JPWO2008044658A1 - イントラ予測符号化制御方法および装置、そのプログラム並びにプログラムを記録した記憶媒体 - Google Patents

イントラ予測符号化制御方法および装置、そのプログラム並びにプログラムを記録した記憶媒体 Download PDF

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Abstract

複数の予測モードおよび予測ブロックサイズを有し、それらを符号化時に切り替え可能なイントラ予測符号化で用いられるイントラ予測符号化制御方法で、符号化対象領域の平坦度を示す平坦度合いを算出する過程と、前記算出した平坦度合いに応じて、符号化対象領域のイントラ予測符号化に用いる予測ブロックサイズを決定する過程と、前記決定した予測ブロックサイズで、符号化対象領域のイントラ予測符号化に用いる予測モードを選択する過程とを有する。

Description

本発明は、複数の予測モードおよび予測ブロックサイズを切り替え可能なイントラ予測符号化で用いられるイントラ予測符号化制御方法およびその装置と、そのイントラ予測符号化制御方法の実現に用いられるイントラ予測符号化制御プログラムおよびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体とに関し、特に、演算コストの削減を実現するイントラ予測符号化制御方法およびその装置と、そのイントラ予測符号化制御方法の実現に用いられるイントラ予測符号化制御プログラムおよびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体とに関する。
本願は、2006年10月10日に出願された特願2006−275951号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
標準動画像符号化方式であるITU−T H.264(例えば、非特許文献1参照)では、符号化効率を向上させるため、イントラ符号化を行う際に、近傍画素から予測信号を生成する予測符号化方式を採用している。
H.264のイントラ予測符号化方式では、予測モードや予測ブロックサイズを適応的に切り替え可能である。この予測符号化方式の採用により、従来の映像符号化方式に比べてイントラ符号化の符号化効率が格段に向上している。
図6A〜8Bに、H.264で採用している予測ブロックサイズと予測モードを示す。
ここで、図6A,6Bは、符号化対象のマクロブロック(16×16画素)を4×4画素の予測ブロックサイズでイントラ予測符号化するときの説明図であり、図6Aは、符号化対象ブロックと既符号化済みブロックとの位置関係を示し、図6Bは、予測方向を示す。
同様に、図7A,7Bは、符号化対象のマクロブロックを8×8画素の予測ブロックサイズでイントラ予測符号化するときの説明図であり、図7Aは、符号化対象ブロックと既符号化済みブロックとの位置関係を示し、図7Bは、予測方向を示す。
同様に、図8A,8Bは、符号化対象のマクロブロックを、これと同一サイズの16×16画素の予測ブロックサイズでイントラ予測符号化するときの説明図であり、図8Aは、符号化対象ブロックと既符号化済み信号(画素)との位置関係を示し、図8Bは、各種方向や手法による予測を示す。
このように、H.264では、符号化効率に応じて、様々な予測ブロックサイズや予測方向を選択することができるようになっている。
しかし、選択可能な予測モードや予測ブロックサイズの増加は、符号化効率を向上させるものの、予測モードや予測ブロックサイズの選択のために演算コストが増加する。そこで、イントラ予測符号化の演算コスト削減方法が提案されている。
非特許文献1に記載される発明では、図9に示すフローチャートの手順に従って、最初に、エッジ方向の判定を行い、続いて、予測モードを制限し、続いて、予測モードを選択し、続いて、予測ブロックサイズを決定して、イントラ予測符号化を行うようにしている。
このように、非特許文献1に記載される発明では、予めエッジの方向を調べることで選択確率の低い予測モードを除外し、これにより演算コストの削減を図っている。
また、下記に示す非特許文献2に記載される発明では、図10に示すフローチャートの手順に従って、最初に、4×4サイズのブロックで予測モードを選択し、続いて、その予測モードの偏りを測定して、その測定結果に基づいて、8×8サイズの予測モードの選択のスキップを可能にしつつ、8×8サイズや16×16サイズの予測モードを選択し(8×8サイズについては、スキップしない場合)、続いて、予測ブロックサイズを決定して、イントラ予測符号化を行うようにしている。
このように、非特許文献2に記載される発明では、最初に、最小ブロックサイズである4×4サイズのブロックで予測モードを選択し、その4×4サイズでの予測モードの出現頻度により、8×8サイズや16×16サイズの予測モードの制限、および、予測ブロックサイズ選択の制御を行っている。
この非特許文献2に記載される発明では、最小ブロックサイズでの偏りを見て、8×8サイズの予測モードを制限したり、8×8サイズの予測をスキップすることで、演算コストの削減を図っているのである。
また、下記に示す特許文献1に記載される発明では、近傍ブロックの予測モードの頻度情報に重み付けをし、その重み付けされた頻度情報に基づいて予測モードを限定するようにしている。
この特許文献1に記載される発明では、最初に、参照ブロックの予測モードおよび重み係数を取得し、続いて、予測モードの優先順位を取得する。続いて、その取得した予測モードおよび重み係数の情報に基づいて、予測モードについて加重ヒストグラムを作成し、続いて、その加重ヒストグラムに基づいて、予測モードの候補を選定する。このとき、加重ヒストグラムにおいて候補決定のための所定数を満たす予測モードがない場合は、優先順位の高い予測モードを選択し、続いて、各予測モードのコストを算出して予測モードを選択して、イントラ予測符号化を行うようにしている。
このように、特許文献1に記載される発明では、近傍ブロックの予測モードの統計情報から、利用する予測モードを限定することで、予測モード選択時に必要となるコスト計算の回数を削減している。
Feng Pan et al., "Fast Mode Decision Algorithm for Intraprediction in H.264/AVC Video Coding," IEEETrans. Circuits Syst. Video Technol.,vol.15, NO.7, pp. 813-822, July 2005. 常松祐一他,"モードの偏りを用いたH.264/AVC FRExt Intra モード決定方法, "2005年電子情報通信学会総合大会, D-11-55, p. 55,Mar. 2005. 特開2005−348280号公報
先に述べたように、従来方法では、イントラ予測符号化を行うときに、利用する予測モードを制限することで演算コストの削減を図っている。
この構成を採るときに、従来方法では、イントラ予測符号化に用いる予測モードを制限するための情報として、入力信号のエッジ方向や、最小ブロックサイズでの予測モード選択の結果や、近傍ブロックでの予測モードの頻度情報などを利用している。
しかしながら、いずれの従来方法も、マクロブロックサイズ(16×16)より小さい4×4サイズや8×8サイズの予測モードの利用を制限していなかったり、あるいは、利用を制限しているにしても部分的な制限にとどまっている。
マクロブロックサイズより小さい4×4サイズや8×8サイズの予測モードの決定には、仮の復号画像を生成する必要がある。これは、マクロブロック内の、左上の小ブロックを除く小ブロックでは、予測モード判定に隣接小ブロックの復号画像の参照を必要とするためである。
復号画像の生成には、直交変換、量子化、逆量子化、逆直交変換の処理が必要になる。これらの処理は、実際に符号化に利用されるわけではなく、予測モード選択のための仮の復号結果である。そのブロックサイズが選択されない場合、この仮の復号結果は破棄されることになる。
図11に、H.264で採用されている各ブロックサイズで、予測モードの選択に必要な復号処理量を示す。
この図から分かるように、例えば、3ブロックサイズ(4×4,8×8,16×16)を利用した場合、予測モードの選択に必要な復号処理量は、4×4サイズで15ブロック(240画素)分、8×8サイズで3ブロック(192画素)分が必要となる。最終的に予測モードが16×16サイズに決定した場合、実際に符号化する16×16サイズの復号処理を含めて、約3マクロブロック分の復号処理を行う必要がある。
このように、従来方法では、最終的に選択されるかどうか不明な予測ブロックサイズに対して、予測モード選択時に仮の復号処理を行う必要がある。
これから、例えば、最終的に16×16のブロックサイズ(即ち、マクロブロックサイズ)が選択された場合、4×4サイズと8×8サイズについての仮の復号結果は破棄され、少なくとも432(=240+192)画素分の復号処理が無駄となる。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、イントラ予測符号化を行うときに、不要な復号処理の省略を実現することにより演算コストの削減を実現する新たなイントラ予測符号化制御技術の提供を目的とする。
この目的を達成するために、本発明のイントラ予測符号化制御装置は、複数の予測モードおよび予測ブロックサイズを有し、それらを符号化時に切り替え可能なイントラ予測符号化で用いられるときにあって、(1)符号化対象領域の平坦度を示す平坦度合いを算出する算出手段と、(2)算出手段の算出した平坦度合いに応じて、符号化対象領域のイントラ予測符号化に用いる予測ブロックサイズを決定する決定手段と、(3)決定手段の決定した予測ブロックサイズで、符号化対象領域のイントラ予測符号化に用いる予測モードを選択する選択手段とを備えるという構成を採る。
この構成を採るときにあって、さらに、(4)符号化対象領域の量子化ステップサイズを算出する計算手段と、(5)計算手段の算出した量子化ステップサイズに基づいて、決定手段の用いる閾値を設定する設定手段とを備えることがある。
ここで、以上の各処理手段が動作することで実現される本発明のイントラ予測符号化制御方法はコンピュータプログラムでも実現できるものであり、このコンピュータプログラムは、適当なコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して提供されたり、ネットワークを介して提供され、本発明を実施する際にインストールされてCPUなどの制御手段上で動作することにより本発明を実現することになる。
このように構成される本発明のイントラ予測符号化制御装置では、最初に、符号化対象領域内の輝度信号の統計量に基づいて平坦度合いを算出することなどにより、符号化対象領域の平坦度を示す平坦度合いを算出する。
このとき、符号化対象領域が広いことで複数の平坦度合いを持つ領域が含まれることがあることを考慮し、符号化対象領域を小領域に分割して各小領域について平坦度合いを算出して、それらの平坦度合いに基づいて、符号化対象領域の平坦度合いを算出することがある。
続いて、符号化対象領域の平坦度が低い場合には、イントラ予測符号化に用いる予測ブロックサイズとして小さい予測ブロックサイズを決定し、符号化対象領域の平坦度が高い場合には、イントラ予測符号化に用いる予測ブロックサイズとして大きい予測ブロックサイズを決定するというように、算出した平坦度合いに応じて、符号化対象領域のイントラ予測符号化に用いる予測ブロックサイズを決定する。
続いて、決定した予測ブロックサイズに従って、予測ブロックサイズを固定にする形で、符号化対象領域のイントラ予測符号化に用いる予測モードを選択する。
このようにして、本発明のイントラ予測符号化制御装置では、符号化対象領域の平坦度を示す平坦度合いを用いて、予測モード判定をせずに、符号化対象領域のイントラ予測符号化に用いる予測ブロックサイズを決定するように処理するのである。
この予測ブロックサイズの決定にあたって、本発明のイントラ予測符号化制御装置では、例えば、算出した符号化対象領域の平坦度合いと選択可能な予測ブロックサイズに応じて設定された閾値とを比較して、その比較結果に基づいて、イントラ予測符号化に用いる予測ブロックサイズを決定することになる。
このときに使用する閾値については、符号化効率の低下を軽減すべく、符号化対象領域の量子化ステップサイズに基づいて設定することがあり、例えば、量子化ステップサイズが小さくなる場合には、小さい予測ブロックサイズが決定されることになる割合が大きくなるようにと設定することになる。
この閾値の設定にあたって、予測ブロックサイズの決定処理の前に符号化対象領域の量子化ステップサイズを算出することができない場合には、既に算出されている他の領域の量子化ステップサイズに基づいて、符号化対象領域の量子化ステップサイズに代わる量子化ステップサイズを算出することになる。
本発明によれば、イントラ予測符号化を行うときに、符号化対象領域の平坦度を示す平坦度合いを用いて、予測モード判定をせずに、符号化対象領域の予測ブロックサイズを決定することができるようになる。
これにより、本発明によれば、イントラ予測符号化を行うときに、判定する予測モード数を制限できるだけでなく、各予測ブロックサイズで必要となる予測モード決定のための仮の復号処理が不要となることで、演算コストを削減できるようになる。
本発明に従った映像符号化装置の実行するフローチャートである。 本発明に従った映像符号化装置の一実施例である。 閾値テーブルのテーブルデータの説明図である。 ルックアップテーブルのテーブルデータの説明図である。 イントラ予測符号化機構の実行するフローチャートである。 H.264で採用している4×4画素の予測ブロックサイズを用いた符号化の説明図である。 図6Aにおける予測方向の説明図である。 H.264で採用している8×8画素の予測ブロックサイズを用いた符号化の説明図である。 図7Aにおける予測方向の説明図である。 H.264で採用している16×16画素の予測ブロックサイズを用いた符号化の説明図である。 図8Aにおける各種方向や手法による予測の説明図である。 非特許文献2に記載される発明の実行するフローチャートである。 非特許文献3に記載される発明の実行するフローチャートである。 H.264で予測モードの選択に必要な復号処理量の説明図である。
符号の説明
1 映像符号化装置
2 イントラ予測符号化機構
3 予測ブロックサイズ決定機構
4 予測モード選択機構
5 符号化機構
6 量子化ステップサイズ算出部
30 マクロブロック分割部
31 L1分散算出部
32 マクロブロック平坦度合い算出部
33 予測ブロックサイズ決定部
34 閾値テーブル
35 ルックアップテーブル
36 テーブルデータ登録部
37 閾値設定部
以下、実施の形態に従って本発明を詳細に説明する。
本発明は、イントラ予測符号化を行う場合に、従来方法のように予測モードを限定するのではなく、最初に予測ブロックサイズを限定する。このようにして、最初に予測ブロックサイズを限定することで、不要な復号処理を省略することができ、演算コストの削減を可能にする。
図1に、本発明に従った映像符号化装置の実行するフローチャートの一例を図示する。このフローチャートに従って、本発明を具備する映像符号化装置の実行する処理について説明する。
本映像符号化装置は、先ず最初に、ステップS10で、符号化対象領域の平坦度を示す平坦度合いを算出する。
続いて、ステップS11で、算出した平坦度合いと比較することになる閾値を、利用可能な予測ブロックサイズに応じて設定する。
続いて、ステップS12で、算出した平坦度合いと設定した閾値との比較結果に基づいて、符号化対象領域の予測ブロックサイズを決定する。
このとき、平坦度が低いブロックほど小さいブロックサイズを選択し、また、平坦度が高いブロックほど大きいブロックサイズを選択することで、符号化対象領域の予測ブロックサイズを決定する。
続いて、ステップS13で、このようにして決定した予測ブロックサイズに従って、予測ブロックサイズを固定なものとして扱って予測モードを選択する。
最後に、ステップS14で、決定した予測ブロックサイズと選択した予測モードとに基づいて、符号化対象領域をイントラ予測符号化する。
次に、これらの処理について詳細に説明する。
本発明では、符号化対象領域の平坦度合いを用いて、最初に、符号化対象領域のイントラ予測符号化に用いる予測ブロックサイズを決定する。
この平坦度合いは、画素値の分散や平均値などから算出できるものであり、例えば、下記の式(1)に示すL2分散を使って算出したり、下記の式(2)に示すL1分散を使って算出する。
ここで、s(i,j)は符号化対象領域内の位置(i,j)の画素値を示し、<s>はそれらの画素値の平均値を示す。
これらの式で示すように、算出される「平坦度合い」値が大きいほど、平坦度は低く、「平坦度合い」値が小さいほど、平坦度は高い。
符号化対象領域が広い場合、複数の平坦度合いを持つ領域が含まれる可能性があるため、符号化対象領域を小領域に分割して平坦度合いを算出することもできる。その際、符号化対象領域の平坦度合いは、小領域の数だけ求まるため、その中の最小値や最大値を符号化対象領域の平坦度合いとする。
例えば、16×16サイズのマクロブロックを8×8サイズの小ブロックに分割し、各小ブロック毎に平坦度合いを算出する。このようにすると、1マクロブロック当たり4つの平坦度合いが算出されるため、その最小値や最大値をマクロブロックの平坦度合いとするのである。
なお、この平坦度合いについては、量子化制御など他の符号化処理でも利用される例があり、共用する場合は、イントラ予測符号化制御の演算コストを考える必要がない。このため、エッジ方向を求める場合などとは異なり、付加的な演算コストも小さくなる可能性がある。
平坦度合いと比較する閾値は、予測ブロックサイズに応じて設定する。
例えば、H.264に従って、4×4サイズ、8×8サイズ、16×16サイズという3種類の予測ブロックサイズを切り替える場合には、これらの予測ブロックサイズを切り替え可能とするために、4×4サイズと8×8サイズの切り替えに用いるTH4-8 と、8×8サイズと16×16サイズの切り替えに用いるTH8-16という2つの閾値(TH4-8 >TH8-16)を設定する。
この2つの閾値を使い、
平坦度合い≧TH4-8
という平坦度が低い場合には、予測ブロックサイズを小さくしないと予測精度が落ちるので、予測ブロックサイズを最も小さい4×4サイズに決定し、一方、
TH4-8 >平坦度合い≧TH8-16
という平坦度が中程度の場合には、予測ブロックサイズを中程度にした方が好ましいので、予測ブロックサイズを8×8サイズに決定し、一方、
TH8-16>平坦度合い
という平坦度が高い場合には、予測ブロックサイズを大きくしても予測精度が落ちず、しかも符号量を削減できるので、予測ブロックサイズを最も大きい16×16サイズに決定するのである。
ここで、平坦度合いとの比較に用いた閾値は、量子化ステップサイズに応じて変動させることもできる。
各予測モードは、オーバヘッド情報(予測モード情報、有意係数ブロック情報など)の符号量が異なるため、量子化ステップサイズにより、予測ブロックサイズと平坦度合いとの間の関係が変化する。そのため、量子化ステップサイズによって閾値を変動させることで、符号化効率の低下を軽減できる。
本願発明者が実験により得た知見によれば、量子化ステップサイズが小さくなる場合、すなわち、こまかく量子化を行うことになる場合には、小さい予測ブロックサイズが決定されることになる割合(確率)が大きくなるように閾値を設定することで、符号化効率の低下をより軽減できることが判明した。
これから、量子化ステップサイズが小さくなる場合には、例えば、閾値TH4-8 をより小さな値に設定するように処理することになる。このようにすることで、最も小さい4×4の予測ブロックサイズがより選択されやすくなることで、符号化効率の低下を軽減できることになる。
ここで、量子化ステップサイズについては、符号化対象領域を量子化する際に用いる値が好ましい。しかし、予測ブロックサイズの決定処理より前に量子化ステップサイズが求められない場合には、直前に符号化した領域の量子化ステップサイズや、画面内で処理済みのブロックの量子化ステップサイズの平均値などを利用することができる。
このようにして、本発明によれば、イントラ予測符号化を行うときに、符号化対象領域の平坦度合いを用いて、予測モード判定をせずに、符号化対象領域の予測ブロックサイズを決定することができるようになる。
これにより、本発明によれば、イントラ予測符号化を行うときに、判定する予測モード数を制限できるだけでなく、各予測ブロックサイズで必要となる予測モード決定のための仮の復号処理が不要となることで、演算コストを削減できるようになる。
次に、実施例に従って本発明を詳細に説明する。
以下に説明する実施例では、イントラ予測符号化方式としてH.264を前提とし、イントラ予測符号化に用いるブロックサイズは、16×16サイズ,8×8サイズ,4×4サイズの3種類とする。
図2に、本発明の一実施例としての、映像符号化装置1を図示する。
この図に示すように、本映像符号化装置1は、本発明に従ってイントラ予測符号化を実行するイントラ予測符号化機構2を備えるものである。
このイントラ予測符号化機構2は、本発明に特徴的な処理を行うことで、符号化対象マクロブロックのイントラ予測符号化に用いる予測ブロックサイズを決定する予測ブロックサイズ決定機構3と、予測ブロックサイズ決定機構3の決定した予測ブロックサイズに従って予測ブロックサイズを固定のものとして扱って、符号化対象マクロブロックのイントラ予測符号化に用いる予測モードを選択する予測モード選択機構4と、予測ブロックサイズ決定機構3の決定した予測ブロックサイズと予測モード選択機構4の選択した予測モードとに基づいて、符号化対象マクロブロックをイントラ予測符号化する符号化機構5とを備える。
ここで、図中に示す6は、量子化制御機構などに備えられる量子化ステップサイズ算出部であって、符号化対象マクロブロックの量子化ステップサイズを算出して、それをイントラ予測符号化機構2に通知する処理を行うものである。
予測ブロックサイズ決定機構3は、符号化対象マクロブロックのイントラ予測符号化に用いる予測ブロックサイズを決定する処理を行うために、マクロブロック分割部30と、L1分散算出部31と、マクロブロック平坦度合い算出部32と、予測ブロックサイズ決定部33と、閾値テーブル34と、ルックアップテーブル35と、テーブルデータ登録部36と、閾値設定部37とを備える。
マクロブロック分割部30は、符号化対象のマクロブロックを8×8サイズの4つの小ブロックに分割する。
L1分散算出部31は、マクロブロック分割部30の分割した8×8サイズの小ブロックのそれぞれについて、小ブロックの平坦度を示す値(平坦度合い)として、下記に示す式(3)に従って、輝度信号のL1分散 actn を算出する。
ここで、sy (i,j)は小ブロックn(n=0〜3)の輝度信号の画素値を示し、<sy >は小ブロックnの輝度信号の平均値を示す。
マクロブロック平坦度合い算出部32は、L1分散算出部31の算出した4つのL1分散 actn について、その最大値 actmax を算出する。
すなわち、
actmax =max( act0 , act1 , act2 , act3
を算出するのである。
予測ブロックサイズ決定部33は、閾値テーブル34から読み出した2つの閾値TH4-8,TH8-16(TH4-8 >TH8-16)を使い、
actmax
≧TH4-8
という関係が成立する場合には、4×4サイズを予測ブロックサイズとして決定し、
TH4-8 > actmax ≧TH8-16
という関係が成立する場合には、8×8サイズを予測ブロックサイズとして決定し、
TH8-16> actmax
という関係が成立する場合には、16×16サイズを予測ブロックサイズとして決定する。
閾値テーブル34は、図3に示すように、予測ブロックサイズ決定部33の使用する2つの閾値TH4-8,TH8-16を管理する。
ルックアップテーブル35は、図4に示すように、量子化ステップサイズ範囲に対応付けて、その量子化ステップサイズ範囲のときに使用する閾値TH4-8,TH8-16を管理する。
テーブルデータ登録部36は、ルックアップテーブル35に対して、量子化ステップサイズ範囲と閾値TH4-8,TH8-16との対応関係データを登録する。このとき登録する対応関係データでは、量子化ステップサイズが小さくなる場合には、小さい予測ブロックサイズが決定されることになる割合(確率)が大きくなるようにと閾値が設定されることになる。
閾値設定部37は、量子化ステップサイズ算出部6の算出した量子化ステップサンズをキーにしてルックアップテーブル35を参照することで、その量子化ステップサイズに適合する閾値TH4-8,TH8-16を取得して、それを閾値テーブル34に書き込むことで閾値TH4-8,TH8-16を設定する。
図5に、このように構成されるイントラ予測符号化機構2の実行するフローチャートの一例を図示する。このフローチャートに従って、このように構成されるイントラ予測符号化機構2の実行する処理について詳細に説明する。
イントラ予測符号化機構2は、符号化対象マクロブロックの情報が与えられると、図5のフローチャートに示すように、先ず最初に、ステップS100で、符号化対象マクロブロック(16×16サイズ)を8×8サイズの4つの小ブロックに分割する。
続いて、ステップS101で、分割した4つの小ブロックのそれぞれについて、前述した式(3)に従って、輝度信号のL1分散 act0,act1, act2, act3を算出する。
続いて、ステップS102で、算出した4つのL1分散 act0,act1, act2,
act3の中の最大値 actmax

actmax =max( act0 , act1 , act2 , act3
を算出して、その算出した最大値 actmax
を符号化対象マクロブロックの平坦度を示す平坦度合いとする。
続いて、ステップS103で、予測ブロックサイズの判定に用いる閾値TH4-8,TH8-16を設定する。
この閾値の設定処理は、具体的には、量子化ステップサイズ算出部6により算出された符号化対象マクロブロックの量子化ステップサイズをキーにしてルックアップテーブル35を参照することで、その量子化ステップサイズに適合する閾値TH4-8,TH8-16を取得して、それを閾値テーブル34に書き込むことで行う。
続いて、ステップS104で、符号化対象マクロブロックの平坦度合いとして算出したL1分散の最大値 actmax と、閾値テーブル34から読み出した2つの閾値TH4-8,TH8-16とを比較することで、符号対象マクロブロックの平坦度を判定する。
この判定処理は、具体的には、
actmax
≧TH4-8
という関係が成立する場合には、平坦度は低いと判定し、
TH4-8 > actmax ≧TH8-16
という関係が成立する場合には、平坦度は中程度と判定し、
TH8-16> actmax
という関係が成立する場合には、平坦度は高いと判定することで行う。
このステップS104の判定処理に従って、符号対象マクロブロックの平坦度が高いと判定する場合には、ステップS105に進んで、16×16サイズを予測ブロックサイズとして決定し、続くステップS106で、その決定した予測ブロックにて符号化対象マクロブロックの予測モードを選択する。
一方、ステップS104の判定処理に従って、符号対象マクロブロックの平坦度が中程度と判定する場合には、ステップS107に進んで、8×8サイズを予測ブロックサイズとして決定し、続くステップS108で、その決定した予測ブロックにて符号化対象マクロブロックの予測モードを選択する。
一方、ステップS104の判定処理に従って、符号対象マクロブロックの平坦度が低いと判定する場合には、ステップS109に進んで、4×4サイズを予測ブロックサイズとして決定し、続くステップS110で、その決定した予測ブロックにて符号化対象マクロブロックの予測モードを選択する。
このようにして、ステップS105〜ステップS110の処理に従って、符号化対象マクロブロックの予測ブロックサイズおよび予測モードを選択すると、続くステップS111で、その予測ブロックサイズおよび予測モードで符号化対象マクロブロックをイントラ予測符号化する。
このようにして、本発明では、イントラ予測符号化を行うときにあって、予測モードの判定を行う前に、符号化に使用する予測ブロックサイズを決定することができるようになる。
以上に説明した実施例では、各予測ブロックサイズにおいて予測モードの制限を行っていないが、利用可能な予測モード数を制限することで、更に演算コストを削減することが可能である。
本発明は、イントラ予測符号化を行うときに適用できるものであり、判定する予測モード数を制限できるだけでなく、各予測ブロックサイズで必要となる予測モード決定のための仮の復号処理が不要となることで、演算コストを削減できるようになる。

Claims (12)

  1. 複数の予測モードおよび予測ブロックサイズを有し、それらを符号化時に切り替え可能なイントラ予測符号化で用いられるイントラ予測符号化制御方法であって、
    符号化対象領域の平坦度を示す平坦度合いを算出する過程と、
    前記算出した平坦度合いに応じて、符号化対象領域のイントラ予測符号化に用いる予測ブロックサイズを決定する過程と、
    前記決定した予測ブロックサイズで、符号化対象領域のイントラ予測符号化に用いる予測モードを選択する過程と
    を有するイントラ予測符号化制御方法。
  2. 請求項1に記載のイントラ予測符号化制御方法において、
    前記予測ブロックサイズを決定する過程では、符号化対象領域の平坦度が低い場合には、符号化に用いる予測ブロックサイズとして小さい予測ブロックサイズを決定し、符号化対象領域の平坦度が高い場合には、符号化に用いる予測ブロックサイズとして大きい予測ブロックサイズを決定するイントラ予測符号化制御方法。
  3. 請求項2に記載のイントラ予測符号化制御方法において、
    前記予測ブロックサイズを決定する過程では、符号化対象領域の平坦度合いと、選択可能な予測ブロックサイズに応じて設定された閾値とを比較して、その比較結果に基づいて、符号化に用いる予測ブロックサイズを決定するイントラ予測符号化制御方法。
  4. 請求項3に記載のイントラ予測符号化制御方法において、
    符号化対象領域の量子化ステップサイズを算出する過程と、
    前記算出した量子化ステップサイズに基づいて前記閾値を設定する過程とを有するイントラ予測符号化制御方法。
  5. 請求項4に記載のイントラ予測符号化制御方法において、
    前記量子化ステップサイズを算出する過程では、前記予測ブロックサイズを決定する過程の実行前に符号化対象領域の量子化ステップサイズを算出することができない場合には、他の領域の、既に算出されている量子化ステップサイズに基づいて、符号化対象領域の量子化ステップサイズを算出するイントラ予測符号化制御方法。
  6. 請求項4に記載のイントラ予測符号化制御方法において、
    前記閾値を設定する過程では、前記算出した量子化ステップサイズが相対的に小さい場合には、相対的に小さい予測ブロックサイズが決定されることになる割合が大きくなるような閾値を設定するイントラ予測符号化制御方法。
  7. 請求項1に記載のイントラ予測符号化制御方法において、
    前記符号化対象領域の平坦度合いを算出する過程では、符号化対象領域内の輝度信号の統計量に基づいて平坦度合いを算出するイントラ予測符号化制御方法。
  8. 請求項1に記載のイントラ予測符号化制御方法において、
    前記符号化対象領域の平坦度合いを算出する過程では、符号化対象領域を小領域に分割して各小領域について平坦度合いを算出して、それらの平坦度合いに基づいて、符号化対象領域の平坦度合いを算出するイントラ予測符号化制御方法。
  9. 複数の予測モードおよび予測ブロックサイズを有し、それらを符号化時に切り替え可能なイントラ予測符号化で用いられるイントラ予測符号化制御装置であって、
    符号化対象領域の平坦度を示す平坦度合いを算出する算出手段と、
    前記算出手段の算出した平坦度合いに応じて、符号化対象領域のイントラ予測符号化に用いる予測ブロックサイズを決定する決定手段と、
    前記決定手段の決定した予測ブロックサイズで、符号化対象領域のイントラ予測符号化に用いる予測モードを選択する選択手段と
    を有するイントラ予測符号化制御装置。
  10. 請求項9に記載のイントラ予測符号化制御装置において、
    前記決定手段は、符号化対象領域の平坦度が低い場合には、符号化に用いる予測ブロックサイズとして小さい予測ブロックサイズを決定し、符号化対象領域の平坦度が高い場合には、符号化に用いる予測ブロックサイズとして大きい予測ブロックサイズを決定するイントラ予測符号化制御装置。
  11. 請求項1に記載のイントラ予測符号化制御方法の実現に用いられる処理をコンピュータに実行させるためのイントラ予測符号化制御プログラム。
  12. 請求項1に記載のイントラ予測符号化制御方法の実現に用いられる処理をコンピュータに実行させるためのイントラ予測符号化制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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