JPWO2008038727A1 - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

複数の画素を有する表示パネルと、入力映像信号及び同期信号を受け取り前記表示パネルに画像を表示させる表示制御回路とを備える表示装置において、前記入力映像信号の1水平走査期間を1Hとしたとき、前記表示制御回路は、1垂直走査期間(1フレーム)を第1期間及び第2期間(調整期間)から構成するとともに、前記各期間における表示パネルの1水平走査期間を、前記第1期間では前記1Hと等しいHoとし、前記第2期間では前記1Hと異なる長さの期間Hnとするように制御する。

Description

本発明は、表示装置に関し、液晶表示装置に関する。
液晶表示装置は、高精細、薄型、軽量および低消費電力等の優れた特長を有する平面表示装置であり、近年、表示性能の向上、生産能力の向上および他の表示装置に対する価格競争力の向上に伴い、市場規模が急速に拡大している。
特に、インプレイン・スイッチング・モード(IPSモード、特許文献1参照)およびマルチドメイン・バーティカル・アラインド・モード(MVAモード、特許文献2参照)は、表示面を斜め方向から観測した場合に表示コントラスト比が著しく低下する、あるいは表示階調が反転する、などの問題は起こらない広視野角モードの液晶表示装置として、液晶テレビに用いられている。
液晶表示装置の表示品位の改善が進む状況下において、今日では視野角特性の問題点として、正面観測時のγ特性と斜め観測時のγ特性が異なる点、すなわちγ特性の視野角依存性の問題が新たに顕在化してきた。ここで、γ特性とは表示輝度の階調依存性であり、γ特性が正面方向と斜め方向で異なるということは、階調表示状態が観測方向によって異なることとなるため、写真等の画像を表示する場合や、またTV放送等を表示する場合に特に問題となる。
このγ特性の視野角依存性は、IPSモードよりもMVAモードにおいて顕著である。一方、IPSモードは、MVAモードに比べて正面観測時のコントラスト比の高いパネルを生産性良く製造することが難しい。これらの点から、特にMVAモードの液晶表示装置におけるγ特性の視野角依存性を改善することが望まれる。
そこで本出願人は、特許文献3に、1つの画素を明るさの異なる複数の副画素に分割することによりγ特性の視野角依存性、とりわけ白浮特性を改善することができる液晶表示装置および駆動方法を開示している。本明細書においてこのような表示あるいは駆動を面積階調表示、面積階調駆動、マルチ画素表示またはマルチ画素駆動などと呼ぶことがある。
特許文献3には、1つの画素(P)内の複数の副画素(SP)ごとに補助容量(Cs)を設け、補助容量を構成する補助容量対向電極(CSバスラインに接続されている)を副画素ごとに電気的に独立とし、補助容量対向電極に供給する電圧(補助容量対向電圧という。)を変化させることによって、容量分割を利用して、複数の副画素の液晶層に印加される実効電圧を異ならせる液晶表示装置が開示されている。
図18を参照しながら、特許文献3に記載されている液晶表示装置200の画素分割構造を説明する。ここでは、スイッチング素子としてTFTを有する液晶表示装置を例示する。
画素10は、副画素10a、10bに分割されており、副画素10a、10bは、それぞれTFT16a、TFT16b、および補助容量(CS)22a、22bが接続されている。TFT16aおよびTFT16bのゲ−ト電極は走査線12に接続され、ソース電極は共通の(同一の)信号線14に接続されている。補助容量22a、22bは、それぞれ補助容量配線(CSバスライン)24aおよび補助容量配線24bに接続されている。補助容量22aおよび22bは、それぞれ副画素電極18aおよび18bに電気的に接続された補助容量電極と、補助容量配線24aおよび24bに電気的に接続された補助容量対向電極と、これらの間に設けられた絶縁層(不図示)によって形成されている。補助容量22aおよび22bの補助容量対向電極は互いに独立しており、それぞれ補助容量配線24aおよび24bから互いに異なる補助容量対向電圧が供給され得る構造を有している。
次に、液晶表示装置200の2つの副画素10aおよび10bの液晶層に互いに異なる実効電圧を印加することができる原理について図を用いて説明する。
図19に、液晶表示装置200の1画素分の等価回路を模式的に示す。電気的な等価回路において、それぞれの副画素10aおよび10bの液晶層を液晶層13aおよび13bとして表している。また、副画素電極18aおよび18bと、液晶層13aおよび13bと、対向電極17(副画素10aおよび10bに対して共通)によって形成される液晶容量をClca、Clcbとする。
液晶容量ClcaおよびClcbの静電容量値は同一の値CLC(V)とする。CLC(V)の値は、副画素10a、10bの液晶層に印加される実効電圧(V)に依存する。また、各副画素10aおよび10bの液晶容量にそれぞれ独立に接続されている補助容量22aおよび22bをCcsa、Ccsbとし、これの静電容量値は同一の値CCSとする。
副画素10aの液晶容量Clcaと補助容量Ccsaの一方の電極は副画素10aを駆動するために設けたTFT16aのドレイン電極に接続されており、液晶容量Clcaの他方の電極は対向電極に接続され、補助容量Ccsaの他方の電極は補助容量配線24aに接続されている。副画素10bの液晶容量Clcbと補助容量Ccsbの一方の電極は副画素10bを駆動するために設けたTFT16bのドレイン電極に接続されており、液晶容量Clcbの他方の電極は対向電極に接続され、補助容量Ccsbの他方の電極は補助容量配線24bに接続されている。TFT16aおよびTFT16bのゲート電極はいずれも走査線12に接続されており、ソース電極はいずれも信号線14に接続されている。
図20(a)〜(f)に液晶表示装置200を駆動する際の各電圧のタイミングを模式的に示す。
図20(a)は、信号線14の電圧波形Vs、図20(b)は補助容量配線24aの電圧波形Vcsa、図20(c)は補助容量配線24bの電圧波形Vcsb、図20(d)は走査線12の電圧波形Vg、図20(e)は副画素10aの画素電極18aの電圧波形Vlca、図20(f)は、副画素10bの画素電極18bの電圧波形Vlcbをそれぞれ示している。また、図中の破線は、対向電極17の電圧波形COMMON(Vcom)を示している。
以下、図20(a)〜(f)を用いて図19の等価回路の動作を説明する。
時刻T1のときVgの電圧がVgLからVgHに変化することにより、TFT16aとTFT16bが同時に導通状態(オン状態)となり、副画素10a、10bの副画素電極18a、18bに信号線14の電圧Vsが伝達され、副画素10a、10bに充電される。同様にそれぞれの副画素の補助容量Csa、Csbにも信号線からの充電がなされる。
次に、時刻T2のとき走査線12の電圧VgがVgHからVgLに変化することにより、TFT16aとTFT16bが同時に非導通状態(OFF状態)となり、副画素10a、10b、補助容量Csa、Csbは全て信号線14と電気的に絶縁される。なお、この直後TFT16a、TFT16bの有する寄生容量等の影響による引き込み現象のために、それぞれの副画素電極の電圧Vlca、Vlcbは概ね同一の電圧Vdだけ低下し、
Vlca=Vs−Vd
Vlcb=Vs−Vd
となる。また、このとき、それぞれの補助容量配線の電圧Vcsa、Vcsbは
Vcsa=Vcom−Vad
Vcsb=Vcom+Vad
である。
時刻T3で、補助容量Csaに接続された補助容量配線24aの電圧VcsaがVcom−VadからVcom+Vadに変化し、補助容量Csbに接続された補助容量配線24bの電圧VcsbがVcom+VadからVcom−Vadに2倍のVadだけ変化する。補助容量配線24aおよび24bのこの電圧変化に伴い、それぞれの副画素電極の電圧Vlca、Vlcbは
Vlca=Vs−Vd+2×Kc×Vad
Vlcb=Vs−Vd−2×Kc×Vad
へ変化する。但し、Kc=CCS/(CLC(V)+CCS)である。×は乗算を表す。
時刻T4では、VcsaがVcom+VadからVcom−Vadへ、VcsbがVcom−VadからVcom+Vadへ、2倍のVadだけ変化し、Vlca、Vlcbもまた、
Vlca=Vs−Vd+2×Kc×Vad
Vlcb=Vs−Vd−2×Kc×Vad
から、
Vlca=Vs−Vd
Vlcb=Vs−Vd
へ変化する。
時刻T5では、VcsaがVcom−VadからVcom+Vadへ、VcsbがVcom+VadからVcom−Vadへ、2倍のVadだけ変化し、Vlca、Vlcbもまた、
Vlca=Vs−Vd
Vlcb=Vs−Vd
から、
Vlca=Vs−Vd+2×Kc×Vad
Vlcb=Vs−Vd−2×Kc×Vad
へ変化する。
Vcsa、Vcsb、Vlca、Vlcbは、水平走査期間(水平書き込み時間)1Hの整数倍の間隔毎に上記T4、T5における変化を交互に繰り返す。従って、それぞれの副画素電極の電圧Vlca、Vlcbの実効的な値は、
Vlca=Vs−Vd+Kc×Vad
Vlcb=Vs−Vd−Kc×Vad
となる。
よって、副画素10a、10bの液晶層13aおよび13bに印加される実効電圧V1、V2は、
V1=Vlca−Vcom
V2=Vlcb−Vcom
すなわち、
V1=Vs−Vd+Kc×Vad−Vcom
V2=Vs−Vd−Kc×Vad−Vcom
となる。
従って、副画素10aおよび10bのそれぞれの液晶層13aおよび13bに印加される実効電圧の差ΔV12(=V1−V2)は、ΔV12=2×Kc×Vad(但し、Kc=CCS/(CLC(V)+CCS))となり、互いに異なる電圧を印加することができる。
図21にV1とV2の関係を模式的に示す。図21からわかるように、液晶表示装置200では、V1の値が小さいほどΔV12の値が大きい。このように、V1の値が小さいほどΔV12の値が大きくなるので、とりわけ白浮特性を改善することができる。
また、特許文献3に記載されているマルチ画素構造を高精細または大型の液晶テレビに適用する場合、振動電圧の振動の周期が表示パネルの高精細化あるいは大型化に伴って短くなるため、振動電圧発生のための回路の作製が困難になる(高価になる)、消費電力が増加する、あるいはCSバスラインの電気的な負荷インピーダンスによる波形鈍りの影響が大きくなるが、特許文献4に記載されているように、電気的に互いに独立な複数のCS幹線を設け、各CS幹線に複数のCSバスラインを接続することによって、CSバスラインを介して補助容量対向電極に印加する振動電圧の振動の周期を長くすることできる。
特公昭63−21907号公報 特開平11−242225号公報 特開2004−62146号公報(米国特許第6958791号明細書) WO2006/070829A1
しかしながら、特許文献4に記載されている構成を採用する場合、CSバスラインに供給する振動電圧(CS電圧)の周期と垂直走査期間との不整合に起因した表示品位の低下(表示画像に明暗のスジが発生するという問題)が発生しないように、CS電圧(振動電圧)の波形(位相)を制御する必要があった。特許文献4には、例えば、以下の方法が記載されている。
入力映像信号の1垂直走査期間(V−Total)の内、表示を行う有効表示期間(V−Disp、有効走査期間ともいう。)内においてはCS電圧の波形を一定の周期PAで振動する波形(第1波形)とし、表示を行わない垂直帰線期間(V−Blank)内においては、連続する20以下の所定数(典型的には4以下)の垂直走査期間毎にCS電圧の実効値が所定の一定値をとるように設定された波形(第2波形)とする。すなわち、画素にデータを書き込む必要の無い垂直帰線期間におけるCS電圧の波形を調整することによって、有効表示期間のCS電圧の波形を一定にしつつ、連続する所定数の垂直走査期間に亘るCS電圧の実効値を一定としている。なお、有効表示期間とCS電圧が第1波形をとる期間とは必ずしも一致する必要は無く、また、垂直帰線期間とCS電圧が第2波形をとる期間とは必ずしも一致する必要は無い。
特許文献4に記載されているCS電圧の波形を制御する方法は、上述のように、垂直帰線期間内に画素にデータを書き込む必要が無いことを前提としている。従って、例えば、液晶表示装置の動画特性を改善するために、有効表示期間に画像データを書き込み、垂直帰線期間に黒データを書き込むという駆動方法(「黒挿入駆動」あるいは「擬似インパルス駆動」という。)を採用すると、垂直帰線期間における黒データの書き込みタイミングとCS電圧の振動波形との位相関係を全ての画素に対して一定とすることが出来ず、画像に明暗の輝度差が生じてしまうことがある。本発明者が見出したこの問題は、後に詳述する。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、その主な目的は、特許文献3に記載されている面積階調表示技術を垂直帰線期間にデータを書き込む駆動方法にも適用できるようにすることにある。本発明の他の目的は、1垂直走査期間の長さや、垂直帰線期間の長さ、さらには、駆動方法(垂直帰線期間にデータを書き込むか否か)に拘わらず、特許文献3に記載の面積階調表示技術を適用できる、液晶表示装置およびその駆動方法を提供することにある。
本発明の表示装置は、複数の画素を有する表示パネルと、入力映像信号および同期信号を受け取り前記表示パネルに画像を表示させる表示制御回路とを備え、前記表示制御回路は、前記入力映像信号の1水平走査期間を1Hとし、前記入力映像信号の1垂直走査期間をV−Totalとするとき、前記表示パネルの1水平走査期間が1Hと等しい1Hoである第1期間と、1Hと異なる1Hnである第2期間(「調整期間」ともいう。)とによって、垂直走査期間V−Totalを構成することができることを特徴とする。
本発明の他の表示装置は、複数の画素を有する表示パネルと、入力映像信号および同期信号を受け取り前記表示パネルに画像を表示させる表示制御回路とを備え、前記表示制御回路は、前記表示パネルへの画像データ書き込みのための標準水平走査期間を1Hとし、書き込みの1垂直走査期間をV−Totalとするとき、前記表示パネルの1水平走査期間が1Hと等しい1Hoである第1期間と、1Hと異なる1Hnである第2期間とによって、垂直走査期間V−Totalを構成することができることを特徴とする。
ある実施形態において、V−totalが有効表示期間V−Dispと垂直帰線期間V−Blankとの和で表され、前記第2期間は前記垂直帰線期間V−Blank内に形成される。
ある実施形態において、前記第2期間は連続する複数の水平走査期間で構成されている。
ある実施形態において、前記第2期間は1Hnの整数倍である。
ある実施形態において、前記複数の画素のそれぞれは、液晶層と前記液晶層に電圧を印加する複数の電極とを有し、行および列を有するマトリクス状に配列されており、前記複数の画素のそれぞれは、それぞれの前記液晶層に互いに異なる電圧を印加することができる第1副画素および第2副画素であって、前記第1副画素および前記第2副画素のそれぞれに対応して設けられた2つのスイッチング素子を有し、前記第1副画素および前記第2副画素のそれぞれは、対向電極と、前記液晶層を介して前記対向電極に対向する副画素電極とによって形成された液晶容量と、前記副画素電極に電気的に接続された補助容量電極と、絶縁層と、前記絶縁層を介して前記補助容量電極と対向する補助容量対向電極とによって形成された補助容量とを有し、前記対向電極は、前記第1副画素および前記第2副画素に対して共通の単一の電極であり、前記補助容量対向電極は、前記第1副画素と前記第2副画素とで電気的に独立であって、前記補助容量対向電極に補助容量配線を介して供給される補助容量対向電圧は、V−Total内の前記第1期間においてはHoの整数倍の周期で振動し、前記第2期間においてはHnの整数倍の周期で振動する。
ある実施形態において、垂直走査期間V−Totalが有効表示期間V−Dispと垂直帰線期間V−Blankとの和で表され、且つ、V−Total=m×H、V−Disp=m0×Hで表されるとき、V−Disp=m0×Ho、V−Blank=m1×Ho+m2×Hn、且つ、m2×Hnが前記補助容量対向電圧の前記第2期間における周期の整数倍である。
ある実施形態において、(m0+m1)×Hoは、前記第1期間における前記補助容量対向電圧の周期の整数倍または半整数倍である。
ある実施形態において、互いに電気的に独立な複数の補助容量幹線を更に有し、前記複数の補助容量幹線のそれぞれは、前記複数の画素の前記第1副画素および前記第2副画素が有する前記補助容量対向電極のいずれかに前記補助容量配線を介して電気的に接続されており、前記複数の補助容量幹線の内で電気的に独立な補助容量幹線はL本(Lは偶数)の補助容量幹線であって、前記複数の補助容量幹線のそれぞれが前記補助容量配線に供給する前記補助容量対向電圧は、前記第1期間においてはHoのK×L倍または2×K×L倍(Kは正の整数であって、K×Lまたは2×K×Lは4以上)で振動し、前記第2期間においては、HnのK×L倍または2×K×L倍で振動する。
本発明の表示装置は、入力映像信号の1水平走査期間を1Hとし、入力映像信号の1垂直走査期間をV−Totalとするとき、表示パネルの1水平走査期間が1Hと等しい1Hoである第1期間と、1Hと異なる1Hnである第2期間とによって、垂直走査期間V−Totalを構成することができる。従って、本発明によると、特許文献3に記載されている面積階調表示技術を垂直帰線期間にデータを書き込む駆動方法にも適用できるようにすることが可能になる。また、本発明によると、1垂直走査期間の長さや、垂直帰線期間の長さ、さらには、駆動方法(垂直帰線期間にデータを書き込むか否か)に拘わらず、特許文献3に記載の面積階調表示技術を適用できる、液晶表示装置およびその駆動方法を提供することができる。なお、入力映像信号の1水平走査期間に代えて、表示パネルに画像データを書き込むための標準水平走査期間を1Hとすることも出来る。本発明は、液晶表示装置に限られず、液晶表示装置と同様に線順次で駆動方法が適用される表示装置に広く適用できる。
特許文献4に記載の液晶表示装置において、黒挿入駆動を行った場合の問題点を説明するための図であり、垂直走査期間V−Total:1110H、有効表示期間V−Disp:1080H、垂直帰線期間V−Blank:30Hを模式的に示す図である。 図1に示す液晶表示装置における、CS電圧波形、ゲートクロック信号GCKの波形、第1行、第a行、第b行、第c行、第d行および第e行(20画素行ごと)の画素の副画素に印加される電圧波形を示す図である。 図1に示す液晶表示装置において、第1行、第a行、第b行、第c行、第d行および第e行の画素の副画素に印加される、映像書き込み期間の平均電圧および黒書き込み期間の平均電圧を示す図である。 図1に示す液晶表示装置の液晶の応答波形を模式的に示す図である。 特許文献4に記載の液晶表示装置において、黒挿入駆動を行った場合の輝度むらが発生する原因を説明するための図であり、垂直走査期間V−Total:1116H、有効表示期間V−Disp:1080H、垂直帰線期間V−Blank:36Hおよび均等処理期間46Hを模式的に示す図である。 図5に示す液晶表示装置における、CS電圧波形、ゲートクロック信号GCKの波形、第1行、第a行、第b行、第c行、第d行、第e行および第f行(20画素行ごと)の画素の副画素に印加される電圧波形を示す図である。 (a)および(b)は、図5に示す液晶表示装置において副画素に印加される、映像書き込み期間の平均電圧および黒書き込み期間の平均電圧を示す図であり、(a)は第1行、第a行、第b行、および第d行の副画素について、(b)は第c行、第e行および第f行の副画素について、各平均電圧を示している。 図7に示す液晶表示装置の液晶の応答波形を模式的に示す図であり、入力波形Aは図7(a)に対応し、入力波形Bは図7(b)に対応する。 本発明による実施形態の液晶表示装置において黒挿入駆動を行った場合に輝度むらの発生を防止できることを説明するための図であり、入力映像信号の垂直走査期間V−Totalが1116Hのときに、表示パネルにおける有効表示期間V−Dispを1080H’、垂直帰線期間V−Blankを30H’とし、表示パネルにおける1垂直走査期間(1フレーム)を1110H’とした場合を示す。 図9に示す液晶表示装置における、CS電圧波形、ゲートクロック信号GCKの波形、第1行、第a行、第b行、第c行、第d行、第e行および第f行(20画素行ごと)の画素の副画素に印加される電圧波形を示す図である。 図9に示す液晶表示装置において、第1行、第a行、第b行、第c行、第d行、第e行および第f行の画素の副画素に印加される、映像書き込み期間の平均電圧および黒書き込み期間の平均電圧を示す図である。 図11に示す液晶表示装置の液晶の応答波形を模式的に示す図である。 本発明による実施形態の液晶表示装置における調整期間(第2期間)の付近のCS電圧の波形を示す図であり、調整期間(第2期間)がCS電圧の1周期と等しい場合(好ましい例)を示す。 本発明による実施形態の液晶表示装置における調整期間(第2期間)の付近のCS電圧の波形を示す図であり、調整期間(第2期間)がCS電圧の1周期よりも短い場合(好ましくない例)を示す。 本発明による実施形態の液晶表示装置100の構成を模式的に示す図である。 図15に示した液晶表示装置100のソースドライバ70が有する出力部の回路構成を模式的に示す図である。 液晶表示装置100におけるCSI駆動を説明するための図であり、(a)はアナログ信号電圧d(i)、(b)は短絡制御信号Csh、(c)はソースバスラインの電位S(i)、(d)および(e)は画像データ書き込みパルスPwと黒電圧印加パルスPbとを含む走査信号電圧G(j)およびG(j+1)、(f)は画素(副画素)に印加される電圧の波形をそれぞれ示している。 特許文献3に記載されている液晶表示装置200の画素分割構造を模式的に示す図である。 液晶表示装置200の画素構造に対応した電気的な等価回路を示す図である。 (a)〜(f)は、液晶表示装置200の駆動に用いられる各種の電圧波形を示す図である。 液晶表示装置200における副画素間の液晶層への印加電圧の関係を示す図である。
符号の説明
10 画素
10a、10b 副画素
12 走査線(ゲートバスライン)
14a、14b 信号線(ソースバスライン)
16a、16b TFT
18a、18b 副画素電極
50 表示部
60 表示制御回路
70 ソースドライバ
80 ゲートドライバ
90 CS電圧制御回路
100、200 液晶表示装置
以下、図面を参照しながら本発明による実施形態の液晶表示装置およびその駆動方法を説明する。なお、本発明による実施形態の液晶表示装置の画素は上述した特許文献3に記載されている画素と同様の構造を有しており、補助容量配線(CSバスライン)の接続形態は特許文献4に記載されているもの何れであってもよい。特許文献3および4の開示内容の全てを参考のために本明細書に援用する。
まず、図1〜4および図5〜8を参照して、特許文献4に記載されている液晶表示装置およびその駆動方法の問題点を説明する。ここでは、液晶表示装置の動画特性を改善するために、有効表示期間に画像データを書き込み、垂直帰線期間に黒データを書き込む駆動方法を採用すると、垂直帰線期間における黒データの書き込みタイミングとCS電圧の振動波形との位相関係を全ての画素に対して一定とすることが出来ず、画像に明暗の輝度差が生じてしまうという問題を説明する。
この問題は、データ書き込みのタイミングとCS電圧の振動波形との位相関係の不整合に起因しており、垂直走査期間の長さとCS電圧の振動波形との関係についてまず説明する。
ここで、「垂直走査期間(V−Total)」とは、表示信号電圧を書き込むためにある走査線が選択され、次の表示信号電圧を書き込むためにその走査線が選択されるまでの期間と定義することにする。また、ノンインターレース駆動用の入力映像信号の場合の1フレーム期間およびインターレース駆動用の入力映像信号の1フィールド期間を「入力映像信号の垂直走査期間(V−Total)」と呼ぶ。通常、液晶表示装置における1垂直走査期間は、入力映像信号の1垂直走査期間に対応する。以下では、簡単のために、1垂直走査期間=1フレーム期間とし、液晶表示パネルの1垂直走査期間が入力映像信号の1垂直走査期間に対応する場合について説明する。但し、本発明はこれに限られず、例えば、入力映像信号の1垂直走査期間(例えば1/60sec)に対して、液晶表示パネルの2垂直走査期間(2×1/120sec)を割り当てる、いわゆる2倍速駆動(垂直走査周波数が120Hz)などにも適用できる。
入力映像信号の垂直走査期間(V−Total)は、映像を表示する有効表示期間(V−Disp)と、映像を表示しない垂直帰線期間(V−Blank)とからなっており、映像を表示する有効表示期間は液晶パネルの表示エリア(有効な画素の行数)により決定されるが、垂直帰線期間は信号処理のための期間であるため、必ずしも一定ではなく、例えばテレビ受像機を製造するセットメーカによって異なる。例えば、表示エリアの画素行数が1080行である場合、有効表示期間は1080×水平走査期間(H)であり(1080Hと表記する)一定であるが、垂直帰線期間を30Hとして垂直走査期間(V−Total)を1110Hとする場合もあれば、垂直帰線期間を36Hとして垂直走査期間(V−Total)を1116Hとする場合もある。さらには、1垂直走査期間毎に垂直帰線期間を奇数と偶数とする場合すらある。
まず、図1〜図4を参照して、垂直走査期間V−Totalが1110H、有効表示期間V−Dispは1080Hで、垂直帰線期間V−Blankは30Hの場合を示す。1Hは14.96μs(1÷60÷1110と概ね等しい)とした(÷は除算を示す)。
図1に示すように、V−Totalの内で、映像書き込みの期間が825Hで、黒挿入(黒表示)期間が285Hとする。黒挿入駆動方法の詳細は後述する。図1において均等処理期間40Hとしているのは、特許文献4に記載されているCS電圧の波形を制御する方法において第2波形とする期間であるが、この例では第2波形は必要ない。
例えば、10種類(10相)のCS電圧(CS幹線)を備える特許文献4に記載されているTypeIIの液晶表示パネルにおいて、CS電圧が20Hの周期PAで振動している場合を考える。この場合、V−Totalが1110Hの場合、V−Totalの値が20Hの半整数倍(55.5倍)となるので、フレーム毎に書き込み極性が反転するフレーム反転駆動を行う場合、図2の最上段に示したように、複数のフレームに亘ってCS電圧は20H周期の連続した矩形波となる。CS電圧の波形の直下に示す波形は、ゲートクロック信号GCKの波形であり、この周期が1Hに対応する。
図2中に、Line_1、Line_a、Line_b、Line_c、Line_d、Line_eで示す電圧波形は、それぞれ、第1行、第a行、第b行、第c行、第d行および第e行(20画素行ごと)の画素の副画素に印加される電圧波形を示している。また、各副画素に印加される電圧波形の上に示す小さなパルス電圧はハイレベルにされたゲート電圧を示しており、白抜きのパルス電圧が画像データ書き込み用パルス(後述のPwに対応する。)で、黒いパルス電圧が黒書き込み用のゲート電圧(後述のPbに対応する)を示している。
第a行に注目すると、まず正極性書き込みのフレームにおいて、画像データ書き込み用のパルスが印加され(ゲート信号がハイレベルにされ)、ソースバスラインを介して画像データ信号が副画素に書き込まれ、副画素に印加される電圧が上昇する。その後、画像データ書き込み用のパルスの印加が終わってから最初のCS電圧の変化(ここでは上昇)に伴って、副画素の印加電圧が上昇した後、CS電圧に同期して振動する。この副画素は明副画素であり、825Hの映像書き込みの期間の副画素の平均電圧(Vcomとの差)はV1_aとなる。画像データ書き込み用のパルスの印加から825H経過後に黒書き込み用のパルスが印加され、黒電圧が副画素に書き込まれ、副画素に印加される電圧が低下する。このとき副画素の充電特性等が理想的であれば、副画素に印加される電圧は黒電圧(Vcom)まで低下する。黒書き込み用のパルスの印加が終わってから最初のCS電圧の変化(ここでは降下)に伴って、副画素の印加電圧が降下した後、CS電圧に同期して振動する。図示した例は、285Hの黒書き込み期間の副画素の印加電圧の平均値がVcomと一致するように示している。
次の負極性書き込みのフレームにおいては、副画素の印加電圧が黒電圧レベルにあるときに、画像データ書き込み用のパルスが印加され、ソースバスラインを介して画像データ信号が副画素に書き込まれ、副画素に印加される電圧が降下する。その後、画像データ書き込み用のパルスの印加が終わってから最初のCS電圧の変化(ここでは降下)に伴って、副画素の印加電圧が降下した後、CS電圧に同期して振動する。825Hの映像書き込みの期間の副画素の平均電圧(Vcomとの差)はV2_aとなる。
図3に示すように、20行ごとの画素行に対応する第1行、第a行、第b行、第c行、第d行および第e行についてみると、それぞれ、正極性のフレームにおける映像書き込みの期間の副画素の平均電圧はV1に等しく、負極性のフレームにおける映像書き込みの期間の副画素の平均電圧はV2に等しい。従って、連続する2つのフレームについてみると、第1行、第a行、第b行、第c行、第d行および第e行の副画素の平均輝度はいずれも等しい。また、説明を省略するが、黒書き込みの期間における副画素の平均電圧も連続する2つのフレームについてみると、上記と同様に、第1行、第a行、第b行、第c行、第d行および第e行のいずれの画素行においても等しい。
このときの各副画素の液晶の応答波形を模式的に図4に示す。図4は、入力波形として映像書き込み期間の平均電圧および黒書き込み期間の平均電圧を示すと共に、各期間における輝度の時間変化を液晶応答特性として示している。図4に示したように、映像書き込み期間および黒書き込み期間のいずれにおいても、ほぼ所定の輝度に到達するように応答する。全ての画素行において副画素が図4に示した液晶応答を示すので、均一な表示が得られる。
上述したように、垂直走査期間V−Totalが1110Hで、CS電圧の振動の周期PAが20Hであれば、V−TotalがCS電圧の振動の周期PAの半整数倍の関係を満足するので、有効表示期間および垂直帰線期間のいずれの期間にデータ書き込み(ここでは映像書き込みと黒書き込み)を行う場合でも、データを書き込むタイミングと、対応するCS電圧の波形の位相の関係は、全ての画素について同一なので、表示面の全面に亘って均一な輝度の表示を行うことが出来る。
次に、図5〜図8を参照して、垂直走査期間V−Totalが1116H、有効表示期間V−Dispは1080Hで、垂直帰線期間V−Blankは36Hの場合を示す。1Hは14.88μsとした。
図5に示すように、V−Totalの内で、映像書き込みの期間が825Hで、黒挿入(黒表示)期間が291Hとする。図5において均等処理期間46Hとしているのは、特許文献4に記載されているCS電圧の波形を制御する方法において第2波形とする期間(特許文献4中の第2期間)であり、均等処理期間以外の期間(特許文献4中の第1期間)において、CS電圧は20Hの周期PAで振動する第1波形を有し、第2波形は、23H毎にハイレベルとローレベルとが切り替わる波形を有している。第2波形のハイレベルおよびローレベルは第1波形のそれらと同じレベルであり、従って平均値も同じである。
このように、第2波形を設けて均等処理を行うことによって、各垂直走査期間に映像書き込みのみを行う場合には、図5からわかるように、全ての画素への書き込みを有効表示期間内に行うことができると共に、連続する2つのフレームに亘るCS電圧の波形の連続性を保つことが出来た。
しかしながら、各垂直走査期間内に、映像書き込みと黒書き込みとを行う場合、図5からわかるように、黒書き込みの一部については有効表示期間内に行うことができず垂直帰線期間内に行う必要が生じる。このときに、画像に明暗の輝度差が生じてしまうことがある。この輝度差が発生する理由を図6〜8を参照して説明する。
図6は図2に対応する図面であり、上から順に、CS電圧の波形、ゲートクロック信号GCKの波形、および、第1行、第a行、第b行、第c行、第d行、第e行および第f行(20画素行ごと)の画素の副画素に印加される電圧波形を示している。
詳細な説明は省略するが、映像書き込みの期間を825H、黒挿入期間を291Hとすると、図6中の最上段のCS電圧波形に×印で示すように、黒電圧の書き込みが均等処理期間(垂直帰線期間を含む)中にも行われるため、黒電圧を書き込むタイミングとCS電圧の振動波形との位相関係が全ての画素行に対して一定にすることが出来ない。
その結果、図7(a)および(b)に各画素行の副画素に印加される電圧を示すように、第1行、第a行、第b行および第d行の副画素に印加される電圧は図7(a)に示すV1(正極性書き込みフレーム)またはV2(負極性書き込みフレーム)となるのに対し、第c行、第e行および第f行の副画素に印加される電圧は図7(b)に示すV1’(正極性書き込みフレーム)またはV2’(負極性書き込みフレーム)となる。
このときの各副画素の液晶の応答波形を模式的に図8に示す。図8は、入力波形として映像書き込み期間の平均電圧および黒書き込み期間の平均電圧を示すと共に、各期間における輝度の時間変化を液晶応答特性として示している。図8における入力波形Aは図7(a)に対応し、入力波形Bは図7(b)に対応する。図8に示したように、入力波形Aに対する液晶応答Aと、入力波形Bに対する液晶応答Bとは異なる。特に、黒書き込みのタイミングがずれるために、黒書き込み期間に到達する輝度レベルが異なっている。したがって、液晶応答Aの時間平均と液晶応答Bの時間平均とは一致せず、その結果、明暗の輝度むら(筋むら)が視認されることがある。
次に、図9〜図14を参照して、本発明の実施形態の液晶表示装置およびその駆動方法を説明する。
図1〜4を参照して説明したように、入力映像信号の垂直走査期間V−Totalが理想値(水平走査期間の倍数として表した場合の値)を有していれば垂直帰線期間にデータ書き込みを行っても問題は発生せず、図5〜8を参照して説明したように、入力映像信号の垂直走査期間V−Totalが理想値からずれた場合に問題が発生する。入力映像信号の垂直走査期間V−Totalの理想値は例えばフレーム反転駆動の場合は上述したように、CS電圧の振動の周期PAの半整数倍と一致する値である。しかしながら、入力映像信号の垂直走査期間V−Totalの理想値はこれに限られず、駆動極性のシークエンス(++−−)などCS配線の接続形態にも依存するが、CS電圧の振動の周期PAの整数倍または半整数倍である。
本発明による実施形態の液晶表示装置は、入力映像信号の1水平走査期間を1Hとし、入力映像信号の1垂直走査期間をV−Totalとするとき、液晶表示パネルの1水平走査期間が1Hと等しい1Hoである第1期間と、1Hと異なる1Hnである第2期間(調整期間)とによって垂直走査期間V−Totalを構成することができる。すなわち、入力映像信号の1水平走査期間(1H)に対して、表示パネルの1水平走査期間として、1Hと異なる1Hnを部分的に用いることによって、1垂直走査期間に含まれる水平走査期間の数を調整することができる。従って、入力映像信号のV−Totalが理想値からずれた場合であっても、適当なHnを求めることによって、表示パネルの垂直走査期間に含まれる水平走査期間の数を理想値とすることが出来る。なお、表示パネルの垂直走査期間は入力映像信号の垂直走査期間と等しい。
本実施形態の液晶表示装置は、複数の画素を有する表示パネルと、入力映像信号および同期信号を受け取り表示パネルに画像を表示させる表示制御回路とを備える。入力映像信号および同期信号は複合映像信号として供給されることもある。
表示制御回路は、表示パネルに供給するゲートクロックGCKの数によって水平走査期間を制御している。従って、1フレーム当たりのゲートクロックGCKの数が理想値(例えば1110)となるように制御すればよい。この方法によれば、入力映像信号のV−Totalによらず、常に理想的なV−Total値を得ることが可能となる。
V−Totalの全てにわたって水平走査期間を変更する必要は無く、V−Totalの一部の期間(第2期間)においてのみ1Hと異なる1Hnとすることが好ましい。このとき、CS電圧は、第1期間においてはHoの整数倍の周期で振動し、第2期間においてはHnの整数倍の周期で振動する波形となる。
また、第2期間は連続した1つの期間とすることが好ましい。言い換えると、第2期間は連続する複数の水平走査期間で構成されていることが好ましい。さらに、第2期間は1Hnの整数倍であることが好ましい。このように水平走査期間を調整することによって、第2期間に含まれるCS電圧の振動の周期を整数とすることが出来る。
フレーム反転駆動の場合には、第2期間に含まれるCS電圧の振動の周期を整数とすることが好ましい。例えば、以下に例示するように、10相のCS電圧は、20水平走査期間の周期で振動し、周期の1/10ずつ(2水平走査期間ずつ)位相がシフトした波形を有しているので、第2期間を連続した20水平走査期間(CS周期と同一)とすることによって、CS電圧の平均値を第1期間と第2期間とにおいて同じにできる。
さらに、第2期間は、垂直帰線期間V−Blank内に設けることが好ましい。これは、表示データの取り込みミスを回避するためである。一般的な液晶表示装置では1H毎に1行分のデータを受け取り、1H毎に1行分の書き込み動作を行っている。したがって、入力信号の速度と書き込み信号の速度が異なる場合には前記関係が破綻する。これを回避するためには1フレーム分のデータを蓄積するメモリーが必要となり、コスト高になる。一方、垂直帰線期間V−Blankは有効な入力信号が無い期間であるため、水平走査期間の長さ(実時間)が変化しても、前記関係が破綻することは無い。
図9〜図14を参照して説明する本発明の実施形態の液晶表示装置は、図5〜図8を参照して説明した従来の液晶表示装置(特許文献4)における問題点を解決することができる。垂直走査期間V−Totalは1116H、有効表示期間V−Dispは1080Hで、垂直帰線期間V−Blankは36Hの場合を示す。1Hは14.88μsである。
本発明の実施形態では、水平走査期間の長さを調整するので、実時間長さが異なる複数の水平走査期間が登場する。そこで以下のように区別することにする。
まず、「H」は、これまでの説明と同様に、入力映像信号の水平走査期間を表すことにする。従って、入力映像信号についてV−Total=m×H、V−Disp=m0×H、V−Blank=(m−m0)×Hと表せる(m、m0は正の整数)。ここで例示している場合、m=1116、m0=1080、(m−m0)=36ということになる。
液晶表示パネルについて、V−Disp=m0×Ho、V−Blank=m1×Ho+m2×Hnと表され、且つ、m0+m1+m2が上記の理想値となる、m1、m2およびHnを求めることになる。ここでは、理想値は1110である。なお、HoはHと同じ実時間長さを有するが、液晶表示パネルについての水平走査期間を表すために表記を区別している。
図10は、図6に対応する図であり、上から順に、CS電圧の波形、ゲートクロック信号GCKの波形、および、第1行、第a行、第b行、第c行、第d行、第e行および第f行(20画素行ごと)の画素の副画素に印加される電圧波形を示している。
図10中に、1110H’と記載したように、液晶表示パネルの1フレームに含まれる水平走査期間の数を理想値1110とする。H’は理想値を得るために必要な水平走査期間を概念的に示しているに過ぎず、特定の実時間を有する期間ではない。
図10に示した例では、1H=1Ho=14.88μs、m0=1080、m1=10、m2=20、Hn=19.34μsとすることによって、m0+m1+m2=1110を得ている。もちろん、V−Totalは等しく、1116H=1090Ho+20Hnも当然に成立している。
このように、水平走査期間Hnが入力映像信号のHと異なる第2期間(調整期間)を設けることによって、図10中の最上段のCS電圧波形に×印で示すように、黒電圧の書き込みを垂直帰線期間内にも行っているにも拘わらず、黒電圧を書き込むタイミングとCS電圧の振動波形との位相関係が全ての画素行に対して一定になっている。
その結果、図11に示すように、20行ごとの画素行に対応する第1行、第a行、第b行、第c行、第d行、第e行および第f行の全てについて、それぞれ、正極性のフレームにおける映像書き込みの期間の副画素の平均電圧はV1に等しく、負極性のフレームにおける映像書き込みの期間の副画素の平均電圧はV2に等しい。従って、連続する2つのフレームについてみると、第1行、第a行、第b行、第c行、第d行、第e行および第f行の副画素の平均輝度はいずれも等しい。また、説明を省略するが、黒書き込みの期間における副画素の平均電圧も連続する2つのフレームについてみると、上記と同様に、第1行、第a行、第b行、第c行、第d行、第e行および第f行のいずれの画素行においても等しい。
このときの各副画素の液晶の応答波形を模式的に図12に示す。図12は、入力波形として映像書き込み期間の平均電圧および黒書き込み期間の平均電圧を示すと共に、各期間における輝度の時間変化を液晶応答特性として示している。図12に示したように、映像書き込み期間および黒書き込み期間のいずれにおいても、ほぼ所定の輝度に到達するように応答する。全ての画素行において副画素が図12に示した液晶応答を示すので、均一な表示が得られる。
次に、m1、m2およびHnの求め方を説明する。第1期間のCS電圧の振動の周期をPAとし、PAに含まれる水平走査期間の数をTscとする。
まず、m1を求める。
1 = Tcs ×(n1+1/2)−m0
0 ≦ m1 ≦ m0、ここで、n1は正の整数である。
但し、最適値は0≦m1<Tcsである。
次に、m2を求める。
2 = Tcs × n2、ここで、n2は正の整数である。
但し、最適値は、(Tcs/2)×n2+(Tcs/2)×(n2−1)≦(m−m0)−m1≦(Tcs/2)×n2+(Tcs/2)×(n2+1)である。
最後に、m0+m1+m2を求める。
Hnは[m×Ho−(m0+m1)×Ho]÷m2から求められる。
上記の例について説明する。まず、入力信号から、m=1116、m0=1080、 Tsc=20が求められる。
まず、m1を求める。
1=20×(n1+1/2)−1080
0≦m1より54≦n1
1=54のとき、 20×54.5−1080=10
1=55のとき、 20×55.5−1080=30
最適値は、0≦m<20であるため、m1=10(n1=54)が得られる。
次に、m2を求める。
2 = 20×n2
最適値n2は、(20/2)×n2+(20/2)×(n2−1)≦36−10≦(20/2)×n2+(20/2)×(n2+1)
2=0 −10≦26≦10 NG
2=1 10≦26≦30 OK
2=2 30≦26≦50 NG
となるので、最適n2=1、m2=20が得られる。
従って、m0+m1+m2=1080+10+20=1110が得られる。
なお、Hnは、(1116×Ho−(1080+10)×Ho)÷20=1.3Hoとして求められる。
図13に得られた本実施形態の液晶表示装置における調整期間(第2期間)の付近のCS電圧の波形を示す。例示したように、調整期間(第2期間)がCS電圧の1周期と等しいと、10相のCS電圧CS1〜CS10の全てにおいて調整期間の平均電圧が他の期間の平均電圧と一致するので好ましい。
図14に示すように、調整期間がCS電圧の1周期よりも短いと、CS電圧の調整期間の平均電圧が一致しないという不都合が生じる。
なお、上記の実施形態においては、電気的に独立な補助容量幹線の数を補助容量配線(CSバスライン)の数よりも少なくする構成(特許文献4に記載のTypeIまたはTypeII)について説明したが、もちろん、補助容量配線のそれぞれに独立にCS電圧を供給する構成を採用することもできる。この場合、CS電圧は、1垂直走査期間内にゲート電圧がローレベルとされてから少なくとも1回以上はレベル変化を行う必要がある。また、例えば、ゲートバスラインの2倍の補助容量配線と各補助容量配線にそれぞれ独立にCS電圧を供給する構成を備えた液晶表示装置において、ゲート電圧がローレベルとされてから1回だけCS電圧のレベル変化を行う場合は、1垂直走査期間内で、ゲート電圧がローレベルとされてからCS電圧がレベル変化を行うまでの時間あるいは、CS電圧のレベル変化を行った後次にゲート電圧がハイレベルとされるまでの時間を全表示ラインにおいて等しく設定することが望ましい。
また逆に、複数の補助容量配線に対して補助容量幹線を設ける構成を採用すると、1つの補助容量幹線に接続された当該複数の補助容量配線のCS電圧の振動の振幅を正確に一致させられるという利点が得られる。もちろん、多数の独立な電圧を用意するよりも回路構成を簡単にできるという利点も得られる。
次に、本発明による実施形態の液晶表示装置に好適に用いることが出来る黒挿入駆動方法を説明する。
図15に本発明による実施形態の液晶表示装置の構成を模式的に示す。液晶表示装置100は、表示部50、表示制御回路60、ソースドライバ70およびゲートドライバ80、さらに、CS電圧制御回路(CSコントロール回路)90を備えている。典型的には、ソースドライバ70、ゲートドライバ80およびCS電圧制御回路90は、表示部50を有する液晶セル(特にTFT基板)に一体に形成されるか、あるいは、ICとして実装される。TFT基板とカラーフィルタ基板を備える液晶セルと、ソースドライバ70、ゲートドライバ80およびCS電圧制御回路90をまとめて、液晶表示パネルと呼ぶ。
表示部50は、特許文献3や特許文献4に記載されている液晶表示装置の何れかのマルチ画素構造を有している。特に、画素開口率の観点から、特許文献4に記載されているTypeIIの構成を採用することが好ましい(特許文献4の図15(b)参照)。TypeIIの構成を採用すると、列方向に隣接する2つの画素の一方の副画素の補助容量対向電極と他方の副画素(前記一方の副画素と前記他方の副画素は列方向に隣接する)の補助容量対向電極とを共通のCSバスラインに接続し、このCSバスラインを列方向に隣接する2つの画素の間に配置することによって、CSバスラインを遮光層としても機能させることが可能となり、CSバスラインの本数を減らせる上に、別途設ける必要があった遮光層を省略することにより、画素開口率を向上できるという利点が得られる。また、電気的に独立なCS幹線の数をL(Lは偶数)とするとき、振動電圧の振動の周期を水平走査期間の2×K×L倍(Kは正の整数)とすることができる。
表示制御回路60は、外部の信号源から、表示すべき画像を表すデジタルビデオ信号Dv、デジタルビデオ信号Dvに対応する水平同期信号HSYおよび垂直同期信号VSYと、表示動作を制御するための制御信号Dcとを受け取り、これらの信号Dv、HSY、VSYおよびDcに基づいて、デジタルビデオ信号Dvが表す画像を表示部50に表示させるための信号として、データスタートパルス信号SSPと、データクロック信号SCKと、短絡制御信号Cshと、表示すべき画像を表すデジタル画像信号DA(デジタルビデオ信号Dvに相当する信号)とをソースドライバ70に出力する。ここで、短絡制御信号Cshは、後述するように、本実施形態の液晶表示装置における黒挿入駆動に特徴的な信号であり、1ドット反転駆動において極性が互いに異なる信号電圧が供給される隣接ソースバスライン間(例えばソースバスラインSL1とSL2との間、ソースバスラインSL2とSL3との間)を短絡させるタイミングを制御する信号である。
表示制御回路60は、また、ゲートドライバ80に、ゲートスタートパルス信号GSPと、ゲートクロック信号GCKと、ゲートドライバ出力制御信号GOEとを出力すると共に、CSコントロール回路90に、ゲートスタートパルス信号GSPと、ゲートクロック信号GCKとを出力する。ここで、本実施形態の液晶表示装置100が有する表示制御回路60は、上述したように、表示制御回路60に入力されたデジタルビデオ信号DvのV−Total(VSYの周期に対応)および水平走査期間H(HSYの周期に対応)に基づいて、調整水平走査期間Hnを求め、HoおよびHnの期間およびタイミングを制御するGCK信号を生成し、これをゲートドライバ80およびCS電圧制御回路90に出力する。この動作によって、入力映像信号であるデジタルビデオ信号DvのV−Totalに拘わらず、CS電圧の振動がGCKの一定カウント数毎に切り替わるように制御され、明暗むらの無い、高品位の表示が可能となることは上述の通りである。尚、GCKの周期を変更する調整期間を垂直帰線期間内に設定することにより、ソースドライバにおけるデータの入出力を制御するSSP、SCKについては変更せず、入力信号で規定される値を用いることも出来る。なぜなら、垂直帰線期間は表示に有効なデータの無い期間であるからである。
ソースドライバ70は、デジタル画像信号DAとソースドライバ用のスタートパルス信号SSPおよびクロック信号SCKとに基づき、デジタル画像信号DAの表す画像の各水平走査線における画素値に相当するアナログ電圧としてデータ信号電圧S(1)、S(2)、・・・・S(m)を1水平走査期間毎に順次生成し、これらのデータ信号電圧S(1)、S(2)、・・・・S(m)をそれぞれソースバスラインSL1、SL2、・・・・SLmに供給する。本実施形態の液晶表示装置100は、液晶層に印加される電圧の極性(対向電圧を基準とする)を1垂直走査期間(ここでは1フレームと一致する。)に反転させると共に、1ゲートバスライン毎および1ソースバスライン毎に反転させる駆動(いわゆる1ドット反転駆動)を行う。
ソースドライバ70は、データ信号電圧の極性を反転する際に、隣接する逆極性のソースバスラインを電気的に短絡させる(チャージを共有させる)期間を設けることにより、黒挿入駆動を行う。以下、この黒挿入駆動方法をチャージ・シェアリング・インパルス(CSI)駆動方法と呼ぶ。但し、チャージシェアリング期間中の画素は黒(0階調)表示状態になる必要は必ずしも無く、白表示(例えば、256階調表示の場合の255階調)状態の40%程度の輝度(階調)となればよい。また、1垂直走査期間において、各画素にチャージシェアリング期間を設ける回数は、1回に限られず、2以上であっても良い。一般にデータ信号電圧の書き込み(映像書き込みともいう。)は1垂直走査期間に1回なので、データ信号電圧を十分に書き込む(画素容量を十分に充電する)時間を確保するために、チャージシェアリング期間はデータ信号電圧の書き込み期間よりも短く設定されることが好ましい。また、擬似インパルス駆動の効果を得るためには、1垂直走査期間における黒表示期間の割合は20%以上50%以下であることが好ましい。
CSI駆動方法は、消費電力を低減できるという利点を有しており、さらに、ソースドライバ70からデータ信号電圧と共に黒電圧を供給する駆動方法に比べ、ソースドライバ70の負荷を低減できるという利点も有している。
図16を参照して、CSI駆動を行うためにソースドライバ70が有する出力部の構成を説明する。
ソースドライバ70の出力部は図16に示すように、デジタル画像信号DAに基づいて生成されたアナログ信号電圧d(1)、d(2)・・・d(m)を受け取り、アナログ信号電圧d(1)、d(2)・・・d(m)をインピーダンス変換することによって、データ信号電圧S(1)、S(2)、・・・・S(m)を生成し、それぞれソースバスラインSL1、SL2、・・・・SLmに供給する。インピーダンス変換は、電圧ホロワとしてのm個のバッファ31を用いて行われる。各バッファ31の出力端子にはスイッチング素子としての第1MOSトランジスタSWaが接続されており、各バッファ31からのデータ信号電圧(S(i)と表記する。iは1〜mまでの整数)は、第1MOSトランジスタSWaを介してソースドライバ70の出力端子から出力される。また、ソースドライバ70の隣接出力端子間は、スイッチング素子としての第2MOSトランジスタSWbによって接続されている。第2MOSトランジスタSWbのゲート端子には短絡制御信号Cshが与えられ、第1MOSトランジスタSWaのゲート端子にはインバータ33によって上記短絡制御信号Cshを論理反転させた信号が与えられる。従って、短絡制御信号Cshが非アクティブ(ローレベル)の時には第1MOSトランジスタSWaがオンし、第2MOSトランジスタSWbがオフするので、各バッファ31からのデータ信号電圧S(i)が第1MOSトランジスタSWaを介してソースドライバ70から出力される。一方、短絡制御信号Cshがアクティブ(ハイレベル)の時には、第1MOSトランジスタSWaがオフし、第2MOSトランジスタSWbがオンするので、各バッファ31から出力されるデータ信号電圧S(i)はソースバスライン(SL1、SL2・・・SLm)には供給されず、ソースバスライン(SL1、SL2・・・SLm)の内で互いに隣接するソースバスラインが第2MOSトランジスタSWbを介して互いに短絡される。
次に、図17(a)〜(d)を参照して液晶表示装置100の動作を説明する。図17(a)〜(d)は、液晶表示装置100における各信号波形を模式的に示している。図17中のVSdcはデータ信号電圧S(i)の直流レベルを示しており、一般に、対向電極電位(Vcom)と等しいと扱って差し支えない。
ソースドライバ70は、図17(a)に示すように、1水平走査期間(1H)毎に極性反転するアナログ信号電圧d(i)を生成する。本実施形態の液晶表示装置においては、上述したように、1水平走査期間は一定ではなく、1垂直走査期間内に、1水平走査期間が1Ho(元の入力映像信号の映像データの1水平走査期間(1H)と等しい)である期間(通常期間)と、1Hoよりも長い調整水平走査期間1Hnとなる期間(調整期間)が含まれるが、ここでは、CSI駆動方法の説明のためにこれらを区別せず1Hと表すことにする。
表示制御回路60は、図17(b)に示す短絡制御信号Cshを生成する。短絡制御信号Cshは、各アナログ信号電圧d(i)の極性が反転する時刻を含むごく短い所定の期間(典型的には1水平帰線期間程度の短い期間)Tshだけハイレベルとなる。Tshがハイレベルにある期間を「短絡期間」または「チャージシェア期間」という。図16を参照して上述したように、短絡制御信号Cshがローレベルにあるときには、各アナログ信号がインピーダンス変換されたデータ信号電圧S(i)がソースバスラインに出力され、Cshがハイレベルにあるときには隣接するソースバスラインが互いに短絡させられる。液晶表示装置100はドット反転駆動されているので、隣接するソースバスラインに供給されている電圧は互いに逆極性であり、且つ、その絶対値は概ね等しい(隣接画素で表示するデータの相関関係が強いため)。従って、隣接するソースバスラインを互いに短絡させると、ソースバスラインSL1、SL2・・・SLmの電圧はデータ信号電圧S(i)の直流レベルVSdcとほぼ等しくなる。すなわち、ソースバスラインのSL1、SL2・・・SLmの電位は、対向電極電位Vcomとほぼ同じになり、画素の液晶層には殆ど電圧が印加されない状態、実質的に黒電圧が印加された状態(少なくともしきい値電圧以下の電圧が印加された状態)となり、実質的に黒書き込みが行われる。
図17(c)においてS(i)で示している電圧波形は、正確にはバッファ31から出力されるデータ信号電圧S(i)では無く、S(i)が供給されるソースバスラインの電位を示している。すなわち、図17(c)に示す波形は、短絡期間Tsh以外の期間においてはデータ信号電圧S(i)となり、短絡期間Tshにおいてはデータ信号電圧の直流レベルVSdc(対向電極電位Vcomと概ね等しい)となる。なお、このように、データ信号電圧S(i)の極性反転時に隣接ソースバスラインを短絡することによって各ソースバスラインの電圧をVSdcまたはVcomと略等しくするための構成は、ここで例示した構成に限られず、特開平9−212137号公報、特開平9−243998号公報および特開平11−30975号公報など公知の構成を用いることが出来る。
ゲートドライバ80は、各データ信号電圧S(1)、S(2)・・・S(m)を各画素に所定のタイミングで書き込む(画素容量を充電する)ために、デジタル画像信号DAの各フレーム期間(各垂直走査期間、図17中のV)において、ゲートバスラインGL1、GL2・・・GLnをほぼ1水平走査期間(1H)ずつ順次選択すると共に、後述の黒挿入のためにデータ信号電圧S(i)の極性反転時に所定の期間(Tsh)だけゲートバスラインGLj(j=1、2・・・n)を少なくとも1回選択する。すなわち、ゲートドライバ80は、図17(d)および(e)に示すように、画像データ書き込みパルスPwと黒電圧印加パルスPbとを含む走査信号電圧G(j)を対応するゲートバスラインGLjに供給する。
画像データ書き込みパルスPwおよび黒電圧印加パルスPbが印加されているゲートバスラインに接続されているTFTはオン状態となる。このことを「当該ゲートバスラインが選択された」と言うこともある。もちろん、TFTがオフ状態のゲートバスラインは非選択状態にある。ここで、画像データ書き込みパルスPwは水平走査期間(1H)のうち有効表示期間に相当する有効走査期間に亘ってハイレベルにあるのに対し、黒電圧印加パルスPbは水平走査期間(1H)のうち水平帰線期間(水平ブランキング期間)に相当する短絡期間Tsh内でハイレベルになる。ここでは、各走査信号電圧G(j)において、画像データ書き込みパルスPwと、画像データ書き込みパルスPwの後に最初に現れる黒電圧印加パルスPbとの間は2/3フレーム期間((2/3)×V)であり、黒電圧印加パルスPbは1フレーム期間において1水平走査期間(1H)の間隔で連続して3つ現れる例を示している。
次に、図17(f)を参照して、液晶表示装置100のj行i列の画素の輝度の変化を説明する。
図17(d)に示すようにゲートバスラインGLjに画像データ書き込みパルスPwが印加されると、図17(c)に示したソースバスラインSLiに供給されている画像データ信号電圧S(i)で画素(j、i)が充電される。このとき、画素容量(液晶容量および補助容量を含む)の充電特性に応じて徐々に充電され保持される。画素容量に充電される電圧の上昇に伴って液晶分子の配向が変化する結果輝度が上昇する。画像データ書き込みパルスPwがオフにされた後、画素容量はソースバスラインSLiから電気的に切断されるので、黒電圧印加パルスPbが印加されるまでの期間Thd(「画像データ保持期間」という。)に亘って、画像データ信号電圧S(i)に対応する輝度を保持する。
次に、17(b)に示すように、短絡制御信号Cshがハイの期間Tsh(短絡期間)に黒電圧書き込みパルスPbが印加されると、そのときには電位がVSdcとなっているソースバスラインSLiに画素容量が接続される。その結果、画素容量に印加される電圧が低下し、それに伴い輝度が低下する。同様に、続く2回の黒電圧印加パルスPbの印加によって、画素容量に印加される電圧はゼロになり黒表示状態となる。
この後、ゲートバスラインGLjに次の画像データ書き込みパルスPwが印加されるまでの期間Tbk(黒表示期間)、黒表示が行われることになる。このように、各フレームに黒表示期間Tbkが挿入されることによって、ホールド型の液晶表示装置による表示を擬似インパルス化することが出来る。
図17(d)および(e)からもわかるように、画像データ書き込みパルスPwが現れる時点は走査信号電圧G(j)毎に1水平走査期間(1H)ずつずれているので、黒電圧印加パルスPbの現れる時点も走査信号電圧G(j)毎に1水平走査期間(1H)ずつずれて、全ての表示ラインにつき同じ長さの黒表示期間が挿入される。このようにして、画像データを書き込むための時間(画素充電時間)を短縮することなく、十分に黒表示期間を挿入することができる。また、黒挿入のために、ソースドライバ70などの動作速度を上げる必要もない。なお、ここでは、1垂直走査期間に黒電圧印加パルスPbを3回印加する例を示したが、これに限られず、1回以上の任意の回数とすることが出来る。また、複数回に亘って印加する場合に、必ずしも全てを連続して印加する必要もない。
なお、黒挿入駆動方法は、上記の方法に限られず、他の公知の方法(例えば、特開2000−105575号公報や特開2001−265287号公報等に記載されている方法)を用いることもできる。さらに、ここでは、垂直帰線期間にデータ書き込みを行う駆動方法として黒挿入駆動方法を例示したがこれに限られない。上記2件の公報の開示内容の全てを参考のために本明細書に援用する。
なお、上記の説明においては、入力映像信号の1水平走査期間と表示パネルにおいて画像データを書き込むための1水平走査期間とが等しい一般的な場合を例示したが、例えば、フレームメモリなどを用いて駆動のタイミングを変更する特殊な駆動方法においては、入力映像信号の1水平走査期間に代えて、表示パネルに画像データを書き込むための標準水平走査期間を1Hとすることも出来る。標準水平走査期間は、その表示装置の用途に応じて、予め決められる、あるいは、入力映像信号の1水平走査期間に応じて決められる期間であり、上記の説明における入力映像信号の1水平走査期間にそのまま置き換えればよい。
ここでは、液晶表示装置の実施形態を例に本発明を説明したが、入力映像信号の1水平走査期間(1H)に対して、表示パネルの1水平走査期間として1Hと異なる1Hnを部分的に用いることによって、1垂直走査期間に含まれる水平走査期間の数を調整するという技術は、液晶表示装置に限られず、液晶表示装置と同様に、線順次で駆動される表示装置に広く適用できる。
本発明は、例えば30型以上の大型のテレビ受像機用の液晶表示装置に好適に用いられる。

Claims (9)

  1. 複数の画素を有する表示パネルと、入力映像信号および同期信号を受け取り前記表示パネルに画像を表示させる表示制御回路とを備え、
    前記表示制御回路は、前記入力映像信号の1水平走査期間を1Hとし、前記入力映像信号の1垂直走査期間をV−Totalとするとき、前記表示パネルの1水平走査期間が1Hと等しい1Hoである第1期間と、1Hと異なる1Hnである第2期間とによって、垂直走査期間V−Totalを構成することができる、表示装置。
  2. 複数の画素を有する表示パネルと、入力映像信号および同期信号を受け取り前記表示パネルに画像を表示させる表示制御回路とを備え、
    前記表示制御回路は、前記表示パネルへの画像データ書き込みのための標準水平走査期間を1Hとし、書き込みの1垂直走査期間をV−Totalとするとき、前記表示パネルの1水平走査期間が1Hと等しい1Hoである第1期間と、1Hと異なる1Hnである第2期間とによって、垂直走査期間V−Totalを構成することができる、表示装置。
  3. V−totalが有効表示期間V−Dispと垂直帰線期間V−Blankとの和で表され、前記第2期間は前記垂直帰線期間V−Blank内に形成される、請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 前記第2期間は連続する複数の水平走査期間で構成されている、請求項1から3のいずれかに記載の表示装置。
  5. 前記第2期間は1Hnの整数倍である、請求項1から4のいずれかに記載の表示装置。
  6. 前記複数の画素のそれぞれは、液晶層と前記液晶層に電圧を印加する複数の電極とを有し、行および列を有するマトリクス状に配列されており、
    前記複数の画素のそれぞれは、それぞれの前記液晶層に互いに異なる電圧を印加することができる第1副画素および第2副画素であって、
    前記第1副画素および前記第2副画素のそれぞれに対応して設けられた2つのスイッチング素子を有し、
    前記第1副画素および前記第2副画素のそれぞれは、
    対向電極と、前記液晶層を介して前記対向電極に対向する副画素電極とによって形成された液晶容量と、
    前記副画素電極に電気的に接続された補助容量電極と、絶縁層と、前記絶縁層を介して前記補助容量電極と対向する補助容量対向電極とによって形成された補助容量と、
    を有し、
    前記対向電極は、前記第1副画素および前記第2副画素に対して共通の単一の電極であり、前記補助容量対向電極は、前記第1副画素と前記第2副画素とで電気的に独立であって、
    前記補助容量対向電極に補助容量配線を介して供給される補助容量対向電圧は、V−Total内の前記第1期間においてはHoの整数倍の周期で振動し、前記第2期間においてはHnの整数倍の周期で振動する、請求項1から5のいずれかに記載の表示装置。
  7. 垂直走査期間V−Totalが有効表示期間V−Dispと垂直帰線期間V−Blankとの和で表され、且つ、V−Total=m×H、V−Disp=m0×Hで表されるとき、
    V−Disp=m0×Ho、V−Blank=m1×Ho+m2×Hn、且つ、m2×Hnが前記補助容量対向電圧の前記第2期間における周期の整数倍である、請求項6に記載の表示装置。
  8. (m0+m1)×Hoは、前記第1期間における前記補助容量対向電圧の周期の整数倍または半整数倍である、請求項6または7に記載の表示装置。
  9. 互いに電気的に独立な複数の補助容量幹線を更に有し、前記複数の補助容量幹線のそれぞれは、前記複数の画素の前記第1副画素および前記第2副画素が有する前記補助容量対向電極のいずれかに前記補助容量配線を介して電気的に接続されており、
    前記複数の補助容量幹線の内で電気的に独立な補助容量幹線はL本(Lは偶数)の補助容量幹線であって、
    前記複数の補助容量幹線のそれぞれが前記補助容量配線に供給する前記補助容量対向電圧は、前記第1期間においてはHoのK×L倍または2×K×L倍(Kは正の整数であって、K×Lまたは2×K×Lは4以上)で振動し、前記第2期間においては、HnのK×L倍または2×K×L倍で振動する、請求項6から8のいずれかに記載の表示装置。
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