JPS64927B2 - - Google Patents

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JPS64927B2
JPS64927B2 JP57091794A JP9179482A JPS64927B2 JP S64927 B2 JPS64927 B2 JP S64927B2 JP 57091794 A JP57091794 A JP 57091794A JP 9179482 A JP9179482 A JP 9179482A JP S64927 B2 JPS64927 B2 JP S64927B2
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blood pressure
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JP57091794A
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Reiko Kosaka
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Priority to DE3348162A priority patent/DE3348162C2/de
Priority to DE3348153A priority patent/DE3348153C2/de
Priority to DE3348163A priority patent/DE3348163C2/de
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  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は循環器系疾病治療剤に関する。
血液中にグルコースが蓄積し、尿に糖が排出さ
れる糖尿病、血液の過機能に障害をきたし尿中
に蛋白が排出される腎臓病、肛門において痛みを
伴う腫脹を起こす痔疾、末シヨウ血管の抵抗の増
大或いは昇圧物質の生成により起こる高血圧症、
血液中の尿酸値の上昇及び変動が原因とされる痛
風等はいずれも循環器の機能障害と密接な関連を
有し、循環器系疾病ということができる。
これらの循環器系疾病に対する有効な医薬の開
発はなされておらず、食餌療法、インシユリンの
投与による対症的療法、副腎皮質ホルモン系の薬
の投与、人工腎臓の取付け、手術による痔核の除
去等が行なわれているのが現状である。
ただ一部でクエン酸が糖尿病、腎臓病等に有効
であるとされ服用されているが、その効果は不十
分なものであり且つその効果発現までに時間がか
かるため、服用困難なことも相俟つて途中で服用
を中止してしまうのが通常である。
本発明者は斯かる現状に鑑み上記の糖尿病等の
循環器系疾病に有用な医薬について鋭意研究した
結果、クエン酸に酵素の１種であるパパインを併
用した場合に驚くべきことに極めて迅速に且つ顕
著に各種の循環器系疾病の治療に有効であること
を見い出した。
即ち本発明者自らも高血圧であつたが、上記パ
パインとクエン酸の混合物を服用したところ、短
期間で正常な血圧にまで降下し、頭痛もなくなつ
た。そこで多くの人にこの薬を試してみたとこ
ろ、何十年も糖尿病や腎臓病、高血圧症等の疾患
に罹つていた人が、驚くべきことに服用後僅か４
日〜１週間位で尿に糖が排出されなくなつたり、
足の腫れが引き、血圧が正常値にまで降下するこ
とが見い出された。本発明は斯かる発見に基づき
完成されたものである。
本発明はパパイン及びクエン酸の混合物を有効
成分とする循環器系疾病治療剤に係る。
本発明の治療剤は糖尿病、腎臓病、痔疾、高血
圧症、心臓疾患、痛風、肩こり、便秘、ゼンソ
ク、皮膚病等の各種の循環器系疾病に有効であ
る。
本発明の治療剤はクエン酸単独の場合に比し、
遥かに飲み易く、またその効果が極めて短時間で
発現し、しかもその治療効果は医者が治療を断念
した患者の場合にも治愈するという程に格別に顕
著である。また本発明の治療剤を服用すると人や
動物の体臭、口臭が消失し、例えば排泄物の特有
の臭いが消え、犬や猫に飲ますと、犬、猫に特有
の臭い及びその排泄物の臭いが消失するという効
果も有している。
本発明で使用されるパパインはパパヤの果実か
ら採取される酵素で、通常粒末状のものが有利に
使用される。クエン酸も通常市販のものを使用す
ることができる。
本発明の上記治療剤は種々の製剤化が可能であ
る。例えば経口投与剤として粉剤、錠剤、丸剤、
顆粒剤、水溶液、カプセル剤、懸濁剤、シロツプ
剤等、非経口投与剤として注射剤、坐剤等に製剤
できる。製剤に際して賦形剤としては公知の担体
を用いることができ、その他の添加剤として例え
ば充填剤、結合剤、滑沢剤、湿潤剤、ビタミンＣ
等の各種ビタミン類等を使用することもできる。
本発明の治療剤は粉末のまま飲むか、或いは水溶
液として飲むのが特に有利である。
本発明の治療剤中に含有される有効成分化合物
であるパパインとクエン酸の割合は広い範囲から
選定可能であるが、特に前者の１重量部に対して
後者を0.05〜20重量部、更には前者の１重量部に
対して後者を0.5〜５重量部使用するのが好まし
い。治療剤中の有効成分の合計量は特に限定され
ず広範囲に選択可能であるが、通常は全組成物中
約１〜100重量％、好ましくは約20〜100重量％で
ある。
本発明の治療剤の投与量は、用法、患者の年
令、疾患の程度などにより適宜選択されるが、通
常有効成分を１日当り約50mg〜10ｇの範囲とする
のが好ましく、これを通常１日１〜10回程度に分
けて投与するのが好ましい。
以下に本発明治療剤の製剤例及び薬理効果につ
いて説明する。
製剤例 １ パパイン50mg及びクエン酸50mgを混合して本発
明の治療剤（粉剤）を得る。
製剤例 ２ パパイン50mg、クエン酸100mg、デンプン200mg
を混合して本発明の治療剤（粉剤）を得る。
製剤例 ３ パパイン50mg及びクエン酸150mgを水100mlに溶
解して本発明の治療剤（水溶液）を得る。
製剤例 ４ パパイン100mg及びクエン酸50mgを水100mlに溶
解して本発明の治療剤（水溶液）を得る。
１ 糖尿病治療効果 (1) 患者K.I. 60才、男 父親、２人の叔父も糖尿病であつた。30才位よ
り尿中に糖が良くおり、血糖値は160位であつた。
医者の治療を受けたが良くならず、この状態が何
十年も続いた。昭和57年４月頃に本発明の治療剤
を朝、晩の毎日２回服用開始した。４日目頃に尿
中に糖が全く認められなくなつた。甘い物を摂取
して２時間後に調べても尿中に糖が認められなく
なつた。現在約１ケ月服用中であるが肩こりもな
くなり、痔も良くなり、毎日が壮快である。
(2) 患者K.S 49才、男 30才位より尿中に糖が多量に認められ、糖尿病
の状態が続き、胃潰瘍でもあつたがその手術がで
きなかつた。永年インシユリンの薬を服用してい
たが、昭和56年５月頃、本発明の治療剤を毎日３
回服用したところ、４日目には尿に糖がおりなく
なり、血糖値も正常となつた。その後、無事胃潰
瘍の手術を行うことができた。現在、肩もこらず
元気である。
(3) 患者K.M. 57才、女 昭和54年頃、血糖値が高く、医者より甘いもの
を一切止められた。しかし医者より薬をもらわ
ず、糖尿病の治愈は認められなかつた。昭和54年
６月頃より本発明の治療剤を毎日３回服用したと
ころ、４日目には尿中に糖がおりなくなり、血糖
値は１ケ月で正常値になつた。現在、肩もこらず
健康である。
２ 腎臓病治療効果 (1) 患者K.M. 65才、男 昭和48年７月頃から足がむくみ、貧血症状が出
る。昭和48年７月17日に病院に入院する。痛風の
症状も出る。昭和48年11月完全治癒することなく
退院し、その後通院して副腎皮質ホルモン系の薬
を服用していたが良くならなかつた。昭和54年６
月頃、本発明の治療剤を毎日３回服用したとこ
ろ、10日目より尿に蛋白がおりなくなり、３ケ月
後には併用していた副腎皮質ホルモン系の薬の服
用を打ち切つた。現在、肩もこらず健康である。
(2) 患者H.I. 70才、男 昭和52年に病院に腎臓病のため入院した。副腎
系の薬を服用したが良くならず１ケ月入院した後
に退院する。昭和56年６月頃から本発明の治療剤
を毎日３回服用したところ、４日目に足の腫れが
引き、尿の出も良く元気になつた。
(3) 患者K.T. 50才、女 昭和45年頃腎臓を悪くして朝、晩、体がむくむ
状態が続いていた。昭和54年５月頃より本発明の
治療剤を毎日２回服用したところ、４日目頃より
体のむくみも取れ、現在足も身体も軽く元気であ
る。
(4) 患者H.N. 26才、男 腎臓病のために入院して２日に１回の割合で人
工透析を受けていた。漢方薬などを服用していた
が効果はなかつた。昭和57年５月中旬、入院中に
１日３回毎食後に本発明の治療剤を服用したとこ
ろ、３日目頃より尿が少しずつ多くなり、２週間
経過した頃には牛乳瓶に１本程の量となつた。
(5) 患者M.I. 75才、男 腎臓病のために入院し２日に１回の割合で人工
透析を受けていた。尿の排出量は盃に１杯程度で
あつた。昭和57年６月上旬、入院中ではあるが本
発明の治療剤を毎日３回服用したところ10日目位
より効果が認められ、２週間後に排尿量は盃に３
杯程に増加した。
３ 高血圧症治療効果 (1) 患者T.T. 60才、男 30年来、高血圧で一時は最大血圧が200〜250に
までなり、30年間血圧降下剤を服用している。昭
和54年８月頃から本発明の治療剤を毎日３回服用
開始したところ、10日目頃より正常血圧値となり
医者も驚いている。現在健康である。
(2) 患者K.S. 50才、男 最大血圧が170で高血圧状態であつた。昭和56
年６月頃より本発明の治療剤を毎日１〜２回服用
したところ１週間後に正常血圧値となり、肩こり
もなくなつた。
(3) 患者K.S. 52才、女 最大血圧が160、最小血圧が125で高血圧状態で
あつた。点滴を受けたが血圧の低下はみられなか
つた。昭和56年６月頃より本発明の治療剤を毎日
３回服用したところ、２週間後には正常血圧値と
なり、肩こりもなくなつた。
(4) 患者R.K. 50才、女 最大血圧が170と高血圧症であり、心臓も弱か
つた。また頭痛も頻繁に生じた。しかし血圧降下
剤は服用しなかつた。昭和54年５月頃より本発明
の治療剤を毎日２回服用したところ、２週間後に
正常血圧値となり、肩こり、頭痛もなくなつた。
(5) 患者S.A. 36才、女 10年来、高血圧で最大血圧が190、最小血圧が
110程度であつた。血圧降下剤を服用していたが
効果はなかつた。
昭和57年４月末頃より本発明の治療剤を毎日３
回服用開始したところ２ケ月経過後には最大血圧
が140、最小血圧は85程度にまで低下した。
比較試験データ (1) 患者K.M. 65才、男（腎臓病・痛風） 昭和48年７足がむくみ、貧血症状が出る。４ケ
月程入院し、退院後パパインを飲む。しかし、息
切れがし、歩行は困難であつた。利尿剤を飲まな
いと、水分が胸まで上り、心臓が苦しいのは変わ
りなく、効果がなかつた。
昭和51年痛風で入院する。退院後も時々出て苦
しむ。クエン酸を飲んだが眼の下がふくらみ顔に
ブツブツが出て、背中の方には膿が出て止まらず
利尿剤をやめることもできなかつた。効果はなか
つた。
(2) 患者K.M. 70才、女（高血圧） 一時最大血圧が200位となる。昭和50年パパイ
ンを服用したが変わりなかつた。昭和53年クエン
酸を服用したが胃が熱くなり、胃が痛み、少し続
けたが中性脂肪も高く300あつた。血圧も変わり
なかつた。
(3) 患者R.K. 56才、女（心臓病） 35才の時狭心症で倒れる。以来身体がむくみ、
発作が起こる。小便は赤く、動悸、息切れがす
る。足は重く、常に腫れていた。何も服用しない
と、この状態は変わらなかつた。
パパインを昭和43年頃より飲んだが変わりなか
つた。昭和52年頃にクエン酸を飲むが頭の痛みは
とれなかつた。身体の様子も変わりなかつた。
(4) 患者S.T. 33才、女（痔疾） 便秘がひどく、１週間に１回位で出血が度々あ
つた。何も服用しないとこの状態が変わらなかつ
た。
クエン酸を飲むが出血（切れる）は治らず下痢
をして良くならなかつた。又、パパインを飲むが
少しも変わらず、やはり痛い毎日であつた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 １ パパイン及びクエン酸の混合物を有効成分と
    する循環器系疾病治療剤。 ２ パパイン１重量部に対してクエン酸を0.05〜
    20重量部使用する請求の範囲第１項に記載の循環
    器系疾病治療剤。
JP57091794A 1982-05-29 1982-05-29 循環器系疾病治療剤 Granted JPS58208235A (ja)

Priority Applications (10)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57091794A JPS58208235A (ja) 1982-05-29 1982-05-29 循環器系疾病治療剤
US06/497,029 US4477434A (en) 1982-05-29 1983-05-23 Medicinal compositions, foods and beverages having therapeutic effects on diseases of circulatory system and digestive system
GB08314542A GB2122488B (en) 1982-05-29 1983-05-26 Compositions containing papain and citric acid
DE19833319575 DE3319575A1 (de) 1982-05-29 1983-05-30 Therapeutisch wirksame zusammensetzungen, nahrungsmittel und getraenke
DE3348165A DE3348165C2 (ja) 1982-05-29 1983-05-30
DE3348162A DE3348162C2 (ja) 1982-05-29 1983-05-30
DE3348153A DE3348153C2 (ja) 1982-05-29 1983-05-30
DE3348163A DE3348163C2 (ja) 1982-05-29 1983-05-30
FR8308899A FR2527446B1 (fr) 1982-05-29 1983-05-30 Composition pharmaceutique comprenant une association de papaine et d'acide citrique, pouvant etre prise dans un aliment ou une boisson
DE3348164A DE3348164C2 (ja) 1982-05-29 1983-05-30

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JP57091794A JPS58208235A (ja) 1982-05-29 1982-05-29 循環器系疾病治療剤

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Publication Number Publication Date
JPS58208235A JPS58208235A (ja) 1983-12-03
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ID=14036514

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JP57091794A Granted JPS58208235A (ja) 1982-05-29 1982-05-29 循環器系疾病治療剤

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH06172209A (ja) * 1992-12-10 1994-06-21 Reiko Kosaka 動物の健康用組成物
JP4666736B2 (ja) * 2000-09-05 2011-04-06 花王株式会社 高血圧症予防・改善・治療剤

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JPS58208235A (ja) 1983-12-03

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