JPWO2007086315A1 - スピーカおよびこれを用いた電子機器、装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は音響分野および情報通信分野のスピーカに関するものであり、薄型化を実現できるスピーカを提供するものである。そのために本発明のスピーカは、磁気回路の下部プレートのセンターポールに形成された窪みまたは孔に、振動板の一部を挿入してスピーカを構成する。これによって、磁気回路の高さ内に振動板の一部を収納することができ、スピーカの薄型化を図ることができる。

Description

本発明は、各種音響機器および情報通信機器に使用されるスピーカおよびこれを用いた電子機器と装置に関するものである。
従来のスピーカについて、図16により説明する。図16は従来のスピーカの断面図を示したものである。
図16に示すとおり、着磁されたマグネット1をセンターポール3Aを有する下部プレート3に結合し、マグネット1の下部プレート3と結合した反対側に上部プレート2を結合して、外磁型の磁気回路4を構成している。そして、この磁気回路4にフレーム6を結合し、このフレーム6の周縁部に振動板7を結合している。そして、この振動板7にボイスコイル8を結合するとともに、このボイスコイル8を上記磁気回路4の磁気ギャップ5に挿入して、スピーカを構成している。
この従来のスピーカでは、その全高方向の構成として、磁気回路4にフレーム6を結合して構成する、いわば積み上げ方式での結合構成となっている。そのため、スピーカの全高寸法は、最低でも、磁気回路4とフレーム6との合計寸法が必要となるものであった。
最近では、AV商品分野においては、液晶やプラズマ等の薄型テレビの普及が顕著であり、スピーカには全高寸法の薄型化に対する要求が非常に強くなりつつある。また、モバイル商品分野においても、携帯電話の多機能化や薄型化が顕著であり、この分野においても、スピーカの薄型化に対する要求が非常に強くなりつつある。一方、車載分野においても、地球環境対応を目的とした省エネルギー化を目指した活動として、スピーカの小型化、薄型化、軽量化に対する要求が非常に強くなりつつある。
これらの背景から、前述の従来のスピーカについても、小型化、薄型化、軽量化に対する開発が強化されている。
このような状況の中で、従来のスピーカの構造のまま薄型化を図るには、市場要求に対して既に限界に達しており、スピーカに構造的な新たな改革を加える必要が生じてきている。よって最近では特に、この薄型化を実現させるためのスピーカの開発が強化されつつある。なお、この出願の発明に関する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
上記のとおり、従来のスピーカは、その構造を維持したまま薄型化を図るには、市場要求に対して、既に限界に達しているという課題を有するものであった。そのうえさらに、市場からは、省エネルギー化を目的としたスピーカの変換効率の向上に関しても、さらなる音圧レベルの向上についても、要求がなされている。
これらに対応するためには、大きな体積のマグネットを使用するか、キャンセルマグネットを追加して反撥磁気回路を構成し、マグネットの磁気エネルギーを効率よく使用できるようにせざるを得ない状況である。いずれにせよ、マグネットを含む磁気回路の体積は増大する方向であり、薄型化はさらに実現が困難である。
特開2005−51283号公報
本発明は、上記課題を解決するもので、薄型化を実現できる優れたスピーカを提供するものである。上記課題を解決するために、本発明は以下の構成を有する。
すなわち、本発明は、中央部に窪みまたは孔を設けたセンターポールを有する下部プレートとこの下部プレートに結合されたマグネットとこのマグネットの前記下部プレートとの反対側に結合された上部プレートとからなる磁気回路と、この磁気回路に結合されたフレームと、このフレームに結合された振動板と、この振動板に結合されるとともにその一部が磁気回路の磁気ギャップに配置されたボイスコイルとからなるスピーカであって、振動板はボイスコイルとの結合部よりも内周側が磁気回路側に突出するとともにセンターポール中央部の窪みまたは孔に挿入して、スピーカを構成したものである。
磁気回路の下部プレートにて形成された窪みまたは孔に振動板の一部を挿入してスピーカを構成することで、磁気回路の高さ内に振動板の一部を収納してスピーカを構成した。この構成により、スピーカの薄型化を図ることができ、その工業的価値は非常に大きなものである。
図1は本発明の実施の形態1におけるスピーカの断面図である。 図2は本発明の実施の形態1におけるスピーカの他の一例の断面図である。 図3は本発明の実施の形態1におけるスピーカの他の第2例の断面図である。 図4は本発明の実施の形態1におけるスピーカの他の第3例の断面図である。 図5は本発明の実施の形態1におけるスピーカの他の第4例の断面図である。 図6は本発明の実施の形態1におけるスピーカの他の第5例の断面図である。 図7は本発明の実施の形態1におけるスピーカの他の第6例の断面図である。 図8は本発明の実施の形態1におけるスピーカの他の第7例の断面図である。 図9は本発明の実施の形態1におけるスピーカの他の第8例の断面図である。 図10は実施の形態2におけるスピーカを構成する下部プレートとマグネットと上部プレートの外観図である。 図11は実施の形態2におけるスピーカを構成する下部プレートとマグネットと上部プレートの他の一例の外観図である。 図12は実施の形態2におけるスピーカを構成する下部プレートとマグネットと上部プレートの他の第2例の外観図である。 図13は実施の形態2におけるスピーカを構成する下部プレートとマグネットと上部プレートの他の第3例の外観図である。 図14は本発明の実施の形態3における電子機器の外観図である。 図15は本発明の実施の形態4における装置の部分断面図である。 図16は従来のスピーカの断面図である。
符号の説明
21 マグネット
22 上部プレート
23 下部プレート
23A センターポール
23B 孔
23C プロテクタ
24 磁気回路
25 磁気ギャップ
27 振動板
28 ボイスコイル
29 ダンパー
30 第1のサブマグネット
31 第2のサブマグネット
32 シールドカバー
33,33A ネット
40 スピーカ
41 エンクロジャー
42 アンプ
43 プレーヤ
50 自動車
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、同様の部分については同一の符号を付し、その説明を省略する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1におけるスピーカの断面図である。
図1に示すように、中央部に孔23Bを設けたセンターポール23Aを有する下部プレート23に、マグネット21を結合し、このマグネット21の下部プレート23との反対側に上部プレート22を結合して、磁気回路24を構成している。そして、この磁気回路24にフレーム26を結合し、このフレーム26に振動板27を結合し、この振動板27にボイスコイル28を結合するとともに、このボイスコイル28を上記磁気回路24の磁気ギャップ25に挿入してスピーカを構成している。
ここで、この振動板27は、ボイスコイル28との結合部よりも内周側の断面形状が、磁気回路24側に突出する逆ドーム形状となっており、センターポール中央部の孔23Bに挿入した構成となっている。この構成とすることにより、磁気回路24の高さ内に振動板27の一部を収納することができ、薄型化を図ることができる。
あるいは、振動板27の一部がセンターポール中央部の孔23Bに常に挿入された構成となっていることは、必ずしも必要でない。図2に2点鎖線で示すように、振動板27がニュートラル状態にある時は孔23Bに挿入されず、振動板27が振動した時に振動板27の一部が孔23Bに挿入される構成であっても構わない。
図2は、本発明の実施の形態1におけるスピーカの他の一例の断面図である。
このスピーカでは、ニュートラル状態にある振動板27を2点鎖線で表しており、この状態では振動板27は孔23Bに挿入されていない。一方、振動板27が振動している時の状態、特に図2の下方に振動した時の状態を実線で表しており、この状態では振動板27は孔23Bに挿入されている。
この構成によってもまた、磁気回路24の高さ内に振動板27の振動時を含めた広い意味での一部を収納することができ、薄型化を図ることができる。同時に、振動板27が大きく振動した時にも、振動板27がセンターポール23Aの一部やその他の部分に接触等を起こす可能性を低減することができる。
以上は、下部プレート23のセンターポール23Aの中央部に設けた孔23Bについて説明したが、この実施の形態に限定されることなく、孔23Bは窪みであっても良い。
また、磁気回路24側に突出する振動板27の形状を、逆ドーム形状とすることにより、振動板の深さによる形状剛性の実現と、逆ドーム形状からの良好な指向性の実現により、歪の少ない安定した音響特性と音質を実現することができる。
図3は、本発明の実施の形態1におけるスピーカの他の第2例の断面図である。
図3に示すように、上部プレート22のマグネット21との結合側と反対側に、マグネット21と逆方向に着磁された第1のサブマグネット30をさらに設けた構成としても良い。この構成とすることで、第1のサブマグネット30はキャンセルマグネットとしての効果を発揮し、磁気ギャップ25内の主磁束を向上させ、漏洩磁束を低減させる。これによって、さらなるスピーカの音圧レベル向上や漏洩磁束の低減を図ることができる。
図4は、本発明の実施の形態1におけるスピーカの他の第3例の断面図である。
図4に示すように、下部プレート23のマグネット21との結合側と反対側に、マグネット21と逆方向に着磁された第2のサブマグネット31をさらに設けた構成としても良い。この構成とすることで、第2のサブマグネット31はキャンセルマグネットとしての効果を発揮し、磁気ギャップ25内の主磁束を向上させ、漏洩磁束を低減させる。これによってもまた、さらなるスピーカの音圧レベル向上や漏洩磁束の低減を図ることができる。
図5は、本発明の実施の形態1におけるスピーカの他の第4例の断面図である。
図5に示すように、図4に示す構成にシールドカバー32をさらに設けた構成としても良い。
すなわち、第2のサブマグネット31の下部プレート23との結合側と反対側に、シールドカバー32を設ける。この構成とすることで、シールドカバー32の効果によりさらに漏洩磁束を低減させ、より一層のスピーカの音圧レベル向上や漏洩磁束の低減を図ることができる。
以上の説明のように、マグネットの数量を1個のみならず、2個、3個というように多数個に分割して、互いに逆方向の着磁を実施することで、磁気回路24全体の磁気利用効率を向上させることができる。
すなわち、1個のマグネットの体積を2分割や3分割して、サブマグネットを含む磁気回路を構成することで、同じ体積であっても、磁気回路全体の磁気利用効率を向上させることができる。そのため、同じマグネットの体積で、より大きな音圧レベルを実現することができる。
また、逆にいえば、サブマグネットを含む磁気回路構成とすることで、同じ音圧レベルを実現するのに、トータルのマグネットの体積を減少させたり、マグネットの全高寸法を低く設定できる。これによって、薄型化することができる。
図6は、本発明の実施の形態1におけるスピーカの他の第5例の断面図である。
図6に示すように、振動板27のボイスコイル28との結合部よりも内周側と、フレーム26または磁気回路24の一部とに結合される、ダンパー29を設けた構成としても良い。
ダンパー29を付加した結果として、振動板27やこれに結合されたボイスコイル28の支持性能をさらに向上させることができ、ギャップ不良の低減による高耐入力化等の品質、及び信頼性の向上を図ることができる。
図7は、本発明の実施の形態1におけるスピーカの他の第6例の断面図である。
図7に示すように、下部プレート23にネット33を設けた構成とすることもできる。
このネット33の結合場所としては、下部プレート23のセンターポールの孔23Bの内側面にすることで、スピーカの全高寸法を高くせずにネット33を結合することができる。
また、このネット33は、防塵ネットあるいは制動ネット、あるいはこれらの両機能を兼ね備えたものとすることができる。防塵ネットの場合は、下部プレート23のセンターポールの孔23Bから磁気ギャップ25等に侵入する塵や埃または鉄粉等さらには水滴等を除去する効果があり、異物侵入によるギャップ不良を低減させることができる。
制動ネットの場合は、下部プレート23のセンターポールの孔23Bから出入りする空気の量を制御することにより、振幅や最低共振周波数の調整を実施することで、音響特性や音質を自由に調整することができる。
図8は、本発明の実施の形態1におけるスピーカの他の第7例の断面図である。
図8に示すように、下部プレート23のセンターポール23Aを延長して振動板27のプロテクタ23Cとし、振動板27の中心部を保護できる構成としてもよい。
図9は、本発明の実施の形態1におけるスピーカの他の第8例の断面図である。
図9に示すように、プロテクタ23Cにネット33Aを設けて、防塵や制動を実施できる構成としてもよい。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2におけるスピーカについて説明をする。本発明の実施の形態2におけるスピーカの断面図は、図2に示す本発明の実施の形態1におけるスピーカの他の一例と同じである。従って、本発明の実施の形態2におけるスピーカの主要な構成とその作用、動作について、図2を使って説明する。
このスピーカは、下部プレート23と、下部プレート23に結合されたマグネット21と、マグネット21の下部プレート23と反対側に結合された上部プレート22からなる、磁気回路24を備えている。
さらに、このスピーカは、磁気回路24に結合されたフレーム26と、フレーム26に結合された振動板27と、ボイスコイル28を供えている。ボイスコイル28は、振動板27に結合されるとともに、その一部が磁気回路24の下部プレート23と上部プレート22とからなる直線状の磁気ギャップ25に配置されている。
下部プレート23は、底面部と底面部に略垂直方向に設けた側壁部を備え、側壁部の背面を複数個対向配置してその略中央部に空間23Bを形成している。この下部プレート23の形状については、本実施の形態2の特徴であるので、後で詳細に説明する。
振動板27のボイスコイル28との結合部よりも内周側を磁気回路24側に突出させるとともに、この振動板27の突出部は、この振動板27のニュートラル状態(2点鎖線で示す)では、下部プレート23の略中央部の空間23Bに挿入されない。また、この振動板27の突出部は、この振動板27の振動時に、特に振動板27が図2の下方に振動した時(実線で示す)に、下部プレート23の略中央部の空間23Bに挿入される。
本発明の実施の形態2におけるスピーカを構成する下部プレート23とマグネット21と上部プレート22の外観図を図10に示す。
図10に示すように、下部プレート23は、シート状の金属体を折曲形成したものである。この実施の形態2では、下部プレート23は、シート状の金属体を折曲形成することで、底面部と底面部に略垂直方向に設けた側壁部を備えている。そして、この折曲形成した4つのシート状の金属体の側壁部の背面を対向配置し、その略中央部に空間23Bを形成している。
この折曲形成した4つのシート状の金属体の側壁部を囲むようにその上にマグネット21を配置し、さらにその上に上部プレート22を配置して、磁気回路24を形成している。このような形状とすることによって、上部プレート22、マグネット21、下部プレート23の生産性向上と材料使用効率を向上させることができる。
図11に、本発明の実施の形態2におけるスピーカを構成する下部プレート23とマグネット21と上部プレート22の他の一例の外観図を示す。
図11に示すように、マグネット21を複数に分割構成しても構わない。また、このマグネット21の分割数を下部プレート23の分割数と同数にしても構わない。
あるいはまた、図11に示すように、上部プレート22を複数に分割構成しても構わない。また、この上部プレート22の分割数を下部プレート23の分割数と同数にしても構わない。
さらにまた、図11に示すように、上部プレート22の分割数をマグネット21の分割数と同数にしても構わない。
なお、図11では、下部プレート23とマグネット21と上部プレート22とを、同数に分割するように記載しているが、このような実施の形態に限るものではなく、下部プレート23とマグネット21と上部プレート22のいずれか1つまたは2つだけを分割する実施の形態でも構わない。例えば、マグネット21だけ、あるいは上部プレート22だけ、あるいはマグネット21と上部プレート22だけを分割する実施の形態でも構わない。さらに、これらの分割数は異なる実施の形態であっても構わない。このような形状とすることによってもまた、上部プレート22、マグネット21、下部プレート23の生産性向上と材料使用効率を向上させることができる。
さらにまた、マグネット21は棒状であっても構わない。同様に、上部プレート22は棒状であっても構わない。マグネット21と上部プレート22の両方が棒状であっても構わないし、マグネット21と上部プレート22のどちらかが棒状であっても構わない。このような形状とすることによってもさらに、上部プレート22、マグネット21、下部プレート23の生産性向上と材料使用効率を向上させることができる。
図12に、本発明の実施の形態2におけるスピーカを構成する下部プレート23とマグネット21と上部プレート22の他の第2例の外観図を示す。
図12に示すように、例えば、下部プレート23を2つに分割し、マグネット21と上部プレート22は分割しないことも可能である。そして、下部プレート23は、シート状の金属体を図12に示すような形状に折曲形成することも可能である。この折曲形成した2つのシート状の金属体の4面の側壁部を囲むようにその上にマグネット21を配置し、さらにその上に上部プレート22を配置して、磁気回路24を形成することができる。このような形状とすることによってもまた、上部プレート22、マグネット21、下部プレート23の生産性向上と材料使用効率を向上させることができる。
図13に、本発明の実施の形態2におけるスピーカを構成する下部プレート23とマグネット21と上部プレート22の他の第3例の外観図を示す。
図13に示すように、例えば、下部プレート23を2つに分割し、マグネット21と上部プレート22は分割しないことも可能である。そして、下部プレート23は、シート状の金属体を図13に示すような形状に折曲形成することも可能である。この折曲形成した2つのシート状の金属体の4面の側壁部を囲むようにその上にマグネット21を配置し、さらにその上に上部プレート22を配置して、磁気回路24を形成することができる。このような形状とすることによってさらにまた、上部プレート22、マグネット21、下部プレート23の生産性向上と材料使用効率を向上させることができる。
振動板27のボイスコイル28との結合部よりも内周側は、上記のとおり磁気回路24側に突出した構造となっており、この振動板27の突出部の断面形状は、逆ドーム形状とすることができる。また、防塵ネットあるいは音響負荷調整用ネットの両方またはどちらかの機能を発揮するネットを下部プレート23の略中央部の空間23Bの内側面に結合しても構わない。振動板27の突出部の断面形状を逆ドーム形状とすることによる効果、あるいはネットを結合することによる効果は、本発明の実施の形態1のスピーカと変わらないので説明を省略する。
(実施の形態3)
図14は、本発明の実施の形態3における電子機器の外観図である。当実施の形態は、本発明の実施の形態1または実施の形態2のスピーカおよびこのスピーカに入力される電気信号の増幅部を備えた電子回路を搭載して、電子機器であるオーディオ用のミニコンポシステムを構成したものである。
図14に示すように、本発明のスピーカ40をエンクロジャー41に組込んでスピーカシステムを構成し、このスピーカ40に入力する電気信号の増幅部としてのアンプ42と、このアンプ42に入力されるソースを出力するプレーヤ43とを備えて、電子機器であるオーディオ用のミニコンポシステムを構成している。
スピーカ40の磁気回路24の高さ内に振動板27の一部を挿入して薄型化を図ったスピーカを使用することで、オーディオ用のミニコンポシステム等の電子機器の小型化、薄型化、軽量化、さらにはこれにともなう材料削減による低コスト化を実現することができる。また、音圧レベル向上や、漏洩磁束の低減も実現することができる。
尚、当実施の形態は、電子機器としてオーディオ用のミニコンポシステムに本発明のスピーカを搭載した例について説明したが、これに限定されることなく、テレビ等の映像機器や、携帯電話等の移動体通信機器などの電子機器に、本発明のスピーカを搭載した実施の形態であってもよい。すなわち、スピーカを搭載する電子機器であれば全てに本発明は適用可能である。
(実施の形態4)
図15は、本発明の実施の形態4における装置である自動車の断面図である。
当実施の形態は、本発明の実施の形態1または実施の形態2のスピーカと、このスピーカの動力源(図示しない)を搭載して、装置である自動車を構成したものである。すなわち、図15に示すように、スピーカ40を自動車50のリアトレイに搭載して構成している。
この構成により、装置である自動車50の軽量化さらには低コスト化を実現することができる。さらに、音圧レベル向上や、漏洩磁束の低減、省エネルギー化も実現することができる。
尚、当実施の形態は、装置として自動車に搭載した例について説明したが、これに限定されることなく、本実施の形態である装置は、列車や船舶等の移動装置さらには住宅等の構造物であってもよい。すなわち、スピーカを搭載する装置であれば全てに本発明は適用可能である。
本発明にかかるスピーカ、電子機器および装置は、小型化、薄型化、軽量化、低コスト化、さらには、音圧レベルの向上や漏洩磁束の低減化等が必要な映像音響機器や情報通信機器、ゲーム機器等の電子機器、さらには自動車等の装置に適用できる。
本発明は、各種音響機器および情報通信機器に使用されるスピーカおよびこれを用いた電子機器と装置に関するものである。
従来のスピーカについて、図16により説明する。図16は従来のスピーカの断面図を示したものである。
図16に示すとおり、着磁されたマグネット1をセンターポール3Aを有する下部プレート3に結合し、マグネット1の下部プレート3と結合した反対側に上部プレート2を結合して、外磁型の磁気回路4を構成している。そして、この磁気回路4にフレーム6を結合し、このフレーム6の周縁部に振動板7を結合している。そして、この振動板7にボイスコイル8を結合するとともに、このボイスコイル8を上記磁気回路4の磁気ギャップ5に挿入して、スピーカを構成している。
この従来のスピーカでは、その全高方向の構成として、磁気回路4にフレーム6を結合して構成する、いわば積み上げ方式での結合構成となっている。そのため、スピーカの全高寸法は、最低でも、磁気回路4とフレーム6との合計寸法が必要となるものであった。
最近では、AV商品分野においては、液晶やプラズマ等の薄型テレビの普及が顕著であり、スピーカには全高寸法の薄型化に対する要求が非常に強くなりつつある。また、モバイル商品分野においても、携帯電話の多機能化や薄型化が顕著であり、この分野においても、スピーカの薄型化に対する要求が非常に強くなりつつある。一方、車載分野においても、地球環境対応を目的とした省エネルギー化を目指した活動として、スピーカの小型化、薄型化、軽量化に対する要求が非常に強くなりつつある。
これらの背景から、前述の従来のスピーカについても、小型化、薄型化、軽量化に対する開発が強化されている。
このような状況の中で、従来のスピーカの構造のまま薄型化を図るには、市場要求に対して既に限界に達しており、スピーカに構造的な新たな改革を加える必要が生じてきている。よって最近では特に、この薄型化を実現させるためのスピーカの開発が強化されつつある。なお、この出願の発明に関する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
上記のとおり、従来のスピーカは、その構造を維持したまま薄型化を図るには、市場要求に対して、既に限界に達しているという課題を有するものであった。そのうえさらに、市場からは、省エネルギー化を目的としたスピーカの変換効率の向上に関しても、さらなる音圧レベルの向上についても、要求がなされている。
これらに対応するためには、大きな体積のマグネットを使用するか、キャンセルマグネットを追加して反撥磁気回路を構成し、マグネットの磁気エネルギーを効率よく使用できるようにせざるを得ない状況である。いずれにせよ、マグネットを含む磁気回路の体積は増大する方向であり、薄型化はさらに実現が困難である。
特開2005−51283号公報
本発明は、上記課題を解決するもので、薄型化を実現できる優れたスピーカを提供するものである。上記課題を解決するために、本発明は以下の構成を有する。
すなわち、本発明は、中央部に窪みまたは孔を設けたセンターポールを有する下部プレートとこの下部プレートに結合されたマグネットとこのマグネットの前記下部プレートとの反対側に結合された上部プレートとからなる磁気回路と、この磁気回路に結合されたフレームと、このフレームに結合された振動板と、この振動板に結合されるとともにその一部が磁気回路の磁気ギャップに配置されたボイスコイルとからなるスピーカであって、振動板はボイスコイルとの結合部よりも内周側が磁気回路側に突出するとともにセンターポール中央部の窪みまたは孔に挿入して、スピーカを構成したものである。
磁気回路の下部プレートにて形成された窪みまたは孔に振動板の一部を挿入してスピーカを構成することで、磁気回路の高さ内に振動板の一部を収納してスピーカを構成した。この構成により、スピーカの薄型化を図ることができ、その工業的価値は非常に大きなものである。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、同様の部分については同一の符号を付し、その説明を省略する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1におけるスピーカの断面図である。
図1に示すように、中央部に孔23Bを設けたセンターポール23Aを有する下部プレート23に、マグネット21を結合し、このマグネット21の下部プレート23との反対側に上部プレート22を結合して、磁気回路24を構成している。そして、この磁気回路24にフレーム26を結合し、このフレーム26に振動板27を結合し、この振動板27にボイスコイル28を結合するとともに、このボイスコイル28を上記磁気回路24の磁気ギャップ25に挿入してスピーカを構成している。
ここで、この振動板27は、ボイスコイル28との結合部よりも内周側の断面形状が、磁気回路24側に突出する逆ドーム形状となっており、センターポール中央部の孔23Bに挿入した構成となっている。この構成とすることにより、磁気回路24の高さ内に振動板27の一部を収納することができ、薄型化を図ることができる。
あるいは、振動板27の一部がセンターポール中央部の孔23Bに常に挿入された構成となっていることは、必ずしも必要でない。図2に2点鎖線で示すように、振動板27がニュートラル状態にある時は孔23Bに挿入されず、振動板27が振動した時に振動板27の一部が孔23Bに挿入される構成であっても構わない。
図2は、本発明の実施の形態1におけるスピーカの他の一例の断面図である。
このスピーカでは、ニュートラル状態にある振動板27を2点鎖線で表しており、この状態では振動板27は孔23Bに挿入されていない。一方、振動板27が振動している時の状態、特に図2の下方に振動した時の状態を実線で表しており、この状態では振動板27は孔23Bに挿入されている。
この構成によってもまた、磁気回路24の高さ内に振動板27の振動時を含めた広い意味での一部を収納することができ、薄型化を図ることができる。同時に、振動板27が大きく振動した時にも、振動板27がセンターポール23Aの一部やその他の部分に接触等を起こす可能性を低減することができる。
以上は、下部プレート23のセンターポール23Aの中央部に設けた孔23Bについて説明したが、この実施の形態に限定されることなく、孔23Bは窪みであっても良い。
また、磁気回路24側に突出する振動板27の形状を、逆ドーム形状とすることにより、振動板の深さによる形状剛性の実現と、逆ドーム形状からの良好な指向性の実現により、歪の少ない安定した音響特性と音質を実現することができる。
図3は、本発明の実施の形態1におけるスピーカの他の第2例の断面図である。
図3に示すように、上部プレート22のマグネット21との結合側と反対側に、マグネット21と逆方向に着磁された第1のサブマグネット30をさらに設けた構成としても良い。この構成とすることで、第1のサブマグネット30はキャンセルマグネットとしての効果を発揮し、磁気ギャップ25内の主磁束を向上させ、漏洩磁束を低減させる。これによって、さらなるスピーカの音圧レベル向上や漏洩磁束の低減を図ることができる。
図4は、本発明の実施の形態1におけるスピーカの他の第3例の断面図である。
図4に示すように、下部プレート23のマグネット21との結合側と反対側に、マグネット21と逆方向に着磁された第2のサブマグネット31をさらに設けた構成としても良い。この構成とすることで、第2のサブマグネット31はキャンセルマグネットとしての効果を発揮し、磁気ギャップ25内の主磁束を向上させ、漏洩磁束を低減させる。これによってもまた、さらなるスピーカの音圧レベル向上や漏洩磁束の低減を図ることができる。
図5は、本発明の実施の形態1におけるスピーカの他の第4例の断面図である。
図5に示すように、図4に示す構成にシールドカバー32をさらに設けた構成としても良い。
すなわち、第2のサブマグネット31の下部プレート23との結合側と反対側に、シールドカバー32を設ける。この構成とすることで、シールドカバー32の効果によりさらに漏洩磁束を低減させ、より一層のスピーカの音圧レベル向上や漏洩磁束の低減を図ることができる。
以上の説明のように、マグネットの数量を1個のみならず、2個、3個というように多数個に分割して、互いに逆方向の着磁を実施することで、磁気回路24全体の磁気利用効率を向上させることができる。
すなわち、1個のマグネットの体積を2分割や3分割して、サブマグネットを含む磁気回路を構成することで、同じ体積であっても、磁気回路全体の磁気利用効率を向上させることができる。そのため、同じマグネットの体積で、より大きな音圧レベルを実現することができる。
また、逆にいえば、サブマグネットを含む磁気回路構成とすることで、同じ音圧レベルを実現するのに、トータルのマグネットの体積を減少させたり、マグネットの全高寸法を低く設定できる。これによって、薄型化することができる。
図6は、本発明の実施の形態1におけるスピーカの他の第5例の断面図である。
図6に示すように、振動板27のボイスコイル28との結合部よりも内周側と、フレーム26または磁気回路24の一部とに結合される、ダンパー29を設けた構成としても良い。
ダンパー29を付加した結果として、振動板27やこれに結合されたボイスコイル28の支持性能をさらに向上させることができ、ギャップ不良の低減による高耐入力化等の品質、及び信頼性の向上を図ることができる。
図7は、本発明の実施の形態1におけるスピーカの他の第6例の断面図である。
図7に示すように、下部プレート23にネット33を設けた構成とすることもできる。
このネット33の結合場所としては、下部プレート23のセンターポールの孔23Bの内側面にすることで、スピーカの全高寸法を高くせずにネット33を結合することができる。
また、このネット33は、防塵ネットあるいは制動ネット、あるいはこれらの両機能を兼ね備えたものとすることができる。防塵ネットの場合は、下部プレート23のセンターポールの孔23Bから磁気ギャップ25等に侵入する塵や埃または鉄粉等さらには水滴等を除去する効果があり、異物侵入によるギャップ不良を低減させることができる。
制動ネットの場合は、下部プレート23のセンターポールの孔23Bから出入りする空気の量を制御することにより、振幅や最低共振周波数の調整を実施することで、音響特性や音質を自由に調整することができる。
図8は、本発明の実施の形態1におけるスピーカの他の第7例の断面図である。
図8に示すように、下部プレート23のセンターポール23Aを延長して振動板27のプロテクタ23Cとし、振動板27の中心部を保護できる構成としてもよい。
図9は、本発明の実施の形態1におけるスピーカの他の第8例の断面図である。
図9に示すように、プロテクタ23Cにネット33Aを設けて、防塵や制動を実施できる構成としてもよい。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2におけるスピーカについて説明をする。本発明の実施の形態2におけるスピーカの断面図は、図2に示す本発明の実施の形態1におけるスピーカの他の一例と同じである。従って、本発明の実施の形態2におけるスピーカの主要な構成とその作用、動作について、図2を使って説明する。
このスピーカは、下部プレート23と、下部プレート23に結合されたマグネット21と、マグネット21の下部プレート23と反対側に結合された上部プレート22からなる、磁気回路24を備えている。
さらに、このスピーカは、磁気回路24に結合されたフレーム26と、フレーム26に結合された振動板27と、ボイスコイル28を供えている。ボイスコイル28は、振動板27に結合されるとともに、その一部が磁気回路24の下部プレート23と上部プレート22とからなる直線状の磁気ギャップ25に配置されている。
下部プレート23は、底面部と底面部に略垂直方向に設けた側壁部を備え、側壁部の背面を複数個対向配置してその略中央部に空間23Bを形成している。この下部プレート23の形状については、本実施の形態2の特徴であるので、後で詳細に説明する。
振動板27のボイスコイル28との結合部よりも内周側を磁気回路24側に突出させるとともに、この振動板27の突出部は、この振動板27のニュートラル状態(2点鎖線で示す)では、下部プレート23の略中央部の空間23Bに挿入されない。また、この振動板27の突出部は、この振動板27の振動時に、特に振動板27が図2の下方に振動した時(実線で示す)に、下部プレート23の略中央部の空間23Bに挿入される。
本発明の実施の形態2におけるスピーカを構成する下部プレート23とマグネット21と上部プレート22の外観図を図10に示す。
図10に示すように、下部プレート23は、シート状の金属体を折曲形成したものである。この実施の形態2では、下部プレート23は、シート状の金属体を折曲形成することで、底面部と底面部に略垂直方向に設けた側壁部を備えている。そして、この折曲形成した4つのシート状の金属体の側壁部の背面を対向配置し、その略中央部に空間23Bを形成している。
この折曲形成した4つのシート状の金属体の側壁部を囲むようにその上にマグネット21を配置し、さらにその上に上部プレート22を配置して、磁気回路24を形成している。このような形状とすることによって、上部プレート22、マグネット21、下部プレート23の生産性向上と材料使用効率を向上させることができる。
図11に、本発明の実施の形態2におけるスピーカを構成する下部プレート23とマグネット21と上部プレート22の他の一例の外観図を示す。
図11に示すように、マグネット21を複数に分割構成しても構わない。また、このマグネット21の分割数を下部プレート23の分割数と同数にしても構わない。
あるいはまた、図11に示すように、上部プレート22を複数に分割構成しても構わない。また、この上部プレート22の分割数を下部プレート23の分割数と同数にしても構わない。
さらにまた、図11に示すように、上部プレート22の分割数をマグネット21の分割数と同数にしても構わない。
なお、図11では、下部プレート23とマグネット21と上部プレート22とを、同数に分割するように記載しているが、このような実施の形態に限るものではなく、下部プレート23とマグネット21と上部プレート22のいずれか1つまたは2つだけを分割する実施の形態でも構わない。例えば、マグネット21だけ、あるいは上部プレート22だけ、あるいはマグネット21と上部プレート22だけを分割する実施の形態でも構わない。さらに、これらの分割数は異なる実施の形態であっても構わない。このような形状とすることによってもまた、上部プレート22、マグネット21、下部プレート23の生産性向上と材料使用効率を向上させることができる。
さらにまた、マグネット21は棒状であっても構わない。同様に、上部プレート22は棒状であっても構わない。マグネット21と上部プレート22の両方が棒状であっても構わないし、マグネット21と上部プレート22のどちらかが棒状であっても構わない。このような形状とすることによってもさらに、上部プレート22、マグネット21、下部プレート23の生産性向上と材料使用効率を向上させることができる。
図12に、本発明の実施の形態2におけるスピーカを構成する下部プレート23とマグネット21と上部プレート22の他の第2例の外観図を示す。
図12に示すように、例えば、下部プレート23を2つに分割し、マグネット21と上部プレート22は分割しないことも可能である。そして、下部プレート23は、シート状の金属体を図12に示すような形状に折曲形成することも可能である。この折曲形成した2つのシート状の金属体の4面の側壁部を囲むようにその上にマグネット21を配置し、さらにその上に上部プレート22を配置して、磁気回路24を形成することができる。このような形状とすることによってもまた、上部プレート22、マグネット21、下部プレート23の生産性向上と材料使用効率を向上させることができる。
図13に、本発明の実施の形態2におけるスピーカを構成する下部プレート23とマグネット21と上部プレート22の他の第3例の外観図を示す。
図13に示すように、例えば、下部プレート23を2つに分割し、マグネット21と上部プレート22は分割しないことも可能である。そして、下部プレート23は、シート状の金属体を図13に示すような形状に折曲形成することも可能である。この折曲形成した2つのシート状の金属体の4面の側壁部を囲むようにその上にマグネット21を配置し、さらにその上に上部プレート22を配置して、磁気回路24を形成することができる。このような形状とすることによってさらにまた、上部プレート22、マグネット21、下部プレート23の生産性向上と材料使用効率を向上させることができる。
振動板27のボイスコイル28との結合部よりも内周側は、上記のとおり磁気回路24側に突出した構造となっており、この振動板27の突出部の断面形状は、逆ドーム形状とすることができる。また、防塵ネットあるいは音響負荷調整用ネットの両方またはどちらかの機能を発揮するネットを下部プレート23の略中央部の空間23Bの内側面に結合しても構わない。振動板27の突出部の断面形状を逆ドーム形状とすることによる効果、あるいはネットを結合することによる効果は、本発明の実施の形態1のスピーカと変わらないので説明を省略する。
(実施の形態3)
図14は、本発明の実施の形態3における電子機器の外観図である。当実施の形態は、本発明の実施の形態1または実施の形態2のスピーカおよびこのスピーカに入力される電気信号の増幅部を備えた電子回路を搭載して、電子機器であるオーディオ用のミニコンポシステムを構成したものである。
図14に示すように、本発明のスピーカ40をエンクロジャー41に組込んでスピーカシステムを構成し、このスピーカ40に入力する電気信号の増幅部としてのアンプ42と、このアンプ42に入力されるソースを出力するプレーヤ43とを備えて、電子機器であるオーディオ用のミニコンポシステムを構成している。
スピーカ40の磁気回路24の高さ内に振動板27の一部を挿入して薄型化を図ったスピーカを使用することで、オーディオ用のミニコンポシステム等の電子機器の小型化、薄型化、軽量化、さらにはこれにともなう材料削減による低コスト化を実現することができる。また、音圧レベル向上や、漏洩磁束の低減も実現することができる。
尚、当実施の形態は、電子機器としてオーディオ用のミニコンポシステムに本発明のスピーカを搭載した例について説明したが、これに限定されることなく、テレビ等の映像機器や、携帯電話等の移動体通信機器などの電子機器に、本発明のスピーカを搭載した実施の形態であってもよい。すなわち、スピーカを搭載する電子機器であれば全てに本発明は適用可能である。
(実施の形態4)
図15は、本発明の実施の形態4における装置である自動車の断面図である。
当実施の形態は、本発明の実施の形態1または実施の形態2のスピーカと、このスピーカの動力源(図示しない)を搭載して、装置である自動車を構成したものである。すなわち、図15に示すように、スピーカ40を自動車50のリアトレイに搭載して構成している。
この構成により、装置である自動車50の軽量化さらには低コスト化を実現することができる。さらに、音圧レベル向上や、漏洩磁束の低減、省エネルギー化も実現することができる。
尚、当実施の形態は、装置として自動車に搭載した例について説明したが、これに限定されることなく、本実施の形態である装置は、列車や船舶等の移動装置さらには住宅等の構造物であってもよい。すなわち、スピーカを搭載する装置であれば全てに本発明は適用可能である。
本発明にかかるスピーカ、電子機器および装置は、小型化、薄型化、軽量化、低コスト化、さらには、音圧レベルの向上や漏洩磁束の低減化等が必要な映像音響機器や情報通信機器、ゲーム機器等の電子機器、さらには自動車等の装置に適用できる。
本発明の実施の形態1におけるスピーカの断面図 本発明の実施の形態1におけるスピーカの他の一例の断面図 本発明の実施の形態1におけるスピーカの他の第2例の断面図 本発明の実施の形態1におけるスピーカの他の第3例の断面図 本発明の実施の形態1におけるスピーカの他の第4例の断面図 本発明の実施の形態1におけるスピーカの他の第5例の断面図 本発明の実施の形態1におけるスピーカの他の第6例の断面図 本発明の実施の形態1におけるスピーカの他の第7例の断面図 本発明の実施の形態1におけるスピーカの他の第8例の断面図 実施の形態2におけるスピーカを構成する下部プレートとマグネットと上部プレートの外観図 実施の形態2におけるスピーカを構成する下部プレートとマグネットと上部プレートの他の一例の外観図 実施の形態2におけるスピーカを構成する下部プレートとマグネットと上部プレートの他の第2例の外観図 実施の形態2におけるスピーカを構成する下部プレートとマグネットと上部プレートの他の第3例の外観図 本発明の実施の形態3における電子機器の外観図 本発明の実施の形態4における装置の部分断面図 従来のスピーカの断面図
符号の説明
21 マグネット
22 上部プレート
23 下部プレート
23A センターポール
23B 孔
23C プロテクタ
24 磁気回路
25 磁気ギャップ
27 振動板
28 ボイスコイル
29 ダンパー
30 第1のサブマグネット
31 第2のサブマグネット
32 シールドカバー
33,33A ネット
40 スピーカ
41 エンクロジャー
42 アンプ
43 プレーヤ
50 自動車

Claims (31)

  1. 中央部に窪みまたは孔を設けたセンターポールを有する下部プレートと前記下部プレートに結合されたマグネットと前記マグネットの前記下部プレートとの反対側に結合された上部プレートとからなる磁気回路と、前記磁気回路に結合されたフレームと、前記フレームに結合された振動板と、前記振動板に結合されるとともにその一部が前記磁気回路の磁気ギャップに配置されたボイスコイルとからなるスピーカであって、前記振動板は前記ボイスコイルとの結合部よりも内周側が前記磁気回路側に突出するとともに前記センターポール中央部の窪みまたは孔に挿入して構成した、スピーカ。
  2. 前記振動板の前記ボイスコイルとの結合部よりも内周側の断面形状は、逆ドーム形状である、請求項1に記載のスピーカ。
  3. 前記上部プレートの前記マグネットとの結合側と反対側に、前記マグネットと逆方向に着磁された第1のサブマグネットをさらに設けた、請求項1に記載のスピーカ。
  4. 前記下部プレートの前記マグネットとの結合側と反対側に、前記マグネットと逆方向に着磁された第2のサブマグネットをさらに設けた、請求項1から請求項3のいずれか1つに記載のスピーカ。
  5. 前記第2のサブマグネットの前記下部プレートとの結合側と反対側に、シールドカバーをさらに設けた、請求項4に記載のスピーカ。
  6. 前記振動板の前記ボイスコイルとの結合部よりも内周側と前記フレームまたは前記磁気回路の一部とに結合される、ダンパーを設けた、請求項1に記載のスピーカ。
  7. 前記下部プレートにネットを設けた、請求項1に記載のスピーカ。
  8. 前記ネットは、前記下部プレートの前記センターポール中央部の窪みまたは孔の内側面に結合した、請求項7に記載のスピーカ。
  9. 前記下部プレートの前記センターポールを、内側にさらに延長してプロテクタを形成した、請求項1に記載のスピーカ。
  10. 前記プロテクタにネットを設けた、請求項9に記載のスピーカ。
  11. 前記ネットは防塵ネットである、請求項7または請求項8または請求項10に記載のスピーカ。
  12. 前記ネットは制動ネットである、請求項7または請求項8または請求項10に記載のスピーカ。
  13. 前記振動板は、振動時のみに前記センターポール中央部の窪みまたは孔に挿入される、請求項1に記載のスピーカ。
  14. 請求項1から3または請求項5から10または請求項13のいずれか1つに記載のスピーカを搭載した、電子機器。
  15. 請求項1から3または請求項5から10または請求項13のいずれか1つに記載のスピーカを搭載した、装置。
  16. 下部プレートと前記下部プレートに結合されたマグネットと前記マグネットの前記下部プレートと反対側に結合された上部プレートからなる磁気回路と、前記磁気回路に結合されたフレームと、前記フレームに結合された振動板と、前記振動板に結合されるとともにその一部が前記磁気回路の前記下部プレートと前記上部プレートとからなる直線状の磁気ギャップに配置されたボイスコイルとからなるスピーカであって、
    前記下部プレートは底面部と前記底面部に略垂直方向に設けた側壁部を備え、前記側壁部の背面を複数個対向配置してその中央部に空間を形成し、
    前記振動板の前記ボイスコイルとの結合部よりも内周側を前記磁気回路側に突出するとともに前記下部プレートの中央部の空間に挿入して構成した、スピーカ。
  17. 前記振動板の突出部は、前記振動板の振動時のみに前記下部プレートの中央部の空間に挿入される、請求項16記載のスピーカ。
  18. 前記下部プレートは、シート状の金属体を折曲形成した請求項17記載のスピーカ。
  19. 前記マグネットを複数に分割構成した請求項18記載のスピーカ。
  20. 前記マグネットを前記下部プレートと同数に分割した請求項19記載のスピーカ。
  21. 前記上部プレートを複数に分割構成した請求項19または請求項20記載のスピーカ。
  22. 前記上部プレートを前記下部プレートと同数に分割した請求項21記載のスピーカ。
  23. 前記上部プレートを前記マグネットと同数に分割した請求項21記載のスピーカ。
  24. 前記マグネットは棒状である請求項19に記載のスピーカ。
  25. 前記上部プレートは棒状である請求項21に記載のスピーカ。
  26. 前記振動板の前記突出部の断面形状は、逆ドーム形状である請求項18に記載のスピーカ。
  27. ネットを前記下部プレートの中央部の空間の内側面に結合した請求項18に記載のスピーカ。
  28. 前記ネットは、防塵ネットである請求項27記載のスピーカ。
  29. 前記ネットは、音響負荷調整用ネットである請求項27記載のスピーカ。
  30. 請求項16から20または請求項22から29のいずれか1項に記載のスピーカと、前記スピーカに入力される電気信号の増幅部を備えた電子回路とを搭載した、電子機器。
  31. 請求項16から20または請求項22から29のいずれか1項に記載のスピーカと、前記スピーカの動力源とを搭載した、装置。
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