JPWO2004028359A1 - 口腔内の水分測定方法及びその水分測定器並びにその水分測定器の口腔内挿入部交換カバー - Google Patents

口腔内の水分測定方法及びその水分測定器並びにその水分測定器の口腔内挿入部交換カバー Download PDF

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Abstract

口腔内の水分測定方法は、水分測定器の水分を感知するセンサー部を舌粘膜、頬粘膜あるいは口蓋部などの被測定部位に直接あるいはプラスチックフィルムなどを介して接触させることにより水分を測定する手段からなる。口腔内の水分測定器は、舌粘膜、頬粘膜あるいは口蓋部などに直接あるいはプラスチックフィルムなどを介して接触させて水分を感知するセンサー部と、このセンサー部を備えた計測部からなる。センサー部は、誘電率の変化により水分を測定する静電容量式のセンサーを備えている。センサー部及び計測部は一体に構成され、センサー部と計測部との間にくの字状に曲がったプローブを有している。センサー部からプローブをプラスチックフィルムからなる袋状のカバーで覆い、測定毎にその袋状のカバーを交換する。袋状のカバーは、口腔内の水分測定器の口腔内挿入部交換カバーである。

Description

本発明は、舌粘膜、頬粘膜あるいは口蓋部などの口腔内の水分を測定する口腔内の水分測定方法及びその水分測定器並びにその水分測定器の口腔内挿入部交換カバーに関するものである。さらに詳しくは、水分測定器の水分を感知するセンサー部を舌粘膜、頬粘膜あるいは口蓋部などの被測定部位に直接あるいはプラスチックフィルムなどを介して接触させることによって水分を測定する口腔内の水分測定方法、及びその方法の実施に用いる水分測定器、並びにその水分測定器の口腔内挿入部を覆うプラスチックフィルムからなる交換カバーに関するものである。
ドライマウスと呼ばれる口腔乾燥症は、一般には、糖尿病や腎疾患などの全身疾患、口呼吸や喫煙、薬や治療の副作用、唾液腺の病気、中枢や抹消の神経障害、精神的ストレスなどにより発症するといわれている。また、ドライアイとの関係も議論されている。
しかし、口腔乾燥症は、報告によれば特に高齢者に多いとされている。欧米の調査では高齢者の約40%が口腔乾燥症であるという報告がある。日本ではそれよりも多い約45%が口腔乾燥症であると言われている。
ところで、唾液分泌は、耳下腺、顎下腺、舌下線の3大唾液腺から主に分泌されるが、それらの唾液腺の唾液分泌量は加齢に伴って減少する。また、上記3大唾液腺以外の口蓋腺の唾液分泌も年齢に伴って減少する。これらのことを考慮すると口腔乾燥症は、加齢による唾液分泌の低下が大きな原因と言えるかも知れない。
そして、このような高齢者の口腔乾燥症は、以下のような発症が現れ、その結果、食欲や栄養摂取状態、全身状態にまで影響を及ぼすことも多い。すなわち、
・自浄作用の低下粘膜の潤滑作用消失による粘膜の障害や舌粘膜の痛み
・義歯の不安定
・舌苔の増加
・カンジタ症の発症
・齲歯(虫歯)や歯周炎の発症あるいは増加
などである。
従来から、口腔乾燥症の診断に伴う水分の測定は、ガムテストやサクソンテストにより行われている。
ところで、このような従来行われているテストは、咀嚼刺激による唾液分泌量の評価であるので、口腔乾燥症の患者の多くが安静時の唾液の分泌量の低下に関連していることを勘案すると、ガムテストやサクソンテストはこの種の患者の口腔内の乾燥状態を正確に測定しているとはいい難い。
また、口腔乾燥症の発見には、問診時の患者本人の自覚症状のうったえによりなされる場合もあるが、高齢者の患者は、口腔の乾燥を、老化のためで仕方のないことと思い込むことが多く、ともすればこの問診の際にも発見できない場合があった。
そこで本発明の目的は、安静時の唾液の分泌量、つまり安静時の口腔内の水分の量を測定することが、病院などの医療機関だけでなく、患者自身や一般の人が家庭などで手軽にでき、健康状態の管理に役立てることができる口腔内の水分測定方法及びその水分測定器並びにその水分測定器の口腔内挿入部交換カバーを提供するにある。
なお、誘電体あるいは電極に対して誘電体となる部位の含有水分を測定する手段について特開平8−94568号公報に、肌の被測定部位にセンサを押し当ててその部位に水分率を測定する手段について特開2002−172093公報及び特開2003−169788公報にそれぞれ技術情報が紹介されている。また、水分センサ部をコイルばねで弾持して被測定部位に対する押し当て圧力を一定に保つ手段について実開昭63−33453号公報に技術情報が紹介されている。
前記技術課題を達成するために、本発明の請求の範囲1に記載の口腔内の水分測定方法は、舌粘膜、頬粘膜あるいは口蓋部などの口腔内の水分を測定する方法であって、水分測定器の水分を感知するセンサー部を舌粘膜、頬粘膜あるいは口蓋部などの被測定部位に直接あるいはプラスチックフィルムなどを介して接触させることにより水分を測定することを特徴とするものである。
また、本発明の請求の範囲2に係る口腔内の水分測定方法は、請求も範囲1記載の口腔内の水分測定方法において、水分測定器のセンサー部又はそのセンサー部及び少なくとも口腔内に入る部分をプラスチックフィルムで覆い、測定毎に上記プラスチックフィルムを交換することを特徴とするものである。
また、本発明の請求の範囲3に係る口腔内の水分測定器は、舌粘膜、頬粘膜あるいは口蓋部などの口腔内の水分を測定する水分測定器であって、舌粘膜、頬粘膜あるいは口蓋部などの被測定部位に直接あるいはプラスチックフィルムなどを介して接触させてその被測定部位の水分を感知するセンサー部と、このセンサー部を備えた計測部からなることを特徴とするものである。
また、本発明の請求の範囲4に係る口腔内の水分測定器は、請求の範囲3記載の口腔内の水分測定器において、水分を感知するセンサー部は、誘電率の変化により水分を測定する静電容量式のセンサーを備えてなることを特徴とするものである。
また、本発明の請求の範囲5に係る口腔内の水分測定器は、請求の範囲3又は4記載の口腔内の水分測定器において、センサー部及び計測部が一体に構成され、センサー部と計測部との間にくの字状に曲がったプローブ部を有していることを特徴とするものである。
また、本発明の請求の範囲6に係る口腔内の水分測定器は、請求の範囲3ないし5のいずれかに記載の口腔内の水分測定器において、水分測定器のセンサー部又はそのセンサー部及び少なくとも口腔内に入る部分をプラスチックフィルムで覆い、測定毎に上記プラスチックフィルムを交換することを特徴とするものである。
また、本発明の請求の範囲7に係る口腔内の水分測定器は、請求の範囲3ないし6のいずれかに記載の口腔内の水分測定器において、プラスチックフィルムは、ポリエチレン等のような疎水性熱可塑性樹脂から構成されることを特徴とするものである。
また、本発明の請求の範囲8に係る口腔内の水分測定器は、請求の範囲7記載の口腔内の水分測定器において、プラスチックフィルムの厚みは、2〜20μmであることを特徴とするものである。
また、本発明の請求の範囲9に係る口腔内の水分測定器は、請求の範囲3ないし8のいずれかに記載の口腔内の水分測定器において、プラスチックフィルムは、袋状であることを特徴とするものである。
また、本発明の請求の範囲10に係る口腔内の水分測定器は、請求の範囲9記載の口腔内の水分測定器において、袋の一方側の表面には剥離紙が貼ってあることを特徴とするものである。
また、本発明の請求の範囲11に係る口腔内の水分測定器は、請求の範囲3ないし6のいずれかに記載の口腔内の水分測定器において、計測部は、水分値をデジタル表示する表示機能を備えていることを特徴とするものである。
本発明の請求の範囲1ないし11に係る発明によれば、安静時の唾液の分泌量、つまり、安静時の口腔内の水分の量を測定することが病院などの医療機関だけでなく、患者自身や一般の人が家庭内で手軽にでき、健康状態の管理に役立てることができる。
また、本発明の請求の範囲12に係る口腔内の水分測定器の口腔内挿入部交換カバーは、舌粘膜、頬粘膜あるいは口蓋部などの口腔内の水分を測定する水分測定器の口腔内挿入部を覆うプラスチックフィルムからなるカバーであって、カバーは一端が開口可能な袋状をなし、袋状のカバーはその開口端を除いた周縁が台シートに溶着されていて、袋状のカバーの台シートに対して上側面の開口端に摘み片を取り付けてあり、摘み片の裏面には粘着処理を施してあることを特徴とするものである。
また、本発明の請求の範囲13に係る口腔内の水分測定器の口腔内挿入部交換カバーは、請求の範囲12記載の口腔内の水分測定器の口腔内挿入部交換カバーにおいて、袋状のカバーを構成するプラスチックフィルムは、ポリエチレン等のような疎水性熱可塑性樹脂からなることを特徴とするものである。
また、本発明の請求の範囲14に係る口腔内の水分測定器の口腔内挿入部交換カバーは、請求の範囲12または13記載の口腔内の水分測定器の口腔内挿入部交換カバーにおいて、袋状のカバーを構成するプラスチックフィルムの厚みは、その台シート側が20〜50μmであり、かつその上側が2〜20μmであることを特徴とするものである。
また、本発明の請求の範囲15に係る口腔内の水分測定器の口腔内挿入部交換カバーは、請求の範囲12ないし14のいずれかに記載の口腔内の水分測定器の口腔内挿入部交換カバーにおいて、台シートは紙製であることを特徴とするものである。
また、本発明の請求の範囲16に係る口腔内の水分測定器の口腔内挿入部交換カバーは、請求の範囲12ないし15のいずれかに記載の口腔内の水分測定器の口腔内挿入部交換カバーにおいて、袋状のカバーは、開口端から先端方向に順次狭幅に形成されていることを特徴とするものである。
本発明の請求項12ないし16に係る発明によれば、口腔内の水分測定器による口腔内の水分測定にあたって、測定のたびに口腔内挿入部をいちいち洗浄消毒する必要がなく、口腔部挿入部に装着しやすく、しかもセンサー面に対する接触性にもすぐれ、測定時において不用意な離脱や誤飲のおそれもなく、簡便かつ衛生的であるうえ、被測定者に不快感をいだかせることがない口腔内の水分測定器の口腔内挿入部交換カバーを得ることができる。
また、本発明の請求の範囲17に係る口腔内の水分測定器の口腔内挿入部交換カバーは、請求項12ないし16のいずれかに記載の口腔内の水分測定器の口腔内挿入部交換カバーにおいて、台シートに溶着された袋状のカバーは、袋状のカバーを囲むように台シートに溶着された表面カバーフィルムによって密封されていることを特徴とするものである。
本発明の請求の範囲17に係る発明によれば、袋状のカバーが台シートと表面カバーフィルムによって密封されているので、高い衛生性が保たれる。
図1は本発明の一実施の形態に係る口腔内の水分測定装置の斜視図、図2は口腔内の水分測定態様を示す斜視図、図3はセンサー部を覆うプラスチックフィルムの剥離前の態様を示す斜視図、図4は図3のA−A線矢視方向の断面図、図5は剥離した袋状のプラスチックフィルムの斜視図、図6はセンサ部を袋状のプラスチックフィルムで覆った態様を示す口腔内の水分測定装置の正面図、図7は本発明の他の実施の形態に係る口腔内挿入部交換カバーを装着した口腔内の水分測定器の斜視図、図8は口腔内の水分測定器の口腔内挿入部交換カバーを示す斜視図、図9は図8のX−X線矢視方向の拡大断面図、図10は図8のY−Y線矢視方向の拡大断面図、図11は口腔内の水分測定器の口腔内挿入部に口腔内挿入部交換カバーを装着する態様を示す斜視図、図12は同上装着完了状態を示す斜視図、図13および図14は本発明のさらに他の実施の形態に係る口腔内挿入部交換カバーを示し、図13は平面図、図14は図13のZ−Z線矢視方向の断面図である。
本発明をより詳細に説明するために、添付の図面に従ってこれを説明する。
図1に示すように、本発明に係る口腔内の水分測定装置は、計測部1、プローブ2及びセンサー部3からなり、プローブ2は計測部1の一端に取り付けられていて、プローブ2の先端にはセンサー部3が備えられている。計測部1はその正面に測定された水分値をデジタル表示する表示部4を備えている。5は電源スイッチである。
センサー部3に内装されている水分を感知するセンサー(図示せず)は、誘電率の変化により水分を測定する静電容量式のものであって、基板上に感湿性の高分子薄膜を形成したもので、水分子の吸着によって静電容容量が変化するものである。プロープ2は、正面から見た形状がほぼ「く」の字状に曲がっているが、これは図2に示すように、計測部1を持ってセンサー部3を口腔内膜のどの部位にも当てやすくするためである。センサー部3は、その感知面がガラス板またはプラスチック板で塞がれており、水分感知センサーは内面側に設けられている。センサー部3は、舌粘膜、頬粘膜あるいは口蓋部などの口腔内など被測定部位に押し当てて被測定部位の水分測定するので、被測定部に対する押し当て圧力を一定に保つための弾持手段を備えるか、あるいは圧力補正回路を備えることが好ましく、またその両手段を備えることも測定精度のいっそうの向上に貢献することは勿論である。
センサー部3を覆うプラスチックフィルム6は、図3及び図4に示すように、剥離紙7の一面に袋状のプラスチックフィルム8を形成するように溶着部9で貼着してあり、使用に際しては、剥離紙7から袋状のプラスチックフィルム8を溶着部9を境にして剥離し、図5に示す態様とする。そして、図6に示すように、袋状のプラスチックフィルム8でセンサー部3からプローブ2まで覆って、図2に示す態様で口腔内の水分を測定する。
袋状のプラスチックフィルム8は、疎水性熱可塑性樹脂であるポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン、ポリ塩化ビニル等の薄膜化が可能な熱可塑性樹脂が好適であるが、特にポリエチレンが好ましい。袋状のプラスチックフィルム8の厚みは2μm〜20μmである。なお、2μm未満では使用時に破れる懸念があり、20μm超えると水分測定感度が低下するうえ、測定精度が低下するので、感度および精度を追求すると、さらに好ましい厚みは2μm〜15μmである。センサー部3からプローブ2を覆う袋状のプラスチックフィルム8は、測定毎に交換する。このため、口腔内の水分を複数人について繰り返し行う場合でも、常に良好な衛生状態を保つことができる。
図7に示すように、口腔内の水分測定器11は、本体部12および口腔内挿入部13からなり、口腔内挿入部13は、本体部12の一端から略「く」の字状に延びるプローブ14及びその先端に備えたセンサー部15からなっている。本体部12は細長筒状であって測定時に手で持ちやすい形状をなしている。本体部12には測定された水分値をデジタル表示する表示部16が設けられている。センサー部15は密閉されていて、その感知面の内部に水分センサーを備えている。なお、水分センサーの構成、方式は特に問わないが、静電容量方式のものが、センサー感度、精度および安定性などからみて好適である。口腔部挿入部13には、本発明に係る口腔内挿入部交換カバー17の袋状のカバー18が装着される。
本発明に係る口腔内挿入部交換カバー17は、図8に示すように、一端が開口可能な袋状をなしており、袋状のカバー18はその開口端19を除いた周縁20が台シート21に溶着されている。袋状のカバー18には台シート21に対して上側面の開口端19aに摘み片22を取り付けてあり、摘み片22の裏面には粘着処理を施してある。袋状のカバー18は、開口端19から先端方向に順次狭幅に形成されている。
図示の実施の形態では、台シート21が紙製であり、袋状のカバー18は、紙製の台シート21上にプラスチックフィルムを2枚重ね、その上から周縁20を熱シールすることにより、袋状のカバー18を形成するとともに、その袋状のカバー18をその周縁20で台シート21に剥離可能な溶着保持している。
このように、本発明に係る口腔内挿入部交換カバー17は、未使用状態において台シート21と一体の薄片態様をなしているものであるから、それを複数枚重ねてポリエチレン製などの包装袋にまとめて収納して商品化する。
袋状のカバー18を構成するプラスチックフィルムは、疎水性熱可塑性樹脂であるポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン、ポリ塩化ビニル等の薄膜化が可能な熱可塑性樹脂が好適であるが、特にポリエチレンが好ましい。袋状のカバー18の厚みは2μm〜20μmである。なお、2μm未満では使用時に破れる懸念があり、20μm超えると水分測定感度が低下するうえ、測定精度が低下するので、水分測定感度および精度を追求すると、さらに好ましい厚みは2μm〜15μmである。センサー部13からプローブ2を覆う袋状のカバー18は、測定毎に交換する。このため、口腔内の水分を複数人について繰り返し行う場合でも、常に良好な衛生状態を保つことができる。また、台シート21は袋状のカバー18の形状保持可能な厚みのものである。摘み片22は紙製であり、それには使用上の注意などを表示しておくとよい。
上記口腔内挿入部交換カバー17の袋状のカバー18を口腔内挿入部13に装着するにあたっては、台シート21と摘み片22を摘んで摘み片22を袋状のカバー18の開口端19が開口する方向、すなわち袋状のカバー18を台シート21から剥がす方向に引けば、袋状のカバー18の開口端19が開口した状態で台シート21は剥離される。
このように、袋状のカバー18が開口した状態となるので、口腔内の水分測定器11の口腔内挿入部13に袋状のカバー18を装着する際には、口腔内挿入部13の挿入操作が簡便迅速にできる。そして、口腔内挿入部13に袋状のカバー18を本体12側に引いてその袋状のカバー18の先端部がセンサー部15の感知面に密接させ、摘み片22を本体部12に粘着してその状態を保持させる。このように口腔内挿入部13に袋状のカバー18を装着したならば、口腔内挿入部13を口腔内に挿入してセンサー部15を舌粘膜、頬粘膜あるいは口蓋部などの口腔内など被測定部位に押し当てて被測定部位の水分測定を行う。測定された水分値は表示部16にデジタル表示される。袋状のカバー18は水分測定のたびに新しいものと交換する。
図13および図14に示す口腔内挿入部交換カバーは、図8ないし図10に示すものにおいて、台シート21に溶着された袋状のカバー18が、袋状のカバー18を囲むように台シート21に溶着された表面カバーフィルム23によって覆われ、かつ密封されている。表面カバーフィルム23の台シート21に対する溶着部24は、表面カバーフィルム23を台シート21から剥離し易いように、熱シールによるイージーオープンシールをなしている。表面カバーフィルム23はEOG滅菌が可能なポリプロピレンフィルムであって、その厚みは15μm〜50μmである。そして、この実施の形態における袋状のカバー19にあっては、その台シート側が厚いほうが台シート21から剥がす過程で破れにくいので、袋状のカバー18は、台シート21側が20〜50μm(好ましくは20〜30μm)であり、かつその上側が2〜20μm(好ましくは8〜15μm)であることが好適である。なお、袋状のカバー18の台シート21側の厚みの最適値は20〜30μm、かつその上側の厚みの最適値は8〜15μmである。
本発明に係る口腔内の水分測定方法及びその水分測定器は、安静時の唾液の分泌量、つまり安静時の口腔内の水分の量を測定することが手軽にできるので、糖尿病や腎疾患などの全身疾患に対する内科医療、老人医療はもとより、歯科及び口腔医療などのほか、健康促進施設、老人介護施設及び家庭などにおける日常の健康管理などに汎用される可能性が高く、特に内科分野でのシェーグレン症候群(膠原病の一種で慢性関節リウマチ、糖尿病など)の検査等、その使用領域の拡大が見込まれている。

Claims (17)

  1. 舌粘膜、頬粘膜あるいは口蓋部などの口腔内の水分を測定する方法であって、水分測定器の水分を感知するセンサー部を舌粘膜、頬粘膜あるいは口蓋部などの被測定部位に直接あるいはプラスチックフィルムなどを介して接触させることにより水分を測定することを特徴とする口腔内の水分測定方法。
  2. 水分測定器のセンサー部又はそのセンサー部及び少なくとも口腔内に入る部分をプラスチックフィルムで覆い、測定毎に上記プラスチックフィルムを交換することを特徴とする請求項1記載の口腔内の水分測定方法。
  3. 舌粘膜、頬粘膜あるいは口蓋部などの口腔内の水分を測定する水分測定器であって、舌粘膜、頬粘膜あるいは口蓋部などの被測定部位に直接あるいはプラスチックフィルムなどを介して接触させてその被測定部位の水分を感知するセンサー部と、このセンサー部を備えた計測部からなることを特徴とする口腔内の水分測定器。
  4. 水分を感知するセンサー部は、誘電率の変化により水分を測定する静電容量式のセンサーを備えてなることを特徴とする請求項3記載の口腔内の水分測定器。
  5. センサー部及び計測部が一体に構成され、センサー部と計測部との間にくの字状に曲がったプローブ部を有していることを特徴とする請求項3又は4記載の口腔内の水分測定器。
  6. 水分測定器のセンサー部又はそのセンサー部及び少なくとも口腔内に入る部分をプラスチックフィルムで覆い、測定毎に上記プラスチックフィルムを交換することを特徴とする請求項3ないし5のいずれかに記載の水分測定器。
  7. プラスチックフィルムは、ポリエチレン等のような疎水性熱可塑性樹脂から構成されることを特徴とする請求項3ないし6のいずれかに記載の口腔内の水分測定器。
  8. プラスチックフィルムの厚みは、2〜20μmであることを特徴とする請求項7記載の口腔内の水分測定器。
  9. プラスチックフィルムは、袋状であることを特徴とする請求項3ないし8のいずれかに記載の口腔内の水分測定器。
  10. 袋の一方側の表面には剥離紙が貼ってあることを特徴とする請求項9記載の口腔内の水分測定器。
  11. 計測部は、水分値をデジタル表示する表示機能を備えていることを特徴とする請求項3ないし6のいずれかに記載の口腔内の水分測定器。
  12. 舌粘膜、頬粘膜あるいは口蓋部などの口腔内の水分を測定する水分測定器の口腔内挿入部を覆うプラスチックフィルムからなるカバーであって、カバーは一端が開口可能な袋状をなし、袋状のカバーはその開口端を除いた周縁が台シートに溶着されていて、袋状のカバーの台シートに対して上側面の開口端に摘み片を取り付けてあり、摘み片の裏面には粘着処理を施してあることを特徴とする口腔内の水分測定器の口腔内挿入部交換カバー。
  13. 袋状のカバーを構成するプラスチックフィルムは、ポリエチレン等のような疎水性熱可塑性樹脂からなることを特徴とする請求項12記載の口腔内の水分測定器の口腔内挿入部交換カバー。
  14. 袋状のカバーを構成するプラスチックフィルムの厚みは、その台シート側が20〜50μmであり、かつその上側が2〜20μmであることを特徴とする請求項12または13記載の口腔内の水分測定器の口腔内挿入部交換カバー。
  15. 台シートは紙製であることを特徴とする請求項12ないし14のいずれかに記載の口腔内の水分測定器の口腔内挿入部交換カバー。
  16. 袋状のカバーは、開口端から先端方向に順次狭幅に形成されていることを特徴とする請求項12ないし15のいずれかに記載の口腔内の水分測定器の口腔内挿入部交換カバー。
  17. 台シートに溶着された袋状のカバーは、袋状のカバーを囲むように台シートに溶着された表面カバーフィルムによって密封されていることを特徴とする請求項12ないし16のいずれかに記載の口腔内の水分測定器の口腔内挿入部交換カバー。
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