JPWO2004049167A1 - ファイル管理装置、ファイル管理方法、ファイル管理プログラム、及び、記録媒体 - Google Patents
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Abstract
ファイルを複数の記憶装置に分散して記憶し、ファイルを構成するデータブロックの管理情報も一つの記憶装置に記憶することにより、大容量のファイルを管理できる。また、ファイルの管理情報を着脱可能な記憶装置に記憶し、管理情報の記憶された記憶装置を取り外すことにより、前記ファイルのアクセスが物理的に不可能になることにより高度なセキュリティが得られる。さらにファイル管理情報を着脱可能な記憶装置に記憶して持ち出し、その記憶装置を用いてネットワークを通じて遠隔地からファイルアクセスを行うことができる。
Description
本発明は、記憶媒体、記憶方式、アクセス速度、記憶容量等を異にする複数の記憶装置に対するファイルアクセスを管理するファイル管理装置に関し、特に、ファイルアクセスを制限してセキュリティを保つ技術に関する。
従来、磁気ディスク、光磁気ディスク、靜的メモリといった記憶装置においては、その記憶領域が複数のデータブロックに分割されており、データブロックを指定することによって、所望のファイルアクセスが実現される。
このようなデータブロックを用いたファイル管理は、前記磁気ディスク等、記憶装置の種類によって異なる方式が採用されている。このため、管理対象とする種類の異なる複数の記憶装置に対して、個別にファイルアクセスを管理しなければならない。
これに対して、例えば、特許第3017892号公報には、管理対象とする全ての記憶装置のデータブロックを互い重複しないように1のアドレス空間に割り当てるファイル管理装置が開示されている。
このファイル管理装置によれば、種類の異なる複数の記憶装置に対して、データブロックを用いたファイル管理方式の差異に関わらず、ファイルアクセスを一元管理して、これら記憶装置をあたかもひとつの記憶装置であるかのように利用することができる。
このようなデータブロックを用いたファイル管理は、前記磁気ディスク等、記憶装置の種類によって異なる方式が採用されている。このため、管理対象とする種類の異なる複数の記憶装置に対して、個別にファイルアクセスを管理しなければならない。
これに対して、例えば、特許第3017892号公報には、管理対象とする全ての記憶装置のデータブロックを互い重複しないように1のアドレス空間に割り当てるファイル管理装置が開示されている。
このファイル管理装置によれば、種類の異なる複数の記憶装置に対して、データブロックを用いたファイル管理方式の差異に関わらず、ファイルアクセスを一元管理して、これら記憶装置をあたかもひとつの記憶装置であるかのように利用することができる。
しかしながら、種類の異なる複数の記憶装置をあたかもひとつの記憶装置であるかのように利用できるという上記従来技術に係るファイル管理装置の利点は、一方で欠点であるとも言える。何故ならば、かかる利点は、ファイル管理装置の正当利用者にとって有効であるのみならず、当該ファイル管理装置を利用してファイルに不正アクセスを試みる第三者にとっても、ファイルアクセスが容易となるからである。
本願発明は、このような問題に鑑みて為されたものであって、種類の異なる複数の記憶装置をあたかもひとつの記憶装置であるかのように利用させるファイル管理装置であって、ファイルへの不正アクセスを防止するファイル管理装置、ファイル管理方法及びファイル管理プログラムを提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本願発明に係るファイル管理装置は、着脱可能な記録媒体に情報を記録するリムーバル記憶装置を含む複数の記憶装置に記録されるファイルを管理するファイル管理装置であって、前記複数の記憶装置に記録されているファイルへのアクセス要求を受け付けるアクセス要求受け付け手段と、前記記録媒体を参照して、前記アクセス要求に係るファイルの記録位置を特定する記録位置特定手段と、前記アクセス要求に応じて、前記記録位置にアクセスするファイルアクセス手段とを備えることを特徴とする。
このようにすれば、着脱可能な記録媒体にファイル管理情報が記録されているファイルについては、当該記録媒体を記憶装置から取り出すことによって、不正なファイルアクセスを確実に防止することができる。従って、第三者によるファイルの不正参照や破壊等の被害を受けるという問題を解決することができる。
また、前記リムーバル記憶装置にはファイル管理情報の他、ファイルそのものを記録するとしても良い。すなわち、本願発明においては、ファイル管理情報を保存するための専用の記憶装置が不要となる。
また、本願発明に係るファイル管理装置は、前記ファイルはデータブロックによって構成されており、前記アクセス要求に係るファイルの識別子とデータブロックの識別子とを受け付ける識別子受け付け手段を備え、前記記録媒体には、前記リムーバル記憶装置以外の記憶装置に記録されているファイルの識別子、当該ファイルを構成するデータブロックが記録されている記憶装置の識別子及び当該記憶装置における前記データブロックの記録位置が互いに関連付けられて記録されており、前記ファイルアクセス手段は、前記アクセス要求に係るファイルの識別子に関連付けられている前記記憶装置の識別子及前記データブロックの記録位置を、前記データブロックの識別子を用いて特定することにより前記記録位置にアクセスすることを特徴とする。
上記従来技術では各記憶装置のデータブロックを固定的にひとつのアドレス空間に割り当てていたところ、このようにすれば、記憶装置ごとにデータブロックを管理することができるので、記憶装置の増設や撤去などのファイルを保存する記憶装置の構成が変更された場合のデータブロック管理が容易となる。
また、本願発明に係るファイル管理装置は、前記記録媒体には、ネットワークを介して前記記憶装置にアクセスするためのアドレス情報が記録されており、前記ファイルアクセス手段は、前記アドレス情報を用いて、前記記録位置にアクセスすることを特徴とする。
このようにすれば、ネットワークを介して記憶装置に遠隔地からアクセスすることができる。従って、例えば、通常使用している端末に接続されている記憶装置に対して、ネットワークを介して別の端末からファイルアクセスすることができる。
この場合において、ファイル管理情報を記録している記録媒体を前記通常使用している端末から前記別の端末に移行することによって、ファイルアクセスするとすれば、ネットワークを介した不正アクセスを防止しながら、正当利用者はネットワークを介してファイルアクセスすることができるので好適である。
また、本願発明に係るファイル管理方法は、着脱可能な記録媒体に情報を記録するリムーバル記憶装置を含む複数の記憶装置に記録されるファイルを管理するファイル管理方法であって、前記リムーバル記憶装置以外の記憶装置に記録されているファイルへのアクセス要求を受け付けるアクセス要求受け付けステップと、前記記録媒体を参照して、前記アクセス要求に係るファイルの記録位置を特定する記録位置特定ステップと、前記アクセス要求に応じて、前記記録位置にアクセスするファイルアクセスステップとを含むことを特徴とする。
このようにすれば、着脱可能な記録媒体を記憶装置から取り出すことによって、当該記録媒体にファイル管理情報が記録されているファイルに対する不正なファイルアクセスを確実に防止することができる。
また、本願発明に係るファイル管理プログラムは、着脱可能な記録媒体に情報を記録するリムーバル記憶装置を含む複数の記憶装置に記録されるファイルを管理するファイル管理プログラムであって、前記リムーバル記憶装置以外の記憶装置に記録されているファイルへのアクセス要求を受け付けるアクセス要求受け付けステップと、前記記録媒体を参照して、前記アクセス要求に係るファイルの記録位置を特定する記録位置特定ステップと、前記アクセス要求に応じて、前記記録位置にアクセスするファイルアクセスステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
このようにすれば、着脱可能な記録媒体にファイル管理情報が記録されているファイルについては、当該記録媒体を記憶装置から取り出すことによって、不正なファイルアクセスを確実に防止することができる。従って、第三者によるファイルの不正参照や破壊等の被害を受けるという問題を解決することができる。
また、本願発明に係るファイル管理装置は、2つ以上の記録手段を有する記憶装置が記録しているファイルに対するアクセスを制御するファイル管理装置であって、アクセス要求を受け付ける要求受け付け手段と、記憶装置が有する記録手段へアクセスし、前記アクセス要求に係るファイルに関する管理情報を、記憶装置が有する記録手段のいずれかから取得する管理情報取得手段と、前記管理情報に基いて前記ファイルにアクセスするアクセス手段とを備えることを特徴とする。
また、本願発明に係るファイル管理装置は、前記管理情報は、前記ファイルを記録している記録手段を特定するための特定情報と、前記記録手段に記録されている前記ファイルの記録位置に関する情報とを含むことを特徴とする。
また、本願発明に係るファイル管理装置は、前記管理情報に含まれるファイル記録位置に関する情報は、前記ファイルへ直接的にはアクセスできない間接的な位置情報を示し、前記間接的な位置情報を参照して、記憶装置が有する記録手段へアクセスし、前記ファイルへ直接的にアクセスできる直接的な位置情報を、記憶装置が有する記録手段のいずれかから取得すする位置情報取得手段を備え、前記アクセス手段は、前記直接的な位置情報に基いて前記ファイルにアクセスすることを特徴とする。
また、本願発明に係るファイル管理装置は、前記特定情報に低特定される記録手段は、前記管理情報を記録している記録手段とは異なる記録手段であることを特徴とする。
また、本願発明に係る記録媒体は、ファイルを記録している記録媒体を特定するための特定情報と、前記記録媒体に記録されている前記ファイルの記録位置に関する位置情報とを含む管理情報を記録していることを特徴とする。
本願発明は、このような問題に鑑みて為されたものであって、種類の異なる複数の記憶装置をあたかもひとつの記憶装置であるかのように利用させるファイル管理装置であって、ファイルへの不正アクセスを防止するファイル管理装置、ファイル管理方法及びファイル管理プログラムを提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本願発明に係るファイル管理装置は、着脱可能な記録媒体に情報を記録するリムーバル記憶装置を含む複数の記憶装置に記録されるファイルを管理するファイル管理装置であって、前記複数の記憶装置に記録されているファイルへのアクセス要求を受け付けるアクセス要求受け付け手段と、前記記録媒体を参照して、前記アクセス要求に係るファイルの記録位置を特定する記録位置特定手段と、前記アクセス要求に応じて、前記記録位置にアクセスするファイルアクセス手段とを備えることを特徴とする。
このようにすれば、着脱可能な記録媒体にファイル管理情報が記録されているファイルについては、当該記録媒体を記憶装置から取り出すことによって、不正なファイルアクセスを確実に防止することができる。従って、第三者によるファイルの不正参照や破壊等の被害を受けるという問題を解決することができる。
また、前記リムーバル記憶装置にはファイル管理情報の他、ファイルそのものを記録するとしても良い。すなわち、本願発明においては、ファイル管理情報を保存するための専用の記憶装置が不要となる。
また、本願発明に係るファイル管理装置は、前記ファイルはデータブロックによって構成されており、前記アクセス要求に係るファイルの識別子とデータブロックの識別子とを受け付ける識別子受け付け手段を備え、前記記録媒体には、前記リムーバル記憶装置以外の記憶装置に記録されているファイルの識別子、当該ファイルを構成するデータブロックが記録されている記憶装置の識別子及び当該記憶装置における前記データブロックの記録位置が互いに関連付けられて記録されており、前記ファイルアクセス手段は、前記アクセス要求に係るファイルの識別子に関連付けられている前記記憶装置の識別子及前記データブロックの記録位置を、前記データブロックの識別子を用いて特定することにより前記記録位置にアクセスすることを特徴とする。
上記従来技術では各記憶装置のデータブロックを固定的にひとつのアドレス空間に割り当てていたところ、このようにすれば、記憶装置ごとにデータブロックを管理することができるので、記憶装置の増設や撤去などのファイルを保存する記憶装置の構成が変更された場合のデータブロック管理が容易となる。
また、本願発明に係るファイル管理装置は、前記記録媒体には、ネットワークを介して前記記憶装置にアクセスするためのアドレス情報が記録されており、前記ファイルアクセス手段は、前記アドレス情報を用いて、前記記録位置にアクセスすることを特徴とする。
このようにすれば、ネットワークを介して記憶装置に遠隔地からアクセスすることができる。従って、例えば、通常使用している端末に接続されている記憶装置に対して、ネットワークを介して別の端末からファイルアクセスすることができる。
この場合において、ファイル管理情報を記録している記録媒体を前記通常使用している端末から前記別の端末に移行することによって、ファイルアクセスするとすれば、ネットワークを介した不正アクセスを防止しながら、正当利用者はネットワークを介してファイルアクセスすることができるので好適である。
また、本願発明に係るファイル管理方法は、着脱可能な記録媒体に情報を記録するリムーバル記憶装置を含む複数の記憶装置に記録されるファイルを管理するファイル管理方法であって、前記リムーバル記憶装置以外の記憶装置に記録されているファイルへのアクセス要求を受け付けるアクセス要求受け付けステップと、前記記録媒体を参照して、前記アクセス要求に係るファイルの記録位置を特定する記録位置特定ステップと、前記アクセス要求に応じて、前記記録位置にアクセスするファイルアクセスステップとを含むことを特徴とする。
このようにすれば、着脱可能な記録媒体を記憶装置から取り出すことによって、当該記録媒体にファイル管理情報が記録されているファイルに対する不正なファイルアクセスを確実に防止することができる。
また、本願発明に係るファイル管理プログラムは、着脱可能な記録媒体に情報を記録するリムーバル記憶装置を含む複数の記憶装置に記録されるファイルを管理するファイル管理プログラムであって、前記リムーバル記憶装置以外の記憶装置に記録されているファイルへのアクセス要求を受け付けるアクセス要求受け付けステップと、前記記録媒体を参照して、前記アクセス要求に係るファイルの記録位置を特定する記録位置特定ステップと、前記アクセス要求に応じて、前記記録位置にアクセスするファイルアクセスステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
このようにすれば、着脱可能な記録媒体にファイル管理情報が記録されているファイルについては、当該記録媒体を記憶装置から取り出すことによって、不正なファイルアクセスを確実に防止することができる。従って、第三者によるファイルの不正参照や破壊等の被害を受けるという問題を解決することができる。
また、本願発明に係るファイル管理装置は、2つ以上の記録手段を有する記憶装置が記録しているファイルに対するアクセスを制御するファイル管理装置であって、アクセス要求を受け付ける要求受け付け手段と、記憶装置が有する記録手段へアクセスし、前記アクセス要求に係るファイルに関する管理情報を、記憶装置が有する記録手段のいずれかから取得する管理情報取得手段と、前記管理情報に基いて前記ファイルにアクセスするアクセス手段とを備えることを特徴とする。
また、本願発明に係るファイル管理装置は、前記管理情報は、前記ファイルを記録している記録手段を特定するための特定情報と、前記記録手段に記録されている前記ファイルの記録位置に関する情報とを含むことを特徴とする。
また、本願発明に係るファイル管理装置は、前記管理情報に含まれるファイル記録位置に関する情報は、前記ファイルへ直接的にはアクセスできない間接的な位置情報を示し、前記間接的な位置情報を参照して、記憶装置が有する記録手段へアクセスし、前記ファイルへ直接的にアクセスできる直接的な位置情報を、記憶装置が有する記録手段のいずれかから取得すする位置情報取得手段を備え、前記アクセス手段は、前記直接的な位置情報に基いて前記ファイルにアクセスすることを特徴とする。
また、本願発明に係るファイル管理装置は、前記特定情報に低特定される記録手段は、前記管理情報を記録している記録手段とは異なる記録手段であることを特徴とする。
また、本願発明に係る記録媒体は、ファイルを記録している記録媒体を特定するための特定情報と、前記記録媒体に記録されている前記ファイルの記録位置に関する位置情報とを含む管理情報を記録していることを特徴とする。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るファイル管理装置の機能構成を示すブロック図である。
図2は、本発明の第1の実施の形態に係るファイル管理情報のデータ構造を示す図である。
図3は、第一の実施の形態に係るファイル管理装置が実行する処理の流れを示すフローチャートである。
図4は、第一の実施の形態に係るファイル管理情報検出部102がファイル管理情報を検出する処理の流れを示すフローチャートである。
図5は、第一の実施の形態に係るデータブロック検出部103がデータブロックの位置情報を検出する処理の流れを示すフローチャートである。
図6は、本発明の第2の実施の形態に係るファイル管理情報のデータ構造を示す図である。
図7は、本発明の第3の実施の形態に係るファイル管理情報のデータ構造を示す図である。
図8は、本発明の応用例に係るファイル管理装置の装置構成を例示する図である。
図2は、本発明の第1の実施の形態に係るファイル管理情報のデータ構造を示す図である。
図3は、第一の実施の形態に係るファイル管理装置が実行する処理の流れを示すフローチャートである。
図4は、第一の実施の形態に係るファイル管理情報検出部102がファイル管理情報を検出する処理の流れを示すフローチャートである。
図5は、第一の実施の形態に係るデータブロック検出部103がデータブロックの位置情報を検出する処理の流れを示すフローチャートである。
図6は、本発明の第2の実施の形態に係るファイル管理情報のデータ構造を示す図である。
図7は、本発明の第3の実施の形態に係るファイル管理情報のデータ構造を示す図である。
図8は、本発明の応用例に係るファイル管理装置の装置構成を例示する図である。
[1] 第1の実施の形態
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
[1−1] ファイル管理装置の機能構成
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るファイル管理装置の機能構成を示すブロック図である。
図1に示されるように、本願発明に係るファイル管理装置は、ファイル管理部101、ファイル管理情報検出部102、データブロック検出部103、データブロックアクセス部104を備えており、複数種類の記憶装置105に対するファイルアクセスを管理する。
ファイル管理部101は、複数種類の記憶装置105へのファイルの書き込み、読み出し、削除等の処理要求を受け付けて、ファイル管理情報検出部102等に処理を依頼し、前記処理要求を実行する機能ブロックである。
ファイル管理情報検出部102は、前記ファイル管理部101からファイル管理情報の検出要求を受け付けて、ファイル管理情報を検出する機能ブロックである。
データブロック検出部103は、前記ファイル管理部101からデータブロックの位置情報の獲得要求を受け付けると、前記ファイル管理情報検出部102が検出したファイル管理情報を参照して、前記獲得要求に係るデータブロックの位置情報を検出する機能ブロックである。
データブロックアクセス部104は、前記ファイル管理部101からデータブロックのアクセス要求を受け付けると、前記データブロック検出部103が検出したデータブロックの位置情報を参照して、前記アクセス要求に係るデータブロックにアクセスする機能ブロックである。
複数種類の記憶装置105は、記憶装置1051、1052、1053、1054等を含んでいる。
記憶装置1051は、ファイル管理情報105010、105030を含む複数のファイル管理情報が記憶している。
記憶装置1052は、データブロック105011、105012、105021、105031、105032を含む複数のデータブロックを有している。また、記憶装置1052は、ファイル管理情報105020を含む複数のファイル管理情報を記憶している。
記憶装置1053は、データブロック105013、105014、105033、105034を含む複数のデータブロックを有し、また、記憶装置1054は、データブロック105022、105023、105035、105036を含む複数のデータブロックを有している。
[1−2] ファイル管理情報のデータ構造
次に、前記記憶装置1051や1052が記憶しているファイル管理情報のデータ構造について説明する。図2は、本実施の形態に係るファイル管理情報のデータ構造を示す図である。
本実施の形態に係る記憶装置は、複数のファイル管理情報を連ねたファイル管理情報リストの形で、ファイル管理情報を記憶する。図2においては、本実施の形態に係るファイル管理情報リスト2001、2002、2003が例示されている。
なお、本実施の形態においては、すべての記憶装置がそれぞれファイル管理情報リストを記憶している。このファイル管理情報リストは、ファイル管理情報を含まない空リストである場合もある。
ファイル管理情報リスト2001には、ファイル管理情報201が含まれている。ファイル管理情報201は、ファイル管理情報リスト2001を形成するために、ファイル管理情報リスト中の次のファイル管理情報の位置を示すリンク情報を含んでいる。
また、ファイル管理情報201は、管理番号を含んでいる。管理番号はファイルを特定するための情報であって、複数種類の記憶装置105に記憶されるそれぞれのファイルに対して固有の値が与えられる。本実施の形態においては、管理番号として、ファイル管理情報に係るファイルの名称、属性、作成日等の情報を含む値を用いる。
また、ファイル管理情報201は、データブロック情報テーブル202を含んでいる。データブロック情報テーブル202は、ファイル管理情報201に係るファイルが記憶されているデータブロックを、そのデータブロックを有する記憶装置の記憶装置番号と、記憶装置番号に係る記憶装置において定義されるデータブロック番号とによって特定する。
複数種類の記憶装置105に含まれている記憶装置には、それぞれ固有の記憶装置番号が割り当てられている。また、各記憶装置が有しているデータブロックには、それぞれ固有のデータブロック番号が割り当てられている。
この場合において、データブロック番号は記憶装置間で重複して割り当てられても良い。記憶装置番号にて区別されるからである。このように、データブロック群203に含まれるデータブロックは、いずれも自らを有する記憶装置の記憶装置番号と、データブロック番号とによって特定される。
本実施の形態においては、ひとつのデータブロック情報テーブル202に含まれているデータブロック番号は、対応するデータブロックのファイル中での位置に応じて整列されている。すなわち、ファイルの先頭に位置するデータブロックのデータブロック番号は、データブロック情報テーブルの先頭に配置される。
また、ファイルの末尾に位置するデータブロックのデータブロック番号は、データブロック情報テーブルの末尾に配置される。ファイル中の他の位置にあるデータブロックのデータブロック番号もまた同様にファイル中のデータブロックの位置に応じて、データブロック情報テーブル中に配置される。
[1−3] ファイルアクセス方式
次に、本実施の形態におけるファイル管理装置を用いたファイルアクセス方式について、ファイルの読み出し、ファイルの削除及び記憶装置間のファイルの移動の3つを例にとって説明する。
(1) ファイルの読み出し
図3は、前記ファイル管理部101にてファイルの読み出しの処理要求を受け付けた際に、ファイル管理装置が実行する処理の流れを示すフローチャートである。
ファイル管理装置のファイル管理部101は、ファイルとデータブロックとの指定を伴う読み出しの処理要求を受け付けると(ステップS300)、指定されたファイルのファイル管理情報を検出するようにファイル管理情報検出部102に要求する(ステップS301)。
ファイル管理情報検出部102は、複数種類の記憶装置105に記憶されているファイル管理情報リストを参照して、検出を要求されたファイル管理情報を探索する(ステップS302)。この探索の結果、前記ファイル管理情報が発見されなかった場合には(ステップS303:NO)、ファイル管理情報検出部102は、その旨をファイル管理部101に通知する。
ファイル管理情報検出部102から当該通知を受け付けたファイル管理部101は、その旨を前記処理要求の要求元に通知して(ステップS310)、処理を終了する。
この探索の結果、前記ファイル管理情報が発見された場合には(ステップS303:YES)、ファイル管理情報検出部102は、その旨をファイル管理部101に通知する。ファイル管理情報検出部102から当該通知を受け付けたファイル管理部101は、続いて、指定されたデータブロックの位置情報(アドレス)を検出するようデータブロック検出部103に要求する(ステップS304)。
ファイル管理部101から当該要求を受け付けたデータブロック検出部103は、ファイル管理情報検出部102が検出したファイル管理情報を参照して、指定されたデータブロックの位置情報を探索する(ステップS305)。
この探索の結果、前記データブロックの位置情報が発見されなかった場合には(ステップS306:YES)、データブロック検出部103は、その旨をファイル管理部101に通知する。データブロック検出部103から当該通知を受け付けたファイル管理部101は、その旨を前記処理要求の要求元に通知して(ステップS310)、処理を終了する。
前記探索の結果、前記データブロックの位置情報が発見された場合には(ステップS306:NO)、データブロック検出部103は、その旨をファイル管理部101に通知する。データブロック検出部103から当該通知を受け付けたファイル管理部101は、当該位置情報に係るデータブロックからデータを読み出すファイルアクセスを前記データブロックアクセス部104に要求する(ステップS307)。
ファイル管理部101から当該要求を受け付けたデータブロックアクセス部104は、当該要求に係るファイルアクセスを実行する(ステップS308)。すなわち、データブロックアクセス部104は、前記データブロック検出部103が検出した位置情報に係るデータブロックからデータを読み出して、当該データをファイル管理部101に渡す。
データブロックアクセス部104から前記データを受け付けると、ファイル管理部101は、アクセス結果として、前記処理要求の要求元に当該データを返して(ステップS309)、処理を終了する。
(1−1) ファイル管理情報検出部102の処理
さて、ファイル管理部101の要求に応じてファイル管理情報検出部102がファイル管理情報を検出する処理について更に詳しく説明する。図4は、ファイル管理部101の要求に応じてファイル管理情報検出部102がファイル管理情報を検出する処理の流れを示すフローチャートである。
図4に示されるように、ファイル管理情報検出部102は、ファイル管理部101からの要求に応じて、未探索の記憶装置が有るか否かを確認する(ステップS400)。この確認の結果、未探索の記憶装置が無ければ(ステップS401:NO)、ファイル管理情報を検出できなかった旨の処理結果をファイル管理部101に通知して(ステップS408)、処理を終了する。
前記確認の結果、未探索の記憶装置が有れば(ステップS401:YES)、ファイル管理情報検出部102は当該記憶装置にアクセスできるか確認する(ステップS402)。この確認の結果、当該記憶装置が取り外されている等の原因によってアクセスできなければ(ステップS403:NO)、ファイル管理情報検出部102はステップS400に進み、更に未探索の記憶装置を探す。
前記確認の結果、当該記憶装置にアクセスできるのであれば(ステップS403:YES)、ファイル管理情報検出部102は、当該記憶装置に記憶されているファイル管理情報リストを参照して、未探索のファイル管理情報があるか否かを確認する(ステップS404)。
この確認の結果、未探索のファイル管理情報が無ければ(ステップS405:NO)、ファイル管理情報検出部102はステップS400に進み、更に未探索の記憶装置を探す。
前記確認の結果、未探索のファイル管理情報が見つかった場合には(ステップS405:YES)、ファイル管理情報検出部102は当該ファイル管理情報に含まれている管理番号を参照して、当該管理番号とファイル管理部101からの要求に係る管理番号とを比較する(ステップS406)。
この比較の結果、ふたつの管理番号が一致しない場合には(ステップS407:NO)、ファイル管理情報検出部102は、ステップS404へ進んで、当該記憶装置に記憶されているファイル管理情報リストに未探索のファイル管理情報が含まれているか確認する。
上記の比較の結果、ふたつの管理番号が一致する場合には(ステップS407:YES)、ファイル管理情報検出部102は、要求されたファイル管理情報を検出した旨の処理結果をファイル管理部101に通知して(ステップS408)、処理を終了する。
(1−2) データブロック検出部103の処理
次に、ファイル管理部101の要求に応じてデータブロック検出部103がデータブロックの位置情報を検出する処理について更に詳しく説明する。図5は、ファイル管理部101の要求に応じてデータブロック検出部103がデータブロックの位置情報を検出する処理の流れを示すフローチャートである。
図5に示されるように、データブロック検出部103は、ファイル管理部101からの要求に応じて、未探索の選択装置が有るか否かを確認する(ステップS500)。この確認の結果、未選択の記憶装置が無ければ(ステップS501:NO)、ファイル管理情報を検出できなかった旨の処理結果をファイル管理部101に通知して(ステップS507)、処理を終了する。
前記確認の結果、未選択の記憶装置が有れば(ステップS501:YES)、データブロック検出部103は当該記憶装置にアクセスできるか確認する(ステップS502)。この確認の結果、当該記憶装置にアクセスできなければ(ステップS503:NO)、データブロック検出部103はステップS500に進み、更に未選択の記憶装置を探す。
前記確認の結果、当該記憶装置にアクセスできるのであれば(ステップS403:YES)、データブロック検出部103は、当該記憶装置の記憶装置番号を参照して、ファイル管理部101からの要求に係る記憶装置番号と一致するか否かを確認する(ステップS504)。
この確認の結果、ふたつの記憶装置番号が一致しなければ(ステップS505:NO)、データブロック検出部102はステップS500に進み、更に未選択の記憶装置を探す。
前記確認の結果、ふたつの記憶装置番号が一致する場合には(ステップS505:YES)、データブロック検出部103は当該ファイル管理情報に含まれているデータブロック番号に対応する位置情報(アドレス)を取得する(ステップS506)。
そして、データブロック検出部103は、位置情報を取得した旨を処理結果としてファイル管理部101に通知して(ステップS507)、処理を終了する。
(2) ファイルの削除
次に、本実施の形態におけるファイル管理装置を用いたファイルの削除について説明する。
ファイル管理部101は、管理番号によるファイルの指定を伴うファイル削除の処理要求を受け付けると、ファイル管理情報検出部102に当該管理番号に係るファイル管理情報を検出するように要求する。
ファイル管理情報検出部102がファイル管理情報を検出したら、当該ファイル管理情報に含まれているデータブロック番号に対応するデータブロックの位置情報を検出するように、ファイル管理部101はデータブロック検出部103に要求する。
データブロック検出部103がデータブロックの位置情報を検出したら、当該位置情報に係るデータブロックの開放処理を実行するように、ファイル管理部101はデータブロックアクセス部104に要求する。
ファイル管理部101は、ファイル管理情報検出部102が検出したファイル管理情報に含まれているすべてのデータブロック番号について、上記のような要求を行った後、前記ファイル管理情報を削除することによって、前記処理要求に係るファイルを削除する。
(3) 記憶装置間のファイルの移動
次に、本実施の形態における記憶装置間のファイルの移動について説明する。
ファイル管理部101は、ファイルの移動の処理要求を受け付けると、移動先の記憶装置に使用されていないデータブロックがあるか確認する。この確認の結果、使用されていないデータブロックが有れば、ファイル管理部101は移動元の記憶装置のデータブロックからデータを読み出して、移動先の記憶装置のデータブロックにデータを書き込む。
この書き込みが完了したら、ファイル管理部101は、ファイル管理情報のデータブロック情報テーブル202中の該当部分を、移動元の記憶装置番号とデータブロック番号から、移動先の記憶装置番号とデータブロック番号とに書き換える。この書き換えの後、ファイル管理部101は、移動元の記憶装置の当該データブロックを開放する。
ファイル管理部101は、前記移動元の記憶装置から当該ファイルに係るデータを格納するデータブロックが無くなるまで、上述の処理を繰り返し実行する。
このようにすれば、ファイルの移動中に停電等により処理が中断されても、ファイルが損なわれたり失われたりするのを防止することができる。また、ファイルの移動に伴うファイル管理情報の更新がより簡便であるので、効率よくファイルを移動させることができる。
また、記憶装置間のファイルの移動を可能とすることによって、所謂リムーバブルメディアと呼ばれるような記憶装置にファイルを移動させて持ち運んだり、逆に、リムーバブルメディアによってファイルを持ち込んだりすることができるので便利である。
[1−4] まとめ
前記従来技術に開示のファイル管理装置においては、各データブロックが一つのアドレス空間に固定的に割り当てられるために、既存の記憶装置を別の記憶装置に変更するには、データブロックのアドレス空間への割り当てを変更する必要がある。
これに対して、本実施の形態によれば、データブロックの位置を特定するために記憶装置番号を用いるので、上述のような手間を要することなく、複数種類の記憶装置105を構成する記憶装置を変更することができる。
また、本実施の形態に係るファイル管理装置によれば、ひとつのファイルを構成するデータブロックを複数の記憶装置に亘って記憶することができる。
従って、ファイルをひとつの記憶装置に収めきることができない場合であっても、当該記憶装置に収めることができなかった部分を別の記憶装置に収めることができるので、各個の記憶装置の記憶容量の制限を受ることなくファイルを管理することができる。
これにより、いずれの記憶装置にも収まりきらない大規模なファイルを保存し、管理することができる。また、複数の記憶装置に亘ってファイルが記憶されている場合であっても、上述のように容易にファイルを削除することができる。このように、本実施の形態によれば、ファイルサイズの制約を緩和して、より柔軟性に富むファイル管理を実現することができる。
また、ファイルが複数の記憶装置に亘って記憶されている場合であっても、当該ファイルを管理するためのファイル管理情報がひとつであるので、記憶装置ごとにファイル管理情報を有するような方式との比較において、ファイル管理に要する処理効率を向上させることができる。また、ひとつのファイルに係る複数のファイル管理情報が互いに整合しないために、ファイル管理が不能になるといった不具合を確実に回避することができる。
なお、本実施の形態ではファイル管理情報リストはリスト構造としたが、これに代えて、固定長の配列構造としても良い。また、データブロック情報テーブル202は配列構造としたが、リスト構造としても良い。
[2] 第2の実施の形態
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態に係るファイル管理装置は、第1の実施の形態に係るファイル管理装置と概ね同様であるが、他の電子機器に接続されている記憶装置にネットワークを介してアクセスする点に特徴を有している。
図6は、本実施の形態に係るファイル管理情報のデータ構造を示す図である。図6に示されるように、本実施の形態に係るファイル管理情報601は、前記ファイル管理情報201と同様に、次のファイル管理情報へのリンク情報、管理番号、データブロックの情報テーブルを含む他、更に、ネットワーク識別番号を含んでいる。
このネットワーク識別番号は、データブロック情報テーブル602に係る記憶装置が接続された電子機器の識別番号であって、当該電子機器にネットワークを介してアクセスするための情報である。
本実施の形態に係るファイル管理装置の構成は第1の実施の形態に係るファイル管理装置の構成(図1参照。)と同様であるが、データブロック検出部とデータブロックアクセス部の動作において異なっている。
ファイル管理情報検出部が検出したファイル管理情報に係るネットワーク識別情報が他の電子機器を示す場合、本実施の形態に係るデータブロック検出部は、ネットワークを介して当該他の電子機器にアクセスする。そして、データブロック情報テーブルの記憶装置番号とデータブロック番号とによって特定されるデータブロックの位置情報を検出する。
データブロック検出部がデータブロックの位置情報を検出したら、データブロックアクセス部は、ネットワークを介して前記他の電子機器にアクセスして、当該位置情報に係るデータブロックにアクセスする。
このようにすれば、ネットワークを介して接続された電子機器間でのファイルアクセスを可能となる。また、ファイルの管理情報をデータブロックと同じく記憶装置に保存することによって、電子機器の記憶装置の構成が自在に変更することができる。
また、本実施の形態においてはファイル管理情報601にネットワーク識別番号の欄を設けるだけで良いので、上述のような機能をより簡便に実現することができる。
なお、上記ネットワーク識別番号としては、例えば、IPアドレス(internet protocol address)やMACアドレス(media access control address)、或いは電子機器のホスト名を用いることができる。また、データベースからこのような情報を取得するための符号をもってネットワーク識別番号としても良い。
[3] 第3の実施の形態
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。本実施の形態に係るファイル管理装置は、第2の実施の形態に係るファイル管理装置と概ね同様であるが、他の電子機器にアクセスするためのネットワーク識別番号の扱いが異なっている。
図7は、本実施の形態に係るファイル管理情報のデータ構造を示す図である。図7に示されるように、本実施の形態に係るファイル管理情報は、第1の実施の形態に係るファイル管理情報201と、一見、同じデータ構造を備えているように見えるが、データブロック情報テーブルの構造を異にしている。
すなわち、第1の実施の形態に係るデータブロック情報テーブル202は記憶装置番号とデータブロック番号との組を連ねるデータ構造をとっているのに対して、本実施の形態に係るデータブロック情報テーブル702は、図7に示されるように、記憶装置番号とデータブロック番号とに加えてネットワーク識別番号が含まれて一組となっている。
このネットワーク識別番号は、組となる記憶装置番号に係る記憶装置が接続されている電子機器を特定するための情報である。また、記憶装置番号は、同じ電子機器に接続されている複数の記憶装置のそれぞれを互いに区別できるような番号となっている。
本実施の形態に係るファイル管理装置の構成及び各機能ブロックの動作は、第2の実施の形態に係るファイル管理装置の構成及び各機能ブロックの動作と概ね同じである。
すなわち、本実施の形態に係るデータブロック検出部は、データブロック情報テーブルを参照して、ネットワーク識別番号が他の電子機器を示す場合、ネットワークを介して当該他の電子機器にアクセスして、データブロックの位置情報を検出する。
データブロック検出部がデータブロックの位置情報を検出したら、データブロックアクセス部は、ネットワークを介して前記他の電子機器にアクセスして、当該位置情報に係るデータブロックにアクセスする。
上記第2の実施の形態においては、ファイル管理情報のデータ構造上、ひとつのファイルに係るデータブロックはすべてひとつの電子機器に接続された記憶装置のものでなければならない。一方、本実施の形態においては、データブロック毎にネットワーク識別番号を指定することができるので、ひとつのファイルのデータを異なる電子機器に接続された記憶装置のデータブロックに亘って記憶させることができる。
このようにすれば、更に柔軟性に富むファイル管理を実現することができる。すなわち、ひとつの電子機器に接続された記憶装置の記憶容量の総和の制約を受けることなく、より大容量のファイルを管理することができる。
また、新たにファイルを記憶するに当たって、どの電子機器に接続された記憶装置も各電子機器の範囲内では空き容量が不足している場合であっても、ネットワークを介して互いに接続された電子機器に分散してファイルを格納することができる。
[4] 本発明の応用例
以下、本発明の応用例について説明する。
(1) ファイルアクセスの制御
第1の実施の形態において述べたように、本発明によれば、記憶装置の変更が容易にできる。また、記憶装置を取り外した場合、当該記憶装置にしかファイル管理情報が記憶されていないファイルにアクセスしようとしてもアクセスすることができない。
これは、ファイル管理情報を参照することができなければ、当該ファイルに係るデータを格納しているデータブロックの所在を知ることができないためである。従って、取り外されていない記憶装置に当該ファイルに係るデータブロックがすべて記憶されている場合であってもアクセスできない。
本発明に係るファイル管理装置のこのような技術的特徴を利用して、
上記第1から第3の実施までの形態のいずれのファイル管理装置においても、次のような機密保護機能を実現することができる。
図8は、本応用例に係るファイル管理装置の装置構成を例示する図である。図8に示されるように、本応用例に係るファイル管理装置8は制御部801、SDカード(secure digital card)インタフェース802、SDカード803及びHDD(hard disk drive)アレイ804をバス接続した構成をとっている。
制御部801は、前記ファイル管理部、ファイル管理情報検出部、データブロック検出部及びデータブロックアクセス部の機能を果たす構成要素であって、例えば、CPU(central processing unit)などで構成されている。SDカードインタフェース802は、制御部801がSDカード803にアクセスするためのインタフェースである。
SDカード803には、ファイル管理装置8のユーザが指定したファイルのファイル管理情報が記憶されている。SDカード803は、SDカードインタフェース802に対して容易に着脱することができる。
なお、複数のユーザが当該ファイル管理装置8を利用する場合には、ユーザ間でSDカードを共用するとしても良いし、また、個々のユーザが専用のSDカードを利用しても良い。更に、ユーザ数に関わらず、複数のSDカードを利用する場合には、SDカード間で記憶しているファイル管理情報が重複しても良い。
HDDアレイ804には、前記SDカード803に記憶されているファイル管理情報以外のファイル管理情報と、ファイルの実体データとが記憶されている。
このようにすれば、SDカードをSDカードインタフェースから取り外すだけで、当該SDカードに記憶されたファイル管理情報に係るファイルにアクセスすることができなくなる。従って、当該ファイルへの不正なアクセスを防止することができる。
(2) ダイジェストファイルの作成
次に、既存のファイルを基にして新たなファイルを作成する応用例について説明する。本発明のファイル管理装置にて管理しているファイルが動画や音楽のファイルである場合には、当該ファイルを基にしてダイジェストファイルを作成することができる。
すなわち、本応用例に係るファイル管理装置は、元のファイルの指定を伴うダイジェストファイルの作成要求を受け付けると、指定されたファイルから必要なデータブロックを読み出だす。次いで、新たなファイル管理情報を作成する。
そして、前記データブロックから読み出したデータブロックを空いているデータブロックに書き込み、そのデータブロック番号等を前記ファイル管理情報に追加する。
このようにすれば、動画や音楽のファイルのダイジェストファイルを容易に作製することができる。
また、このようにして作成されたダイジェストファイルは、当然、元のファイルよりも容量が小さいので前記SDカード等、手軽に持ち運べる記憶装置にファイル管理情報と共に保存して、前記動画や音楽のファイルを販売するためのカタログとすることができる。
また、当該カタログに係る動画等のファイルの購入者には、購入したファイルのファイル管理情報を提供することによって、購入したファイルにアクセスさせることができる。特に、上記第2の実施の形態や第3の実施の形態にて当該応用例を実施した場合には、購入したファイルにネットワークを介して遠隔アクセスさせることもできる。
[8] 変形例
以上、本願発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本願発明は、上述の実施の形態に限定されないのは勿論であり、以下のような変形例を実施することができる。
(1) 上記実施の形態においては、特に言及しなかったが、前記データブロック番号は、当該データブロックの先頭位置を示す論理アドレスであっても良いし、物理アドレスであっても良い。
(2) 上記実施の形態においては、記憶装置番号を指定することによってデータブロックにアクセスする場合を例にとって本願発明を説明したが、本願発明がこれに限定されないのは勿論であり、これに代えて、或いは、これと併せて以下のようにしても良い。
すなわち、リムーバルな記録媒体にデータを記録する記憶装置にファイルを格納する場合には、記憶装置番号に代えて記録媒体番号を用いるとしても良い。この記録媒体番号は前記記憶装置番号と同様にしてファイル管理情報に格納される。このようにすれば、ひとつの記憶装置に相異なる記録媒体が順次セットされるような場合であっても、正しくファイルアクセスすることができる。
(3)上記実施の形態においては特に言及しなかったが、ひとつのファイルに関するファイル管理情報をひとつの記憶装置のみに記録するとしても良い。特に、当該ファイルへのアクセスを制限したい場合には、リムーバルな記録媒体のみに当該ファイル管理情報を記録すると好適である。
逆に、記憶装置の交換に関わらずファイルへのアクセスを維持したい場合には、ひとつのファイルに関するファイル管理情報を複数の記憶装置に記録するとしても良い。このようにすれば、ファイル管理情報を記録した記憶装置が取り外された場合であっても、他の記憶装置に記録されているファイル管理情報を参照してファイルにアクセスすることができる。
(4)上記実施の形態においては、あるファイルへアクセスするための位置情報の取得として、ファイル管理情報検出部にて直接的な位置情報を取得する例を説明したが、データブロック検出を必要としない、つまりファイル管理情報検出部にて直接的な位置情報を取得し、その直接的な位置情報を参照してアクセス部104にてファイルへアクセスしても構わない。
[9] 本願発明の技術的特徴
本願発明は、以下のような技術的特徴を有している。
(1)本願発明によれば、ファイルと、そのファイルへアクセスするための管理情報とをそれぞれ異なる記録媒体に記録することができる。
(2)本願発明によれば、ファイルにアクセスするための管理情報を記録した記録媒体がリムーバルな場合、当該記録媒体を取り外すことによって、当該ファイルへのアクセスが不可能となり、有効なファイル管理ができる。
(3)本願発明においては、ファイルにアクセスするための管理情報は1段階としても、複数段階としても構わない。なお、管理情報が1段階である場合には、ファイルへ直接アクセスできる直接的な位置情報のみが管理情報に記述される。また、管理情報が複数段階である場合には、前記直接的な位置情報に加えて、ファイルへアクセスするための間接的な位置情報も管理情報に記述される。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
[1−1] ファイル管理装置の機能構成
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るファイル管理装置の機能構成を示すブロック図である。
図1に示されるように、本願発明に係るファイル管理装置は、ファイル管理部101、ファイル管理情報検出部102、データブロック検出部103、データブロックアクセス部104を備えており、複数種類の記憶装置105に対するファイルアクセスを管理する。
ファイル管理部101は、複数種類の記憶装置105へのファイルの書き込み、読み出し、削除等の処理要求を受け付けて、ファイル管理情報検出部102等に処理を依頼し、前記処理要求を実行する機能ブロックである。
ファイル管理情報検出部102は、前記ファイル管理部101からファイル管理情報の検出要求を受け付けて、ファイル管理情報を検出する機能ブロックである。
データブロック検出部103は、前記ファイル管理部101からデータブロックの位置情報の獲得要求を受け付けると、前記ファイル管理情報検出部102が検出したファイル管理情報を参照して、前記獲得要求に係るデータブロックの位置情報を検出する機能ブロックである。
データブロックアクセス部104は、前記ファイル管理部101からデータブロックのアクセス要求を受け付けると、前記データブロック検出部103が検出したデータブロックの位置情報を参照して、前記アクセス要求に係るデータブロックにアクセスする機能ブロックである。
複数種類の記憶装置105は、記憶装置1051、1052、1053、1054等を含んでいる。
記憶装置1051は、ファイル管理情報105010、105030を含む複数のファイル管理情報が記憶している。
記憶装置1052は、データブロック105011、105012、105021、105031、105032を含む複数のデータブロックを有している。また、記憶装置1052は、ファイル管理情報105020を含む複数のファイル管理情報を記憶している。
記憶装置1053は、データブロック105013、105014、105033、105034を含む複数のデータブロックを有し、また、記憶装置1054は、データブロック105022、105023、105035、105036を含む複数のデータブロックを有している。
[1−2] ファイル管理情報のデータ構造
次に、前記記憶装置1051や1052が記憶しているファイル管理情報のデータ構造について説明する。図2は、本実施の形態に係るファイル管理情報のデータ構造を示す図である。
本実施の形態に係る記憶装置は、複数のファイル管理情報を連ねたファイル管理情報リストの形で、ファイル管理情報を記憶する。図2においては、本実施の形態に係るファイル管理情報リスト2001、2002、2003が例示されている。
なお、本実施の形態においては、すべての記憶装置がそれぞれファイル管理情報リストを記憶している。このファイル管理情報リストは、ファイル管理情報を含まない空リストである場合もある。
ファイル管理情報リスト2001には、ファイル管理情報201が含まれている。ファイル管理情報201は、ファイル管理情報リスト2001を形成するために、ファイル管理情報リスト中の次のファイル管理情報の位置を示すリンク情報を含んでいる。
また、ファイル管理情報201は、管理番号を含んでいる。管理番号はファイルを特定するための情報であって、複数種類の記憶装置105に記憶されるそれぞれのファイルに対して固有の値が与えられる。本実施の形態においては、管理番号として、ファイル管理情報に係るファイルの名称、属性、作成日等の情報を含む値を用いる。
また、ファイル管理情報201は、データブロック情報テーブル202を含んでいる。データブロック情報テーブル202は、ファイル管理情報201に係るファイルが記憶されているデータブロックを、そのデータブロックを有する記憶装置の記憶装置番号と、記憶装置番号に係る記憶装置において定義されるデータブロック番号とによって特定する。
複数種類の記憶装置105に含まれている記憶装置には、それぞれ固有の記憶装置番号が割り当てられている。また、各記憶装置が有しているデータブロックには、それぞれ固有のデータブロック番号が割り当てられている。
この場合において、データブロック番号は記憶装置間で重複して割り当てられても良い。記憶装置番号にて区別されるからである。このように、データブロック群203に含まれるデータブロックは、いずれも自らを有する記憶装置の記憶装置番号と、データブロック番号とによって特定される。
本実施の形態においては、ひとつのデータブロック情報テーブル202に含まれているデータブロック番号は、対応するデータブロックのファイル中での位置に応じて整列されている。すなわち、ファイルの先頭に位置するデータブロックのデータブロック番号は、データブロック情報テーブルの先頭に配置される。
また、ファイルの末尾に位置するデータブロックのデータブロック番号は、データブロック情報テーブルの末尾に配置される。ファイル中の他の位置にあるデータブロックのデータブロック番号もまた同様にファイル中のデータブロックの位置に応じて、データブロック情報テーブル中に配置される。
[1−3] ファイルアクセス方式
次に、本実施の形態におけるファイル管理装置を用いたファイルアクセス方式について、ファイルの読み出し、ファイルの削除及び記憶装置間のファイルの移動の3つを例にとって説明する。
(1) ファイルの読み出し
図3は、前記ファイル管理部101にてファイルの読み出しの処理要求を受け付けた際に、ファイル管理装置が実行する処理の流れを示すフローチャートである。
ファイル管理装置のファイル管理部101は、ファイルとデータブロックとの指定を伴う読み出しの処理要求を受け付けると(ステップS300)、指定されたファイルのファイル管理情報を検出するようにファイル管理情報検出部102に要求する(ステップS301)。
ファイル管理情報検出部102は、複数種類の記憶装置105に記憶されているファイル管理情報リストを参照して、検出を要求されたファイル管理情報を探索する(ステップS302)。この探索の結果、前記ファイル管理情報が発見されなかった場合には(ステップS303:NO)、ファイル管理情報検出部102は、その旨をファイル管理部101に通知する。
ファイル管理情報検出部102から当該通知を受け付けたファイル管理部101は、その旨を前記処理要求の要求元に通知して(ステップS310)、処理を終了する。
この探索の結果、前記ファイル管理情報が発見された場合には(ステップS303:YES)、ファイル管理情報検出部102は、その旨をファイル管理部101に通知する。ファイル管理情報検出部102から当該通知を受け付けたファイル管理部101は、続いて、指定されたデータブロックの位置情報(アドレス)を検出するようデータブロック検出部103に要求する(ステップS304)。
ファイル管理部101から当該要求を受け付けたデータブロック検出部103は、ファイル管理情報検出部102が検出したファイル管理情報を参照して、指定されたデータブロックの位置情報を探索する(ステップS305)。
この探索の結果、前記データブロックの位置情報が発見されなかった場合には(ステップS306:YES)、データブロック検出部103は、その旨をファイル管理部101に通知する。データブロック検出部103から当該通知を受け付けたファイル管理部101は、その旨を前記処理要求の要求元に通知して(ステップS310)、処理を終了する。
前記探索の結果、前記データブロックの位置情報が発見された場合には(ステップS306:NO)、データブロック検出部103は、その旨をファイル管理部101に通知する。データブロック検出部103から当該通知を受け付けたファイル管理部101は、当該位置情報に係るデータブロックからデータを読み出すファイルアクセスを前記データブロックアクセス部104に要求する(ステップS307)。
ファイル管理部101から当該要求を受け付けたデータブロックアクセス部104は、当該要求に係るファイルアクセスを実行する(ステップS308)。すなわち、データブロックアクセス部104は、前記データブロック検出部103が検出した位置情報に係るデータブロックからデータを読み出して、当該データをファイル管理部101に渡す。
データブロックアクセス部104から前記データを受け付けると、ファイル管理部101は、アクセス結果として、前記処理要求の要求元に当該データを返して(ステップS309)、処理を終了する。
(1−1) ファイル管理情報検出部102の処理
さて、ファイル管理部101の要求に応じてファイル管理情報検出部102がファイル管理情報を検出する処理について更に詳しく説明する。図4は、ファイル管理部101の要求に応じてファイル管理情報検出部102がファイル管理情報を検出する処理の流れを示すフローチャートである。
図4に示されるように、ファイル管理情報検出部102は、ファイル管理部101からの要求に応じて、未探索の記憶装置が有るか否かを確認する(ステップS400)。この確認の結果、未探索の記憶装置が無ければ(ステップS401:NO)、ファイル管理情報を検出できなかった旨の処理結果をファイル管理部101に通知して(ステップS408)、処理を終了する。
前記確認の結果、未探索の記憶装置が有れば(ステップS401:YES)、ファイル管理情報検出部102は当該記憶装置にアクセスできるか確認する(ステップS402)。この確認の結果、当該記憶装置が取り外されている等の原因によってアクセスできなければ(ステップS403:NO)、ファイル管理情報検出部102はステップS400に進み、更に未探索の記憶装置を探す。
前記確認の結果、当該記憶装置にアクセスできるのであれば(ステップS403:YES)、ファイル管理情報検出部102は、当該記憶装置に記憶されているファイル管理情報リストを参照して、未探索のファイル管理情報があるか否かを確認する(ステップS404)。
この確認の結果、未探索のファイル管理情報が無ければ(ステップS405:NO)、ファイル管理情報検出部102はステップS400に進み、更に未探索の記憶装置を探す。
前記確認の結果、未探索のファイル管理情報が見つかった場合には(ステップS405:YES)、ファイル管理情報検出部102は当該ファイル管理情報に含まれている管理番号を参照して、当該管理番号とファイル管理部101からの要求に係る管理番号とを比較する(ステップS406)。
この比較の結果、ふたつの管理番号が一致しない場合には(ステップS407:NO)、ファイル管理情報検出部102は、ステップS404へ進んで、当該記憶装置に記憶されているファイル管理情報リストに未探索のファイル管理情報が含まれているか確認する。
上記の比較の結果、ふたつの管理番号が一致する場合には(ステップS407:YES)、ファイル管理情報検出部102は、要求されたファイル管理情報を検出した旨の処理結果をファイル管理部101に通知して(ステップS408)、処理を終了する。
(1−2) データブロック検出部103の処理
次に、ファイル管理部101の要求に応じてデータブロック検出部103がデータブロックの位置情報を検出する処理について更に詳しく説明する。図5は、ファイル管理部101の要求に応じてデータブロック検出部103がデータブロックの位置情報を検出する処理の流れを示すフローチャートである。
図5に示されるように、データブロック検出部103は、ファイル管理部101からの要求に応じて、未探索の選択装置が有るか否かを確認する(ステップS500)。この確認の結果、未選択の記憶装置が無ければ(ステップS501:NO)、ファイル管理情報を検出できなかった旨の処理結果をファイル管理部101に通知して(ステップS507)、処理を終了する。
前記確認の結果、未選択の記憶装置が有れば(ステップS501:YES)、データブロック検出部103は当該記憶装置にアクセスできるか確認する(ステップS502)。この確認の結果、当該記憶装置にアクセスできなければ(ステップS503:NO)、データブロック検出部103はステップS500に進み、更に未選択の記憶装置を探す。
前記確認の結果、当該記憶装置にアクセスできるのであれば(ステップS403:YES)、データブロック検出部103は、当該記憶装置の記憶装置番号を参照して、ファイル管理部101からの要求に係る記憶装置番号と一致するか否かを確認する(ステップS504)。
この確認の結果、ふたつの記憶装置番号が一致しなければ(ステップS505:NO)、データブロック検出部102はステップS500に進み、更に未選択の記憶装置を探す。
前記確認の結果、ふたつの記憶装置番号が一致する場合には(ステップS505:YES)、データブロック検出部103は当該ファイル管理情報に含まれているデータブロック番号に対応する位置情報(アドレス)を取得する(ステップS506)。
そして、データブロック検出部103は、位置情報を取得した旨を処理結果としてファイル管理部101に通知して(ステップS507)、処理を終了する。
(2) ファイルの削除
次に、本実施の形態におけるファイル管理装置を用いたファイルの削除について説明する。
ファイル管理部101は、管理番号によるファイルの指定を伴うファイル削除の処理要求を受け付けると、ファイル管理情報検出部102に当該管理番号に係るファイル管理情報を検出するように要求する。
ファイル管理情報検出部102がファイル管理情報を検出したら、当該ファイル管理情報に含まれているデータブロック番号に対応するデータブロックの位置情報を検出するように、ファイル管理部101はデータブロック検出部103に要求する。
データブロック検出部103がデータブロックの位置情報を検出したら、当該位置情報に係るデータブロックの開放処理を実行するように、ファイル管理部101はデータブロックアクセス部104に要求する。
ファイル管理部101は、ファイル管理情報検出部102が検出したファイル管理情報に含まれているすべてのデータブロック番号について、上記のような要求を行った後、前記ファイル管理情報を削除することによって、前記処理要求に係るファイルを削除する。
(3) 記憶装置間のファイルの移動
次に、本実施の形態における記憶装置間のファイルの移動について説明する。
ファイル管理部101は、ファイルの移動の処理要求を受け付けると、移動先の記憶装置に使用されていないデータブロックがあるか確認する。この確認の結果、使用されていないデータブロックが有れば、ファイル管理部101は移動元の記憶装置のデータブロックからデータを読み出して、移動先の記憶装置のデータブロックにデータを書き込む。
この書き込みが完了したら、ファイル管理部101は、ファイル管理情報のデータブロック情報テーブル202中の該当部分を、移動元の記憶装置番号とデータブロック番号から、移動先の記憶装置番号とデータブロック番号とに書き換える。この書き換えの後、ファイル管理部101は、移動元の記憶装置の当該データブロックを開放する。
ファイル管理部101は、前記移動元の記憶装置から当該ファイルに係るデータを格納するデータブロックが無くなるまで、上述の処理を繰り返し実行する。
このようにすれば、ファイルの移動中に停電等により処理が中断されても、ファイルが損なわれたり失われたりするのを防止することができる。また、ファイルの移動に伴うファイル管理情報の更新がより簡便であるので、効率よくファイルを移動させることができる。
また、記憶装置間のファイルの移動を可能とすることによって、所謂リムーバブルメディアと呼ばれるような記憶装置にファイルを移動させて持ち運んだり、逆に、リムーバブルメディアによってファイルを持ち込んだりすることができるので便利である。
[1−4] まとめ
前記従来技術に開示のファイル管理装置においては、各データブロックが一つのアドレス空間に固定的に割り当てられるために、既存の記憶装置を別の記憶装置に変更するには、データブロックのアドレス空間への割り当てを変更する必要がある。
これに対して、本実施の形態によれば、データブロックの位置を特定するために記憶装置番号を用いるので、上述のような手間を要することなく、複数種類の記憶装置105を構成する記憶装置を変更することができる。
また、本実施の形態に係るファイル管理装置によれば、ひとつのファイルを構成するデータブロックを複数の記憶装置に亘って記憶することができる。
従って、ファイルをひとつの記憶装置に収めきることができない場合であっても、当該記憶装置に収めることができなかった部分を別の記憶装置に収めることができるので、各個の記憶装置の記憶容量の制限を受ることなくファイルを管理することができる。
これにより、いずれの記憶装置にも収まりきらない大規模なファイルを保存し、管理することができる。また、複数の記憶装置に亘ってファイルが記憶されている場合であっても、上述のように容易にファイルを削除することができる。このように、本実施の形態によれば、ファイルサイズの制約を緩和して、より柔軟性に富むファイル管理を実現することができる。
また、ファイルが複数の記憶装置に亘って記憶されている場合であっても、当該ファイルを管理するためのファイル管理情報がひとつであるので、記憶装置ごとにファイル管理情報を有するような方式との比較において、ファイル管理に要する処理効率を向上させることができる。また、ひとつのファイルに係る複数のファイル管理情報が互いに整合しないために、ファイル管理が不能になるといった不具合を確実に回避することができる。
なお、本実施の形態ではファイル管理情報リストはリスト構造としたが、これに代えて、固定長の配列構造としても良い。また、データブロック情報テーブル202は配列構造としたが、リスト構造としても良い。
[2] 第2の実施の形態
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態に係るファイル管理装置は、第1の実施の形態に係るファイル管理装置と概ね同様であるが、他の電子機器に接続されている記憶装置にネットワークを介してアクセスする点に特徴を有している。
図6は、本実施の形態に係るファイル管理情報のデータ構造を示す図である。図6に示されるように、本実施の形態に係るファイル管理情報601は、前記ファイル管理情報201と同様に、次のファイル管理情報へのリンク情報、管理番号、データブロックの情報テーブルを含む他、更に、ネットワーク識別番号を含んでいる。
このネットワーク識別番号は、データブロック情報テーブル602に係る記憶装置が接続された電子機器の識別番号であって、当該電子機器にネットワークを介してアクセスするための情報である。
本実施の形態に係るファイル管理装置の構成は第1の実施の形態に係るファイル管理装置の構成(図1参照。)と同様であるが、データブロック検出部とデータブロックアクセス部の動作において異なっている。
ファイル管理情報検出部が検出したファイル管理情報に係るネットワーク識別情報が他の電子機器を示す場合、本実施の形態に係るデータブロック検出部は、ネットワークを介して当該他の電子機器にアクセスする。そして、データブロック情報テーブルの記憶装置番号とデータブロック番号とによって特定されるデータブロックの位置情報を検出する。
データブロック検出部がデータブロックの位置情報を検出したら、データブロックアクセス部は、ネットワークを介して前記他の電子機器にアクセスして、当該位置情報に係るデータブロックにアクセスする。
このようにすれば、ネットワークを介して接続された電子機器間でのファイルアクセスを可能となる。また、ファイルの管理情報をデータブロックと同じく記憶装置に保存することによって、電子機器の記憶装置の構成が自在に変更することができる。
また、本実施の形態においてはファイル管理情報601にネットワーク識別番号の欄を設けるだけで良いので、上述のような機能をより簡便に実現することができる。
なお、上記ネットワーク識別番号としては、例えば、IPアドレス(internet protocol address)やMACアドレス(media access control address)、或いは電子機器のホスト名を用いることができる。また、データベースからこのような情報を取得するための符号をもってネットワーク識別番号としても良い。
[3] 第3の実施の形態
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。本実施の形態に係るファイル管理装置は、第2の実施の形態に係るファイル管理装置と概ね同様であるが、他の電子機器にアクセスするためのネットワーク識別番号の扱いが異なっている。
図7は、本実施の形態に係るファイル管理情報のデータ構造を示す図である。図7に示されるように、本実施の形態に係るファイル管理情報は、第1の実施の形態に係るファイル管理情報201と、一見、同じデータ構造を備えているように見えるが、データブロック情報テーブルの構造を異にしている。
すなわち、第1の実施の形態に係るデータブロック情報テーブル202は記憶装置番号とデータブロック番号との組を連ねるデータ構造をとっているのに対して、本実施の形態に係るデータブロック情報テーブル702は、図7に示されるように、記憶装置番号とデータブロック番号とに加えてネットワーク識別番号が含まれて一組となっている。
このネットワーク識別番号は、組となる記憶装置番号に係る記憶装置が接続されている電子機器を特定するための情報である。また、記憶装置番号は、同じ電子機器に接続されている複数の記憶装置のそれぞれを互いに区別できるような番号となっている。
本実施の形態に係るファイル管理装置の構成及び各機能ブロックの動作は、第2の実施の形態に係るファイル管理装置の構成及び各機能ブロックの動作と概ね同じである。
すなわち、本実施の形態に係るデータブロック検出部は、データブロック情報テーブルを参照して、ネットワーク識別番号が他の電子機器を示す場合、ネットワークを介して当該他の電子機器にアクセスして、データブロックの位置情報を検出する。
データブロック検出部がデータブロックの位置情報を検出したら、データブロックアクセス部は、ネットワークを介して前記他の電子機器にアクセスして、当該位置情報に係るデータブロックにアクセスする。
上記第2の実施の形態においては、ファイル管理情報のデータ構造上、ひとつのファイルに係るデータブロックはすべてひとつの電子機器に接続された記憶装置のものでなければならない。一方、本実施の形態においては、データブロック毎にネットワーク識別番号を指定することができるので、ひとつのファイルのデータを異なる電子機器に接続された記憶装置のデータブロックに亘って記憶させることができる。
このようにすれば、更に柔軟性に富むファイル管理を実現することができる。すなわち、ひとつの電子機器に接続された記憶装置の記憶容量の総和の制約を受けることなく、より大容量のファイルを管理することができる。
また、新たにファイルを記憶するに当たって、どの電子機器に接続された記憶装置も各電子機器の範囲内では空き容量が不足している場合であっても、ネットワークを介して互いに接続された電子機器に分散してファイルを格納することができる。
[4] 本発明の応用例
以下、本発明の応用例について説明する。
(1) ファイルアクセスの制御
第1の実施の形態において述べたように、本発明によれば、記憶装置の変更が容易にできる。また、記憶装置を取り外した場合、当該記憶装置にしかファイル管理情報が記憶されていないファイルにアクセスしようとしてもアクセスすることができない。
これは、ファイル管理情報を参照することができなければ、当該ファイルに係るデータを格納しているデータブロックの所在を知ることができないためである。従って、取り外されていない記憶装置に当該ファイルに係るデータブロックがすべて記憶されている場合であってもアクセスできない。
本発明に係るファイル管理装置のこのような技術的特徴を利用して、
上記第1から第3の実施までの形態のいずれのファイル管理装置においても、次のような機密保護機能を実現することができる。
図8は、本応用例に係るファイル管理装置の装置構成を例示する図である。図8に示されるように、本応用例に係るファイル管理装置8は制御部801、SDカード(secure digital card)インタフェース802、SDカード803及びHDD(hard disk drive)アレイ804をバス接続した構成をとっている。
制御部801は、前記ファイル管理部、ファイル管理情報検出部、データブロック検出部及びデータブロックアクセス部の機能を果たす構成要素であって、例えば、CPU(central processing unit)などで構成されている。SDカードインタフェース802は、制御部801がSDカード803にアクセスするためのインタフェースである。
SDカード803には、ファイル管理装置8のユーザが指定したファイルのファイル管理情報が記憶されている。SDカード803は、SDカードインタフェース802に対して容易に着脱することができる。
なお、複数のユーザが当該ファイル管理装置8を利用する場合には、ユーザ間でSDカードを共用するとしても良いし、また、個々のユーザが専用のSDカードを利用しても良い。更に、ユーザ数に関わらず、複数のSDカードを利用する場合には、SDカード間で記憶しているファイル管理情報が重複しても良い。
HDDアレイ804には、前記SDカード803に記憶されているファイル管理情報以外のファイル管理情報と、ファイルの実体データとが記憶されている。
このようにすれば、SDカードをSDカードインタフェースから取り外すだけで、当該SDカードに記憶されたファイル管理情報に係るファイルにアクセスすることができなくなる。従って、当該ファイルへの不正なアクセスを防止することができる。
(2) ダイジェストファイルの作成
次に、既存のファイルを基にして新たなファイルを作成する応用例について説明する。本発明のファイル管理装置にて管理しているファイルが動画や音楽のファイルである場合には、当該ファイルを基にしてダイジェストファイルを作成することができる。
すなわち、本応用例に係るファイル管理装置は、元のファイルの指定を伴うダイジェストファイルの作成要求を受け付けると、指定されたファイルから必要なデータブロックを読み出だす。次いで、新たなファイル管理情報を作成する。
そして、前記データブロックから読み出したデータブロックを空いているデータブロックに書き込み、そのデータブロック番号等を前記ファイル管理情報に追加する。
このようにすれば、動画や音楽のファイルのダイジェストファイルを容易に作製することができる。
また、このようにして作成されたダイジェストファイルは、当然、元のファイルよりも容量が小さいので前記SDカード等、手軽に持ち運べる記憶装置にファイル管理情報と共に保存して、前記動画や音楽のファイルを販売するためのカタログとすることができる。
また、当該カタログに係る動画等のファイルの購入者には、購入したファイルのファイル管理情報を提供することによって、購入したファイルにアクセスさせることができる。特に、上記第2の実施の形態や第3の実施の形態にて当該応用例を実施した場合には、購入したファイルにネットワークを介して遠隔アクセスさせることもできる。
[8] 変形例
以上、本願発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本願発明は、上述の実施の形態に限定されないのは勿論であり、以下のような変形例を実施することができる。
(1) 上記実施の形態においては、特に言及しなかったが、前記データブロック番号は、当該データブロックの先頭位置を示す論理アドレスであっても良いし、物理アドレスであっても良い。
(2) 上記実施の形態においては、記憶装置番号を指定することによってデータブロックにアクセスする場合を例にとって本願発明を説明したが、本願発明がこれに限定されないのは勿論であり、これに代えて、或いは、これと併せて以下のようにしても良い。
すなわち、リムーバルな記録媒体にデータを記録する記憶装置にファイルを格納する場合には、記憶装置番号に代えて記録媒体番号を用いるとしても良い。この記録媒体番号は前記記憶装置番号と同様にしてファイル管理情報に格納される。このようにすれば、ひとつの記憶装置に相異なる記録媒体が順次セットされるような場合であっても、正しくファイルアクセスすることができる。
(3)上記実施の形態においては特に言及しなかったが、ひとつのファイルに関するファイル管理情報をひとつの記憶装置のみに記録するとしても良い。特に、当該ファイルへのアクセスを制限したい場合には、リムーバルな記録媒体のみに当該ファイル管理情報を記録すると好適である。
逆に、記憶装置の交換に関わらずファイルへのアクセスを維持したい場合には、ひとつのファイルに関するファイル管理情報を複数の記憶装置に記録するとしても良い。このようにすれば、ファイル管理情報を記録した記憶装置が取り外された場合であっても、他の記憶装置に記録されているファイル管理情報を参照してファイルにアクセスすることができる。
(4)上記実施の形態においては、あるファイルへアクセスするための位置情報の取得として、ファイル管理情報検出部にて直接的な位置情報を取得する例を説明したが、データブロック検出を必要としない、つまりファイル管理情報検出部にて直接的な位置情報を取得し、その直接的な位置情報を参照してアクセス部104にてファイルへアクセスしても構わない。
[9] 本願発明の技術的特徴
本願発明は、以下のような技術的特徴を有している。
(1)本願発明によれば、ファイルと、そのファイルへアクセスするための管理情報とをそれぞれ異なる記録媒体に記録することができる。
(2)本願発明によれば、ファイルにアクセスするための管理情報を記録した記録媒体がリムーバルな場合、当該記録媒体を取り外すことによって、当該ファイルへのアクセスが不可能となり、有効なファイル管理ができる。
(3)本願発明においては、ファイルにアクセスするための管理情報は1段階としても、複数段階としても構わない。なお、管理情報が1段階である場合には、ファイルへ直接アクセスできる直接的な位置情報のみが管理情報に記述される。また、管理情報が複数段階である場合には、前記直接的な位置情報に加えて、ファイルへアクセスするための間接的な位置情報も管理情報に記述される。
本発明は、例えば記憶媒体、記憶方式等、種類を異にする2種類以上の記憶装置を備えた電子機器のファイルシステムにおいて、一つのファイルを複数種の移動可能な記憶装置に格納し、ファイルの管理情報を一つの記憶装置に格納することにより、ファイルのアクセス制限機構やファイルの遠隔アクセス機構を提供するデータ管理装置として有用である。
Claims (10)
- 着脱可能な記録媒体に情報を記録するリムーバル記憶装置を含む複数の記憶装置に記録されるファイルを管理するファイル管理装置であって、
前記複数の記憶装置に記録されているファイルへのアクセス要求を受け付けるアクセス要求受け付け手段と、
前記記録媒体を参照して、前記アクセス要求に係るファイルの記録位置を特定する記録位置特定手段と、
前記アクセス要求に応じて、前記記録位置にアクセスするファイルアクセス手段と
を備えることを特徴とするファイル管理装置。 - 前記ファイルはデータブロックによって構成されており、
前記アクセス要求に係るファイルの識別子とデータブロックの識別子とを受け付ける識別子受け付け手段を備え、
前記記録媒体には、前記リムーバル記憶装置以外の記憶装置に記録されているファイルの識別子、当該ファイルを構成するデータブロックが記録されている記憶装置の識別子及び当該記憶装置における前記データブロックの記録位置が互いに関連付けられて記録されており、
前記ファイルアクセス手段は、前記アクセス要求に係るファイルの識別子に関連付けられている前記記憶装置の識別子及前記データブロックの記録位置を、前記データブロックの識別子を用いて特定することにより前記記録位置にアクセスする
ことを特徴とする請求の範囲1に記載のファイル管理装置。 - 前記記録媒体には、ネットワークを介して前記記憶装置にアクセスするためのアドレス情報が記録されており、
前記ファイルアクセス手段は、前記アドレス情報を用いて、前記記録位置にアクセスする
ことを特徴とする請求の範囲2に記載のファイル管理装置。 - 着脱可能な記録媒体に情報を記録するリムーバル記憶装置を含む複数の記憶装置に記録されるファイルを管理するファイル管理方法であって、
前記リムーバル記憶装置以外の記憶装置に記録されているファイルへのアクセス要求を受け付けるアクセス要求受け付けステップと、
前記記録媒体を参照して、前記アクセス要求に係るファイルの記録位置を特定する記録位置特定ステップと、
前記アクセス要求に応じて、前記記録位置にアクセスするファイルアクセスステップと
を含むことを特徴とするファイル管理方法。 - 着脱可能な記録媒体に情報を記録するリムーバル記憶装置を含む複数の記憶装置に記録されるファイルを管理するファイル管理プログラムであって、
前記リムーバル記憶装置以外の記憶装置に記録されているファイルへのアクセス要求を受け付けるアクセス要求受け付けステップと、
前記記録媒体を参照して、前記アクセス要求に係るファイルの記録位置を特定する記録位置特定ステップと、
前記アクセス要求に応じて、前記記録位置にアクセスするファイルアクセスステップと
をコンピュータに実行させることを特徴とするファイル管理プログラム。 - 2つ以上の記録手段を有する記憶装置が記録しているファイルに対するアクセスを制御するファイル管理装置であって、
アクセス要求を受け付ける要求受け付け手段と、
記憶装置が有する記録手段へアクセスし、前記アクセス要求に係るファイルに関する管理情報を、記憶装置が有する記録手段のいずれかから取得する管理情報取得手段と、
前記管理情報に基いて前記ファイルにアクセスするアクセス手段と
を備えることを特徴とするファイル管理装置。 - 前記管理情報は、前記ファイルを記録している記録手段を特定するための特定情報と、
前記記録手段に記録されている前記ファイルの記録位置に関する情報とを含む
ことを特徴とする請求の範囲6に記載のファイル管理装置。 - 前記管理情報に含まれるファイル記録位置に関する情報は、前記ファイルへ直接的にはアクセスできない間接的な位置情報を示し、
前記間接的な位置情報を参照して、記憶装置が有する記録手段へアクセスし、前記ファイルへ直接的にアクセスできる直接的な位置情報を、記憶装置が有する記録手段のいずれかから取得すする位置情報取得手段を備え、
前記アクセス手段は、前記直接的な位置情報に基いて前記ファイルにアクセスする
ことを特徴とする請求の範囲7に記載のファイル管理装置。 - 前記特定情報に低特定される記録手段は、前記管理情報を記録している記録手段とは異なる記録手段である
ことを特徴とする請求の範囲7に記載のファイル管理装置。 - ファイルを記録している記録媒体を特定するための特定情報と、
前記記録媒体に記録されている前記ファイルの記録位置に関する位置情報とを含む管理情報を記録している
ことを特徴とする記録媒体。
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