JPWO2005000368A1 - 除菌消臭剤、除菌消臭剤溶液及びこれを用いた除菌消臭方法 - Google Patents
除菌消臭剤、除菌消臭剤溶液及びこれを用いた除菌消臭方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2005000368A1 JPWO2005000368A1 JP2005511010A JP2005511010A JPWO2005000368A1 JP WO2005000368 A1 JPWO2005000368 A1 JP WO2005000368A1 JP 2005511010 A JP2005511010 A JP 2005511010A JP 2005511010 A JP2005511010 A JP 2005511010A JP WO2005000368 A1 JPWO2005000368 A1 JP WO2005000368A1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- deodorant
- disinfecting
- disinfecting deodorant
- acid
- chlorine dioxide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
Abstract
Description
(a)安定化二酸化塩素結晶水和物、クロルイソシアヌル酸からなる組成物に重炭酸塩を添加し安定性を増加させる。
(b)(a)の組成物に有機酸をさらに添加し溶解性を改善し、活性力を高め反応を円滑に進行させる。
(c)水を添加し二酸化塩素の発生を円滑に行なう。
即ち本発明は、
(1)安定化二酸化塩素結晶水和物、クロルイソシアヌル酸からなる組成物に重炭酸塩を添加し、顆粒状もしくはタブレット状に加工したことを特徴とする除菌消臭剤、
(2)安定化二酸化塩素結晶水和物、クロルイソシアヌル酸、重炭酸塩からなる(1)の除菌消臭剤に有機酸を添加し、顆粒状もしくはタブレット状に加工したことを特徴とする、
(3)安定化二酸化塩素結晶水和物、クロルイソシアヌル酸及び重炭酸塩からなる(1)の除菌消臭剤に水を加えたことを特徴とする除菌消臭剤溶液、
(4)安定化二酸化塩素結晶水和物、クロルイソシアヌル酸及び重炭酸塩、有機酸からなる(2)の除菌消臭剤に水を加えたことを特徴とする除菌消臭剤溶液、
(5)(3)の除菌消臭剤溶液において、顆粒状もしくはタブレット状の除菌消臭剤1.0重量部(以下「部」と略す)に1.0〜300部の水を加えた組成であることを特徴とする、
(6)(4)の除菌消臭剤溶液において、顆粒状もしくはタブレット状の除菌消臭剤1.0部に10.0〜10,000部の水を加えた組成であることを特徴とする、
(7)(1)、(2)の除菌消臭剤において、安定化二酸化塩素結晶水和物、クロルイソシアヌル酸の合量100部に対し0.2〜10.0部の重炭酸塩を加えた組成であることを特徴とする、
(8)(2)の除菌消臭剤において、安定化二酸化塩素結晶水和物、クロルイソシアヌル酸、重炭酸塩の合量100部に0.1〜2.0部の有機酸を添加したことを特徴とする、
(9)(1)、(2)、(7)、(8)の除菌消臭剤において、安定化二酸化塩素結晶水和物2.0〜5.0部に対しクロルイソシアヌル酸90.0〜97.5部の配合であることを特徴とする、
(10)(3)〜(6)の除菌消臭剤溶液において、安定化二酸化塩素結晶水和物2.0〜5.0部に対しクロルイソシアヌル酸90.0〜97.5部の配合であることを特徴とする、
(11)(1)、(2)、(7)〜(9)の除菌消臭剤を空気と接触させ除菌消臭を行なうことを特徴とする除菌消臭方法、
(12)(3)〜(6)、(10)の除菌消臭剤溶液を空気と接触させ除菌消臭を行なうことを特徴とする除菌消臭方法、
(13)(3)〜(6)、(10)の除菌消臭剤溶液において、液のPHが2.7〜6.0であることを特徴とする、
(14)(2)、(8)の除菌消臭剤において、有機酸が有機カルボン酸であることを特徴とする、
(15)(1)〜(10)、(14)の除菌消臭剤乃至除菌消臭剤溶液を用いる除菌脱臭方法において、発生する二酸化塩素ガスなどの揮散量をコントロールするため、不織布、編繊物などの繊維や、連続気泡を有するシートなど通気性シートの蓋を施した容器中の除菌消臭剤を用いることを特徴とする、
(16)(3)〜(6)、(10)の除菌消臭剤溶液を、PH3〜6で、空気中に噴霧装置で噴霧し除菌消臭することを特徴とする除菌消臭方法、
(17)内側容器と外側容器からなる二重容器の内側容器に、(3)〜(6)、(10)の除菌消臭剤溶液を充填し、ガス透過性を有するフィルム乃至(及び)不織布からなる中蓋と、複数の細孔のある蓋を被せ、蓋及び中蓋をした内側容器を外側容器に収容し、該外側容器と外部をつなぐ複数の細孔のある蓋を被せた構造の除菌消臭装置、
(18)内側容器と外側容器からなる二重容器の内側容器に、(1)、(2)、(7)〜(9)の除菌消臭剤を充填し、ガス透過性を有するフィルム乃至(及び)不織布からなる中蓋と、複数の細孔のある蓋を被せ、蓋及び中蓋をした内側容器を外側容器に収容し、該外側容器と外部をつなぐ複数の細孔のある蓋を被せた構造の除菌消臭装置。
また、本発明で使用できる内側容器の本体には、上記プラスチックスのほか、ガラス、陶磁器などが使用できる。特にガラス、陶磁器を使用した場合は、より耐薬品性を向上することができる。
安定化二酸化塩素結晶水和物、クロルイソシアヌル酸、重炭酸塩及び有機酸からなる顆粒状もしくはタブレット状固形物は、水と反応しクロルイソシアヌル酸から次亜塩素酸、塩化水素が発生し上記化学式の(1)〜(4)の反応が連続し、また安定化二酸化塩素結晶水和物から(5)〜(9)の反応が連続し、水溶液中にこれらの混合オキシダントが溶解する。安定化二酸化塩素結晶水和物、クロルイソシアヌル酸、重炭酸塩、及び有機酸からなる固形物の量と加える水の量により混合オキシダントの発生量が決まる。さらに水分が存在すると二酸化塩素は、三酸化塩素、次亜塩素酸、亜塩素酸、塩素酸、過塩素酸を生ずる。
即ち、本発明による固形物が水と反応し、まず、安定化二酸化塩素結晶水和物(ClO2・8H2O)から発生期の酸素(O)が発生し、クロルイソシアヌル酸から発生した次亜塩素酸、塩化水素が反応し上記の反応が連続し、水溶液中に混合オキシダントが溶解する。つまり、固形物の量と加える水の量との比により、混合オキシダントの発生量は決まることになる。
有機酸の効果は、(10)に示すように、次亜塩素酸と有機酸との反応で塩酸発生が多くなり、二酸化塩素の発生が促進され、早く活性化されると解される。また別の効果として重炭酸塩と反応して、液の水素イオン濃度を調整するなどの効果があり、反応中の沈殿発生を防ぐ作用がある。
本発明の除菌消臭剤を揮発、散布する方法としては、容器内に閉じ込めた二酸化塩素を含む混合オキシダントを水の蒸発とともに不織布、発泡シートをフィルターとし、細孔を有する蓋を通じて揮散させる方法で行なう。
噴霧器を使用して散布する場合は、本発明の除菌消臭剤に水を所定濃度になるまで加えるだけの方法で行なう。
(a)微量発生する二酸化塩素ガスは、反応性の強いラジカル酸素を発生し、このラジカル酸素はホルムアルデヒドなどの有害物質を酸化分解し、無害物質に変え、同時に消臭効果にも有効である。また、ウイルスに対しても除菌効果を発揮する。
(b)二酸化塩素は、酸化反応性が強く、消臭にも有効である。
(c)二酸化塩素は、作用後分解しやすく残留性が少ない。
(d)金属に対する錆びの発生は低濃度ではほとんど無い。
このため、トイレット、ロッカー、押し入れ、冷蔵庫、浴室、浴槽、洗濯槽、病室などの除菌消臭に有効であり、国民の衛生上有益であり、産業の発展に大いに寄与する。
検査結果は、表1に示す。設置により明らかに細菌数/真菌数が減少していることが確認された。
[表1]
検査結果:
設置前 1mgHCHO/l(ppm)
設置後48時間 0.2同上
72時間 0.0同上
設置前は1mgHCHO/l=1ppmであったが、設置後72時間で0.0ppmとなり、ホルムアルデヒドが分解除去されていることが認められる。
第3図の内側容器7は、内側容器蓋8と中蓋9及び内側容器本体10から構成される。
内側容器蓋8には内側容器蓋の細孔14がある。
第4図の外側容器11は、外側容器蓋12、外側容器本体13から構成され、外側容器蓋12には外側容器の細孔15がある。第5図は内側容器蓋8の正面図、第6図は、外側容器蓋12の正面図である。
[表2]
検査結果は表3に示す。
本発明の除菌消臭剤がすぐれた除菌効果を有していることが認められる。
[表3]
投入後10分経過後測定
【0005】
【特許文献1】 特開平11−2885525号公報
【特許文献2】 特開2003−102820号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
そこで本発明の目的は、人畜に対し、無害の状態で、悪臭の原因物質を除去して消臭し、疫病の原因となる細菌やウイルスに対し極めて有効な除菌消臭剤を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の問題点を解決するため、本発明は以下の特徴を有する。
(a)安定化二酸化塩素結晶水和物、クロルイソシアヌル酸からなる組成物に重炭酸塩を添加し安定性を増加させる。
(b)(a)の組成物に有機酸をさらに添加し溶解性を改善し、活性力を高め反応を円滑に進行させる。
(c)水を添加し二酸化塩素の発生を円滑に行う。
(d)除菌消臭装置として、除菌消臭剤乃至除菌消臭剤溶液を充填し、ガス透過性を有するフィルム乃至(及び)不織布からなる中蓋と、複数の細孔のある蓋を被せ、蓋及び中蓋をした内側容器を外側容器に収容し、該外側容器と外部をつなぐ複数の細孔のある蓋を被せた構造とする。
即ち本発明は、
(1)内側容器と外側容器からなる二重容器の内側容器に、
安定化二酸化塩素結晶水和物2〜5部、クロルイソシアヌル酸90.0〜97.5部、重炭酸塩0.5〜5.0部からなる組成物を顆粒状もしくはタブレット状に加工した除菌消臭剤
を充填した除菌消臭装置において、
除菌消臭剤乃至除菌消臭剤溶液を充填し、ガス透過性を有するフィルム乃至(及び)不織布からなる中蓋と、複数の細孔のある蓋を被せ、蓋及び中蓋をした内側容器を外側容器に収容し、該外側容器と外部をつなぐ複数の細孔のある蓋を被せた構造であることを特徴とする除菌消臭装置、
(2)内側容器と外側容器からなる二重容器の内側容器に、
安定化二酸化塩素結晶水和物2〜5部、クロルイソシアヌル酸90.0〜97.5部、重炭酸塩0.5〜5.0部、有機酸0.1〜2.0部からなる組成物を顆粒状もしくはタブレット状に加工した除菌消臭剤
を充填した除菌消臭装置において、
除菌消臭剤乃至除菌消臭剤溶液を充填し、ガス透過性を有するフィルム乃至(及び)不織布からなる中蓋と、複数の細孔のある蓋を被せ、蓋及び中蓋をした内側容器を外側容器に収容し、該外側容器と外部をつなぐ複数の細孔のある蓋を被せた構造であることを特徴とする除菌消臭装置、
(3) 内側容器と外側容器からなる二重容器の内側容器に、
(1)、(2)で用いた除菌消臭剤1.0部に対し、水1.0〜300部を添加したこと除菌消臭剤溶液を充填した除菌消臭装置において
除菌消臭剤乃至除菌消臭剤溶液を充填し、ガス透過性を有するフィルム乃至(及
2
び)不織布からなる中蓋と、複数の細孔のある蓋を被せ、蓋及び中蓋をした内側容器を外側容器に収容し、該外側容器と外部をつなぐ複数の細孔のある蓋を被せた構造であることを特徴とする除菌消臭装置、
(4) 内側容器と外側容器からなる二重容器の内側容器に、
(1)、(2)で用いた除菌消臭剤に、重炭酸塩として、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウムから選ばれる薬剤を追加した除菌消臭剤
を充填した除菌消臭装置において、
除菌消臭剤乃至除菌消臭剤溶液を充填し、ガス透過性を有するフィルム乃至(及び)不織布からなる中蓋と、複数の細孔のある蓋を被せ、蓋及び中蓋をした内側容器を外側容器に収容し、該外側容器と外部をつなぐ複数の細孔のある蓋を被せた構造の除菌消臭装置、
(5) 内側容器と外側容器からなる二重容器の内側容器に、
(2)で用いた除菌消臭剤に、有機酸として、有機カルボン酸が選ばれた薬剤を追加した除菌消臭剤を充填した除菌消臭装置において、
除菌消臭剤乃至除菌消臭剤溶液を充填し、ガス透過性を有するフィルム乃至(及び)不織布からなる中蓋と、複数の細孔のある蓋を被せ、蓋及び中蓋をした内側容器を外側容器に収容し、該外側容器と外部をつなぐ複数の細孔のある蓋を被せた構造であることを特徴とする除菌消臭装置、
(6) 内側容器と外側容器からなる二重容器の内側容器に、
(3)で用いた除菌消臭剤溶液であって、液のphが、2.7〜6.0である除菌消臭剤溶液を充填した除菌消臭装置において、
除菌消臭剤乃至除菌消臭剤溶液を充填し、ガス透過性を有するフィルム乃至(及び)不織布からなる中蓋と、複数の細孔のある蓋を被せ、蓋及び中蓋をした内側容器を外側容器に収容し、該外側容器と外部をつなぐ複数の細孔のある蓋を被せた構造の除菌消臭装置
である。
【0008】
本発明においては、安定化二酸化塩素が使用される。二酸化塩素は、除菌、消臭剤として顕著な効果が期待される物質であるが、沸点9.9℃(730mmHg)を示し取り扱いが難しい。しかし1964年アメリカ合衆国において安定化二酸化塩素水溶液が開発され、除菌、消臭の効果を保ったまま、取り扱いが容易となった。この物質は市販され容易に入手できる。
【0009】
本発明で使用される重炭酸塩は、好ましくは重曹とも称される炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウムが使用される。
【0010】
本発明で使用されるクロルイソシアヌル酸としては、ジクロルイソシアヌル酸、トリクロルイソシアヌル酸をあげることができる。
【0011】
本発明で使用される有機酸は、好ましくは有機カルボン酸であり、好ましい例として、常温で固体であるシュウ酸、マロン酸、グルタル酸、コハク酸、アジピン酸、セバチン酸、マレイン酸などの二塩基酸、乳酸、酒石酸、クエン酸などのオキシカルボン酸、サルチル酸、m−オキシ安息香酸、p−オキシ安息香酸、フタル酸、イソフタル酸などの芳香族カルボン酸、EDTAなどのアミノカルボン酸をあげることができる。
3
【0012】
本発明おいては、反応容器に安定化二酸化塩素結晶水和物、クロルイソシアヌル酸に、重炭酸塩が添加される。その添加量は安定化二酸化塩素結晶水和物、クロルイソシアヌル酸の合量100部に対し0.2〜10部である。この範囲で混合組成物である除菌消臭剤が有効に作用するからである。
【0013】
また、安定化二酸化塩素結晶水和物、クロルイソシアヌル酸及び重炭酸塩からなる除菌消臭剤に、さらに水を添加するとよい。水が存在した方が、活性化され二酸化塩素の発生が円滑に進行するからである。水の添加量は、安定化二酸化塩素結晶水
4
Claims (18)
- 安定化二酸化塩素結晶水和物、クロルイソシアヌル酸からなる組成物に重炭酸塩を添加し顆粒状もしくはタブレット状に加工したことを特徴とする除菌消臭剤。
- 安定化二酸化塩素結晶水和物、クロルイソシアヌル酸、重炭酸塩からなる請求項1の除菌消臭剤に有機酸を添加し、顆粒状もしくはタブレット状に加工したことを特徴とする除菌消臭剤。
- 安定化二酸化塩素結晶水和物、クロルイソシアヌル酸及び重炭酸塩からなる請求項1の除菌消臭剤に水を加えたことを特徴とする除菌消臭剤溶液。
- 安定化二酸化塩素結晶水和物、クロルイソシアヌル酸及び重炭酸塩、有機酸からなる請求項2の除菌消臭剤に水を加えたことを特徴とする除菌消臭剤溶液。
- 請求の範囲3記載の除菌消臭剤溶液において、顆粒状もしくはタブレット状の除菌消臭剤1.0部に1.0〜300部の水を加えた組成であることを特徴とする除菌消臭剤溶液。
- 請求の範囲4の除菌消臭剤溶液において、顆粒状もしくはタブレット状の除菌消臭剤1.0部に10.0〜10,000部の水を加えた組成であることを特徴とする除菌消臭剤溶液。
- 請求の範囲1、2の除菌消臭剤において、安定化二酸化塩素結晶水和物、クロルイソシアヌル酸の合量100部に対し0.2〜10.0部の重炭酸塩を加えた組成であることを特徴とする除菌消臭剤。
- 請求の範囲2の除菌消臭剤において、安定化二酸化塩素結晶水和物、クロルイソシアヌル酸、重炭酸塩の合量100部に0.1〜2.0部の有機酸を添加したことを特徴とする除菌消臭剤。
- 請求の範囲1、2、7、8の除菌消臭剤において、安定化二酸化塩素結晶水和物2.0〜5.0部に対しクロルイソシアヌル酸90.0〜97.5部の配合であることを特徴とする除菌消臭剤。
- 請求の範囲3〜6の除菌消臭剤溶液において、安定化二酸化塩素結晶水和物2.0〜5.0部に対しクロルイソシアヌル酸90.0〜97.5部の配合であることを特徴とする除菌消臭剤溶液。
- 請求の範囲1、2、7〜9の除菌消臭剤を空気と接触させ除菌消臭を行なうことを特徴とする除菌消臭方法。
- 請求の範囲3〜6、10の除菌消臭剤溶液を空気と接触させ除菌消臭を行なうことを特徴とする除菌消臭方法。
- 請求の範囲3〜6、10の除菌消臭剤溶液において、液のPHが2.7〜6.0であることを特徴とする除菌消臭剤溶液。
- 請求の範囲2、8の除菌消臭剤において、有機酸が有機カルボン酸であることを特徴とする除菌消臭剤。
- 請求の範囲1〜10、14の除菌消臭剤乃至除菌消臭剤溶液を用いる除菌脱臭方法において、発生する二酸化塩素ガスなどの揮散量をコントロールするため、不織布、編繊物などの繊維や、連続気泡を有するシートなど通気性シートの蓋を施した容器中の除菌消臭剤を用いることを特徴とする除菌消臭方法。
- 請求の範囲3〜6、10の除菌消臭剤溶液を、PH3〜6で、空気中に噴霧装置で噴霧し除菌消臭することを特徴とする除菌消臭方法。
- 内側容器と外側容器からなる二重容器の内側容器に、請求項3〜6、10の除菌消臭剤溶液を充填し、ガス透過性を有するフィルム乃至(及び)不織布からなる中蓋と、複数の細孔のある蓋を被せ、蓋及び中蓋をした内側容器を外側容器に収容し、該外側容器と外部をつなぐ複数の細孔のある蓋を被せた構造の除菌消臭装置。
- 内側容器と外側容器からなる二重容器の内側容器に、請求項1、2、7〜9の除菌消臭剤を充填し、ガス透過性を有するフィルム乃至(及び)不織布からなる中蓋と、複数の細孔のある蓋を被せ、蓋及び中蓋をした内側容器を外側容器に収容し、該外側容器と外部をつなぐ複数の細孔のある蓋を被せた構造の除菌消臭装置。
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003289877 | 2003-08-08 | ||
JP2003289877 | 2003-08-08 | ||
JP2004020667 | 2004-01-29 | ||
JP2004020667 | 2004-01-29 | ||
PCT/JP2004/008712 WO2005000368A1 (ja) | 2003-06-27 | 2004-06-21 | 除菌消臭剤、除菌消臭剤溶液及びこれを用いた除菌消臭方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2005000368A1 true JPWO2005000368A1 (ja) | 2007-11-01 |
JP4174510B2 JP4174510B2 (ja) | 2008-11-05 |
Family
ID=40056114
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005511010A Expired - Fee Related JP4174510B2 (ja) | 2003-08-08 | 2004-06-21 | 除菌消臭剤、除菌消臭剤溶液及びこれを用いた除菌消臭方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4174510B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108820569A (zh) * | 2018-07-19 | 2018-11-16 | 刘明岭 | 一种可用于防霉、驱虫、保鲜的装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200482618Y1 (ko) * | 2015-08-03 | 2017-02-15 | 황만수 | 바이러스 차단구 |
-
2004
- 2004-06-21 JP JP2005511010A patent/JP4174510B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108820569A (zh) * | 2018-07-19 | 2018-11-16 | 刘明岭 | 一种可用于防霉、驱虫、保鲜的装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4174510B2 (ja) | 2008-11-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7758807B2 (en) | Microbial control with reduced chlorine | |
US20080003171A1 (en) | Microbial Control Using Hypochlorous Acid Vapor | |
WO2001084932A1 (fr) | Agent desinfectant et desodorisant | |
US20060177521A1 (en) | Humidifer sanitization | |
US20190151486A1 (en) | Apparatus And Process For Focused Gas Phase Application Of Biocide | |
JP2011229833A (ja) | 除菌シート | |
CN101194627A (zh) | 小空间消毒除异味缓释剂 | |
JP2012036072A (ja) | 用時二酸化塩素発生剤の製品形状ならびに成分組成 | |
JP2008045856A (ja) | 空気除菌装置 | |
JP6455945B2 (ja) | 活性化亜塩素酸ナトリウム組成物および除菌・消臭剤 | |
WO2005000368A1 (ja) | 除菌消臭剤、除菌消臭剤溶液及びこれを用いた除菌消臭方法 | |
US20070272895A1 (en) | Deodorizing system | |
JP4174510B2 (ja) | 除菌消臭剤、除菌消臭剤溶液及びこれを用いた除菌消臭方法 | |
KR102583237B1 (ko) | 소독제 이취를 제거한 휴대형 생활공간 살균 및 탈취 유닛 | |
RU2532022C2 (ru) | Система дезинфекции и дезодорирования озоном систем сбора мусора | |
US20100104526A1 (en) | Deodorizing system | |
JP6794205B2 (ja) | 次亜塩素酸気化装置 | |
JP3892097B2 (ja) | 殺菌清浄剤 | |
KR100766400B1 (ko) | 스팀을 발생하는 살균제조성물 및 스팀살균팩 | |
JP3187378U (ja) | 二酸化塩素を用いた消臭装置 | |
US20100104469A1 (en) | Method of reducing malodors | |
JP3091374U (ja) | 除菌ロッカー | |
AU2017269086B2 (en) | System and method of cleaning an environment | |
JPH10211265A (ja) | 消臭・防腐・除菌作用を有する剤 | |
Kamalakanth et al. | American Journal of Chemical and Biochemical Engineering |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
AA64 | Notification of invalidation of claim of internal priority (with term) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A241764 Effective date: 20060801 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A242764 Effective date: 20060801 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060810 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070226 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080415 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080604 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080722 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080818 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110822 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110822 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140822 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |