11をアクセ
スし、製品別の資材(使用部品や使用材料、使用原料
等)とそのメーカ名と云った必要なデータを抽出してC
SV形式(カンマ区切り形式)のデータを作成し、保存
することにより、CSV形式の電子ファイル12を作成
する。
【0109】そして、これらのデータをCSV形式に変
換して得たデータファイル12を可搬型の記録媒体に格
納し、これを本発明のシステムにおけるグリーン調達デ
ータベース21に繋がるコンピュータ22に運んでその
ドライブ装置にセットする。そして、当該データファイ
ル12を当該コンピュータ22に読み込ませる。
【0110】そして、この読み込ませたデータを元に、
表計算ソフトで当該コンピュータ22により内容の編集
や加工処理を施して、アンケート用に表形式の所望内容
の調査シートを作成する。
【0111】すなわち、データファイル12には1製品
を構成する部品や材料のデータとその部品や材料の供給
元のデータがCSV形式で格納されているので、このデ
ータファイル12をコンピュータ22に読み込ませ、業
者別に分類させてデータベース化する処理をさせること
により、グリーン調達データベース21にはまず、部品
業者ごとに、部品データが格納される。ユーザはこれを
元に、コンピュータ22を操作して調査項目を列挙し、
部品業者別の部品とそれに関する所望の調査項目を列挙
した調査シートを作成する。調査項目は、対象とする部
品や材料に応じて異なると考える必要があることから、
例えば、図3に符号21aを付して示すように、部品毎
に、“項目1”,“項目2”,“項目3”,“項目
4”,“項目5”,… …,“項目n”云った具合に、
最適な調査項目をユーザが予め選定して情報として入力
しておく。この部品別調査項目データは、グリーン調達
データベース21に格納しておく。
【0112】これにより、部品名や部品コードをキーと
してグリーン調達データベース21の中から該当する部
品のデータを見つけ、その部品に関する各種調査項目の
内容を検索したり、データを抽出したりすることができ
るようになる。
【0113】本発明システムでは、調査シートはグリー
ン調達データベース21のデータを用いて所望の調査シ
ートを作成し、部品業者にこの調査シートを回して、空
欄となっている回答欄に回答を記入して貰うようにする
が、その調査シートはコンピュータ22上で表計算ソフ
トを使用してその部品業者用のものを作成する。
【0114】この調査シートは自動または手動でWeb
サーバ23に登録される。ここで、Webサーバ23に
は、クライアントが調査シートを開いて利用しようとす
る際に、入力や指示をサポートするための様々な仕組み
をプログラムで提供して実行できるようにしてある。
【0115】従って、取引先において、コンピュータ3
0をインターネットを介して当該Webサーバ23に接
続し、コンピュータ30にインストールされているWe
bブラウザ33を用いてWebサーバ23にアクセスす
ると、これによって画面に表示される指示に従って環境
配慮状況に関して必要な項目を記入することができるよ
うなる。
【0116】こうして、Webサーバ23に届いたデー
タは調査シート上に反映されており、自動または手動で
グリーン調達データベース21に反映され、これより調
査を完了する。
【0117】ここでは単純な構成を示したが、セキュリ
ティを重視しなければならない場合には電子データ伝達
経路の途中に、ファイアーウォールを設置するようにす
ると良い。また、その他の補助的なサーバーを適宜追加
する構成とすることもできる。
【0118】なお、調査シート(調査票)は記録媒体を
介して授受したり、webサーバを介して授受したりす
る方式の他、電子メールでの授受と云った手法を利用す
る用にすることも可能である。
【0119】ここで、第1及び第2の実施例による手法
と従来の手法での効果の差を示しておく。図9は両者の
具体的な差を説明する図であって、図からわかるよう
に、“調査票の準備”では千社当たり、従来手法では1
000分要したのが本発明手法では500分に半減し、
“調査票の引き渡し”では従来手法が日程を決めて業者
を呼び、手渡しするので約5日を要したのが、本発明手
法ではwebサーバ経由や電子メールでの授受でも済む
ので、この場合千社で50分程度で済み、“業者による
データの書き込み”に関しては、従来手法では納入部品
の多い業者で数千点にも達するので、その手書きに10
日程度、それが本発明手法では抽出データのコピー操作
で済むので、30分程度で済む。また、“回答表”の受
け取りは、従来手法が手渡しなので、1日程度、本願手
法では電子メールで済むので、数秒程度、“回答票”の
電子データ化には従来手法の場合、紙からの転記入力で
あるので、製品の構成部品点数が100000点位の製
品では、600000種類程度の入力操作が必要とし
て、1種類当たり5秒としても3000000秒=83
3時間も要するところ、本発明手法では既に電子データ
化されたファイルのかたちで受け取るので、入力作業は
実質0分である。
【0120】このように、本発明手法では著しい省力
化、省時間化を図ることができ、コストの大幅な削減に
も寄与することがわかる。
【0121】(第3の実施例)次に図10に、本発明の
第3の実施例を示す。この例は、第1の実施例と第2の
実施例の機能を併せ持たせた例であり、図10に示すよ
うに、本実施例では、第1の実施例と同様の構成と第2
の実施例と同様の構成とを並列的に持った構成となって
いる。
【0122】すなわち、データの流れは第1、第2の実
施例と同じであり、第1の実施例の手法を利用したり、
あるいは、第2の実施例の手法のいずれでも利用するこ
とができる。従って、取引先はその情報処理設備の保有
状況や、環境配慮状況を入力すべき資材品目の数量など
に応じて、どちらか都合の良い方を選択して利用すれば
良い。
【0123】図11に本発明の第3の実施例における表
計算ソフトウェア形式の入力フォーマットの画面構成例
を示す。汎用の表計算ソフトウェアでは、入力画面の設
計をユーザが自由に実施できる。そして、マクロ機能や
プログラム等を併用することで、画面上にレイアウトし
たボタンの操作や、マウスカーソルを表中に移動させて
その位置での文字入力や編集などを実施できる。
【0124】従って、本実施例ではこのような機能を駆
使して入力のし易い入力画面を形成して利用する。具体
的には、ユーザの指示によりドロップダウンリストを表
示し、ここから対象を選択することにより、項目に関連
付けされたデータ部分を直ちに表示する手続きを記述し
たマクロあるいはプログラムを起動する。
【0125】このマクロあるいはプログラムの実行によ
り、入力画面としては例えば、画面構成要素41、表、
操作ボタンが表示されるようにしてある。画面構成要素
41は細長い窓とドロップダウンリスト表示用のボタン
があり、このボタンをクリックすると“質量”,“環境
関連物質”,“リサイクル可能”,“リサイクル材料の
利用”と云った入力処理する対象の候補が一覧表示さ
れ、所望の候補をクリックするとその選択した入力処理
対象の部分の表部分が画面に表示されるようにしてあ
る。
【0126】また、画面の下部領域には“行切取り”,
“行コピー”,“行張付け”,“行削除”,“保存”,
“印刷”,“キャンセル”,“チェック”,“ヘルプ”
と云った各種操作ボタンが表示されていて、所望のボタ
ンをクリックすると、その機能を利用できるようにして
ある。
【0127】従って、画面上の画面構成要素41を操作
して例えば、“リサイクル材料”を選択すると、表がス
クロールしてリサイクル材料に関する調査項目の欄が表
示され、また、“環境関連物質”を選択すると、表がス
クロールして環境関連物質に関する調査項目の欄が表示
されると云った具合に、選択しようとしている該当の表
部分に表がスクロールして直ちにその表に回答を記述し
ていくことができるようになり、大きな表であっても、
その入力する場所を探したり、その場所に移動するため
の操作を簡素化して入力者の手間をできるだけ省くこと
ができるようにしている。
【0128】そして、これにより操作者は調査項目が多
岐に亙るにも関わらず、容易かつ迅速に環境配慮情報の
入力ができる。
【0129】また、ユーザの指示によりドロップダウン
リストを表示し、ここから選択することにより、選択し
た項目に関連付けされたデータ部分を直ちに表示する手
続きを記述したプログラムを起動する画面構成要素41
の“リサイクル材料”の項目の色と、表中のリサイクル
材料に関する調査項目の欄とを同一の例えば、赤色に設
定してある。このようにすると、この項目が特に重要な
項目であることを把握し易くなると共に、表が適切にス
クロールされたことも一見して把握できるようになる。
【0130】このように、画面の色構成を適切に設定す
ることにより、多岐に亙る調査項目の中の重要度の高い
項目や低い項目の把握を容易にすることができる。この
際、赤に限らず、赤以外の3原色である黄色、青のいず
れか一色を用いて一番重要な項目を表示すれば、これら
も赤に劣らず視覚的に把握し易い色であり、目立つため
に把握し易くなる。
【0131】また、表示装置(カラーディスプレイ装
置)の単位色である赤、緑、青のうちの2色を混合して
できるシアン、マゼンダ、黄色のうちの1色を用いて一
番重要な項目を表示するようにしても良い。
【0132】このようにすれば、白に近い色の他では最
も高度の高い表示ができて目立つために把握し易くな
る。
【0133】図11では環境配慮性の有無を記入する欄
51には操作者が“あり”と記入した例であるが、ここ
に“あり”と書かれているにも関わらず、環境配慮性の
程度を表現する数値を記入する欄52に何も記入してい
ない。従って、これはデータの整合性が取れていない例
である。
【0134】この場合には、環境配慮性の有無の記入内
容と環境配慮性の程度を表現する数値の記入内容との整
合性をチェックするプログラムまたはマクロを起動する
ボタンであるチェックボタン53をクリックして、チェ
ック開始指示を与えることにより、当該整合性をチェッ
クするプログラムまたはマクロを起動して整合性をチェ
ックすることができるようになっている。そして、当該
チェックを実施させることで、環境配慮性の有無を記入
する欄51の内容と環境配慮性の程度を表現する数値を
記入する欄52の内容とが整合していない旨のメッセー
ジを表示し、修正を促すようにすることができる。
【0135】図12は表計算ソフトウェア形式の入力フ
ォーマットの画面構成例である。図12においては、調
査項目を横軸、資材品目を縦軸にとるようにレイアウト
してある。そして、これにより、画面範囲を有効に用い
て表示、入力ができるようになっている。
【0136】この場合には、資材品目の数が少なくても
横には長い表となるため、横長の画面をスクロール操作
するためのスクロールバー61を表脇に設置してある。
【0137】資材品目データを削除操作する削除ボタン
74ないし環境配慮状況の入力項目のデータを複製する
コピーボタン72などを用意することにより、同様の入
力を繰り返さなければならない場合にも操作者に多大な
負担を強いることなく、容易かつ迅速に入力ができるよ
うにもなっている。
【0138】また、入力された環境配慮状況と、入力デ
ータの確認を行った責任者の押印をするための押印欄と
を含む帳票を印刷する手続を記述したプログラムまたは
マクロを用意して、これの起動用のボタン81を用意し
てあり、これを用いれば、特段の手間をかけることなく
所望の帳票を印刷することができる。
【0139】図13に本発明の第3の実施例における押
印欄付き帳票の例を示す。
【0140】この例では、入力データの確認を行った責
任者の押印をするための押印欄91を設けてあり、回答
終了時に、ここに確認者印を押印し、電子データと帳票
とを併せて調査回答とするように運用する。このように
することにより、電子データを改竄したとしても責任者
の責任範囲ではないことを明らかにすることができるよ
うになる。
【0141】このように、入力された環境配慮状況と、
入力データの確認を行った責任者の押印をするための押
印欄とを含む帳票を印刷する手続きを記述したプログラ
ムあるいはマクロを用意しておくことにより、電子化し
たデータを印刷した帳票を作成し、このデータに誤りが
ないことを確認した責任者が押印しなければならない構
成としたことにより、責任範囲を明確にすることができ
るようになる。
【0142】ところで、インターネットの普及により、
電子メールの環境が整った結果、個人間における日常の
通信に手軽で便利な電子メールの活用がごく一般的とな
っている。しかも、電子メールはデータ通信であるか
ら、業者別調査シートをデータとしてメールに添付して
業者側の担当者に送信し、担当者にそのメールを開いて
もらい、調査シート部分に必要データを記入してもらっ
たものを調査元に返送してもらい、調査元で返信メール
に添付された調査シートを読み込んでデータベースに取
り込むといったことが可能である。
【0143】電子メールのアドレスは、個人個人が固有
のものを持ち、パスワード設定などにより他人は覗けな
い仕組みを持っているから、この個人宛に送信できる電
子メールを利用することで、不特定多数の人の目にさら
されることなく、手軽に調査シートを授受できる。この
電子メールを利用した調査シートの授受により情報収集
が行い易くなるが、セキュリティは万全ではないから、
他人の成り済ましや、内容改竄の不安が付きまとう。
【0144】そこで、次に、電子メールを使用して調査
シートを授受する場合に、成り済ましや改竄を、簡易に
チェックできるようにした認証方法を第4の実施例とし
て説明する。
【0145】(第4の実施例)この実施例の考え方は、
必要事項を記述した電子メールを個人宛に送信し、受信
した個人にはその電子メールに必要事項を記入して送信
元の指定するメールアドレスに返送してもらい、これを
送信元ではさらに別の個人に送信して内容を確認しても
らい、送信元の指定するメールアドレスにに返送しても
らうというものである。最初の送信先の個人は業者側
の、すなわち取引先の担当者であり、2回目の送信先は
業者側におけるその担当者の上司といった会社責任者で
ある。
【0146】メール内容は継ぎ足して送ると云う形式を
採用し、内容の確認をしてもらって返信メールとして送
信してもらうことにより、調査元では最終的には確認の
済んだものを調査シートの内容として採用する。
【0147】電子メールを用いて業者側に担当者レベル
での調査内容の回答を依頼し、その電子メールに回答内
容を継ぎ足して返信してもらい、この返信内容を業者側
の担当者の上司に確認してもらうことを以て内容の改竄
や成り済ましを排除しようと云うものであるから、セキ
ュリティ面ではもちろん、万全とは言えないが、業者側
の責任者による回答内容確認を、同時ではなく、別ルー
トで別途実施するので、回答内容に問題が残るといった
事態発生は大幅に解消される。
【0148】第4の実施例の詳細を説明する。
【0149】以下に本発明を詳細に説明する。図14に
本発明の第4の実施例を示す。
【0150】これは、調査主体であるセットメーカ(す
なわち、部品等を調達して完成品を製造する完成品製造
会社;調査元)が、部品業者(すなわち、取引先;情報
提供元)に対して納入部品に関する情報の提供を求める
に当たり、電子メールを用いるようにする実施例であ
る。
【0151】本発明システムは、通信ネットワークに接
続されたメールサーバ100を用いる。このメールサー
バ100には通信ネットワークを介して受信した部品業
者からの回答メールを回答情報DB(回答情報データベ
ース)203に保存して、回答内容をいつでも検索して
取り出すことができるように自動処理する機能を有す
る。
【0152】ここではメールサーバ100が回答情報受
信手段と電子メール送信手段と電子メール受信手段とを
兼ね、回答情報受信手段にて得られた回答情報を蓄積す
るためのデータベースとしての回答情報DB 203が
回答情報蓄積手段として存在し、また、電子メールで回
答した内容についての部品業者側における責任者の承認
情報を蓄積するためのデータベースである承認情報DB
(承認情報データベース)204が承認情報蓄積手段と
して存在する構成としてある。
【0153】本実施例では、資材システムにおける資材
DB(資材データベース)11あるいは、グリーン調達
システムのグリーン調達DB(グリーン調達データベー
ス)21に、業者情報DB(業者情報データベース)2
01を用意する。
【0154】業者情報DB 201は部品業者の情報
(業者情報)を蓄積するデータベースであり、業者情報
としては図16に示す如く“業者名”、“担当部署”、
“担当者名”、“担当者の役職”、“担当者のメールア
ドレス”、“責任者部署”、“責任者名”、“責任者役
職”、“責任者メールアドレス”、“責任者公開鍵”な
どの各項目内容からなる。
【0155】具体的登録内容は、図17に示す如きのも
のであって、例えば、ΔΔ電機という会社の場合、業者
コードは“MKA002”であり、担当部署は“資材担
当”であり、“担当者名”は「陣内次郎」であるといっ
た具合に項目内容が登録されている。
【0156】調査元のコンピュータ(パソコン)22に
は通常のメール作成、送信、受信、メール廃棄などの機
能の他、調査メール処理機能、確認メール処理機能、承
認メール処理機能などを有したメール/データ処理アプ
リケーションを有している。
【0157】これらのうち、調査メール処理機能は、部
品情報DB 200を用いて調査対象の部品とその部品
の供給業者の業者コードを取得できる構成となってお
り、一覧として表示される中から、カーソルで対象部品
を指定すると、その部品コードと供給業者の業者コード
を取り込むように機能する構成となっている。そして、
次に、この得られた業者コードを検索キーに、図16、
図17に示すデータ構成のレコードからなる業者情報D
B 201を用いて、“業者名”、“担当部署”、“担
当者名”、“担当者の役職”、“担当者のメールアドレ
ス”を取得し、そして、得られた情報を作成メール中の
対象項目位置に埋め込んで反映させるといった処理を行
うことができると共に、回答依頼の文章と調査回答対象
の内容、返送方法などの情報を埋め込んだメール本文を
生成して送信処理するといった機能を持たせてある。
【0158】また、確認メール処理機能は、オペレータ
が指定する回答メールから業者コードを取得し、この取
得した業者コードを検索キーに、業者情報DB 201
をアクセスして責任者の部署、責任者名、責任者の役
職、責任者のメールアドレスを取得する機能を有する。
すなわち、確認メール処理機能は調査元担当者が指定す
る回答メールを、回答情報DB 203より検索してそ
の回答メールの出所元情報を取得し、これより業者コー
ドを取得して、この取得した業者コードを検索キーに、
業者情報DB 201をアクセスして責任者の部署、責
任者名、責任者の役職、責任者のメールアドレスを取得
するといった機能を有する。そして、得られた情報を元
に宛先、宛名、差出人などの情報を所定位置に埋め込
み、かつ、承認依頼の文章と回答メールでの調査回答内
容情報、返送方法などの情報を埋め込んだメール本文を
生成して送信処理するといった機能を持たせてある。
【0159】また、承認メール処理機能は、メールサー
バ100が受信した承認メール(予め部品業者に伝えて
ある調査元の暗号鍵(秘密鍵)と、部品業者側における
責任者の暗号鍵(公開鍵)とを用いて暗号化し、さらに
電子署名を付けたもの)を自動処理して結果を承認情報
DB(データベース)204に格納するものであって、
まず受信した承認メールをメールサーバ100から取り
込み、その承認メールに含まれる業者コードを元に、業
者情報DB 201を用いて、責任者の暗号鍵を取得
し、得られた暗号鍵を用いて復号化、すなわち、暗号化
を解いて電子署名を復元すると共に、復元した承認メー
ルの電子署名を確認し、当該メールが確かに当該業者の
責任者から送信されたものであることを確認できるよう
にし、確認されたならばで調査元自身の暗号鍵と部品業
者側の責任者の暗号鍵とを用いてメールの内容を復号す
るといった機能を有する。そして、内容が改竄されてい
ないことが確認されたならば、調査元担当者の確認操作
により、その旨を承認情報DB 204に格納するとい
ったことを行う機能を有する。
【0160】このような構成の本システムにおいて、ま
ず、調査元の担当者は、自己のパソコンを操作して、メ
ール/データ処理アプリケーションを起動させ、調査メ
ール処理機能を動作させて調査したい部品の部品コード
から、図15に示す如く、“部品コード”と“業者コー
ド”とからなるデータ構成のレコードを蓄積した部品情
報DB 200を検索することにより、その調査対象の
部品を納入している部品業者の業者コードを得る。
【0161】すなわち、このメール/データ処理アプリ
ケーションは、部品情報DB 200を用いて調査対象
の部品とその部品の供給業者の業者コードを取得できる
構成となっており、一覧として表示される中から、カー
ソルで対象部品を指定すると、その部品コードと供給業
者の業者コードを取り込む。
【0162】メール/データ処理アプリケーションの調
査メール処理機能は、次に、この得られた業者コードを
検索キーに、図16、図17に示すデータ構成のレコー
ドからなる業者情報DB 201を用いて、“業者
名”、“担当部署”、“担当者名”、“担当者の役
職”、“担当者のメールアドレス”を取得する。そし
て、得られた情報を作成メール中の対象項目位置に反映
させる処理を行う。
【0163】調査メールの例を図18に示す。この例の
場合、題名と宛先アドレス、送信元アドレス、メール内
容からなるが、題名Subject、送り先To:、発信元Fro
m:、回答返信先Reply-To:、宛先名義人(肩書き付き
担当者名)、メール本文、調査項目回答欄、の各項目か
らなるが、メール書式は定型化してあり、前記得られた
項目は対応する項目位置に自動的に挿入されてメールに
反映されるようにプログラミングしてある。
【0164】従って、部品コード“NJ00100”、業者コ
ード“MKA001”を選択した場合には、「OO製作所の資
材部の田中太郎主任に宛てた形態のメールとなるよう
に、必要項目が挿入される。
【0165】メール本文はその都度、書き起こしても良
いが、能率向上のためには定型文を用意して目的対応に
最適な内容の文面を選択して取り込み、挿入するように
するか、テンプレートを用意して個別に異なる必要事項
は前記データベースから取り込んだ各情報を自動挿入す
る処理形式を採用すると良い。
【0166】その結果、図18に示すように、題名と宛
先アドレス、送信元アドレス、メール内容からなり、O
O製作所の資材部の田中太郎主任に宛ててメール本文
「先般よりご案内いたしておりました標記調査の件です
が、当社側の準備が整いましたので本メールにより調査
を開始させて頂きます。」といった用件内容と、回答メ
ールの送り先アドレス「autosystem@chousa.batsibats
u.co.jp」が明記されており、さらに、調査内容項目で
あるOO製作所の供給部品のコード名と調査回答項目、
この場合は重量、が記述されており、各供給部品コード
名対応にその部品の重量を単位[g]で記入できるよう
に構成された文が自動作成されることなる。
【0167】このような調査メールを送信することで、
メールアドレスの宛名人は自己のパソコンのメールアプ
リケーションで受け取り、コンピュータ22の画面上で
メール内容を読むことになる。この場合、情報提供元で
ある部品業者側で使用するメールアプリケーションは、
汎用のメールソフトでよい。
【0168】そして、このメールを受け取った部品業者
側の担当者、この例の場合は、OO製作所の資材部の田
中太郎主任は、メール本文中に記述された回答要領に則
ってパソコン上で回答メールを作成し、調査主体である
セットメーカ(調査元)が用意した回答メール受信用の
メールアドレスに対して送信する。
【0169】メールサーバ100が受信した回答メール
は当該メールサーバ100によって自動処理され、まず
回答情報DB 203に回答内容が保存される。
【0170】次に調査元では、回答メールに含まれる業
者コードを元に、業者情報DB 201を用いて、責任
者の部署、責任者名、責任者の役職、責任者のメールア
ドレスを取得する。これは、調査元のパソコンのメール
/データ処理アプリケーションに持たせてある確認メー
ル処理機能により実施することができる。確認メール処
理機能は回答情報DB 203より調査元担当者が指定
する回答メールから業者コードを取得し、この取得した
業者コードを検索キーに、業者情報DB 201をアク
セスして責任者の部署、責任者名、責任者の役職、責任
者のメールアドレスを取得する。
【0171】得られた情報を元に承認依頼の文章と調査
回答内容を含む確認メールを作成し、送信する。
【0172】確認メールの例を図19に示す。確認メー
ルは、OO製作所の資材部の田中太郎主任が記述した回
答内容を承認して貰うための文面となっており、「先般
よりご案内いたしておりました標記調査の件ですが、貴
社資材部田中太郎主任より下記のご回答を戴きました。
つきましては、この内容についてご確認の上、承認メー
ルを送って下さいますようお願い申し上げます。」とい
った内容と回答要領、そして、田中主任の回答内容を埋
め込んだ形態となっている。
【0173】調査元からこのような確認メールを送信す
ることで、メールアドレスの宛名人は自己のパソコンの
メールアプリケーションで受け取り、パソコン画面上で
メール内容を読むことになる。この場合、部品業者側で
使用するメールアプリケーションは、汎用のメールソフ
トでよい。
【0174】そして、このメールを受け取った部品業者
側の責任者、この例の場合は、田中太郎主任の上司であ
るOO製作所の資材部の後藤五郎部長は、メール本文中
に記述された確認要領に則ってパソコン上で承認メール
を作成し、調査主体であるセットメーカが用意した承認
メール受信用のメールアドレスに対して送信する。
【0175】このとき、確認メールを受け取った部品業
者側の責任者は、確認要領に則って承認メールを作成
し、予め部品業者に伝えてある調査元の暗号鍵と、部品
業者側の暗号鍵とを用いて暗号化し、さらに電子署名を
付けて、これも暗号化してから調査主体である調査元が
用意した承認メール受信用のメールアドレスに対して送
信する。
【0176】これにより、メールサーバ100中の承認
メール受信用メールアドレスのメールボックスに承認メ
ールが届けられ、保存される。
【0177】メールサーバ100が受信した承認メール
は処理システム(調査元のパソコンのアプリケーショ
ン)により自動処理され、まず承認メールに含まれる業
者コードを元に、業者情報DB 201を検索して、責
任者の暗号鍵を取得する。
【0178】得られた暗号鍵を用いて復号し、承認メー
ルの電子署名を確認し、当該メールが確かに当該業者の
責任者から送信されたものであることを確認する。
【0179】次いで調査元自身の暗号鍵と部品供給の責
任者の暗号鍵を用いて承認メールの内容を復号し、内容
が改竄されていないことを確認する。
【0180】この結果、回答内容が確かなものであるこ
とを確認できたなら、その旨を承認情報DB 204に
格納する。
【0181】なお、承認メールの電子署名が適切でなか
ったり、復号が適切に行なえなかったりした場合には、
確認メールの送信に戻り、不具合の状況を書き添えて再
確認を行なう。承認メールは適切であり、承認の内容が
否定であった場合には、回答の内容が適切でないと判断
し、調査元担当者に調査のし直しを指示しする。
【0182】調査元担当者はこれをコンピュータ22の
画面で知って、調査メールの送信に戻り、回答内容が責
任者によって否定されたことを書き添えて再調査を行な
う。なお、以上の実施例は調査も電子メールを利用して
いるが、本発明はそのように限定されるものではなく、
例えばWWWを利用してWebぺージに調査内容を表示
するフォームを作り、部品業者の担当者がWebブラウ
ザを使って回答するようにしても良い。この場合にはフ
ォームの回答データの送信先をセットメーカ(調査元)
の回答メール受信用アドレスに設定しておけば良い。フ
ォームデータの復号処理を加えれば、以降の処理は同様
にできる。
【0183】また、第4の実施例では暗号化処理を、公
開鍵暗号系を利用して実施しているが、本発明はそのよ
うに限定されるものではなく、他の種類の暗号系を用い
ても良いし、セキュリティを特に必要としない場合には
暗号化や電子署名を施さなくても構わない。逆にセキュ
リティが重要な場合には、調査メールや回答メールにも
暗号化や電子署名を施すようにすることもできる。また
実施例は一部の処理を自動化しているが、本発明はその
ように限定されるものではなく、作業者が手作業で処理
しても良いし、逆に実施例で自動処理と明記していない
部分を自動化することもできる。
【0184】また、この第4の実施例の手法は、信用の
確立された相手間での簡易な承認方法、認証方法として
広く一般に利用できる。
【0185】以上、第4の実施例は、情報収集の対象と
なる必要事項と返信先アドレスを記述した電子メールを
情報提供元の個人宛に送信し、受信側から前記返信先ア
ドレスに返送されるその電子メールにて要求される必要
事項の記入済み返信メールを受信したならば、次にこの
返信メールの記入内容と返信先アドレス情報とを前記情
報提供元の責任者個人に転送し、当該責任者個人からの
内容承認済み返信メールを受けることにより、情報提供
元からの情報を採用するようにしたものであり、また、
情報提供元の責任者個人からの内容承認済み返信メール
は当該責任者の電子署名を付し、予め個別に定めた暗号
鍵(公開鍵や秘密鍵)とにより暗号化処理したものを前
記返信先アドレスにて受けるようにして、暗号鍵にて暗
号化を解き、電子署名にて真贋を確認した後、承認され
ている場合に、情報提供元からの情報を採用するように
した。
【0186】そして、電子メールを使用して、情報提供
側(部品業者側)に情報を得たい項目の内容を送信し、
その回答内容を電子メールにて回答主体の責任者に承認
を得るために発送し、承認情報を含む電子メールを受信
して承認が確認されたあらば、その情報提供側の回答内
容を報蓄積手段に蓄積するようにしたことから、回答主
体には電子メールクライアントさえあれば実現可能とな
り、責任者の承認をも実現できるなど、本発明によれ
ば、ワークフローシステムを持たない企業、団体、ある
いは部署を回答主体として回答を要求し、かつ回答主体
の責任者による承認を実現することができる。したがっ
て回答主体の選択の幅が広く、また回答内容の正当性を
確保することができるので、回答結果を格納したデータ
ベースの信頼性を飛躍的に向上させることができる。
【0187】以上、種々の実施例を説明したが、本発明
は上述した実施例に限定されるものではなく、種々変形
して実施可能である。また、実施例として記載した手法
は、コンピュータに実行させることのできるプログラム
として、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディス
ク、ハードディスクなど)、光ディスク(CD−RO
M、DVDなど)、半導体メモリなどの記録媒体に格納
して頒布したり、インターネットなどの通信ネットワー
ク上において、通信により頒布したり利用したりする方
式にも当然適用することができるのは云うまでもない。
【0188】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、メ
ーカ企業で多数の調達品データを管理・利用することが
できる大規模な情報処理システムから小規模の資材納入
業者であっても容易にデータ入力することができる簡単
な電子化データ処理システムへの連続的な運用を可能に
するとともに、逆に小規模の資材納入業者であっても容
易にデータ入力することができる簡単な電子化データ処
理システムからメーカ企業で多数の調達品データを管理
・利用することができる大規模な情報処理システムへの
連続的な運用を可能にする。従って、環境を配慮した製
品を短期に設計できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を説明するための図であって、本発明の
第1の実施例を示すシステム構成図である。
【図2】本発明を説明するための図であって、本発明の
第1の実施例における処理の流れ示すシステム構成図で
ある。
【図3】本発明を説明するための図であって、調査項目
を列挙し、部品業者別の部品とそれに関する所望の調査
項目を列挙した調査シートを作成の説明をするための図
である。
【図4】本発明を説明するための図であって、本発明で
用いる調査シートの説明をするための図である。
【図5】本発明を説明するための図であって、本発明で
用いる調査シートの説明をするための図である。
【図6】本発明を説明するための図であって、本発明で
用いる調査シートの説明をするための図である。
【図7】本発明を説明するための図であって、本発明で
用いる調査シートの説明をするための図である。
【図8】本発明を説明するための図であって、本発明の
第2の実施例を示すシステム構成図である。
【図9】第1及び第2の実施例による手法と従来の手法
での効果の差を比較する説明図である。
【図10】本発明を説明するための図であって、本発明
の第3の実施例を示すシステム構成図である。
【図11】本発明に係わる実施例における表計算ソフト
形式入力フォーマットの画面構成例を示す図である。
【図12】本発明に係わる実施例におけるWebブラウ
ザ上の画面構成例を示す図である。
【図13】本発明に係わる実施例における押印欄付き帳
票の例を示す図である。
【図14】本発明の第4の実施例に係わるデータフロー
の概略を示す図である。
【図15】本発明の第4の実施例に係わる部品情報DB
のデータ例である。
【図16】本発明の第4の実施例に係わる業者情報DB
のデータ構造例である。
【図17】本発明の第4の実施例に係わる業者情報DB
のデータ例である。
【図18】本発明の第4の実施例に係わる調査メールの
例である。
【図19】本発明の第4の実施例に係わる確認メールの
例である。
【符号の説明】
11…資材部門が保有するデータベース 12…資材部門が保有するデータベースシステム11か
ら必要なデータを抽出して作成し保存したCSV(カン
マ区切り形式)の電子ファイル 21…グリーン調達データベース 22…グリーン調達データベースを管理するコンピュー
タないしユーティリティソフト 23…Webサーバ 31…汎用表計算ソフトウェアの文書形式にした環境配
慮状況を入力可能な構造を持つデータ 32…環境配慮状況を追加入力したデータ 33…Webブラウザ 41…ドロップダウンリストを表示し、ここから選択す
ることにより選択した項目に関連付けされたデータ部分
を直ちに表示する手続きを記述したプログラムを起動す
る画面構成要素 51…環境配慮性の有無を記入する欄 52…環境配慮性の程度を表現する数値を記入する欄 53…チェックボタン(環境配慮性の有無の記入内容と
環境配慮性の程度を表現する数値の記入内容との整合性
をチェックするプログラムまたはマクロを起動する手
段) 61…スクロールバー(横長の画面をスクロールする手
段) 62…スクロールバー(縦長の画面をスクロールする手
段) 71,72,73,74…ボタン(資材品目データを削
除する手段ないし環境配慮状況の入力項目のデータを複
製する手段) 100…メールサーバ 200…部品情報DB(データベース) 201…業者情報DB(データベース) 203…回答情報DB(データベース) 204…承認情報DB(データベース)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/40 320 G06F 17/60 ZAB 17/60 ZAB 106 106 302Z 302 B09B 5/00 ZABM (72)発明者 高橋 美穂 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 (72)発明者 島田 秀樹 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 (72)発明者 西村 一彦 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 Fターム(参考) 4D004 AA46 DA16 5B049 BB07 CC05 CC21 DD01 DD05 EE02 EE05 EE09 FF03 FF04 FF09 GG04 GG07 GG09 GG10 5B075 KK03 KK07 KK13 KK33 KK37 KK40 ND03 ND20 ND23 ND40 NK54 PP02 PP03 PP12 PP30 PQ02 PQ15 UU06 UU22 UU24 UU40 9A001 EE03 JJ14 JJ25 JJ30 JJ47 KK54 LL03 LL09

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】製品製造に利用する各種資材品目のデータ
    からその資材品目の供給業者別にデータを抽出し、汎用
    表計算ソフトウェアを用いてこれら抽出データに関して
    の各種環境配慮状況情報を入力可能な構造を持つ表形式
    のデータを作成すると共に、前記表形式のデータの環境
    配慮状況の項目は、この環境配慮状況の項目の内容の変
    更発生時にデータ構造変動が最小限となるよう、前記環
    境配慮状況の項目内容の変更可能性のあるものを表の後
    端側に配置すべくレイアウトして、これを前記供給業者
    に提供し、前記供給業者側で前記表形式のデータに追加
    した前記環境配慮状況情報を含む表形式データを用いて
    各種資材品目毎の環境配慮状況情報を取得することを特
    徴とする環境配慮状況情報取得方法。
  2. 【請求項2】環境配慮状況を入力可能な構造を持つデー
    タは、汎用の表計算ソフトウェアの文書形式とすること
    を特徴とする請求項1記載の環境配慮状況情報取得方
    法。
  3. 【請求項3】環境配慮状況を入力可能な構造を持つデー
    タは、Webブラウザで閲覧し、入力することができる
    ハイパーテキストドキュメントであることを特徴とする
    請求項1記載の環境配慮状況情報取得方法。
  4. 【請求項4】環境配慮状況を入力可能な構造を持つデー
    タは、汎用の表計算ソフトウェアの文書形式と、Web
    ブラウザで閲覧し入力することができるハイパーテキス
    トドキュメントのいずれかを選択可能であり、汎用の表
    計算ソフトウェアの文書形式の場合には調査項目が横方
    向に並ぶ表形式になり、Webブラウザで閲覧し入力す
    ることができるハイパーテキストドキュメントの場合に
    は調査項目が縦方向に並ぶ表形式であることを特徴とす
    る請求項1記載の環境配慮状況情報取得方法。
  5. 【請求項5】情報収集の対象となる必要事項と返信先ア
    ドレスを記述した電子メールを情報提供元の個人宛に送
    信し、受信側から前記返信先アドレスに返送されるその
    電子メールにて要求される必要事項の記入済み返信メー
    ルを受信したならば、次にこの返信メールの記入内容と
    返信先アドレス情報とを前記情報提供元の責任者個人に
    転送し、当該責任者個人からの内容承認済み返信メール
    を受けることにより、情報提供元からの情報を採用する
    ことを特徴とする環境配慮状況情報取得方法。
  6. 【請求項6】情報収集の対象となる必要事項と返信先ア
    ドレスを記述した電子メールを情報提供元の個人宛に送
    信し、受信側から前記返信先アドレスに返送されるその
    電子メールにて要求される必要事項の記入済み返信メー
    ルを受信したならば、次にこの返信メールの記入内容と
    返信先アドレス情報とを前記情報提供元の責任者個人に
    転送し、当該責任者個人からの内容承認済み返信メール
    は当該責任者の電子署名を付し、予め定めた暗号鍵によ
    り暗号化処理したものを前記返信先アドレスにて受けて
    前記暗号鍵により復号化し、電子署名にて真贋を確認し
    た後、承認されている場合に、情報提供元からの情報を
    採用することを特徴とする環境配慮状況情報取得方法。
  7. 【請求項7】暗号鍵は予め個別に取り決めたものを使用
    することを特徴とする請求項6記載の環境配慮状況情報
    取得方法。
  8. 【請求項8】情報収集の対象となる必要事項の回答を記
    入すると共に回答内容を所定の返信先アドレスに送信す
    る設定のWebページをインターネット上に掲示し、情
    報提供元に回答を記入処理させ、前記返信先アドレスに
    送信される回答内容を受けたならば、次にこの回答内容
    と返信先アドレス情報とを前記情報提供元の責任者個人
    に電子メールとして送信し、当該責任者個人からの内容
    承認済み返信メールを受けることにより、情報提供元か
    らの回答内容を情報として採用することを特徴とする環
    境配慮状況情報取得方法。
  9. 【請求項9】製品製造に利用する各種資材品目のデータ
    をその資材品目の供給業者情報と共に蓄積する手段か
    ら、その資材品目の供給業者別に資材品目データを抽出
    し、汎用表計算ソフトウェアにより供給業者別にこれら
    抽出データに関しての各種環境配慮状況情報を入力可能
    な構造を持つ表形式のデータを作成する表形式データ作
    成手段と、を具備し、 前記表形式データ作成手段における前記表形式のデータ
    は、環境配慮状況の項目を、この環境配慮状況の項目の
    内容の変更発生時にデータ構造変動が最小限となるよ
    う、前記環境配慮状況の項目内容の変更可能性のあるも
    のを表の後端側に配置すべくレイアウトした形式として
    作成し、この作成した表形式データを前記供給業者に提
    供して必要データの補充を受け、この補充済みの前記環
    境配慮状況情報を含む表形式データを用いて各種資材品
    目毎の環境配慮状況情報を取得することを特徴とする環
    境配慮状況情報取得システム。
  10. 【請求項10】表形式データ作成手段にて用いる前記環
    境配慮状況を入力可能な構造を持つデータは、汎用の表
    計算ソフトウェアの文書形式と、Webブラウザで閲覧
    し入力することができるハイパーテキストドキュメント
    のいずれかを選択可能であり、汎用の表計算ソフトウェ
    アの文書形式の場合には調査項目が横方向に並ぶ表形式
    になり、Webブラウザで閲覧し入力することができる
    ハイパーテキストドキュメントの場合には調査項目が縦
    方向に並ぶ表形式であることを特徴とする請求項9記載
    の環境配慮状況情報取得システム。
  11. 【請求項11】情報収集の対象となる必要事項と返信先
    アドレスを記述した電子メールを情報提供元の個人宛に
    送信する手段と、 受信側から前記返信先アドレスに返送されるその電子メ
    ールにて要求される必要事項の記入済み返信メールを受
    信する手段と、 受信した記入済み返信メールの記入内容と返信先アドレ
    ス情報とを前記情報提供元の責任者個人に転送する手段
    と、 を具備し、前記責任者個人からの内容承認済み返信メー
    ルを受けることにより、情報提供元からの情報を採用す
    ることを特徴とする環境配慮状況情報取得システム。
  12. 【請求項12】製品製造に利用する各種資材品目のデー
    タをその資材品目の供給業者情報と共に蓄積する手段か
    ら、その資材品目の供給業者別に資材品目データを抽出
    するステップと、この抽出したデータを、汎用表計算ソ
    フトウェアにより供給業者別にこれら抽出データに関し
    ての各種環境配慮状況情報を入力可能な構造を持つ表形
    式のデータとして作成する表形式データ作成ステップ
    と、を具備し、 前記表形式のデータは、環境配慮状況の項目を、この環
    境配慮状況の項目の内容の変更発生時にデータ構造変動
    が最小限となるよう、前記環境配慮状況の項目内容の変
    更可能性のあるものを表の後端側に配置すべくレイアウ
    トした形式とし、この表形式データを用いて各種資材品
    目毎の環境配慮状況情報を取得するようにしたことを特
    徴とするコンピュータで読み取りおよび実行可能な環境
    配慮状況情報取得プログラムを記録した媒体。
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