JPWO2002056304A1 - 薄膜磁気ヘッドおよびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

下部磁極層(34)の表面には溝(38)が刻まれる。媒体対向面(25)および溝(38)の間で下部磁極層(34)から下部副磁極(39)は削り出される。溝(38)には非磁性体(37)が充填される。こうした薄膜磁気ヘッドでは、下部副磁極(39)の形成にあたって下部磁極層(34)上にさらに磁性膜が形成される必要はない。下部磁極層(34)の形成には従来のめっき成膜法に加えて例えばスパッタリング法や蒸着法が用いられることができることから、下部磁極層(34)すなわち下部副磁極(39)に用いられる材料の選択の幅は著しく広げられることができる。

Description

技術分野
本発明は、磁気ディスク駆動装置や磁気テープ駆動装置といった磁気記録媒体駆動装置に採用される薄膜磁気ヘッドおよびその製造方法に関し、特に、媒体対向面に臨む前端から後方に広がる下部磁極層と、下部磁極層に向き合う上部磁極と、下部磁極層の前端で下部磁極層の表面から上部磁極に向かって突出する下部副磁極とを備える薄膜磁気ヘッドおよびその製造方法に関する。
背景技術
例えば日本国特開平11−353614号公報に開示されるように、下部磁極層の前端から上部磁極に向かって立ち上がり、いわゆるギャップデプスを規定する下部副磁極は広く知られる。こういった下部副磁極によれば、下部副磁極に向き合う上部磁極の大きさに拘わらず、短いギャップデプスは規定されることができる。こうしてギャップデプスが短縮されると、上部磁極と下部磁極との間を行き交う磁束(磁力線)は効率的に媒体対向面から漏れ出ることができる。効率的に大きな書き込み磁界は確立されることができる。
こういった下部副磁極の後端は、下部磁極に埋め込まれる非磁性体で規定されることができる。非磁性体の充填に先立って下部磁極層の表面には凹部が形成される。凹部の形成にあたっていわゆるめっき成膜法は用いられる。めっき成膜法では、凹部を象るフォトレジスト膜の周囲で下部磁極層の表面に磁性体は堆積していく。フォトレジスト膜の除去後、凹部には非磁性材料が充填される。ただし、このようにめっき成膜法で下部副磁極が積層形成される場合には、下部副磁極に使用される磁性材料は限定されてしまう。
発明の開示
本発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、下部磁極層の表面から立ち上がる下部副磁極の形成にあたってめっき成膜法以外の形成方法を利用することができる薄膜磁気ヘッドを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1発明によれば、媒体対向面に臨む前端から後方に広がる下部磁極層と、下部磁極層の表面に刻まれる溝と、媒体対向面および溝の間で下部磁極層から削り出される下部副磁極と、溝に充填される非磁性体と、少なくとも媒体対向面に臨む前端で下部副磁極に向き合う上部磁極とを備えることを特徴とする薄膜磁気ヘッドが提供される。
こうした薄膜磁気ヘッドの形成にあたっては、下部磁極層の形成後に、下部磁極層の表面に溝が穿たれればよい。例えば、下部磁極層の表面で溝の輪郭を規定するフォトレジスト膜が形成された後にイオンミリング処理が施されればよい。こうして穿たれる溝で下部副磁極の後端は規定されることができる。溝には非磁性材料が充填されればよい。非磁性材料は、例えばフォトレジストに用いられる樹脂材料であってもよく、例えばCu、Ag、AuおよびPtのうち少なくともいずれか1つを含む非磁性金属材料であってもよい。
このように予め形成された下部磁極層から下部副磁極が削り出されれば、下部副磁極の形成にあたって下部磁極層上にさらに磁性膜が形成される必要はない。下部磁極層の形成には従来のめっき成膜法といったウェットプロセスに加えて例えばスパッタリング法や蒸着法といったドライプロセスが用いられることができることから、下部磁極層すなわち下部副磁極に用いられる材料の選択の幅は著しく広げられることができる。
前述のように非磁性材料を充填するにあたって、薄膜磁気ヘッドの製造方法は、溝内に樹脂材料を埋め込む工程と、下部磁極層の表面に平坦化保護膜を積層する工程と、平坦化保護膜の表面から平坦化研磨処理を施し、溝内の樹脂材料を露出させる工程とを備えればよい。こういった工程に代えて、薄膜磁気ヘッドの製造方法は、下部磁極層の表面に非磁性金属層を積層して溝を埋める工程と、非磁性金属層の表面から平坦化研磨処理を施し、溝の周囲で下部磁極層の表面を露出させる工程とを備えてもよい。これらの製造方法によれば、比較的に簡単に溝に非磁性材料は充填されることができる。非磁性金属層は例えば電解めっき成膜法や非電解めっき成膜法に基づき積層形成されればよい。
第2発明によれば、媒体対向面に臨む前端から後方に広がる下部磁極層と、媒体対向面から後退した位置で下部磁極層に打ち込まれる非磁性元素に基づき下部磁極層内に区画される非磁性域と、媒体対向面および非磁性域の間で下部磁極層内に区画される下部副磁極と、少なくとも媒体対向面に臨む前端で下部副磁極に向き合う上部磁極とを備えることを特徴とする薄膜磁気ヘッドが提供される。
こうした薄膜磁気ヘッドの形成にあたっては、下部磁極層の形成後に、下部磁極層に非磁性元素イオンを打ち込んで下部副磁極の後端が規定されればよい。このように予め形成された下部磁極層内で下部副磁極が区画されれば、下部副磁極の形成にあたって下部磁極層上にさらに磁性膜が形成される必要はない。下部磁極層の形成には従来のめっき成膜法といったウェットプロセスに加えて例えばスパッタリング法や蒸着法といったドライプロセスが用いられることができることから、下部磁極層すなわち下部副磁極に用いられる材料の選択の幅は著しく広げられることができる
以上のような薄膜磁気ヘッドは、例えばハードディスク駆動装置(HDD)を始めとする磁気ディスク駆動装置や磁気テープ駆動装置といった磁気記録媒体駆動装置に採用されることができる。
発明を実施するための最良の形態
以下、添付図面を参照しつつ本発明の一実施形態を説明する。
図1は磁気記録媒体駆動装置の一具体例すなわちハードディスク駆動装置(HDD)11の内部構造を概略的に示す。このHDD11は、例えば平たい直方体の内部空間を区画する箱形の筐体本体12を備える。収容空間には、記録媒体としての1枚以上の磁気ディスク13が収容される。磁気ディスク13はスピンドルモータ14の回転軸に装着される。スピンドルモータ14は、例えば7200rpmや10000rpmといった高速度で磁気ディスク13を回転させることができる。筐体本体12には、筐体本体12との間で収容空間を密閉する蓋体すなわちカバー(図示せず)が結合される。
収容空間には、垂直方向に延びる支軸15回りで揺動するキャリッジ16がさらに収容される。このキャリッジ16は、支軸15から水平方向に延びる剛体の揺動アーム17と、この揺動アーム17の先端に取り付けられて揺動アーム17から前方に延びる弾性サスペンション18とを備える。周知の通り、弾性サスペンション18の先端では、いわゆるジンバルばね(図示せず)の働きで浮上ヘッドスライダ19は片持ち支持される。浮上ヘッドスライダ19には、磁気ディスク13の表面に向かって弾性サスペンション18から押し付け力が作用する。磁気ディスク13の回転に基づき磁気ディスク13の表面で生成される気流の働きで浮上ヘッドスライダ19には浮力が作用する。弾性サスペンション18の押し付け力と浮力とのバランスで磁気ディスク13の回転中に比較的に高い剛性で浮上ヘッドスライダ19は浮上し続けることができる。
こうした浮上ヘッドスライダ19の浮上中に、キャリッジ16が支軸15回りで揺動すると、浮上ヘッドスライダ19は半径方向に磁気ディスク13の表面を横切ることができる。こうした移動に基づき浮上ヘッドスライダ19は磁気ディスク13上の所望の記録トラックに位置決めされる。このとき、キャリッジ16の揺動は例えばボイスコイルモータ(VCM)といったアクチュエータ21の働きを通じて実現されればよい。周知の通り、複数枚の磁気ディスク13が筐体本体12内に組み込まれる場合には、隣接する磁気ディスク13同士の間で1本の揺動アーム17に対して2つの弾性サスペンション18が搭載される。
図2は浮上ヘッドスライダ19の一具体例を示す。この浮上ヘッドスライダ19は、平たい直方体に形成されるAl−TiC(アルチック)製のスライダ本体22と、このスライダ本体22の空気流出端に接合されて、読み出し書き込みヘッド23を内蔵するAl(アルミナ)製のヘッド素子内蔵膜24とを備える。スライダ本体22およびヘッド素子内蔵膜24には、磁気ディスク13に対向する媒体対向面すなわち浮上面25が規定される。磁気ディスク13の回転に基づき生成される気流26は浮上面25に受け止められる。
浮上面25には、空気流入端から空気流出端に向かって延びる2筋のレール27が形成される。各レール27の頂上面にはいわゆるABS(空気軸受け面)28が規定される。ABS28では気流26の働きに応じて前述の浮力が生成される。ヘッド素子内蔵膜24に埋め込まれた読み出し書き込みヘッド23は、後述されるように、ABS28で露出する。なお、浮上ヘッドスライダ19の形態はこういった形態に限られるものではない。
図3に詳細に示されるように、読み出し書き込みヘッド23は、渦巻きコイルパターン31で生起される磁界を利用して磁気ディスク13に情報を記録する誘導書き込みヘッド素子32を備える。この誘導書き込みヘッド素子32は本発明の第1実施形態に係る薄膜磁気ヘッドとして機能する。電流の供給に応じて渦巻きコイルパターン31で磁界が生成されると、渦巻きコイルパターン31の中心を貫通する磁性コア33内で磁束流は伝わる。渦巻きコイルパターン31は例えばCuといった導電金属材料で構成されればよい。
図4を併せて参照すると明らかなように、磁性コア33は、浮上面25に露出する前端から1平面に沿って後方に広がり、表面で平坦面34aを規定する下部磁極層34を備える。下部磁極層34の後端は少なくとも渦巻きコイルパターン31の中心位置に至る。下部磁極層34は、例えばNiFeといっためっき成膜法向きの磁性材料で構成されてもよく、スパッタリングや蒸着といったいわゆるドライプロセス向きの磁性材料で構成されてもよい。
下部磁極層34の平坦面34aには、前端で浮上面25に露出する上部副磁極35が向き合う。この上部副磁極35は、図3から明らかなように、均一なコア幅CWで前後方向に延びる先端片35aと、この先端片35aの後端に連続し、後方に向かうにつれてコア幅を増大させる副磁極本体35bとを備える。先端片35aと副磁極本体35bとは一体に形成されればよい。このとき、いわゆる上部副磁極35のネックハイトは、コア幅が広がり始める位置と浮上面25との距離、すなわち、先端片35aの前後方向長さで規定されることができる。上部副磁極35は例えばNiFeから構成されればよい。
上部副磁極35には、渦巻きコイルパターン31の中心位置から浮上面25に向かって前方に延びる上部磁極層36の先端が受け止められる。上部磁極層36の先端は、浮上面25から後退した位置で途切れる。上部磁極層36は例えばNiFeから構成されればよい。
下部磁極層34の平坦面34aには、浮上面25から後退した位置でコア幅方向に非磁性体37が広がる。非磁性体37は、浮上面25からギャップデプスGDの距離を維持しつつ浮上面25にほぼ平行に延びる前端を規定する。図4から明らかなように、非磁性体37は、下部磁極層34の平坦面34aに刻まれる溝38に充填される。非磁性体37は、平坦面34aに面一に連続する露出面を規定する。非磁性体37は、例えばハードベーク処理されたレジストといった樹脂材料から形成されてもよく、例えばSiOといった非磁性金属材料から形成されてもよい。下部磁極層34の前端には、浮上面25および溝38の間で下部副磁極39が削り出される。下部副磁極39の後端は溝38の壁面すなわち非磁性体37で規定される。
図4から明らかなように、下部磁極層34の平坦面34aに沿って非磁性ギャップ層41は広がる。浮上面25に露出する磁性コア33の先端では、下部副磁極39と上部副磁極35とが非磁性ギャップ層41を挟み込む。こうして下部副磁極39に上部副磁極35が向き合わせられると、下部副磁極39の働きでギャップデプスGDは規定されることができる。
前述の渦巻きコイルパターン31は、非磁性ギャップ層41の表面から盛り上がる絶縁層42に埋め込まれる。絶縁層42は下部磁極層34と上部磁極層36との間に挟み込まれる。下部磁極層34と上部磁極層36とは渦巻きコイルパターン31の中心位置で相互に磁気的に接続される。
こうした誘導書き込みヘッド素子32は、情報の読み取りに用いられる磁気抵抗効果(MR)素子43が埋め込まれたAl(アルミナ)層44上に形成される。誘導書き込みヘッド素子32の下部磁極層34は、FeNやNiFeの下部シールド層45との間にアルミナ層44を挟み込む。ここでは、下部磁極層34はMR素子43の上部シールド層として機能する。こうした機能を実現するにあたって、下部磁極層34は、例えば図3から明らかなように、浮上面25に露出する誘導書き込みヘッド素子32の先端で上部副磁極35すなわち先端片35aに比べて広範囲に広がる。MR素子43には巨大磁気抵抗効果(GMR)素子やトンネル接合磁気抵抗効果素子(TMR)といった読み取り素子が採用されればよい。ただし、読み取り素子を採用せずに誘導書き込みヘッド素子32が単独で使用されてもよい。
いま、誘導書き込みヘッド素子32で渦巻きコイルパターン31に電流が供給されると、渦巻きコイルパターン31で磁界が生起される。渦巻きコイルパターン31の中心から上部磁極層36や下部磁極層34を通じて磁束流は伝わる。磁束流は、非磁性ギャップ層41を迂回しながら上部副磁極35と下部副磁極39との間を行き交う。こうして浮上面25から漏れ出る磁束流によって書き込み磁界すなわち記録磁界は生成される。この書き込み磁界は、浮上面25に対向する磁気ディスク13を磁化する。磁気ディスク13の表面では、先端片35aのコア幅CWに応じたトラック幅の記録トラックが描き出される。狭小な先端片35aの働きで、幅狭な記録トラックは実現されることができる。
前述の下部副磁極39の働きによれば、上部副磁極35の大きさすなわち前後方向長さに拘わらず、短いギャップデプスGDは規定されることができる。こうしてギャップデプスGDが短縮されると、上部磁極層36や下部磁極層34を行き交う磁束流は効率的に上部副磁極35や下部副磁極39に誘導される。上部副磁極35と下部副磁極39との間で磁束流は効率的に媒体対向面すなわち浮上面25から漏れ出ることができる。大きな書き込み磁界は確立されることができる。しかも、こうしたギャップデプスGDの短縮化に拘わらず、上部副磁極35ではできる限り大きな前後方向長さは確保されることができる。上部副磁極35と上部磁極層36との間には大きな接合面積が確保される。したがって、上部副磁極35と上部磁極層36との間で磁気飽和が引き起こされることは極力回避されることができる。
特に、こういった誘導書き込みヘッド素子32では、浮上面25から後退した位置で上部磁極層36の先端が途切れることから、上部磁極層36の先端から浮上面25に向かって余分な漏洩磁界が漏れ出ることは防止されることができる。こうした余分な漏洩磁界が増大すると、誤った磁気情報の記録や磁気情報の誤消去が引き起こされてしまう。
次に誘導書き込みヘッド素子32の製造方法を簡単に説明する。この製造にあたって予めアルチック製のウェハー(図示せず)上には、周知の方法に従って、下部シールド層45やMR素子43のほか、下部シールド層45上でMR素子43を埋め込むアルミナ層44が作り込まれる。ウェハー上では、図5Aに示されるように、最終的にスライダ本体22に切り出される本体領域52と、スライダ本体22の切り出し時に削り落とされる削り代領域53とが区画される。本体領域52と削り代領域53との境界54は、後述されるように、切り出し時の削り量に応じて変位することができる。
アルミナ層42の表面には、周知の通り、本体領域52から削り代領域53にまたがって一面に下部磁極層34が形成される。こうした下部磁極層34の積層にあたっては、例えばめっき成膜法といったウェットプロセスが用いられてもよく、例えばスパッタリング法や蒸着法といったドライプロセスが用いられてもよい。
こういった積層にあたって使用される材料は積層方法に応じて適宜に選択されればよい。例えばめっき成膜法が用いられる場合にはNiFeが用いられることができる。その一方で、スパッタリング法や蒸着法が用いられる場合には、NiFeよりも飽和磁束密度Bsの高いFeNといった窒化物材料や、NiFeよりも比抵抗の高い酸化物との複合材料(例えばNiFe−Al)の採用が可能となる。これらの窒化物材料や複合材料はめっき成膜法では採用されることはできない。このようにドライプロセスの採用が実現されることで、下部磁極層34すなわち下部副磁極39に用いられる材料の選択の幅は広げられることができる。
続いて下部磁極層34の表面すなわち平坦面34aには、例えば図5Bに示されるように、前述の溝38の形状を象った空隙55を規定するフォトレジスト膜56が形成される。空隙55は、先に形成されたMR素子43の位置を基準に比較的に高い精度で位置決めされることができる。この位置決めにあたって、MR素子43の後端と空隙55の前壁面との間で距離DDは設定されればよい。
下部磁極層34には、例えば図5Cに示されるように、イオンミリング処理が施される。空隙55に沿って下部磁極層34の平坦面34aは彫り込まれていく。空隙55の形状に応じて溝38は形作られる。こうして下部副磁極39の後端は削り出される。削り出しの完了後、フォトレジスト膜56は除去される。
その後、図6Aに示されるように、下部磁極層35の表面には再びフォトレジスト膜57が形成される。このフォトレジスト膜57は、溝38に埋め込まれると同時に溝38から溢れ出てもよい。溝38は隙間なく完全にフォトレジスト膜57で充填される。フォトレジスト膜57にはハードベーク処理が施される。こうしてフォトレジスト膜57は硬化する。
続いて下部磁極層34の表面には、図6Bに示されるように、一面に均一の厚みで平坦化保護膜58は形成される。こういった平坦化保護膜58は例えばSiOやAlといった酸化物材料から構成されればよい。平坦化保護膜58は硬化後のフォトレジスト膜57に完全に覆い被さる。
ここで、ウェハーの表面には、図6Cに示されるように、平坦化保護膜58の表面から平坦化研磨処理が施される。この平坦化研磨処理には例えばCMP(化学的機械研磨法)が用いられればよい。溝38内のフォトレジスト膜57が露出すると、平坦化研磨処理は完了する。こうして溝38内には非磁性体37が充填される。その後、ウェハー上では、非磁性ギャップ層41や上部副磁極35、渦巻きコイルパターン31や絶縁層42、上部磁極層36が形成される。こうして読み出し書き込みヘッド23の製造は完了する。
最終的にウェハーから個々の浮上ヘッドスライダ19は切り出される。このとき、周知の通り、前述の削り代領域53が削り取られて浮上面25は形成される。こういった削り代領域53の削り量は、周知の通り、MR素子43の抵抗値を基準に決定されればよい。前述のように、非磁性体37の前端はMR素子43を基準に比較的に高い精度で位置決めされることから、下部副磁極39では規定通りにギャップデプスGDは確立されることができる。
次に、前述のフォトレジスト膜57に代えて、Cu、Ag、AuおよびPtのうち少なくともいずれか1つを含む非磁性金属材料から構成される非磁性体37の形成方法を簡単に説明する。前述のように、イオンミリング処理によって下部副磁極39の後端が削り出されると、例えば図7Aに示されるように、下部磁極層34の表面には一面に例えば均一な厚みで非磁性金属層61が積層される。積層にあたって例えば電解めっき成膜法または非電解めっき成膜法といったウェットプロセスが用いられればよい。こういったウェットプロセスの採用によれば、溝38の隅々にまで非磁性金属層61は行き渡ることができる。溝38は隙間なく完全に非磁性金属材料で充填される。続いて非磁性金属層61の表面には、図7Bに示されるように、一面に均一の厚みで平坦化保護膜62は形成される。平坦化保護膜62には、前述と同様に、例えばSiOやAlといった酸化物材料が用いられればよい。平坦化保護膜62は非磁性金属層61の表面を完全に覆い尽くす。
続いてウェハーの表面には、図7Cに示されるように、平坦化保護膜62の表面から平坦化研磨処理が施される。この平坦化研磨処理には例えばCMP(化学的機械研磨法)が用いられればよい。溝38内の非磁性金属層61が露出すると、平坦化研磨処理は完了する。こうして溝38内には、前述と同様に非磁性体37が充填される。こうした非磁性金属層61の採用によれば、高周波信号の書き込み時に磁性コア33中に生じる渦電流は非磁性体37に逃されることができる。したがって、書き込み磁界の増大は実現されることができる。
次に図8を参照しつつ第2実施形態に係る薄膜磁気ヘッドすなわち誘導書き込みヘッド素子32aの構造を概略的に説明する。この第2実施形態では、浮上面25から後退した位置でコア幅方向に広がる非磁性領域37aが下部磁極層34に区画される。この非磁性領域37aは、浮上面25からギャップデプスGDの距離を維持しつつ浮上面25にほぼ平行に延びる前端を規定する。こういった非磁性領域37aは、下部磁極層34に打ち込まれる非磁性元素に基づき区画されればよい。下部磁極層34の前端には、浮上面25および非磁性領域37aの間で下部副磁極29が区画される。下部副磁極29の後端は非磁性領域37aの前側境界面で規定される。こういった非磁性領域37aは、前述の非磁性体37と同様な作用効果を奏することができる。なお、前述の第1実施形態と同等な構成には同一の参照符号が付される。重複する説明は割愛される。
こういった誘導書き込みヘッド素子32の製造にあたってはいわゆるイオン注入法が用いられればよい。すなわち、前述と同様にウェハー上で下部磁極層34が積層形成された後に、例えば図9Aに示されるように、非磁性領域37aの形状を象った空隙64を規定するフォトレジスト膜65が形成される。空隙64は、前述と同様に、先に形成されたMR素子43を位置を基準に比較的に高い精度で位置決めされることができる。
続いて下部磁極層34には、図9Bに示されるように、イオン注入法が施される。ウェハー上には非磁性元素イオン66が降り注がれる。下部磁極層34には空隙64に沿って非磁性元素イオン66が打ち込まれていく。空隙64の形状に応じて下部磁極層34は非磁性化される。下部磁極層34内には非磁性領域37aが確立されていく。こうして下部副磁極39の後端は規定される。非磁性元素イオン66が打ち込まれた後にフォトレジスト膜65は除去される。
この第2実施形態では、前述と同様に、下部磁極層34の積層にあたって、例えばめっき成膜法といったウェットプロセスが用いられてもよく、例えばスパッタリング法や蒸着法といったドライプロセスが用いられてもよい。こういった積層にあたって使用される材料は積層方法に応じて適宜に選択されればよい。このようにドライプロセスの採用が実現されることで、下部磁極層34すなわち下部副磁極39に用いられる材料の選択の幅は広げられることができる。
【図面の簡単な説明】
図1は、ハードディスク駆動装置(HDD)の内部構造を概略的に示す平面図である。
図2は、一具体例に係る浮上ヘッドスライダの構造を概略的に示す拡大斜視図である。
図3は、本発明の第1実施形態に係る薄膜磁気ヘッドすなわち誘導書き込みヘッド素子の構造を概略的に示す拡大平面図である。
図4は、図3の4−4線に沿った断面図である。
図5A〜図5Cは、第1実施形態に係る誘導書き込みヘッド素子の製造工程を示す部分断面図である。
図6A〜図6Cは、第1実施形態に係る誘導書き込みヘッド素子の製造工程を示す部分断面図である。
図7A〜図7Cは、フォトレジスト膜に代えて非磁性金属層で非磁性体を構成する際に誘導書き込みヘッド素子の製造工程を概略的に示す部分断面図である。
図8は、図4に対応し、本発明の第2実施形態に係る薄膜磁気ヘッドすなわち誘導書き込みヘッド素子の構造を概略的に示す断面図である。
図9Aおよび図9Bは、第2実施形態に係る誘導書き込みヘッド素子の製造工程を示す部分断面図である。

Claims (13)

  1. 媒体対向面に臨む前端から後方に広がる下部磁極層と、下部磁極層の表面に刻まれる溝と、媒体対向面および溝の間で下部磁極層から削り出される下部副磁極と、溝に充填される非磁性体と、少なくとも媒体対向面に臨む前端で下部副磁極に向き合う上部磁極とを備えることを特徴とする薄膜磁気ヘッド。
  2. 請求の範囲第1項に記載の薄膜磁気ヘッドにおいて、前記非磁性体は樹脂材料から形成されることを特徴とする薄膜磁気ヘッド。
  3. 請求の範囲第1項に記載の薄膜磁気ヘッドにおいて、前記非磁性体は非磁性金属材料から形成されることを特徴とする薄膜磁気ヘッド。
  4. 請求の範囲第1項に記載の薄膜磁気ヘッドにおいて、前記下部磁極層は窒化物材料から形成されることを特徴とする薄膜磁気ヘッド。
  5. 請求の範囲第1項に記載の薄膜磁気ヘッドにおいて、前記下部磁極層は磁性材と酸化物との複合材料から形成されることを特徴とする薄膜磁気ヘッド。
  6. 下部磁極層を形成する工程と、下部磁極層の表面に溝を穿ち、下部副磁極の後端を削り出す工程と、溝に非磁性材料を充填する工程とを備えることを特徴とする薄膜磁気ヘッドの製造方法。
  7. 請求の範囲第6項に記載の薄膜磁気ヘッドの製造方法において、前記溝を穿つにあたって、下部磁極層の表面で、溝の輪郭を規定するフォトレジスト膜を形成する工程と、イオンミリング処理を施す工程とを備えることを特徴とする薄膜磁気ヘッドの製造方法。
  8. 請求の範囲第6項に記載の薄膜磁気ヘッドの製造方法において、前記非磁性材料を充填するにあたって、前記溝内に樹脂材料を埋め込む工程と、下部磁極層の表面に平坦化保護膜を積層する工程と、平坦化保護膜の表面から平坦化研磨処理を施し、溝内の樹脂材料を露出させる工程とを備えることを特徴とする薄膜磁気ヘッドの製造方法。
  9. 請求の範囲第6項に記載の薄膜磁気ヘッドの製造方法において、前記非磁性材料を充填するにあたって、下部磁極層の表面に非磁性金属層を積層して溝を埋める工程と、非磁性金属層の表面から平坦化研磨処理を施し、溝の周囲で下部磁極層の表面を露出させる工程とを備えることを特徴とする薄膜磁気ヘッドの製造方法。
  10. 請求の範囲第9項に記載の薄膜磁気ヘッドの製造方法において、前記非磁性金属層の積層にあたって電解めっき成膜法または非電解めっき成膜法が用いられることを特徴とする薄膜磁気ヘッドの製造方法。
  11. 請求の範囲第10項に記載の薄膜磁気ヘッドの製造方法において、前記非磁性金属層は、Cu、Ag、AuおよびPtのうち少なくともいずれか1つを含むことを特徴とする薄膜磁気ヘッドの製造方法。
  12. 媒体対向面に臨む前端から後方に広がる下部磁極層と、媒体対向面から後退した位置で下部磁極層に打ち込まれる非磁性元素に基づき下部磁極層内に区画される非磁性域と、媒体対向面および非磁性域の間で下部磁極層内に区画される下部副磁極と、少なくとも媒体対向面に臨む前端で下部副磁極に向き合う上部磁極とを備えることを特徴とする薄膜磁気ヘッド。
  13. 下部磁極層を形成する工程と、下部磁極層に非磁性元素イオンを打ち込んで下部副磁極の後端を規定する工程とを備えることを特徴とする薄膜磁気ヘッドの製造方法。
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