JPWO2002088511A1 - ステップチューブロッド、及びさく孔機 - Google Patents
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Abstract
本発明では、さく孔機のドリルロッドにおいて、ロッド外径をさく孔径に近い大径とし、一端に雄ねじ、他端に雌ねじを設けると共に、雌ねじ部付近に少なくとも一つの小径部を形成する。このステップチューブロッドは、孔曲がりを少なくすることができる。また、このステップチューブロッドを用いたさく孔機は、ドリルロッドの位置決めが容易であり、効率よく且つ安全に接続・回収作業を行うことができる。
Description
技術分野
本発明は、ステップチューブロッド、及びドリルロッドとしてステップチューブロッドを用いたさく孔機に関するものである。
背景技術
油圧クローラドリルやファンカットドリル等のさく孔機は、ガイドシェルに搭載されたさく岩機を備えており、このさく岩機にドリルロッドを挿着し、ドリルロッド先端にはビットを取付け、さく岩機からドリルロッドを介して打撃と回転をビットに伝達すると共に、さく岩機に送りを与えて岩盤にさく孔する。
例えば、さく孔機が図8に示すような油圧クローラドリル11である場合、トラックフレーム12を備えた走行台車13上に旋回起伏可能にブーム14が設けられており、ブーム14の先端部にさく岩機15を搭載したガイドシェル16がチルト及びスイング可能に支持されている。さく岩機15にはスリーブ2で連結されたドリルロッド1が挿着されており、このドリルロッド1の先端にはさく孔径Dhにほぼ等しい外径のビット3が取付けられている。
さく岩機15は、打撃機構と回転機構とフラッシング機構(図示略)とを備えており、ガイドシェル16に設けられたフィードモータ17によってフィード力が与えられて前後に移動し、ドリルロッド1を介してビット3に打撃と回転とを伝達して岩盤Rにさく孔する。またフラッシング機構はドリルロッド1の先端に圧縮空気を供給して、繰粉を排出させる。ガイドシェル16の先端部には、孔口を覆い繰粉を捕集するためのフード18が設けられている。
さく孔長が長い場合には、さく孔作業の際に複数本のドリルロッド1を逐次接続する。ドリルロッド1の供給・接続や、さく孔終了後のドリルロッド1の切り離し・回収は、ロッドチェンジャ19により機械的に行われる。
ドリルロッド1の接続や回収を行う場合には、ドリルロッド1を接続したり切り離したりするときにドリルロッド1の中心軸の位置を一定にしてクランプする必要があるので、ガイドシェル16の先端部付近にはロッドクランプ装置4が設けられている。
このような油圧クローラドリル11で使用されている一般的なドリルロッド1は、外形が六角又は丸で接続用のねじのサイズ(T51ねじ、T45ねじ、T38ねじ等)に応じて外径が51mm、45mm、38mm等所定の寸法になっており、この外径はさく孔径Dhよりかなり小さい。
ドリルロッド1には、図9(a)に示すように、両端に雄ねじMSを設けたMMロッド1Aと、図9(b)に示すように、一端に雄ねじMSを設け、他端は大径として内側に雌ねじFSを設けたMFロッド1Bとがあり、MMロッド1Aを使用する場合にはスリーブ2を介して接続し、MFロッド1Bを使用する場合には、雄ねじMSと雌ねじFSとを直接螺着する。
ロッドクランプ装置4は、図10及び図11に示すように、ピン6で枢支された開閉可能な一対のクランプ5で特定の径のドリルロッド1をクランプするように構成されている。クランプ5の内面には大径部5Lと小径部5Sとが形成されており、MMロッド1Aを使用する場合には、大径部5Lがスリーブ2の部分を、MFロッド1Bを使用する場合には、大径部5Lが大径とした雌ねじの部分1BLを把持する。
このロッドクランプ装置4は、スリーブ2を回転しないようにクランプするだけでなく、クランプ5の大径部5Lと小径部5Sとの段差によってドリルロッド1の位置決めを容易にする。
また、ファンカットドリルやダウンザホールドリル等では、図9(c)に示すようなチューブロッド1Cが考案され使用されている。このチューブロッド1Cは、一端に雄ねじMS、他端に雌ねじFSを備えており、MMロッド1AやMFロッド1Bと比べると外径が大きく、さく孔径に近い外径となっている。このため、長孔さく孔時の孔曲がりを少なくし、繰粉の排出効率を向上させることができる。
このようなチューブロッド1Cを使用する場合、ファンカットドリルでは図12及び図13に示すようなロッドクランプ装置40、またダウンザホールドリルでは図14及び図15に示すようなダブルクランプ形式のロッドクランプ装置50が設けられている。
図12及び図13に示すロッドクランプ装置40は、ピン46で枢支された開閉可能な一対のクランプ45で特定の径のドリルロッド1をクランプするように構成されている。クランプ45の内径は一定で段差は形成されていない。
図14及び図15に示すロッドクランプ装置50は、クランプ55を左右のクランプ用シリンダ56で開閉可能とし、特定の径のドリルロッド1をクランプするように構成したものである。クランプ55の内径は一定で段差は形成されていない。
従って、孔曲がりを少なくするために、ドリルロッド1としてチューブロッド1Cを使用すると、図12のロッドクランプ装置40や、図14のロッドクランプ装置50のように、クランプ45、55に段差がない形式のものを用いることになるので、位置決めが不安定となり、作業時間が大幅に増加するうえ、ドリルロッドの接続・回収作業の危険性が大きくなる。
さらに、油圧クローラドリル11では、ドリルロッド1にチューブロッド1Cを使用すると、図10のロッドクランプ装置4をそのまま用いることができず、一般的に搭載されているロッドチェンジャ19の機能も活用できなくなる。
本発明は、さく孔機における上記問題を解決するものであって、孔曲がりを少なくすることができ、従来のロッドクランプ装置とロッドチェンジャとがそのまま利用可能で、ドリルロッドの位置決めが容易であり、効率よく且つ安全に接続・回収作業を行うことのできるステップチューブロッド、及びこのステップチューブロッドを用いたさく孔機を提供することを目的とする。
発明の開示
本発明のステップチューブロッドは、さく孔機のドリルロッドにおいて、ロッド外径をさく孔径に近い大径とし、一端に雄ねじ、他端に雌ねじを設けると共に、雌ねじ部付近に少なくとも一つの小径部を形成している。
ロッド外径をさく孔径に近い大径とし、両端に雄ねじを設けスリーブを介して接続するよう構成すると共に、雄ねじ部付近に少なくとも一つの小径部を形成してもよい。
これらのステップチューブロッドは、外径がさく孔径に近い大径であるので、さく孔の際の孔曲がりを少なくすることができる。
また、一端に雄ねじ、他端に雌ねじを設けたステップチューブロッドでは雌ねじ部付近に、両端に雄ねじを設けスリーブを介して接続するステップチューブロッドでは雄ねじ部付近に、小径部を形成しているので、さく孔機は、従来のロッドクランプ装置を少し改造するだけで、これらのステップチューブロッドをドリルロッドとして利用可能である。
そして、ドリルロッドとしてこれらのステップチューブロッドを用いたさく孔機は、ドリルロッドの位置決めが容易であり、効率よく且つ安全に接続・回収作業を行うことができる。
接続されたステップチューブロッドのねじを緩めるために行われる空打ちは、穿孔終了時に実施される。しかし、ねじ緩めが十分でない場合は、ロッドクランプにステップチューブロッドを固定した状態で空打ちを実施する。
このため、小径部は、一端に雄ねじ、他端に雌ねじを設けたステップチューブロッドでは、外径がロッド外径の90%以下、長さがロッド外径の50%以上とすることが好ましい。
また、両端に雄ねじを設けスリーブを介して接続するステップチューブロッドでは、小径部は、外径がスリーブ外径の90%以下、長さがスリーブ外径の50%以上であることことが好ましい。
なお、さく孔機は、全てのドリルロッドにステップチューブロッドを用いる他、先端のドリルロッドだけにステップチューブロッドを用いるようにしてもよい。先端のドリルロッドだけにステップチューブロッドを用いた場合でも、従来のドリルロッドを用いる場合よりもさく孔の際の孔曲がりを少なくすることができる。
発明を実施するための最良の形態
図1は、本発明のステップチューブロッドをドリルロッドとして用いた油圧クローラドリルの側面図、本発明の実施の一形態を示すステップチューブロッドの構成図、図3は、ステップチューブロッドをロッドガイドで案内する状態の説明図、図4は、ステップチューブロッドをロッドクランプ装置でクランプした状態の説明図である。
図1の油圧クローラドリル10の構成は、図8に示す従来の油圧クローラドリル11と基本的には同様であるので、同一部品には同一符号を付して説明する。
この油圧クローラドリル10も、トラックフレーム12を備えた走行台車13上に旋回起伏可能にブーム14が設けられており、ブーム14の先端部にさく岩機15を搭載したガイドシェル16がチルト及びスイング可能に支持されている。さく岩機15には連結されたステップチューブロッド7がドリルロッドとして挿着されており、このステップチューブロッド7の先端にはさく孔径Dhにほぼ等しい外径のビット3が取付けられている。
さく岩機15は、打撃機構と回転機構とフラッシング機構(図示略)とを備えており、ガイドシェル16に設けられたフィードモータ17によってフィード力が与えられて前後に移動し、ステップチューブロッド7を介してビット3に打撃と回転とを伝達して岩盤Rにさく孔する。またフラッシング機構はステップチューブロッド7の先端に圧縮空気を供給して、繰粉を排出させる。ガイドシェル16の先端部には、孔口を覆い繰粉を捕集するためのフード18が設けられている。
さく孔長が長い場合には、さく孔作業の際に複数本のステップチューブロッド7を逐次接続する。ステップチューブロッド7の供給・接続や、さく孔終了後のステップチューブロッド7の切り離し・回収は、ロッドチェンジャ19により機械的に行われる。
ステップチューブロッド7の接続や回収を行う場合には、ステップチューブロッド7を接続したり切り離したりするときにステップチューブロッド7の中心軸の位置を一定にしてクランプする必要があるので、ガイドシェル16の先端部付近にはロッドクランプ装置4が設けられている。
また、このロッドクランプ装置4の前部には、ロッドクランプ装置4によるクランプを開放して、さく孔を行うときに、ステップチューブロッド7を中心に保持して案内するためのロッドガイド9が設けられている。
ここで、ステップチューブロッド7は、ロッド外径Dがさく孔径Dhに近い大径であり、一端に雄ねじMS、他端に雌ねじFSが設けられ、雄ねじMSと雌ねじFSとを直接螺着して接続するようになっている。また、雌ねじ部付近に小径部8が形成されている。
小径部8は、外径dがロッド外径Dの90%以下、長さLがロッド外径Dの50%以上、即ち、
d≦0.9D
L≧0.5D
となっている。
ステップチューブロッド7は、さく孔の際には、図3に示すように、ロッドガイド9によって案内され、ガイドシェル16の中心に保持される。
接続・回収作業の際には、図4に示すように、油圧クローラドリル11のガイドシェル16に設けられているロッドクランプ装置4によってクランプされる。
ロッドクランプ装置4は、ピン6で枢支された開閉可能な一対のクランプ5を備え、クランプ5の内面には大径部5Lと小径部5Sとが形成されており、大径部5Lがステップチューブロッド7の雌ねじの部分を把持する。
従って、ステップチューブロッド7は、ロッドクランプ装置4によって回転しないようにクランプされると共に、クランプ5の大径部5Lと小径部5Sとの段差によって位置決めされる。
このステップチューブロッド7は、外径Dがさく孔径Dhに近い大径であるので、さく孔の際の孔曲がりが少なくなる。また、雌ねじ部付近の外周上に小径部8を形成しているので、油圧クローラドリル10は、従来のロッドクランプ装置を少し改造するだけで、これらのステップチューブロッド7をドリルロッドとして利用可能である。
そして、ドリルロッドとしてこれらのステップチューブロッド7を用いた油圧クローラドリル10は、ステップチューブロッド7の位置決めが容易であり、効率よく且つ安全に接続・回収作業を行うことができる。
小径部8は、外径dがロッド外径Dの90%以下、長さLがロッド外径の50%以上となっているので、ねじ緩めが十分でない場合は、ロッドクランプ装置4にステップチューブロッド7を固定した状態で支障なく空打ちを実施することができる。
図5は本発明の他の実施の形態であるステップチューブロッドの構成図、図6はステップチューブロッドをロッドクランプ装置でクランプした状態の説明図である。
このステップチューブロッド7は、ロッド外径Dがさく孔径Dhに近い大径であり、両端に雄ねじMSが設けられ、内部に雌ねじFSを設けたスリーブ2を介して接続される。スリーブ外径Dsはロッド外径Dと等しくなっている。
また、雄ねじ部付近に小径部8が形成されている。小径部8は外径dがスリーブ外径Dsの90%以下、長さLがスリーブ外径Dsの50%以上、即ち、
d≦0.9Ds
L≧0.5Ds
となっている。
ステップチューブロッド7は、図7(a)、図7(b)に示すような形状とすることもできる。
ステップチューブロッド7は、接続・回収作業の際には、図6に示すように、油圧クローラドリル10のガイドシェル16に設けられているロッドクランプ装置4によってクランプされる。
ロッドクランプ装置4は、ピン6で枢支された開閉可能な一対のクランプ5を備え、クランプ5の内面には大径部5Lと小径部5Sとが形成されており、大径部5Lがスリーブ2の部分を把持する。
従って、ステップチューブロッド7とスリーブ2は、ロッドクランプ装置4によって回転しないようにクランプされると共に、クランプ5の大径部5Lと小径部5Sとの段差によって位置決めされる。
このステップチューブロッド7は、外径Dがさく孔径Dhに近い大径であるので、さく孔の際の孔曲がりが少なくなる。また、雄ねじ部付近に小径部8を形成しているので、油圧クローラドリル10は、従来のロッドクランプ装置を少し改造するだけで、これらのステップチューブロッド7をドリルロッドとして利用可能である。
そして、ドリルロッドとしてこれらのステップチューブロッド7を用いた油圧クローラドリル10は、ステップチューブロッド7の位置決めが容易であり、効率よく且つ安全に接続・回収作業を行うことができる。
小径部8は、外径dがスリーブ外径Dsの90%以下、長さLがスリーブ外径Dsの50%以上となっているので、ねじ緩めが十分でない場合は、ロッドクランプ装置4にステップチューブロッド7を固定した状態で支障なく空打ちを実施することができる。
なお、油圧クローラドリル10は、全てのドリルロッドにステップチューブロッド7を用いる他、先端のドリルロッドだけにステップチューブロッド7を用いるようにしてもよい。先端のドリルロッドだけにステップチューブロッド7を用いた場合でも、従来のドリルロッド1を用いる場合よりもさく孔の際の孔曲がりを少なくすることができる。
産業上の利用の可能性
以上説明したように、本発明のステップチューブロッドは、さく孔時の孔曲がりを少なくすることができる。また、一端に雄ねじ、他端に雌ねじを設けたステップチューブロッドでは雌ねじ部付近に、両端に雄ねじを設けスリーブを介して接続するステップチューブロッドでは雄ねじ部付近に、小径部を形成しているので、さく孔機は、従来のロッドクランプ装置を少し改造するだけで、これらのステップチューブロッドをドリルロッドとして利用可能である。
そして、ドリルロッドとしてこれらのステップチューブロッドを用いたさく孔機は、ドリルロッドの位置決めが容易であり、効率よく且つ安全に接続・回収作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明のステップチューブロッドをドリルロッドとして用いた油圧クローラドリルの側面図である。
図2は、本発明の実施の一形態を示すステップチューブロッドの構成図である。
図3は、ステップチューブロッドをロッドガイドで案内する状態の説明図である。
図4は、ステップチューブロッドをロッドクランプ装置でクランプした状態の説明図である。
図5は、本発明の他の実施の形態を示すステップチューブロッドの構成図である。
図6は、ステップチューブロッドをロッドクランプ装置でクランプした状態の説明図である。
図7は、本発明の他の実施の形態を示すステップチューブロッドの構成図である。
図8は、従来のドリルロッドを用いた油圧クローラドリルの側面図である。
図9は、従来のドリルロッドの構成図である。
図10は、従来の油圧クローラドリルのロッドクランプ装置の構成図である。
図11は、従来のドリルロッドをロッドクランプ装置でクランプした状態を示す説明図である。
図12は、従来のファンカットドリルのロッドクランプ装置の構成図である。
図13は、図12のA−A線断面図である。
図14は、従来のダウンザホールドリルのロッドクランプ装置の構成図である。
図15は、図14のB−B線断面図である。
本発明は、ステップチューブロッド、及びドリルロッドとしてステップチューブロッドを用いたさく孔機に関するものである。
背景技術
油圧クローラドリルやファンカットドリル等のさく孔機は、ガイドシェルに搭載されたさく岩機を備えており、このさく岩機にドリルロッドを挿着し、ドリルロッド先端にはビットを取付け、さく岩機からドリルロッドを介して打撃と回転をビットに伝達すると共に、さく岩機に送りを与えて岩盤にさく孔する。
例えば、さく孔機が図8に示すような油圧クローラドリル11である場合、トラックフレーム12を備えた走行台車13上に旋回起伏可能にブーム14が設けられており、ブーム14の先端部にさく岩機15を搭載したガイドシェル16がチルト及びスイング可能に支持されている。さく岩機15にはスリーブ2で連結されたドリルロッド1が挿着されており、このドリルロッド1の先端にはさく孔径Dhにほぼ等しい外径のビット3が取付けられている。
さく岩機15は、打撃機構と回転機構とフラッシング機構(図示略)とを備えており、ガイドシェル16に設けられたフィードモータ17によってフィード力が与えられて前後に移動し、ドリルロッド1を介してビット3に打撃と回転とを伝達して岩盤Rにさく孔する。またフラッシング機構はドリルロッド1の先端に圧縮空気を供給して、繰粉を排出させる。ガイドシェル16の先端部には、孔口を覆い繰粉を捕集するためのフード18が設けられている。
さく孔長が長い場合には、さく孔作業の際に複数本のドリルロッド1を逐次接続する。ドリルロッド1の供給・接続や、さく孔終了後のドリルロッド1の切り離し・回収は、ロッドチェンジャ19により機械的に行われる。
ドリルロッド1の接続や回収を行う場合には、ドリルロッド1を接続したり切り離したりするときにドリルロッド1の中心軸の位置を一定にしてクランプする必要があるので、ガイドシェル16の先端部付近にはロッドクランプ装置4が設けられている。
このような油圧クローラドリル11で使用されている一般的なドリルロッド1は、外形が六角又は丸で接続用のねじのサイズ(T51ねじ、T45ねじ、T38ねじ等)に応じて外径が51mm、45mm、38mm等所定の寸法になっており、この外径はさく孔径Dhよりかなり小さい。
ドリルロッド1には、図9(a)に示すように、両端に雄ねじMSを設けたMMロッド1Aと、図9(b)に示すように、一端に雄ねじMSを設け、他端は大径として内側に雌ねじFSを設けたMFロッド1Bとがあり、MMロッド1Aを使用する場合にはスリーブ2を介して接続し、MFロッド1Bを使用する場合には、雄ねじMSと雌ねじFSとを直接螺着する。
ロッドクランプ装置4は、図10及び図11に示すように、ピン6で枢支された開閉可能な一対のクランプ5で特定の径のドリルロッド1をクランプするように構成されている。クランプ5の内面には大径部5Lと小径部5Sとが形成されており、MMロッド1Aを使用する場合には、大径部5Lがスリーブ2の部分を、MFロッド1Bを使用する場合には、大径部5Lが大径とした雌ねじの部分1BLを把持する。
このロッドクランプ装置4は、スリーブ2を回転しないようにクランプするだけでなく、クランプ5の大径部5Lと小径部5Sとの段差によってドリルロッド1の位置決めを容易にする。
また、ファンカットドリルやダウンザホールドリル等では、図9(c)に示すようなチューブロッド1Cが考案され使用されている。このチューブロッド1Cは、一端に雄ねじMS、他端に雌ねじFSを備えており、MMロッド1AやMFロッド1Bと比べると外径が大きく、さく孔径に近い外径となっている。このため、長孔さく孔時の孔曲がりを少なくし、繰粉の排出効率を向上させることができる。
このようなチューブロッド1Cを使用する場合、ファンカットドリルでは図12及び図13に示すようなロッドクランプ装置40、またダウンザホールドリルでは図14及び図15に示すようなダブルクランプ形式のロッドクランプ装置50が設けられている。
図12及び図13に示すロッドクランプ装置40は、ピン46で枢支された開閉可能な一対のクランプ45で特定の径のドリルロッド1をクランプするように構成されている。クランプ45の内径は一定で段差は形成されていない。
図14及び図15に示すロッドクランプ装置50は、クランプ55を左右のクランプ用シリンダ56で開閉可能とし、特定の径のドリルロッド1をクランプするように構成したものである。クランプ55の内径は一定で段差は形成されていない。
従って、孔曲がりを少なくするために、ドリルロッド1としてチューブロッド1Cを使用すると、図12のロッドクランプ装置40や、図14のロッドクランプ装置50のように、クランプ45、55に段差がない形式のものを用いることになるので、位置決めが不安定となり、作業時間が大幅に増加するうえ、ドリルロッドの接続・回収作業の危険性が大きくなる。
さらに、油圧クローラドリル11では、ドリルロッド1にチューブロッド1Cを使用すると、図10のロッドクランプ装置4をそのまま用いることができず、一般的に搭載されているロッドチェンジャ19の機能も活用できなくなる。
本発明は、さく孔機における上記問題を解決するものであって、孔曲がりを少なくすることができ、従来のロッドクランプ装置とロッドチェンジャとがそのまま利用可能で、ドリルロッドの位置決めが容易であり、効率よく且つ安全に接続・回収作業を行うことのできるステップチューブロッド、及びこのステップチューブロッドを用いたさく孔機を提供することを目的とする。
発明の開示
本発明のステップチューブロッドは、さく孔機のドリルロッドにおいて、ロッド外径をさく孔径に近い大径とし、一端に雄ねじ、他端に雌ねじを設けると共に、雌ねじ部付近に少なくとも一つの小径部を形成している。
ロッド外径をさく孔径に近い大径とし、両端に雄ねじを設けスリーブを介して接続するよう構成すると共に、雄ねじ部付近に少なくとも一つの小径部を形成してもよい。
これらのステップチューブロッドは、外径がさく孔径に近い大径であるので、さく孔の際の孔曲がりを少なくすることができる。
また、一端に雄ねじ、他端に雌ねじを設けたステップチューブロッドでは雌ねじ部付近に、両端に雄ねじを設けスリーブを介して接続するステップチューブロッドでは雄ねじ部付近に、小径部を形成しているので、さく孔機は、従来のロッドクランプ装置を少し改造するだけで、これらのステップチューブロッドをドリルロッドとして利用可能である。
そして、ドリルロッドとしてこれらのステップチューブロッドを用いたさく孔機は、ドリルロッドの位置決めが容易であり、効率よく且つ安全に接続・回収作業を行うことができる。
接続されたステップチューブロッドのねじを緩めるために行われる空打ちは、穿孔終了時に実施される。しかし、ねじ緩めが十分でない場合は、ロッドクランプにステップチューブロッドを固定した状態で空打ちを実施する。
このため、小径部は、一端に雄ねじ、他端に雌ねじを設けたステップチューブロッドでは、外径がロッド外径の90%以下、長さがロッド外径の50%以上とすることが好ましい。
また、両端に雄ねじを設けスリーブを介して接続するステップチューブロッドでは、小径部は、外径がスリーブ外径の90%以下、長さがスリーブ外径の50%以上であることことが好ましい。
なお、さく孔機は、全てのドリルロッドにステップチューブロッドを用いる他、先端のドリルロッドだけにステップチューブロッドを用いるようにしてもよい。先端のドリルロッドだけにステップチューブロッドを用いた場合でも、従来のドリルロッドを用いる場合よりもさく孔の際の孔曲がりを少なくすることができる。
発明を実施するための最良の形態
図1は、本発明のステップチューブロッドをドリルロッドとして用いた油圧クローラドリルの側面図、本発明の実施の一形態を示すステップチューブロッドの構成図、図3は、ステップチューブロッドをロッドガイドで案内する状態の説明図、図4は、ステップチューブロッドをロッドクランプ装置でクランプした状態の説明図である。
図1の油圧クローラドリル10の構成は、図8に示す従来の油圧クローラドリル11と基本的には同様であるので、同一部品には同一符号を付して説明する。
この油圧クローラドリル10も、トラックフレーム12を備えた走行台車13上に旋回起伏可能にブーム14が設けられており、ブーム14の先端部にさく岩機15を搭載したガイドシェル16がチルト及びスイング可能に支持されている。さく岩機15には連結されたステップチューブロッド7がドリルロッドとして挿着されており、このステップチューブロッド7の先端にはさく孔径Dhにほぼ等しい外径のビット3が取付けられている。
さく岩機15は、打撃機構と回転機構とフラッシング機構(図示略)とを備えており、ガイドシェル16に設けられたフィードモータ17によってフィード力が与えられて前後に移動し、ステップチューブロッド7を介してビット3に打撃と回転とを伝達して岩盤Rにさく孔する。またフラッシング機構はステップチューブロッド7の先端に圧縮空気を供給して、繰粉を排出させる。ガイドシェル16の先端部には、孔口を覆い繰粉を捕集するためのフード18が設けられている。
さく孔長が長い場合には、さく孔作業の際に複数本のステップチューブロッド7を逐次接続する。ステップチューブロッド7の供給・接続や、さく孔終了後のステップチューブロッド7の切り離し・回収は、ロッドチェンジャ19により機械的に行われる。
ステップチューブロッド7の接続や回収を行う場合には、ステップチューブロッド7を接続したり切り離したりするときにステップチューブロッド7の中心軸の位置を一定にしてクランプする必要があるので、ガイドシェル16の先端部付近にはロッドクランプ装置4が設けられている。
また、このロッドクランプ装置4の前部には、ロッドクランプ装置4によるクランプを開放して、さく孔を行うときに、ステップチューブロッド7を中心に保持して案内するためのロッドガイド9が設けられている。
ここで、ステップチューブロッド7は、ロッド外径Dがさく孔径Dhに近い大径であり、一端に雄ねじMS、他端に雌ねじFSが設けられ、雄ねじMSと雌ねじFSとを直接螺着して接続するようになっている。また、雌ねじ部付近に小径部8が形成されている。
小径部8は、外径dがロッド外径Dの90%以下、長さLがロッド外径Dの50%以上、即ち、
d≦0.9D
L≧0.5D
となっている。
ステップチューブロッド7は、さく孔の際には、図3に示すように、ロッドガイド9によって案内され、ガイドシェル16の中心に保持される。
接続・回収作業の際には、図4に示すように、油圧クローラドリル11のガイドシェル16に設けられているロッドクランプ装置4によってクランプされる。
ロッドクランプ装置4は、ピン6で枢支された開閉可能な一対のクランプ5を備え、クランプ5の内面には大径部5Lと小径部5Sとが形成されており、大径部5Lがステップチューブロッド7の雌ねじの部分を把持する。
従って、ステップチューブロッド7は、ロッドクランプ装置4によって回転しないようにクランプされると共に、クランプ5の大径部5Lと小径部5Sとの段差によって位置決めされる。
このステップチューブロッド7は、外径Dがさく孔径Dhに近い大径であるので、さく孔の際の孔曲がりが少なくなる。また、雌ねじ部付近の外周上に小径部8を形成しているので、油圧クローラドリル10は、従来のロッドクランプ装置を少し改造するだけで、これらのステップチューブロッド7をドリルロッドとして利用可能である。
そして、ドリルロッドとしてこれらのステップチューブロッド7を用いた油圧クローラドリル10は、ステップチューブロッド7の位置決めが容易であり、効率よく且つ安全に接続・回収作業を行うことができる。
小径部8は、外径dがロッド外径Dの90%以下、長さLがロッド外径の50%以上となっているので、ねじ緩めが十分でない場合は、ロッドクランプ装置4にステップチューブロッド7を固定した状態で支障なく空打ちを実施することができる。
図5は本発明の他の実施の形態であるステップチューブロッドの構成図、図6はステップチューブロッドをロッドクランプ装置でクランプした状態の説明図である。
このステップチューブロッド7は、ロッド外径Dがさく孔径Dhに近い大径であり、両端に雄ねじMSが設けられ、内部に雌ねじFSを設けたスリーブ2を介して接続される。スリーブ外径Dsはロッド外径Dと等しくなっている。
また、雄ねじ部付近に小径部8が形成されている。小径部8は外径dがスリーブ外径Dsの90%以下、長さLがスリーブ外径Dsの50%以上、即ち、
d≦0.9Ds
L≧0.5Ds
となっている。
ステップチューブロッド7は、図7(a)、図7(b)に示すような形状とすることもできる。
ステップチューブロッド7は、接続・回収作業の際には、図6に示すように、油圧クローラドリル10のガイドシェル16に設けられているロッドクランプ装置4によってクランプされる。
ロッドクランプ装置4は、ピン6で枢支された開閉可能な一対のクランプ5を備え、クランプ5の内面には大径部5Lと小径部5Sとが形成されており、大径部5Lがスリーブ2の部分を把持する。
従って、ステップチューブロッド7とスリーブ2は、ロッドクランプ装置4によって回転しないようにクランプされると共に、クランプ5の大径部5Lと小径部5Sとの段差によって位置決めされる。
このステップチューブロッド7は、外径Dがさく孔径Dhに近い大径であるので、さく孔の際の孔曲がりが少なくなる。また、雄ねじ部付近に小径部8を形成しているので、油圧クローラドリル10は、従来のロッドクランプ装置を少し改造するだけで、これらのステップチューブロッド7をドリルロッドとして利用可能である。
そして、ドリルロッドとしてこれらのステップチューブロッド7を用いた油圧クローラドリル10は、ステップチューブロッド7の位置決めが容易であり、効率よく且つ安全に接続・回収作業を行うことができる。
小径部8は、外径dがスリーブ外径Dsの90%以下、長さLがスリーブ外径Dsの50%以上となっているので、ねじ緩めが十分でない場合は、ロッドクランプ装置4にステップチューブロッド7を固定した状態で支障なく空打ちを実施することができる。
なお、油圧クローラドリル10は、全てのドリルロッドにステップチューブロッド7を用いる他、先端のドリルロッドだけにステップチューブロッド7を用いるようにしてもよい。先端のドリルロッドだけにステップチューブロッド7を用いた場合でも、従来のドリルロッド1を用いる場合よりもさく孔の際の孔曲がりを少なくすることができる。
産業上の利用の可能性
以上説明したように、本発明のステップチューブロッドは、さく孔時の孔曲がりを少なくすることができる。また、一端に雄ねじ、他端に雌ねじを設けたステップチューブロッドでは雌ねじ部付近に、両端に雄ねじを設けスリーブを介して接続するステップチューブロッドでは雄ねじ部付近に、小径部を形成しているので、さく孔機は、従来のロッドクランプ装置を少し改造するだけで、これらのステップチューブロッドをドリルロッドとして利用可能である。
そして、ドリルロッドとしてこれらのステップチューブロッドを用いたさく孔機は、ドリルロッドの位置決めが容易であり、効率よく且つ安全に接続・回収作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明のステップチューブロッドをドリルロッドとして用いた油圧クローラドリルの側面図である。
図2は、本発明の実施の一形態を示すステップチューブロッドの構成図である。
図3は、ステップチューブロッドをロッドガイドで案内する状態の説明図である。
図4は、ステップチューブロッドをロッドクランプ装置でクランプした状態の説明図である。
図5は、本発明の他の実施の形態を示すステップチューブロッドの構成図である。
図6は、ステップチューブロッドをロッドクランプ装置でクランプした状態の説明図である。
図7は、本発明の他の実施の形態を示すステップチューブロッドの構成図である。
図8は、従来のドリルロッドを用いた油圧クローラドリルの側面図である。
図9は、従来のドリルロッドの構成図である。
図10は、従来の油圧クローラドリルのロッドクランプ装置の構成図である。
図11は、従来のドリルロッドをロッドクランプ装置でクランプした状態を示す説明図である。
図12は、従来のファンカットドリルのロッドクランプ装置の構成図である。
図13は、図12のA−A線断面図である。
図14は、従来のダウンザホールドリルのロッドクランプ装置の構成図である。
図15は、図14のB−B線断面図である。
Claims (6)
- さく孔機のドリルロッドにおいて、ロッド外径をさく孔径に近い大径とし、一端に雄ねじ、他端に雌ねじを設けると共に、雌ねじ部付近に少なくとも一つの小径部を形成したことを特徴とするステップチューブロッド。
- 小径部は、外径がロッド外径の90%以下、長さがロッド外径の50%以上であることを特徴とする請求の範囲1記載のステップチューブロッド。
- さく孔機のドリルロッドにおいて、ロッド外径をさく孔径に近い大径とし、両端に雄ねじを設けスリーブを介して接続するよう構成すると共に、雄ねじ部付近に少なくとも一つの小径部を形成したことを特徴とするステップチューブロッド。
- 小径部は、外径がスリーブ外径の90%以下、長さがスリーブ外径の50%以上であることを特徴とする請求の範囲3記載のステップチューブロッド。
- ドリルロッドとして請求の範囲1、2、3、又は4記載のステップチューブロッドを用いたことを特徴とするさく孔機。
- 先端のドリルロッドにステップチューブロッドを用いたことを特徴とする請求の範囲5記載のさく孔機。
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