JPWO2002067660A1 - 植物の栽培方法及び植物の栽培用照明装置 - Google Patents

植物の栽培方法及び植物の栽培用照明装置 Download PDF

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賢治 米田
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Abstract

本発明に係る植物の栽培方法及び植物の栽培用照明装置は、白色の光又は白色と赤色の2種類の光を発光する発光ダイオードを光源として、周期2μsec〜1msec、デューティ比20〜70%(DT比)の範囲のパルス光を照射するものを用いて植物を栽培することである。

Description

技術分野
本発明は、植物に発光ダイオードのパルス光を照射して光合成反応を促して植物を活性化させるための植物の栽培方法及び植物の栽培用照明装置に関する。
背景技術
近年、外的要因(天候、気候、害虫など)による影響を受けにくい、人工光源を利用した工場的植物育成システムの実用化が進められている。主要な人工光源としては、高圧ナトリウムランプ、低圧ナトリウムランプ、キセノンランプ、メタルハライドランプ、蛍光ランプおよびマイクロ波ランプなどがあるが、これらの中でも発光効率が比較的高い高圧ナトリウムランプが主流である。
しかしながら、高圧ナトリウムランプなどの人工光源は、光合成などに大切な赤色(波長域:640〜690nm)と青色(波長域:420〜470nm)とのバランスが悪く、このため植物を健全に育成するには出力を十分高くする必要があった。尚、低圧ナトリウムランプの発光効率は高圧ナトリウムランプと比べて高いが、ナトリウムD線の単波長光を出力するため光質に問題があり、また出力を高めることが難しい。
また、このような人工光源では、熱放射量が多いため空調負荷が大きく、同時にその熱放射による影響を避けるべく、植物と光源との距離を十分にとる必要があり装置の大型化を招きやすいという問題もあった。
以上の問題を考慮して、近年、発光ダイオード(LED)を用いた人工光源が採用されつつある。発光ダイオードでは、熱線を含まない発光波長域の素子を採用できるため空調負荷が小さくなり、またコンパクトに作製できるため照明効率が向上し、更には、発光ダイオードの寿命が高圧ナトリウムランプの何倍も長いという利点がある。また、多数の発光ダイオードを線状や面状に配列することで、照明器の形状を被照明体である植物に合わせて柔軟に決め易く、発光密度を制御し易い。
前記のように発光ダイオードを用いる他のメリットとしては、パルス光の照射が可能であるという点である。
これについては、例えば高辻正基著「植物工場の基礎と実際」のp88に、植物に与える光としては、連続光に比べパルス光の方が光をパルス(間欠)照明にして暗期をとることで、強光を当てても光飽和が起こらず、単位光量当たりの光合成量が増えるという記載がある。
又、岩波洋造著「光合成の世界」講談社のBLUE BACKSのp153に、光合成は、連続光よりも短周期のパルス光の方が光の利用効率が良いという記載もあり、発光ダイオードが植物育成用として注目され始めている。
しかしながら、前述のように発光ダイオードをパルス発振して植物を間欠照明し、植物に明期と暗期とをバランス良く与えることにより植物の成長を促すことは従来から知られていたが、どのような構成のものが有効であるかが不明であり、植物を活性化させるにも限界があった。
本発明の目的は、発光ダイオードを用いることにより、コスト面及び小型化において有利にしながらも、最適な発光ダイオードを間欠照明(パルス照明)することで、光合成反応を促し得る植物の栽培方法及び植物の栽培用照明装置を提供することである。
発明の開示
本発明に係る植物の栽培方法及び植物の栽培用照明装置においては、白色の光を発光する発光ダイオード又は白色と赤色の2種類の光を発光する発光ダイオードを光源として、周期2μsec〜1msec、デューティ比20〜70%(DT比)の範囲のパルス光を照射することによって、植物を栽培するのである。
つまり、後述の実験結果により、上記発光ダイオードを用いることによって、成長効率及び栄養含有量の面において有利になることがわかった。
しかも、連続光ではなく、断続するパルス光にすることによって、消費電力や発熱量の低減を図ることができながらも、成長効率を高めることができる。尚、前記デューティ比とは、周期に対する明期の割合(明期/周期)のことであり、例えば周期が100μsecで明期が50μsecであれば、50÷100=0.5になり、この値に100を掛けて50%になる。
又、森康裕、高辻正基著書の「レーザー光によるサラダナ栽培実験」植物工場学会誌発行のp7〜p12にかけて、「植物は420から730nmのブロードの波長を使用して光合成をして生育しているために、単一波長を与えるよりも白色LEDのようなピーク点が複数ある連続スペクトルの波長のほうが光の利用効率があがる」ということの説明がなされている。
前記波長の中でもとくに、クロロフィル(葉緑素)の吸収ピークのある、420から470nmの青色光と640から690nmの赤色光の成分で光合成は活発になる。(光合成は、クロロフィルで光を吸収し反応が起こることを言う。)
前記白色LEDは、他のLEDと異なりちょうど連続スペクトルで植物に必要な波長を持っているが、品種によって多少赤色が不足している。そこで、クロロフィルaの吸収ピークである660nmの赤色を加えて、比率を高くすることで、光合成がいままで以上に盛んになり生育があがることになる。
前記パルスで上昇した理由は、白色だけの時よりも赤を混合することで光合成速度が速くなったことが予想されパルス照射することで効率良く電子が流れ、単位光量あたりの光合成速度が大きくなったと思われる。
(光合成の電子伝達系の反応経路に律速因子があり、光合成速度があがるとスムーズに電子が流れなくなり生育が悪くなる。)
前記律速因子に関しては、藤茂宏著書の「光合成−明反応研究の流れ−UPBIOLOGY」東京大学出版会発行のp121〜p124にかけて説明されている。
前記のように、光合成速度が上がれば電子が多く流れるようになり、光合成が活発になるのであるが、ある量を超えると(光が強くなったり電子の流れが速くなると)、前記律速因子の関係から、電子が流れにくくなってしまう。
上記のことから、本願発明では、光をあるパルスの間隔で使用することで、電子の流れをスムーズにすることができ、光の無駄もなくなり、植物の生育がよくなることになる。しかも、光源として、連続スペクトルを有する白色光に加えて、光合成速度を速めることができる赤色光を混合することによって、生育を更に促進させることができる。尚、白色光と赤色光の比率は、白色光に対して赤色光が5%以上あればどのような比率に設定してもよい。
発明を実施するための最良の形態
以下、本考案の実施例について図面を参照しながら説明する。
白色光を得る基本的方式としては、赤色、緑色、青色(R、G、B)の3種類の発光ダイオード(以下、LEDという)を同時に点灯させる、又は青緑色と黄橙色の2種類のLEDを同時に点灯させる方式や、青色や紫色の光を放射する発光ダイオードを励起用光源として用い、蛍光体を励起する方式であってもよい。例えば、図5にGaN系の白色LEDの発光スペクトルを示しており、図6にZnSe系の白色LEDの発光スペクトルを示している。図5では、青色光のピーク点aが約440nm、YAG系蛍光材料から放射される黄色光のピーク点bが約550nmであるのに対して、青色と黄色のいずれの発光ピーク点a,bが図6では長波長側に移動している。又、図示していないが、ZnSやZnO、AlNを使う白色LEDであってもよく、要するに光変換効率が高く、長寿命であるLEDを用いることが好ましい。尚、白色LEDにて白色光を発光する場合が、上記のように2種類以上のLEDを用いて白色を発光させる場合に比べて、なだらかな連続スペクトルを得ることができることが多く、好ましい。
前記発光ダイオードを照射して成長させる対象となる植物としては、サラダ菜、レタス等の葉菜類の他、水草等に大きな効果があるが、その他の植物であってもよい。
(実施例1、白色のみの場合)
プリント基板の15cm×12cmの範囲に、白色の砲弾型(チップ型でもよい)LEDランプを10個直列*20個並列(ほぼ一直線上に適当間隔をおいて配置し、それらが直列接続された10個のLEDランプ群を、ほぼ平行に20列並べた状態で)設置し、電源装置、パルスジェネレータを接続して、サラダ菜を栽培した。
DT比を50%とし、パルス周期を2μsec、10μsec、100μsec、1msecとし、栽培トレー上面の光量子束密度を50μmol・m−2−1に調節した。
22℃、70%RH、CO濃度400ppmの環境下で水耕装置にて栽培を行い、14日間栽培した後の生体重、光合成速度、ビタミンCの含有量を測定し、その結果を図1、図2、図4(ビタミンCはパルス周期に係わらずほぼ同一の値を示し、白色LEDの箇所に一括して示している)にそれぞれ示した。
尚、栽培に用いた試料は、水耕用ウレタンキューブに播種し、育苗室にて12日間育苗(22℃、蛍光灯による照射で光量子束密度150μmol・m−2−1、1日を1サイクルとし、1サイクル中の照射時間を17時間、非照射時間を7時間とし、12日間照射)したものを用いた。この場合、葉数2枚で生体重が2g程度のサラダ菜を用いた。
(実施例2、白色のみの場合)
プリント基板の15cm×12cmの範囲に、白色の砲弾型LEDランプを前述と同様に10個直列*20個並列に設置し、電源装置、パルスジェネレータを接続して、サラダ菜を栽培した。
パルス周期を100μsecとし、DT比を25%、33%、50%、70%とし、栽培トレー上面の光量子束密度を50μmol・m−2−1に調節した。
22℃、70%RH、CO濃度400ppmの環境下で水耕装置にて栽培を行い、14日間栽培した後の生体重、光合成速度、ビタミンCの含有量を測定し、その結果を図3、図4(ビタミンCはDT比に係わらずほぼ同一の値を示し、白色LEDの箇所に一括して示している)で示した。
尚、栽培に用いた試料は、水耕用ウレタンキューブに播種し、育苗室にて12日間育苗(22℃、蛍光灯による照射で光量子束密度150μmol・m−2−1、1日を1サイクル中の照射時間を17時間、非照射時間を7時間とし、12日間照射)したものを用いた。この場合、葉数2枚で生体重が2g程度のサラダ菜を用いた。
(比較例1、連続光(DT100%)及びDT10%の場合)
プリント基板の15cm×12cmの範囲に、白色の砲弾型LEDランプを前述と同様に10個直列*20個並列に設置し、電源装置、パルスジェネレータを接続して、サラダ菜を栽培した。
パルス周期を100μsec、DT比を10%、100%とし、栽培トレー上面の光量子束密度を50μmol・m−2−1に調節した。
22℃、70%RH、CO濃度400ppmの環境下で水耕装置にて栽培を行い、14日間栽培した後の生体重、光合成速度、ビタミンCの含有量を測定し、その結果を図3、図4(ビタミンCはDT比に係わらずほぼ同一の値を示し、白色LEDの箇所に一括して示している)に示した。
尚、栽培に用いた試料は、水耕用ウレタンキューブに播種し、育苗室にて12日間育苗(22℃、蛍光灯による照射で光量子束密度150μmol・m−2−1、1日を1サイクルとし、1サイクル中の照射時間を17時間、非照射時間を7時間とし、12日間照射)したものを用いた。この場合、葉数2枚で生体重が2g程度のサラダ菜を用いた。
(比較例2、周期10msecの場合)
プリント基板の15cm×12cmの範囲に、白色の砲弾型LEDランプを前述と同様に10個直列*20個並列に設置し、電源装置、パルスジェネレータを接続して、サラダ菜を栽培した。
パルス周期を10msec、DT比を50%、とし、栽培トレー上面の光量子束密度を50μmol・m−2−1に調節した。
22℃、70%RH、CO濃度400ppmの環境下で水耕装置にて栽培を行い、14日間栽培した後の生体重、光合成速度、ビタミンCの含有量を測定し、その結果を図1、図2、図4(白色LEDの箇所)に示した。
尚、栽培に用いた試料は、水耕用ウレタンキューブに播種し、育苗室にて12日間育苗(22℃、蛍光灯による照射で光量子束密度150μmol・m−2−1、1日を1サイクルとし、1サイクル中の照射時間を17時間、非照射時間を7時間とし、12日間照射)したものを用いた。この場合、葉数2枚で生体重が2g程度のサラダ菜を用いた。
次に、ビタミン量の比較例について説明する。
(比較例3、赤色の場合)
プリント基板の15cm×12cmの範囲に、赤色の砲弾型LEDランプを前述と同様に10個直列*20個並列に設置し、電源装置、パルスジェネレータを接続して、サラダ菜を栽培した。
パルス周期を100μsec(白色のLEDランプの場合に生体重及び光合成速度で最もよいデータとなったパルス周期)、DT比を50%、とし、栽培トレー上面の光量子束密度を50μmol・m−2−1に調節した。
22℃、70%RH、CO濃度400ppmの環境下で水耕装置にて栽培を行い、14日間栽培した後のビタミンCの含有量を測定した結果を図4に示した(1日を1サイクルとし、1サイクル中の照射時間を17時間、非照射時間を7時間とし、14日間照射)。又、生体重、光合成速度を表1に、ビタミンCの含有量を図4に示した。
尚、栽培に用いた試料は、水耕用ウレタンキューブに播種し、育苗室にて12日間育苗(22℃、蛍光灯による照射で光量子束密度150μmol・m−2−1、1日を1サイクルとし、1サイクル中の照射時間を17時間、非照射時間を7時間とし、12日間照射)したものを用いた。この場合、葉数2枚で生体重が2g程度のサラダ菜を用いた。
Figure 2002067660
(比較例4、青色の場合)
プリント基板の15cm×12cmの範囲に、青色の砲弾型LEDランプを前述と同様に10個直列*20個並列に設置し、電源装置、パルスジェネレータを接続して、サラダ菜を栽培した。
パルス周期を100μsec(白色のLEDランプの場合に生体重及び光合成速度で最もよいデータとなったパルス周期)、DT比を50%とし、栽培トレー上面の光量子束密度を50μmol・m−2−1に調節した。
22℃、70%RH、CO濃度400ppmの環境下で水耕装置にて栽培を行い、14日間栽培した後のビタミンCの含有量を測定し、その結果を図4に示した(1日を1サイクルとし、1サイクル中照射時間を17時間、非照射時間を7時間とし、14日間照射)。又、生体重、光合成速度を表1に示した。
尚、栽培に用いた試料は、水耕用ウレタンキューブに播種し、育苗室にて12日間育苗(22℃、蛍光灯による照射で光量子束密度150μmol・m−2−1、1日を1サイクルとし、1サイクル中の照射時間を17時間、非照射時間を7時間とし、12日間照射)したものを用いた。この場合、葉数2枚で生体重が2g程度のサラダ菜を用いた。
(比較例5、緑色の場合)
プリント基板の15cm×12cmの範囲に、緑色の砲弾型LEDランプを前述と同様に10個直列*20個並列に設置し、電源装置、パルスジェネレータを接続して、サラダ菜を栽培した。
パルス周期を100μsec(白色のLEDランプの場合に生体重及び光合成速度で最もよいデータとなったパルス周期)、DT比を50%とし、栽培トレー上面の光量子束密度を50μmol・m−2−1に調節した。
22℃、70%RH、CO濃度400ppmの環境下で水耕装置にて栽培を行い、14日間栽培した後のビタミンCの含有量を測定し、その結果を図4に示した(1日を1サイクルとし、1サイクル中照射時間を17時間、非照射時間を7時間とし、14日間照射)。又、生体重、光合成速度を表1に示した。
尚、栽培に用いた試料は、水耕用ウレタンキューブに播種し、育苗室にて12日間育苗(22℃、蛍光灯による照射で光量子束密度150μmol・m−2−1、1日を1サイクルとし、1サイクル中の照射時間を17時間、非照射時間を7時間とし、12日間照射)したものを用いた。この場合、葉数2枚で生体重が2g程度のサラダ菜を用いた。
(比較例6、R/B比が5〜20)
プリント基板の15cm×12cmの範囲に、赤色の砲弾型LEDランプを前述と同様に10個直列*10個並列、青色の砲弾型LEDランプを前述と同様に10個直列*10個並列に設置し、電源装置、パルスジェネレータを接続し、R/B比が5、10、20になるように赤色の砲弾型LEDランプ及び青色の砲弾型LEDランプを点灯して、サラダ菜を栽培した。
パルス周期を100μsec、DT比を50%とし、栽培トレー上面の光量子束密度を50μmol・m−2−1に調節した。
22℃、70%RH、CO濃度400ppmの環境下で水耕装置にて栽培を行い、14日間栽培した後のビタミンCの含有量を測定し、その結果を図4に示した(1日を1サイクルとし、1サイクル中照射時間を17時間、非照射時間を7時間とし、14日間照射)。
尚、栽培に用いた試料は、水耕用ウレタンキューブに播種し、育苗室にて12日間育苗(22℃、蛍光灯による照射で光量子束密度150μmol・m−2−1、1日を1サイクルとし、1サイクル中の照射時間を17時間、非照射時間を7時間とし、12日間照射)したものを用いた。この場合、葉数2枚で生体重が2g程度のサラダ菜を用いた。
前記ビタミンC(アスコルビン酸)の含有量については、全アスコルビン酸量と還元型アスコルビン酸量を以下の方法で測定し、酸化型アスコルビン酸量は両者の差から求めた。
尚、定量測定のためのサンプルの調整方法は以下の通りである。
上述した種々の光源の照射の下で栽培したサラダ菜の葉0.5gを5%トリクロロ酢酸(TCA)5mlで固定し、ホモジナイザーによって粉砕し、遠心力を利用して密度の差により分離するための遠心分離機で4℃、12000rpmで5分間遠心分離した。この分離された上澄みを、還元型アスコルビン酸と全アスコルビン酸を定量とするためのサンプルとして用いた。
還元型アスコルビン酸は、サンプルを5%TCAで10倍に希釈したもの1mlに、5%TCA1ml、エタノール1ml、エタノールで希釈した0.4%燐酸溶液0.5ml、エタノールで希釈した0.5%4,7−ジフェニル−1,10−フェナントロリン(バソフェナントロリン,BP)1ml、エタノールで希釈した0.03%塩化鉄0.5mlに順に加え、合計5mlとした。
そして、30℃で90分間静置後、534nmの吸光度を分光光度計で測定し、標品(L(+)アスコルビン酸)を使用して作成した検量線から還元型アスコルビン酸量を求めた。
全アスコルビン酸量については、サンプルを5%TCAで10倍希釈したもの1mlに、エタノールで希釈した0.06%ジチオスレイトル(DTT)を0.5ml、水酸化ナトリウムを添加して1.2規定とした燐酸水素ナトリウム1mlの順に加えてpH7〜8に調整した。こうして酸化型アスコルビン酸を還元するために室温で10分間静置した。その後、還元剤の過剰な反応を止めるために、エタノールで希釈した0.24%N−エチルマレイミド(NEM)0.5mlを加え、20%TCA0.5mlでpH1〜2に調整した。還元後は還元型アスコルビン酸量の測定と同様に行った。
前述の実施例及び比較例の結果に基づいて考察すれば、まず図1から生体重においては、DT比を50%とした場合においてパルス周期が10msecを除いては連続光や蛍光灯の光よりも白色LEDが2μsec〜1msecにおいて良好な結果を得ることができた。又、光合成速度においても(DT比を50%とした場合)前記と同様に、パルス周期が10msecを除いては連続光や蛍光灯の光よりも白色LEDが2μsec〜1msecにおいて良好な結果を得ることができた。
又、DT比(パルス周期100μsecの場合)においては、図3に示すように生体重において25%(20%についてはデータが無いが20%も良好なデータとなる傾向であることが図3から推測することができる)〜70%において100%(連続光)よりも良好な結果になった。
又、ビタミンCの含有量においては、白色LEDが最も良好なデータになった。
又、表1の赤色、青色、緑色のLEDランプは、白色ランプに比べると生体重及び光合成速度において良好な結果にはなっていない。
又、白色のLEDランプを照射したサラダ菜栽培用トレイには、こけの発生がほとんど見られなかったが、白色以外のLEDランプを照射したサラダ菜栽培用トレイには、こけの発生が多く見られた。
図1〜図3では、白色の光を発光するLEDランプを用いてサラダ菜を栽培したが、図7〜図10では、白色の光を発光するLEDランプからの白色と赤色の光を発光するLEDランプからの赤色を混合させてサラダ菜を栽培したデータを示している。図11に示すように、プリント基板1上に縦横いずれも18個のLEDランプ(図11では一部のみ示している)を等間隔を隔てて配置し、合計324個のLEDランプを備えさせている。前記324個のLEDランプのうちの赤色を発光するLEDランプRが108個で、白色を発光するLEDランプWが216個であり、赤色LEDランプRと白色LEDランプWの比率が約33.3:66.7(全体を100とした場合)になっているが、植物に応じて変更することができる。そして、このように構成された光源に、前述のように電源装置、パルスジェネレータを接続している。
パルス周期を100μsecとし、DT比を10%、25%、33%、50%、70%、100%(連続光)とし、栽培トレー上面の光量子束密度を50μmol・m−2−1に調節した。
22℃、70%RH、CO濃度400ppmの環境下で水耕装置にて栽培を行い、14日間栽培した後の生体重を図7に示し、
又、DT比を50%とし、パルス周期を2μs、10μs、100μs、200μs、400μs、500μs、1ms、10msとし、栽培トレー上面の光量子束密度を50μmol・m−2−1に調節して生体重を測定した結果を図8に示している。
又、DT比を50%とし、パルス周期を2μs、10μs、100μs、200μs、400μs、500μs、1ms、10msとし、栽培トレー上面の光量子束密度を50μmol・m−2−1に調節して、光合成速度を測定した結果を図9に示している。
又、比較例として、パルス周期を100μsとし、DT比を50%、とし、光源を白色光、青色光(470nm)、緑色光(525nm)、赤色光(660nm)、赤色光と白色光の組み合わせの5種類の光と、それぞれの光の連続光と、それらの比較例としての蛍光灯の光の合計11種類の光を光源とし、栽培トレー上面の光量子束密度を50μmol・m−2−1に調節して生体重を測定した結果を図10に示している。
図7〜図10までのいずれも、前述同様に、22℃、70%RH、CO濃度400ppmの環境下で水耕装置にて栽培を行い、14日間栽培した後に上記各種のデータを測定した(1日を1サイクルとし、1サイクル中照射時間を17時間、非照射時間を7時間とし、14日間照射)。
尚、栽培に用いた試料は、水耕用ウレタンキューブに播種し、育苗室にて12日間育苗(22℃、蛍光灯による照射で光量子束密度150μmol・m−2−1、1日を1サイクルとし、1サイクル中の照射時間を17時間、非照射時間を7時間とし、12日間照射)したものを用いた。この場合、葉数2枚で生体重が2g程度のサラダ菜を用いた。
図7〜図10の結果に基づいて考察すれば、まず図7に示すDT比(パルス周期100μsecの場合)は、白色光と赤色光を混合させた場合も、白色光と同様に生体重において25%(20%についてはデータが無いが20%も良好なデータとなる傾向があることが図7から推測することができる)〜70%においてDT比が100%(連続光)よりも良好な結果になった。
図8に示したパルス周期(DT比を50%とした場合)は、白色LEDと同様に、10μsecを除いては連続光や蛍光灯の光よりも2μsec〜1msecにおいて良好な結果を得ることができた。その中でも、10μsec〜500μsecの間がより良好であり、最もよい結果を示したものが400μsecの場合であった。
又、光合成速度(DT比を50%とした場合)は、10msecを除いては連続光や蛍光灯の光よりも2μsec〜1msecの間において良好な結果を得ることができた。
又、光源は、赤色光(660nm)、白色光、白色の連続光、赤色と白色の混合色の光、赤色と白色の混合色の連続光が蛍光灯の光よりも良好な結果を示し、その中でも、赤色と白色の混合色の光が最も良好で、次ぎに白色光、赤色と白色の混合色の連続光、赤色光(660nm)、白色の連続光の順番になっている。
産業上の利用可能性
本発明に係る植物の栽培方法及び植物の栽培用照明装置によれば、以下の効果を有するものである。
発光ダイオードのパルス光を用いることにより、長寿命であり、発熱量の低減に有利であることは勿論のこと、小さな電力コストで植物を栽培することが可能となり、経済面において有利になる。しかも、電子が流れにくくなることがなく、電子の流れをスムーズにすることができるから、光の無駄がない状態での植物の生育を良好に実現することができる利点がある。
又、白色の光を発光する発光ダイオードを用いることによって、ビタミンCの含有量が非常に大きく栄養価の高い植物を栽培することが可能となると共に、植物の成長速度を著しく速めることが可能となる。
又、白色の光を発光する発光ダイオードを用いることによって、コケの発生を極めて小さなものとすることができる。
又、白色光と赤色光とを混合した光を用いることによって、生体重及び光合成速度において白色光のみを用いた場合に比べて有利になり、植物を短期間に成長させる場合に特に有利である。
【図面の簡単な説明】
図1は白色の光源を用いてDT比を50%としたときのパルス周期と生体重との関係を示すグラフである。図2は白色の光源を用いてDT比を50%としたときのパルス周期と光合成速度との関係を示すグラフである。図3は白色の光源を用いてパルス周期を100μsecとしたときのDT比と生体重との関係を示すグラフである。図4は種々の光源とビタミンCとの関係を示すグラフである。図5はGaN系白色LEDの発光スペクトルを示すグラフである。図6はZnSe系白色LEDの発光スペクトルを示すグラフである。図7は白色と赤色の光源を用いてパルス周期を100μsecとしたときのDT比と生体重との関係を示すグラフである。図8は白色と赤色の光源を用いてDT比を50%としたときのパルス周期と生体重との関係を示すグラフである。図9は白色と赤色の光源を用いてDT比を50%としたときのパルス周期と光合成速度との関係を示すグラフである。図10は種々の光源と生体重との関係を示すグラフである。図11は基板に白色LEDランプと赤色LEDランプとを配設した光源の一部を示す正面図である。

Claims (4)

  1. 白色の光を発光する発光ダイオードを光源として、周期2μsec〜1msec、デューティ比20〜70%(DT比)の範囲のパルス光を照射するものを用いて植物を栽培する植物の栽培方法。
  2. 白色と赤色の2種類の光を発光する発光ダイオードを光源として、周期2μsec〜1msec、デューティ比20〜70%(DT比)の範囲のパルス光を照射するものを用いて植物を栽培する植物の栽培方法。
  3. 白色の光を発光する発光ダイオードを光源として、周期2μsec〜1msec、デューティ比20〜70%(DT比)の範囲のパルス光を照射するものから構成してなる植物の栽培用照明装置。
  4. 白色と赤色の2種類の光を発光する発光ダイオードを光源として、周期2μsec〜1msec、デューティ比20〜70%(DT比)の範囲のパルス光を照射するものから構成してなる植物の栽培用照明装置。
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