JPWO2008107995A1 - 無線通信装置及び移動無線通信制御方法及び無線局 - Google Patents

無線通信装置及び移動無線通信制御方法及び無線局 Download PDF

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Abstract

本発明は、時分割同時送受信方式により送信、受信を行う無線通信装置において、受信したタイミング信号に基づいてタイミング信号を出力する受信部と、該受信部で受信したタイミング信号に基づいてタイミング信号を送信する送信部と、該受信部で受信した前記タイミング信号の精度が低いほど前記受信部が前記タイミング信号の受信を試みる受信機会を増大させ、前記送信部が前記タイミング信号を送信する機会を減少させる制御部とを備える。

Description

本発明は、複数の無線局との間の無線通信の送受信期間を制御(例えばTDD(Time Division Duplex)方式を用いて制御)する無線通信装置及び移動無線通信制御方法及び無線局に関する。
通信装置間の通信方式は既に各種の方式が知られており、また、大容量伝送の要望に伴って、各種の多重化通信方式が提案されている。
例えば、TDMA(Time Division Multiple Access)、FDMA(Frequency Division Multiple Access)、CSMA(Carrier Sense Multiple Access)、CDMA(Code Division Multiple Access)等が知られており、また、無線通信にも適用されている。
また、それら多重通信を組み合わせて、多数の移動局間又は基地局と複数の移動局との間で無線通信するシステムも知られている。
携帯電話システムにおいては、サービスエリアを一部重なるように複数の基地局を分散配置し、携帯電話機を携行して移動しながら他の携帯電話機又は固定電話機との間の通話を可能とし、基地局側から各携帯電話機に対してチャネル割当てを行うものである。
また、共通チャネルにより移動局からCSMA/CA方式により基地局にチャネル割当要求を行い、基地局がTDMA方式に基づく送信時間のスケジューリングを行う制御方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、複数の親局(固定局)からそれぞれのビーコンパケットを送信するビーコン領域と、許可された特定の局が時分割で割当てられた帯域を使用するTDMA領域と、競合してアクセス可能のCSMA領域とを、時間軸上に周期的に分割し、帯域保証が可能の領域選択を行うシステム及び制御方法も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−374265号公報 特開2005−73240号公報
複数の移動局が直接移動局間で無線通信する場合、所定の周波数帯内で、相互に妨害を与えないように通信チャネルの割当てが必要である。
携帯電話システムのように、基地局(固定局)がほとんど総ての地域をサービスエリアとしている場合は、基地局(固定局)側で移動局(携帯電話機)に対して通信チャネルの割当制御が可能であるが、複数の基地局を通路等に沿った要所に分散配置した場合、又はイベント会場をサービスエリアとする基地局を配置した場合、その基地局のサービスエリア(ホットスポット)に移動局が移動しなければ、通信チャネル割当てのサービスを受けることができない。
そこで、移動局同士でフレーム及びスロットの同期を取るスロッテッド・アロハ(Slotted Aloha)方式等を適用して移動局間の無線通信を行い、相互に衝突しない通信チャネルを自律的に選択する方式を適用する。また、移動局相互の多元接続方式としてスロッテッド・アロハ方式等を採用し、移動局と基地局との間の無線通信の多重方式としてTDD(Time Division Duplex:時分割同時送受信)方式を採用する。
このような移動無線システムにおいては、移動局が基地局に接近した際に、基地局のTDDスロットタイミングに従って自局の送信タイミングを決定し、移動局が基地局と通信する際には、基地局のTDDスロットタイミングに同期して通信することになる。
しかし、移動局の近傍に基地局が存在しない場合、基地局からスロットタイミング信号を取得することができるセルラ無線方式とは異なり、移動局が自律的に基地局に同期したタイミングを取得し続ける必要がある。
従って、スロットタイミングの同期を取るためにGPS(Global Positioning System)による正確な時刻情報を取得して、同期を取る手段を適用することが考えられている。しかし、GPS衛星からの電波を受信して、時刻情報を取得し続けるためには、常時4個以上のGPS衛星からの電波を受信し続ける必要がある。
しかし、GPS衛星からの電波の受信状態が良くない場所においては、移動局がGPS衛星からの電波受信による時刻情報の取得が困難であり、そのために、自律的に同期を継続することは困難となる場合がある。
また、移動局の近傍に基地局が存在せず、かつGPS衛星からの電波の受信状態が悪い場合には,スロッテッド・アロハ方式等により無線通信を行うことは可能である。
しかし、TDD方式に従って、スロッテッド・アロハ方式等で使用されるタイムスロットのスロット時間長を、基地局が使用するTDDスロットタイミングによって指定されるタイムスロットのスロット時間長と同一として、効率良く無線通信を行うためには、GPS衛星からの電波を受信し、正確な時刻情報を取得して、スロット同期を取り続ける必要がある。
その場合、前述のように、移動局は、常に精度の高いタイミングを得ることが困難となる場合が多く、そのために、精度の高い同期を継続的に維持することが困難となり、他の移動局の無線通信に妨害を与えるという問題がある。
本発明は、上記の点に鑑みなされたものであり、精度の高い同期信号に従属同期することを目的とする。また、複数の無線局間で高精度の同期を取ることができる無線通信装置及び移動無線通信制御方法及び無線局を提供することを目的とする。
この目的を達成するため、時分割同時送受信方式により送信、受信を行う無線通信装置において、受信したタイミング信号に基づいてタイミング信号を出力する受信部と、該受信部で受信したタイミング信号に基づいてタイミング信号を送信する送信部と、該受信部で受信した前記タイミング信号の精度が低いほど前記受信部が前記タイミング信号の受信を試みる受信機会を増大させ、前記送信部が前記タイミング信号を送信する機会を減少させる制御部とを備える。
また、この目的を達成するため、時分割同時送受信方式により送信、受信を行う無線通信装置において、受信したタイミング信号に基づいてタイミング信号を出力する受信部と、該受信部で受信したタイミング信号に基づいてタイミング信号を送信する送信部と、該受信部で受信した前記タイミング信号の精度が低いほど前記受信部が前記タイミング信号の受信を試みる受信機会を減少させ、前記送信部が前記タイミング信号を送信する機会を増大させる制御部とを備える。
更に、この目的を達成するため、複数の無線局との間の無線通信の送受信期間を時分割同時送受信方式で制御する移動無線通信制御方法において、前記無線局は、外部の同一の高精度の時刻情報を取得する過程と、他局から送信された送信タイミングを示す同期信号及び同期状態を示す副情報を少なくとも含む信号フレームを受信する過程と、前記時刻情報又は他局から受信した同期信号又は自走発振による同期信号から同期信号を生成する過程と、自局の同期状態を示す副情報を記憶する過程と、前記同期信号と前記副情報を少なくとも含む信号フレームを送信する過程と、前記時刻情報取得手段で時刻情報を取得したとき自局の同期信号及び副情報を初期化する過程と、他局から受信した副情報と記憶している自局の副情報を比較し、比較結果に応じて自局の同期信号及び副情報を更新する過程とを有する。
このような無線通信装置によれば、精度の高い同期信号に従属同期することができる。また、複数の無線局間で高精度の同期を取ることができ、無線リソースを効率的に利用することができる。
本発明の無線局の一実施形態のブロック構成図である。 無線フレームの一実施形態のフレームフォーマットを示す図である。 移動局が実行する処理のフローチャートである。 本発明の移動無線通信制御方法における一実施形態の各移動局のホップ数の説明図である。 本発明の移動無線通信制御方法における一実施形態の各移動局のホップ数の説明図である。 従属同期エリアの拡張を重視するシステムにおける一実施形態の各移動局の送信タイミングの説明図である。 副情報部の各実施形態の構成を説明するための図である。
符号の説明
10 無線局
11 時刻情報受信回路
12 同期判定回路
13 セレクタ
14 送信タイミングスケジューラ
15 基準タイミング生成回路
16 送受信タイミング生成回路
17 同期信号送受信回路
18 副情報送受信回路
19 主情報送受信回路
21 多重分離回路
22 同期信号受信判定回路
23 スイッチ
24 カウンタ
25 更新判定回路
26 記憶回路
27 比較回路
28 加算回路
29 送受信情報処理回路
以下、図面に基づいて本発明の実施形態について説明する。
<移動局及び基地局の構成>
図1は、本発明の無線局の一実施形態のブロック構成図を示す。この無線局は移動局の構成を示しているが、移動局だけでなく基地局に適用しても良い。
同図中、無線局10において、時刻情報受信回路11は、アンテナ11aでGPS衛星群を捕捉して高精度の時刻情報を取得する演算処理機能を有する。
時刻情報受信回路11はGPS衛星群を捕捉する。例えば4個のGPS衛星から送信された時刻情報を含む信号を受信して、内部の発振器の微調整を行うことで、GPSシステムに同期した高精度なタイミング信号を出力する。時刻情報受信回路11は高精度なタイミング信号を同期判定回路12,セレクタ13に供給する。なお、捕捉可能なGPS衛星の数が減ることにより、高精度なタイミング信号を出力できなくなった場合は、タイミング信号の出力を停止する。
同期判定回路12は時刻情報受信回路11により精度の高いタイミング信号が得られたか判定する。例えば、タイミング信号が出力されていれば、精度の高いタイミング信号が取得できたと判断する。そして、精度の高いタイミング信号が得られた場合(例えば、4つのGPS衛星を補足して時刻情報が得られた場合)は、セレクタ13に対して、時刻情報受信回路11から出力されたタイミング信号を選択させる。一方、精度の高いタイミング信号が取得できなかった場合にはセレクタ13にスイッチ23側から与えられる同期信号(時刻情報受信回路からのタイミング信号に比べて相対的に精度は低い可能性が高い)を選択させる制御を行う。また、同期判定回路12は精度の高いタイミング信号が得られたことを送信タイミングスケジューラ14及び後述するカウンタ24に通知すると共に、後述する記憶回路26にホップ数「0」を記憶させて初期化する。
セレクタ13は精度の高いタイミング信号が得られた場合に同期判定回路12からその通知を受けるので、時刻情報受信回路11からのタイミング信号を選択し、それ以外のときはスイッチ23側からの同期信号を選択して基準タイミング生成回路15に供給する。
基準タイミング生成回路15は自走するクロック発振器を有しており、入力された精度の高いタイミング信号又は同期信号に同期してフレームの先頭を指示する基準タイミング信号を生成するようクロック発振器と基準タイミング信号をリセットする。精度の高いタイミング信号と同期信号との双方を供給されないときは自走するクロック発振器の出力クロックをカウントして基準タイミング信号を生成する。この基準タイミング信号は送受信タイミング生成回路16及び同期信号送受信回路17に供給される。
送信タイミングスケジューラ14は、精度の高いタイミング信号が得られたかどうかの通知、同期信号の受信通知、ホップ数の更新通知を受けると共に、後述する記憶回路26の記憶内容であるホップ数を取得する。送信タイミングスケジューラ14は例えば記憶回路26からのホップ数に応じて無線フレームの送信タイミング(送信間隔)を決定して送受信タイミング生成回路16に通知する。
送受信タイミング生成回路16は基準タイミング生成回路15からの基準タイミング信号と送信タイミングスケジューラ14からの送信タイミング(送信間隔)に基づいて、同期信号、副情報(ホップ数)、自局スロットそれぞれの送受信タイミングを指示する送受信タイミング信号を生成し、同期信号の送受信タイミング信号を同期信号送受信回路17に供給し、副情報の送受信タイミング信号を副情報送受信回路18に供給し、自局スロットの送受信タイミング信号を主情報送受信回路19に供給する。
多重分離回路(MUX/DMUX)21はアンテナ21aで受信した無線フレームを分離して同期信号送受信回路17,副情報送受信回路18,主情報送受信回路19に供給すると共に、同期信号送受信回路17,副情報送受信回路18,主情報送受信回路19それぞれからの送信信号を多重して無線フレームとしてアンテナ21aから送信する。
図2に、無線フレームの一実施形態のフレームフォーマットを示す。同図において、横軸は時間であり、縦軸は周波数である。無線フレームは、例えば数msecのフレーム周期で送受信される。1つの無線フレームには、同期信号部と、ホップ数が設定される副情報部と、各移動局が他の移動局に対し通知する個々の通信情報がそれぞれに設定されるn個のスロットを有する主情報部が含まれる。
なお、各移動局は送信するべき通信情報がある場合はn個のスロットのいずれかを選択して(もしくは、自局に割当てられたスロットに)上記通信情報を設定するが、通信情報がない場合は主情報を設定する必要はなく、同期信号部とホップ数を設定した副情報部だけの無線フレームを送信することができる。基地局についても通常は同期信号部とホップ数を設定した副情報部だけの無線フレームを送信する。
同期信号送受信回路17は同期信号の送受信を行い、受信した同期信号を同期信号受信判定回路22及びスイッチ23に供給する。同期信号受信判定回路22は同期信号の受信判定を行い、同期信号を受信したとき後述する比較回路27に同期信号の受信を通知すると共に、同期信号の受信を通知する信号を生成して送信タイミングスケジューラ14及びカウンタ24に供給する。
カウンタ24は精度の高いタイミング信号の取得通知又は同期信号の受信通知を行う信号のいずれかが供給されるとリセットされ、その後、例えば基準タイミング生成回路15からのクロックをカウントし、所定時間を経過するとタイムアウト信号を生成して更新判定回路25に供給する。即ち、精度の高いタイミング信号、同期信号の供給が断たれた場合に、基準タイミング生成回路15の生成するタイミングは、精度の劣化した自走状態のものとなってしまったとし、更新判定回路25に、精度が最も低いことを示す「0xFFFF(0xは16進表示を示す)」を記憶回路26に記憶するようにするのである。
上記の所定時間は基準タイミング生成回路15のクロック発振器の精度に応じて決定され、クロック発振器の精度が高いときは数時間程度、精度が低いときは数分から数10分程度にすることが望ましい。
副情報送受信回路18は副情報(ホップ数)の送受信を行い、受信したホップ数を記憶回路26及び比較回路27に供給する。記憶回路26には自局のホップ数が記憶されている。記憶回路26に記憶されているホップ数は比較回路27及び送信タイミングスケジューラ14に供給されると共に、加算回路28でホップ数が増加したことを示す「1」を加算され、副情報として副情報送受信回路18に供給される。
ただし、加算回路28は、記憶回路26に記憶されているホップ数が第1の固有値「0」又は第2の固有値「0xFFFF」である場合には、「1」を加算しない。ホップ数が固有値「0」ということは、自局の時刻情報受信回路11により高精度なタイミング信号が得られたことを意味し、他局からの信号をホップするわけではないからである。
比較回路27は記憶回路26に記憶しているホップ数と副情報送受信回路18で新たに受信したホップ数とを比較し、比較結果を更新判定回路25に供給する。更新判定回路25は新たに受信したホップ数が記憶回路26に記憶しているホップ数以下(もしくは未満)であるとき、又は、カウンタ24からタイムアウト信号を供給されたときに更新制御信号を生成して、受信したホップ数を記憶回路26に記憶させて新たな自局のホップ数とする更新を行うと共に、スイッチ23を閉じて更新したに対応する同期信号送受信回路17で受信した同期信号をセレクタ13に供給させる。
これにより、例えば、GPS衛星の補足ができない状況で、最初にホップ数が多い同期信号が同期信号送受信手段17によって取り込まれた場合は、その同期信号が基準タイミング生成回路15に与えられるが、その直後に同期信号が更に受信され、そのホップ数が相対的に小さいことが検出されると、最初に受信した同期信号の精度は高くないため、直後に受信した同期信号をその後基準タイミング生成回路15に与えることができることとなる。
また、更新判定回路25は更新制御信号を送信タイミングスケジューラ14に供給して送信タイミングの再スケジューリングを行わせる。
主情報送受信回路19は主情報の送受信を行い、受信した主情報を送受信情報処理回路29に供給する。送受信情報処理回路29は受信した主情報の処理を行うと共に、他局に対し送信する主情報を主情報送受信回路19に供給する。
なお、送受信情報処理回路29から送信する主情報の存在を送信タイミングスケジューラ14に通知し、送信タイミングスケジューラ14では送信する主情報の存在に応じて送信タイミング(送信間隔)を決定することも可能である。
<無線局が実行する処理>
図3は、無線局10が実行する処理のフローチャートを示す。同図中、ステップS10で同期判定回路12は精度の高いタイミング信号を取得できたか否かを判定し、取得できた場合にはステップS11で記憶回路26にホップ数として「0」を記憶させ、記憶回路26に記憶したホップ数「0」を副情報(ホップ数)として無線フレームを送信する。なお、ホップ数「0」の場合は加算回路28での加算は行わない。
精度の高いタイミング信号を取得できない場合にはステップS12で同期信号受信判定回路22は同期信号の受信判定を行う。同期信号を受信した場合には、ステップS13で比較回路27は記憶回路26に記憶しているホップ数を、同期信号の受信と合わせて副情報送受信回路18で新たに受信したホップ数と比較して、受信したホップ数が記憶しているホップ数以下であるか否かを判定する。なお、ここでは、受信したホップ数が記憶しているホップ数未満であるか否かを判定する構成としても良い。
受信したホップ数が記憶しているホップ数以下である場合には、ステップS14で更新判定回路25は受信したホップ数を記憶回路26に記憶させて更新し、記憶回路26に記憶したホップ数に加算回路28で「1」を加算した副情報(ホップ数)として無線フレームを送信する。
一方、ステップS13で受信したホップ数が記憶しているホップ数を超える場合、又は、ステップS12で同期信号を受信していない場合にはステップS15に進み、更新判定回路25はカウンタ24からタイムアウト信号を供給されているか否かを判定する。
タイムアウト信号を供給されていない場合にはステップS16に進み、自走する基準タイミング生成回路15にて基準タイミング信号を生成させ、記憶回路26に記憶したホップ数に加算回路28で「1」を加算した副情報(ホップ数)として無線フレームを送信する。
タイムアウト信号を供給されている場合にはステップS17に進み、自走する基準タイミング生成回路15にて基準タイミング信号を生成させ、記憶回路26に第2の固有値「0xFFFF」を記憶させ、副情報(ホップ数)として固有値「0xFFFF」を副情報(ホップ数)として無線フレームを送信する。なお、ホップ数「0xFFFF」の場合は加算回路28での加算は行わない。
<各移動局のホップ数>
図4及び図5は、本発明の移動無線通信制御方法における一実施形態の各移動局のホップ数の説明図を示す。
図4において、移動局40は、GPS衛星からの精度の高いタイミング信号を取得できないGPS非同期状態であり、基地局44の送信する無線フレームと、移動局41の送信する無線フレームを受信する。基地局44は、GPS衛星又は電波時計又は高精度の周波数源に基づく時計と同期しているのでホップ数「0」の無線フレームを送信する。また、移動局41はホップ数「2」の無線フレームを送信する。
つまり、移動局40はホップ数「0」とホップ数「2」の無線フレームを受信しているので、値の小さなホップ数「0」の無線フレームに従属同期し、ホップ数「1」の無線フレームを送信する。
移動局41は、GPS非同期状態であり、移動局40の送信するホップ数「1」の無線フレームと、移動局42の送信するホップ数「1」の無線フレームを受信する。このため、移動局41はホップ数「1」の無線フレームに従属同期し、ホップ数「2」の無線フレームを送信する。
移動局42は、GPS非同期状態であり、移動局43の送信するホップ数「0」の無線フレームと、移動局41の送信するホップ数「2」の無線フレームを受信する。このため、移動局42はホップ数「0」の無線フレームに従属同期し、ホップ数「1」の無線フレームを送信する。
移動局43は、GPS衛星45からの精度の高いタイミング信号を取得してGPS同期状態であるのでホップ数「0」の無線フレームを送信する。
図5において、移動局40は、GPS非同期状態であり、移動局41の送信するホップ数「0xFFFF」の無線フレームを受信する。このため、移動局41はホップ数「0xFFFF」の無線フレームに従属同期し、ホップ数「0xFFFF」の無線フレームを送信する。
移動局41は、GPS非同期状態であり、移動局40の送信するホップ数「0xFFFF」の無線フレームと、移動局42の送信するホップ数「0xFFFF」の無線フレームを受信する。このため、移動局41は移動局40,42の信号が到達する毎に、最新の受信フレームのホップ数「0xFFFF」に従属同期し、ホップ数「0xFFFF」の無線フレームを送信する。
移動局42は、GPS非同期状態であり、移動局41の送信するホップ数「0xFFFF」の無線フレームを受信する。このため、移動局42はホップ数「0xFFFF」の無線フレームに従属同期し、ホップ数「0xFFFF」の無線フレームを送信する。
移動局43は、GPS非同期状態であり、かつ、他の移動局からの無線フレームを受信していない。このため、移動局43は自走する基準タイミング生成回路15にて生成した基準タイミング信号に同期し、ホップ数「0xFFFF」の無線フレームを送信する。
<各移動局の送信タイミング>
各移動局は、無線フレームにて同期信号及び副情報(ホップ数)の複信を実現するが、送信しようとする無線フレームのホップ数、つまり、加算回路28の出力するホップ数により送受信タイミングを決定する。なお、加算回路28の出力するホップ数の代りに、記憶回路26に記憶されたホップ数を用いることもできる。
ホップ数が「0」の場合は、同期信号を受信する必要がないため、同期信号及び副情報を例えば毎フレームで送信する。ホップ数が「1」以上の場合は、他局の同期信号を監視しつつ、自局も同期信号を送信する必要があるため、送信と受信を一定のフレーム周期(例えば、2フレームに1回)で繰り返す。この周期をホップ数により制御する。一般には、ホップ数「0」の場合の送信周期Mに対してホップ数「1」以上の場合の送信周期をN(M<N)にする。
即ち、TDD方式により送信、受信を行う移動局において、タイミング信号を時刻情報受信回路11、同期信号送受信回路17により得て、取得したタイミング信号に基づいて同期信号送受信回路17がタイミング信号の送信を行う場合に、受信したタイミング信号の精度が低いほど、同期信号送受信回路17においてタイミング信号の受信を試みる受信機会を増大させ、同期信号送受信回路17において、タイミング信号の送信を行う機会を減少させるのである。なお、このような送信機会、受信機会の制御は一時的なものであってもよいが、継続的に行うこともできる。
例えば従属同期エリアの拡張を重視するシステムでは、信頼性の高い移動局は同期信号の送信に重点を置き、ホップ数が「1」の移動局は、奇数フレームでは無線フレーム(同期信号部を含む)の送信を行い、偶数フレームでは無線フレーム(同期信号部を含む)の受信を行う。つまり、無線フレームの送信と受信を1フレーム周期で切り替えて通信する。
ホップ数が「2」の移動局は、同期信号を無線フレームの送信と受信を2フレーム周期で切り替え、つまり、第1フレームで無線フレームの送信、第2,第3フレームで無線フレームの受信を行う。また、ホップ数が「3」の移動局は、同期信号を無線フレームの送信と受信を3フレーム周期で切り替え、つまり、第1フレームで無線フレームの送信、第2,第3,第4フレームで無線フレームの受信を行う。
なお、この例では、精度の高いタイミング信号を得られる場合に、送信機会を受信機会に対して多くなるようにしたが、送信を希望するデータ量が多いほど送信機会を受信機会に対して多くなるようにすることもできる。これにより、このデータ量が多い移動局からのタイミング信号の送信機会も増大し、他の移動局によって、このタイミング信号が受信される機会も増大するので、受信が成功する可能性が高まることがある。
その際、ホップ数を意図的に小さい値例えば「0」又は「1」に設定することで、受信側でタイミングとして採用されやすくなるため、受信成功率の上昇が見込まれる。なお、ここで、ホップ数を「0」、「1」等の規定値にするのではなく、所定値(例えば、1、2、3等)だけ減算させて送信することとしてもよい。
ところで、逆に、ホップ数「0」の場合の送信周期Mに対して、ホップ数「1」以上の場合の送信周期をN(M>N)にすることもできる。これは、信頼性の向上を重視する場合に特に有効である。
このような信頼性の向上を重視するシステムでは、信頼性の高い移動局ほど無線フレームの受信に重点を置き、1フレームの無線フレームの受信に対して、ホップ数分のフレームの無線フレームを送信する。ホップ数が「0」,「1」の移動局については従属同期エリアの拡張の場合と同様とする。
ホップ数が「2」の移動局は、同期信号を無線フレームの送信と受信を2フレーム周期で切り替え、つまり、第1,第2フレームで無線フレームの送信、第3フレームで無線フレームの受信を行う。また、ホップ数が「3」の移動局は、同期信号を無線フレームの送信と受信を3フレーム周期で切り替え、つまり、第1,第2,第3フレームで無線フレームの送信、第4フレームで無線フレームの受信を行う。
なお、従属同期エリアの拡張を重視するシステムとするか、信頼性の向上を重視するシステムとするかは、システムを実現するアプリケーションにより異なる。また、無線フレームの送受信の割合は、ホップ数に比例させることに限らず、ホップ数に応じた重み付けを行っても良いし、ホップ数を変数とした任意の関数によって決定しても良い。
図6は、従属同期エリアの拡張を重視するシステムにおける一実施形態の各移動局の送信タイミングの説明図を示す。図6では各移動局40〜43は図4と同一状態であり、移動局40はホップ数「1」の無線フレームを送信し、移動局41はホップ数「2」の無線フレームを送信し、移動局42はホップ数「1」の無線フレームを送信し、移動局43はホップ数「0」の無線フレームを送信するものとする。
ここで、移動局40,42それぞれの送信タイミングスケジューラ14は、ホップ数が「1」であるため、奇数フレームでは無線フレームの送信を行い、偶数フレームでは無線フレームの受信を行う。
移動局41の送信タイミングスケジューラ14は、ホップ数が「2」であるため、第1フレームで無線フレームの送信、第2,第3フレームで無線フレームの受信を行う。移動局43の送信タイミングスケジューラ14は、ホップ数が「0」であるため、総てのフレームで無線フレームの送信を行う。
<副情報の送信方法>
図2に示す副情報部は、図7(A)に示すように、1又はi(iは2以上の整数)のキャリアを1つのホップ数(の値)に対応させることにより、ホップ数「1」〜「m」を表すよう構成しても良い。また、図7(B)に示すように、副情報部をm個のタイムスロットに分割し、1つのタイムスロット番号をホップ数(の値)に対応させることにより、ホップ数「1」〜「m」を表すよう構成しても良い。更に、上記キャリアとタイムスロットの組合せによりホップ数の値を表すよう構成しても良い。
なお、図7(A),(B)に示すような構成とする処理を行う場合には、図1における副情報送受信回路18から同期信号送受信回路17に対しホップ数を供給する必要がある。
更に、副情報つまりホップ数を効率的に送信する手段として、例えばIEEE 802.16eで規定されたWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)では、図2に示す同期信号部としてプリアンブルを用いることができるが、プリアンブルにはインデックスがあり、インデックス番号によりプリアンブルのコードパターンは異なっているので、これを利用しホップ数と同一値のインデックス番号を持つプリアンブルを選択する。この場合、図2に示す同期信号部(プリアンブル)でホップ数を送受信することができるため、図2に示す副情報部を削除することができる。
従来においては、移動局が高精度の精度の高いタイミング信号を取得できない場合や、基地局と同期が取れない場合は、移動局間での無線フレームのスロットタイミングが非同期となり、移動局間での通信干渉を増加させることになるが、説明した移動無線通信制御方法によれば、GPSの精度の高いタイミング信号や基地局の同期信号を正常に受信できている移動局に従属同期し、擬似的に同期エリアを拡張することができる。また、従属同期のホップ数である副情報によって、より精度の高い同期源に従属同期することが可能となり、複数の無線局間の同期が高精度に継続され、無線リソースを効率的に利用することができる。

Claims (18)

  1. 時分割同時送受信方式により送信、受信を行う無線通信装置において、
    受信したタイミング信号に基づいてタイミング信号を出力する受信部と、
    該受信部で受信したタイミング信号に基づいてタイミング信号を送信する送信部と、
    該受信部で受信した前記タイミング信号の精度が低いほど前記受信部が前記タイミング信号の受信を試みる受信機会を増大させ、前記送信部が前記タイミング信号を送信する機会を減少させる制御部と、
    を備えたことを特徴とする無線通信装置。
  2. 時分割同時送受信方式により送信、受信を行う無線通信装置において、
    受信したタイミング信号に基づいてタイミング信号を出力する受信部と、
    該受信部で受信したタイミング信号に基づいてタイミング信号を送信する送信部と、
    該受信部で受信した前記タイミング信号の精度が低いほど前記受信部が前記タイミング信号の受信を試みる受信機会を減少させ、前記送信部が前記タイミング信号を送信する機会を増大させる制御部と、
    を備えたことを特徴とする無線通信装置。
  3. 複数の無線局との間の無線通信の送受信期間を時分割同時送受信方式で制御する移動無線通信制御方法において、
    前記無線局は、外部の同一の高精度の時刻情報を取得する過程と、
    他局から送信された送信タイミングを示す同期信号及び同期状態を示す副情報を少なくとも含む信号フレームを受信する過程と、
    前記時刻情報又は他局から受信した同期信号又は自走発振による同期信号から同期信号を生成する過程と、
    自局の同期状態を示す副情報を記憶する過程と、
    前記同期信号と前記副情報を少なくとも含む信号フレームを送信する過程と、
    前記時刻情報取得手段で時刻情報を取得したとき自局の同期信号及び副情報を初期化する過程と、
    他局から受信した副情報と記憶している自局の副情報を比較し、比較結果に応じて自局の同期信号及び副情報を更新する過程と
    を有することを特徴とする移動無線通信制御方法。
  4. 請求項3記載の移動無線通信制御方法において、
    前記同期信号と前記副情報を少なくとも含む信号フレームの送信間隔を前記副情報に基づいて決定する過程を
    有することを特徴とする移動無線通信制御方法。
  5. 複数の無線局との間の無線通信の送受信期間を時分割同時送受信方式で制御する移動無線システムの無線局において、
    前記無線局は、外部の同一の高精度の時刻情報を取得する時刻情報取得手段と、
    他局から送信された送信タイミングを示す同期信号及び同期状態を示す副情報を少なくとも含む信号フレームを受信する受信手段と、
    前記時刻情報又は他局から受信した同期信号又は自走発振による同期信号から同期信号を生成する同期生成手段と、
    自局の同期状態を示す副情報を記憶する記憶手段と、
    前記同期信号と前記副情報を少なくとも含む信号フレームを送信する送信手段と、
    前記時刻情報取得手段で時刻情報を取得したとき自局の同期信号及び副情報を初期化する初期化手段と、
    他局から受信した副情報の重みと前記記憶手段に記憶されている自局の副情報の重みを比較し、比較結果に応じて自局の同期信号及び副情報の重みを更新する更新手段と
    を有することを特徴とする無線局。
  6. 請求項5記載の無線局において、
    前記初期化手段は、時刻情報取得手段が時刻情報を取得したとき、前記同期生成手段に取得した時刻情報に基づいて同期信号を生成させ、前記記憶手段に副情報として第1の固有値を記憶させることを特徴とする無線局。
  7. 請求項5記載の無線局において、
    前記更新手段は、他局から受信した副情報の重みが前記記憶手段に記憶されている自局の副情報の重み以下又は未満であるとき、前記同期生成手段に他局から受信した同期信号から同期信号を生成させ、前記記憶手段に他局から受信した副情報を記憶させることを特徴とする無線局。
  8. 請求項5記載の無線局において、
    前記更新手段は、前記時刻情報取得手段で時刻情報を取得したのち、又は前記受信手段で他局から同期信号を受信したのち所定時間を経過したとき前記記憶手段に副情報として第2の固有値を記憶させることを特徴とする無線局。
  9. 請求項8記載の無線局において、
    前記更新手段は、前記記憶手段に第2の固有値が設定されているとき、前記同期生成手段に他局から受信した同期信号から同期信号を生成させ、前記記憶手段に他局から受信した副情報を記憶させることを特徴とする無線局。
  10. 請求項5乃至9のいずれか1項記載の無線局において、
    前記同期信号と前記副情報を少なくとも含む信号フレームの送信間隔を前記副情報の重みに基づいて決定する送信間隔決定手段を
    有することを特徴とする無線局。
  11. 請求項5乃至9のいずれか1項記載の無線局において、
    前記同期信号と前記副情報を少なくとも含む信号フレームの送信間隔を前記信号フレームで送信しようとする主情報のデータ量に基づいて決定する送信間隔決定手段を
    有することを特徴とする無線局。
  12. 請求項5乃至9のいずれか1項記載の無線局において、
    前記信号フレームは、互いに相関の低い符号系列の内の1つのコードを同期信号として送信し、前記コードの番号を副情報に対応させることを特徴とする無線局。
  13. 請求項5記載の無線局において、
    前記記憶手段に記憶されている副情報の重みを変化させて前記送信手段に供給する重み可変手段を
    有することを特徴とする無線局。
  14. 請求項5記載の無線局において、
    前記更新手段は、他局から受信した副情報の重みが前記記憶手段に記憶されている自局の副情報の重みを超えた又は以上であるとき、前記同期生成手段に自走発振による同期信号から同期信号を生成させ、前記記憶手段に記憶している副情報を保持させることを特徴とする無線局。
  15. 請求項10記載の無線局において、
    前記送信間隔決定手段は、前記副情報の重みが第1の固有値であるとき、前記同期信号と前記副情報を少なくとも含む信号フレームを常時送信とすることを特徴とする無線局。
  16. 請求項5乃至9のいずれか1項記載の無線局において、
    前記信号フレームに含まれる副情報は、複数のキャリアのうち前記副情報の重みに対応した1又は複数キャリアで送信することを特徴とする無線局。
  17. 請求項5乃至9のいずれか1項記載の無線局において、
    前記信号フレームに含まれる副情報は、複数に分割されたタイムスロットのうち前記副情報の重みに対応した1又は複数タイムスロットで送信することを特徴とする無線局。
  18. 請求項5乃至9のいずれか1項記載の無線局において、
    前記信号フレームに含まれる副情報は、複数のキャリアのうち前記副情報の重みに対応した1又は複数キャリアであって、複数に分割されたタイムスロットのうち前記副情報の重みに対応した1又は複数タイムスロットで送信することを特徴とする無線局。
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