JPWO2006077792A1 - パケット送信装置及びパケット送信方法 - Google Patents

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Abstract

移動局装置において異周波のレベル測定のために受信することができなかったMBMSサービスのパケットを現行のスケジューリング情報を用いて受信可能とするパケット送信装置。このパケット送信装置では、空区間検索部(102)は、スケジューリング情報から物理チャネル上に送出されるマルチキャスト送信フレームにおいてどのサービスと、どのサービスの間にどれだけの長さの空区間が存するかを検索する。再送パケット選択部(103)は、その空区間の直前のサービスで送信されるパケットの中から再送パケットを抽出する。パケット送信部(104)は、空区間を埋める再送を行うことができるようになる。

Description

本発明は、CDMA(Code Division Multi Access)方式の通信システムにおける基地局が備えるパケット送信装置及びパケット送信方法に関し、特にMBMS(Multimedia Broadcast/Multicast Service:マルチメディア同報・放送型通信)に関するパケットを送信するパケット送信装置及びパケット送信方法に関する。
近年、第3世代携帯電話システムの標準化団体である3GPPでは、W−CDMA方式の通信システムにおいて、特定または不特定多数のユーザに対して同時にマルチメディアデータのサービスを行なうためのシステムの実現を目指して、MBMSに関する標準化を行っている。以下に、図1と図2とを参照して非特許文献1に示されるMBMSサービスのパケット送信方法について説明する。
図1は、従来のパケット送信装置の構成例を示す図である。図1に示すように、MBMSのサービスシステムは、基地局装置であるパケット送信装置11と上位装置である無線制御装置12と移動局装置13とで構成される。
パケット送信装置11は、パケット送信部14を備えている。パケット送信部14には、無線制御装置13から、MBMSサービス(図示例ではサービスA、サービスB、サービスCの3つ)のパケット及びスケジューリング情報が並列に入力される。スケジューリング情報には、サービス毎のパケットのスケジューリング内容(各サービスのパケットを送信する際の順番、タイミング、送信する時間の長さなど)が記載されている。
パケット送信部14は、スケジューリング情報に基づき、マルチキャスト送信フレームに、データパケット(サービスA)、データパケット(サービスB)、データパケット(サービスC)を時分割配置し、またスケジューリング情報パケットを当該フレームの最終位置に配置し、物理チャネルを用いて移動局装置13に向けて送信する。図2を参照して、具体的に説明する。
図2は、従来のパケット送信方法を説明する図である。図2において、TTI(Transmission time interval)は、1パケットを送信する時間間隔である。A(A1〜A9)はMBMSサービスAのパケットであり、B(B1〜B6)はMBMSサービスBのパケットであり、C(C1,C2)はMBMSサービスCのパケットであり、S(S1,S2,S3)はスケジューリング情報パケットである。
図2では、3つのマルチキャスト送信フレーム(a)(b)(c)が示されているが、各マルチキャスト送信フレームは、18TTIで構成され、先頭から17番目のTTIまでがデータパケットの配置用であり、最終の1TTIがスケジューリング情報パケットSの配置用であるとしている。そして、これらは、図2に示す例で言えば、(a)(b)(c)の順に連続して物理チャネル上に送出される。
要するに、MBMSサービスのパケットを乗せる物理チャネル上では、スケジューリング情報パケットSが、一定の間隔で(図2に示す例で言えば18TTIに一回の割合で)送信される。このスケジューリング情報パケットSには、次のスケジューリング情報パケットSを送信するまでの17TTIの区間において送信されるMBMSサービス毎の送信開始タイミングとその長さ(TTI数)とが記載されている。
図2のマルチキャスト送信フレーム(a)では、時刻T=0〜時刻T=17までの17TTIにはデータパケットが無く、最終位置にスケジューリング情報パケットS1が挿入されている。パケット送信部14は、まず、スケジューリング情報を無線制御装置12から受け取ると、その内容を移動局装置13にスケジューリング情報パケットS1として通知する。
スケジューリング情報パケットS1には、次のマルチキャスト送信フレーム(b)において、例えば、時刻T=18から長さ6TTIの区間ではサービスAのパケットA1〜A6が送信され、時刻T=27から長さ3TTIの区間ではサービスBのパケットB1〜B3が送信され、時刻T=32から長さ1TTIの区間ではサービスCのパケットC1が送信されることが記載されている。
そこで、パケット送信部14は、スケジューリング情報パケットS1の内容を反映したマルチキャスト送信フレーム(b)を生成して移動局装置13に向けて送信する。即ち、このマルチキャスト送信フレームでは、時刻T=18から長さ6TTIの区間にサービスAのパケットA1〜A6が配置され、時刻T=27から長さ3TTIの区間にサービスBのパケットB1〜B3が配置され、時刻T=32から長さ1TTIの区間にサービスCのパケットC1が配置され、最終位置にスケジューリング情報パケットS2が挿入されている。
MBMSサービスA,B,Cのいずれかのサービスを受ける移動局装置13は、マルチキャスト送信フレーム(a)のスケジューリング情報パケットS1を受信することで、引き続いて送られてくるマルチキャスト送信フレーム(b)において受けたいサービスの開始タイミングとその長さ(TTI数)とを知ることができるので、ユーザは受けたいサービスのパケットを受信することが可能となる。そして、移動局装置13には、パケット送信装置11毎にどのタイミングでスケジューリング情報パケットが送信されているかを予め既知情報として通知されているので、セル間を移動してもMBMSサービスのパケットを受信することができる。
同様に、マルチキャスト送信フレーム(b)で移動局装置13に通知するスケジューリング情報パケットS2には、例えば、時刻T=36から長さ3TTIの区間ではサービスAのパケットA7〜A9が送信され、時刻T=41から長さ3TTIの区間ではサービスBのパケットB4〜B6が送信され、時刻T=50から長さ1TTIの区間ではサービスCのパケットC2が送信されることが記載されている。
そして、パケット送信部14は、スケジューリング情報パケットS2の内容を反映したマルチキャスト送信フレーム(c)を生成して移動局装置13に向けて送信する。即ち、このマルチキャスト送信フレームでは、時刻T=36から長さ3TTIの区間にサービスAのパケットA7〜A9が配置され、時刻T=41から長さ3TTIの区間にサービスBのパケットB4〜B6が配置され、時刻T=50から長さ1TTIの区間にサービスCのパケットC2が配置され、最終位置にスケジューリング情報パケットS3が挿入されている。以降、同様のマルチキャスト送信動作が繰り返される。
R2−040756(3GPP TSG RAN2 MBMS adhoc Budapest,Hungary,20−22 April 2004) 3GPP TS 25.133 8.4.2節
ところで、W−CDMA方式の通信システムでは、移動局装置は、MBMSサービスの受信の有無に関わらず、RRC(radio resource control)の状態に応じて定められた測定(measurement)を行う必要がある。ここで問題となる測定は、異周波のW−CDMA基地局、或いは、GSM等他の周波数を使用している通信システムの基地局が近くに存在するか否かの異周波測定(inter frequency measurement)である。この異周波測定の期間では、移動局装置は、他の周波数に発振器を合わせるので、MBMSサービスのデータを受信することができない。
例えば、非特許文献2では、cell FACH状態のFDDの移動局装置でGSM,TDD双方の受信に対応した移動局装置では、Tmeas ms内に、FDD inter frequency measurement,TDD measurement,GSM measurementを、NTTI×M_REP×10msの間隔で実行しなければならないと規定されている。
なお、NTTIは、移動局装置がモニターしているSCCPCH(物理チャネル)の中で最も長いTTIのフレーム数である。また、M_REPは上位から指定される異周波のレベル測定実行サイクル(measurement occasion cycle)長であり、このサイクルで移動局装置は、FDD inter frequency measurement,TDD measurement,GSM measurementのいずれかを実行することとなる。
したがって、移動局装置は、これらの異周波レベルの測定を行うタイミングとMBMSサービスのパケットを受信するタイミングとが重なった場合には、MBMSサービスのデータを受信することができない。
本発明の目的は、移動局装置において異周波のレベル測定のために受信することができなかったMBMSサービスのパケットを現行のスケジューリング情報を用いて受信可能とするパケット送信装置及びパケット送信方法を提供することである。
本発明に係るパケット送信装置は、上位装置から送られてくるサービス毎のパケットのスケジューリング内容を示すスケジューリング情報に基づき前記サービス毎のパケットが時分割配置される次回のマルチキャスト送信フレームにおいてパケットの存在しない空区間を検索する空区間検索手段と、上位装置から送られてくる前記サービス毎のパケットであって前記空区間の直前のサービスに該当するパケットの中から前記空区間分のパケットを再送パケットとして選択する再送パケット選択手段と、各マルチキャスト送信フレームに、上位装置から送られてくる前記サービス毎のパケットと前記再送パケット選択手段が選択した再送パケットとを時分割配置するとともに、次フレームにおける前記サービス毎のパケットのスケジューリング内容を示すスケジューリング情報のパケットを配置し、各移動局装置に向けて送信するパケット送信手段とを具備する構成を採る。
本発明に係るパケット送信方法は、上位装置から送られてくるサービス毎のパケットのスケジューリング内容を示すスケジューリング情報に基づき、前記サービス毎のパケットが時分割配置される次回のマルチキャスト送信フレームにおいてパケットの存在しない空区間を検索する工程と、上位装置から送られてくる前記サービス毎のパケットであって前記空区間の直前のサービスに該当するパケットの中から前記空区間分のパケットを再送パケットとして選択する工程と、各マルチキャスト送信フレームに、上位装置から送られてくる前記サービス毎のパケットと前記再送パケットを選択する工程にて選択した再送パケットとを時分割配置するとともに、次フレームにおける前記サービス毎のパケットのスケジューリング内容を示すスケジューリング情報のパケットを配置し、各移動局装置に向けて送信する工程と、を具備する方法をとる。
本発明によれば、現行のスケジューリング情報に基づき、異なるサービス間に空区間があるか否かを検出し、空区間がある場合には、その空区間の直前に送信されたサービスのパケットの一部を再送することにより、移動局装置において異周波のレベル測定のために受信することができなかったMBMSサービスのパケットを現行のスケジューリング情報を用いて受信可能とすることができる。
従来のパケット送信装置の構成例を示す図 従来のパケット送信方法を説明する図 本発明の実施の形態1に係るパケット送信装置の構成を示すブロック図 図3に示すパケット送信装置が実施するパケットの送信方法を説明する図 図3に示すパケット送信装置が実施するパケットの送信方法を説明する図 本発明の実施の形態2に係るパケット送信装置及び無線制御装置の構成を示すブロック図 図6に示す無線制御装置が実施する移動局装置のカウント方法を説明する図 図6に示すパケット送信装置が実施するパケットの送信方法を説明する図
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図3は本発明の実施の形態1に係るパケット送信装置の構成を示すブロック図である。図3では、従来例(図1)に示したMBMSサービスシステムにおいて、パケット送信装置11に代えて、本実施の形態1に係るパケット送信装置101が設けられている。図3に示すように、本実施の形態1に係るパケット送信装置101は、空区間検索部102と、再送パケット選択部103と、パケット送信部104とを備えている。
無線制御装置12が送信するスケジューリング情報は空区間検索部102とパケット送信部104とに入力される。また、無線制御装置12が送信する各サービスのパケットは再送パケット選択部103とパケット送信部104とに入力される。
空区間検索部102は、無線制御装置12から受け取るスケジューリング情報に基づき、次回のマルチキャスト送信フレームにおける各サービス間にパケットが存在しない空区間の有無を検索し、存在する場合はその空区間の長さ(TTI数)を再送パケット選択部103に通知する。
再送パケット選択部103は、空区間検索部102から検索結果を受け取ると、無線制御装置12から入力する各サービス(図3ではサービスA,サービスB,サービスCの3つ)のパケットの中から検索結果が示す空区間の直前のサービスに該当するパケットの一部を再送パケットとして選択し、それをパケット送信部104に通知する。この再送パケットの選択方法には、図4に示す方法と図5に示す方法との2通りがある。
パケット送信部104は、無線制御装置12からスケジューリング情報と各サービス(図3ではサービスA,サービスB,サービスCの3つ)のパケットとを受け取ると、従来と同様に、スケジューリング情報に基づき、物理チャネル上に送出する各マルチキャスト送信フレームに、データパケット(サービスA)、データパケット(サービスB)、データパケット(サービスC)を時分割配置し、またスケジューリング情報パケットを最終位置に挿入し、移動局装置13に向けて送信する。
その際に、本実施の形態1では、パケット送信部104は、各マルチキャスト送信フレームに、再送パケット選択部103から通知された空区間分の再送パケットを挿入することを行う。
以下、図3〜図5を参照して、本実施の形態1に係るパケット送信装置の動作について説明する。まず、図4は、図3に示すパケット送信装置が実施するパケットの送信方法を説明する図(その1)である。
図2にて説明したように、スケジューリング情報S1には、時刻T=18から長さ6TTIの区間ではサービスAのパケットA1〜A6が送信され、時刻T=27から長さ3TTIの区間ではサービスBのパケットB1〜B3が送信され、時刻T=32から長さ1TTIの区間ではサービスCのパケットC1が送信されることが記載されている。
図4に示すように、このスケジューリング情報S1を反映したマルチキャスト送信フレーム(a)では、時刻T=24から3TTIの区間(空区間1)と、時刻T=30から2TTIの区間(空区間2)と、時刻T=33から2TTIの区間(空区間3)とに空区間があることが解る。
そこで、空区間検索部102は、無線制御装置12からスケジューリング情報S1を受け取ると、図4に示すように、このスケジューリング情報S1を反映したマルチキャスト送信フレーム(a)に存在する空区間1,空区間2,空区間3を検索し、再送パケット選択部103に対し、サービスAのパケットを3TTI分、サービスBのパケットを2TTI分、サービスCのパケットを2TTI分追加して送信できることを通知する。
再送パケット選択部103は、空区間検索部102から通知された空区間を埋める分のパケットを無線制御装置12から受け取った各サービスのパケットの中から無作為に選択し、選択したパケット番号をパケット送信部104に通知する。図4に示す例で言えば、サービスAにおいては3番、4番、6番のパケットを選択し、サービスBについては2番、3番のパケットを選択し、サービスCについては最初から1TTI分のデータのみが存在しているので1番のパケットを2回繰り返すように選択し、それぞれをパケット送信部104に通知する。
パケット送信部104は、前記スケジューリング情報S1に基づき、図4に示すように、時刻T=18からサービスAに関するパケットを6TTI分順に配置し、続いて、3番、4番、6番の各パケットを配置することで空区間1を埋める。同様に、サービスBについては、時刻T=27から3TTI分のパケットを配置し、続いて2番、3番、の各パケットを配置することで空区間2を埋める。同様に、サービスCについては、T=32で1TTI分のパケットを配置し終わると、続けて1番のパケットを2度連続して配置を行い、空区間3を埋める。このように、17TTIの区間が全てパケットで埋め尽くされたマルチキャスト送信フレーム(b)が物理チャネル上に送出される。
一方、移動局装置13では、各サービスの開始タイミングとその長さ(TTI数)をスケジューリング情報パケットから知ることができるので、どのサービスがどれだけの長さの分だけ再送されてくるかを、パケット送信装置が改めて通知しなくとも、移動局装置側で予め知ることができる。
したがって、図4に示すように、スケジューリング情報から物理チャネル上に送出されるマルチキャスト送信フレームにおいてどのサービスと、どのサービスの間にどれだけの長さの空区間が存するかを検索し、その空区間の直前のサービスで送信されるパケットの中から再送パケットを抽出し、空区間を埋める再送を行うので、移動局装置において、1回目のパケット送信では異周波のレベル測定のタイミングと重なったために受信できなかったパケットが再送された場合には、補完することができることになり、移動局装置のスループットを改善することができる。
次に、図5は、図3に示すパケット送信装置が実施するパケットの送信方法を説明する図(その2)である。図5は、図4に対して、マルチキャスト送信フレーム(b)の再送パケットの選択方法が異なる。即ち、図4では、再送パケット選択部103は再送するパケットを無作為に抽出するとしたが、図5では、再送パケット選択部103は、空区間検索部102から通知されたTTI分のパケットを常に再送するサービスの先頭から順に選択する。
その結果、図5に示すように、パケット送信部104は、前記スケジューリング情報S1に基づき、時刻T=18からサービスAに関するパケットを6TTI分順に送信し、続いて、1番、2番、3番の各パケットを再送することで空区間1を埋める。同様に、サービスBについては、時刻T=27から3TTI分のパケットを送信し、続いて1番、2番、の各パケットを再送することで空区間2を埋める。同様に、サービスCについては、T=32で1TTI分のパケットを送信し終わると、続けて1番のパケットを2度連続して再送を行い、空区間3を埋めることになる。このように、17TTIの区間が全てパケットで埋め尽くされたマルチキャスト送信フレーム(b)が物理チャネル上に送出される。
このように、先頭から順に再送を行う方法によれば、例えば、サービスAを受信している移動局装置が異周波のレベル測定によって、A1、A2、A3のいずれかのパケットが欠落した場合には、再送されたパケットにて欠落したパケットを補完することができる一方、既にA1,A2,A3のパケットを誤り無く受信し終わっている移動局装置では、再送されてくるパケットを受信しなくても良いと判断することが可能となるので、消費電力を削減することができる。
また、パケット送信装置から改めて通知することなく、移動局装置において、A1、A2、A3が再送されることが予め分かるので、一回目に送信されたA1からA3までのパケットを移動局装置内に保持しておき、再送されたパケットと合成した後に復調、或いは復号を行うことも可能となるためパケット誤り率の低減が可能となる。
(実施の形態2)
図6は、本発明の実施の形態2に係るパケット送信装置及び無線制御装置の構成を示すブロック図である。なお、図6では、図3に示した構成要素と同一ないしは同等である構成要素には同一の符号が付されている。ここでは、本実施の形態2に関わる部分を中心に説明する。
図6に示すように、本実施の形態2では、図3(実施の形態1)と比較して、パケット送信装置101に代えてパケット送信装置401が設けられ、また無線制御装置12に代えて無線制御装置402が設けられている。
パケット送信装置401では、図3(実施の形態1)に示した構成において、再送パケット選択部103に代えて、再送パケット選択部403が設けられている。また、無線制御装置402では、受信不可移動局装置数カウント部404が追加されている。
受信不可移動局装置数カウント部404は、パケット送信装置401毎にMBMSのサービスを受信する各移動局装置のパケット受信タイミングと異周波のレベル測定実行(measurement occasion)のタイミングとが重なっているか否かを判断し、パケット毎に、重なった移動局装置数をカウントし、そのカウントしたパケット単位受信不可移動局装置数を再送パケット選択部403に与える。
再送パケット選択部403は、受信不可移動局装置数カウント部404からパケット単位受信不可移動局装置数を受け取ると、空区間検索部102から通知された空区間を埋める分のパケットを無線制御装置402から受け取った各サービスのパケットの中から受信不可移動局装置数が最も多いパケットを選択する。
以下、図6〜図8を参照して、本実施の形態2に係るパケット送信装置の動作について説明する。まず、図7は、図6に示す無線制御装置が実施する移動局装置のカウント方法を説明する図である。
図7では、1つのパケット送信装置において、サービスAを受ける移動局装置がN個、サービスBを受ける移動局装置がM個、サービスCを受けている移動局装置がJ個存在することが示されている。
受信不可移動局装置数カウント部404は、始めにサービスAを受信するN個の移動局装置各々について、異周波のレベル測定実行(measurement occasion)の場所を求め、サービスAのパケット送信区間と重なる移動局装置が何個存在するかをカウントする。図7に示す例では、A1のパケット送信区間と異周波のレベル測定実行場所とが重なる移動局装置が5個、A2と重なる移動局装置が15個、A3が3個、A4が8個、A5が2個、A6が9個存在したことが示されている。
同様に、図7では、サービスBについては、B1と重なる移動局装置の数が9個、B2が1個、B3が14個存在し、サービスCについては、C1と重なる移動局装置の数が9個存在していることが示されている。これらの結果が再送パケット選択部403に通知される。
次に、図8は、図6に示すパケット送信装置が実施するパケットの送信方法を説明する図である。図8では、再送パケット選択部403に、実施の形態1にて説明したサービス毎の再送可能TTI数(空区間1,2,3)が空区間検索部102から通知されるのに加えて、受信不可移動局装置数カウント部404からパケット毎の受信不可移動局装置数が通知されることが示されている。
再送パケット選択部403では、空区間検索部102から通知されたサービス毎の再送可能TTI数と、受信不可移動局装置数カウント部404から通知された結果とを元に、各サービスにおいて最も受け取れなかったと想定される移動局装置の数が多かったパケットを再送用パケットとして選択する。
即ち、図8において、再送パケット選択部403は、サービスAについては、3TTI分の空区間が存在することから、A2番,A4番,A6番を再送パケットとして選択し、パケット送信部104に通知する。同様に、サービスBについては、2TTI分の空区間が存在するので、B1番とB3番を選択してパケット送信部104に通知する。サービスCについては、元々1つであるので、実施の形態1と同様となる。
パケット送信部104が送信する再送パケットの順番は、任意であり、受信不可移動局装置数が多い順番である必要はないが、図8では、受信不可移動局装置数の多い順にパケットを送信することとして示してある。
即ち、パケット送信部104は、図8に示すように、サービスAについては、A2番、A6番,A4番の順に再送し、サービスBについては、B3番、B1番の順に再送する。このように、17TTIの区間が全てパケットで埋め尽くされたマルチキャスト送信フレーム(b)が物理チャネル上に送出される。
このように、本実施の形態2によれば、無線制御装置にてパケット送信装置毎に、MBMSのサービスを受けている移動局装置各々の異周波レベル測定実行のタイミングがMBMSの受信パケットと重なっているか否かを判断し、各MBMSパケットについて、どれだけの移動局装置が受信することが不可能であったかをパケット送信装置に通知するようにしたので、パケット送信装置においては、空区間において、通知されたカウント数が多かったパケットから優先して再送を実行することができる。したがって、異周波のレベル測定によって受信できなかった移動局装置をより多く救うことが可能となる。
本明細書は、2005年1月19日出願の特願2005−011964に基づく。この内容は全てここに含めておく。
本発明は、移動局装置において異周波のレベル測定のために受信することができなかったMBMSサービスのパケットを現行のスケジューリング情報を用いて受信可能とするパケット送信装置及びパケット送信として有用である。
本発明は、CDMA(Code Division Multi Access)方式の通信システムにおける基地局が備えるパケット送信装置及びパケット送信方法に関し、特にMBMS(Multimedia Broadcast/Multicast Service:マルチメディア同報・放送型通信)に関するパケットを送信するパケット送信装置及びパケット送信方法に関する。
近年、第3世代携帯電話システムの標準化団体である3GPPでは、W−CDMA方式の通信システムにおいて、特定または不特定多数のユーザに対して同時にマルチメディアデータのサービスを行なうためのシステムの実現を目指して、MBMSに関する標準化を行っている。以下に、図1と図2とを参照して非特許文献1に示されるMBMSサービスのパケット送信方法について説明する。
図1は、従来のパケット送信装置の構成例を示す図である。図1に示すように、MBMSのサービスシステムは、基地局装置であるパケット送信装置11と上位装置である無線制御装置12と移動局装置13とで構成される。
パケット送信装置11は、パケット送信部14を備えている。パケット送信部14には、無線制御装置13から、MBMSサービス(図示例ではサービスA、サービスB、サービスCの3つ)のパケット及びスケジューリング情報が並列に入力される。スケジューリング情報には、サービス毎のパケットのスケジューリング内容(各サービスのパケットを送信する際の順番、タイミング、送信する時間の長さなど)が記載されている。
パケット送信部14は、スケジューリング情報に基づき、マルチキャスト送信フレームに、データパケット(サービスA)、データパケット(サービスB)、データパケット(サービスC)を時分割配置し、またスケジューリング情報パケットを当該フレームの最終位置に配置し、物理チャネルを用いて移動局装置13に向けて送信する。図2を参照して、具体的に説明する。
図2は、従来のパケット送信方法を説明する図である。図2において、TTI(Transmission time interval)は、1パケットを送信する時間間隔である。A(A1〜A9)はMBMSサービスAのパケットであり、B(B1〜B6)はMBMSサービスBのパケットであり、C(C1,C2)はMBMSサービスCのパケットであり、S(S1,S2,S3)はスケジューリング情報パケットである。
図2では、3つのマルチキャスト送信フレーム(a)(b)(c)が示されているが、各マルチキャスト送信フレームは、18TTIで構成され、先頭から17番目のTTIまでがデータパケットの配置用であり、最終の1TTIがスケジューリング情報パケットSの配置用であるとしている。そして、これらは、図2に示す例で言えば、(a)(b)(c)の順に連続して物理チャネル上に送出される。
要するに、MBMSサービスのパケットを乗せる物理チャネル上では、スケジューリング情報パケットSが、一定の間隔で(図2に示す例で言えば18TTIに一回の割合で)送信される。このスケジューリング情報パケットSには、次のスケジューリング情報パケットSを送信するまでの17TTIの区間において送信されるMBMSサービス毎の送信開始タイミングとその長さ(TTI数)とが記載されている。
図2のマルチキャスト送信フレーム(a)では、時刻T=0〜時刻T=17までの17TTIにはデータパケットが無く、最終位置にスケジューリング情報パケットS1が挿入されている。パケット送信部14は、まず、スケジューリング情報を無線制御装置12から受け取ると、その内容を移動局装置13にスケジューリング情報パケットS1として通知する。
スケジューリング情報パケットS1には、次のマルチキャスト送信フレーム(b)において、例えば、時刻T=18から長さ6TTIの区間ではサービスAのパケットA1〜A6が送信され、時刻T=27から長さ3TTIの区間ではサービスBのパケットB1〜B3が送信され、時刻T=32から長さ1TTIの区間ではサービスCのパケットC1が送信されることが記載されている。
そこで、パケット送信部14は、スケジューリング情報パケットS1の内容を反映したマルチキャスト送信フレーム(b)を生成して移動局装置13に向けて送信する。即ち、このマルチキャスト送信フレームでは、時刻T=18から長さ6TTIの区間にサービスAのパケットA1〜A6が配置され、時刻T=27から長さ3TTIの区間にサービスBのパケットB1〜B3が配置され、時刻T=32から長さ1TTIの区間にサービスCのパケットC1が配置され、最終位置にスケジューリング情報パケットS2が挿入されている。
MBMSサービスA,B,Cのいずれかのサービスを受ける移動局装置13は、マルチキャスト送信フレーム(a)のスケジューリング情報パケットS1を受信することで、引き続いて送られてくるマルチキャスト送信フレーム(b)において受けたいサービスの開始タイミングとその長さ(TTI数)とを知ることができるので、ユーザは受けたいサービスのパケットを受信することが可能となる。そして、移動局装置13には、パケット送信装置11毎にどのタイミングでスケジューリング情報パケットが送信されているかを予め既知情報として通知されているので、セル間を移動してもMBMSサービスのパケットを受信することができる。
同様に、マルチキャスト送信フレーム(b)で移動局装置13に通知するスケジューリング情報パケットS2には、例えば、時刻T=36から長さ3TTIの区間ではサービスAのパケットA7〜A9が送信され、時刻T=41から長さ3TTIの区間ではサービスBのパケットB4〜B6が送信され、時刻T=50から長さ1TTIの区間ではサービスCのパケットC2が送信されることが記載されている。
そして、パケット送信部14は、スケジューリング情報パケットS2の内容を反映したマルチキャスト送信フレーム(c)を生成して移動局装置13に向けて送信する。即ち、このマルチキャスト送信フレームでは、時刻T=36から長さ3TTIの区間にサービスAのパケットA7〜A9が配置され、時刻T=41から長さ3TTIの区間にサービスBのパケットB4〜B6が配置され、時刻T=50から長さ1TTIの区間にサービスCのパケットC2が配置され、最終位置にスケジューリング情報パケットS3が挿入されている。以降、同様のマルチキャスト送信動作が繰り返される。
R2−040756(3GPP TSG RAN2 MBMS adhoc Budapest,Hungary,20−22 April 2004) 3GPP TS 25.133 8.4.2節
ところで、W−CDMA方式の通信システムでは、移動局装置は、MBMSサービスの受信の有無に関わらず、RRC(radio resource control)の状態に応じて定められた測定(measurement)を行う必要がある。ここで問題となる測定は、異周波のW−CDMA基地局、或いは、GSM等他の周波数を使用している通信システムの基地局が近くに存在するか否かの異周波測定(inter frequency measurement)である。この異周波測定の期間では、移動局装置は、他の周波数に発振器を合わせるので、MBMSサービスのデータを受信することができない。
例えば、非特許文献2では、cell FACH状態のFDDの移動局装置でGSM,TDD双方の受信に対応した移動局装置では、Tmeas ms 内に、FDD inter frequency measurement, TDD measurement, GSM measurementを、NTTI×M_REP×10ms の間隔で実行しなければならないと規定されている。
なお、NTTIは、移動局装置がモニターしているSCCPCH(物理チャネル)の中で最も長いTTIのフレーム数である。また、M_REPは上位から指定される異周波のレベル測定実行サイクル(measurement occasion cycle)長であり、このサイクルで移動局装置は、FDD inter frequency measurement, TDD measurement, GSM measurementのいずれかを実行することとなる。
したがって、移動局装置は、これらの異周波レベルの測定を行うタイミングとMBMSサービスのパケットを受信するタイミングとが重なった場合には、MBMSサービスのデータを受信することができない。
本発明の目的は、移動局装置において異周波のレベル測定のために受信することができなかったMBMSサービスのパケットを現行のスケジューリング情報を用いて受信可能とするパケット送信装置及びパケット送信方法を提供することである。
本発明に係るパケット送信装置は、上位装置から送られてくるサービス毎のパケットのスケジューリング内容を示すスケジューリング情報に基づき前記サービス毎のパケットが時分割配置される次回のマルチキャスト送信フレームにおいてパケットの存在しない空区間を検索する空区間検索手段と、上位装置から送られてくる前記サービス毎のパケットであって前記空区間の直前のサービスに該当するパケットの中から前記空区間分のパケットを再送パケットとして選択する再送パケット選択手段と、各マルチキャスト送信フレームに、上位装置から送られてくる前記サービス毎のパケットと前記再送パケット選択手段が選択した再送パケットとを時分割配置するとともに、次フレームにおける前記サービス毎のパケットのスケジューリング内容を示すスケジューリング情報のパケットを配置し、各移動局装置に向けて送信するパケット送信手段とを具備する構成を採る。
本発明に係るパケット送信方法は、上位装置から送られてくるサービス毎のパケットのスケジューリング内容を示すスケジューリング情報に基づき、前記サービス毎のパケットが時分割配置される次回のマルチキャスト送信フレームにおいてパケットの存在しない空区間を検索する工程と、上位装置から送られてくる前記サービス毎のパケットであって前記空区間の直前のサービスに該当するパケットの中から前記空区間分のパケットを再送パケットとして選択する工程と、各マルチキャスト送信フレームに、上位装置から送られてくる前記サービス毎のパケットと前記再送パケットを選択する工程にて選択した再送パケットとを時分割配置するとともに、次フレームにおける前記サービス毎のパケットのスケジューリング内容を示すスケジューリング情報のパケットを配置し、各移動局装置に向けて送信する工程と、を具備する方法をとる。
本発明によれば、現行のスケジューリング情報に基づき、異なるサービス間に空区間があるか否かを検出し、空区間がある場合には、その空区間の直前に送信されたサービスのパケットの一部を再送することにより、移動局装置において異周波のレベル測定のために受信することができなかったMBMSサービスのパケットを現行のスケジューリング情報を用いて受信可能とすることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図3は本発明の実施の形態1に係るパケット送信装置の構成を示すブロック図である。図3では、従来例(図1)に示したMBMSサービスシステムにおいて、パケット送信装置11に代えて、本実施の形態1に係るパケット送信装置101が設けられている。図3に示すように、本実施の形態1に係るパケット送信装置101は、空区間検索部102と、再送パケット選択部103と、パケット送信部104とを備えている。
無線制御装置12が送信するスケジューリング情報は空区間検索部102とパケット送信部104とに入力される。また、無線制御装置12が送信する各サービスのパケットは再送パケット選択部103とパケット送信部104とに入力される。
空区間検索部102は、無線制御装置12から受け取るスケジューリング情報に基づき、次回のマルチキャスト送信フレームにおける各サービス間にパケットが存在しない空区間の有無を検索し、存在する場合はその空区間の長さ(TTI数)を再送パケット選択部103に通知する。
再送パケット選択部103は、空区間検索部102から検索結果を受け取ると、無線制御装置12から入力する各サービス(図3ではサービスA,サービスB,サービスCの3つ)のパケットの中から検索結果が示す空区間の直前のサービスに該当するパケットの一部を再送パケットとして選択し、それをパケット送信部104に通知する。この再送パケットの選択方法には、図4に示す方法と図5に示す方法との2通りがある。
パケット送信部104は、無線制御装置12からスケジューリング情報と各サービス(図3ではサービスA,サービスB,サービスCの3つ)のパケットとを受け取ると、従来と同様に、スケジューリング情報に基づき、物理チャネル上に送出する各マルチキャスト送信フレームに、データパケット(サービスA)、データパケット(サービスB)、データパケット(サービスC)を時分割配置し、またスケジューリング情報パケットを最終位置に挿入し、移動局装置13に向けて送信する。
その際に、本実施の形態1では、パケット送信部104は、各マルチキャスト送信フレームに、再送パケット選択部103から通知された空区間分の再送パケットを挿入することを行う。
以下、図3〜図5を参照して、本実施の形態1に係るパケット送信装置の動作について説明する。まず、図4は、図3に示すパケット送信装置が実施するパケットの送信方法を説明する図(その1)である。
図2にて説明したように、スケジューリング情報S1には、時刻T=18から長さ6TTIの区間ではサービスAのパケットA1〜A6が送信され、時刻T=27から長さ3TTIの区間ではサービスBのパケットB1〜B3が送信され、時刻T=32から長さ1TTIの区間ではサービスCのパケットC1が送信されることが記載されている。
図4に示すように、このスケジューリング情報S1を反映したマルチキャスト送信フレーム(a)では、時刻T=24から3TTIの区間(空区間1)と、時刻T=30から2TTIの区間(空区間2)と、時刻T=33から2TTIの区間(空区間3)とに空区間があることが解る。
そこで、空区間検索部102は、無線制御装置12からスケジューリング情報S1を受け取ると、図4に示すように、このスケジューリング情報S1を反映したマルチキャスト送信フレーム(a)に存在する空区間1,空区間2,空区間3を検索し、再送パケット選択部103に対し、サービスAのパケットを3TTI分、サービスBのパケットを2TTI分、サービスCのパケットを2TTI分追加して送信できることを通知する。
再送パケット選択部103は、空区間検索部102から通知された空区間を埋める分のパケットを無線制御装置12から受け取った各サービスのパケットの中から無作為に選択し、選択したパケット番号をパケット送信部104に通知する。図4に示す例で言えば、サービスAにおいては3番、4番、6番のパケットを選択し、サービスBについては2番、3番のパケットを選択し、サービスCについては最初から1TTI分のデータのみが存在しているので1番のパケットを2回繰り返すように選択し、それぞれをパケット送信部104に通知する。
パケット送信部104は、前記スケジューリング情報S1に基づき、図4に示すように、時刻T=18からサービスAに関するパケットを6TTI分順に配置し、続いて、3番、4番、6番の各パケットを配置することで空区間1を埋める。同様に、サービスBについては、時刻T=27から3TTI分のパケットを配置し、続いて2番、3番、の各パケットを配置することで空区間2を埋める。同様に、サービスCについては、T=32で1TTI分のパケットを配置し終わると、続けて1番のパケットを2度連続して配置を行い、空区間3を埋める。このように、17TTIの区間が全てパケットで埋め尽くされたマルチキャスト送信フレーム(b)が物理チャネル上に送出される。
一方、移動局装置13では、各サービスの開始タイミングとその長さ(TTI数)をスケジューリング情報パケットから知ることができるので、どのサービスがどれだけの長さの分だけ再送されてくるかを、パケット送信装置が改めて通知しなくとも、移動局装置側で予め知ることができる。
したがって、図4に示すように、スケジューリング情報から物理チャネル上に送出されるマルチキャスト送信フレームにおいてどのサービスと、どのサービスの間にどれだけの長さの空区間が存するかを検索し、その空区間の直前のサービスで送信されるパケットの中から再送パケットを抽出し、空区間を埋める再送を行うので、移動局装置において、1
回目のパケット送信では異周波のレベル測定のタイミングと重なったために受信できなかったパケットが再送された場合には、補完することができることになり、移動局装置のスループットを改善することができる。
次に、図5は、図3に示すパケット送信装置が実施するパケットの送信方法を説明する図(その2)である。図5は、図4に対して、マルチキャスト送信フレーム(b)の再送パケットの選択方法が異なる。即ち、図4では、再送パケット選択部103は再送するパケットを無作為に抽出するとしたが、図5では、再送パケット選択部103は、空区間検索部102から通知されたTTI分のパケットを常に再送するサービスの先頭から順に選択する。
その結果、図5に示すように、パケット送信部104は、前記スケジューリング情報S1に基づき、時刻T=18からサービスAに関するパケットを6TTI分順に送信し、続いて、1番、2番、3番の各パケットを再送することで空区間1を埋める。同様に、サービスBについては、時刻T=27から3TTI分のパケットを送信し、続いて1番、2番、の各パケットを再送することで空区間2を埋める。同様に、サービスCについては、T=32で1TTI分のパケットを送信し終わると、続けて1番のパケットを2度連続して再送を行い、空区間3を埋めることになる。このように、17TTIの区間が全てパケットで埋め尽くされたマルチキャスト送信フレーム(b)が物理チャネル上に送出される。
このように、先頭から順に再送を行う方法によれば、例えば、サービスAを受信している移動局装置が異周波のレベル測定によって、A1、A2、A3のいずれかのパケットが欠落した場合には、再送されたパケットにて欠落したパケットを補完することができる一方、既にA1,A2,A3のパケットを誤り無く受信し終わっている移動局装置では、再送されてくるパケットを受信しなくても良いと判断することが可能となるので、消費電力を削減することができる。
また、パケット送信装置から改めて通知することなく、移動局装置において、A1、A2、A3が再送されることが予め分かるので、一回目に送信されたA1からA3までのパケットを移動局装置内に保持しておき、再送されたパケットと合成した後に復調、或いは復号を行うことも可能となるためパケット誤り率の低減が可能となる。
(実施の形態2)
図6は、本発明の実施の形態2に係るパケット送信装置及び無線制御装置の構成を示すブロック図である。なお、図6では、図3に示した構成要素と同一ないしは同等である構成要素には同一の符号が付されている。ここでは、本実施の形態2に関わる部分を中心に説明する。
図6に示すように、本実施の形態2では、図3(実施の形態1)と比較して、パケット送信装置101に代えてパケット送信装置401が設けられ、また無線制御装置12に代えて無線制御装置402が設けられている。
パケット送信装置401では、図3(実施の形態1)に示した構成において、再送パケット選択部103に代えて、再送パケット選択部403が設けられている。また、無線制御装置402では、受信不可移動局装置数カウント部404が追加されている。
受信不可移動局装置数カウント部404は、パケット送信装置401毎にMBMSのサービスを受信する各移動局装置のパケット受信タイミングと異周波のレベル測定実行(measurement occasion)のタイミングとが重なっているか否かを判断し、パケット毎に、重なった移動局装置数をカウントし、そのカウントしたパケット単位受信不可移動局装置数
を再送パケット選択部403に与える。
再送パケット選択部403は、受信不可移動局装置数カウント部404からパケット単位受信不可移動局装置数を受け取ると、空区間検索部102から通知された空区間を埋める分のパケットを無線制御装置402から受け取った各サービスのパケットの中から受信不可移動局装置数が最も多いパケットを選択する。
以下、図6〜図8を参照して、本実施の形態2に係るパケット送信装置の動作について説明する。まず、図7は、図6に示す無線制御装置が実施する移動局装置のカウント方法を説明する図である。
図7では、1つのパケット送信装置において、サービスAを受ける移動局装置がN個、サービスBを受ける移動局装置がM個、サービスCを受けている移動局装置がJ個存在することが示されている。
受信不可移動局装置数カウント部404は、始めにサービスAを受信するN個の移動局装置各々について、異周波のレベル測定実行(measurement occasion)の場所を求め、サービスAのパケット送信区間と重なる移動局装置が何個存在するかをカウントする。図7に示す例では、A1のパケット送信区間と異周波のレベル測定実行場所とが重なる移動局装置が5個、A2と重なる移動局装置が15個、A3が3個、A4が8個、A5が2個、A6が9個存在したことが示されている。
同様に、図7では、サービスBについては、B1と重なる移動局装置の数が9個、B2が1個、B3が14個存在し、サービスCについては、C1と重なる移動局装置の数が9個存在していることが示されている。これらの結果が再送パケット選択部403に通知される。
次に、図8は、図6に示すパケット送信装置が実施するパケットの送信方法を説明する図である。図8では、再送パケット選択部403に、実施の形態1にて説明したサービス毎の再送可能TTI数(空区間1,2,3)が空区間検索部102から通知されるのに加えて、受信不可移動局装置数カウント部404からパケット毎の受信不可移動局装置数が通知されることが示されている。
再送パケット選択部403では、空区間検索部102から通知されたサービス毎の再送可能TTI数と、受信不可移動局装置数カウント部404から通知された結果とを元に、各サービスにおいて最も受け取れなかったと想定される移動局装置の数が多かったパケットを再送用パケットとして選択する。
即ち、図8において、再送パケット選択部403は、サービスAについては、3TTI分の空区間が存在することから、A2番,A4番,A6番を再送パケットとして選択し、パケット送信部104に通知する。同様に、サービスBについては、2TTI分の空区間が存在するので、B1番とB3番を選択してパケット送信部104に通知する。サービスCについては、元々1つであるので、実施の形態1と同様となる。
パケット送信部104が送信する再送パケットの順番は、任意であり、受信不可移動局装置数が多い順番である必要はないが、図8では、受信不可移動局装置数の多い順にパケットを送信することとして示してある。
即ち、パケット送信部104は、図8に示すように、サービスAについては、A2番、A6番,A4番の順に再送し、サービスBについては、B3番、B1番の順に再送する。
このように、17TTIの区間が全てパケットで埋め尽くされたマルチキャスト送信フレーム(b)が物理チャネル上に送出される。
このように、本実施の形態2によれば、無線制御装置にてパケット送信装置毎に、MBMSのサービスを受けている移動局装置各々の異周波レベル測定実行のタイミングがMBMSの受信パケットと重なっているか否かを判断し、各MBMSパケットについて、どれだけの移動局装置が受信することが不可能であったかをパケット送信装置に通知するようにしたので、パケット送信装置においては、空区間において、通知されたカウント数が多かったパケットから優先して再送を実行することができる。したがって、異周波のレベル測定によって受信できなかった移動局装置をより多く救うことが可能となる。
本明細書は、2005年1月19日出願の特願2005−011964に基づく。この内容は全てここに含めておく。
本発明は、移動局装置において異周波のレベル測定のために受信することができなかったMBMSサービスのパケットを現行のスケジューリング情報を用いて受信可能とするパケット送信装置及びパケット送信として有用である。
従来のパケット送信装置の構成例を示す図 従来のパケット送信方法を説明する図 本発明の実施の形態1に係るパケット送信装置の構成を示すブロック図 図3に示すパケット送信装置が実施するパケットの送信方法を説明する図 図3に示すパケット送信装置が実施するパケットの送信方法を説明する図 本発明の実施の形態2に係るパケット送信装置及び無線制御装置の構成を示すブロック図 図6に示す無線制御装置が実施する移動局装置のカウント方法を説明する図 図6に示すパケット送信装置が実施するパケットの送信方法を説明する図

Claims (6)

  1. 上位装置から送られてくるサービス毎のパケットのスケジューリング内容を示すスケジューリング情報に基づき、前記サービス毎のパケットが時分割配置される次回のマルチキャスト送信フレームにおいてパケットの存在しない空区間を検索する空区間検索手段と、上位装置から送られてくる前記サービス毎のパケットであって前記空区間の直前のサービスに該当するパケットの中から前記空区間分のパケットを再送パケットとして選択する再送パケット選択手段と、各マルチキャスト送信フレームに、上位装置から送られてくる前記サービス毎のパケットと前記再送パケット選択手段が選択した再送パケットとを時分割配置するとともに、次フレームにおける前記サービス毎のパケットのスケジューリング内容を示すスケジューリング情報のパケットを配置し、各移動局装置に向けて送信するパケット送信手段と、を具備するパケット送信装置。
  2. 前記再送パケット選択手段は、前記空区間の直前のサービスに該当するパケットの先頭から順に前記空区間分のパケットを再送パケットとして選択する請求項1記載のパケット送信装置。
  3. 前記再送パケット選択手段は、マルチキャスト送信フレームにおける各パケットについて受信できなかった移動局装置数が前記上位装置から送られてくると、前記空区間の直前のサービスに該当するパケットにおいて受信できなかった移動局装置数の最も多いパケットを前記空区間分選択する請求項1記載のパケット送信装置。
  4. 上位装置から送られてくるサービス毎のパケットのスケジューリング内容を示すスケジューリング情報に基づき、前記サービス毎のパケットが時分割配置される次回のマルチキャスト送信フレームにおいてパケットの存在しない空区間を検索する工程と、上位装置から送られてくる前記サービス毎のパケットであって前記空区間の直前のサービスに該当するパケットの中から前記空区間分のパケットを再送パケットとして選択する工程と、各マルチキャスト送信フレームに、上位装置から送られてくる前記サービス毎のパケットと前記再送パケットを選択する工程にて選択した再送パケットとを時分割配置するとともに、次フレームにおける前記サービス毎のパケットのスケジューリング内容を示すスケジューリング情報のパケットを配置し、各移動局装置に向けて送信する工程と、を具備するパケット送信方法。
  5. 前記再送パケットを選択する工程では、前記空区間の直前のサービスに該当するパケットの先頭から順に前記空区間分のパケットを再送パケットとして選択する請求項4記載のパケット送信方法。
  6. 前記再送パケットを選択する工程では、マルチキャスト送信フレームにおける各パケットについて受信できなかった移動局装置数が前記上位装置から送られてくると、前記空区間の直前のサービスに該当するパケットにおいて受信できなかった移動局装置数の最も多いパケットを前記空区間分選択する請求項4記載のパケット送信方法。
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