JPWO2007034551A1 - 球状化装置およびその運転方法 - Google Patents

球状化装置およびその運転方法 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2007034551A1
JPWO2007034551A1 JP2007536372A JP2007536372A JPWO2007034551A1 JP WO2007034551 A1 JPWO2007034551 A1 JP WO2007034551A1 JP 2007536372 A JP2007536372 A JP 2007536372A JP 2007536372 A JP2007536372 A JP 2007536372A JP WO2007034551 A1 JPWO2007034551 A1 JP WO2007034551A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
damper
pipe
furnace
blower
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007536372A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4806681B2 (ja
Inventor
義之 萩原
義之 萩原
三宅 新一
新一 三宅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiyo Nippon Sanso Corp
Original Assignee
Taiyo Nippon Sanso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taiyo Nippon Sanso Corp filed Critical Taiyo Nippon Sanso Corp
Publication of JPWO2007034551A1 publication Critical patent/JPWO2007034551A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4806681B2 publication Critical patent/JP4806681B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J2/00Processes or devices for granulating materials, e.g. fertilisers in general; Rendering particulate materials free flowing in general, e.g. making them hydrophobic
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B33/00Silicon; Compounds thereof
    • C01B33/113Silicon oxides; Hydrates thereof
    • C01B33/12Silica; Hydrates thereof, e.g. lepidoic silicic acid

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Cyclones (AREA)
  • Silicon Compounds (AREA)
  • Glanulating (AREA)
  • Furnace Details (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)
  • Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)

Abstract

球状化装置は、球状化炉と、サイクロンと、バグフィルターとを備え、前記球状化炉は、頂部に球状化バーナーを垂直方向下向きに備え、本体部に複数の付着防止用空気導入孔が形成され、下部に搬送用空気導入孔と搬送用空気導出孔が形成され、前記付着防止用空気導入孔と前記搬送用空気導入孔とが第1の配管を介して送風ブロワーに接続され、前記搬送用空気導出孔は第2の配管を介して前記サイクロンに接続され、前記サイクロンは第3の配管を介して前記バグフィルターに接続され、前記第3の配管、冷却用空気導入部を備え、前記バグフィルターは第4の配管を介して吸引ブロワーに接続され、前記第1の配管は、一端が前記送風ブロワーの吐出部に接続され、他端が2つに分岐し、この分岐の一方は前記搬送用空気導入孔に接続され、前記分岐の他方は前記複数の付着防止用空気導入孔を束ねるマニホールドに接続され、前記2つの分岐の一方にダンパーが設けられている。

Description

本発明は、珪素(Si)の粉末などの無機質粉体原料(以下、単に「原料」という。)を火炎中に供給して無機質球状化粒子(以下、単に「粒子」という。)を製造する無機質球状化粒子製造装置(以下、単に「球状化装置」という。)の改良に関する。
従来の球状化装置の一例として、特許第3331491号公報に記載された球状化装置を図2に示す。この球状化装置は、球状化炉10、サイクロン20、およびバグフィルター30から構成されている。
球状化炉10(以下、単に「炉10」という。)は、原料を火炎中で溶解して粒子を発生させるものである。サイクロン20は、炉10で発生した粒子を取り込んで分級し、所定の粒径以上の粒子だけを捕集するものである。バグフィルター30は、濾布を用いてサイクロン20で捕集されなかった微小粒子を捕集するものである。サイクロン20で捕集された粒子と、バグフィルター30で捕集された微小粒子は、別々にまたは適宜ブレンドして工業用に使用される。
炉10の頂部には、球状化バーナー11が垂直方向下向きに備えられている。球状化バーナー11には、原料と、酸素や空気などの支燃性ガスと、プロパンガスなどの燃料ガスが供給される。球状化バーナー11の先端から供給される支燃性ガスと燃料ガスとの混合ガスにより、火炎が下向きに形成される。この火炎中に原料が供給されて溶解することにより、粒子が生成される。
生成された粒子は、炉10内を下降し、更にサイクロン20に供給されるが、生成したばかりの高温の粒子の一部は炉10の内壁面に付着してしまうことがある。内壁面に付着した粒子は塊状物になり、この塊状物の表面は高温になるので、更に生成した粒子が付着してしまう。火炎中で形成された粒子が炉10の内壁面に付着すると、サイクロン20に供給される粒子の量が減少するので、製品の生産効率が低下してしまう。また、炉10の内壁面に塊状物が形成されると、炉10内の温度が上昇し、この温度上昇により、炉10内で製造される粒子の量、粒径等が、所定のものとは変化してしまう。このように、炉10の内壁面への粒子の付着、塊状物の形成には問題がある。
そこで、炉10の内壁面に粒子が付着するのを防止するため、炉10には、複数の付着防止用空気導入孔12,12,…が形成されている。図2では、炉10の縦方向に一列の5つの付着防止用空気導入孔12,12,…が形成され、この一列の付着防止用空気導入孔12,12,…は、炉10の周に沿って複数列形成されている。
これらの付着防止用空気導入孔12,12,…には、付着防止用空気を供給する送風ブロワー40a(以下、単に「ブロワー40a」という。)が、マニホールド41を介して接続されている。ブロワー40aからの空気は、炉10の各付着防止用空気導入孔12,12,…から炉10内に噴出し、生成された粒子が炉10の内壁面に付着するのを防止する。
なお、炉10の底部には、図示しない観察窓が上向きに設けられており、炉10内全体を見渡すことが可能となっている。これにより、炉10の内壁面に粒子が付着したことを確認することができる。
炉10の下部には、搬送用空気導入孔13と搬送用空気導出孔14とが相対向して形成されている。搬送用空気導入孔13には、搬送用空気を供給する送風ブロワー40b(以下、単に「ブロワー40b」という。)が、配管42を介して接続されている。
上述したように、サイクロン20は、所定の粒子径の粒子を分級して捕集するものである。サイクロン20における分級状態を一定にし、捕集効率を最適に維持するためには、サイクロン20へ供給する空気量Q(以下、単に「Q」と表記する。)を、一定に維持する必要がある。
このQは、付着防止用の空気量Qa(以下、単に「Qa」と表記する。)と、搬送用の空気量Qb(以下、単に「Qb」と表記する。)の和になる。即ち、以下の式(1)が成立する。
Qa+Qb=Q ・・・(1)
よって、Qを一定に維持するためには、Qaの変化量(以下、「ΔQa」と表記する。)と、Qbの変化量(以下、「ΔQb」と表記する。)を一致させる必要がある。即ち、以下の式(2)を満たす必要がある。
ΔQa=ΔQb(但し、ΔQa,ΔQb>0) ・・・(2)
しかしながら、ΔQaとΔQbを一致させることは困難であるという不具合があった。
以下、上記不都合が発生する原因について、詳述する。
例えば、炉10の内壁面に粒子が付着し始めたら、これを防止するため、ブロワー40aの回転数を増加させ、現在のQaを、Qa+ΔQaに増量する。すると、ブロワー40aの吐出圧力が上昇し、これに伴って、炉10内の圧力が上昇する。結果、ブロワー40bと炉10との間に圧力差が発生し、この圧力差により、Qbが減量することになる。従って、Qbを調整する際には、ブロワー40bと炉10との間の圧力差によるQbの減量分を考慮する必要がある。
一方、式(2)を満たすため、ブロワー40bの回転数を減少させ、現在のQbを、Qb−ΔQbに減量する。すると、ブロワー40bの吐出圧力が減少し、炉10内の圧力が低下する。結果、ブロワー40aと炉10との間に圧力差が発生し、この圧力差により、Qa+ΔQaが増量することになる。従って、式(2)を満たすためには、ΔQaおよびΔQbの微調整を行う必要がある。
炉10内への付着防止用空気の導入は、炉10内の温度を下げる効果を有する。よって、通常運転時の温度範囲を維持するため、炉10の内壁面に粒子の付着がない場合には、粒子の付着しない範囲でQaを減量するのが好ましい。
従って、炉10の内壁面への粒子の付着がなくなったら、Qaを減量する必要がある。しかしながら、Qaを減量させた場合には、上述したQaを増量させた場合と同様に、炉10内の圧力の変動と、これに伴うQbの変化が発生する。
以上のように、QaおよびQbの増量および減量により、炉10内の圧力が変動するため、Qを常に一定に維持することは困難であった。また、QaおよびQbの増量および減量に合わせてブロワー40a、40bの回転数を同時に調整しても、増量および減量のタイミングを一致させることは非常に困難であり、Qの変化による、サイクロン20の捕集効率の低下が発生せざるを得ないという問題があった。
一方、球状化装置は数日乃至数ヶ月の連続運転を行うのが一般的なので、昼夜間の外気温度の変化等の要因によって炉10内の温度および圧力が変化し、結果、粒子の品質および生産効率の悪化が発生するという問題があった。
特許3331491号公報
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、
サイクロン内に吸入される空気量Qを常に一定に維持し、捕集効率を最適な状態で維持するとともに、付着防止用の空気量Qaおよび搬送用の空気量Qbを簡便に調整できる球状化装置を提供することを目的とする。また、炉内温度および圧力を最適に維持することにより、高品質な無機質球状化粒子を高い生産効率で生産することができる球状化装置およびその運転方法を提供することを目的とする。
かかる問題点を解決するため、
本発明の第1の態様は、球状化炉と、サイクロンと、バグフィルターとを備えた球状化装置であって、前記球状化炉は、頂部に、球状化バーナーを垂直方向下向きに備え、本体部に、複数の付着防止用空気導入孔が形成され、下部に、搬送用空気導入孔と搬送用空気導出孔が形成され、前記付着防止用空気導入孔と前記搬送用空気導入孔とが第1の配管を介して送風ブロワーに接続され、前記搬送用空気導出孔は第2の配管を介して前記サイクロンに接続され、前記サイクロンは、第3の配管を介して前記バグフィルターに接続され、前記第3の配管は、冷却用空気導入部を備え、前記バグフィルターは第4の配管を介して吸引ブロワーに接続され、前記第1の配管は、一端が前記送風ブロワーの吐出部に接続され、他端が2つに分岐し、この分岐の一方は、前記搬送用空気導入孔に接続され、前記分岐の他方は、前記複数の付着防止用空気導入孔を束ねるマニホールドに接続され、前記2つの分岐の一方に第1のダンパーが設けられている球状化装置である。
本発明の球状化装置においては、前記球状化炉に設けられ、炉内圧力を監視する圧力センサーと、炉内温度を監視する第1の温度センサーと、前記冷却用空気導入部に設けられ、冷却用空気の供給量を調節する第2のダンパーと、前記第3の配管に設けられ、前記バグフィルターに流入するガスの温度を監視する第2の温度センサーと、前記第4の配管に設けられ、前記吸引ブロワーの吸引量を調節する第3のダンパーと、前記圧力センサー、前記第1の温度センサー、前記第2の温度センサー、第1のダンパー、第2のダンパー、および第3のダンパーと通信可能に接続されている制御装置とをさらに備え、前記制御装置は、前記圧力センサーで計測された圧力値と、前記第1の温度センサーで計測された温度値と、前記第2の温度センサーで計測された温度値とを用いて演算を行い、第1のダンパー、第2のダンパー、および第3のダンパーに開度制御信号を送信することが好ましい。
また、本発明の球状化装置においては、圧力センサーと、第1の温度センサーとが前記球状化炉の上部に形成されていることが好ましい。
本発明の第2の態様は、本体部に、複数の付着防止用空気導入孔が形成され、下部に、搬送用空気導入孔と搬送用空気導出孔が形成された球状化炉と、この球状化炉に付着防止用空気と搬送用空気の両方を供給する送風ブロワーと、一端が前記送風ブロワーの吐出部に接続され、他端が2つに分岐し、この分岐の一方は、前記搬送用空気導入孔に接続され、他方は、前記複数の付着防止用空気導入孔を束ねるマニホールドに接続された第1の配管と、前記2つの分岐の一方に設けられている第1のダンパーと、前記搬送用空気導出孔と第2の配管を介して接続されたサイクロンと、前記サイクロンと第3の配管を介して接続されたバグフィルターと、前記球状化炉に設けられ、炉内圧力を監視する圧力センサーと、炉内温度を監視する第1の温度センサーと、前記第3の配管に設けられた冷却用空気供給部と、この冷却用空気供給部に設けられ、冷却用空気の供給量を調節する第2のダンパーと、前記第3の配管に設けられ、前記バグフィルターに流入するガスの温度を監視する第2の温度センサーと、前記バグフィルターと第4の配管を介して接続された吸引ブロワーと、この第4の配管に設けられ、前記吸引ブロワーの吸引量を調節する第3のダンパーと、前記圧力センサー、前記第1の温度センサー、前記第2の温度センサー、第1のダンパー、第2のダンパー、および第3のダンパーと通信可能に接続されている制御装置とを備えた球状化装置の運転方法であって、前記圧力センサーで計測された圧力値と、前記第1の温度センサーで計測された温度値と、前記第2の温度センサーで計測された温度値と、予め設定された圧力値および温度値と、を前記制御装置に入力して演算し、この演算結果に基づいて、第1のダンパー、第2のダンパー、および第3のダンパーに開度制御信号を送信し、それらの開度を制御する球状化装置の運転方法である。
本発明によれば、1つの送風ブロワーと第1のダンパーを用いて、付着防止用の空気量Qaおよび搬送用の空気量Qbを同時に調整するため、球状化炉に供給される付着防止用の空気量Qaと搬送用の空気量Qbの合計、すなわちサイクロン内に吸入される空気量Qを常に一定に維持することができる。よって、サイクロンの捕集効率を最適な状態で維持することができる。また、第1のダンパーのみを用いて調整を行うため、操作が簡便となる。
また、本発明によれば、制御装置を用いることにより、炉内温度および圧力を最適に維持することが可能となり、高品質な粒子を高い生産効率で生産することができる。
本発明にかかる球状化装置の一例を示す概略図である。 従来の球状化装置の一例を示す概略図である。
符号の説明
10・・・球状化炉、11・・・球状化バーナー、12・・・付着防止用空気導入孔、13・・・搬送用空気導入孔、14・・・搬送用空気導出孔、15・・・圧力センサー、16・・・第1の温度センサー、17・・・第2の配管、20・・・サイクロン、21・・・第3の配管、22・・・冷却用空気供給部、23・・・第2のダンパー、24・・・第2の温度センサー、30・・・バグフィルター、31・・・第4の配管、32・・・吸引ブロワー、33・・・第3のダンパー、40c・・・送風ブロワー、41・・・マニホールド、42・・・第1の配管、42a・・・第1の配管の分岐の一方、42b・・・第1の配管の分岐の他方、43・・・第1のダンパー、50・・・制御装置
以下、本発明にかかる球状化装置の一実施形態を、図面を参照して説明する。図1は、本発明にかかる球状化装置の一例であり、図2の従来装置と同一の構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略または簡略する。
図1の球状化装置にあっては、従来装置と主に異なるところは、第1の配管42が2つに分岐し、この分岐の一方42aがマニホールド41と接続されている点と、分岐の他方42bに第1のダンパー43が設けられている点と、制御装置50が備わっている点である。
本発明にかかる球状化装置の炉10には、送風ブロワー40c(以下、単に「ブロワー40c」という。)が1基のみ設けられている。このブロワー40cの吐出部には、第1の配管42の一端が接続されている。そして、第1の配管42の他端は2つに分岐し、この分岐の一方42aは、マニホールド41の一端に接続され、分岐の他方42bは、搬送用空気導入孔13に接続されている。マニホールド41の複数の他端は、複数の付着防止用空気導入孔12,12,…を束ねている。また、第1の配管42の分岐の他方42bには、QaとQbの比率を調節する第1のダンパー43が設けられている。
このような構成を用いることにより、1つのブロワー40cから付着防止用空気と搬送用空気の両方を炉10内に供給することが可能になる。また、第1のダンパー43を用いることにより、QaとQbの比率を任意に調節することができる。この際、QaとQbの合計は、比率の調整によって変化しないため、サイクロン内に吸入される空気量Qを常に一定に維持し、捕集効率を最適に維持することができる。
なお、第1のダンパー43は、第1の配管42の分岐点と搬送用空気導入孔13の間に限らず、この分岐点とマニホールド41の間に設けられていてもよい。
炉10には圧力センサー15と第1の温度センサー16が設けられている。これにより、炉10内の圧力が適切な圧力に保たれているか、温度が原料を溶融するのに十分であるかを確認することができる。なお、粒子が生成される箇所である球状化バーナー11の火炎近辺を調査するため、圧力センサー15と第1の温度センサー16は炉10の上部に設けられることが好ましい。
炉10の搬送用空気導出孔14には、第2の配管17の一端が接続されており、その他端はサイクロン20の入口部に接続されている。サイクロン20の出口部には、第3の配管21の一端が接続されており、他端はバグフィルター30の入口部に接続している。
第3の配管21には、冷却用空気導入部22が設けられている。この冷却用空気導入部22は、第3の配管21に冷却用空気を供給するものであり、これにより、サイクロン20からバグフィルター30に向かうガスの温度を下げることができる。また、冷却用空気導入部22には、第2のダンパー23が設けられており、これにより、冷却用の空気量が調節可能となっている。また、第3の配管21上のバグフィルター30の入口近傍には第2の温度センサー24が設けられており、これにより、バグフィルター30に流入するガスが適切であるかどうかを確認することができる。
このように、冷却用空気導入部22に第2のダンパー23を設けることにより、ガス量の増加を最小限に抑えながら、バグフィルター30に流入するガスの温度を、通常のバグフィルター30の濾布の耐熱温度である180℃以下、かつ、ガス中の水分が結露して濾布に付着することのない100℃以上の範囲に調節することができる。なお、冷却用空気導入部22の設置位置は、高温のガスと冷却用空気とが十分に混合して温度が低下してからバグフィルター30に流入するように、第3の配管21上のサイクロン30の出口近傍に設けることが好ましい。
バグフィルター30の出口部には、第4の配管31の一端が接続されており、他端は吸引ブロワー32に接続されている。この吸引ブロワー32は、球状化装置内を流通しているガスを吸引するものである。
また、第4の配管31には吸引ブロワー32の吸引量を調節するための第3のダンパー33が設けられており、これにより、球状化装置内を流通しているガスの吸引量を調節することが出来る。
なお、炉10内の圧力は、若干負圧に設定することが好ましい。この場合、第2のダンパー23の開度調整により、サイクロン20の上流の吸引量を調節し、炉10内の圧力を調整することができる。よって、上述した付着防止用空気の効果と併せて、炉10の内壁面に粒子が付着することが防止されるとともに、炉10から粒子が効率よく排出される。
制御装置50は、球状化装置内のガスの圧力および温度を制御するものであり、圧力指示調節器(PIC)51、温度指示調節器(TIC)52,52、および演算器(Y)53を備えている。この制御装置50は、上述した圧力センサー15、第1の温度センサー16、第2の温度センサー24、第1のダンパー43、第2のダンパー23、および第3のダンパー33と通信ケーブルを介して接続されている。なお、制御装置50と各構成要素の接続方法としては、上記通信ケーブルに限らず、無線通信を用いてもよい。
制御装置50を用いた球状化装置の運転方法の一例を、以下に説明する。
圧力センサー15、第1の温度センサー16、および第2の温度センサー24において計測された圧力値および温度値は、制御装置50に送信されるとともに、演算器53に入力される。この演算器53において、入力された圧力値および温度値と、圧力指示調節器51と温度指示調節器52,52に設定された圧力値および温度値とに基づいて演算が行われる。そして、計測された圧力値および温度値が、設定された温度および圧力と等しくなるように、演算器53から、開度制御信号が第1のダンパー43、第2のダンパー23、および第3のダンパー33に送信され、それらの開度が制御される。
なお、上記制御は、自動的かつ連続的に行われる。
各ダンパーの開度と、炉10内の上部の温度および圧力との関係を、表1に示す。
例えば、炉10内の上部の温度を上昇させる場合、(1)の操作を行うが、その結果炉10内の上部の圧力が下降するため、(3)または(6)の操作を行う必要がある。
なお、炉10内の上部の圧力に対する効果は、第3のダンパー33が第2のダンパー23よりも大きい。よって、2つのダンパーの開度をバランスよく制御することにより、炉10内の温度および圧力を最適に維持することができる。
このように、制御装置50およびこの制御装置50を用いた球状化装置の運転方法を採用することにより、炉10内の温度および圧力を最適に維持することが可能となり、高品質な粒子を高い生産効率で生産することができる。
以下、実施例により、本発明をさらに詳しく説明する。本発明は、下記実施例に何ら制限されるものではない。
[実施例1]
実施例1では、図1に示す本発明の球状化装置と図2に示す従来装置を用いて、粒子の製造実験を行い、両者を比較した。
炉10としては、内径600mm、高さ(長さ)3000mmであって、炉10の内壁面に付着防止用空気導入孔12,12,…を円周方向に4列、垂直方向に5段設けたものを用いた。各付着防止用空気導入孔12,12,…からそれぞれ100Nm/hで付着防止用空気を噴出させて、炉10の内壁面に付着防止用空気がまんべんなく行き渡るようにした。
原料粉体としては、シリカ粉体を用いた。
一般に、球状化装置を用いてシリカ球状化粒子を製造する際に、好適な炉10内の上部の温度範囲および圧力範囲は、1500〜1600℃、−1.0〜−0.8kPa(G)である。そこで、温度指示調節器の設定温度を1550℃とし、圧力指示調節器の設定圧力を−0.9kPa(G)とした。なお、圧力は大気圧基準とした値である。
一方、従来装置については、炉10内の上部の温度および圧力が、上記好適な温度範囲および圧力範囲を保つように、付着防止用空気を供給する送風ブロワー40aおよび搬送用空気を供給する送風ブロワー40bを手動で調節した。
実験結果を、表2に示す。
実験結果から、本発明の球状化装置を用いると、炉10内の上部の温度範囲および圧力範囲が好適な範囲内に収まるとともに、95%という高い製品歩留まりが得られることが明らかとなった。また、得られた粒子は、良好な球状形態を有する高品質なものであった。
これに対し、従来装置を用いると、炉10内の上部の温度範囲および圧力範囲が好適な範囲から逸脱し、製品歩留まりも70%しか得られないことが明らかとなった。
なお、本実施例において、製品歩留まりとは原料の投入量に対する製品回収量をいう。
本発明の球状化装置によれば、サイクロンの捕集効率を最適な状態で維持しながら、炉内温度および圧力を最適に維持することにより、高品質な粒子を高い生産効率で生産することができるため、産業上有用である。

Claims (3)

  1. 球状化炉と、サイクロンと、バグフィルターとを備えた球状化装置であって、
    前記球状化炉は、頂部に、球状化バーナーを垂直方向下向きに備え、
    本体部に、複数の付着防止用空気導入孔が形成され、
    下部に、搬送用空気導入孔と搬送用空気導出孔が形成され、
    前記付着防止用空気導入孔と前記搬送用空気導入孔とが第1の配管を介して送風ブロワーに接続され、
    前記搬送用空気導出孔は第2の配管を介して前記サイクロンに接続され、
    前記サイクロンは、第3の配管を介して前記バグフィルターに接続され、
    前記第3の配管は、冷却用空気導入部を備え、
    前記バグフィルターは第4の配管を介して吸引ブロワーに接続され、
    前記第1の配管は、一端が前記送風ブロワーの吐出部に接続され、
    他端が2つに分岐し、この分岐の一方は、前記搬送用空気導入孔に接続され、
    前記分岐の他方は、前記複数の付着防止用空気導入孔を束ねるマニホールドに接続され、
    前記2つの分岐の一方に第1のダンパーが設けられている球状化装置。
  2. 請求項1に記載の球状化装置であって、
    前記球状化炉に設けられ、炉内圧力を監視する圧力センサーと、炉内温度を監視する第1の温度センサーと、
    前記冷却用空気導入部に設けられ、冷却用空気の供給量を調節する第2のダンパーと、
    前記第3の配管に設けられ、前記バグフィルターに流入するガスの温度を監視する第2の温度センサーと、
    前記第4の配管に設けられ、前記吸引ブロワーの吸引量を調節する第3のダンパーと、
    前記圧力センサー、前記第1の温度センサー、前記第2の温度センサー、第1のダンパー、第2のダンパー、および第3のダンパーと通信可能に接続されている制御装置とをさらに備え、
    前記制御装置は、前記圧力センサーで計測された圧力値と、前記第1の温度センサーで計測された温度値と、前記第2の温度センサーで計測された温度値とを用いて演算を行い、第1のダンパー、第2のダンパー、および第3のダンパーに開度制御信号を送信する球状化装置。
  3. 本体部に、複数の付着防止用空気導入孔が形成され、下部に、搬送用空気導入孔と搬送用空気導出孔が形成された球状化炉と、
    この球状化炉に付着防止用空気と搬送用空気の両方を供給する送風ブロワーと、
    一端が前記送風ブロワーの吐出部に接続され、他端が2つに分岐し、この分岐の一方は、前記搬送用空気導入孔に接続され、他方は、前記複数の付着防止用空気導入孔を束ねるマニホールドに接続された第1の配管と、
    前記2つの分岐の一方に設けられている第1のダンパーと、
    前記搬送用空気導出孔と第2の配管を介して接続されたサイクロンと、
    前記サイクロンと第3の配管を介して接続されたバグフィルターと、
    前記球状化炉に設けられ、炉内圧力を監視する圧力センサーと、炉内温度を監視する第1の温度センサーと、
    前記第3の配管に設けられた冷却用空気供給部と、
    この冷却用空気供給部に設けられ、冷却用空気の供給量を調節する第2のダンパーと、
    前記第3の配管に設けられ、前記バグフィルターに流入するガスの温度を監視する第2の温度センサーと、
    前記バグフィルターと第4の配管を介して接続された吸引ブロワーと、
    この第4の配管に設けられ、前記吸引ブロワーの吸引量を調節する第3のダンパーと、
    前記圧力センサー、前記第1の温度センサー、前記第2の温度センサー、第1のダンパー、第2のダンパー、および第3のダンパーと通信可能に接続されている制御装置とを備えた球状化装置の運転方法であって、
    前記圧力センサーで計測された圧力値と、前記第1の温度センサーで計測された温度値と、前記第2の温度センサーで計測された温度値と、予め設定された圧力値および温度値と、を前記制御装置に入力して演算し、この演算結果に基づいて、第1のダンパー、第2のダンパー、および第3のダンパーに開度制御信号を送信し、それらの開度を制御する球状化装置の運転方法。
JP2007536372A 2005-09-22 2005-09-22 球状化装置およびその運転方法 Active JP4806681B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2005/017473 WO2007034551A1 (ja) 2005-09-22 2005-09-22 球状化装置およびその運転方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2007034551A1 true JPWO2007034551A1 (ja) 2009-03-19
JP4806681B2 JP4806681B2 (ja) 2011-11-02

Family

ID=37888612

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007536372A Active JP4806681B2 (ja) 2005-09-22 2005-09-22 球状化装置およびその運転方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US7787984B2 (ja)
JP (1) JP4806681B2 (ja)
KR (1) KR100938687B1 (ja)
CN (1) CN101267879B (ja)
HK (1) HK1121984A1 (ja)
MY (1) MY144920A (ja)
WO (1) WO2007034551A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5134474B2 (ja) * 2008-09-04 2013-01-30 大陽日酸株式会社 球状粒子の製造方法
JP5469938B2 (ja) * 2009-07-10 2014-04-16 大陽日酸株式会社 無機質球状化粒子の製造装置および製造方法
JP5559664B2 (ja) * 2010-11-26 2014-07-23 高砂工業株式会社 竪型炉
JP5750286B2 (ja) * 2011-03-30 2015-07-15 大陽日酸株式会社 無機質球状化粒子の製造方法、無機質球状化粒子製造用バーナ及び無機質球状化粒子製造装置
AT12878U1 (de) * 2011-10-10 2013-01-15 Binder Co Ag Verfahren zum geschlossenzelligen blähen von mineralischen material
JP6221182B2 (ja) * 2014-10-27 2017-11-01 大陽日酸株式会社 無機質球状化粒子製造装置、及び無機質球状化粒子製造方法
CN107055554B (zh) * 2017-05-23 2019-02-12 中南冶金地质研究所 一种使用火焰法制备纳米球形硅微粉的方法
CN112197590B (zh) * 2020-09-22 2022-04-22 北京北方华创微电子装备有限公司 半导体热处理设备的炉体及半导体热处理设备

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56129225A (en) * 1980-03-11 1981-10-09 Armstrong Cork Co Acrylate - acetoacetamide polymer
JPH0229247B2 (ja) * 1982-06-23 1990-06-28 Japan Broadcasting Corp Dokikenpajushinki
JPH0749100B2 (ja) * 1988-10-14 1995-05-31 新日本製鐵株式会社 無機質球状粒子の製造方法
US5131457A (en) * 1991-10-07 1992-07-21 Foster Wheeler Energy Corporation Protection system for heat pipe airheaters
US5611833A (en) * 1992-08-26 1997-03-18 Mg Industries Method and apparatus for producing spheroidal glass particles
WO1994010922A1 (en) * 1992-11-13 1994-05-26 Ep Technologies, Inc. Cardial ablation systems using temperature monitoring
JPH0749100A (ja) 1993-08-06 1995-02-21 Shin Meiwa Ind Co Ltd ブロアにおける伝動ケース
JP3331491B2 (ja) * 1996-09-18 2002-10-07 日本酸素株式会社 無機質球状化粒子の製造装置
JP3501631B2 (ja) * 1997-08-25 2004-03-02 電気化学工業株式会社 無機質球状粒子の製造方法及び装置
JP4041563B2 (ja) 1997-11-05 2008-01-30 大陽日酸株式会社 球状マグネタイト粉の乾式製造方法及び装置
JP3796565B2 (ja) * 2000-08-15 2006-07-12 信越化学工業株式会社 球状シリカ微粒子の製造方法
JP4154563B2 (ja) * 2001-07-23 2008-09-24 信越化学工業株式会社 シリカ含有複合酸化物球状微粒子及びその製造方法
US7374704B2 (en) * 2001-07-27 2008-05-20 Tdk Corporation Method of producing spherical oxide powder
JP2003040927A (ja) * 2001-07-30 2003-02-13 Yamaguchi Technology Licensing Organization Ltd 光学活性ポリメタクリレート誘導体及び分離剤並びに分離方法

Also Published As

Publication number Publication date
KR20080040015A (ko) 2008-05-07
CN101267879A (zh) 2008-09-17
HK1121984A1 (en) 2009-05-08
JP4806681B2 (ja) 2011-11-02
CN101267879B (zh) 2010-05-12
MY144920A (en) 2011-11-30
US20090127729A1 (en) 2009-05-21
KR100938687B1 (ko) 2010-01-25
US7787984B2 (en) 2010-08-31
WO2007034551A1 (ja) 2007-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4806681B2 (ja) 球状化装置およびその運転方法
JP3331491B2 (ja) 無機質球状化粒子の製造装置
CN104736487B (zh) 玻璃熔融炉燃烧器
CN101372317A (zh) 气相法生产高品质纳米氧化物的方法
KR101026601B1 (ko) 코크스 건식 소화 설비의 가스 취입 장치 및 그 조업 방법
US20130309622A1 (en) Device for preheating charging materials for glass melting facilities
JP5469938B2 (ja) 無機質球状化粒子の製造装置および製造方法
JP2012224879A (ja) 自熔製錬炉の操業方法
CN206398763U (zh) 大棚用新型生物质增温增碳气化炉
CN208814958U (zh) 一种低压干煤粉气流床煤气化系统
CN203794225U (zh) 石油焦粉的送料储罐装置
JP5750286B2 (ja) 無機質球状化粒子の製造方法、無機質球状化粒子製造用バーナ及び無機質球状化粒子製造装置
CN206045619U (zh) 一种带有二级喷吹嘴的布袋除尘器
CN106765318A (zh) 大棚用新型生物质增温增碳气化炉
JP5561235B2 (ja) 自熔製錬炉の操業方法及び自熔製錬炉
KR20200139160A (ko) 다결정 실리콘 로드의 제조 방법 및 반응로
US1365662A (en) Apparatus for feeding pulverized fuel
CN217265571U (zh) 煤粉输送装置
CN101966935A (zh) 一种带增温的烟草物料风送设备
CN212375376U (zh) 一种化学气相沉积cvd粉料前驱体输送装置
CN208458498U (zh) 一种烧结炉膛自动控温装置
JPH02107516A (ja) 無機質球状粒子の製造方法及び装置
CN205258002U (zh) 一种焚硫炉可拆防堵配风装置
JP2003171014A (ja) 粉粒体処理装置
JPH1150113A (ja) 微粉炭の高炉内吹き込み方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110426

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110627

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110719

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110815

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4806681

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140819

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140819

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250