JP5080644B2 - ハンドオーバ中のダウンリンクパケットデータコンバージェンスプロトコル動作 - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信システムにおけるネットワークと移動端末との間の通信に関し、より詳しくは、ハンドオーバ手続中のデータユニットの順序維持に関する。
UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)は、GSM(Global System for Mobile Communications)として公知の欧州標準から進化した欧州式第3世代移動通信システムである。UMTSは、GSMコアネットワークとW−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)無線接続技術を基盤としてより向上した無線通信サービスの提供を目標とする。1998年12月にヨーロッパのETSI、日本のARIB/TTC、米国のT1、及び韓国のTTAなどは、第3世代移動体通信システムの標準化プロジェクト(Third Generation Partnership Project;3GPP)を構成した。前記3GPPは、UMTS技術の詳細な標準規格を作成する。
3GPPでは、迅速かつ効率的なUMTSの技術開発を実現するために、ネットワーク要素とその動作に対する独立性を考慮してUMTSの標準化作業を5つの技術規格グループ(Technical Specification Groups;TSG)に分けて進めている。各TSGは、関連領域内で標準規格の開発、承認、及びその管理を担当するが、そのうち、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network;RAN)グループ(TSG−RAN)は、UMTSにおいてW−CDMA接続技術をサポートするための新しい無線アクセスネットワークであるUTRAN(UMTS Terrestrial Radio Access Network)の機能、要求事項、及びインタフェースに関する規格を開発する。
図1は、UMTSネットワークの概要を示す図である。UMTSネットワークは、移動端末又はユーザ装置(UE)1、UTRAN2、及びコアネットワーク(CN)3を含む。
UTRAN2は、Iubインタフェースで接続される複数の無線ネットワーク制御装置(Radio Network Controller;RNC)4とNodeB5とから構成される。各RNC4は、複数のNodeB5を制御する。各NodeB5は1つ又は複数のセルを制御し、1つのセルは所定の周波数で所定の地理的エリアをカバーする。
各RNC4は、Iuインタフェースを介して、CN3、又は前記CNの移動交換局(Mobile Switching Center;MSC)6エンティティ及びサービングGPRSサポートノード(Service GPRS(General Packet Radio Service) Support Node;SGSN)7エンティティに接続される。RNC4は、Iurインタフェースを介して他のRNCに接続することもできる。RNC4は、無線リソースの割当及び管理を担当し、CN3に対するアクセスポイントの役割を果たす。
NodeB5は、アップリンクでUE1の物理層により送信された情報を受信し、ダウンリンクでUE1にデータを送信する。NodeB5は、UE1に対するUTRAN2のアクセスポイントの役割を果たす。
SGSN7は、Gfインタフェースを介して機器識別登録簿(Equipment Identity Register;EIR)8に、GSインタフェースを介してMSC6に、GNインタフェースを介してゲートウェイGPRSサポートノード(Gateway GPRS Support Node;GGSN)9に、並びにGRインタフェースを介してホーム加入者サーバ(Home Subscriber Server;HSS)10に接続される。
EIR8は、前記ネットワークで使用が許可されたUE1のリストをホストする。EIR8は、前記ネットワークで使用が許可されていないUE1のリストをもホストする。
回線交換(Circuit Switched;CS)サービスのための接続を制御するMSC6は、NBインタフェースを介してメディアゲートウェイ(Media Gateway;MGW)11に、Fインタフェースを介してEIR8に、並びにDインタフェースを介してHSS10に接続される。
MGW11は、Cインタフェースを介してHSS10に接続され、公衆交換電話網(Public Switched Telephone Network;PSTN)にも接続される。MGW11は、前記PSTNと前記接続されたRANとの間のコーデックの適応を可能にする。
GGSN9は、GCインタフェースを介してHSS10に接続され、GIインタフェースを介してインターネットに接続される。GGSN9は、様々な無線アクセスベアラ(Radio Access Bearer;RAB)へのデータフローのルーティング、課金、及び分離を担当する。HSS10はユーザの加入データを処理する。
UTRAN2は、UE1とCN3との間の通信のためのRABを構成して維持する。CN3は、エンドツーエンドサービス品質(Quality of Service;QoS)要求事項をRABに要求し、前記RABは、CN3が設定したQoS要求事項をサポートする。従って、UTRAN2は前記RABを構成して維持することで前記エンドツーエンドQoS要求事項を満たすことができる。
特定のUE1に提供されるサービスは、大きく回線交換(CS)サービスとパケット交換(Packet Switched;PS)サービスとに分けられる。例えば、一般的な音声対話サービスは回線交換サービスであり、インターネット接続によるウェブブラウジングサービスはパケット交換サービスである。
回線交換サービスをサポートする場合、RNC4は、CN3のMSC6に接続され、前記MSCは、他のネットワークとの接続を管理するゲートウェイ移動交換局(Gateway Mobile Switching Center;GMSC)に接続される。パケット交換サービスをサポートする場合、RNC4は、CN3のSGSN7及びGGSN9に接続される。
SGSN7は、前記RNCとのパケット通信をサポートし、GGSN9は、インターネットなどの他のパケット交換ネットワークとの接続を管理する。
図2は、3GPP無線アクセスネットワークの標準に準拠したUE1とUTRAN2との間の無線インタフェースプロトコルの構造を示す図である。図2に示すように、前記無線インタフェースプロトコルは、水平層として、物理層、データリンク層、及びネットワーク層を有し、垂直プレーンとして、ユーザデータを送信するためのユーザプレーン(U-plane)、及び制御情報を送信するための制御プレーン(C-plane)を有する。前記ユーザプレーンは、音声やIP(Internet Protocol)パケットなどのユーザのトラフィック情報を管理する領域であり、前記制御プレーンは、ネットワークのインタフェース、通話の維持及び管理などに関する制御情報を管理する領域である。前記プロトコル層は、開放型システム間相互接続(Open System Interconnection;OSI)参照モデルの下位3層に基づいて、第1層(L1)、第2層(L2)、及び第3層(L3)に区分することができる。
第1層(L1)又は物理層は、多様な無線送信技術を用いて上位層に情報送信サービスを提供する。前記物理層は、トランスポートチャネルを介して上位層又は媒体アクセス制御(Medium Access Control;MAC)層に接続される。前記MAC層と前記物理層とはトランスポートチャネルでデータを交換する。
第2層(L2)は、MAC層、無線リンク制御(Radio Link Control;RLC)層、ブロードキャスト/マルチキャスト制御(Broadcast/Multicast Control;BMC)層、及びパケットデータコンバージェンスプロトコル(Packet Data Convergence Protocol;PDCP)層を含む。前記MAC層は、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間のマッピングを管理し、無線リソースの割当及び再割当のためにMACパラメータの割当を提供する。前記MAC層は、論理チャネルを介して上位層又は前記RLC層に接続される。
送信される情報の種類によって様々な論理チャネルが提供される。一般に、制御プレーンの情報を送信する場合は制御チャネルが使用され、ユーザプレーンの情報を送信する場合はトラフィックチャネルが使用される。
論理チャネルは、共有するか否かによって共通チャネル又は専用チャネルになる。論理チャネルは、専用トラフィックチャネル(Dedicated Traffic Channel;DTCH)、専用制御チャネル(Dedicated Control Channel;DCCH)、共通トラフィックチャネル(Common Traffic Channel;CTCH)、共通制御チャネル(Common Control Channel;CCCH)、ブロードキャスト制御チャネル(Broadcast Control Channel;BCCH)、並びにページング制御チャネル(Paging Control Channel;PCCH)もしくは共有チャネル制御チャネル(Shared Channel Control Channel;SHCCH)を含む。
前記BCCHは、システムにアクセスするために、端末が活用した情報を含む情報を提供する。前記PCCHは、端末にアクセスするために前記UTRANが使用する。
マルチメディアブロードキャスト/マルチキャストサービス(Multimedia Broadcast/Multicast Service;MBMS)の目的のために、MBMS標準にトラフィックチャネル及び制御チャネルがさらに取り入れられる。MBMSポイントツーマルチポイント制御チャネル(MBMS point-to-multipoint Control Channel;MCCH)を使用してMBMS制御情報を送信し、MBMSポイントツーマルチポイントトラフィックチャネル(MBMS point-to-multipoint Traffic Channel;MTCH)を使用してMBMSサービスデータを送信する。MBMSスケジューリングチャネル(MBMS Scheduling Channel;MSCH)を使用してスケジューリング情報を送信する。様々な論理チャネルのリストを図3に示す。
前記MAC層は、トランスポートチャネルを介して前記物理層に接続され、管理されるトランスポートチャネルのタイプによってMAC−bサブレイヤ、MAC−dサブレイヤ、MAC−c/shサブレイヤ、MAC−hsサブレイヤ、及びMAC−mサブレイヤに分けることができる。前記MAC−bサブレイヤは、システム情報のブロードキャストを担当するトランスポートチャネルであるブロードキャストチャネル(Broadcast Channel;BCH)を管理する。前記MAC−c/shサブレイヤは、複数の端末が共有する下りアクセスチャネル(Forward Access Channel;FACH)もしくはダウンリンク共有チャネル(Downlink Shared Channel;DSCH)などの共通トランスポートチャネル、又はアップリンクではRACH(Random Access Channel)を管理する。前記MAC−mサブレイヤは、MBMSデータを処理する。
図4は、UEの観点から論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の可能なマッピングを示し、図5は、UTRANの観点から論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の可能なマッピングを示す。
前記MAC−dサブレイヤは、特定の端末のための専用トランスポートチャネルである個別チャネル(Dedicated Channel;DCH)を管理する。前記MAC−dサブレイヤは、該当端末を管理するサービング無線ネットワークコントローラ(Serving Radio Network Controller;SRNC)に位置する。また、1つのMAC−dサブレイヤは各端末内に存在する。
前記RLC層は、RLC動作モードに応じて、信頼性のあるデータ送信をサポートし、上位層から送信された複数のRLCサービスデータユニット(RLC SDU)に対する分割及び接続機能を実行する。前記RLC層は、上位層から前記RLC SDUを受信すると、処理容量を考慮して適当な方式で各RLC SDUのサイズを調節して、ヘッダ情報が付加されたデータユニットを生成する。前記データユニットをプロトコルデータユニット(PDU)といい、前記PDUは論理チャネルを介して前記MAC層に送信される。前記RLC層は、前記RLC SDU及び/又はRLC PDUを保存するためのRLCバッファを含む。
前記BMC層は、前記コアネットワークから受信したセルブロードキャスト(Cell Broadcast;CB)メッセージをスケジューリングし、前記CBメッセージを特定のセル又はそのセルに位置する端末に送信する。
前記PDCP層は前記RLC層の上位に位置する。前記PDCP層は、IPv4やIPv6などのネットワークプロトコルで送信されたデータを相対的に帯域幅の小さい無線インタフェースに効果的に送信するのに使用される。これを達成するために、前記PDCP層は、有線ネットワークで使用される不要な制御情報を減らすが、このような機能をヘッダ圧縮という。
無線リソース制御(Radio Resource Control;RRC)層は、第3層(L3)の最下位に位置する層であり、制御プレーンでのみ定義される。前記RRC層は、無線ベアラ(RB)の設定、再設定、及び解除又は取消に関するトランスポートチャネル及び物理チャネルを制御する。さらに、前記RRCは、前記RAN内でのユーザ移動性、及び位置サービスなどのさらなるサービスを担当する。
前記RBとは、前記端末とUTRANとの間のデータ送信のために第2層(L2)が提供するサービスを意味する。一般に、RBの設定とは、特定のデータサービスを提供するために必要なプロトコル層及びチャネルの特性を規定し、それぞれの詳細なパラメータ及び動作方法を設定する過程を意味する。
所定のUEのための無線ベアラとトランスポートチャネルとの間のマッピングの様々な可能性が常に成立するわけではない。前記UE及びUTRANは、前記UEの状態や前記UE及びUTRANが現在行っている手順に応じて可能なマッピングを推定する。様々な状態やモードについては、以下に本発明に係る範囲内で詳細に説明する。
様々なトランスポートチャネルは様々な物理チャネルにマッピングされる。例えば、RACHトランスポートチャネルは所定のPRACHに、DCHはDPCHに、FACH及びPCHはS−CCPCHに、DSCHはPDSCHにマッピングされる。前記物理チャネルの設定は、前記RNCとUEとの間のRRCシグナリング交換により行われる。
RRCモードは、端末のRRCとUTRANのRRCとの間に論理接続が存在するか否かを示す。接続が存在する場合、前記端末はRRC接続モードであり、接続が存在しない場合、前記端末はアイドルモードである。
RRC接続モードの端末に対してRRC接続が存在するため、UTRANは、セルユニット内に特定の端末が存在するか否かを判断することができる。例えば、UTRANは、RRC接続モードの端末がどのセルもしくはセルのセットに存在するか、並びにUEがどの物理チャネルを傍受するかを判断できるので、端末を効果的に制御することができる。
一方、UTRANは、アイドルモードの端末が存在するか否かを判断することができない。アイドルモードの端末が存在するか否かは、例えばロケーションやルーティングエリアのようにセルより大きい地域内で、コアネットワークによってのみ判断される。従って、アイドルモードの端末が存在するか否かは、広い地域内で判断され、音声やデータのような移動通信サービスを受信するためには、アイドルモードの端末はRRC接続モードに移行又は変更しなければならない。モード及び状態間の可能な変化についての説明は図6に示す通りである。
RRC接続モードのUEは、CELL_FACH状態、CELL_PCH状態、CELL_DCH状態、又はURA_PCH状態のように様々な状態にある。前記状態によって、UEは異なる動作を行い、異なるチャネルを傍受する。
例えば、CELL_DCH状態のUEは、様々なチャネルのうちDCHタイプのトランスポートチャネルを傍受するであろう。DCHタイプのトランスポートチャネルはDTCH及びDCCHトランスポートチャネルを含み、これは特定のDPCH、DPDSCH、又は他の物理チャネルにマッピングできるチャネルである。
CELL_FACH状態のUEは、特定のS−CCPCHにマッピングされるいくつかのFACHトランスポートチャネルを傍受するであろう。PCH状態のUEは、特定のS−CCPCH物理チャネルにマッピングされるPICHチャネル及びPCHチャネルを傍受するであろう。
主なシステム情報は、1次共通制御物理チャネル(Primary Common Control Physical Channel;P−CCPCH)にマッピングされるBCCH論理チャネルで送信される。特定のシステム情報ブロックはFACHチャネルで送信される。前記システム情報がFACHチャネルで送信される場合、UEは前記P−CCPCHで受信されるBCCH又は専用チャネルで前記FACHの構成を受信する。前記システム情報がBCCHで(すなわち、P−CCPCHを介して)送信される場合、UEとNodeBとの間で同一のタイミング基準を共有するために使用されるシステムフレーム番号(System Frame Number;SFN)が各フレームで又は2フレームのセットで送信される。前記P−CCPCHは、セルのプライマリスクランブルコードである1次共通パイロットチャネル(Primary Common Pilot Channel;P−CPICH)と同一のスクランブルコードを使用して送信される。前記P−CCPCHにより使用される拡散コードは、固定拡散率(Spreading Factor;SF)256であり、その番号は1である。UEは、UEが読み込んだ隣接セルのシステム情報に関してネットワークから送信された情報により、UEがDCCHチャネルで受信したメッセージにより、又は固定SF256と拡散コード番号0を利用して送信され、固定されたパターンを送信するP−CPICHを検索することにより、前記プライマリスクランブルコードが分かる。
前記システム情報は、隣接セル、RACH及びFACHトランスポートチャネルの構成、並びにMBMSサービスのための専用チャネルであるMICH及びMCCHの構成に関する情報を含む。
UEが(アイドルモードで)位置するセルを変更する度に、又はUEが(CELL_FACH、CELL_PCH、もしくはURA_PCH状態で)セルを選択した場合、UEはUEが有効なシステム情報を有しているか否かを確認する。前記システム情報は、システム情報ブロック(System Information Block;SIB)、マスタ情報ブロック(Master Information Block;MIB)、及びスケジューリングブロックから構成される。前記MIBは、非常に頻繁に送信され、前記スケジューリングブロック及び様々な前記SIBのタイミング情報を提供する。バリュータグにリンクされているSIBの場合、前記MIBは、一部の前記SIBの最新バージョンに関する情報をも含む。バリュータグにリンクされていないSIBは、期限タイマにリンクされる。前記期限タイマにリンクされているSIBは無効になり、前記SIBの最新読み込み時間が前記期限タイマの値より大きい場合、再び読み込む必要がある。前記バリュータグにリンクされているSIBは、前記MIBからブロードキャストされたバリュータグと同一のバリュータグを有する場合にのみ有効である。各ブロックは、前記SIBがいずれのセルで有効であるかを示す有効性のエリア範囲(Cell、PLMN、等価PLMN)を有する。エリア範囲「Cell」を有するSIBは、SIBが読み込まれたセルに対してのみ有効である。エリア範囲「PLMN」を有するSIBは、全てのPLMNで有効であり、エリア範囲「等価PLMN」を有するSIBは、全てのPLMNと等価PLMNで有効である。
一般に、UEは、アイドルモードである場合や、UEが選択したセル又はUEが位置するセルがCELL_FACH状態、CELL_PCH状態、又はURA_PCH状態である場合、前記システム情報を読み込む。前記システム情報において、UEは、同一周波数、異なる周波数、及び様々な無線アクセス技術(Radio Access Technologies;RAT)で隣接セルに関する情報を受信する。これにより、UEはいずれのセルがセル再選択のための候補セルであるかが分かる。
MBMSは、仕様のRelease6(Rel−6)でUMTS標準に取り入れられている。これは、1対多送信、1対多及び1対1ベアラ間の選択的な組み合わせ及び送信モードの選択を含むMBMSベアラサービスの送信の最適化のための技術を記述している。これは、同一のコンテンツが多数のユーザに送信される場合に無線リソースを節約するために用いられ、テレビなどのサービスを可能にする。MBMSデータは、制御プレーン情報とユーザプレーン情報の2つのカテゴリーに分けられる。前記制御プレーン情報は、物理層設定、トランスポートチャネル設定、無線ベアラ設定、進行中のサービス、カウント情報、スケジューリング情報などに関する情報を含む。UEがこれらの情報を受信できるように、MBMSのためのMBMSベアラ特定制御情報が前記UEに送信される。
MBMSベアラのユーザプレーンデータは、1つのUEにのみ送信される1対1サービスのために専用トランスポートチャネルにマッピングすることもでき、同時に多数のユーザに送信(及び受信)される1対多サービスのために共有トランスポートチャネルにマッピングすることもできる。
1対1送信は、ネットワークとRRC接続モードのUEとの間で専用制御/ユーザプレーン情報だけでなく、MBMS特定制御/ユーザプレーン情報を送信するのに用いられる。前記1対1送信は、MBMSのマルチキャスト又はブロードキャストモードのために用いられる。DTCHはCELL_FACH及びCELL_DCH状態のUEのために使用される。これはトランスポートチャネルに対する既存のマッピングを可能にする。
セルリソースを最適化した方式で使用するために、MBMSアプリケーションにカウントという機能が導入された。前記カウント手順は、所定のサービスの受信に関心のあるUEの数を判断するのに用いられる。これは図7に示すカウント手順を用いて行われる。
例えば、特定のサービスに関心のあるUEは、MBMSサービスの利用可能性に関する情報を受信する。ネットワークは、UEがMCCHチャネルを介した「アクセス情報」の送信と同じ方式で前記サービスに対する関心を前記ネットワークに通知すべきことを、前記UEに通知することができる。前記アクセス情報メッセージに含まれる確率係数により、関心のあるUEのみ所定の確率で応答すると判断する。前記UEは、所定のサービスに関心があることを前記ネットワークに通知するために、前記UEが前記カウント情報を受信したセルでRRC接続設定メッセージ又はセルアップデートメッセージを前記ネットワークに送信する。このようなメッセージは、前記UEが関心のあるサービスを示す識別子を含むこともある。
前記ネットワークが複数の周波数で動作する場合、UEが1つの周波数でキャンプオンし、MBMSサービスが異なる周波数で送信されると、UEはMBMSサービスが異なる周波数で送信されることを認識できないであろう。従って、UEは、周波数コンバージェンス手順により、所定のサービスを周波数Bで利用できることを示す情報を周波数Aで受信することができる。
一般に、MCCHは、RRC接続モード又はアイドルモードにおけるネットワークとUEとの間の制御プレーン情報の1対多ダウンリンク送信のために使用される論理チャネルである。MCCHにおける前記制御プレーン情報は、MBMS特有のものであり、活性化されたMBMSサービスと共に、セル内の前記UEに送信される。前記MCCHは、CELL_FACH状態にあるUEのDCCHを送信するS−CCPCH、スタンドアロンS−CCPCH、又はMTCHを有する同一のS−CCPCHで送信することができる。
前記MCCHは、前記BCCHに示されているように、前記S−CCPCH内の特定のFACHにマッピングされる。ソフト組み合わせの場合、前記MCCHはMTCHとは異なるS−CCPCH(TDD内のCCTrCH)にマッピングされる。ページング受信は、アイドルモード及びURA/CELL_PCH状態にあるUEのための前記MCCHの受信よりも優先される。前記MCCHの構成(変更周期や繰り返し周期など)は、前記BCCHで送信されたシステム情報内で実現される。
一般に、MTCHは、RRC接続モード又はアイドルモードにおけるネットワークとUEとの間のユーザプレーン情報の1対多ダウンリンク送信のために使用される論理チャネルである。MTCHにおける前記ユーザプレーン情報は、MBMSサービス特有のものであり、活性化されたMBMSサービスと共に、セル内の前記UEに送信される。前記MTCHは、前記MCCHに示されているように、前記S−CCPCH内の特定のFACHにマッピングされる。
一般に、MSCHは、RRC接続モード又はアイドルモードにおけるネットワークとUEとの間のMBMSサービス送信スケジュールの1対多ダウンリンク送信のために使用される論理チャネルである。MSCHにおける制御プレーン情報は、MBMSサービス及びS−CCPCH特有のものであり、MTCHを受信するセル内の前記UEに送信される。MSCHは前記MTCHを送信する各S−CCPCH内で送信される。前記MSCHは、前記MCCHに示されているように、前記S−CCPCH内の特定のFACHにマッピングされる。様々なエラー条件により、前記MSCHは前記MTCHとは異なるFACHにマッピングされる。
一般に、FACHは、MTCH、MSCH、及びMCCHのためのトランスポートチャネルとして利用される。さらに、S−CCPCHは、MTCH、MSCH、又はMCCHを送信するFACHのための物理チャネルとして利用される。
一般に、ダウンリンクでのみ存在する論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の接続には、1)MCCHのFACHへのマッピング、2)MTCHのFACHへのマッピング、及び3)MSCHのFACHへのマッピングがある。前記UE及びUTRAN側からのマッピングを図8及び図9にそれぞれ示す。
MCCHにおいて、使用される前記RLCモードはUM−RLCであり、非順次的SDU送信をサポートするために所要の強化がなされている。MACヘッダは論理チャネルタイプ識別のために使用される。
MTCHにおいて、使用される前記RLCモードはUM−RLCであり、選択的な組み合わせをサポートするために所要の強化がなされている。RLC−UMでは迅速な繰り返しが用いられる。MACヘッダは論理チャネルタイプ識別及びMBMSサービス識別のために使用される。
MSCHにおいて、使用される前記RLCモードはUM−RLCである。MACヘッダは論理チャネルタイプ識別のために使用される。
MBMS通知は、セル内でMBMS通知インジケータチャネル(MBMS notification Indicator Channel;MICH)と呼ばれるMBMS特定PICHを活用する。前記MICHに対する符号化はStage−3物理層仕様で定義される。
一般的に、MCCH情報は固定されたスケジュールに基づいて送信される。ここで、スケジュールは、MCCH情報の開始を含む送信時間間隔(Transmission Time Interval;TTI)、すなわち複数のフレームを識別する。前記MCCH情報は複数の可変的TTIで送信される。UTRANは連続したTTIで前記MCCH情報を送信する。前記UEは、1)前記UEがMCCH情報を全て受信するまで、2)MCCHデータを含まないTTIを受信するまで、又は3)情報コンテンツの追加受信を必要としない(例えば、所望のサービス情報に変更がない)ことを示すまで、前記S−CCPCHを継続して受信する。
このような動作に基づいて、前記UTRANは、信頼性を向上させるために、スケジューリングされた送信に続いて前記MCCH情報を繰り返し送信する。前記MCCHスケジュールは全てのサービスに共通する。
全てのMCCH情報は「繰り返し周期」に基づいて周期的に送信される。「変更周期」は「繰り返し周期」の整数倍と定義される。アクセス情報は、「繰り返し周期」の整数ディバイダである「アクセス情報周期」に基づいて周期的に送信される。前記繰り返し周期及び変更周期の値は、MBMSが送信されたセルのシステム情報で提供される。
MCCH情報は、重要情報と非重要情報とに分けられる。前記重要情報は、MBMS隣接セル情報、MBMSサービス情報、及びMBMS無線ベアラ情報を含む。前記非重要情報は、MBMSアクセス情報に該当する。前記重要情報への変更は変更周期の最初のMCCH送信及び各変更周期の開始時に適用される。前記UTRANは、前記変更周期でMCCH情報が変更されたMBMSサービスIDを含むMBMS変更情報を送信する。前記MBMS変更情報は、前記変更周期の各繰り返し周期で少なくとも1回繰り返される。前記非重要情報への変更はいつでも可能である。
図10は、MBMSサービス情報及び無線ベアラ情報の送信スケジュールを示す。パターンの異なるブロックは潜在的に異なるMCCHコンテンツを示す。
カバレッジを増加させるために、異なるセル間に位置するUEは、同時に異なるセルから同一のMBMSサービスを受信することができ、図11に示すように、前記受信した情報を組み合わせることができる。この場合、前記UEは、所定のアルゴリズムに基づいて、前記UEが選択したセルから前記MCCHを読み込む。
図11を参照すると、前記UEは、関心のあるサービスに関する情報を前記選択されたセル(例えば、セルA−B)からMCCHで受信する。前記情報は、現在のセル及び前記UEが受信できる隣接セル(例えば、セルA−A及びセルB)の物理チャネル、トランスポートチャネル、RLC構成、PDCP構成などの構成に関する情報を含む。すなわち、前記受信した情報は、前記UEがセルA−A、A−B、及びBで関心のあるサービスを運ぶMTCHを受信するために前記UEが必要とする情報を含む。
同一のサービスが異なるセルで送信される場合、前記UEは、異なるセルからサービスの組み合わせを実行することができることもあり、できないこともある。前記組み合わせが可能な場合、前記組み合わせは、1)組み合わせ不可能、2)RLCレベルでの選択的な組み合わせ、3)物理レベルでのL1組み合わせ、の異なるレベルで行われる。
MBMS 1対多送信のための選択的な組み合わせはRLC PDUナンバリングによりサポートされる。そのために、前記UEにおける選択的な組み合わせは、MBMS 1対多送信ストリーム間の非同期化が前記UEのRLC並び替え能力を超えない限り、類似したMBMS RBビットレートを提供するセルから可能である。従って、前記UE側には1つのRLCエンティティが存在する。
選択的な組み合わせのために、CRNCのセルグループで1対多送信を用いるMBMSサービス毎に1つのRLCエンティティが存在する。前記セルグループの全てのセルは同一のCRNCの下にある。1つのMBMSセルグループに属する隣接セルでMBMS送信間に非同期化が発生した場合、前記CRNCは、UEが前記セル間で選択的な組み合わせを実行できるようにする再同期化動作を行うことができる。
TDDのために、NodeBが同期化されるときに選択的な組み合わせ及びソフト組み合わせを用いることができる。FDDのために、NodeBがUEのソフト組み合わせ受信ウィンドウ内で同期化されるときにソフト組み合わせを用いることができ、前記ソフト組み合わせが実行されたS−CCPCHのデータフィールドは、ソフト組み合わせモーメント中は同一である。
セル間の選択的な組み合わせ又はソフト組み合わせが有効であるとき、前記UTRANは、選択的な組み合わせ又はソフト組み合わせに利用可能な隣接セルのMTCH構成を含むMBMS隣接セル情報を送信する。部分的ソフト組み合わせが適用されるとき、前記MBMS隣接セル情報はL1−組み合わせスケジュールを含むが、これは、前記UEが隣接セルで送信されたS−CCPCHとサービングセルで送信されたS−CCPCHとのソフト組み合わせを実行できるモーメントを示す。MBMS隣接セル情報と共に、前記UEは、隣接セルのMCCHを受信することなく、隣接セルからMTCH送信を受信することができる。
前記UEは、閾値(例えば、測定されたCPICH Ec/No)及び隣接セルのMBMS隣接セル情報の存在に基づいて、選択的な組み合わせ又はソフト組み合わせに適した隣接セルを判断する。選択的な組み合わせ又はソフト組み合わせの実行可能性は前記UEにシグナリングされる。
UMTSのLTE(Long-Term Evolution)は、UMTSを標準化した3GPPにより議論中である。3GPP LTEは高速パケット通信を可能にする技術である。ユーザ及びプロバイダのコストの低減、サービス品質の向上、カバレッジ及びシステム容量の拡大及び向上を目的とするLTEの目的のために多くの方式が提案されてきた。
図12は、LTEシステムの構造を示す図である。各アクセスゲートウェイ(access Gateway;aGW)115は1つ又は複数のaGW115に接続される。aGW115は、インターネット及び/又はGSM、UMTS、WLANなどの他のネットワークへのアクセスを許可する他のNode(図示せず)に接続される。
3GPP LTEは、上位レベルの要求事項として、ビット当たりの減少したコスト、増加したサービス利用可能性、周波数帯域の柔軟な利用、単純な構造、オープンインタフェース、及び端末の適切な電力消費を必要とする。一般に、UTRAN2は、E−UTRAN(Evolved-UTRAN)に対応する。NodeB5及び/又はRNC4は、LTEシステムにおいてe−NodeB(eNB)に対応する。
3GPP LTEシステムにおいて、システム情報(System Information;SI)は、ネットワークへの接続に成功するために、UEに他のセル及びネットワーク特定パラメータを送信する。また、前記システム情報は、ページングを容易にし、前記UEが様々なネットワークサービスを利用できるようにする。全てのセルは、継続して当該セルのシステム情報をブロードキャスト制御チャネル(BCCH)などのチャネルで送信する。さらに、前記ネットワークに登録するか、又は特定のセルへのハンドオーバを実行している全てのUEは、まず前記セル特定情報を読み込む。
不連続受信(DRX)は、前記移動端末のバッテリ寿命を節約するために移動通信で用いられる方法である。一般に、前記移動端末と前記ネットワークとは、データ送信が起こる周期を取り決める。その他の周期では、前記移動端末は該移動端末のレシーバをオフにして低電力状態に入る。
本発明は、無線通信システムにおけるハンドオーバ手続中のデータユニットの順序維持に関する。
本発明のさらなる特性及び利点は後述する発明の詳細な説明に記述されるが、一部はその記述内容から明確になるか、又は、本発明を実施することにより理解されるであろう。本発明の目的と他の利点は、特に、発明の詳細な説明及び請求の範囲並びに添付図面に開示された構成により実現及び達成される。
具体化して広く説明されているように、このような利点及び本発明の目的を達成するために、本発明は、無線通信システムにおけるハンドオーバ手続中の受信されたデータユニットの順序維持方法で実現され、前記方法は、ターゲット基地局へのハンドオーバ前にそれぞれシーケンスナンバーを含む複数のデータユニットを順にソース基地局から受信し、ハンドオーバ後にシーケンスナンバーを有する少なくとも1つのデータユニットをターゲット基地局から受信し、ハンドオーバ後に前記ターゲット基地局から受信された少なくとも1つのデータユニットのシーケンスナンバーより小さいシーケンスナンバーを有し、ハンドオーバ前に前記ソース基地局から受信された全てのデータユニットを上位層に送信することを特徴とする。
好ましくは、前記方法は、さらにハンドオーバ開始前に受信された、順に利用可能な全てのデータユニットを上位層に送信し、順に利用可能なデータユニットは、次に利用可能なデータユニットのシーケンスナンバーの直後のシーケンスナンバーを有するか、ハンドオーバ開始後に前記ターゲット基地局から受信された少なくとも1つのデータユニットのシーケンスナンバーを有する。好ましくは、ハンドオーバ開始時にタイマが開始され、前記データユニットは、前記タイマ満了時に前記上位層に送信される。又は、前記データユニットは、前記ソース基地局及びターゲット基地局の少なくとも1つからデータユニットを送信することの指示が受信されると、前記上位層に送信される。
本発明の他の実施形態による無線通信システムにおけるハンドオーバ手続中の受信されたデータユニットの順序維持方法は、ハンドオーバ開始前にそれぞれシーケンスナンバーを含む複数のデータユニットを順に受信し、ハンドオーバ開始後にシーケンスナンバーを有する少なくとも1つのデータユニットを受信し、ハンドオーバ開始後に受信された少なくとも1つのデータユニットのシーケンスナンバーより小さいシーケンスナンバーを有し、ハンドオーバ開始前に受信された全てのデータユニットを上位層に送信することを特徴とする。
好ましくは、前記方法は、さらにハンドオーバ開始前に受信された、順に利用可能な全てのデータユニットを上位層に送信し、順に利用可能なデータユニットは、次に利用可能なデータユニットのシーケンスナンバーの直後のシーケンスナンバーを有するか、ハンドオーバ開始後に受信された少なくとも1つのデータユニットのシーケンスナンバーを有する。
好ましくは、ハンドオーバ開始時にタイマが開始され、前記データユニットは、前記タイマ満了時に前記上位層に送信される。又は、前記データユニットは、前記データユニットを送信することの指示が受信されると、前記上位層に送信される。
本発明のさらに他の実施形態による無線通信システムにおけるハンドオーバ手続中の受信されたデータユニットの順序維持方法は、ハンドオーバ開始前にそれぞれシーケンスナンバーを含む複数のデータユニットを順に受信し、ハンドオーバ開始後にシーケンスナンバーを有する少なくとも1つのデータユニットを受信し、ハンドオーバ開始時にタイマを開始し、前記タイマが満了すると、ハンドオーバ開始後に受信された少なくとも1つのデータユニットのシーケンスナンバーより小さいシーケンスナンバーを有し、ハンドオーバ開始前に受信された全てのデータユニットを上位層に送信することを特徴とする。
本発明のさらに他の実施形態による無線通信システムにおけるハンドオーバ手続中の受信されたデータユニットの順序維持方法は、ターゲット基地局へのハンドオーバ前にそれぞれシーケンスナンバーを含む複数のデータユニットをソース基地局から移動端末に送信し、前記ソース基地局から以前に送信されたデータユニットの最高のシーケンスナンバーを前記ターゲット基地局に通知し、ハンドオーバ後にシーケンスナンバーを有する少なくとも1つのデータユニットを前記ターゲット基地局から前記移動端末に送信し、前記少なくとも1つのデータユニットは、前記ソース基地局により以前に送信されたデータユニットの最高のシーケンスナンバーに関連して前記ターゲット基地局から送信される。
好ましくは、前記ターゲット基地局は、前記移動端末機及び前記ソース基地局の少なくとも1つからハンドオーバ後の最高のシーケンスナンバーに関する情報を受信する。本発明の一態様において、前記方法は、さらに前記ソース基地局により以前に送信されたデータユニットの最高のシーケンスナンバーより高いシーケンスナンバーを有する前記ターゲット基地局からの少なくとも1つのデータユニットを送信し、前記少なくとも1つのデータユニットは以前に送信されておらず、前記ソース基地局及びターゲット基地局は、以前に送信された全てのデータユニットを廃棄する。
本発明の他の態様において、前記方法は、前記ソース基地局により前記移動端末に以前に送信された全ての無応答のデータユニットを前記ソース基地局からターゲット基地局に転送し、前記転送されたデータユニットを前記ターゲット基地局から前記移動端末に送信し、さらに前記ソース基地局により以前に送信されたデータユニットの最高のシーケンスナンバーより高いシーケンスナンバーを有する少なくとも1つのデータユニットを前記ターゲット基地局から送信し、前記少なくとも1つのデータユニットは、以前に送信されていないことを特徴とする。
好ましくは、前記ソース基地局から転送されたデータユニットは、それぞれのシーケンスナンバー順に前記ターゲット基地局から受信される。好ましくは、前記ターゲット基地局は、非順次的なシーケンスナンバーを有するデータユニットを前記ソース基地局から転送された順に廃棄する。好ましくは、前記ターゲット基地局は、以前に送信されていない前記少なくとも1つのデータユニットを送信する前に前記ソース基地局により以前に送信された前記転送されたデータユニットを前記移動端末に送信する。好ましくは、前記ターゲット基地局は、データユニットをそれぞれのシーケンスナンバーに従って昇順に前記移動端末に送信する。
本発明のさらに他の態様において、前記移動端末により以前に受信されたデータユニットの最後のシーケンスナンバーを前記ターゲット基地局に通知し、前記ターゲット基地局において、前記移動端末への送信のために転送されたデータユニットのシーケンスナンバーが前記移動端末により以前に受信されたデータユニットの最後のシーケンスナンバーに順に対応しないと判断し、さらに前記移動端末により以前に受信されたデータユニットの最後のシーケンスナンバーに順に対応するデータユニットが予め決定された時間が経過するまで前記ターゲット基地局により受信されない場合、前記転送されたデータユニットのシーケンスナンバーを除去して前記転送されたデータユニットを非順次に前記ターゲット基地局から前記移動端末に送信する。
本発明のさらに他の態様において、前記方法は、前記移動端末により以前に受信されたデータユニットの最後のシーケンスナンバーを前記ターゲット基地局に通知し、前記ターゲット基地局において、前記移動端末への送信のために転送されたデータユニットのシーケンスナンバーが前記移動端末により以前に受信されたデータユニットの最後のシーケンスナンバーに対応すると判断し、さらに前記転送されたデータユニットを廃棄する。
本発明のさらに他の実施形態による無線通信システムにおけるハンドオーバ手続中の受信されたデータユニットの順序維持方法は、ハンドオーバ開始前にそれぞれシーケンスナンバーを含む複数のデータユニットを順に受信し、ハンドオーバ開始時にタイマを開始し、前記タイマ満了時、ハンドオーバ開始前に受信され、非順次の全てのデータユニットを上位層に送信することを特徴とする。
本発明のさらに他の実施形態による無線通信システムにおけるハンドオーバ手続中の受信されたデータユニットの順序維持方法は、それぞれシーケンスナンバーを含む複数のデータユニットを順に受信し、現在受信されているデータユニットが、最後に受信されたデータユニットのシーケンスナンバーから、前記最後に受信されたデータユニットのシーケンスナンバー以降の予め決定されたシーケンスナンバーまでの間のシーケンスナンバーを有する場合、エラーが発生せず、現在受信されているデータユニットが、前記最後に受信されたデータユニットのシーケンスナンバーから、前記最後に受信されたデータユニットのシーケンスナンバー以降の予め決定されたシーケンスナンバーまでの間でないシーケンスナンバーを有する場合、エラーが発生する。
本発明のさらに他の実施形態による無線通信システムにおけるハンドオーバ手続中の受信されたデータユニットの順序維持方法は、それぞれシーケンスナンバーを含む複数のデータユニットを順にソース基地局から移動端末に送信し、ハンドオーバ要求をソース基地局からターゲット基地局に送信し、前記ターゲット基地局が送信に利用するのに適したシーケンスナンバーに関する情報を前記ソース基地局からターゲット基地局に送信し、前記ターゲット基地局が前記ソース基地局からの情報を利用して前記送信に適したシーケンスナンバーを決定する。
好ましくは、前記情報は、前記ターゲット基地局が送信のために利用する次のシーケンスナンバー、前記ソース基地局により以前に送信されたデータユニットの最高のシーケンスナンバー、並びにタイムスタンプ及び予想されるデータレート/シーケンスナンバーレートの少なくとも1つを含む。好ましくは、前記適したシーケンスナンバーは、前記ソース基地局により以前に送信されたデータユニットの最高のシーケンスナンバーより高い。
上記の本発明の一般的な記載及び後述する詳細な記載は例示的なものであり、請求の範囲に記載の本発明を具体的に説明するためのものである。
発明の理解を容易にするために添付され、本明細書の一部を構成する図面は、本発明の多様な実施形態を示し、明細書と共に本発明の原理を説明する。図面において同一符号を付す本発明の特徴、構成要素、及び態様は、1つ以上の実施形態において同一、同等、又は類似した特徴、構成要素、及び態様を示す。
従来のUMTSネットワークを示す図である。 UEとUTRANとの間の従来の無線インタフェースプロトコルを示す図である。 論理チャネル構造を示す図である。 UEの観点から論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の可能なマッピングを示す図である。 UTRANの観点から論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の可能なマッピングを示す図である。 可能なUE状態移行を示す図である。 典型的なカウント手順を示す図である。 UEの観点から論理チャネルとトランスポートチャネルとの間のマッピングを示す図である。 UTRANの観点から論理チャネルとトランスポートチャネルとの間のマッピングを示す図である。 MBMSサービス情報及び無線ベアラ情報を送信するスケジュールを示す図である。 複数のセルからMBMSサービスを受信するUEを示す図である。 LTEシステムの構造を示す図である。 本発明の一実施形態によるハンドオーバ手順を示す図である。 本発明の一実施形態によるシーケンスナンバーを有する受信、送信、及び確認されたデータユニットの状態を示す図である。 本発明の一実施形態によるハンドオーバ中のUEにおいて受信されたデータユニットの順序維持方法を示す図である。 本発明の一実施形態による移動局(MS)又はUEのブロック図である。
本発明は、無線通信システムにおけるハンドオーバ手続中のデータユニットの順序維持に関する。
以下、添付図面を参照して本発明の好ましい実施形態について詳細に説明する。できる限り、図面の全般にわたって同一又は類似する部分には同一参照番号が用いられる。
本発明は、LTE移動性の原理に関し、より詳しくは、移動中の安全保障に関する。本発明によれば、ダウンリンク送信の場合、例えば、ボイスオーバーインターネットプロトコル(Voice over Internet Protocol;VoIP)のためのシームレスハンドオーバは、例えば、伝送制御プロトコル(Transmission Control Protocol;TCP)のためのロスレスハンドオーバとは区分される。
本発明によれば、パケットデータコンバージェンスプロトコル(Packet Data Convergence Protocol;PDCP)シーケンスナンバーがダウンリンク送信に含まれて、暗号化及び復号化アルゴリズムへの入力として利用されるカウンター値(COUNT−C)を送信機及び受信機が維持できるようにする。送信機及び受信機のカウンターが同期化を維持するように保証し、さらに前記送信機でカウントされているが前記受信機で損失して受信していないPDCP PDUを追跡するために、PDCP SNなどのシーケンスナンバー(SN)を前記PDCP PDUに追加又は生成することができる。好ましくは、このようなシーケンスナンバーは、COUNT−C値のX個の最下位ビット(X least significant bits;X LSBs)に該当する。このように、前記COUNT−C値は、X個のLSB及び残りのY個の最上位ビット(Y MSBs)を含む。前記PDCP SNが最大値に達すると、シーケンスナンバーは再び0から番号付けを開始し、一般に、これをシーケンスナンバーの「ラップアラウンド」という。従って、Y MSBによって表されるカウンターは、「ラップアラウンドカウンター」とみなされる。
好ましくは、前記受信機は、順に到着するシーケンスナンバーを運ぶPDCP PDUを受け取る。ここで、最大可能シーケンスナンバーに続く次のシーケンスナンバーは、0に該当する。これにより、最後に受信されたシーケンスナンバーが最大シーケンスナンバーであり、次に受信されたPDCP SNが最後のSN+1や0に該当しない場合、前記最後に受信されたシーケンスナンバーと次に受信されたシーケンスナンバーとの間の全てのPDCP PDUは損失したとみなされる。
本発明によれば、シーケンスナンバーを運ぶ2つのPDCP PDUが非順次に到着した場合、前記受信機は、所定数のラップアラウンドが発生したとみなし、受信機のラップアラウンドカウンターが増加するが、同様のことが送信機においては発生しないであろう。同様の状況が、例えば巡回冗長検査(Cyclic Redundancy Check;CRC)により残留エラーが検出されずシーケンスナンバーが変更される場合に発生する。一般に、変更されたシーケンスナンバーを受信した後に受信されるPDCP SNは順に受信されないので、送信機と受信機との間のラップアラウンドカウンターのラップアラウンド及び非同期化が発生する。
本発明によれば、シーケンスナンバーエラーを検出するメカニズムが提供される。前記メカニズムは、最後に受信されたPDCP SN後に受信されると予想されるPDCP SN、すなわち、少なくともMax_Windowシーケンスナンバーを有する全ての受信されたPDCP PDUを無視する。従って、前記受信機においては非順次的送信及び大部分の残留エラーを検出できるので、前記送信機と受信機との間のラップアラウンドカウンターの非同期化が発生しない。前記パラメータMax_Windowの値は固定されていてもよく、無線ベアラ(RB)設定中にUEにシグナリングされてもよい。しかし、SNを有するMax_Window以上のPDCP PDUが損失する場合、その後の全てのPDCP PDUは無視され、ラップアラウンドカウンターは非同期化されてもよい。
図13は、本発明の一実施形態によるハンドオーバ手順を示す図である。図14は、本発明の一実施形態によるシーケンスナンバーを含む受信、送信、及び確認されたPDCP PDUの状態を示す図である。
本発明によれば、図13のステップ3に示すように、UEがハンドオーバ命令を受信及び受諾する場合、可能であれば、UEがターゲットセルへの同期化を確認した後、RLC層で利用可能であるが非順次の全ての完璧なSDUはPDCP層に送信される。また、UE内の前記RLC層及び全てのHARQ過程は再設定される。従って、図14に示すように、UEは、SNを有する一部のPDCP PDUを正常に受信するが、ENodeBが送信を試みたSNを有する他のPDCP PDU、例えばPDCP SNが4、8、9、及び10のPDCP SDUは、UEにより受信されたものであると確認されない(図14の4)を参照)。また、SNを有する一部のPDCP PDUがUEにおいて正常に受信されても、ENodeBは、HARQエンティティ又はRLCエンティティから正常受信の確認を受けない場合もある(例えば、SNが9のPDCP PDU;図14の3)を参照)。
図14を参照すると、ハンドオーバメッセージ中に他の時点におけるENodeBとUEの状態差の例が示されている。1)においては、ソースENodeBがターゲットENodeBに最初のメッセージを送信してハンドオーバを要求し、必要なリソースを予約する瞬間のソースENodeBを示す。ここで、UEによるPDCP SN1及び3の受信は、例えばRLCレベルやHARQレベルで確認される。さらに、ENodeBがSN2、4、及び5のPDCP PDUを既に送信し始めたとしても、UEによるこれらの受信はまだ前記ENodeBに確認されていない。従って、ソースENodeBは、ターゲットENodeBへの送信に利用される次のPDCP SN、すなわち前記例におけるPDCP SN6を通知する。前記ソースENodeBは、再び前記ターゲットENodeBにタイムスタンプ及び予想データレート/シーケンスナンバーレートを通知し、UEへの送信が開始するとき、最初の送信に利用されるSNを前記ターゲットENodeBが推定できるようにする。従って、ターゲットENodeBは、既に送信された最大PDCP SNに対応するPDCP_SN_TXed_Maxを決定できる。好ましくは、ターゲットENodeBは、以前にUEに送信できなかったIPパケットを送信するためにPDCP_SN_TXed_Maxより低いか同一のSNを使用しないことでラップアラウンドカウンターの非同期化を防止することができる。
2)及び3)においては、ハンドオーバの異なる段階で、前記ハンドオーバ手順中にソースENodeBのコンテクストを変更する方法を示す。4)においては、UEが受信したSNを有するPDCP PDUの状態を示す。ここで、UEがSN1、2、3、5、6、7、及び9のPDCP PDUを受信することを示すが、これと同時に、ENodeBにおいては、SN1、2、3、5、6、7のPDCP PDUのみがUEにより受信されるとみなす。SN4、8、9、及び10のPDCP PDUに関して、ENodeBは、このようなPDUが少なくとも一度はUEに送信されたとしてもRNC及び/又はHARQレベルで確認されていないため、前記PDCP PDUをUEが受信したか否かについて認知できない。
本発明の一実施形態によれば、シームレスハンドオーバが考慮される。シームレスハンドオーバの場合、UE PDCPは、全てのダウンリンク(DL)PDCP SDUを直ちに上位層に送信することが好ましい。その後、UEは、ダウンリンクで最後に受信されたPDCP SN又は次に予想されるPDCP SNをハンドオーバ完了メッセージに示してターゲットENodeBがこのような情報が到着すれば直ちにこの情報を利用して新しく受信されたデータの送信を開始することができるようにする。
又は、ターゲットENodeBは、ダウンリンクで利用される最高のPDCP SNに関する情報を利用できる。この情報は、図13のステップ1でソースENodeBから受信できる。前記ターゲットENodeBは、例えば図13のステップ2において、このような情報に固定オフセットを適用して前記固定オフセットをソースENodeBに通知する。これにより、ソースENodeBは、前記固定オフセット範囲を越える送信を停止することができる。また、ターゲットENodeBは、前記固定オフセットに対応するシーケンスナンバーを既に送信された最大PDCP SN(PDCP_SN_TXed_Max)として使用することができ、まだ安全に開始できないIPパケットの送信のために次のシーケンスナンバー又はより高いシーケンスナンバーを前記ラップアラウンドカウンターの非同期化の恐れなしに使用することができる。
ソースENodeBは、UEがハンドオーバを行ったと判断した後、例えば図13のステップ9に示すように、ソースENodeBが前記ハンドオーバメッセージに対するHARQ応答(ACK)又はRLC応答を受信すると、ソースENodeBは、ターゲットENodeBに最後に利用されたPDCP SNを通知することができる。これは、前記ハンドオーバ後にいずれのデータも送信しないことによりターゲットENodeBが後のハンドオーバ動作で次のターゲットENodeBに前記最後に送信されたPDCP SNの正確な値を報告できるように保証するときに好ましい。
その後、ソースENodeB又はターゲットENodeBは、既に送信が試みられた全てのPDCP SDUを廃棄する。これにより、PDCPのSN内のギャップが唯一の影響であるため、再配置時に特定のUE動作が要求されないであろう。
本発明の他の実施形態によれば、ロスレスハンドオーバが考慮される。ロスレスハンドオーバの場合、好ましくは、ソースENodeBは、既に送信され、かつ、SNが割り当てられた全てのPDCP PDU/SDUをターゲットENodeBに転送して前記PDCP PDU/SDUがUEに送信できるようにする。UEは、受信された最も高いPDCP SN(PDCP_SN_Miss_max)後のPDCP SNをハンドオーバ完了メッセージに示してもよい。前記PDCP_SN_Miss_max値以前のSNは、既に送信された最大PDCN SN(PDCP_SN_TXed_Max)の値としてターゲットENodeBにより利用できる。
シームレスハンドオーバと同様に、ロスレスハンドオーバでは、ターゲットENodeBが図13のステップ1でソースENodeBから受信された、ダウンリンクで使用される最も高いPDCP SNに関する情報を利用できる。これにより、ターゲットENodeBは、例えば図13のステップ2でこのような情報に固定オフセットを適用して前記固定オフセットをソースENodeBに通知する。これにより、ソースENodeBは、前記固定オフセット後の送信を停止することができる。また、ターゲットENodeBは、既に送信された最大PDCP SNとして前記固定オフセットに対応するシーケンスナンバーを使用することができ、まだ安全に開始されていないIPパケットの送信のための次のシーケンスナンバー又はより高いシーケンスナンバーを前記ラップアラウンドカウンターの非同期化の恐れなしに使用することができる。
まだ受信されていない最低のPDCP SN(PDCP_SN_Miss_min)の値も、ターゲットENodeB及びUEによりPDCP_SN_Miss_max及びウィンドウサイズパラメータ(HO_Reordering_window_size)で示されてもよく、決定されてもよい。前記の値は、例えばRB設定/再設定時に通知される値でもよく、ハンドオーバ命令内に示される値でもよく、固定値でもよい。このようなSNは、PDCP_SN_TXed_MinとしてターゲットENodeBにより保存できる。
ラップアラウンドカウンターを非同期化させないために、ターゲットENodeBは、PDCP SNが割り当てられたIPパケットを送信しないことが好ましい。ここで、前記SNの値は、PDCP_SN_TXed_MinとPDCP_SN_TXed_Maxとの間にない(ここで、PDCP_SN_TXed_Min及びPDCP_SN_TXed_Maxの値は許容される)。好ましくは、送信が既に試みられ、かつ、X2インタフェースを介して転送されたPDCP PDU/SDUは、ターゲットENodeBに順に到着する。X2インタフェースを介する送信が非順次である場合、ターゲットENodeBは、PDCPヘッダを復号化するか前記転送されたPDCP PDU/SDUに追加されたCOUNT−C又はPDCP SNを認識することにより前記非順次的送信を検出できる。これにより、ターゲットENodeBは、非順次的PDCP PDU/SDUを廃棄できる。従って、UEは、以前に受信されたPDCP SNより高くないSNを有するPDCP PDUを受信しないであろう。
本発明によれば、ターゲットENodeBは、送信が試みられないaGW/ソースENodeBから送信されたPDCP SDUを送信する前に送信が試みられたPDCP SDUからのデータを含むPDCP PDUを送信することが好ましい。このような動作は、ハンドオーバの場合に好ましく、データ送信途中にはソースENodeBでバッファリングされてターゲットENodeBに転送される一部データが存在することが好ましい。これは、トランスポートのスイッチが一般的にターゲットENodeBでハンドオーバが確認されるときにのみトリガーされるためである。
ソースENodeBがUEのハンドオーバ実行を検出した後、例えばソースENodeBが図13のステップ9でハンドオーバメッセージに対するHARQ応答(ACK)又はRLC応答を受信すると、ソースENodeBは、ターゲットENodeBに最後に利用されたPDCP SNを報告することが好ましい。これは、前記ハンドオーバ後にいずれのデータも送信しないことにより、ターゲットENodeBが以後のハンドオーバ動作において、図13のステップ1のように、次のターゲットENodeBに前記最後に送信されたPDCP SNの正確な値を報告できるように保証するときに好ましい。
本発明によるエラーケースを説明する。エラーケースの一例において、X2インタフェース上での1つのPDCP PDU/SDUの損失が発生することがある。このようなエラーを処理するために、UEは、例えば全てのPDCP SNが受信されていなくても現在受信されているPDCP SNより低いPDCP SNを有する全てのPDU/SDUを上位層に送信できる。ターゲットENodeBが好ましくは昇順のPDCP SNを有するPDCP PDUをUEに送信すると、エラーを処理するためのUEの動作では問題が発生しないであろう。
エラーケースの他の例において、送信が試みられた最後のPDCP SNは、UEに最後に受信されたPDCP SNに該当しない。このようなエラーを処理するために、ターゲットENodeBは、次のような動作を実現できる。すなわち、PDCP PDUがタイマ満了前に受信されていないと、ターゲットENodeBは、前記パケットのSNを除去して前記パケットを非順次に送信する。ターゲットENodeBは、このような特殊な場合、前記PDCP PDUを廃棄することもできる。又は、このようなエラーを処理するために、最高のSNをソースENodeBからターゲットENodeBに計画的に送信できる。これにより、ターゲットENodeBは、最高のPDCP SNが認知できるようになり、このような最高のPDCP SNの受信を待機する理由があるか否かを認知するようになる。
前述したような面において、本発明により次の手順を適用できる。好ましくは、UEのPDCP層は、シーケンスナンバーを含む損失したPDCP PDUが順に到着することを期待する。例えば、図14の4)において、UEは、SN4のPDCP PDUをまず受信した後、SN8のPDCP PDUとSN10のPDCP PDUを順に受信しようとする。次に、PDCP_SN_Miss_minより高いか同一のシーケンスナンバーが受信されるとすぐに、PDCP層は、前記受信されたSNより小さいSNを有するとともにまだ上位層に送信されていない全てのPDCP PDU及びそれ以降の全ての順次PDCP SNが上位層に送信できるとみなす。詳細手順を図15に示す。
図15は、本発明の一実施形態によるシーケンスナンバーを有するダウンリンクPDCP PDUのためのハンドオーバでUEを動作させる方法を示す図である。好ましくは、UEがハンドオーバ命令を受信すると、前記UEは、ハンドオーバのときに再配置手順を開始する(1)。その後、UEは、受信された最高のPDCP SN以降のPDCP SNを決定した後、その値をPDCP_SN_Miss_maxに保存する(2)。UEはまた、Cを、例えば損失が最小のPDCP SN(PDCP_SN_Miss_min)又はPDCP_SN_Miss_max−HO_Reordering_window_sizeとして決定することができる。ここで、前記HO_Reordering_window_size値は、固定値であるか、又は、ハンドオーバ中もしくはRB設定中に前記ENodeBから前記UEが受信する。
その後、UEはENodeBからPDCP PDUを受信した後(3)、再配置手順を続けて行う必要があるか否かを決定する(4)。本発明によれば、UEは、次の基準の1つが実現されると、前記再配置手順を停止できる。
A)(PDCP_SN_Miss_min≦現在のPDCP PDU SN<PDCP_SN_Miss_max)が満たされない場合、
B)PDCP_SN_Miss_max+オフセット≦現在のPDCP PDU SNである場合、
C)再配置手順が開始するときに開始されたタイマが満了する場合、
D)再配置過程の停止を示すPDCP制御PDU又はビットが受信される場合。
前記受信されたPDCP PDUが既に受信されたPDUである場合(5)、前記PDUは廃棄され、次に受信されるPDCP PDUを待機する(6)。廃棄されていないPDUの場合、UEは、いずれのSNも損失することなく順に受信されたSNを有する全てのPDCP PDUをPDCP_SN_Miss_minから識別する。前記識別されたPDCP PDUを処理(例えば、ヘッダ圧縮解除)してその内容を上位層に送信する。好ましくは、UEが既に受信したPDUをENodeBが受信できるので、前記PDCP_SN_Miss_minは、現在受信されているPDCP PDUのSNに設定される(7)。
受信されたPDCP PDUからのトリガーとは別に、例えばソースENodeBにより送信されていないPDCP PDUに含まれるIPパケットがX2インタフェースで損失する場合、ハンドオーバ時の再配置手順の停止をトリガーするための他のトリガーが要求できる。これにより、ハンドオーバ手順の開始時にタイマを開始することが好ましい。前記タイマの満了時(8)、UEは、それまで受信されたSNを有する全てのPDCP PDUが処理可能で、上位層に送信可能であるとみなす(9)。一実施形態においては、前記タイマは、ダウンリンクでPDCP PDUがUEにより受信される度に再開できる。その後、前記再配置手順がハンドオーバ時に停止される(10)。
図14を参照すれば、例えばソースENodeBは、少なくともSNが4、8、9、及び10のPDCP PDUをUEに転送できる。UEは、SNが4のPDCP PDUを受信した後、SNが5、6、及び7の全てのPDCP PDUを送信する。その後、UEは、SNが8、9、及び10のPDCP PDUを受信した後、このようなPDUを処理してその内容を上位層に送信する。
図16は、本発明の一実施形態による移動局(MS)又はUE1のブロック図である。UE1は、プロセッサ(又は、デジタルシグナルプロセッサ)210、RFモジュール235、電力管理モジュール205、アンテナ240、バッテリ255、ディスプレイ215、キーパッド220、メモリ230、スピーカ245、及びマイク250を含む。
ユーザは、例えばキーパッド220のボタンの押圧、又はマイク250を利用した音声認識により、電話番号などのインストラクション情報を入力する。マイクロプロセッサ210は、前記電話番号に電話をかけるなどの適切な機能を実行するために、前記インストラクション情報を受信して処理する。前記機能を実行するために、メモリモジュール230からオペレーションデータを検索することができる。また、プロセッサ210は、ユーザの参照及び便宜のために、前記インストラクション及びオペレーション情報をディスプレイ215に表示することができる。
プロセッサ210は、例えば音声通信データを含む無線信号を送信するなどの通信を開始するために、インストラクション情報をRFモジュール235に送る。RFモジュール235は、無線信号を受信及び送信するためのレシーバ及びトランスミッタを含む。アンテナ240は無線信号の送受信を容易にする。無線信号を受信すると、RFモジュール235は、前記信号をベースバンド周波数に変換し、プロセッサ210の処理のためにプロセッサ210に伝達することができる。前記処理された信号は、例えばスピーカ245から出力される可聴又は可読情報に変形される。また、プロセッサ210は、ここに開示された様々な過程を行うために必要なプロトコル及び機能を含む。
移動局1を、例えばプロセッサ210、他のデータ、又はデジタル処理装置を使用して、単独で又は外部サポートロジックとの組み合わせにより実現できることは、当業者に明らかである。本発明は、移動通信に関連して説明されたが、本発明は、無線通信能力を備えるPDAやラップトップコンピュータのような移動装置を使用する無線通信システムでも用いることができる。また、本発明を説明するために使用された特定用語は本発明の範囲をUMTSのような特定タイプの無線通信システムに限定するものではない。本発明は、例えばTDMA、CDMA、FDMA、WCDMAなどの様々なエアインタフェース及び/又は物理層を使用する他の無線通信システムにも適用できる。
本発明の好ましい実施形態は、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、又はこれらの組み合わせを生産するための標準プログラミング及び/又はエンジニアリング技術を用いて、方法、装置、又は製造物として実現できる。ここで、「製造物」という用語は、ハードウェアロジック(例えば、集積回路チップ、FPGA(Field Programmable Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)など)、又はコンピュータ可読媒体(例えば、磁気記録媒体(例えば、ハードディスクドライブ、フロッピー(登録商標)ディスク、テープなど)、光記録装置(CD−ROM、光ディスクなど)、揮発性及び不揮発性メモリ装置(例えば、EEPROM、ROM、PROM、RAM、DRAM、SRAM、ファームウェア、プログラムロジックなど))において実行されるコードやロジックを意味する。前記コンピュータ可読媒体でのコードはプロセッサによりアクセス及び実行される。
本発明の好ましい実施形態で実行されるコードは、送信媒体を介して、又はネットワーク上のファイルサーバからアクセスすることもできる。その場合、前記コードが実行される製造物は、ネットワーク送信ライン、無線送信媒体、空中を伝播する信号、無線波、赤外線信号などの送信媒体を含む。もちろん、当該技術分野における通常の知識を有する者であれば、本発明の要旨を逸脱しない範囲でその構成の様々な変更が可能であり、前記製造物が公知の情報伝達媒体をも含むことを理解するであろう。
図面に示すロジックの実装は、特定動作が特定順序で発生するものとして説明した。他の実施形態においては、特定ロジック動作を他の順序で行うか、変更又は除去して行うことができ、本発明の好ましい実施形態を実現する。また、前述したロジックにステップをさらに追加することができ、これは本発明の実現によるものである。
前述した実施形態と利点は単なる例示にすぎず、本発明を制限するものではない。本発明は、他のタイプの装置及び処理にも容易に適用できる。本発明の詳細な説明は単なる説明の便宜のためのものであり、請求の範囲を制限するものではない。当該技術分野における通常の知識を有する者であればこれらの多様な代替、変更、変形が可能であることを理解できるであろう。請求項において、ミーンズプラスファンクションクレームは列挙された機能を実行するものであり、ここに記載された構造、構造的均等物だけでなく均等な構造をも含む。

Claims (4)

  1. 無線通信システムにおける再設定手続中の受信されたデータユニットの順序維持方法であって、
    ターゲット基地局への再設定開始前にそれぞれシーケンスナンバーを有する複数のデータユニットをソース基地局から受信し、
    再設定開始後にシーケンスナンバーを有する少なくとも1つのデータユニットを前記ターゲット基地局から受信し、
    再設定開始後に前記ターゲット基地局から受信した前記少なくとも1つのデータユニットのシーケンスナンバーより小さいシーケンスナンバーを有し、再設定前に前記ソース基地局から受信した全てのデータユニットを上位層に送信し、
    再設定後に前記ターゲット基地局から受信した前記少なくとも1つのデータユニットのシーケンスナンバーより大きく、直後に続く連続したシーケンスナンバーを有する全てのデータユニットを前記上位層に送信し、
    前記再設定はハンドオーバの間になされること、
    を特徴とするデータユニットの順序維持方法。
  2. データユニットは、前記ソース基地局及び前記ターゲット基地局の少なくとも1つから該データユニットを送信する指示が受信されると、前記上位層に送信される、請求項1に記載のデータユニットの順序維持方法。
  3. 無線通信システムにおける再設定手続中の受信されたデータユニットの順序維持方法であって、
    再設定開始前にそれぞれシーケンスナンバーを有する複数のデータユニットを受信し、
    再設定開始後にシーケンスナンバーを有する少なくとも1つのデータユニットを受信し、
    再設定開始後に受信された前記少なくとも1つのデータユニットのシーケンスナンバーより小さいシーケンスナンバーを有し、再設定開始前に受信されたデータユニットの第1のセットおよび、再設定開始に受信され、上位層に順次送信可能なデータユニットの第2のセットを前記上位層に送信し、
    順次送信可能なデータユニットの該第2のセットのそれぞれは、再設定後に受信した前記少なくとも一つのデータユニットのシーケンスナンバーの後にそれぞれ続く順で、より大きなシーケンスナンバーを有し、
    前記再設定はハンドオーバの間になされること、
    を特徴とするデータユニットの順序維持方法。
  4. データユニットの前記第1及び第2のセットは、
    データユニットの前記第1及び第2のセットを送信する指示が受信されると、前記上位層に送信される、請求項に記載のデータユニットの順序維持方法。
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