JPWO2008078555A1 - 会議制御方法、システム及びプログラム - Google Patents

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Abstract

参加者をグループ化しておき、おのおののグループにてオンラインコミュニケーションによって発言/情報交換を行うとともに、各グループでの話題/議事の進行状態に合わせて、新規グループの生成・グループの統合・分割・メンバ交換を行うことにより、大人数でのオンラインアイディア創出会議を実現する。グループ情報の変更は、各グループの議論の内容ならびに発言者の状態を監視するグループ内討議監視エンジンと各グループの生成や参加メンバを制御するグループ情報制御エンジンが行う。各グループでの独立した議論を実現するために、リアルタイムコミュニケーションと短時間のタイムシフト再生を連携して用いる。

Description

本発明は、ネットワークを利用した会議・コミュニケーション一般に関し、より具体的には、オンラインによるアイディア創出/意思決定等の会議を多人数で同時に行う際の参加者間の情報交換を制御する会議制御方法、システム及びプログラムに関する。
電子メール・テレビ電話などのコミュニケーション手段を用いて、遠隔地にいる人間同士を接続し、会議などを通じて意思決定を行う遠隔会議システムや、意見を収集してアイディアを創出する知識支援システムは数多く提案されている。
従来の知識支援システムの一例が、特許文献1に記載されている。特許文献1では、仮想コミュニティに投稿されたメッセージを分類・蓄積し、同一スレッド内にて互いに関連するメッセージ群から重複部分を除去した簡易要約を「まとめ」として作成することにより、個人のノウハウなどの知識を収集する方式が提案されている。
また、従来の遠隔地間会議支援システムの一例が、特許文献2に記載されている。特許文献2では、通信相手のサイトの前方から撮影した参加者の近景映像と、広報から撮影したプレゼンテーターを含めた会議の全景映像と、共有画面により、ブレインストーミング等における参加者の円滑なコミュニケーションを支援する方式が提案されている。
特開2002−342346号公報 特開平6−311510号公報
従来提案されている意思決定のための遠隔会議システムや、知識支援システムでは、以下のような問題が存在する。
第一の問題点は、参加者間のインタラクティブ性/臨場感を重視した特許文献1のようなテレビ会議システムは、映像による画面共有を特徴としているため、一度に同時に表示できる人数の制約から、参加者の数が制限され、大量の人々からの意見創出・会議を行うことができないという点である。
第二の問題点は、大人数からのアイディア創出を目指した、特許文献2のようなシステムは、オフラインでの情報収集となるため、他人とのインタラクティブなコミュニケーションの中で、自分の発想を刺激して意見を創出する作業を支援することができないという点である。
そこで、本発明は上記課題に鑑みて発明されたものであって、その目的は、会議参加への臨場感や参加者間のインタラクティブなコミュニケーションを損なうことなく、大人数からの意見の収集・まとめを実現し、アイディア創出や意思決定、教育などの効果を向上させる方式の提供することにある。
上記課題を解決する本発明は、参加者を複数のグループにグループ化し、同一グループにグループ化された参加者の端末間で双方向通信を行うように通信制御をするグループ会議制御方法において、参加者のグループ分けを会議中に変更することを特徴とする。
上記課題を解決する本発明は、参加者を複数のグループにグループ化し、同一グループにグループ化された参加者の端末間で双方向通信を行うように通信の制御をするグループ会議制御システムにおいて、参加者のグループ分けを会議中に変更する変更手段を有することを特徴とする。
上記課題を解決する本発明は、参加者を複数のグループにグループ化し、同一グループにグループ化された参加者の端末間で双方向通信を行うように通信制御をするグループ会議制御システムのプログラムであって、参加者のグループ分けを会議中に変更する変更処理を情報処理装置に実行させることを特徴とする。
更に詳細には、本発明のグループ会議システムは、ネットワークに接続された複数の端末と、ネットワークに接続され、各端末間にて行われる討議の状態を監視して、端末間の双方向通信を制御するグループ会議制御サーバよって構成され、グループ制御サーバは、各参加者端末間で行われるグループ討議の状態を監視する、グループ内討議監視手段と、グループ内討議の状態に基づき端末間の通信制御を行う端末間通信制御手段と参加者端末との信号の送受信を行う信号通信手段とを備え、端末間通信制御手段が、各参加者を複数のサブグループに分割し同一グループにグループ化された参加者の端末間で双方向通信を行うように通信制御を行うとともに、グループ内討議監視手段の観測する各サブグループでの討議内容に応じて、参加者のグループ分けを会議中に変更するよう動作する。このような構成を採用することにより、各サブグループ間では、少人数での会議参加によるインタラクティブなコミュニケーションを実現しながら、会議中の的確なグループ変更により、会議に参加している全参加者からの意見収集やコミュニケーションを実現することができ、本発明の目的を達成することができる。
また、本発明のグループ会議システムは、ネットワークに接続された複数の端末と、ネットワークに接続され、各端末間にて行われる討議の状態を監視して、端末間の双方向通信を制御するグループ会議制御サーバよって構成され、グループ制御サーバは、各参加者端末間で行われるグループ討議の状態を監視する、グループ内討議監視手段と、グループ内討議の状態に基づき端末間の通信制御を行う端末間通信制御手段と会議への参加者の情報を記憶する参加者情報記憶手段と、会議の内容を記録して出力する記録手段と参加者端末との信号の送受信を行う信号通信手段とを備え、端末間通信制御手段が、各参加者を複数のサブグループに分割し同一グループにグループ化された参加者の端末間で双方向通信を行うように通信制御を行うとともに、グループ内討議監視手段の観測する各サブグループでの討議内容と参加者情報記憶手段が記憶する各参加者の情報に応じて、参加者のグループ分けを会議中に変更するよう動作する。また、記録手段は、会議の内容を記録して、必要に応じて出力する。このような構成を採用することにより、各サブグループ間では、少人数での会議参加によるインタラクティブなコミュニケーションを実現しながら、各グループ内の討議の状態や各参加者の特性に応じて的確にグループ変更を行うことができる。
更に、会議に参加している全参加者からの意見収集やコミュニケーションを実現することができ、また、会議の結果を適切に出力することができ、本発明の目的を達成することができる。
また、本発明のグループ会議システムは、ネットワークに接続された複数の端末と、ネットワークに接続され、各端末間にて行われる討議の状態を監視して、端末間の双方向通信を制御するグループ会議制御サーバよって構成され、グループ制御サーバは、各参加者端末間で行われるグループ討議の状態を監視する、グループ内討議監視手段と、グループ内討議の状態に基づき端末間の通信制御を行う端末間通信制御手段と会議への参加者の情報を記憶する参加者情報記憶手段と、会議の内容を記録して出力する記録手段と各グループの討議の状態について管理者がモニタリングし、必要に応じて指示を与える管理者指示手段と参加者端末との信号の送受信を行う信号通信手段とを備え、端末間通信制御手段が、各参加者を複数のサブグループに分割し同一グループにグループ化された参加者の端末間で双方向通信を行うように通信制御を行うとともに、グループ内討議監視手段の観測する各サブグループでの討議内容と参加者情報記憶手段が記憶する各参加者の情報に応じて、参加者のグループ分けを会議中に変更するよう動作するとともに、管理者の指示によりグループ変更を制御することを可能とする。
また、記録手段は、会議の内容を記録して、必要に応じて出力する。このような構成を採用することにより、各サブグループ間では、少人数での会議参加によるインタラクティブなコミュニケーションを実現しながら、各グループ内の討議の状態や各参加者の特性ならびに会議主催者の意向に応じて的確にグループ変更を行うことができる。
更に、会議に参加している全参加者からの意見収集やコミュニケーションを実現することができ、また、会議の結果を適切に出力することができ、本発明の目的を達成することができる。
また、本発明のグループ会議システムは、ネットワークに接続された複数の端末と、ネットワークに接続され、各端末間にて行われる討議の状態を監視して、端末間の双方向通信を制御するグループ会議制御サーバよって構成され、グループ制御サーバは、各参加者端末間で行われるグループ討議の状態を監視する、グループ内討議監視手段と、グループ内討議の状態に基づき端末間の通信制御を行う端末間通信制御手段と会議への参加者の情報を記憶する参加者情報記憶手段と、会議の内容を記録して出力する記録手段と各グループの討議の状態について管理者がモニタリングし、必要に応じて指示を与える管理者指示手段と各参加者に対し提示する通信情報を一時的に蓄えて、各参加者間に送信する情報のタイムシフト送信を行う提示情報制御手段と参加者端末との信号の送受信を行う信号通信手段とを備え、端末間通信制御手段が、各参加者を複数のサブグループに分割し同一グループにグループ化された参加者の端末間で双方向通信を行うように通信制御を行うとともに、グループ内討議監視手段の観測する各サブグループでの討議内容と参加者情報記憶手段が記憶する各参加者の情報に応じて、参加者のグループ分けを会議中に変更するよう動作するとともに、管理者の指示によりグループ変更を制御することを可能とする。
また、記録手段は、会議の内容を記録して、必要に応じて出力する。このような構成を採用することにより、各サブグループ間では、少人数での会議参加によるインタラクティブなコミュニケーションを実現しながら、各グループ内の討議の状態や各参加者の特性ならびに会議主催者の意向に応じて的確にグループ変更を行うことができる。提示情報制御手段により、臨場感を損なうことなく各グループ間のメンバ変更を非同期に行うことができる。
更に、会議に参加している全参加者からの意見収集やコミュニケーションを実現することができ、また、会議の結果を適切に出力することができ、本発明の目的を達成することができる。
また、本発明のグループ会議システムは、ネットワークに接続された複数の端末上のみから構成され、端末では、参加者の発言を入力する信号入力手段と、ネットワーク上で双方向通信を行っている他端末の参加者の発言を提示する信号提示手段とグループ内討議の情報を交換する情報交換手段と、収集された情報に応じて接続を制御する通信制御手段と、参加者端末との信号の送受信を行う信号通信手段とを備え、端末間で情報を交換しながら自律的に接続状態を決定し、通信制御を行う。このような構成をとることによって、各サブグループ間では、少人数での会議参加によるインタラクティブなコミュニケーションを実現しながら、会議中の的確なグループ変更により、会議に参加している全参加者からの意見収集やコミュニケーションを実現することができ、本発明の目的を達成することができる。
本発明の第一の効果は、少人数のサブグループでのディスカッションを行うことにより、大人数参加の会議でありながら、会議参加の臨場感やインタラクティブ性を実現できることにある。
本発明の第二の効果は、参加者のサブグループ間のメンバを会議中に的確に変更することにより、参加者間の臨場感のあるインタラクティブなコミュニケーションを維持しながら、多数の参加者とのコミュニケーションを行うなど、いろいろな意見を収集できることにある。
図1は第1の実施の形態におけるグループ会議制御システムのブロック図である。 図2は第1の実施の形態におけるグループ内討議監視手段のブロック図である。 図3は第1の実施の形態における端末間通信制御手段のブロック図である。 図4はグループ内/参加者発言の解析結果に伴う、端末間接続制御の一例を示す図である。 図5は第1の実施の形態におけるグループ会議制御システムの処理フローを示した図である。 図6は第2の実施の形態におけるグループ会議制御システムのブロック図である。 図7は第2の実施の形態における端末間通信制御手段のブロック図である。 図8は第2の実施の形態における記録手段のブロック図である。 図9は第2の実施の形態におけるグループ会議制御システムの処理フローを示した図である。 図10は第3の実施の形態におけるグループ会議制御システムのブロック図である。 図11は第3の実施の形態における端末間通信制御手段のブロック図である。 図12は第3の実施の形態における管理者指示手段のブロック図である。 図13は第3の実施の形態におけるグループ会議制御システムの処理フローを示した図である。 図14は第4の実施の形態におけるグループ会議制御システムのブロック図である。 図15は第4の実施の形態における提示情報制御手段のブロック図である。 図16は第4の実施の形態における提示情報制御の処理フローを示した図である。 図17は第4の実施における提示情報制御の一例を示した図である。 図18は第5の実施の形態におけるグループ会議制御システムのブロック図である。
符号の説明
1110,1120,…,11N0 端末
1111 信号入力手段
1112 信号提示手段
1113 信号通信手段
1200 グループ会議制御サーバ
<第1の実施の形態>
本発明を実施するための第1の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1を参照すると本発明の第1の実施の形態は、ネットワーク上に接続された複数の端末1110,1120,…,11N0と、ネットワーク上に接続されたグループ会議制御サーバ1200とから構成される。
複数の端末は、必要に応じてネットワークに接続され、端末数は任意の台数設定可能である。
前記ネットワーク上に接続された端末1110は、利用者の発する音声や利用者の状況を示す映像情報の受け付け、サーバまたは他の端末に送信するとともに、他の端末またはサーバから該端末に発信された映像または音声情報を受付、利用者に提示する。一例として、テレビ会議用のセットトップボックスや、テレビ電話機、携帯電話機、スピーカフォンといったものが上げられる。また、専用の装置ではなくパーソナルコンピュータのような汎用機の一部機能であってもかまわない。送受信する信号は、音声、映像のいずれか一方または両方を含む。また、端末1110は、利用者が信号を入力するための信号入力手段1111と、利用者に対して信号を提示する信号提示手段1112と、各端末間またはサーバと端末間での通信を行う信号通信手段1113とよりなる。
信号入力手段1111は、映像または音声を入力するための手段であり、一例として、映像を入力するためのカメラ、音声を入力するためのマイクロフォンなどがあげられる。
信号通信手段1113は、入力手段1111により入力された信号を他の端末またはサーバに送信するとともに、他の端末またはサーバから該端末に発信された信号の受信を行う。
信号提示手段1112は、信号通信手段1113が受信した他端末またはサーバからの信号情報を利用者に提示する。一例として、映像を提示するためのモニタ、音声を出力するためのスピーカなどが上げられる。提示に際しては、複数の映像を並べて提示する/時間順に提示する/利用者が選択した映像のみを提示するなど、複数の映像を同時または選択てきに提示する機構や複数の端末またはサーバからの音声を重畳して提示する機構を有していてもよい。
グループ会議制御サーバ1200は、各参加者端末間で行われるグループ討議の状態を監視するとともに、各参加者端末間の制御を行う。
グループ会議制御サーバ1200は、グループ内討議の監視を行うグループ内討議監視手段1210と、グループ内討議の状態に基づき、前記参加者端末間の通信制御を行う端末間通信制御手段1220と、参加者端末間との信号のやり取りを行う信号通信手段1230とで構成される。
グループ内討議監視手段1210は、各参加者端末から発信される信号を受け取り、参加者毎あるいは各サブグループの討議の状態を解析する。
端末間通信制御手段1220は、グループ内討議監視手段1210の解析結果を受け取り、複数グループの統合、特定グループの分割、特定グループ間のメンバ交換を含むグループの変更を決定し、結果に基づき各端末の通信制御を行い、同一グループの端末間でのみ双方向のコミュニケーションが行われるように制御する。制御の一例として、グループ内討議監視によって得られたサブグループの情報を各端末に送信することで各端末が双方向コミュニケーションをすべき端末を規定できるようにする、あるいは、サーバに送信された信号をスイッチングによって該当する端末に送信するといった方法があげられる。
信号通信手段1230は、各参加者端末とグループ制御サーバの信号のやり取りをおこなう。
以下、グループ内討議監視手段1210と端末間通信制御手段1220の詳細について説明する。
図2は、グループ内討議解析手段1210の構成の一例である。
グループ内討議監視手段1210は、信号通信手段1230を通じて入力される各参加者端末からの信号を記憶する、参加者発言記憶手段1211と、各参加者発言記憶手段1211に記憶された各参加者の発言を解析する、参加者発言解析手段1212と、端末間通信制御手段からグループに関する情報を受け取り、参加者発言解析手段から各参加者の発言の解析結果を受け取り、各グループでの討議の状態を解析するグループ内討議解析手段1213とよりなる。
参加者発言記憶手段1211は、一例としてハードディスク・フラッシュメモリなどの記憶装置であり、専用の蓄積装置であっても、他の映像蓄積装置との兼用であってもかまわない。
参加者発言解析手段1212は、一例として、あらかじめ定められたルールにて動作するプログラムを搭載したCPUである。参加者解析方法としては、一例として、参加者の総発言量(発言時間)や発言の音量、時間単位の発言量、発言中のキーワード、あらかじめさだめられたキーワードの発言数、主題からの乖離度など、参加者の討議への貢献を表す音声認識に基づく方法が考えられる。また、参加者の表情やしぐさなど、映像解析に基づく方法であってもかまわない。更に音声認識と映像解析を組み合わせたものであってもよい。
グループ内討議解析手段1213は、端末間通信制御手段1220より、現在のグループの情報を受け取り、各グループ毎の討議の状態の解析を行う。一例として、各グループ内での発言量の総和、時間単位の発言量、発言中のキーワードの総和、あらかじめ定められたキーワードの発言数の総和、平均のしぐさや表情やといった、各発言者の総和/平均をもとめたものや、発言者の発言量の分散など、グループ内の分散や散らばり、相互関係などを抽出したものであってもよい。グループ内討議の解析結果を蓄えておき、解析結果の変動(総発言量の増加/減少など)を利用してもよい。
グループ内討議解析手段は、グループ内討議解析手段1213が導出するグループ毎の討議状態と参加者発言解析手段1212の導出する参加者毎の討議状態について出力する。
図3は端末間通信制御手段1220の構成の一例である。
端末間通信制御手段1220は、参加者端末間の接続情報(グループ情報)を記憶する端末間接続情報記憶手段1221と、信号通信手段を通じて、各端末からの接続/切断要求を受け付ける接続/切断要求受付手段1222と、グループ討議解析手段1210から各グループの討議解析結果と参加者の発言解析結果を受け取り、これに、端末間接続情報記憶手段1221の保有する端末間接続情報と接続/切断要求をもとに、各端末間の接続を決定する端末間接続制御手段1223と、端末間接続制御手段1223の決定に基づき端末間接続を行う端末間接続手段1224とから構成される。
端末間接続情報記憶手段1221は、一例としてハードディスク・フラッシュメモリなどの記憶装置であり、専用の蓄積装置であっても、他の映像蓄積装置との兼用であってもかまわない。参加者発言に記憶手段1211との兼用であってもかまわない。
接続/切断要求受け付け手段1222は、信号通信手段を通じて、各端末からの接続/切断要求を受け付ける。
端末間接続制御手段1223は、一例として、あらかじめ定められたルールにて動作するプログラムを搭載したCPUである。実装の一形態として、グループ討議解析結果にて、活性化していないグループを抽出し、該当グループのグループメンバの数に応じて、グループの分割/統合/メンバの交換を選択するという方法がある。また、各参加者の発言量の分散情報から、発言量の少ないメンバ同士を交換することもできる。さらには、各発言者の発言キーワードから、類似発言キーワードをもつメンバをまとめるなどしてもよい。更には、グループにて行われている議論の時間長に基づいてグループ変更を行ってもよい。個の場合、グループの議論の解析結果に基づいてグループ変更を行うという形態のほかに、あらかじめ定められた時間に基づき、グループを変更するという処理を行ってもかまわない。
新規参加者を受け付けた際に、その発言者を適当なグループにアサインすること、及び、特定グループのメンバが切断要求を出した際に、残りのメンバに関連してグループの統合やメンバ交換/メンバ移動を決定する。
これらは端末間接続制御の一例であるが、グループ内のメンバの上限や、グループ変更に関するルールを制御手段内にプログラム記述・蓄積しておき、接続/切断要求や、グループ討議解析結果、参加者の発言解析結果を入力としてルールを適用することで端末間接続制御を行うようにしてもよい。図5に、グループ内またはメンバ解析結果に基づく端末間制御の例を示す。
端末間接続手段1224は、端末間接続制御手段の決定を基に同一グループの端末間でのみ双方向のコミュニケーションが行われるように制御する。具体的な制御の一例として、グループ内討議監視によって得られたサブグループの情報を各端末に送信することで各端末が双方向コミュニケーションをすべき端末を規定できるようにする、あるいは、サーバに送信された信号をスイッチングによって該当する端末に送信するといった方法があげられる。
次に、図1、図2、図3及び図5のフローチャートを参照して、本発明の全体の動作例について説明する。
会議開始にて、初期の参加者を、信号通信手段1230を通じて接続/切断要求受付手段1222が受け付ける(S101)。
端末間接続制御手段1223は、初期の各端末のグループを決定し(S102)、端末間接続手段1224は各端末間の接続を行うとともに、端末間接続情報記憶手段はそのときの接続状況を記憶する(ステップS103)。
初期の端末の総数はたとえば100であったり、1000であったり10000であったりする。
一グループあたりの参加者の数はたとえば15人ぐらいとした場合、10000人で600グループ程度の数である。端末の総数、グループの総数、一グループあたりの参加者端末の数は会議の内容等により異なる。
会議が終了であれば、会議を終了する。
会議が継続された場合、各参加者の発言を信号通信手段からうけとり、参加者発言記憶手段1211に記憶するとともに、参加者発言解析手段1212で解析、グループ内討議解析手段1213でグループ毎の討議の状態を解析する(ステップS104)。
会議に際し、参加者があらわれた場合、接続/切断要求受付手段1222は新規参加者を受け付ける。(ステップS105)
会議に際し、参加者の切断要求があった際は、接続/切断要求受付手段1222は会議退場者を受け付ける。(ステップS106)
これらの状況をうけつけ、端末間接続制御手段1223が、グループを変更すべきかどうかを決定し、グループ変更がある場合、端末間接続手段1224は端末間の接続を変更し(S107)、端末間接続情報記憶手段の情報を更新する。(S108)
以下、会議終了となるまで、この操作を繰り返す。
以上のような構成をとることにより、会議参加者は、各サブグループ間での少人数での会議参加によるインタラクティブなコミュニケーションを実現しながら、会議中の的確なグループ変更により、会議に参加している全参加者からの意見収集やコミュニケーションを実現することができ、本発明の目的を達成することができる。
<第2の実施の形態>
次に発明を実施するための第2の実施の形態について図面を参照して説明する。
図6を参照すると本発明の第二の最良の形態は、ネットワーク上に接続された複数の端末2110,2120,…,21N0と、ネットワーク上に接続されたグループ会議制御サーバ2200とから構成される。
複数の端末は、必要に応じてネットワークに接続され、端末数は任意の台数設定可能である。
前記ネットワーク上に接続された端末2110は、利用者の発する音声や利用者の状況を示す映像情報の受け付け、サーバまたは他の端末に送信するとともに、他の端末またはサーバから該端末に発信された映像または音声情報を受付、利用者に提示する。また、利用者に関する情報に関してもサーバに送信を行う。一例として、テレビ会議用のセットトップボックスや、テレビ電話機、携帯電話機、スピーカフォンといったものが上げられる。また、専用の装置ではなくパーソナルコンピュータのような汎用機の一部機能であってもかまわない。送受信する信号は、音声、映像のいずれか一方または両方を含む。また、端末2110は、利用者が信号を入力するための信号入力手段2111と、利用者に対して信号を提示する信号提示手段2112と、各端末間またはサーバと端末間での通信を行う信号通信手段2113と、利用者情報を入力・送出する参加者情報入力送出手段2114とよりなる。
信号入力手段2111は、映像または音声を入力するための手段であり、一例として、映像を入力するためのカメラ、音声を入力するためのマイクロフォンなどがあげられる。
信号通信手段2113は、入力手段2111により入力された信号を他の端末またはサーバに送信するとともに、他の端末またはサーバから該端末に発信された信号の受信を行う。
信号提示手段2112は、信号通信手段2113が受信した他端末またはサーバからの信号情報を利用者に提示する。一例として、映像を提示するためのモニタ、音声を出力するためのスピーカなどが上げられる。提示に際しては、複数の映像を並べて提示する/時間順に提示する/利用者が選択した映像のみを提示するなど、複数の映像を同時または選択てきに提示する機構や複数の端末またはサーバからの音声を重畳して提示する機構を有していてもよい。
参加者情報入力送出手段2114は、参加者に関する情報の入力ならびに送出を行う。参加者が会議のたびに入力して送信してもよいし、あらかじめ端末に蓄積された利用者のプロフィール情報を使用時によみだし、信号通信手段2113に出力する形態でもよい。参加者情報としては、参加者のIDのみでもよいし、参加者のプロフィールやバックグラウンド等の情報でもよい。
グループ会議制御サーバ2200は、各参加者端末間で行われるグループ討議の状態を監視するとともに、各参加者端末間の制御を行う。
グループ会議制御サーバ2200は、グループ内討議の監視を行うグループ内討議監視手段2210と、グループ内討議の状態に基づき、前記参加者端末間の通信制御を行う端末間通信制御手段2220と、参加者端末間との信号のやり取りを行う信号通信手段2230と、参加者情報を記憶する参加者情報記憶手段と2240と、会議の内容の記録を行う記録手段2250とで構成される。
グループ内討議監視手段2210は、各参加者端末から発信される信号を受け取り、参加者毎あるいは各サブグループの討議の状態を解析する。
端末間通信制御手段2220は、グループ内討議監視手段2210の解析結果を受け取り、参加者情報j記憶手段2240より会議に参加している参加者に関する情報を受け取り、複数グループの統合、特定グループの分割、特定グループ間のメンバ交換を含むグループの変更を決定し、結果に基づき各端末の通信制御を行い、同一グループの端末間でのみ双方向のコミュニケーションが行われるように制御する。制御の一例として、グループ内討議監視によって得られたサブグループの情報を各端末に送信することで各端末が双方向コミュニケーションをすべき端末を規定できるようにする、あるいは、サーバに送信された信号をスイッチングによって該当する端末に送信するといった方法があげられる。
信号通信手段2230は、各参加者端末とグループ制御サーバの信号のやり取りをおこなう。
以下、グループ内討議監視手段2210と端末間通信制御手段2220の詳細について説明する。
グループ内討議監視手段2210は、第一の最良の実施の形態で述べた、グループ内討議監視手段1210と同一の形態をとってもよい。したがって、図2が、グループ内討議解析手段2210の構成の一例となる。
参加者情報記憶手段2240は、会議に参加している参加者の情報について記憶する。一例としてハードディスク・フラッシュメモリなどの記憶装置であり、専用の蓄積装置であっても、他の映像蓄積装置との兼用であってもかまわない。また、他の記憶コンポネントのハードウェアとして兼用であってもかまわない。参加者情報は、参加者端末2110〜21N0の各参加者情報入力送出手段2114を通じて集められた情報を蓄積したものでもよいし、別手段でグループ会議制御サーバに蓄積された参加者IDとプロフィールのテーブルに対し、参加者情報入力送出手段2114を通じて送られてきた参加者IDを対応付けたものでもよい。
また、参加者情報は、会議主題に対する立場や、考え方といった会議内容に直接関連するものや、参加者の出身地や勤務地、年齢、性別といった参加者の履歴・プロフィールに関連するもの、過去の会議での発言量などの会議の中での振舞いに関連するもの、他の会議参加者との相性などのいずれかを含んでもよい。
記録手段2250は、会議の内容に関して記録を行う。
グループ内討議監視手段2210は、図2に示すように信号通信手段2230を通じて入力される各参加者端末からの信号を記憶する、参加者発言記憶手段1211と各参加者発言記憶手段1211に記憶された各参加者の発言を解析する、参加者発言解析手段1212と端末間通信制御手段からグループに関する情報を受け取り、参加者発言解析手段から各参加者の発言の解析結果を受け取り、各グループでの討議の状態を解析するグループ内討議解析手段1213よりなる。
図7は端末間通信制御手段2220の構成の一例である。
端末間通信制御手段2220は、参加者端末間の接続情報(グループ情報)を記憶する端末間接続情報記憶手段2221と、信号通信手段を通じて、各端末からの接続/切断要求を受け付ける接続/切断要求受付手段2222と、グループ討議解析手段2210から各グループの討議解析結果と参加者の発言解析結果を受け取り、参加者情報記憶手段からおのおのの参加者端末を利用する参加者の情報を受け取り、これに、端末間接続情報記憶手段2221の保有する端末間接続情報と接続/切断要求をもとに、各端末間の接続を決定する端末間接続制御手段2223と、端末間接続制御手段2223の決定に基づき端末間接続を行う端末間接続手段2224とから構成される。
端末間接続情報記憶手段2221は、一例としてハードディスク・フラッシュメモリなどの記憶装置であり、専用の蓄積装置であっても、他の映像蓄積装置との兼用であってもかまわない。参加者発言に記憶手段2211との兼用であってもかまわない。
接続/切断要求受け付け手段2222は、信号通信手段を通じて、各端末からの接続/切断要求を受け付ける端末間接続制御手段2223は、一例として、あらかじめ定められたルールにて動作するプログラムを搭載したCPUである。実装の一形態として、グループ討議解析結果にて、活性化していないグループを抽出し、該当グループのグループメンバの数に応じて、グループの分割/統合/メンバの交換を選択するという方法がある。また、各参加者の発言量の分散情報から、発言量の少ないメンバ同士を交換することもできる。さらには、各発言者の発言キーワードから、類似発言キーワードをもつメンバをまとめるなどしてもよい。更には参加者情報記憶手段2240から受け取った参加者情報をベースに、各参加者の持つ知識等のバックグラウンドと各グループでの討議詳細を照合させることによって、該当参加者を適当なグループに移動させてもよい。
新規参加者を受け付けた際に、その発言者を参加者情報記憶手段が記憶する参加者のプロフィールに基づいて適当なグループにアサインすること、及び、特定グループのメンバが切断要求を出した際に、残りのメンバに関連してグループの統合やメンバ交換/メンバ移動を決定する。
これらは端末間接続制御の一例であるが、グループ内のメンバの上限や、グループ変更に関するルールを制御手段内にプログラム記述・蓄積しておき、接続/切断要求や、グループ討議解析結果、参加者の発言解析結果を入力としてルールを適用することで端末間接続制御を行うようにしてもよい。
端末間接続手段2224は、端末間接続制御手段の決定を基に同一グループの端末間でのみ双方向のコミュニケーションが行われるように制御する。具体的な制御の一例として、グループ内討議監視によって得られたサブグループの情報を各端末に送信することで各端末が双方向コミュニケーションをすべき端末を規定できるようにする、あるいは、サーバに送信された信号をスイッチングによって該当する端末に送信するといった方法があげられる。
図8は記録手段2250の構成の一例である。
記録手段2250は、全参加者の全発言内容を記録する発言内容記憶手段2251と、発言内容をグループ毎/発言の時系列ごとにそれぞれのグループメンバの構成の変化を含めて要約する要約手段2252と、結果を出力する出力手段2253とから構成される。
発言内容記録手段2251は、一例としてハードディスク・フラッシュメモリなどの記憶装置であり、専用の蓄積装置であっても、他の映像蓄積装置との兼用であってもかまわない。参加者発言に記憶手段2211との兼用であってもかまわない。
要約手段2252は、一例として、あらかじめ定められたルールにて動作するプログラムを搭載したCPUである。端末間接続制御手段2223等、サーバ上の他のCPUとハードウェアとしては共有してもよい。要約手段2252は、たとえば発言者別またはグループ別に議論の内容を整理するとともに、必要に応じて同一意見の統合を行い、会議で出た意見の整理を行う。
出力手段2253は、要約結果を出力する。
次に、図6、図7、及び図9のフローチャートを参照して、本発明の全体の動作例について説明する。
会議開始にて、信号通信手段1230を通じて接続/切断要求受付手段1222が初期の参加者からの接続要求を受け付ける。(S201)
端末接続後に、参加者情報入力送出手段2114により利用者より入力された情報を参加者情報記憶手段2240が受け付けて、記憶する。(S202)
端末間接続制御手段2223は、参加者情報記憶手段2240に蓄積された利用者情報を利用して、初期の各端末のグループを決定し(S203)、端末間接続手段2224は各端末間の接続を行うとともに、端末間接続情報記憶手段はそのときの接続状況を記憶する(ステップS204)。
会議が終了であれば、会議を終了する。
会議が継続された場合、各参加者の発言を信号通信手段からうけとり、参加者発言記憶手段2211に記憶する。(ステップS205)
発言内容記憶手段2251は各グループでの発言内容を記憶する(ステップS206)。
とともに、参加者発言解析手段1212で解析、グループ内討議解析手段1213でグループ毎の討議の状態を解析する。(ステップS207)
会議に際し、あらたに参加者があらわれた場合、接続/切断要求受付手段2222は新規参加者を受け付ける。(ステップS208)
参加者情報記憶手段2240は、端末からの参加者情報を受け付けて、参加者情報を更新する。(ステップS209)
会議に際し、参加者の切断要求があった際は、接続/切断要求受付手段2222は会議退場者を受け付ける。(ステップS210)
参加者情報記憶手段2240は、端末からの参加者情報を受け付けて、参加者情報を更新する。(ステップS211)
これらの状況をうけつけ、端末間接続制御手段2223が、グループを変更すべきかどうかを決定する。(ステップS212)
グループ変更がある場合、端末間接続手段2224は端末間の接続を変更し(ステップS213)、端末間接続情報記憶手段2221の情報を更新する。(ステップS214)
以下、会議終了となるまで、この操作を繰り返す。
会議が終了した際に記録手段2250が会議の記録を作成する。(ステップS215)
以上のような構成をとることにより、会議参加者は、各サブグループ間での少人数での会議参加によるインタラクティブなコミュニケーションを実現しながら、会議中の的確なグループ変更により、会議に参加している全参加者からの意見収集やコミュニケーションを実現することができ、本発明の目的を達成することができる。
この際には、利用者に関する背景情報まで利用して最適なサブグループの生成がはかられる。また、会議結果は会議記録として出力される。
<第3の実施の形態>
次に、第3の実施の形態について図面を参照して説明する。
図10を参照すると本発明の第三の最良の形態は、ネットワーク上に接続された複数の端末3110,3120,…,31N0と、ネットワーク上に接続されたグループ会議制御サーバ3200とから構成される。
複数の端末は、必要に応じてネットワークに接続され、端末数は任意の台数設定可能である。
前記ネットワーク上に接続された端末3110は、利用者の発する音声や利用者の状況を示す映像情報の受け付け、サーバまたは他の端末に送信するとともに、他の端末またはサーバから該端末に発信された映像または音声情報を受付、利用者に提示する。また、管理者によって発せられた質問/問合せを利用者に提示するとともに、質問/問合せに対する利用者の回答の入力を受け付ける。一例として、テレビ会議用のセットトップボックスや、テレビ電話機、携帯電話機、スピーカフォンといったものが上げられる。また、専用の装置ではなくパーソナルコンピュータのような汎用機の一部機能であってもかまわない。送受信する信号は、音声、映像のいずれか一方または両方を含む。また、管理者からの質疑の回答には、キーボードのような入力機器をもちいてもよい。また、端末3110は、利用者が信号を入力するための信号入力手段3111と、利用者に対して信号を提示する信号提示手段3112と、各端末間またはサーバと端末間での通信を行う信号通信手段3113とよりなる。
信号入力手段3111は、映像または音声またはデータ入力するための手段であり、一例として、映像を入力するためのカメラ、音声を入力するためのマイクロフォン、文字情報を入力するためのキーボード、タッチパネル付きディスプレイ、コントローラなどがあげられる。
信号通信手段3113は、入力手段3111により入力された信号を他の端末またはサーバに送信するとともに、他の端末またはサーバから該端末に発信された信号の受信を行う。
信号提示手段3112は、信号通信手段3113が受信した他端末またはサーバからの信号情報を利用者に提示する。一例として、映像を提示するためのモニタ、音声を出力するためのスピーカなどが上げられる。提示に際しては、複数の映像を並べて提示する/時間順に提示する/利用者が選択した映像のみを提示するなど、複数の映像を同時または選択的に提示する機構や複数の端末またはサーバからの音声を重畳して提示する機構を有していてもよい。
グループ会議制御サーバ3200は、各参加者端末間で行われるグループ討議の状態を監視するとともに、各参加者端末間の制御を行う。
グループ会議制御サーバ3200は、グループ内討議の監視を行うグループ内討議監視手段3210と、グループ内討議の状態に基づき、前記参加者端末間の通信制御を行う端末間通信制御手段3220と、参加者端末間との信号のやり取りを行う信号通信手段3230と、参加者情報を記憶する参加者情報記憶手段と3240と、管理者からの指示を支援する管理者指示手段3260とで構成される。
グループ内討議監視手段3210は、各参加者端末から発信される信号を受け取り、参加者毎あるいは各サブグループの討議の状態を解析する。
端末間通信制御手段3220は、グループ内討議監視手段3210の解析結果を受け取り、参加者情報記憶手段3240より会議に参加している参加者に関する情報を受け取り、管理者指示手段3260より管理者の指示情報を受け取り、複数グループの統合、特定グループの分割、特定グループ間のメンバ交換を含むグループの変更を決定し、結果に基づき各端末の通信制御を行い、同一グループの端末間でのみ双方向のコミュニケーションが行われるように制御する。制御の一例として、グループ内討議監視によって得られたサブグループの情報を各端末に送信することで各端末が双方向コミュニケーションをすべき端末を規定できるようにする、あるいは、サーバに送信された信号をスイッチングによって該当する端末に送信するといった方法があげられる。
信号通信手段3230は、各参加者端末とグループ制御サーバの信号のやり取りをおこなう。
参加者情報記憶手段3240は、会議に参加している参加者の情報について記憶する。一例としてハードディスク・フラッシュメモリなどの記憶装置であり、専用の蓄積装置であっても、他の映像蓄積装置との兼用であってもかまわない。また、他の記憶コンポネントのハードウェアとして兼用であってもかまわない。参加者情報は、参加者端末3110〜31N0の各参加者情報入力送出手段2114を通じて集められた情報を蓄積したものでもよいし、別手段でグループ会議制御サーバに蓄積された参加者IDとプロフィールのテーブルに対し、参加者情報入力送出手段2114を通じて送られてきた参加者IDを対応付けたものでもよい。
管理者指示手段3260は、会議管理者/会議設定者/会議オーガナイザが、会議の状態を観測または、会議参加者から情報を収集、または、グループ分け入力を行う。
グループ内討議監視手段3210は、第一の最良の形態で説明したグループ内討議監視手段1210の同じ形態をとってよい。すなわち、図2に示すように信号通信手段3230を通じて入力される各参加者端末からの信号を記憶する、参加者発言記憶手段1211と各参加者発言記憶手段1211に記憶された各参加者の発言を解析する、参加者発言解析手段1212と端末間通信制御手段からグループに関する情報を受け取り、参加者発言解析手段から各参加者の発言の解析結果を受け取り、各グループでの討議の状態を解析するグループ内討議解析手段1213よりなる。
図8は端末間通信制御手段3220の構成の一例である。
端末間通信制御手段3220は、参加者端末間の接続情報(グループ情報)を記憶する端末間接続情報記憶手段3221と、信号通信手段を通じて、各端末からの接続/切断要求を受け付ける接続/切断要求受付手段3222と、グループ討議解析手段3210から各グループの討議解析結果と参加者の発言解析結果を受け取り、参加者情報記憶手段からおのおのの参加者端末を利用する参加者の情報を受け取り、これに、端末間接続情報記憶手段3221の保有する端末間接続情報と接続/切断要求ならびに、管理者指示手段から入力される管理者指示情報をもとに、各端末間の接続を決定する端末間接続制御手段3223と、端末間接続制御手段3223の決定に基づき端末間接続を行う端末間接続手段3224とから構成される。
端末間接続情報記憶手段3221は、一例としてハードディスク・フラッシュメモリなどの記憶装置であり、専用の蓄積装置であっても、他の映像蓄積装置との兼用であってもかまわない。参加者発言に記憶手段3211との兼用であってもかまわない。
接続/切断要求受け付け手段3222は、信号通信手段を通じて、各端末からの接続/切断要求を受け付ける端末間接続制御手段3223は、一例として、あらかじめ定められたルールにて動作するプログラムを搭載したCPUである。実装の一形態として、グループ討議解析結果にて、活性化していないグループを抽出し、該当グループのグループメンバの数に応じて、グループの分割/統合/メンバの交換を選択するという方法がある。また、各参加者の発言量の分散情報から、発言量の少ないメンバ同士を交換することもできる。さらには、各発言者の発言キーワードから、類似発言キーワードをもつメンバをまとめるなどしてもよい。更には参加者情報記憶手段3240から受け取った参加者情報をベースに、各参加者の持つ知識等のバックグラウンドと各グループでの討議詳細を照合させることによって、該当参加者を適当なグループに移動させてもよい。
新規参加者を受け付けた際に、その発言者を参加者情報記憶手段が記憶する参加者のプロフィールに基づいて適当なグループにアサインすること、及び、特定グループのメンバが切断要求を出した際に、残りのメンバに関連してグループの統合やメンバ交換/メンバ移動を決定する。
これらは端末間接続制御の一例であるが、グループ内のメンバの上限や、グループ変更に関するルールを制御手段内にプログラム記述・蓄積しておき、接続/切断要求や、グループ討議解析結果、参加者の発言解析結果を入力としてルールを適用することで端末間接続制御を行うようにしてもよい。管理者指示手段3260から、グループ変更に関する受けたときは、管理者の指示を優先するように動作する。
端末間接続手段3224は、端末間接続制御手段の決定を基に同一グループの端末間でのみ双方向のコミュニケーションが行われるように制御する。具体的な制御の一例として、グループ内討議監視によって得られたサブグループの情報を各端末に送信することで各端末が双方向コミュニケーションをすべき端末を規定できるようにする、あるいは、サーバに送信された信号をスイッチングによって該当する端末に送信するといった方法があげられる。
図12は管理者指示手段3260の構成の一例である。
管理者指示手段は、利用者の特徴・背景をしるために、特定のまたは全参加者に対して質問を送付する質問送信手段3261と、各グループの討議の状況ならびに利用者に行った質問に対する回答を管理者に提示する討議モニタリング手段3262と、参加者のグループ分けについて管理者が直接指示するためのグループ化入力手段3263よりなる。
利用者の特徴/背景を知るための質問の一例としては、「××制度に、賛成ですか/反対ですか」、「○○を知っていますか?」、「A,B,Cのどれに一番興味がありますか?」など、利用者の知識やスタンスを知るためのものが考えられる。これらの答えは、利用者端末の心経入力手段3111を通じて利用者から入力され、参加者記憶手段3240に蓄えられ、グループ分類の特徴として利用される。
利用者は質問送信手段3261を通じて参加者に対して質問を送付し、結果を参加者記憶手段3240に蓄積する。
討議モニタリング手段3262は、管理者が指定した特定の参加者端末または特定のグループの討議の内容を表示する。一例としては、端末またはグループを支持するためのポインティングデバイスと、内容を提示するスピーカ及びモニタを有するパーソナルコンピュータや専用端末のようなものが考えられる。
次に、図10、図11、図12および図13のフローチャートを参照して、管理者の指示によるグループ分けの様子について説明する。
管理者は、討議モニタリング手段3262により、特定端末または特定グループあるいは全グループの討議の様子を確認する。(S301)
管理者は、質問送信手段3261を用いて質問を作成し、(S302)、特定の参加者あるいは全参加者に向けて送付する。信号通信手段3113を通じて3112により指定された参加者端末に作成した質問を提示する。(S303)
参加者は、信号入力手段3111を通じて質問の回答を作成し送信する。(S304)
参加者情報記憶手段3240は、信号通信手段3110、信号通信手段3230を通じて指定された参加者の回答情報を受け取り、蓄積する。(S305)
端末間接続制御手段3223は、各グループでの討議の状態並びに参加者情報記憶手段に蓄積された参加者情報を基に、グループをどのように変更すべきかどうかを決定する。(ステップS306)
また、管理者は必要に応じて直接変更命令を入力する。(ステップS307)
グループ変更がある場合、端末間接続手段3224は端末間の接続を変更し、端末間接続情報記憶手段3221の情報を更新する。(ステップS308)
以上のような構成をとることにより、会議参加者は、各サブグループ間での少人数での会議参加によるインタラクティブなコミュニケーションを実現しながら、会議中の的確なグループ変更により、会議に参加している全参加者からの意見収集やコミュニケーションを実現することができ、本発明の目的を達成することができる。
この際には、管理者の意図をグループ化に反映することが可能になり、会議主催者の意図に即した会議運営が可能となる。
<第4の実施の形態>
次に発明を実施するための第4の実施の形態について図面を参照して説明する。
図14を参照すると本発明の第四の最良の形態は、ネットワーク上に接続された複数の端末4110,4120,…,41N0と、ネットワーク上に接続されたグループ会議制御サーバ4200とから構成される。
複数の端末は、必要に応じてネットワークに接続され、端末数は任意の台数設定可能である。
前記ネットワーク上に接続された端末4110は、利用者の発する音声や利用者の状況を示す映像情報の受け付け、サーバまたは他の端末に送信するとともに、他の端末またはサーバから該端末に発信された映像または音声情報を受付、利用者に提示する。また、管理者によって発せられた質問/問合せを利用者に提示するとともに、質問/問合せに対する利用者の回答の入力を受け付ける。一例として、テレビ会議用のセットトップボックスや、テレビ電話機、携帯電話機、スピーカフォンといったものが上げられる。また、専用の装置ではなくパーソナルコンピュータのような汎用機の一部機能であってもかまわない。送受信する信号は、音声、映像のいずれか一方または両方を含む。また、端末4110は、利用者が映像または音声信号を入力するための信号入力手段4111と、利用者に対して映像または音声信号を提示する信号提示手段4112と、各端末間またはサーバと端末間での通信を行う信号通信手段4113とよりなる。
信号入力手段4111は、映像または音声データを入力するための手段であり、一例として、映像を入力するためのカメラ、音声を入力するためのマイクロフォンなどがあげられる。
信号通信手段4113は、入力手段4111により入力された信号を他の端末またはサーバに送信するとともに、他の端末またはサーバから該端末に発信された信号の受信を行う。
信号提示手段4112は、信号通信手段4113が受信した他端末またはサーバからの信号情報を利用者に提示する。一例として、映像を提示するためのモニタ、音声を出力するためのスピーカなどが上げられる。提示に際しては、複数の映像を並べて提示する/時間順に提示する/利用者が選択した映像のみを提示するなど、複数の映像を同時または選択的に提示する機構や複数の端末またはサーバからの音声を重畳して提示する機構を有していてもよい。
グループ会議制御サーバ4200は、各参加者端末間で行われるグループ討議の状態を監視するとともに、各参加者端末間の制御を行う。
グループ会議制御サーバ4200は、グループ内討議の監視を行うグループ内討議監視手段4210と、グループ内討議の状態に基づき、前記参加者端末間の通信制御を行う端末間通信制御手段4220と、参加者端末間との信号のやり取りを行う信号通信手段4230と、参加者端末に提示する映像/音声の制御を行う提示情報制御手段4270とで構成される。
グループ内討議監視手段4210は、各参加者端末から発信される信号を受け取り、参加者毎あるいは各サブグループの討議の状態を解析する。
端末間通信制御手段4220は、グループ内討議監視手段4210の解析結果を受け取り、複数グループの統合、特定グループの分割、特定グループ間のメンバ交換を含むグループの変更を決定し、結果に基づき各端末の通信制御を行い、同一グループの端末間でのみ双方向のコミュニケーションが行われるように制御する。制御の一例として、グループ内討議監視によって得られたサブグループに関する情報を各端末に送信することで各端末が双方向コミュニケーションをすべき端末を規定できるようにする、あるいは、サーバに送信された信号をスイッチングによって該当する端末に送信するといった方法があげられる。
信号通信手段4230は、各参加者端末とグループ制御サーバの信号のやり取りをおこなう。
提示情報制御手段4270は、各参加者端末から得られた映像を一時蓄積し、適当な時期に特定の端末に対し、前記蓄積された映像を送信することにより、参加者端末に提示する映像または音声情報を制御する。制御パタンの例として、蓄積された映像を、時間をずらして送信するタイムシフト視聴や、蓄積された映像の一部を選択して送信する選択視聴/要約視聴がある。
グループ内討議監視手段4210は、第一の最良の形態で説明したグループ内討議監視手段1210の同じ形態をとってよい。すなわち、図2に示すように信号通信手段4230を通じて入力される各参加者端末からの信号を記憶する参加者発言記憶手段1211と各参加者発言記憶手段1211に記憶された各参加者の発言を解析する、参加者発言解析手段1212と端末間通信制御手段からグループに関する情報を受け取り、参加者発言解析手段から各参加者の発言の解析結果を受け取り、各グループでの討議の状態を解析するグループ内討議解析手段1213よりなる。
また、端末間通信制御手段4220は、第一の最良の形態で説明した端末間通信制御手段1220と同じ形態をとってよい。すなわち、図3に示すように、参加者端末間の接続情報(グループ情報)を記憶する端末間接続情報記憶手段1221と、信号通信手段を通じて、各端末からの接続/切断要求を受け付ける接続/切断要求受付手段1222と、グループ討議解析手段1210から各グループの討議解析結果と参加者の発言解析結果を受け取り、これに、端末間接続情報記憶手段1221の保有する端末間接続情報と接続/切断要求をもとに、各端末間の接続を決定する端末間接続制御手段1223と、端末間接続制御手段1223の決定に基づき端末間接続を行う端末間接続手段1224とで構成されてよい。
提示情報制御手段4270の構成の一例を図15に示す。
送信情報生成手段4271は、参加者発言記憶手段1211から、該当する参加者の情報(音声または映像)を抽出し、送信用情報を生成する。一例として、特定の問題に対して、説明をしている部分を抽出したものや、これまでの議論を要約したもの、あるいは、最新の発言部分の情報などがあげられる。構成例としては、あらかじめ決められたルールをプログラムで記述したCPUのようなものが考えられる。
提示タイミング決定手段4272は、グループ内討議解析手段1213より、映像を表示すべきグループの討議の状態に関する情報を受け取り、送信情報生成手段4271で作成した情報の提示タイミングを決定する。一例として、表示すべきグループでの討議が継続中であった場合に提示を行わず、継続中であった討議の終了(ブレイク)を検出して、提示タイミングとする。
表示内容制御手段4273は、端末間接続情報記憶手段1221から、グループメンバに関する情報を受け取り、提示すべきグループメンバの参加者端末に対し前記送信情報生成手段4271にて作成した情報を送出し提示させる。
次に、図14、図15および図16のフローチャートを参照して、提示情報制御の様子について説明する。ここでは、グループメンバ変更により、グループA(メンバは、仮にA0,A1,A2,A3,A4,A5,A6とする)のなかのあるメンバ(ここでは、メンバA0とする)が新規にグループB(メンバはB1,B2,B3,B4,B5,B6の6名とする)に加わった際の処理の情報提示の一例についてステップ毎に説明する。
端末間接続制御手段1223がグループ変更を決定する。この時点で、A0の参加者端末にはこれまで属していたサブグループAの参加者端末(A1からA6)からの情報が提示され、B1からB6の参加者端末には、それぞれB1からB6の参加者端末からの情報が提示されている。(ステップS401)
提示タイミング決定手段4272は、グループ変更に関るメンバの会話状態を抽出する。(ステップS402)。関連するメンバが全員会話をしていなかった場合、端末間接続手段1224はグループ変更に伴う端末間接続変更を行い(A0とB1−B6の端末が相互に通信、A1−A6の端末が相互に通信。)、グループ変更を終了する。(ステップS405)
A0からA6,B1からB6のいずれかが話中の場合、送信情報制御手段4271は、参加者発言記憶手段から該当参加者の発言の先頭部分からの情報を抽出、送信情報の生成を行う。(ステップS406)
提示タイミング決定手段は該当する参加者の発言の状況を観察、送信情報生成手段4271が生成した発言情報の提示のタイミングを決定し、表示内容制御手段4273は、各端末に提示を行う。(ステップS404)
図17に動作の一例を提示する。図17のように制御することにより、A0,A1−A6,B1−B6の発言が途中から始まるあるいはA0,A1−A6,B1−B6の発言が途中で終了することなく、グループ変更を終了することができる。
ここでは、発言の初めからとしたが、B1−B6に提示するA0の情報やA0に提示するB1−B6の情報は、それまでの参加者またはグループの発言の要約情報でもよい。
上記情報を再生することにより、実時間とのずれが生じるが、表示内容制御手段4273が参加者の発言のない無音時間をスキップして提示しない制御を行うことで双方の通信状態を、実時間の状態に戻す。(ステップS406)
以上のような構成をとることにより、会議参加者は、各サブグループ間での少人数での会議参加によるインタラクティブなコミュニケーションを実現しながら、会議中の的確なグループ変更により、会議に参加している全参加者からの意見収集やコミュニケーションを実現することができ、本発明の目的を達成することができる。
この際に、参加者間ではグループの変更にともなう、発言の途切れ・不具合(途中からの聴取/同時発話/発言の途中からの欠落)なく、議論を続けることが可能になる。
<第5の実施の形態>
次に発明を実施するための第5の実施の形態について図面を参照して説明する。
図18を参照すると本発明の第五の最良の形態は、ネットワーク上に接続された複数の端末5100,5200,…,5N00から構成される。
複数の端末は、必要に応じてネットワークに接続され、端末数は任意の台数設定可能である。
前記ネットワーク上に接続された端末は、利用者の発する音声や利用者の状況を示す映像情報の受け付け、サーバまたは他の端末に送信するとともに、他の端末またはサーバから該端末に発信された映像または音声情報を受付、利用者に提示する。
これに加えて、参加者端末は、第1から第4までの実施の形態で示した、グループ会議制御サーバのコンポネントの一部機能を分担してもつ。
各端末間は互いに通信し、あたかもサーバが存在するかのように振舞う。ネットワーク上に参加者情報記憶手段をもつ端末(5200)が複数あり、参加者情報記憶手段を持つ端末同士が相互に通信することによりあたかもひとつの参加者情報記憶手段があるようにふるまってもよいし、ネットワーク上にただひとつが存在し、該端末がすべての参加者情報記憶を行ってもよい。また、端末のうちのいくつかは前記サーバ機能をもたない端末(5400)であってかまわない。
各端末のコンポネントは、一例として、それぞれ、第1の実施の形態から第4の実施の形態にしめしたように振舞う。端末間で情報を交換しながら自律的に接続状態を決定し、通信制御を行う。このような構成をとることによって、各サブグループ間では、少人数での会議参加によるインタラクティブなコミュニケーションを実現しながら、会議中の的確なグループ変更により、会議に参加している全参加者からの意見収集やコミュニケーションを実現することができ、本発明の目的を達成することができる。
本出願は、2006年12月22日に出願された日本出願特願2006−346233号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
本発明によれば、音声及び映像を用いてネットワークを通じてコミュニケーションを行う、テレビ会議装置やテレビ会議をコンピュータに実現するためのプログラムといった用途に適用できる。また、アイディア創出のための意見送出会議支援装置や、グループを通じた教育支援装置及びそれを実現するためのプログラムといった用途にも適用できる。

Claims (42)

  1. 参加者を複数のグループにグループ化し、同一グループにグループ化された参加者の端末間で双方向通信を行うように通信制御をするグループ会議制御方法において、
    参加者のグループ分けを会議中に変更することを特徴とするグループ会議制御方法。
  2. 前記グループ分けの変更は、会議の状態を観測することで随時行われることを特徴とする請求項1に記載のグループ会議制御方法。
  3. 前記グループ分けの変更は、参加者が増えた場合、または、参加者が会議参加を終了した際に行われることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のグループ会議制御方法。
  4. 前記グループ分けの変更は、グループでの会議での発言量または発言内容の少なくともいずれか一方を解析することにより行われることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のグループ会議制御方法。
  5. 前記グループ分けの変更は、前記各グループの状態観測により各グループ非同期に行われることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のグループ会議制御方法。
  6. 前記グループ分けの変更は、複数グループの統合、特定グループの分割、特定グループ間でのメンバ交換のいずれかひとつ、または、組み合わせであることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のグループ会議制御方法。
  7. 参加者のグループ分けは、各参加者の発言履歴を解析することにより行われることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載のグループ会議制御方法。
  8. 参加者のグループ分けは、事前に作成した参加者の属性情報を利用することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載のグループ会議制御方法。
  9. 参加者のグループ分けを会議管理者の指示により行うことを特徴とする請求項1からから請求項6のいずれかに記載のグループ会議制御方法。
  10. 各グループでの会議の発言量を観測し、発言量少ないグループについてグループ分けを変更することを特徴とする請求項1から請求項9のいずれかに記載のグループ会議制御方法。
  11. 会議の初めまたは途中で、複数グループの参加者に対して同一の質問を送信し、質問に対する回答に基づいてグループ分類を行うことを特徴とする請求項1から請求項10のいずれかに記載のグループ会議制御方法。
  12. グループ分けが行われた後に各参加者間で、それぞれの参加者の発言履歴を参照できるようにすることを特徴とした請求項1から請求項11のいずれかに記載のグループ会議制御方法。
  13. 前記グループ分け実行後に、参加者の発言要約等をタイムシフト再生することを特徴とする請求項1から請求項12のいずれかに記載のグループ会議制御方法。
  14. 前記タイムシフト再生により、ひとつまたは複数のグループ間でのメンバ交代のタイミングを同期させることを特徴とする請求項13に記載のグループ会議制御手段。
  15. 参加者を複数のグループにグループ化し、同一グループにグループ化された参加者の端末間で双方向通信を行うように通信の制御をするグループ会議制御システムにおいて、
    参加者のグループ分けを会議中に変更する変更手段を有することを特徴とするグループ会議制御システム。
  16. 前記変更手段は、前記グループ分けの変更を、会議の状態を観測することで随時行うことを特徴とする請求項15に記載のグループ会議制御システム。
  17. 前記変更手段は、前記グループ分けの変更を、参加者が増えた場合、または、参加者が会議参加を終了した際に行うことを特徴とする請求項15又は請求項16に記載のグループ会議制御システム。
  18. 前記変更手段は、前記グループ分けの変更を、グループでの会議での発言量、または、発言内容の少なくともいずれか一方を解析することにより行うことを特徴とする請求項15又は請求項16に記載のグループ会議制御システム。
  19. 前記変更手段は、前記グループ分けの変更を、前記各グループの状態観測により各グループ非同期に行うことを特徴とする請求項15から請求項18のいずれかに記載のグループ会議制御システム。
  20. 前記変更手段は、前記グループ分けの変更を、複数グループの統合、特定グループの分割、特定グループ間でのメンバ交換のいずれかひとつ、または、組み合わせ行うことを特徴とする請求項15から請求項19のいずれかに記載のグループ会議制御システム。
  21. 前記変更手段は、参加者のグループ分けを、各参加者の発言履歴を解析することにより行われることを特徴とする請求項15から請求項20のいずれかに記載のグループ会議制御システム。
  22. 前記変更手段は、参加者のグループ分けを、事前に作成した参加者の属性情報を利用することを特徴とする請求項15から請求項20のいずれかに記載のグループ会議制御システム。
  23. 前記変更手段は、参加者のグループ分けを、会議管理者の指示により行うことを特徴とする請求項15から請求項20のいずれかに記載のグループ会議制御システム。
  24. 前記変更手段は、各グループでの会議の発言量を観測し、発言量少ないグループについてグループ分けを変更することを特徴とする請求項15から請求項23のいずれかに記載のグループ会議制御システム。
  25. 前記変更手段は、会議の初めまたは途中で、複数グループの参加者に対して同一の質問を送信し、質問に対する回答に基づいてグループ分類を行うことを特徴とする請求項15から請求項24のいずれかに記載のグループ会議制御システム。
  26. 前記変更手段は、グループ分けが行われた後に各参加者間で、それぞれの参加者の発言履歴を参照できるようにすることを特徴とした請求項15から請求項25のいずれかに記載のグループ会議制御システム。
  27. 前記変更手段は、前記グループ分け実行後に、参加者の発言要約等をタイムシフト再生することを特徴とする請求項15から請求項26のいずれかに記載のグループ会議制御システム。
  28. 前記変更手段は、前記タイムシフト再生により、ひとつまたは複数のグループ間でのメンバ交代のタイミングを同期させることを特徴とする請求項27に記載のグループ会議制御システム。
  29. 参加者を複数のグループにグループ化し、同一グループにグループ化された参加者の端末間で双方向通信を行うように通信制御をするグループ会議制御システムのプログラムであって、
    参加者のグループ分けを会議中に変更する変更処理を情報処理装置に実行させることを特徴とするプログラム。
  30. 前記変更処理は、前記グループ分けの変更を、会議の状態を観測することで随時行うことを特徴とする請求項29に記載のプログラム。
  31. 前記変更処理は、前記グループ分けの変更を、参加者が増えた場合、または、参加者が会議参加を終了した際に行うことを特徴とする請求項29又は請求項30に記載のプログラム。
  32. 前記変更処理は、前記グループ分けの変更を、グループでの会議での発言量、または、発言内容の少なくともいずれか一方を解析することにより行うことを特徴とする請求項29又は請求項31に記載のプログラム。
  33. 前記変更処理は、前記グループ分けの変更を、前記各グループの状態観測により各グループ非同期に行うことを特徴とする請求項29から請求項32のいずれかに記載のプログラム。
  34. 前記変更処理は、前記グループ分けの変更を、複数グループの統合、特定グループの分割、特定グループ間でのメンバ交換のいずれかひとつ、または、組み合わせ行うことを特徴とする請求項29から請求項33のいずれかに記載のプログラム。
  35. 前記変更処理は、参加者のグループ分けを、各参加者の発言履歴を解析することにより行われることを特徴とする請求項29から請求項34のいずれかに記載のプログラム。
  36. 前記変更処理は、参加者のグループ分けを、事前に作成した参加者の属性情報を利用することを特徴とする請求項29から請求項34のいずれかに記載のプログラム。
  37. 前記変更処理は、参加者のグループ分けを、会議管理者の指示により行うことを特徴とする請求項29から請求項34のいずれかに記載のプログラム。
  38. 前記変更処理は、各グループでの会議の発言量を観測し、発言量少ないグループについてグループ分けを変更することを特徴とする請求項29から請求項37のいずれかに記載のプログラム。
  39. 前記変更処理は、会議の初めまたは途中で、複数グループの参加者に対して同一の質問を送信し、質問に対する回答に基づいてグループ分類を行うことを特徴とする請求項29から請求項38のいずれかに記載のプログラム。
  40. 前記変更処理は、グループ分けが行われた後に各参加者間で、それぞれの参加者の発言履歴を参照できるようにすることを特徴とした請求項29から請求項39のいずれかに記載のプログラム。
  41. 前記変更処理は、前記グループ分け実行後に、参加者の発言要約等をタイムシフト再生することを特徴とする請求項29から請求項40のいずれかに記載のプログラム。
  42. 前記変更処理は、前記タイムシフト再生により、ひとつまたは複数のグループ間でのメンバ交代のタイミングを同期させることを特徴とする請求項41に記載のプログラム。
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