JPWO2006075546A1 - X線撮影装置 - Google Patents

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Abstract

電磁派ノイズの遮断が困難である場合でも、外因性ノイズによるS/Nの低下を抑え、広いダイナミックレンジを有するX線検出技術を実現し、それを用いたX線撮影装置を提供する。参照検出器10A、10Bで測定した電磁波ノイズ信号に基づいて、X線検出器2の検出信号中に混入する電磁波ノイズ信号を最小2乗推定し、ノイズ除去演算によって電磁波ノイズによるS/N低下を低減する。

Description

本発明は、画像診断や工業検査に使用されるX線撮影技術に関する。
X線撮影装置は、画像診断や工業検査の分野で広く利用されているが、被写体中で指数関数的に減衰するX線信号を広範囲に測定するためには、広いダイナミックレンジを有する計測系が必要とされる。一般に、ダイナミックレンジの最大値は、X線発生源の最大出力容量や被写体の最大被曝許容量で決定されており、このときの最大入射線量に応じてX線検出器の最大検出容量が設計されている。一方、ダイナミックレンジの最小値は、X線検出器のノイズで決定されているため、ダイナミックレンジの拡大にはノイズの低減が重要である。
このようなノイズとしては、検出器内部で発生する回路ノイズ(内因性ノイズ)の他に、検出器外部からの電磁波の混入によるものがある(外因性ノイズ)。特に、後者に関しては、X線撮影装置はX線発生装置やその電源、機構系等、強力な電磁波の発生源が多数存在するため、外因性ノイズがダイナミックレンジ低下の主要因となっている場合が少なくない。このため、電磁シールドでX線検出器を覆う等の対策が行われている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
特開2002−595号公報 特開2004−325126号公報
外因性ノイズを低減するために、X線検出器は、その側面および背面が金属板等でシールドされているのが一般的である。ただし、X線検出器の入力面は電磁シールドによるX線の減衰を避けるため、シールドを配置しないか、あるいは比較的薄いシールドを配置するのが一般的である。このため電磁波ノイズの遮断が十分に行えず、外因性ノイズの低減が困難であるという課題があった。
本発明の目的は、電磁派ノイズの遮断が困難である場合でも、外因性ノイズによるS/Nの低下を抑え、広いダイナミックレンジを有するX線検出技術を実現し、それを用いたX線撮影装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明によるX線撮影装置は、下記に示すような特徴を有する。
(1)X線を発生する手段と、前記X線の照射範囲を制限するコリメータと、前記X線の被写体透過像を検出するX線検出手段を有するX線撮影装置において、前記X線の非照射領域に配置されたN個(ただし、1≦Nとする)の参照信号検出手段と、前記コリメータにより前記X線検出手段に対するX線照射が略遮断された状態において前記X線検出手段で検出されたノイズ信号p(t)(ただしtは時間とする)を前記参照信号検出手段で検出されたN個の参照信号q(t)(ただし、n=1〜Nとする)の線形和和p'(t)=α11(t)+α22(t)+・・・+αNN(t)で近似して前記近似の平均2乗誤差を最小とする重み係数αn(ただし、n=1〜N)を計算する第1の計算手段と、前記第1の計算手段で計算された前記重み係数αnの値を格納する格納手段と、前記X線検出手段および前記参照信号検出手段でそれぞれ計測された信号f(t)および参照信号qn(t)と前記格納手段に格納された前記重み係数αnの値を用いてノイズ除去信号f(t)-p'(t)を計算する第2の計算手段を有することを特徴とする。
これにより、X線検出手段に電磁ノイズが混入した場合でも、参照信号検出手段で検出した参照信号を用いて計測信号から外因性ノイズを除去し、X線検出器のS/Nを向上できる。
(2)前記(1)のX線撮影装置において、前記参照信号検出手段が、前記X線検出手段を構成する複数の検出素子の一部で構成されることを特徴とする。
これにより、参照信号検出手段として外部の検出器を用意する必要がないため、X線検出器の構成を単純化して製作コストを低減できる。
(3)前記(1)又は(2)のX線撮影装置において、前記X線発生手段と前記被写体の間および前記被写体と前記参照信号検出手段との間にそれぞれ配置され、前記参照信号検出手段へのX線の照射を略遮断するための第1および第2のコリメータを有することを特徴とする。
これにより、第1のコリメータによって被写体への無効被曝を低減できるとともに、第2のコリメータによって被写体中で発生した散乱線の参照信号検出手段への入射が防止できるため、参照信号検出手段による電磁ノイズの計測精度を向上できる。
(4)前記(1)、(2)又は(3)のX線撮影装置において、前記参照信号検出手段が、M個(ただし、N<Mとする)の参照用検出素子で構成されており、前記N個の参照信号qn(t)が予め指定されたN個の参照用検出素子の検出信号で構成されていることを特徴とする。
これにより、使用環境に応じて変化する外因性ノイズの低減において特に重要な参照用検出素子の個数を限定できる。その結果、ノイズ除去演算に必要な演算量を減らして演算時間を高速化できる。
(5)前記(4)のX線撮影装置において、前記N個の参照信号qn(t)の一部または全てが、複数の前記参照用検出素子で検出された信号の加算値で構成されることを特徴とする。
これにより、参照用検出素子内で発生した回路ノイズを低減し、ノイズ除去演算における内因性ノイズの増加を低減できる。
(6)前記(4)又は(5)のX線撮影装置において、前記X線検出手段を構成する各検出素子に対して、前記指定されるN個の参照用検出素子の組合せが変化し得ることを特徴とする。
これにより、X線検出手段を構成する検出素子毎に、最適な参照用検出素子の組み合わせを選択できるため、外因性ノイズの除去精度を向上できる。
(7)前記(6)のX線撮影装置において、前記X線検出手段を構成する各検出素子に対して、最も距離が近いN個の前記参照用検出素子の組合せが指定されることを特徴とする。
これにより、X線検出手段を構成する検出素子毎に、最も影響力の強い参照用検出素子を選択できるため、外因性ノイズの除去精度を向上できる。
本発明によれば、電磁派ノイズの遮断が困難である場合でも、外因性ノイズによるS/Nの低下を抑え、広いダイナミックレンジを有するX線検出技術を実現し、それを用いたX線撮影装置を提供できる。
本発明の実施例を説明する前に、本発明における外因性ノイズ低減方法の原理について、図15を用いて説明する。
図15は、本発明を適用したX線撮影装置の一般的な構成図である。本X線撮影装置は、X線源1、X線検出器20、参照検出器R1〜R8等から構成される。X線源1から放射されるX線は、図示してない公知のコリメータによってその照射範囲7がX線検出器20の検出面内に制限されており、参照検出器R1〜R8にはX線が直接照射されない。また、参照検出器R1〜R8の前面には図示してない公知のコリメータが配置されており、被写体中で発生した散乱X線が入射しないようになっている。外部で発生した電磁波ノイズはX線検出器20および参照検出器R1〜R8に入射し、各検出器中の各種信号線や電源線、グランド線等を通して外因性ノイズとして検出される。電磁派ノイズ源としては多数の発生源が想定され、これらはX線検出器20および参照検出器R1〜R8において、それぞれ異なる強度で観測される。
以上のX線撮影装置の構成を前提として、以下に、外因性ノイズの除去法について説明する。なお、図15では、8個の参照検出器R1〜R8を想定したが、以下では一般的にN個(1≦N)の参照検出器があるものとする。いま、ある時間tにおいてX線検出器20中のある検出素子(画素)で検出される外因性ノイズ信号をp(t)とする。なお、p(t)は、X線検出器20に入射するX線を図示しないコリメータで遮断した状態で撮影することで取得できる。また、このとき同時に各参照検出器で検出される外因性ノイズ(参照信号)をqn(t)(ただし、n=1〜N)とする。X線検出器20と各参照検出器で同一発生源による電磁波ノイズが観測されたとすると、p(t)とqn(t)の間にはある程度の相関が存在する。従って、p(t)はqn(t)の線形和として、次式で近似できる。
Figure 2006075546
ただし、αnは近似係数(重み係数)である。最小2乗法を用いれば、各近似係数αnの最適値はp(t)とその近似値p'(t)の平均最小2乗誤差が最小になるように決定される。即ち、次式が成り立つ。
Figure 2006075546
(数2)を各αnに対して計算すると、次式が成り立つ。
Figure 2006075546
ただし、関数σは相互相関関数であり、次式で定義される。
Figure 2006075546
(数3)左辺の行列をA、(数3)右辺第1項および第2項の行列をそれぞれB、Cと表すと、最適近似係数を要素とする行列Cは、C=B-1Aで計算できる。以上の方法を用いれば、最適近時係数を撮影に先立って予め求めておくことができる。撮影時には、X線検出器20および各参照検出器にて撮影信号f(t)と外因性ノイズをqn(t)がそれぞれ計測される。このとき、撮影信号f(t)中に含まれる外因性ノイズ成分は(数1)で推定できるため、次式を用いてノイズ除去信号g(t)を計算できる。
Figure 2006075546
以上に説明したノイズ除去法は、様々な用途のX線撮影装置に適用可能である。以下に、本発明による実施例について説明する。
(実施例1)
図1は、本発明の実施例1に係るX線撮影装置の正面模式図である。なお、本実施例1では、本発明の適用例としてX線CT(Computed Tomography)装置を想定している。
本実施例1に係るX線撮影装置は、X線源1、X線検出器2、回転板4、ガントリー5、参照検出器10Aおよび10B、散乱線遮断コリメータ11Aおよび11B、照射野制限コリメータ12、フレームメモリ100、最適係数演算手段101、最適係数保存メモリ102、参照データ保存メモリ103、ノイズ除去演算手段104、画像再構成手段105、画像表示手段106等から構成される。以下では、X線源1およびX線検出器2を合わせて撮影系と呼ぶ。
撮影系は、回転板4に固定されており、回転板4および撮影系全体はガントリー5の内部に格納されている。ガントリー5の中央には、被写体3を配置するためのホール6が設けられている。回転板4は、ガントリー5の内部で、ホール6の中心を通り紙面に垂直な軸を回転軸として回転することができる。なお、回転板4は、図示してない公知の駆動モーターによって回転する。X線検出器2の回転面方向の両端には、参照検出器10Aおよび10Bが配置されている。X線源1の前面には、照射野制限コリメータ12が配置されている。照射野制限コリメータ12は、X線源1から放射されるX線がX線検出器2の検出領域外に照射されないように、照射範囲7を制限する。従って、参照検出器10Aおよび10BにはX線が直接照射されることはない。また、参照検出器10Aおよび10Bの前面にはそれぞれ散乱線遮断コリメータ11Aおよび11Bが配置されており、被写体3の内部で散乱したX線が参照検出器10Aおよび10Bに入射しないようになっている。
次に、本実施例1に係るX線撮影装置の動作を説明する。本X線撮影装置には、撮影モードと最適係数測定モードの2種類の計測モードが準備されている。なお、図1において、実線矢印は撮影モードにおけるデータの流れを、点線矢印は最適係数測定モードにおけるデータの流れをそれぞれ示している。
最適係数測定モードは、前述の最適近似係数を導出するための測定モードであり、測定は撮影に先立って実施される。測定では被写体3は配置されず、また、照射野制限コリメータ12はX線検出器2へのX照射を全て遮断するように照射範囲7を制限する。測定開始が指示されると同時に、回転板4は回転を開始し、回転板4の回転速度が定常状態に達した時点でX線源1からのX線放射が開始される。このとき、X線検出器2と参照検出器10Aおよび10Bは、回転板4の回転駆動系やX線源1の図示してない電源等から発生した電磁ノイズ(外因性ノイズ)を計測する。X線検出器2で検出された外因性ノイズのデータは、フレームメモリ100に記録され、また、参照検出器10Aおよび10Bで検出された外因性ノイズのデータは、参照データ保存メモリ103に記録される。上記のデータ収集は、回転板4の数回転分(通常5〜10回転)にわたって行われ、全データが収集された時点で計測は終了し、X線照射および回転板4の回転が停止する。また、計測が終了した時点で最適係数演算手段101は、フレームメモリ100および参照データ保存メモリ103に記録されたデータを参照して、後述する方法でX線検出器2の最適近似係数を計算し、結果を最適係数保存メモリ102に記録する。
撮影モードでは被写体3が配置され、また、照射野制限コリメータ12は、X線検出器2の全体または一部にX線が照射されるように照射範囲7を制限する。測定開始が指示されると同時に、回転板4は回転を開始し、回転板4の回転速度が定常状態に達した時点でX線源1からのX線放射が開始される。このとき、参照検出器10Aおよび10Bでは外因性ノイズが計測される。一方、X線検出器2では被写体3のX線透過信号と共に上記外因性ノイズが計測される。X線検出器2で検出された投影信号のデータはフレームメモリ100に記録され、また、参照検出器10Aおよび10Bで検出された外因性ノイズのデータは参照データ保存メモリ103に記録される。
上記各データが記録される度に、ノイズ除去演算手段104は、フレームメモリ100から投影信号データ、参照データ保存メモリ103から外因性ノイズデータ、最適係数保存メモリ102から最適近似係数のデータをそれぞれ読出し、後述する方法で投影信号データに対してノイズ除去演算を行う。ノイズ除去後の投影信号データは、画像再構成手段105によって公知の画像再構成が行われ、被写体3のX線断層像を作成する。得られたX線断層像は、公知の画像表示手段106によって画像表示される。
図2は、本発明の実施例1に係るX線検出器2および参照検出器10Aおよび10Bの配置を説明するための図である。また、図3はX線検出器2および参照検出器10Aおよび10Bの画素構成を説明するための図である。
図3に示されるように、X線検出器2はチャネル方向(図3の水平方向)に1024分割、スライス方向(図3の上下方向)に8分割されたマルチスライス構造を持つ。また、参照検出器10Aおよび10BはそれぞれX線検出器2のチャネル方向両端部に配置され、それぞれチャネル方向に4分割、スライス方向に8分割されている。なお、上記チャネル方向およびスライス方向の分割数は本例に限るものではない。また、上記X線検出器2および参照検出器10A、10Bは一体型のセンサとして構成されていても良いし、別々に作成したものを並べた構造としても良い。なお、後述するように参照検出器10Aを構成する32個の画素PA(1、1)〜PA(8、4)で計測された信号は後に加算され、1つの信号として取り扱われる。また同様に参照検出器10Bを構成する32個の画素PB(1、1)〜PB(8、4)で計測された信号も後に加算され、1つの信号として取り扱われる。すなわち、本構成では、参照検出器の個数は2個((数1)〜(数5)において、N=2)であり、それぞれの加算信号はq1(t)およびq2(t)として取り扱われる。このように複数画素で得られた信号を加算することで、各画素で発生する回路ノイズ(内因性ノイズ)を低減できる。後述するように最適近似係数α1およびα2はX線検出器2を構成する全ての画素P(1、1)〜P(8、1024)に対して個別に導出され、最適係数保存メモリ102に保存される。
図4は、最適係数演算手段101における処理手順を説明するための図である。最適係数演算手段101における以下の処理は専用演算器や汎用演算器を用いたソフトウェア処理等で実現される。最適係数演算手段101は、まず参照データ保存メモリ103から参照検出器10Aを構成する各画素の信号PA(1、1)〜PA(8、4)を読み出して画素加算し、加算データq1(t)を計算する。同様に、参照検出器10Bを構成する各画素の信号PB(1、1)〜PB(8、4)を読み出して画素加算し、加算データq2(t)を計算する(ステップ400)。次に上記加算データq1(t)、q2(t)に対して数4に示される相互相関演算を行い、(数3)右辺第1項で示される行列Bを作成する(ステップ401)。次に、公知の計算アルゴリズムを用いて、行列Bの逆行列B-1を作成する(ステップ402)。
次に、X線検出器2で計測されたデータを撮影データ保存メモリ100から読み出し、(数3)左辺で示される行列Aを作成する(ステップ403)。次に、行列C=B-1Aを計算し、行列Cの要素である最適近似係数α1およびα2を計算する(ステップ404)。なお、ステップ403および404の処理は、X線検出器2の全画素P(1、1)〜P(8、1024)に対して繰り返し実行される。それぞれの画素に対して計算された最適近似係数α1およびα2の結果は、最適係数保存メモリ102に保存される。なお、図4中では、画素P(i、j)に対して計算されたα1およびα2の値をそれぞれαA(i、j)、αB(i、j)と表現している。
図5は、ノイズ除去演算手段104における処理手順を説明するための図である。ノイズ除去演算手段104における以下の処理は、専用演算器や汎用演算器を用いたソフトウェア処理等で実現される。ノイズ除去演算手段104は、まず参照データ保存メモリ103から参照検出器10Aを構成する各画素の信号PA(1、1)〜PA(8、4)を読み出して画素加算し、加算データq1(t)を計算する。同様に、参照検出器10Bを構成する各画素の信号PB(1、1)〜PB(8、4)を読み出して画素加算し、加算データq2(t)を計算する(ステップ500)。次に、X線検出器2で計測されたデータを撮影データ保存メモリ100から読み出し、また対応する画素の最適近似係数α1およびα2の値を読み出し、更に上記加算データを用いて(数5)に示されるノイズ除去演算を行う(ステップ501)。ステップ501の演算は、X線検出器2の全画素P(1、1)〜P(8、1024)に対して繰り返し実行される。
図6は、本実施例1に示されるX線撮影装置によるノイズ低減効果を説明するための図である。図6中のグラフ600は、X線検出器2の中央スライスにおけるノイズ標準偏差の比率(ノイズ除去後/ノイズ除去前)を示したものである。外来性ノイズが有効に除去され、ノイズの標準偏差がノイズ除去前の20〜80%程度に縮小していることがわかる。
図7は、参照検出器の別の配置例を説明するための図である。本配置例では、X線検出器2のスライス方向の両端部に参照検出器700Aおよび700Bが配置される。図3に示した参照検出器の場合と同様、参照検出器700Aおよび700B内の全画素値を加算してそれぞれ1つの信号とみなしても良いが、ノイズ除去を対象とするX線検出器2内の画素位置に応じて参照検出器700Aおよび700Bを構成するM個の参照画素(参照用検出素子)のうち指定するN個(N<M)の参照画素の位置を変化させても良い。後者の場合、ノイズ除去を対象とする画素に近い位置にある参照画素を選択すれば、互いの画素で測定される外因性ノイズの相関性を高め、ノイズ除去精度を向上できる。
図8は、参照検出器700Aおよび700B内の参照画素の選択方法を説明するための図である。本例では、X線検出器2内の画素位置に最も近い5個の参照画素がそれぞれ参照検出器700Aおよび700Bの中から選択される。例えば、X線検出器2の画素位置800に対しては、最も近い5個の参照画素800Aおよび800Bが選択される。またX線検出器2の画素位置801に対しては、最も近い5個の参照画素801Aおよび801Bが選択される。上記5個の参照画素の値は加算され、それぞれ1つの参照信号とみなされる。なお、本例では5個の参照画素が選択されているが、選択される画素数はこれに限定されるものではない。また、図3、図7および図8では、2つの参照検出器(N=2)を利用する例を示したが、参照検出器の個数はこれに限定されるものではない。
図9は、X線検出器2と独立に構成された参照検出器R1〜R6の配置例を示す図である。本例の場合、X線検出器2の一部の画素を参照検出器として利用する必要がないため、X線検出器2の撮影視野を有効的に利用できる利点がある。また、ノイズ除去の際には全ての参照検出器R1〜R6を利用しても良いし(N=6)、ノイズ除去を対象とする画素に最も近い位置にある参照画素を数個選択して利用しても良い。
以上、実施例1に係るX線撮影装置を示したが、本発明は、実施例1のみに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更しうることはいうまでもない。例えば、実施例1においては、X線検出器2としてマルチスライスCTセンサを想定したが、シングルスライスCTセンサやコーンビームCTで使用される2次元X線センサに対して本発明を適用しても良いことは言うまでもない。
(実施例2)
図10は、本発明の実施例2に係るX線撮影装置の模式図である。なお、本実施例2では、本発明の適用例として、画像診断用のX線撮影装置を想定している。
本実施例2に係るX線撮影装置は、X線源1、X線検出器20、参照検出器1100Aおよび1100B、照射野制限コリメータ12、散乱線遮断コリメータ1101Aおよび1101B、支柱21、寝台天板22、寝台23、フレームメモリ100、最適係数演算手段101、最適係数保存メモリ102、参照データ保存メモリ103、ノイズ除去演算手段104、画像表示手段106等から構成される。X線検出器20としては、公知のX線FPD(Flat Panel Detector)等が用いられる。X線検出器20の両端には参照検出器1100Aおよび1100Bが配置されている。X線源1の前面には照射野制限コリメータ12が配置されており、照射野制限コリメータ12は、X線源1から放射されるX線がX線検出器20の検出領域外に照射されないように、照射範囲7を制限する。従って、参照検出器1100Aおよび1100BにはX線が直接照射されることはない。また、参照検出器1100Aおよび1100Bの前面にはそれぞれ散乱線遮断コリメータ1101Aおよび1101Bが配置されており、被写体3の内部で散乱したX線が参照検出器1100Aおよび1100Bに入射しないようになっている。
次に、本実施例2に係るX線撮影装置の動作を説明する。本X線撮影装置には、撮影モードと最適係数測定モードの2種類の計測モードが準備されている。なお、図10において、実線矢印は撮影モードにおけるデータの流れを、点線矢印は最適係数測定モードにおけるデータの流れをそれぞれ示している。
最適係数測定モードは前述の最適近似係数を導出するための測定モードであり、測定は撮影に先立って実施される。測定では被写体3は配置されず、また、照射野制限コリメータ12はX線検出器2へのX照射を全て遮断するように照射範囲7を制限する。測定開始が指示されると同時にX線源1からのX線放射が開始され、X線検出器20と参照検出器1100Aおよび1100Bは外因性ノイズのデータを連続撮影にて繰り返し計測する。このときX線検出器20で検出された外因性ノイズのデータはフレームメモリ100に記録され、また、参照検出器1100Aおよび1100Bで検出された外因性ノイズのデータは参照データ保存メモリ103に記録される。上記のデータ収集は数十〜数百回分の撮影に渡って行われ、全データが収集された時点で計測は終了し、X線照射を停止する。また、計測が終了した時点で、最適係数演算手段101はフレームメモリ100および参照データ保存メモリ103に記録されたデータを参照して、実施例1で示した方法と同一の方法を用いてX線検出器20の最適近似係数を計算し、結果を最適係数保存メモリ102に記録する。
撮影モードでは、被写体3が配置され、また、照射野制限コリメータ12はX線検出器20の全体または一部にX線が照射されるように照射範囲7を制限する。測定開始が指示されると同時にX線源1からX線が放射され1回撮影または連続撮影が行われる。このとき参照検出器1100Aおよび1100Bでは外因性ノイズが計測される。一方、X線検出器20では被写体3のX線透過信号と共に上記外因性ノイズが計測される。X線検出器20で検出された投影信号のデータは、フレームメモリ100に記録され、また、参照検出器1100Aおよび1100Bで検出された外因性ノイズのデータは、参照データ保存メモリ103に記録される。上記各データが記録される度に、ノイズ除去演算手段104はフレームメモリ100から投影信号データ、参照データ保存メモリ103から外因性ノイズデータ、最適係数保存メモリ102から最適近似係数のデータをそれぞれ読出し、実施の形態1で示した方法と同一の方法を用いてノイズ除去演算を行う。ノイズ除去後の撮影データは、公知の画像表示手段106によって画像表示される。
図11は、本発明の実施例2に係るX線検出器20および参照検出器1100Aおよび1100Bの配置を説明するための図である。また、図12は、X線検出器20および参照検出器1100Aおよび1100Bの画素構成を説明するための図である。X線検出器20の水平方向および垂直方向の画素分割数の代表例は、それぞれ3068画素および3072画素であるが、これに限定されるものではない。また、参照検出器1100Aおよび1100BはそれぞれX線検出器20の水平方向両端部に配置され、それぞれ水平方向に2画素、垂直方向に3072画素を有している。なお、上記参照検出器1100Aおよび1100Bの水平方向および垂直方向の分割数は本例に限るものではない。
また、上記X線検出器20および参照検出器1100A、1100Bは、一体型のセンサとして構成されていても良いし、別々に作成したものを並べた構造としても良い。参照検出器1100Aおよび1100Bを構成する全画素の信号値は、それぞれ加算して1つの信号として取り扱っても良いし、ノイズ除去を対象とするX線検出器20内の画素位置に応じて参照検出器1100Aおよび1100B内の参照画素の位置を変化させても良い。後者の場合、ノイズ除去を対象とする画素に近い位置にある参照画素を選択すれば、互いの画素で測定される外因性ノイズの相関性を高め、ノイズ除去精度を向上できる。
図13は、参照検出器1100Aおよび1100B内の参照画素の選択方法を説明するための図である。本例では、X線検出器20内の画素位置に最も近い10個の参照画素がそれぞれ参照検出器1100Aおよび1100Bの中から選択される。例えば、X線検出器20の画素位置1300に対しては、最も近い10個の参照画素1300Aおよび1300Bが選択される。またX線検出器20の画素位置1301に対しては、最も近い10個の参照画素1301Aおよび1301Bが選択される。上記10個の参照画素の値は加算され、それぞれ1つの参照信号とみなされる。なお、本例では10個の参照画素が選択されているが、選択される画素数はこれに限定されるものではない。また図12および図13では、2つの参照検出器(N=2)を利用する例を示したが、参照検出器の個数はこれに限定されるものではない。
図14は、X線検出器20と独立に配置された参照検出器R1〜R8の構成例を示す図である。本例の場合、X線検出器20の一部の画素を参照検出器として利用する必要がないため、X線検出器20の撮影視野を有効的に利用できる利点がある。またノイズ除去の際には全ての参照検出器R1〜R8を利用しても良いし(N=8)、ノイズ除去を対象とする画素に最も近い位置にある参照画素を数個選択して利用しても良い。
上述した実施例2にでは、画像診断用のX線撮影装置を例にとって説明したが、本発明は、実施例2のみに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更しうることはいうまでもない。例えば、実施例2においては画像診断用のX線装置を想定したが、工業検査用X線撮影装置やセキュリティ用X線撮影装置に本発明を適用しても良いことは言うまでもない。
以上詳述したように、本発明によれば、電磁派ノイズの遮断が困難である場合でも、外因性ノイズによるS/Nの低下を抑え、広いダイナミックレンジを有するX線検出器を実現し、それを用いたX線撮影技術を提供できる。
本発明の実施例1に係るX線撮影装置を説明するための正面模式図。 実施例1におけるX線検出器および参照検出器の配置を説明するための図。 実施例1におけるX線検出器および参照検出器の画素構成を説明するための図。 図1に示す最適係数演算手段における処理手順を説明するための図。 図1に示すノイズ除去演算手段における処理手順を説明するための図。 本実施例1に示されるX線撮影装置によるノイズ低減効果を説明するための図。 実施例1における参照検出器の別の配置例を説明するための図。 図7に示す参照検出器内の参照画素の選択方法を説明するための図。 実施例1においてX線検出器と独立に構成された参照検出器R1〜R6の配置例を示す図。 本発明の実施例2に係るX線撮影装置を説明するための模式図。 実施例2におけるX線検出器および参照検出器の配置を説明するための図。 実施例2におけるX線検出器および参照検出器の画素構成を説明するための図。 図12に示す参照検出器内の参照画素の選択方法を説明するための図。 実施例2においてX線検出器と独立に配置された参照検出器R1〜R8の構成例を示す図。 本発明を適用したX線撮影装置の一般的な構成を示す図。
符号の説明
1…X線源、2、20…X線検出器、3…被写体、4…回転板、5…ガントリー、6…ホール、7…照射範囲、10A、10B、1100A、1100B…参照検出器、11A、11B、1101A、1101B…散乱線遮断コリメータ、12…照射野制限コリメータ、20…X線検出器、21…支柱、22…寝台天板、23…寝台、100…フレームメモリ、101…最適係数演算手段、102…最適係数保存メモリ、103…参照データ保存メモリ、104…ノイズ除去演算手段、105…画像再構成手段、106…画像表示手段、R1〜R8…参照画素。

Claims (10)

  1. X線を発生する手段と、前記X線の照射範囲を制限するコリメータと、前記被写体のX線透過像を検出するX線検出手段と、を有するX線撮影装置において、
    前記X線検出手段の端部に配置され前記被写体からの散乱X線を遮断するコリメータをX線入射方向に有し複数個の参照信号検出手段と、
    前記参照信号検出手段によって検出された参照信号を記憶する参照信号記憶手段と、
    前記コリメータにより前記X線検出手段が前記X線発生手段からのX線照射を略遮断された状態において、前記X線検出手段によって検出されたノイズ信号を記憶するフレーム記憶手段と、
    前記記憶されたノイズ信号と参照信号とからノイズ除去信号を計算する計算手段と、
    を有することを特徴とするX線撮影装置。
  2. 前記計算手段は、前記フレーム記憶手段に記憶されたノイズ信号と前記参照信号記憶手段によって記憶された参照信号とからノイズ除去のための最適係数を計算する第1の計算手段と、
    前記第1の計算手段によって計算された最適係数を用いてノイズ除去信号を計算する第2の計算手段と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載のX線撮影装置。
  3. 第1の計算手段は、前記参照信号検出手段によってX線の非照射領域に配置されたN個(ただし、1≦Nとする)の参照信号を検出し、前記X線検出手段に対するX線照射が前記コリメータにより略遮断された状態において前記X線検出手段で検出されたノイズ信号p(t)(ただし、tは時間とする)を前記参照信号検出手段で検出されたN個の参照信号qn(t)(ただし、n=1〜Nとする)の線形和p'(t)=α11(t)+α22(t)+・・・+αNN(t)で近似して前記近似の平均2乗誤差を最小とする重み係数αn(ただし、n=1〜N)を計算することを特徴とする請求項2に記載のX線撮影装置。
  4. 前記第2の計算手段は、前記X線検出手段および前記参照信号検出手段でそれぞれ計測された信号f(t)および参照信号qn(t)と前記格納手段に格納された前記重み係数αnの値を用いてノイズ除去信号f(t)−p'(t)を計算することを特徴とする請求項2又は3のいずれかに記載のX線撮影装置。
  5. 前記参照信号検出手段が、前記X線検出手段を構成する複数の検出素子の一部で構成されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のX線撮影装置。
  6. 前記X線発生手段と前記被写体の間および前記被写体と前記参照信号検出手段との間にそれぞれ配置され、前記参照信号検出手段へのX線の照射を略遮断するための第1および第2のコリメータを有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のX線撮影装置。
  7. 前記参照信号検出手段が、M個(ただし、N<Mとする)の参照用検出素子で構成されており、前記N個の参照信号qn(t)が予め指定されたN個の参照用検出素子の検出信号で構成されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のX線撮影装置。
  8. 前記N個の参照信号qn(t)の一部または全てが、複数の前記参照用検出素子で検出された信号の加算値で構成されることを特徴とする請求項7に記載のX線撮影装置。
  9. 前記X線検出手段を構成する各検出素子に対して、前記指定されるN個の参照用検出素子の組合せが変化し得ることを特徴とする請求項7又は8に記載のX線撮影装置。
  10. 前記X線検出手段を構成する各検出素子に対して、最も距離が近いN個の前記参照用検出素子の組合せが指定されることを特徴とする請求項9に記載のX線撮影装置。
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