JPWO2004114142A1 - ウェブ情報管理装置、ウェブ情報管理方法ならびにウェブ情報管理プログラムおよびその記録媒体 - Google Patents

ウェブ情報管理装置、ウェブ情報管理方法ならびにウェブ情報管理プログラムおよびその記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2004114142A1
JPWO2004114142A1 JP2005500918A JP2005500918A JPWO2004114142A1 JP WO2004114142 A1 JPWO2004114142 A1 JP WO2004114142A1 JP 2005500918 A JP2005500918 A JP 2005500918A JP 2005500918 A JP2005500918 A JP 2005500918A JP WO2004114142 A1 JPWO2004114142 A1 JP WO2004114142A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
client
procedure
application
web
client application
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005500918A
Other languages
English (en)
Inventor
平尾 幸夫
幸夫 平尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Publication of JPWO2004114142A1 publication Critical patent/JPWO2004114142A1/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/01Protocols
    • H04L67/12Protocols specially adapted for proprietary or special-purpose networking environments, e.g. medical networks, sensor networks, networks in vehicles or remote metering networks
    • H04L67/125Protocols specially adapted for proprietary or special-purpose networking environments, e.g. medical networks, sensor networks, networks in vehicles or remote metering networks involving control of end-device applications over a network
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/90Details of database functions independent of the retrieved data types
    • G06F16/95Retrieval from the web
    • G06F16/954Navigation, e.g. using categorised browsing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L63/00Network architectures or network communication protocols for network security
    • H04L63/08Network architectures or network communication protocols for network security for authentication of entities
    • H04L63/083Network architectures or network communication protocols for network security for authentication of entities using passwords
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/01Protocols
    • H04L67/02Protocols based on web technology, e.g. hypertext transfer protocol [HTTP]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/34Network arrangements or protocols for supporting network services or applications involving the movement of software or configuration parameters 
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/50Network services
    • H04L67/56Provisioning of proxy services
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/50Network services
    • H04L67/56Provisioning of proxy services
    • H04L67/567Integrating service provisioning from a plurality of service providers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Abstract

ネットワークを介して接続されたクライアント装置からウェブブラウザを用いて利用されるポータル画面についての情報を管理するウェブ情報管理プログラムであって、利用者がポータル画面に最初にアクセスした際に、メールクライアントを起動するプラグインプログラムである起動OCXをポータル画面情報記憶部から読み出すOCX読出部と、利用者がメールクライアントをポータル画面から指定すると、メールクライアントを起動するスクリプトを起動OCXからの要求に応答してポータル画面情報記憶部から読み出すスクリプト読出部とを備える。

Description

この発明は、ネットワークを介して接続されたクライアント装置からウェブブラウザを用いて利用されるウェブページについての情報を管理するウェブ情報管理装置、ウェブ情報管理方法ならびにウェブ情報管理プログラムおよびその記録媒体に関し、特に、クライアント装置に実装されたクライアントアプリケーションをウェブブラウザから起動することを可能とし、もって利用者にウェブ関連サービスとクライアントアプリケーションサービスを統合したシームレスな利用環境を提供することができるウェブ情報管理装置、ウェブ情報管理方法ならびにウェブ情報管理プログラムおよびその記録媒体に関するものである。
近年、イントラネットやインターネット上のサーバが提供する情報やサービスのうち、頻繁に使用する情報やサービスを整理統合して利用者に提供するポータル画面の利用が進んでいる。このポータル画面を利用することによって、利用者は、様々なサーバが提供する情報やサービスをパーソナルコンピュータなどのクライアント装置から効率良く利用することができる。
また、ポータル画面などのウェブページ上の文書を指定することによって、その文書を閲覧するアプリケーションプログラムをウェブブラウザ内で起動し、様々なアプリケーションプログラムで作成された文書をウェブ上で簡単に表示することができる。
このような、文書を閲覧するアプリケーションプログラムをウェブブラウザ内で起動する技術については、たとえば、非特許文献1に開示されている。
「ActiveXテクノロジーの概要」、[平成15年5月6日検索]、インターネット<URL:http://www.microsoft.com/japan/enable/training/kblight/t004/7/01.htm>
しかしながら、従来、ウェブページからは、クライアント装置に実装されたメールプログラムなどのクライアントアプリケーションは起動することができないという制限があった。ここで、クライアントアプリケーションの起動とは、ウェブブラウザ内で文書閲覧プログラムを起動するのとは異なり、メールプログラムなどの任意のクライアントアプリケーションをウェブブラウザとは別に起動することである。
したがって、ポータル画面からは、メールプログラムなどのクライアントアプリケーションを起動することができず、ウェブ関連サービスへのアクセスだけしかできないという問題点があった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、クライアント装置に実装されたクライアントアプリケーションをウェブブラウザから起動することを可能とし、もって利用者にウェブ関連サービスとクライアントアプリケーションサービスを統合したシームレスな利用環境を提供することができるウェブ情報管理装置、ウェブ情報管理方法ならびにウェブ情報管理プログラムおよびその記録媒体を提供することを目的としている。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、ネットワークを介して接続されたクライアント装置からウェブブラウザを用いて利用されるウェブページについての情報を管理するウェブ情報管理プログラムであって、前記クライアント装置に実装されたクライアントアプリケーションのうち利用者がウェブページから指定したクライアントアプリケーションを起動するアプリケーション起動手順を該クライアント装置からの要求に応答して記憶装置から読み出す起動手順読出手順と、前記起動手順読出手順により記憶装置から読み出されたアプリケーション起動手順を前記クライアント装置に送信する起動手順送信手順とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明は、ネットワークを介して接続されたクライアント装置からウェブブラウザを用いて利用されるウェブページについての情報を管理するウェブ情報管理装置であって、前記クライアント装置に実装されたクライアントアプリケーションのうち利用者がウェブページから指定したクライアントアプリケーションを起動するアプリケーション起動手順を該クライアント装置からの要求に応答して記憶装置から読み出す起動手順読出手段と、前記起動手順読出手段により記憶装置から読み出されたアプリケーション起動手順を前記クライアント装置に送信する起動手順送信手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、ネットワークを介して接続されたクライアント装置からウェブブラウザを用いて利用されるウェブページについての情報を管理するウェブ情報管理方法であって、前記クライアント装置に実装されたクライアントアプリケーションのうち利用者がウェブページから指定したクライアントアプリケーションを起動するアプリケーション起動手順を該クライアント装置からの要求に応答して記憶装置から読み出す起動手順読出工程と、前記起動手順読出工程により記憶装置から読み出されたアプリケーション起動手順を前記クライアント装置に送信する起動手順送信工程とを含んだことを特徴とする。
また、本発明は、ネットワークを介して接続されたクライアント装置からウェブブラウザを用いて利用されるウェブページについての情報を管理するウェブ情報管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記クライアント装置に実装されたクライアントアプリケーションのうち利用者がウェブページから指定したクライアントアプリケーションを起動するアプリケーション起動手順を該クライアント装置からの要求に応答して記憶装置から読み出す起動手順読出手順と、前記起動手順読出手順により記憶装置から読み出されたアプリケーション起動手順を前記クライアント装置に送信する起動手順送信手順とをコンピュータに実行させるウェブ情報管理プログラムを記録したことを特徴とする。
かかる発明によれば、クライアント装置に実装されたクライアントアプリケーションのうち利用者がウェブページから指定したクライアントアプリケーションを起動するアプリケーション起動手順をクライアント装置からの要求に応答して記憶装置から読み出し、読み出したアプリケーション起動手順をクライアント装置に送信することとしたので、クライアント装置に実装されたクライアントアプリケーションをウェブブラウザから起動することが可能となり、利用者にウェブ関連サービスとクライアントアプリケーションサービスを統合したシームレスな利用環境を提供することができる。
第1図は、本実施の形態に係るポータル画面からのクライアントアプリケーションの起動を説明するための説明図であり、第2図は、本実施の形態に係るポータル画面管理システムのシステム構成を示す機能構成図であり、第3図は、ポータル画面情報記憶部が記憶する認証情報の一例を示す図であり、第4図は、ポータル画面情報記憶部が記憶するクライアントアプリケーション起動スクリプト情報のデータ構造の一例を示す図であり、第5図は、ポータル画面情報記憶部が記憶するプラグインプログラム情報のデータ構造の一例を示す図であり、第6図は、第2図に示したポータル画面管理プログラムの処理手順を示すフローチャートであり、第7図は、第2図に示したポータルHTMLによるクライアントアプリケーション起動処理の処理手順を示すフローチャートであり、第8図は、第2図に示したスクリプト実行部によるクライアントアプリケーション起動処理の処理手順を示すフローチャートであり、第9図は、本実施の形態に係るポータル画面からのクライアントアプリケーション起動シーケンスを示す図であり、第10図は、メールクライアントにログオンするために必要なユーザIDとパスワードの入力画面の一例を示す図であり、第11図は、ログオンシーケンスを投げ込む際に表示する画面の一例を示す図であり、第12図は、ポータルHTMLの一例(一部)を示す図であり、第13図は、クライアントアプリケーションを起動するスクリプトの一例(一部)を示す図であり、第14図は、本実施の形態に係るウェブブラウザおよびクライアントアプリケーション、またはポータル画面管理プログラムを実行するコンピュータシステムを示す図であり、第15図は、第14図に示した本体部の機能構成を示す機能ブロック図である。
以下、添付図面を参照して、この発明に係るウェブ情報管理装置、ウェブ情報管理方法ならびにウェブ情報管理プログラムおよびその記録媒体の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、本実施の形態では、本発明をポータル画面の管理に適用した場合を中心に説明する。
まず、本実施の形態に係るポータル画面からのクライアントアプリケーションの起動について説明する。第1図は、本実施の形態に係るポータル画面からのクライアントアプリケーションの起動を説明するための説明図である。
同図は、本実施の形態に係るポータル画面の一例を示しており、ポータル画面の左側にクライアントアプリケーションを起動するためのリンクが表示されている。ここで、クライアントアプリケーションの例としては、文書作成プログラムや表計算プログラムなど利用にあたって認証情報が不要なアプリケーションと、メールプログラムなど利用にあたって認証情報が必要なアプリケーションとがあり、本実施の形態では、ポータル画面からこれらのクライアントアプリケーションを起動することができる。
これに対して、従来のポータル画面からは、これらのクライアントアプリケーションを起動することはできず、これらのクライアントアプリケーションを起動する場合には、デスクトップ画面上に配置されたクライアントアプリケーションアイコンをダブルクリックする、あるいは、起動するプログラムをスタートメニューから選択するなど、ウェブブラウザの外側で起動操作をおこなう必要があった。
このように、本実施の形態に係るポータル画面では、ポータル画面から直接クライアントアプリケーションを起動することが可能であり、ウェブ関連サービスとクライアントアプリケーションサービスを統合したシームレスな利用環境を利用者に提供することができる。
また、本実施の形態に係るポータル画面からのクライアントアプリケーションの起動では、メールプログラムなど利用にあたって認証情報が必要なアプリケーションに対してサーバ装置に記憶した認証情報を自動的に引き渡し、利用者に代わって認証情報を代理入力することができる。さらに、クライアントアプリケーションの使用開始にあたって、利用者が通常おこなう初期操作をクライアントアプリケーションに対して自動的におこなうこともできる。
次に、本実施の形態に係るポータル画面管理システムのシステム構成について説明する。第2図は、本実施の形態に係るポータル画面管理システムのシステム構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、このポータル画面管理システムは、ポータル画面に関する情報を管理するポータルサーバ200と、ポータルサーバ200にイントラネット400を介して接続されるn台のクライアント装置100〜100とから構成される。
なお、ここでは、イントラネット400を介してポータルサーバ200とクライアント装置100〜100とを接続する場合について説明するが、イントラネット400の代わりに、あるいはイントラネット400に加えてインターネットなどの他のネットワークを用いることもできる。また、クライアント装置100〜100はいずれも同様の構成を有するので、ここではクライアント装置100を例にとって説明する。
クライアント装置100は、クライアントアプリケーション110と、ウェブブラウザ120を実行するコンピュータである。ここで、クライアントアプリケーション110は、ウェブブラウザ120から起動されるアプリケーションであり、文書作成プログラム、表計算プログラム、グループウェアプログラム、メールプログラムなどである。
ウェブブラウザ120は、イントラネットおよびインターネット上のサーバが提供する情報およびサービスを利用するためのプログラムであり、ここでは、通信部121を用いてポータルサーバ200からHTML(Hyper Text Markup Language)で記述されたファイルを読み込んでクライアント装置100に表示する。また、このウェブブラウザ120は、HTMLの実行に必要なプラグインプログラムをポータルサーバ200からダウンロードして実行する。
ポータルHTML300は、ウェブブラウザ120によってポータルサーバ200から読み込まれるHTML記述であり、このポータルHTML300がウェブブラウザ120によって解釈・実行されてポータル画面がクライアント装置100に表示される。このポータルHTML300には、起動OCX310をポータルサーバ200からダウンロードするためのHTML記述と、クッキーセッションID保存部320と、認証情報取得部330と、認証情報保存部340とが含まれる。
起動OCX310は、最初にポータルHTML300がポータルサーバ200から読み込まれた際にウェブブラウザ120によって自動的にダウンロードされてウェブブラウザ120に組み込まれるプラグインプログラムであり、利用者がポータル画面からクライアントアプリケーション110を選択すると、この起動OCX310が実行され、クライアントアプリケーション110を起動する。
この起動OCX310は、スクリプト取得部311と、スクリプト実行部312と、認証情報設定部313と、認証情報記憶部314と、を有する。
スクリプト取得部311は、ポータルサーバ200にクライアントアプリケーション110を起動するスクリプトを要求し、ポータルサーバ200が送信したスクリプトを受け取る処理部でる。
スクリプト実行部312は、スクリプト取得部311により取得されたスクリプトを実行する処理部であり、具体的には、クライアントアプリケーション110を起動するスクリプトを実行することによって、クライアントアプリケーション110を起動する。また、このスクリプト実行部312によって実行されるスクリプトは、クライアントアプリケーション110を起動する以外に、クライアントアプリケーション110を利用する際に認証情報が必要な場合には、認証情報をクライアントアプリケーション110へ引き渡し、クライアントアプリケーション110起動後におこなう定型的な操作があれば、その操作もおこなう。
このスクリプト実行部312が、クライアントアプリケーション110を起動するスクリプトを実行することによって、利用者は、ポータル画面から直接クライアントアプリケーション110を起動することができる。また、クライアントアプリケーション110を起動するスクリプトをポータルHTML300に直接含める代わりに、ポータルHTML300から起動OCX310を実行し、起動OCX310がクライアントアプリケーション110を起動するスクリプトをポータルサーバ200から読み出して実行することによって、クライアントアプリケーション110を起動するスクリプトの記述内容を秘匿することができる。
認証情報設定部313は、クライアントアプリケーション110を利用する際に認証情報が必要な場合に、認証情報を認証情報記憶部314に設定する処理部であり、具体的には、利用者のユーザIDとパスワードを設定する。
認証情報記憶部314は、認証情報を記憶する記憶部である。この認証情報記憶部314によって記憶された認証情報は、スクリプト実行部312により実行されるスクリプトにより読み出され、クライアントアプリケーション110に引き渡される。
クッキーセッションID保存部320は、ポータル画面にログオンした際のセッションIDをクッキーに保存する処理部である。このクッキーセッションID保存部320により保存されたセッションIDは、起動OCX310がポータルサーバ200からスクリプトを読み出す際に認証用に使われる。
すなわち、ポータルサーバ200は、ポータル画面にログオンしたクライアント装置100からのスクリプト読み出し要求に対しては、セッションIDを確認することによってスクリプトの読み出しを許可し、他のクライアント装置からの不正なスクリプト読み出し要求に対しては、セッションIDが確認できないためスクリプトの読み出しを許可しない。
このように、ポータルサーバ200は、セッションIDを用いて不正なスクリプトの読み出しを防ぐことによって、クライアントアプリケーション110を起動するスクリプトが不正にダウンロードされることを防ぐことができる。
認証情報取得部330は、クライアントアプリケーション110を利用する際に認証情報が必要な場合に、認証情報を取得する処理部であり、具体的には、利用者のユーザIDとパスワードを取得し、認証情報記憶部314に格納する。この認証情報取得部330は、最初にクライアントアプリケーション110がポータル画面から起動された場合には、利用者にユーザIDとパスワードの入力を依頼し、2回目以降は、ポータルサーバ200からユーザIDとパスワードを取得する。
認証情報保存部340は、最初にクライアントアプリケーション110が起動された場合に、利用者が入力したユーザIDとパスワードをポータルサーバ200に保存する処理部である。この認証情報保存部340がユーザIDとパスワードをポータルサーバ200に保存することによって、利用者がクライアントアプリケーション110を起動するたびに認証情報を入力する手間を省くことができる。
ポータルサーバ200は、ポータル画面管理プログラム210を実行するコンピュータであり、ポータル画面管理プログラム210は、HTML記述、プラグインプログラム、スクリプトなどポータル画面に関する情報を管理するプログラムである。
このポータル画面管理プログラム210は、ポータル画面情報記憶部211と、HTML読出部212と、OCX読出部213と、スクリプト読出部214と、認証情報処理部215と、通信部216と、ポータル情報編集部217とを有する。
ポータル画面情報記憶部211は、ポータル画面に関する情報を記憶した記憶部であり、具体的には、ポータル画面を表示するためのHTML記述、クライアントアプリケーション110を利用する際に必要な認証情報、クライアントアプリケーション110を起動するスクリプト、クライアントアプリケーション110を起動するプラグインプログラムなどを記憶する。
第3図〜第5図は、ポータル画面情報記憶部211が記憶する情報の例を示す図である。第3図は、ポータル画面情報記憶部211が記憶する認証情報の一例を示す図である。同図に示すように、ポータル画面情報記憶部211は、ポータル画面にログオンする場合に必要となるログオンIDおよびログオンパスワード、ポータルHTML300の格納アドレスを示すポータルHTMLアドレス、メールクライアント用のユーザIDおよびパスワード、カレンダクライアント用のユーザIDおよびパスワードを認証情報として利用者ごとに記憶する。
たとえば、ログオンIDが「kurata613」である利用者は、ログオンパスワードが「abcdef」であり、ポータル画面のHTML記述の格納アドレスは0x0000A000であり、メールクライアント用のユーザIDおよびパスワードは「IC001」および「uvwxyz123456」であり、カレンダクライアント用のユーザIDおよびパスワードは「Jd002」および「stu2003」であることを示している。なお、ここでは、IDおよびパスワードとして,暗号化される前の情報を示しているが、これらの情報がポータル画面情報記憶部211に記憶される場合には、暗号化される。
このように、このポータル画面情報記憶部211が、起動時に認証が必要なクライアントアプリケーション110の認証情報を記憶することによって、利用者がクライアントアプリケーション110を起動するたびに認証情報を入力する手間を省くことができる。
また、第4図は、ポータル画面情報記憶部211が記憶するクライアントアプリケーション起動スクリプト情報のデータ構造の一例を示す図である。同図に示すように、ポータル画面情報記憶部211は、起動スクリプトフレーム、文書作成クライアント起動スクリプト、表計算クライアント起動スクリプト、メールクライアント起動スクリプト、カレンダクライアント起動スクリプトなどのスクリプトとそれらの格納アドレスを記憶する。
なお、起動スクリプトフレームは、起動スクリプトの枠組みを定義したスクリプトであり、個々のクライアントアプリケーション110を起動するスクリプトを作成する場合に使用される。この起動スクリプトフレームを用いて、個々のクライアントアプリケーション110を起動するスクリプトを簡単に作成することができる。
また、第5図は、ポータル画面情報記憶部211が記憶するプラグインプログラム情報のデータ構造の一例を示す図である。同図に示すように、ポータル画面情報記憶部211は、起動OCX310、プラグインA、プラグインZなどのプラグインプログラムとそれらの格納アドレスを記憶する。
HTML読出部212は、利用者ごとのポータル画面を記述するポータルHTML300をクライアント装置100からの要求に応答してポータル画面情報記憶部211から読み出す処理部である。
OCX読出部213は、起動OCX310などのプラグインプログラムをクライアント装置100からの要求に応答してポータル画面情報記憶部211から読み出す処理部である。
スクリプト読出部214は、クライアントアプリケーション110を起動するスクリプトをクライアント装置100からの要求に応答してポータル画面情報記憶部211から読み出す処理部である。このスクリプト読出部214は、クライアント装置100に保存されたセッションIDを確認し、セッションIDが確認されたクライアント装置100からの要求のみを受け付け、スクリプトをポータル画面情報記憶部211から読み出す。
このように、このスクリプト読出部214が、クライアント装置100に保存されたセッションIDを確認することによって、不正なスクリプト読み出し要求を防ぎ、クライアントアプリケーション110を起動するスクリプトの利用を、認証済みの利用者だけに制限することができる。
認証情報処理部215は、クライアントアプリケーション110が最初に起動された際に利用者によって入力されたユーザIDとパスワードをクライアント装置100から受け取り、認証情報として利用者に対応させてポータル画面情報記憶部211に格納し、クライアントアプリケーション110が2回目以降に起動された場合にクライアント装置100からの要求に応答してユーザIDとパスワードをポータル画面情報記憶部211から読み出す処理部である。なお、この認証情報処理部215は、ユーザIDとパスワードを暗号化してポータル画面情報記憶部211に格納し、ポータル画面情報記憶部211から読み出したユーザIDとパスワードを復号化して認証情報取得部330に渡す。
この認証情報処理部215が、ユーザIDとパスワードを利用者に対応付けてクライアントアプリケーション110の認証情報としてポータル画面情報記憶部211に保存することによって、クライアントアプリケーション110へのユーザIDとパスワードの代理入力を可能とすることができる
通信部216は、クライアント装置100からポータル画面に関する情報読み出し要求などを受信し、HTML読出部212、OCX読出部213、スクリプト読出部214および認証情報処理部215がポータル画面情報記憶部211から読み出した情報などをクライアント装置100に送信する処理部である。
ポータル情報編集部217は、ポータル画面情報記憶部211が記憶するポータル画面のHTML記述やクライアントアプリケーション110を起動するスクリプトなどを編集する処理部である。このポータル情報編集部217を用いて、ポータル画面の管理者は、異なるクライアントアプリケーション110を起動するポータル画面を容易に作成することができる。なお、このポータル情報編集部217が編集するポータル画面のHTML記述やクライアントアプリケーション110を起動するスクリプトの具体例については後述する。
次に、第2図に示したポータル画面管理プログラム210の処理手順について説明する。第6図は、第2図に示したポータル画面管理プログラム210の処理手順を示すフローチャートである。
同図に示すように、このポータル画面管理プログラム210は、利用者がクライアント装置100からポータル画面管理プログラム210によって管理されるURLにアクセスすると、HTML読出部212がログオン用ページの情報をポータル画面情報記憶部211から読み出してクライアント装置100に送る(ステップS601)。
そして、利用者がポータル画面にログインするためのログオンIDとパスワードを入力すると、利用者を認証し、HTML読出部212がその利用者のポータルHTML300をポータル画面情報記憶部211から読み出してクライアント装置100に送る(ステップS602)。
また、クライアント装置100にセッションIDの保存を指示し(ステップS603)、ポータルHTML300へのアクセスが最初の場合には、OCX読出部212が起動OCX310などのプラグインプログラムを送信する(ステップS604)。
そして、利用者がクライアントアプリケーション110の起動を指示すると、そのクライアントアプリケーション110の起動が初めてでない場合には、クライアント装置100が指定するクライアントアプリケーション110のユーザIDおよびパスワードを認証情報処理部214がポータル画面情報記憶部211から読み出し、復号化してクライアント装置100へ送信する(ステップS605)。
その後、クライアント装置100からクライアントアプリケーション起動用のスクリプト要求を受けると、クライアント装置100に保存されたセッションIDを確認し、セッションIDが確認されるとスクリプト読出部213が起動スクリプトをポータル画面情報記憶部211から読み出してクライアント装置100へ送信する(ステップS606)。
そして、クライアントアプリケーション110の起動が初めての場合には、認証情報処理部214がクライアント装置100からユーザIDおよびパスワードを受け取り、暗号化してポータル画面情報記憶部211に格納する(ステップS607)。なお、クライアントアプリケーション110が正常に起動されなかった場合には、ユーザIDおよびパスワードがクライアント装置100から送信されることはなく、ポータル画面情報記憶部211に保存されることもない。
このように、このポータル画面管理プログラム210がクライアント装置100からの要求に基づいてクライアントアプリケーション起動用のスクリプトを送信することによって、クライアント装置100はウェブブラウザ120からクライアントアプリケーション110を直接起動することができる。
次に、第2図に示したポータルHTML300によるクライアントアプリケーション起動処理の処理手順について説明する。第7図は、第2図に示したポータルHTML300によるクライアントアプリケーション起動処理の処理手順を示すフローチャートである。
同図に示すように、このポータルHTML300は、クライアントアプリケーション110が最初に起動された場合であるか否かを判定し(ステップS701)、最初に起動された場合には、認証情報取得部330がユーザIDとパスワードの入力Formを表示し(ステップS702)、利用者からのユーザIDとパスワードの入力を受け付ける(ステップS703)。一方、最初の起動でない場合には、認証情報取得部330は、クライアントアプリケーション110の名前を指定してポータルサーバ200からユーザIDとパスワードを取得する(ステップS704)。
そして、ポータルHTML300は、起動OCX310を用いて、ユーザIDとパスワードを認証情報記憶部314に設定し(ステップS705)、クライアントアプリケーション110の起動スクリプトを実行する(ステップS706)。
そして、クライアントアプリケーション110が最初に起動された場合には(ステップS707、Yes)、認証情報保存部340がユーザIDとパスワードをポータルサーバ200に送信する(ステップS708)。なお、クライアントアプリケーション110が正常に起動されなかった場合には、認証情報保存部340はユーザIDおよびパスワードをポータルサーバ200に送信しない。
このように、このポータルHTML300が起動OCX310を用いてクライアントアプリケーション110の起動スクリプトを実行することによって、ウェブブラウザ120からクライアントアプリケーション110を直接起動することができる。
次に、第2図に示したスクリプト実行部312によるクライアントアプリケーション起動処理の処理手順について説明する。第8図は、第2図に示したスクリプト実行部312によるクライアントアプリケーション起動処理の処理手順を示すフローチャートである。
同図に示すように、このスクリプト実行部312は、利用者がウェブブラウザ120から指定したクライアントアプリケーション110を起動し(ステップS801)、認証情報を必要とするクライアントアプリケーション110に対してはログオンシーケンスを投げ込む(ステップS802)。ここで、ログオンシーケンスの投げ込みとは、認証情報記憶部314に記憶されたユーザIDとパスワードをクライアントアプリケーション110に引き渡すことである。
そして、クライアントアプリケーション110の起動を待ち(ステップS803)、クライアントアプリケーション110が起動されると、クライアントアプリケーション110に対して実行する定型的な初期操作がある場合には、その操作を自動的に実行する(ステップS804)。
このように、このスクリプト実行部312が、クライアントアプリケーション110を起動するとともに、クライアントアプリケーション110が認証情報を必要とする場合にはログオンシーケンスを投げ込み、定型的な初期操作がある場合にはその操作を自動的に実行することによって、クライアントアプリケーション110を効率良く起動することができる。
次に、本実施の形態に係るポータル画面からのクライアントアプリケーション起動シーケンスについて説明する。第9図は、本実施の形態に係るポータル画面からのクライアントアプリケーション起動シーケンスを示す図である。なお、ここでは、メールクライアントをクライアントアプリケーション110の一例として起動する場合について説明する。
同図に示すように、利用者がクライアント装置100のウェブブラウザ120を起動し(1)、ウェブブラウザ120がポータル画面管理プログラム210によって管理されるURLにアクセスすると(2)、ポータル画面管理プログラム210はログオン用ページの情報をウェブブラウザ120に送り、ウェブブラウザ120がログオンページを表示する(3)。
そして、利用者がポータル画面にログインするためのログオンIDとパスワードを入力すると(4)、ポータル画面管理プログラム210は利用者を認証してその利用者のポータル画面のHTML記述をウェブブラウザ120に送り、ウェブブラウザ120がポータル画面のHTML記述を解釈・実行することによってポータル画面を表示する(5)。また、ウェブブラウザ120は、このログオンセッションについてのセッションIDを保存する(6)。
そして、ポータル画面管理プログラ210が管理するURLへの利用者によるアクセスが最初の場合には、ウェブブラウザ120は、OCXをポータル画面管理プログラム210に要求し、OCXをダウンロードする(7)。
そして、利用者がメールクライアントの起動を選択すると(8)、メールクライアントの起動が初めての場合には、メールクライアントにログオンするために必要なユーザIDとパスワードの入力画面が表示される(9)。第10図は、メールクライアントにログオンするために必要なユーザIDとパスワードの入力画面の一例を示す図である。利用者は、同図に示すウィンドウからユーザIDとパスワードを入力する(10)。
一方、メールクライアントの起動が2回目以降の場合には、ウェブブラウザ120は、ポータル画面管理プログラム210からユーザIDとパスワードを受け取る(11)。
そして、OCXがポータル画面管理プログラム210に対してメールクライアントを起動するスクリプトを要求し(12)、要求したスクリプトをポータル画面管理プログラム210から受け取り(13)、そのスクリプトを実行する(14)。
そして、OCXにより実行されるスクリプトは、メールクライアントを起動し(15)、ログオンシーケンスを投げ込む(16)。第11図は、ログオンシーケンスを投げ込む際に表示する画面の一例を示す図である。同図に示すように、メールアプリケーション用のユーザIDとパスワードを入力するウィンドウを表示し、表示したウェンドウにユーザIDとパスワードが自動入力する。
そして、メールクライアントの起動を待ち(17)、メールクライアントが起動されると受信フォルダのクリック操作をおこない(18)、起動を完了する(19)。
また、メールクライアントの起動が初回の場合には、ウェブブラウザ120は、ユーザIDとパスワードをポータル画面管理プログラム210に送り、ポータル画面管理プログラムは、ユーザIDとパスワードを暗号化して利用者に対応させてリポジトリに記憶する(20)。なお、メールクライアントが正常に起動されなかった場合には、ウェブブラウザ120は、ユーザIDおよびパスワードをポータル画面管理プログラム210に送信しない。
このように、ウェブブラウザ120に組み込まれたOCXが、メールクライアントを起動するスクリプトをポータル画面管理プログラム210から受け取り、受け取ったスクリプトを実行することによってメールクライアントをポータル画面から起動することができる。
次に、ポータルHTML300について説明する。第12図は、ポータルHTML300の一例(一部)を示す図である。同図において、(7)に示す部分は、第9図に示したクライアントアプリケーション起動シーケンスのOCXダウンロードのステップに対応する。
また、(14)に示す部分は、第9図に示したクライアントアプリケーション起動シーケンスのスクリプト実行のステップに対応し、メールクライアントすなわちクライアントアプリケーション110を起動するスクリプトを実行する部分である。
ここで、PwAppCtl.SetAppParam(″□□□□□″,″userid″,form1.userid.value);は、OCXであるPwAppCtl.SetAppParamを用いてクライアントアプリケーション110のユーザIDを設定し、PwAppCtl.SetAppParam(″□□□□□″,″pw″,form1.pw.value);は、PwAppCtl.SetAppParamを用いてクライアントアプリケーション110のパスワードを設定している。また、PwAppCtl.run(″http://localhost/portalwoeks/□□.js″)が、OCXであるPwAppCtl.runを用いてクライアントアプリケーション110を起動するスクリプトの実行を開始する部分である。
また、(20)に示す部分は、第9図に示したクライアントアプリケーション起動シーケンスのユーザID、パスワードを保存するステップに対応し、(9)に示す部分は、第9図に示したクライアントアプリケーション起動シーケンスの入力Formの表示ステップに対応する。
なお、第12図において、□で示される部分が各クライアントアプリケーションに依存する部分であり、これらの部分を置き換えることによって他のクライアントアプリケーションを起動するHTML記述を得ることができる。
次に、クライアントアプリケーション110を起動するスクリプトについて説明する。第13図は、クライアントアプリケーション110を起動するスクリプトの一例(一部)を示す図である。同図において、(15)に示す部分は、第9図に示したクライアントアプリケーション起動シーケンスのアプリケーション起動ステップに対応する。
具体的には、path=WshShell.RegRead(″HKLM¥¥Software¥¥Fujitsu¥¥Install¥¥□□□□□ □□□¥¥Directory″);の部分が、レジストリからクライアントアプリケーション110のインストールディレクトリを検索してpathに設定し、path=″¥″″+path+″¥¥□□□□□″+″¥¥″″の部分が、クライアントアプリケーション110の起動パスをpathに設定している。そして、WshShell.Run(path);の部分でクライアントアプリケーション110を起動している。
また、(16)に示す部分は、第9図に示したクライアントアプリケーション起動シーケンスのログオンシーケンス投げ込みステップに対応する。具体的には、userid=PwShell.GetAppParam(″□□□□□″,″userid″);でユーザIDを取得し、WshShell.SendKeys(userid);でユーザIDを投げ込む。そして、WshShell.Sendkeys(″{TAB}″);でパスワード入力フィールドへ移動する。そして、pw=PwShell.GetAppParam(″□□□□□″,″pw″);でパスワードを取得し、WshShell.SendKeys(pw);でパスワードを投げ込む。
また、(17)に示す部分は、第9図に示したクライアントアプリケーション起動シーケンスの起動待ちステップに対応する。また、(18)に示す部分は、第9図に示したクライアントアプリケーション起動シーケンスの受信フォルダクリックステップに対応する。
具体的には、x=100;y=200で画面上の座標を指定し、PwShell.MouseClick(x,y);でその座標をクリックする。また、(19)に示す部分は、第9図に示したクライアントアプリケーション起動シーケンスの起動完了ステップに対応する。
このように、スクリプトを用いてメールクライアントの起動、ログオンシーケンスの投げ込み、受信フォルダのダブルクリックなどをおこなうことができる。なお、第13図において、□で示される部分が各クライアントアプリケーションに依存する部分であり、これらの部分を置き換えることによって他のクライアントアプリケーションを起動するスクリプトを得ることができる。
次に、ウェブブラウザ120およびクライアントアプリケーション110、またはポータル画面管理プログラム210を実行するコンピュータシステムについて説明する。
第14図は、本実施の形態に係るウェブブラウザ120およびクライアントアプリケーション110、またはポータル画面管理プログラム210を実行するコンピュータシステムを示す図である。同図に示すように、このコンピュータシステム900は、本体部901と、本体部901からの指示により表示画面902aに情報を表示するディスプレイ902と、このコンピュータシステム900に種々の情報を入力するためのキーボード903と、ディスプレイ902の表示画面902a上の任意の位置を指定するマウス904と、ローカルエリアネットワーク(LAN)906または広域エリアネットワーク(WAN)に接続するLANインタフェースと、インターネットなどの公衆回線907に接続するモデム905とを有する。ここで、LAN906は、他のコンピュータシステム(PC)911、サーバ912、プリンタ913などとコンピュータシステム900とを接続している。
また、第15図は、第14図に示した本体部901の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、この本体部901は、CPU921と、RAM922と、ROM923と、ハードディスクドライブ(HDD)924と、CD−ROMドライブ925と、FDドライブ926と、I/Oインタフェース927と、LANインタフェース928とを有する。
そして、このコンピュータシステム900において実行されるウェブブラウザ120およびクライアントアプリケーション110、またはポータル画面管理プログラム210は、フロッピィディスク(FD)908、CD−ROM909、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの可搬型記憶媒体に記憶され、これらの記憶媒体から読み出されてコンピュータシステム900にインストールされる。
あるいは、これらのウェブブラウザ120およびクライアントアプリケーション110、またはポータル画面管理プログラム210は、LANインタフェース928を介して接続されたサーバ912のデータベース、他のコンピュータシステム(PC)911のデータベース、公衆回線907を介して接続された他のコンピュータシステムのデータベースなどに記憶され、これらのデータベースから読み出されてコンピュータシステム900にインストールされる。
そして、インストールされたウェブブラウザ120およびクライアントアプリケーション110、またはポータル画面管理プログラム210は、HDD924に記憶され、RAM922、ROM923などを利用してCPU921により実行される。
上述したように、本実施の形態では、利用者がポータル画面に最初にアクセスした際に、ウェブブラウザ120が起動OCX310をポータル画面管理プログラム210から受け取ってプラグインプログラムとして組み込み、利用者がクライアントアプリケーション110をポータル画面から選択すると、クライアントアプリケーション110を起動するスクリプトを起動OCX310がポータル画面管理プログラム210から受け取って実行することとしたので、ポータル画面から直接クライアントアプリケーション110を起動することができ、もって利用者にウェブ関連サービスとクライアントアプリケーションサービスのシームレスな利用環境を提供することができる。
また、本実施の形態では、クライアントアプリケーション110を利用する際に必要なユーザIDとパスワードをポータル画面情報記憶部211が記憶し、起動OCX310により実行されるスクリプトが、クライアントアプリケーション110を最初に起動する場合以外は、ポータル画面情報記憶部211に記憶されたユーザIDとパスワードを代理入力することとしたので、利用者はクライアントアプリケーション110を起動するたびにユーザIDとパスワードを入力する必要がなく、効率良くクライアントアプリケーション110を利用することができる。
また、本実施の形態では、起動OCX310により実行されるスクリプトが、起動したクライアントアプリケーション110に対しておこなわれる初期操作を自動的におこなうこととしたので、利用者はクライアントアプリケーション110を起動した場合に通常おこなう操作を省くことができ、効率良くクライアントアプリケーション110を利用することができる。
なお、本実施の形態では、起動OCX310が、クライアントアプリケーション110を起動するスクリプトをポータル画面管理プログラム210から受け取り、受け取ったスクリプトを実行することによってクライアントアプリケーション110を起動する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、起動OCXが直接クライアントアプリケーション110を起動する場合、あるいは、ポータルHTMLを解釈・実行することによって直接クライアントアプリケーション110を起動する場合にも同様に適用することができる。
以上説明したように、本発明によれば、ウェブ情報管理プログラムが、クライアント装置に実装されたクライアントアプリケーションのうち利用者がウェブページから指定したクライアントアプリケーションを起動するアプリケーション起動手順をクライアント装置からの要求に応答して記憶装置から読み出し、読み出したアプリケーション起動手順をクライアント装置に送信するよう構成したので、クライアント装置に実装されたクライアントアプリケーションをウェブブラウザから起動することが可能となり、利用者にウェブ関連サービスとクライアントアプリケーションサービスを統合したシームレスな利用環境を提供することができるという効果を奏する。
以上のように、本発明に係るウェブ情報管理装置、ウェブ情報管理方法ならびにウェブ情報管理プログラムおよびその記録媒体は、ウェブ関連サービスとクライアントアプリケーションサービスをシームレスに提供するウェブページを作成する場合に適している。

Claims (9)

  1. ネットワークを介して接続されたクライアント装置からウェブブラウザを用いて利用されるウェブページについての情報を管理するウェブ情報管理プログラムであって、
    前記クライアント装置に実装されたクライアントアプリケーションのうち利用者がウェブページから指定したクライアントアプリケーションを起動するアプリケーション起動手順を該クライアント装置からの要求に応答して記憶装置から読み出す起動手順読出手順と、
    前記起動手順読出手順により記憶装置から読み出されたアプリケーション起動手順を前記クライアント装置に送信する起動手順送信手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とするウェブ情報管理プログラム。
  2. 前記アプリケーション起動手順は、起動するクライアントアプリケーションを利用する際に必要となる利用者認証情報を取得する認証情報取得手順と、前記認証情報取得手順により取得された利用者認証情報を前記クライアントアプリケーションに引き渡す認証情報引渡手順とを含むことを特徴とする請求の範囲第1項に記載のウェブ情報管理プログラム。
  3. 前記認証情報取得手順は、前記クライアントアプリケーションが最初に起動された際に利用者から利用者認証情報を取得し、前記認証情報取得手順により取得された利用者認証情報は前記記憶装置に格納され、次回以降該クライアントアプリケーションが起動された場合には、該記憶装置に格納された利用者認証情報を前記認証情報取得手順が引き渡すことを特徴とする請求の範囲第2項に記載のウェブ情報管理プログラム。
  4. 前記アプリケーション起動手順は、起動するクライアントアプリケーションを操作するアプリケーション操作手順を含むことを特徴とする請求の範囲第1項、第2項または第3項に記載のウェブ情報管理プログラム。
  5. 前記アプリケーション起動手順は、前記記憶装置に格納されたプログラム部品を取得し、取得したプログラム部品を実行することによりクライアントアプリケーションを起動することを特徴とする請求の範囲第1項、第2項または第3項に記載のウェブ情報管理プログラム。
  6. 前記プログラム部品は、前記記憶装置に格納されたスクリプトを取得し、取得したスクリプトを実行することによりクライアントアプリケーションを起動することを特徴とする請求の範囲第5項に記載のウェブ情報管理プログラム。
  7. ネットワークを介して接続されたクライアント装置からウェブブラウザを用いて利用されるウェブページについての情報を管理するウェブ情報管理装置であって、
    前記クライアント装置に実装されたクライアントアプリケーションのうち利用者がウェブページから指定したクライアントアプリケーションを起動するアプリケーション起動手順を該クライアント装置からの要求に応答して記憶装置から読み出す起動手順読出手段と、
    前記起動手順読出手段により記憶装置から読み出されたアプリケーション起動手順を前記クライアント装置に送信する起動手順送信手段と
    を備えたことを特徴とするウェブ情報管理装置。
  8. ネットワークを介して接続されたクライアント装置からウェブブラウザを用いて利用されるウェブページについての情報を管理するウェブ情報管理方法であって、
    前記クライアント装置に実装されたクライアントアプリケーションのうち利用者がウェブページから指定したクライアントアプリケーションを起動するアプリケーション起動手順を該クライアント装置からの要求に応答して記憶装置から読み出す起動手順読出工程と、
    前記起動手順読出工程により記憶装置から読み出されたアプリケーション起動手順を前記クライアント装置に送信する起動手順送信工程と
    を含んだことを特徴とするウェブ情報管理方法。
  9. ネットワークを介して接続されたクライアント装置からウェブブラウザを用いて利用されるウェブページについての情報を管理するウェブ情報管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    前記クライアント装置に実装されたクライアントアプリケーションのうち利用者がウェブページから指定したクライアントアプリケーションを起動するアプリケーション起動手順を該クライアント装置からの要求に応答して記憶装置から読み出す起動手順読出手順と、
    前記起動手順読出手順により記憶装置から読み出されたアプリケーション起動手順を前記クライアント装置に送信する起動手順送信手順と
    をコンピュータに実行させるウェブ情報管理プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2005500918A 2003-06-20 2003-06-20 ウェブ情報管理装置、ウェブ情報管理方法ならびにウェブ情報管理プログラムおよびその記録媒体 Pending JPWO2004114142A1 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2003/007888 WO2004114142A1 (ja) 2003-06-20 2003-06-20 ウェブ情報管理装置、ウェブ情報管理方法ならびにウェブ情報管理プログラムおよびその記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPWO2004114142A1 true JPWO2004114142A1 (ja) 2006-07-20

Family

ID=33524178

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005500918A Pending JPWO2004114142A1 (ja) 2003-06-20 2003-06-20 ウェブ情報管理装置、ウェブ情報管理方法ならびにウェブ情報管理プログラムおよびその記録媒体

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20060031398A1 (ja)
JP (1) JPWO2004114142A1 (ja)
AU (1) AU2003244111A1 (ja)
WO (1) WO2004114142A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9244672B2 (en) * 2006-11-30 2016-01-26 Red Hat, Inc. Optimization utility for developing embedded systems
JP4930087B2 (ja) * 2007-02-15 2012-05-09 株式会社Jvcケンウッド オンラインヘルプデータ表示装置
JP5168979B2 (ja) 2007-03-29 2013-03-27 日本電気株式会社 アプリケーション連携システム、連携方法および連携プログラム
US20150205489A1 (en) * 2010-05-18 2015-07-23 Google Inc. Browser interface for installed applications
JP2012185651A (ja) * 2011-03-04 2012-09-27 Canon Inc 情報処理装置、情報処理システム、情報処理装置の制御方法、及びプログラム
JP5903918B2 (ja) * 2012-02-09 2016-04-13 日本電気株式会社 入力支援装置、入力支援方法及び入力支援プログラム
US10057319B2 (en) * 2013-09-11 2018-08-21 Samsung Electronics Co., Ltd Method and apparatus for providing applications in a webpage
US10796083B2 (en) * 2014-02-19 2020-10-06 Tracfone Wireless, Inc. Wireless device portal application implementing a plurality of truncated applications

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6362836B1 (en) * 1998-04-06 2002-03-26 The Santa Cruz Operation, Inc. Universal application server for providing applications on a variety of client devices in a client/server network
JP3578266B2 (ja) * 2000-01-06 2004-10-20 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション アプリケーションの起動方法、アプリケーションの起動のためのソフトウエア・プロダクト
JP5576005B2 (ja) * 2000-11-07 2014-08-20 株式会社三菱東京Ufj銀行 認証代行装置
JP2002189600A (ja) * 2000-12-21 2002-07-05 Intec Inc Webブラウザからのアプリケーション実行方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20060031398A1 (en) 2006-02-09
AU2003244111A1 (en) 2005-01-04
WO2004114142A1 (ja) 2004-12-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4068921B2 (ja) ユーザ端末にウェブ・サービスを提供するサーバ、方法、コンピュータ・プログラム、記憶媒体、ネットワーク・システム
US7328245B1 (en) Remote retrieval of documents
JP3522635B2 (ja) 画像ファイルを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、この記録媒体の作成装置、画像ファイル作成プログラムを記録した媒体、画像ファイル送信装置、画像ファイル処理装置、画像ファイル処理プログラムを記録した媒体
US6393462B1 (en) Method and apparatus for automatic downloading of URLs and internet addresses
US20030065951A1 (en) Information providing server, terminal apparatus, control method therefor, and information providing system
US20060078160A1 (en) Information providing system and identification information adding device
US20020078102A1 (en) Method and system for customized modification and presentation of remotely saved web content
WO2005079311A2 (en) Method for packaging a user's personal computing environment for transfer over a network
US8171103B2 (en) Methods and apparatus for providing access to content
US7424734B2 (en) Service providing system, information processing apparatus and method, recording medium and program
US7428578B1 (en) Remotely initiated document transmission
US20060031398A1 (en) Apparatus, method, and computer product for web-based data management
JP2017033339A (ja) サービス提供システム、情報処理装置、プログラム及びサービス利用情報作成方法
US7752438B2 (en) Secure resource access
RU2272318C2 (ru) Считываемый компьютером носитель записи, на котором записан файл изображения, устройство для изготовления носителя записи, носитель, на котором записана программа для создания файла изображения, устройство для передачи файла изображения, устройство для обработки файла изображения и носитель, на котором записана программа обработки файла изображения
JP2008158695A (ja) オンラインサービスを提供する情報処理システム及びプログラム
TW200810459A (en) Method and system for externalizing HTTP security message handling
JP4799581B2 (ja) ページカスタマイズサーバ、ページカスタマイズプログラムおよびページカスタマイズ方法
JP4391766B2 (ja) マルチプラットフォームアプリケーションのためのブラウザセッションモビリティシステム
JP2002229452A (ja) 情報画像ファイルを記憶したデータ構造記憶媒体、当該情報画像ファイルを取り扱うシステム、当該システムを動作させる動作方法と動作させるプログラム、当該プログラムを記録した記録媒体、および情報端末装置、当該端末装置を動作させるためのプログラム、当該プログラムを記録した記録媒体。
WO2001029707A1 (fr) Systeme de fourniture d'informations
JP3783000B2 (ja) プログラム起動制御装置、方法及びプログラム
JP4243039B2 (ja) 画像ファイル処理装置、画像ファイル処理プログラム及び当該プログラムを記録した媒体
JP2005044153A (ja) オブジェクト管理プログラム
US7523210B2 (en) Information providing server, communication terminal, control method therefor, and information providing system

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080513

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081104