JP6576141B2 - 特性語によってグループ状態を推定可能なプログラム - Google Patents
特性語によってグループ状態を推定可能なプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6576141B2 JP6576141B2 JP2015148321A JP2015148321A JP6576141B2 JP 6576141 B2 JP6576141 B2 JP 6576141B2 JP 2015148321 A JP2015148321 A JP 2015148321A JP 2015148321 A JP2015148321 A JP 2015148321A JP 6576141 B2 JP6576141 B2 JP 6576141B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- characteristic
- group
- ratio
- state
- word
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 claims description 66
- 238000000605 extraction Methods 0.000 claims description 21
- 230000006870 function Effects 0.000 claims description 15
- 206010010219 Compulsions Diseases 0.000 claims description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 35
- 230000008569 process Effects 0.000 description 21
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 20
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 description 10
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 9
- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 description 9
- 238000000354 decomposition reaction Methods 0.000 description 7
- 230000000877 morphologic effect Effects 0.000 description 7
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 7
- 230000008859 change Effects 0.000 description 6
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 5
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 5
- 230000009471 action Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 4
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 3
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 206010011416 Croup infectious Diseases 0.000 description 1
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 1
- 230000006399 behavior Effects 0.000 description 1
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 201000010549 croup Diseases 0.000 description 1
- 230000001186 cumulative effect Effects 0.000 description 1
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
- 238000002372 labelling Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 230000006855 networking Effects 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 230000002194 synthesizing effect Effects 0.000 description 1
- 210000001260 vocal cord Anatomy 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Description
当該参加者についてのグループの状態に関わる1つの特性と、当該1つの特性とは正反対の特性とを含む特性群に含まれる特性毎に、当該特性に対応付けられた語、句、節又は文である設定された特性語を取得する特性語取得手段と、
推定対象グループで提供された情報に係るテキストから当該特性語を抽出する特性語抽出手段と、
抽出された特性語であって、当該1つの特性及び当該正反対の特性の各々に対応付けられた特性語の出現数又は出現比率に基づいて、当該推定対象グループにおける当該1つの特性の度合い又は割合と、当該正反対の特性の度合い又は割合との重み付けを含む差又は比を算出し、算出された当該差又は比に係る情報を、当該推定対象グループの当該1つの特性に関する状態とするグループ状態決定手段と
してコンピュータを機能させるグループ状態推定プログラムが提供される。ここで、この本発明のグループ状態推定プログラムの一実施形態として、本プログラムは、当該グループの参加者又は当該グループに係る事項に協力する程度を表す「協力」、及び当該グループの参加者又は当該グループに係る事項に協力しない程度を表す「非協力」を含む複数の当該特性を採用し、
グループ状態決定手段は、「協力」及び「非協力」の各々に対応付けられた特性語の出現数又は出現比率に基づいて、当該推定対象グループにおける「協力」の度合い又は割合と、「非協力」の度合い又は割合との重み付けを含む差又は比を算出し、算出された当該差又は比に係る情報を、当該推定対象グループの協力に関する状態とすることも好ましい。
当該参加者についてのグループの状態に関わる1つの特性と、当該1つの特性に類似若しくは関連する特性とを含む特性群に含まれる特性毎に、当該特性に対応付けられた語、句、節又は文である設定された特性語を取得する特性語取得手段と、
推定対象グループで提供された情報に係るテキストから当該特性語を抽出する特性語抽出手段と、
抽出された特性語であって、当該1つの特性及び当該類似若しくは関連する特性の各々に対応付けられた特性語の出現数又は出現比率に基づいて、当該推定対象グループにおける当該1つの特性の度合い又は割合と、当該類似若しくは関連する特性の度合い又は割合との重み付けを含む和又は積を算出し、算出された当該和又は積に係る情報を、当該推定対象グループの当該1つの特性に関する状態とするグループ状態決定手段と
してコンピュータを機能させるグループ状態推定プログラムが提供される。ここで、この本発明のグループ状態推定プログラムの一実施形態として、本プログラムは、当該グループの参加者又は当該グループに係る事項に協力しない程度を表す「非協力」、及び当該グループの参加者に対するいじめ、強制又は脅しを表す「威圧」を含む複数の当該特性を採用し、
グループ状態決定手段は、「非協力」及び「威圧」の各々に対応付けられた特性語の出現数又は出現比率に基づいて、当該推定対象グループにおける「非協力」の度合い又は割合と、「威圧」の度合い又は割合との重み付けを含む和又は積を算出し、算出された当該差又は比に係る情報を、当該推定対象グループの非協力に関する状態とすることも好ましい。
グループ状態決定手段は、「指導」及び「学習性又は専門性」の各々に対応付けられた特性語の出現数又は出現比率に基づいて、当該推定対象グループにおける「指導」の度合い又は割合と、「学習性又は専門性」の度合い又は割合との重み付けを含む和又は積を算出し、算出された当該和又は積に係る情報を、当該推定対象グループの指導に関する状態とすることも好ましい。
当該参加者についての特性であってグループの状態に関わる少なくとも1つの特性毎に、当該特性に対応付けられた語、句、節又は文である設定された特性語を取得する特性語取得手段と、
推定対象グループで提供された情報に係るテキストから当該特性語を抽出する特性語抽出手段と、
抽出された特性語の出現数又は出現比率に基づいて、当該推定対象グループにおける当該特性の度合い又は割合を算出し、さらに、当該出現数又は出現比率の偏差に基づいて、算出した当該特性の度合い又は割合を、複数段階をもって表現する客観推定値を算出するグループ状態決定手段と、
当該グループの評価者による当該グループの評価を、当該複数段階をもって表現した主観評価値を取得可能な主観評価値取得手段と、
複数のグループにおける客観推定値と主観評価値との間の相関の度合いをより高くするように、推定に使用される当該特性語、及び/又は当該複数段階を規定する閾値を変更する推定精度調整手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とするグループ状態推定プログラムが提供される。
(a)参加者毎に取り付けられた、当該参加者の発する音声を個別に収集可能な無線マイク3と、
(b)無線マイク3から送信され、通信ネットワークを介して取得される音声情報を取りまとめて保存する音声情報データベース4と、
(c)音声情報データベース4から各グループを構成する参加者毎の音声情報を取得し、これらの音声情報に基づいて、グループ1〜3の各々の内部状態を推定するクループ状態推定装置2と
を備えている。
(A)参加者についての特性であってグループの状態に関わる少なくとも1つの「特性」毎に、当該特性に対応付けられた語、句、節又は文である予め設定された「特性語」を取得し、
(B)推定対象グループで提供された情報に係るテキストから「特性語」を抽出し、
(C)抽出された「特性語」の出現数又は出現比率に基づいて、推定対象グループにおける「特性」の度合い又は割合を算出し、算出された「特性」の度合い又は割合に係る情報を、推定対象グループの状態とする。
(a)グループでの話し合いにおける参加者の指導性、調整性、協力性又は非協力性を「特性」とし、
(b)このような「特性」を表す発話に登場する単語等、例えば「正解です」、「してみよう」、「なるほど」及び「つまらない」を「特性語」とすることができる。
特性語蓄積部203は、少なくとも1つの「特性」毎に、当該特性に対応付けられた語、句、節又は文である予め設定された「特性語」を蓄積している。ここで、「特性」は、参加者についての特性であってグループの状態に関わる性質・特徴を指す。このように、特性語蓄積部203は、グループの状態を推定するのに使用される特性語を収納・記録した辞書手段となっている。
(a)グループの参加者又はグループに係る事項について調整する力を表す「調整」、
(b)グループの参加者又はグループに係る事項について指導する力を表す「指導」、
(c)グループの参加者又はグループに係る事項に協力する程度を表す「協力」、及び
(d)グループの参加者又はグループに係る事項に協力しない程度を表す「非協力」
が「特性」として挙げられている。尚、「特性」は、当然にこの4つに限定されるものではない。例えば、貢献タイプ以外の観点から「特性」を設定してもよい。また、上記の4つのうち少なくとも1つを「特性」として採用することもできる。
図2に戻って、特性語取得部211は、特性語蓄積部203から、又は外部から通信制御部221を介して特性語を取得し、テキスト分解部212に出力する。
音声認識部222は、参加者毎に収音された音声情報を、音声情報データベース部202から、又は外部から通信制御部221を介して取得し、当該音声情報をテキストに変換する。音声認識部222でのテキストへの変換は、周知の技術を用いて行うことができる。例えば、音声認識技術として、推定対象のグループ内で用いられる話し言葉に適した言語モデルと、当該グループの音響環境に応じた音響モデルとを設定し、音声に最も近似した語彙を推定してテキストに変換する技術を使用することができる。
テキスト分解部212は、音声認識部222で変換されたテキストを、語、句、節及び/又は文に分解する。ここで、本実施形態のテキスト分解部212は、形態素解析部212aと、単語合成部212bとを有する。形態素解析部212aは、変換されたテキストを、公知の形態素解析手法によって単語に分解する。
<形態素解析結果> <特性語>
(例1) 「答え_合わせ_しよ_う」 → 「答え合わせしよう」
(例2) 「説明_でき_ない_と」 → 「説明できないと」
特性語抽出部213は、分解・合成されたテキストから特性語を抽出するが、本実施形態では、分解・合成されたテキストの結果から、より具体的には、当該テキストにおける合成されていない単語並びに合成された句、節及び/又は文から、特性語を抽出する。この場合、テキストを形態素解析して得られた単語群、又は当該単語群を合成した語句等が、上述した合成辞書に登録された特性語と一致した場合に、この特性語を抽出することも好ましい。
グループ状態決定部214は、抽出された特性語の出現数(総計値)又は出現比率に基づいて、推定対象のグループにおける、対応する特性の度合い又は割合を算出し、算出された特性の度合い又は割合に係る情報を、この推定対象のグループの内部状態とする。
(S102)特定された参加者の発話による音声情報を変換したテキスト情報から抽出された、予め設定された各特性に属する特性語を収集する。
ここで、この特定された参加者について、予め設定された特性毎に、当該特性に属する抽出された特性語を記録することになる。
ここで、上記の重み係数は、例えば特性語蓄積部203に蓄積された各特性語に、紐づけられた形で予め付与されていてもよい。尚、変更態様として、収集された各特性語の語数を、重み付けした上で総計し、各特性のレベルを算出することも可能である。
(1) CLA=Σi=1 naWi・AWi
によって算出される。ここで、AWiは、特性Aに属する、抽出された1つの特性語の総計数(出現数)であり、iは特性Aに属する特性語を区別するパラメータであり、nは特性Aに属する特性語の語数(種類数)であり、aWiは、特性語AWiの重み係数である。また、Σi=1 nは、パラメータiについての1からnまでの総和(summation)である。
(2) aWi=(Σj=1 mAWij−Σj=1 mAWij’)/Σj=1 mAWij
に示すように、1つの特性Aについて高い評価を得ている参加者(後述する主観評価において、例えば5段階評価で4又は5であると評価された参加者)の発話においてその特性語が出現する数から、特性Aについての評価が低い参加者においてその特性語が出現する数を差し引き、さらに前者の出現数で割り算した結果を重み係数aWiとする。尚、このように重み係数aWiを規定すると、その値は通常0〜1に正規化されるが、値がマイナスとなる場合、特性としての効果は無いものと判断する。
(S104)この段階で、グループ参加者の全員についての処理が終了したが否かを判定する。ここで、偽の判定、即ち終了していないとの判定を行った場合、ステップS101に戻って参加者毎の処理を再開する。
ここで、1つの特性Aに属する全ての特性語についての総計数(総出現数)における偏差値を算出してもよい。または、1つの特性Aに属する各特性語についての総計数(出現数)における偏差値を算出することも好ましい。
(S107)各特性についてのn段階評価結果としての客観推定値を出力する。
ここで、n段階のnは任意に設定可能であり、例えば一般に成績評価に用いられる5段階評価としてもよい。具体的に、例えば、偏差値が35未満の場合、段階評価値を1とし、偏差値が35以上であって45未満の場合、段階評価値を2とし、偏差値が45以上であって55未満の場合、段階評価値を3とし、偏差値が55以上であって65未満の場合、段階評価値を4とし、偏差値が65以上の場合、段階評価値を5とすることができる。
(S111)参加者全員における各特性レベルの割合を算出する。
(S112)算出された割合をグラフ表示の形で出力する。
この場合、特性レベルは、例えば、そのまま割合として視認されるように表示されてもよい。
(3) COL=ca・NCO−cb・NNCO
で算出することができる。ここで、NCOは特性「協力」に属する特性語の総計数(総出現数)であり、NNCOは特性「非協力」に属する特性語の総計数(総出現数)である。また、ca及びcbは重み係数であり、例えばグループ状態の推定目的に合わせて値が調整される。
(4) NCL=cc・NNCO+cd・NCE
で算出することができる。ここで、NNCOは特性「非協力」に属する特性語の総計数(総出現数)であり、NCEは特性「威圧」に属する特性語の総計数(総出現数)である。また、cc及びcdは重み係数であり、例えばグループ状態の推定目的に合わせて値が調整される。
(5) LEL=ce・NLE+cf・NSP
で算出することができる。ここで、NLEは特性「指導」に属する特性語の総計数(総出現数)であり、NSPは特性「学習性又は専門性」に属する特性語の総計数(総出現数)である。また、ce及びcfは重み係数であり、例えばグループ状態の推定目的に合わせて値が調整される。
図2に戻って、レコメンド情報生成部215は、グループ状態決定部214で決定されたグループ状態の推定結果(客観評価値)に基づいて、教師や管理者等のグループの評価者に対し、例えばグループの活性化のための方策を生成し、推奨する形で提示する。
(a)状態の決定された2つの推定対象グループのうちで、注目する「特性」の度合い又は割合がより高い一方のグループにおける、当該「特性」の度合い又は割合が最も高い又は所定閾値以上である参加者と、
(b)当該「特性」の度合い又は割合がより低い他方のグループにおける、当該「特性」の度合い又は割合が最も低い又は所定閾値未満である参加者と
を入れ替える旨のレコメンド情報を生成することも好ましい。
次に、客観推定値における推定精度の向上化処理について説明する。以上に説明してきたグループ状態の客観推定値は、グループ状態の推定目的に対して適用可能な値となっている否かを確認されることが好ましい。ここで、実際のグループ評価現場では、グループ状態の正解はあくまで、教師や管理者といった評価者の主観評価であり、客観推定値は、それに代わる指標との位置づけとなる。従って、本実施形態では、「客観推定値」を「主観評価値」と比較し、互いの相関が高ければ正しい推定ができていると判断する。ここで、「主観評価値」は、教師や管理者等が実際にグループでの話し合いの様子を観察し、グループの内部状態を判定した結果のデータを取得して生成される。
(a)推定に使用される特性語、及び/又は(b)複数段階を規定する閾値
を変更する。
(S202)グループ状態決定部214で決定された、複数のグループについての複数の客観推定値と、グループ管理者から取得されたこれらのグループについての複数の客観評価値との相関係数(推定精度)を算出する。
(S302)グループ状態決定部214で決定された、複数のグループについての複数の客観推定値と、グループ管理者から取得されたこれらのグループについての複数の客観評価値との相関係数(推定精度)を算出する。
2 グループ状態推定装置
201 通信インタフェース
202 音声情報データベース部
203 特性語蓄積部
204 タッチパネル・ディスプレイ(TP・DP)
205 キーボード(KB)
211 特性語取得部
212 テキスト分解部
212a 形態素解析部
212b 単語合成部
213 特性語抽出部
214 グループ状態決定部
214a 参加者評価部
215 レコメンド情報生成部
216 主観評価値取得部
217 推定精度調整部
221 通信制御部
222 音声認識部
223 入出力制御部
3 無線マイク
4 音声情報データベース
5 特性語蓄積装置
Claims (6)
- 参加者がテキスト情報又はテキスト化可能な情報を提供し合うようなグループの状態を推定する装置に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムであって、
当該参加者についてのグループの状態に関わる1つの特性と、当該1つの特性とは正反対の特性とを含む特性群に含まれる特性毎に、当該特性に対応付けられた語、句、節又は文である設定された特性語を取得する特性語取得手段と、
推定対象グループで提供された情報に係るテキストから当該特性語を抽出する特性語抽出手段と、
抽出された特性語であって、当該1つの特性及び当該正反対の特性の各々に対応付けられた特性語の出現数又は出現比率に基づいて、当該推定対象グループにおける当該1つの特性の度合い又は割合と、当該正反対の特性の度合い又は割合との重み付けを含む差又は比を算出し、算出された当該差又は比に係る情報を、当該推定対象グループの当該1つの特性に関する状態とするグループ状態決定手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とするグループ状態推定プログラム。 - 前記プログラムは、当該グループの参加者又は当該グループに係る事項に協力する程度を表す「協力」、及び当該グループの参加者又は当該グループに係る事項に協力しない程度を表す「非協力」を含む複数の当該特性を採用し、
前記グループ状態決定手段は、「協力」及び「非協力」の各々に対応付けられた特性語の出現数又は出現比率に基づいて、当該推定対象グループにおける「協力」の度合い又は割合と、「非協力」の度合い又は割合との重み付けを含む差又は比を算出し、算出された当該差又は比に係る情報を、当該推定対象グループの協力に関する状態とする
ことを特徴とする請求項1に記載のグループ状態推定プログラム。 - 参加者がテキスト情報又はテキスト化可能な情報を提供し合うようなグループの状態を推定する装置に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムであって、
当該参加者についてのグループの状態に関わる1つの特性と、当該1つの特性に類似若しくは関連する特性とを含む特性群に含まれる特性毎に、当該特性に対応付けられた語、句、節又は文である設定された特性語を取得する特性語取得手段と、
推定対象グループで提供された情報に係るテキストから当該特性語を抽出する特性語抽出手段と、
抽出された特性語であって、当該1つの特性及び当該類似若しくは関連する特性の各々に対応付けられた特性語の出現数又は出現比率に基づいて、当該推定対象グループにおける当該1つの特性の度合い又は割合と、当該類似若しくは関連する特性の度合い又は割合との重み付けを含む和又は積を算出し、算出された当該和又は積に係る情報を、当該推定対象グループの当該1つの特性に関する状態とするグループ状態決定手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とするグループ状態推定プログラム。 - 前記プログラムは、当該グループの参加者又は当該グループに係る事項に協力しない程度を表す「非協力」、及び当該グループの参加者に対するいじめ、強制又は脅しを表す「威圧」を含む複数の当該特性を採用し、
前記グループ状態決定手段は、「非協力」及び「威圧」の各々に対応付けられた特性語の出現数又は出現比率に基づいて、当該推定対象グループにおける「非協力」の度合い又は割合と、「威圧」の度合い又は割合との重み付けを含む和又は積を算出し、算出された当該和又は積に係る情報を、当該推定対象グループの非協力に関する状態とする
ことを特徴とする請求項3に記載のグループ状態推定プログラム。 - 前記プログラムは、当該グループの参加者又は当該グループに係る事項について指導する力を表す「指導」、及び当該グループに関係する分野についての学習度又は専門度を表す「学習性又は専門性」を含む複数の当該特性を採用し、
前記グループ状態決定手段は、「指導」及び「学習性又は専門性」の各々に対応付けられた特性語の出現数又は出現比率に基づいて、当該推定対象グループにおける「指導」の度合い又は割合と、「学習性又は専門性」の度合い又は割合との重み付けを含む和又は積を算出し、算出された当該和又は積に係る情報を、当該推定対象グループの指導に関する状態とする
ことを特徴とする請求項3又は4に記載のグループ状態推定プログラム。 - 参加者がテキスト情報又はテキスト化可能な情報を提供し合うようなグループの状態を推定する装置に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムであって、
当該参加者についての特性であってグループの状態に関わる少なくとも1つの特性毎に、当該特性に対応付けられた語、句、節又は文である設定された特性語を取得する特性語取得手段と、
推定対象グループで提供された情報に係るテキストから当該特性語を抽出する特性語抽出手段と、
抽出された特性語の出現数又は出現比率に基づいて、当該推定対象グループにおける当該特性の度合い又は割合を算出し、さらに、当該出現数又は出現比率の偏差に基づいて、算出した当該特性の度合い又は割合を、複数段階をもって表現する客観推定値を算出するグループ状態決定手段と、
当該グループの評価者による当該グループの評価を、当該複数段階をもって表現した主観評価値を取得可能な主観評価値取得手段と、
複数のグループにおける客観推定値と主観評価値との間の相関の度合いをより高くするように、推定に使用される当該特性語、及び/又は当該複数段階を規定する閾値を変更する推定精度調整手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とするグループ状態推定プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015148321A JP6576141B2 (ja) | 2015-07-28 | 2015-07-28 | 特性語によってグループ状態を推定可能なプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015148321A JP6576141B2 (ja) | 2015-07-28 | 2015-07-28 | 特性語によってグループ状態を推定可能なプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017027536A JP2017027536A (ja) | 2017-02-02 |
JP6576141B2 true JP6576141B2 (ja) | 2019-09-18 |
Family
ID=57949750
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015148321A Active JP6576141B2 (ja) | 2015-07-28 | 2015-07-28 | 特性語によってグループ状態を推定可能なプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6576141B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6744235B2 (ja) * | 2017-02-06 | 2020-08-19 | Kddi株式会社 | 通知装置、通知方法及び通知プログラム |
JP7149019B2 (ja) * | 2018-01-16 | 2022-10-06 | ハイラブル株式会社 | 音声分析装置、音声分析方法、音声分析プログラム及び音声分析システム |
JP7392259B2 (ja) * | 2018-12-04 | 2023-12-06 | 日本電気株式会社 | 学習支援装置、学習支援方法およびプログラム |
JP6884952B1 (ja) * | 2020-01-29 | 2021-06-09 | 株式会社クリディアル | 状態確認プログラム |
JP7358265B2 (ja) * | 2020-02-13 | 2023-10-10 | 株式会社日立ドキュメントソリューションズ | 特性評価システムおよびその方法 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02156376A (ja) * | 1988-12-08 | 1990-06-15 | Fujitsu Ltd | 機械翻訳方法 |
JP3698454B2 (ja) * | 1995-04-07 | 2005-09-21 | 富士通株式会社 | 並列句解析装置および学習データ自動作成装置 |
JP2000099570A (ja) * | 1998-09-22 | 2000-04-07 | Fuji Xerox Co Ltd | 会議支援システム |
JP2001282786A (ja) * | 2000-03-27 | 2001-10-12 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 機械翻訳システム、機械翻訳方法及び機械翻訳方法を実行するためのプログラムを記憶した記憶媒体 |
JP2003216563A (ja) * | 2002-01-24 | 2003-07-31 | Japan Research Institute Ltd | コミュニティの分析方法、および、コミュニティ分析サーバ |
JP2006163812A (ja) * | 2004-12-07 | 2006-06-22 | Hitachi Software Eng Co Ltd | 文書から語群を抽出する方法及び装置 |
WO2008078555A1 (ja) * | 2006-12-22 | 2008-07-03 | Nec Corporation | 会議制御方法、システム及びプログラム |
JP5685014B2 (ja) * | 2010-07-01 | 2015-03-18 | Kddi株式会社 | ディスカッション健全度算出装置 |
JP5853595B2 (ja) * | 2011-10-31 | 2016-02-09 | 富士通株式会社 | 形態素解析装置、方法、プログラム、音声合成装置、方法、プログラム |
JP6115074B2 (ja) * | 2012-10-25 | 2017-04-19 | 株式会社リコー | 情報提示システム、情報提示装置、プログラムおよび情報提示方法 |
-
2015
- 2015-07-28 JP JP2015148321A patent/JP6576141B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017027536A (ja) | 2017-02-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6576141B2 (ja) | 特性語によってグループ状態を推定可能なプログラム | |
US10366707B2 (en) | Performing cognitive operations based on an aggregate user model of personality traits of users | |
US10984386B2 (en) | Interview system | |
US10013890B2 (en) | Determining relevant feedback based on alignment of feedback with performance objectives | |
US9691412B2 (en) | Conferencing system and method for controlling the conferencing system | |
US10282409B2 (en) | Performance modification based on aggregation of audience traits and natural language feedback | |
Stewart et al. | Multimodal modeling of collaborative problem-solving facets in triads | |
US9495361B2 (en) | A priori performance modification based on aggregation of personality traits of a future audience | |
JP6649461B1 (ja) | プログラム、情報処理装置及び情報処理方法 | |
US20220199080A1 (en) | Voice coaching system and related methods | |
US11790887B2 (en) | System with post-conversation representation, electronic device, and related methods | |
US20160170938A1 (en) | Performance Modification Based on Aggregate Feedback Model of Audience Via Real-Time Messaging | |
JP6570465B2 (ja) | 重要語によって参加者の貢献度を推定可能なプログラム、装置及び方法 | |
JP7531164B2 (ja) | 発話解析装置、発話解析方法及びプログラム | |
JP2019139625A (ja) | 情報処理装置及び情報処理プログラム | |
JP5685014B2 (ja) | ディスカッション健全度算出装置 | |
JP7152453B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム及び情報処理システム | |
WO2022101993A1 (ja) | 対話評価方法、対話評価装置及びプログラム | |
US20220172711A1 (en) | System with speaker representation, electronic device and related methods | |
EP4362444A1 (en) | Computer system, method, and program for improving relations with individual parties in two-party communication | |
JP7152825B1 (ja) | ビデオセッション評価端末、ビデオセッション評価システム及びビデオセッション評価プログラム | |
Buz et al. | Assessing automatic VOT annotation using unimpaired and impaired speech | |
Batliner et al. | More than fifty years of speech and language processing-the rise of computational paralinguistics and ethical demands | |
Alepis et al. | Knowledge engineering for affective bi-modal interaction in mobile devices | |
Cardona | Effective Oral Communication Skills in Business: An Action Research on Course-Content Enrichment of English 14 of BSBA Students of The College of Business, Entrepreneurship and Accountancy at The Cagayan State University, Andrews Campus |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180212 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190124 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190130 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190326 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190628 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190807 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190819 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190820 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6576141 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |