JPWO2003077812A1 - 使い捨て着用物品 - Google Patents
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Abstract
本発明の使い捨て着用物品は、第1端部(21)、中央部(20)および第2端部(22)を有するコア部(2)と、コア部(2)に交差する胴部(1)とを備え、前記胴部(1)が、前記胴部(1)をその長手方向に伸縮させる弾性部材と、弾性部材を挟む第1および第2シートとを有し、胴部(1)の一部とコア部(2)の第1端部(21)の一部とが、接着部(4)において互いに接着され、接着部(4)では弾性部材の収縮力が低減する。
Description
技術分野
本発明は、オムツやパンツのような使い捨て着用物品に関する。
背景技術
特開平6−30963号公報に示される着用物品は、前記着用物品が着用者のウエストにフィットするように、胴部にウエストギャザを備えている。一方、着用者の股間を覆うコア部には、排泄物を吸液できるように、吸収体が内蔵されている。
前記胴部にはコア部の端部が接着されているので、前記胴部のウエストギャザの収縮力により、コア部の端部が胴部の長手方向に収縮する。
このようにコア部が収縮すると、コア部が波形に変形してごわごわし(stiff)、着用感が低下したり、コア部が着用者の股間にフィットせず、これが排泄物の漏れる要因となる。
一方、ウエストギャザが自由に収縮するのを前記コア部が妨げるので、着用物品を着用者に着用させる作業性が低下したり、更に、胴部のウエストに対するフィット性が低下する。
したがって、本発明の目的は、これらの欠点を解決し得る使い捨て着用物品を提供することである。
発明の開示
前記目的を達成するために、本発明の第1の態様では、使い捨て着用物品は第1端部、中央部および第2端部を有するコア部と、前記コア部に交差する胴部とを備えている。前記胴部は、前記胴部を前記胴部の長手方向に伸縮させる弾性部材と、前記弾性部材を挟む第1および第2シートとを有する。前記胴部の一部と前記コア部の第1端部の一部とは、接着部において互いに接着されている。前記接着部では前記弾性部材による収縮力が低減するように、または、作用しないように設定されている。
一方、本発明の第2の態様では、使い捨て着用物品は着用者の股間を覆うのに適したコア部と、着用者のウエストにフィットするのに適した胴部とを備えている。前記コア部は、吸収体を有する中央部と、前記中央部に対して前記コア部の長手方向の両端に位置する第1および第2端部とを備えている。前記胴部は、前記コア部に交差するように前記第1端部に接合されている。前記胴部は前記コア部の幅方向に胴部を伸縮させる弾性部材を有している。前記胴部の一部と前記コア部の第1端部の一部とは、接着部において互いに接着されている。前記弾性部材により形成されたウエストギャザの収縮力に比べ、前記接着部の収縮力の方が小さく設定されている。
本発明にかかる、ある着用物品において、前記胴部の弾性部材は、前記胴部をその長手方向に収縮させ、胴部にウエストギャザが形成される。一方、前記ウエストギャザを形成するための弾性部材は、胴部とコア部とが接着された接着部には、実質的に設けられていないので、前記接着部がコア部の幅方向に収縮しない。そのため、コア部の第1端部には、前記ウエストギャザに起因する皺やごわつきが生じない。
本発明においては、ウエストギャザを形成するための弾性部材の収縮力よりも前記接着部の収縮力の方が小さいので、前記接着部がコア部を幅方向に収縮させる力が従来の着用物品よりも小さくなる。
すなわち、本着用物品においては、ウエストギャザを形成するための弾性部材の収縮力によって胴部がその長手方向に伸縮するが、接着部自体にはウエストギャザがないので、コア部の端部がごわごわせず、かつ、ボリュームのあるコア部によりウエストギャザが収縮しにくくなるということもない。したがって、着用感やフィット性が向上する。
本発明において、「弾性部材の収縮力が低減するように、または、作用しないように設定されている」とは、接着部に弾性部材が存在しないことの他に、前記接着部以外の部分の弾性部材によるウエストギャザの収縮力に比べ、接着部に存在する弾性部材による収縮力の方が小さいことを包含する。
接着部において、弾性部材の収縮力を低減させる方法の好適な例が以下に説明される。
(1)シートに配置された弾性部材が、本着用物品の製造時に、シートと共に少なくとも1ヵ所でカットされる。この場合、弾性部材が2枚のシートに挟まれていたとしても、製造時に切断された弾性部材がシートの表面で収縮する。そのため、接着部において弾性部材が製造後にさらに収縮することがなくなる。なお、2枚のシートに挟まれ、かつ、切断された弾性部材が収縮しないようにするためには、弾性部材を固定するための接着剤が接着部付近に塗布されないことが好ましいが、接着部付近の接着剤が少なくてもよい。
(2)シートに配置された弾性部材の少なくとも一部が、本着用物品の製造時に、シートの一部と共に融解された後に固化される。弾性部材が切れた場合、前記(1)と同様の理由により、弾性部材の収縮力を低減させることができる。また、弾性部材が切れていない場合であっても、弾性部材の組成や物性が熱により変化し、弾性部材の収縮力が低減する。また、弾性部材の一部の融解によっても弾性部材の収縮力が低減する。なお、前記(1)と(2)が組み合わされてもよい。
本発明においては、ウエストギャザを形成する弾性部材が接着部において胴部を収縮させなければよく、たとえば、弾性部材が伸びていない(収縮した)状態で、弾性部材が接着部に配置されれば、接着部の長さ方向の全域にわたって弾性部材が存在してもよいし、弾性部材が分断されない状態で弾性部材が胴部の概ね全長にわたって設けられていてもよい。
前記弾性部材が接着部を横断しないように胴部の長手方向に分断されることにより、ウエストギャザを形成するための弾性部材が接着部自体の部位にほぼ存在しないようなコア部を作成することが可能である。この場合、前記接着部とウエストギャザとは、互いに重ならない状態で配置される。
本発明において、いわゆるウエストギャザを形成しない弾性部材が胴部の概ね全長にわたって設けられていてもよい。ウエストギャザを形成しない弾性部材の例としては、たとえば、胴部の内表面を形成するカバー材の側縁に沿って配置される弾性部材がある。
本発明においては、胴部の一部とコア部の第1端部の全部とが接着部において互いに接着されていてもよい。但し、胴部が第1端部の一部においてのみ接着された物品においては、胴部が第1端部の全部において接着された物品よりも、弾性部材の存在しない領域が小さく設定され得るので、ウエストギャザが胴部の長い範囲にわたって設けられることができる。
また、胴部を構成する部材とコア部は、前記接着部とは異なる部位、つまり、前記第1端部以外の部位において、更に互いに接着されていてもよい。たとえば、胴部を構成する部材とコア部を構成する部材とが、コア部の中央部付近で更に互いに接着されていてもよい。
また、本発明において、コア部には排泄物を吸収する吸収体が設けられる。かかる吸収体としては、たとえば、パルプが解繊機(紛砕機)で繊維状に解繊(紛砕)されたフラッフパルプや、該フラッフパルプに高吸水性ポリマー粒子(高分子吸収体)が混入されたものが綿状に堆積したものなどを採用してもよく、前記吸収体は吸液性を有する。
また、弾性部材としては、伸縮性のある糸ゴムや樹脂テープ、又は、リバウンド等の網状部材が用いられてもよい。弾性部材として糸ゴムが用いられる場合には、糸ゴムが互いに平行に複数本配置されてもよい。
発明を実施するための最良の形態
以下、本発明の実施例が図面にしたがって説明される。
図1〜図7(c)は第1実施例にかかる使い捨てオムツを示す。
図1および図3に示すように、本オムツは、着用者のウエストにフィットする胴部1と、着用者の股間を覆うコア部2とを備えている。前記胴部1とコア部2とは、互いに概ね直交するようにT字状に接合されていてもよい。
図1の前記コア部2は、中央部20と、前記コア部2の長手方向Yの両端部に位置する第1および第2端部21,22とを有する。前記第1端部21は胴部1に接合されている。一方、前記第2端部22の外表面には、図5(b)に示す被着シート3が接着されていてもよい。また、図5(a)の第2端部22の内表面には、一対のカフ23の端部を押さえる押えシート3aが接着されていてもよい。前記胴部1の両端部の内表面には、前記被着シート3に面接合する接合部材10が取り付けられている。前記接合部材10はたとえば雄面ファスナで構成されていてもよく、この場合、胴部1は図5(b)の前記被着シート3を介してコア部2の第2端部22に接合・取外しが可能である。
図4に示すように、前記コア部2は、着用者の表面に接触する一対のカフ23と、液透過性を有するトップシート24と、液を吸収する吸収体25と、液不透過性を有するバックシート26とを備えている。また、コア部2は第1アウター材27、および/又は、第1レッグ弾性部材28を備えていてもよい。前記カフ23は、該カフ23をY方向に収縮させるカフ弾性部材29を備えていてもよい。なお、バックシート26は、通気性と揆水性を有するシートであってもよい。
図6(a),図6(b)および図7(a)は、それぞれ、図1のVIa−VIa線断面、VIb−VIb線断面およびVIIa−VIIa線断面を模式的に示す。
これらの模式図において、ドットで示す部分は、接着剤が塗布される領域を示す。接着剤としては、ホットメルト系の接着剤が用いられてもよい。なお、接着剤としてホットメルト系の接着剤が使用される場合、ビード、コータ、スパイラル、カーテン、スプレーまたは転写ロール等の方式で前記接着剤の塗布が行われてもよい。ホットメルトの種類としては、合成ゴム系またはオレフィン系等の樹脂が用いられてもよい。また、弾性部材に接着剤が塗布されていてもよい。
図6(a)に示すように、前記バックシート26と第1アウター材27とは、前記第1レッグ弾性部材28を挟んだ状態で、互いに接着されて積層されている。前記バックシート26とトップシート24とは、前記吸収体25を挟んだ状態で一体に接着されて積層されている。なお、前記カフ23の一部はバックシート26の内表面に接着されている。ここで、レッグ弾性部材28は、トップシート24とバックシート26との間に挟まれていてもよい。あるいは、レッグ弾性部材28は、カフ23とトップシート24、バックシート26又は第1アウター材27とに挟まれていてもよい。
こうして上下に積層されたコア部2は、後述するように、図1の胴部1に接着されている。
図4に示すように、前記胴部1は、着用者の表面に接触するカバー材(第3シートの一例)11、インナー材12(第2シートの一例)、アウター材(第1シートの一例)14および複数本のウエスト弾性部材13を備えている。前記ウエスト弾性部材13は、前記インナー材12とアウター材14との間に挟まれている。前記カバー材11には、前記カバー材11を胴部1の長手方向Xに収縮させるカバー弾性部材15が接着されていてもよい。前記アウター材14は、第2レッグ弾性部材16を備えていてもよい。前記ウエスト弾性部材13は胴部1を長手方向Xに伸縮させて、この伸縮により、オムツの胴部1にウエストギャザWg(図1)が形成される。前記インナー材12およびアウター材14には、コア部2の中央部20に向って膨出する膨出部12a,14aが一体に設けられていてもよい。
なお、ウエスト弾性部材13、カバー弾性部材15、第2レッグ弾性部材16、前記第1レッグ弾性部材28およびカフ弾性部材29は、糸ゴムで形成されていてもよい。ウエスト弾性部材13が糸ゴムで形成される場合には、各糸ゴムが互いに平行に配置されてもよい。
図6(a)に示すように、前記インナー材12とアウター材14とは、ウエスト弾性部材13を挟んだ状態で、互いに接着されて積層されている。図6(a)および図6(b)に示すように、前記インナー材12の上面には、カバー材11の一部が接着されて積層されており、インナー材12とカバー材11とが接着されていない部分には、袋状部18が形成されていてもよい。前記袋状部18には、図1および図2に示すコア部2の第1端部21が挿入されており、第1端部21はカバー材11とインナー材12との間に挟まれている。
つぎに、胴部1とコア部2との接合状態についての説明がなされる。
図6(a)のドットで示すように、前記胴部1の長手方向Xの中央付近の主接着部4において、胴部1とコア部2の第1端部21とが接着されていてもよい。図4および図1のドットで示すように、前記主接着部4は、コア部2の幅方向Xの中央付近に設定されており、したがって、図2の破断斜視図に示すように、胴部1とコア部2の第1端部21とは、主接着部4(図1)の左右の非接着部6では接着されていなくてもよい。また、袋状部18はコア部2の中央部20に向って開口している。なお、主接着部4の上付近に配置された接着部4aにおいて、袋状部18は、コア部2と接着されていてもよい。
また、図1および図4のドットで示すように、インナー材12とコア部2の中央部20の付近において、インナー材12と第1アウター材27とが補助接着部7で互いに接着されていてもよい。かかる部位においては、前記ウエストギャザWgを形成するウエスト弾性部材13の収縮力の影響が及ばないので、収縮によるごわつき等がコア部21に生じない。
図5(a)および図5(b)は、それぞれ、前記各弾性部材の収縮力に抗して、本オムツを三方に引き延ばした状態(展開状態)で本オムツを示す平面図および底面図である。
図5(a)の展開状態では、二点鎖線で示すように、前記袋状部18のX方向の幅は、コア部2の幅よりも超かに大きく、図1の胴部1が収縮した状態においても、袋状部18の幅がコア部2の幅よりも大きい状態が保たれている。したがって、袋状部18には、コア部2の第1端部21が幅方向Xに縮められることなく収納できるようになっている。
図4の前記主接着部4を横断しないように、前記ウエスト弾性部材13は長手方向Xに分断されていてもよい。すなわち、本実施例ではウエスト弾性部材13は、前記主接着部4の概ね全域の全てにわたっては設けられておらず(前記主接着部4の一部にのみ設けられており)、図5(a)の配置領域50にのみ設けられている。したがって、図1および図3に示すように、ウエスト弾性部材13は前記主接着部4および胴部1の両端を除く部分をX方向に収縮させる。なお、図4に示すように、ウエスト弾性部材13は、袋状部18と平行に袋状部18の上方の位置にも設けられており、主接着部4を除く胴部1をX方向に収縮させる。
また、図4のカバー弾性部材15は、袋状部18(図1)の開口端部において、胴部1の長手方向に、胴部1の概ね全長にわたって連なっていてもよい。このため、カバー弾性部材15は、カバー材11を収縮させる。
本オムツにおいては、図4のウエスト弾性部材13の収縮力により、図1のようにウエストギャザWgが形成されているが、主接着部4ではウエスト弾性部材13の収縮力が低減されているため、コア部2が幅方向Xに収縮しにくい(歪みにくい)。したがって、コア部2がフラットに近い状態に保たれるので、コア部2がごわごわせず、着用感が向上する。
しかも、コア部2が着用者の動きに沿って動くので、フィット性が向上する。
一方、ウエストギャザWgがコア部2に拘束されることなく、自由に伸縮するので、オムツを着用者に対し装着させる作業が容易になり、かつ、ウエストに対するフィット性も優れている。
ところで、図2に明示するように、コア部2の第1端部21には、非接着部6が存在するが、この非接着部6は、前記図1の袋状部18内に収容されていてもよい。このため、コア部2は、左右の中央の接着部4のみで胴部1に接着されているが、非接着部6がカバー材11により覆われているので、非接着部6が装着時に捲れ(マクレ)上がったり、縒れ(ヨレ)たり、あるいは、ズレたりするおそれがない。
一方、前記カバー材11は袋状部18においてコア部2から若干浮き上がっていると共に、カバー弾性部材15(図4)を有しているので、ウエストの下方において肌に接触するから、防漏カフの役割を果たす。したがって、排泄物がウエストから漏れるのを前記カバー材11が抑制する。
図4に示すように、前記膨出部12a,14aを設けた場合、第2レッグ弾性部材16と第1レッグ弾性部材28とが、図5(a),図5(b)に示すように、互いに連なるように配置されていてもよい。アウター材14の縁に沿って、少なくとも1つの第2レッグ弾性部材16が配置されてもよい。例えば、アウター材14においてウエストを保持すべき部分と対向する部分の全体とに第2レッグ弾性部材16が配置されてもよい。また、全体に配置された第2レッグ弾性部材16のうち、コア部2と重なる部分に相当する弾性部材がカットされてもよい。このように弾性部材がカットされていることによって、コア部2が収縮しない。なお、アウター材14において、コア部2に該当する部分に第2レッグ弾性部材16が配置されていたとしても、第2レッグ弾性部材16の収縮力が、他の部分の収縮力に比べて弱ければ、第2レッグ弾性部材16の存在は問題とはならない。例えば、第2レッグ弾性部材16がアウター材14とインナー材12との間に挟み込まれる際に、挿入される第2レッグ弾性部材16のテンションが制御されることにより、コア部2に該当する部分の第2レッグ弾性部材16の収縮力が弱まることができる。
なお、前記テンションの制御をしなくても、コア部2に該当する部分の第2レッグ弾性部材16にエンボス加工が施されることにより、第2レッグ弾性部材16の収縮力が低減することができる。
少なくとも1つの第1レッグ弾性部材28が、コア部2の長手方向Yに沿って、かつ、第1アウター材27の両側部に沿って、配置されてもよい。第1アウター材14の側部の全体に配置された第1レッグ弾性部材28のうち、胴部1に該当する部分の弾性部材がカットされてもよい。このように、弾性部材がカットされることは胴部1を収縮させない。なお、第1アウター材27において、胴部1に該当する部分に第1レッグ弾性部材28が配置されていたとしても、第1レッグ弾性部材28の収縮力が、他の部分の収縮力に比べて弱ければ、第1レッグ弾性部材28の存在は問題とはならない。例えば、第1レッグ弾性部材28が第1アウター材27とバックシート26との間に挟み込まれる際に、挿入される第1レッグ弾性部材28のテンションが制御されることにより、胴部1に該当する部分の第1レッグ弾性部材28の収縮力が弱まることができる。
なお、前記テンションの制御をしなくても、胴部1に該当する部分の第1レッグ弾性部材28にエンボス加工が施されることにより、第1レッグ弾性部材28が収縮力を低減させることができる。
また、予め切断された第1レッグ弾性部材28が、伸張された状態で、コア部2に貼り付けられることにより、第1レッグ弾性部材28をコア部2の所定の場所に配置されることも可能である。前記第2レッグ弾性部材16および第1レッグ弾性部材28は、図1、図2および図3に示すように、オムツにレッグギャザLgを形成する。
なお、図7(a)に示すように、アウター材14は、その上端部が折り返されてカバー材11と重ね合わされて接合されてもよい。また、図7(b)に示すように、アウター材14が折り返されずにインナー材12およびカバー材11と積層されてもよい。また、1枚のシートが折り返されてカバー材11およびアウター材14が形成されてもよい。
図8に示すように、本オムツとしては、コア部2の第1および第2端部21,22に、それぞれ、第1および第2胴部1A,1Bが接合されていてもよい。前記第1および第2胴部1A,1Bは、前記胴部1に近似ないし同等の構造を有している。なお、図8において、ウエストギャザを構成する弾性部材については、その図示が省略されている。コア部2が2つに折られ、第1および第2胴部1A,1Bが重ね合わされ、第1および第2胴部1A,1Bの端部101,102が接合されてもよい。つまり、そのような接合により、パンツ形オムツを形成することが可能となる。パンツ形オムツを形成するために、端部101,102を接合する方法としては、ヒートシールやソニックが用いられてもよい。
また、第1胴部1Aの外表面には複数の面ファスナや粘着テープが取り付けられてもよい。複数の面ファスナは、端部101,102の接合が解除された場合、第2胴部1Bの外表面と接続可能となる。
以上のとおり、図面を参照しながら好適な実施例を説明したが、当業者であれば、本明細書を見て、自明な範囲で種々の変更および修正を容易に想定するであろう。
たとえば、前記実施例では、図1のコア部2の第1端部21の幅は接着部4の幅に相当する狭い幅に設定され、第1端部21の全域が胴部1に接着されてもよい。また、図1の広い幅の第1端部21の全域が胴部1に接着されてもよい。
また、胴部1を構成するインナー材12や第2アウター材14に膨出部12a,14aが設けられている必要もない。
本発明は、使い捨てオムツの他に使い捨てパンツについても適用される。
したがって、そのような変更および修正は、請求の範囲から定まる本発明の範囲内のものと解釈される。
産業上の利用可能性
本発明は、使い捨てオムツや使い捨てパンツの構造に採用することができる。
【図面の簡単な説明】
本発明は、添付の図面を参考にした以下の好適な実施例の説明からより明瞭に理解されるであろう。しかしながら、実施例および図面は単なる図示および説明のためのものであり、本発明の範囲を定めるために利用されるべきものではない。本発明の範囲は請求の範囲によってのみ定まる。添付図面において、複数の図面における同一の部品番号は、同一または相当部分を示す。
図1は本発明の第1実施例にかかるオムツの概略斜視図、図2は同オムツの要部を一部破断して示す斜視図、図3は同オムツを着用させる状態で示す斜視図、図4は同オムツを構成する部材を分解して示す分解斜視図、図5(a)は同オムツを三方に引き延ばして示す平面図、図5(b)は同底面図、図6(a)および図6(b)は、それぞれ、図1のVIa−VIa線およびVIb−VIb線断面図、図7(a)は図1のVIIa−VIIa線断面図、図7(b)および図7(c)は、それぞれ、変形例の同断面図、図8は第2実施例にかかるオムツを展開した概略平面図である。
本発明は、オムツやパンツのような使い捨て着用物品に関する。
背景技術
特開平6−30963号公報に示される着用物品は、前記着用物品が着用者のウエストにフィットするように、胴部にウエストギャザを備えている。一方、着用者の股間を覆うコア部には、排泄物を吸液できるように、吸収体が内蔵されている。
前記胴部にはコア部の端部が接着されているので、前記胴部のウエストギャザの収縮力により、コア部の端部が胴部の長手方向に収縮する。
このようにコア部が収縮すると、コア部が波形に変形してごわごわし(stiff)、着用感が低下したり、コア部が着用者の股間にフィットせず、これが排泄物の漏れる要因となる。
一方、ウエストギャザが自由に収縮するのを前記コア部が妨げるので、着用物品を着用者に着用させる作業性が低下したり、更に、胴部のウエストに対するフィット性が低下する。
したがって、本発明の目的は、これらの欠点を解決し得る使い捨て着用物品を提供することである。
発明の開示
前記目的を達成するために、本発明の第1の態様では、使い捨て着用物品は第1端部、中央部および第2端部を有するコア部と、前記コア部に交差する胴部とを備えている。前記胴部は、前記胴部を前記胴部の長手方向に伸縮させる弾性部材と、前記弾性部材を挟む第1および第2シートとを有する。前記胴部の一部と前記コア部の第1端部の一部とは、接着部において互いに接着されている。前記接着部では前記弾性部材による収縮力が低減するように、または、作用しないように設定されている。
一方、本発明の第2の態様では、使い捨て着用物品は着用者の股間を覆うのに適したコア部と、着用者のウエストにフィットするのに適した胴部とを備えている。前記コア部は、吸収体を有する中央部と、前記中央部に対して前記コア部の長手方向の両端に位置する第1および第2端部とを備えている。前記胴部は、前記コア部に交差するように前記第1端部に接合されている。前記胴部は前記コア部の幅方向に胴部を伸縮させる弾性部材を有している。前記胴部の一部と前記コア部の第1端部の一部とは、接着部において互いに接着されている。前記弾性部材により形成されたウエストギャザの収縮力に比べ、前記接着部の収縮力の方が小さく設定されている。
本発明にかかる、ある着用物品において、前記胴部の弾性部材は、前記胴部をその長手方向に収縮させ、胴部にウエストギャザが形成される。一方、前記ウエストギャザを形成するための弾性部材は、胴部とコア部とが接着された接着部には、実質的に設けられていないので、前記接着部がコア部の幅方向に収縮しない。そのため、コア部の第1端部には、前記ウエストギャザに起因する皺やごわつきが生じない。
本発明においては、ウエストギャザを形成するための弾性部材の収縮力よりも前記接着部の収縮力の方が小さいので、前記接着部がコア部を幅方向に収縮させる力が従来の着用物品よりも小さくなる。
すなわち、本着用物品においては、ウエストギャザを形成するための弾性部材の収縮力によって胴部がその長手方向に伸縮するが、接着部自体にはウエストギャザがないので、コア部の端部がごわごわせず、かつ、ボリュームのあるコア部によりウエストギャザが収縮しにくくなるということもない。したがって、着用感やフィット性が向上する。
本発明において、「弾性部材の収縮力が低減するように、または、作用しないように設定されている」とは、接着部に弾性部材が存在しないことの他に、前記接着部以外の部分の弾性部材によるウエストギャザの収縮力に比べ、接着部に存在する弾性部材による収縮力の方が小さいことを包含する。
接着部において、弾性部材の収縮力を低減させる方法の好適な例が以下に説明される。
(1)シートに配置された弾性部材が、本着用物品の製造時に、シートと共に少なくとも1ヵ所でカットされる。この場合、弾性部材が2枚のシートに挟まれていたとしても、製造時に切断された弾性部材がシートの表面で収縮する。そのため、接着部において弾性部材が製造後にさらに収縮することがなくなる。なお、2枚のシートに挟まれ、かつ、切断された弾性部材が収縮しないようにするためには、弾性部材を固定するための接着剤が接着部付近に塗布されないことが好ましいが、接着部付近の接着剤が少なくてもよい。
(2)シートに配置された弾性部材の少なくとも一部が、本着用物品の製造時に、シートの一部と共に融解された後に固化される。弾性部材が切れた場合、前記(1)と同様の理由により、弾性部材の収縮力を低減させることができる。また、弾性部材が切れていない場合であっても、弾性部材の組成や物性が熱により変化し、弾性部材の収縮力が低減する。また、弾性部材の一部の融解によっても弾性部材の収縮力が低減する。なお、前記(1)と(2)が組み合わされてもよい。
本発明においては、ウエストギャザを形成する弾性部材が接着部において胴部を収縮させなければよく、たとえば、弾性部材が伸びていない(収縮した)状態で、弾性部材が接着部に配置されれば、接着部の長さ方向の全域にわたって弾性部材が存在してもよいし、弾性部材が分断されない状態で弾性部材が胴部の概ね全長にわたって設けられていてもよい。
前記弾性部材が接着部を横断しないように胴部の長手方向に分断されることにより、ウエストギャザを形成するための弾性部材が接着部自体の部位にほぼ存在しないようなコア部を作成することが可能である。この場合、前記接着部とウエストギャザとは、互いに重ならない状態で配置される。
本発明において、いわゆるウエストギャザを形成しない弾性部材が胴部の概ね全長にわたって設けられていてもよい。ウエストギャザを形成しない弾性部材の例としては、たとえば、胴部の内表面を形成するカバー材の側縁に沿って配置される弾性部材がある。
本発明においては、胴部の一部とコア部の第1端部の全部とが接着部において互いに接着されていてもよい。但し、胴部が第1端部の一部においてのみ接着された物品においては、胴部が第1端部の全部において接着された物品よりも、弾性部材の存在しない領域が小さく設定され得るので、ウエストギャザが胴部の長い範囲にわたって設けられることができる。
また、胴部を構成する部材とコア部は、前記接着部とは異なる部位、つまり、前記第1端部以外の部位において、更に互いに接着されていてもよい。たとえば、胴部を構成する部材とコア部を構成する部材とが、コア部の中央部付近で更に互いに接着されていてもよい。
また、本発明において、コア部には排泄物を吸収する吸収体が設けられる。かかる吸収体としては、たとえば、パルプが解繊機(紛砕機)で繊維状に解繊(紛砕)されたフラッフパルプや、該フラッフパルプに高吸水性ポリマー粒子(高分子吸収体)が混入されたものが綿状に堆積したものなどを採用してもよく、前記吸収体は吸液性を有する。
また、弾性部材としては、伸縮性のある糸ゴムや樹脂テープ、又は、リバウンド等の網状部材が用いられてもよい。弾性部材として糸ゴムが用いられる場合には、糸ゴムが互いに平行に複数本配置されてもよい。
発明を実施するための最良の形態
以下、本発明の実施例が図面にしたがって説明される。
図1〜図7(c)は第1実施例にかかる使い捨てオムツを示す。
図1および図3に示すように、本オムツは、着用者のウエストにフィットする胴部1と、着用者の股間を覆うコア部2とを備えている。前記胴部1とコア部2とは、互いに概ね直交するようにT字状に接合されていてもよい。
図1の前記コア部2は、中央部20と、前記コア部2の長手方向Yの両端部に位置する第1および第2端部21,22とを有する。前記第1端部21は胴部1に接合されている。一方、前記第2端部22の外表面には、図5(b)に示す被着シート3が接着されていてもよい。また、図5(a)の第2端部22の内表面には、一対のカフ23の端部を押さえる押えシート3aが接着されていてもよい。前記胴部1の両端部の内表面には、前記被着シート3に面接合する接合部材10が取り付けられている。前記接合部材10はたとえば雄面ファスナで構成されていてもよく、この場合、胴部1は図5(b)の前記被着シート3を介してコア部2の第2端部22に接合・取外しが可能である。
図4に示すように、前記コア部2は、着用者の表面に接触する一対のカフ23と、液透過性を有するトップシート24と、液を吸収する吸収体25と、液不透過性を有するバックシート26とを備えている。また、コア部2は第1アウター材27、および/又は、第1レッグ弾性部材28を備えていてもよい。前記カフ23は、該カフ23をY方向に収縮させるカフ弾性部材29を備えていてもよい。なお、バックシート26は、通気性と揆水性を有するシートであってもよい。
図6(a),図6(b)および図7(a)は、それぞれ、図1のVIa−VIa線断面、VIb−VIb線断面およびVIIa−VIIa線断面を模式的に示す。
これらの模式図において、ドットで示す部分は、接着剤が塗布される領域を示す。接着剤としては、ホットメルト系の接着剤が用いられてもよい。なお、接着剤としてホットメルト系の接着剤が使用される場合、ビード、コータ、スパイラル、カーテン、スプレーまたは転写ロール等の方式で前記接着剤の塗布が行われてもよい。ホットメルトの種類としては、合成ゴム系またはオレフィン系等の樹脂が用いられてもよい。また、弾性部材に接着剤が塗布されていてもよい。
図6(a)に示すように、前記バックシート26と第1アウター材27とは、前記第1レッグ弾性部材28を挟んだ状態で、互いに接着されて積層されている。前記バックシート26とトップシート24とは、前記吸収体25を挟んだ状態で一体に接着されて積層されている。なお、前記カフ23の一部はバックシート26の内表面に接着されている。ここで、レッグ弾性部材28は、トップシート24とバックシート26との間に挟まれていてもよい。あるいは、レッグ弾性部材28は、カフ23とトップシート24、バックシート26又は第1アウター材27とに挟まれていてもよい。
こうして上下に積層されたコア部2は、後述するように、図1の胴部1に接着されている。
図4に示すように、前記胴部1は、着用者の表面に接触するカバー材(第3シートの一例)11、インナー材12(第2シートの一例)、アウター材(第1シートの一例)14および複数本のウエスト弾性部材13を備えている。前記ウエスト弾性部材13は、前記インナー材12とアウター材14との間に挟まれている。前記カバー材11には、前記カバー材11を胴部1の長手方向Xに収縮させるカバー弾性部材15が接着されていてもよい。前記アウター材14は、第2レッグ弾性部材16を備えていてもよい。前記ウエスト弾性部材13は胴部1を長手方向Xに伸縮させて、この伸縮により、オムツの胴部1にウエストギャザWg(図1)が形成される。前記インナー材12およびアウター材14には、コア部2の中央部20に向って膨出する膨出部12a,14aが一体に設けられていてもよい。
なお、ウエスト弾性部材13、カバー弾性部材15、第2レッグ弾性部材16、前記第1レッグ弾性部材28およびカフ弾性部材29は、糸ゴムで形成されていてもよい。ウエスト弾性部材13が糸ゴムで形成される場合には、各糸ゴムが互いに平行に配置されてもよい。
図6(a)に示すように、前記インナー材12とアウター材14とは、ウエスト弾性部材13を挟んだ状態で、互いに接着されて積層されている。図6(a)および図6(b)に示すように、前記インナー材12の上面には、カバー材11の一部が接着されて積層されており、インナー材12とカバー材11とが接着されていない部分には、袋状部18が形成されていてもよい。前記袋状部18には、図1および図2に示すコア部2の第1端部21が挿入されており、第1端部21はカバー材11とインナー材12との間に挟まれている。
つぎに、胴部1とコア部2との接合状態についての説明がなされる。
図6(a)のドットで示すように、前記胴部1の長手方向Xの中央付近の主接着部4において、胴部1とコア部2の第1端部21とが接着されていてもよい。図4および図1のドットで示すように、前記主接着部4は、コア部2の幅方向Xの中央付近に設定されており、したがって、図2の破断斜視図に示すように、胴部1とコア部2の第1端部21とは、主接着部4(図1)の左右の非接着部6では接着されていなくてもよい。また、袋状部18はコア部2の中央部20に向って開口している。なお、主接着部4の上付近に配置された接着部4aにおいて、袋状部18は、コア部2と接着されていてもよい。
また、図1および図4のドットで示すように、インナー材12とコア部2の中央部20の付近において、インナー材12と第1アウター材27とが補助接着部7で互いに接着されていてもよい。かかる部位においては、前記ウエストギャザWgを形成するウエスト弾性部材13の収縮力の影響が及ばないので、収縮によるごわつき等がコア部21に生じない。
図5(a)および図5(b)は、それぞれ、前記各弾性部材の収縮力に抗して、本オムツを三方に引き延ばした状態(展開状態)で本オムツを示す平面図および底面図である。
図5(a)の展開状態では、二点鎖線で示すように、前記袋状部18のX方向の幅は、コア部2の幅よりも超かに大きく、図1の胴部1が収縮した状態においても、袋状部18の幅がコア部2の幅よりも大きい状態が保たれている。したがって、袋状部18には、コア部2の第1端部21が幅方向Xに縮められることなく収納できるようになっている。
図4の前記主接着部4を横断しないように、前記ウエスト弾性部材13は長手方向Xに分断されていてもよい。すなわち、本実施例ではウエスト弾性部材13は、前記主接着部4の概ね全域の全てにわたっては設けられておらず(前記主接着部4の一部にのみ設けられており)、図5(a)の配置領域50にのみ設けられている。したがって、図1および図3に示すように、ウエスト弾性部材13は前記主接着部4および胴部1の両端を除く部分をX方向に収縮させる。なお、図4に示すように、ウエスト弾性部材13は、袋状部18と平行に袋状部18の上方の位置にも設けられており、主接着部4を除く胴部1をX方向に収縮させる。
また、図4のカバー弾性部材15は、袋状部18(図1)の開口端部において、胴部1の長手方向に、胴部1の概ね全長にわたって連なっていてもよい。このため、カバー弾性部材15は、カバー材11を収縮させる。
本オムツにおいては、図4のウエスト弾性部材13の収縮力により、図1のようにウエストギャザWgが形成されているが、主接着部4ではウエスト弾性部材13の収縮力が低減されているため、コア部2が幅方向Xに収縮しにくい(歪みにくい)。したがって、コア部2がフラットに近い状態に保たれるので、コア部2がごわごわせず、着用感が向上する。
しかも、コア部2が着用者の動きに沿って動くので、フィット性が向上する。
一方、ウエストギャザWgがコア部2に拘束されることなく、自由に伸縮するので、オムツを着用者に対し装着させる作業が容易になり、かつ、ウエストに対するフィット性も優れている。
ところで、図2に明示するように、コア部2の第1端部21には、非接着部6が存在するが、この非接着部6は、前記図1の袋状部18内に収容されていてもよい。このため、コア部2は、左右の中央の接着部4のみで胴部1に接着されているが、非接着部6がカバー材11により覆われているので、非接着部6が装着時に捲れ(マクレ)上がったり、縒れ(ヨレ)たり、あるいは、ズレたりするおそれがない。
一方、前記カバー材11は袋状部18においてコア部2から若干浮き上がっていると共に、カバー弾性部材15(図4)を有しているので、ウエストの下方において肌に接触するから、防漏カフの役割を果たす。したがって、排泄物がウエストから漏れるのを前記カバー材11が抑制する。
図4に示すように、前記膨出部12a,14aを設けた場合、第2レッグ弾性部材16と第1レッグ弾性部材28とが、図5(a),図5(b)に示すように、互いに連なるように配置されていてもよい。アウター材14の縁に沿って、少なくとも1つの第2レッグ弾性部材16が配置されてもよい。例えば、アウター材14においてウエストを保持すべき部分と対向する部分の全体とに第2レッグ弾性部材16が配置されてもよい。また、全体に配置された第2レッグ弾性部材16のうち、コア部2と重なる部分に相当する弾性部材がカットされてもよい。このように弾性部材がカットされていることによって、コア部2が収縮しない。なお、アウター材14において、コア部2に該当する部分に第2レッグ弾性部材16が配置されていたとしても、第2レッグ弾性部材16の収縮力が、他の部分の収縮力に比べて弱ければ、第2レッグ弾性部材16の存在は問題とはならない。例えば、第2レッグ弾性部材16がアウター材14とインナー材12との間に挟み込まれる際に、挿入される第2レッグ弾性部材16のテンションが制御されることにより、コア部2に該当する部分の第2レッグ弾性部材16の収縮力が弱まることができる。
なお、前記テンションの制御をしなくても、コア部2に該当する部分の第2レッグ弾性部材16にエンボス加工が施されることにより、第2レッグ弾性部材16の収縮力が低減することができる。
少なくとも1つの第1レッグ弾性部材28が、コア部2の長手方向Yに沿って、かつ、第1アウター材27の両側部に沿って、配置されてもよい。第1アウター材14の側部の全体に配置された第1レッグ弾性部材28のうち、胴部1に該当する部分の弾性部材がカットされてもよい。このように、弾性部材がカットされることは胴部1を収縮させない。なお、第1アウター材27において、胴部1に該当する部分に第1レッグ弾性部材28が配置されていたとしても、第1レッグ弾性部材28の収縮力が、他の部分の収縮力に比べて弱ければ、第1レッグ弾性部材28の存在は問題とはならない。例えば、第1レッグ弾性部材28が第1アウター材27とバックシート26との間に挟み込まれる際に、挿入される第1レッグ弾性部材28のテンションが制御されることにより、胴部1に該当する部分の第1レッグ弾性部材28の収縮力が弱まることができる。
なお、前記テンションの制御をしなくても、胴部1に該当する部分の第1レッグ弾性部材28にエンボス加工が施されることにより、第1レッグ弾性部材28が収縮力を低減させることができる。
また、予め切断された第1レッグ弾性部材28が、伸張された状態で、コア部2に貼り付けられることにより、第1レッグ弾性部材28をコア部2の所定の場所に配置されることも可能である。前記第2レッグ弾性部材16および第1レッグ弾性部材28は、図1、図2および図3に示すように、オムツにレッグギャザLgを形成する。
なお、図7(a)に示すように、アウター材14は、その上端部が折り返されてカバー材11と重ね合わされて接合されてもよい。また、図7(b)に示すように、アウター材14が折り返されずにインナー材12およびカバー材11と積層されてもよい。また、1枚のシートが折り返されてカバー材11およびアウター材14が形成されてもよい。
図8に示すように、本オムツとしては、コア部2の第1および第2端部21,22に、それぞれ、第1および第2胴部1A,1Bが接合されていてもよい。前記第1および第2胴部1A,1Bは、前記胴部1に近似ないし同等の構造を有している。なお、図8において、ウエストギャザを構成する弾性部材については、その図示が省略されている。コア部2が2つに折られ、第1および第2胴部1A,1Bが重ね合わされ、第1および第2胴部1A,1Bの端部101,102が接合されてもよい。つまり、そのような接合により、パンツ形オムツを形成することが可能となる。パンツ形オムツを形成するために、端部101,102を接合する方法としては、ヒートシールやソニックが用いられてもよい。
また、第1胴部1Aの外表面には複数の面ファスナや粘着テープが取り付けられてもよい。複数の面ファスナは、端部101,102の接合が解除された場合、第2胴部1Bの外表面と接続可能となる。
以上のとおり、図面を参照しながら好適な実施例を説明したが、当業者であれば、本明細書を見て、自明な範囲で種々の変更および修正を容易に想定するであろう。
たとえば、前記実施例では、図1のコア部2の第1端部21の幅は接着部4の幅に相当する狭い幅に設定され、第1端部21の全域が胴部1に接着されてもよい。また、図1の広い幅の第1端部21の全域が胴部1に接着されてもよい。
また、胴部1を構成するインナー材12や第2アウター材14に膨出部12a,14aが設けられている必要もない。
本発明は、使い捨てオムツの他に使い捨てパンツについても適用される。
したがって、そのような変更および修正は、請求の範囲から定まる本発明の範囲内のものと解釈される。
産業上の利用可能性
本発明は、使い捨てオムツや使い捨てパンツの構造に採用することができる。
【図面の簡単な説明】
本発明は、添付の図面を参考にした以下の好適な実施例の説明からより明瞭に理解されるであろう。しかしながら、実施例および図面は単なる図示および説明のためのものであり、本発明の範囲を定めるために利用されるべきものではない。本発明の範囲は請求の範囲によってのみ定まる。添付図面において、複数の図面における同一の部品番号は、同一または相当部分を示す。
図1は本発明の第1実施例にかかるオムツの概略斜視図、図2は同オムツの要部を一部破断して示す斜視図、図3は同オムツを着用させる状態で示す斜視図、図4は同オムツを構成する部材を分解して示す分解斜視図、図5(a)は同オムツを三方に引き延ばして示す平面図、図5(b)は同底面図、図6(a)および図6(b)は、それぞれ、図1のVIa−VIa線およびVIb−VIb線断面図、図7(a)は図1のVIIa−VIIa線断面図、図7(b)および図7(c)は、それぞれ、変形例の同断面図、図8は第2実施例にかかるオムツを展開した概略平面図である。
Claims (9)
- 第1端部、中央部および第2端部を有するコア部と、前記コア部に交差する胴部とを備えた使い捨て着用物品であって、
前記胴部は、前記胴部を前記胴部の長手方向に伸縮させる弾性部材と、前記弾性部材を挟む第1および第2シートとを有し、
前記胴部の一部と前記コア部の第1端部の一部とは、接着部において互いに接着され、
前記接着部では前記弾性部材による収縮力が低減するように、または、作用しないように設定されている、使い捨て着用物品。 - 着用者の股間を覆うのに適したコア部と、前記着用者のウエストにフィットすることが可能な胴部とを備えた使い捨て着用物品であって、
前記コア部は、吸収体を有する中央部と、前記中央部に対して前記コア部の長手方向の両端に位置する第1および第2端部とを備え、
前記胴部は、前記コア部に交差するように前記第1端部に接合されており、
前記胴部は前記コア部の幅方向に前記胴部を伸縮させる弾性部材を有し、
前記胴部の一部と前記コア部の第1端部の一部とが、接着部において互いに接着されており、
前記弾性部材により形成されたウエストギャザの収縮力に比べ前記接着部の収縮力の方が小さく設定されている、使い捨て着用物品。 - 前記弾性部材は前記胴部の長手方向に沿って設けられ、かつ、前記接着部を横断しないように少なくとも1ヵ所で前記長手方向に分断されている、請求項1もしくは2に記載の使い捨て着用物品。
- 前記接着部では、前記弾性部材の一部が融解した状態で固化している、請求項1,2もしくは3に記載の使い捨て着用物品。
- 前記胴部は、互いに積層された第1、第2および第3シートを備え、
前記コア部の第1端部が前記第2シートと第3シートとの間に挟み込まれている、請求項1,2,3もしくは4に記載の使い捨て着用物品。 - 前記コア部の第1端部の一部が、前記第2シート又は第3シートのうちの少なくとも一方のシートの一部と接着されている、請求項5に記載の使い捨て着用物品。
- レッグギャザを更に備え、
前記レッグギャザの一部が前記コア部に設けられ、
前記レッグギャザの他の一部が前記胴部に設けられた、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の使い捨て着用物品。 - 前記胴部と、前記コア部の第2端部との接合を可能とする接合部材を更に備えた、請求項1ないし7のいずれか1項に記載の使い捨て着用物品。
- 前記コア部に交差し、かつ、別の弾性部材を有する他の胴部を更に備え、
前記一対の胴部の一方の端部同士がシールにより連結され、
前記一対の胴部の他方の端部同士がシールにより連結された、請求項1ないし7のいずれか1項に記載の使い捨て着用物品。
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