JPWO2008029567A1 - アンテナ装置および携帯電子機器 - Google Patents

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Abstract

アンテナ装置は、フェライトバー(2)の周りにコイル(3)が巻回されたバーアンテナ(5)と、バーアンテナ(5)を支持するためのケース(11)とを備える。ケース(11)は、表面が互いに対向する2つの側壁部(11a)と、回路基板に橋渡すように固定されるための凹部(11b)とを含む。バーアンテナ(5)は、2つの側壁部(11a)に挟まれる領域に配置されている。

Description

本発明は、アンテナ装置およびこれを備えた携帯電子機器に関する。
アンテナ装置には、フェライトで形成された部材の周りにコイルが巻回されたフェライトコイルアンテナがある。フェライトコイルアンテナを回路基板に配置する場合には、回路基板に切欠き部を形成して、この切欠き部にフェライトコイルアンテナを配置することにより、アンテナ装置の低背化を図ることができるという利点を有する。また、アンテナ自体の電気特性の悪化を小さくできるという利点を有する。
図41に、特開昭64−30305号公報に開示された一のアンテナ装置および回路基板の概略斜視図を示す。アンテナコア110は、回路基板118に形成された角穴120に、合成樹脂で形成されたホルダ114が嵌着されることにより固定されている。この機器においては、角穴120とアンテナコア110との寸法が適正でない場合に、回路基板118が反るという問題が生じる。
図42に、この公報に開示された他のアンテナ装置および回路基板の概略斜視図を示す。バーアンテナ130は、アンテナコア110とシート状基板134とを備える。アンテナコア110には、固定コイル112aおよび可動コイル112bが巻回されている。シート状基板134は、アンテナコア110から両端がはみ出すように接着されている。回路基板118に設けられた取付け用の角穴136にアンテナコア110が配置される。
回路基板118に形成された電極パターンにシート状基板134を接続することが開示されている。この構成により、アンテナ感度を高くすることができ、さらに、アンテナコアにシート状基板が接着されているために、アンテナコアの強度が強くなると開示されている。また、回路基板に加わる衝撃がシート状基板により緩和されるため、アンテナコアの破損の可能性が小さくなり信頼性が向上すると開示されている。
近年においては、携帯電話などの携帯電子機器においてAMラジオ機能を搭載することが検討されている。移動体通信に用いられる電波の周波数は、800MHz帯、1.5GHz帯または2GHz帯などである。一方で、AMラジオ放送に用いられる周波数は、中波と呼ばれる周波数帯である。AMラジオ放送に用いられる周波数は、530kHz以上1600kHz以下である。このように、移動体通信に用いられる周波数とAMラジオ放送の周波数とは大きく異なるために、移動体通信に用いられるアンテナとAMラジオ放送を受信するためのアンテナとを共用することができずに、それぞれのアンテナは個別に形成されている。
特開昭64−30305号公報
中波の周波数帯域の電波を受信するためのアンテナとしては、フェライトで形成された軸芯にコイルが巻回されたバーアンテナが用いられている。携帯電子機器は、使用者が持ち運ぶために衝撃が加わる頻度が高い。このため、携帯電子機器は、耐衝撃性を有することが好ましい。フェライトで形成された軸芯にコイルが巻かれたバーアンテナは重量が大きく、落下時などの衝撃によりバーアンテナを固定している部分が破損する可能性が他の部分よりも大きい。
重量を軽くするためにバーアンテナ自体を小さくした場合においては、バーアンテナの電気特性に問題が生じる。または、携帯用電子機器に搭載する部品は小さいことが好ましいが、バーアンテナ自体を小さくすると電気特性に問題が生じる。
バーアンテナの電気特性をよりよい状態に保つためには、回路基板の表面にバーアンテナを実装するのではなく、上記の特開昭64−30305号公報に開示されているように、回路基板の一部を開口して、この開口した部分にバーアンテナを配置することが好ましい。
しかし、上記の特開昭64−30305号公報に開示されたアンテナ装置においては、衝撃による応力がシート状基板に集中しやすく、シート状基板が断裂することが生じ得る。また、落下時等の衝撃によりアンテナコア自体が折損する恐れがある。
本発明は、耐衝撃性を有し、電気特性の優れたアンテナ装置および携帯電子機器を提供することを目的とする。
本発明に基づく一の局面におけるアンテナ装置は、磁性体で形成された軸芯の周りにコイルが巻回されたバーアンテナと、上記バーアンテナを支持するためのケースとを備える。上記ケースは、表面が互いに対向する2つの側壁部と、基板に橋渡すように固定されるための係合部とを含む。上記バーアンテナは、上記2つの側壁部に挟まれる領域に配置されている。
上記発明において好ましくは、上記2つの側壁部は、それぞれの主面が上記バーアンテナのコイル軸に沿って延びるように形成されている。上記係合部は、上記2つの側壁部のそれぞれに形成されている。
上記発明において好ましくは、上記係合部は、上記2つの側壁部の上記コイル軸が延びる方向の端部に形成されている。
上記発明において好ましくは、上記2つの側壁部は、それぞれの主面が上記バーアンテナのコイル軸に直交する方向に延びるように形成されている。上記係合部は、上記2つの側壁部のそれぞれに形成されている。
上記発明において好ましくは、上記係合部は、上記2つの側壁部の上記直交する方向の端部に形成されている。
上記発明において好ましくは、上記ケースは、長手方向を有する。上記係合部は、上記2つの側壁部の外側に形成されている。上記係合部は、上記ケースの長手方向の端部に形成されている。
上記発明において好ましくは、上記ケースは、上記基板に向かって飛出すように形成されている突出部を有する。上記突出部は、上記係合部が形成されている領域を避けた領域に形成されている。上記突出部は、上記基板に固定されている。
本発明に基づく他の局面におけるアンテナ装置は、磁性体で形成された軸芯の周りにコイルが巻回されたバーアンテナと、上記バーアンテナを支持するためのケースとを備える。上記ケースは、樹脂で形成されている。上記ケースは、上記バーアンテナの少なくとも一部に密着して形成されている。上記ケースは、上記ケースを基板に橋渡すように固定するための係合部を有する。上記係合部は、上記樹脂により一体的に形成されている。
上記発明において好ましくは、上記係合部は、上記ケースの上記バーアンテナのコイル軸が延びる方向の端部に形成されている。
本発明に基づくさらに他の局面におけるアンテナ装置は、磁性体で形成された軸芯の周りにコイルが巻回されたバーアンテナと、上記バーアンテナを支持するためのケースとを備える。上記ケースは、筒状に形成されている。上記バーアンテナは、上記筒状の内部に配置されている。上記ケースは、上記ケースを基板に橋渡すように固定するための係合部を有する。
上記発明において好ましくは、上記係合部は、上記ケースの上記バーアンテナのコイル軸が延びる方向の端部に形成されている。
上記発明において好ましくは、上記係合部は、上記基板の縁に嵌るように形成された段差部を有する。
上記発明において好ましくは、上記係合部は、上記基板の縁を厚さ方向に挟み込むように形成された凹部を有する。
本発明に基づく携帯電子機器は、上述のアンテナ装置を備える。上記基板は、上記アンテナ装置が固定された回路基板を含む。上記回路基板は、上記アンテナ装置を配置するための穴部または切欠き部を有する。上記アンテナ装置は、上記ケースの上記係合部が上記穴部の縁または上記切欠き部の縁に係合して上記回路基板に固定されている。
上記発明において好ましくは、上記係合部は、上記回路基板の厚さ方向の中心と上記バーアンテナの上記コイル軸とが同一平面状になるように形成されている。
本発明によれば、耐衝撃性を有し、電気特性の優れたアンテナ装置および携帯電子機器を提供することができる。
実施の形態1における携帯電子機器のアンテナ装置の部分の概略平面図である。 実施の形態1における携帯電子機器のアンテナ装置の部分の概略側面図である。 実施の形態1における携帯電子機器のアンテナ装置の部分の概略断面図である。 実施の形態1におけるアンテナ装置の概略分解斜視図である。 実施の形態2における携帯電子機器のアンテナ装置の部分の概略平面図である。 実施の形態2における携帯電子機器のアンテナ装置の部分の概略断面図である。 実施の形態3における第1の携帯電子機器の第1のアンテナ装置の部分の概略平面図である。 実施の形態3における第1の携帯電子機器の第1のアンテナ装置の部分の概略側面図である。 実施の形態3における第1の携帯電子機器の第1のアンテナ装置の部分の概略断面図である。 実施の形態3における第2の携帯電子機器の第2のアンテナ装置の部分の概略平面図である。 実施の形態3における第2の携帯電子機器の第2のアンテナ装置の部分の概略断面図である。 実施の形態3における第3の携帯電子機器の第3のアンテナ装置の部分の概略平面図である。 実施の形態4における第1の携帯電子機器の第1のアンテナ装置の部分の概略平面図である。 実施の形態4における第1の携帯電子機器の第1のアンテナ装置の部分の概略側面図である。 実施の形態4における第1の携帯電子機器の第1のアンテナ装置の部分の概略断面図である。 実施の形態4における第2の携帯電子機器の第2のアンテナ装置の部分の概略平面図である。 実施の形態4における第2の携帯電子機器の第2のアンテナ装置の部分の概略側面図である。 実施の形態4における第2の携帯電子機器の第2のアンテナ装置の部分の概略断面図である。 実施の形態5における携帯電子機器のアンテナ装置の部分の概略平面図である。 実施の形態5における携帯電子機器のアンテナ装置の部分の第1の概略断面図である。 実施の形態5における携帯電子機器のアンテナ装置の部分の第2の概略断面図である。 実施の形態6における携帯電子機器のアンテナ装置の部分の概略平面図である。 実施の形態6における携帯電子機器のアンテナ装置の部分の概略側面図である。 実施の形態6におけるアンテナ装置の概略分解斜視図である。 実施の形態7における携帯電子機器のアンテナ装置の部分の概略平面図である。 実施の形態8における携帯電子機器のアンテナ装置の部分の概略平面図である。 実施の形態8における携帯電子機器のアンテナ装置の部分の概略断面図である。 実施の形態8におけるアンテナ装置の概略分解斜視図である。 実施の形態9における携帯電子機器のアンテナ装置の部分の概略平面図である。 実施の形態9における携帯電子機器のアンテナ装置の部分の概略断面図である。 実施の形態9におけるアンテナ装置の概略分解斜視図である。 実施の形態10における携帯電子機器のアンテナ装置の部分の概略平面図である。 実施の形態10における携帯電子機器のアンテナ装置の部分の概略断面図である。 実施の形態10におけるアンテナ装置の概略分解斜視図である。 実施の形態11における携帯電子機器のアンテナ装置の部分の概略平面図である。 実施の形態11における携帯電子機器のアンテナ装置の部分の第1の概略断面図である。 実施の形態11における携帯電子機器のアンテナ装置の部分の第2の概略断面図である。 実施の形態12における携帯電子機器のアンテナ装置の部分の概略平面図である。 実施の形態12における携帯電子機器のアンテナ装置の部分の概略断面図である。 実施の形態12におけるアンテナ装置の概略分解斜視図である。 従来の技術に基づく回路基板と第1のアンテナ装置との概略斜視図である。 従来の技術に基づく回路基板と第2のアンテナ装置との部分の概略斜視図である。
符号の説明
1 回路基板、1a 切欠き部、1b 穴部、2 フェライトバー、3 コイル、5 バーアンテナ、6 端子、11 ケース、11a 側壁部、11b 凹部、11c 突出部、11d 底部、12 ケース、12a 側壁部、12b 凹部、12c,12d,12e 突出部、12f 底部、13 ケース、13a 側壁部、13b 凹部、13c 突出部、13d 凹部、14 ケース、14a 側壁部、14b 凹部、14c 凹部、15 ケース、15a 側壁部、15b 凹部、15c 傾斜部、16 ケース、16a 側壁部、16b 段差部、16c 張出し部、17 ケース、17a 側壁部、17b 段差部、17c 張出し部、18 ケース、18a 側壁部、18b 段差部、18c 張出し部、19 ケース、19a 側壁部、19b 段差部、19c 張出し部、21 ケース、21a 樹脂被膜部、21b 凹部、22 ケース、22b 凹部、41 コイル軸、51,52 矢印、110 アンテナコア、112a 固定コイル、112b 可動コイル、114 ホルダ、118 回路基板、120 角穴、130 バーアンテナ、134 シート状基板、136 角穴。
(実施の形態1)
図1から図4を参照して、本発明に基づく実施の形態1におけるアンテナ装置および携帯電子機器について説明する。
本実施の形態における携帯電子機器は、携帯電話である。本実施の形態におけるアンテナ装置は、AMラジオ等の中波の周波数帯域の電波を受信するための装置である。本実施の形態における携帯電子機器は、筐体を備え、筐体の内部に回路基板が配置されている。
図1は、本実施の形態における携帯電子機器のアンテナ装置が配置された部分の概略平面図である。図2は、本実施の形態における携帯電子機器のアンテナ装置が配置された部分の概略側面図である。図3は、図1におけるIII−III線に関する矢視断面図である。
本実施の形態における携帯電子機器は、アンテナ装置を固定するための基板としての回路基板1を備える。本実施の形態における回路基板1には、電子部品や配線が配置されている。
回路基板1は、切欠き部1aを有する。切欠き部1aは、回路基板1の端部に形成されている。本実施の形態における切欠き部1aは、平面形状が四角形になるように形成されている。
本実施の形態におけるアンテナ装置は、バーアンテナ5を備える。本発明においてバーアンテナとは、磁性体で形成された軸芯の周りにコイルが巻回されている構成を備えるアンテナをいう。なお、コイルの巻回については、絶縁被膜を有する導線が巻回されたものが一般的であるが、軸芯にコイル導体パターンを直接的に形成したものでもよいし、導体パターンが印刷されたフレキシブル基板を軸芯に巻き付けることによりコイルを形成してもよい。本実施の形態におけるバーアンテナ5は、直方体状に形成されている。
また、バーアンテナは直方体状に限られず、角が面取りされて曲面を有するものや、円柱状または楕円柱状のものであってもよい。また、軸芯は、コイルの巻回部のみが細くなるように形成されていても構わない。
バーアンテナ5は、磁性体で形成された軸芯としてのフェライトバー2と、フェライトバー2の周りに巻回されたコイル3とを含む。フェライトバー2は、棒状に形成されている。本実施の形態におけるフェライトバー2は、直方体状になるように形成されている。軸芯としては棒状に限られず、たとえば板状に形成されていても構わない。
本実施の形態におけるバーアンテナ5のコイル軸41は、フェライトバー2の長手方向とほぼ平行になる。コイル軸41は、フェライトバー2の長手方向に垂直な断面において、断面形状の四角形の重心位置を通る。本実施の形態においては、コイル軸41と回路基板1の厚さ方向の中央とがほぼ同一平面状になるように形成されている(図2参照)。
本実施の形態におけるアンテナ装置は、バーアンテナ5を支持するためのケース11を備える。本実施の形態におけるケース11は、樹脂で形成されている。ケース11の長手方向の端部には凹部11bが形成されており、凹部11bが回路基板1の切欠き部1aの縁に嵌合することにより回路基板1に固定されている。なお、固定に際しては、接着剤などを併用しても構わない。接着剤を併用する場合にはケース11と回路基板1の線膨張差を吸収するために、可動部を残した状態で特定の部位に接着剤をつけることがより好ましい。以下に示す他の実施の形態においても接着剤の併用は可能であり、以下の他の実施の形態においてはその説明を繰り返さない。
ケース11は、板状に形成されている。ケース11は、長手方向に垂直な面で切断したときの断面形状がコの字形に形成されている。ケース11は、開口した部分が、回路基板1の主面に垂直な方向に向くように形成されている。
ケース11は、表面が互いに対向する2個の側壁部11aを有する。本実施の形態における側壁部11aは、板状に形成されている。側壁部11aは、主面同士が互いに対向するように形成されている。側壁部11aは、それぞれの主面がバーアンテナ5のコイル軸41に沿って延びるように形成されている。側壁部11aは、主面同士がほぼ平行になるように形成されている。ケース11は、側壁部11a同士を接続する底部11dを有する。
バーアンテナ5は、2つの側壁部11aに挟まれる領域に配置されている。バーアンテナ5は、ケース11の内部に配置されている。バーアンテナ5は、ケース11の断面形状がコの字形の部分の内側に配置されている。バーアンテナ5は、回路基板1の切欠き部1aの端面に囲まれる領域に配置されている。なお、バーアンテナ5は、ケース11の弾性を利用してケース11に機械的に保持されていてもよいし、接着剤などにより固定されていてもよい。
ケース11は、回路基板1の切欠き部1aに橋設されている。ケース11は、回路基板1の切欠き部1aに固定されている。2つの側壁部11aは、ケース11を回路基板1に橋渡すように固定するための係合部として、凹部11bを有する。凹部11bは、ケース11の端部に形成されている。凹部11bは、回路基板1を厚さ方向に挟むように形成されている。凹部11bが切欠き部1aの縁に嵌合することにより、ケース11が橋設されている。凹部11bは、回路基板1の厚さに合わせて形成されている。凹部11bは、側壁部11aの長手方向の端部に形成されている。
アンテナ装置と回路基板1の表面に配置された電気回路とは、電気的に接続されている。本実施の形態においては、回路基板1の表面に配置された配線と、凹部11bの表面に形成された端子6とが接触することにより電気的に接続されている。端子6は、たとえば、ばね端子であり、ケース11にかしめ等の機械的方法により固定され、さらにコイルに電気的に接続されている。凹部11bの表面に端子を配置することにより、ケース11を回路基板1の切欠き部1aに配置するとともに、ケース11に形成された端子6と回路基板1の配線とを電気的に接続することができる。
アンテナ装置と回路基板に形成された電気回路との接続は、この形態に限られず、任意の接続を行なうことができる。たとえば、バーアンテナと回路基板の表面に形成された電気回路とが導線によって接続されていても構わない。
図4に、本実施の形態におけるアンテナ装置の概略分解斜視図を示す。凹部11bは、それぞれの側壁部11aにおいて、ケース11の延びる方向の両側の端部に形成されている。凹部11bは、側壁部11aのコイル軸が延びる方向の端部に形成されている。アンテナ装置は、矢印51に示すように、バーアンテナ5がケース11に挿入されることにより組立てられる。
図1から図4を参照して、本実施の形態における携帯電子機器は、アンテナ装置を備え、アンテナ装置は、回路基板の切欠き部に配置されている。このため、バーアンテナの電気特性の悪化を防止することができる。たとえば、回路基板の主面にバーアンテナを載置するよりも、アンテナQ値や感度などの電気的特性が向上する。
また、回路基板の主面にバーアンテナを載置すると、携帯電子機器の低背化を行なうために、軸芯が板状になって、アンテナ装置を配置するための領域が大きくなる。本実施の形態においては、携帯電子機器の低背化を行なうとともに、アンテナ装置を配置するための領域を小さくすることができる。本実施の形態においては、携帯電子機器の厚さを薄くすることができて小型化を図ることができる。
本実施の形態におけるアンテナ装置は、バーアンテナを備え、バーアンテナはケースの互いに対向する2つの側壁部に挟まれる領域に配置されている。ケースは、回路基板に橋渡すように固定されるための係合部を有する。このため、本実施の形態におけるアンテナ装置は、耐衝撃性を有する。たとえば、回路基板1に衝撃が加わった場合においては、ケース11に衝撃が伝達されるために、直接的にバーアンテナ5に衝撃が加わることを防止できる。このため、衝撃によりバーアンテナ5自体が破損することを抑制することができる。
また、本実施の形態における携帯電子機器は、アンテナ装置を容易に回路基板1に取付けることができ、携帯電子機器の組立てを容易に行なうことができる。図1を参照して、矢印52に示すように、回路基板1の切欠き部1aに対して、回路基板1の側方からケース11を平行移動することによって、ケース11を回路基板1に取付けることができる。ケース11の凹部11bを切欠き部1aの縁に嵌め込みながら挿入することによって、ケース11を回路基板1に容易に取付けることができる。
本実施の形態における係合部は、側壁部に形成されている凹部を含むが、この形態に限られず、係合部は、ケースを基板に橋渡すように固定可能に形成されていれば構わない。
本実施の形態におけるケースは、断面形状がコの字形に形成されているが、この形態に限られず、たとえば、バーアンテナを包み込むように断面形状が閉じた四角形に形成されていても構わない。
また、本実施の形態におけるケースは、バーアンテナを載置するための底部を有するが、底部を有さずに2枚の側壁部でバーアンテナが挟持されていても構わない。また、本実施の形態におけるケースは、樹脂で形成されているが、この形態に限られず、絶縁性を有する任意の材質で形成することができる。また、本実施の形態における側壁部は、板状に形成されているが、この形態に限られず、側壁部は互いに対向する表面を有していれば構わない。
(実施の形態2)
図5および図6を参照して、本発明に基づく実施の形態2におけるアンテナ装置および携帯電子機器について説明する。
図5は、本実施の形態における携帯電子機器のアンテナ装置の部分の概略平面図である。図6は、図5におけるVI−VI線に関する概略矢視断面図である。本実施の形態においては、アンテナ装置のケース11に突出部11cが形成されている。突出部11cは、回路基板1に向かって飛び出すように形成されている。
突出部11cは、2つの側壁部11aのうち、一方の側壁部11aに形成されている。突出部11cは、側壁部11aの凹部11bを避けた部分に形成されている。突出部11cは、側壁部11aの延びる方向に垂直な方向に飛び出すように形成されている。突出部11cは、側壁部11aの両側の凹部11b同士のほぼ中間の位置に配置されている。
突出部11cは、回路基板1に係合することにより、ケース11を固定するように形成されている。本実施の形態における突出部11cは、回路基板1を挟み込むように形成されている。突出部11cは、凹部を有し、この凹部に回路基板1の切欠き部1aの縁が嵌め込まれるように形成されている。
本実施の形態では、ケース11の凹部11bが回路基板1の切欠き部1aの縁に嵌め込まれる。したがって、ケース11の凹部11bと回路基板1との間に若干の隙間が生じ、この隙間に起因してケース11ががたつく可能性がある。しかし、側壁部11aの凹部11bを避けた箇所に突出部11cを設けることによって上述のがたつきを抑制し、より強固に回路基板1にケース11を固定することが可能となる。
特に、突出部11cが、側壁部11aの両側の凹部11b同士のほぼ中間の位置に形成されているので、バーアンテナ5のコイル軸方向の両端をバランスよく固定することができる。
また、突出部11cは弾性を有する部材により形成されることが好ましい。そのようにすれば、突出部11cにより回路基板1が挟み込まれるようにケース11を設置した場合、突出部11cが回路基板1に密着し、さらに強固な固定が可能になるからである。
その他の構成、作用および効果については、実施の形態1と同様であるのでここでは説明を繰返さない。
(実施の形態3)
図7から図12を参照して、本発明に基づく実施の形態3におけるアンテナ装置および携帯電子機器について説明する。
図7は、本実施の形態における第1の携帯電子機器の第1のアンテナ装置の部分の概略平面図である。図8は、本実施の形態における第1の携帯電子機器の第1のアンテナ装置の部分の概略側面図である。図9は、図7におけるIX−IX線に関する矢視断面図である。本実施の形態におけるアンテナ装置は、ケースの開口部が側方を向くように形成されている。
本実施の形態における第1のアンテナ装置は、ケース12を備える。ケース12は、断面形状がコの字形に形成されている。第1のアンテナ装置は、ケース12のコの字形の内側に配置されたバーアンテナ5を含む。本実施の形態におけるケース12は、開口する部分が、回路基板1の主面に平行な方向に向くように配置されている。
本実施の形態におけるケース12は、2つの側壁部12aを有する。バーアンテナ5は、2つの側壁部12aに挟まれる領域に配置されている。それぞれの側壁部12aは、主面が回路基板1の主面とほぼ平行になるように配置されている。
本実施の形態におけるケース12は、係合部としての凹部12bを有する。凹部12bは、ケース12の長手方向の端部に形成されている。凹部12bは、ケース12の長手方向に垂直な方向に延びるように形成されている。凹部12bは、バーアンテナ5のコイル軸の延びる方向において、2つの側壁部12aの外側に形成されている。凹部12bは、回路基板1の切欠き部1aの縁が嵌合するように形成されている。凹部12bが回路基板1の切欠き部1aに固定されることによって、アンテナ装置が回路基板に橋設されている。
本実施の形態におけるケース12は、突出部12cを有する。突出部12cは、ケース12の断面形状のコの字形の底部12fに形成されている。突出部12cは、側壁部12aの凹部12bを避けた部分に配置されている。突出部12cは、回路基板1の切欠き部1aの縁に嵌合するように形成された凹部を有する。突出部12cは、回路基板1に嵌合することにより、ケース12を回路基板1に固定するように形成されている。
図10は、本実施の形態における第2の携帯電子機器の第2のアンテナ装置の部分の概略平面図である。図11は、図10におけるXI−XI線に関する矢視断面図である。第2のアンテナ装置は、ケース12に2個の突出部12dが形成されている。それぞれの突出部12dは、ケース12の底部12fに形成されている。それぞれの突出部12dは、回路基板1の切欠き部1aの縁と嵌合するように形成されている。それぞれの突出部12dは、切欠き部1aの長手方向を等分するように離れて配置されている。
図12に、本実施の形態における第3の携帯電子機器の第3のアンテナ装置の部分の概略平面図を示す。第3のアンテナ装置においては、ケース12に突出部12c,12eが形成されている。突出部12cは、切欠き部1aの長手方向のほぼ中央部分に形成されている。突出部12eは、切欠き部1aの角となる部分に形成されている。突出部12c,12eは、それぞれが先端に凹部を有し、この凹部が切欠き部1aの縁に嵌合するように形成されている。
このように、本実施の形態におけるケースは、断面形状がコの字形に形成され、開口部が回路基板の側方を向くように形成されている。本実施の形態においても、優れた電気的特性と耐衝撃性を有するアンテナ装置および携帯電子機器を提供できる。
本実施の形態においては、ケースに突出部が形成されている。突出部を形成することにより、より強固に回路基板にアンテナ装置を固定することができる。ケースは、この形態に限られず、突出部が形成されていなくても構わない。
その他の構成、作用および効果については、実施の形態1または2と同様であるのでここでは説明を繰返さない。
(実施の形態4)
図13から図18を参照して、本発明に基づく実施の形態4におけるアンテナ装置および携帯電子機器について説明する。
図13は、本実施の形態における携帯電子機器のアンテナ装置の部分の概略平面図である。図14は、本実施の形態における携帯電子機器のアンテナ装置の部分の概略側面図である。図15は、図13におけるXV−XV線に関する矢視断面図である。
本実施の形態におけるアンテナ装置は、長手方向に垂直な面で切断したときの断面形状がコの字形に形成されたケース13を備える。ケース13は、互いに対向する側壁部13aを有する。バーアンテナ5は、側壁部13a同士に挟まれる領域に配置されている。本実施の形態におけるケースは、断面形状のコの字形の開口する部分が回路基板の側方を向くように形成されている。
本実施の形態におけるケース13は、係合部としての凹部13bを有する。凹部13bは、ケース13の長手方向に垂直な方向に延びるように形成されている。凹部13bは、バーアンテナ5のコイル軸の伸びる方向において、2つの側壁部13aの外側に形成されている。凹部13bは、ケース13の端部に形成されている。凹部13bが回路基板1の切欠き部1aに固定されることによって、アンテナ装置が回路基板1に橋設されている。
本実施の形態におけるケース13は、凹部13dを有する。凹部13dは、ケース13の長手方向に沿って延びるように形成されている。凹部13dは、凹部13bと連通している。凹部13bおよび凹部13dは、回路基板1の切欠き部1aの縁に嵌合するように形成されている。
本実施の形態におけるケース13は、突出部13cを有する。突出部13cは、切欠き部1aの長手方向に延びる方向に沿って形成されている。突出部13cは、切欠き部1aの長手方向に延びる縁全体を覆うように形成されている。突出部13cは、凹部13dを有する。凹部13dは、切欠き部1aの縁に嵌合するように形成されている。凹部13bと凹部13dは、連通している。
図16は、本実施の形態における第2の携帯電子機器の第2のアンテナ装置の部分の概略平面図である。図17は、本実施の形態における第2の携帯電子機器の第2のアンテナ装置の部分の概略側面図である。図18は、図16におけるXVIII−XVIII線に関する矢視断面図である。
本実施の形態における第2のアンテナ装置は、ケース14を備え、ケース14は断面形状がコの字形に形成されている。ケース14は、断面形状がコの字形の開口部分が回路基板1の側方を向くように形成されている。ケース14は、互いに対向する側壁部14aを有する。側壁部14a同士の間には、バーアンテナ5が配置されている。
ケース14は、係合部としての凹部14bを有する。凹部14bは、ケース14の長手方向に垂直な方向に延びるように形成されている。凹部14bが回路基板1の切欠き部1aに固定されることによって、アンテナ装置が橋設されている。
ケース14は、凹部14cを有する。凹部14cは、ケース14の長手方向に沿って延びるように形成されている。凹部14cは、凹部14bと連通している。凹部14bおよび凹部14cは、回路基板1の切欠き部1aの縁に嵌合するように形成されている。
本実施の形態におけるアンテナ装置のケースは、回路基板の切欠き部の形状に沿って凹部が形成されている。凹部は、切欠き部の端を覆うように形成されている。凹部は切欠き部の縁が嵌合するように形成されている。この構成により、ケースを回路基板に強固に固定することができる。
その他の構成、作用および効果については実施の形態1から3のいずれかと同様であるのでここでは説明を繰返さない。
(実施の形態5)
図19から図21を参照して、本発明に基づく実施の形態5におけるアンテナ装置および携帯電子機器について説明する。
図19は、本実施の形態における携帯電子機器のアンテナ装置の部分の概略平面図である。図20は、図19におけるXX−XX線に関する矢視断面図である。図21は、図19におけるXXI−XXI線に関する矢視断面図である。
本実施の形態における携帯電子機器のアンテナ装置は、回路基板1に形成された穴部1bに配置されている。本実施の形態における穴部1bは、平面形状が長方形になるように形成されている。
本実施の形態におけるアンテナ装置は、ケース15を備える。本実施の形態におけるケース15は、断面形状がコの字形に形成されている。ケース15は、コの字形の開口部分が、回路基板1の主面に垂直な方向に向くように形成されている。
ケース15は、互いに対向する2つの側壁部15aを有する。バーアンテナ5は、2つの側壁部15aに挟まれる領域に配置されている。側壁部15aは、主面が回路基板1の主面とほぼ垂直になるように形成されている。
本実施の形態における側壁部15aは、係合部としての凹部15bを有する。凹部15bは、回路基板1の穴部1bの縁と嵌合するように形成されている。本実施の形態における側壁部15aは、傾斜部15cを有する。傾斜部15cは、ケース15を回路基板1に固定したときに、回路基板1の表裏のうち一方の側になる領域に形成されている。傾斜部15cは、ケース15を回路基板1の主面に垂直な方向から、穴部1bに嵌め込むことができるように形成されている。
図20を参照して、本実施の形態におけるケース15は、矢印52に示すように、傾斜部15cが形成されている側から回路基板1の穴部1bに嵌め込むことによって固定する。
本実施の形態におけるアンテナ装置は、基板の穴部に配置されている。この構成によっても、耐衝撃性を有し、電気特性の優れたアンテナ装置および携帯電子機器を提供することができる。また、容易に組立てを行なうことができる。
その他の構成、作用および効果については実施の形態1から4のいずれかと同様であるのでここでは説明を繰返さない。
(実施の形態6)
図22から図24を参照して、本発明に基づく実施の形態6におけるアンテナ装置および携帯電子機器について説明する。
図22は、本実施の形態における携帯電子機器のアンテナ装置の部分の概略平面図である。図23は、本実施の形態における携帯電子機器のアンテナ装置の部分の概略側面図である。
本実施の形態における携帯電子機器のアンテナ装置は、回路基板1の切欠き部1aに配置されている。本実施の形態におけるアンテナ装置は、ケース16を備える。ケース16は、断面形状がコの字形に形成されている。ケース16は、コの字形の開口部が回路基板1の主面に垂直な方向に向くように形成されている。
ケース16は、互いに対向する2つの側壁部16aを有する。バーアンテナ5は、2つの側壁部16aに挟まれる領域に配置されている。バーアンテナ5は、断面形状がコの字形のケース16の内部に配置されている。
本実施の形態におけるケース16は、係合部としての段差部16bを有する。段差部16bは、側壁部16aを側方から見たときに段状になるように形成されている。段差部16bは、側壁部16aの端部に形成されている。段差部16bが形成されることにより、外側に張出すように張出し部16cが形成されている。
段差部16bは、ケース16の一部が、回路基板1の切欠き部1aに挿入されるように形成されている。ケース16は、段差部16bの部分が切欠き部1aに嵌め込まれている。張出し部16cは、回路基板1の主面に沿って、飛び出すように形成されている。張出し部16cは、回路基板1の主面に係止するように形成されている。
段差部16bの表面には、端子6が配置されている。端子6は、張出し部の表面に配置されている。端子6は、回路基板1の主面に形成された電気回路と電気的に接続されている。
本実施の形態におけるケース16は、バーアンテナ5のコイル軸41が、回路基板1の厚み方向のほぼ中央と同一平面状になるように形成されている。
図24に、本実施の形態におけるアンテナ装置の概略分解斜視図を示す。段差部16bは、それぞれの側壁部16aにおいて、バーアンテナ5のコイル軸の延びる方向の端部に形成されている。バーアンテナ5は、矢印51に示すように、ケース16に挿入される。
本実施の形態におけるケースに形成された係合部は段差部を含む。この構成により、耐衝撃性を有し、電気特性の優れたアンテナ装置および携帯電子機器を提供することができる。
また、本実施の形態における携帯電子機器は、回路基板の主面に垂直な方向、または、回路基板の主面に平行な方向から、アンテナ装置を回路基板の切欠き部に挿入することができ、容易に組立てを行なうことができる。
その他の構成、作用および効果については実施の形態1から5のいずれかと同様であるので、ここでは説明を繰返さない。
(実施の形態7)
図25を参照して、本発明に基づく実施の形態7におけるアンテナ装置および携帯電子機器について説明する。
図25は、本実施の形態における携帯電子機器のアンテナ装置の部分の概略平面図である。本実施の形態におけるアンテナ装置は、ケース16を備える。本実施の形態におけるケースは、実施の形態6におけるケースと同じ構成を有する。
本実施の形態における携帯電子機器は、回路基板1の穴部1bにアンテナ装置が配置されている。穴部1bは、回路基板1の内部に形成されている。本実施の形態における穴部1bは、平面形状がほぼ長方形になるように形成されている。
ケース16は、穴部1bに嵌め込まれている。ケース16の側壁部16aは段差部を有し、段差部の部分が穴部1bに嵌め込まれている。ケース16が回路基板1の主面に垂直な方向から穴部1bに嵌め込まれることにより、アンテナ装置が回路基板に固定される。
このように、ケースに係合部としての段差部が形成されているアンテナ装置は、基板に形成された穴部に配置することができる。
その他の構成、作用および効果については、実施の形態1から6のいずれかと同様であるので、ここでは説明を繰返さない。
(実施の形態8)
図26から図28を参照して、本発明に基づく実施の形態8におけるアンテナ装置および携帯電子機器について説明する。
図26は、本実施の形態における携帯電子機器のアンテナ装置の部分の概略平面図である。図27は、図26におけるXXVII−XXVII線に関する矢視断面図である。本実施の形態における回路基板1は、穴部1bを有する。本実施の形態におけるアンテナ装置は、穴部1bに嵌め込まれている。
本実施の形態におけるアンテナ装置は、ケース17を備える。ケース17は、断面形状がコの字形に形成されている。コの字形の開口部は、回路基板1の主面に垂直な方向に向くように形成されている。ケース17は、主面同士が互いに対向する2つの側壁部17aを有する。バーアンテナ5は、2つの側壁部17aに挟まれる領域に配置されている。
ケース17は、係合部としての段差部17bを有する。段差部17bは、ケース17の長手方向に沿って形成されている。段差部17bは、バーアンテナ5のコイル軸が延びる方向に沿うように形成されている。段差部17bは、断面形状において段差を有するように形成されている。ケース17の側壁部17aに段差部17bが形成されることにより、張出し部17cが形成されている。張出し部17cは、回路基板1の主面に沿って、飛び出すように形成されている。張出し部17cは、回路基板1の主面に係止されている。
図28に、本実施の形態におけるアンテナ装置の概略分解斜視図を示す。バーアンテナ5は、矢印51に示すように、ケース17の断面形状がコの字形の部分に挿入される。張出し部17cは、ケース17の側方に張り出すように形成されている。張出し部17cは、ケース17の長手方向に沿って形成されている。張出し部17cは、バーアンテナ5のコイル軸の方向に沿って延びるように形成されている。
図27を参照して、本実施の形態においては、矢印52に示すように、回路基板の穴部に対して、回路基板の主面に垂直な方向からケースを嵌め込むことができ、容易に組立てを行なうことができる。
その他の構成、作用および効果については、実施の形態1から7のいずれかと同様であるのでここでは説明を繰返さない。
(実施の形態9)
図29から図31を参照して、本発明に基づく実施の形態9におけるアンテナ装置および携帯電子機器について説明する。
図29は、本実施の形態における携帯電子機器のアンテナ装置の部分の概略平面図である。図30は、図29におけるXXX−XXX線に関する矢視断面図である。
本実施の形態におけるアンテナ装置は、ケース18を備える。ケース18は、長手方向に沿う面で切断したときの断面形状がコの字形に形成されている。ケース18は、互いに対向する2つの側壁部18aを有する。側壁部18aは、主面同士が互いにほぼ平行になるように形成されている。
2つの側壁部18aは、主面がバーアンテナ5のコイル軸41に直交するように配置されている。側壁部18aは、それぞれの主面がバーアンテナ5のコイル軸41に直交する方向に延びるように形成されている。バーアンテナ5は、2つの側壁部18aに挟まれる領域に配置されている。
本実施の形態におけるケース18は、係合部としての段差部18bを有する。段差部18bは、それぞれの側壁部18aに形成されている。段差部18bは、側壁部18aのコイル軸41が延びる方向に垂直な方向の端部に形成されている。側壁部18aに段差部18bが形成されることにより、張出し部18cが形成されている。張出し部18cは、バーアンテナ5のコイル軸41に垂直な方向に向かって張り出すように形成されている。
回路基板1は、穴部1bを有する。ケース18は、穴部1bに嵌め込まれている。アンテナ装置は、ケース18が回路基板1の穴部1bに挿入されることにより固定されている。アンテナ装置は、ケース18の張出し部18cが回路基板1の主面に係止することにより固定されている。張出し部18cは、ケース18の長手方向に垂直な方向に張り出すように形成されている。
図30を参照して、本実施の形態においては、矢印52に示すように、回路基板の穴部に対して、回路基板の主面に垂直な方向からケースを嵌め込むことができ、容易に組立てを行なうことができる。
図31は、本実施の形態におけるアンテナ装置の概略分解斜視図である。バーアンテナ5は、矢印51に示すようにケース18に配置される。
その他の構成、作用および効果については、実施の形態1から8のいずれかと同様であるのでここでは説明を繰返さない。
(実施の形態10)
図32から図34を参照して、本発明に基づく実施の形態10におけるアンテナ装置および携帯電子機器について説明する。
図32は、本実施の形態における携帯電子機器のアンテナ装置の部分の概略平面図である。図33は、図32におけるXXXIII−XXXIII線に関する矢視断面図である。
本実施の形態におけるアンテナ装置は、ケース19を備える。ケース19は、長手方向に沿う面で切断したときの断面形状がコの字形になるように形成されている。ケース19は、主面同士が互いに対向する2つの側壁部19aを有する。それぞれの側壁部19aは、主面がコイル軸41に垂直になるように形成されている。2つの側壁部19aは、主面同士が互いにほぼ平行になるように形成されている。バーアンテナ5は、2つの側壁部19aに挟まれる領域に配置されている。
本実施の形態におけるケース19は、係合部としての段差部19bを有する。段差部19bは、側壁部19aに形成されている。段差部19bは、側方から見たときに段状に形成されている。本実施の形態における段差部19bは、ケース19の長手方向の端部に形成されている。
側壁部19aに段差部19bが形成されることにより、張出し部19cが形成されている。張出し部19cは、バーアンテナ5のコイル軸41の延びる方向に向かって張り出すように形成されている。張出し部19cは、コイル軸41に直交する方向に沿って延びるように形成されている。
ケース19は、段差部19bが回路基板1の穴部1bに嵌め込まれている。ケース19は、張出し部19cが回路基板1の主面に係止している。
図34は、本実施の形態におけるアンテナ装置の概略分解斜視図である。バーアンテナ5は、矢印51に示すようにケース19に配置される。
その他の構成、作用および効果については、実施の形態1から9のいずれかと同様であるのでここでは説明を繰返さない。
(実施の形態11)
図35から図37を参照して、本発明に基づく実施の形態11におけるアンテナ装置および携帯電子機器について説明する。
図35は、本実施の形態における携帯電子機器のアンテナ装置の部分の概略平面図である。図36は、図35におけるXXXVI−XXXVI線に関する矢視断面図である。図37は、図35におけるXXXVII−XXXVII線に関する矢視断面図である。
本実施の形態におけるアンテナ装置は、バーアンテナが樹脂モールドされることによりケースが形成されている。本実施の形態における回路基板1は、切欠き部1aを有する。アンテナ装置は、切欠き部1aに配置されている。
本実施の形態におけるアンテナ装置は、ケース21を備える。ケース21は、樹脂で形成されている。本実施の形態におけるバーアンテナ5は、樹脂封止されている。ケース21は、封止されている樹脂によって形成されている。ケース21は、バーアンテナ5を包むように形成されている。ケース21は、樹脂被膜部21aを有する。樹脂被膜部21aは、バーアンテナ5の外形状に沿ってバーアンテナ5に密着している。樹脂被膜部21aは、長手方向に垂直な面で切断したときの断面形状がコの字形に形成されている。
ケース21は、バーアンテナ5のコイル軸41が延びる方向の端部に形成された係合部としての凹部21bを有する。凹部21bは、ケース21を回路基板1に橋渡すように固定可能に形成されている。凹部21bは、回路基板1の切欠き部1aの縁が嵌合するように形成されている。アンテナ装置は、凹部21bが回路基板1の切欠き部1aと嵌合することにより固定されている。
携帯電子機器の組立てにおいては、矢印52に示すように、回路基板1の主面と平行な方向にケース21を平行移動させることによって、凹部21bを切欠き部1aの縁に配置する。凹部21bが切欠き部1aと嵌合する。
このように、本実施の形態においては、バーアンテナが樹脂モールドされ、樹脂モールドされた部分の端部に係合部としての凹部が形成されている。本実施の形態におけるアンテナ装置および携帯電子機器においても、耐衝撃性を有し、電気特性に優れたアンテナ装置および携帯電子機器を提供することができる。また、容易に組立てを行なうことができる。
その他の構成、作用および効果については、実施の形態1から10のいずれかと同様であるのでここでは説明を繰返さない。
(実施の形態12)
図38から図40を参照して、本発明に基づく実施の形態12におけるアンテナ装置および携帯電子機器について説明する。
図38は、本実施の形態における携帯電子機器のアンテナ装置の部分の概略平面図である。図39は、図38におけるXXXIX−XXXIX線に関する矢視断面図である。図40は、本実施の形態におけるアンテナ装置の概略分解斜視図である。本実施の形態におけるアンテナ装置はケース22を備える。ケース22は、筒状に形成されている。本実施の形態におけるケース22は、円筒状に形成されている。ケース22は、回路基板1に形成された切欠き部1aに配置されている。
バーアンテナ5は、ケース22の筒状の内部に配置されている。バーアンテナ5は、ケース22に固定されている。ケース22は、ケース22を回路基板1に橋渡すように固定するための係合部として、凹部22bを有する。凹部22bは、ケース22のバーアンテナ5のコイル軸が延びる方向の端部に形成されている。
凹部22bは、回路基板1の切欠き部1aの縁を挟み込むように形成されている。凹部22bが切欠き部1aの縁に嵌合することにより、アンテナ装置が回路基板1に橋設されている。
図38を参照して、携帯電子機器の組立てにおいては、矢印52に示すように、回路基板1の切欠き部1aに対して、回路基板1の側方からケース22を平行移動することによって、ケース22を回路基板1に取付けることができる。図40を参照して、アンテナ装置の組立てにおいては、矢印51に示すように、バーアンテナ5をケース11に挿入することにより組立てられる。
本実施の形態においても、耐衝撃性を有し、電気特性に優れたアンテナ装置および携帯電子機器を提供することができる。また、容易に組立てを行なうことができる。
その他の構成、作用および効果については、実施の形態1から11のいずれかと同様であるのでここでは説明を繰返さない。
上記の実施の形態に係るそれぞれの図面において、同一または相当する部分には、同一の符号を付している。
なお、今回開示した上記実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。

Claims (16)

  1. 磁性体で形成された軸芯の周りにコイル(3)が巻回されたバーアンテナ(5)と、
    前記バーアンテナを支持するためのケースと
    を備え、
    前記ケースは、表面が互いに対向する2つの側壁部と、
    基板に橋渡すように固定されるための係合部と
    を含み、
    前記バーアンテナは、前記2つの側壁部に挟まれる領域に配置されている、アンテナ装置。
  2. 前記2つの側壁部(11a)は、それぞれの主面が前記バーアンテナのコイル軸(41)に沿って延びるように形成され、
    前記係合部は、前記2つの側壁部のそれぞれに形成されている、請求の範囲第1項に記載のアンテナ装置。
  3. 前記係合部は、前記2つの側壁部の前記コイル軸が延びる方向の端部に形成されている、請求の範囲第2項に記載のアンテナ装置。
  4. 前記2つの側壁部(18a)は、それぞれの主面が前記バーアンテナのコイル軸(41)に直交する方向に延びるように形成され、
    前記係合部は、前記2つの側壁部のそれぞれに形成されている、請求の範囲第1項に記載のアンテナ装置。
  5. 前記係合部は、前記2つの側壁部(18a)の前記直交する方向の端部に形成されている、請求の範囲第4項に記載のアンテナ装置。
  6. 前記ケースは、長手方向を有し、
    前記係合部は、前記2つの側壁部の外側に形成され、
    前記係合部は、前記ケースの長手方向の端部に形成されている、請求の範囲第1項に記載のアンテナ装置。
  7. 前記ケースは、前記基板に向かって飛出すように形成されている突出部を有し、
    前記突出部は、前記係合部が形成されている領域を避けた領域に形成され、
    前記突出部は、前記基板に固定されている、請求の範囲第1項に記載のアンテナ装置。
  8. 前記突出部が弾性を有する部材によって形成されている、請求の範囲第7項に記載のアンテナ装置。
  9. 磁性体で形成された軸芯の周りにコイル(3)が巻回されたバーアンテナ(5)と、
    前記バーアンテナを支持するためのケースと
    を備え、
    前記ケースは、樹脂で形成され、
    前記ケースは、前記バーアンテナの少なくとも一部に密着して形成され、
    前記ケースは、前記ケースを基板に橋渡すように固定するための係合部を有し、
    前記係合部は、前記樹脂により一体的に形成されている、アンテナ装置。
  10. 前記係合部は、前記ケースの前記バーアンテナのコイル軸が延びる方向の端部に形成されている、請求の範囲第9項に記載のアンテナ装置。
  11. 磁性体で形成された軸芯の周りにコイル(3)が巻回されたバーアンテナ(5)と、
    前記バーアンテナを支持するためのケース(22)と
    を備え、
    前記ケースは、筒状に形成され、
    前記バーアンテナは、前記筒状の内部に配置され、
    前記ケースは、前記ケースを基板に橋渡すように固定するための係合部を有する、アンテナ装置。
  12. 前記係合部は、前記ケースの前記バーアンテナのコイル軸が延びる方向の端部に形成されている、請求の範囲第11項に記載のアンテナ装置。
  13. 前記係合部は、前記基板の縁に嵌るように形成された段差部を有する、請求の範囲第1項に記載のアンテナ装置。
  14. 前記係合部は、前記基板の縁を厚さ方向に挟み込むように形成された凹部を有する、請求の範囲第1項に記載のアンテナ装置。
  15. 請求の範囲第1項に記載のアンテナ装置を備え、
    前記基板は、前記アンテナ装置が固定された回路基板(1)を含み、
    前記回路基板は、前記アンテナ装置を配置するための穴部(1a)または切欠き部(1b)を有し、
    前記アンテナ装置は、前記ケースの前記係合部が前記穴部の縁または前記切欠き部の縁に係合して前記回路基板に固定されている、携帯電子機器。
  16. 前記係合部は、前記回路基板の厚さ方向の中心と前記バーアンテナの前記コイル軸とが同一平面状になるように形成されている、請求の範囲第15項に記載の携帯電子機器。
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