JPWO2005094073A1 - 視聴支援装置および番組録画システム - Google Patents

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Abstract

ユーザが居住地域と異なる場所に行った場合であっても、現在放送されている番組や放送予定の番組を居住地域に設けられた家庭内録画装置で容易に録画することが可能なように支援することができる視聴支援装置および番組録画システムを提供する。視聴支援装置(100)は、録画装置が設置されている場所を取得する録画装置位置取得部(101)、録画装置設置場所における放送コンテンツの番組表(録画可能番組表)を取得する録画可能番組表取得部(102)、現在位置における放送コンテンツの番組表(閲覧可能番組表)を取得する閲覧可能番組表取得部(103)、閲覧可能番組表および録画可能番組表を比較し、それぞれの番組の同一性を判定する同一番組判定部(104)、および、同一番組判定部(104)により判定された番組の同一性に基づいて、現在視聴されている番組が録画装置において録画可能であるか否かを表示する表示部(105)を備える。

Description

本発明は、テレビ放送等の番組の視聴や録画を支援する視聴支援装置および番組録画システムに関するものである。
近年、デジタル放送の普及に伴い、多種多様な番組が放送されるようになってきている。また、電子番組ガイド(以下、EPGと省略する)の普及により、テレビ画面上で将来放送される番組の予定を確認することができるようになってきている。さらに、ハードディスクやDVDの普及に伴い、簡単に番組を録画することが可能になりつつある。
そこで、携帯電話を用いて、家庭内の電子機器を遠隔制御する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。特に、携帯電話を利用して、家庭内の放送を受信できる機器を遠隔で制御することにより、外出先からでも録画予約設定ができるようになっている。
また、ハードディスク等への予約録画の内容や、番組の視聴履歴をもとに、ユーザのテレビ番組に関する嗜好を抽出し、将来、放送される番組において、そのユーザの嗜好にあった番組を推薦するシステムが提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開平9−102827号公報 特開平11−164217号公報
しかしながら、現在放送されている番組や番組表で確認した番組を、遠隔で録画しようとしても、録画装置を設置している場所(自宅の場合が多い)で、放送されていない場合がある。そのため、ユーザが携帯電話で視聴しているコンテンツを家庭内録画装置で録画しようとしても、録画できない場合がある。
また、ユーザの居住地域と異なる場所に行った場合に、ユーザはその地域での番組表を視聴できるが、その番組表を用いて家庭内録画装置で録画しようとしても、居住地域では放送されていない場合がある。
また、ユーザが居住地域と異なる場所に行った場合には、ユーザが普段視聴している放送コンテンツとは異なる、その地方ならではの放送を視聴することで、その地域での娯楽を楽しむことができる。しかしながら、従来までの統計情報を利用した番組推薦システムにおいては、地方でしか視聴できない番組があるにも関わらず、普段の嗜好情報を利用して普段と同様の番組が推薦されてしまう。
また、現在放送されている番組を家庭内録画装置で録画しようとしても、携帯電話から家庭内録画装置に接続し録画設定を行うためには、時間がかかり、現在放送されている番組の場合には録画できない場合がある。さらに、家庭内録画装置が使用されていたり、すでに予約録画が設定されていたりすると、家庭内録画装置では録画できない場合もある。
そこで、本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、ユーザが居住地域と異なる場所に行った場合であっても、現在放送されている番組や放送予定の番組を居住地域に設けられた家庭内録画装置で容易に録画することが可能なように支援することができる視聴支援装置および番組録画システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る視聴支援装置は、番組の視聴を支援する視聴支援装置であって、現在位置における番組表である閲覧可能番組表と、録画装置が設置されている場所における番組表である録画可能番組表とに基づいて、それぞれの番組の同一性を判定する同一番組判定手段と、前記同一番組判定手段により判定された番組の同一性を表示する表示手段とを備えることを特徴とする。
以上の説明から明らかなように、本発明に係る視聴支援装置によれば、例えばユーザが居住地域と異なる場所に行った場合であっても、現在放送されている番組や放送予定の番組を居住地域に設けられた録画装置で容易に録画することが可能なように支援することができる。よって、例えば携帯電話等の移動体端末で放送番組の視聴が可能になり、また移動体端末からネットワークを介してハードディスクレコーダやDVDレコーダ等の装置へ遠隔録画ができるようになっている今日における実用的価値は極めて高い。
図1は、本発明の実施の形態1に係る視聴支援装置の構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の実施の形態1に係る視聴支援装置が用いられるハードウエア構成の一例を示す構成図である。 図3は、携帯電話でユーザが番組を視聴する際の動作の流れを示すフローチャートである。 図4は、番組が視聴されている画面の表示例を示す図である。 図5は、本発明の実施の形態2に係る視聴支援装置の構成を示すブロック図である。 図6は、本発明の実施の形態2に係る視聴支援装置が用いられるハードウエア構成の一例を示す構成図である。 図7は、デジタルテレビでユーザが番組を視聴する際の動作の流れを示すフローチャートである。 図8は、録画装置設置場所を入力する画面の表示例を示す図である。 図9は、閲覧可能番組表の一例を示す図である。 図10は、録画可能番組表の一例を示す図である。 図11は、録画可能であることを示すマークを付加した番組表の一例を示す図である。 図12は、同一番組判定部の詳細な構成を示すブロック図である。 図13は、番組のテキスト情報の一例を示す図である。 図14は、同一番組判定部の動作の流れを示すフローチャートである。 図15は、本発明の実施の形態4に係る視聴支援装置の構成を示すブロック図である。 図16は、視聴支援装置における同一番組判定の動作の流れを示すフローチャートである。 図17は、本発明の実施の形態5に係る視聴支援装置の構成を示すブロック図である。 図18は、視聴支援装置における同一番組判定の動作の流れを示すフローチャートである。 図19は、(a)録画装置設置場所と現在位置とにおいて配信されている言語の一例を示す図であり、(b)番組が視聴されている画面の表示例を示す図である。 図20は、本発明の実施の形態3に係る視聴支援装置の構成を示すブロック図である。 図21は、本発明の実施の形態3に係る視聴支援装置が用いられるハードウエア構成の一例を示す構成図である。 図22は、携帯電話でユーザが番組を視聴する際の動作の流れを示すフローチャートである。 図23は、テーマごとの算出された視聴時間の一例を示す図である。 図24は、居住地域で放送されていない番組を優先して推薦する画面の表示例を示す図である。 図25は、本発明の実施の形態4に係る番組録画システムの構成を示すブロック図である。 図26は、本発明の実施の形態4に係る番組録画システムが用いられるハードウエア構成の一例を示す構成図である。 図27は、番組録画システムで番組を録画する際の動作の流れを示すフローチャートである。 図28は、携帯電話での番組の視聴画面の表示例を示す図である。 図29は、半導体メディアに記憶される情報の一例を示す図である。 図30は、第2の録画装置に録画された番組の録画情報の一例を示す図である。 図31は、第2の録画装置での番組のリストの一例を示す図である。 図32は、第1の録画装置で録画中番組の録画の終了を知らせる表示例を示す図である。 図33は、本発明の実施の形態8に係る番組録画システムの構成を示すブロック図である。 図34は、本発明の実施の形態9に係る番組録画システムにおける第2の録画装置の構成を示すブロック図である。 図35は、音量パワー計測部で計測されたサンプリング動画の音量パワーの一例を示す図であり、(a)第1の録画コンテンツ、(b)第2の録画コンテンツ、の例を示す図である。 図36は、第2の録画装置で第1の録画コンテンツと第2の録画コンテンツとを結合する場合の動作の流れを示すフローチャートである。 図37は、本発明の実施の形態10に係る番組録画システムにおける第2の録画装置の構成を示すブロック図である。 図38は、タグ情報の一例を示す図である。 図39は、番組のシーンの構成の一例を示す図である。 図40は、本発明の実施の形態11に係る番組録画システムにおける第2の録画装置の構成を示すブロック図である。 図41は、第2の録画装置で第1の録画コンテンツと第2の録画コンテンツとを結合する場合の動作の流れを示すフローチャートである。 図42は、本発明の実施の形態5に係る番組録画システムの構成を示すブロック図である。 図43は、番組録画システムで番組を録画する際の動作の流れを示すフローチャートである。 図44は、録画できない旨を通知する表示例を示す図である。 図45は、録画指示された番組がすでに録画されている旨を通知する表示例を示す図である。
符号の説明
100、110、120、200、300 視聴支援装置
101、201 録画装置位置取得部
102 録画可能番組表取得部
103 閲覧可能番組表取得部
104、202、411 同一番組判定部
105 表示部
1041 放映時間抽出部
1042 検索部
1043 テキスト情報抽出部
1044 番組情報記憶部
1045 一致度計算部
1046 判定部
111 録画可能番組表記憶部
112 閲覧可能番組表記憶部
113 録画可能番組表更新部
114 対応番組表判定部
115 対応番組表取得部
121 提供元検出部
122 番組表取得部
203 番組表表示部
301 視聴履歴蓄積部
302 番組表取得部
303 嗜好情報抽出部
304 居住地域番組表蓄積部
305 閲覧可能番組表蓄積部
306 番組推薦部
400、410、600 第1の録画装置
401 第1の番組受信部
402、602 第1の番組録画部
403 録画指示送信部
404、601 録画情報受信部
500、510、520、530、700 第2の録画装置
501 第2の番組受信部
502 第2の番組録画部
503 録画指示受信部
504、702 録画情報送信部
511 録画番組取得部
512 録画番組蓄積部
513 サンプリング動画抽出部
514 音量パワー計測部
515 音量パワー補正量計算部
516 録画番組結合部
521 番組内容タグ抽出部
522 番組シーン切替部分検出部
523 録画番組結合部
531 番組結合キー判定部
532 録画番組結合部
533 録画番組消去部
701 録画可否判定部
本発明の実施の形態に係る視聴支援装置は、番組の視聴を支援する視聴支援装置であって、現在位置における番組表である閲覧可能番組表と、録画装置が設置されている場所における番組表である録画可能番組表とに基づいて、それぞれの番組の同一性を判定する同一番組判定手段と、前記同一番組判定手段により判定された番組の同一性を表示する表示手段とを備えることを特徴とする。これによって、例えばユーザが居住地域と異なる場所に行った場合であっても、現在放送されている番組や放送予定の番組を居住地域に設けられた録画装置で容易に録画することが可能なように支援することができる。
ここで、前記同一番組判定手段は、前記閲覧可能番組表に含まれる所定の番組の開始時刻、終了時刻、および放映時間の少なくとも1つを抽出する時間抽出部と、前記時間抽出部により抽出された前記所定の番組の開始時刻、終了時刻、および放映時間の少なくとも1つに基づいて前記録画可能番組表を検索し、検索された番組を抽出する検索部と、前記検索部により抽出された前記録画可能番組表に含まれる番組、および前記所定の番組のテキスト情報を抽出するテキスト抽出部と、前記テキスト抽出部により抽出されたそれぞれのテキスト情報を比較して一致度を計算する一致度計算部と、前記一致度計算部により計算された前記一致度に基づいて、前記所定の番組と同一性を有する番組が存在するか否かを判定する判定部とを備えてもよい。これによって、番組の放映時間の情報と、番組のタイトル、副題、出演者等の番組表に記載されたテキスト情報を利用して同一番組か否かを判定することが可能になる。
また、前記検索部は、前記所定の番組の開始時刻および終了時刻に基づいて前記録画可能番組表を検索して前記放映時間と同じ開始時刻および終了時刻の番組を抽出してもよい。
また、前記検索部は、前記所定の番組の放映時間に基づいて前記録画可能番組表を検索して前記放映時間と同じ放映時間の番組を抽出してもよい。
また、前記視聴支援装置は、さらに、前記録画装置が設置されている場所を取得する録画装置位置取得手段と、前記録画装置位置取得手段により取得された前記場所における前記録画可能番組表を取得する録画可能番組表取得手段と、前記閲覧可能番組表を取得する閲覧可能番組表取得手段とを備えてもよい。
また、前記視聴支援装置は、さらに、前記録画可能番組表を記憶する録画可能番組表記憶手段と、前記閲覧可能番組表を記憶する閲覧可能番組表記憶手段と、前記閲覧可能番組表を取得し、取得した前記閲覧可能番組表が前記録画装置の設置されている場所の番組表であるか否かを判定し、前記録画装置の設置されている場所の番組表である場合には、取得した前記閲覧可能番組表を前記録画可能番組表記憶手段へ、一方、前記録画装置の設置されている場所の番組表でない場合には、前記閲覧可能番組表を前記閲覧可能番組表記憶手段へ、記憶する録画可能番組表更新手段とを備え、前記同一番組判定手段は、前記録画可能番組表記憶手段に記憶された前記録画可能番組表と、前記閲覧可能番組表記憶手段に記憶された前記閲覧可能番組表とに基づいて、それぞれの番組の同一性を判定してもよい。これによって、録画装置設置場所の番組表がすでに記憶されている場合には、新たに番組表を取得することなく、同一番組か否かを判定することが可能になる。
また、前記視聴支援装置は、さらに、前記録画装置の設置されている場所の番組表でない前記閲覧可能番組表が取得された場合に、前記閲覧可能番組表に対応する前記録画可能番組表が前記録画可能番組表記憶手段に記憶されているか否かを判定する対応番組表判定手段と、前記対応番組表判定手段により前記閲覧可能番組表に対応する前記録画可能番組表が前記録画可能番組表記憶手段に記憶されていないと判定された場合に、前記閲覧可能番組表に対応する前記録画可能番組表を取得する対応番組表取得手段とを備えてもよい。これによって、録画装置設置場所の番組表が記憶されていなくても、新たに、例えばネットワーク等を介して録画装置設置場所で放映されている番組表を取得することができ、同一番組か否かを判定することが可能になる。
また、前記視聴支援装置は、さらに、前記閲覧可能番組表および前記録画可能番組表それぞれの提供元を検出する提供元検出手段と、前記提供元検出手段により検出された前記閲覧可能番組表の提供元および前記録画可能番組表の提供元が相違する場合に、提供元が同一の閲覧可能番組表および録画可能番組表を取得する提供元同一番組表取得手段とを備え、前記同一番組判定手段は、前記提供元同一番組表取得手段により取得された前記閲覧可能番組表および前記録画可能番組表に基づいて、それぞれの番組の同一性を判定してもよい。これによって、閲覧可能番組表および録画可能番組表の提供元が異なる場合に、提供元が同じ番組表を取得して、同一番組の判定に用いているので、同一番組であるのに、配信業者によって、番組の表現が異なることを防止することが可能になり、より精度の高い同一番組の判定を行うことが可能になる。
また、前記表示手段は、前記同一番組判定手段により判定された番組の同一性に基づいて、現在視聴されている番組が前記録画装置において録画可能であるか否かを表示してもよい。
これによって、例えばユーザが所有する録画装置が設置されている場所から遠隔地で番組を視聴する際に、現在視聴している番組が録画装置の設置されている場所においても放送されているか否かを判定し、その結果を画面上に表示することができ、ユーザは、現在視聴している番組が例えばネットワークを介して録画装置に対して録画設定できるか否かを、一目で判定することが可能になる。
また、前記表示手段は、現在視聴されている番組が前記録画装置において録画可能である場合、前記録画可能番組表に基づいて、前記録画装置において録画可能である前記番組の視聴可能言語をさらに表示してもよい。
また、前記表示手段は、前記同一番組判定手段により判定された番組の同一性に基づいて、前記閲覧可能番組表に、それぞれの番組が前記録画装置において録画可能であるか否かの情報を付加して表示してもよい。
これによって、例えばユーザが所有する録画装置が設置されている場所から遠隔地で番組を視聴する際に、録画装置において録画可能であるか否かの情報を付加した番組表を表示することができ、ユーザは、現在位置で放送予定の番組がネットワークを介して録画設定できるか否かを、一目で判定することが可能になる。
また、前記視聴支援装置は、さらに、番組表の選択指示を受け付ける選択受付手段を備え、前記表示手段は、前記選択指示に基づいて、前記録画可能番組表、前記閲覧可能番組表、録画可能であるか否かの前記情報を付加した前記閲覧可能番組表のいずれか1つを表示してもよい。
また、前記視聴支援装置は、さらに、嗜好情報が蓄積されている嗜好情報蓄積手段と、前記嗜好情報、前記閲覧可能番組表および前記録画可能番組表に基づいて番組を選択し、選択した前記番組を推薦する番組推薦手段とを備えてもよい。
これによって、例えばユーザの移住地域から遠隔地で番組を視聴する際に、現在位置の地域でしか放送されていない番組を優先して推薦することができ、移動先でしか視聴できない番組を見逃すことをなくすことが可能になる。
また、前記番組推薦手段は、前記閲覧可能番組表に含まれる番組の中から前記録画可能番組表に含まれない番組を優先的に選択してもよい。また、前記嗜好情報は、番組の視聴履歴から抽出されてもよい。
また、前記視聴支援装置は、さらに番組を受信する番組受信手段と、前記番組受信手段で受信された番組を録画する番組録画手段と、前記同一番組判定手段により前記番組録画手段で録画されている番組と同一の番組が前記録画可能番組表にある判定された場合に、前記番組録画手段で録画されている番組の録画を前記録画装置へ指示する録画指示手段とを備えてもよい。
また、本発明に係る番組録画システムは、第1の録画装置および第2の録画装置を備える番組録画システムであって、前記第1の録画装置は、番組を受信する第1の番組受信手段と、現在位置における番組表である閲覧可能番組表と、前記第2の録画装置が設置されている場所における番組表である録画可能番組表とに基づいて、それぞれの番組の同一性を判定する同一番組判定手段と、前記同一番組判定手段により判定された番組の同一性を表示する表示手段と、前記第1の番組受信手段で受信された番組を録画する第1の番組録画手段と、前記同一番組判定手段により前記番組録画手段で録画されている番組と同一の番組が前記録画可能番組表にあると判定された場合に、前記第1の番組録画手段で録画されている番組の録画を前記第2の録画装置へ指示する録画指示手段とを備え、前記第2の録画装置は、前記録画指示手段により録画指示された番組を受信する第2の番組受信手段と、前記第2の番組受信手段で受信された番組を録画する第2の番組録画手段とを備えることを特徴とする。
これによって、例えば移動体端末のような第1の録画装置においてユーザが現在視聴している番組を、第1の録画装置で録画開始し、さらに、家庭内録画装置のような第2の録画装置へ録画指示することができ、ユーザは希望する番組を安定した受信状態が望める第2の録画装置で簡単に録画することが可能になる。
また、前記第2の録画装置は、さらに、前記第2の番組録画手段が録画指示された前記番組の録画を開始したことを前記第1の録画装置へ通知する録画情報送信手段を備え、前記第1の番組録画手段は、前記録画情報送信手段から録画開始が通知されると、前記番組の録画を中止してもよい。
また、前記第2の番組録画手段は、録画指示された前記番組を特定するための録画IDを生成し、録画指示された前記番組を前記録画IDに対応付けて録画し、前記録画情報送信手段は、前記録画IDを前記第1の録画装置へ通知し、前記第1の番組録画手段は、通知された前記録画IDを前記番組に対応付けて記憶してもよい。
また、前記第2の録画装置は、さらに、前記第1の録画装置で録画された前記番組を取得する録画番組取得手段と、取得された前記番組と、前記第2の番組録画手段で録画された前記番組とを前記録画IDに基づいて結合する番組結合手段とを備えてもよい。
これによって、第1の録画装置において録画された番組の部分と、第2の録画装置において録画された番組の部分とを結合することができ、ユーザは第1の録画装置および第2の録画装置で録画された部分を個別に再生することなく、1つの番組として再生することが可能になる。
また、前記第2の録画装置は、さらに、前記録画番組取得手段により取得された前記番組と、前記第2の番組録画手段で録画された前記番組とにおいて共通する時間部分のコンテンツデータをそれぞれ抽出するサンプリング動画抽出手段と、前記サンプリング動画抽出手段により抽出されたそれぞれの前記コンテンツデータの音量パワーを計測する音量パワー計測手段と、前記音量パワー計測手段により計測されたそれぞれの前記音量パワーが同じになるように、前記音量パワーの補正量を計算する補正量計算手段とを備え、前記番組結合手段は、前記補正量計算手段により計算された前記補正量に基づいて前記音量パワーを補正して、前記録画番組取得手段により取得された前記番組と、前記第2の番組録画手段で録画された前記番組とを結合してもよい。これによって、同時刻に放映されている録画部分を利用して、各録画コンテンツの音量パワーを補正して結合しているので、再生するときに音量等を再調整する必要がない。
また、前記第2の録画装置は、さらに、前記録画番組取得手段により取得された前記番組、および前記第2の番組録画手段で録画された前記番組に関するタグ情報を取得するタグ情報取得手段と、前記タグ情報取得手段により取得された前記タグ情報に基づいて、前記番組のシーン切り替わり部分を検出する切替部分検出手段とを備え、前記番組結合手段は、前記切替部分検出手段により検出された前記番組のシーン切り替り部分で、前記録画番組取得手段により取得された前記番組と、前記第2の番組録画手段で録画された前記番組とを結合してもよい。これによって、番組の切れ目を録画された番組のタグ情報により検出し、番組の切れ目を利用して、録画コンテンツの結合を行っているので、録画番組の見栄えのよい結合が可能になる。
また、前記第2の録画装置は、さらに、前記録画番組取得手段により取得された前記番組から結合キーを抽出し、抽出した前記結合キーが前記第2の番組録画手段で録画された前記番組に存在するか否か判定する結合キー判定手段を備え、前記番組結合手段は、前記結合キー判定手段により前記結合キーが前記第2の番組録画手段で録画された前記番組に存在すると判定された場合に、前記録画番組取得手段により取得された前記番組と、前記第2の番組録画手段で録画された前記番組とを結合してもよい。これによって、第1の録画装置で録画したコンテンツは、その結合キーをもつ録画コンテンツへのコピーを許諾することにより、番組の結合が可能になる。また、結合キーをもたないメディアへのコピーを禁止することで、録画コンテンツの不正コピーを防止することも可能になる。
また、前記第2の録画装置は、さらに、前記録画番組取得手段により取得された前記番組を当該番組の取得先から消去する録画番組消去手段を備えてもよい。これによって、複数のメディアに録画された状態になることを防止することもできる。
また、前記第2の録画装置は、さらに、前記録画指示手段から録画指示を受けたときに、録画が可能か否かを判断する録画可否判断手段を備え、前記録画情報送信手段は、前記録画可否判断手段で録画できないと判断されたときに、録画できない旨を前記第1の録画装置へ通知してもよい。
また、前記録画可否判断手段は、さらに、録画指示手段から録画指示を受けたときに、録画指示された前記番組を前記第2の番組録画手段が録画中であるか否かを判断し、前記録画情報送信手段は、前記録画可否判断手段で前記番組を録画中であると判断されたときに、前記番組を録画中である旨を前記第1の録画装置へ通知してもよい。
これによって、第1の録画装置から第2の録画装置へ録画指示を行った際に、第2の録画装置の状況に応じた対応をすることが可能になる。
なお、本発明は、このような視聴支援装置および番組録画システムとして実現することができるだけでなく、このような視聴支援装置および番組録画システムが備える特徴的な手段をステップとする視聴支援方法および番組録画方法として実現したり、それらのステップをコンピュータに実行させるプログラムとして実現したりすることもできる。そして、そのようなプログラムは、CD−ROM等の記録媒体やインターネット等の伝送媒体を介して配信することができるのは言うまでもない。
以下、本発明の各実施の形態について、それぞれ図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る視聴支援装置の構成を示すブロック図である。
視聴支援装置100は、ユーザの番組の視聴を支援する装置であり、録画装置位置取得部101、録画可能番組表取得部102、閲覧可能番組表取得部103、同一番組判定部104、および表示部105を備えている。
録画装置位置取得部101は、録画装置が設置されている場所(以下、録画装置設置場所という)を取得する。録画可能番組表取得部102は、録画装置設置場所における放送コンテンツ(番組)の番組表(以下、録画可能番組表という)を取得する。閲覧可能番組表取得部103は、現在位置における放送コンテンツの番組表(以下、閲覧可能番組表という)を取得する。同一番組判定部104は、閲覧可能番組表および録画可能番組表を比較し、それぞれの番組の同一性を判定する。表示部105は、同一番組判定部104により判定された番組の同一性に基づいて、現在視聴されている番組が録画装置において録画可能であるか否かを表示する。
図2は本発明の実施の形態1に係る視聴支援装置が用いられるハードウエア構成の一例を示す構成図である。このシステムは、デジタル放送を受信するデジタルテレビ1201、デジタル放送をハードディスクに蓄積することができる録画装置であるハードディスクレコーダ1202、家庭内のネットワーク機器と家庭外のネットワークとを接続するホームゲートウエイ1203、電子番組表が蓄積されており外部のネットワークからアクセス可能な電子番組表サーバ1204、およびデジタル放送を受信・表示可能で、視聴支援装置100を有する携帯電話1205を備えている。
次に、上記のように構成された視聴支援装置100を有する携帯電話1205を用いて、録画装置(ハードディスクレコーダ1202)が設置されている場所から遠隔地で、ユーザが番組を視聴する際の動作について説明する。図3は携帯電話1205でユーザが番組を視聴する際の動作の流れを示すフローチャートである。ここでは、例えば録画装置設置場所を大阪(自宅等)とし、ユーザが出張等で東京に行ったものとする。
まず、閲覧可能番組表取得部103は、受信された放送波より現在位置における番組表である閲覧可能番組表を取得する(ステップS101)。なお、番組表は、携帯電話1205を持参する各地域において、多重化されて配信されているものとする。そのため、放送受信チューナー内蔵の携帯電話1205は、各地域において、その地域で受信可能な番組に関する番組表を受信することができる。また、携帯電話1205がGPS機能を備え、現在位置を特定することで、その地域の番組表をネットワークを介して電子番組表サーバ1204から取得しても構わない。
次に、録画装置位置取得部101は、ハードディスクレコーダやDVDレコーダ等のランダムアクセス可能な録画装置が設置されている場所を取得する(ステップS102)。録画装置は放送される番組を受信して記憶媒体に録画するため、録画装置設置場所は、一般にユーザの自宅等になる場合が多い。なお、録画装置設置場所は、あらかじめ設定されていても構わない。
録画可能番組表取得部102は、例えばネットワークを介して電子番組表サーバ1204へアクセスすることによって、録画装置位置取得部101によって取得された録画装置設置場所(大阪)における番組表である録画可能番組表を取得する(ステップS103)。
次に、同一番組判定部104は、閲覧可能番組表と録画可能番組表とが異なるか否かを判定する(ステップS104)。なお、本実施の形態の例では、録画装置設置場所(大阪)と、携帯電話1205を持ったユーザが現在いる場所(東京)では、各地域の番組が放送されているため、配信されている番組表は異なることになる。
この判定の結果、閲覧可能番組表と録画可能番組表とが異なる場合(ステップS104でYES)には、同一番組判定部104は、現在視聴されている番組が録画装置の設置されている場所(大阪)でも放送されているか否かを判定する(ステップS105)。なお、同じ時間帯で放送されていなくても、将来、時間を変更して、または、一週間遅れて放送される場合には、放送されていると判定する。また、放送済みの場合には、放送されていないと判定する。
ここで、現在視聴されている番組が録画装置の設置されている場所(大阪)でも放送されている場合(ステップS105でYES)、および上記判定処理(ステップS104)で閲覧可能番組表と録画可能番組表とが同一である場合(ステップS104でNO)には、録画装置設置場所において録画可能であるため、表示部105は、「録画可能」のアイコンを携帯端末1205で現在視聴されている画面上に表示する(ステップS106)。図4は、番組が視聴されている画面の表示例を示す図である。図4では、ユーザが現在いる東京において、放送されているゴルフ番組が、録画装置設置場所(大阪)においても、放送されている番組であるため、「録画可能」のアイコンが表示されている。なお、ユーザは、録画装置に対して、例えばネットワークを介して録画設定が可能であるものとしている。
一方、現在視聴されている番組が録画装置の設置されている場所(大阪)で放送されていない場合(ステップS105でNO)には、録画装置設置場所において録画できないため、表示部105は、「録画不可」のアイコンを携帯端末1205で現在視聴されている画面上に表示する(ステップS107)。
以上のように、取得した閲覧可能番組表および録画可能番組表を比較して、現在視聴している番組が録画装置設置場所においても放送されているか否かを判定し、録画可否のアイコンを画面上に表示しているので、ユーザは、現在視聴している番組がネットワークを介して録画設定できるか否かを、一目で判定することが可能になる。さらに、ユーザが録画予約の設定要求を行った場合には、ネットワークを介して家庭内録画装置において所望の設定を行うことができる。
なお、本実施の形態では、携帯電話のハードウエアを利用した視聴端末の例で述べたが、一般的なPDA等のネットワークに接続される端末ならば、本実施の形態は実現できる。
また、現在視聴されている番組が録画装置の設置されている場所でも放送されているか否かの判定処理(ステップS105)における判定に、番組に固有に付与されているIDを用いてもよい。このIDは、放送される各番組に対して付与されるIDであり、放送内容が異なると、異なるIDが付与されるものである。なお、このようなIDが付与されていない場合には、番組の放送時間や番組のタイトル、出演者に対するマッチングを行うことで実現することが可能となる。
また、本実施の形態で説明した視聴支援装置の構成は、携帯端末1205に内蔵されるプログラムにより実現することも可能である。また、携帯端末1205にはユーザとのインタフェースだけを実装し、例えば電子番組表サーバ1204等のサーバ装置に視聴支援装置の構成を備えても構わない。
(実施の形態2)
実施の形態1の変形例について説明する。実施の形態1においては、携帯電話にデジタル放送を受信する回路が内蔵されており、携帯電話においてデジタル放送を受信し視聴する場合について説明した。本実施の形態では、携帯電話にはデジタルテレビのチャンネルや画面を操作するリモコン機能を有しているものとする。
図5は、本発明の実施の形態2に係る視聴支援装置の構成を示すブロック図である。なお、実施の形態1と同様の部分については同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。
視聴支援装置200は、実施の形態1の構成の表示部105に替えて番組表表示部203を備えている。また、録画装置位置取得部201および同一番組判定部202の動作が実施の形態1の動作とは相違する。
番組表表示部203は、同一番組判定部202により判定された番組の同一性に基づいて、閲覧可能番組表に、それぞれの番組が録画装置において録画可能であるか否かの情報を付加して表示する。
図6は本発明の実施の形態2に係る視聴支援装置が用いられるハードウエア構成の一例を示す構成図である。このシステムは、デジタル放送を受信するデジタルテレビ1601、デジタル放送をハードディスクに蓄積することができる録画装置であるハードディスクレコーダ1602、家庭内のネットワーク機器と家庭外のネットワークとを接続するホームゲートウエイ1603、電子番組表が蓄積されており外部のネットワークからアクセス可能な電子番組表サーバ1604、デジタル放送を受信し、視聴支援装置200を有するデジタルテレビ1605、およびデジタルテレビ1605をリモコン操作で操作できる携帯電話1606を備えている。
次に、上記のように構成された視聴支援装置200を有するデジタルテレビ1605で、ユーザが番組を視聴する際の動作について説明する。図7はデジタルテレビ1605でユーザが番組を視聴する際の動作の流れを示すフローチャートである。ここでは、例えば録画装置(ハードディスクレコーダ1602)が設置されている場所を大阪(自宅等)とし、デジタルテレビ1605はユーザが出張等で行った東京に設置されているものとする。
まず、閲覧可能番組表取得部103は、受信された放送波より現在位置における番組表である閲覧可能番組表を取得する(ステップS201)。ここでは、例えば図9に示すような閲覧可能番組表が取得されたものとする。
次に、録画装置位置取得部201は、ユーザによる録画装置設置場所の入力を受け付け、録画装置設置場所を取得する(ステップS202)。例えば、録画装置位置取得部201は、図8に示すようにデジタルテレビ1605の画面上に録画装置設置場所を入力する画面を表示し、ユーザによりプルダウンメニューで選択された場所を録画装置設置場所として取得する。なお、携帯電話1606等にあらかじめユーザの録画装置設置場所(居住地域と同一の場合が多い)を記録させておき、図8に示すような録画装置設置場所を入力する画面が表示された際に、携帯電話1606から地域を入力するように構成しても構わない。これにより、毎回プルダウンメニューで選択することなく、携帯電話1606のボタン一つで居住地域を設定することが可能になる。
録画可能番組表取得部102は、例えばネットワークを介して電子番組表サーバ1204へアクセスすることによって、録画装置位置取得部201によって取得された録画装置設置場所(大阪)における番組表である録画可能番組表を取得する(ステップS203)。ここでは、例えば図10に示すような録画可能番組表が取得されたものとする。
次に、同一番組判定部202は、閲覧可能番組表と録画可能番組表とを比較し、同一番組を判定する(ステップS204)。例えば、図9に示す閲覧可能番組表(東京地域)では、「Tテレビ」において12:45から「おまかせバンザイ」という番組を放送予定であるのに対して、図10に示す録画可能番組表(大阪地域)では、「Tテレビ」において映画「魔法の宅配便」が放送される予定である。また、図9に示す閲覧可能番組表では、「Fテレビ」において12:05から「新婚さん」という番組を放送予定であるのに対して、図10に示す録画可能番組表では、「Fテレビ」において「駐在さん」という番組が放送される予定である。図9および図10に示す例では、「おまかせバンザイ」および「新婚さん」という番組以外は同一番組であるので、同一番組判定部202は、「おまかせバンザイ」および「新婚さん」という番組以外の番組を、同一番組と判定することになる。このような場合、例えばユーザが東京地域で視聴した番組表において、「おまかせバンザイ」または「新婚さん」という番組を録画しようと録画装置(ハードディスクレコーダ1602)に対して遠隔録画設定を行ったとしても、大阪地域(録画装置が設置された場所)では放送されないため、録画することができないことになる。
次に、番組表表示部203は、閲覧可能番組表に、同一番組判定部202により判定された同一番組に対して、録画装置において録画可能であることを示すマークを付加し、図11に示すような番組表として表示する(ステップS205)。図11に示す例では、「おまかせバンザイ」および「新婚さん」という番組以外にはマークが付加され、例えば携帯電話等で予約コードを入力することにより録画装置において番組の遠隔録画が可能であることを示している。一方、マークが付加されていない番組については、現地(東京)での視聴だけが可能であることを示している。
以上のように、取得した閲覧可能番組表および録画可能番組表を比較して同一番組を判定し、録画装置において録画可能であることを示すマーク付加した番組表に表示しているので、ユーザは、現在位置で放送予定の番組がネットワークを介して録画設定できるか否かを、一目で判定することが可能になる。
なお、本実施の形態では、番組表表示部203はマーク付加した番組表を表示しているが、これに限られるものではない。例えば、ユーザから番組表の選択指示を受け付ける選択受付部を設け、番組表表示部203は、ユーザから選択指示により録画可能番組表、閲覧可能番組表、マーク付加した番組表のいずれかを表示するようにしても構わない。
(実施の形態3)
上記実施の形態1、2において、同一番組判定部104、202は、閲覧可能番組表と録画可能番組表とを比較し、同一番組を判定することで、遠隔地において現在閲覧している番組が録画可能か否かを判定している。しかしながら、取得される閲覧可能番組表と録画可能番組表での表示内容が必ずしも同一であるとは限らない。番組内容を提供する画面の大きさによっては、省略語が用いられたりもする。例えば、「日本プロ野球ニュース速報」という番組の場合、「プロ野球N」等の省略語が用いられる場合もある。ところが、番組の時間の長さについては、同一の場合が多い。そこで、本実施の形態では、番組の放送時間の情報と番組情報のテキストの情報をもとに番組の同一性を判定する場合について、説明する。
図12は、同一番組判定部の詳細な構成を示すブロック図である。
同一番組判定部は、閲覧可能番組表と録画可能番組表に基づいて、各番組の同一性を判定するものであり、図12に示すように放映時間抽出部1041、検索部1042、テキスト情報抽出部1043、番組情報記憶部1044、一致度計算部1045、および判定部1046を備えている。
放映時間抽出部1041は、閲覧可能番組表取得部103で取得された閲覧可能番組表から対象番組の放映される開始時刻、終了時刻、および放映時間を抽出する。例えば、対象番組が19:00から開始され、19:30に終了し、放映時間は30分であるという情報を抽出する。
検索部1042は、録画可能番組表取得部102で取得された録画可能番組表を、対象番組の開始時刻、終了時刻、および放映時間を用いて検索し、同じ開始時刻、終了時刻、および放映時間である番組があれば、その番組のタイトルや出演者、副題、番組内容等を示すテキスト情報を抽出する。さらに、検索部1042は、同じ開始時刻、終了時刻、および放映時間である番組がなければ、録画可能番組表を対象番組の放映時間を用いて検索し、同じ放映時間である番組のテキスト情報を抽出する。
テキスト情報抽出部1043は、閲覧可能番組表取得部103で取得された閲覧可能番組表から対象番組のタイトルや出演者、副題、番組内容を示すテキスト情報を抽出する。番組情報記憶部1044は、検索部1042で抽出されたテキスト情報を記憶する。例えば、対象番組の放映時間が30分であれば、30分の放映時間の番組の集合が検索結果として記憶される。
一致度計算部1045は、対象番組と番組情報記憶部1044に記憶されている番組との間の一致度を計算する。すなわち、一致度計算部1045は、テキスト情報抽出部1043で抽出された対象番組のテキスト情報と、番組情報記憶部1044に記憶されている番組のテキスト情報との比較を行い、番組の一致度を計算する。例えば、図13に示すように、番組のテキスト情報に対して、例えば、タイトル、内容、出演者等の情報に分離し、各情報に対して、形態素解析等の文章処理を行い、文字間での一致度、または、単語間での一致度を計算する。ここで、図13に示す番組のテキスト情報801は、内容が詳しく記載された例であり、番組のテキスト情報802、803は、内容が省略されて記載された例である。例えば、番組のテキスト情報802のように出演者の一部の情報だけが記載されていたり、番組のテキスト情報803のように「ニュース」というキーワードが「N」だけで表現されていたりする番組がある。このように、出演者の一部の情報だけが記載され、これが詳しく記載された番組のテキスト情報と一致した場合や、タイトルが部分的に一致している場合等は一致度が高いものとして算出する。
判定部1046は、一致度計算部1045で計算された番組間の一致度が所定の閾値以上であるか否かを判定し、所定の閾値以上であれば同一番組であると判定する。
次に、このように構成された同一番組判定部の動作について説明する。図14は同一番組判定部の動作の流れを示すフローチャートである。
放映時間抽出部1041は、閲覧可能番組表から対象番組の放映される開始時刻、終了時刻、および放映時間を抽出する(ステップS601)。次に、検索部1042は、録画可能番組表に、対象番組と同じ開始時刻、終了時刻、および放映時間である番組があるか否かを判定する(ステップS602)。ここで、同じ開始時刻、終了時刻、および放映時間である番組があれば(ステップS602でYES)、その番組のタイトルや出演者、副題、番組内容等を示すテキスト情報を抽出し、番組情報記憶部1044に記憶する(ステップS603)。次に、テキスト情報抽出部1043は、閲覧可能番組表から対象番組のタイトルや出演者、副題、番組内容を示すテキスト情報を抽出する(ステップS604)。
一方、検索部1042における上記判定(ステップS602)の結果、同じ開始時刻、終了時刻、および放映時間である番組がなければ(ステップS602でNO)、検索部1042は、録画可能番組表を対象番組の放映時間を用いて検索し、同じ放映時間である番組があるか否かを判定する(ステップS609)。ここで、同じ放映時間である番組があれば(ステップS609でYES)、その番組のタイトルや出演者、副題、番組内容等を示すテキスト情報を抽出し、番組情報記憶部1044に記憶する(ステップS610)。
次に、一致度計算部1045は、テキスト情報抽出部1043で抽出された対象番組のテキスト情報と、番組情報記憶部1044に記憶されている番組のテキスト情報との比較を行い、番組間の一致度を計算する(ステップS605)。そして、判定部1046は、一致度計算部1045で計算された番組間の一致度が所定の閾値以上であるか否かを判定する(ステップS606)。この結果、一致度が所定の閾値以上であれば(ステップS606でYES)、判定部1046は、対象番組が録画装置設置場所においても放映されていると判定する(ステップS607)。
また、検索部1042における上記判定(ステップS608)の結果、同じ放映時間である番組がなければ(ステップS608でNO)、判定部1046は、対象番組が録画装置設置場所において放映されていないと判定する(ステップS611)。
なお、実施の形態2においては、同一番組判定部は閲覧可能番組表の各番組について上記の動作を繰り返すことになる。
以上のようにして、番組の放映時間の情報と、番組のタイトル、副題、出演者等の番組表に記載されたテキスト情報を利用して同一番組か否かを判定することが可能になる。
なお、ドラマ等で同じタイトルであるが、放送の回数が異なることにより、番組の内容が異なる場合がある。この場合には、過去の番組表を参照し、何回目の放送であるかを判定することで、同一番組であるかどうかを判定することも必要となる。また、逆に、将来の番組表が配信されている場合には、最終回までの番組の放送回数を用いて、同一の番組か否かを判定してもよい。
すなわち、対象とする番組が放送されている間隔を検出し、その間隔を基に前回放送されている時間を推定し、その時間に放送されていた場合には、さらに、その回の前に放送されていたかを検出し、検出されなかった場合には、その回が最初の放送日と判断し、対象とする番組の放送回数を算出する放送回数算出部により同一番組であるか否かを判定する。具体的に、ある番組が放送されている回数を算出する方法について述べる。例えば、「番組A」が放送されている回数を算出する場合について述べる。配信された過去の番組表において、「番組A」を検索した場合、「番組A」が放送されて終了し、さらに次に、「番組A」の放送があったときまでの放送回数を算出してしまう。これによると、過去に「番組A」が放送されたすべての回数が算出され、今回のクールでの「番組A」の回数とならない。そこで、はじめに、対象としている「番組A」が毎週放送されている番組であるか、毎日放送されている番組であるか、という「番組A」の放送間隔を算出する。次に、その放送間隔で放送されていると仮定し、毎日放送されている場合には、前回放送された時間帯において放送されているか否かを検索する。一般に、毎日放送されている番組に関しては、平日のみ毎日放送されている番組と、休日も含めて毎日放送されている番組がある。そこで、毎日放送されている番組に関しては、平日のみの番組か休日も含めての毎日の番組かを区別して、前回放送されていると予想される時間帯を検索する。前回放送されていると予想される時間帯に放送されていた場合には、同様に、さらに前回放送されていると予想される時間帯で放送されているか否かを検索する。この繰り返しにより、前回、放送されていると予想される時間帯に放送されていなかった場合には、その回が放送の初回であると判断し、その回から、現在までの放送回数で、「番組A」の放送回数を算出する。
また、ニュースや天気予報等の、頻繁にある番組の場合には、アイコン等で番組の内容が提供される場合もある。そこで、アイコンとその内容をテキスト情報での対応付けを蓄積しているアイコン内容蓄積部を備えることで、一方の番組表の内容がアイコンで表現されている場合においても、番組の対応関係を判定することが可能になる。
(実施の形態4)
上記実施の形態1、2において、閲覧可能な番組表を取得したときに、録画装置が設置されている録画装置設置場所の番組表を取得し、各番組の一致度を計算することで、同一番組か否かを判定している。しかしながら、携帯電話を保有するユーザが旅行先において番組を閲覧しているときに、録画装置が設置されている場所における番組表を取得しなくても、ユーザは普段、録画装置が設置されている自宅等で生活し、その場所においても、番組表を取得していることが多い。また、番組表は、現在放映されている番組だけでなく、将来、放送される番組情報も番組コンテンツに多重化されて配信されていることが多い。
そこで、本実施の形態では、自宅等(録画装置が設置されている場所)で受信した番組表を携帯端末に蓄積しておき、例えば旅行先で番組表を受信して録画可能な番組表と比較するときに、すでに蓄積されている番組表を用いる場合について説明する。
図15は、本発明の実施の形態4に係る視聴支援装置の構成を示すブロック図である。なお、実施の形態1と同様の部分については同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。
視聴支援装置110は、ユーザの番組の視聴を支援する装置であり、図15に示すように録画可能番組表記憶部111、閲覧可能番組表記憶部112、録画可能番組表更新部113、対応番組表判定部114、対応番組表取得部115、同一番組判定部104、および表示部105を備えている。
録画可能番組表記憶部111は、録画可能番組表を記憶する。閲覧可能番組表記憶部112は、閲覧可能番組表を記憶する。
録画可能番組表更新部113は、録画装置設置場所において新しい番組表を取得すると、取得した番組表を録画可能番組表記憶部111へ記憶する。特に、将来、放映される番組表を取得、記憶する。携帯電話等で放送コンテンツを取得し閲覧した場合には、同時に多重化されて放映されている番組表に関する情報を、ユーザの閲覧の有無に関わらず取得し、記憶する。また、録画可能番組表更新部113は、録画装置設置場所以外の番組表を取得すると、閲覧可能番組表記憶部112へ記憶する。
対応番組表判定部114は、録画可能番組表更新部113により録画装置設置場所以外の番組表を取得されると、閲覧可能番組表記憶部112に記憶されるこの番組表に対応する録画装置設置場所における番組表(例えば、同一性の判定を行う番組が含まれる日や時間帯等の番組表:以下、対応番組表という)が、すでに録画可能番組表記憶部111に記憶されているか否かを判定する。
対応番組表取得部115は、対応番組表判定部114で対応番組表が記憶されていないと判定された場合、ネットワーク等を介して録画装置設置場所で放映される番組表を取得する。なお、対応番組表判定部114で対応番組表が記憶されていると判定された場合には、対応番組表取得部115は、新たに番組表を取得しない。
同一番組判定部104は、対応番組表が記憶されている場合には、閲覧可能番組表記憶部112に記憶された番組表と、録画可能番組表記憶部111に記憶された録画可能番組表とを用いて、上記実施の形態と同様に同一番組か否かを判定する。一方、対応番組表が記憶されていない場合には、同一番組判定部104は、閲覧可能番組表記憶部112に記憶された番組表と、対応番組表取得部115で取得された録画可能番組表とを用いて、上記実施の形態と同様に同一番組か否かを判定する。
次に、上記のように構成された視聴支援装置110における同一番組判定の動作について説明する。図16はこの視聴支援装置110における同一番組判定の動作の流れを示すフローチャートである。
まず、録画可能番組表更新部113は、受信された放送波より現在位置における番組表を取得する(ステップS701)。次に、録画可能番組表更新部113は、放送済みの番組の情報を録画可能番組表記憶部111に記憶された番組表から消去する(ステップS702)。次に、録画可能番組表更新部113は、取得した番組表が録画装置設置場所以外の番組表であるか否かを判定する(ステップS703)。この結果、取得した番組表が録画装置設置場所以外の番組表でない場合(ステップS703でNO)には、録画可能番組表更新部113は、取得した番組表を録画可能番組表記憶部111へ記憶し、上記動作を繰り返す(ステップS703→ステップS701)。なお、ここでは録画装置設置場所は、あらかじめ設定されているものとする。
一方、取得した番組表が録画装置設置場所以外の番組表である場合(ステップS703でYES)、録画可能番組表更新部113は、取得した番組表を閲覧可能番組表記憶部112へ記憶する。そして対応番組表判定部114は、取得された番組表に対応する録画装置設置場所における番組表が、すでに録画可能番組表記憶部111に記憶されているか否かを判定する(ステップS704)。ここで、対応番組表がすでに記憶されている場合(ステップS704でYES)には、同一番組判定部104は、閲覧可能番組表記憶部112に記憶されている番組表および録画可能番組表記憶部111に記憶されている番組表を用いて同一番組の判定を行う(ステップS705)。一方、対応番組表が記憶されていない場合(ステップS704でNO)には、対応番組表取得部115は、ネットワーク等を介して録画装置設置場所で放映される番組表を取得する(ステップS706)。そして、同一番組判定部104は、閲覧可能番組表記憶部112に記憶されている番組表および対応番組表取得部115で取得された番組表を用いて同一番組の判定を行う(ステップS705)。
以上のように、録画装置設置場所の番組表がすでに記憶されている場合には、新たに番組表を取得することなく、遠隔録画が可能か否かを判定することが可能になる。また、もし録画装置設置場所の番組表が記憶されていなくても、新たに、ネットワークを介して録画装置設置場所で放映されている番組表を取得するので、遠隔録画が可能か否かを判定することが可能になる。
(実施の形態5)
番組表の情報は、多数の業者が配信することがあり、地域によっても異なる場合がある。その場合、同一の番組であっても、異なる表現で番組表が提供されることが多い。そこで、本実施の形態では、録画装置が設置されている場所での番組表の提供元と、閲覧可能(現在位置)である番組表の提供元が異なる場合に、提供元が同じ番組表を取得して、同一番組の判定に用いる場合について説明する。
図17は、本発明の実施の形態5に係る視聴支援装置の構成を示すブロック図である。なお、実施の形態1と同様の部分については同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。また、視聴支援装置が用いられるハードウエア構成についても図2に示す実施の形態1と同じであるものとする。
視聴支援装置120は、ユーザの番組の視聴を支援する装置であり、図17に示すように録画可能番組表取得部102、閲覧可能番組表取得部103、提供元検出部121、番組表取得部122、同一番組判定部104、および表示部105を備えている。
提供元検出部121は、閲覧可能番組表取得部103により取得された閲覧可能番組表および録画可能番組表取得部102により取得された録画可能番組表の提供元を検出し、それぞれの提供元が同じであるか否かを判定する。
番組表取得部122は、閲覧可能番組表および録画可能番組表の提供元が同じでない場合、録画装置設置場所と現在位置との両方で番組表を提供している提供元の番組表を取得する。
次に、上記のように構成された視聴支援装置120における同一番組判定の動作について説明する。図18はこの視聴支援装置120における同一番組判定の動作の流れを示すフローチャートである。
まず、閲覧可能番組表取得部103は、受信された放送波より現在位置における番組表である閲覧可能番組表を取得する(ステップS801)。次に、録画可能番組表取得部102は、例えばネットワークを介して電子番組表サーバ1204へアクセスすることによって、録画装置設置場所における番組表である録画可能番組表を取得する(ステップS802)。なお、ここでは録画装置設置場所は、あらかじめ設定されているものとする。
提供元検出部121は、閲覧可能番組表および録画可能番組表の提供元を検出し、それぞれの提供元が同じであるか否かを判定する(ステップS803)。この結果、閲覧可能番組表および録画可能番組表の提供元が同じである場合(ステップS803でYES)、同一番組判定部104は、この閲覧可能番組表および録画可能番組表を用いて同一番組の判定を行う(ステップS804)。一方、閲覧可能番組表および録画可能番組表の提供元が同じでない場合(ステップS803でNO)、番組表取得部122は、例えばネットワークを介して電子番組表サーバ1204へアクセスすることによって、録画装置設置場所と現在位置との両方で番組表を提供している提供元を検索し、録画装置設置場所と現在位置とにおけるこの提供元の番組表を取得する(ステップS805)。そして、同一番組判定部104は、番組表取得部122で取得された提供元が同じである閲覧可能番組表および録画可能番組表を用いて同一番組の判定を行う(ステップS804)。
以上のように、閲覧可能番組表および録画可能番組表の提供元が異なる場合に、提供元が同じ番組表を取得して、同一番組の判定に用いているので、同一番組であるのに、配信業者によって、番組の表現が異なることを防止することが可能になり、より精度の高い同一番組の判定を行うことが可能になる。
なお、上記各実施の形態では、「録画可能」等のアイコンや録画可能であることを示すマーク等を表示しているが、これに限られるものではない。例えば、図19(a)に示すように、同一番組に対して、録画装置設置場所と現在位置とにおいて配信されている言語が異なる場合には、録画可能番組表からその番組が配信される言語を抽出し、図19(b)に示すように、録画装置が設置されている場所での言語を表示しても構わない。これによって、配信される言語に応じて録画するか否かをユーザに選択させることが可能になる。
(実施の形態6)
近年、ハードディスク等の低価格化によりテレビ等の視聴履歴が容易に蓄積できるようになってきている。そこで、ユーザの日常生活における視聴履歴から、ユーザの嗜好を抽出し、番組情報を基に視聴しそうな番組を推薦することが可能になってきている。さらに、通信機器のハードウエアの小型化により、どこでも放送コンテンツを視聴できるような環境も整いつつある。そこで、旅行先等で、普段の視聴履歴から得られたユーザの嗜好を利用して番組推薦を行ったとしても、日常と同様の嗜好を基に番組が選択されるため、旅行先でしか視聴できない番組を推薦してもらえることがない。
そこで、本実施の形態では、旅行等で居住地域から離れた場所で番組を視聴する場合には、旅先でしか視聴できない番組を優先的に推薦する装置を提供するものである。
図20は、本発明の実施の形態6に係る視聴支援装置の構成を示すブロック図である。
視聴支援装置300は、ユーザの番組の視聴を支援する装置であり、視聴履歴蓄積部301、番組表取得部302、嗜好情報抽出部303、居住地域番組表蓄積部304、閲覧可能番組表蓄積部305、および番組推薦部306を備えている。
視聴履歴蓄積部301は、番組の視聴履歴を取得し、蓄積する。番組表取得部302は、放送コンテンツの番組表および番組に関する番組情報を受信し、取得する。嗜好情報抽出部303は、視聴履歴蓄積部301により蓄積された視聴履歴と視聴された番組の番組情報からユーザの嗜好情報を抽出する。居住地域番組表蓄積部304は、番組表取得部302により取得されたユーザが普段生活している居住地域で放送されている番組表(以下、居住地域番組表という)を蓄積する。閲覧可能番組表蓄積部305は、番組表取得部302により取得された現在の地域で視聴が可能な番組表(以下、閲覧可能番組表という)を蓄積する。番組推薦部306は、閲覧可能番組表の中の番組で居住地域番組表に含まれていない番組を優先してユーザの嗜好情報に基づいて番組を選択する。
図21は本発明の実施の形態6に係る視聴支援装置が用いられるハードウエア構成の一例を示す構成図である。このシステムは、デジタル放送を受信するデジタルテレビ2201、デジタル放送をハードディスクに蓄積することができるハードディスクレコーダ2202、家庭内のネットワーク機器と家庭外のネットワークとを接続するホームゲートウエイ2203、およびデジタル放送を受信し視聴できる、視聴支援装置300を有する携帯電話2204を備えている。
次に、上記のように構成された視聴支援装置300を有する携帯電話2204を用いて、ユーザが番組を視聴する際の動作について説明する。図22は携帯電話2204でユーザが番組を視聴する際の動作の流れを示すフローチャートである。
視聴履歴蓄積部301は、視聴が開始および終了された日時に関する情報と、視聴されたチャンネルに関する情報と、番組表取得部302により取得された番組情報中のテーマの情報とを視聴履歴として蓄積する(ステップS301)。なお、ここでは、番組を配信するサービス事業者から配信される番組情報には、サービス事業者によりあらかじめ設定された各番組のテーマが含まれているものとする。
嗜好情報抽出部303は、視聴履歴があらかじめ設定された視聴時間(例えば、40時間等)だけ蓄積されたか否かを判断する(ステップS302)。ここで、設定された視聴時間に満たない場合(ステップS302でNO)には、ユーザによる番組の視聴と視聴履歴蓄積部301による視聴履歴の蓄積を繰り返す。
一方、設定された視聴時間を超えた場合(ステップS302でYES)には、その視聴履歴からユーザの嗜好を抽出できると判断し、嗜好情報抽出部303は、視聴した履歴の統計情報から、ユーザの嗜好を抽出する(ステップS303)。すなわち、嗜好情報抽出部303は、視聴履歴蓄積部301により蓄積された視聴履歴より、例えば図23に示すようにテーマごとの視聴時間の合計を算出する。図23に示す例では、このユーザは視聴履歴からスポーツ番組を好んで視聴していることがわかる。なお、本実施の形態では、放送される番組にあらかじめテーマに関する情報が付加されているものとしたが、番組の内容のテキスト情報から自然言語処理手法等を利用して特徴的なキーワードを抽出してもよい。
番組表取得部302は、居住地域番組表を取得し、居住地域番組表蓄積部304へ蓄積する(ステップS304)。ここでは、例えば1ヶ月先までの居住地域番組表を取得し、蓄積しているものとする。なお、この居住地域番組表の取得および蓄積については、ユーザが居住地域にいる際に行われるものとする。
番組表取得部302は、現在位置での閲覧可能番組表を取得し、閲覧可能番組表蓄積部305へ蓄積する(ステップS305)。
番組推薦部306は、居住地域番組表と閲覧可能番組表とを比較し、同じであるか否かを判定する(ステップS306)。この判定の結果、居住地域番組表と閲覧可能番組表とが異なる場合(ステップS306でNO)には、番組推薦部306は、閲覧可能番組表の番組で居住地域番組表に含まれていない番組を選択し、それらの番組の中から、嗜好情報抽出部303により抽出されたユーザの嗜好情報に合う番組を推薦番組として、例えば図24に示すように表示し、推薦を行う(ステップS307)。例えば、ユーザの現在位置が居住地域から遠隔地である場合等に、居住地域番組表と閲覧可能番組表とが異なることになる。すなわち、ユーザが現在いる地域では放送されているが、ユーザの居住地域で放送されていない番組を優先して推薦を行う。
一方、この判定の結果、居住地域番組表と閲覧可能番組表とが同じ場合(ステップS306でYES)には、番組推薦部306は、閲覧可能番組表の番組の中から、ユーザの嗜好情報にあった番組を推薦番組として推薦する(ステップS308)。
以上のように、旅先や出張先など、ユーザの生活エリア外でしか放送されていない番組を重点的に推薦することができ、移動先でしか視聴できない番組を見逃すことをなくすことが可能になる。
(実施の形態7)
携帯電話で視聴する番組を録画する場合、携帯電話は持ち歩かれるため電波状態が安定して受信できず、鮮明に番組を録画することは難しい。また、携帯電話で視聴中の放送を遠隔操作により家庭内録画装置で録画しようとしても、すぐに録画することができない。そこで、本実施の形態では、携帯電話と家庭内録画装置とで連携して番組を録画するシステムについて説明する。
図25は、本発明の実施の形態7に係る番組録画システムの構成を示すブロック図である。
番組録画システムは、2つの録画装置で連携して番組の録画を行うシステムであり、第1の録画装置400と、第1の録画装置400とネットワークを介して接続される第2の録画装置500とを備えている。
第1の録画装置400は、例えば携帯電話等の装置であり、第1の番組受信部401、第1の番組録画部402、録画指示送信部403、および録画情報受信部404を備えている。一方、第2の録画装置500は、例えば家庭内に設けられる録画装置であり、第2の番組受信部501、第2の番組録画部502、録画指示受信部503、および録画情報送信部504を備えている。
第1の番組受信部401は、放送されている番組を受信する。第1の番組録画部402は、第1の番組受信部401で受信された番組を録画する。録画指示送信部403は、第1の番組録画部402で録画されている番組の録画指示を第2の録画装置500へ送信する。録画情報受信部404は、第2の録画装置500から送信された、録画が開始された時刻と録画IDを含む録画情報を受信する。
録画指示受信部503は、第1の録画装置400から送信された、番組の録画指示を受信する。第2の番組受信部501は、放送されている番組を受信する。第2の番組録画部502は、第1の録画装置400から録画指示された番組を特定するための録画IDを生成し、録画指示された番組を録画IDに対応付けて録画する。録画情報送信部504は、第2の番組録画部502で録画が開始された時刻と生成された録画IDを含む録画情報を第1の録画装置400へ送信する。
図26は本発明の実施の形態7に係る番組録画システムが用いられるハードウエア構成の一例を示す構成図である。このシステムは、デジタル放送を受信するデジタルテレビ2701、デジタル放送をハードディスクに蓄積することができる第2の録画装置500であるハードディスクレコーダ2702、家庭内のネットワーク機器と家庭外のネットワークとを接続するホームゲートウエイ2703、デジタル放送を受信し、視聴できる第1の録画装置400である携帯電話2704、および放送等のコンテンツを蓄積可能な番組蓄積半導体メディア2705を備えている。
次に、上記のように構成された番組録画システムの第1の録画装置400である携帯電話2704で視聴している番組を録画する際の動作について説明する。図27は番組録画システムで番組を録画する際の動作の流れを示すフローチャートである。
ここでは、ユーザが、例えば図28に示すように携帯電話2704でスポーツ番組を視聴しているときに、その番組を繰り返し視聴、または保存用に蓄積しようと思い、番組を録画する指示を携帯電話2704に対して与えるものとする。
第1の録画装置400(携帯電話2704)において、ユーザによって視聴されている番組の録画要求が行われる(ステップS401)と、第1の番組録画部402は、録画要求が行われた番組の録画を開始する(ステップS402)。ここでは、第1の番組録画部402は、携帯電話2704に装着されている番組蓄積半導体メディア2705に番組を記憶するものとする。また、第1の番組録画部402は、同時に、例えば図29に示すようにファイル名(例えば「001.mpg」等)と、録画を開始した時刻(例えば「9時8分10秒」等)、タイトル(例えば「スポーツばんざい」等)等の情報を記憶する。
同時に、録画指示送信部403は、録画要求が行われた番組の録画指示をネットワークおよびホームゲートウエイを介して第2の録画装置500へ送信する(ステップS403)。このとき、録画指示送信部403は、録画指示に録画要求が行われた番組のチャンネル情報を含めて送信する。
第2の録画装置500(ハードディスクレコーダ2702)の録画指示受信部503は、第1の録画装置400から送信された録画指示を受信する(ステップS404)。そして、録画指示受信部503は、チャンネル情報を第2の番組受信部501へ、録画指示を第2の番組録画部502へ通知する。
第2の番組受信部501は、通知されたチャンネルの放送を受信する。第2の番組録画部502は、録画指示された番組を特定するための録画IDを生成する(ステップS405)。そして、第2の番組録画部502は、録画IDに対応付けて、第2の番組受信部501で受信された番組の録画を開始する(ステップS405)。図30は第2の録画装置500に録画された番組の録画情報の一例を示す図である。図30に示す例では、録画情報として、録画ID、録画日、録画開始時刻、タイトル、録画設定元の情報が蓄積されている。また、録画設定元には、直接録画要求、予約録画、携帯電話で録画設定等の情報が蓄積される。
次に、録画情報送信部504は、録画IDおよび録画開始時刻を録画情報として第1の録画装置400へ送信する(ステップS407)。これにより、第2の録画装置500で録画が始まったことを第1の録画装置400へ知らせることになる。
第1の録画装置400の録画情報受信部404は、第2の録画装置500から送信された、録画が開始された時刻と録画IDを含む録画情報を受信し、第1の番組録画部402へ通知する(ステップS408)。ここで、録画指示された番組が図30に示す「スポーツばんざい」であれば、録画IDとして「12」を受信することになる。
第1の番組録画部402は、録画IDが通知されると例えば図32に示すようなメッセージを表示し、録画中の番組の録画を終了する(ステップS409)。このとき、第1の番組録画部402は、録画を終了した番組に録画IDを対応付けて記憶する。これにより、番組蓄積半導体メディア2705には、例えば図29に示すように、ファイル名、録画開始時刻、タイトル等の情報に加えて、録画ID(例えば、「12」等)、録画終了時刻(例えば「9時10分13秒」等)の情報が蓄積されることになる。
以上のように、第1の録画装置400(携帯電話2704)で番組の録画要求が行われた段階で、第1の録画装置400での録画を開始し、第2の録画装置500(ハードディスクレコーダ2702)での録画開始が実行されるまでは、第1の録画装置400での録画を継続する。そして、第2の録画装置500での録画が開始された時点で、第1の録画装置400の録画を終了させている。よって、第1の録画装置400においてユーザが現在視聴している番組を、第1の録画装置400で録画開始し、さらに、第2の録画装置500へ録画指示することができ、ユーザは希望する番組を安定した受信状態が望める第2の録画装置500で簡単に録画することが可能になる。
また、電波状態が安定しない場合だけに限られず、例えば電池の残量が少なくなった場合やメモリの容量が少なくなった場合等にも有効である。
また、第2の録画装置500は、インタフェースに第1の録画装置400で録画された半導体メモリが挿入されることにより、第1の録画装置400で録画された番組を取得し、この番組と第2の番組録画部502で録画した番組とを結合することが可能である。このとき、録画IDに基づいて、第1の録画装置400で録画された番組の続きが、第2の番組録画部502で録画されたどの番組であるかを判定し、結合することができる。これにより、第1の録画装置400および第2の番組録画部502で別々に部分録画された番組を例えば図31に示すように1つの番組として認識することができる。
また、本実施の形態では、第2の録画装置500のインタフェースに第1の録画装置400で録画された半導体メモリが挿入されることにより、第1の録画装置400で録画された番組と、第2の録画装置500で録画した番組とを結合させ、連続的に視聴できるものとした。しかしながら、第1の録画装置400と第2の録画装置500との間で充分な帯域が確保できれば、第2の録画装置500で録画完了した番組を第1の録画装置400に配信することで、第1の録画装置400において番組を結合して再生することが可能になる。これにより、ユーザはあたかも第1の録画装置400の操作だけで、番組が第1の録画装置400で録画でき、しかも、第2の録画装置500で番組を録画しているため、第1の録画装置400の電池を消耗することなく、さらに、家庭内の固定されたアンテナで番組を受信していることにより、鮮明な画像で録画することができる。
また、本実施の形態では、第1の録画装置400での録画指示があってから第2の録画装置500との通信を行ったが、第1の録画装置400の番組閲覧操作が開始された時点で、第2の録画装置500との通信を行っても構わない。これにより、第1の録画装置400での録画指示があった場合には、即座に録画を開始することが可能になる。また、第1の録画装置400での番組閲覧が開始されたときに、第2の録画装置500において、番組の録画を開始しても構わない。これにより、第1の録画装置400からの録画指示があった場合に、既に放送が始まっている番組も連続的に録画することが可能になる。
(実施の形態8)
実施の形態7では、携帯電話と家庭内録画装置とで連携して番組を録画する場合について説明したが、本実施の形態では、さらに録画指示する番組が家庭内録画装置の設置されている場所で放映されているかを携帯電話において判定した上で、録画指示する場合について説明する。
図33は、本発明の実施の形態8に係る番組録画システムの構成を示すブロック図である。なお、実施の形態1および実施の形態7と同様の部分については同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。
本実施の形態の番組録画システムでは、第1の録画装置410は、実施の形態7の第1の録画装置400の構成に加えて、図33に示すように録画可能番組表取得部102、閲覧可能番組表取得部103、および同一番組判定部411を備えている。
同一番組判定部411は、閲覧可能番組表および録画可能番組表を比較し、第1の番組録画部402で録画されている番組と同一の番組が第2の録画装置500の設置されている場所で放映されているか否かを判定する。録画指示送信部412は、同一の番組が第2の録画装置500の設置されている場所で放映されていると判定された場合に、第1の番組録画部402で録画されている番組の録画指示を第2の録画装置500へ送信する。一方、同一の番組が第2の録画装置500の設置されている場所で放映されていないと判定した場合には、同一番組判定部411は、例えば「この番組は第2の録画装置500の設置されている場所では放映されていません」というようなメッセージを表示させる。
以上のように、第1の録画装置410で録画要求が行われた番組が第2の録画装置500の設置されている場所で放映されているか否かを判定した上で、録画指示を行っているので、第2の録画装置500において異なった番組が録画されるのを防止することができる。
(実施の形態9)
例えば、上記実施の形態7のような番組録画システムにおいて、第1の録画装置で録画した番組と、第2の録画装置で録画した番組は、録画装置が異なるため、音量等の大きさが異なることがある。異なる音量で録画コンテンツを結合すると、コンテンツの結合部分の前後において、再生するときに音量等を調整する必要がでる場合がある。そこで、本実施の形態においては、各録画装置で録画されたコンテンツの音量パワーを補正して結合する場合について説明する。
図34は、本発明の実施の形態9に係る番組録画システムにおける第2の録画装置の構成を示すブロック図である。なお、第1の録画装置の構成については、実施の形態7と同様であるので、説明を省略する。
第2の録画装置510は、例えば家庭内に設けられる録画装置であり、図34に示すように録画番組取得部511、録画番組蓄積部512、サンプリング動画抽出部513、音量パワー計測部514、音量パワー補正量計算部515、および録画番組結合部516を備えている。
録画番組取得部511は、例えば第1の録画装置400で番組が録画された半導体メモリより、第1の録画装置400で録画された番組(以下、第1の録画コンテンツという)を取得する。録画番組蓄積部512は、第1の録画装置400からの録画指示により録画された番組(以下、第2の録画コンテンツという)を蓄積している。サンプリング動画抽出部513は、録画番組取得部511により取得された第1の録画コンテンツと、録画番組蓄積部512に蓄積されている第2の録画コンテンツとにおいて共通する時間部分のコンテンツデータ(以下、サンプリング動画という)をそれぞれ抽出する。なお、第1の録画コンテンツと第2の録画コンテンツとには、所定の時間分のコンテンツデータが両方で録画されているものとする。
音量パワー計測部514は、サンプリング動画抽出部513で抽出されたサンプリング動画の音量パワーをそれぞれ計測する。図35は、音量パワー計測部で計測されたサンプリング動画の音量パワーの一例を示す図であり、(a)第1の録画コンテンツ、(b)第2の録画コンテンツ、の例を示す図である。図35(a)、(b)に示すように、第1の録画コンテンツと第2の録画コンテンツとでは波形は同じであるが振幅に差がある。
音量パワー補正量計算部515は、第1の録画コンテンツおよび第2の録画コンテンツのサンプリング動画における音量パワーの平均音量パワーを算出し、第1の録画コンテンツのサンプリング動画における音量パワーの平均音量パワーを第2の録画コンテンツのサンプリング動画における音量パワーの平均音量パワーに合わせるように音量パワーの補正量を計算する。なお、ここでは、第1の録画コンテンツの平均音量パワーを第2の録画コンテンツの平均音量パワーに合わせるように音量パワーの補正量を計算しているが、これに限られるものではない。例えば、逆に第2の録画コンテンツの平均音量パワーを第1の録画コンテンツの平均音量パワーに合わせるように音量パワーの補正量を計算してもよいし、また第1の録画コンテンツの平均音量パワーと第2の録画コンテンツの平均音量パワーとの中間の音量パワーに合わせるように音量パワーの補正量を計算しても構わない。
録画番組結合部516は、音量パワー補正量計算部515で計算された音量パワーの補正量に従って、第1の録画コンテンツに対して音量パワーの補正を行い、第1の録画コンテンツと第2の録画コンテンツとを結合する。
次に、上記のように構成された第2の録画装置510で第1の録画コンテンツと第2の録画コンテンツとを結合する場合の動作について説明する。図36はこの第2の録画装置510で第1の録画コンテンツと第2の録画コンテンツとを結合する場合の動作の流れを示すフローチャートである。
サンプリング動画抽出部513は、録画番組取得部511により取得された第1の録画コンテンツと、録画番組蓄積部512に蓄積されている第2の録画コンテンツからサンプリング動画をそれぞれ抽出する(ステップS901)。次に、音量パワー計測部514は、サンプリング動画抽出部513で抽出されたサンプリング動画の音量パワーをそれぞれ計測する(ステップS902)。次に、音量パワー補正量計算部515は、第1の録画コンテンツのサンプリング動画における音量パワーの平均音量パワーを第2の録画コンテンツのサンプリング動画における音量パワーの平均音量パワーに合わせるように音量パワーの補正量を計算する(ステップS903)。次に、録画番組結合部516は、音量パワーの補正量に従って、第1の録画コンテンツに対して音量パワーの補正を行い、第1の録画コンテンツと第2の録画コンテンツとを結合する(ステップS904)。
以上のように、同時刻に放映されている録画部分を利用して、各録画コンテンツの音量パワーを補正して結合しているので、再生するときに音量等を再調整する必要がない。
(実施の形態10)
例えば、上記実施の形態7のような番組録画システムにおいて、第1の録画装置で録画した番組と、第2の録画装置で録画した番組を単純に結合すると、その切り替わりの部分において画像のひずみ等が生じる可能性が高い。そこで、本実施の形態では、番組の切れ目を利用して録画コンテンツの結合を行う場合について説明する。
図37は、本発明の実施の形態10に係る番組録画システムにおける第2の録画装置の構成を示すブロック図である。なお、実施の形態9と同様の部分については同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。
第2の録画装置520は、例えば家庭内に設けられる録画装置であり、図37に示すように録画番組取得部511、録画番組蓄積部512、番組内容タグ抽出部521、番組シーン切替部分検出部522、および録画番組結合部523を備えている。
番組内容タグ抽出部521は、録画番組蓄積部512に蓄積されている第2の録画コンテンツから番組内容を示すタグ情報を抽出する。図38は、タグ情報の一例を示す図である。タグ情報には、図38に示すようにその番組の番組タイトルや、ある時間における番組内容等が記載されている。番組シーン切替部分検出部522は、番組内容タグ抽出部521により抽出されたタグ情報から、シーンの切り替わり部分を検出する。図39は、番組のシーンの構成の一例を示す図である。
録画番組結合部523は、録画番組取得部511により取得された第1の録画コンテンツと、録画番組蓄積部512に蓄積されている第2の録画コンテンツとにおいて共通する時間部分のうちで、番組シーン切替部分検出部522により検出された図38に示すようなシーンの切り替わり部分810で、第1の録画コンテンツと第2の録画コンテンツとを結合する。
以上のように、番組の切れ目を録画された番組のタグ情報により検出し、番組の切れ目を利用して、録画コンテンツの結合を行っているので、録画番組の見栄えのよい結合が可能になる。
(実施の形態11)
デジタル放送等の録画コンテンツにおいては、著作権保護の観点から録画コンテンツを他のメディアへコピーすることが制限されることが多い。そのため、例えば、上記実施の形態7のような番組録画システムにおいて、携帯電話で録画したコンテンツと、録画装置が設置されている自宅等で録画したコンテンツを結合することができない場合がある。そこで、本実施の形態では、他のメディアへコピーすることが制限されている場合であっても、コンテンツを結合することができる番組録画システムについて説明する。
図40は、本発明の実施の形態11に係る番組録画システムにおける第2の録画装置の構成を示すブロック図である。なお、実施の形態9と同様の部分については同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。
第2の録画装置530は、例えば家庭内に設けられる録画装置であり、図40に示すように録画番組取得部511、録画番組蓄積部512、番組結合キー判定部531、録画番組結合部532、および録画番組消去部533を備えている。
番組結合キー判定部531は、録画番組取得部511により取得された第1の録画コンテンツから結合キーを抽出し、抽出した結合キーが録画番組蓄積部512に蓄積されている第2の録画コンテンツにあるか否かを判定する。録画番組結合部532は、第1の録画コンテンツから抽出された結合キーが第2の録画コンテンツにある場合にのみ、第1の録画コンテンツと第2の録画コンテンツとを結合する。
録画番組消去部533は、録画番組結合部532により第1の録画コンテンツと第2の録画コンテンツとが結合された場合に、録画番組取得部511により第1の録画コンテンツが取得された例えば第1の録画装置400で番組が録画された半導体メモリより、第1の録画コンテンツを消去する。
次に、上記のように構成された第2の録画装置530で第1の録画コンテンツと第2の録画コンテンツとを結合する場合の動作について説明する。図41はこの第2の録画装置530で第1の録画コンテンツと第2の録画コンテンツとを結合する場合の動作の流れを示すフローチャートである。
番組結合キー判定部531は、録画番組取得部511により取得された第1の録画コンテンツから結合キーを抽出する(ステップS1001)。次に、番組結合キー判定部531は、抽出した結合キーが録画番組蓄積部512に蓄積されている第2の録画コンテンツにあるか否かを判定する(ステップS1002)。この結果、抽出した結合キーが第2の録画コンテンツにある場合(ステップS1002でYES)には、録画番組結合部532は、第1の録画コンテンツと第2の録画コンテンツとを結合する(ステップS1003)。そして、録画番組消去部533は、録画番組取得部511により第1の録画コンテンツが取得された例えば第1の録画装置400で番組が録画された半導体メモリより、第1の録画コンテンツを消去する(ステップS1004)。
一方、抽出した結合キーが第2の録画コンテンツにない場合(ステップS1002でNO)には、第1の録画コンテンツと第2の録画コンテンツとを結合できないことをユーザに通知する(ステップS1005)。
以上のように、第1の録画装置400で録画したコンテンツは、その結合キーをもつ録画コンテンツへのコピーを許諾することにより、本実施の形態で取得した録画番組の場合に限り番組の結合が可能になる。また、結合キーをもたないメディアへのコピーを禁止することで、録画コンテンツの不正コピーを防止することも可能になる。
(実施の形態12)
実施の形態7では、家庭内録画装置が携帯電話から録画要求がでたときには、録画できる状態である場合を説明した。しかしながら、一般に、家庭内録画装置は、家庭で利用するユーザが操作するため、携帯電話から録画要求を送信したとき、常に利用できる状態にあるとは限らない。そこで、本実施の形態では、携帯電話から録画要求が出された場合に、家庭内録画装置で録画できない状態にあるときには、携帯電話に対してそのことを知らせ、携帯電話で録画するようにする。さらに、家庭内録画装置で録画できる状態になった場合には、携帯電話で指定された番組を家庭内録画装置で録画し、携帯電話で録画することを中止する場合について説明する。
図42は、本発明の実施の形態12に係る番組録画システムの構成を示すブロック図である。なお、実施の形態7と同様の部分については同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。また、本実施の形態の番組録画システムが用いられるハードウエア構成は、図26に示す実施の形態7と同様であるため説明を省略する。
第2の録画装置700は、実施の形態7の構成に加えて録画可否判定部701を備えている。また、第1の録画装置600の録画情報受信部601および第1の番組録画部602と、第2の録画装置700の録画情報送信部702との動作が実施の形態7とは相違する。録画可否判定部701は、第1の録画装置600から録画指示された番組を第2の番組録画部502で録画できるか否かを判定する。
次に、上記のように構成された番組録画システムの第1の録画装置600である携帯電話2704で視聴している番組を録画する際の動作について説明する。図43は番組録画システムで番組を録画する際の動作の流れを示すフローチャートである。なお、実施の形態7と同様の動作については同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。
まず、ユーザによって視聴されている番組の録画要求(ステップS401)から第2の録画装置700の録画指示受信部503による録画指示の受信(ステップS404)までは、実施の形態7と同様である。
次に、録画可否判定部701は、第1の録画装置600から録画指示された番組が、現在、第2の番組録画部502で録画されているか否かを判定する(ステップS501)。ここで、すでに録画されている場合(ステップS501でYES)には、録画情報送信部702は、録画指示された番組がすでに録画されている旨を第1の録画装置600へ通知する(ステップS502)。第1の録画装置600の録画情報受信部601は、録画指示された番組がすでに録画されている旨の通知を受信し、第1の番組録画部602へ通知する(ステップS503)。第1の番組録画部602は、録画指示された番組がすでに録画されている旨の通知が通知されると例えば図45に示すようなメッセージを表示し、録画中の番組の録画を終了する(ステップS504)。なお、第2の録画装置700ですでに録画されているために、これまでに第1の録画装置600で録画した番組を消去してもよい。
一方、第1の録画装置600から録画指示された番組が録画されていない場合(ステップS501でNO)には、録画可否判定部701は、録画指示された番組の終了時刻を番組表を用いて確認し、その終了時刻まで録画可能であるか否かを判定する(ステップS505)。ここで、録画可能でない場合(ステップS505でNO)には、録画情報送信部702は、録画できない旨を第1の録画装置600へ通知する(ステップS506)。また、録画可否判定部701は、録画指示された番組の終了時刻前に録画可能となる場合には判定処理を繰り返すことになる。
録画できない旨の通知を受信した第1の録画装置600の録画情報受信部601は、第1の番組録画部602へ通知する(ステップS507)。第1の番組録画部602は、録画できない旨の通知が通知されると例えば図44に示すようなメッセージを表示し、録画中の番組の録画を継続する(ステップS508)。
例えば、第1の録画装置600から録画指示された番組の開始時刻が14時で終了時刻が16時であり、現在時刻が14時15分であったとする。この番組を終了時刻まで第2の録画装置700の第2の番組録画部502で録画するためには、16時まで他の番組を録画できないことになる。ここで、以前に15時から15時30分まで他の番組を録画するように、予約設定されていた場合には、先に録画予約されている番組を録画するために、15時30分までは第1の録画装置600で番組を蓄積し、15時30分から16時までは第2の録画装置700で録画するようにする。
一方、録画可能である場合(ステップS505でYES)には、実施の形態7と同様に第2の番組録画部502での録画IDの生成処理(ステップS405)から第1の番組録画部402による録画中の番組の録画終了処理(ステップS409)を行う。また、最終的に第2の番組録画部502で録画できる状態になった場合も同様である。前述の例では15時30分になった時点で、録画可能であると判定されることになる。それまでは、第1の録画装置600で録画が継続されていることになる。
以上のように、第1の録画装置から第2の録画装置へ録画指示を行った際に、第2の録画装置が使用されている等の状況に応じて、第1の録画装置での録画の継続等を行っているので、状況に応じた録画を簡単に行うことが可能になる。
以上のように本発明に係る視聴支援装置は、ユーザの居住地域や現在位置等に応じて番組の視聴や録画の支援を行うことができ、例えばテレビ、ハードディスクレコーダ、DVDレコーダ、携帯電話、車載ディスプレイ等の装置で番組を視聴や録画するのに有用である。
【0004】
ャートである。
[図17]図17は、本発明の実施の形態5に係る視聴支援装置の構成を示すブロック図である。
[図18]図18は、視聴支援装置における同一番組判定の動作の流れを示すフローチャートである。
[図19]図19は、(a)録画装置設置場所と現在位置とにおいて配信されている言語の一例を示す図であり、(b)番組が視聴されている画面の表示例を示す図である。
[図20]図20は、本発明の実施の形態6に係る視聴支援装置の構成を示すブロック図である。
[図21]図21は、本発明の実施の形態6に係る視聴支援装置が用いられるハードウエア構成の一例を示す構成図である。
[図22]図22は、携帯電話でユーザが番組を視聴する際の動作の流れを示すフローチャートである。
[図23]図23は、テーマごとの算出された視聴時間の一例を示す図である。
[図24]図24は、居住地域で放送されていない番組を優先して推薦する画面の表示例を示す図である。
[図25]図25は、本発明の実施の形態7に係る番組録画システムの構成を示すブロック図である。
[図26]図26は、本発明の実施の形態7に係る番組録画システムが用いられるハードウエア構成の一例を示す構成図である。
[図27]図27は、番組録画システムで番組を録画する際の動作の流れを示すフローチャートである。
[図28]図28は、携帯電話での番組の視聴画面の表示例を示す図である。
[図29]図29は、半導体メディアに記憶される情報の一例を示す図である。
[図30]図30は、第2の録画装置に録画された番組の録画情報の一例を示す図である。
[図31]図31は、第2の録画装置での番組のリストの一例を示す図である。
[図32]図32は、第1の録画装置で録画中番組の録画の終了を知らせる表示例を示


本発明は、テレビ放送等の番組の視聴や録画を支援する視聴支援装置および番組録画システムに関するものである。
近年、デジタル放送の普及に伴い、多種多様な番組が放送されるようになってきている。また、電子番組ガイド(以下、EPGと省略する)の普及により、テレビ画面上で将来放送される番組の予定を確認することができるようになってきている。さらに、ハードディスクやDVDの普及に伴い、簡単に番組を録画することが可能になりつつある。
そこで、携帯電話を用いて、家庭内の電子機器を遠隔制御する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。特に、携帯電話を利用して、家庭内の放送を受信できる機器を遠隔で制御することにより、外出先からでも録画予約設定ができるようになっている。
また、ハードディスク等への予約録画の内容や、番組の視聴履歴をもとに、ユーザのテレビ番組に関する嗜好を抽出し、将来、放送される番組において、そのユーザの嗜好にあった番組を推薦するシステムが提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開平9−102827号公報 特開平11−164217号公報
しかしながら、現在放送されている番組や番組表で確認した番組を、遠隔で録画しようとしても、録画装置を設置している場所(自宅の場合が多い)で、放送されていない場合がある。そのため、ユーザが携帯電話で視聴しているコンテンツを家庭内録画装置で録画しようとしても、録画できない場合がある。
また、ユーザの居住地域と異なる場所に行った場合に、ユーザはその地域での番組表を視聴できるが、その番組表を用いて家庭内録画装置で録画しようとしても、居住地域では放送されていない場合がある。
また、ユーザが居住地域と異なる場所に行った場合には、ユーザが普段視聴している放送コンテンツとは異なる、その地方ならではの放送を視聴することで、その地域での娯楽を楽しむことができる。しかしながら、従来までの統計情報を利用した番組推薦システムにおいては、地方でしか視聴できない番組があるにも関わらず、普段の嗜好情報を利用して普段と同様の番組が推薦されてしまう。
また、現在放送されている番組を家庭内録画装置で録画しようとしても、携帯電話から家庭内録画装置に接続し録画設定を行うためには、時間がかかり、現在放送されている番組の場合には録画できない場合がある。さらに、家庭内録画装置が使用されていたり、すでに予約録画が設定されていたりすると、家庭内録画装置では録画できない場合もある。
そこで、本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、ユーザが居住地域と異なる場所に行った場合であっても、現在放送されている番組や放送予定の番組を居住地域に設けられた家庭内録画装置で容易に録画することが可能なように支援することができる視聴支援装置および番組録画システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る視聴支援装置は、番組の視聴を支援する視聴支援装置であって、現在位置における番組表である閲覧可能番組表と、録画装置が設置されている場所における番組表である録画可能番組表とに基づいて、それぞれの番組の同一性を判定する同一番組判定手段と、前記同一番組判定手段により判定された番組の同一性を表示する表示手段とを備えることを特徴とする。
以上の説明から明らかなように、本発明に係る視聴支援装置によれば、例えばユーザが居住地域と異なる場所に行った場合であっても、現在放送されている番組や放送予定の番組を居住地域に設けられた録画装置で容易に録画することが可能なように支援することができる。よって、例えば携帯電話等の移動体端末で放送番組の視聴が可能になり、また移動体端末からネットワークを介してハードディスクレコーダやDVDレコーダ等の装置へ遠隔録画ができるようになっている今日における実用的価値は極めて高い。
本発明の実施の形態に係る視聴支援装置は、番組の視聴を支援する視聴支援装置であって、現在位置における番組表である閲覧可能番組表と、録画装置が設置されている場所における番組表である録画可能番組表とに基づいて、それぞれの番組の同一性を判定する同一番組判定手段と、前記同一番組判定手段により判定された番組の同一性を表示する表示手段とを備えることを特徴とする。これによって、例えばユーザが居住地域と異なる場所に行った場合であっても、現在放送されている番組や放送予定の番組を居住地域に設けられた録画装置で容易に録画することが可能なように支援することができる。
ここで、前記同一番組判定手段は、前記閲覧可能番組表に含まれる所定の番組の開始時刻、終了時刻、および放映時間の少なくとも1つを抽出する時間抽出部と、前記時間抽出部により抽出された前記所定の番組の開始時刻、終了時刻、および放映時間の少なくとも1つに基づいて前記録画可能番組表を検索し、検索された番組を抽出する検索部と、前記検索部により抽出された前記録画可能番組表に含まれる番組、および前記所定の番組のテキスト情報を抽出するテキスト抽出部と、前記テキスト抽出部により抽出されたそれぞれのテキスト情報を比較して一致度を計算する一致度計算部と、前記一致度計算部により計算された前記一致度に基づいて、前記所定の番組と同一性を有する番組が存在するか否かを判定する判定部とを備えてもよい。これによって、番組の放映時間の情報と、番組のタイトル、副題、出演者等の番組表に記載されたテキスト情報を利用して同一番組か否かを判定することが可能になる。
また、前記検索部は、前記所定の番組の開始時刻および終了時刻に基づいて前記録画可能番組表を検索して前記放映時間と同じ開始時刻および終了時刻の番組を抽出してもよい。
また、前記検索部は、前記所定の番組の放映時間に基づいて前記録画可能番組表を検索して前記放映時間と同じ放映時間の番組を抽出してもよい。
また、前記視聴支援装置は、さらに、前記録画装置が設置されている場所を取得する録画装置位置取得手段と、前記録画装置位置取得手段により取得された前記場所における前記録画可能番組表を取得する録画可能番組表取得手段と、前記閲覧可能番組表を取得する閲覧可能番組表取得手段とを備えてもよい。
また、前記視聴支援装置は、さらに、前記録画可能番組表を記憶する録画可能番組表記憶手段と、前記閲覧可能番組表を記憶する閲覧可能番組表記憶手段と、前記閲覧可能番組表を取得し、取得した前記閲覧可能番組表が前記録画装置の設置されている場所の番組表であるか否かを判定し、前記録画装置の設置されている場所の番組表である場合には、取得した前記閲覧可能番組表を前記録画可能番組表記憶手段へ、一方、前記録画装置の設置されている場所の番組表でない場合には、前記閲覧可能番組表を前記閲覧可能番組表記憶手段へ、記憶する録画可能番組表更新手段とを備え、前記同一番組判定手段は、前記録画可能番組表記憶手段に記憶された前記録画可能番組表と、前記閲覧可能番組表記憶手段に記憶された前記閲覧可能番組表とに基づいて、それぞれの番組の同一性を判定してもよい。これによって、録画装置設置場所の番組表がすでに記憶されている場合には、新たに番組表を取得することなく、同一番組か否かを判定することが可能になる。
また、前記視聴支援装置は、さらに、前記録画装置の設置されている場所の番組表でない前記閲覧可能番組表が取得された場合に、前記閲覧可能番組表に対応する前記録画可能番組表が前記録画可能番組表記憶手段に記憶されているか否かを判定する対応番組表判定手段と、前記対応番組表判定手段により前記閲覧可能番組表に対応する前記録画可能番組表が前記録画可能番組表記憶手段に記憶されていないと判定された場合に、前記閲覧可能番組表に対応する前記録画可能番組表を取得する対応番組表取得手段とを備えてもよい。これによって、録画装置設置場所の番組表が記憶されていなくても、新たに、例えばネットワーク等を介して録画装置設置場所で放映されている番組表を取得することができ、同一番組か否かを判定することが可能になる。
また、前記視聴支援装置は、さらに、前記閲覧可能番組表および前記録画可能番組表それぞれの提供元を検出する提供元検出手段と、前記提供元検出手段により検出された前記閲覧可能番組表の提供元および前記録画可能番組表の提供元が相違する場合に、提供元が同一の閲覧可能番組表および録画可能番組表を取得する提供元同一番組表取得手段とを備え、前記同一番組判定手段は、前記提供元同一番組表取得手段により取得された前記閲覧可能番組表および前記録画可能番組表に基づいて、それぞれの番組の同一性を判定してもよい。これによって、閲覧可能番組表および録画可能番組表の提供元が異なる場合に、提供元が同じ番組表を取得して、同一番組の判定に用いているので、同一番組であるのに、配信業者によって、番組の表現が異なることを防止することが可能になり、より精度の高い同一番組の判定を行うことが可能になる。
また、前記表示手段は、前記同一番組判定手段により判定された番組の同一性に基づいて、現在視聴されている番組が前記録画装置において録画可能であるか否かを表示してもよい。
これによって、例えばユーザが所有する録画装置が設置されている場所から遠隔地で番組を視聴する際に、現在視聴している番組が録画装置の設置されている場所においても放送されているか否かを判定し、その結果を画面上に表示することができ、ユーザは、現在視聴している番組が例えばネットワークを介して録画装置に対して録画設定できるか否かを、一目で判定することが可能になる。
また、前記表示手段は、現在視聴されている番組が前記録画装置において録画可能である場合、前記録画可能番組表に基づいて、前記録画装置において録画可能である前記番組の視聴可能言語をさらに表示してもよい。
また、前記表示手段は、前記同一番組判定手段により判定された番組の同一性に基づいて、前記閲覧可能番組表に、それぞれの番組が前記録画装置において録画可能であるか否かの情報を付加して表示してもよい。
これによって、例えばユーザが所有する録画装置が設置されている場所から遠隔地で番組を視聴する際に、録画装置において録画可能であるか否かの情報を付加した番組表を表示することができ、ユーザは、現在位置で放送予定の番組がネットワークを介して録画設定できるか否かを、一目で判定することが可能になる。
また、前記視聴支援装置は、さらに、番組表の選択指示を受け付ける選択受付手段を備え、前記表示手段は、前記選択指示に基づいて、前記録画可能番組表、前記閲覧可能番組表、録画可能であるか否かの前記情報を付加した前記閲覧可能番組表のいずれか1つを表示してもよい。
また、前記視聴支援装置は、さらに、嗜好情報が蓄積されている嗜好情報蓄積手段と、前記嗜好情報、前記閲覧可能番組表および前記録画可能番組表に基づいて番組を選択し、選択した前記番組を推薦する番組推薦手段とを備えてもよい。
これによって、例えばユーザの移住地域から遠隔地で番組を視聴する際に、現在位置の地域でしか放送されていない番組を優先して推薦することができ、移動先でしか視聴できない番組を見逃すことをなくすことが可能になる。
また、前記番組推薦手段は、前記閲覧可能番組表に含まれる番組の中から前記録画可能番組表に含まれない番組を優先的に選択してもよい。また、前記嗜好情報は、番組の視聴履歴から抽出されてもよい。
また、前記視聴支援装置は、さらに番組を受信する番組受信手段と、前記番組受信手段で受信された番組を録画する番組録画手段と、前記同一番組判定手段により前記番組録画手段で録画されている番組と同一の番組が前記録画可能番組表にある判定された場合に、前記番組録画手段で録画されている番組の録画を前記録画装置へ指示する録画指示手段とを備えてもよい。
また、本発明に係る番組録画システムは、第1の録画装置および第2の録画装置を備える番組録画システムであって、前記第1の録画装置は、番組を受信する第1の番組受信手段と、現在位置における番組表である閲覧可能番組表と、前記第2の録画装置が設置されている場所における番組表である録画可能番組表とに基づいて、それぞれの番組の同一性を判定する同一番組判定手段と、前記同一番組判定手段により判定された番組の同一性を表示する表示手段と、前記第1の番組受信手段で受信された番組を録画する第1の番組録画手段と、前記同一番組判定手段により前記番組録画手段で録画されている番組と同一の番組が前記録画可能番組表にあると判定された場合に、前記第1の番組録画手段で録画されている番組の録画を前記第2の録画装置へ指示する録画指示手段とを備え、前記第2の録画装置は、前記録画指示手段により録画指示された番組を受信する第2の番組受信手段と、前記第2の番組受信手段で受信された番組を録画する第2の番組録画手段とを備えることを特徴とする。
これによって、例えば移動体端末のような第1の録画装置においてユーザが現在視聴している番組を、第1の録画装置で録画開始し、さらに、家庭内録画装置のような第2の録画装置へ録画指示することができ、ユーザは希望する番組を安定した受信状態が望める第2の録画装置で簡単に録画することが可能になる。
また、前記第2の録画装置は、さらに、前記第2の番組録画手段が録画指示された前記番組の録画を開始したことを前記第1の録画装置へ通知する録画情報送信手段を備え、前記第1の番組録画手段は、前記録画情報送信手段から録画開始が通知されると、前記番組の録画を中止してもよい。
また、前記第2の番組録画手段は、録画指示された前記番組を特定するための録画IDを生成し、録画指示された前記番組を前記録画IDに対応付けて録画し、前記録画情報送信手段は、前記録画IDを前記第1の録画装置へ通知し、前記第1の番組録画手段は、通知された前記録画IDを前記番組に対応付けて記憶してもよい。
また、前記第2の録画装置は、さらに、前記第1の録画装置で録画された前記番組を取得する録画番組取得手段と、取得された前記番組と、前記第2の番組録画手段で録画された前記番組とを前記録画IDに基づいて結合する番組結合手段とを備えてもよい。
これによって、第1の録画装置において録画された番組の部分と、第2の録画装置において録画された番組の部分とを結合することができ、ユーザは第1の録画装置および第2の録画装置で録画された部分を個別に再生することなく、1つの番組として再生することが可能になる。
また、前記第2の録画装置は、さらに、前記録画番組取得手段により取得された前記番組と、前記第2の番組録画手段で録画された前記番組とにおいて共通する時間部分のコンテンツデータをそれぞれ抽出するサンプリング動画抽出手段と、前記サンプリング動画抽出手段により抽出されたそれぞれの前記コンテンツデータの音量パワーを計測する音量パワー計測手段と、前記音量パワー計測手段により計測されたそれぞれの前記音量パワーが同じになるように、前記音量パワーの補正量を計算する補正量計算手段とを備え、前記番組結合手段は、前記補正量計算手段により計算された前記補正量に基づいて前記音量パワーを補正して、前記録画番組取得手段により取得された前記番組と、前記第2の番組録画手段で録画された前記番組とを結合してもよい。これによって、同時刻に放映されている録画部分を利用して、各録画コンテンツの音量パワーを補正して結合しているので、再生するときに音量等を再調整する必要がない。
また、前記第2の録画装置は、さらに、前記録画番組取得手段により取得された前記番組、および前記第2の番組録画手段で録画された前記番組に関するタグ情報を取得するタグ情報取得手段と、前記タグ情報取得手段により取得された前記タグ情報に基づいて、前記番組のシーン切り替わり部分を検出する切替部分検出手段とを備え、前記番組結合手段は、前記切替部分検出手段により検出された前記番組のシーン切り替り部分で、前記録画番組取得手段により取得された前記番組と、前記第2の番組録画手段で録画された前記番組とを結合してもよい。これによって、番組の切れ目を録画された番組のタグ情報により検出し、番組の切れ目を利用して、録画コンテンツの結合を行っているので、録画番組の見栄えのよい結合が可能になる。
また、前記第2の録画装置は、さらに、前記録画番組取得手段により取得された前記番組から結合キーを抽出し、抽出した前記結合キーが前記第2の番組録画手段で録画された前記番組に存在するか否か判定する結合キー判定手段を備え、前記番組結合手段は、前記結合キー判定手段により前記結合キーが前記第2の番組録画手段で録画された前記番組に存在すると判定された場合に、前記録画番組取得手段により取得された前記番組と、前記第2の番組録画手段で録画された前記番組とを結合してもよい。これによって、第1の録画装置で録画したコンテンツは、その結合キーをもつ録画コンテンツへのコピーを許諾することにより、番組の結合が可能になる。また、結合キーをもたないメディアへのコピーを禁止することで、録画コンテンツの不正コピーを防止することも可能になる。
また、前記第2の録画装置は、さらに、前記録画番組取得手段により取得された前記番組を当該番組の取得先から消去する録画番組消去手段を備えてもよい。これによって、複数のメディアに録画された状態になることを防止することもできる。
また、前記第2の録画装置は、さらに、前記録画指示手段から録画指示を受けたときに、録画が可能か否かを判断する録画可否判断手段を備え、前記録画情報送信手段は、前記録画可否判断手段で録画できないと判断されたときに、録画できない旨を前記第1の録画装置へ通知してもよい。
また、前記録画可否判断手段は、さらに、録画指示手段から録画指示を受けたときに、録画指示された前記番組を前記第2の番組録画手段が録画中であるか否かを判断し、前記録画情報送信手段は、前記録画可否判断手段で前記番組を録画中であると判断されたときに、前記番組を録画中である旨を前記第1の録画装置へ通知してもよい。
これによって、第1の録画装置から第2の録画装置へ録画指示を行った際に、第2の録画装置の状況に応じた対応をすることが可能になる。
なお、本発明は、このような視聴支援装置および番組録画システムとして実現することができるだけでなく、このような視聴支援装置および番組録画システムが備える特徴的な手段をステップとする視聴支援方法および番組録画方法として実現したり、それらのステップをコンピュータに実行させるプログラムとして実現したりすることもできる。そして、そのようなプログラムは、CD−ROM等の記録媒体やインターネット等の伝送媒体を介して配信することができるのは言うまでもない。
以下、本発明の各実施の形態について、それぞれ図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る視聴支援装置の構成を示すブロック図である。
視聴支援装置100は、ユーザの番組の視聴を支援する装置であり、録画装置位置取得部101、録画可能番組表取得部102、閲覧可能番組表取得部103、同一番組判定部104、および表示部105を備えている。
録画装置位置取得部101は、録画装置が設置されている場所(以下、録画装置設置場所という)を取得する。録画可能番組表取得部102は、録画装置設置場所における放送コンテンツ(番組)の番組表(以下、録画可能番組表という)を取得する。閲覧可能番組表取得部103は、現在位置における放送コンテンツの番組表(以下、閲覧可能番組表という)を取得する。同一番組判定部104は、閲覧可能番組表および録画可能番組表を比較し、それぞれの番組の同一性を判定する。表示部105は、同一番組判定部104により判定された番組の同一性に基づいて、現在視聴されている番組が録画装置において録画可能であるか否かを表示する。
図2は本発明の実施の形態1に係る視聴支援装置が用いられるハードウエア構成の一例を示す構成図である。このシステムは、デジタル放送を受信するデジタルテレビ1201、デジタル放送をハードディスクに蓄積することができる録画装置であるハードディスクレコーダ1202、家庭内のネットワーク機器と家庭外のネットワークとを接続するホームゲートウエイ1203、電子番組表が蓄積されており外部のネットワークからアクセス可能な電子番組表サーバ1204、およびデジタル放送を受信・表示可能で、視聴支援装置100を有する携帯電話1205を備えている。
次に、上記のように構成された視聴支援装置100を有する携帯電話1205を用いて、録画装置(ハードディスクレコーダ1202)が設置されている場所から遠隔地で、ユーザが番組を視聴する際の動作について説明する。図3は携帯電話1205でユーザが番組を視聴する際の動作の流れを示すフローチャートである。ここでは、例えば録画装置設置場所を大阪(自宅等)とし、ユーザが出張等で東京に行ったものとする。
まず、閲覧可能番組表取得部103は、受信された放送波より現在位置における番組表である閲覧可能番組表を取得する(ステップS101)。なお、番組表は、携帯電話1205を持参する各地域において、多重化されて配信されているものとする。そのため、放送受信チューナー内蔵の携帯電話1205は、各地域において、その地域で受信可能な番組に関する番組表を受信することができる。また、携帯電話1205がGPS機能を備え、現在位置を特定することで、その地域の番組表をネットワークを介して電子番組表サーバ1204から取得しても構わない。
次に、録画装置位置取得部101は、ハードディスクレコーダやDVDレコーダ等のランダムアクセス可能な録画装置が設置されている場所を取得する(ステップS102)。録画装置は放送される番組を受信して記憶媒体に録画するため、録画装置設置場所は、一般にユーザの自宅等になる場合が多い。なお、録画装置設置場所は、あらかじめ設定されていても構わない。
録画可能番組表取得部102は、例えばネットワークを介して電子番組表サーバ1204へアクセスすることによって、録画装置位置取得部101によって取得された録画装置設置場所(大阪)における番組表である録画可能番組表を取得する(ステップS103)。
次に、同一番組判定部104は、閲覧可能番組表と録画可能番組表とが異なるか否かを判定する(ステップS104)。なお、本実施の形態の例では、録画装置設置場所(大阪)と、携帯電話1205を持ったユーザが現在いる場所(東京)では、各地域の番組が放送されているため、配信されている番組表は異なることになる。
この判定の結果、閲覧可能番組表と録画可能番組表とが異なる場合(ステップS104でYES)には、同一番組判定部104は、現在視聴されている番組が録画装置の設置されている場所(大阪)でも放送されているか否かを判定する(ステップS105)。なお、同じ時間帯で放送されていなくても、将来、時間を変更して、または、一週間遅れて放送される場合には、放送されていると判定する。また、放送済みの場合には、放送されていないと判定する。
ここで、現在視聴されている番組が録画装置の設置されている場所(大阪)でも放送されている場合(ステップS105でYES)、および上記判定処理(ステップS104)で閲覧可能番組表と録画可能番組表とが同一である場合(ステップS104でNO)には、録画装置設置場所において録画可能であるため、表示部105は、「録画可能」のアイコンを携帯端末1205で現在視聴されている画面上に表示する(ステップS106)。図4は、番組が視聴されている画面の表示例を示す図である。図4では、ユーザが現在いる東京において、放送されているゴルフ番組が、録画装置設置場所(大阪)においても、放送されている番組であるため、「録画可能」のアイコンが表示されている。なお、ユーザは、録画装置に対して、例えばネットワークを介して録画設定が可能であるものとしている。
一方、現在視聴されている番組が録画装置の設置されている場所(大阪)で放送されていない場合(ステップS105でNO)には、録画装置設置場所において録画できないため、表示部105は、「録画不可」のアイコンを携帯端末1205で現在視聴されている画面上に表示する(ステップS107)。
以上のように、取得した閲覧可能番組表および録画可能番組表を比較して、現在視聴している番組が録画装置設置場所においても放送されているか否かを判定し、録画可否のアイコンを画面上に表示しているので、ユーザは、現在視聴している番組がネットワークを介して録画設定できるか否かを、一目で判定することが可能になる。さらに、ユーザが録画予約の設定要求を行った場合には、ネットワークを介して家庭内録画装置において所望の設定を行うことができる。
なお、本実施の形態では、携帯電話のハードウエアを利用した視聴端末の例で述べたが、一般的なPDA等のネットワークに接続される端末ならば、本実施の形態は実現できる。
また、現在視聴されている番組が録画装置の設置されている場所でも放送されているか否かの判定処理(ステップS105)における判定に、番組に固有に付与されているIDを用いてもよい。このIDは、放送される各番組に対して付与されるIDであり、放送内容が異なると、異なるIDが付与されるものである。なお、このようなIDが付与されていない場合には、番組の放送時間や番組のタイトル、出演者に対するマッチングを行うことで実現することが可能となる。
また、本実施の形態で説明した視聴支援装置の構成は、携帯端末1205に内蔵されるプログラムにより実現することも可能である。また、携帯端末1205にはユーザとのインタフェースだけを実装し、例えば電子番組表サーバ1204等のサーバ装置に視聴支援装置の構成を備えても構わない。
(実施の形態2)
実施の形態1の変形例について説明する。実施の形態1においては、携帯電話にデジタル放送を受信する回路が内蔵されており、携帯電話においてデジタル放送を受信し視聴する場合について説明した。本実施の形態では、携帯電話にはデジタルテレビのチャンネルや画面を操作するリモコン機能を有しているものとする。
図5は、本発明の実施の形態2に係る視聴支援装置の構成を示すブロック図である。なお、実施の形態1と同様の部分については同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。
視聴支援装置200は、実施の形態1の構成の表示部105に替えて番組表表示部203を備えている。また、録画装置位置取得部201および同一番組判定部202の動作が実施の形態1の動作とは相違する。
番組表表示部203は、同一番組判定部202により判定された番組の同一性に基づいて、閲覧可能番組表に、それぞれの番組が録画装置において録画可能であるか否かの情報を付加して表示する。
図6は本発明の実施の形態2に係る視聴支援装置が用いられるハードウエア構成の一例を示す構成図である。このシステムは、デジタル放送を受信するデジタルテレビ1601、デジタル放送をハードディスクに蓄積することができる録画装置であるハードディスクレコーダ1602、家庭内のネットワーク機器と家庭外のネットワークとを接続するホームゲートウエイ1603、電子番組表が蓄積されており外部のネットワークからアクセス可能な電子番組表サーバ1604、デジタル放送を受信し、視聴支援装置200を有するデジタルテレビ1605、およびデジタルテレビ1605をリモコン操作で操作できる携帯電話1606を備えている。
次に、上記のように構成された視聴支援装置200を有するデジタルテレビ1605で、ユーザが番組を視聴する際の動作について説明する。図7はデジタルテレビ1605でユーザが番組を視聴する際の動作の流れを示すフローチャートである。ここでは、例えば録画装置(ハードディスクレコーダ1602)が設置されている場所を大阪(自宅等)とし、デジタルテレビ1605はユーザが出張等で行った東京に設置されているものとする。
まず、閲覧可能番組表取得部103は、受信された放送波より現在位置における番組表である閲覧可能番組表を取得する(ステップS201)。ここでは、例えば図9に示すような閲覧可能番組表が取得されたものとする。
次に、録画装置位置取得部201は、ユーザによる録画装置設置場所の入力を受け付け、録画装置設置場所を取得する(ステップS202)。例えば、録画装置位置取得部201は、図8に示すようにデジタルテレビ1605の画面上に録画装置設置場所を入力する画面を表示し、ユーザによりプルダウンメニューで選択された場所を録画装置設置場所として取得する。なお、携帯電話1606等にあらかじめユーザの録画装置設置場所(居住地域と同一の場合が多い)を記録させておき、図8に示すような録画装置設置場所を入力する画面が表示された際に、携帯電話1606から地域を入力するように構成しても構わない。これにより、毎回プルダウンメニューで選択することなく、携帯電話1606のボタン一つで居住地域を設定することが可能になる。
録画可能番組表取得部102は、例えばネットワークを介して電子番組表サーバ1204へアクセスすることによって、録画装置位置取得部201によって取得された録画装置設置場所(大阪)における番組表である録画可能番組表を取得する(ステップS203)。ここでは、例えば図10に示すような録画可能番組表が取得されたものとする。
次に、同一番組判定部202は、閲覧可能番組表と録画可能番組表とを比較し、同一番組を判定する(ステップS204)。例えば、図9に示す閲覧可能番組表(東京地域)では、「Tテレビ」において12:45から「おまかせバンザイ」という番組を放送予定であるのに対して、図10に示す録画可能番組表(大阪地域)では、「Tテレビ」において映画「魔法の宅配便」が放送される予定である。また、図9に示す閲覧可能番組表では、「Fテレビ」において12:05から「新婚さん」という番組を放送予定であるのに対して、図10に示す録画可能番組表では、「Fテレビ」において「駐在さん」という番組が放送される予定である。図9および図10に示す例では、「おまかせバンザイ」および「新婚さん」という番組以外は同一番組であるので、同一番組判定部202は、「おまかせバンザイ」および「新婚さん」という番組以外の番組を、同一番組と判定することになる。このような場合、例えばユーザが東京地域で視聴した番組表において、「おまかせバンザイ」または「新婚さん」という番組を録画しようと録画装置(ハードディスクレコーダ1602)に対して遠隔録画設定を行ったとしても、大阪地域(録画装置が設置された場所)では放送されないため、録画することができないことになる。
次に、番組表表示部203は、閲覧可能番組表に、同一番組判定部202により判定された同一番組に対して、録画装置において録画可能であることを示すマークを付加し、図11に示すような番組表として表示する(ステップS205)。図11に示す例では、「おまかせバンザイ」および「新婚さん」という番組以外にはマークが付加され、例えば携帯電話等で予約コードを入力することにより録画装置において番組の遠隔録画が可能であることを示している。一方、マークが付加されていない番組については、現地(東京)での視聴だけが可能であることを示している。
以上のように、取得した閲覧可能番組表および録画可能番組表を比較して同一番組を判定し、録画装置において録画可能であることを示すマーク付加した番組表に表示しているので、ユーザは、現在位置で放送予定の番組がネットワークを介して録画設定できるか否かを、一目で判定することが可能になる。
なお、本実施の形態では、番組表表示部203はマーク付加した番組表を表示しているが、これに限られるものではない。例えば、ユーザから番組表の選択指示を受け付ける選択受付部を設け、番組表表示部203は、ユーザから選択指示により録画可能番組表、閲覧可能番組表、マーク付加した番組表のいずれかを表示するようにしても構わない。
(実施の形態3)
上記実施の形態1、2において、同一番組判定部104、202は、閲覧可能番組表と録画可能番組表とを比較し、同一番組を判定することで、遠隔地において現在閲覧している番組が録画可能か否かを判定している。しかしながら、取得される閲覧可能番組表と録画可能番組表での表示内容が必ずしも同一であるとは限らない。番組内容を提供する画面の大きさによっては、省略語が用いられたりもする。例えば、「日本プロ野球ニュース速報」という番組の場合、「プロ野球N」等の省略語が用いられる場合もある。ところが、番組の時間の長さについては、同一の場合が多い。そこで、本実施の形態では、番組の放送時間の情報と番組情報のテキストの情報をもとに番組の同一性を判定する場合について、説明する。
図12は、同一番組判定部の詳細な構成を示すブロック図である。
同一番組判定部は、閲覧可能番組表と録画可能番組表に基づいて、各番組の同一性を判定するものであり、図12に示すように放映時間抽出部1041、検索部1042、テキスト情報抽出部1043、番組情報記憶部1044、一致度計算部1045、および判定部1046を備えている。
放映時間抽出部1041は、閲覧可能番組表取得部103で取得された閲覧可能番組表から対象番組の放映される開始時刻、終了時刻、および放映時間を抽出する。例えば、対象番組が19:00から開始され、19:30に終了し、放映時間は30分であるという情報を抽出する。
検索部1042は、録画可能番組表取得部102で取得された録画可能番組表を、対象番組の開始時刻、終了時刻、および放映時間を用いて検索し、同じ開始時刻、終了時刻、および放映時間である番組があれば、その番組のタイトルや出演者、副題、番組内容等を示すテキスト情報を抽出する。さらに、検索部1042は、同じ開始時刻、終了時刻、および放映時間である番組がなければ、録画可能番組表を対象番組の放映時間を用いて検索し、同じ放映時間である番組のテキスト情報を抽出する。
テキスト情報抽出部1043は、閲覧可能番組表取得部103で取得された閲覧可能番組表から対象番組のタイトルや出演者、副題、番組内容を示すテキスト情報を抽出する。番組情報記憶部1044は、検索部1042で抽出されたテキスト情報を記憶する。例えば、対象番組の放映時間が30分であれば、30分の放映時間の番組の集合が検索結果として記憶される。
一致度計算部1045は、対象番組と番組情報記憶部1044に記憶されている番組との間の一致度を計算する。すなわち、一致度計算部1045は、テキスト情報抽出部1043で抽出された対象番組のテキスト情報と、番組情報記憶部1044に記憶されている番組のテキスト情報との比較を行い、番組の一致度を計算する。例えば、図13に示すように、番組のテキスト情報に対して、例えば、タイトル、内容、出演者等の情報に分離し、各情報に対して、形態素解析等の文章処理を行い、文字間での一致度、または、単語間での一致度を計算する。ここで、図13に示す番組のテキスト情報801は、内容が詳しく記載された例であり、番組のテキスト情報802、803は、内容が省略されて記載された例である。例えば、番組のテキスト情報802のように出演者の一部の情報だけが記載されていたり、番組のテキスト情報803のように「ニュース」というキーワードが「N」だけで表現されていたりする番組がある。このように、出演者の一部の情報だけが記載され、これが詳しく記載された番組のテキスト情報と一致した場合や、タイトルが部分的に一致している場合等は一致度が高いものとして算出する。
判定部1046は、一致度計算部1045で計算された番組間の一致度が所定の閾値以上であるか否かを判定し、所定の閾値以上であれば同一番組であると判定する。
次に、このように構成された同一番組判定部の動作について説明する。図14は同一番組判定部の動作の流れを示すフローチャートである。
放映時間抽出部1041は、閲覧可能番組表から対象番組の放映される開始時刻、終了時刻、および放映時間を抽出する(ステップS601)。次に、検索部1042は、録画可能番組表に、対象番組と同じ開始時刻、終了時刻、および放映時間である番組があるか否かを判定する(ステップS602)。ここで、同じ開始時刻、終了時刻、および放映時間である番組があれば(ステップS602でYES)、その番組のタイトルや出演者、副題、番組内容等を示すテキスト情報を抽出し、番組情報記憶部1044に記憶する(ステップS603)。次に、テキスト情報抽出部1043は、閲覧可能番組表から対象番組のタイトルや出演者、副題、番組内容を示すテキスト情報を抽出する(ステップS604)。
一方、検索部1042における上記判定(ステップS602)の結果、同じ開始時刻、終了時刻、および放映時間である番組がなければ(ステップS602でNO)、検索部1042は、録画可能番組表を対象番組の放映時間を用いて検索し、同じ放映時間である番組があるか否かを判定する(ステップS609)。ここで、同じ放映時間である番組があれば(ステップS609でYES)、その番組のタイトルや出演者、副題、番組内容等を示すテキスト情報を抽出し、番組情報記憶部1044に記憶する(ステップS610)。
次に、一致度計算部1045は、テキスト情報抽出部1043で抽出された対象番組のテキスト情報と、番組情報記憶部1044に記憶されている番組のテキスト情報との比較を行い、番組間の一致度を計算する(ステップS605)。そして、判定部1046は、一致度計算部1045で計算された番組間の一致度が所定の閾値以上であるか否かを判定する(ステップS606)。この結果、一致度が所定の閾値以上であれば(ステップS606でYES)、判定部1046は、対象番組が録画装置設置場所においても放映されていると判定する(ステップS607)。
また、検索部1042における上記判定(ステップS608)の結果、同じ放映時間である番組がなければ(ステップS608でNO)、判定部1046は、対象番組が録画装置設置場所において放映されていないと判定する(ステップS611)。
なお、実施の形態2においては、同一番組判定部は閲覧可能番組表の各番組について上記の動作を繰り返すことになる。
以上のようにして、番組の放映時間の情報と、番組のタイトル、副題、出演者等の番組表に記載されたテキスト情報を利用して同一番組か否かを判定することが可能になる。
なお、ドラマ等で同じタイトルであるが、放送の回数が異なることにより、番組の内容が異なる場合がある。この場合には、過去の番組表を参照し、何回目の放送であるかを判定することで、同一番組であるかどうかを判定することも必要となる。また、逆に、将来の番組表が配信されている場合には、最終回までの番組の放送回数を用いて、同一の番組か否かを判定してもよい。
すなわち、対象とする番組が放送されている間隔を検出し、その間隔を基に前回放送されている時間を推定し、その時間に放送されていた場合には、さらに、その回の前に放送されていたかを検出し、検出されなかった場合には、その回が最初の放送日と判断し、対象とする番組の放送回数を算出する放送回数算出部により同一番組であるか否かを判定する。具体的に、ある番組が放送されている回数を算出する方法について述べる。例えば、「番組A」が放送されている回数を算出する場合について述べる。配信された過去の番組表において、「番組A」を検索した場合、「番組A」が放送されて終了し、さらに次に、「番組A」の放送があったときまでの放送回数を算出してしまう。これによると、過去に「番組A」が放送されたすべての回数が算出され、今回のクールでの「番組A」の回数とならない。そこで、はじめに、対象としている「番組A」が毎週放送されている番組であるか、毎日放送されている番組であるか、という「番組A」の放送間隔を算出する。次に、その放送間隔で放送されていると仮定し、毎日放送されている場合には、前回放送された時間帯において放送されているか否かを検索する。一般に、毎日放送されている番組に関しては、平日のみ毎日放送されている番組と、休日も含めて毎日放送されている番組がある。そこで、毎日放送されている番組に関しては、平日のみの番組か休日も含めての毎日の番組かを区別して、前回放送されていると予想される時間帯を検索する。前回放送されていると予想される時間帯に放送されていた場合には、同様に、さらに前回放送されていると予想される時間帯で放送されているか否かを検索する。この繰り返しにより、前回、放送されていると予想される時間帯に放送されていなかった場合には、その回が放送の初回であると判断し、その回から、現在までの放送回数で、「番組A」の放送回数を算出する。
また、ニュースや天気予報等の、頻繁にある番組の場合には、アイコン等で番組の内容が提供される場合もある。そこで、アイコンとその内容をテキスト情報での対応付けを蓄積しているアイコン内容蓄積部を備えることで、一方の番組表の内容がアイコンで表現されている場合においても、番組の対応関係を判定することが可能になる。
(実施の形態4)
上記実施の形態1、2において、閲覧可能な番組表を取得したときに、録画装置が設置されている録画装置設置場所の番組表を取得し、各番組の一致度を計算することで、同一番組か否かを判定している。しかしながら、携帯電話を保有するユーザが旅行先において番組を閲覧しているときに、録画装置が設置されている場所における番組表を取得しなくても、ユーザは普段、録画装置が設置されている自宅等で生活し、その場所においても、番組表を取得していることが多い。また、番組表は、現在放映されている番組だけでなく、将来、放送される番組情報も番組コンテンツに多重化されて配信されていることが多い。
そこで、本実施の形態では、自宅等(録画装置が設置されている場所)で受信した番組表を携帯端末に蓄積しておき、例えば旅行先で番組表を受信して録画可能な番組表と比較するときに、すでに蓄積されている番組表を用いる場合について説明する。
図15は、本発明の実施の形態4に係る視聴支援装置の構成を示すブロック図である。なお、実施の形態1と同様の部分については同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。
視聴支援装置110は、ユーザの番組の視聴を支援する装置であり、図15に示すように録画可能番組表記憶部111、閲覧可能番組表記憶部112、録画可能番組表更新部113、対応番組表判定部114、対応番組表取得部115、同一番組判定部104、および表示部105を備えている。
録画可能番組表記憶部111は、録画可能番組表を記憶する。閲覧可能番組表記憶部112は、閲覧可能番組表を記憶する。
録画可能番組表更新部113は、録画装置設置場所において新しい番組表を取得すると、取得した番組表を録画可能番組表記憶部111へ記憶する。特に、将来、放映される番組表を取得、記憶する。携帯電話等で放送コンテンツを取得し閲覧した場合には、同時に多重化されて放映されている番組表に関する情報を、ユーザの閲覧の有無に関わらず取得し、記憶する。また、録画可能番組表更新部113は、録画装置設置場所以外の番組表を取得すると、閲覧可能番組表記憶部112へ記憶する。
対応番組表判定部114は、録画可能番組表更新部113により録画装置設置場所以外の番組表を取得されると、閲覧可能番組表記憶部112に記憶されるこの番組表に対応する録画装置設置場所における番組表(例えば、同一性の判定を行う番組が含まれる日や時間帯等の番組表:以下、対応番組表という)が、すでに録画可能番組表記憶部111に記憶されているか否かを判定する。
対応番組表取得部115は、対応番組表判定部114で対応番組表が記憶されていないと判定された場合、ネットワーク等を介して録画装置設置場所で放映される番組表を取得する。なお、対応番組表判定部114で対応番組表が記憶されていると判定された場合には、対応番組表取得部115は、新たに番組表を取得しない。
同一番組判定部104は、対応番組表が記憶されている場合には、閲覧可能番組表記憶部112に記憶された番組表と、録画可能番組表記憶部111に記憶された録画可能番組表とを用いて、上記実施の形態と同様に同一番組か否かを判定する。一方、対応番組表が記憶されていない場合には、同一番組判定部104は、閲覧可能番組表記憶部112に記憶された番組表と、対応番組表取得部115で取得された録画可能番組表とを用いて、上記実施の形態と同様に同一番組か否かを判定する。
次に、上記のように構成された視聴支援装置110における同一番組判定の動作について説明する。図16はこの視聴支援装置110における同一番組判定の動作の流れを示すフローチャートである。
まず、録画可能番組表更新部113は、受信された放送波より現在位置における番組表を取得する(ステップS701)。次に、録画可能番組表更新部113は、放送済みの番組の情報を録画可能番組表記憶部111に記憶された番組表から消去する(ステップS702)。次に、録画可能番組表更新部113は、取得した番組表が録画装置設置場所以外の番組表であるか否かを判定する(ステップS703)。この結果、取得した番組表が録画装置設置場所以外の番組表でない場合(ステップS703でNO)には、録画可能番組表更新部113は、取得した番組表を録画可能番組表記憶部111へ記憶し、上記動作を繰り返す(ステップS703→ステップS701)。なお、ここでは録画装置設置場所は、あらかじめ設定されているものとする。
一方、取得した番組表が録画装置設置場所以外の番組表である場合(ステップS703でYES)、録画可能番組表更新部113は、取得した番組表を閲覧可能番組表記憶部112へ記憶する。そして対応番組表判定部114は、取得された番組表に対応する録画装置設置場所における番組表が、すでに録画可能番組表記憶部111に記憶されているか否かを判定する(ステップS704)。ここで、対応番組表がすでに記憶されている場合(ステップS704でYES)には、同一番組判定部104は、閲覧可能番組表記憶部112に記憶されている番組表および録画可能番組表記憶部111に記憶されている番組表を用いて同一番組の判定を行う(ステップS705)。一方、対応番組表が記憶されていない場合(ステップS704でNO)には、対応番組表取得部115は、ネットワーク等を介して録画装置設置場所で放映される番組表を取得する(ステップS706)。そして、同一番組判定部104は、閲覧可能番組表記憶部112に記憶されている番組表および対応番組表取得部115で取得された番組表を用いて同一番組の判定を行う(ステップS705)。
以上のように、録画装置設置場所の番組表がすでに記憶されている場合には、新たに番組表を取得することなく、遠隔録画が可能か否かを判定することが可能になる。また、もし録画装置設置場所の番組表が記憶されていなくても、新たに、ネットワークを介して録画装置設置場所で放映されている番組表を取得するので、遠隔録画が可能か否かを判定することが可能になる。
(実施の形態5)
番組表の情報は、多数の業者が配信することがあり、地域によっても異なる場合がある。その場合、同一の番組であっても、異なる表現で番組表が提供されることが多い。そこで、本実施の形態では、録画装置が設置されている場所での番組表の提供元と、閲覧可能(現在位置)である番組表の提供元が異なる場合に、提供元が同じ番組表を取得して、同一番組の判定に用いる場合について説明する。
図17は、本発明の実施の形態5に係る視聴支援装置の構成を示すブロック図である。なお、実施の形態1と同様の部分については同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。また、視聴支援装置が用いられるハードウエア構成についても図2に示す実施の形態1と同じであるものとする。
視聴支援装置120は、ユーザの番組の視聴を支援する装置であり、図17に示すように録画可能番組表取得部102、閲覧可能番組表取得部103、提供元検出部121、番組表取得部122、同一番組判定部104、および表示部105を備えている。
提供元検出部121は、閲覧可能番組表取得部103により取得された閲覧可能番組表および録画可能番組表取得部102により取得された録画可能番組表の提供元を検出し、それぞれの提供元が同じであるか否かを判定する。
番組表取得部122は、閲覧可能番組表および録画可能番組表の提供元が同じでない場合、録画装置設置場所と現在位置との両方で番組表を提供している提供元の番組表を取得する。
次に、上記のように構成された視聴支援装置120における同一番組判定の動作について説明する。図18はこの視聴支援装置120における同一番組判定の動作の流れを示すフローチャートである。
まず、閲覧可能番組表取得部103は、受信された放送波より現在位置における番組表である閲覧可能番組表を取得する(ステップS801)。次に、録画可能番組表取得部102は、例えばネットワークを介して電子番組表サーバ1204へアクセスすることによって、録画装置設置場所における番組表である録画可能番組表を取得する(ステップS802)。なお、ここでは録画装置設置場所は、あらかじめ設定されているものとする。
提供元検出部121は、閲覧可能番組表および録画可能番組表の提供元を検出し、それぞれの提供元が同じであるか否かを判定する(ステップS803)。この結果、閲覧可能番組表および録画可能番組表の提供元が同じである場合(ステップS803でYES)、同一番組判定部104は、この閲覧可能番組表および録画可能番組表を用いて同一番組の判定を行う(ステップS804)。一方、閲覧可能番組表および録画可能番組表の提供元が同じでない場合(ステップS803でNO)、番組表取得部122は、例えばネットワークを介して電子番組表サーバ1204へアクセスすることによって、録画装置設置場所と現在位置との両方で番組表を提供している提供元を検索し、録画装置設置場所と現在位置とにおけるこの提供元の番組表を取得する(ステップS805)。そして、同一番組判定部104は、番組表取得部122で取得された提供元が同じである閲覧可能番組表および録画可能番組表を用いて同一番組の判定を行う(ステップS804)。
以上のように、閲覧可能番組表および録画可能番組表の提供元が異なる場合に、提供元が同じ番組表を取得して、同一番組の判定に用いているので、同一番組であるのに、配信業者によって、番組の表現が異なることを防止することが可能になり、より精度の高い同一番組の判定を行うことが可能になる。
なお、上記各実施の形態では、「録画可能」等のアイコンや録画可能であることを示すマーク等を表示しているが、これに限られるものではない。例えば、図19(a)に示すように、同一番組に対して、録画装置設置場所と現在位置とにおいて配信されている言語が異なる場合には、録画可能番組表からその番組が配信される言語を抽出し、図19(b)に示すように、録画装置が設置されている場所での言語を表示しても構わない。これによって、配信される言語に応じて録画するか否かをユーザに選択させることが可能になる。
(実施の形態6)
近年、ハードディスク等の低価格化によりテレビ等の視聴履歴が容易に蓄積できるようになってきている。そこで、ユーザの日常生活における視聴履歴から、ユーザの嗜好を抽出し、番組情報を基に視聴しそうな番組を推薦することが可能になってきている。さらに、通信機器のハードウエアの小型化により、どこでも放送コンテンツを視聴できるような環境も整いつつある。そこで、旅行先等で、普段の視聴履歴から得られたユーザの嗜好を利用して番組推薦を行ったとしても、日常と同様の嗜好を基に番組が選択されるため、旅行先でしか視聴できない番組を推薦してもらえることがない。
そこで、本実施の形態では、旅行等で居住地域から離れた場所で番組を視聴する場合には、旅先でしか視聴できない番組を優先的に推薦する装置を提供するものである。
図20は、本発明の実施の形態6に係る視聴支援装置の構成を示すブロック図である。
視聴支援装置300は、ユーザの番組の視聴を支援する装置であり、視聴履歴蓄積部301、番組表取得部302、嗜好情報抽出部303、居住地域番組表蓄積部304、閲覧可能番組表蓄積部305、および番組推薦部306を備えている。
視聴履歴蓄積部301は、番組の視聴履歴を取得し、蓄積する。番組表取得部302は、放送コンテンツの番組表および番組に関する番組情報を受信し、取得する。嗜好情報抽出部303は、視聴履歴蓄積部301により蓄積された視聴履歴と視聴された番組の番組情報からユーザの嗜好情報を抽出する。居住地域番組表蓄積部304は、番組表取得部302により取得されたユーザが普段生活している居住地域で放送されている番組表(以下、居住地域番組表という)を蓄積する。閲覧可能番組表蓄積部305は、番組表取得部302により取得された現在の地域で視聴が可能な番組表(以下、閲覧可能番組表という)を蓄積する。番組推薦部306は、閲覧可能番組表の中の番組で居住地域番組表に含まれていない番組を優先してユーザの嗜好情報に基づいて番組を選択する。
図21は本発明の実施の形態6に係る視聴支援装置が用いられるハードウエア構成の一例を示す構成図である。このシステムは、デジタル放送を受信するデジタルテレビ2201、デジタル放送をハードディスクに蓄積することができるハードディスクレコーダ2202、家庭内のネットワーク機器と家庭外のネットワークとを接続するホームゲートウエイ2203、およびデジタル放送を受信し視聴できる、視聴支援装置300を有する携帯電話2204を備えている。
次に、上記のように構成された視聴支援装置300を有する携帯電話2204を用いて、ユーザが番組を視聴する際の動作について説明する。図22は携帯電話2204でユーザが番組を視聴する際の動作の流れを示すフローチャートである。
視聴履歴蓄積部301は、視聴が開始および終了された日時に関する情報と、視聴されたチャンネルに関する情報と、番組表取得部302により取得された番組情報中のテーマの情報とを視聴履歴として蓄積する(ステップS301)。なお、ここでは、番組を配信するサービス事業者から配信される番組情報には、サービス事業者によりあらかじめ設定された各番組のテーマが含まれているものとする。
嗜好情報抽出部303は、視聴履歴があらかじめ設定された視聴時間(例えば、40時間等)だけ蓄積されたか否かを判断する(ステップS302)。ここで、設定された視聴時間に満たない場合(ステップS302でNO)には、ユーザによる番組の視聴と視聴履歴蓄積部301による視聴履歴の蓄積を繰り返す。
一方、設定された視聴時間を超えた場合(ステップS302でYES)には、その視聴履歴からユーザの嗜好を抽出できると判断し、嗜好情報抽出部303は、視聴した履歴の統計情報から、ユーザの嗜好を抽出する(ステップS303)。すなわち、嗜好情報抽出部303は、視聴履歴蓄積部301により蓄積された視聴履歴より、例えば図23に示すようにテーマごとの視聴時間の合計を算出する。図23に示す例では、このユーザは視聴履歴からスポーツ番組を好んで視聴していることがわかる。なお、本実施の形態では、放送される番組にあらかじめテーマに関する情報が付加されているものとしたが、番組の内容のテキスト情報から自然言語処理手法等を利用して特徴的なキーワードを抽出してもよい。
番組表取得部302は、居住地域番組表を取得し、居住地域番組表蓄積部304へ蓄積する(ステップS304)。ここでは、例えば1ヶ月先までの居住地域番組表を取得し、蓄積しているものとする。なお、この居住地域番組表の取得および蓄積については、ユーザが居住地域にいる際に行われるものとする。
番組表取得部302は、現在位置での閲覧可能番組表を取得し、閲覧可能番組表蓄積部305へ蓄積する(ステップS305)。
番組推薦部306は、居住地域番組表と閲覧可能番組表とを比較し、同じであるか否かを判定する(ステップS306)。この判定の結果、居住地域番組表と閲覧可能番組表とが異なる場合(ステップS306でNO)には、番組推薦部306は、閲覧可能番組表の番組で居住地域番組表に含まれていない番組を選択し、それらの番組の中から、嗜好情報抽出部303により抽出されたユーザの嗜好情報に合う番組を推薦番組として、例えば図24に示すように表示し、推薦を行う(ステップS307)。例えば、ユーザの現在位置が居住地域から遠隔地である場合等に、居住地域番組表と閲覧可能番組表とが異なることになる。すなわち、ユーザが現在いる地域では放送されているが、ユーザの居住地域で放送されていない番組を優先して推薦を行う。
一方、この判定の結果、居住地域番組表と閲覧可能番組表とが同じ場合(ステップS306でYES)には、番組推薦部306は、閲覧可能番組表の番組の中から、ユーザの嗜好情報にあった番組を推薦番組として推薦する(ステップS308)。
以上のように、旅先や出張先など、ユーザの生活エリア外でしか放送されていない番組を重点的に推薦することができ、移動先でしか視聴できない番組を見逃すことをなくすことが可能になる。
(実施の形態7)
携帯電話で視聴する番組を録画する場合、携帯電話は持ち歩かれるため電波状態が安定して受信できず、鮮明に番組を録画することは難しい。また、携帯電話で視聴中の放送を遠隔操作により家庭内録画装置で録画しようとしても、すぐに録画することができない。そこで、本実施の形態では、携帯電話と家庭内録画装置とで連携して番組を録画するシステムについて説明する。
図25は、本発明の実施の形態7に係る番組録画システムの構成を示すブロック図である。
番組録画システムは、2つの録画装置で連携して番組の録画を行うシステムであり、第1の録画装置400と、第1の録画装置400とネットワークを介して接続される第2の録画装置500とを備えている。
第1の録画装置400は、例えば携帯電話等の装置であり、第1の番組受信部401、第1の番組録画部402、録画指示送信部403、および録画情報受信部404を備えている。一方、第2の録画装置500は、例えば家庭内に設けられる録画装置であり、第2の番組受信部501、第2の番組録画部502、録画指示受信部503、および録画情報送信部504を備えている。
第1の番組受信部401は、放送されている番組を受信する。第1の番組録画部402は、第1の番組受信部401で受信された番組を録画する。録画指示送信部403は、第1の番組録画部402で録画されている番組の録画指示を第2の録画装置500へ送信する。録画情報受信部404は、第2の録画装置500から送信された、録画が開始された時刻と録画IDを含む録画情報を受信する。
録画指示受信部503は、第1の録画装置400から送信された、番組の録画指示を受信する。第2の番組受信部501は、放送されている番組を受信する。第2の番組録画部502は、第1の録画装置400から録画指示された番組を特定するための録画IDを生成し、録画指示された番組を録画IDに対応付けて録画する。録画情報送信部504は、第2の番組録画部502で録画が開始された時刻と生成された録画IDを含む録画情報を第1の録画装置400へ送信する。
図26は本発明の実施の形態7に係る番組録画システムが用いられるハードウエア構成の一例を示す構成図である。このシステムは、デジタル放送を受信するデジタルテレビ2701、デジタル放送をハードディスクに蓄積することができる第2の録画装置500であるハードディスクレコーダ2702、家庭内のネットワーク機器と家庭外のネットワークとを接続するホームゲートウエイ2703、デジタル放送を受信し、視聴できる第1の録画装置400である携帯電話2704、および放送等のコンテンツを蓄積可能な番組蓄積半導体メディア2705を備えている。
次に、上記のように構成された番組録画システムの第1の録画装置400である携帯電話2704で視聴している番組を録画する際の動作について説明する。図27は番組録画システムで番組を録画する際の動作の流れを示すフローチャートである。
ここでは、ユーザが、例えば図28に示すように携帯電話2704でスポーツ番組を視聴しているときに、その番組を繰り返し視聴、または保存用に蓄積しようと思い、番組を録画する指示を携帯電話2704に対して与えるものとする。
第1の録画装置400(携帯電話2704)において、ユーザによって視聴されている番組の録画要求が行われる(ステップS401)と、第1の番組録画部402は、録画要求が行われた番組の録画を開始する(ステップS402)。ここでは、第1の番組録画部402は、携帯電話2704に装着されている番組蓄積半導体メディア2705に番組を記憶するものとする。また、第1の番組録画部402は、同時に、例えば図29に示すようにファイル名(例えば「001.mpg」等)と、録画を開始した時刻(例えば「9時8分10秒」等)、タイトル(例えば「スポーツばんざい」等)等の情報を記憶する。
同時に、録画指示送信部403は、録画要求が行われた番組の録画指示をネットワークおよびホームゲートウエイを介して第2の録画装置500へ送信する(ステップS403)。このとき、録画指示送信部403は、録画指示に録画要求が行われた番組のチャンネル情報を含めて送信する。
第2の録画装置500(ハードディスクレコーダ2702)の録画指示受信部503は、第1の録画装置400から送信された録画指示を受信する(ステップS404)。そして、録画指示受信部503は、チャンネル情報を第2の番組受信部501へ、録画指示を第2の番組録画部502へ通知する。
第2の番組受信部501は、通知されたチャンネルの放送を受信する。第2の番組録画部502は、録画指示された番組を特定するための録画IDを生成する(ステップS405)。そして、第2の番組録画部502は、録画IDに対応付けて、第2の番組受信部501で受信された番組の録画を開始する(ステップS405)。図30は第2の録画装置500に録画された番組の録画情報の一例を示す図である。図30に示す例では、録画情報として、録画ID、録画日、録画開始時刻、タイトル、録画設定元の情報が蓄積されている。また、録画設定元には、直接録画要求、予約録画、携帯電話で録画設定等の情報が蓄積される。
次に、録画情報送信部504は、録画IDおよび録画開始時刻を録画情報として第1の録画装置400へ送信する(ステップS407)。これにより、第2の録画装置500で録画が始まったことを第1の録画装置400へ知らせることになる。
第1の録画装置400の録画情報受信部404は、第2の録画装置500から送信された、録画が開始された時刻と録画IDを含む録画情報を受信し、第1の番組録画部402へ通知する(ステップS408)。ここで、録画指示された番組が図30に示す「スポーツばんざい」であれば、録画IDとして「12」を受信することになる。
第1の番組録画部402は、録画IDが通知されると例えば図32に示すようなメッセージを表示し、録画中の番組の録画を終了する(ステップS409)。このとき、第1の番組録画部402は、録画を終了した番組に録画IDを対応付けて記憶する。これにより、番組蓄積半導体メディア2705には、例えば図29に示すように、ファイル名、録画開始時刻、タイトル等の情報に加えて、録画ID(例えば、「12」等)、録画終了時刻(例えば「9時10分13秒」等)の情報が蓄積されることになる。
以上のように、第1の録画装置400(携帯電話2704)で番組の録画要求が行われた段階で、第1の録画装置400での録画を開始し、第2の録画装置500(ハードディスクレコーダ2702)での録画開始が実行されるまでは、第1の録画装置400での録画を継続する。そして、第2の録画装置500での録画が開始された時点で、第1の録画装置400の録画を終了させている。よって、第1の録画装置400においてユーザが現在視聴している番組を、第1の録画装置400で録画開始し、さらに、第2の録画装置500へ録画指示することができ、ユーザは希望する番組を安定した受信状態が望める第2の録画装置500で簡単に録画することが可能になる。
また、電波状態が安定しない場合だけに限られず、例えば電池の残量が少なくなった場合やメモリの容量が少なくなった場合等にも有効である。
また、第2の録画装置500は、インタフェースに第1の録画装置400で録画された半導体メモリが挿入されることにより、第1の録画装置400で録画された番組を取得し、この番組と第2の番組録画部502で録画した番組とを結合することが可能である。このとき、録画IDに基づいて、第1の録画装置400で録画された番組の続きが、第2の番組録画部502で録画されたどの番組であるかを判定し、結合することができる。これにより、第1の録画装置400および第2の番組録画部502で別々に部分録画された番組を例えば図31に示すように1つの番組として認識することができる。
また、本実施の形態では、第2の録画装置500のインタフェースに第1の録画装置400で録画された半導体メモリが挿入されることにより、第1の録画装置400で録画された番組と、第2の録画装置500で録画した番組とを結合させ、連続的に視聴できるものとした。しかしながら、第1の録画装置400と第2の録画装置500との間で充分な帯域が確保できれば、第2の録画装置500で録画完了した番組を第1の録画装置400に配信することで、第1の録画装置400において番組を結合して再生することが可能になる。これにより、ユーザはあたかも第1の録画装置400の操作だけで、番組が第1の録画装置400で録画でき、しかも、第2の録画装置500で番組を録画しているため、第1の録画装置400の電池を消耗することなく、さらに、家庭内の固定されたアンテナで番組を受信していることにより、鮮明な画像で録画することができる。
また、本実施の形態では、第1の録画装置400での録画指示があってから第2の録画装置500との通信を行ったが、第1の録画装置400の番組閲覧操作が開始された時点で、第2の録画装置500との通信を行っても構わない。これにより、第1の録画装置400での録画指示があった場合には、即座に録画を開始することが可能になる。また、第1の録画装置400での番組閲覧が開始されたときに、第2の録画装置500において、番組の録画を開始しても構わない。これにより、第1の録画装置400からの録画指示があった場合に、既に放送が始まっている番組も連続的に録画することが可能になる。
(実施の形態8)
実施の形態7では、携帯電話と家庭内録画装置とで連携して番組を録画する場合について説明したが、本実施の形態では、さらに録画指示する番組が家庭内録画装置の設置されている場所で放映されているかを携帯電話において判定した上で、録画指示する場合について説明する。
図33は、本発明の実施の形態8に係る番組録画システムの構成を示すブロック図である。なお、実施の形態1および実施の形態7と同様の部分については同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。
本実施の形態の番組録画システムでは、第1の録画装置410は、実施の形態7の第1の録画装置400の構成に加えて、図33に示すように録画可能番組表取得部102、閲覧可能番組表取得部103、および同一番組判定部411を備えている。
同一番組判定部411は、閲覧可能番組表および録画可能番組表を比較し、第1の番組録画部402で録画されている番組と同一の番組が第2の録画装置500の設置されている場所で放映されているか否かを判定する。録画指示送信部412は、同一の番組が第2の録画装置500の設置されている場所で放映されていると判定された場合に、第1の番組録画部402で録画されている番組の録画指示を第2の録画装置500へ送信する。一方、同一の番組が第2の録画装置500の設置されている場所で放映されていないと判定した場合には、同一番組判定部411は、例えば「この番組は第2の録画装置500の設置されている場所では放映されていません」というようなメッセージを表示させる。
以上のように、第1の録画装置410で録画要求が行われた番組が第2の録画装置500の設置されている場所で放映されているか否かを判定した上で、録画指示を行っているので、第2の録画装置500において異なった番組が録画されるのを防止することができる。
(実施の形態9)
例えば、上記実施の形態7のような番組録画システムにおいて、第1の録画装置で録画した番組と、第2の録画装置で録画した番組は、録画装置が異なるため、音量等の大きさが異なることがある。異なる音量で録画コンテンツを結合すると、コンテンツの結合部分の前後において、再生するときに音量等を調整する必要がでる場合がある。そこで、本実施の形態においては、各録画装置で録画されたコンテンツの音量パワーを補正して結合する場合について説明する。
図34は、本発明の実施の形態9に係る番組録画システムにおける第2の録画装置の構成を示すブロック図である。なお、第1の録画装置の構成については、実施の形態7と同様であるので、説明を省略する。
第2の録画装置510は、例えば家庭内に設けられる録画装置であり、図34に示すように録画番組取得部511、録画番組蓄積部512、サンプリング動画抽出部513、音量パワー計測部514、音量パワー補正量計算部515、および録画番組結合部516を備えている。
録画番組取得部511は、例えば第1の録画装置400で番組が録画された半導体メモリより、第1の録画装置400で録画された番組(以下、第1の録画コンテンツという)を取得する。録画番組蓄積部512は、第1の録画装置400からの録画指示により録画された番組(以下、第2の録画コンテンツという)を蓄積している。サンプリング動画抽出部513は、録画番組取得部511により取得された第1の録画コンテンツと、録画番組蓄積部512に蓄積されている第2の録画コンテンツとにおいて共通する時間部分のコンテンツデータ(以下、サンプリング動画という)をそれぞれ抽出する。なお、第1の録画コンテンツと第2の録画コンテンツとには、所定の時間分のコンテンツデータが両方で録画されているものとする。
音量パワー計測部514は、サンプリング動画抽出部513で抽出されたサンプリング動画の音量パワーをそれぞれ計測する。図35は、音量パワー計測部で計測されたサンプリング動画の音量パワーの一例を示す図であり、(a)第1の録画コンテンツ、(b)第2の録画コンテンツ、の例を示す図である。図35(a)、(b)に示すように、第1の録画コンテンツと第2の録画コンテンツとでは波形は同じであるが振幅に差がある。
音量パワー補正量計算部515は、第1の録画コンテンツおよび第2の録画コンテンツのサンプリング動画における音量パワーの平均音量パワーを算出し、第1の録画コンテンツのサンプリング動画における音量パワーの平均音量パワーを第2の録画コンテンツのサンプリング動画における音量パワーの平均音量パワーに合わせるように音量パワーの補正量を計算する。なお、ここでは、第1の録画コンテンツの平均音量パワーを第2の録画コンテンツの平均音量パワーに合わせるように音量パワーの補正量を計算しているが、これに限られるものではない。例えば、逆に第2の録画コンテンツの平均音量パワーを第1の録画コンテンツの平均音量パワーに合わせるように音量パワーの補正量を計算してもよいし、また第1の録画コンテンツの平均音量パワーと第2の録画コンテンツの平均音量パワーとの中間の音量パワーに合わせるように音量パワーの補正量を計算しても構わない。
録画番組結合部516は、音量パワー補正量計算部515で計算された音量パワーの補正量に従って、第1の録画コンテンツに対して音量パワーの補正を行い、第1の録画コンテンツと第2の録画コンテンツとを結合する。
次に、上記のように構成された第2の録画装置510で第1の録画コンテンツと第2の録画コンテンツとを結合する場合の動作について説明する。図36はこの第2の録画装置510で第1の録画コンテンツと第2の録画コンテンツとを結合する場合の動作の流れを示すフローチャートである。
サンプリング動画抽出部513は、録画番組取得部511により取得された第1の録画コンテンツと、録画番組蓄積部512に蓄積されている第2の録画コンテンツからサンプリング動画をそれぞれ抽出する(ステップS901)。次に、音量パワー計測部514は、サンプリング動画抽出部513で抽出されたサンプリング動画の音量パワーをそれぞれ計測する(ステップS902)。次に、音量パワー補正量計算部515は、第1の録画コンテンツのサンプリング動画における音量パワーの平均音量パワーを第2の録画コンテンツのサンプリング動画における音量パワーの平均音量パワーに合わせるように音量パワーの補正量を計算する(ステップS903)。次に、録画番組結合部516は、音量パワーの補正量に従って、第1の録画コンテンツに対して音量パワーの補正を行い、第1の録画コンテンツと第2の録画コンテンツとを結合する(ステップS904)。
以上のように、同時刻に放映されている録画部分を利用して、各録画コンテンツの音量パワーを補正して結合しているので、再生するときに音量等を再調整する必要がない。
(実施の形態10)
例えば、上記実施の形態7のような番組録画システムにおいて、第1の録画装置で録画した番組と、第2の録画装置で録画した番組を単純に結合すると、その切り替わりの部分において画像のひずみ等が生じる可能性が高い。そこで、本実施の形態では、番組の切れ目を利用して録画コンテンツの結合を行う場合について説明する。
図37は、本発明の実施の形態10に係る番組録画システムにおける第2の録画装置の構成を示すブロック図である。なお、実施の形態9と同様の部分については同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。
第2の録画装置520は、例えば家庭内に設けられる録画装置であり、図37に示すように録画番組取得部511、録画番組蓄積部512、番組内容タグ抽出部521、番組シーン切替部分検出部522、および録画番組結合部523を備えている。
番組内容タグ抽出部521は、録画番組蓄積部512に蓄積されている第2の録画コンテンツから番組内容を示すタグ情報を抽出する。図38は、タグ情報の一例を示す図である。タグ情報には、図38に示すようにその番組の番組タイトルや、ある時間における番組内容等が記載されている。番組シーン切替部分検出部522は、番組内容タグ抽出部521により抽出されたタグ情報から、シーンの切り替わり部分を検出する。図39は、番組のシーンの構成の一例を示す図である。
録画番組結合部523は、録画番組取得部511により取得された第1の録画コンテンツと、録画番組蓄積部512に蓄積されている第2の録画コンテンツとにおいて共通する時間部分のうちで、番組シーン切替部分検出部522により検出された図38に示すようなシーンの切り替わり部分810で、第1の録画コンテンツと第2の録画コンテンツとを結合する。
以上のように、番組の切れ目を録画された番組のタグ情報により検出し、番組の切れ目を利用して、録画コンテンツの結合を行っているので、録画番組の見栄えのよい結合が可能になる。
(実施の形態11)
デジタル放送等の録画コンテンツにおいては、著作権保護の観点から録画コンテンツを他のメディアへコピーすることが制限されることが多い。そのため、例えば、上記実施の形態7のような番組録画システムにおいて、携帯電話で録画したコンテンツと、録画装置が設置されている自宅等で録画したコンテンツを結合することができない場合がある。そこで、本実施の形態では、他のメディアへコピーすることが制限されている場合であっても、コンテンツを結合することができる番組録画システムについて説明する。
図40は、本発明の実施の形態11に係る番組録画システムにおける第2の録画装置の構成を示すブロック図である。なお、実施の形態9と同様の部分については同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。
第2の録画装置530は、例えば家庭内に設けられる録画装置であり、図40に示すように録画番組取得部511、録画番組蓄積部512、番組結合キー判定部531、録画番組結合部532、および録画番組消去部533を備えている。
番組結合キー判定部531は、録画番組取得部511により取得された第1の録画コンテンツから結合キーを抽出し、抽出した結合キーが録画番組蓄積部512に蓄積されている第2の録画コンテンツにあるか否かを判定する。録画番組結合部532は、第1の録画コンテンツから抽出された結合キーが第2の録画コンテンツにある場合にのみ、第1の録画コンテンツと第2の録画コンテンツとを結合する。
録画番組消去部533は、録画番組結合部532により第1の録画コンテンツと第2の録画コンテンツとが結合された場合に、録画番組取得部511により第1の録画コンテンツが取得された例えば第1の録画装置400で番組が録画された半導体メモリより、第1の録画コンテンツを消去する。
次に、上記のように構成された第2の録画装置530で第1の録画コンテンツと第2の録画コンテンツとを結合する場合の動作について説明する。図41はこの第2の録画装置530で第1の録画コンテンツと第2の録画コンテンツとを結合する場合の動作の流れを示すフローチャートである。
番組結合キー判定部531は、録画番組取得部511により取得された第1の録画コンテンツから結合キーを抽出する(ステップS1001)。次に、番組結合キー判定部531は、抽出した結合キーが録画番組蓄積部512に蓄積されている第2の録画コンテンツにあるか否かを判定する(ステップS1002)。この結果、抽出した結合キーが第2の録画コンテンツにある場合(ステップS1002でYES)には、録画番組結合部532は、第1の録画コンテンツと第2の録画コンテンツとを結合する(ステップS1003)。そして、録画番組消去部533は、録画番組取得部511により第1の録画コンテンツが取得された例えば第1の録画装置400で番組が録画された半導体メモリより、第1の録画コンテンツを消去する(ステップS1004)。
一方、抽出した結合キーが第2の録画コンテンツにない場合(ステップS1002でNO)には、第1の録画コンテンツと第2の録画コンテンツとを結合できないことをユーザに通知する(ステップS1005)。
以上のように、第1の録画装置400で録画したコンテンツは、その結合キーをもつ録画コンテンツへのコピーを許諾することにより、本実施の形態で取得した録画番組の場合に限り番組の結合が可能になる。また、結合キーをもたないメディアへのコピーを禁止することで、録画コンテンツの不正コピーを防止することも可能になる。
(実施の形態12)
実施の形態7では、家庭内録画装置が携帯電話から録画要求がでたときには、録画できる状態である場合を説明した。しかしながら、一般に、家庭内録画装置は、家庭で利用するユーザが操作するため、携帯電話から録画要求を送信したとき、常に利用できる状態にあるとは限らない。そこで、本実施の形態では、携帯電話から録画要求が出された場合に、家庭内録画装置で録画できない状態にあるときには、携帯電話に対してそのことを知らせ、携帯電話で録画するようにする。さらに、家庭内録画装置で録画できる状態になった場合には、携帯電話で指定された番組を家庭内録画装置で録画し、携帯電話で録画することを中止する場合について説明する。
図42は、本発明の実施の形態12に係る番組録画システムの構成を示すブロック図である。なお、実施の形態7と同様の部分については同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。また、本実施の形態の番組録画システムが用いられるハードウエア構成は、図26に示す実施の形態7と同様であるため説明を省略する。
第2の録画装置700は、実施の形態7の構成に加えて録画可否判定部701を備えている。また、第1の録画装置600の録画情報受信部601および第1の番組録画部602と、第2の録画装置700の録画情報送信部702との動作が実施の形態7とは相違する。録画可否判定部701は、第1の録画装置600から録画指示された番組を第2の番組録画部502で録画できるか否かを判定する。
次に、上記のように構成された番組録画システムの第1の録画装置600である携帯電話2704で視聴している番組を録画する際の動作について説明する。図43は番組録画システムで番組を録画する際の動作の流れを示すフローチャートである。なお、実施の形態7と同様の動作については同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。
まず、ユーザによって視聴されている番組の録画要求(ステップS401)から第2の録画装置700の録画指示受信部503による録画指示の受信(ステップS404)までは、実施の形態7と同様である。
次に、録画可否判定部701は、第1の録画装置600から録画指示された番組が、現在、第2の番組録画部502で録画されているか否かを判定する(ステップS501)。ここで、すでに録画されている場合(ステップS501でYES)には、録画情報送信部702は、録画指示された番組がすでに録画されている旨を第1の録画装置600へ通知する(ステップS502)。第1の録画装置600の録画情報受信部601は、録画指示された番組がすでに録画されている旨の通知を受信し、第1の番組録画部602へ通知する(ステップS503)。第1の番組録画部602は、録画指示された番組がすでに録画されている旨の通知が通知されると例えば図45に示すようなメッセージを表示し、録画中の番組の録画を終了する(ステップS504)。なお、第2の録画装置700ですでに録画されているために、これまでに第1の録画装置600で録画した番組を消去してもよい。
一方、第1の録画装置600から録画指示された番組が録画されていない場合(ステップS501でNO)には、録画可否判定部701は、録画指示された番組の終了時刻を番組表を用いて確認し、その終了時刻まで録画可能であるか否かを判定する(ステップS505)。ここで、録画可能でない場合(ステップS505でNO)には、録画情報送信部702は、録画できない旨を第1の録画装置600へ通知する(ステップS506)。また、録画可否判定部701は、録画指示された番組の終了時刻前に録画可能となる場合には判定処理を繰り返すことになる。
録画できない旨の通知を受信した第1の録画装置600の録画情報受信部601は、第1の番組録画部602へ通知する(ステップS507)。第1の番組録画部602は、録画できない旨の通知が通知されると例えば図44に示すようなメッセージを表示し、録画中の番組の録画を継続する(ステップS508)。
例えば、第1の録画装置600から録画指示された番組の開始時刻が14時で終了時刻が16時であり、現在時刻が14時15分であったとする。この番組を終了時刻まで第2の録画装置700の第2の番組録画部502で録画するためには、16時まで他の番組を録画できないことになる。ここで、以前に15時から15時30分まで他の番組を録画するように、予約設定されていた場合には、先に録画予約されている番組を録画するために、15時30分までは第1の録画装置600で番組を蓄積し、15時30分から16時までは第2の録画装置700で録画するようにする。
一方、録画可能である場合(ステップS505でYES)には、実施の形態7と同様に第2の番組録画部502での録画IDの生成処理(ステップS405)から第1の番組録画部402による録画中の番組の録画終了処理(ステップS409)を行う。また、最終的に第2の番組録画部502で録画できる状態になった場合も同様である。前述の例では15時30分になった時点で、録画可能であると判定されることになる。それまでは、第1の録画装置600で録画が継続されていることになる。
以上のように、第1の録画装置から第2の録画装置へ録画指示を行った際に、第2の録画装置が使用されている等の状況に応じて、第1の録画装置での録画の継続等を行っているので、状況に応じた録画を簡単に行うことが可能になる。
以上のように本発明に係る視聴支援装置は、ユーザの居住地域や現在位置等に応じて番組の視聴や録画の支援を行うことができ、例えばテレビ、ハードディスクレコーダ、DVDレコーダ、携帯電話、車載ディスプレイ等の装置で番組を視聴や録画するのに有用である。
図1は、本発明の実施の形態1に係る視聴支援装置の構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の実施の形態1に係る視聴支援装置が用いられるハードウエア構成の一例を示す構成図である。 図3は、携帯電話でユーザが番組を視聴する際の動作の流れを示すフローチャートである。 図4は、番組が視聴されている画面の表示例を示す図である。 図5は、本発明の実施の形態2に係る視聴支援装置の構成を示すブロック図である。 図6は、本発明の実施の形態2に係る視聴支援装置が用いられるハードウエア構成の一例を示す構成図である。 図7は、デジタルテレビでユーザが番組を視聴する際の動作の流れを示すフローチャートである。 図8は、録画装置設置場所を入力する画面の表示例を示す図である。 図9は、閲覧可能番組表の一例を示す図である。 図10は、録画可能番組表の一例を示す図である。 図11は、録画可能であることを示すマークを付加した番組表の一例を示す図である。 図12は、同一番組判定部の詳細な構成を示すブロック図である。 図13は、番組のテキスト情報の一例を示す図である。 図14は、同一番組判定部の動作の流れを示すフローチャートである。 図15は、本発明の実施の形態4に係る視聴支援装置の構成を示すブロック図である。 図16は、視聴支援装置における同一番組判定の動作の流れを示すフローチャートである。 図17は、本発明の実施の形態5に係る視聴支援装置の構成を示すブロック図である。 図18は、視聴支援装置における同一番組判定の動作の流れを示すフローチャートである。 図19は、(a)録画装置設置場所と現在位置とにおいて配信されている言語の一例を示す図であり、(b)番組が視聴されている画面の表示例を示す図である。 図20は、本発明の実施の形態6に係る視聴支援装置の構成を示すブロック図である。 図21は、本発明の実施の形態6に係る視聴支援装置が用いられるハードウエア構成の一例を示す構成図である。 図22は、携帯電話でユーザが番組を視聴する際の動作の流れを示すフローチャートである。 図23は、テーマごとの算出された視聴時間の一例を示す図である。 図24は、居住地域で放送されていない番組を優先して推薦する画面の表示例を示す図である。 図25は、本発明の実施の形態7に係る番組録画システムの構成を示すブロック図である。 図26は、本発明の実施の形態7に係る番組録画システムが用いられるハードウエア構成の一例を示す構成図である。 図27は、番組録画システムで番組を録画する際の動作の流れを示すフローチャートである。 図28は、携帯電話での番組の視聴画面の表示例を示す図である。 図29は、半導体メディアに記憶される情報の一例を示す図である。 図30は、第2の録画装置に録画された番組の録画情報の一例を示す図である。 図31は、第2の録画装置での番組のリストの一例を示す図である。 図32は、第1の録画装置で録画中番組の録画の終了を知らせる表示例を示す図である。 図33は、本発明の実施の形態8に係る番組録画システムの構成を示すブロック図である。 図34は、本発明の実施の形態9に係る番組録画システムにおける第2の録画装置の構成を示すブロック図である。 図35は、音量パワー計測部で計測されたサンプリング動画の音量パワーの一例を示す図であり、(a)第1の録画コンテンツ、(b)第2の録画コンテンツ、の例を示す図である。 図36は、第2の録画装置で第1の録画コンテンツと第2の録画コンテンツとを結合する場合の動作の流れを示すフローチャートである。 図37は、本発明の実施の形態10に係る番組録画システムにおける第2の録画装置の構成を示すブロック図である。 図38は、タグ情報の一例を示す図である。 図39は、番組のシーンの構成の一例を示す図である。 図40は、本発明の実施の形態11に係る番組録画システムにおける第2の録画装置の構成を示すブロック図である。 図41は、第2の録画装置で第1の録画コンテンツと第2の録画コンテンツとを結合する場合の動作の流れを示すフローチャートである。 図42は、本発明の実施の形態5に係る番組録画システムの構成を示すブロック図である。 図43は、番組録画システムで番組を録画する際の動作の流れを示すフローチャートである。 図44は、録画できない旨を通知する表示例を示す図である。 図45は、録画指示された番組がすでに録画されている旨を通知する表示例を示す図である。
符号の説明
100、110、120、200、300 視聴支援装置
101、201 録画装置位置取得部
102 録画可能番組表取得部
103 閲覧可能番組表取得部
104、202、411 同一番組判定部
105 表示部
1041 放映時間抽出部
1042 検索部
1043 テキスト情報抽出部
1044 番組情報記憶部
1045 一致度計算部
1046 判定部
111 録画可能番組表記憶部
112 閲覧可能番組表記憶部
113 録画可能番組表更新部
114 対応番組表判定部
115 対応番組表取得部
121 提供元検出部
122 番組表取得部
203 番組表表示部
301 視聴履歴蓄積部
302 番組表取得部
303 嗜好情報抽出部
304 居住地域番組表蓄積部
305 閲覧可能番組表蓄積部
306 番組推薦部
400、410、600 第1の録画装置
401 第1の番組受信部
402、602 第1の番組録画部
403 録画指示送信部
404、601 録画情報受信部
500、510、520、530、700 第2の録画装置
501 第2の番組受信部
502 第2の番組録画部
503 録画指示受信部
504、702 録画情報送信部
511 録画番組取得部
512 録画番組蓄積部
513 サンプリング動画抽出部
514 音量パワー計測部
515 音量パワー補正量計算部
516 録画番組結合部
521 番組内容タグ抽出部
522 番組シーン切替部分検出部
523 録画番組結合部
531 番組結合キー判定部
532 録画番組結合部
533 録画番組消去部
701 録画可否判定部

Claims (31)

  1. 番組の視聴を支援する視聴支援装置であって、
    現在位置における番組表である閲覧可能番組表と、録画装置が設置されている場所における番組表である録画可能番組表とに基づいて、それぞれの番組の同一性を判定する同一番組判定手段と、
    前記同一番組判定手段により判定された番組の同一性を表示する表示手段と
    を備えることを特徴とする視聴支援装置。
  2. 前記同一番組判定手段は、
    前記閲覧可能番組表に含まれる所定の番組の開始時刻、終了時刻、および放映時間の少なくとも1つを抽出する時間抽出部と、
    前記時間抽出部により抽出された前記所定の番組の開始時刻、終了時刻、および放映時間の少なくとも1つに基づいて前記録画可能番組表を検索し、検索された番組を抽出する検索部と、
    前記検索部により抽出された前記録画可能番組表に含まれる番組、および前記所定の番組のテキスト情報を抽出するテキスト抽出部と、
    前記テキスト抽出部により抽出されたそれぞれのテキスト情報を比較して一致度を計算する一致度計算部と、
    前記一致度計算部により計算された前記一致度に基づいて、前記所定の番組と同一性を有する番組が存在するか否かを判定する判定部とを備える
    ことを特徴とする請求項1記載の視聴支援装置。
  3. 前記検索部は、前記所定の番組の開始時刻および終了時刻に基づいて前記録画可能番組表を検索して前記放映時間と同じ開始時刻および終了時刻の番組を抽出する
    ことを特徴とする請求項2記載の視聴支援装置。
  4. 前記検索部は、前記所定の番組の放映時間に基づいて前記録画可能番組表を検索して前記放映時間と同じ放映時間の番組を抽出する
    ことを特徴とする請求項2記載の視聴支援装置。
  5. 前記視聴支援装置は、さらに、
    前記録画装置が設置されている場所を取得する録画装置位置取得手段と、
    前記録画装置位置取得手段により取得された前記場所における前記録画可能番組表を取得する録画可能番組表取得手段と、
    前記閲覧可能番組表を取得する閲覧可能番組表取得手段とを備える
    ことを特徴とする請求項1記載の視聴支援装置。
  6. 前記視聴支援装置は、さらに、
    前記録画可能番組表を記憶する録画可能番組表記憶手段と、
    前記閲覧可能番組表を記憶する閲覧可能番組表記憶手段と、
    前記閲覧可能番組表を取得し、取得した前記閲覧可能番組表が前記録画装置の設置されている場所の番組表であるか否かを判定し、前記録画装置の設置されている場所の番組表である場合には、取得した前記閲覧可能番組表を前記録画可能番組表記憶手段へ、一方、前記録画装置の設置されている場所の番組表でない場合には、前記閲覧可能番組表を前記閲覧可能番組表記憶手段へ、記憶する録画可能番組表更新手段とを備え、
    前記同一番組判定手段は、前記録画可能番組表記憶手段に記憶された前記録画可能番組表と、前記閲覧可能番組表記憶手段に記憶された前記閲覧可能番組表とに基づいて、それぞれの番組の同一性を判定する
    ことを特徴とする請求項1記載の視聴支援装置。
  7. 前記視聴支援装置は、さらに、
    前記録画装置の設置されている場所の番組表でない前記閲覧可能番組表が取得された場合に、前記閲覧可能番組表に対応する前記録画可能番組表が前記録画可能番組表記憶手段に記憶されているか否かを判定する対応番組表判定手段と、
    前記対応番組表判定手段により前記閲覧可能番組表に対応する前記録画可能番組表が前記録画可能番組表記憶手段に記憶されていないと判定された場合に、前記閲覧可能番組表に対応する前記録画可能番組表を取得する対応番組表取得手段とを備える
    ことを特徴とする請求項6記載の視聴支援装置。
  8. 前記視聴支援装置は、さらに、
    前記閲覧可能番組表および前記録画可能番組表それぞれの提供元を検出する提供元検出手段と、
    前記提供元検出手段により検出された前記閲覧可能番組表の提供元および前記録画可能番組表の提供元が相違する場合に、提供元が同一の閲覧可能番組表および録画可能番組表を取得する提供元同一番組表取得手段とを備え、
    前記同一番組判定手段は、前記提供元同一番組表取得手段により取得された前記閲覧可能番組表および前記録画可能番組表に基づいて、それぞれの番組の同一性を判定する
    ことを特徴とする請求項1記載の視聴支援装置。
  9. 前記表示手段は、前記同一番組判定手段により判定された番組の同一性に基づいて、現在視聴されている番組が前記録画装置において録画可能であるか否かを表示する
    ことを特徴とする請求項1記載の視聴支援装置。
  10. 前記表示手段は、現在視聴されている番組が前記録画装置において録画可能である場合、前記録画可能番組表に基づいて、前記録画装置において録画可能である前記番組の視聴可能言語をさらに表示する
    ことを特徴とする請求項9記載の視聴支援装置。
  11. 前記表示手段は、前記同一番組判定手段により判定された番組の同一性に基づいて、前記閲覧可能番組表に、それぞれの番組が前記録画装置において録画可能であるか否かの情報を付加して表示する
    ことを特徴とする請求項1記載の視聴支援装置。
  12. 前記視聴支援装置は、さらに、
    番組表の選択指示を受け付ける選択受付手段を備え、
    前記表示手段は、前記選択指示に基づいて、前記録画可能番組表、前記閲覧可能番組表、録画可能であるか否かの前記情報を付加した前記閲覧可能番組表のいずれか1つを表示する
    ことを特徴とする請求項11記載の視聴支援装置。
  13. 前記視聴支援装置は、さらに、
    嗜好情報が蓄積されている嗜好情報蓄積手段と、
    前記嗜好情報、前記閲覧可能番組表および前記録画可能番組表に基づいて番組を選択し、選択した前記番組を推薦する番組推薦手段と
    を備えることを特徴とする請求項1記載の視聴支援装置。
  14. 前記番組推薦手段は、前記閲覧可能番組表に含まれる番組の中から前記録画可能番組表に含まれない番組を優先的に選択する
    ことを特徴とする請求項13記載の視聴支援装置。
  15. 前記嗜好情報は、番組の視聴履歴から抽出される
    ことを特徴とする請求項13記載の視聴支援装置。
  16. 前記視聴支援装置は、さらに
    番組を受信する番組受信手段と、
    前記番組受信手段で受信された番組を録画する番組録画手段と、
    前記同一番組判定手段により前記番組録画手段で録画されている番組と同一の番組が前記録画可能番組表にある判定された場合に、前記番組録画手段で録画されている番組の録画を前記録画装置へ指示する録画指示手段とを備える
    ことを特徴とする請求項1記載の視聴支援装置。
  17. 第1の録画装置および第2の録画装置を備える番組録画システムであって、
    前記第1の録画装置は、
    番組を受信する第1の番組受信手段と、
    現在位置における番組表である閲覧可能番組表と、前記第2の録画装置が設置されている場所における番組表である録画可能番組表とに基づいて、それぞれの番組の同一性を判定する同一番組判定手段と、
    前記同一番組判定手段により判定された番組の同一性を表示する表示手段と、
    前記第1の番組受信手段で受信された番組を録画する第1の番組録画手段と、
    前記同一番組判定手段により前記番組録画手段で録画されている番組と同一の番組が前記録画可能番組表にあると判定された場合に、前記第1の番組録画手段で録画されている番組の録画を前記第2の録画装置へ指示する録画指示手段とを備え、
    前記第2の録画装置は、
    前記録画指示手段により録画指示された番組を受信する第2の番組受信手段と、
    前記第2の番組受信手段で受信された番組を録画する第2の番組録画手段とを備える
    ことを特徴とする番組録画システム。
  18. 前記第2の録画装置は、さらに、
    前記第2の番組録画手段が録画指示された前記番組の録画を開始したことを前記第1の録画装置へ通知する録画情報送信手段を備え、
    前記第1の番組録画手段は、前記録画情報送信手段から録画開始が通知されると、前記番組の録画を中止する
    ことを特徴とする請求項17記載の番組録画システム。
  19. 前記第2の番組録画手段は、録画指示された前記番組を特定するための録画IDを生成し、録画指示された前記番組を前記録画IDに対応付けて録画し、
    前記録画情報送信手段は、前記録画IDを前記第1の録画装置へ通知し、
    前記第1の番組録画手段は、通知された前記録画IDを前記番組に対応付けて記憶する
    ことを特徴とする請求項18記載の番組録画システム。
  20. 前記第2の録画装置は、さらに、
    前記第1の録画装置で録画された前記番組を取得する録画番組取得手段と、
    取得された前記番組と、前記第2の番組録画手段で録画された前記番組とを前記録画IDに基づいて結合する番組結合手段とを備える
    ことを特徴とする請求項19記載の番組録画システム。
  21. 前記第2の録画装置は、さらに、
    前記録画番組取得手段により取得された前記番組と、前記第2の番組録画手段で録画された前記番組とにおいて共通する時間部分のコンテンツデータをそれぞれ抽出するサンプリング動画抽出手段と、
    前記サンプリング動画抽出手段により抽出されたそれぞれの前記コンテンツデータの音量パワーを計測する音量パワー計測手段と、
    前記音量パワー計測手段により計測されたそれぞれの前記音量パワーが同じになるように、前記音量パワーの補正量を計算する補正量計算手段とを備え、
    前記番組結合手段は、前記補正量計算手段により計算された前記補正量に基づいて前記音量パワーを補正して、前記録画番組取得手段により取得された前記番組と、前記第2の番組録画手段で録画された前記番組とを結合する
    ことを特徴とする請求項20記載の番組録画システム。
  22. 前記第2の録画装置は、さらに、
    前記録画番組取得手段により取得された前記番組、および前記第2の番組録画手段で録画された前記番組に関するタグ情報を取得するタグ情報取得手段と、
    前記タグ情報取得手段により取得された前記タグ情報に基づいて、前記番組のシーン切り替わり部分を検出する切替部分検出手段とを備え、
    前記番組結合手段は、前記切替部分検出手段により検出された前記番組のシーン切り替り部分で、前記録画番組取得手段により取得された前記番組と、前記第2の番組録画手段で録画された前記番組とを結合する
    ことを特徴とする請求項20記載の番組録画システム。
  23. 前記第2の録画装置は、さらに、
    前記録画番組取得手段により取得された前記番組から結合キーを抽出し、抽出した前記結合キーが前記第2の番組録画手段で録画された前記番組に存在するか否か判定する結合キー判定手段を備え、
    前記番組結合手段は、前記結合キー判定手段により前記結合キーが前記第2の番組録画手段で録画された前記番組に存在すると判定された場合に、前記録画番組取得手段により取得された前記番組と、前記第2の番組録画手段で録画された前記番組とを結合する
    ことを特徴とする請求項20記載の番組録画システム。
  24. 前記第2の録画装置は、さらに、
    前記録画番組取得手段により取得された前記番組を当該番組の取得先から消去する録画番組消去手段を備える
    ことを特徴とする請求項23記載の番組録画システム。
  25. 前記第2の録画装置は、さらに、
    前記録画指示手段から録画指示を受けたときに、録画が可能か否かを判断する録画可否判断手段を備え、
    前記録画情報送信手段は、前記録画可否判断手段で録画できないと判断されたときに、録画できない旨を前記第1の録画装置へ通知する
    ことを特徴とする請求項18記載の番組録画システム。
  26. 前記録画可否判断手段は、さらに、録画指示手段から録画指示を受けたときに、録画指示された前記番組を前記第2の番組録画手段が録画中であるか否かを判断し、
    前記録画情報送信手段は、前記録画可否判断手段で前記番組を録画中であると判断されたときに、前記番組を録画中である旨を前記第1の録画装置へ通知する
    ことを特徴とする請求項25記載の番組録画システム。
  27. 録画装置であって、
    他の録画装置から録画指示された番組を受信する番組受信手段と、
    前記番組受信手段で受信された番組を録画する番組録画手段と
    を備えることを特徴とする録画装置。
  28. 番組の視聴を支援する視聴支援方法であって、
    現在位置における番組表である閲覧可能番組表と、録画装置が設置されている場所における番組表である録画可能番組表とに基づいて、それぞれの番組の同一性を判定する同一番組判定ステップと、
    前記同一番組判定ステップにより判定された番組の同一性を表示する表示ステップと
    を含むことを特徴とする視聴支援方法。
  29. 第1の録画装置および第2の録画装置を備えるシステムで番組を録画する番組録画方法あって、
    前記第1の録画装置において、
    番組を受信する第1の番組受信ステップと、
    現在位置における番組表である閲覧可能番組表と、前記第2の録画装置が設置されている場所における番組表である録画可能番組表とに基づいて、それぞれの番組の同一性を判定する同一番組判定ステップと、
    前記同一番組判定ステップにより判定された番組の同一性を表示する表示ステップと、
    前記第1の番組受信ステップにより受信された番組を録画する第1の番組録画ステップと、
    前記同一番組判定ステップにより前記番組録画手段で録画されている番組と同一の番組が前記録画可能番組表にあると判定された場合に、前記第1の番組録画ステップにより録画されている番組の録画を前記第2の録画装置へ指示する録画指示ステップとを含み、
    前記第2の録画装置は、
    前記録画指示ステップにより録画指示された番組を受信する第2の番組受信ステップと、
    前記第2の番組受信ステップにより受信された番組を録画する第2の番組録画ステップとを含む
    ことを特徴とする番組録画方法。
  30. 番組の視聴を支援するためのプログラムであって、
    現在位置における番組表である閲覧可能番組表と、録画装置が設置されている場所における番組表である録画可能番組表とに基づいて、それぞれの番組の同一性を判定する同一番組判定ステップと、
    前記同一番組判定ステップにより判定された番組の同一性を表示する表示ステップとをコンピュータに実行させる
    ことを特徴とするプログラム。
  31. 第1の録画装置および第2の録画装置を備えるシステムで番組を録画するためのプログラムであって、
    前記第1の録画装置において、
    番組を受信する第1の番組受信ステップと、
    現在位置における番組表である閲覧可能番組表と、前記第2の録画装置が設置されている場所における番組表である録画可能番組表とに基づいて、それぞれの番組の同一性を判定する同一番組判定ステップと、
    前記同一番組判定ステップにより判定された番組の同一性を表示する表示ステップと、
    前記第1の番組受信ステップにより受信された番組を録画する第1の番組録画ステップと、
    前記同一番組判定ステップにより前記番組録画手段で録画されている番組と同一の番組が前記録画可能番組表にあると判定された場合に、前記第1の番組録画ステップにより録画されている番組の録画を前記第2の録画装置へ指示する録画指示ステップとを含み、
    前記第2の録画装置は、
    前記録画指示ステップにより録画指示された番組を受信する第2の番組受信ステップと、
    前記第2の番組受信ステップにより受信された番組を録画する第2の番組録画ステップとをコンピュータに実行させる
    ことを特徴とするプログラム。
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