JPWO2005123905A1 - 生体力学的刺激負荷装置 - Google Patents
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Abstract
Description
しかしながら、この方法は、軟骨細胞の培養、増殖を体外で行うものであるが、軟骨組織の再生を体外で行うものでなく、治療効果も不安定で、軟骨組織の修復、成熟に長期間を要するという問題があった。
本発明は、地上における生体内で組織に生じている鉛直方向の荷重負荷刺激や横方向の剪断応力刺激と同様の刺激を、体外培養にて培養細胞、培養組織又は培養細胞を含む構造体に繰り返し生体力学刺激として付与するための生体力学的刺激負荷による細胞培養方法及びその装置を提供することを目的とする。
2 力学的刺激負荷装置
20 ガイド部材
21 ピストン上下移動用ステージ
21a 孔部
22 ステージ昇降機構
22a 電動アクチュエーター
22b ワイヤー
23 ピストン載置用ステージ
23a 孔部
23b ピストン載置用ステージ駆動機構
24 培養容器固定ステージ
25 剪断応力ステージ
26 剪断応力負荷機構
27 追加荷重重鎮上下移動用ステージ
28 追加荷重重鎮載置用ステージ
28b 追加荷重重鎮載置用ステージ
3 培養容器
30 内部培養容器
31 受容基
31A 人工脛骨骨軟骨
32 培地槽(注入用)
33 培地槽(排出用)
4 制御用コンピューター
5 荷重負荷用ピストン
5a 荷重負荷用ピストン
5b 荷重負荷用ピストン
51 加圧体
51A 加圧体
51Aa 加圧体
51Ab 加圧体
51C 加圧体
51D 人工大腿骨骨軟骨
52 ガイド軸部
53 大径部
54 重鎮装着部
55 追加荷重重鎮
55a 追加荷重重鎮
55b 追加荷重重鎮
C 培養体(培養細胞、培養組織又は培養細胞を含む構造体)
X 培養体荷重負荷刺激部
なお、生体力学的刺激負荷装置の操作は、すべて炭酸ガスインキュベーター2の外から行えるようにし、これにより、炭酸ガスインキュベーター2内の滅菌状態を保って長時間に亘っての培養を可能にすることができる。
これにより、地上における生体内で組織に生じている鉛直方向の荷重負荷刺激と同様の刺激を培養体Cに付与することができるようにしている。
そして、制御用コンピューター4の指令で電動アクチュエーター22aを操作することにより、ピストン上下移動用ステージ21をワイヤー22bを介して、ガイド部材20に沿って上下方向に移動できるようにしている。
この場合、ピストン上下移動用ステージ21は、ピストン載置用ステージ23を載置するためのものであるので、中央部に荷重負荷用ピストン5が自由に上下方向に移動できるようにするための孔部21aを形成するようにする。
これにより、種々の荷重負荷用ピストン5の支持を簡易に行うことができる。
なお、ピストン載置用ステージ23を省略して、ピストン上下移動用ステージ21に荷重負荷用ピストン5を直接支持するようにすることもできる。
これにより、図2(a)に示すように、ピストン載置用ステージ23に荷重負荷用ピストン5を支持した状態から、ピストン上下移動用ステージ21を下方向に移動させ、図2(b)に示すように、ピストン上下移動用ステージ21の降下時に、荷重負荷用ピストン5の大径部53によるピストン載置用ステージ23への支持が解除されるようにして、荷重負荷用ピストン5の重量が培養容器3内の培養体Cに直接かかるようにする。
その後、ピストン上下移動用ステージ21を上方向に移動させることによって、図2(a)に示すように、ピストン載置用ステージ23に荷重負荷用ピストン5を支持した状態に復帰させる。
この荷重負荷用ピストン5による鉛直方向の荷重負荷刺激は、制御用コンピューター4の操作で荷重サイクル、荷重時間を自由に操作できる。
また、追加荷重重鎮55は、必要に応じて、重鎮装着部54に装着することができ、また、その重さも自由に設定できることから、培養体Cに付与する鉛直方向の荷重負荷刺激の大きさを簡易に調節することができる。
これにより、地上における生体内で組織に生じている鉛直方向の荷重負荷刺激と同様の刺激を培養体Cに正確に付与することができる。
具体的には、ピストン載置用ステージ23に形成した孔部23aを多角形に形成し、ガイド軸部52をこの多角形の孔部23aに適合した多角形の断面形状を有するように形成する。
これにより、荷重負荷用ピストン5の下端部51Bに培養体Cに対応した形状(円形以外)の加圧体51Aを装着するようにした場合等でも、地上における生体内で組織に生じている鉛直方向の荷重負荷刺激と同様の刺激を培養体Cに正確に付与することができる。
これにより、種々の培養容器3の装着を簡易に行うことができる。
また、培養容器3には、必要に応じて、培地槽(注入用)32と、培地槽(排出用)33とを接続し、培地の注入及び排出を制御用コンピューター4によって制御するようにすることもできる。
具体的には、培養容器固定ステージ24上に、培養容器固定ステージ24に対して水平面内で移動可能に剪断応力ステージ25を配設し、この剪断応力ステージ25上に培養容器3を装着するようにするとともに、剪断応力ステージ25を、剪断応力負荷機構26により水平面内で移動又は振動させるようにする。
なお、水平面内で移動又は振動の方向は、1方向に限定されず、X、Y方向の2方向や円運動等、任意の方向とすることができる。
剪断応力負荷機構26としては、例えば、電動アクチュエーターや永久磁石と電磁石を組み合わせた移動機構又は振動機構を用いることができ、この剪断応力負荷機構26の駆動は、制御用コンピューター4によって制御するようにする。
これにより、地上における生体内で組織に生じている横方向の剪断応力刺激、例えば、膝関節に屈曲、伸展の運動時に加わる刺激と同様の刺激を培養体Cに付与することができる。
この場合、荷重負荷用ピストン5による培養容器3内の培養体Cへの鉛直方向の荷重負荷刺激の付与方法を調整しながら、剪断応力負荷機構26によって培養容器3を水平面内で移動又は振動させることにより、斜め方向の剪断応力刺激を付与するようにすることもできる。
図3に示す荷重負荷用ピストン5の加圧体51A及び図4に示す内部培養容器30の平坦形状の受容基31は、培養体Cとして皮膚の培養組織に適したもので、皮膚の培養組織に鉛直方向の荷重負荷刺激と、横方向の剪断応力刺激を、それぞれ付与することができる。
ピストン載置用ステージ駆動機構23b及び追加荷重重鎮載置用ステージ駆動機構28bとしては、例えば、電動モーターとギヤを組み合わせた駆動機構を用いることができ、このピストン載置用ステージ駆動機構23b及び追加荷重重鎮載置用ステージ駆動機構28bの駆動は、制御用コンピューター4によって制御するようにする。
その後、ピストン上下移動用ステージ21及び追加荷重重鎮載置用ステージ28を上方向に移動させることによって、図2及び図6に示すように、ピストン載置用ステージ23に荷重負荷用ピストン5a、5bを、また、追加荷重重鎮載置用ステージ28に追加荷重重鎮55a、55bを、それぞれ支持した状態に復帰させる。
これにより、荷重負荷用ピストン5a、5bと追加荷重重鎮55a、55bとの組み合わせを任意に選択して、1つの培養体Cに、異なる荷重負荷用ピストン5a、5b(加圧体51Aa、51Ab)によって、異なる大きさの鉛直方向の荷重負荷刺激を簡易に付与することができる。
半月板、関節唇、関節円盤等は、骨に類似した硬度で生体内で負荷刺激を受けているのではなく、骨軟骨で荷重負荷刺激を受けているため、その培養(ここでは、半月板の培養)には、荷重負荷用ピストン5の加圧体51Cに大腿骨骨軟骨に類似した生体適合材料の合成樹脂で製作した人工大腿骨骨軟骨51Dを装着し、受容基31に脛骨骨軟骨に類似した生体適合材料の合成樹脂で製作した人工脛骨骨軟骨31Aを載置することにより、その間に形成された培養体荷重負荷刺激部Xが、生体の所定の形状(ここでは、膝関節)に類似した構造となるようにし、この培養体荷重負荷刺激部Xに培養体C(ここでは、半月板用特殊形状培養ディッシュ)を入れて、骨軟骨(ここでは、膝関節の骨軟骨)による荷重負荷刺激を再現するようにする。
これにより、細胞外組織であるマトリックスに囲まれた状態での細胞にかかる力を容易に再現することができるとともに、培養体Cを生体内の組織の環境に近似した状態で培養することができるため、培養体の移植後の生体に対する適合性を向上することができる。
この場合、培養組織又は培養細胞を含む構造体からなる培養体Cは、予め移植に適した形状に形成することができ、具体的には、培養細胞を含む構造体のマトリックスを、生体適合材料をベースにした3次元の細胞支持体とし、例えば、コラーゲンを主体にした細胞支持体等を用い、軟骨細胞や半月板細胞を播種、接着させた培養細胞を含む構造体とすることができる。
また、本発明の生体力学的刺激負荷装置は、炭酸ガスインキュべーター2の外部からの操作を行うことができ、培地の入れ替えも外部からの操作で行うために、長時間の連続培養ができる。またこの生体力学的刺激負荷装置は大きな動力も必要とせず、荷重負荷重量は正確でコンパクトな生体力学的刺激負荷装置も製造可能である。
これによって、培養体を生体内の組織の環境に近似した状態で培養することができるため、移植後の力学負荷に耐え得る分化、成熟した培養体が作成可能となり、生体の組織の修復、成熟を効率的に行うことができる。
そして、従来の組織培養技術では得られなかった生体力学負荷刺激を体外で行うとともに、培養体を移植に適する形態で培養することにより、培養体の増殖、分化に影響を与え、移植に適した組織を作成することができる。
また、本発明の生体力学的刺激負荷による細胞培養方法及びその装置を用いた基礎医学研究により、体外で生体力学負荷刺激を受けた組織は、移植後の力学負荷に耐え得る分化成熟した培養組織の作成が可能となり、生体の組織再生、移植医療に貢献することができる。
さらに、本発明は、生体の起立、歩行、走行、飛び跳ね、膝の捻りに極めて類似した刺激を加えることができることから、骨、軟骨、皮膚等の破壊、損傷のメカニズムの解明に寄与することも期待できる。具体的には、鉛直方向の荷重負荷用ピストンの重量を損傷荷重重量に変え、下降スピードを速め鉛直方向の衝撃的刺激も加えることができ、また、損傷荷重重量を加えた状態で強い横方向の剪断応力を加え膝を捻った状態の刺激を加えることもできる。また横方向の移動を繰り返し剪断応力を長時間加え骨の摩耗等の研究も行うことができる。
しかしながら、この方法は、軟骨細胞の培養、増殖を体外で行うものであるが、軟骨組織の再生を体外で行うものでなく、治療効果も不安定で、軟骨組織の修復、成熟に長期間を要するという問題があった。
本発明は、地上における生体内で組織に生じている鉛直方向の荷重負荷刺激や横方向の剪断応力刺激と同様の刺激を、体外培養にて培養細胞、培養組織又は培養細胞を含む構造体に繰り返し生体力学刺激として付与するための生体力学的刺激負荷装置を提供することを目的とする。
ここで、ピストン上下移動用ステージにピストン載置用ステージを載置するようにし、該ピストン載置用ステージに形成した複数個の孔部に、それぞれ荷重負荷用ピストンを嵌挿、支持するようにし、前記ピストン上下移動用ステージに複数個の荷重負荷用ピストンが自由に上下方向に移動できるようにするための共通の孔部を形成することにより、複数個の培養体に鉛直方向の荷重負荷刺激を、荷重負荷刺激の大きさを同じにしたり、異なるようにして、同時に付与することができ、培養体の培養を効率的に行うことができ、また、種々の荷重負荷用ピストンの支持を簡易に行うことができる。
なお、生体力学的刺激負荷装置の操作は、すべて炭酸ガスインキュベーター2の外から行えるようにし、これにより、炭酸ガスインキュベーター2内の滅菌状態を保って長時間に亘っての培養を可能にすることができる。
これにより、地上における生体内で組織に生じている鉛直方向の荷重負荷刺激と同様の刺激を培養体Cに付与することができるようにしている。
そして、制御用コンピューター4の指令で電動アクチュエーター22aを操作することにより、ピストン上下移動用ステージ21をワイヤー22bを介して、ガイド部材20に沿って上下方向に移動できるようにしている。
この場合、ピストン上下移動用ステージ21は、ピストン載置用ステージ23を載置するためのものであるので、中央部に荷重負荷用ピストン5が自由に上下方向に移動できるようにするための孔部21aを形成するようにする。
これにより、種々の荷重負荷用ピストン5の支持を簡易に行うことができる。
なお、参考例として、ピストン載置用ステージ23を省略して、ピストン上下移動用ステージ21に荷重負荷用ピストン5を直接支持するようにすることもできる。
これにより、図2(a)に示すように、ピストン載置用ステージ23に荷重負荷用ピストン5を支持した状態から、ピストン上下移動用ステージ21を下方向に移動させ、図2(b)に示すように、ピストン上下移動用ステージ21の降下時に、荷重負荷用ピストン5の大径部53によるピストン載置用ステージ23への支持が解除されるようにして、荷重負荷用ピストン5の重量が培養容器3内の培養体Cに直接かかるようにする。
その後、ピストン上下移動用ステージ21を上方向に移動させることによって、図2(a)に示すように、ピストン載置用ステージ23に荷重負荷用ピストン5を支持した状態に復帰させる。
この荷重負荷用ピストン5による鉛直方向の荷重負荷刺激は、制御用コンピューター4の操作で荷重サイクル、荷重時間を自由に操作できる。
また、追加荷重重鎮55は、必要に応じて、重鎮装着部54に装着することができ、また、その重さも自由に設定できることから、培養体Cに付与する鉛直方向の荷重負荷刺激の大きさを簡易に調節することができる。
これにより、地上における生体内で組織に生じている鉛直方向の荷重負荷刺激と同様の刺激を培養体Cに正確に付与することができる。
具体的には、ピストン載置用ステージ23に形成した孔部23aを多角形に形成し、ガイド軸部52をこの多角形の孔部23aに適合した多角形の断面形状を有するように形成する。
これにより、荷重負荷用ピストン5の下端部51Bに培養体Cに対応した形状(円形以外)の加圧体51Aを装着するようにした場合等でも、地上における生体内で組織に生じている鉛直方向の荷重負荷刺激と同様の刺激を培養体Cに正確に付与することができる。
これにより、種々の培養容器3の装着を簡易に行うことができる。
また、培養容器3には、必要に応じて、培地槽(注入用)32と、培地槽(排出用)33とを接続し、培地の注入及び排出を制御用コンピューター4によって制御するようにすることもできる。
具体的には、培養容器固定ステージ24上に、培養容器固定ステージ24に対して水平面内で移動可能に剪断応力ステージ25を配設し、この剪断応力ステージ25上に培養容器3を装着するようにするとともに、剪断応力ステージ25を、剪断応力負荷機構26により水平面内で移動又は振動させるようにする。
なお、水平面内で移動又は振動の方向は、1方向に限定されず、X、Y方向の2方向や円運動等、任意の方向とすることができる。
剪断応力負荷機構26としては、例えば、電動アクチュエーターや永久磁石と電磁石を組み合わせた移動機構又は振動機構を用いることができ、この剪断応力負荷機構26の駆動は、制御用コンピューター4によって制御するようにする。
これにより、地上における生体内で組織に生じている横方向の剪断応力刺激、例えば、膝関節に屈曲、伸展の運動時に加わる刺激と同様の刺激を培養体Cに付与することができる。
この場合、荷重負荷用ピストン5による培養容器3内の培養体Cへの鉛直方向の荷重負荷刺激の付与方法を調整しながら、剪断応力負荷機構26によって培養容器3を水平面内で移動又は振動させることにより、斜め方向の剪断応力刺激を付与するようにすることもできる。
図3に示す荷重負荷用ピストン5の加圧体51A及び図4に示す内部培養容器30の平坦形状の受容基31は、培養体Cとして皮膚の培養組織に適したもので、皮膚の培養組織に鉛直方向の荷重負荷刺激と、横方向の剪断応力刺激を、それぞれ付与することができる。
ピストン載置用ステージ駆動機構23b及び追加荷重重鎮載置用ステージ駆動機構28bとしては、例えば、電動モーターとギヤを組み合わせた駆動機構を用いることができ、このピストン載置用ステージ駆動機構23b及び追加荷重重鎮載置用ステージ駆動機構28bの駆動は、制御用コンピューター4によって制御するようにする。
その後、ピストン上下移動用ステージ21及び追加荷重重鎮載置用ステージ28を上方向に移動させることによって、図2及び図6に示すように、ピストン載置用ステージ23に荷重負荷用ピストン5a、5bを、また、追加荷重重鎮載置用ステージ28に追加荷重重鎮55a、55bを、それぞれ支持した状態に復帰させる。
これにより、荷重負荷用ピストン5a、5bと追加荷重重鎮55a、55bとの組み合わせを任意に選択して、1つの培養体Cに、異なる荷重負荷用ピストン5a、5b(加圧体51Aa、51Ab)によって、異なる大きさの鉛直方向の荷重負荷刺激を簡易に付与することができる。
半月板、関節唇、関節円盤等は、骨に類似した硬度で生体内で負荷刺激を受けているのではなく、骨軟骨で荷重負荷刺激を受けているため、その培養(ここでは、半月板の培養)には、荷重負荷用ピストン5の加圧体51Cに大腿骨骨軟骨に類似した生体適合材料の合成樹脂で製作した人工大腿骨骨軟骨51Dを装着し、受容基31に脛骨骨軟骨に類似した生体適合材料の合成樹脂で製作した人工脛骨骨軟骨31Aを載置することにより、その間に形成された培養体荷重負荷刺激部Xが、生体の所定の形状(ここでは、膝関節)に類似した構造となるようにし、この培養体荷重負荷刺激部Xに培養体C(ここでは、半月板用特殊形状培養ディッシュ)を入れて、骨軟骨(ここでは、膝関節の骨軟骨)による荷重負荷刺激を再現するようにする。
これにより、細胞外組織であるマトリックスに囲まれた状態での細胞にかかる力を容易に再現することができるとともに、培養体Cを生体内の組織の環境に近似した状態で培養することができるため、培養体の移植後の生体に対する適合性を向上することができる。
この場合、培養組織又は培養細胞を含む構造体からなる培養体Cは、予め移植に適した形状に形成することができ、具体的には、培養細胞を含む構造体のマトリックスを、生体適合材料をベースにした3次元の細胞支持体とし、例えば、コラーゲンを主体にした細胞支持体等を用い、軟骨細胞や半月板細胞を播種、接着させた培養細胞を含む構造体とすることができる。
また、本発明の生体力学的刺激負荷装置は、炭酸ガスインキュべーター2の外部からの操作を行うことができ、培地の入れ替えも外部からの操作で行うために、長時間の連続培養ができる。またこの生体力学的刺激負荷装置は大きな動力も必要とせず、荷重負荷重量は正確でコンパクトな生体力学的刺激負荷装置も製造可能である。
これによって、培養体を生体内の組織の環境に近似した状態で培養することができるため、移植後の力学負荷に耐え得る分化、成熟した培養体が作成可能となり、生体の組織の修復、成熟を効率的に行うことができる。
そして、従来の組織培養技術では得られなかった生体力学負荷刺激を体外で行うとともに、培養体を移植に適する形態で培養することにより、培養体の増殖、分化に影響を与え、移植に適した組織を作成することができる。
また、本発明の生体力学的刺激負荷装置を用いた基礎医学研究により、体外で生体力学負荷刺激を受けた組織は、移植後の力学負荷に耐え得る分化成熟した培養組織の作成が可能となり、生体の組織再生、移植医療に貢献することができる。
さらに、本発明は、生体の起立、歩行、走行、飛び跳ね、膝の捻りに極めて類似した刺激を加えることができることから、骨、軟骨、皮膚等の破壊、損傷のメカニズムの解明に寄与することも期待できる。具体的には、鉛直方向の荷重負荷用ピストンの重量を損傷荷重重量に変え、下降スピードを速め鉛直方向の衝撃的刺激も加えることができ、また、損傷荷重重量を加えた状態で強い横方向の剪断応力を加え膝を捻った状態の刺激を加えることもできる。また横方向の移動を繰り返し剪断応力を長時間加え骨の摩耗等の研究も行うことができる。
2 力学的刺激負荷装置
20 ガイド部材
21 ピストン上下移動用ステージ
21a 孔部
22 ステージ昇降機構
22a 電動アクチュエーター
22b ワイヤー
23 ピストン載置用ステージ
23a 孔部
23b ピストン載置用ステージ駆動機構
24 培養容器固定ステージ
25 剪断応力ステージ
26 剪断応力負荷機構
27 追加荷重重鎮上下移動用ステージ
28 追加荷重重鎮載置用ステージ
28b 追加荷重重鎮載置用ステージ駆動機構
3 培養容器
30 内部培養容器
31 受容基
31A 人工脛骨骨軟骨
32 培地槽(注入用)
33 培地槽(排出用)
4 制御用コンピューター
5 荷重負荷用ピストン
5a 荷重負荷用ピストン
5b 荷重負荷用ピストン
51 加圧体
51A 加圧体
51Aa 加圧体
51Ab 加圧体
51C 加圧体
51D 人工大腿骨骨軟骨
52 ガイド軸部
53 大径部
54 重鎮装着部
55 追加荷重重鎮
55a 追加荷重重鎮
55b 追加荷重重鎮
C 培養体(培養細胞、培養組織又は培養細胞を含む構造体)
X 培養体荷重負荷刺激部
Claims (13)
- 炭酸ガスインキュベーター内に設置された培養容器内の培養体に生体力学的刺激を付与する方法であって、荷重負荷用ピストンの重量を所定のサイクルで培養容器内の培養体にかけることにより、培養容器内の培養体に鉛直方向の荷重負荷刺激を付与するようにしたことを特徴とする生体力学的刺激負荷による細胞培養方法。
- 培養容器内の培養体に鉛直方向の荷重負荷刺激を付与しながら、培養体を載置した培養容器を水平面内で移動又は振動させることにより、横方向の剪断応力刺激を付与するようにしたことを特徴とする請求項1記載の生体力学的刺激負荷による細胞培養方法。
- 炭酸ガスインキュベーター内に設置される力学刺激負荷装置及び培養容器と、制御用コンピューターとで構成した生体力学的刺激負荷装置であって、前記力学刺激負荷装置が、荷重負荷用ピストンと、該荷重負荷用ピストンを所定の範囲内で上下方向に移動可能に支持するピストン上下移動用ステージと、該ピストン上下移動用ステージを上下方向に移動させるためのステージ昇降機構とを備え、制御用コンピューターによってステージ昇降機構を所定のサイクルで駆動することにより、ピストン上下移動用ステージを上下方向に移動させ、ピストン上下移動用ステージの降下時に、荷重負荷用ピストンの重量が培養容器内の培養体にかかるようにしたことを特徴とする生体力学的刺激負荷装置。
- 荷重負荷用ピストンの上端部に追加荷重重鎮を装着するようにしたことを特徴とする請求項3記載の生体力学的刺激負荷装置。
- 荷重負荷用ピストンの下端部に培養体に対応した形状の加圧体を装着するようにしたことを特徴とする請求項3又は4記載の生体力学的刺激負荷装置。
- ピストン上下移動用ステージに複数個の荷重負荷用ピストンを支持するようにしたことを特徴とする請求項3、4又は5記載の生体力学的刺激負荷装置。
- ピストン上下移動用ステージに載置したピストン載置用ステージを介して、荷重負荷用ピストンを支持するようにしたことを特徴とする請求項3、4、5又は6記載の生体力学的刺激負荷装置。
- 複数個の荷重負荷用ピストンを支持するようにしたピストン載置用ステージを、ピストン上下移動用ステージに対して、水平面内で移動可能に構成するようにしたことを特徴とする請求項7記載の生体力学的刺激負荷装置。
- 荷重負荷用ピストンが、上下方向に移動する際に、回転しないようにピストン上下移動用ステージ又はピストン載置用ステージに支持するようにしたことを特徴とする請求項3、4、5、6、7又は8記載の生体力学的刺激負荷装置。
- 培養容器を力学刺激負荷装置の培養容器固定ステージに着脱可能に装着するようにしたことを特徴とする請求項3、4、5、6、7、8又は9記載の生体力学的刺激負荷装置。
- 培養容器を水平面内で移動又は振動させる剪断応力負荷機構を設けたことを特徴とする請求項10記載の生体力学的刺激負荷装置。
- 培養容器内に所定の形状の受容基を固定可能にし、荷重負荷用ピストンの下端部の加圧体と受容基とで構成される培養体荷重負荷刺激部が、膝関節等の所定の形状に類似した構造となるようにしたことを特徴とする請求項3、4、5、6、7、8、9、10又は11記載の生体力学的刺激負荷装置。
- 荷重負荷用ピストンの下端部の加圧体と受容基とで構成される培養体荷重負荷刺激部に、生体適合合成樹脂材料で製作された部材を装着するようにしたことを特徴とする請求項12記載の生体力学的刺激負荷装置。
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