JPWO2006018881A1 - ポインティングデバイスを有する電子機器 - Google Patents

ポインティングデバイスを有する電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2006018881A1
JPWO2006018881A1 JP2006531124A JP2006531124A JPWO2006018881A1 JP WO2006018881 A1 JPWO2006018881 A1 JP WO2006018881A1 JP 2006531124 A JP2006531124 A JP 2006531124A JP 2006531124 A JP2006531124 A JP 2006531124A JP WO2006018881 A1 JPWO2006018881 A1 JP WO2006018881A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pointing device
display unit
electronic device
engagement
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006531124A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4413230B2 (ja
Inventor
正貴 金山
正貴 金山
充彦 川見
充彦 川見
寿夫 諸岡
寿夫 諸岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Publication of JPWO2006018881A1 publication Critical patent/JPWO2006018881A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4413230B2 publication Critical patent/JP4413230B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/16Constructional details or arrangements
    • G06F1/1613Constructional details or arrangements for portable computers
    • G06F1/1633Constructional details or arrangements of portable computers not specific to the type of enclosures covered by groups G06F1/1615 - G06F1/1626
    • G06F1/1684Constructional details or arrangements related to integrated I/O peripherals not covered by groups G06F1/1635 - G06F1/1675
    • G06F1/169Constructional details or arrangements related to integrated I/O peripherals not covered by groups G06F1/1635 - G06F1/1675 the I/O peripheral being an integrated pointing device, e.g. trackball in the palm rest area, mini-joystick integrated between keyboard keys, touch pads or touch stripes
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/16Constructional details or arrangements
    • G06F1/1613Constructional details or arrangements for portable computers
    • G06F1/1615Constructional details or arrangements for portable computers with several enclosures having relative motions, each enclosure supporting at least one I/O or computing function
    • G06F1/1616Constructional details or arrangements for portable computers with several enclosures having relative motions, each enclosure supporting at least one I/O or computing function with folding flat displays, e.g. laptop computers or notebooks having a clamshell configuration, with body parts pivoting to an open position around an axis parallel to the plane they define in closed position
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/16Constructional details or arrangements
    • G06F1/1613Constructional details or arrangements for portable computers
    • G06F1/1633Constructional details or arrangements of portable computers not specific to the type of enclosures covered by groups G06F1/1615 - G06F1/1626
    • G06F1/1675Miscellaneous details related to the relative movement between the different enclosures or enclosure parts
    • G06F1/1679Miscellaneous details related to the relative movement between the different enclosures or enclosure parts for locking or maintaining the movable parts of the enclosure in a fixed position, e.g. latching mechanism at the edge of the display in a laptop or for the screen protective cover of a PDA

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)
  • Position Input By Displaying (AREA)

Abstract

情報を表示する表示部が本体部に折り畳み可能に設けられた電子機器であって、前記表示部における入力位置や座標を指定するポインティングデバイスと、折り畳まれた前記表示部を前記本体部にロックするためのロック機構とを有し、前記ロック機構の一部は前記ポインティングデバイスに構成されていることを特徴とする電子機器を提供する。

Description

本発明は、一般には、ポインティングデバイスを有する電子機器に係り、特に、タッチパッド型のポインティングデバイスを有して折り畳み可能な携帯型電子機器に関する。ここで、「携帯型電子機器」は、例えば、ノート型パーソナルコンピュータ(以下、「PC」という。)、パーソナルディジタルアシスタンツ(PDA)、電子辞書、電子文具、ゲーム機、ポータブル家電(例えば、ポータブルテレビ、ポータブルビデオデッキ、ポータブルDVD)などを含む概念である。本発明は、例えば、ノート型パーソナルコンピュータ(以下、「PC」という。)におけるタッチパッド型ポインティングデバイスに好適である。
技術背景
近年、ノート型PCにおいては、小型化と操作性の向上が益々要求されている。かかるノート型PCにおいては、一対のクリックボタンを備えたポインティングデバイスが従来から提案され、パッド、スティック、ボールなどの手段によってディスプレイ上のポインタを移動させる。このうちタッチパッドは、数センチ四方の矩形状パッド上で移動するユーザの指の動きを検知してその移動方向及び移動量に応じてポインタを移動する入力装置であり、メインテナンスが殆ど不要である、デバイスの厚みが薄いなどの特長から多くのノート型PCで汎用されている。
タッチパッド型のポインティングデバイスを搭載したノート型PCは、通常、キーボードの手前(キーボードから操作ユーザ側)にタッチパッドを配置し、その更に手前にクリックボタンを配置している。かかるポインティングデバイスは、ディスプレイサイズを基本に決められた面積の中で配置せざるを得ないため、ポインティングデバイスに必要なスペースを確保したうえで、残ったスペースにキーボードを配置していた。
また、ノート型PCの中には、ノート型PCを折り畳んだ際にディスプレイとPC本体とをロックする機構を備えているものがある。かかるロック機構は、典型的に、ディスプレイ側に被係止部を設け、PC本体側に被係止部が挿入される係止穴を設け、係止穴の内部に被係止部と係合及び係合解除する係止部を設け、係止部と被係止部とが係合及び係合解除するように移動可能にする移動機構とを有する。この場合、係止穴はポインティングデバイスのクリックボタンの更に手前の、PC本体の中央最前部に設けられる。
その他の従来技術としては、例えば、特許文献1乃至3などがある。
特開2000−20162号公報 特開2000−222118号公報 特開平4−276814号公報
従来のタッチパッド型のポインティングデバイスを採用するノート型PCは、ポインティングデバイスやロック機構のためにキーボードはディスプレイの近くに配置されていた。しかし、キーボードは、できるだけディスプレイから離れていたほうが人間工学的に操作しやすい。ところが、キーボードを手前に配置しようとすると、クリックボタンやタッチパッドのサイズが小さくなり、ポインティングデバイスの操作性が悪化するという問題があった。このように従来のノート型PCは、キーボードの操作性とポインティングデバイスの操作性を両立することができず、情報入力の操作性が十分ではなかった。
そこで、情報入力の操作性に優れたポインティングデバイスを有する電子機器を提供することを例示的目的とする。
本発明の一側面としての電子機器は、情報を表示する表示部が本体部に折り畳み可能に設けられた電子機器であって、前記表示部における入力位置や座標を指定するポインティングデバイスと、折り畳まれた前記表示部を前記本体部にロックするためのロック機構とを有し、前記ロック機構の一部は前記ポインティングデバイスに構成されていることを特徴とする。かかる電子機器、例えば、ノート型PCはロック機構がポインティングデバイスに構成されているので両者を別々に配置するよりも実装空間の省スペース化を図ることができ、また、それにより電子機器の小型化を図ることができる。
例えば、前記ポインティングデバイスは操作ボタンを有し、前記ロック機構は、前記表示部に設けられた第1の係合部と、前記本体部に設けられ、前記第1の係合部が挿入される係合孔と、前記係合孔に挿入された前記第1の係合部と係合及び係合解除可能に構成された第2の係合部とを有し、前記係合孔は前記操作ボタンに形成される。また、前記ロック機構は、前記係合孔に挿入された前記第1の係合部との係合を解除するために前記第2の係合部を移動させ、前記操作ボタンに配置された解除ボタンを更に有してもよい。
前記ポインティングデバイスは一対の操作ボタンを有し、前記ポインティングデバイスは、当該一対の操作ボタンの間に配置された、例えば、ローラ式の、スクロールホイールを更に有することが好ましい。これにより、電子機器の小型化を図りつつポインティングデバイスの操作性を高めることができる。前記ポインティングデバイスは、前記第1の係合部及び第2の係合部が配置される切り欠きを含む基板を更に有してもよい。切り欠きによってロック機構とポインティングデバイスが一体的に構成されることを可能にしている。
本発明の別の電子機器は、情報を表示する表示部が本体部に折り畳み可能に設けられ、前記表示部における入力位置や座標を指定するポインティングデバイスを有する電子機器であって、前記ポインティングデバイスは操作ボタンを有し、当該操作ボタンは、前記本体部の前記表示部に対向する角部としての前縁部に形成され、前記表示部が折り畳まれた状態で前記操作ボタンは少なくとも部分的に露出していることを特徴とする。操作ボタンは部分的に露出しているということは、前縁部は本体部の上面(即ち、表示部が折り畳まれると見えなくなる面)から本体部の正面に亘って延びている。前縁部を角部に構成することによって操作ボタンの表面積を確保しつつポインティングデバイスの占める本体上の面積を小さくすることができる。なお、ポインティングデバイス(又は操作ボタン)は通常はキーボードのホームポジションの中央と当該ポインティングデバイスの幅方向の中央とが一致する本体部の前縁部に設けられるが、本発明はポインティングデバイス(又は操作ボタン)が本体部の中央前縁部などに設けられることを妨げるものではない。
前記ポインティングデバイスは一対の操作ボタンを有し、前記ポインティングデバイスは、当該一対の操作ボタンの間に配置された、例えば、ローラ式の、ホイールを更に有し、前記ホイールは前記前縁部に形成され、前記表示部が折り畳まれた状態で前記ホイールは少なくとも部分的に露出することが好ましい。前記前縁部は曲面状又は斜め上向きなどの傾斜面として形成されていることが好ましい。このような面はユーザが斜め上方から見ることができる面積が多く操作性が向上するからである。ローラ式のホイールはこのような曲面を形成しやすく、引っ掛かって誤操作してしまうなどの問題を防止することができる。
前記ポインティングデバイスは操作ボタンと前記表示部との間にタッチパッドを更に有し、前記電子機器は、前記タッチパッドと前記表示部との間にキーボードを更に有することが好ましい。これにより、キーボードの操作性とポインティングデバイスの操作性を両立することができる。また、タッチパッドは、メインテナンスが不要やデバイスが薄型などの特徴を有し、他のポインティングデバイス(トラックボールやスティックなど)に比較して操作性が高く、また、電子機器の薄型化実現にも寄与する。キーボードと表示部との間のスペースに電源ボタンなどを配置して有効利用してもよい。
本発明の他の目的と更なる特徴は、以下、添付図面を参照して説明される実施例において明らかになるであろう。
本発明の電子機器(ノート型PC)の外観斜視図である。 図1に示す電子機器の部分拡大斜視図である。 図1に示す電子機器の部分展開斜視図である。 図1に示す電子機器の部分平面図である。 図4のA−A断面図である。 図4のB−B断面図である。 図1に示す電子機器のLCDベゼルフレームに取り付けられる係合部の変形例を示す部分拡大斜視図である。
以下、添付図面を参照して、ノート型PCとして具体化された本発明の電子機器100について説明する。ここで、図1は、ノート型PC100の外観斜視図である。図1を参照するに、電子機器100は例示的にノート型PC100として具体化されているが、本発明は、これに限定されずポインティングデバイスを有する携帯型電子機器に適用可能である。また、ノート型PC100の大きさはA4サイズ、B5サイズ、その他サブノートサイズ、ミニノートサイズなどをカバーするものである。ノート型PC100は、ヒンジ102によって接続されたパソコン本体部としてのベース(下側筐体)110と液晶ディスプレイ(LCD)ベゼルフレーム(上側筐体)190とを有する。
ベース110は、例えば、厚さ約20乃至30mmの厚さを有し、情報タイプ用のキーボード120と、ポインティングデバイス130と、ロック機構140と、パームレスト150と、バッテリ残量表示部160と、電源ボタン170とを有する。
キーボード120の種類は、101キー、106キー、109キー、エルゴノミックキーなどを問わず、キーボード配列もQWERTY配列、DVORAK配列、JIS配列、新JIS配列、日本語入力コンソーシアム基準配列(NICOLA:NIhongoNyuryoku COnthotium LAyout)などを問わない。
キーボード120は、従来よりもLCDベゼルフレーム190から所定距離だけ離間している。所定距離は、後述するように、パームレスト150のL方向において短縮された長さに対応している。キーボード120がLCDベゼルフレーム190のLCD画面192から離れて配置されているので、画面とユーザとの間の距離もその分、離れることになり、そのキーボード操作性が向上している。
ポインティングデバイス130は、図2及び図3に示すように、マウスと同機能を実現し、タッチパッド131と、ブロック132と、ロール式のスクロールホイール135と、ポインティングデバイス基板136とを有する。ここで、第2は、図1の部分拡大斜視図である。図3は、図1の部分拡大展開斜視図である。
タッチパッド131は、図3に示すように、ポインティングデバイス基板136に結合され、パームレスト150の上面部151aに設けられた矩形穴150aから露出する。タッチパッド131上でユーザが指を移動することによってLCD画面192上に表示されるマウスカーソルの移動制御機能を実現する。ポインティングデバイス130は、従来と同様のサイズのタッチパッド131を使用しているのでタッチパッド131の操作性は損なわれない。
ブロック132は、図3に示すように、操作ボタンとしての左右のクリックボタン133と134を規定し、パームレスト150の上面から前面に亘る前縁部151bに設けられた取付穴150bから露出する。ブロック132は、中央穴132aと、切り欠き132bと、一対の突起132cとを有する。
中央穴132aにはスクロールホイール135が挿入される。切り欠き132bにはロック機構140のリリースボタン141が配置される。突起132cは、ブロック132の両側面に設けられ、一対の突起132cを介してクリックボタン133及び134はパームレスト150に対して傾斜可能に取り付けられている。ポインティングデバイス130には、図示しない圧縮バネなどの付勢部材が設けられており、かかる付勢部材はブロック132の各クリックボタン133及び134を水平な状態(傾斜していない状態)に復帰させる力を加えている。
クリックボタン133は汎用マウスの左クリックボタンと同様の機能を有し、右クリックボタン134はマウスの右クリックボタンと同様の機能を有する。クリックボタン133は平坦部133a及び曲面部133bとを有し、クリックボタン134は平坦部134a及び曲面部134bとを有する。平坦部133a及び134aはパームレスト150の上面部151aに配置され、LCDベゼルフレーム190がベース110に対して折り畳まれると外部からは見えなくなる。一方、曲面部133b及び134bはパームレスト150の前縁部151bに配置されているので、LCDベゼルフレーム190がベース110に対して折り畳まれても外部に露出する。なお、以下に説明するように、平坦部134aにはフック穴141が形成される。
クリックボタン133及び134は、曲面部133b及び134bを有して、パームレスト150の上面から前面に亘る前縁部151bに形成されている。従来のクリックボタンはパームレストの上面にのみ配置されており、本発明の平坦部133a及び134aはそれと比較すれば、パームレスト150の上面において占めるクリックボタンの領域(即ち、ベース110の長さ方向であるL方向に延びる長さ)は短くなっている。このため、その分だけキーボード120のサイズを従来と同様に確保したままLCD画面192から離して手前に配置することができる。キーボード120がLCDベゼルフレーム190のLCD画面192から離れて配置されているので、画面とユーザとの間の距離もその分、離れることになり、そのキーボード操作性が向上している。
一方、クリックボタン133及び134が平坦部133a及び134aのみから構成されれば操作領域サイズの減少により、操作性が低下する。そこで、本実施例では、クリックボタン133及び134に曲面部133b及び134bを設け、クリックボタンの表面積は従来と同程度に確保して操作性が低下することを防止している。
スクロールホール135はマウスのスクロールホイールと同様の機能を有し、中央穴132aに配置される。クリックボタン133及び134に加えてスクロールホイール135が設けられているのでポインティングデバイス130の操作性は向上している。スクロールホイール135は基板136に回転可能に接続され、回転情報は基板136に伝達される。また、スクロールホイール135は、ローラ形状を有し、パームレスト150の前縁部151bと同様の曲面形状を形成している。図2に示すように、ホイール135は、ブロック132よりも退避した位置に配置される。これにより、ホイール135が引っ掛かって誤操作されるなどの問題を防止することができる。
ポインティングデバイス基板136は、切り欠き136aを含むほぼ矩形形状を有し、一対のスイッチ137a及び137bが取り付けられている。スイッチ137aは左クリックボタン133が押されるとONになり、スイッチ137bは右クリックボタン134が押されるとONになる。また、中央にはタッチパッド131が設けられる。切り欠き136aにはスクロールホイール135と後述するロック機構140の一部が配置される。
図4は、ポインティングデバイス130の上面図である。図5は、図4のA−A断面図であり、クリックボタンが押されてスイッチがONされた状態を示している。スイッチ137a及び137bは同一構造を有し、当業界で周知のいかなる構成をも適用することができる。例えば、スイッチ137a及び137bは、中央の昇降可能な突起がクリックボタンに押されて下がると通電するように構成されてもよい。
ロック機構140は、ベース110とLCDベゼルフレーム190との開閉を可能にし、ベース110に折り畳まれたLCDベゼルフレーム190をロック及びロック解除する。ロック機構140は、フック穴141と、係止ブロック142と、付勢部材145と、係合部146とを有する。
フック穴141は、図2に示すように、右クリックボタン134の平坦部134aに形成され、係合部146が挿脱されるほぼ矩形状の貫通孔である。かか
る構成は、フック穴141がクリックボタン134のキーボード120側に別体で形成されるよりもパームレスト150のL方向の長さを短くすることができ、キーボード120をLCD画面192から離して配置することを可能にする。このため、キーボード120の操作性は向上する。
係止ブロック142は、図3に示すように、平板部143と係止部144とを有する。平板部143は薄い直方体形状を有し、ベース110に形成された係止空間112においてL方向に移動可能に設けられる。係止ブロック142のL方向の移動は側壁113によって規制される。平板部143は、ブロック132の切り欠き132bから、図2に示すように、突出するリリースボタン143aを形成する。係止部144は、先端に鉤状のフック144aを有し、フック144aを介して係合部146と係合し、これによってLCDベゼルフレーム190をロックする。リリースボタン143aが突出している時にはフック144aは係合部146と係合する。この結果、LCDベゼルフレーム190はベース110に折り畳まれた状態でロックされる。一方、リリースボタン143aが押されるとフック144aは係合部146との係合を解除し、係合部146が移動可能になる。この結果、LCDベゼルフレーム190はロックが解除されてベース110に対して展開可能な状態となる。図6は、図4のB−B断面図であるが、付勢部材145は省略されている。
付勢部材145は、係止ブロック142のリリースボタン143aが突出する方向(L方向)に係止ブロック142を付勢し、例えば、一端が係止空間112の側壁113に取り付けられ、他端が係止ブロック142に取り付けられた圧縮バネから構成されるが、これに限定されるものではない。
係合部146は、図1に示すように、LCDベゼルフレーム190の上部中央に設けられ、係止部144と同様の形状を有し、係合部146のフックはフック144aに対向するように構成される。LCDベゼルフレーム190がベース110に対して折り畳まれると係合部146はフック穴141に挿入され、フック穴141を貫通して係止部144と係合されるように構成されている。係止部144と係合部146はポインティングデバイス基板136に形成された切り欠き136aに配置される。切り欠き136aによって、ロック機構140とクリックボタン134とを同じ位置に配置してパームレスト150のL方向の長さを短縮することができる。このように、ロック機構140とクリックボタン134の実装空間を共有することにより部品実装の省スペース化が実現でき、それによって他の部品を実装する空間を確保することができる。
本実施例では、係止ブロック142にフック144aを設けてフック144aを移動可能に構成しているが、係合部146が移動可能に構成されてもよい。また、本実施例では、フック144aはL方向に移動するが、フック144a及び係合部146を90度回転させてフック又は係合部をL方向に直交する方向に移動してもよい。係合部146がL方向に直交する方向に移動可能な例として、図7に、L方向に直行するH方向に移動可能なフック147とスライダ148を有する係合部146Aを示す。
また、本実施例では右クリックボタン134にフック穴141が形成されているが、左クリックボタン133に形成されてもよい。この場合、これに伴って係止空間112、係止ブロック142、係合部146が図1よりも左側に形成されることはいうまでもない。
パームレスト150は、キーボード120の手前に設けられた手のひらや手首を載せるための操作部のない領域であり、パームレスト150で手首を水平に維持することによって長時間の打鍵による疲労や腱鞘炎などを緩和することができる。パームレスト150は、図3に示すように、上面部151aと、前縁部151bとを有する。上面部151aのキーボード120のホームポジションの中央に対応する位置には中央を同一とする矩形穴150aが形成され、それと中央を同一とする前縁部151bの位置には取付孔150bが形成される。図3に示すパームレスト150の図示しない裏面には、一対の突起132cが移動可能に係合する(図示しない)係合部が形成されている。
前縁部151bは傾斜面又は曲面として形成され、右端部には、残量表示部160が配置されている。前縁部151bにより、ユーザは、LCDベゼルフレーム190をベース110から開状態にした時はもちろん、LCDベゼルフレーム190をベース110に閉状態にした時にも残量表示部160を見ることができる。従って、ユーザは、ノート型PC100を操作可能に卓上に配置すれば、常に残量表示部160を見ることができる。
残量表示部160は、ノート型PC100の電池の残量を表示し、内蔵された(二次)電池と、電池の電圧及び電流を検出する検出部と、制御部と、5つのLEDランプ162と、LEDランプ162と一体的に構成された操作ボタン164とを有する。制御部は、操作ボタン164が押されると検出部による検出結果から電池の残量を計算して、残量に対応する数のLEDランプ162を一定時間のみ点灯する。このように、残量表示部160は、複数のLEDランプ162を使用して残量を段階的に表示するのでユーザは残量を一目で把握することができる。また、残量表示部160は、ユーザが必要な場合に(即ち、操作ボタン164を押し下げた場合に)一定期間だけLEDランプ162を点灯するので常時点灯するよりも省力化が図れる。なお、電池の数は複数であってもよい。
電源ボタン170は、本実施例では、ベース110の上面右上に設けられているが、かかる配置は例示的である。本実施例のノート型PC100は、キーボード120を手前に配置することによって空いたスペースを有効利用している。
LCDベゼルフレーム190にはLCD画面192が配置され、LCDベゼルフレーム190は、LCD画面192を保持する実質的に矩形状を有している。
動作において、図1に示す状態でユーザはキーボード120及びポインティングデバイス130を操作して情報をタイプする。本実施例によれば、パームレスト150のL方向の長さは従来よりも短くなり、その分だけキーボード120をLCD画面192から離して(即ち、L方向にずらして)配置することができるので操作性が向上する。
パームレスト150のL方向の長さを短くすることができたのは、1)クリックボタン133及び134の平坦部133a及び134aのL方向の長さは従来のクリックボタンよりも短くしたため、及び、2)ポインティングデバイス130とロック機構140とを同じ位置に配置したためである。1)の構成を実現するにあたり、クリックボタン133及び134の操作性が低下しないようにするために、前縁部151bに延びる曲面部133b及び134bを平坦部133a及び134aに連通し、クリックボタン133及び134の大きさは従来と同程度に確保している。また、2)の構成を実現するにあたり、ポインティングデバイス基板136に切り欠き136aを形成し、基板136とロック機構140とが衝突しないようにしている。また、ブロック132に切り欠き132bを形成し、リリースボタン143aの突出を許容している。
ポインティングデバイス130の操作性を更に高めるために、スクロールホイール135を設けている。この際、スクロールホイール135も前縁部151bに設け、不要な引っ掛かりによる誤操作を防止するため前縁部151bの形状に適合するローラ形状(曲面形状)に構成されている。
情報入力が終了した後は、LCDベゼルフレーム190をベース110に対して折り畳む。この際、係合部146がフック穴141に挿入されてフック144aと係合する。この結果、折り畳まれたLCDベゼルフレーム190はベース110に対してロックされる。
再びノート型PC100を使用する際は、ユーザはリリースボタン143aを押してLCDベゼルフレーム190とベース110とのロックを解除する。これによってユーザはLCDベゼルフレーム190をベース110に対して展開することができる。必要があれば、ヒンジ102に予めトルクを与えておいてリリースボタン143aを押すとLCDベゼルフレーム190がベース110から多少展開するポップアップ構造を採用してもよい。LCDベゼルフレーム190が展開した後は、ユーザは電源スイッチ170を押してオペレーションシステムを起動する。
以上、本発明の好ましい実施態様を説明してきたが、本発明はこれらの実施態様に限定されるものではなく、様々な変形及び変更が可能である。
産業上の利用の可能性
本発明によれば、情報入力の操作性に優れたポインティングデバイスを有する電子機器を提供することができる。

Claims (10)

  1. 情報を表示する表示部が本体部に折り畳み可能に設けられた電子機器であって、
    前記表示部における入力位置や座標を指定するポインティングデバイスと、
    折り畳まれた前記表示部を前記本体部にロックするためのロック機構とを有し、
    前記ロック機構の一部は前記ポインティングデバイスに構成されていることを特徴とする電子機器。
  2. 前記ポインティングデバイスは操作ボタンを有し、
    前記ロック機構は、
    前記表示部に設けられた第1の係合部と、
    前記本体部に設けられ、前記第1の係合部が挿入される係合孔と、
    前記係合孔に挿入された前記第1の係合部と係合及び係合解除可能に構成された第2の係合部とを有し、
    前記係合孔は前記操作ボタンに形成されていることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記ロック機構は、前記係合孔に挿入された前記第1の係合部との係合を解除するために前記第2の係合部を移動させ、前記操作ボタンに配置された解除ボタンを更に有することを特徴とする請求項2記載の電子機器。
  4. 前記ポインティングデバイスは一対の操作ボタンを有し、
    前記ポインティングデバイスは、当該一対の操作ボタンの間に配置されたホイールを更に有することを特徴とする請求項2記載の電子機器。
  5. 前記ポインティングデバイスは、前記第1の係合部及び第2の係合部が配置される切り欠きを含む基板を更に有することを特徴とする請求項2記載の電子機器。
  6. 情報を表示する表示部が本体部に折り畳み可能に設けられ、前記表示部における入力位置や座標を指定するポインティングデバイスを有する電子機器であって、
    前記ポインティングデバイスは操作ボタンを有し、
    当該操作ボタンは、前記本体部の前記表示部に対向する角部としての前縁部に形成され、前記表示部が折り畳まれた状態で前記操作ボタンは少なくとも部分的に露出していることを特徴とする電子機器。
  7. 前記ポインティングデバイスは一対の操作ボタンを有し、
    前記ポインティングデバイスは、当該一対の操作ボタンの間に配置されたホイールを更に有し、
    前記ホイールは前記前縁部に形成され、前記表示部が折り畳まれた状態で前記ホイールは少なくとも部分的に露出していることを特徴とする請求項6記載の電子機器。
  8. 前記前縁部は曲面状に形成されていることを特徴とする請求項6又は7記載の電子機器。
  9. 前記ホイールはローラ形状を有することを特徴とする請求項4又は7記載の電子機器。
  10. 前記ポインティングデバイスは操作ボタンと前記表示部との間にタッチパッドを更に有し、
    前記電子機器は、前記タッチパッドと前記表示部との間にキーボードを更に有することを特徴とする請求項1乃至9のうちいずれか一項記載の電子機器。
JP2006531124A 2004-08-19 2004-08-19 ポインティングデバイスを有する電子機器 Expired - Fee Related JP4413230B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2004/011912 WO2006018881A1 (ja) 2004-08-19 2004-08-19 ポインティングデバイスを有する電子機器

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009239710A Division JP2010020796A (ja) 2009-10-16 2009-10-16 ポインティングデバイスを有する電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2006018881A1 true JPWO2006018881A1 (ja) 2008-05-01
JP4413230B2 JP4413230B2 (ja) 2010-02-10

Family

ID=35907278

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006531124A Expired - Fee Related JP4413230B2 (ja) 2004-08-19 2004-08-19 ポインティングデバイスを有する電子機器

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20070139396A1 (ja)
JP (1) JP4413230B2 (ja)
WO (1) WO2006018881A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWM363635U (en) * 2009-03-04 2009-08-21 Chance Steel Mold Co Ltd Manipulation control device
US20110148802A1 (en) * 2009-12-22 2011-06-23 Eric Oh-Yang Presentation apparatus equipped with a touch panel
US20120162071A1 (en) * 2010-02-22 2012-06-28 Liang Hsu Control device

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5555157A (en) * 1994-03-02 1996-09-10 Apple Computer, Inc. Enclosure for electronic apparatus having a cover catch member engageable with two different housing catch members
US5793355A (en) * 1997-03-03 1998-08-11 Compaq Computer Corporation Portable computer with interchangeable pointing device modules
KR100278358B1 (ko) * 1997-06-03 2001-01-15 윤종용 카메라 장착장치를 갖는 휴대용 컴퓨터
EP1191424A3 (en) * 2000-09-06 2004-11-10 Sony Corporation Information processing apparatus
JP2002157044A (ja) * 2000-09-06 2002-05-31 Sony Corp 情報処理装置
US6937465B2 (en) * 2002-01-31 2005-08-30 Samsung Electronics Co., Ltd. Portable computer having a latch apparatus
US7233314B2 (en) * 2004-06-02 2007-06-19 Inventec Corporation Notebook having combined touch pad and CD-ROM drive

Also Published As

Publication number Publication date
US20070139396A1 (en) 2007-06-21
JP4413230B2 (ja) 2010-02-10
WO2006018881A1 (ja) 2006-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4583447B2 (ja) 折り畳み可能な筐体のロック装置及びそれを有する電子機器
US9652050B2 (en) Adjustable ergonomic keyboard
KR101407501B1 (ko) 후면 키패드를 갖는 휴대 단말기
US7793312B2 (en) Optical disk drive and notebook computer using the same
US8050018B2 (en) Electronic apparatus
US20110310065A1 (en) Stylus retaining mechanism for portable electronic device
US8014155B2 (en) Housing structure and electronic apparatus having the same
EP2445176A1 (en) Electronic devices having multiple keypads and related methods
US5953205A (en) Portable type information apparatus having a first housing with a display portion and a second housing movable to cover the first housing with a key in one, extending into a recess of the other, of the first and second housings
US7746322B2 (en) Mouse device with keys
JP2003167662A (ja) コンピュータ
US20040012575A1 (en) Storage and removal system for pointer utilized with an electronic device
JP4413230B2 (ja) ポインティングデバイスを有する電子機器
US20080198136A1 (en) Ultra mobile personal computer
CN208061923U (zh) 一种键盘装置
JP2010020796A (ja) ポインティングデバイスを有する電子機器
CN108346542A (zh) 一种键盘装置
JPH10126063A (ja) ロック機構
JP2000235448A (ja) 情報処理装置
JP2006059047A (ja) バッテリ残量表示装置及びこれを有する電子機器
US11036316B2 (en) Touch module
US20030210225A1 (en) Information processing apparatus
CN105700630B (zh) 混合电脑
JP2004118520A (ja) リバーシブルキーボード及び情報処理装置
CN215416449U (zh) 电子装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090818

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091016

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091117

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091117

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121127

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees