JPWO2008062529A1 - 文書読上げ装置、文書読上げ装置を制御する制御方法及び文書読上げ装置を制御する制御プログラム - Google Patents

文書読上げ装置、文書読上げ装置を制御する制御方法及び文書読上げ装置を制御する制御プログラム Download PDF

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Abstract

(課題)単語単位の音声情報を記憶した記憶手段を有する文章読上げ装置において、音声情報が記憶されていないため、不自然な合成音声で発話された単語を補足する機能を有する文章読上げ装置を提供する。(解決手段)上記の課題を解決するための手段として、単語単位の音声情報を記憶した記憶手段を有する文章読み上げ装置において、記憶手段に記憶されていない未記憶単語が読み上げ対象文書に存在するかどうかを判断する判断手段と、判断手段の判断結果に基づいて未記憶単語の表記情報を強調して表示する表示手段を提供する。【選択図】 図1

Description

本発明は、テキストファイルなどに記載された文章を読上げる文章読上げ装置において、読上げ音声が不自然だった部分を補足する技術に関する。
テキストファイルを表示しながら読上げるソフトウェアは既に販売されている。この読上げは、単語と音声情報を記憶した単語DB(DataBase)と、音素情報を記憶した音素DBを使う。ここでいう音声情報とは、人が発音した単語の音を符号化した情報である。また、ここでいう音素情報の音素とは、具体的な音声を形作るものとして抽象化した音の最小単位である。音素情報とは、人が発音した単語の音から抽出した音素の音を符号化した情報である。読上げ対象文章中の単語が単語DBに記憶されていた場合、前述の音声情報を使うため、その音声は人が自然に聞き取れるものだった。読上げ文章中の単語が単語DBに記憶されていなかった場合、前述の音素情報を合成した合成音声情報を使う。この合成音声情報は音素情報を合成し、更に自然な音声にするためにアクセントやイントネーションを調整したものである。しかし、この合成音声情報を使った合成音声は、やはり人が不自然さを感じながら聞き取れるものだった。
先行技術文献として下記のものがある。
特開平8−87698 特開2005−265477
(発明が解決しようとする課題)
単語単位の音声情報を記憶した記憶手段を有する文章読上げ装置において、音声情報が記憶されていないため、不自然な合成音声で発話された単語を補足する機能を有する文章読上げ装置を提供する。
(課題を解決するための手段)
上記の発明が解決しようとする課題を解決するための第一の手段として、単語単位の音声情報を記憶した記憶手段を有する文章読み上げ装置において、記憶手段に記憶されていない未記憶単語が読み上げ対象文書に存在するかどうかを判断する判断手段と、判断手段の判断結果に基づいて未記憶単語の表記情報を強調して表示する表示手段を有する。
上記の発明が解決しようとする課題を解決するための第二の手段として、上記の文章読上げ装置において、表示情報は、未記憶単語と未記憶単語の記号情報である。
上記の発明が解決しようとする課題を解決するための第三の手段として、上記の文章読上げ装置において、表示手段は、外部からの要求に基づいて表記情報の表示を終了する。
上記の発明が解決しようとする課題を解決するための第四の手段として、単語単位の音声情報を記憶した記憶手段を有する文章読み上げ装置を制御する制御方法において、記憶手段に記憶されていない未記憶単語が読み上げ対象文書に存在するかどうかを判断する判断ステップと、判断ステップの判断結果に基づいて未記憶単語の表記情報を強調して表示する表示ステップを有する。
上記の発明が解決しようとする課題を解決するための第五の手段として、上記制御方法において、表示情報は、未記憶単語と未記憶単語の記号情報である。
上記の発明が解決しようとする課題を解決するための第六の手段として、上記制御方法において、表示ステップは、外部からの要求に基づいて表記情報の表示を終了する。
上記の発明が解決しようとする課題を解決するための第七の手段として、単語単位の音声情報を記憶した記憶手段を有する文章読み上げ装置を制御する制御プログラムにおいて、記憶手段に記憶されていない未記憶単語が読み上げ対象文書に存在するかどうかを判断する判断ステップと、判断ステップの判断結果に基づいて未記憶単語の表記情報を強調して表示する表示ステップを有する。
上記の発明が解決しようとする課題を解決するための第八の手段として、上記制御プログラムにおいて、表示情報は、未記憶単語と未記憶単語の記号情報である。
上記の発明が解決しようとする課題を解決するための第九の手段として、上記制御プログラムにおいて、表示ステップは、外部からの要求に基づいて表記情報の表示を終了する。
(発明の効果)
音声情報が記憶されていないため合成音声で読上げられた単語の意味を完全に理解できる効果がある。
また、音声情報が記憶されていないため合成音声で読上げられた単語とその単語の記号情報を表示することで、その合成音声を聞いた人が合成音声で読上げられた単語の表示だけでは理解できなかった場合も記号情報に基づいて合成音声の単語の意味を完全に理解することができる効果がある。
また、外部からの要求に基づいて音声情報が記憶されていないため合成音声で読上げられた単語の表記情報の表示を終了することで、その合成音声を聞いた人が合成音声で読上げられた単語の意味を理解するために必要とする時間を調整できる効果がある。
文書読上げ装置のハードウェア構成図である。 単語DBの構成図である。 音素DBの構成図である。 記号DBの構成図である。 文章読上げ処理の機能ブロック図である。 実施例1における文章読上げ処理のフローチャート(その1)である。 実施例1における文章読上げ処理のフローチャート(その2)である。 実施例2における文章読上げ処理のフローチャートである。 合成音声の補足画面の表示例である。
符号の説明
1 文章読上げ装置
3 CPU
5 記憶部
7 入力部
9 出力部
11 バス
51 文章読上げプログラム
53 単語DB
55 音素DB
57 記号DB
実施例を説明する前に本発明が必要とされる場面について説明する。上述の不自然な合成音声で発話された単語を聞いた人は、その単語の意味を直ぐに理解できないときがある。特に以下の場面ではその単語の意味を直ぐに理解するのは難しいと考えられる。ここでいう単語とは、文法上で、まとまった意味や機能をもつ言語の最小単位を意味する。
(1)機械操作や移動しているときで、その単語の意味を確認する時間がない場面
(2)その単語が未知のもので、自然な音声で発話されても意味を理解できない場面
(3)その単語を表示するハードウェアが小さく、その単語の文字を確認することが難しい場面
このため、不自然な合成音声で発話された単語を補足する機能を提供する本発明が必要となる。
以下に図面を用いて本発明の実施例1と実施例2について説明する。
(実施例1)
[1.ハードウェア構成のブロック図]
図1は、文章読上げ装置1のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。文章読上げ装置1は、CPU(CentralProcessing Unit)3と記憶部5、入力部7、出力部9、バス11で構成されている。CPU3は、各部の制御や各種の演算を行うものである。記憶部5は、文章読上げプログラム51や単語DB53、音素DB55、記号DB57を格納するものである。そして、プログラムの実行やデータの記憶を行うRAM(RandomAccess Memory)、プログラムやデータの記憶を行うROM(Read Only Memory)、プログラムやデータを大量に記憶できる外部記憶装置として動作するものである。文章読上げプログラム51は、入力部7から読上げ対象文書と読上げ要求を与えられると、単語DB53や音素DB55、記号DB57を使って読上げ処理を行うものである。この読上げ処理は、音声情報が記憶されていない単語の合成音声を補足する機能を含むものである。単語DB53は、読上げに使う単語単位の音声情報を記憶したものである。音素DB55は、読上げに使う音素情報を記憶したものである。記号DB57は、上述の合成音声を補足するための記号情報を記憶したものである。入力部7は、読上げ対象文書や文章読上げ処理に対する外部からの要求を文章読上げ装置1に与えるためのものである。具体的には、読上げ対象文書としての電子メールを入力する通信インターフェースや対象文書の読上げや後述する表記情報の表示終了などの要求のボタンとして動作可能なものである。出力部9は、読上げ音声や読上げ音声に関わる表記情報を外部に送り出すものである。具体的には、スピーカーやモニターとして動作するものである。バス11は、CPU3と記憶部5、入力部7、出力部9の間でデータを交換するためのものである。また、ここでいう文章とは、文字を連ねて、思想や感情をひとまとまりにしたものを意味する。
以下に文章入力装置1の動作を簡単に説明する。
(1)入力部7から読上げ対象文書とそれに対する読上げ要求を与えられる。
(2)CPU3が文章読上げプログラム51をRAMに展開し、文章読上げプログラム51を実行する。そして、文章読上げプログラム51は、(1)で与えられた読上げ対象文書と単語DB53、音素DB55、記号DB57を使い、読上げ対象文書の読上げ音声情報や読上げ音声情報に対応する表記情報を生成する。
(3)出力部9が(2)で生成した読上げ音声情報や読上げ音声情報に対応する表記情報を外部に送り出す。
[1.1.単語DBの構成図]
図2は、単語の音声情報を記憶した単語DB53を示している。単語DB53は、文章読上げ装置1が対象読み上げ文章で使われている単語の音声情報を抽出するために使うものである。単語DB53の情報要素は、単語名531と音声情報533、読上げ時間535である。単語名531は、文章読上げ装置1が対象読み上げ文書で使用されている単語の音声情報を探すときに使う情報である。音声情報533は、音声読上げ装置1が単語の音を出力部9から外部に送り出すときに使うものである。この音声情報は、人が発音した単語の音声を符号化した情報であり、場合によってはそれを更に圧縮処理したものである。読上げ時間535は、音声情報533の読上げに掛かる時間である。この読上げ時間535は、文章読上げ装置1が単語DB53に記憶されていない単語の表記情報を表示する契機を計算するために使用する情報である。
[1.2.音素DBの構成図]
図3は、音素情報を記憶した音素DB55を示している。音素DB55は、文章読上げ装置1が単語DB53に記憶されていない音声を合成するために使うものである。音素DB55の情報要素は、音素名551と、音素情報553、読上げ時間555である。音素名551は、文章読上げ装置1が合成の対象となる音素情報を抽出するために使うものである。音素情報553は、音声読上げ装置1が単語DB53に記憶されていない単語の音声情報を合成するときに使うものである。この音素情報553は、人が発音した単語の音声から抽出した音素の音を符号化した情報であり、場合によってはそれを更に圧縮処理したものである。読上げ時間555は、音素情報553の読上げに掛かる時間である。この読上げ時間555は、文章読上げ装置1が単語DB53に記憶されていない単語の表記情報を表示する契機を計算するために使用する情報である。
[1.3.記号DBの構成図]
図4は、単語DB53に記憶されていない単語の記号を記憶した記号DB57を示している。記号DB57は、文章読上げ装置1が単語DB53に記憶されていないが、対象読み上げ文書で使用されている単語の意味に関連する記号を表示するために使うものである。ここでいう記号とは、文字以外のしるしを意味する。記号DB57の情報要素は、単語名571と記号情報573である。また、ここでいう文字とは、言葉を表すしるしを意味する。単語名571は、文章読上げ装置1が対象読み上げ文書で使用されている単語の記号情報を探すときに使う情報である。記号情報573は、音声読上げ装置1が単語の意味に関連する記号を出力部9から外部に送り出すときに使うものである。ここでは、例として会社のロゴマークを格納している。
[2.機能ブロック図]
図5は、文章読上げ機能の一例を示す機能ブロック図である。文章読上げ装置1が有する文章読上げ機能は、文章読上げプログラム51が実行されることにより機能する。その文章読上げ機能は、入力手段2と判断手段4、記憶手段6、発話手段8、表示手段10で構成される。以下に文章読上げ機能の各手段について説明する。
[入力手段]
入力手段2は、読上げ対象文書とそれに対する読上げ要求を文章読上げ装置1に与える。また、後述する表記情報の表示終了要求を表示手段10に与える。
[判断手段]
判断手段4は、以下の動作を行う。
(1)入力手段2から与えられた読上げ対象文書と記憶手段6に記憶されている単語単位の音声情報や音素情報を使って読上げ文章に対応する全体音声情報を生成する。また、全体音声情報に合成音声情報が含まれるとき、発話中に監視する合成音声情報を読上げる契機を設定する。ここでいう合成音声情報とは、記憶手段中に音声情報が存在しない未記憶単語の音声情報を上述の音素情報を使って生成したものである。そして全体音声情報を発話手段8に与える。
(2)未記憶単語の合成音声情報を読み上げる契機を監視する。そして、その契機を検知したとき、未記憶単語の文字や記号に相当する表記情報を表示手段10に与える。
[記憶手段]
記憶手段6は、単語単位の音声情報や音素情報、単語単位の記号情報を記憶する。単語単位の音声情報は、単語DB53に対応するものである。音素情報は、音素DB55に対応するものである。記号情報は、記号DB57に対応するものである。
[発話手段]
発話手段8は、判断手段4から与えられた全体音声情報を音として外部に送り出す。
[表示手段]
表示手段10は、判断手段4から与えられた表記情報を文字や記号として外部に送り出す。また、入力手段2から与えられた表記情報の表示終了要求により、文字や記号を外部に送り出す処理を終了する。
[3.文章読上げ処理]
以下に図6、7を使って、実施例1における文章読上げ処理を説明する。
S501において、判断手段4は、入力手段2から与えられた読上げ情報である読上げ対象文章を解析する。ここでいう解析とは、読上げ対象文書で使われている単語の音声情報が音声DB53に記憶されているかどうかを判定することである。
S503において、判断手段4は、読上げ対象文章で使われている全ての単語の中からS501の判定で分かった音声DB53に音声情報533が記憶されていない未記憶単語を抽出する。
S505において、判断手段4は、音声DB53に音声情報が記憶されていない未記憶単語が存在するかどうかを判定する。判定の結果、音声情報が記憶されていない未記憶単語が存在するときはS507の処理を行う。判定の結果、音声情報が記憶されていない未記憶単語が存在しないときはS513の処理を行う。
S507において、判断手段4は、S503で抽出した未記憶単語に対応する音素情報を音素DB55から抽出する。具体的な抽出方法は、以下の通りである。未登録単語を文章読上げ装置1が有している規則情報に基づいて読み方を表す情報であるローマ字に変換する。そして、そのローマ字に含まれる音素名に対応する音素情報553を音素DB55から抽出する。
S509において、判断手段4は、S507で抽出した音素情報553を合成して未登録単語の合成音声情報を生成する。そして、この合成音声が文章読上げ装置1が有する振幅しきい値に収まるように編集する。この編集は、合成音声の韻律(リズム)が自然に聞こえるように調整するために行うものである。
S511において、判断手段4は、対象文書の読上げの中で未記憶単語の合成音声を読上げる契機を設定する。具体的な設定方法は、以下の通りである。
読上げ対象文章の初めに存在する単語から未記憶単語の前までに存在する単語の個々の読上げ時間535を加算し、それらの音声情報を発話するために必要な時間を計算する。そして、その計算した時間を未記憶単語の表示開始契機として記憶部5に記憶する。そして、未記憶単語の合成音声を生成するときに使った音素情報の読上げ時間555を加算して合成音声を発話するために必要な時間を計算する。そして、その計算した時間と上記表示開始契機を加算した時間を未記憶単語の表示終了契機として記憶部5に記憶する。読上げ対象文章中に未記憶単語が複数存在するときは、上述の処理を繰り返す。
S513において、判断手段4は、読上げ対象文章全体に対応する全体音声を生成する。全体音声情報は、単語DB53の音声情報533のみをつなぎ合わせて生成する場合と、単語DB53の音声情報533とS509で生成した合成音声情報をつなぎ合わせて生成する場合がある。そして、この全体音声情報全体としての音の大きさや高さを文章読上げ装置1が有する規則情報に基づいて調整する。この調整は、全体音声情報の音が自然に聞こえるようにするために行うものである。
S515において、判断手段4は、S513で生成した全体音声情報がS509で生成した合成音声情報を含むものかどうかを判定する。判定の結果、S513で生成した全体音声情報がS509で生成した合成音声を含むものときはS519の処理を行う。判定の結果、S513で生成した全体音声情報がS509で生成した合成音声情報を含まないもののときはS517の処理において、発話手段8が全体音声情報を発話する。
S519において、発話手段8は、S513で合成した全体音声の発話を開始する。この全体音声情報は、単語DB53の音声情報533とS509で合成した合成音声情報つなぎ合わせて生成したものである。
S521において、判断手段4は、S519で全体音声情報の発話からの経過時間がS511で計算した表示開始契機に達したかどうかを監視する。この監視は、S519で発話を開始した全体音声の経過時間がS511で計算した表示開始契機に達するまで行う。この監視の結果、S519で発話を開始した全体音声の経過時間がS511で計算した表示開始契機に達していたときは、S523の処理を行う。
S523において、判断手段4は、表示開始契機に対応する未記憶単語の記号情報が記号DB57中に存在するかどうかを判定する。この判定の結果、未記憶単語の記号情報が記号DB57中に存在しないときは、S525において、表示手段10は、S503で抽出した未記憶単語の文字情報を出力部9に表示出力する。この判定の結果、未記憶単語の記号情報が記号DB57中に存在すときは、S527において、表示手段10は、S503で抽出した未記憶単語の文字情報と記号DB57中の記号情報を出力部9に表示出力する。
以下に図9を使って、S525とS527の具体例を説明する。図9は文章読上げ装置1がナビゲーション機能を有するカーナビゲーションシステムとして製品化された場合を想定したものである。901は、カーナビゲーションシステムを示している。903は、読上げ音声を出力するスピーカーを示している。905はナビゲーションに使う地図などを表示する画面を示している。907は、ナビゲーションに使う地図を示している。909は、S525で表示した未記憶単語の文字を示している。ここでは、未記憶単語として人名を示している。911は、S527で表示した記号情報を示している。ここでは、909に対応する記号情報として909の人名に関連する会社のロゴマークを示している。913は、メール読上げボタンを示している。このメール読上げボタンは、カーナビゲーションシステム1に受信した電子メールを読上げる処理を行わせるときに使うものである。915は、設定ボタンを示している。この設定ボタンは、カーナビゲーションシステムの各種設定を行うときに使うものである。919は、907の地図上でのカーナビゲーションシステムを搭載した乗り物の位置を示すしるしである。S921は、コントローラーを示している。このコントローラーは、907の地図上で目的地を指定するために使うものである。S525で表示する文字情報は、909に相当するものである。S527で表示する文字情報は909、記号情報は911に相当するものである。
S529において、判断手段4は、S521で検知した表示開始契機からの経過時間がS511で計算した表示終了契機に達したかどうかを監視する。この監視は、S521で検知した表示開始契機からの経過時間がS511で計算した表示終了契機に達するまで行う。この監視の結果、S521で検知した表示開始契機からの経過時間がS511で計算した表示終了契機に達していたときは、S530において、表示手段10に表示している情報の表示を終了する。
(実施例2)
実施例2では、実施例1とは未記憶単語やその未記憶単語に対応する記号の表示を終了する契機が異なる文章読上げ処理について説明する。
未記憶単語表示又は未記憶単語と記号情報表示以前の処理については、実施例1を同一であるため、その説明を省略する。
以下に図8を使って、実施例2における文章読上げ処理を説明する。
S531において、判断手段4は、S521で検知した表示開始契機からの経過時間がS511で計算した表示終了契機に達したかどうかを監視する。この監視は、S521で検知した表示開始契機からの経過時間がS511で計算した表示終了契機に達するまで行う。この監視の結果、S521で検知した表示開始契機からの経過時間がS511で計算した表示終了契機に達していたときは、S541の処理を行う。
S541において、判断手段4は、外部から未記憶単語やその未記憶単語に対応する記号の表示を終了させるための終了要求を入力手段2から受信したかどうかを判定する。この判定の結果、終了要求を受信したときは、S530において、表示手段10に表示している情報の表示を終了する。この判定の結果、終了要求を受信していないときは、S543の処理を行う。
S543において、判断手段4は、S531で検出した表示終了契機からの経過時間が文章読上げ装置1が記憶部5中に有する延長時間に達したかどうかを判定する。この判定は、S531で検出した表示終了契機からの経過時間が延長時間に達するまで行う。この判定の結果、S531で検出した表示終了契機からの経過時間が延長時間に達していたときは、S530において、表示手段10に表示している情報の表示を終了する。
以上、本発明を実施例に基づいて説明したが、本発明は前記の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した構成を変更しない限りどのようにでも実施することができる。
本発明は、テキストファイルなどに記載された文章を読上げる文章読上げ装置において、読上げ音声が不自然だった部分を補足する技術であり、ナビゲーションシステムや携帯端末などの製品に適用できる。
【発明の名称】 文書読上げ装置、文書読上げ装置を制御する制御方法及び文書読上げ装置を制御する制御プログラム
【請求項1】

Claims (9)

  1. 単語単位の音声情報を記憶した記憶手段を有する文章読み上げ装置において、
    該記憶手段に記憶されていない未記憶単語が読み上げ対象文書に存在するかどうかを判断する判断手段と、
    該判断手段の判断結果に基づいて未記憶単語の表記情報を強調して表示する表示手段と、
    を有することを特徴とする文章読み上げ装置。
  2. 該表示情報は、該未記憶単語と該未記憶単語の記号情報であることを特徴とする請求項1記載の文章読み上げ装置。
  3. 該表示手段は、外部からの要求に基づいて該表記情報の表示を終了することを特徴とする請求項1記載の文章読上げ装置。
  4. 単語単位の音声情報を記憶した記憶手段を有する文章読み上げ装置を制御する制御方法において、
    該記憶手段に記憶されていない未記憶単語が読み上げ対象文書に存在するかどうかを判断する判断ステップと、
    該判断ステップの判断結果に基づいて未記憶単語の表記情報を強調して表示する表示ステップと、
    を有することを特徴とする制御方法。
  5. 該表示情報は、該未記憶単語と該未記憶単語の記号情報であることを特徴とする請求項4記載の制御方法。
  6. 該表示ステップは、外部からの要求に基づいて該表記情報の表示を終了することを特徴とする請求項4記載の制御方法。
  7. 単語単位の音声情報を記憶した記憶手段を有する文章読み上げ装置を制御する制御プログラムにおいて、
    該記憶手段に記憶されていない未記憶単語が読み上げ対象文書に存在するかどうかを判断する判断ステップと、
    該判断ステップの判断結果に基づいて未記憶単語の表記情報を強調して表示する表示ステップと、
    を有することを特徴とする制御プログラム。
  8. 該表示情報は、該未記憶単語と該未記憶単語の記号情報であることを特徴とする請求項7記載の制御プログラム。
  9. 該表示ステップは、外部からの要求に基づいて該表記情報の表示を終了することを特徴とする請求項7記載の制御プログラム。
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