JPS649957B2 - - Google Patents
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- JPS649957B2 JPS649957B2 JP56208395A JP20839581A JPS649957B2 JP S649957 B2 JPS649957 B2 JP S649957B2 JP 56208395 A JP56208395 A JP 56208395A JP 20839581 A JP20839581 A JP 20839581A JP S649957 B2 JPS649957 B2 JP S649957B2
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- paper
- printing
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- UVGUPMLLGBCFEJ-SWTLDUCYSA-N sucrose acetate isobutyrate Chemical compound CC(C)C(=O)O[C@H]1[C@H](OC(=O)C(C)C)[C@@H](COC(=O)C(C)C)O[C@@]1(COC(C)=O)O[C@@H]1[C@H](OC(=O)C(C)C)[C@@H](OC(=O)C(C)C)[C@H](OC(=O)C(C)C)[C@@H](COC(C)=O)O1 UVGUPMLLGBCFEJ-SWTLDUCYSA-N 0.000 claims description 20
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M3/00—Printing processes to produce particular kinds of printed work, e.g. patterns
- B41M3/10—Watermarks
Landscapes
- Credit Cards Or The Like (AREA)
- Printing Methods (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
紙にすかし模様をつくるには一般に抄紙機上で
模様つきダンデイロールを抄紙機ワイヤー上の脱
水過程の紙層におしつける事により模様部分の紙
料を横に１部おしのけ、相対的に少なくすること
により行つている。
模様つきダンデイロールを抄紙機ワイヤー上の脱
水過程の紙層におしつける事により模様部分の紙
料を横に１部おしのけ、相対的に少なくすること
により行つている。
この方法は上記の通り模様づきダンデイロール
の製作を必要とし、又その都度ロール取替えの段
取り替え時間の損失、運転開始後の抄調安定まで
の損紙、終了後の段取リ替え等の欠点があり、最
近の抄紙機大型化の傾向と相俟つて、一度に大量
の製造を行わないとコスト的に合わないと云う欠
点がある。
の製作を必要とし、又その都度ロール取替えの段
取り替え時間の損失、運転開始後の抄調安定まで
の損紙、終了後の段取リ替え等の欠点があり、最
近の抄紙機大型化の傾向と相俟つて、一度に大量
の製造を行わないとコスト的に合わないと云う欠
点がある。
を半透明化してすかし状態にすることを特徴とす
るすかし印刷方法。
るすかし印刷方法。
従つて、価格の高い証巻紙や大量に使われる便
せん用紙・ノート用紙等に用いられる事が主であ
る。しかしすかし入り紙は、区別性，目印性、な
どの本来の特徴は利用範囲が大きく、小量でも安
く製造する事が可能となれば用途は大きく広がる
可能性を有しており、事実社名入り用箋、社名入
りの偽造防止用の伝票、同切符等に対する要望は
強い。本発明はこれらの状況にかんがみ、透明化
剤使用の印刷によるすかし入り紙の研究を行い、
小量加工でも可能な容易にして有用なすかし模様
入り紙の製造に成功したすかし印刷方法を提供す
るもので、紙面にサクロース・アセテイト・イソ
ブチレイト（sucrose acetate isobutyrate）の
溶液で印刷するに当り、液を70℃以上に加熱して
印刷するか又は、印刷した後70℃以上の温度をか
けるかして印刷部を半透明化してすかし状態にす
ることを特徴とするものである。
せん用紙・ノート用紙等に用いられる事が主であ
る。しかしすかし入り紙は、区別性，目印性、な
どの本来の特徴は利用範囲が大きく、小量でも安
く製造する事が可能となれば用途は大きく広がる
可能性を有しており、事実社名入り用箋、社名入
りの偽造防止用の伝票、同切符等に対する要望は
強い。本発明はこれらの状況にかんがみ、透明化
剤使用の印刷によるすかし入り紙の研究を行い、
小量加工でも可能な容易にして有用なすかし模様
入り紙の製造に成功したすかし印刷方法を提供す
るもので、紙面にサクロース・アセテイト・イソ
ブチレイト（sucrose acetate isobutyrate）の
溶液で印刷するに当り、液を70℃以上に加熱して
印刷するか又は、印刷した後70℃以上の温度をか
けるかして印刷部を半透明化してすかし状態にす
ることを特徴とするものである。
またサクロース・アセテイト・イソブチレイト
（sucrose acetate isobutyrate）１部に対し、繊
維素誘導体，パラフイン系ポリマー，アルキドレ
ジン，脂環族飽和炭化水素樹脂等の光屈折率がセ
ルローズの光屈折率に近く常温で固体である樹脂
を0.5部〜２部を単独又は複数で有機溶剤に溶解
して混合した液を使用して紙に印刷した後70℃以
上の温度をかけて印刷部を半透明化してすかし状
態にすることを特徴とするものである。
（sucrose acetate isobutyrate）１部に対し、繊
維素誘導体，パラフイン系ポリマー，アルキドレ
ジン，脂環族飽和炭化水素樹脂等の光屈折率がセ
ルローズの光屈折率に近く常温で固体である樹脂
を0.5部〜２部を単独又は複数で有機溶剤に溶解
して混合した液を使用して紙に印刷した後70℃以
上の温度をかけて印刷部を半透明化してすかし状
態にすることを特徴とするものである。
紙の透明化剤の最も代表的なものにサクロー
ス・アセテイト・イソブチレイト（sucrose
acetate isobutyrate）がある。
ス・アセテイト・イソブチレイト（sucrose
acetate isobutyrate）がある。
サクロース・アセテイト・イソブチレイト
（sucrose acetate isobutyrate）は、夫々の頭文
字をつて通称SAIBと称されており、以下単に
SAIBと略称するが、このサクロース・アセテイ
ト・イソブチレイト（sucrose acetate
isobutyrate）は、液状であるから取扱いが容易
で、屈折率が殆んどセルローズの屈折率1.49に近
い1.45であるため透明化剤に最も多用されてい
る。
（sucrose acetate isobutyrate）は、夫々の頭文
字をつて通称SAIBと称されており、以下単に
SAIBと略称するが、このサクロース・アセテイ
ト・イソブチレイト（sucrose acetate
isobutyrate）は、液状であるから取扱いが容易
で、屈折率が殆んどセルローズの屈折率1.49に近
い1.45であるため透明化剤に最も多用されてい
る。
しかし、SAIBは、常温では高粘度でありタツ
ク性，洩糸性も強く又非乾燥性であるので印刷を
施しにくく、たとえ紙面に印刷してもそのまゝで
は紙層中に殆んど浸透してゆかず紙の表面にのこ
る。
ク性，洩糸性も強く又非乾燥性であるので印刷を
施しにくく、たとえ紙面に印刷してもそのまゝで
は紙層中に殆んど浸透してゆかず紙の表面にのこ
る。
紙の透明化は紙層中のセンイ間にほゞセンイの
屈折率と近いそれをもつ物質が充填され、光をな
るべく屈折したり反射したりしない事により達成
されるが、表面にのみSAIBが残る事は、紙が透
明化されないばかりでなく印刷面が乾かず完全な
印刷にはならない。
屈折率と近いそれをもつ物質が充填され、光をな
るべく屈折したり反射したりしない事により達成
されるが、表面にのみSAIBが残る事は、紙が透
明化されないばかりでなく印刷面が乾かず完全な
印刷にはならない。
これに対し本発明は、SAIBを70℃以上好まし
くは100℃以上に温度をかけるからSAIBは急激
に粘度は低下し紙層中に浸透する為、印刷部分が
半透明となり、すかし状印刷が可能となるのであ
る。
くは100℃以上に温度をかけるからSAIBは急激
に粘度は低下し紙層中に浸透する為、印刷部分が
半透明となり、すかし状印刷が可能となるのであ
る。
しかしSAIBは高粘度とはいえ常温で液状のた
め透明印刷後も長期的には紙層中を移行（マイグ
レート）してゆき、すかし模様も経時的にぼけて
ゆく傾向がある。
め透明印刷後も長期的には紙層中を移行（マイグ
レート）してゆき、すかし模様も経時的にぼけて
ゆく傾向がある。
この事は極細字状模様等の印刷ではなお問題を
有する事を意味し、更にSAIBの低温時高粘度，
高タツク性は印刷へのオーバーインキングにつな
がり、これが印刷圧によりつぶされて印字が横に
広がり、又は尾を引く事となり、細字がぼけたり
又はつぶれる結果となり好ましくない。
有する事を意味し、更にSAIBの低温時高粘度，
高タツク性は印刷へのオーバーインキングにつな
がり、これが印刷圧によりつぶされて印字が横に
広がり、又は尾を引く事となり、細字がぼけたり
又はつぶれる結果となり好ましくない。
本発明はこれらの欠点を補うため、紙層中にマ
イグレートしにくいもの、例えば常温で固形であ
り、しかも紙繊維の光屈折率と似た屈折率の樹脂
をSAIBと混合する事によりマイグレートをより
減少せしめている。
イグレートしにくいもの、例えば常温で固形であ
り、しかも紙繊維の光屈折率と似た屈折率の樹脂
をSAIBと混合する事によりマイグレートをより
減少せしめている。
この場合混合する固形樹脂は有機溶剤に溶解し
て使用するが、高濃度溶解でもあまり粘度の高く
ならない樹脂を選択する事により、版へのインキ
付着量，洩糸性等の適性を補い印刷をよりきれい
にする事が可能である。
て使用するが、高濃度溶解でもあまり粘度の高く
ならない樹脂を選択する事により、版へのインキ
付着量，洩糸性等の適性を補い印刷をよりきれい
にする事が可能である。
勿論SAIB単独使用で濃度を稀釈する事により
タツク性，洩糸性は少なくなり印刷上りはきれい
になるがこの場合は、透明化剤量が減少する事に
なり、紙層中へ含まれる透明化剤量が減れば結
局、印刷部の透明度が悪くなり、所期の透明化目
的が達せられない。しかし前記の粘度はないが樹
脂濃度の高い樹脂を混合する事により大量の樹脂
を紙層中へ含ませられ、透明度も保たれることに
なる。
タツク性，洩糸性は少なくなり印刷上りはきれい
になるがこの場合は、透明化剤量が減少する事に
なり、紙層中へ含まれる透明化剤量が減れば結
局、印刷部の透明度が悪くなり、所期の透明化目
的が達せられない。しかし前記の粘度はないが樹
脂濃度の高い樹脂を混合する事により大量の樹脂
を紙層中へ含ませられ、透明度も保たれることに
なる。
次に本発明の実施例を示すと次の通りである。
実施例 １
SAIB １部
メチル，セロソルブ 0.8部
染 料 少量
実施例 ２
SAIB １部
アルコン100 １部
トルエン ２部
（アルコン100，荒川林産化学 脂環族飽和
炭化水素樹脂） 実施例 ３ SAIB １部 ポリビニル，ピロリドン 0.5部 イソプロピルアルコール 2.5部 上記液をインクとして印刷した後100℃〜130℃
で乾燥した。
炭化水素樹脂） 実施例 ３ SAIB １部 ポリビニル，ピロリドン 0.5部 イソプロピルアルコール 2.5部 上記液をインクとして印刷した後100℃〜130℃
で乾燥した。
これらのすかしは透明度，細字，鮮明度，経時
安定性，印刷し易さ等に秀れた透明印刷が得られ
る。）このように本発明は、少量加工でもコスト
安にして有用し得るすかし入り紙を提供し得る秀
れた特長を発揮する。
安定性，印刷し易さ等に秀れた透明印刷が得られ
る。）このように本発明は、少量加工でもコスト
安にして有用し得るすかし入り紙を提供し得る秀
れた特長を発揮する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 紙面にサクロース・アセテイト・イソブチレ
イト（sucrose acetate isobutyrate）の溶液で
印刷するに当り、液を70℃以上に加熱して印刷す
るか又は、印刷した後70℃以上の温度をかけるか
して印刷部を半透明化してすかし状態にすること
を特徴とするすかし印刷方法。 ２ サクロース・アセテイト・イソブチレイト
（sucrose acetate isobutyrate）１部に対し、繊
維素誘導体、パラフイン系ポリマー、アルキドレ
ジン、脂環族飽和炭化水素樹脂等の光屈折率がセ
ルローズの光屈折率に近く常温で固体である樹脂
を0.5部〜２部を単独又は複数で有機溶剤に溶解
して混合した液を使用して紙に印刷した後70℃以
上のんどをかけて印刷部を半透明化してすかし状
態にすることを特徴とするすかし印刷方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56208395A JPS58108189A (ja) | 1981-12-23 | 1981-12-23 | すかし印刷方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56208395A JPS58108189A (ja) | 1981-12-23 | 1981-12-23 | すかし印刷方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58108189A JPS58108189A (ja) | 1983-06-28 |
| JPS649957B2 true JPS649957B2 (ja) | 1989-02-20 |
Family
ID=16555541
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56208395A Granted JPS58108189A (ja) | 1981-12-23 | 1981-12-23 | すかし印刷方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58108189A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6480593A (en) * | 1987-09-24 | 1989-03-27 | Ookurasho Insatsu Kyokucho | Card |
| JPH047169U (ja) * | 1990-05-10 | 1992-01-22 | ||
| US6645280B1 (en) | 2000-05-26 | 2003-11-11 | Videojet Technologies Inc. | Jet ink composition for printing watermarks |
-
1981
- 1981-12-23 JP JP56208395A patent/JPS58108189A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58108189A (ja) | 1983-06-28 |
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