JPWO2005053800A1 - 骨伝導スピーカーを用いた通信システム - Google Patents
骨伝導スピーカーを用いた通信システム Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2005053800A1 JPWO2005053800A1 JP2005516039A JP2005516039A JPWO2005053800A1 JP WO2005053800 A1 JPWO2005053800 A1 JP WO2005053800A1 JP 2005516039 A JP2005516039 A JP 2005516039A JP 2005516039 A JP2005516039 A JP 2005516039A JP WO2005053800 A1 JPWO2005053800 A1 JP WO2005053800A1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bone conduction
- user
- conduction speaker
- transmission
- communication system
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R1/00—Details of transducers, loudspeakers or microphones
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R5/00—Stereophonic arrangements
- H04R5/02—Spatial or constructional arrangements of loudspeakers
- H04R5/023—Spatial or constructional arrangements of loudspeakers in a chair, pillow
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B71/00—Games or sports accessories not covered in groups A63B1/00 - A63B69/00
- A63B71/06—Indicating or scoring devices for games or players, or for other sports activities
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/02—Transmitters
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R3/00—Circuits for transducers, loudspeakers or microphones
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B71/00—Games or sports accessories not covered in groups A63B1/00 - A63B69/00
- A63B71/06—Indicating or scoring devices for games or players, or for other sports activities
- A63B71/0619—Displays, user interfaces and indicating devices, specially adapted for sport equipment, e.g. display mounted on treadmills
- A63B71/0622—Visual, audio or audio-visual systems for entertaining, instructing or motivating the user
- A63B2071/0625—Emitting sound, noise or music
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B71/00—Games or sports accessories not covered in groups A63B1/00 - A63B69/00
- A63B71/06—Indicating or scoring devices for games or players, or for other sports activities
- A63B71/0619—Displays, user interfaces and indicating devices, specially adapted for sport equipment, e.g. display mounted on treadmills
- A63B71/0622—Visual, audio or audio-visual systems for entertaining, instructing or motivating the user
- A63B2071/0625—Emitting sound, noise or music
- A63B2071/063—Spoken or verbal instructions
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B2225/00—Miscellaneous features of sport apparatus, devices or equipment
- A63B2225/20—Miscellaneous features of sport apparatus, devices or equipment with means for remote communication, e.g. internet or the like
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B2230/00—Measuring physiological parameters of the user
- A63B2230/04—Measuring physiological parameters of the user heartbeat characteristics, e.g. ECG, blood pressure modulations
- A63B2230/06—Measuring physiological parameters of the user heartbeat characteristics, e.g. ECG, blood pressure modulations heartbeat rate only
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
- Headphones And Earphones (AREA)
- Optical Communication System (AREA)
Abstract
利用者がその動作中において周囲の者に迷惑をかけることなくモニターの音声の聴取が可能で、インストラクターの指示等にも直ちに対応可能な状態に受信手段を装着することができ、且つ種々の機種のフィットネスマシン等に適用することのできる骨伝導スピーカーを用いた通信システムを提供することを課題とするものであって、利用者の頭部に装着される受信手段と、利用者の利用するモニターを備えたマシンに設置される送信手段とから成り、受信手段は頭部装着用ヘッドバンドに担持された骨伝導スピーカー、受信部、アンプユニット及び充電池を含み、利用者が動作中に送信手段からの音声信号出力を記受信手段を介して受信して聴取可能にしたことを特徴とする。
Description
本発明は、骨伝導スピーカーを用いた通信システム、より詳細には、ランニングマシンやエアロバイク等のフィットネスマシンその他のマシンで音声出力手段を備えたものを利用する者が、当該出力音声を、周囲の利用者に何ら気付かれることなく聴取可能な骨伝導スピーカーを用いた通信システムに関するものである。
近年、フィットネスマシンの発達と普及は目覚しく、例えば、トレーニングをしながらでもフィットネスマシンのモニターでテレビを視聴したり、トレーニングの内容に伴ったゲームを楽しんだりすることができ、且つ、種々のコンテンツをトレーニング時に楽しめる娯楽的なトレーニング手段として、今後の更なる普及が見込まれている(特開2002−272876号公報参照)。
このように、フィットネスマシンは、テレビ視聴可能なもの等、当初よりも娯楽的要素を含んだ製品が出回ってきているが、テレビ等の音声を聞きながら、同時に運動する必要があるため、ある程度の音量が必要であり、ジム等で当該マシンを複数台並べて使用する場合には、音が周囲に聞こえ迷惑であるという問題がある。そこで、受信手段としてイヤホンやヘッドホン等を装着することが考えられるが、その場合は運動する上で邪魔になり、また、インストラクター等の声が聞き取りづらくなり、指示を受けても、直ちに対応できないことも起こる。
このように、フィットネスマシンは、テレビ視聴可能なもの等、当初よりも娯楽的要素を含んだ製品が出回ってきているが、テレビ等の音声を聞きながら、同時に運動する必要があるため、ある程度の音量が必要であり、ジム等で当該マシンを複数台並べて使用する場合には、音が周囲に聞こえ迷惑であるという問題がある。そこで、受信手段としてイヤホンやヘッドホン等を装着することが考えられるが、その場合は運動する上で邪魔になり、また、インストラクター等の声が聞き取りづらくなり、指示を受けても、直ちに対応できないことも起こる。
上述したように、従来のスポーツクラブで使用するフィットネスマシン等のマシンには種々の問題があったので、本発明はそのような問題のない、即ち、利用者がその動作中において周囲の者に迷惑をかけることなくモニターの音声の聴取が可能で、インストラクターの指示等にも直ちに対応可能な状態に受信手段を装着することができ、且つ、種々の機種のフィットネスマシン等に適用することが可能な骨伝導スピーカーを用いた通信システムを提供することを課題とする。
本発明は、利用者の頭部に装着される受信手段と、前記利用者の利用するモニターを備えたマシンに設置される送信手段とから成り、前記受信手段は頭部装着用ヘッドバンドに担持された骨伝導スピーカー、受信部、アンプユニット及び充電池を含み、前記利用者が動作中に前記送信手段からの音声信号出力を、前記受信手段を介して受信して聴取可能にしたことを特徴とする骨伝導スピーカーを用いた通信システム、を以て上記課題を解決した。
本発明はまた、利用者の頭部に装着される第1の送受信手段と、前記利用者の利用する音声信号出力手段を備えたマシンに設置される第2の送受信手段とから成り、前記第1の送受信手段は頭部装着用ヘッドバンドに担持された骨伝導スピーカー、送受信部、アンプユニット及び充電池を含み、前記利用者が動作中に前記第2の送受信手段からの音声信号出力を、前記第1の送受信手段を介して受信して聴取可能にしたことを特徴とする骨伝導スピーカーを用いた通信システム、を以て上記課題を解決した。
通例、前記送信手段(第1の送受信手段)と前記受信部(第2の送受信手段)との間の通信は赤外線にて行なわれる。好ましくは、前記ヘッドバンドは、その外側面がファッショナブルなカバーで被覆される。また、前記第2の送受信手段に、利用者の動作中にその脈拍を計測する手段を含めることもできる。
本発明は、利用者の頭部に装着される受信手段と、前記利用者の利用するモニターを備えたマシンに設置される送信手段とから成り、前記受信手段は頭部装着用ヘッドバンドに担持された骨伝導スピーカー、受信部、アンプユニット及び充電池を含み、前記利用者が動作中に前記送信手段からの音声信号出力を、前記受信手段を介して受信して聴取可能にしたことを特徴とする骨伝導スピーカーを用いた通信システム、を以て上記課題を解決した。
本発明はまた、利用者の頭部に装着される第1の送受信手段と、前記利用者の利用する音声信号出力手段を備えたマシンに設置される第2の送受信手段とから成り、前記第1の送受信手段は頭部装着用ヘッドバンドに担持された骨伝導スピーカー、送受信部、アンプユニット及び充電池を含み、前記利用者が動作中に前記第2の送受信手段からの音声信号出力を、前記第1の送受信手段を介して受信して聴取可能にしたことを特徴とする骨伝導スピーカーを用いた通信システム、を以て上記課題を解決した。
通例、前記送信手段(第1の送受信手段)と前記受信部(第2の送受信手段)との間の通信は赤外線にて行なわれる。好ましくは、前記ヘッドバンドは、その外側面がファッショナブルなカバーで被覆される。また、前記第2の送受信手段に、利用者の動作中にその脈拍を計測する手段を含めることもできる。
第1図は、本発明の実施例における受信手段の斜視図である。第2図は、本発明の実施例におけるフィットネスマシンの使用状態を示す図である。第3図は、本発明の別の実施例における受信手段の使用形態を示す図である。
本発明を実施するための最良の形態について、本システムをフィットネスマシンに適用した場合につき、添付図面を参照しつつ説明する。図1は、利用者が頭部に装着する本発明における受信手段を示す斜視図であり、該受信手段は、骨伝導スピーカー2、受信部3、アンプユニット4及び充電地5を含み、これらの構成要素が、図1に示したように、運動中に脱落することのないように頭部に装着可能にしたヘッドバンド1に担持される。
ヘッドバンド1は、柔軟性のあるプラスチック、ゴム、繊維等資材製であるが、頭のサイズは人により異なるので、各自にフィットするように、ヘッドバンド1は径の調整を可能にすることが好ましい。そのためには、例えばその一部又は全体を伸縮可能にしたり、一部を切り離して端部同士を面ファスナー等の手段で脱着可能にしたりすればよい。
骨伝導スピーカー2は、ヘッドバンド1の装着時に側頭部に当接する位置に、1又は複数取り付けられる。骨伝導スピーカー2は、ヘッドバンド1の寸法調整等により、頭部の耳付近に軽い圧着状態に保持されるようにする。利用者は、この骨伝導スピーカー2からの音声信号を、骨伝導音として聴取することになる。
受信部3は、好ましくは、ヘッドバンド1の外側面の正面位置に設置される。通信手段としては、通例、赤外線が用いられ、受信部3はホトダイオード等から構成される。図2に示すように、利用者10が対面するフィットネスマシン本体11の上面(モニター設置面)に、受信部3に対応するLED等から構成される送信部6が設置される。送信部6は、コードを介して図示しないフィットネスマシン本体11の音声出力端子に接続される。送信部6は、フィットネスマシン本体11に予め内蔵してもよいし、後から外付けすることとしてもよい。なお、多くの場合、フィットネスマシン本体11の上面(モニター設置面)に、モニター12が配備される。
上記のような構成の本発明の受信手段は、図2及び図3に示したように、頭部にヘッドバンド1を介して確固と装着され、且つ、ヘッドバンド1の寸法調整によって利用者各自の頭にフィットするよう、適当な圧接力によって圧着される。そのため、装着による違和感はなく、走る等の激しい動きをしても容易には脱落しない。
フィットネスマシン本体11からの音声信号は、好ましくは、それぞれのフィットネスマシンの利用者が個々に視聴できるように発光範囲を絞った赤外線として送信部4より送信され、これを受信部3が受信し、復調した後、骨伝導スピーカー2より使用者の頭蓋骨に振動を与える。この振動が使用者の鼓膜又は三半規管に作用する結果、音声として了解される。
このように本発明では骨伝導による音声聴取が行なわれるので、当該音声が利用者以外に聞こえないだけでなく、利用者の外耳道が閉塞されないため、インストラクターの声を直接聞き取ることが阻害されないという利点がある。
図3に示すように、受信手段のヘッドバンド1にファッション性に富んだカバーを被せて使用すれば、装着した場合に、スポーツウエアとの一体感に優れるため、機能的には勿論のこと、ファッション的にも違和感を生じることがない。また、カバー自体を洗濯することができるので、レンタル向けに受信手段を提供する場合にも衛生的で好印象のものとなる。
ところで、このようなフィットネスマシンは、体を鍛えるトレーニングとしての目的の他に、ダイエットやリハビリ等の目的にも利用されることが多く、後者のような目的で運動をする場合には、有酸素運動が効果的であることは周知の通りである。更に、有酸素運動を行なうためには、自分の最大脈拍数の40〜60%程度の負荷をかける必要があることもよく知られた事実である。
そこで、フィットネスマシン利用時に脈拍を測定し得るように、図3に示すように、脈拍センサー7を頚動脈部に装着させ、運動時の脈拍を計測できるようにする。このように頚動脈部に脈拍センサー7を装着して脈拍計測を行なう方法を選択すれば、受信部3及び送信部6を双方向赤外線データ通信用デバイスに置き換え(受信部3、送信部6をそれぞれ送受信部3、6に置き換える)、脈拍センサー7の出力部を送受信部3へケーブル等で接続するだけで、脈拍の計測データを、頭部装着用ヘッドバンドの送受信部3を介してフィットネスマシン本体の送受信部6へ送信することができる。
その結果、従来のような脈拍センサーとフィットネスマシン本体とを接続するケーブルを省略することができるので、運動の邪魔にならず、頭部装着用ヘッドバンドと一体化していることで、洗浄等のメンテナンスも一括して行なうことができるという利点がある。また、この場合、脈拍センサー7は、頚動脈を測るようにする。
なお、上述した実施形態にあっては、送信手段と受信手段とが赤外線を介して接続された構成としたが、本願においては、両者の接続形態については問わない。例えば、接続形態を有線接続することも考えられる。その場合、フィットネスマシン本体11から電源供給することも可能であり、アンプユニット4及び充電池5を受信手段として構成する必要がなくなるので、受信手段を軽量化できるというメリットがある。但し、有線接続を選択する場合には、運動中にコードが邪魔にならないような位置にくるようにフィットネスマシン本体11に送信手段を設置することが好ましい。
ヘッドバンド1は、柔軟性のあるプラスチック、ゴム、繊維等資材製であるが、頭のサイズは人により異なるので、各自にフィットするように、ヘッドバンド1は径の調整を可能にすることが好ましい。そのためには、例えばその一部又は全体を伸縮可能にしたり、一部を切り離して端部同士を面ファスナー等の手段で脱着可能にしたりすればよい。
骨伝導スピーカー2は、ヘッドバンド1の装着時に側頭部に当接する位置に、1又は複数取り付けられる。骨伝導スピーカー2は、ヘッドバンド1の寸法調整等により、頭部の耳付近に軽い圧着状態に保持されるようにする。利用者は、この骨伝導スピーカー2からの音声信号を、骨伝導音として聴取することになる。
受信部3は、好ましくは、ヘッドバンド1の外側面の正面位置に設置される。通信手段としては、通例、赤外線が用いられ、受信部3はホトダイオード等から構成される。図2に示すように、利用者10が対面するフィットネスマシン本体11の上面(モニター設置面)に、受信部3に対応するLED等から構成される送信部6が設置される。送信部6は、コードを介して図示しないフィットネスマシン本体11の音声出力端子に接続される。送信部6は、フィットネスマシン本体11に予め内蔵してもよいし、後から外付けすることとしてもよい。なお、多くの場合、フィットネスマシン本体11の上面(モニター設置面)に、モニター12が配備される。
上記のような構成の本発明の受信手段は、図2及び図3に示したように、頭部にヘッドバンド1を介して確固と装着され、且つ、ヘッドバンド1の寸法調整によって利用者各自の頭にフィットするよう、適当な圧接力によって圧着される。そのため、装着による違和感はなく、走る等の激しい動きをしても容易には脱落しない。
フィットネスマシン本体11からの音声信号は、好ましくは、それぞれのフィットネスマシンの利用者が個々に視聴できるように発光範囲を絞った赤外線として送信部4より送信され、これを受信部3が受信し、復調した後、骨伝導スピーカー2より使用者の頭蓋骨に振動を与える。この振動が使用者の鼓膜又は三半規管に作用する結果、音声として了解される。
このように本発明では骨伝導による音声聴取が行なわれるので、当該音声が利用者以外に聞こえないだけでなく、利用者の外耳道が閉塞されないため、インストラクターの声を直接聞き取ることが阻害されないという利点がある。
図3に示すように、受信手段のヘッドバンド1にファッション性に富んだカバーを被せて使用すれば、装着した場合に、スポーツウエアとの一体感に優れるため、機能的には勿論のこと、ファッション的にも違和感を生じることがない。また、カバー自体を洗濯することができるので、レンタル向けに受信手段を提供する場合にも衛生的で好印象のものとなる。
ところで、このようなフィットネスマシンは、体を鍛えるトレーニングとしての目的の他に、ダイエットやリハビリ等の目的にも利用されることが多く、後者のような目的で運動をする場合には、有酸素運動が効果的であることは周知の通りである。更に、有酸素運動を行なうためには、自分の最大脈拍数の40〜60%程度の負荷をかける必要があることもよく知られた事実である。
そこで、フィットネスマシン利用時に脈拍を測定し得るように、図3に示すように、脈拍センサー7を頚動脈部に装着させ、運動時の脈拍を計測できるようにする。このように頚動脈部に脈拍センサー7を装着して脈拍計測を行なう方法を選択すれば、受信部3及び送信部6を双方向赤外線データ通信用デバイスに置き換え(受信部3、送信部6をそれぞれ送受信部3、6に置き換える)、脈拍センサー7の出力部を送受信部3へケーブル等で接続するだけで、脈拍の計測データを、頭部装着用ヘッドバンドの送受信部3を介してフィットネスマシン本体の送受信部6へ送信することができる。
その結果、従来のような脈拍センサーとフィットネスマシン本体とを接続するケーブルを省略することができるので、運動の邪魔にならず、頭部装着用ヘッドバンドと一体化していることで、洗浄等のメンテナンスも一括して行なうことができるという利点がある。また、この場合、脈拍センサー7は、頚動脈を測るようにする。
なお、上述した実施形態にあっては、送信手段と受信手段とが赤外線を介して接続された構成としたが、本願においては、両者の接続形態については問わない。例えば、接続形態を有線接続することも考えられる。その場合、フィットネスマシン本体11から電源供給することも可能であり、アンプユニット4及び充電池5を受信手段として構成する必要がなくなるので、受信手段を軽量化できるというメリットがある。但し、有線接続を選択する場合には、運動中にコードが邪魔にならないような位置にくるようにフィットネスマシン本体11に送信手段を設置することが好ましい。
本発明によれば、骨伝導スピーカーを用いるために、利用者がその動作中において、周囲の者に迷惑をかけることなくモニター等の音声の聴取が可能で、耳が塞がれないため、インストラクターの指示等にも直ちに対応可能となり、また、種々の機種のフィットネスマシン等に適用することができ、更には、受信手段がファッショナブルなカバーで被覆されることにより、頭部装着時における外観上の違和感を与えることがない。
Claims (9)
- 利用者の頭部に装着される受信手段と、前記利用者の利用する音声信号出力手段を備えたマシンに設置される送信手段とから成り、前記受信手段は頭部装着用ヘッドバンドに担持された骨伝導スピーカー、受信部、アンプユニット及び充電池を含み、前記利用者が動作中に前記送信手段からの音声信号出力を、前記受信手段を介して受信して聴取可能にしたことを特徴とする骨伝導スピーカーを用いた通信システム。
- 前記マシンはフィットネスマシンである請求項1に記載の骨伝導スピーカーを用いた通信システム。
- 前記送信手段と受信部との間の通信は赤外線にて行なわれる請求項1又は2に記載の骨伝導スピーカーを用いた通信システム。
- 前記ヘッドバンドは、その外側面がファッショナブルなカバーで被覆される請求項1乃至3のいずれかに記載の骨伝導スピーカーを用いた通信システム。
- 利用者の頭部に装着される第1の送受信手段と、前記利用者の利用する音声信号出力手段を備えたマシンに設置される第2の送受信手段とから成り、前記第1の送受信手段は頭部装着用ヘッドバンドに担持された骨伝導スピーカー、送受信部、アンプユニット及び充電池を含み、前記利用者が動作中に前記第2の送受信手段からの音声信号出力を、前記第1の送受信手段を介して受信して聴取可能にしたことを特徴とする骨伝導スピーカーを用いた通信システム。
- 前記マシンはフィットネスマシンである請求項5に記載の骨伝導スピーカーを用いた通信システム。
- 前記第1の送受信手段と前記第2の送受信手段との間の通信は赤外線にて行なわれる請求項5又は6に記載の骨伝導スピーカーを用いた通信システム。
- 前記ヘッドバンドは、その外側面がファッショナブルなカバーで被覆される請求項5乃至7のいずれかに記載の骨伝導スピーカーを用いた通信システム。
- 前記第1の送受信手段は、前記利用者の動作中における脈拍センサーを含む請求項5乃至8のいずれかに記載の骨伝導スピーカーを用いた通信システム。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003405870 | 2003-12-04 | ||
JP2003405870 | 2003-12-04 | ||
PCT/JP2004/018429 WO2005053800A1 (ja) | 2003-12-04 | 2004-12-03 | 骨伝導スピーカーを用いた通信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2005053800A1 true JPWO2005053800A1 (ja) | 2007-06-28 |
Family
ID=34650237
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005516039A Pending JPWO2005053800A1 (ja) | 2003-12-04 | 2004-12-03 | 骨伝導スピーカーを用いた通信システム |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20060240946A1 (ja) |
EP (1) | EP1700624A4 (ja) |
JP (1) | JPWO2005053800A1 (ja) |
KR (1) | KR20060105428A (ja) |
CN (1) | CN1791444A (ja) |
AU (1) | AU2004294841A1 (ja) |
CA (1) | CA2526859A1 (ja) |
TW (1) | TWI272032B (ja) |
WO (1) | WO2005053800A1 (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7555136B2 (en) | 2004-06-25 | 2009-06-30 | Victorion Technology Co., Ltd. | Nasal bone conduction wireless communication transmitting device |
JP4714818B2 (ja) * | 2005-10-28 | 2011-06-29 | 学校法人慶應義塾 | ゴーグル |
JP4992062B2 (ja) * | 2006-05-17 | 2012-08-08 | キム、スング−ホー | 骨伝導ヘッドセット |
FR2916609B1 (fr) * | 2007-05-31 | 2010-10-08 | Newsteo | Dispositif electromecanique de sonorisation d'un materiel de protection existant |
US8144909B2 (en) | 2008-08-12 | 2012-03-27 | Cochlear Limited | Customization of bone conduction hearing devices |
KR100922838B1 (ko) * | 2008-12-17 | 2009-10-22 | 에이펫(주) | 블루투스 장착 비니 |
KR101536214B1 (ko) * | 2013-10-08 | 2015-07-13 | 유한회사 청텍 | 다기능 스포츠 헤어 밴드형 무선 핸즈프리 |
DE102013227130A1 (de) | 2013-12-23 | 2015-06-25 | Thyssenkrupp Fahrtreppen Gmbh | Fördereinrichtung |
US9609436B2 (en) * | 2015-05-22 | 2017-03-28 | Microsoft Technology Licensing, Llc | Systems and methods for audio creation and delivery |
CN205510398U (zh) * | 2016-03-31 | 2016-08-24 | 乐视控股(北京)有限公司 | 跑步机 |
AU2021263005B2 (en) * | 2020-04-30 | 2023-08-10 | Shenzhen Shokz Co., Ltd. | Bone conduction earphones |
KR102539476B1 (ko) * | 2021-01-19 | 2023-06-02 | 삼육대학교산학협력단 | 노약자를 위한 전방향 vr 운동 시스템 |
CN113947848A (zh) * | 2021-10-18 | 2022-01-18 | 杭州梅清数码科技有限公司 | 一种医院智能自助终端及其控制方法 |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4340972A (en) * | 1979-08-07 | 1982-07-20 | Sporteach, Inc. | Transmitter/receiver teaching apparatus |
US5617477A (en) * | 1995-03-08 | 1997-04-01 | Interval Research Corporation | Personal wearable communication system with enhanced low frequency response |
US6298218B1 (en) * | 1996-12-18 | 2001-10-02 | Clubcom, Inc. | Combined advertising and entertainment system network |
US20030171189A1 (en) * | 1997-06-05 | 2003-09-11 | Kaufman Arthur H. | Audible electronic exercise monitor |
US7359624B2 (en) * | 1997-10-06 | 2008-04-15 | Silicon Image, Inc. | Portable DVD player |
JP2000051390A (ja) * | 1998-08-07 | 2000-02-22 | Tyo:Kk | トレーニング管理システム |
US6997852B2 (en) * | 1999-07-08 | 2006-02-14 | Icon Ip, Inc. | Methods and systems for controlling an exercise apparatus using a portable remote device |
JP3077504U (ja) * | 2000-11-07 | 2001-05-25 | 敬仁 王 | ゴーグルのヘッドバンドカバーの構造 |
JP2002303545A (ja) * | 2001-04-03 | 2002-10-18 | Ya Man Ltd | 身体管理システム、体重計 |
US7013009B2 (en) * | 2001-06-21 | 2006-03-14 | Oakley, Inc. | Eyeglasses with wireless communication features |
JP2003102894A (ja) * | 2001-10-01 | 2003-04-08 | Tc:Kk | トレーニングシステム用ゴーグル及び頭部ヘアバンド |
US6888950B2 (en) * | 2002-07-02 | 2005-05-03 | Jovid Designs, Llc | Ear warming article including electronic device and easily interchangeable advertising areas |
US7310427B2 (en) * | 2002-08-01 | 2007-12-18 | Virginia Commonwealth University | Recreational bone conduction audio device, system |
IL151969A0 (en) * | 2002-09-27 | 2003-04-10 | Sports communication system | |
US7394912B2 (en) * | 2003-12-05 | 2008-07-01 | Whipple Kingsley A | Audio headband device |
-
2004
- 2004-11-29 TW TW093136710A patent/TWI272032B/zh not_active IP Right Cessation
- 2004-12-03 CA CA002526859A patent/CA2526859A1/en not_active Abandoned
- 2004-12-03 AU AU2004294841A patent/AU2004294841A1/en not_active Abandoned
- 2004-12-03 US US10/558,595 patent/US20060240946A1/en not_active Abandoned
- 2004-12-03 KR KR1020057021296A patent/KR20060105428A/ko not_active Application Discontinuation
- 2004-12-03 WO PCT/JP2004/018429 patent/WO2005053800A1/ja active Application Filing
- 2004-12-03 JP JP2005516039A patent/JPWO2005053800A1/ja active Pending
- 2004-12-03 CN CNA2004800138228A patent/CN1791444A/zh active Pending
- 2004-12-03 EP EP04801650A patent/EP1700624A4/en not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20060240946A1 (en) | 2006-10-26 |
CA2526859A1 (en) | 2005-06-16 |
TW200524454A (en) | 2005-07-16 |
TWI272032B (en) | 2007-01-21 |
EP1700624A1 (en) | 2006-09-13 |
KR20060105428A (ko) | 2006-10-11 |
WO2005053800A1 (ja) | 2005-06-16 |
EP1700624A4 (en) | 2009-03-25 |
CN1791444A (zh) | 2006-06-21 |
AU2004294841A1 (en) | 2005-06-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN106572940B (zh) | 用于颈部背面的感官刺激或监视装置 | |
US10212525B2 (en) | Universal earpiece | |
US5465421A (en) | Protective sports helmet with speakers, helmet retrofit kit and method | |
US9636066B2 (en) | Headband monitoring system | |
JP5473640B2 (ja) | スピーカー装置 | |
US8340311B2 (en) | Voice amplification system for signal calling during the play of a sports competition | |
US11178479B2 (en) | Bone conduction headset | |
JPH11501479A (ja) | 低周波数応答を向上した携帯スピーカ | |
US20080107300A1 (en) | Headset Acoustic Device and Sound Channel Reproducing Method | |
US20130216087A1 (en) | Earbud Positioning Device | |
JP3140230U (ja) | 受信機能付きメガネ | |
JPWO2005053800A1 (ja) | 骨伝導スピーカーを用いた通信システム | |
US20210281939A1 (en) | A Bluetooth Headset | |
US20010002928A1 (en) | Wireless athletic training communicator | |
CN105025412B (zh) | 多用途运动耳机 | |
US20170215512A1 (en) | Bone Conduction-based Bluetooth Wireless Riding Helmet | |
JPH11215581A (ja) | 骨導ヘッドセット | |
JPH08116581A (ja) | 装着型体感振動装置 | |
CN107124682A (zh) | 一种隔空无声传音骨传导扬声器 | |
JPH07245793A (ja) | 簡易装着型体感振動装置 | |
CN208609160U (zh) | 一种用于头戴设备的扬声器耳壳及一种头戴设备 | |
CN115250402A (zh) | 头戴式耳机及多层降噪耳机组件 | |
KR102624445B1 (ko) | 헤드셋용 부착유닛 및 이를 포함하는 헤드셋 | |
CN209497598U (zh) | 一种易于固定的骨导助听装置 | |
JP2003102894A (ja) | トレーニングシステム用ゴーグル及び頭部ヘアバンド |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080612 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20081010 |