JPWO2008020546A1 - ヘッドマウントディスプレイ装置 - Google Patents

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Abstract

課題ヘッドマウントディスプレイ装置の装着感を改善する技術を提供すること。頭部装着帯120に取り付けられるクッション180A、180Bのユーザの頭部に接触する接触面について、表示部170が取り付けられている側のクッション180Aの接触面の面積が、他方のクッション180Bの接触面の面積よりも大きくなるように形成する。

Description

本発明は、ヘッドマウントディスプレイ装置に関する。
ユーザの眼前で画像を表示する装置として、ヘッドマウントディスプレイ装置が従来から使用されている。
従来のヘッドマウントディスプレイ装置は、ディスプレイを先端に取り付けたアームが、ユーザの頭部に装着する頭部装着帯の両端に連結されているスピーカのいずれか一方に対して回動自在に取り付けられており、ディスプレイに表示される画像を見る場合には、ディスプレイを眼前の位置に回動させ、ディスプレイに表示される画像を一時的に見ない場合には、ディスプレイを眼前の位置からユーザの頭頂部に近い位置に回動させる(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−80679号公報
従来のヘッドマウントディスプレイ装置では、弾性を有する材料で頭部装着帯を構成し、この頭部装着帯の両端に取り付けられているスピーカの間隔をユーザの頭部の幅よりも短くすることで、ヘッドマウントディスプレイ装置をユーザの頭部に装着した際に、頭部装着帯の両端に取り付けられているスピーカをユーザの頭部の内側方向に付勢することにより、ヘッドマウントディスプレイ装置をユーザの頭部に固定的に装着することができるようにしている。
しかしながら、ヘッドマウントディスプレイ装置は、スピーカ以外にディスプレイ、アーム、ディスプレイに表示する画像信号等を制御する制御回路が組み込まれるため重量が重くなり、ユーザの頭部にスピーカを付勢する付勢力を強くしなければならず、装着感が良くなかった。
また、従来のヘッドマウントディスプレイ装置は、ディスプレイ、アーム及び制御回路が頭部装着帯の一端側に取り付けられているため、重量バランスが一方に隔たっているため、ユーザの頭部に掛かる負荷も一方に隔たっており、このこともヘッドマウントディスプレイ装置の装着感を悪くする一因となっている。
そこで、本発明は、ヘッドマウントディスプレイ装置の装着感を改善する技術を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するため、請求項1に係る発明は、ユーザの頭部に装着する装置本体を備えるヘッドマウントディスプレイ装置であって、前記装置本体は、頭部装着帯と、該頭部装着帯の一端側に回動自在に連結されたアーム部と、該アーム部の先端に取り付けられた表示部と、を備え、前記頭部装着帯には、前記ユーザの頭部に接触する位置にクッションが形成されていること、を特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載のヘッドマウントディスプレイ装置であって、前記クッションは、前記頭部装着帯の中心から前記一端側の方が、前記頭部装着帯の他端側よりも大きな形状を有すること、を特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、請求項2に記載のヘッドマウントディスプレイ装置であって、前記クッションは、全ユーザの頭部に接触する接触面を備えており、前記接触面は、前記頭部装着帯の中心から前記一端側の方が、前記頭部装着帯の他端側よりも大きな面積となるように形成されていること、を特徴とする。
また、請求項4に係る発明は、請求項3に記載のヘッドマウントディスプレイ装置であって、前記接触面の面積は、前記頭部装着帯の中心から前記一端側に位置する前記装置本体の重さと、前記他端側に位置する前記装置本体の重さと、の比率に応じて形成されていること、を特徴とする。
また、請求項5に係る発明は、請求項4に記載のヘッドマウントディスプレイ装置であって、前記頭部装着帯の中心から前記一端側に位置する前記接触面の面積と、前記他端側に位置する前記接触面の面積と、の比率は、前記頭部装着帯の中心から前記一端側に位置する前記装置本体の重さと、前記他端側に位置する前記装置本体の重さと、の比率に対して±10%の範囲内にあるように形成されていること、を特徴とする。
また、請求項6に係る発明は、請求項5に記載のヘッドマウントディスプレイ装置であって、前記頭部装着帯の中心から前記一端側に位置する前記接触面の面積と、前記他端側に位置する前記接触面の面積と、の比率は、前記頭部装着帯の中心から前記一端側に位置する前記装置本体の重さと、前記他端側に位置する前記装置本体の重さと、の比率に一致するように形成されていること、を特徴とする。
また、請求項7に係る発明は、請求項1乃至6の何れか一項に記載のヘッドマウントディスプレイ装置であって、前記クッションは、前記頭部装着帯の中心から前記一端側に取り付けられた第一のクッションと、前記他端側に取り付けられた第二のクッションと、により形成されており、前記第一のクッション及び第二のクッションは、頭部装着帯の中心からそれぞれの端部に向かって前記頭部装着帯の長さにおける20%〜40%の長さ隔てた範囲内に取り付けられていること、を特徴とする。
また、請求項8に係る発明は、請求項7に記載のヘッドマウントディスプレイ装置であって、前記クッションは、さらに、前記頭部装着帯の中心に対応する位置に取り付けられた第三のクッションと、により形成されていること、を特徴とする。
以上のように、本発明によれば、頭部装着帯から内側に延びるクッションが設けられているため、このクッションの部分でもヘッドマウントディスプレイ装置を支えることができるため、ヘッドマウントディスプレイ装置の装着感を改善することができる。
第一の実施形態であるヘッドマウントディスプレイ装置100の斜視図。 ヘッドマウントディスプレイ装置100の回路構成を示す概略図。 図1において表示部170が頭部装着帯120と対向する位置にある場合のX−X線における矢示方向から見た横断面図。 装置本体110の正面図。 第一の実施形態の変形例であるヘッドマウントディスプレイ装置100の斜視図。 第二の実施形態であるヘッドマウントディスプレイ装置200の斜視図。 装置本体210の上面図。 第二の実施形態の変形例であるヘッドマウントディスプレイ装置200の斜視図。 第三の実施形態であるヘッドマウントディスプレイ装置300の斜視図。 装置本体310の正面図。 図1のヘッドマウントディスプレイ装置100の変形例の斜視図。
符号の説明
100,200,300:ヘッドマウントディスプレイ装置、110,210,310:装置本体、120,220:頭部装着帯、130,230:スピーカ、140:表示回路部、150:支持部、160:アーム部、170:表示部、180,280,380:クッション、190:コントローラ、199:ケーブル
図1は、本発明の第一の実施形態であるヘッドマウントディスプレイ装置100の斜視図である。
図示するようにヘッドマウントディスプレイ装置100は、ユーザの頭部に装着する装置本体110と、この装置本体110に信号を送信する送信機構であるコントローラ190及びケーブル199と、を備えている。
そして、装置本体110は、頭部装着帯120と、スピーカ130A、130Bと、表示回路部140と、支持部150と、アーム部160と、表示部170と、クッション180A、180Bと、を備えている。
図示するように、本実施形態における頭部装着帯120は、帯状に形成されており、ユーザの頭部の形状に沿って、その長手方向において湾曲した形状に形成されている。
ここで、本実施形態においては、頭部装着帯120の長手方向の両端には、スピーカ130A、130Bが設けられている。
そして、本実施形態における頭部装着帯120は、所定の弾性を有する材料で形成し、頭部装着帯120の長手方向における両端に形成されているスピーカ130A、130Bの間隔をユーザの頭部の幅よりも小さくすることにより、ユーザの頭部に装着した際に、頭部装着帯120の両端に設けられているスピーカ130A、130Bがユーザの頭部の内側の方向に付勢されるようになっている。
また、本実施形態における頭部装着帯120は、図2(ヘッドマウントディスプレイ装置100の回路構成を示す概略図)に示されているように、表示回路部140からスピーカ130A、130Bに音声信号を供給する音声信号線S2を備えている。
スピーカ130A、130Bは、ユーザの両方の耳に当てがわれて使用されるいわゆるヘッドホン用のスピーカであり、従来から使用されているものを使用すればよいため、説明を省略する。
ここで、本実施形態においては、図1の向かって右側のスピーカ130Aに表示回路部140が設けられている。
図2に示されているように、表示回路部140には、後述する表示部170に備えられている表示デバイス171に画像信号を送る表示処理部141と、表示処理部141及び表示デバイス171に電力を供給する電源回路142と、後述するケーブル199を接続するためのケーブルコネクタ143と、が設けられている。
ケーブルコネクタ143は、後述するコントローラ190と、電力線P1、画像信号線I1、制御信号線C1及び音声信号線S1で接続されており、電力線P1から供給される電力は電源回路142に、画像信号線I1から供給される画像信号及び制御信号線C1から供給される制御信号は表示処理部141に、音声信号線S1から供給される音声信号はスピーカ130A、130Bにそれぞれ送られる。
図1の向かって右側のスピーカ130Aには、支持部150が取り付けられており、この支持部150を介してアーム部160が回動自在に連結されている。
例えば、図3(図1において表示部170が頭部装着帯120と対向する位置にある場合のX−X線における矢示方向から見た横断面図)に示されているように、支持部150には、スピーカ130Aの内側に向かって延びる円柱状の軸151が設けられており、この軸151をスピーカ130Aに形成されている円柱状の貫通孔131に挿入し、スピーカ130Aの内側において軸151の先端にフランジ152を設けることで、支持部150とスピーカ130Aとは回動自在に連結されている。
ここで、貫通孔131と軸151との間には、所定のフリクショントルクが発生するように、貫通孔131の内径と軸151の外径とを適宜設計することが望ましい。なお、貫通孔131と軸151との間に所定のフリクショントルクが発生するように、これらの間に摩擦部材を挟み込むことも可能である。
また、支持部150には、軸151の軸線と同じ方向に貫通孔153が形成されており、この貫通孔153を介して電力線P3及び画像信号線I3を有するケーブル161が表示回路部140からアーム部160に配線されている。
なお、アーム部160にも貫通孔153に対応する位置に貫通孔162が形成されており、アーム部160の内部空間163にケーブル161を引き込んでいる。
アーム部160は、その一端側が支持部150を介してスピーカ130Aに回動自在に連結されており、その他端側の先端には、表示部170が連結されている。
ここで、アーム部160は、頭部装着帯120をユーザの頭部に装着した際に、アーム部160の先端に取り付けられている表示部170が、ユーザの顔の前に配置されるように所定の長さを有する棒状の部材で形成されており、また、表示部170の表示面がユーザの眼前に向くようにその長手方向において湾曲されている。
なお、図2に示されているように、アーム部160には、電源回路142から表示デバイス171に電力を供給するための電力線P3と、表示処理部141から表示デバイス171に画像信号を供給するための画像信号線I3と、が設けられている。
表示部170は、アーム部160の先端に回動自在に連結されており、表示部170は、図2に示されているように、表示処理部141から供給される画像信号に基づいて画像を表示する表示デバイス171と、表示デバイス171で表示された画像の放射方向を変える光学系172と、を有している。
本実施形態における頭部装着帯120には、ユーザの頭部に接触するクッション180A、180Bが取り付けられている。
クッション180A、180Bは、ヘッドマウントディスプレイ装置100をユーザの頭部で保持するためのものであって、そのような目的を果たすことができるものであれば、どのような材質のものを用いてもよい。なお、クッション180A、180Bは、ユーザの頭部に直接接触するものであるため、少なくともユーザの頭部に接触する部分については柔軟な材質で形成することが望ましい。
ここで、図4(装置本体110の正面図)に示されているように、クッション180A、180Bは、頭部装着帯120の中心T(対称軸)を挟んで右側のクッション180Aと、左側のクッション180Bと、の二つのクッションを備えている。
そして、右側のクッション180Aの表面であって、ユーザの頭部に接触する接触面の面積は、左側のクッション180Bの表面であって、ユーザの頭部に接触する接触面の面積よりも大きくなるようにされている。これは、図4の向かって右側のスピーカ130Aに表示回路部140、支持部150、アーム部160及び表示部170が取り付けられているため、相対的に右側にかかる荷重が大きくなり、このような荷重を分散させることを目的としたものである。
ここで、右側のクッション180Aの接触面の面積を、左側のクッション180Bの接触面の面積よりもどの程度大きくするかは、右側に大きくかかる加重を分散することができる範囲で適宜選択することができる設計事項である。
この点、本実施形態では、頭部装着帯120の中心Tを挟んで、右側の装置本体110の重さと、左側の装置本体110の重さと、の比が、右側のクッション180Aの接触面の面積と、左側のクッション180Bの接触面の面積と、の比となるように形成している。なお、この比については厳密に一致している必要はなく、±10%程度の範囲にあればよい。例えば、右側の装置本体110の重さWと左側の装置本体110の重さWとがW:W=2:1である場合に、右側のクッション180Aの接触面の面積Sと左側のクッション180Bの接触面の面積Sとの比が2:0.9〜1.1の範囲内にあればよい。
なお、本実施形態においては、クッション180A、180Bの幅は同様に形成されているため、クッションの長さの比(L:L)が、それぞれの属する側の装置本体110の重さの比となっている。
左右に取り付けられるクッション180A、180Bの接触面の面積の比を、それぞれの属する側の装置本体110の重さの比となるようにすることで、それぞれのクッション180A、180Bの単位面積当たりにかかる重さが等しくなるため、これらのクッション180A、180Bにかかる重さが分散され、装着感が良くなる。
コントローラ190は、スピーカ130Aに設けられている表示回路部140にケーブル199を介して接続されており、ヘッドマウントディスプレイ装置100全体の制御を行う。
本実施形態におけるコントローラ190は、図2に示されているように、外部からの画像信号を受信する画像信号受信端191と、外部からの音声信号を受信する音声信号受信端192と、ユーザが所定の指示を入力するための操作部193と、画像信号や音声信号を記憶しておく記憶部194と、音声信号を増幅するアンプ195と、操作部193を介して入力された指示に従って各部に送る制御信号を生成する制御部196と、主電源回路197と、を備えている。
なお、図1のように表示部170とスピーカ130A、130Bを配置した場合には、表示部170がユーザの左目の眼前に置かれ、スピーカ130Aがユーザの左耳に当てがわれ、スピーカ130Bがユーザの右耳に当てがわれるようになるが、例えば、表示部170をアーム部160とともに支持部150に対してほぼ180度回動させることで、表示部170がユーザの右目の眼前に置かれ、スピーカ130Aがユーザの右耳に当てがわれ、スピーカ130Bがユーザの左耳に当てがわれるようにすることも可能である。
このような場合には、表示部170に表示する画像の上下と、スピーカ130A、130Bに送る音声信号の左右と、を反転させる必要があるが、本実施形態においては、このような反転指示をユーザがコントローラ190の操作部193に入力することで、制御部196が画像信号の上下と音声信号の左右を反転させるようにしている。
以上のように構成される本実施形態におけるヘッドマウントディスプレイ装置100では、頭部装着帯120にクッション180A,180Bが取り付けられているため、表示回路部140、アーム部160及び表示部170の重さをユーザの頭部に分散させて支えることができるようになる。また、これらのクッションの180A、180Bの接触面の面積は、それぞれのクッション180A、180Bの属する側の装置本体110の重さの比に対応したものになっているため、それぞれのクッションにかかる荷重を均等に分散することができ、ユーザの装着感がアップする。
なお、クッション180A、180Bについては、以上に記載したようなものに限定されるわけではなく、例えば、図5(第一の実施形態の変形例であるヘッドマウントディスプレイ装置100の斜視図)に示すように、クッション180A、180Bと頭部装着帯120との間に、バネ181A、181B等の弾性部材を挟み込むことも可能である。
図6は、本発明の第二の実施形態であるヘッドマウントディスプレイ装置200の斜視図である。
図示するようにヘッドマウントディスプレイ装置200は、装置本体210と、コントローラ190と、ケーブル199と、を備えており、装置本体210は、頭部装着帯220と、スピーカ130A、130Bと、表示回路部140と、支持部150と、アーム部160と、表示部170と、クッション280A、280Bと、を備えている。
ここで、本実施形態であるヘッドマウントディスプレイ装置200と、第一の実施形態であるヘッドマウントディスプレイ装置100とは、頭部装着帯220及びクッション280A、280Bが異なっているため、以下、この異なっている点に関連する事項について説明する。
図7(装置本体210の上面図)に示されているように、本実施形態における頭部装着帯220は、向かって右側(ディスプレイ装置170が取り付けられている側)の幅が、向かって左側の幅よりも大きくされている。
そして、このように形成されている頭部装着帯220に取り付けられているクッション280A、280Bについても、向かって右側のクッション280Aの幅Dが、向かって左側のクッション280Bの幅Dよりも大きくされている。
なお、本実施形態においては、第一の実施形態とは異なり、向かって右側のクッション280Aの長さLと、向かって左側のクッション280Bの長さLとは、同じ長さにされている。
このように本実施形態においては、クッション280A、280Bの長さを等しくして、その幅を異なるようにすることで、第一の実施形態と同様に、クッションの280A、280Bの接触面の面積を、頭部装着帯220の中心Tを挟んでそれぞれのクッション280A、280Bの属する側の装置本体210の重さの比に対応したものになるようにしている。
以上に記載した実施形態では、右側のクッション180A、280Aと左側のクッション180B、280Bといったように、頭部装着帯120、220に二つのクッションを設けているが、このような態様に限定されず、例えば、図8(第二の実施形態の変形例であるヘッドマウントディスプレイ装置200の斜視図)に示されているように、一つのクッション280を設けることも可能である。
このように一つのクッション280を設ける場合でも、クッション280の幅を場所によって変えることにより、頭部装着帯220の中心Tにより分けられるクッション280の接触面の面積が、それぞれの側の装置本体210の重さの比に対応したものとなるようにすることが望ましい。
さらに、図示してはいないが、頭部装着帯220の中心Tを挟んで、三つ以上のクッションを設けることも可能である。この場合にも、頭部装着帯220の中心Tにより分けられるクッションの接触面の面積のそれぞれの側の合計値が、それぞれの側の装置本体210の重さの比に対応したものとなるようにすることが望ましい。
図9は、本発明の第三の実施形態であるヘッドマウントディスプレイ装置300の斜視図である。
図示するようにヘッドマウントディスプレイ装置300は、装置本体310と、コントローラ190と、ケーブル199と、を備えており、装置本体310は、頭部装着帯320と、スピーカ130A、130Bと、表示回路部140と、支持部150と、アーム部160と、表示部170と、クッション380A、380B、380Cと、を備えている。
ここで、本実施形態であるヘッドマウントディスプレイ装置300と、第一の実施形態であるヘッドマウントディスプレイ装置100とは、クッション380A、380B、380Cが異なっているため、以下、この異なっている点に関連する事項について説明する。
第一の実施形態においては、二つのクッション180A、180Bが設けられていたが、本実施形態では、三つのクッション380A、380B、380Cが設けられている。
図10(装置本体310の正面図)に示されているように、本実施形態においては、頭部装着帯120の中心Tと重なる位置にクッション380Cが設けられており、中心Tよりも右側(ディスプレイ170が取り付けられている側)にクッション380Aが設けられており、中心Tよりも左側にクッション380Bが設けられている。
ここで、クッション380A、380Bは、その長さL、Lがその幅(図10に対して直交する方向にあるため図示せず)よりも長くなるようにされており、クッション380Cは、その長さLがその幅(図10に対して直交する方向にあるため図示せず)よりも短くなるようにされている。
クッション380A、380Bは、その長さL、Lを長くすることにより、頭部装着帯120の長さ方向(図10のM方向又はM’方向)に装置本体310が動いてしまうことを防止するためであり、クッション380Cは、その幅を長くすることにより、ディスプレイ170の回動方向(図9のN方向又はN’方向)に装置本体310が動いてしまうことを防止するためである。
また、クッション380A、380Bについては、頭部装着帯120の中心Tからそれぞれの端部122A、122Bに向かって頭部装着帯120の長さにおける20%〜40%の範囲内に取り付けられている。
例えば、頭部装着帯120が30cmの長さを有している場合、クッション380A、380Bは、頭部装着帯120の中心Tからそれぞれの端部122A、122Bに向かって6cm〜12cmの間の範囲内に取り付けられている。
このような範囲内にクッション380A、380Bを取り付けることにより、頭部装着帯120の長さ方向(図10のM方向又はM’方向)に装置本体310が動いてしまうことを防止している。
なお、本実施形態においても、第一の実施形態と同様に、頭部装着帯120の中心Tを挟んで、右側の装置本体110の重さと、左側の装置本体110の重さと、の比が、右側のクッション380Aの接触面の面積と、左側のクッション380Bの接触面の面積と、の比となるように形成している。
なお、本実施形態では、クッション380A、380Bの長さL、Lを幅よりも長くすることにより、頭部装着帯120の長さ方向(図10のM方向又はM’方向)に装置本体310が動いてしまうことを防止しているが、例えば、クッション380A、380Bの長さL、Lよりも幅を長くすることにより、装置本体110がその水平方向(図9のP方向又はP’方向)に動いてしまうことを防止することも可能である。
なお、以上に記載した実施形態においては、表示部170及びアーム部160をスピーカ130Aに連結しているが、このような態様に限定されず、例えば、図11に示すようにスピーカ130Aに隣接した頭部装着帯120に回動自在に連結することも可能である。なお、図11は図1の変形例である。
また、本実施形態においては、頭部装着帯120を帯状に形成しているが、このような態様に限定されず、一方向に長手方向を有し、両端にスピーカ130A、130Bを取り付けることができるようなものであればどのような形態のものであってもよく、例えば、少なくとも一つ以上の棒状部材により形成することも可能である。
なお、以上で説明した各実施形態のヘッドマウントディスプレイ装置においては、コントローラ190が設けられているが、装置本体110のいずれかの部分(例えば、スピーカ130A、130Bや頭部装着帯120)に、コントローラ190に相当する部材を内蔵させて、コントローラ190が無い構成のヘッドマウントディスプレイ装置にも、本発明を適用することができる。

Claims (8)

  1. ユーザの頭部に装着する装置本体を備えるヘッドマウントディスプレイ装置であって、
    前記装置本体は、頭部装着帯と、該頭部装着帯の一端側に回動自在に連結されたアーム部と、該アーム部の先端に取り付けられた表示部と、を備え、
    前記頭部装着帯には、前記ユーザの頭部に接触する位置にクッションが形成されていること、
    を特徴とするヘッドマウントディスプレイ装置。
  2. 請求項1に記載のヘッドマウントディスプレイ装置であって、
    前記クッションは、前記頭部装着帯の中心から前記一端側の方が、前記頭部装着帯の他端側よりも大きな形状を有すること、
    を特徴とするヘッドマウントディスプレイ装置。
  3. 請求項2に記載のヘッドマウントディスプレイ装置であって、
    前記クッションは、全ユーザの頭部に接触する接触面を備えており、
    前記接触面は、前記頭部装着帯の中心から前記一端側の方が、前記頭部装着帯の他端側よりも大きな面積となるように形成されていること、
    を特徴とするヘッドマウントディスプレイ装置。
  4. 請求項3に記載のヘッドマウントディスプレイ装置であって、
    前記接触面の面積は、前記頭部装着帯の中心から前記一端側に位置する前記装置本体の重さと、前記他端側に位置する前記装置本体の重さと、の比率に応じて形成されていること、
    を特徴とするヘッドマウントディスプレイ装置。
  5. 請求項4に記載のヘッドマウントディスプレイ装置であって、
    前記頭部装着帯の中心から前記一端側に位置する前記接触面の面積と、前記他端側に位置する前記接触面の面積と、の比率は、前記頭部装着帯の中心から前記一端側に位置する前記装置本体の重さと、前記他端側に位置する前記装置本体の重さと、の比率に対して±10%の範囲内にあるように形成されていること、
    を特徴とするヘッドマウントディスプレイ装置。
  6. 請求項5に記載のヘッドマウントディスプレイ装置であって、
    前記頭部装着帯の中心から前記一端側に位置する前記接触面の面積と、前記他端側に位置する前記接触面の面積と、の比率は、前記頭部装着帯の中心から前記一端側に位置する前記装置本体の重さと、前記他端側に位置する前記装置本体の重さと、の比率に一致するように形成されていること、
    を特徴とするヘッドマウントディスプレイ装置。
  7. 請求項1乃至6の何れか一項に記載のヘッドマウントディスプレイ装置であって、
    前記クッションは、前記頭部装着帯の中心から前記一端側に取り付けられた第一のクッションと、前記他端側に取り付けられた第二のクッションと、により形成されており、
    前記第一のクッション及び第二のクッションは、頭部装着帯の中心からそれぞれの端部に向かって、前記頭部装着帯の長さにおける20%〜40%の長さ隔てた範囲内に取り付けられていること、
    を特徴とするヘッドマウントディスプレイ装置。
  8. 請求項7に記載のヘッドマウントディスプレイ装置であって、
    前記クッションは、さらに、前記頭部装着帯の中心に対応する位置に取り付けられた第三のクッションと、により形成されていること、
    を特徴とするヘッドマウントディスプレイ装置。
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