JPWO2008120477A1 - 歩行訓練装置及び歩行訓練方法 - Google Patents
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Abstract
歩行訓練装置は、トレーニーの足踏みを検知するマットユニット1と、マットユニット1の検知結果に基づいて、トレーニーの脚の起立時間(片脚起立時間及び両脚起立時間)を算出すると共に、脚の起立時間を波形51としてテレビジョンモニタ7にリアルタイムで表示するプロセッサ21と、を備える。最大片脚起立時間を長くするための訓練を効果的に実行できる。
Description
本発明は、表示装置に接続される歩行訓練装置及びそれらの関連技術に関する。
特許文献1には、本件出願人によるエンターテインメントシステムが開示されている。このエンターテインメントシステムは、予め格納された音楽データに応じて音楽が再生され、この音楽に合わせて、画面に表示するオブジェクトを落下させる。プレイヤは、落下してくるオブジェクトに従ってマット(足入力型入力装置)を踏み込むと、音楽に合った足踏みを行うことができる。
ところで、人の最大片脚起立時間を調べることによって、その人の歩行能力の目安になることが知られている。最大片脚起立時間とは、できるだけゆっくりと足踏みをするときの最長の片脚起立時間のことである。最大片脚起立時間が短いほど歩行能力が低く、最大片脚起立時間が長いほど歩行能力が高いと言われている。特に、高齢者の場合、歩行能力が低く、それ故、最大片脚起立時間も短い。
以上のことから、最大片脚起立時間が長くなるように訓練することによって、歩行能力の向上が期待できる。従って、最大片脚起立時間を長くするために有効な訓練装置を提供できれば、高齢者等の歩行能力の低い人たちにとって大変有用である。
そこで、本発明の目的は、最大片脚起立時間を長くするための訓練を効果的に実行できる歩行訓練装置及びその関連技術を提供することである。
本発明の第1の観点によれば、歩行訓練装置は、トレーニーの足踏みを検知する入力手段と、前記入力手段の検知結果に基づいて、前記トレーニーの脚の起立時間を算出する起立時間算出手段と、前記脚の起立時間を表示装置にリアルタイムで表示する表示制御手段と、を備える。
この構成によれば、トレーニーは、自分の脚の起立時間を確認・認識しながら足踏みを行うことができる。このように、トレーニーは、自分の感覚ではなく、客観的な脚の起立時間を確認・認識しながら、足踏みを行うことができる。例えば、トレーニーにできるだけゆっくり足踏みを行わせ、最大片脚起立時間が長くなるように訓練を行う際に、トレーニーは、客観的な自分の脚の起立時間を確認・認識しながら足踏みを行うことができる。従って、自分の感覚のみに頼って足踏みを行う場合と比較して、最大片脚起立時間を長くするための訓練を、より効果的に実行できる。
この歩行訓練装置において、前記表示制御手段は、前記トレーニーが左脚のみで立っている時の起立時間、前記トレーニーが右脚のみで立っている時の起立時間、及び、前記トレーニーが両脚で立っている時の起立時間を前記表示装置にリアルタイムで表示する。
この構成によれば、トレーニーは、客観的な自己の片脚起立時間及び両脚起立時間を確認・認識しながら足踏みを行うことができる。
上記歩行訓練装置において、前記表示制御手段は、前記脚の起立時間を前記表示装置にリアルタイムに図示する。
この構成によれば、脚の起立時間が図示されるので、トレーニーはより容易に片脚起立時間や両脚起立時間の確認・認識を行うことができる。
上記歩行訓練装置において、前記表示制御手段は、前記脚の起立時間のリアルタイムの図示を履歴として残す。
この構成によれば、脚の起立時間の履歴が残るので、トレーニーは、リアルタイムで表示される脚の起立時間と比較しながら足踏みを行うことができる。このように、トレーニーは、過去の起立時間及び現在の起立時間の双方を客観的に確認・認識できるので、前の片脚起立時間より長く片脚起立時間を確保するように試みることや前の両脚起立時間より短く両脚起立時間を確保するように試みることが容易になる。
上記歩行訓練装置は、前記トレーニーに対する足踏みのガイドを映像及び/又は音声により提示するガイド手段をさらに備える。
この構成によれば、トレーニーはガイドの指示に従った足踏みを行うことで、最大片脚起立時間を延ばすための、より効果的な歩行訓練が可能になる。最大片脚起立時間を延ばす訓練は、ややもすれば、片脚立ちの訓練と誤解され、足踏みのリズムが崩れてしまうこともある。足踏みのリズムが崩れれば、最大片脚起立時間を延ばす訓練の効果が低くなってしまう。ガイドに従って足踏みを行えばリズムを崩すことなく訓練を行うことができる。
この歩行訓練装置において、前記ガイド手段は、複数のレベルを設け、前記各レベルでは、相互に異なる起立時間を指示する前記ガイドを提示する。
この構成によれば、段階的にレベルが、上がるガイド、下がるガイド又は上下するガイドを提示できる。ここで、より長い片脚起立時間を提示するガイドはよりレベルが高く、より短い片脚起立時間を提示するガイドはよりレベルが低いものとする。
この歩行訓練装置において、前記ガイド手段は、少なくとも1つの前記レベルにおいて、前記トレーニーの太ももが実質的に水平になるまで脚を上げて足踏みを行うこと又は前記トレーニーの膝の角度が実質的に90度になるまで脚を上げて足踏みを行うことを指示する前記ガイドを提示する。
この構成によれば、大腰筋を鍛えることができる。大腰筋を鍛えれば、基礎代謝量が増えて太りにくい体質になることや、姿勢が良くなり腰痛が軽減すること等が知られている。
また、上記歩行訓練装置において、前記ガイド手段は、少なくとも1つの前記レベルにおいて、前記トレーニーに対して、腰掛けて足踏みを行うことを指示する前記ガイドを提示することもできる。
この構成によれば、腰掛けての足踏みを指示するガイドを提示することにより、起立しての足踏みが困難なトレーニーに対しても対応可能となる。つまり、トレーニーの歩行能力に幅広く対応可能な歩行訓練装置を提供できる。
上記歩行訓練装置は、前記トレーニーの前記脚の起立時間に基づいて、前記トレーニーの足踏みを評価する評価手段をさらに備える。
この構成によれば、足踏みの評価をトレーニーに提示することで、トレーニーは自己の足踏み状態を客観的に認識でき、良い評価であれば現在の足踏みを維持し又はより良い足踏みを試み、悪い評価であれば修正を試みることができる。また、評価に基づいて、様々なアドバイスを提示することもできる。
また、上記歩行訓練装置は、前記トレーニーの前記脚の起立時間に基づいて、前記トレーニーの足踏みを評価する評価手段をさらに備え、前記ガイド手段は、前記評価手段による評価に基づいて、前記ガイドが指示する起立時間を変更することもできる。
この構成によれば、トレーニーの足踏みがガイドに合っていない場合は、トレーニーの足踏みに合うようにガイドを変更でき、トレーニーの歩行能力や体調に合った無理のないペースで歩行訓練を行うことができる。また、トレーニーの足踏みがガイドに合っていない状態が継続すると、ガイドが無意味なものとなるが、このような不都合を回避できる。
上記歩行訓練装置において、前記入力手段は、マット型のものであり、各々踏まれることにより第1状態から第2状態に遷移する少なくとも2つのフットスイッチを含む。
この構成によれば、トレーニーの脚の起立時間を簡易に検知できる。
また、上記歩行訓練装置において、前記入力手段は、マット型のものであり、各々踏まれることにより第1状態から第2状態に遷移する少なくとも2つのフットスイッチを含み、前記ガイドは、前記入力手段を模したマット画像及びそのマット画像上で足踏みを行う人型のトレーナーキャラクタを含み、前記ガイド手段は、前記マット画像及び前記トレーナーキャラクタが前記入力手段及び前記トレーニーと鏡像関係になるように前記ガイドを表示することもできる。
この構成によれば、マット画像及びトレーナーが入力手段及びトレーニーと鏡像関係となるように表示されるので、トレーニーに対してより直感的で分かりやすいガイドを提示できる。
本発明の第2の観点によれば、歩行訓練方法は、トレーニーの足踏みを検知する検知ステップと、前記検知ステップの検知結果に基づいて、前記トレーニーの脚の起立時間を算出する算出ステップと、前記脚の起立時間を表示装置にリアルタイムで表示する表示ステップと、を含む。
この構成によれば、上記第1の観点による歩行訓練装置と同様の効果を奏する。
本発明の第3の観点によれば、歩行訓練プログラムは、トレーニーの足踏みを検知する検知ステップと、前記検知ステップの検知結果に基づいて、前記トレーニーの脚の起立時間を算出する算出ステップと、前記脚の起立時間を表示装置にリアルタイムで表示する表示ステップと、をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムである。
この構成によれば、上記第1の観点による歩行訓練装置と同様の効果を奏する。
本発明の第4の観点によれば、記録媒体は、トレーニーの足踏みを検知する検知ステップと、前記検知ステップの検知結果に基づいて、前記トレーニーの脚の起立時間を算出する算出ステップと、前記脚の起立時間を表示装置にリアルタイムで表示する表示ステップと、をコンピュータに実行させる歩行訓練プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
この構成によれば、上記第1の観点による歩行訓練装置と同様の効果を奏する。
なお、上記の記録媒体には、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ、光磁気ディスク、CD(CD−ROM、Video−CDを含む)、DVD(DVD−Video、DVD−ROM、DVD−RAMを含む)、ROMカートリッジ、バッテリバックアップ付きのRAMメモリカートリッジ、フラッシュメモリカートリッジ、不揮発性RAMカートリッジ等を含む。
本発明の新規な特徴は、特許請求の範囲に記載されている。しかしながら、発明そのもの及びその他の特徴と効果は、添付図面を参照して具体的な実施例の詳細な説明を読むことにより容易に理解される。
1…マットユニット、3…アダプタ、5…カートリッジ、7…テレビジョンモニタ、11…マット、21…プロセッサ、23…ROM、24…フラッシュメモリ、25…IRレシーバ、26,27…MCU、28…USBコネクタ、29…IR発光部、41,81…起立時間表示部、SW1〜SW4(SW)…フットスイッチ、ST1〜ST4(ST)…踏み領域。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一または相当部分については同一の参照符号を付してその説明を援用する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態による歩行訓練システムの全体構成を示す外観斜視図である。図1を参照して、この歩行訓練システムは、アダプタ3、カートリッジ5、マットユニット1、及びテレビジョンモニタ7を備える。アダプタ3には、カートリッジ5が装着される。また、アダプタ3は、AVケーブル9により、テレビジョンモニタ7に接続される。従って、カートリッジ5が生成したビデオ信号VD及びオーディオ信号AUは、アダプタ3及びAVケーブル9を介してテレビジョンモニタ7に与えられる。
マットユニット1は、マット11及び回路ボックス13により構成される。回路ボックス13は、マット11の一方端部に取り付けられる。回路ボックス13の表面には、電源スイッチ15が設けられ、一方端部には、赤外線のみを透過する赤外線フィルタ17が取り付けられる。赤外線フィルタ17の裏側には、赤外光(IR)発光部29(後述)が配置される。一方、マット11の表面には、4つの踏み領域ST1,ST2,ST3及びST4が形成される。マット11の内部には、踏み領域ST1,ST2,ST3及びST4に対応して、フットスイッチSW1,SW2,SW3及びSW4が設けられる。踏み領域ST1,ST2,ST3及びST4が踏まれると、対応するフットスイッチSW1,SW2,SW3及びSW4がオンになる。フットスイッチSW1〜SW4は、例えば、メンブレンスイッチである。なお、フットスイッチSW1〜SW4を包括して、フットスイッチSWと表記することもある。また、踏み領域ST1〜ST4を包括して踏み領域STと表記することもある。
図2は、図1の歩行訓練システムの電気的構成を示す図である。図2を参照して、マットユニット1は、赤外発光ダイオードを含む赤外光(IR)発光部29、MCU(Micro Controler Unit)27、及びフットスイッチSW1〜SW4を含む。IR発光部29及びMCU27は、回路ボックス13に内蔵される。フットスイッチSW1〜SW4は、マット11の内部に設けられる。MCU27は、フットスイッチSW1〜SW4のオン/オフ情報を受け、IR発光部29を駆動して、赤外線通信により、フットスイッチSW1〜SW4のオン/オフ情報をアダプタ3のIRレシーバ25へ送信する。
アダプタ3に装着されるカートリッジ5は、プロセッサ21、ROM(Read Only Memory)23、MCU26、フラッシュメモリ24、及びUSB(Universal Serial Bus)コネクタ28を含む。また、アダプタ3は、赤外光(IR)レシーバ25を含む。マットユニット1のIR発光部29から送信された赤外線信号、つまり、フットスイッチSW1〜SW4のオン/オフ情報は、アダプタ3のIRレシーバ25に受信され、カートリッジ5のプロセッサ21に与えられる。
プロセッサ21には、ROM23が接続される。ROM23は、プログラム領域、画像データ領域、および音声データ領域を含む。プログラム領域には、制御プログラム(アプリケーションプログラムを含む。)が格納される。画像データ領域には、テレビジョンモニタ7に表示される画面を構成するすべての画像データが格納されている。音声データ領域には、音楽、ボイス及び効果音等のための音声データが格納されている。プロセッサ21は、プログラム領域の制御プログラムを実行して、画像データ領域の画像データ及び音声データ領域の音声データを読み出し、必要な処理を施して、ビデオ信号VD及びオーディオ信号AUを生成する。この場合、プロセッサ21は、IRレシーバ25からの、フットスイッチSW1〜SW4のオン/オフ情報を処理に反映する。ビデオ信号VD及びオーディオ信号AUは、AVケーブル9を通して、テレビジョンモニタ7に与えられる。
プロセッサ21は、図示しないが、CPU(Central Processing Unit)、グラフィックスプロセサ、サウンドプロセサおよびDMAコントローラ等の各種機能ブロックを含むとともに、アナログ信号を取り込むときに用いられるA/Dコンバータ、赤外線信号(本実施の形態では、フットスイッチSW1〜SW4のオン/オフ情報)やキー操作信号のような入力デジタル信号を受けかつ出力デジタル信号を外部機器に与える入出力制御回路、及び内部メモリ等を含む。
CPUは、ROM23に格納された制御プログラムを実行する。A/Dコンバータからのデジタル信号および入出力制御回路からのデジタル信号はCPUに与えられ、CPUは、制御プログラムに従って、それらの信号に応じて必要な演算を実行する。グラフィックスプロセサは、ROM23に格納された画像データに対して、CPUの演算結果によって必要になったグラフィック処理を実行して、テレビジョンモニタ7に表示する画像を表すビデオ信号VDを生成する。サウンドプロセサは、ROM23に格納された音声データに対して、CPUの演算結果によって必要になったサウンド処理を実行して、音楽、ボイス及び効果音等を表すオーディオ信号AUを生成する。内部メモリは、例えば、RAMにより構成され、ワーキング領域、カウンタ領域、レジスタ領域、テンポラリデータ領域、及び/又はフラグ領域等として利用される。
プロセッサ21は、歩行訓練が終了すると訓練データをMCU26に与える。そして、MCU26は、訓練データをフラッシュメモリ24に格納する。トレーニーがアダプタ3からカートリッジ5を取り出し、USBケーブル(図示せず)の一方端子をUSBコネクタ28に接続し、他方端子をパーソナルコンピュータ(図示せず)に接続する。すると、パーソナルコンピュータは、MCU26と通信して、フラッシュメモリ24に格納された訓練データを取り込むことができる。
図3は、図2のプロセッサ21がテレビジョンモニタ7に表示する画面の遷移図である。図3を参照して、アダプタ3の電源スイッチがオンされると、ステップS1にて、プロセッサ21は、図4のタイトル画面をテレビジョンモニタ7に表示する。プロセッサ21は、トレーニーがマット11にのって踏み領域ST2及びST3を踏んでフットスイッチSW2及びSW3の双方がオンになったことを検知すると、次のステップS3に進み、図5(a)の訓練画面をテレビジョンモニタ7に表示する。本実施の形態では、トレーニーは、踏み領域ST2及びST3にのって足踏みを行うものとする。そして、プロセッサ21は、トレーニーがマット11からおりてフットスイッチSW2及びSW3の双方がオフになったことを検知すると、次のステップS5に進み、図6の結果画面をテレビジョンモニタ7に表示する。
そして、プロセッサ21は、トレーニーがフットスイッチSW4を押下したことを検知すると、ステップS7に進み、評価グラフ(図示せず)をテレビジョンモニタ7に表示する。この評価グラフは、縦軸を評価(例えば、10段階評価)、横軸を時間、とした折れ線グラフである。そして、プロセッサ21は、フットスイッチSW1がオンになったことを検知すると、ステップS1に戻り、図4のタイトル画面を表示する。
図4を参照して、ステップS1で表示されるタイトル画面は、訓練開始ボタン31、記録ボタン33、及び設定ボタン35を含む。プロセッサ21は、トレーニーが操作したフットスイッチSW2又はSW3に応じて、ボタン31,33及び35を順次選択して行く。そして、プロセッサ21は、フットスイッチSW4のオンを検知した時、その時選択されているボタン31,33又は35に対応した画面をテレビジョンモニタ7に表示する。つまり、プロセッサ21は、訓練開始ボタン31が選択されている場合は、図3のステップS1からステップS3に進む。従って、ステップS1からS3へ進む方法は、上記した方法を含めて計二通りある。プロセッサ21は、設定ボタン35が選択されている場合は、時計設定及びデータ消去を行うための設定画面(図示せず)をテレビジョンモニタ7に表示する。
プロセッサ21は、記録ボタン33が選択されている場合は、図3のステップS1からステップS9へ進み、記録画面(図示せず)をテレビジョンモニタ7に表示する。記録画面は、評価ボタン及び距離ボタンを含む。プロセッサ21は、トレーニーがフットスイッチSW2又はSW3に応じて、評価ボタン及び距離ボタンを順次選択して行く。そして、プロセッサ21は、フットスイッチSW4のオンを検知した時、その時選択されている評価ボタン又は距離ボタンに対応した画面をテレビジョンモニタ7に表示する。つまり、プロセッサ21は、評価ボタンが選択されている場合は、図3のステップS9からステップS7に進む。また、プロセッサ21は、距離ボタンが選択されている場合は、図3のステップS9からステップS11に進み、距離グラフ(図示せず)をテレビジョンモニタ7に表示する。この距離グラフは、縦軸を距離、横軸を時間、とした折れ線グラフである。この距離は、例えば、予め設定された歩幅LSにトレーニーのステップ数を乗算することにより算出される。もちろん、歩幅LSは、登録されたトレーニーの性別、身長、体重等に応じて変更することもできる。
ここで、実施の形態(実施の形態2を含む。)では、プロセッサ21は、フットスイッチSWのオフからオンへの遷移を検知したときに、トレーニーが1ステップ(一歩)を行ったと判断する。別の言い方をすれば、トレーニーが片脚を上げて下ろす1回の動作を1ステップとする。
プロセッサ21は、距離グラフの表示中にフットスイッチSW4がオンされたことを検知すると、ステップS11からステップS13に進み、図7の四国八十八箇所巡り画面をテレビジョンモニタ7に表示する。
さて、図5(a)を参照して、ステップS3で表示される訓練画面は、起立時間表示部41、図1のマット11を模したマット画像43、運動時間を表示する時間表示部45、及び歩行距離を表示する距離表示部47を含む。マット画像43は、図1の踏み領域ST1〜ST4(フットスイッチSW1〜SW4)に対応して領域C1〜C4を有する。なお、領域C1〜C4を包括して領域Cと表記することもある。プロセッサ21は、フットスイッチSWがオンの場合、マット画像43の対応する領域Cの色彩を変更する。これにより、トレーニーは、足元をみることなしに、自分がどの領域Cを踏んでいるかを認識できる。なお、図の例では、トレーニーが右脚のみで立っており、フットスイッチSW3のみがオンであるため、対応する領域C3の色彩が変化している。
トレーニーは、この訓練画面が表示されたら、できるだけゆっくり足踏みを行うことを試みる。なお、歩行距離の算出方法は、上記した距離グラフの場合と同じである。
ここで、本明細書(実施の形態2を含む。)で使用する用語を説明する。片脚起立時間は、トレーニーが片脚で立っている時間である。片脚起立時間を片脚接地時間と呼ぶこともある。左脚起立時間は、トレーニーが左脚のみで立っている時間である。左脚起立時間を左脚接地時間と呼ぶこともある。右脚起立時間は、トレーニーが右脚のみで立っている時間である。右脚起立時間を右脚接地時間と呼ぶこともある。片脚起立時間(片脚接地時間)なる用語は、左脚起立時間(左脚接地時間)及び右脚起立時間(右脚接地時間)を包括して表現する場合に使用する。両脚起立時間は、トレーニーが両脚でたっている時間である。両脚起立時間を両脚接地時間と呼ぶこともある。起立時間なる用語は、左脚起立時間、右脚起立時間及び両脚起立時間を包括して表現する場合に使用する。起立時間を接地時間と呼ぶこともある。
図5(b)を参照して、プロセッサ21は、トレーニーの起立時間を表す波形51を起立時間表示部41に表示する。具体的には次の通りである。プロセッサ21は、マット11のフットスイッチSW2のみがオンしている間、波形51のレベルをラインLLと一致するように設定する。従って、波形51のレベルがラインLLと一致する時、トレーニーが左脚のみで起立していることが示される。この場合のラインLL上の波形51の長さが左脚起立時間を示す。
プロセッサ21は、マット11のフットスイッチSW3のみがオンしている間、波形51のレベルをラインRLと一致するように設定する。従って、波形51のレベルがラインRLと一致する時、トレーニーが右脚のみで起立していることが示される。この場合のラインRL上の波形51の長さが右脚起立時間を示す。
プロセッサ21は、マット11のフットスイッチSW2及びSW3の双方がオンしている間、波形51のレベルをラインBLと一致するように設定する。従って、波形51のレベルがラインBLと一致する時、トレーニーが両脚で起立していることが示される。この場合のラインBL上の波形51の長さが両脚起立時間を示す。
プロセッサ21は、図中、右から左に一定速度で波形51をスクロールする。従って、起立時間表示部41の右端付近の波形51が、トレーニーの現在の起立時間を示す(リアルタイム表示)。また、起立時間表示部41の右端付近以外の波形51は、トレーニーの過去の起立時間を示す(履歴表示)。
従って、トレーニーは、起立時間表示部41の波形51を見ることで、踏み動作を行いながら、自分がどの脚でどのくらいの間起立していたかの過去の起立状態の確認と、自分がどの脚でどのくらいの間起立しているかの現在の起立状態の認識と、を行うことができる。また、トレーニーは、現在の起立状態と過去の起立状態との比較により、起立状態の時間変化を把握できる。
図6を参照して、ステップS5で表示される結果画面は、ステップS3の訓練画面における訓練の評価を表示する評価表示部53、ステップS3の訓練画面における運動時間(訓練時間)を表示する時間表示部55、及び、ステップS3の訓練画面における歩行距離を表示する距離表示部57を含む。なお、歩行距離の算出方法は、上記した距離グラフの場合と同じである。
図7を参照して、四国八十八箇所巡り画面は、四国の地図59、現在地を示すマーカ61、歩行距離の累積値を表示する累積距離表示部63、ゴールまでの距離を表示する残距離表示部65、現在地に所在する寺院の名称を表示する現寺院表示部67、現在地に所在する寺院の写真73、次の寺院までの距離を表示する次距離表示部71、及び、次の寺院の名称を表示する次寺院表示部69を含む。なお、歩行距離の算出方法は、上記した距離グラフの場合と同じである。
さて、以上のように、本実施の形態によれば、起立時間表示部41を見ることにより、トレーニーは、自分の左右それぞれの脚の接地時間(つまり、片脚起立時間)、及び、両脚の接地時間(つまり、両脚起立時間)を確認・認識しながら足踏みを行うことができる(図5参照)。このように、トレーニーは、自分の感覚ではなく、客観的な起立時間を確認・認識しながら、足踏みを行うことができる。つまり、上記のように、トレーニーにできるだけゆっくり足踏みを行わせ、最大片脚起立時間が長くなるように訓練を行う際に、トレーニーは、客観的な自分の片脚起立時間及び両脚起立時間を確認・認識しながら足踏みを行うことができる。従って、自分の感覚のみに頼って足踏みを行う場合と比較して、最大片脚起立時間を長くするための訓練を、より効果的に実行できる。
しかも、片脚起立時間及び両脚起立時間が波形51として図示されるので(図5参照)、トレーニーはより容易に片脚起立時間及び両脚起立時間の確認・認識を行うことができる。
加えて、片脚起立時間及び両脚起立時間の履歴が残るので、トレーニーは、リアルタイムで表示される片脚起立時間及び両脚起立時間と比較しながら足踏みを行うことができる。このように、トレーニーは、過去の片脚起立時間及び現在の片脚起立時間の双方を客観的に認識できるので、前の片脚起立時間より長く片脚起立時間を確保するように試みることが容易になる。
高齢者等の歩行能力が低くなった人に、できるだけゆっくりと足踏みを行わせ、最大片脚起立時間が長くなるように訓練することによって、歩行能力を向上させようとする試みが行われている。このような作業において、実施の形態1による歩行訓練システムは好適である。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2における歩行訓練システムの構成は、図1及び図2の実施の形態1における歩行訓練システムと同じである。また、トレーニーは、マット11の踏み領域ST2(フットスイッチSW2)及びST3(フットスイッチSW3)にのって、実施の形態2の測定及び訓練を行うものとする。
図8は、本発明の実施の形態2における歩行訓練システムによる処理の遷移図である。図8を参照して、電源がオンされると、ステップS21にて、プロセッサ21は、タイトル画面を表示する。プロセッサ21は、トレーニーのフットスイッチSWの操作に応じて、ステップS23又はS43のいずれかに進む。ステップS43では、プロセッサ21は、時計を設定するための画面を表示し、トレーニーのフットスイッチSWの操作に応じて、時計を設定する。一方、ステップS23では、プロセッサ21は、メニュー画面を表示する。トレーニーはフットスイッチSWを操作して、メニュー画面に表示された項目を選択するので、プロセッサ21は、選択操作に応じて、ステップS21、S41、S39、S33又はS24のいずれかに進む。ステップS41では、プロセッサ21は、トレーニーのフットスイッチSWの操作に応じて、各種設定変更を行う。また、ステップS39では、プロセッサ21は、図16の記録画面を表示する。
ステップS24では、プロセッサ21は、測定モードのためのチュートリアル画面を表示し、トレーニーのフットスイッチSWの操作に応答して、ステップS25に進む。ステップS25にて、プロセッサ21は、図9の測定画面を表示して、測定モードの処理を実行し、その終了後にステップS27に進む。測定モードは、トレーニーの現在の歩行能力を測定することを目的とする。歩行能力の目安として片脚起立時間を測定する。ステップS27にて、プロセッサ21は、図10の結果グラフ画面を表示し、トレーニーのフットスイッチSWの操作に応答して、ステップS29に進む。ステップS29にて、プロセッサ21は、図11の経過グラフ画面を表示し、トレーニーのフットスイッチSWの操作に応答して、ステップS31に進む。ステップS31にて、プロセッサ21は、図12の判定目標画面を表示し、トレーニーのフットスイッチSWの操作に応答して、ステップS23に戻る。
ステップS33では、プロセッサ21は、図13の訓練画面を表示し、訓練モードでの処理を実行し、その終了後にステップS35に進む。訓練モードは、トレーニーの最大片脚起立時間を延ばして、歩行能力の向上を目的とする。ステップS35にて、プロセッサ21は、図14の達成状況画面を表示し、トレーニーのフットスイッチSWの操作に応答して、ステップS37に進む。ステップS37にて、プロセッサ21は、図15の日本地図画面を表示し、トレーニーのフットスイッチSWの操作に応答して、ステップS23に戻る。
以下、図面を参照しながら、各種画面の説明を行う。
図9は、図8のステップS25で実行される測定モードで表示される測定画面の例示図である。図9を参照して、プロセッサ21がテレビジョンモニタ7に表示する測定画面は、起立時間表示部81、評価表示部97L,97R、歩数表示部99L,99R、平均起立時間表示部101L,101R、残り時間表示部103、ガイドキャラクタ(「トレーナーキャラクタ」と呼ぶこともある。)105及び領域C1〜C4からなるマット画像107を含む。
起立時間表示部81は、トレーニーの左脚起立時間及び右脚起立時間並びに両脚起立時間をリアルタイムに表示する。具体的には、次の通りである。
起立時間表示部81は、ベルト84を含む。ベルト84は、図中右から左に向かって一定速度でスクロールする。ベルト84は、上下を分割するように水平な両脚起立ライン82を含む。両脚起立ライン82で分割されたベルト84の上部を左ベルト83Lと呼び、下部を右ベルト83Rと呼ぶ。
トレーニーが、左脚のみで踏み領域ST2を踏んでおり、フットスイッチSW2のみがオンの場合は、オンの期間中、左ベルト83Lの色彩が紫色(右上がりの斜線部)に塗りつぶされる。従って、紫部分87の水平方向の長さが、左脚起立時間を示す。一方、フットスイッチSW2のみがオン以外の場合、左ベルト83Lの色彩は白色である。
トレーニーが、右脚のみで踏み領域ST3を踏んでおり、フットスイッチSW3のみがオンの場合は、オンの期間中、右ベルト83Rの色彩が緑色(左上がりの斜線部)に塗りつぶされる。従って、緑部分89の水平方向の長さが、右脚起立時間を示す。一方、フットスイッチSW3のみがオン以外の場合、右ベルト83Rの色彩は白色である。
トレーニーが、両脚で踏み領域ST2及びST3を踏んでおり、フットスイッチSW2及びSW3がオンの場合は、それらが双方オンの期間中、左ベルト83L及び右ベルト83Rの色彩は白色に維持される。従って、紫部分87の後縁から緑部分89の前縁までの長さ(又は、緑部分89の後縁から紫部分87の前縁までの長さ)が、両脚起立時間を示す。
プロセッサ21は、図中、右から左に一定速度でベルト84をスクロールする。従って、ベルト84の右端付近が、トレーニーの脚の現在の起立時間を示す(リアルタイム表示)。また、ベルト84の右端付近以外は、トレーニーの脚の過去の起立時間を示す(履歴表示)。
従って、トレーニーは、起立時間表示部81のベルト84を見ることで、踏み動作を行いながら、自分がどの脚でどのくらいの間起立していたかの過去の起立状態の確認と、自分がどの脚でどのくらいの間起立しているかの現在の起立状態の認識と、を行うことができる。また、過去と現在の起立状態を比較できる。
また、左ベルト83Lの右端右側には、最新の左脚起立時間91がリアルタイムで表示され、両脚の接地時に停止する。右ベルト83Rの右端右側には、最新の右脚起立時間95がリアルタイムで表示され、両脚の接地時に停止する。両脚起立ライン82の右端右側には、最新の両脚起立時間93がリアルタイムで表示され、左右いずれかの脚がマット11から離れた時点(つまり、オンであるフットスイッチSW2及びSW3の一方がオフになった時点)で停止する。
プロセッサ21は10秒ごとにトレーニーの片脚起立時間を評価するところ、評価部97L及び97Rは、それぞれ、左脚及び右脚の評価結果を三段階(「良い」、「やや良い」、「悪い」)で表示する。片脚の起立時間が0.7秒以上の場合は「良い」の評価が与えられ、片脚の起立時間が0.3秒より大きく0.7秒未満の場合は「やや良い」の評価が与えられ、片脚の起立時間が0.3秒以下の場合は「悪い」の評価が与えられる。評価は、10秒間の左脚起立時間及び右脚起立時間の平均値に基づいて行われる。
歩数表示部99L及び99Rは、それぞれ、左脚及び右脚のステップ数(歩数)を表示する。平均起立時間表示部101L及び101Rは、それぞれ、10秒間の左脚起立時間の平均値及び右脚起立時間の平均値を表示する。測定モードは、第1ステージから第4ステージで構成される。第1、第2、第3及び第4ステージは、それぞれ、10秒間、10秒間、20秒間及び30秒間である。第1〜第4ステージを包括して単に「ステージ」と呼ぶこともある。なお、「ステージ」は「レベル」と呼ぶこともできる。残り時間表示部103は、各ステージの残り時間を表示する。なお、図9は、第3ステージを表している。
ガイドキャラクタ105は、人間を模したものであり、マット画像107の領域C2及びC3上で足踏みを行い、トレーニーに足踏みのタイミングを案内する。ガイドキャラクタ105及びマット画像107は、それぞれ、トレーニー及びマット11の鏡像に相当するものであり、マット画像107の領域C1〜C4は、それぞれ、マット11の踏み領域ST1〜ST4に対応する。第1〜第4ステージのガイドキャラクタ105の片脚起立時間をそれぞれTs1〜Ts4とする。この場合、Ts4>Ts3>Ts2>Ts1、である。本実施の形態では、Ts1=0.75秒(普通の足踏み)、Ts2=1.00秒(ややゆっくりの足踏み)、Ts3=1.50秒(ゆっくりの足踏み)、Ts4=3.00秒(おそい足踏み)である。ガイドキャラクタ105は、各ステージにおいて、割り当てられた片脚起立時間Ts1〜TS4に応じた一定周期で足踏みをガイドする。
図10は、図8のステップS27で表示される結果グラフ画面の例示図である。図10を参照して、プロセッサ21がテレビジョンモニタ7に表示する結果グラフ画面は結果グラフ109を含む。結果グラフ109の縦軸は起立時間を示し、横軸は第1〜第4ステージを示す。ボックス111−1〜111−4は、それぞれ、第1ステージ〜第4ステージを示している。ボックス111−1〜111−4内の下段には、対応するステージでの左右のステップ数が記される。左側のサークル内の数字が左脚のステップ数であり、右側のサークル内の数字が右脚のステップ数である。三角のプロットは左脚起立時間を示し、四角のプロットは右脚起立時間を示し、丸のプロットは両脚起立時間を示している。なお、起立時間は各ステージでの平均値である。また、最終ステージ(図10では第4ステージ)においては、左脚起立時間及び右脚起立時間のうち、短い方(つまり悪い方)のプロット(三角又は丸)が点滅する。
図11は、図8のステップS29で表示される経過グラフ画面の例示図である。図11を参照して、プロセッサ21がテレビジョンモニタ7に表示する経過グラフ画面は、経過グラフ113を含む。経過グラフ113の縦軸は起立時間を示し、横軸は測定日(4日分)を示す。左領域が黒色の四角のプロットは左脚起立時間を示し、右領域が黒色の四角のプロットは右脚起立時間を示す。経過グラフ113では、各測定日の最終ステージ(図10ではステージ4)の左脚起立時間及び右脚起立時間のうち、短い方(つまり悪い方)の起立時間、つまり、図10の結果グラフ109で点滅している起立時間がプロットされる。
また、経過グラフ113に表示中の4日分の片脚起立時間の平均値Asと表示中の最新測定日の片脚起立時間Msとの差Ds(=As−Ms)に基づいて、評価部115の表示が定められる。Ds≦−0.1秒の場合評価A#、Ds≧0.1秒の場合評価C#、−0.1秒<Ds<0.1秒の場合評価B#が与えられる。評価A#の場合、「良くなっています」の文章と右上がりの矢印が評価部115に表示される。評価B#の場合、「変化がありあません」の文章と水平な矢印が評価部115に表示される。評価C#の場合、「悪くなっています」の文章と右下がりの矢印が評価部115に表示される。
図12は、図8のステップS31で表示される判定目標画面の例示図である。図12を参照して、プロセッサ21がテレビジョンモニタ7に表示する判定目標画面は、評価部117、評価説明部119、訓練目安部121及びアドバイス部123を含む。
最新測定日の最終ステージの左脚起立時間及び右脚起立時間のうち、短い方(つまり悪い方)の片脚起立時間Ms、つまり、図11の経過グラフ113の右端にプロットされた片脚起立時間Msに基づいて、評価部117に表示する評価が行われる。
本実施の形態では、Ms≧1.2秒の場合評価Aが与えられ、1.2秒>Ms≧0.7秒の場合評価Bが与えられ、0.7秒>Ms≧0.3秒の場合評価Cが与えられ、Ts<0.3の場合評価Dが与えられる。評価結果に基づいて、評価A〜Dのいずれかが評価部117に表示される。
評価説明部119には、評価Dの場合「屋内で手すりなどの支持がある方がよい状態です。」なる文章が表示され、評価Cの場合「屋外で杖などの支持がある方がよい状態です。」なる文章が表示され、評価Bの場合「杖などの支持は必要のない状態です。」なる文章が表示され、評価Aの場合「たいへんよい状態です。」なる文章が表示される。
訓練目安部121には、評価Dの場合「起立時間0.5秒を1分間行い30秒休みます。」なる文章を表示し、評価Cの場合「起立時間S1秒を1分間行い30秒休みます。」なる文章を表示し、評価Bの場合「起立時間S2秒を3分間行い30秒休みます。」なる文章を表示し、評価Aの場合「起立時間1.0秒を3分以上行います。」なる文章を表示する。ここで、起立時間S1は、片脚起立時間Msの80%であり(小数点第2位切り上げ)、0.3秒〜0.6秒の範囲となる。また、起立時間S2は、片脚起立時間Msの80%であり(小数点第2位切り上げ)、0.6秒〜1.0秒の範囲となる。
アドバイス部123には、評価Dの場合「手をついて足踏みします。つらくなったら座って足踏みしましょう。」なる文章を表示し、評価Cの場合「疲れてきたときは手をついて足踏みしましょう。」なる文章を表示し、評価Bの場合「安全第一です。手をつけるもののそばで足踏みしましょう。」なる文章を表示し、評価Aの場合「筋力アップ、持久力アップを目標にしましょう。」なる文章を表示する。
図13は、図8のステップS33で実行される訓練モードで表示される訓練画面の例示図である。図13を参照して、プロセッサ21がテレビジョンモニタ7に表示する訓練画面は、起立時間表示部81、評価表示部97L,97R、歩数表示部127、時間表示部126、距離表示部129、カロリ表示部128、コメント表示部131、ガイドキャラクタ105及び領域C1〜C4からなるマット画像107を含む。以下、図9の測定画面と異なる点を説明する。
時間表示部126には、訓練モードが始まってからの経過時間が表示される。歩数表示部127には、訓練モードが始まってからのトレーニーのステップ数(左右の合計)が表示される。カロリ表示部128には、訓練モードが始まってからのトレーニーの消費カロリが表示される。消費カロリは、例えば、基準となる人間の1ステップ(一歩)当りの消費カロリを予め計測しておき、これにステップ数を乗じて算出する。もちろん、トレーニーの年齢、性別及び体重を加味することもできる。距離表示部129には、訓練モードが始まってからの仮想進行距離が表示される。仮想進行距離は、例えば、片脚起立時間(秒)×0.8m(メートル)、として算出する。コメント表示部131には、各種コメントが表示される。
ガイドキャラクタ105は、人間を模したものであり、マット画像107の領域C2及びC3上で足踏みを行い、トレーニーに足踏みのタイミングを案内する。ただし、以下の点で、測定モードとは異なる。ガイドキャラクタ105は、第1レベルG1(低)〜第5レベルG5(高)までの足踏みアニメーションを行ことができる。足踏みアニメーションにおけるガイドキャラクタ105の片脚起立時間は、レベルが高くなるほど長くなる。ただし、同じレベルのアニメーションでは、ガイドキャラクタ105の片脚起立時間は同一値に維持される。訓練モード開始時では、前回の訓練モード終了時のレベルでガイドキャラクタ105の足踏みアニメーションが実行される。
本実施の形態では、例えば、第1レベルG1のガイドキャラクタ105の片脚起立時間を1.60秒、第2レベルG2のガイドキャラクタ105の片脚起立時間を1.81秒、第3レベルG3のガイドキャラクタ105の片脚起立時間を1.85秒、第4レベルG4のガイドキャラクタ105の片脚起立時間を2.20秒、第5レベルG5のガイドキャラクタ105の片脚起立時間を2.40秒とする。ガイドキャラクタ105は、レベルに対応する片脚起立時間に応じた一定周期で足踏みをガイドする。
また、最も片脚起立時間が長い第5レベルG5では、トレーニーの太ももが実質的に水平になるまで脚を上げて足踏みを行うことを指示すべく、ガイドキャラクタ105は、その太ももが実質的に水平又はそれ以上になるまで脚を上げて足踏みを行う。あるいは、最も片脚起立時間が長い第5レベルG5では、トレーニーの膝の角度が実質的に90度になるまで脚を上げて足踏みを行うことを指示すべく、ガイドキャラクタ105は、その膝の角度が実質的に90度又はそれ以上になるまで脚を上げて足踏みを行う。これにより、大腰筋を鍛えることができる。大腰筋を鍛えれば、基礎代謝量が増えて太りにくい体質になることや、姿勢が良くなり腰痛が軽減すること等が知られている。
ガイドキャラクタ105が5ステップ行う度に、ガイドキャラクタ105の足踏みアニメーションのレベルG1〜G5の見直しが行われ、トレーニーの片脚起立時間に応じたレベルに変更される。なお、ガイドキャラクタ105が片脚を上げて下ろす1回の動作を1ステップとする。アニメーションのレベルG1〜G5の変更は、具体的には次のように行われる。
ガイドキャラクタ105が5ステップ行う間のトレーニーの片脚起立時間の平均値Tmが、第1レベルP1(低)〜第5レベルP5(高)のいずれかに分類される。例えば、Tm≧1.3秒の場合第5レベルP5、1.0秒≦Tm<1.3秒の場合第4レベルP4、0.7秒≦Tm<1.0秒の場合第3レベルP3、0.3秒≦Tm<0.7秒の場合第2レベルP2、Tm<0.3秒の場合第1レベルP1に分類される。
トレーニーの片脚起立時間の平均値Tmが、第1レベルP1の場合はアニメーションのレベルを第1レベルG1に設定し、第2レベルP1の場合はアニメーションのレベルを第2レベルG2に設定し、第3レベルP1の場合はアニメーションのレベルを第3レベルG3に設定し、第4レベルP4の場合はアニメーションのレベルを第4レベルG4に設定し、第5レベルP5の場合はアニメーションのレベルを第5レベルG5に設定する。ただし、トレーニーの片脚起立時間Tmのレベルが二段階以上変化した場合は、アニメーションのレベルを一段階だけ変化させる。
トレーニーの片脚起立時間Tmを分類する各レベルP1〜P5よりも、ガイドキャラクタ105の各レベルG1〜G5の方が長い起立時間としている。これは、トレーニーに対して、より長い起立時間を保てるようにガイドするためである。
図14は、図8のステップS35で表示される達成状況画面の例示図である。図14を参照して、プロセッサ21がテレビジョンモニタ7に表示する達成状況画面は、直前に終了した訓練モードでの達成状況を表示する第1表示部133及び1日で行った訓練モードでの達成状況を表示する第2表示部135を含む。第1表示部133には、直前に終了した訓練モードでの、訓練時間、仮想の移動距離、歩数(ステップ数)及び消費カロリが表示される。第2表示部135には、本日(今日)行った訓練モードでの、訓練時間の合計、仮想の移動距離の合計、歩数(ステップ数)の合計及び消費カロリの合計が表示される。
図15は、図8のステップS37で表示される日本地図画面の例示図である。図15を参照して、プロセッサ21がテレビジョンモニタ7に表示する日本地図画面は、日本地図137、回数表示部139及び制覇数表示部141を含む。
トレーニーの仮想の移動距離が100mになると、1つの県(都道府)を制覇したことになる。そして、日本地図137において、制覇した県(都道府)の色彩が水色に塗りつぶされる。なお、塗りつぶされる前は白色である。制覇数表示部141には、47都道府県のうち、制覇した県(都道府)の数を表示する。回数表示部139には、47都道府県を制覇した回数、つまり、日本一周した回数が表示される。
図16は、図8のステップS39で表示される記録画面の例示図である。図16を参照して、プロセッサ21がテレビジョンモニタ7に表示する記録画面は、日々の訓練データを表示する日次データ表示部143及び二週間分の訓練データの累計を表示する累計データ表示部145を含む。日次データ表示部143には、日々の訓練時間と仮想の移動距離とが表示される。累計データ表示部145には、日次データ表示部143の訓練時間の合計値と仮想の移動距離の合計値と片脚起立時間の平均値とが表示される。
図17は、図2のプロセッサ21による処理の流れを示すフローチャートである。図17を参照して、ステップS101にて、プロセッサ21は、各種変数(フラグやカウンタを含む。)の初期化等、システムの初期設定を実行する。ステップS103にて、プロセッサ21は、ROM23に格納されたアプリケーションプログラムに従った処理を実行する。このステップS3で、後述の測定モード処理及び訓練モード処理が実行される。ステップS105にて、プロセッサ21は、ビデオ同期信号による割り込みが発生するまで待機する。つまり、プロセッサ21は、ビデオ同期信号による割り込みが発生していない場合は、同じステップS105に戻り、ビデオ同期信号による割り込みが発生した場合は、ステップS107に進む。例えば、ビデオ同期信号による割り込みは、1/60秒ごとに発生する。この割り込みに同期して、ステップS107及びステップS109にて、プロセッサ21は、テレビジョンモニタ7に表示する画像を更新すると共に、音声の再生を行う。そして、プロセッサ21は、ステップS103に戻る。
図18は、図17のステップS103で実行される測定モードでの処理の流れを示すフローチャートである。なお、図8上では、測定モードの処理は、ステップS25で実行される。図18を参照して、ステップS121にて、プロセッサ21は、トレーニーの片脚起立時間及び両脚起立時間を計測する。ステップS123にて、プロセッサ21は、図9の起立時間表示部81の制御を行う。ステップS125にて、プロセッサ21は、トレーニーの片脚起立時間の評価を実行する。ステップS127にて、プロセッサ21は、ガイドキャラクタ105のアニメーションを制御する。ステップS129にて、プロセッサ21は、トレーニーに向けて発するボイスを制御し、そして、リターンする。
図19は、図18のステップS121で実行される起立時間計測処理の流れを示すフローチャートである。ステップS141にて、プロセッサ21は、連続トリガFc及びステップトリガFsに0をセットする。連続トリガFcは、同じ脚で連続してステップを行った場合に「1」にセットされるフラグであり、ビデオフレームの更新の度に「0」にセットされる。ステップトリガFsは、次に説明する起立フラグが「右脚」又は「左脚」に設定された時点で「1」にセットされるフラグであり、ビデオフレームの更新の度に「0」にセットされる。
ステップS143にて、プロセッサ21は、トレーニーの起立状態を示す起立フラグをチェックし、起立フラグが「両脚」に設定されている場合ステップS145に進み、起立フラグが「右脚」に設定されている場合ステップS171に進み、起立フラグが「左脚」に設定されている場合ステップS187に進む。起立フラグが「両脚」にセットされている場合、トレーニーが両脚で起立していることを示し、「左脚」にセットされている場合、トレーニーが左脚のみで起立していることを示し、「右脚」にセットされている場合、トレーニーが右脚のみで起立していることを示す。
起立フラグが「両脚」に設定されている場合、ステップS145では、プロセッサ21は、フットスイッチSW2がオフか否かを判断し、つまり、トレーニーが左脚を上げたか否かを判断し、オフの場合(左脚を上げた場合)ステップS147に進み、オンの場合ステップS155に進む。ステップS147では、プロセッサ21は、トレーニーが左脚を上げたので、起立フラグを「右脚」にセットする。ステップS149にて、プロセッサ21は、右脚起立時間を計測するタイマTrをスタートする。
ステップS151にて、プロセッサ21は、起立フラグが連続して「右脚」にセットされたか否かを判断し、「YES」の場合ステップS153に進み、「NO」の場合ステップS165に進む。起立フラグが連続して「右脚」にセットされたことは、トレーニーが、右脚で連続して2ステップを行ったことを意味する。本来、トレーニーは左右交互にステップを行わなければならない。ステップS153では、プロセッサ21は、右脚で連続して2ステップが行われたので、連続トリガFcに「1」をセットして、ステップS165に進む。
ステップS145で「NO」が判断された後、ステップS155にて、プロセッサ21は、フットスイッチSW3がオフか否かを判断し、つまり、トレーニーが右脚を上げたか否かを判断し、オフの場合(右脚を上げた場合)ステップS157に進み、オンの場合未だトレーニーは両脚でマット11にのっているので、そのままリターンする。ステップS157では、プロセッサ21は、トレーニーが右脚を上げたので、起立フラグを「左脚」にセットする。ステップS159にて、プロセッサ21は、左脚起立時間を計測するタイマTlをスタートする。
ステップS161にて、プロセッサ21は、起立フラグが連続して「左脚」にセットされたか否かを判断し、「YES」の場合ステップS163に進み、「NO」の場合ステップS165に進む。起立フラグが連続して「左脚」にセットされたことは、トレーニーが、左脚で連続して2ステップを行ったことを意味する。ステップS163では、プロセッサ21は、左脚で連続して2ステップが行われたので、連続トリガFcに「1」をセットして、ステップS165に進む。
ステップS151、S153、S161又はS163の後、ステップS165では、プロセッサ21は、両脚起立時間を計測するタイマTbを停止する。そして、ステップS167にて、プロセッサ21は、タイマTbをクリアする(0に戻す。)。なぜなら、この時点でトレーニーは、片脚で立っているからである。ステップS168にて、プロセッサ21は、ステップトリガFsに「1」をセットしてリターンする。
ステップS143で起立フラグが「右脚」に設定されていると判断した後、ステップS171では、プロセッサ21は、フットスイッチSW2がオンか否かを判断し、つまり、左脚が領域ST2にのっており、トレーニーが両脚で立っているか否かを判断し、オフの場合未だ右脚のみで立っているのでリターンし、オンの場合両脚で立っているのでステップS173に進む。
ステップS173にて、プロセッサ21は、トレーニーが両脚で立っているのでタイマTrを停止する。ステップS175にて、プロセッサ21は、右脚起立時間Trの累積値Tarを求める。ステップS177にて、プロセッサ21は、タイマTrをクリアする(0に戻す。)。ステップS179にて、プロセッサ21は,左脚のステップ数を計測するカウンタSlをインクリメントする。なぜなら、左脚が下ろされたからである。ステップS181にて、プロセッサ21は、起立フラグを「両脚」にセットする。ステップS183にて、プロセッサ21は、タイマTbをスタートしてリターンする。
ステップS143で起立フラグが「左脚」に設定されていると判断した後、ステップS187では、プロセッサ21は、フットスイッチSW3がオンか否かを判断し、つまり、右脚が領域ST3にのっており、トレーニーが両脚で立っているか否かを判断し、オフの場合未だ左脚のみで立っているのでリターンし、オンの場合両脚で立っているのでステップS189に進む。
ステップS189にて、プロセッサ21は、トレーニーが両脚で立っているのでタイマTlを停止する。ステップS191にて、プロセッサ21は、左脚起立時間Tlの累積値Talを求める。ステップS193にて、プロセッサ21は、タイマTlをクリアする(0に戻す。)。ステップS195にて、プロセッサ21は,右脚のステップ数を計測するカウンタSrをインクリメントする。なぜなら、右脚が下ろされたからである。ステップS197にて、プロセッサ21は、起立フラグを「両脚」にセットする。ステップS199にて、プロセッサ21は、タイマTbをスタートしてリターンする。
図20は、図18のステップS123で実行される起立時間表示部制御の流れを示すフローチャートである。図20を参照して、ステップS221にて、プロセッサ21は、起立フラグの状態をチェックして、起立フラグが「両脚」に設定されている場合ステップS223に進み、起立フラグが「左脚」に設定されている場合ステップS231に進み、起立フラグが「右脚」に設定されている場合ステップS227に進む。
ここで、次のステップの説明に進む前に、図9のベルト84について説明する。ベルト84は、その周囲をマスクすることにより形成され、ベルト84だけが右から左へ一定速度Vcでスクロールする。また、左ベルト83Lは、水平方向に並んだ複数の矩形のセグメントからなる。1セグメントの水平方向の長さは、Vcである。右ベルト83Rの構造は左ベルト83Lの構造と同じである。
図20に戻って、ステップS223では、プロセッサ21は、両脚起立時間(=タイマTbの値)を表す画像93を設定する。ステップS225にて、プロセッサ21は、左ベルト83L及び右ベルト83Rの右端のマスクに隠れている1セグメント(つまり、次に表示される1セグメント)の色彩を白色に設定してステップS235に進む。
ステップS231では、プロセッサ21は、左脚起立時間(=タイマTlの値)を表す画像91を設定する。ステップS233にて、プロセッサ21は、左ベルト83Lの右端のマスクに隠れている1セグメント(つまり、次に表示される1セグメント)の色彩を紫色に設定してステップS235に進む。
ステップS227では、プロセッサ21は、右脚起立時間(=タイマTrの値)を表す画像95を設定する。ステップS229にて、プロセッサ21は、右ベルト83Rの右端のマスクに隠れている1セグメント(つまり、次に表示される1セグメント)の色彩を緑色に設定してステップS235に進む。
そして、ステップS225、S233又はS229の後、ステップS235にて、プロセッサ21は、ベルト84の水平座標をVcだけ左方向にシフトする。これにより、ベルト84が右から左へ一定速度Vcでスクロールすることになり、ベルト84の右端のマスクに隠れた1セグメントが現れる。また、ベルト84の左端のマスクに隣接して表示されている1セグメントは、スクロールにより、マスクに隠れることになる。
図21は、図18のステップS125で実行される評価処理の流れを示すフローチャートである。図21を参照して、ステップS251にて、プロセッサ21は、10秒からのカウントダウンを実行するタイマTTをデクリメントする。ステップS253にて、プロセッサ21は、タイマTTが「0」になったか否かを判断し、「0」になった場合評価部97L及び97Rの評価を更新すべくステップS255に進み、それ以外は評価を更新しないのでステップS273に進む。
ステップS255では、プロセッサ21は、直近10秒間の右脚のステップ数Srd1を算出する。具体的には、現在の右カウンタSrの値から10秒前の右カウンタSrの値Srp1(ステップS259参照)を減算することにより、ステップ数Srd1を求めることができる。なぜなら、カウンタSrは、全ステージを通しての右脚のステップ数を表すからである。
ステップS257にて、プロセッサ21は、左脚起立時間の平均値Tmlを算出する。具体的には、現在の左脚起立時間の累積値Talから10秒前の左脚起立時間の累積値Lp(ステップS259参照)を減算し、その結果をステップ数Srd1で除することにより、平均値Tmlを求めることができる。
ステップS259にて、プロセッサ21は、次回の演算のため、現在の左脚起立時間の累積値Talを変数Lpに代入する。また、プロセッサ21は、次回の演算のため、現在のカウンタSrの値を変数Srp1に代入する。ステップS261にて、プロセッサ21は、左脚起立時間の平均値Tmlに基づいて、評価部97Lに表示する評価を行う。評価方法は、上述の通りである。
ステップS263では、プロセッサ21は、直近10秒間の左脚のステップ数Sld1を算出する。具体的には、現在の左カウンタSlの値から10秒前の左カウンタSlの値Slp1(ステップS267参照)を減算することにより、ステップ数Sld1を求めることができる。なぜなら、カウンタSlは、全ステージを通しての左脚のステップ数を表すからである。
ステップS265にて、プロセッサ21は、右脚起立時間の平均値Tmrを算出する。具体的には、現在の右脚起立時間の累積値Tarから10秒前の右脚起立時間の累積値Rp(ステップS267参照)を減算し、その結果をステップ数Sld1で除することにより、平均値Tmrを求めることができる。
ステップS269にて、プロセッサ21は、次回の演算のため、現在の右脚起立時間の累積値Tarを変数Rpに代入する。また、プロセッサ21は、次回の演算のため、現在のカウンタSlの値を変数Slp1に代入する。ステップS269にて、プロセッサ21は、右脚起立時間の平均値Tmrに基づいて、評価部97Rに表示する評価を行う。評価方法は、上述の通りである。ステップS271にて、プロセッサ21は、タイマTTに10秒に相当する値をセットする。
ステップS253で「NO」が判断された後又はステップS271の後、ステップS273では、プロセッサ21は、当該ステージでの左脚のステップ数(歩数)Sld2を算出する。具体的には、現在のカウンタSlの値から前ステージ終了までの左脚のステップ数Slp2(図22のステップS303,S315,S327参照)を減算することにより、ステップ数Sld2を求めることができる。ステップS275では、プロセッサ21は、当該ステージでの右脚のステップ数(歩数)Srd2を算出してリターンする。具体的には、現在のカウンタSrの値から前ステージ終了までの右脚のステップ数Srp2(図22のステップS303,S315,S327参照)を減算することにより、ステップ数Srd2を求めることができる。
図22は、図18のステップS127で実行されるガイドアニメ制御の流れを示すフローチャートである。図22を参照して、ステップS291にて、プロセッサ21は、現在のステージを示すステージフラグを参照して、ステージフラグが第1ステージを示している場合ステップS293に進み、第2ステージを示している場合ステップS305に進み、第3ステージを示している場合ステップS317に進み、第4ステージを示している場合ステップS329に進む。なお、ステージフラグは、ステップS101で「第1ステージ」に設定される。
第1ステージのステップS293では、プロセッサ21は、第1ステージのためのガイドキャラクタ105のアニメーション(片脚起立時間がTs1)を設定する。ステップS295にて、プロセッサ21は、ステージの開始時からのカウントダウンを行うタイマTSをデクリメントする。なお、タイマTSは、ステップS101で10秒に設定される。ステップS297にて、プロセッサ21は、タイマTSが「0」になったか否か、つまり、第1ステージが終了したか否かを判断し、「0」の場合第1ステージが終了したのでステップS299に進み、それ以外はリターンする。
ステップS299にて、プロセッサ21は、次のステージに進むべくステージフラグに「第2ステージ」をセットする。ステップS301にて、プロセッサ21は、タイマTSを第2ステージの時間である10秒に相当する値にセットする。ステップS303にて、プロセッサ21は、図21のステップS273のために変数Slp2にカウンタSlの値を代入すると共に、図21のステップS275のために変数Srp2にSrを代入してリターンする。この時点で、変数Slp2は、第1ステージでの左脚のステップ数を示し、変数Srp2は、第1ステージでの右脚のステップ数を示す。
第2ステージのステップS305では、プロセッサ21は、第2ステージのためのガイドキャラクタ105のアニメーション(片脚起立時間がTs2)を設定する。ステップS307にて、プロセッサ21は、タイマTSをデクリメントする。ステップS309にて、プロセッサ21は、タイマTSが「0」になったか否か、つまり、第2ステージが終了したか否かを判断し、「0」の場合第2ステージが終了したのでステップS311に進み、それ以外はリターンする。
ステップS311にて、プロセッサ21は、次のステージに進むべくステージフラグに「第3ステージ」をセットする。ステップS313にて、プロセッサ21は、タイマTSを第3ステージの時間である20秒に相当する値にセットする。ステップS315にて、プロセッサ21は、図21のステップS273のために変数Slp2にカウンタSlの値を代入すると共に、図21のステップS275のために変数Srp2にSrを代入してリターンする。この時点で、変数Slp2は、第1及び第2ステージでの左脚のステップ数を示し、変数Srp2は、第1及び第2ステージでの右脚のステップ数を示す。
第3ステージのステップS317では、プロセッサ21は、第3ステージのためのガイドキャラクタ105のアニメーション(片脚起立時間がTs3)を設定する。ステップS319にて、プロセッサ21は、タイマTSをデクリメントする。ステップS321にて、プロセッサ21は、タイマTSが「0」になったか否か、つまり、第3ステージが終了したか否かを判断し、「0」の場合第3ステージが終了したのでステップS323に進み、それ以外はリターンする。
ステップS323にて、プロセッサ21は、次のステージに進むべくステージフラグに「第4ステージ」をセットする。ステップS325にて、プロセッサ21は、タイマTSを第4ステージの時間である30秒に相当する値にセットする。ステップS327にて、プロセッサ21は、図21のステップS273のために変数Slp2にカウンタSlの値を代入すると共に、図21のステップS275のために変数Srp2にSrを代入してリターンする。この時点で、変数Slp2は、第1〜第3ステージでの左脚のステップ数を示し、変数Srp2は、第1〜第3ステージでの右脚のステップ数を示す。
第4ステージのステップS329では、プロセッサ21は、第4ステージのためのガイドキャラクタ105のアニメーション(片脚起立時間がTs4)を設定する。ステップS331にて、プロセッサ21は、タイマTSをデクリメントする。ステップS333にて、プロセッサ21は、タイマTSが「0」になったか否か、つまり、第4ステージが終了したか否かを判断し、「0」の場合第4ステージが終了したので測定モードを終了し、それ以外はリターンする。
図17に戻って、ステップS107にて、プロセッサ21は、図18のステップS121〜S127での設定や処理に従って、テレビジョンモニタ7に表示する画像を更新する。
図18に戻って、ステップS129では、プロセッサ21は、ガイドキャラクタ105が片脚を上げた時をトリガとして、指示音(例えば、「ピッ」なる音)を出力するための設定を行い、この指示音は、図17のステップS109で生成される。この指示音によってもトレーニーの足踏みがガイドされる。
図23は、図17のステップS103で実行される訓練モードでの処理の流れを示すフローチャートである。なお、図8上では、訓練モードの処理は、ステップS33で実行される。図23を参照して、ステップS401にて、プロセッサ21は、トレーニーの片脚起立時間及び両脚起立時間を計測する。この処理は、図19の処理と同じなので説明を省略する。ステップS403にて、プロセッサ21は、図13の起立時間表示部81の制御を行う。この処理は、図20の処理と同じなので説明を省略する。ステップS405にて、プロセッサ21は、トレーニーの片脚起立時間の評価を実行する。ステップS407にて、プロセッサ21は、コメント表示部131に表示するコメントを設定する。ステップS409にて、プロセッサ21は、ガイドキャラクタ105のアニメーションを制御する。ステップS411にて、プロセッサ21は、トレーニーに向けて発するボイスを制御し、そして、リターンする。
図24は、図23のステップS405で実行される評価処理の流れを示すフローチャートである。図24を参照して、ステップS431にて、プロセッサ21は、時間表示部126に表示する経過時間を示すタイマTEをインクリメントする。ステップS433〜S453の処理は、それぞれ、図21のステップS251〜S271の処理と同じであり、説明を省略する。
ステップS435で「NO」が判断された後又はステップS453の後、ステップS455では、プロセッサ21は、歩数表示部127に表示するステップ数Sbを算出する。ステップ数Sbは左右の合計なので、カウンタSlの値とカウンタSrの値との和がステップ数Sbとなる。ステップS457にて、プロセッサ21は、距離表示部129に表示する仮想の移動距離をステップ数Sbに基づいて算出する。算出方法は上述の通りである。ステップS459にて、プロセッサ21は、カロリ表示部128に表示するトレーニーの消費カロリをステップ数Sbに基づいて算出しリターンする。算出方法は上述の通りである。
図25は、図23のステップS409で実行されるガイドアニメ制御の流れを示すフローチャートである。図25を参照して、ステップS471にて、プロセッサ21は、ボイストリガFvに「0」をセットする。ボイストリガFvは、特定のボイス(後述の図28のステップS587のボイス)を生成する場合に「1」にセットされるフラグであり、ビデオフレームの更新の度に「0」がセットされる。
ステップS473にて、プロセッサ21は、ガイドキャラクタ105が5ステップ行ったか否かを判断し、5ステップ行った場合はガイドキャラクタ105のアニメーションを更新すべくステップS475に進み、それ以外はステップS495に進む。ステップS475では、プロセッサ21は、ガイドキャラクタ105が5ステップする間のトレーニーの左脚のステップ数Sld3を算出する。具体的には、現在の左カウンタSlの値から5ステップ前の左カウンタSlの値Slp3(ステップS481参照)を減算することにより、ステップ数Sld3を求めることができる。なぜなら、カウンタSlは、全ステージを通しての左脚のステップ数を表すからである。ステップS477では、プロセッサ21は、ガイドキャラクタ105が5ステップする間のトレーニーの右脚のステップ数Srd3を算出する。具体的には、現在の右カウンタSrの値から5ステップ前の右カウンタSrの値Srp3(ステップS483参照)を減算することにより、ステップ数Srd3を求めることができる。なぜなら、カウンタSrは、全ステージを通しての右脚のステップ数を表すからである。
ステップS479にて、プロセッサ21は、片脚起立時間の平均値Tmを算出する。具体的には、現在の左脚起立時間の累積値Talから5ステップ前の左脚起立時間の累積値Lpm(ステップS481参照)を減算しとものと、現在の右脚起立時間の累積値Tarから5ステップ前の右脚起立時間の累積値Rpm(ステップS483参照)を減算しとものと、の和Sum1を求める。また、トレーニーの左脚のステップ数Sld3と右脚のステップ数Srd3との和Sum2を求める。そして、和Sum1を和Sum2で除することにより、平均値Tmを求めることができる。
ステップS481にて、プロセッサ21は、次回の演算のため、現在の左脚起立時間の累積値Talを変数Lpmに代入する。また、プロセッサ21は、次回の演算のため、現在のカウンタSlの値を変数Slp3に代入する。ステップS483にて、プロセッサ21は、次回の演算のため、現在の右脚起立時間の累積値Tarを変数Rpmに代入する。また、プロセッサ21は、次回の演算のため、現在のカウンタSrの値を変数Srp3に代入する。
ステップS485にて、プロセッサ21は、片脚起立時間の平均値Tmに基づいて、ガイドキャラクタ105のアニメーションのレベルG1〜G5を決定する。決定方法は、上述の通りである。
ステップS487にて、ステップS485で決定したガイドキャラクタ105のレベルが前回と比較して二段階以上変化したか否かを判断し、変化していない場合ステップS495に進み、変化した場合ステップS489に進む。ステップS489にて、プロセッサ21は、ガイドキャラクタ105のレベルG1〜G5が上がる方向に変化したか否かを判断し、上がる方向に変化した場合特定のボイス(後述の図28のステップS587のボイス)を発生するためにステップS491に進み、ボイストリガFvに「1」をセットし、下がる方向に変化した場合そのままステップS493に進む。
ステップS493では、プロセッサ21は、ステップS485でガイドキャラクタ105のレベルが二段階以上上がった場合は一段階上がったレベルに修正し、ステップS485でガイドキャラクタ105のレベルが二段階以上下がった場合は一段階下がったレベルに修正する。
ステップS473で「NO」が判断された後のステップS495では、プロセッサ21は、現在設定されているレベルに応じてガイドキャラクタ105のアニメーションを設定してリターンする。また、ステップS487で「NO」が判断された後のステップS495では、プロセッサ21は、ステップS485で決定したレベルに応じて、ガイドキャラクタ105のアニメーションを設定してリターンする。また、ステップS493の後のステップS495では、プロセッサ21は、ステップS493での修正後のレベルに応じて、ガイドキャラクタ105のアニメーションを設定してリターンする。
図26〜図28は、図23のステップS411で実行されるボイス制御の流れを示すフローチャートである。図26を参照して、ステップS511にて、プロセッサ21は、ステップトリガFsが「1」か否かを判定し、「1」の場合ステップS513に進み、「0」の場合図27のステップS551に進む。
ステップS513にて、プロセッサ21は、トレーニーとガイドキャラクタ105の動作が一致しているか否かを判断し、一致している場合ステップS514に進み、不一致の場合ステップS521に進む。この判断では、起立フラグが「左脚」に設定された時点、つまり、トレーニーが右脚でステップを開始した時点で、ガイドキャラクタ105が右脚(トレーニーから見て)でステップを行っている時、又は、起立フラグが「右脚」に設定された時点、つまり、トレーニーが左脚でステップを開始した時点で、ガイドキャラクタ105が左脚(トレーニーから見て)でステップを行っている時に、双方の動作が一致していると判断する。
ステップS514にて、双方の動作の連続した不一致の回数をカウントするカウンタCbを0にクリアする。ステップS515にて、プロセッサ21は、双方の動作の連続した一致の回数をカウントするカウンタCgをインクリメントする。ステップS517にて、プロセッサ21は、カウンタCgが「20」に到達したか否かを判断し、つまり、連続して20回動作が一致したか否かを判断し、到達した場合ステップS519に進み、それ以外は図27のステップS551に進む。ステップS519では、プロセッサ21は、双方の動作が一致している旨のボイスを設定する。例えば、「リズムに合っています。その調子で続けましょう。」なるボイスを設定する。そして、ステップS520にて、プロセッサ21は、カウンタCgを0にクリアして図27のステップS551に進む。
ステップS513で「NO」が判断された後、つまり、双方の動作が不一致の場合、ステップS521にて、プロセッサ21は、カウンタCgを0にクリアする。ステップS523にて、プロセッサ21は、カウンタCbをインクリメントする。ステップS525にて、プロセッサ21は、カウンタCbが「20」に到達したか否かを判断し、つまり、連続して20回動作が不一致か否かを判断し、到達した場合ステップS527に進み、それ以外は図27のステップS551に進む。ステップS527では、プロセッサ21は、双方の動作が一致していない旨のボイスを設定する。例えば、「リズムとずれています。画面を見て合わせましょう。」なるボイスを設定する。そして、ステップS529にて、プロセッサ21は、カウンタCbを0にクリアして図27のステップS551に進む。
図27を参照して、プロセッサ21は、注意喚起トリガFt1及びFt2を「0」にセットする。注意喚起トリガFt1は、トレーニーが連続して同じ脚でステップした場合であって、その間隔が0.1秒未満の場合に「1」にセットされるフラグであり(ステップS557)、ビデオフレームの更新の度に「0」にセットされる。注意喚起トリガFt2は、トレーニーが連続して同じ脚でステップした場合であって、その間隔が0.1秒以上の場合に「1」にセットされるフラグであり(ステップS563)、ビデオフレームの更新の度に「0」にセットされる。
ステップS553にて、プロセッサ21は、連続トリガFcが「1」か否かを判断し、「1」の場合ステップS555に進み、「0」の場合図28のステップS581に進む。ステップS555にて、プロセッサ21は、連続のステップ間隔が0.1秒未満か否かを判断し、未満の場合ステップS557に進み、以上の場合ステップS563に進む。
ステップS557では、プロセッサ21は、注意喚起トリガFt1に「1」をセットする。ステップS559では、プロセッサ21は、注意喚起トリガFt1が一分間に二回以上発生したか否かを判断し、発生した場合はステップS561に進み、発生していない場合は図28のステップS581に進む。ステップS561では、プロセッサ21は、注意喚起トリガFt1に対応する注意喚起のためのボイスを設定する。例えば、「足踏みが不安定になっています。転ばないように注意しましょう。」なるボイスを設定する。
一方、ステップS563では、プロセッサ21は、注意喚起トリガFt2に「1」をセットする。ステップS565では、プロセッサ21は、注意喚起トリガFt2が一分間に二回以上発生したか否かを判断し、発生した場合はステップS567に進み、発生していない場合は図28のステップS581に進む。ステップS567では、プロセッサ21は、注意喚起トリガFt2に対応する注意喚起のためのボイスを設定する。例えば、「正しくマットを踏んでいるか確認しましょう。」なるボイスを設定する。なぜなら、トレーニーの一方の脚がマット11の外で動かされており、他方の脚のステップのみが検知されている可能性があるからである。
図28を参照して、ステップS581にて、プロセッサ21は、訓練モードの開始から規定時間に到達したか否か(例えば、5分、10分、20分又は25分のいずれかに到達したか否か)を判断し、到達した場合ステップS583に進み、それ以外はステップS585に進む。ステップS583では、プロセッサ21は、計測モードでの評価A〜D、つまり、図12の評価部117に表示された評価A〜Dに応じてボイスを設定する。例えば、評価がA又はBの場合、「膝をしっかり上げましょう。」なるボイスを設定し、評価がC又はDの場合、「ゆっくり足踏みしましょう。」なるボイスを設定する。
ステップS585では、プロセッサ21は、ボイストリガFv(図25のステップS491参照)が「1」か否かを判断し、「1」の場合ステップS587に進み、「0」の場合ステップS589に進む。ステップS587では、プロセッサ21は、ボイストリガFvに応じたボイスを設定する。例えば、「足踏みするときの膝の高さはインストラクターが合わせますので無理はしないで下さい。」なるボイスを設定する。なせなら、ボイストリガFvが「1」にセットされているとういことは、トレーニーが急激に(二段階以上)レベルP1〜P5を上げたことを意味するからである。
ステップS589では、ガイドキャラクタ105が両足起立状態から片脚を上げたか否か、つまり、ガイドキャラクタ105の1ステップの開始時点であるか否かを判断し、1ステップの開始時点と判断した場合ステップS590に進み、それ以外はステップS591に進む。ステップS590にて、プロセッサ21は、指示音(例えば、「ピッ」なる音)を設定する。この指示音は、図17のステップS109で生成される。この指示音によってもトレーニーの足踏みがガイドされる。
ステップS591では、プロセッサ21は、トレーニーがマット11から降りたか否か、つまり、フットスイッチSW2及びSW3の双方がオフになったか否かを判断し、降りたと判断した場合ステップS593に進み、それ以外はリターンする。ステップS593では、プロセッサ21は、訓練データをフラッシュメモリ24に記録して、処理を終了する。具体的には、訓練の年月日、訓練開始時間及び訓練終了時間と共に、1ステップごとの両脚起立時間、左脚起立時間及び右脚起立時間を記録する。
図17に戻って、ステップS107にて、プロセッサ21は、図23のステップS401〜S411での設定や処理に従って、テレビジョンモニタ7に表示する画像を更新する。また、ステップS109にて、プロセッサ21は、図23のステップS411の設定や処理に従って、音楽、指示音及びボイスを生成する。
さて、以上のように、本実施の形態によれば、起立時間表示部81を見ることにより、トレーニーは、自分の左右それぞれの脚の接地時間(つまり、片脚起立時間)、及び、両脚の接地時間(つまり、両脚起立時間)を確認・認識しながら足踏みを行うことができる(図9及び図13参照)。このように、トレーニーは、自己の感覚ではなく、客観的な起立時間を確認・認識しながら、足踏みを行うことができる。つまり、訓練モードで最大片脚起立時間が長くなるように訓練を行う際に、トレーニーは、客観的な自己の片脚起立時間87,89及び両脚起立時間を確認・認識しながら足踏みを行うことができる。従って、自己の感覚のみに頼って足踏みを行う場合と比較して、最大片脚起立時間を長くするための訓練を、より効果的に実行できる。
しかも、片脚起立時間及び両脚起立時間が映像(起立時間表示部81)として示されるので(図9及び図13参照)、トレーニーはより容易に片脚起立時間87,89及び両脚起立時間の確認・認識を行うことができる。
加えて、片脚起立時間87,89及び両脚起立時間の履歴が残るので、トレーニーは、リアルタイムで表示される片脚起立時間87,89及び両脚起立時間と比較しながら足踏みを行うことができる。このように、トレーニーは、過去の片脚起立時間及び現在の片脚起立時間の双方を客観的に認識できるので、前の片脚起立時間より長く片脚起立時間を確保するように試みることが容易になる。
また、本実施の形態では、ガイドキャラクタ105を表示するので、トレーニーはガイドキャラクタ105の指示に従った足踏みを行うことで、最大片脚起立時間を延ばすための、より効果的な歩行訓練が可能になる。最大片脚起立時間を延ばす訓練は、ややもすれば、片脚立ちの訓練と誤解され、足踏みのリズムが崩れてしまうこともある。足踏みのリズムが崩れれば、最大片脚起立時間を延ばす訓練の効果が低くなってしまう。ガイドキャラクタ105に従って足踏みを行えばリズムを崩すことなく訓練を行うことができる。
さらに、本実施の形態では、トレーニーの片脚起立時間に基づいて、トレーニーの足踏みを評価して、これを提示する(評価部97L,97R,115,117)。このように、足踏みの評価をトレーニーに提示することで、トレーニーは自己の足踏み状態を客観的に認識でき、良い評価であれば現在の足踏みを維持し又はより良い足踏みを試み、悪い評価であれば修正を試みることができる。また、評価に基づいて、アドバイス(119,121,123)を行うこともできる。
さらに、本実施の形態では、複数のレベル(ステージ)を設け、各レベル(ステージ)では、相互に異なる片脚起立時間を指示する。
上記のように、訓練モードでは、トレーニーの足踏みのレベルP1〜P5に応じて、ガイドキャラクタ105のアニメーションのレベルG1〜G5を変更する。つまり、ガイドキャラクタ105のレベルが、トレーニーの足踏みのレベルに合うように修正される。従って、トレーニーの歩行能力や体調に合った無理のないペースで歩行訓練を行うことができる。また、トレーニーの足踏みがガイドキャラクタ105に合っていない状態が継続すると、ガイドが無意味なものとなるが、このような不都合を回避できる。
また、上記のように、測定モードでは、ステージの進行に伴って段階的にレベルが上がるガイドキャラクタ105のアニメーションを例示した。ただし、ステージの進行に伴って段階的にレベルが下がるガイドキャラクタ105又は上下するガイドキャラクタ105を提示することもできる。
上記のように、訓練モードでは、トレーニーの足踏みのレベルP1〜P5に応じて、ガイドキャラクタ105のアニメーションのレベルG1〜G5を変更する。つまり、ガイドキャラクタ105のレベルが、トレーニーの足踏みのレベルに合うように修正される。従って、トレーニーの歩行能力や体調に合った無理のないペースで歩行訓練を行うことができる。また、トレーニーの足踏みがガイドキャラクタ105に合っていない状態が継続すると、ガイドが無意味なものとなるが、このような不都合を回避できる。
また、上記のように、測定モードでは、ステージの進行に伴って段階的にレベルが上がるガイドキャラクタ105のアニメーションを例示した。ただし、ステージの進行に伴って段階的にレベルが下がるガイドキャラクタ105又は上下するガイドキャラクタ105を提示することもできる。
また、本実施の形態では、マット画像107及びガイドキャラクタ105がマット11及びトレーニーと鏡像関係となるように表示されるので、トレーニーに対してより直感的で分かりやすいガイドを提示できる。
高齢者等の歩行能力が低くなった人に、できるだけゆっくりと足踏みを行わせ、最大片脚起立時間が長くなるように訓練することによって、歩行能力を向上させようとする試みが行われている。このような作業において、実施の形態2による歩行訓練システムは好適である。
また、カートリッジ5のフラッシュメモリ24に格納された測定データや訓練データは、USBコネクタ28を介して、パーソナルコンピュータに転送できる。従って、複数のトレーニーの複数のカートリッジ5から、これらのデータをパーソナルコンピュータに転送することで、例えば、医師等のトレーナーが、パーソナルコンピュータにより、複数のトレーニーの歩行能力やその経過を容易に管理することができる。
なお、本発明は、上記の実施の形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能であり、例えば、以下のような変形も可能である。
(1)実施の形態2の測定モードでは、最終ステージである第4ステージまで無条件で進んでいった。だたし、第3ステージで片脚起立時間が一定値(例えば、1秒)以上の場合にのみ、第4ステージに進むようにすることもできる。
(2)実施の形態2では、映像(ガイドキャラクタ105)及び音声(指示音)により足踏みをガイドした。ただし、音声のみでガイドしてもよいし、映像のみでガイドしてもよい。
(3)実施の形態2の訓練モードでは、ガイドキャラクタ105は、トレーニーに対して、起立して足踏みを行うように指示した。つまり、ガイドキャラクタ105は、起立した状態で足踏みした。ただし、ガイドキャラクタ105は、トレーニーに対して、椅子などに腰掛けて足踏みを行うように指示することもできる。例えば、ガイドキャラクタ105が椅子に腰掛けるなどして、腰掛けたまま足踏みを行うアニメーションを表示する。
また、第1レベルG1(低)〜第5レベルG5(高)のうち、一部を腰掛けての足踏みとし、他の一部を起立しての足踏みとすることもできる。この場合、ガイドキャラクタ105の片足起立時間が短いレベルから、腰掛けての足踏みを指示する。例えば、片足起立時間が最も短い第1レベルG1で、ガイドキャラクタ105は、椅子に腰掛けるなどして、腰掛けたまま足踏みを行うことにより、トレーニーに対して、椅子などに腰掛けて足踏みを行うように指示する。第1レベルG1より片足起立時間が長い第2レベルG2〜第5レベルG5で、ガイドキャラクタ105は、トレーニーに対して、起立して足踏みを行うように指示する。
以上のように、腰掛けての足踏みを指示するガイドキャラクタ105を表示することにより、起立しての足踏みが困難なトレーニーに対しても対応可能となる。つまり、トレーニーの歩行能力に幅広く対応可能な歩行訓練装置を提供できる。
なお、測定モードにおいても、ガイドキャラクタ105は、椅子に腰掛けるなどして、腰掛けたまま足踏みを行うことにより、トレーニーに対して、椅子などに腰掛けて足踏みを行うように指示することもできる。
ところで、訓練モードを実行する前に、腰掛けての足踏みを行うガイドキャラクタ105を登場させるか否かを、トレーニーに予め選択させることもできる。例えば、トレーニーが、腰掛けての足踏みを行うガイドキャラクタ105を登場させることを選択した場合は、腰掛けての足踏みを行うガイドキャラクタ105を低レベルで登場させ、起立して足踏みを行うガイドキャラクタ105をそれより高いレベルで登場させる。腰掛けての足踏みを行うガイドキャラクタ105を登場させないことを選択した場合は、起立して足踏みを行うガイドキャラクタ105のみを登場させる。このように、選択可能とすることにより、それぞれのトレーニーの歩行能力に応じた歩行訓練を提供できる。
以上、本発明を実施例により詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本願中に説明した実施例に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。
Claims (13)
- トレーニーの足踏みを検知する入力手段と、
前記入力手段の検知結果に基づいて、前記トレーニーの脚の起立時間を算出する起立時間算出手段と、
前記脚の起立時間を表示装置にリアルタイムで表示する表示制御手段と、を備える歩行訓練装置。 - 前記表示制御手段は、前記トレーニーが左脚のみで立っている時の起立時間、前記トレーニーが右脚のみで立っている時の起立時間、及び、前記トレーニーが両脚で立っている時の起立時間を前記表示装置にリアルタイムで表示する、請求項1記載の歩行訓練装置。
- 前記表示制御手段は、前記脚の起立時間を前記表示装置にリアルタイムに図示する、請求項1又は2記載の歩行訓練装置。
- 前記表示制御手段は、前記脚の起立時間のリアルタイムの図示を履歴として残す、請求項1から3のいずれかに記載の歩行訓練装置。
- 前記トレーニーに対する足踏みのガイドを映像及び/又は音声により提示するガイド手段をさらに備える請求項1から4のいずれかに記載の歩行訓練装置。
- 前記ガイド手段は、複数のレベルを設け、前記各レベルでは、相互に異なる起立時間を指示する前記ガイドを提示する、請求項5記載の歩行訓練装置。
- 前記ガイド手段は、少なくとも1つの前記レベルにおいて、前記トレーニーの太ももが実質的に水平になるまで脚を上げて足踏みを行うこと又は前記トレーニーの膝の角度が実質的に90度になるまで脚を上げて足踏みを行うことを指示する前記ガイドを提示する、請求項6記載の歩行訓練装置。
- 前記ガイド手段は、少なくとも1つの前記レベルにおいて、前記トレーニーに対して、腰掛けて足踏みを行うことを指示する前記ガイドを提示する、請求項6記載の歩行訓練装置。
- 前記トレーニーの前記脚の起立時間に基づいて、前記トレーニーの足踏みを評価する評価手段をさらに備える請求項1から8のいずれかに記載の歩行訓練装置。
- 前記トレーニーの前記脚の起立時間に基づいて、前記トレーニーの足踏みを評価する評価手段をさらに備え、
前記ガイド手段は、前記評価手段による評価に基づいて、前記ガイドが指示する起立時間を変更する、請求項5から8のいずれかに記載の歩行訓練装置。 - 前記入力手段は、マット型のものであり、各々踏まれることにより第1状態から第2状態に遷移する少なくとも2つのフットスイッチを含む、請求項1から10のいずれかに記載の歩行訓練装置。
- 前記入力手段は、マット型のものであり、各々踏まれることにより第1状態から第2状態に遷移する少なくとも2つのフットスイッチを含み、
前記ガイドは、前記入力手段を模したマット画像及びそのマット画像上で足踏みを行う人型のトレーナーキャラクタを含み、
前記ガイド手段は、前記マット画像及び前記トレーナーキャラクタが前記入力手段及び前記トレーニーと鏡像関係になるように前記ガイドを表示する、請求項5から10のいずれかに記載の歩行訓練装置。 - トレーニーの足踏みを検知する検知ステップと、
前記検知ステップの検知結果に基づいて、前記トレーニーの脚の起立時間を算出する算出ステップと、
前記脚の起立時間を表示装置にリアルタイムで表示する表示ステップと、を含む歩行訓練方法。
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