JPWO2008072476A1 - 光受信装置および光受信方法 - Google Patents

光受信装置および光受信方法 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2008072476A1
JPWO2008072476A1 JP2008549240A JP2008549240A JPWO2008072476A1 JP WO2008072476 A1 JPWO2008072476 A1 JP WO2008072476A1 JP 2008549240 A JP2008549240 A JP 2008549240A JP 2008549240 A JP2008549240 A JP 2008549240A JP WO2008072476 A1 JPWO2008072476 A1 JP WO2008072476A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
optical
dpsk
delay
electric signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008549240A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5239868B2 (ja
Inventor
智美 塩入
智美 塩入
清 福知
清 福知
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2008549240A priority Critical patent/JP5239868B2/ja
Publication of JPWO2008072476A1 publication Critical patent/JPWO2008072476A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5239868B2 publication Critical patent/JP5239868B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/60Receivers
    • H04B10/66Non-coherent receivers, e.g. using direct detection
    • H04B10/69Electrical arrangements in the receiver
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/60Receivers
    • H04B10/66Non-coherent receivers, e.g. using direct detection
    • H04B10/67Optical arrangements in the receiver
    • H04B10/676Optical arrangements in the receiver for all-optical demodulation of the input optical signal
    • H04B10/677Optical arrangements in the receiver for all-optical demodulation of the input optical signal for differentially modulated signal, e.g. DPSK signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/18Phase-modulated carrier systems, i.e. using phase-shift keying
    • H04L27/22Demodulator circuits; Receiver circuits
    • H04L27/223Demodulation in the optical domain

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

本発明は高価な光デバイスを削減し、安価で小型なDPSK復調方式を用いた光受信装置を提供することを目的とし、DPSK復調器102からの光の差動信号について、光−電気信号変換器105,106で各々を光信号から電気信号に変換する。その後、各々の電気信号に対して、可変増幅器109,110が適切な増幅率での増幅調整を施し、可変遅延線113,114が適切な遅延量を加えた後、識別器119がデータの識別を行う。DPSK復調後の2つの差動信号の振幅調整および遅延調整を行うために、光部品が不要となり、集積化が可能な電気回路を用いればよい。よって、光受信装置の価格が低減する。また、識別器119には、位相と振幅が揃った電気信号が入力されるので、識別器119でのデータの判定誤りが低減する。

Description

本発明は、超高速の光通信システムにおいて、DPSK変調された信号を復調するDPSK復調方法を用いた光受信装置および光受信方法に関する。
光通信システムにおいて用いられる変復調方法の中で、DPSK(Differential Phase Shift Keying )変復調方法は、受信感度に優れた変復調方法である。従って、特に、長距離の光通信システムに用いられることが期待されている(例えば、非特許文献1参照。)。また、DPSK復調を行う受信器の性能を最大限に引き出すために、非特許文献2の図3に示されているように、受信器において、干渉計の後段に、遅延調整器および可変減衰器が必要とされる。
図1は、DPSK復調方法を用いた一般的な光受信装置の構成を示すブロック図である。なお、図1に示す光受信装置に類似した構成の光受信装置が非特許文献2の図3に示されている。
図1に示す光受信装置は、超高速のR(R:G(ギガ)オーダの数)bps(ビット/秒)の光信号を入力する1ビット遅延干渉計130と、光信号201,202の遅延量を調整する遅延調整器203,204と、遅延量が調整された光信号の振幅を調整する可変減衰器205,206と、光信号207,208を電気信号に変換する光−電気信号変換器(デュアルPD(光検出器))209と、電気信号210を増幅する増幅器211と、電気信号212をディジタルデータに変換する識別器213を備えている。
1ビット遅延干渉計130は、例えばマッハツェンダー干渉計である。1ビット遅延干渉計130は、入力した光を2分岐する光分岐部131と、分岐された2つの信号の一方に対して他方の信号を遅延させる伝送路132,133と、2つの信号を干渉させて光強度信号に変換するための方向性結合器134とを含む。
遅延調整器203,204は、1ビット遅延干渉計130における方向性結合器134が出力する2つの差動信号からシングル信号に変換される直前の2つの差動信号間の位相が揃うように調整する。光の可変減衰器205,206は、識別器213に入力される信号のプラス側の成分(論理1)とマイナス側の成分(論理0)の信号のバランス(強度比)を調整するために用いられる。
Christian Rasmussen 他著、DWDM40G Transmission Over Trans-Pacific Distance(10000km ) Using CSRZ-DPSK , Enhanced FEC , and All-Raman-Amplified 100-km Ultra Wave Fiber Spans、Journal of Lightwave Technology 、米国、2004年1月、第22巻、第4号、pp.203-207 Jeffrey H. Sinsky他著、A 40-Gb/s Integrated Balanced Optical Front End and RZ-DPSK Performance、IEEE Photonics Technology Letters 、米国、2003年8月、第15巻、第8号、pp.1135-1137
図1に示すDPSK復調方法を用いた光受信装置の問題点は、光受信装置が高価であり、光受信装置の構成が装置サイズの小型化に適していないことである。
その理由は、DPSK復調に用いられる光学モジュールが、光信号の遅延量を調整する遅延調整器203,204および光信号の振幅を調整する可変減衰器205,206を含む光学部品を組み立てて構成されるためである。その製造プロセスは、半導体集積回路のような大量生産向きではないため、量産効果による低価格化を期待できない。また、半導体集積回路で期待できるような微細化および集積化による小型化を期待できない。
そこで、本発明は、価格が低減され、サイズが小型化された光受信装置、および価格の低減、サイズの小型化に適した光受信方法を提供することを目的とする。
本発明による光受信装置は、DPSK復調手段によってDPSK復調された差動の強度変調光の各々を電気信号に変換する光−電気変換手段と、各々の電気信号を増幅する増幅手段とを備え、増幅手段として、増幅率を各々独立に設定可能な増幅手段を用いて各々の電気信号の振幅を揃えることを特徴とする。
本発明による他の態様の光受信装置は、DPSK復調手段によってDPSK復調された差動の強度変調光の各々を電気信号に変換する光−電気変換手段と、電気信号に遅延を与える遅延手段とを備え、遅延手段として、遅延時間を各々独立に与えることが可能な遅延手段を用いて各々の電気信号の位相を合わせることを特徴とする。
本発明による光受信方法は、DPSK復調された差動の強度変調光の各々を電気信号に変換し、増幅率を各々独立に設定可能な増幅手段を用いて各々の電気信号を増幅することによって各々の電気信号の振幅を揃えることを特徴とする。
本発明による他の態様の光受信方法は、DPSK復調された差動の強度変調光の各々を電気信号に変換し、遅延時間を各々独立に与えることが可能な遅延手段を用いて各々の電気信号の位相を合わせることを特徴とする。
本発明の第1の効果は、光受信装置の価格を低減できることである。その理由は、DPSK復調後の2つの差動信号の振幅調整もしくは遅延調整、または振幅調整と遅延調整との双方を行うために、光部品が不要となり、集積化が可能な電気回路を用いればよいからである。そのような電子回路は量産に適しているため、それらを用いる光受信装置を低価格化できる。
第2の効果は、小型な光受信装置を提供できることである。その理由は、光受信装置における電子回路を、光受信装置の前後に設けられる電子回路とともに集積化することができるからである。
一般的な光受信装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態の光受信装置の構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態の光受信装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施例の光受信装置の構成を示すブロック図である。 光受信装置の各部における波形例を示す波形図である。 理想的な電気信号およびアイ波形例を示す説明図である。 遅延調整がなされる前の電気信号およびアイ波形例を示す説明図である。 遅延調整がなされる前の電気信号およびアイ波形例を示す説明図である。 利得調整がなされる前の電気信号およびアイ波形例を示す説明図である。 本発明の第2の実施例の光受信装置の構成を示すブロック図である。 第2の実施例における振幅調整を説明するための説明図である。 第2の実施例における遅延調整を説明するための説明図である。 第2の実施例の光受信装置の変形例を示すブロック図である。
符号の説明
102 DPSK復調器
105,106 光−電気信号変換器(O/E変換器)
109,110 可変増幅器
113,114 可変遅延線
119 識別器
130 1ビット遅延干渉計
137,138 PD
13,140 トランスインピーダンス型増幅器(TIA)
143,144 自動利得制御増幅器(AGCアンプ)
145,146 遅延調整器
150 差動バッファ回路
151 F/F(フリップフロップ回路)
172,173 利得調整機能付のTIA
174,175 遅延調整器
179 制御回路
実施の形態1.
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図2は、本発明の第1の実施の形態の光受信装置の構成を示すブロック図である。図2に示すように、第1の実施の形態の光受信装置は、DPSK復調器102と、光−電気信号変換器105,106と、電圧可変増幅器(以下、可変増幅器という。)109,110と、可変遅延線113,114と、識別器119とを含む。
DPSK復調器102は、光伝送路101で伝送された位相情報を持つ位相変調光信号(以下、DPSK信号という。)を入力とし、1ビット前の光信号との位相差を検出し、位相差に応じた差動の強度変調光信号Iと強度変調光信号IBとを出力する。
光−電気信号変換器(O/E変換器)105は、DPSK復調器102から出力された強度変調光信号Iを入力し、強度変調光信号Iの信号光強度に対応した電気信号D1を出力する。光−電気信号変換器(O/E変換器)106は、DPSK復調器102から出力された強度変調光信号IBを入力し、強度変調光信号IBの信号光強度に対応した電気信号D1Bを出力する。
可変増幅器109は、電気信号D1を増幅し、増幅された電気信号D2を出力する。可変増幅器110は、電気信号D1Bを増幅し、増幅された電気信号D2Bを出力する。可変遅延線113は、電気信号D2を入力し、遅延が与えられた電気信号D3を出力する。可変遅延線114は、電気信号D2Bを入力し、遅延が与えられた電気信号D3Bを出力する。識別器119は、電気信号D3,D3Bにもとづいてデータの識別を行う。
次に、図2および図3を参照して第1の実施の形態の動作を説明する。図3は、第1の実施の形態の光受信装置の動作を示すフローチャートである。
DPSK復調器102は、入力された光信号と1ビット前の光信号との位相を比較してDPSK復調を行い、差動の強度変調光信号Iと強度変調光信号IBとを出力する(ステップA1)。
DPSK復調器102は、1ビットの遅延差が与えられた2つの信号を干渉させ、干渉によって強められた強度信号(Constructiveな強度信号)を一方のポート(Constructiveポート)に出力し、干渉によって弱められた強度信号(Destructive な強度信号)を他方のポート(Destructive ポート)に出力する。図3には、干渉によって強められた強度信号が強度変調光信号Iであって、干渉によって弱められた強度信号が強度変調光信号IBである場合が例示されている。
O/E変換器105とO/E変換器106とは、差動の強度変調光信号Iと強度変調光信号IBのそれぞれを別々にそれぞれの光強度に応じた電流値を有する電気信号に変換する(ステップA2)。
O/E変換器105からの電気信号D1は、可変増幅器109に入力され、O/E変換器106からの電気信号D1Bは、可変増幅器110に入力される。可変増幅器109と可変増幅器110とは、それぞれ、入力された電気信号D1,D1Bの電流値に応じた電圧レベルの信号に変換する(ステップA3)。
また、後段の識別器119に入力される振幅が2つの信号間で揃うように、信号の電圧振幅を所要の振幅にまで増幅する(ステップA4)。増幅された電気信号D2,D2Bは、それぞれ可変遅延線113,114に入力される。可変遅延線113,114は、それぞれ、識別器119に入力される位相が2つの信号間で揃うように、入力された電気信号D2,D2Bに所要の遅延を与える(ステップA5)。位相と振幅が揃った2つの信号は、識別器119に入力される。識別器119は、入力された電気信号にもとづいて、1または0を識別する(ステップA7)。
本実施の形態では、DPSK復号後の2つの強度信号の位相合わせ、および振幅調整を電気回路で行う。従って、光信号について遅延処理を行う可変遅延調整器および光信号について振幅を調整する処理を行う光の可変減衰器を必要としない。よって、図1に示された光受信装置に比べて価格を抑えることができる。また、電気回路の部分を、光受信装置内の他の半導体回路とともに集積化することによって装置を小型化できる。
次に、本発明の第1の実施例を、図4を参照して説明する。図4は、本発明の第1の実施例の光受信装置の構成を示すブロック図である。図4には、図2に示された第1の実施の形態の光受信装置の具体的な構成例が示されている。なお、光受信装置に入力されるDPSK信号(位相情報を持つ位相変調光信号)は、40Gbpsの電気信号にもとづいて光変調された信号であるとする。また、40Gbps信号の電気信号は、16個の符号化器の出力が時分割多重された信号である場合を例にする。また、DPSK信号として、RZ(Return to Zero )−DPSK信号を例にする。
図4に示す構成では、光受信装置は、DPSK受信器と、DPSK受信器が出力する40Gbpsの電気信号152を16個の信号に分割する1:16デマルチプレクサ153とを含む。
DPSK受信器は、DPSK復調器としての1ビット遅延干渉計130と、1ビット遅延干渉計130からの差動の強度変調光信号135,136(強度変調光信号I,IBに相当)を電気信号に変換する光−電気変換器としてのPD(Photo detector)137,138と、PD137,138の出力である電流信号を電圧信号に変換するトランスインピーダンス型増幅器(TIA(Trans Impedance Amplifier))139,140と、TIA139,140の出力141,142を増幅する自動利得制御増幅器(AGC(Automatic Gain Control)アンプ)143,144と、AGCアンプ143,144の出力である電気信号(電気信号D2,D2Bに相当)に遅延を与える遅延調整器(可変遅延線)145,146と、遅延調整器145,146の出力である遅延が与えられた電気信号(電気信号D3,D3Bに相当)を入力するデータ再生器(CDR(Clock and Data Recovery ))149とを備えている。CDR149は、差動バッファ回路150と、差動バッファ回路150の出力を入力する識別器としての差動入力のF/F(フリップフロップ回路)151とを含む。
1ビット遅延干渉計130は、マッハツェンダー干渉計である。すなわち、入力した光を2分岐する光分岐部131と、分岐された2つの信号の一方に対して他方の信号を遅延させる伝送路132,133と、2分岐した信号を干渉させて光強度信号に変換するための方向性結合器134とを含む。
伝送路132,133は、それぞれの信号の方向性結合器134に達するまでの時間差が、信号の1ビット分つまり25ps(ピコ秒)になるように形成されている。従って、方向性結合器134では、信号が1ビット前の信号と干渉させられる。その結果、信号の位相が1ビット前と同じ場合には、方向性結合器134の一方の出力から、伝送路132,133からの信号が強めあった信号が得られる。
また、他方の出力から、伝送路132,133からの信号が打ち消しあった信号が得られる。逆に、位相が異なる場合には、方向性結合器134の一方の出力から、伝送路132,133の信号が打ち消しあった信号が得られ、他方の出力から、伝送路132,133の信号が強めあった信号が得られる。
従って、図5に示されるように、1ビット遅延干渉計130の出力として、入力信号(DPSK信号)220の1ビット前の信号との位相差が0(ビット221とビット222とを参照)の場合には、一方の強度変調光信号Iからハイレベル(ビット226)が得られ、他方の強度変調光信号IBからローレベル(ビット227)が得られる。また、一ビット前の信号との位相差がπ(ビット222とビット223とを参照)の場合には、逆の差動信号(ビット228参照)が得られる。
図5は、理想的な光信号の波形例およびアイ(eye )ダイアグラム(アイ波形)を示す説明図である。ただし、識別器入力については、電気信号の波形例およびアイ波形である。また、電気信号230の波形例として、F/F151のP入力端子に入力される信号とN入力端子に入力される信号との差分に相当する差分信号の波形例が示されている。
図5において、左側には、1ビット遅延干渉計130の入力光220の波形例、Constructiveポートの出力光224(図5における丸付き1参照)の波形例、Destructive ポートの出力光225(図5における丸付き2参照)の波形例、および識別器(この実施の形態ではF/F151)に入力される電気信号230の波形例が示されている。
図5の右側には、1ビット遅延干渉計130の入力光のアイ波形240、1ビット遅延干渉計130のConstructiveポートの出力光のアイ波形241、1ビット遅延干渉計130のDestructive ポートの出力光のアイ波形241、および識別器に入力される電気信号のアイ波形243が例示されている。なお、図5の右側には、識別器における識別電圧とDC値とが一致していることを示す波線245も示されている。
図6は、識別器に入力される電気信号230の理想的な波形例(図6(a))と、その差分信号の理想的な波形例(図6(b))と、識別器に入力される電気信号の理想的なアイ波形243の波形例(図6(c))とをともに示す説明図である。
1ビット遅延干渉計130からの差動の強度変調光信号135,136は、光の伝送路を伝達し、各々のPD137,138に入力され、光強度に応じた電流信号に変換される。電流信号は、TIA139,140によって、それぞれ電流信号から電圧信号に変換される。電圧信号は、さらにAGCアンプ143,144によって増幅される。増幅された信号のそれぞれに、遅延調整器145,146によって遅延が与えられる。
CDR149における差動バッファ回路150は、遅延調整器145,146から出力される信号147,148を差動入力として、差動増幅された信号を一方の出力端子から出力するとともに、差動増幅された信号を反転させた信号を他方の出力端子から出力する。
F/F151のP入力端子には差動バッファ回路150の一方の出力端子からの信号が入力され、N入力端子には差動バッファ回路150の他方の出力端子からの信号が入力される。F/F151は、CDR149内のクロック再生回路(図示せず)が再生したクロック信号(CK)の立ち上がり時点または立ち下がり時点において、例えば、P入力端子の電圧レベルがN入力端子の電圧レベルよりも高いときには論理1を出力し、P入力端子の電圧レベルがN入力端子の電圧レベル未満であるときには論理0を出力する。
図7および図8は、1ビット遅延干渉計130の出力からF/F151までの2つの伝送路における伝送遅延にばらつきがある場合の識別器に入力される電気信号の波形例(図7(a)および図8(a))と、その差分信号の波形例(図7(b)および図8(b))と、アイ波形例(図7(c)および図8(c))を示す説明図である。図9は、識別器に入力される2つの電気信号の振幅にばらつきがある場合のアイ波形例を示す説明図である。
1ビット遅延干渉計130の出力からF/F151までの2つの伝送路における伝送遅延にばらつきがある場合、F/F151に入力される電気信号の波形およびアイ波形は、図7に示す電気信号260の波形例およびアイ波形、または図8に示す電気信号261の波形例およびアイ波形のようになる。
電気信号260では、1ビット分以内のずれが生じているので、2つの信号間の差分をとった場合に、アイ波形は歪み、F/F151における識別余裕が狭くなり、受信器の特性劣化が生ずる。アイ波形261では、遅延が1ビット分以上ずれているため、2つの信号間で差動関係が保たれず、両信号が1または0の場合が生じ、本来1または、−1の信号のところに、0レベルの信号が生ずる。すなわち、信号誤りが生ずる(図8(b)におけるx参照)。
そこで、図7や図8に示されたようなずれがなくなるように、遅延調整器145,146を用いて調整する。すなわち、CDR149に入力される信号147の位相と信号148の位相とが一致するように、遅延調整器145,146の遅延量を調整する。その結果、CDR149に入力される信号147,148の差が、図6に示すアイ波形243で示されるように正常になる。
一例として、伝送路135の長さが伝送路136の長さよりも長い場合には、遅延調整器145に入力される信号は、遅延調整器146に入力される信号に対して遅れる。そのような場合には、遅延調整器146としての可変遅延線を遅延調整器145としての可変遅延線よりも長くして遅延調整器146に入力される信号を遅らせることによって、信号147の位相と信号148の位相とを一致させる。
また、1ビット遅延干渉計130の出力からF/F151までの2つの伝送路における損失のばらつき、PD137,138の変換効率のばらつき、TIA139,140の利得の差などが生じている場合には、図9に示すような振幅にばらつきがあるアイ波形262になる場合がある。
その場合、F/F151におけるデータの識別に誤りが生ずる可能性がある。そこで、この例では、AGCアンプ143,144を用いて、このような上下のピーク値が一致するようにそれぞれに利得を与えることにより調整する。例えば、信号147,148をサンプリングオシロスコープ等の計測器で観測し、それらの振幅が一致するようにAGCアンプ143,144の利得を設定する。
なお、可変遅延線145,146とAGCアンプ143,144の設置位置は逆でもよい。
次に、本発明の第2の実施例を、図10を参照して説明する。図10は、本発明の第2の実施例の光受信装置の構成を示すブロック図である。第2の実施例では、AGCアンプを用いず、利得調整機能付のTIA172,173が用いられている。また、外部からの制御信号に応じて遅延量を変更可能な遅延調整器174,175が用いられている。
なお、第2の実施例では、シングル出力の差動バッファ回路176と識別器178とを有するCDR184が用いられている。識別器178は、CDR184内のクロック再生回路(図示せず)が再生したクロック信号で差動バッファ回路176が出力する信号179をサンプリングし、例えば、サンプリングした値がしきい値Vthよりも高い場合には論理1を出力し、しきい値以下である場合には論理0を出力する。なお、しきい値Vthは、図5に示されたDC値245である。
また、差動バッファ回路176が出力する信号を入力する制御回路179が設けられている。1ビット遅延干渉計130の出力から識別器178までの2つの伝送路における損失のばらつき、PD137,138の変換効率のばらつきなどが生じている場合には、図9に示すような振幅にばらつきがあるアイ波形262になる場合がある。
すなわち、信号のDC値264と最適な識別電圧263とが異なる。その場合、アイ波形の変化すなわち識別器178への入力信号の波形変化に応じた識別電圧の制御が必要になる。そこで、制御回路179は、出力される電気信号の振幅が一致するようにTIA172,173の利得を設定するための制御信号180,181を出力する。
このように調整することにより、信号のDC電圧と識別電圧とが一致するような図6に示すアイ形243を得ることができる。なお、制御回路179は、識別器178への入力信号の波形情報をモニタして、TIA172,173の増幅率を設定する増幅率設定手段に相当する。
具体例として、図11(a),(b)に示すように、CDR184に入力される電気信号およびアイ波形が図11に示すようであったとする。図11に示す例では、一方の電気信号(上側の電気信号)の振幅の方が他方の電気信号(下側の電気信号)の振幅よりも小さい。制御部179は、いずれの電気信号の振幅の方が大きいのかを、信号177の最大値Vpおよび最小値VnとDC値とを比較することによって判定することができる。なお、制御部179は、ピーク検出器を有する。
信号177の平均値を検出することによってDC値を得ることができるが、単に、制御部179に入力される信号177をAC結合すればDC値=0Vになるので、その場合には、制御部179は、最大値Vpと最小値Vnとを比較することによって、いずれの電気信号の振幅の方が大きいのかを判定することができる。
そして、制御部179は、2つの電気信号の振幅を一致させるために、振幅が小さい方の電気信号を出力している側のTIA172の利得を上げるように制御信号180を出力するか、または、振幅が大きい方の電気信号を出力している側のTIA173の利得を下げるように制御信号181を出力する。その結果、図11(c)に示すように、CDR184に入力される信号のアイ波形が揃う。すなわち、図11(d)に示すように、識別器178で識別される信号列の元になる信号は理想的な信号になる。
また、制御回路179は、CDR184に入力される2つの電気信号の位相が一致するように、遅延調整器174,175の遅延量を調整するための制御信号182,183を出力する。その結果、CDR184に入力される2つの電気信号の位相差が、図6に示すアイ波形243で示されるように正常になる。なお、制御回路179は、識別器178への入力信号の波形情報をモニタして、遅延調整器174,175の遅延時間を設定する遅延時間設定手段に相当する。
具体的には、システムの初期状態において、図12に示すように、制御回路179は、遅延調整器174,175の遅延量を変化させながら信号177の積分(斜線部分に相当)をとる。すなわち、信号177の平均値との差の絶対値の平均を計算する。
そして、制御回路179は、積分値が最大になったときの遅延量を最適な遅延量と判断し、以後、その遅延量を固定する。なお、2つの電気信号の位相がずれている場合には、図12(b),(c)に示すように、積分値は小さくなる。また、制御回路179は、想定される位相ずれの量の範囲内で、遅延調整器174,175の遅延量を変化させる。
また、図13に示すように、制御回路179は、CDR184に入力される2つの電気信号147,148の振幅が一致するようにTIA172,173の増幅率を設定するように構成されていてもよい。そのように構成する場合には、システムの初期状態において、制御回路179は、2つの電気信号147,148の振幅が一致するようにTIA172,173の増幅率を設定するための制御信号180,181をTIA172,173に出力する。
また、制御回路179は、遅延調整器174,175の遅延量を変化させながら、2つの電気信号147,148の間でレベルが異なる部分(0Vに対して一方が上側で他方が下側である部分)の積分を行い、積分値が最大になったときの遅延量を最適な遅延量と判断する。つまり、例えば電気信号147と電気信号148とを入力とするEXOR回路の出力の積分値が最大となるときの遅延量を最適な遅延量と判断する。
以上のような構成によって、本発明では、DPSK復調器としての遅延干渉計から差動の強度変調光信号が出力され、O/E変換器で差動の強度変調光信号が差動の電気信号に変換されるように構成されている場合に、CDRまでの伝送路での差動の電気信号の位相と振幅がずれる可能性があるときでも、CDRには、位相と振幅が揃った電気信号が入力される。よって、識別器でのデータの判定誤りを低減することができる。
以上、実施形態(及び実施例)を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態(及び実施例)に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は2006年12月13日に出願された日本出願特願2006−336135号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。

Claims (10)

  1. DPSK変復調方法を用いる光受信システムにおける光受信装置において、
    1ビット前の光信号との比較によりDPSK復調を行うDPSK復調手段と、
    前記DPSK復調手段によってDPSK復調された差動の強度変調光の各々を電気信号に変換する光−電気変換手段と、
    各々の電気信号を増幅する増幅手段とを備え、
    前記増幅手段として増幅率を各々独立に設定可能な増幅手段を用いて各々の電気信号の振幅を揃えることを特徴とする光受信装置。
  2. DPSK変復調方法を用いる光受信システムにおける光受信装置において、
    1ビット前の光信号との比較によりDPSK復調を行うDPSK復調手段と、
    前記DPSK復調手段によってDPSK復調された差動の強度変調光の各々を電気信号に変換する光−電気変換手段と、
    電気信号に遅延を与える遅延手段とを備え、
    前記遅延手段として遅延時間を各々独立に与えることが可能な遅延手段を用いて各々の電気信号の位相を合わせることを特徴とする光受信装置。
  3. 各々の電気信号を増幅する増幅手段を備え、
    前記増幅手段として増幅率を各々独立に設定可能な増幅手段を用いて各々の電気信号の振幅を揃える請求項2記載の光受信装置。
  4. 各々の電気信号にもとづいてデータの識別を行う識別手段への入力信号の波形情報をモニタして、増幅手段の増幅率を設定する増幅率設定手段を備えた請求項1または請求項3記載の光受信装置。
  5. 各々の電気信号にもとづいてデータの識別を行う識別手段への入力信号の波形情報をモニタして、遅延手段の遅延時間を設定する遅延時間設定手段を備えた請求項2または請求項3記載の光受信装置。
  6. DPSK変復調方法を用いる光受信システムで用いられる光受信方法において、
    1ビット前の光信号との比較によりDPSK復調を行い、
    DPSK復調された差動の強度変調光の各々を電気信号に変換し、
    増幅率を各々独立に設定可能な増幅手段を用いて各々の電気信号を増幅することによって各々の電気信号の振幅を揃えることを特徴とする光受信方法。
  7. DPSK変復調方法を用いる受信システムで用いられる光受信方法において、
    1ビット前の光信号との比較によりDPSK復調を行い、
    DPSK復調された差動の強度変調光の各々を電気信号に変換し、
    遅延時間を各々独立に与えることが可能な遅延手段を用いて各々の電気信号の位相を合わせることを特徴とする光受信方法。
  8. 増幅率を各々独立に設定可能な増幅手段を用いて各々の電気信号を増幅することによって各々の電気信号の振幅を揃える請求項7記載の光受信方法。
  9. 各々の電気信号にもとづいてデータの識別を行う識別手段への入力信号の波形情報をモニタして、増幅手段の増幅率を設定する請求項6または請求項8記載の光受信方法。
  10. 各々の電気信号にもとづいてデータの識別を行う識別手段への入力信号の波形情報をモニタして、遅延手段の遅延時間を設定する請求項7または請求項8記載の光受信方法。
JP2008549240A 2006-12-13 2007-11-29 光受信装置および光受信方法 Active JP5239868B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008549240A JP5239868B2 (ja) 2006-12-13 2007-11-29 光受信装置および光受信方法

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006336135 2006-12-13
JP2006336135 2006-12-13
PCT/JP2007/073008 WO2008072476A1 (ja) 2006-12-13 2007-11-29 光受信装置および光受信方法
JP2008549240A JP5239868B2 (ja) 2006-12-13 2007-11-29 光受信装置および光受信方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2008072476A1 true JPWO2008072476A1 (ja) 2010-03-25
JP5239868B2 JP5239868B2 (ja) 2013-07-17

Family

ID=39511500

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008549240A Active JP5239868B2 (ja) 2006-12-13 2007-11-29 光受信装置および光受信方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8346099B2 (ja)
EP (2) EP2747312A1 (ja)
JP (1) JP5239868B2 (ja)
CN (1) CN101558587B (ja)
WO (1) WO2008072476A1 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5340004B2 (ja) * 2008-06-18 2013-11-13 株式会社日立製作所 バランス補償型光バランスド受信器及び光iq受信器
JP5272686B2 (ja) * 2008-11-28 2013-08-28 富士通株式会社 光受信器、光受信回路および光受信方法
JP5326584B2 (ja) * 2009-01-09 2013-10-30 富士通株式会社 遅延処理装置,信号増幅装置,光電変換装置,アナログ/デジタル変換装置,受信装置および受信方法
EP2418789B1 (en) * 2010-08-13 2013-06-05 Alcatel Lucent Optoelectronic device for differential photoreception, with automatic compensation of phase and amplitude imbalances
JP5908872B2 (ja) * 2013-08-15 2016-04-26 日本電信電話株式会社 コヒーレント通信用光受信器およびその制御方法
US10432319B2 (en) 2015-10-29 2019-10-01 Hewlett Packard Enterprise Development Lp Receivers with automatic gain control
EP3171532B1 (en) * 2015-11-18 2021-07-21 Luxtera, Inc. Method and system for a distributed optoelectronic receiver
US10333627B2 (en) * 2017-06-26 2019-06-25 Inphi Corporation Rx delay line inteferometer tracking in closed-loop module control for communication
CN108134754B (zh) * 2018-01-09 2019-02-01 西安科技大学 一种吉比特连续可变速率的中频差分解调器

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0770776B2 (ja) * 1990-09-20 1995-07-31 富士通株式会社 レーザ光の光周波数偏移量の測定・制御装置
WO2006074020A2 (en) * 2004-12-30 2006-07-13 Tyco Telecommunications (Us) Inc. Optical receiver
JP2006217605A (ja) * 2005-01-31 2006-08-17 Lucent Technol Inc 光受信装置および方法

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2658180B2 (ja) 1988-05-20 1997-09-30 日本電気株式会社 偏波ダイバーシチ光受信装置
JP2649064B2 (ja) 1988-06-30 1997-09-03 日本製粉株式会社 パン種の製造方法
JPH03259632A (ja) * 1990-03-09 1991-11-19 Fujitsu Ltd 光ヘテロダイン偏波ダイバーシティ受信器
US5027436A (en) * 1990-04-27 1991-06-25 At&T Bell Laboratories Optical hybrid for coherent detection systems
JPH11220443A (ja) 1998-01-30 1999-08-10 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光送受信方式
JP3625726B2 (ja) 2000-03-06 2005-03-02 日本電信電話株式会社 光伝送装置および光伝送システム
CA2443866C (en) * 2002-10-03 2011-06-28 Tyco Telecommunications (Us) Inc. System and method for rapidly achieving optimum dispersion in optical transmission systems
JP2006039037A (ja) 2004-07-23 2006-02-09 Mitsubishi Electric Corp 半導体光遅延干渉器
ATE370562T1 (de) * 2004-12-22 2007-09-15 Alcatel Lucent Einrichtung und verfahren zur demodulation von dpsk signalen
JP4296163B2 (ja) 2005-06-01 2009-07-15 株式会社クワトロ・エー 縮径部を有する筒状編地及びその編成方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0770776B2 (ja) * 1990-09-20 1995-07-31 富士通株式会社 レーザ光の光周波数偏移量の測定・制御装置
WO2006074020A2 (en) * 2004-12-30 2006-07-13 Tyco Telecommunications (Us) Inc. Optical receiver
JP2008527803A (ja) * 2004-12-30 2008-07-24 タイコ テレコミュニケーションズ (ユーエス) インコーポレーテッド 光受信器
JP2006217605A (ja) * 2005-01-31 2006-08-17 Lucent Technol Inc 光受信装置および方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5239868B2 (ja) 2013-07-17
CN101558587B (zh) 2012-08-22
US20100046965A1 (en) 2010-02-25
EP2124356A4 (en) 2013-12-04
WO2008072476A1 (ja) 2008-06-19
CN101558587A (zh) 2009-10-14
EP2124356A1 (en) 2009-11-25
EP2747312A1 (en) 2014-06-25
US8346099B2 (en) 2013-01-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5239868B2 (ja) 光受信装置および光受信方法
JP5339088B2 (ja) 光受信回路および信号処理方法
JP4516501B2 (ja) Dqpsk光受信回路
JP4648093B2 (ja) 光伝送装置および集積回路装置
US8655196B2 (en) Phase control circuit and method for optical receivers
EP2071747A1 (en) Optical electric field receiver and optical transmission system
US9374172B2 (en) Optical receiver, optical reception device, and correction method for optical received intensity
US20060171720A1 (en) Optical receiver apparatus and method
US7734196B2 (en) Optical receiver device
JP2007201939A (ja) 差動m位相偏移変調信号の復調用干渉計
JP2009232330A (ja) 光受信機
JP5088174B2 (ja) 復調回路
US7474860B2 (en) Optimum sample spacing in over-sampled maximum likelihood sequence estimation receivers
Shahramian et al. A 112Gb/s 4-PAM Transceiver Chipset in 0.18 µm SiGe BiCMOS Technology for Optical Communication Systems
JP5233115B2 (ja) Dqpsk復調方法を用いた光受信装置およびdqpsk復調方法
KR101347294B1 (ko) 차동 사분위상 천이방식의 광 신호 수신장치 및 위상 오프셋 제어 방법
US20080240737A1 (en) Optical receiver and control method for optical receiver
CN102111207A (zh) 高速相移键控(dpsk)光信号的分集探测-联合判决方法和系统
US20090116849A1 (en) DQPSK modulation apparatus and DQPSK modulation method
US8254787B2 (en) PMDC feedback arrangement for APol-DPSK
JP2008271479A (ja) Dpsk光受信器
Binh et al. Direct detection frequency discrimination optical receiver for minimum-shift keying format transmission
KR100581082B1 (ko) 파장분할다중방식 광통신 시스템에서의 다중채널 위상변조광신호 수신 장치
Nielsen et al. Small form factor dual balanced photoreceiver with sensitive peak-level detectors for 40 Gb/s DQPSK applications

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101013

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120214

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120413

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120605

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120806

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130305

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130318

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160412

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5239868

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150